JP2007111527A - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】縫製物の厚さの変化に対応できる縫いパラメータを自動的に切り替えるミシンを提供する。
【解決手段】押さえは、可動リンク機構2を介して駆動されて、縫製物を解放する上昇位置と縫製物16を押さえ付ける押さえ位置との間を移動可能である。厚さセンサ34を利用して、前記縫目形成地点の領域32外にある縫製物の厚さが検出される。位置センサ17により、前記押さえ位置にある前記押さえ22;28のベッド4に対する相対位置を検出する。前記位置センサ及び前記厚さセンサに信号伝送が行われるように接続19、35される制御装置20、43により、前記位置センサ及び前記厚さセンサの出力値に依存してミシン1の調整値を設定する。その結果、縫製物の厚さが変化する際、又は縫製物の種類が変化する際には、縫いパラメータに微細に適合化されたミシンの自動的な切換えがもたらされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の上位概念(所謂おいて部分、プリアンブル部分)に係るミシンに関する。
そのようなミシンは特許文献1から知られている。そこでは縫目形成地点に入る前の縫製物の厚さが測定されるようになっている。
この厚さセンサにより得られる測定値は、布の厚さが変化した時にミシンを切り換えるために必要な調整値を設定する際に、一助となることが判明している。この切換えを、縫われる縫製物に対してより微細に適合化することが依然として要求されている。
欧州特許出願公開第1479809号明細書
このため、縫製物の厚さが変化する際に、縫製物のパラメータに対し微細に適合化されたミシンの切換えが自動的に行われるように、冒頭に記した種類のミシンを更に改良発展させることを、本発明では課題としている。
この課題は、本発明により、請求項1の特徴部分に記載の特徴を備えたミシンにより解決される。
本発明により、縫製物乃至は布のパラメータに対する適合化プロセスに、縫製対象である縫製物乃至は布の圧縮性に関する情報を入力すると、微細な適合化が可能となることが明らかになった。本発明においては、押さえ位置にある押さえの位置から縫製物の圧縮後の厚さを検出すると同時に、厚さセンサにより縫製物の圧縮前の厚さを検出することによって、この圧縮性が検出されるようになっている。本発明に従って縫製物の圧縮前後の厚さに関する測定データを組み合わせることによって、縫製物の圧縮後の厚さは圧縮前の厚さとは異なるために、非圧縮状態における縫製物の厚さの測定結果だけでは意味がないケースだけに限らず、圧縮前後の測定結果を組み合わせることにより初めて微細適合化のために必要な情報がもたらされるようなケースにおいても、縫製物のパラメータに対する縫いパラメータの微細な適合化が可能となる。その一例として、糸調子は、縫製物の圧縮前の厚さにも、また縫製物の圧縮性にも依存して、微細に適合化されるようになっている。更に、少なくとも一つの押さえの揚程調整、アームシャフトの回転数、縫目長さ、及びファン高さ等、その他の縫いパラメータについても、一方では位置センサ、他方では厚さセンサの情報の評価を通じて微細に適合化することができる。押さえとしては、縫目形成地点の領域で布を押さえ付ける布押さえや、送り工程の間に布を押さえ地点に同様に押さえ付けるようになっている送り押さえが使用されるとよい。設定されるミシン調整値への切換え、すなわち縫いパラメータの適合化は、制御装置により測定値に依存して行われる。手動切換えや手作業によるプログラムの適合化は不要である。それにより、縫製物を置き換える際の段取り時間が大幅に短縮される。他にも誤調整が回避される。微細な適合化により、押さえ、即ち布押さえ及び/又は送り押さえが布に加える押付け力の最小限化と同時に、確実な布送りを達成することができる。
請求項2に記載の位置センサは、構成上簡単に実現することができる。そこでは位置検出のために、押さえを運動させるリンク機構のいずれにせよ既に存在している運動が利用されるようになっている。このためそのような位置センサからは、簡単に測定することができる距離値が出力されるようになっている。或いはその代わりに、この可動リンク機構のいずれか特定の構成部品の空間位置を、そのために相対距離の測定を行う必要なく、決定するようにしてもよい。
