JP2007105829A - 切削ブレードの交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレード着脱手段のブレード把持手段に把持された切削ブレードの軸心と回転スピンドルの軸心を確実に合致させることができる切削ブレードの交換装置を提供する。
【解決手段】切削ブレードを交換する切削ブレードの交換装置であって、切削ブレード着脱機構は9a、9b切削ブレード635のハブ636の外周を把持する切削ブレード把持手段91a、91bと、切削ブレード把持手段を装着する支持プレート92と、支持プレート92を支持する支持手段93と、支持手段を進退する移動手段83とを具備しており、切削ブレード把持手段は切削ブレード635のハブ636の外周を把持するための周方向に間隔を置いて配設された複数の把持部材911と、複数の把持部材をそれぞれ径方向に作動する把持部材作動手段と、複数の把持部材の中心に配設され回転スピンドル632の先端面の軸心に形成された係合凹部632aと係合する位置決め手段を具備している。
【選択図】図8

Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物を切削する切削装置に装備される切削ブレードの交換装置に関する。
例えば、半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に形成されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって区画された多数の領域にIC、LSI等の回路を形成し、該回路が形成された各領域を分割予定ラインに沿って分割することにより個々の半導体チップを製造している。半導体ウエーハを分割する分割装置としては一般にダイシング装置としての切削装置が用いられている。この切削装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードを備えた切削手段とを具備している。
上述した切削装置に装備される切削ブレードは、使用により磨耗するので、所定時間使用したら交換する必要がある。この切削ブレードの交換を自動的に実施するブレードオートチェンジャーが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。このブレードオートチェンジャーは、切削ブレードを回転スピンドルの先端に締結する締結ナットを着脱する締結ナット着脱手段と、切削ブレードを回転スピンドルの先端に着脱するブレード着脱手段とを具備している。そして、締結ナット着脱手段は基端が揺動可能に配置された支持アームと該支持アームとの先端に配設されたナット回動手段とからなっており、ブレード着脱手段基端が揺動可能に配置された支持アームと該支持アームとの先端に配設されたブレード把持手段とからなっている。
特許第2617876号公報
上述したブレードオートチェンジャーにおいては、ブレード着脱手段のブレード把持手段は、切削ブレードを交換する際に把持した切削ブレードの軸心を回転スピンドルの軸心に合致させる必要がある。しかるに、ブレード着脱手段の構成部材等が熱膨張すると、ブレード把持手段に把持された切削ブレードの軸心と回転スピンドルの軸心が合致しなくなり、切削ブレードの自動交換が不可能になるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、ブレード着脱手段のブレード把持手段に把持された切削ブレードの軸心と回転スピンドルの軸心を確実に合致させることができる切削ブレードの交換装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削手段とを具備し、該切削手段が回転スピンドルと該回転スピンドルの先端部に嵌合した切削ブレードと該回転スピンドルの先端部に螺合し該切削ブレードを締結するための締結ナットを備えている切削装置に配設され、該切削ブレードを交換する切削ブレードの交換装置において、
該回転スピンドルから離隔した位置に配設され使用前の切削ブレードを収容する第1のブレード収容手段と使用済みの切削ブレードを収容する第2のブレード収容手段とを備えたブレードラックと、該締結ナットを着脱する締結ナット着脱機構と、該切削ブレードを該回転スピンドルの先端部に着脱する切削ブレード着脱機構と、該切削ブレード着脱機構を該回転スピンドルの先端面と対向するブレード着脱位置と該ブレードラックの該第1のブレード収容手段と対向する使用前ブレード受け取り位置および該第2のブレード収容手段と対向する使用済みブレード収納位置に位置付ける切削ブレード着脱機構位置付け手段と、を具備し、
該切削ブレード着脱機構は、切削ブレードのハブの外周を把持する切削ブレード把持手段と、該切削ブレード把持手段を装着する支持プレートと、該支持プレートを支持する支持手段と、該支持手段を進退する移動手段と、を具備しており、
該切削ブレード把持手段は、切削ブレードのハブの外周を把持するための周方向に間隔を置いて配設された複数の把持部材と、該複数の把持部材をそれぞれ径方向に作動する把持部材作動手段と、該複数の把持部材の中心に配設され該回転スピンドルの先端面の軸心に形成された係合凹部と係合する位置決め手段と、を具備し、
該支持手段は、該支持プレートを該回転スピンドルの軸心方向に直交する方向に移動可能に支持し、
該移動手段は、該支持手段を該回転スピンドルの軸心方向に進退せしめる、
ことを特徴とする切削ブレードの交換装置が提供される。
上記切削ブレード把持手段は使用前の切削ブレードを把持する第1の切削ブレード把持手段と使用済みの切削ブレードを把持する第2の把持手段とを備え、該第1の切削ブレード把持手段と該第2の把持手段が上記支持プレートに装着されている。
上記支持手段は上記支持プレートを少なくとも180度回転する回転手段を含み、該第1の切削ブレード把持手段と該第2の把持手段は支持プレートの回転中心に対して点対象の位置に配設されている。
本発明によるに切削ブレードの交換装置においては、切削ブレード把持手段が装着される支持プレートを支持する支持手段が、支持プレートを回転スピンドルの軸心方向に直交する方向に移動可能に支持しているので、各構成部材の熱膨張等によって回転スピンドルの軸心と置決め手段の軸心が僅かにズレていても、位置決め手段は回転スピンドルの先端面の軸心に形成された係合凹部と係合することにより強制的に回転スピンドルの軸心に合致せしめられる。従って、切削ブレード把持手段の複数の把持部材によって把持される切削ブレードの軸心も回転スピンドルの軸心と合致するので、回転スピンドルへの着脱を確実に行うことができる。
以下、本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置を装備した切削装置の要部斜視図が示されている。
図1に示された切削装置は、静止基台2を具備している。この静止基台2上には、被加工物を保持し矢印Xで示す切削送り方向に移動せしめるチャックテーブル機構3が配設されている。
図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、静止基台2の上面に配設された第1の案内レール31aと第2の案内レール31bを備えている。この第1の案内レール31aと第2の案内レール31bは、それぞれ一対のレール部材311、311とからなっており、図において矢印Xで示す切削送り方向に沿って互いに平行に延設されている。この第1の案内レール31aと第2の案内レール31b上には、それぞれ第1の支持基台32aと第2の支持基台32bが第1の案内レール31aと第2の案内レール31bに沿って移動可能に配設されている。即ち、第1の支持基台32aと第2の支持基台32bにはそれぞれ被案内溝321、321が設けられており、この被案内溝321、321を第1の案内レール31aと第2の案内レール31bを構成する一対のレール部材311、311に嵌合することにより、第1の支持基台32aと第2の支持基台32bは第1の案内レール31aと第2の案内レール31bに沿って移動可能に構成される。
