JP2007094380A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2の加熱手段における無駄な電力消費の増大および駆動機構の大型化を招くことなく、光沢ムラがない高画質な画像を安定に出力することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】記録紙上のトナー像は、第1の定着器40により記録紙上に定着される。そして、記録紙は、冷却ファン43により冷却され、ベルト定着器50Aに導かれる。この記録紙は、ベルト定着器50Aで加熱され、記録紙の画像に光沢が付与される。冷却ファン43の冷却能力は、搬送路104に設けられた温度センサ109により検出された温度に基づいて、切り換えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録紙を加熱するための複数の加熱手段を備える画像形成装置およびその制御方法に関する。
従来、複写機やプリンタなどの画像形成装置として、電子写真方式を用いたものが広く知られている。この電子写真方式の画像形成装置には、白黒画像のみならず、フルカラー画像を形成することが可能な装置がある。また、電子写真方式の画像形成装置が様々な分野で使用されることに伴い、高画質化の要求が高まりつつある。ここで、画質、特にフルカラー画像の光沢度を決定する要因の一つとしては、記録紙に形成された出力画像の表面の平滑性を挙げることができ、この平滑性を高めることが強く要求されている。
このような要求に対して、熱可塑性樹脂からなる透明樹脂層を設けた記録紙に、熱可塑性樹脂からなるカラートナー像を転写し、定着することによりカラー画像を形成する画像形成方法が提案されている(例えば特許文献1および2参照)。
上記画像形成方法に好適な定着器の構成として、ベルトを利用した定着器が提案されている(例えば特許文献3および4を参照)。このベルト定着器においては、未定着トナー像を担持した記録紙が耐熱フィルムからなる定着ベルトで熱圧され、その記録紙は、定着ベルトに密着された状態で冷却される。これにより、トナー像は固化されて記録紙に定着される。そして、トナー像が定着された記録紙は、定着ベルトから剥離され、外部へ排紙される。
ここで、上記ベルト定着器により、トナー像が記録紙の透明樹脂層に埋め込まれた状態で透明樹脂層とともに、ベルト表面形状にならって凝固し、記録紙全面が平滑な面となるので、光沢性に優れたカラー画像を得ることができる。
また、上記透明樹脂層を有する記録紙としては、ガラス転移温度が358K以下である熱可塑性樹脂を主成分とし、かつ厚さが10μm程度の樹脂層が形成されたものが提案されている(例えば特許文献5参照)。
また、上記透明樹脂層を有する記録紙に対して画像形成を行うことが可能な画像形成装置として、第1の定着器と、ベルト定着器からなる第2の定着器とが設けられているものがある。このような画像形成装置においては、記録紙の種別に応じて第1の定着モードと第2の定着モードとの切換が行われる。第1の定着モードは、通常の記録紙に対する定着モードであり、このモードの場合、トナー像が転写された記録紙は、第1の定着器を通過し、第2の定着器を通過しないように搬送される。第2の定着モードは、透明樹脂層を有する記録紙に対する定着モードである。この第2の定着モードの場合、まず、第1の定着器により透明樹脂層を有する記録紙上のトナー像が当該記録紙上に定着される。次いで、この記録紙は第2の定着器に送られる。第2の定着器においては、記録紙上の透明樹脂層にトナー像が埋め込まれた状態になるように定着が行われる。
通常、定着器を通過した後の記録紙は、内部に熱が蓄熱された状態にある。従って、蓄熱状態で記録紙が屈曲した搬送パスを通紙すると、記録紙のカールが発生する。また、定着器で加熱及び加圧されたトナー像が乾燥する前に、当該トナー像が搬送ローラ、ガイドリブなどによって擦られ、その跡が光沢ムラとなって見える現象などが発生する。よって、このような記録紙のカール、トナー像の擦れ跡などの発生を抑えるために、第1の定着器を通過した直後の記録紙を急速に冷却するための冷却器が設けられている。そして、上記第1の定着モードにおいては、記録紙が第1の定着器を通過した直後に冷却器により急速に冷却される。
上記第2の定着モードにおいて、第1の定着モードと同様に、第1の定着器を通過した記録紙(透明樹脂層を有する記録紙)を急速冷却する場合、一旦冷却された記録紙は再度第2の定着器で加熱されることになる。一旦冷却した記録紙を所定温度まで加熱するためには、第2の定着器の熱容量を大きくする、温調温度を上げる、または定着ニップ圧を高めるなどの方法を取る必要があるがある。
特開昭64−35452号公報 特開平5−216322号公報 特開平4−362679号公報 特開平4−216580号公報 特開2003−084477号公報
しかしながら、第2の定着器において、当該第2の定着器の熱容量を大きくするまたは温調温度を上げるためには、第2の定着器に供給する電力量が増すことになる。すなわち、第2の定着器における消費電力が増すことになる。また、定着ニップ圧を高める場合、定着ローラまたは加圧ローラの駆動モータのトルクアップが必要になり、第2の定着器における駆動機構が大きくなり、また、第2の定着器からの記録紙の分離性の悪化などを招くことになる。