請求3に記載の種類のセンサは、距離測定用として既に定評を博している。特に圧電素子は、ハウジングの内部に巧妙に組み込むことができる。その際にこの圧電素子は、公知のミシンにおいては可動リンク機構を介して押さえに加えられる押付け力が、押さえ位置にある押さえの高さ、即ち圧縮後の布厚さに依存するという事実に配慮して配置されるようになっている。光センサは、距離センサ、又は、例えば光バリアや光ローブ等、構成部品の絶対空間位置を決定するセンサのいずれかとして実施されるとよい。
請求項4に記載の超音波センサは、圧縮前の布厚さ測定用として特許文献1から知られるものである。そのようなセンサにより、圧縮前の布厚さを高信頼度で検出することができる。
請求項5に記載の厚さセンサの配置方式は、特に特許文献1のセンサ配置方式に対し、ブラケットが廃止されるために一段とコンパクトなものとなっている。縫製物を圧縮する押さえによる影響が、厚さセンサの測定エリアにおける縫製物の厚さには未だ表れないようにするためにも、厚さセンサの測定軸は、縫目形成地点の領域外に配置されなければならない。
請求項6に記載の制御装置により、ミシンの縫い速度を圧縮後の布厚さに対して適合化できるようになる。このため縫い速度を、一定の布厚さにおいて最大限可能となる縫い速度の至近に維持できるようになり、それにより縫い時間が全体的に短縮されるようになる。
請求項7に記載の制御装置により、縫製物のその時々の厚さに対して糸調子を最適化できるようになる。それにより厚手の素材の場合にも、整然とした縫目の形成が保証される。
請求項8に記載の制御装置により、縫い動作時の確実な送りが、同時に最小限の送り揚程で保証されるようになる。このため縫い速度を、一定の布厚さにおいて可能となる最高縫い速度の至近に維持することができる。それにより、縫い時間の短縮がもたらされる。
請求項9に記載の制御装置により、必要最小限の十分なファン高さが保証される。それにより、ミシン運転時の、このファンとの関連で導入される例えばリフトシリンダの給排気に要する時間が節減されると同時に、縫製物の位置決めを容易に行えるようになる。
請求項10に記載の制御装置により、布厚さに対する縫目長さの最適適合化が保証される。
請求項11に記載の制御装置により、確実な送りが保証されると同時に、縫い速度が高速である場合にも、縫製物に永久圧痕が生じることが防止されるようになる。
次に本発明の一実施例を図面に基づき詳しく説明する。
図1から3には、制御要素を除き、部品を一部取り外したミシン1が実物に忠実に再現されている。図4は、全体を符号2で示す上送り装置の各機械構成要素の連結状態を明らかにする図式図である。ミシン1の基本構造は周知であるために、以下では本発明にとり重要なミシン構成部品についてのみ詳しく説明する。
ミシン1は、C字形のハウジング3を有している。ミシン1は、ベッド4と上部アーム5を有しており、支柱6がこのベッド4をアーム5と接続してC字形を完成させている。アーム4の内部には、図示されない電動式アームシャフト7(図4を参照)が軸受けされている。このアームシャフト7の回転から、縫い針9を有する針棒8の上下運動、並びに上送り装置2の運動が、機械的な連結により導出されるようになっている。図4から各運動部品の配置構成が一目瞭然であるこの上送り装置2を駆動するために、アームシャフト7は一つのカム10に回転を防いで接続されている。カム10には連接棒11がリンクされ、この連接棒11は更にロッカーアーム12に連接されている。ロッカーアーム12は、ハウジングに固定される回り継手13を支点として、アームシャフト7と平行な揺動軸回りに揺動する。ロッカーアーム12は、そのカム連接棒11とは反対側の端部で、更にもう一本の連接棒14に連接されている。この連接棒11は、ベッド4に対して概ね垂直に延びる磁束線を有する磁場を発生する一つの永久磁石15を端持している。
図1、2及び4には、縫製対象である布16が厚地である場合の、以下では第1押さえ位置と呼ぶ押さえ位置にある上送り装置2が示されている。この第1押さえ位置においては、永久磁石15がホールセンサ17に直接隣接している。ホールセンサ17は、ハウジングに固定されるブラケット18に取り付けられている。ホールセンサ17は、信号ライン19を介して中央制御装置20に接続される。