第1の支持基台32aと第2の支持基台32b上にはそれぞれ第1の円筒部材33aと第2の円筒部材33bが配設され、この第1の円筒部材33aと第2の円筒部材33bの上端にそれぞれ第1のチャックテーブル34aと第2のチャックテーブル34bが回転可能に配設されている。この第1のチャックテーブル34aと第2のチャックテーブル34bは多孔質セラミッックスの如き適宜の多孔性材料から構成されており、図示しない吸引手段に接続されている。従って、第1のチャックテーブル34aと第2のチャックテーブル34bを図示しない吸引手段によって吸引源に選択的に連通することにより、載置面341、341上に載置された被加工物を吸引保持する。また、第1のチャックテーブル34aと第2のチャックテーブル34bは、それぞれ第1の円筒部材33aと第2の円筒部材33b内に配設されたパルスモータ(図示せず)によって適宜回動せしめられるようになっている。なお、第1の円筒部材33aと第2の円筒部材33bの上端部には、それぞれ第1のチャックテーブル34aと第2のチャックテーブル34bを挿通する穴を有しそれぞれ上記第1の支持基台32aと第2の支持基台32bを覆う第1のカバー部材35aと第2のカバー部材35bが配設されている。この第1のカバー部材35aと第2のカバー部材35bの上面には、それぞれ後述する切削ブレードの位置を検出するための第1のブレード検出手段36aと第2のブレード検出手段36bが配設されている。
図1に基づいて説明を続けると、図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1のチャックテーブル34aと第2のチャックテーブル34bをそれぞれ第1の案内レール31aと第2の案内レール31bに沿って図1において矢印Xで示す切削送り方向に移動させるための第1の切削送り手段37aと第2の切削送り手段37bを備えている。第1の切削送り手段37aと第2の切削送り手段37bは、それぞれ第1の案内レール31aと第2の案内レール31bを構成する一対のレール部材311、311の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、雄ネジロッド371の一端部を回転可能に支持する軸受372と、雄ネジロッド371の他端に連結され該雄ネジロッド371を正転または逆転駆動するパルスモータ373とからなっている。このように構成された第1の切削送り手段37aと第2の切削送り手段37bは、それぞれ雄ネジロッド371が上記第1の支持基台32aと第2の支持基台32bに形成された雌ネジ322に螺合される。従って、第1の切削送り手段37aと第2の切削送り手段37bは、それぞれパルスモータ373を駆動して雄ネジロッド371を正転または逆転駆動することにより、上記第1の支持基台32aと第2の支持基台32bに配設された第1のチャックテーブル34aと第2のチャックテーブル34bをそれぞれ第1の案内レール31aと第2の案内レール31bに沿って図1において矢印Xで示す切削送り方向に移動することができる。
図示の実施形態における切削装置は、上記第1の案内レール31aと第2の案内レール31bを跨いで配設された門型の支持フレーム4を備えている。この門型の支持フレーム4は、第1の案内レール31aの側方に配設された第1の柱部41と、第2の案内レール31bの側方に配設された第2の柱部42と、第1の柱部41と第2の柱部42の上端を連結し矢印Xで示す切削送り方向と直交する矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って配設された支持部43とからなり、中央部には上記第1のチャックテーブル34aと第2のチャックテーブル34bの移動を許容する開口44が設けられている。第1の柱部41と第2の柱部42の上端部はそれぞれ幅広に形成されており、この上端部にはそれぞれ後述する切削手段のスピンドルユニットの移動を許容する開口411と421が設けられている。上記支持部43の一方の面には矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って一対の案内レール431、431が設けられており、他方の面には図3に示すように紙面に垂直な方向(図1において(矢印Yで示す割り出し送り方向)に沿って一対の案内レール432、432が設けられている。
図示の実施形態における切削装置は、上記門型の支持フレーム4の支持部43に設けられた一対の案内レール431、431に沿って移動可能に配設された第1のアライメント手段5aと第2のアライメント手段5bを備えている。第1のアライメント手段5aと第2のアライメント手段5bは、それぞれ移動ブロック51と、該移動ブロック51を一対の案内レール431、431に沿って移動するための移動手段52、52と、移動ブロック51に装着された撮像手段53、53とからなっている。移動ブロック51、51にはそれぞれ上記一対の案内レール431、431と嵌合する被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を一対の案内レール431、431に嵌合することにより、移動ブロック51、51は一対の案内レール431、431に沿って移動可能に構成される。
移動手段52、52は、それぞれ一対の案内レール431、431の間に平行に配設された雄ネジロッド521と、雄ネジロッド521の一端部を回転可能に支持する軸受522と、雄ネジロッド521の他端に連結され該雄ネジロッド521を正転または逆転駆動するパルスモータ523とからなっている。このように構成された移動手段52、52は、それぞれ雄ネジロッド521が上記移動ブロック51、51に形成された雌ネジ512に螺合される。従って、移動手段52、52は、それぞれパルスモータ523を駆動して雄ネジロッド521を正転または逆転駆動することにより、移動ブロック51、51を一対の案内レール431、431に沿って図2において矢印Yで示す割り出し送り方向に移動することができる。
上記移動ブロック51、51にそれぞれ装着された撮像手段53、53は、それぞれ撮像素子(CCD)を備えており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
上記門型の支持フレーム4を構成する支持部43の他方の面(上記第1のアライメント手段5aと第2のアライメント手段5bが配設された面と反対側の面)には、第1の切削手段6aと第2の切削手段6bが配設されている。第1の切削手段6aと第2の切削手段6bについて、図2および図3を参照して説明する。第1の切削手段6aと第2の切削手段6bは、それぞれ割り出し移動基台61と切り込み移動基台62およびスピンドルユニット63を具備している。割り出し移動基台61は、一方の面に上記支持部43の他方の面に設けられた一対の案内レール432、432と嵌合する被案内溝611、611が設けられており、この被案内溝611、611を一対の案内レール432、432に嵌合することにより、割り出し移動基台61は一対の案内レール432、432に沿って移動可能に構成される。また、割り出し移動基台61の他方の面には、図3に示すように矢印Zで示す切り込み送り方向(第1のチャックテーブル34aと第2のチャックテーブル34bの載置面341に垂直な方向)に沿って一対の案内レール612、612(図3には一方の案内レールのみが示されている)が設けられている。なお、割り出し移動基台61、61の一方の面には、後述する割り出し送り手段の雄ネジロッドの挿通を許容する逃げ溝613、613が上下方向に段差を設けて設けられている。
上記切り込み移動基台62は、上下方向に延びる被支持部621と、該被支持部621の下端から直角に水平に延びる装着部622とからなっている。図2に示すように被支持部621における装着部622側の面には上記割り出し移動基台61の他方の面に設けられた一対の案内レール612、612と嵌合する被案内溝623、623(図3には一方の被案内溝のみが示されている)が設けられており、この被案内溝623、623を一対の案内レール612、612に嵌合することにより、切り込み移動基台62は一対の案内レール612、612に沿って矢印Zで示す切り込み送り方向に移動可能に構成される。このようにして割り出し移動基台61に装着された切り込み移動基台62は、図1に示すように装着部622が門型の支持フレーム4の上記割り出し移動基台61が装着された他方の面側から開口44を通して上記第1のアライメント手段5aと第2のアライメント手段5bが装着された一方の面側に突出して配置される。