本発明の目的は、第2の加熱手段における無駄な電力消費の増大および駆動機構の大型化を招くことなく、光沢ムラがない高画質な画像を安定に出力することができる画像形成装置およびその制御方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、現像剤像が乗った記録紙を加熱する第1の加熱手段と、前記第1の加熱手段を通過した記録紙を冷却する冷却手段と、前記冷却手段により冷却された記録紙を加熱し、前記記録紙の画像に光沢を付与する第2の加熱手段と、前記第2の加熱手段と前記冷却手段の間の記録紙搬送路に設けられる温度検出手段と、前記温度検出手段により検出された温度に基づいて前記冷却手段の冷却能力を切り換える制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、現像剤像が乗った記録紙を加熱する第1の加熱手段と、前記第1の加熱手段を通過した記録紙を冷却する冷却手段と、前記冷却手段により冷却された記録紙を加熱し、前記記録紙の画像に光沢を付与する第2の加熱手段と、前記冷却手段を通過した記録紙を外部へ導く第1の搬送路と、前記冷却手段を通過した記録紙を前記第2の加熱手段へ導き、前記第1の搬送路と排他的に選択可能である第2の搬送路とを有する搬送手段と、前記第2の搬送路が選択された場合、前記冷却手段の冷却能力を、前記第1の搬送路が選択された場合の前記冷却手段の冷却能力より小さくする制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
また、本発明は、上記目的を達成するため、画像形成装置の制御方法を提供する。
本発明によれば、第2の加熱手段における無駄な電力消費の増大および駆動機構の大型化を招くことなく、光沢ムラがない高画質な画像を安定に出力することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す縦断面図である。
画像形成装置Aは、図1に示すように、記録紙上にカラー画像を形成することが可能なタンデム型の画像形成装置である。この画像形成装置Aにおいては、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像形成ステーションが設けられている。イエローの画像形成ステーションは、感光ドラム11a、一次帯電器21a、レーザユニット12a、現像器31a、および転写器22aを有する。一次帯電器21aは、感光ドラム11aの表面を所定の電位に一様に帯電する。レーザユニット12aは、レーザ光を走査しながら感光ドラム11aに照射する。これにより、感光ドラム11a上には、潜像が形成される。現像器31aは、感光ドラム11aに対して対応する色のトナーを供給し、感光ドラム11aに形成された潜像をトナー像として可視像化する。転写器22aは、感光ドラム11a上のトナー像を、給紙カセット3a,3bから給紙されて転写ベルト32により搬送される記録紙上に転写する。
マゼンタの画像形成ステーションは、イエローの画像形成ステーションと同様に、感光ドラム11b、一次帯電器21b、レーザユニット12b、現像器31b、および転写器22bを有する。また、同様に、シアン、ブラックの画像形成ステーションのそれぞれは、感光ドラム11c,11d、一次帯電器21c,21d、レーザユニット12c,12d、現像器31c,31d、および転写器22c,22dを有する。
給紙カセット3a,3bから給紙される記録紙は、給紙ローラ13a,13bおよび搬送ローラ23a,23bを経て転写ベルト32へ搬送される。転写ベルト32は、記録紙が各画像形成ステーションを順に通過するように、当該記録紙を担持しながら搬送する。記録紙が各画像形成ステーションを通過する際に、各画像形成ステーションにおいて形成されたトナー像が記録紙上に重ね合わされて転写される。これにより、記録紙上にはフルカラーのトナー像が形成されることになる。
転写ベルト32により担持された記録紙は、転写ベルト32から分離されて、第1の定着器(第1の加熱手段)40へ導かれる。第1の定着器40は、ヒータ44−1を内蔵する定着ローラ41と、ヒータ44−2を内蔵する加圧ローラ42とを有する。定着ローラ41と加圧ローラ42とは、互いに所定の圧力で押し付けられている。定着ローラ41と加圧ローラ42との間には、記録紙を狭持搬送するためのニップ部が形成される。定着ローラ41、加圧ローラ42のそれぞれの表面温度は、各ヒータ44−1,44−2の駆動を制御することにより、所定の定着温度により保持される。この第1の定着器40においては、記録紙が上記ニップ部を通過する際に熱と圧力が加えられ、記録紙上のトナー像は当該記録紙上に定着される。
なお、画像形成装置Aの構成は上述したものに限らない。例えば、転写ベルトの代わりに中間転写体ベルトを用いた周知の構成であっても良い。
第1の定着器40を通過した記録紙は、搬送路45に沿って排出ローラ33へ向けて導かれ、排出ローラ33は、記録紙を搬送路46に沿って第2の定着器50へ送る。ここで、第1の定着器40の出口近傍位置には、第1の定着器40を通過した記録紙を冷却するための冷却ファン43が配置されている。
第2の定着器50は、ベルト定着器(第2の加熱手段)50Aを有する。第2の定着器50においては、画像形成装置Aから送られた記録紙が各搬送ローラ70,71,72,73により搬送路104に沿って、フラッパ107へ向けて搬送される。ここで、搬送ローラ71と搬送ローラ72との間の位置には、温度センサ109が設けられている。また、搬送路104上には、記録紙を検知するための複数のセンサ90,91,92,93が設けられている。
フラッパ107は、後述する定着モードに応じて、記録紙の搬送先を切り換えるように動作する。選択された定着モードが第1の定着モードである場合、フラッパ107は、記録紙を搬送路108へ導くように切り換え動作を行う。フラッパ107により搬送路108に導かれた記録紙は、排出ローラ74を経て、排紙トレイ131aへ排出される。排出ローラ74の近傍位置には、記録紙を検知するためのセンサ94が設けられている。
また、選択された定着モードが第2の定着モードである場合、フラッパ107は、記録紙を搬送路105へ導くように切り換え動作を行う。搬送路105へ導かれた記録紙は、搬送ローラ75によりレジストローラ63に向けて搬送される。レジストローラ63は、記録紙を一旦停止させた後に、所定のタイミングでベルト定着器50Aへ送り出す。このベルト定着器50Aの詳細については、後述する。ここで、搬送路105上の搬送ローラ75とレジストローラ63との間の位置には、記録紙の先端を検知するレジストセンサ62が設けられている。