永久磁石連接棒14は、そのロッカーアーム12とは反対側の端部で、図4において三角形の上の角のところで、三角レバー21にリンクされている。この三角レバー21の図4において左下の角は、布押さえ22にリンクされている。布押さえ22は、縫目形成地点の領域で布を押さえ付けるために利用されるものである。三角レバー21の図4において左下の継手と上側のハウジングカバー23との間には圧縮コイルばね24が支持されており、ばね力調節ねじ25によりその予荷重を調整できるようになっている。このばね力調節ねじ25は、電動式である。その駆動装置は、信号ライン26を介して制御装置20に接続される。電動式アクチュエータであるこのばね力調節ねじ25によって、布押さえの力が調整される。この力は、押さえ金22、28がそれにより布を押さえ位置に保持するための力である。三角レバー21の図4において右下の角の継手は、連結棒27を介して縫われる布のための送り押さえ28にリンクされている。
上送り装置2は、布押さえ22及び送り押さえ28を駆動して変位させる可動リンク機構である。布押さえ22及び送り押さえ28は、運転時に押さえ位置から布を解放する上昇位置に交互に上昇されることにより、布の上送りに寄与する。上昇位置にある布押さえ22及び送り押さえ28の位置は、このミシン1では電動式調節ダイヤル29を介して調整されるようになっている。調節ダイヤル29は、信号ライン30を介して制御装置20に接続される。
ミシン1は、縫い針9が布乃至は縫製物16を貫くところにの縫目形成地点を定義している。この縫目形成地点の領域32には更に、布乃至は縫製物16が、一方では布を押さえ付ける布押さえ22による影響を、他方では布を押さえ付ける送り押さえ28による影響を受けてしまう、図2において図の右側から左側へと延びている縫製物の送り方向31に沿って縫い針が布を貫く軸に隣接する区画も含まれている。
この縫目形成地点の領域32外、詳細には、縫い針9が布を貫く軸から縫製物送り方向31で見て手前側に距離Aをおいたところに、厚さセンサ34の測定軸33が延びている。厚さセンサ34は、ハウジング3表面の下側の縫いヘッドの領域に取り付けられる。この厚さセンサ34は、超音波センサとして実施される。そのような超音波センサを布厚さの測定に使用することは、特許文献1に説明されている。厚さセンサ34は、信号ライン35を介して中央制御装置20に接続される。
このミシン1では、電動式アクチュエータ36により第1の糸調子が調整されるようになっている。このアクチュエータ36は、信号ライン37を介して制御装置20に接続される。更にこのミシン1では、電動式アクチュエータ38により第2の糸調子が調整されるようになっている。このアクチュエータ38は、信号ライン39を介して制御装置20に接続される。このように二通りに調整される糸調子は、いずれも一本の同じ縫い糸に作用するものであればよい。或いはその代わりに、二通りに調整される糸調子が、夫々異なる縫い糸に作用するようにしてもよい。
このミシン1では、縫目長さ調節ダイヤル40として実施される電動式アクチュエータにより、縫目長さを調整できるようになっている。このアクチュエータは、信号ライン41を介して制御装置20に接続される。
制御装置20は、信号ライン42を介してモータ制御装置43に接続されており、モータ制御装置43は更に、図示されない方法により、アームシャフト7の駆動モータに信号伝送が行われるように接続されている。
布16を置いたり取り出したりするために、押さえ金22、28は両方とも、これらに機械的に連結された、三角ジョイント(三角レバー)21に至るまでの全ての構成部品と一緒に、図示されない一つの空気圧シリンダにより、同様に図示されない高さ制限装置に向かって上昇されるようになっている。高さ制限装置は、三角レバー21の上方に配置されるとよいが、連接棒14の上方に配置されてもかまわない。この揚程制限装置は、アクチュエータとして、電動式の調整駆動装置を有しているとよく、それにより揚程制限装置の位置を調整することで、縫製物を置いたり取り出したりするために必要な揚程を調整できるようになる。この揚程制限装置の電動式駆動装置も又、図示されない信号ラインを介して制御装置に接続されるようになっている。