上記スピンドルユニット63は、第1の切削手段6aと第2の切削手段6bの切り込み移動基台62を形成する装着部622の下面にそれぞれ装着されている。このスピンドルユニット63は、それぞれ図4に示すようにスピンドルハウジング631と、該スピンドルハウジング631に回転可能に支持され図示しないサーボモータによって回転せしめられる回転スピンドル632と、該回転スピンドル632の先端部に装着されたブレード装着部材633と、回転スピンドル632の先端部に設けられた図示しない雄ネジと螺合しブレード装着部材633を固定する固定ナット634と、ブレード装着部材633に装着される切削ブレード635と、該切削ブレード635をブレード装着部材633との間で挟持固定するための締結ナット638とを具備している。
ブレード装着部材633は、円筒状の装着部633aと、該装着部633aの一端に設けられたフランジ部633bとを具備しており、装着部633aの他端部(先端部)に雄ネジ633cが形成されている。なお、回転スピンドル632の先端面には、軸心に係合凹部632aが形成されている。
切削ブレード635は、アルミニウム等の金属材によって形成され中央部に嵌合穴636aを備えた環状のハブ636と、該環状のハブ636の一方の側面に砥粒をニッケルメッキによって固定し、環状のハブ636の外周部をエッチングにより除去して切れ刃となる砥石ブレード637を突出させた電鋳砥石ブレードからなっている。なお、環状のハブ636の側面には環状の被把持部636bが突出して形成されている。この被把持部636bの外周面には、後述するブレード交換装置を構成する切削ブレード把持手段の把持爪が係合する環状溝636cが形成されている、このように構成された切削ブレード635は、環状のハブ636の嵌合穴636aをブレード装着部材633の円筒状の装着部633aに嵌合する。そして、締結ナット638を円筒状の装着部633aに形成された雄ネジ633cに螺合することにより、切削ブレード635はブレード装着部材633のフランジ部633bと締結ナット638によって挟持固定される。なお、締結ナット638の側面には、後述するブレード交換装置を構成する締結ナット着脱手段の回動ピンが嵌合する4個のピン嵌合穴638aがそれぞれ90度の位相をもって設けられている。また、締結ナット638の外周面には、後述するブレード交換装置を構成する締結ナット着脱手段のナット把持爪が係合する環状溝638bが形成されている。
なお、第1の切削手段6aの回転スピンドル632と第2の切削手段6bの回転スピンドル632は、図2に示すように軸線方向が矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って配設されている。そして、第1の切削手段6aの回転スピンドル632に装着される切削ブレード633と第2の切削手段6bの回転スピンドル632に装着される切削ブレード633は、互いに対向して配設されている。
また、図示の実施形態におけるスピンドルユニット63は、図5に示すように上記スピンドルハウジング631を覆うスピンドルカバー64と、該スピンドルカバー64の先端に装着され上記切削ブレード635を覆うブレードカバー65を備えている。ブレードカバー65は、スピンドルカバー64の先端に装着された第1のカバー部材651と、該第1のカバー部材651の前面に装着され側方に移動可能に配設された第2のカバー部材652とからなっており、該第2のカバー部材652は図示しないエアーピストン機構によって図5において実線で示す開放位置と、図5において2点鎖線で示す閉止位置に位置付けられる。この第2のカバー部材652は、切削時には図5において2点鎖線で示す閉止位置に位置付けられ、切削ブレードの交換時には図5において実線で示す開放位置に位置付けられる。なお、第1のカバー部材651と第2のカバー部材652には、それぞれ切削水供給ノズル66が配設されている(図5には第2のカバー部材652に配設された切削水供給ノズル66のみが示されている)。この第1のカバー部材651および第2のカバー部材652に配設された切削水供給ノズル66は、図示しない切削水供給手段に接続されている。
図示の実施形態における第1の切削手段6aと第2の切削手段6bは、上記割り出し移動基台61、61を一対の案内レール432、432に沿って図2において矢印Yで示す割り出し送り方向に移動するための割り出し送り手段64、64を具備している。割り出し送り手段64、64は、それぞれ一対の案内レール432、432の間に平行に配設された雄ネジロッド641と、雄ネジロッド641の一端部を回転可能に支持する軸受642と、雄ネジロッド641の他端に連結され該雄ネジロッド641を正転または逆転駆動するパルスモータ643とからなっている。なお、雄ネジロッド641、641は、上記割り出し移動基台61、61に設けられた逃げ溝613、613とそれぞれ対応する高さ位置に配設されている。このように構成された割り出し送り手段64、64は、それぞれ雄ネジロッド641、641が上記割り出し移動基台61、61に形成された雌ネジ614、614に螺合される。従って、割り出し送り手段64、64は、それぞれパルスモータ643、643を駆動して雄ネジロッド641、641を正転または逆転駆動することにより、割り出し移動基台61、61を一対の案内レール432、432に沿って図1において矢印Yで示す割り出し送り方向に移動することができる。この割り出し移動基台61、61が移動する際に雄ネジロッド641、641が、割り出し移動基台61、61に設けられた逃げ溝613、613を挿通することにより、割り出し移動基台61、61はその移動が許容される。
また、図示の実施形態における第1の切削手段6aと第2の切削手段6bは、図2および図3に示すように上記切り込み移動基台62、62を一対の案内レール612、612に沿って矢印Zで示す切り込み送り方向に移動するための切り込み送り手段65、65を具備している。切り込み送り手段65、65は、それぞれ一対の案内レール612、612と平行に配設された雄ネジロッド651と、雄ネジロッド651の一端部を回転可能に支持する軸受652と、雄ネジロッド651の他端に連結され該雄ネジロッド651を正転または逆転駆動するパルスモータ653とからなっている。このように構成された切り込み送り手段65、65は、それぞれ雄ネジロッド651が上記切り込み移動基台62の被支持部621に形成された雌ネジ622aに螺合される。従って、切り込み送り手段65、65は、それぞれパルスモータ653を駆動して雄ネジロッド651を正転または逆転駆動することにより、切り込み移動基台62を一対の案内レール622、622に沿って図1および図3において矢印Zで示す切り込み送り方向に移動することができる。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態における切削装置は、上記回転スピンドル632に装着する切削ブレード635を交換するための切削ブレード交換装置7を具備している。切削ブレード交換装置7は、上記門型の支持フレーム4の後方(第1の切削手段6aと第2の切削手段6bが配設された側)に配置されている。このブレード交換装置7は、上記門型の支持フレーム4の後方両側に配設された第1ブレードラック71aおよび第2のブレードラック71bと、該第1ブレードラック71aと第2のブレードラック71bとの間に配設された案内手段72と、該案内手段72に沿って移動せしめられる可動基板73とを具備している。