ベルト定着器50Aを通過した記録紙は、各搬送ローラ77,78,79により、搬送路106に沿ってカッター部83に送られる。カッター部83は、記録紙の左右端(搬送方向に沿う各縁部)を所定裁断幅で裁断する。カッター部83により左右端が裁断された記録紙は、搬送ローラ80によりカッター部84へ送られる。カッター部84は、記録紙の上下端(搬送方向と直交する方向に沿う各縁部)を所定幅で裁断する。ここで、各カッター部83,84の所定裁断幅は、記録紙の左右端または上下端の余白領域幅より狭い幅である。また、各カッター部83,84に対する記録紙の位置決めは、各搬送ローラ79,80,81により行われる。カッター部84により上下端が裁断された記録紙は、排出ローラ82により、排紙トレイ131bへ排出される。
上記搬送路106上には、記録紙を検知するための複数のセンサ96,97,98が設けられている。また、搬送ローラ79の下流側には、記録紙を検知するためのセンサ99が設けられている。また、カッター部84と搬送ローラ82との間の位置には、記録紙を検知するためのセンサ100が設けられている。
第2の定着器50には、インサータ103が設けられている。インサータ103は、記録紙間に挿入するためのインサート紙を搬送路102に沿って給紙する。
上記ベルト定着器50Aは、記録紙を担持しながら搬送するための無端状の定着ベルト56を有する。定着ベルト56は、定着ローラ51、従動ローラ53、およびテンションローラ54に掛け渡されている。定着ベルト56は、定着ローラ51により駆動され、定着ベルト56のホームポジションは、センサ61により検出される。定着ローラ51には、定着ベルト56を挟んで対向する加圧ローラ52が所定の圧力で押し付けられている。
定着ベルト56は、無端状の基材からなり、その表面(記録紙または加圧ローラ52に当接する面)には、鏡面状の離型性を有する層(離型層)が形成されている。例えば、基材は、厚さ100μmのステンレスシートのベルトで構成されている。また、離型層は、フッ素樹脂の一種である厚さ10μmのPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)により構成される。
定着ローラ51は、円筒状部材からなるコア部を有し、コア部の表面には、弾性層が形成され、この弾性層上には、離型層が形成されている。例えば、コア部は、直径44mm、厚さ5mmのアルミニウム製中空パイプから構成される。また、弾性層はJIS−A硬度50度、厚さ3mmのシリコンゴムから構成され、離型層は厚さ50μmのPFAから構成される。また、上記コア部には、熱源としてのハロゲンランプ58が内蔵されている。また、加圧ローラ52は、定着ローラ51と同様の構成を有し、加圧ローラ52には、ハロゲンランプ59が内蔵されている。
定着ローラ51および加圧ローラ52の表面温度は、サーミスタ85,86により検知される。各サーミスタ85,86により検知された温度に基づいてハロゲンランプ58,59の駆動が制御され、定着ローラ51および加圧ローラ52の表面の温度が所定の定着温度になるように制御される。
定着ローラ51と従動ローラ53との間には、定着ベルト56に担持されている記録紙を冷却するための冷却ファン55が設けられている。冷却ファン55は、定着ベルト56の裏側に配置されており、定着ベルト56の裏側から表面側へ向うエアフローを発生する。
そして、上記冷却ファン55により冷却される領域における定着ベルト56の曲率が定着ベルト56の剛性によってほぼ一定の曲率に保持されるように、定着ベルト56にはテンションローラ54により所定の張力が与えられている。
本実施の形態においては、画像形成に用いられる記録紙として、通常の記録紙(以下、第1種記録紙という)と、熱可塑性樹脂を主成分とする透明樹脂層が形成されている記録紙(以下、第2種記録紙という)とを用いることが可能である。第1種記録紙に対して画像形成を行う場合には、第1の定着モードが選択され、第2種記録紙に対して画像形成を行う場合には、第2の定着モードが選択される。
第1の定着モードは、第2の定着器を使用せずに第1の定着器40を用いて、第1種記録紙上のトナー像を当該記録紙上に定着させるモードである。第2の定着モードは、第1の定着器40および第2の定着器50を用いて、第2種記録紙上のトナー像を当該記録紙上に定着させるモードである。
なお、第2の定着器のベルト定着50Aは、第1の定着器で定着された画像に光沢性を与えるので、第2の定着モードは光沢付与モードと称することもできる。同様に、第2の定着器50を光沢付与装置と称することもできる。
ここで、上記第2種記録紙は、接着剤および顔料を主成分とする顔料塗工層を少なくとも一面に有する基材と、上記顔料塗工層上に設けられた熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂層とを有する。上記樹脂層は、熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂を主成分として含有するが、これに代えて、熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂を混合した混合樹脂層としてもよい。また、上記樹脂層を、熱可塑性樹脂を主成分とする熱可塑性樹脂層と熱硬化性樹脂を主成分とする熱硬化性樹脂層とを含む複数の層から構成してもよい。但し、複数の層で構成される場合、その最上層は、熱硬化性樹脂を主成分として含有する熱硬化性樹脂層である。また、これら混合樹脂層、熱可塑性樹脂層、熱硬化性樹脂層を組み合わせた層構成を採用することも可能であるが、その最上層は、混合樹脂層や熱硬化性樹脂層などの熱硬化性樹脂を含む層とする必要がある。熱可塑性樹脂としては、ポリエステル樹脂、スチレン−アクリル酸エステル、スチレン−メタクリル酸エステルなどを用いることができるが、特にポリエステル樹脂を用いることが好ましい。