ばね力調節ねじ25、揚程調節ダイヤル29、糸調子アクチュエータ36、38、縫目長さ調節ダイヤル40、揚程制限装置アクチュエータ、並びにモータ制御装置43の調整値の設定は、次のようにして行われる。
上送りの間、布押さえ22及び送り押さえ28は、上送り装置2により、押さえ位置と上昇位置間を交互に移動される。押さえ位置においては、布押さえ22の位置にとっても、又送り押さえ28の位置にとっても、布をどの厚さに圧縮できるかが重要となる。図1、2及び4に示されるこの第1押さえ位置には、布押さえ22により、圧縮前の略半分の厚さに圧縮することができる比較的厚手の、例えば二枚重ねの布16が示されている。
図3に示される第2の押さえ位置には、実質的に圧縮することができない比較的薄手の、例えば一重の縫製物16、例えば皮革が示されている。かなり厚手の布でも、布の品質によっては、押さえ位置において殆ど圧縮できないものもある。
連接棒14は、ブラケット18までの距離が、布押さえ22乃至は送り押さえ28が上昇位置と押さえ位置間を移動する際には絶えず変化するようになっている、上送り装置2の運動部である。例えば第1押さえ位置において、圧縮状態においても尚もかなりの厚さを持つ布が存在する場合は、永久磁石15がより間近なところでホールセンサ17に隣接する。このためホールセンサ17は、永久磁石15のこの接近に対応した信号を、信号ライン19を介して制御装置20に転送する。
押さえ位置に圧縮性に比較的優れた布、又は元から薄手である布が存在する場合は、永久磁石15のホールセンサ17からの距離が広がり、その結果、この圧縮されて一段と薄くなった布厚さに対応したセンサ信号が発生される。
ホールセンサ17と永久磁石15間の距離は、上送り装置2の運転時には、ブラケット18と連接棒14間の距離が変化する結果、周期的に変化する。布押さえ22が送り押さえ28と同時に押さえ位置にある時には常に、ホールセンサ17と永久磁石15間の距離が極値に達している。制御装置20は、ホールセンサ17の出力値を相応に時間解像して検出することによって、この極値を算出できるようになっている。この極値は、押さえ位置にある布押さえ22乃至は送り押さえ28の実際の位置と明確な対照性を有している。これは、布押さえ22乃至は送り押さえ28により圧縮された布乃至は縫製物16の厚さを表す尺度となる。
それに加えて更に、縫目形成地点領域32に到達する前の布16の厚さが、厚さセンサ34により測定されるようになっている。
それにより、一方ではホールセンサ17の測定値に、他方では厚さセンサ34の測定値に依存して、圧縮コイルばね24のばね力、上昇位置にある布押さえ22及び送り押さえ28の位置、ミシンの送り運転時の揚程、糸調子、縫目長さ、並びに縫い速度に関する設定値が、計算されるか、又は制御装置20に保存されている設定値表から読み出されるようになっている。これらの設定値は、制御装置20から、信号ライン26、30、37、39、41及び42を介して、ばね力調節ねじ25、揚程調節ダイヤル29、糸調子アクチュエータ36、糸調子アクチュエータ38、縫目長さ調節ダイヤル40、並びにモータ制御装置43に転送される。
例えば布を新たに重ねた場合など、送られてくる布16の厚さが変化すると、まず厚さセンサ34により、布厚さのこの変化が検出される。その場合はまず、一方では縫目長さ、他方では縫い針9が布を貫くから測定軸33までの距離Aが既知であるために、増大した布厚さに対する糸調子の適合化が、正確なタイミングで行われるようにするとよい。厚さを増した布のこの部分が、引き続いて縫目形成地点領域32を通過することにより、ホールセンサ17は、この布部分の圧縮後の布厚さの測定を行うことができる。布を、この布部分においてはほんの僅かだけしか圧縮できない場合、それは硬くて稠密な素材であり、糸調子を強くすることが要求される。このため厚さセンサ34とホールセンサ17の厚さ測定結果を比較することにより、アクチュエータ36、38の動作制御を通じて糸調子の相応の微調整を実施することができる。布16が、例えば綿やフリース等の圧縮性を持つ素材である場合は、厚さセンサ34により測定される厚さの値はホールセンサ17によるものよりも高くなる。