第1ブレードラック71aおよび第2のブレードラック71bは、それぞれ上記回転スピンドル632から離隔した位置に上記案内手段72を挟んで対向して配設されている。この第1ブレードラック71aおよび第2のブレードラック71bは、図6に示すように支持板711と、該支持板711に取付けられた第1のブレード収容手段712および第2のブレード収容手段713を備えている。支持板711は、上記静止基台2上に配設された支持基台710に固定されている。第1のブレード収容手段712は、支持板711に一端が取付けられた支持軸712aと、該支持軸712aに嵌挿された環状の押圧部材712bと、該押圧部材712bと支持板711との間に配設された非常に弱いばね力の圧縮コイルスプリング712cとからなっている。なお、支持軸712aの他端面には係合凹部712dが形成されている。また、支持軸712aには、他端部外周面に切削ブレード635が挿入された状態で位置規制する規制手段712eが配設されている。この規制手段712eは、周方向に間隔を置いて配設された複数のボールと該複数のボールをそれぞれ径方向外側に押圧する複数のスプリングとからなっており、各ボールに作用する力が所定の値までは規制機能が働くようになっている。従って、上記押圧部材712bは、規制手段712eによって支持軸712aの他端側への移動が規制される。このように構成された第1のブレード収容手段712には、使用前の切削ブレード635のハブ636に設けられた嵌合穴636aが支持軸712aに嵌挿して数個収容される。このとき、上記押圧部材712bを圧縮コイルスプリング712cのばね力に抗して後退せしめるとともに、上記規制手段712eのボールを径方向内方に後退させて、切削ブレード635を規制手段712eより支持軸712aの一端側に位置付ける。このようにして、支持軸712aに嵌挿された切削ブレード635は、圧縮コイルスプリング712cのばね力によって押圧部材712bを介して規制手段712eに向けて押圧される。従って、圧縮コイルスプリング712cおよび押圧部材712bは、切削ブレード635を規制手段712eに向けて押圧する押圧手段として機能する。
また、第2のブレード収容手段713も上記第1のブレード収容手段712と同様に、支持板711に一端が取付けられた支持軸713aと、該支持軸713aに嵌挿された環状の押圧部材713bと、該押圧部材713bと支持板711との間に配設された非常に弱いばね力の圧縮コイルスプリング713cとからなっている。なお、支持軸713aの他端面には係合凹部713dが形成されている。また、支持軸713aには、他端部外周面に切削ブレード635が挿入された状態で位置規制する規制手段713eが配設されている。この規制手段713eは、周方向に間隔を置いて配設された複数のボールと該ボールを径方向外側に押圧するスプリングとからなっており、ボールに作用する力が所定の値までは規制機能が働くようになっている。従って、上記押圧部材713bは、規制手段713eによって支持軸713aの他端側への移動が規制される。このように構成された第1のブレード収容手段713には、使用済みの切削ブレード635のハブ636に設けられた嵌合穴636aが支持軸713aに嵌挿して数個収容される。このとき上記押圧部材7113bを圧縮コイルスプリング713cのばね力に抗して後退せしめるとともに、上記規制手段713eの複数のボールを径方向内方に後退させて、切削ブレード635を規制手段713eより支持軸713aの一端側に位置付ける。このようにして、支持軸713aに嵌挿された切削ブレード635は、圧縮コイルスプリング713cのばね力によって押圧部材713bを介して規制手段713eに向けて押圧される。従って、圧縮コイルスプリング713cおよび押圧部材713bは、切削ブレード635を規制手段713eに向けて押圧する押圧手段として機能する。
上記案内手段72は、図7に示すように矩形状の案内板721と、該案内板721の両側に設けられ矢印Xで示す切削送り方向に延びる一対の案内レール722、722を備えている。このように構成された案内手段72は、図示しない固定部材に取付けられている。
上記可動基板73の一端には、図8に示すようにL字状の被案内部材74が取付けられており、この被案内部材74の両側に上記一対の案内レール722、722と係合する一対の被案内レール741、741が設けられている。この一対の被案内レール741、741を上記一対の案内レール722、722と係合することにより、可動基板73は被案内部材74を介して一対の案内レール722、722に沿って移動可能に支持される。なお、被案内部材74の上面には、雌ネジ742aを備えた移動ブロック742が取付けられている。
上記案内手段72を構成する案内板721の下面には、図7に一部を破断して示すように上記可動基板73を一対の案内レール722、722に沿って移動せしめる位置付け手段75が配設されている。この位置付け手段75は、上記一対の被案内レール741、741と平行に配設され上記移動ブロック742の雌ネジ742aと螺合する雄ネジロッド751と、該雄ネジロッド751の一端に連結され案内板721の下面に取付けられたパルスモータ752とからなっている。なお、雄ネジロッド751の他端は、案内板721の下面に取付けられた軸受753によって回転可能に支持されている。このように構成された位置付け手段75は、パルスモータ752を正転または逆転することにより、可動基板73を一対の案内レール722、722に沿って図7において矢印Xで示す方向に移動せしめる。なお、位置付け手段75は、後述する第1の締結ナット着脱機構および第2の締結ナット着脱機構を上記回転スピンドル632の先端面と対向するブレード着脱位置に位置付ける締結ナット着脱機構位置決め手段と、後述する切削ブレード着脱機構を回転スピンドル632の先端面と対向するブレード着脱位置と上記第1ブレードラック71aおよび第2のブレードラック71bの第1のブレード収容手段712と対向する使用前ブレード受け取り位置および第2のブレード収容手段713と対向する使用済みブレード収納位置に位置付ける切削ブレード着脱機構手段として機能する。
図8に基づいて説明を続けると、上記可動基板73の上面には、上記スピンドルユニット63の締結ナット638を着脱するための第1の締結ナット着脱機構8aおよび第2の締結ナット着脱機構8bと、切削ブレード635を回転スピンドル632の先端に着脱するための第1の切削ブレード着脱機構9aおよび第2の切削ブレード着脱機構9bが配設されている。なお、第1の締結ナット着脱機構8aおよび第1の切削ブレード着脱機構9aと第2の締結ナット着脱機構8bおよび第2の切削ブレード着脱機構9bは、可動基板73の上面に線対称で配設されている。第1の締結ナット着脱機構8aおよび第2の締結ナット着脱機構8bは、可動基板73の上面に設けられた案内レール731上に配設され、該案内レール731に沿って移動可能に支持されている。この第1の締結ナット着脱機構8aおよび第2の締結ナット着脱機構8bは、それぞれナット回動手段81とナット把持手段82および移動手段83を具備している。
上記ナット回動手段81について、図8および図9を参照して説明する。
図示の実施形態におけるナット回動手段81は、上記案内レール731上に配設されたモータケース811と、該モータケース811内に配設された電動モータ812と、該電動モータ812の駆動軸812aに連結された回動部材813を具備している。モータケース811の底壁811aには上記案内レール731に係合する被案内溝811bが設けられており、この被案内溝811bを案内レール731に係合することにより、モータケース811は案内レール731に沿って移動可能に支持される。電動モータ812は、図示の実施形態においては正転すると上記締結ナット638を緩める方向に回転し、逆転すると締結ナット638を締め付ける方向に回転するようになっている。
上記回動部材813の図9において右端部には右端面から突出する4個の回動ピン814がそれぞれ90度の位相をもって配設されている。この回動ピン814は基端(図9において左端)に円形状の係合部814aを備えており、この係合部814aが回動部材813の図9において右端部に設けられたシリンダ穴813aに摺動可能に配設されている。シリンダ穴813a内には圧縮スプリング815が配設されており、この圧縮スプリング815によって回動ピン814は図9において右方に移動すべく附勢されている。なお、シリンダ穴813aの図9において右端には、回動ピン814の係合部814aと係合し回動ピン814の右方への移動を規制するストッパー部813bが設けられている。上述した4個の回動ピン814は、上記締結ナット638に設けられた4個のピン嵌合穴638aに嵌合する位置に配設されている。