次に、画像形成装置Aおよび第2の定着器50を含む装置全体の制御構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の画像形成装置Aおよび第2の定着器50を含む装置全体の制御を行う制御構成を示すブロック図である。
画像形成装置Aおよび第2の定着器50を含む装置全体の制御は、図2に示すように、コントローラ400により行われる。コントローラ400は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、I/O(入出力ポート)404と、SCI(シリアル通信コミュニケーションインターフェイス)409とを有する。ROM402には、CPU401により実行される制御プログラムや各種データが格納されている。RAM403は、CPU401の作業領域を提供する。I/O404は、センサ406群の出力を取り込み、取り込まれた出力をCPU401へ送出する。ここで、センサ群406には、画像形成装置A内の記録紙を検知するためのセンサ、装置内の温度を検知するための温度センサなどが含まれる。また、I/O404は、CPU401から入力された、負荷群407の駆動を制御するための制御信号をドライバ405へ出力する。ここで、各種負荷群407には、冷却ファン43、定着ローラ41、定着ベルト32などの各種駆動モータ、クラッチ、ソレノイドなどが含まれる。ドライバ405は、上記制御信号に基づいて対応する負荷を駆動する。また、SCI409は、第2の定着器50のコントローラ500と接続され、コントローラ400は、SCI409を介してコントローラ500との間で情報の送受を行う。
コントローラ400のCPU401は、設定されたモードに応じて画像形成に関する各種動作を制御する。例えば、CPU401は、ADポートを介して入力された、定着ローラ41の表面温度を検出するサーミスタ408の出力に基づいてヒータ44−1,44−2の駆動を制御する。これにより、定着ローラ41および加圧ローラ42の表面の温度が所定の定着温度になるように制御される。また、CPU401は、選択された定着モードに応じて、冷却ファン43の出力を可変するようにその駆動を制御する。この冷却ファン43の駆動制御の詳細については後述する。
第2の定着器50のコントローラ500は、画像形成装置Aのコントローラ400から入力される命令に基づいて、第2の定着器50内の各センサの出力を監視しながら各種制御を行う。例えば、ベルト定着器50Aにおける温度制御、フラッパ107による記録紙の搬送先の切り換え制御、各搬送ローラによる記録紙の搬送制御、カッター部83,84の動作制御などが行われる。このコントローラ500は、コントローラ400と同様の構成を有し、その構成の詳細は省略する。
次に、上記第1の定着モードの詳細について説明する。
第1種記録紙に対して画像形成を行う場合に、第1の定着モードが実行される。第1種記録紙は、トナー像が転写された後に、第1の定着器40に送られる。トナー像が転写された第1種記録紙は、第1の定着器40において、加熱及び加圧され、これによりトナー像は第1種記録紙上に定着される。そして、第1の定着器40を通過した第1種記録紙は、冷却ファン43により急速に冷却された後に、画像形成装置Aから第2の定着器50へ送られる。
第2の定着器50に送られた第1種記録紙は、各搬送ローラ70,71,72,73により、搬送路104に沿って搬送され、フラッパ107により搬送路108へ導かれる。搬送路108へ導かれた第1種記録紙は、排出ローラ74により排紙トレイ131a上へ排出される。
ここで、第1の定着器40を通過した第1種記録紙が、冷却ファン43により冷却されることなく、搬送されると、第1種記録紙に蓄積された熱が徐々に放散されることに伴い、第1種記録紙は次第にカールする。そして、この第1の記録紙は、カールされた状態で排出トレイ131a上へ排出されることになる。このようにカールした第1種記録紙が連続的に排紙トレイ131a上に排出されると、排出トレイ131aにおける第1種記録紙の積載性が悪くなるとともに、出力紙の品位が損なわれることになる。
また、第1の定着器40を通過した第1種記録紙が冷却ファン43により冷却されない場合、定着された第1種記録紙上のトナー像が乾燥する前に、このトナー像が搬送ローラ、ガイドリブなどと接触して擦られると、擦られた部分が光沢ムラとなる。その結果、第1種記録紙上に形成された画質を低下させることになる。
よって、第1の定着器40を通過した第1種記録紙を冷却ファン43により冷却することは必要である。この冷却ファン43の駆動は、コントローラ400により制御される。また、第2の定着器50が画像形成装置Aに接続されていない場合も同様に、第1の定着器40を通過した第1種記録紙を冷却ファン43により冷却することが行われる。
次に、上記第2の定着モードの詳細について図3〜図7を参照しながら説明する。図3(a)は第1の定着器40を通過した後の第2種記録紙上のトナー像の定着状態を模式的に示す図、図3(b)はベルト定着器50Aを通過した後の第2種記録紙上のトナー像の定着状態を模式的に示す図である。図4は第2の定着器50の定着ベルト56から第2種記録紙が剥離する際の状態を模式的に示す図である。図5〜図7は第2種記録紙を用いて連続して画像形成を行う場合の第2種記録紙の流れを模式的に示す図である。ここでは、連続して5枚の第2種記録紙に対して写真モードで画像形成を行う場合を説明する。なお、写真モードとは、銀塩写真並みの画質を有する出力物を作成するモードである。