中央制御装置20により、両者の測定値から布16を実際に縫う厚さを推定することができる。その結果、測定された布16の圧縮性に適合した糸調子の調整が行われる。この糸調子は、厚さセンサ34の測定結果だけしか利用できない場合、即ち測定のために使用できるのが圧縮前の布厚さだけしかない場合に調整されてしまうような糸調子よりも大幅に弱くなる。逆にホールセンサ17による測定だけによっても、この測定からは布が実際に圧縮性を有するのか否かが一切不明であるために、糸調子を決定できるだけの十分な測定根拠をもたらすことは全く不可能である。両者の測定結果を比較することにより初めて、適正な糸調子がもたらされるようになる。
上昇位置にある布押さえ22及び送り押さえ28の位置、即ち揚程調整量についても、一方では厚さセンサ34の、他方ではホールセンサ17の測定結果を比較することにより微細な適合化が可能となる。圧縮性を持つ布(図2を参照)の場合は、布押さえ18乃至は送り押さえ28の上昇時に布が除荷され、それによりホールセンサ17により測定された位置よりも布が厚くなるために、ホールセンサ17による厚さ測定だけだと、揚程調節値が低くなり過ぎる場合がある。この除荷による影響には、厚さセンサ34の測定結果との比較を通じて配慮することができる。この場合も、一方ではホールセンサ17の、他方では厚さセンサ28の測定結果から、中央制御装置20により必要な揚程調整量が推定されるようになっている。布押さえ22乃至は送り押さえ28が上昇されている時の縫製物の厚さは、圧縮後の厚さよりも大きく、かつ厚さセンサ34の測定エリア内の、完全に除荷されている圧縮前の厚さよりは若干小さくなるために、揚程は、厚さセンサ34の測定結果だけに基づいて行われる場合よりも若干低い値に調整されるようになっている。例えば布を重ねたり、重なっている布を取り去ったりすること等によって、厚さが段階的に増減する布にについても、揚程調整量の適合化が両センサ34及び17の測定結果の比較を通じて行われるようにするとよい。
両センサ34、17の測定結果がいずれも同じ厚さを示す場合、即ち布が圧縮性を持たない場合は、糸調子及び揚程調整量は、布厚さの測定結果に対して厳密に適合化される。
押さえ金22、28により圧縮される布16が厚いほど、モータ制御装置43により設定されるアームシャフト7の回転数が低い値に選定されるとよい。これについても、厚さセンサ34からは圧縮前の布厚さだけしか送られないために、厚さセンサ34の測定結果だけでは不十分である。この場合も両センサ17及び34の測定結果を比較することにより、適正な回転数がもたらされる。縫目長さについても同様であるが、なぜなら縫目長さ調節ダイヤル40により縫目長さを変えることにより補償できる縫目長さの損失が、押さえ金22、28により圧縮される布16が厚いほど、大きくなるからである。ここでも厚さセンサ34の測定結果だけでは、それ以上参考とはならないのである。
ばね力調節ねじ25により、両センサ17、34の測定結果に基づいて、布押さえ押付け力を調整することができる。繊細な縫製物16には、押さえ金22、28による圧痕が残る場合があるために、布押さえ押付け力は可能な限り小さく調整されなればならない。送りの際の回転数が上昇するほど、及び/又は押さえ金22、28の揚程が増大するほど、縫製物16の確実な送りを保証するために欠かせない、必要布押さえ押付け力が増大する。ホールセンサ17の信号の時間挙動を評価することによって、布押さえ押付け力が低くなり過ぎる場合には、押さえ金22、28が押さえ位置に存在している周期が、時間的に短くなり過ぎるために、布押さえ押付け力がどの時点から低くなり過ぎるのかを確認することができる。そのような状況が検出されると直ちに、ばね圧調節ねじ25に相応の値を設定することによって、布押さえ押付け力を相応に再調整することができる。押さえ金22、28の下の縫製物16の厚さが増す場合は、圧縮コイルばね24が、素材の厚さが増した分だけ強い力で圧縮されるために、布押さえ押付け力は自動的に増大される。布厚さのこの増大は、両センサ17、34により検出され、ばね圧調節ねじ25の相応の制御を通じて補償されるようにするとよい。