上記ナット把持手段82は、上記回動部材813の外周にそれぞれ90度の位相をもって配設された4個の把持部材821と、該4個の把持部材821を図9において実線で示す開放位置と2点鎖線で示す把持位置に作動する作動リング822と、該作動リング822を図9において実線で示す後退位置と2点鎖線で示す作用位置に作動せしめるエアシリンダ823とからなっている。把持部材821は、先端(図9において右端)に把持爪821aを備えており、基端部(図9において左端部)が上記回動部材813に支軸824によって揺動可能に支持されている。このように支持された把持部材821と回動部材813との間には圧縮スプリング825が配設されており、この圧縮スプリング825によって把持部材821は把持爪8側が支軸824を中心として常に径方向外側即ち開放位置に向けて附勢されている。
作動リング822は、図9において左端部に設けられた被案内部822aと、図9において右端部に設けられた作動部822bとを備えており、被案内部822aが回動部材813上を移動可能に支持される。そして、作動リング822の作動部822bは、上記把持部材821に当接するようになっている。上記エアシリンダ823は、上記モータケース811の上壁811cに配設され、そのピストンロッド823aが作動リング822に連結されている。
このように構成されたナット把持手段82は、図9において実線で示す後退位置からエアシリンダ823を作動して作動リング822を2点鎖線で示す作用位置に移動すると、把持部材821を実線で示す開放位置から2点鎖線で示す把持位置に作動せしめる。このように、把持部材821が把持位置に作動せしめられると、把持爪821aが上記締結ナット638の外周面に形成された環状溝638bと係合することができる。
上記移動手段83は、図8に示すように案内レール731と平行に配設されたエアシリンダ831と、該エアシリンダ831のピストンロッド831aと上記モータケース811とを連結する連結部材832とからなっている。エアシリンダ831を作動することにより、連結部材832を介してモータケース811を案内レール731に沿って移動せしめる。
次に、上記第1の切削ブレード着脱機構9aおよび第2の切削ブレード着脱機構9bについて、図8、図10および図11を参照して説明する。
図示の実施形態における第1の切削ブレード着脱機構9aおよび第2の切削ブレード着脱機構9bは、可動基板73の上面に設けられた案内レール732上に配設され、該案内レール732に沿って移動可能に支持されている。この第1の切削ブレード着脱機構9aおよび第2の切削ブレード着脱機構9bは、図8および図10に示すようにそれぞれ第1の切削ブレード把持手段91aおよび第2の切削ブレード把持手段91bと、該第1の切削ブレード把持手段91aおよび第2の切削ブレード把持手段91bが装着された支持プレート92と、該支持プレート92を支持する支持手段93と、該支持手段93を進退する移動手段94とを備えている。
第1の切削ブレード把持手段91aと第2の切削ブレード把持手段91bは、実質的に同一の構成であるので同一部材には同一符号を付して説明する。
第1の切削ブレード把持手段91aと第2の切削ブレード把持手段91bは、図8および図10に示すように支持プレート92の両端部、即ち支持プレート92の後述する回転中心に対して点対象の位置に配設されている。第1の切削ブレード把持手段91aと第2の切削ブレード把持手段91bは、上記切削ブレード635のハブ636の外周を把持するための複数(図示の実施形態においては4個)の把持部材911と、該4個の把持部材911を作動する把持部材作動手段912と、4個の把持部材911の中心に配設され上記回転スピンドル632の先端面に形成された係合凹部632aに係合する位置決め手段913を備えている。
4個の把持部材911は、把持部材作動手段912の外周に沿って90度の位相をもって周方向に配設され、先端に把持爪911aを備えている。把持部材作動手段912は、4個の把持部材911をそれぞれ径方向に作動するように構成され、支持プレート92に装着されている。位置決め手段913は、把持部材作動手段912の端面中心に取付けられたロッド913aと、該ロッド913aの先端部に摺動可能に装着され先端が円錐形状に形成された置決め部材913bと、該位置決め部材913bと把持部材作動手段912の端面との間に配設された圧縮スプリング913cとからなっている。なお、位置決め部材913bとロッド913aとの間には、図示の状態から位置決め部材913bがロッド913aから抜け出すのを防止するためのストッパー機構が設けられている。
次に、上記支持プレート92および支持手段93について、図10および図11を参照して説明する。
支持プレート92は長手方向中間位置に回転中心となる嵌挿穴921が設けられている。この支持プレート92、の上記第1の切削ブレード把持手段91aと第2の切削ブレード把持手段91bが装着する側の面には、嵌挿穴921を囲んで4個のボールベアリング922が配設されている。また、支持プレート92には、ボールベアリング922の外側に4個のボルト挿通穴923が設けられている。
支持手段93は、図示の実施形態においては回転軸931と、摺動プレート932と、連結部材933とを具備している。回転軸931は、上記回転スピンドル632と同一水平面内において対向するように配設されている。この回転軸931は、外径が上記支持プレート92に設けられた嵌挿穴921の内径より2mm程度小さく形成されており、その先端面には軸心に雌ネジ穴931aが形成されている。摺動プレート932は、矩形状に形成されており、その中心にボルト挿通穴932aが形成されている。この摺動プレート932の図11において右側の面には、4個の係合凹部932bが設けられている。上記回転軸931と摺動プレート932は、回転軸931を上記支持プレート92に設けられた嵌挿穴921に挿通、摺動プレート932に設けられたボルト挿通穴932aにボルト934を挿通して回転軸931に形成された雌ネジ穴931aに螺合することにより連結される。
上記連結部材933は、矩形状に形成されており、一方の側面に上記摺動プレート932を収容する第1の凹部933aが形成され、該第1の凹部933aの中央部から更に第2の凹部933bが形成されている。このように形成された連結部材933における第1の凹部932aの外側には連結部933cが形成され、この連結部933cに上記支持プレート92に設けられた4個のボルト挿通穴923と対応する4個の雌ネジ穴933dが形成されている。また、連結部材933の第2の凹部933bの底面には上記支持プレート92に配設された4個のボールベアリング922と対応する4個のボールベアリング935が配設されている。このように形成された連結部材933は、上記支持プレート92に設けられた4個のボルト挿通穴923にボルト936をそれぞれ挿通し、このボルト936を連結部933cが形成された4個の雌ネジ穴933dにそれぞれ螺合することにより、支持プレート92に連結される。なお、連結部材933における第2の凹部933bの底面には上記摺動プレート932に設けられた4個の係合凹部932bと対応する4個の係合凹部933eが設けられており、該4個の係合凹部933eと摺動プレート932に設けられた4個の係合凹部932bとの間に、それぞれコイルスプリング937が配設されている。
以上のように構成された支持手段93は、回転軸931と摺動プレート932が連結され、支持プレート92と連結部材933が連結されている。従って、支持プレート92および連結部材933とは、回転軸931の径方向、即ち上記回転スピンドル632の軸心方向に直交する方向に移動可能に支持される。この支持プレート92および連結部材933の移動は、摺動プレート932がボールベアリング922および935によって挟持されているので、円滑に行われる。
また、図示の実施形態における支持手段93は、図11に示すように上記回転軸931を少なくとも180度回転するための回動手段としてのパルスモータ938を備えている。このパルスモータ938の駆動軸938aが回転軸931に連結されている。なお、パルスモータ938はモータケース939内に配設されており、モータケース939は上記案内レール732上に移動可能に配設されている。即ち、モータケース939の底壁には図10に示すように被案内溝939aが形成されており、この被案内溝939aを案内レール732に係合することにより、モータケース939は案内レール723に沿って移動可能に支持される。