5枚の第2種記録紙P1〜P5に対して連続して画像形成を行う場合、まず1枚目の第2種記録紙P1に対する各色のトナー像が形成され、1枚目の第2種記録紙P1が所定のタイミングで給紙される。そして、第2種記録紙P1に各色のトナー像が重ね合わされて転写され、第2種記録紙P1上には、フルカラートナー像が転写されることになる。この第2種記録紙P1は、第1の定着器40に送られる。1枚目の第2種記録紙P1は、第1の定着器40において、加熱及び加圧され、トナー像は第2種記録紙P1上に定着される。そして、第1の定着器40を通過した第2種記録紙P1は、冷却ファン43により冷却された後に、画像形成装置Aから第2の定着器50へ送られる。ここで、冷却ファン43は、第2の定着モードに対応した制御により駆動されている。第2の定着モードにおける冷却ファン43の駆動制御の詳細については後述する。
第2の定着器50に送られた第2種記録紙P1は、各搬送ローラ70,71,72,73により、搬送路104に沿って搬送され、フラッパ107により搬送路105へ導かれる。そして、搬送路105へ導かれた第2種記録紙P1は、搬送ローラ75により搬送され、センサ62により検知されると、第2種記録紙P1の先端がレジストローラ63に突き当てられた状態で一旦停止される。このとき、図5に示すように、2枚目の第2種記録紙P2は、センサ92により検出され、搬送ローラ72に挟持された状態で停止されている。また、3枚目の第2種記録紙は、画像形成装置Aの第1の定着器40を通過中である。さらに、4枚目の第2種記録紙P4は、転写ベルト32に担持されて搬送され、第2種記録紙P4に対して画像形成動作が実行されている。さらに、5枚目の第2種記録紙P5は、給紙カセット3aから給紙され、転写ベルト32に向けて搬送されている状態にある。
第2種記録紙P1がレジストローラ63に突き当てられた状態で一旦停止されているとき、定着ベルト56は既に駆動されている。そして、定着ベルト56のホームポジションを検知するセンサ61の出力に基づいて定着ベルト56上の記録紙貼り付け位置HTが定着ベルト56と加圧ローラ52との間のニップ部に到達するタイミングが、CPU401により算出される。この算出されたタイミングと第2種記録紙P1の先端が上記ニップ部に到達するタイミングとが同期(一致)するように、レジストローラ63は回転駆動され、第2種記録紙P1は上記ニップ部へ送り出される。ここで、上記定着ベルト56上の記録紙貼り付け位置HTとは、定着ベルト56上における第2種記録紙を担持する(貼り付ける)ための基準位置である。第2種記録紙は、その先端が記録紙貼り付け位置HTとなるように定着ベルト56上に担持(貼り付け)される。
次いで、第2種記録紙P1は上記ニップ部を通過する。この際に第2種記録紙P1および第2宿記録紙P1上のトナー像は、定着ローラ51と加圧ローラ52とにより、所定の定着温度で加熱されるとともに、所定の圧力で押圧される。これにより、第2種記録紙P1に形成されている透明樹脂層は軟化し、透明樹脂層にトナー像が埋め込まれる状態になる。
詳細には、図3(a)に示すように、定着ベルト56と加圧ローラ52との間のニップ部を通過する前では、そのトナー像Tが、第2種記録紙Pの基材Pa上に形成された透明樹脂層Pb上に載っているような状態で定着されている。そして、第2種記録紙Pが上記ニップ部を通過すると、図3(b)に示すように、第2種記録紙Pの透明樹脂層Pbは軟化し、透明樹脂層Pbにトナー像Tが埋め込まれる。これと同時に、第2種記録紙Pは定着ベルト56上に担持されながら搬送される。
次いで、定着ベルト56により搬送された第2種記録紙P1が冷却ファン55による冷却領域に到達すると、この冷却領域において、第2種記録紙P1は、冷却ファン55により発生されるエアフローにより、冷却される。ここで、冷却ファン55により発生されるエアフローは、第2種記録紙を効率よく冷却するように、ダクト(図示せず)により上記冷却領域に導かれる。透明樹脂層Pbにトナー像Tが埋め込まれ、更に冷却されることにより、第2種記録紙P1の画像には銀塩写真並みの光沢が付与される。
このようにして冷却された第2種記録紙P1は、従動ローラ53により定着ベルト56の曲率が変化する領域に達すると、自らの剛性(こし)により、定着ベルト56表面から剥離される。詳細には、図4に示すように、第2種記録紙Pは、定着ベルト56の記録紙貼り付け位置HTが従動ローラ53により定着ベルト56の曲率が変化する領域に到達した後、第2種記録紙Pの先端から、定着ベルト56表面から剥離し始める。
次いで、図6に示すように、定着ベルト56から剥離された第2種記録紙P1は、搬送路106に沿って搬送され、センサ97を通過する。第2種記録紙P1がセンサ97を通過すると、2枚目の第2種記録紙P2は、定着ベルト56と加圧ローラ52との間のニップ部へ送り出される。そして、上記ニップ部において、第2種記録紙P2は加熱及び加圧され、そのトナー像は第2種記録紙P2の透明樹脂層に埋め込まれる。3枚目の第2種記録紙P3は、センサ62により検出され、その先端がレジストローラ63に突き当てられた状態で一旦停止される。4枚目の第2種記録紙P4は、センサ92により検出され、搬送ローラ72に挟持された状態で停止される。5枚目の第2種記録紙P5は、画像形成装置Aの第1の定着器40を通過中である。
そして、図7に示すように、1枚目の第2種記録紙P1は、カッターレジストレーション前センサ98まで搬送され、搬送ローラ79に挟持されて、一旦停止される。このとき、2枚目の第2種記録紙P2は、定着ベルト56から剥離され、搬送路106に沿って搬送されている。また、3枚目の第2種記録紙P3は、定着ベルト56と加圧ローラ52との間のニップ部を通過中である。この第2種記録紙P3においては、先行の第2種記録紙P1,P2と同様に、トナー像が透明樹脂層に埋め込まれる。4枚目の第2種記録紙P4は、搬送路107に沿って搬送されており、5枚目の第2種記録紙P5は、搬送路104に沿って搬送されている。以降同様に、第2種記録紙P4,P5は、上記ニップ部を通過し、第2種記録紙P4,P5上のトナー像が透明樹脂層に埋め込まれる。