最後に、揚程制限装置アクチュエータにより、両センサ17、34の測定結果に基づいて、ファン高さを設定できるようになっている。その際には押さえ金22、28が、布16を楽に置いたり取り出したりできる位置まで上昇されるようになっている。このファン高さも又、ファン高さにとっては厚さセンサ34により測定される圧縮前の布厚さが重要となるために、ホールセンサ17の測定結果を利用して調整することは不可能である。従ってファン高さとして、必要最小限の高さが選択されるようにするとよい。それにより、上送り装置2の部材であるリフトシリンダの給排気に際し、時間が節減されるようになる。それ以外にも更に、布を簡単に位置決めできるようになる。
図1から4に示される実施例ではホールセンサ17と永久磁石15とにより構成される位置センサは、その代わりに別の種類のセンサにより具現されてもかまわない。この位置センサは、例えば容量性近接センサとして構成されるとよく、その場合はブラケット18と連接棒14が、容量を測定されるコンデンサの部材となる。他にもこの位置センサは、布押さえ22に推力が伝達されるように接続される構成部品、例えば圧縮コイルばね24と、ハウジングに固定されるミシン1の構成部品、例えばハウジングカバー23との間に配置される圧電素子として構成されてもかまわない。その場合この圧電素子は、圧縮コイルばね24から押さえ位置にある布押さえ22乃至は送り押さえ28に加えられる押付け力を測定する。この押付け力は、押さえ位置にある布押さえ22乃至は送り押さえ28が、その下に位置する相応の厚さを有する布によってどのくらい強く持ち上げられるかに応じて決まるようになっている。位置センサは、更に別の変形例において、光センサとして、例えば光ローブとして構成されてもかまわない。
ホールセンサ17及び厚さセンサ34により測定された布厚さに対する調整値の適合化は、特に、縫い工程の間にそれ自体連続的に変化する圧縮後の布厚さに対して、遅滞なく行われるようにするとよい。
以上では、布を押さえ付ける布押さえ22を例にとり、圧縮後の布の厚さ測定に利用される位置検出方法について説明した。この測定は、布を押さえ付けている押さえ位置にある送り押さえ28によっても、全く同じように実施することができる。
以上ではミシン構成部品の電動式駆動装置について言及したが、この駆動装置は、空気圧式駆動装置でも、油圧式駆動装置でも、リニアモータでも、ステップモータでもかまわない。
略示の制御装置を有する、ハウジング要素を一部取り外したミシンの見取り図である。 圧縮性を持つ厚手の布が挿入され、布押さえが押さえ位置にある、ヘッドカバーを取り外して一部を切り開いて示したミシンの前面図である。 実質的に圧縮性を持たない薄手の布が挿入され、布押さえが押さえ位置にある、図2と同様のミシンの図である。 上送り装置を、図2に示されるのと同じ位置で図式的に示したものである。
符号の説明
1 ミシン
2 上送り装置
3 ハウジング
4 ベッド
5 アーム
6 支柱
7 アームシャフト
8 縫い針
9 針棒
10 カム
11 連接棒
12 ロッカーアーム
13 回り継手
14 連接棒
15 永久磁石
16 縫製物
17 ホールセンサ
18 ブラケット
19 信号ライン
20 中央制御装置
21 三角レバー
22 布押さえ
23 上部ハウジングカバー
24 圧縮コイルばね
25 ばね力調節ねじ
26 信号ライン
27 連結棒
28 送り押さえ
29 揚程調節ダイヤル
30 信号ライン
31 縫製物送り方向
32 縫目形成地点領域
33 測定軸
34 厚さセンサ
35 信号ライン
36 糸調子アクチュエータ
37 信号ライン
38 糸調子アクチュエータ
39 信号ライン
40 縫目長さ調節ダイヤル
41 信号ライン
42 信号ライン
43 モータ制御装置

Claims (11)

  1. −ハウジング(3)と、
    −ベッド(4)と、
    −上部アーム(5)と、
    −前記ベッド(4)と前記上部アーム(5)とを接続する支柱(6)と、
    −縫目形成地点の領域(32)にて縫製物(16)を押さえ付ける、少なくとも一つの押さえ(22;28)と
    を有するミシン(1)であって、
    前記押さえ(22;28)が、可動リンク機構(2)を介して駆動されて、
    --縫製物(16)を解放する上昇位置と、