図示の実施形態における第1の切削ブレード着脱手段9aおよび第2の切削ブレード着脱手段9bは、図8に示すように上記モータケース939を案内レール732に沿って移動せしめる移動手段94を具備している。この移動手段94は、案内レール732と平行に配設されたエアシリンダ941と、該エアシリンダ941のピストンロッド941aと上記モータケース939とを連結する連結部材942とからなっている。エアシリンダ941を作動することにより、連結部材942を介してモータケース939を案内レール732に沿って移動せしめる。
以上のように構成された第1の切削ブレード着脱手段9aおよび第2の切削ブレード着脱手段9bは、図12に示すように第1の切削ブレード把持手段91aまたは第2の切削ブレード把持手段91bを回転スピンドル632の先端面と対向するブレード着脱位置に位置付け、移動手段94を作動して第1の切削ブレード把持手段91aまたは第2の切削ブレード把持手段91bを回転スピンドル632に向けて前進させると、位置決め手段913の置決め部材913bが回転スピンドル632の軸心に設けられた凹部632aと係合する。このとき、各構成部材の熱膨張等によって回転スピンドル632の軸心と置決め部材913bの軸心が僅かにズレていても、上述したように第1の切削ブレード把持手段91aおよび第2の切削ブレード把持手段91bを装着した支持プレート92が回転スピンドル632の軸心方向に直交する方向に移動可能に支持されているので、置決め部材913bは強制的に回転スピンドル632の軸心に合致せしめられる。この結果、4個の把持部材911の軸心も回転スピンドル632の軸心と合致する。従って、4個の把持部材911によって把持される切削ブレード635を確実に着脱することができる。
図示の実施形態における切削ブレードの交換装置を装備した切削装置は以上のように構成されており、以下その作動について主に図1および図2を参照して説明する。
先ず、被加工物の切削加工について説明する。
図示しない被加工物搬送手段によって半導体ウエーハ等の被加工物が第1のチャックテーブル34a上に搬送される。このとき第1のチャックテーブル34aは、図1に示す被加工物着脱位置に位置付けられている。第1のチャックテーブル34a上に載置された被加工物は、図示しない吸引手段を作動することにより、第1のチャックテーブル34a上に吸引保持される(第1の被加工物保持工程)。
上述したように被加工物を吸引保持した第1のチャックテーブル34aは、第1の切削送り手段37aの作動により第1のアライメント手段5aの撮像手段53の直下に位置付ける。第1のチャックテーブル33aが撮像手段53の直下に位置付けたならば、撮像手段53によって第1のチャックテーブル34a上に保持された被加工物の表面が撮像され、被加工物の表面に形成された切削領域が検出される。そして、第1の切削手段6aの割り出し送り手段64および第2の切削手段6bの割り出し送り手段64を作動して、それぞれの切削ブレード635と上記撮像手段53によって検出された切削領域との位置合わせを行うアライメントが実施される(第1のアライメント工程)。
第1のチャックテーブル34a上に保持された被加工物に対して第1のアライメント工程を実施している間に、図示しない被加工物搬送手段によって被加工物が図1に示す被加工物着脱位置に位置付けられている第2のチャックテーブル34b上に搬送される。第2のチャックテーブル34b上に載置された被加工物は、図示しない吸引手段を作動することにより、第2のチャックテーブル34b上に吸引保持される(第2の被加工物保持工程)。
第2のチャックテーブル34b上に被加工物を吸引保持したならば、第2のチャックテーブル34bは第2の切削送り手段37bの作動により第2のアライメント手段5bの撮像手段53の直下に位置付けられる。そして、第2のアライメント手段5bによって第2のチャックテーブル34bに保持された被加工物の切削すべき領域を検出する第2のアライメント工程を実施する。なお、第2のアライメント工程は、上述した第1のアライメント工程と同様に実施する。
一方、上記第1のアライメント工程が終了したならば、第1のチャックテーブル34aを切削領域に移動する。そして、第1の切削手段6aの切削ブレード635と第2の切削手段6bの切削ブレード635を第1のチャックテーブル34aに保持されている被加工物の切削領域に位置付ける。次に、第1の切削手段6aの切削ブレード635と第2の切削手段6bの切削ブレード635を回転しつつ第1のチャックテーブル34aを切削送りすることにより、第1のチャックテーブル34aに保持された被加工物に所定の切削加工を施す(第1の切削工程)。
上述した第1の切削工程が終了したならば、上記第2のアライメント工程が実施された被加工物を保持した第2のチャックテーブル34bを切削領域に移動する。そして、上記第1の切削工程を実施した後に第1の切削手段6aおよび第2の切削手段6bによって上述した第1の切削工程と同様に第2のチャックテーブル34bに保持された被加工物に対して第2の切削工程を実施する。
上述した第1の切削工程が終了した加工済みの被加工物を保持した第1のチャックテーブル34aは、切削領域から被加工物着脱位置に向けて移動せしめられる。ここで、第1のチャックテーブル34a上に保持されている加工済みの被加工物の吸引保持が解除される。そして、加工済みの被加工物は、図示しない被加工物搬送手段によって次工程に搬送される。
以上のようにして、被加工物を次工程に搬送したならば、第1のチャックテーブル34aに次の半導体ウエーハ10を保持する上記第1の被加工物保持工程を実施する。そして、上記第1のアライメント工程、第1の切削工程を順次実施する。
一方、上述した第2の切削工程が実施された加工済みの被加工物を保持した第2のチャックテーブル34bは、切削領域から被加工物着脱位置に向けて移動せしめられる。ここで、第2のチャックテーブル34b上に保持されている加工済みの被加工物の吸引保持が解除される。そして、加工済みの被加工物は、図示しない被加工物搬送手段によって次工程に搬送される。このようにして、加工済みの被加工物を次工程に搬送したならば、第2のチャックテーブル34bに次の被加工物を保持する上記第2の被加工物保持工程を実施する。そして、上記第2のアライメント工程、第2の切削工程を順次実施する。
上述したように第1の切削工程および第2の切削工程を実施することにより、第1の切削手段6aおよび第2の切削手段6bの切削ブレード635の砥石ブレード637は磨耗する。この磨耗が所定量に達すると切削精度が維持されなくなるため、切削ブレード635は所定時間使用したら新しい切削ブレードと交換する必要がある。以下、切削ブレード635の交換作業について、図13乃至図19を参照して説明する。
先ず、図13に示すように、ブレード交換装置7の位置付け手段75(図7参照)を作動して、可動基板73を一対の案内レール722、722に沿って移動し、第1の切削ブレード着脱機構9aおよび第2の切削ブレード着脱機構9bの第1の切削ブレード把持手段91aを第1ブレードラック71aおよび第2のブレードラック71bにおける使用前の切削ブレード635が収容されている第1のブレード収容手段712と対向する使用前ブレード受け取り位置に位置付ける。次に、移動手段94を作動して第1の切削ブレード把持手段91aを第1のブレード収容手段712に向けて前進させ、位置決め部材913bを第1のブレード収容手段712の支持軸712aの他端面に設けられた係合凹部712dに係合せしめ、支持軸712aの軸心と第1の切削ブレード把持手段91aの位置決め部材913bの軸心とを合致させる。そして、第1の切削ブレード把持手段91aの把持部材作動手段912を作動して4個の把持部材911を径方向内側に作動し、4個の把持部材911の先端に設けられた把持爪911aを切削ブレード635の環状のハブ636に形成された環状溝636cに係合せしめる。この結果、使用前の切削ブレード635は4個の把持部材911によって把持される(使用前切削ブレード把持工程)。