次いで、1枚目の第2種記録紙P1は、カッター部83,84に送られ、これらのカッター部83,84により、第2種記録紙P1の左右、上下端がそれぞれ裁断される。そして、裁断後の第2種記録紙P1は、排紙トレイ131b上へ排出される。
以降続く第2種記録紙P2〜P5は、1枚目の第2種記録紙P1と同様に、カッター部83,84に送られ、これらのカッター部83,84により、第2種記録紙P2〜P5の左右、上下端がそれぞれ裁断される。そして、裁断後の第2種記録紙P2〜P5は、排紙トレイ131b上へ排出される。
次に、冷却ファン43の駆動制御について図8を参照しながら説明する。図8は冷却ファン43の駆動制御の手順を示すフローチャートである。図8のフローチャートに示す手順は、画像形成装置Aのコントローラ400(CPU401)により実行される。
冷却ファン43の駆動制御は、画像形成装置Aのコントローラ400により行われる。この制御は、プリントジョブの開始に合わせて開始される。なお、コントローラ400はコントローラ500から温度センサ109の検出値を受信する。コントローラ400は、図8に示すように、まず、選択されている定着モードが第1の定着モードであるか第2の定着モードであるかを判別する(ステップS1)。ここで、第1の定着モードは、第1種記録紙(通常の記録紙)に画像形成を行う場合の定着モードである。第2の定着モードは、第2種記録紙に画像形成を行う場合の定着モードである。この定着モードの選択は、ユーザにより設定された画像形成モードに応じて自動的に行われる。例えば、第1種記録紙を用いる画像形成モードが設定されると、第1の定着モードが選択され、また第2種記録紙を用いる画像形成モードが設定されると、第2の定着モードが選択される。
上記ステップS1において選択されている定着モードが第1の定着モードであると判別された場合、コントローラ400は、冷却ファン43をファン全速回転(ファンオン)で駆動するように制御する(ステップS2)。そして、コントローラ400は、本処理を終了する。この後、ジョブが終了すると、コントローラ400は、冷却ファン43の駆動を停止する。
上記ステップS1において選択されている定着モードが第2の定着モードであると判別された場合、コントローラ400は、温度センサ109により検出された温度が所定温度より高いか否かを判定する(ステップS3)。温度センサ109の検出温度は、搬送路104の周囲の温度に相当する。ここで、搬送路104の周囲の温度が所定温度より高い場合、コントローラ400は、冷却ファン43を半速回転(ハーフ)で駆動する(ステップS4)。この半速回転(ハーフ)での駆動は、冷却ファン43への駆動電流を制御することによって行われる。そして、コントローラ400は、本処理を終了する。この後、ジョブが終了すると、コントローラ400は、冷却ファン43の駆動を停止する。
上記ステップS3において搬送路104の周囲の温度が所定温度より高くないと判定された場合、コントローラ400は、冷却ファン43の駆動を停止し(ステップS5)、本処理を終了する。この後、ジョブが終了すると、コントローラ400は、冷却ファン43の駆動を停止する。
このように、搬送路104の周囲の温度が所定温度により高い場合、搬送路104を搬送中の第2種記録紙から周囲へ放散される熱量が少ないので、ベルト定着器50Aへ到達するまでの第2種記録紙の温度(用紙温度)の低下は小さい。よって、第2種記録紙の温度を下げるために、冷却ファン43は半速回転で駆動されることになる。これに対し、搬送路104の周囲の温度が所定温度以下の場合、搬送路104を搬送中の第2種記録紙から周囲へ放散される熱量が多いので、ベルト定着器50Aへ到達するまでの第2種記録紙の温度(用紙温度)の低下は大きい。よって、必要以上に第2種記録紙の温度が低下するのを抑えるために、冷却ファン43は停止されることになる。
上述した冷却ファンの駆動制御においては、温度センサ109により検出された温度に基づいて冷却ファン43が半速回転(ハーフ)で駆動されるかまたは停止される。これに代えて、第2の定着モードにおいては、温度センサ109により検出された温度に関係なく、冷却ファン43を半速回転(ハーフ)で駆動するように制御するようにしてもよい。また、冷却ファン43を停止するように制御するようにしてもよい。また、検出された温度に応じてより多段階(2/3速、1/3速など)に冷却ファン43の回転速度を変化させてもよい。
次に、第1の定着モードおよび第2の定着モードにおける記録紙の温度変化について図9〜図12を参照しながら説明する。図9は第1の定着モードにおいて冷却ファン43を全速回転で駆動した場合の第1種記録紙の温度変化を示す図である。図10は第2の定着モードにおいて冷却ファン43を全速回転で駆動した場合の第2種記録紙の温度変化を示す図である。図11は第1の定着モードにおいて冷却ファン43を3つのファン回転速度で駆動した場合の第1種記録紙の温度変化を示す図である。図12は第2の定着モードにおいて冷却ファン43を3つのファン回転速度で駆動した場合の第2種記録紙の温度変化を示す図である。
第1の定着モードにおいて冷却ファン43を全速回転で駆動した場合、図9に示すように、第1の定着器40を通過し、加熱された第1種記録紙は、冷却ファン43の位置で急速冷却され、第1種記録紙の温度(用紙温度)は急激に低下する。その後、第1種記録紙が冷却ファン43のエアフローによる冷却効果が作用しない位置まで搬送されると、第1種記録紙の温度は、周囲との温度差により、徐々に低下する。そして、排出口位置(ローラ74の位置)において、第1種記録紙の温度が所定温度以下になれば、第1種記録紙におけるカールの成長を最小限に抑えることができる。