    --縫製物(16)を押さえ付ける押さえ位置と
    の間を移動可能であり、更に、
    −前記縫目形成地点の領域(32)外にある縫製物(16)の厚さを検出する厚さセンサ(34)を有しているミシンにおいて、
    −前記押さえ位置にある前記押さえ(22;28)の前記ベッド(4)に対する相対位置を検出する位置センサ(17)、並びに
    −当該位置センサ(17)及び前記厚さセンサ(34)の出力値に依存してミシン(1)の調整値を設定するための、前記位置センサ(17)及び前記厚さセンサ(34)に信号伝送が行われるように接続(19、35)された制御装置(20、43)
    を特徴とする、ミシン。
  2. 請求項1に記載のミシンにおいて、前記可動リンク機構(2)に、前記押さえ(22;28)が前記上昇位置と前記押さえ位置間を移動する際に、ハウジングに固定された基準体(18)までの距離が常時変化するようになっている、少なくとも一つの可動リンク部(14)が存在すること、その際に前記位置センサ(17)は、前記ハウジングに固定された基準体(18)までの前記可動リンク部(14)の距離を測定するように構成されることを特徴とする、ミシン。
  3. 請求項1または2に記載のミシンにおいて、前記位置センサが、ホールセンサ(17)として、又は容量性近接センサとして、又は圧電素子として、又は光センサとして構成されることを特徴とする、ミシン。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のミシンにおいて、前記厚さセンサ(34)が超音波センサとして構成されることを特徴とする、ミシン。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のミシンにおいて、前記厚さセンサ(34)の測定軸(33)が前記縫目形成地点の領域(32)外に位置すると同時に、前記縫目形成地点の領域(32)に直接隣接するように、前記厚さセンサ(34)が前記ハウジング(3)に直接取り付けられることを特徴とする、ミシン。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のミシンにおいて、調整値として、ミシン(1)の縫い部品若しくは送り部品(8、9、22、28)を駆動するアームシャフト(7)の回転数が設定されるように、前記制御装置(20、43)が実施されることを特徴とする、ミシン。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のミシンにおいて、調整値として、糸調子装置(36、38)の糸調子設定値が設定されるように、前記制御装置(20、43)が実施されることを特徴とする、ミシン。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のミシンにおいて、調整値として、縫製物(16)の確実な送りのために縫い工程における前記押さえ(22;28)の揚程が設定されるように、前記制御装置(20、43)が実施されることを特徴とする、ミシン。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のミシンにおいて、調整値として、ファン高さの調整のために、前記押さえ(22;28)の揚程制限装置の位置が設定されるように、前記制御装置(20、43)が実施されることを特徴とする、ミシン。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載のミシンにおいて、調整値として、ミシン(1)の送り機構の縫目長さ調整装置(40)の一回の送り量が設定されるように、前記制御装置(20、43)が実施されることを特徴とする、ミシン。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のミシンにおいて、調整値として、前記押さえ(22;28)が縫製物(16)を前記押さえ位置に固定するための布押さえ押付け力が設定されるように、前記制御装置(20、43)が実施されることを特徴とする、ミシン。
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