上述した使用前切削ブレード把持工程を実施したならば、移動手段94を作動して第1の切削ブレード把持手段91aを後退させるとともに、位置付け手段75を作動して図14に示すように第1の締結ナット着脱機構8aおよび第2の締結ナット着脱機構8bのナット回動手段81およびナット把持手段82を回転スピンドル632と対向するブレード着脱位置に位置付ける。そして、移動手段83を作動してナット回動手段81およびナット把持手段82を回転スピンドル632に向けて前進せしめる。この結果、回動部材813に配設された4個の回動ピン814が締結ナット638の端面に当接して圧縮スプリング815のスプリング力に抗して後退せしめられる。また、ナット把持手段82のエアシリンダ823を作動して作動リング822を図9において2点鎖線で示す作動位置に移動し、把持部材821を2点鎖線で示す把持位置に作動せしめることにより、把持爪821aを締結ナット638の外周面に形成された環状溝638bと係合する。次に、電動モータ812を正転駆動すると、4個の回動ピン814が締結ナット638に形成された4個のピン嵌合穴638aと合致したとき4個のピン嵌合穴638aに嵌合する。この結果、電動モータ812の正転駆動力は4個の回動ピン814を介して締結ナット638に伝達され、締結ナット638が緩められブレード装着部材633から外される。このようにしてブレード装着部材633から外された締結ナット638は、ナット把持手段82の把持部材821によって把持されている(締結ナット取り外し工程)。なお、締結ナット取り外し工程を実施する際には、図14には省略しているがスピンドルユニット63の第2のカバー部材652は図5において実線で示す開放位置に位置付けられる。
上述した締結ナット取り外し工程を実施したならば、移動手段83を作動してナット回動手段81およびナット把持手段82後退させるとともに、位置付け手段75を作動して図15に示すように第1の切削ブレード着脱機構9aおよび第2の切削ブレード着脱機構9bの第2の切削ブレード把持手段91bを回転スピンドル632と対向するブレード着脱位置に位置付ける。次に、移動手段94を作動して第2の切削ブレード把持手段91bを回転スピンドル632に向けて前進させ、位置決め手段913の位置決め部材913bを回転スピンドル632の先端面に形成された係合凹部632aと係合せしめる。このとき、各構成部材の熱膨張等によって回転スピンドル632の軸心と位置決め部材913bの軸心が僅かにズレていても、上述したように第1の切削ブレード把持手段91aおよび第2の切削ブレード把持手段91bを装着した支持プレート92が回転スピンドル632の軸心方向に直交する方向に移動可能に支持されているので、位置決め部材913bは強制的に回転スピンドル632の軸心に合致せしめられる。そして、第2の切削ブレード把持手段91bの把持部材作動手段912を作動して4個の把持部材911を径方向内側に作動し、4個の把持部材911の先端に設けられた把持爪911aを切削ブレード635の環状のハブ636に形成された環状溝636cに係合せしめる。この結果、使用済みの切削ブレード635は、4個の把持部材911によって把持される(使用済み切削ブレード取り外し工程)。
上述した使用済み切削ブレード取り外し工程を実施したならば、図16に示すように移動手段94を作動して第2の切削ブレード把持手段91bを後退させるとともに、パルスモータ93を作動して支持プレート92を180度回動し、第1の切削ブレード把持手段91aと第2の切削ブレード把持手段91bを反転する。この結果、上記使用前切削ブレード把持工程において使用前の切削ブレード635を把持した第1の切削ブレード把持手段91aが、回転スピンドル632と対向するブレード交換装置に位置付けられる(切削ブレード把持手段反転工程)。
次に、図17に示すように移動手段84を作動して第1の切削ブレード把持手段91aを回転スピンドル632に向けて前進させ、位置決め部材913bを回転スピンドル632の先端面に形成された係合凹部632aと係合せしめる。このとき、各構成部材の熱膨張等によって回転スピンドル632の軸心と位置決め部材913bの軸心が僅かにズレていても、上述したように第1の切削ブレード把持手段91aおよび第2の切削ブレード把持手段91bを装着した支持プレート92が回転スピンドル632の軸心方向に直交する方向に移動可能に支持されているので、位置決め部材913bは強制的に回転スピンドル632の軸心に合致せしめられる。従って、第1の切削ブレード把持手段91aの4個の把持部材911によって把持されている使用前の切削ブレード635の軸心も回転スピンドル632の軸心と合致するので、環状のハブ636の嵌合穴636aがブレード装着部材633の円筒状の装着部633aに確実に嵌合することができる。そして、第1の切削ブレード把持手段91aの把持部材作動手段912を作動して4個の把持部材911を径方向外側に作動し、4個の把持部材911による切削ブレード635の把持を解除する。この結果、使用前の切削ブレード635がブレード装着部材633の円筒状の装着部633aに装着されることになる(使用前切削ブレード装着工程)。
上述した使用前切削ブレード装着工程を実施したならば、移動手段94を作動して第1の切削ブレード把持手段91aを後退するとともに、位置付け手段75を作動して図18に示すように第1の締結ナット着脱機構8aおよび第2の締結ナット着脱機構8bのナット回動手段81および上記締結ナット取り外し工程において締結ナット638を把持しているナット把持手段82を回転スピンドル632と対向するブレード着脱位置に位置付ける。次に、移動手段83を作動してナット回動手段81およびナット把持手段82を回転スピンドル632に向けて前進せしめる。この結果、ナット把持手段82に把持された締結ナット638は、ブレード装着部材633の円筒状の装着部633aに当接する。そして、電動モータ812を逆転駆動すると、回転力がナット回動手段81の4個の回動ピン814を介して締結ナット638に伝達され、締結ナット638が装着部633aに形成された雄ネジ633cに螺合し締め付けられる。そして、ナット把持手段82のエアシリンダ823を作動して作動リング822を図9において2点鎖線で示す作用位置から実線で示す後退位置に移動することにより、把持部材821を2点鎖線で示す把持位置から実線で示す開放位置に作動せしめる。この結果、使用前の切削ブレード635は、ブレード装着部材633のフランジ部633bと締結ナット638によって挟持固定される(使用前切削ブレード固定工程)。
上述した使用前切削ブレード固定工程を実施したならば、移動手段84を作動してナット回動手段81およびナット把持手段82を後退するとともに、位置付け手段75を作動して可動基板73を一対の案内レール722、722に沿って移動し、第1の切削ブレード着脱機構9aおよび第2の切削ブレード着脱機構9bの第2の切削ブレード把持手段91b(使用済み切削ブレードを把持している)を第1ブレードラック71aおよび第2のブレードラック71bにおける第2のブレード収容手段713と対向する使用済みブレード収納位置に位置付ける。次に、図19に示すように移動手段94を作動して第2の切削ブレード把持手段91bを第2のブレード収容手段713に向けて前進させ、位置決め手段913の位置決め部材913bを第2のブレード収容手段713の支持軸713aの他端面に設けられた係合凹部713dに係合せしめるとともに、第2の切削ブレード把持手段91bに把持された使用済み切削ブレード636を第2のブレード収容手段713の支持軸713aに嵌合し収容する。このとき、各構成部材の熱膨張等によって支持軸713aの軸心と位置決め部材913bの軸心が僅かにズレていても、上述したように第1の切削ブレード把持手段91aおよび第2の切削ブレード把持手段91bを装着した支持プレート92が移動可能に支持されているので、位置決め部材913bは強制的に支持軸713aの軸心に合致せしめられる。従って、第2の切削ブレード把持手段91bの4個の把持部材911によって把持されている使用済みの切削ブレード635は、環状のハブ636の嵌合穴636aが第2のブレード収容手段713の支持軸713aに確実に嵌合される。そして、第2の切削ブレード把持手段91bによる使用済み切削ブレード635の把持を解除する(使用済み切削ブレード収容工程)。次に、移動手段95を作動して第2の切削ブレード把持手段91bを後退せしめ、図8に示す状態に戻る。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形は可能である。例えば、図示の実施形態においては第1の切削手段6aおよび第2の切削手段6bに対応して第1の締結ナット着脱機構8aおよび第2の締結ナット着脱機構8bと第1の切削ブレード着脱機構9aおよび第2の切削ブレード着脱機構9bを備えて例を示したが、切削手段が1個の場合には1個の締結ナット着脱機構と切削ブレード着脱機構を具備すればよい。