第2の定着モードにおいて冷却ファン43を全速回転で駆動した場合、図10に示すように、第1の定着器40を通過し、加熱された第2種記録紙は、冷却ファン43の位置で急速冷却され、第2種記録紙の温度(用紙温度)は急激に低下する。その後、第2種記録紙が冷却ファン43のエアフローによる冷却効果が作用しない位置まで搬送されると、第2種記録紙の温度は、周囲との温度差により、徐々に低下する。そして、第2種記録紙は、フラッパ107により、ベルト定着器50Aへ向けて搬送される。第2種記録紙がベルト定着器50Aの定着ベルト56と加圧ローラ52との間のニップ部を通過すると、第2種記録紙の温度は急激に上昇する。この際、ベルト定着器50A(定着ローラ51および加圧ローラ52のハロゲンランプ53,54)は、上昇温度分の電力を消費し、定着ローラ51および加圧ローラ52の表面温度は低下する。
次いで、第2種記録紙が冷却ファン55による冷却領域内に進入すると、第2種記録紙の温度は、急激に低下する。その後、第2種記録紙が冷却ファン55の冷却効果が作用しない位置まで搬送されると、第2種記録紙の温度は、周囲との温度差により、徐々に低下する。ここで、第2種記録紙の温度を下げることによって、冷却ファン55の下流にある搬送ローラ、ガイドリブとの擦れに起因する第2種記録紙における画像の光沢ムラがなくなる。そして、排出口位置において、第2種記録紙の温度が所定温度以下になれば、第2種記録紙におけるカールの成長を最小限に抑えることができる。
次に、第1の定着モードにおいて冷却ファン43を3つのファン回転速度でそれぞれ駆動した場合の第1種記録紙の温度変化について説明する。
まず、冷却ファン43を停止(ファンオフ)した場合、図11に示すように、第1種記録紙の温度(用紙温度)は、急激に低下することなく、排出口位置に搬送されるまでに徐々に低下する。この場合、第1種記録紙はカールし、排出トレイ131aへの積載性が悪化する。また、定着後のトナー像は、乾燥していない状態で、搬送ローラ、ガイドリブなどに擦られることになり、第1種記録紙上の画像に光沢ムラが生じることになる。
冷却ファン43を半速回転(ファンハーフ)で駆動した場合、冷却ファン43の停止に比して軽微ではあるが、第1種記録紙にカール、光沢ムラなどが発生する。よって、光沢ムラおよびカールの発生をなくすために、第1の定着モードにおいては、冷却ファン43を、全速回転(ファンオン)で駆動する制御が行われる。
次に、第2の定着モードにおいて冷却ファン43を3つのファン回転速度でそれぞれ駆動した場合の第2種記録紙の温度変化について説明する。
まず、冷却ファン43を全速回転(ファンオン)で駆動した場合、図12に示すように、第1の定着器40による定着後の第2種記録紙が搬送ローラ、ガイドリブなど擦れることによる光沢ムラの発生をなくすことができる。しかしながら、ベルト定着器50A到達時における第2種記録紙の温度(用紙温度)は、非常に低い温度まで低下しており、ベルト定着器50Aにおいて第2種記録紙に与える熱量が増大することになる。
ここで、ベルト定着器50Aで第2種記録紙を再度加熱することにより、第1の定着器40による定着後の第2種記録紙に生じた光沢ムラをなくすことは可能である。従って、あえて第1の定着器40通過後の第2種記録紙を冷却ファン43で急速冷却する必要はない。そして、ベルト定着器50Aのニップ部を通過した第2種記録紙は、冷却ファン55により冷却されるので、第2種記録紙における画像の光沢ムラの発生をなくすことができるとともに、カールによる積載性の悪化を最小限に抑えることができる。よって、第2の定着モードにおいては、ベルト定着器50Aに到達する際の第2種記録紙の温度(用紙温度)が所定範囲内の温度になるように、冷却ファン43を停止(ファンオフ)または半速回転(ファンハーフ)で駆動する制御が行われる。これにより、ベルト定着器50Aにおける消費熱量(消費電力)を軽減することができる。
本実施の形態においては、画像形成モードに応じて第1の定着モードまたは第2の定着モードが設定される。これに代えて、ユーザ操作により定着モードとして、第1の定着モードまたは第2の定着モードを選択するようにしてもよい。
また、第2の定着モード時に第2の定着器50内でジャムなどが発生した場合、定着モードを第1の定着モードへ切り換え、第1の定着器40を通過した後続の第2種記録紙を排出トレイ131aへ排出するようにしてもよい。
また、冷却ファン43の冷却能力(風量)を3以上の多段階に切り換えるようにしてもよい。また、冷却ファン43の風量(ファン回転速度)を直接制御することに代えて、ダンパなどの風量調節機構を設けて、風量を制御するような構成を採用することも可能である。
このように、本実施の形態によれば、ベルト定着器50Aにおける無駄な電力消費の増大および駆動機構の大型化を招くことなく、光沢ムラがない高画質な画像を安定に出力することができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す縦断面図である。 画像形成装置全体の制御を行う制御構成を示すブロック図である。 (a)は第1の定着器40を通過した後の第2種記録紙上のトナー像の定着状態を模式的に示す図、(b)はベルト定着器50Aを通過した後の第2種記録紙上のトナー像の定着状態を模式的に示す図である。 第2の定着器50の定着ベルト56から第2種記録紙が剥離する際の状態を模式的に示す図である。 第2種記録紙を用いて連続して画像形成を行う場合の第2種記録紙の流れを模式的に示す図である。 第2種記録紙を用いて連続して画像形成を行う場合の第2種記録紙の流れを模式的に示す図である。 第2種記録紙を用いて連続して画像形成を行う場合の第2種記録紙の流れを模式的に示す図である。 冷却ファン43の駆動制御の手順を示すフローチャートである。 第1の定着モードにおいて冷却ファン43を全速回転で駆動した場合の第1種記録紙の温度変化を示す図である。 第2の定着モードにおいて冷却ファン43を全速回転で駆動した場合の第2種記録紙の温度変化を示す図である。 第1の定着モードにおいて冷却ファン43を3つのファン回転速度で駆動した場合の第1種記録紙の温度変化を示す図である。 第2の定着モードにおいて冷却ファン43を3つのファン回転速度で駆動した場合の第2種記録紙の温度変化を示す図である。