なお、上述した切削ブレード交換装置7と第1の切削手段6aおよび第2の切削手段6bとの間には可動式のシャッターを配設し、切削作業時にシャッターによって遮蔽することにより、飛散した切削水が切削ブレード交換装置7の構成部材に付着するのを防止することが望ましい。
本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置を装備した切削装置の要部斜視図。 図1に示す切削装置の切削手段を示す斜視図。 図1におけるA―A断面図。 図1に示す切削装置の切削手段を構成するスピンドルユニットにおける切削ブレードの取付け構造を示す分解斜視図。 図1に示す切削装置の切削手段を構成するスピンドルユニットの要部斜視図 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置を構成するブレードラックを示す斜視図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置を構成する案内手段および位置付け手段を示す斜視図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置を構成する第1の締結ナット着脱機構および第2の締結ナット着脱機構と第1の切削ブレード着脱機構および第2の切削ブレード着脱機構を示す斜視図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置を構成する締結ナット着脱機構の断面図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置を構成する第1の切削ブレード着脱機構および第2の切削ブレード着脱機構の分解斜視図。 図8におけるB―B断面図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置を構成する第1の切削ブレード着脱機構および第2の切削ブレード着脱機構の位置決め状態を示す説明図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置によるブレード交換作業における使用前切削ブレード把持工程の説明図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置によるブレード交換作業における締結ナット取り外し工程の説明図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置によるブレード交換作業における使用済み切削ブレード取り外し工程の説明図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置によるブレード交換作業における切削ブレード把持手段反転工程の説明図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置によるブレード交換作業における使用前切削ブレード装着工程の説明図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置によるブレード交換作業における使用前切削ブレード固定工程の説明図。 本発明に従って構成された切削ブレードの交換装置によるブレード交換作業における使用済み切削ブレード収容工程の説明図。
符号の説明
2:基台
3:チャックテーブル機構
31a:第1の案内レール
31b:第2の案内レール
32a:第1の支持基台
32b:第2の支持基台
34a:第1のチャックテーブル
34b:第2のチャックテーブル
36a:第1のブレード検出手段
36b:第2のブレード検出手段
37a:第1の切削送り手段
37b:第2の切削送り手段
4:門型の支持フレーム
5a:第1のアライメント手段
5b:第2のアライメント手段
52:移動手段
53:撮像手段
6a:第1の切削手段
6b:第2の切削手段
61:割り出し移動基台
62:切り込み移動基台
63:スピンドルユニット
632:回転スピンドル
633:ブレード装着部材
634:固定ナット
635:切削ブレード
638:締結ナット
64:割り出し送り手段
65:切り込み送り手段
7:切削ブレード交換装置
71a:第1ブレードラック
71b:第2のブレードラック
712:第1のブレード収容手段
713:第2のブレード収容手段
72:案内手段
722、722一対の案内レール
73:可動基板
75:位置付け手段
8a:第1の締結ナット着脱機構
8b:第2の締結ナット着脱機構
81:ナット回動手段
82:ナット把持手段
9a:第1の切削ブレード着脱機構
9b:第2の切削ブレード着脱機構
91a:第1の切削ブレード把持手段
91b:第2の切削ブレード把持手段
92:支持プレート
93:支持手段
931:回転軸
932:摺動プレート
933:連結部材

Claims (3)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削手段とを具備し、該切削手段が回転スピンドルと該回転スピンドルの先端部に嵌合した切削ブレードと該回転スピンドルの先端部に螺合し該切削ブレードを締結するための締結ナットを備えている切削装置に配設され、該切削ブレードを交換する切削ブレードの交換装置において、
    該回転スピンドルから離隔した位置に配設され使用前の切削ブレードを収容する第1のブレード収容手段と使用済みの切削ブレードを収容する第2のブレード収容手段とを備えたブレードラックと、該締結ナットを着脱する締結ナット着脱機構と、該切削ブレードを該回転スピンドルの先端部に着脱する切削ブレード着脱機構と、該切削ブレード着脱機構を該回転スピンドルの先端面と対向するブレード着脱位置と該ブレードラックの該第1のブレード収容手段と対向する使用前ブレード受け取り位置および該第2のブレード収容手段と対向する使用済みブレード収納位置に位置付ける切削ブレード着脱機構位置付け手段と、を具備し、
    該切削ブレード着脱機構は、切削ブレードのハブの外周を把持する切削ブレード把持手段と、該切削ブレード把持手段を装着する支持プレートと、該支持プレートを支持する支持手段と、該支持手段を進退する移動手段と、を具備しており、
    該切削ブレード把持手段は、切削ブレードのハブの外周を把持するための周方向に間隔を置いて配設された複数の把持部材と、該複数の把持部材をそれぞれ径方向に作動する把持部材作動手段と、該複数の把持部材の中心に配設され該回転スピンドルの先端面の軸心に形成された係合凹部と係合する位置決め手段と、を具備し、
    該支持手段は、該支持プレートを該回転スピンドルの軸心方向に直交する方向に移動可能に支持し、
    該移動手段は、該支持手段を該回転スピンドルの軸心方向に進退せしめる、
    ことを特徴とする切削ブレードの交換装置。
  2. 該切削ブレード把持手段は使用前の切削ブレードを把持する該第1の切削ブレード把持手段と使用済みの切削ブレードを把持する該第2の把持手段とを備え、該第1の切削ブレード把持手段と該第2の把持手段が該支持プレートに装着されている、請求項1記載の切削ブレードの交換装置。
  3. 該支持手段は該支持プレートを少なくとも180度回転する回転手段を含み、該第1の切削ブレード把持手段と該第2の把持手段は該支持プレートの回転中心に対して点対象の位置に配設されている、請求項2記載の切削ブレードの交換装置。
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