符号の説明
A 画像形成装置
40 第1の定着器(第1の加熱手段)
43 冷却ファン
50 第2の定着器
50A ベルト定着器(第2の加熱手段)
104,105 搬送路
107 フラッパ
109 温度センサ
400,500 コントローラ
401 CPU
402 ROM

Claims (12)

  1. 現像剤像が乗った記録紙を加熱する第1の加熱手段と、
    前記第1の加熱手段を通過した記録紙を冷却する冷却手段と、
    前記冷却手段により冷却された記録紙を加熱し、前記記録紙の画像に光沢を付与する第2の加熱手段と、
    前記第2の加熱手段と前記冷却手段の間の記録紙搬送路に設けられている温度検出手段と、
    前記温度検出手段により検出された温度に基づいて前記冷却手段の冷却能力を切り換える制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記冷却手段は、ファンを有し、前記制御手段は、前記温度検出手段により検出された温度に基づいて前記ファンの風量を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記温度検出手段で検出された温度が低いほど前記冷却手段の冷却能力を低くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. さらに、前記冷却手段を通過した記録紙を外部へ導く第1の搬送路と、前記冷却手段を通過した記録紙を前記第2の加熱手段へ導き、前記第1の搬送路と排他的に選択可能である第2の搬送路とを有する搬送手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1の搬送路が選択された場合、前記温度検出手段で検出された温度に基づく冷却能力の切換制御を実行しないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、樹脂層が形成されている記録紙が搬送されている場合に、前記温度検出手段で検出された温度に基づく冷却能力の切換制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 現像剤像が乗った記録紙を加熱する第1の加熱手段と、
    前記第1の加熱手段を通過した記録紙を冷却する冷却手段と、
    前記冷却手段により冷却された記録紙を加熱し、前記記録紙の画像に光沢を付与する第2の加熱手段と、
    前記冷却手段を通過した記録紙を外部へ導く第1の搬送路と、前記冷却手段を通過した記録紙を前記第2の加熱手段へ導き、前記第1の搬送路と排他的に選択可能である第2の搬送路とを有する搬送手段と、
    前記第2の搬送路が選択された場合、前記冷却手段の冷却能力を、前記第1の搬送路が選択された場合の前記冷却手段の冷却能力より小さくする制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 現像剤像が乗った記録紙を加熱する第1の加熱手段と、前記第1の加熱手段を通過した記録紙を冷却する冷却手段と、前記冷却手段により冷却された記録紙を加熱し、前記記録紙の画像に光沢を付与する第2の加熱手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記第2の加熱手段と前記冷却手段の間の記録紙搬送路に設けられた温度検出手段により検出された温度に基づいて、前記冷却手段の冷却能力を切り換えるように該冷却手段を制御する制御工程
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 前記冷却手段は、ファンを有し、
    前記制御工程は、前記温度検出手段により検出された温度に基づいて、前記ファンの風量を切り換えるように前記冷却手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置の制御方法。
  9. 前記制御工程は、前記温度検出手段で検出された温度が低いほど前記冷却手段の冷却能力を低くするように該冷却手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 前記画像形成装置は、さらに、前記冷却手段を通過した記録紙を外部へ導く第1の搬送路と、前記冷却手段を通過した記録紙を前記第2の加熱手段へ導き、前記第1の搬送路と排他的に選択可能である第2の搬送路とを有する搬送手段を備え、
    前記制御工程は、前記第1の搬送路が選択された場合、前記温度検出手段で検出された温度に基づく冷却能力の切換制御を実行しないことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 前記制御工程は、樹脂層が形成されている記録紙が搬送されている場合に、前記温度検出手段で検出された温度に基づく冷却能力の切換制御を実行することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置の制御方法。
  12. 現像剤像が乗った記録紙を加熱する第1の加熱手段と、前記第1の加熱手段を通過した記録紙を冷却する冷却手段と、前記冷却手段により冷却された記録紙を加熱し、前記記録紙の画像に光沢を付与する第2の加熱手段と、前記冷却手段を通過した記録紙を外部へ導く第1の搬送路および前記冷却手段を通過した記録紙を前記第2の加熱手段へ導き、前記第1の搬送路と排他的に選択可能である第2の搬送路とを有する搬送手段とを備える画像形成装置の制御方法において、
    前記第2の搬送路が選択された場合、前記冷却手段の冷却能力を、前記第1の搬送路が選択された場合の前記冷却手段の冷却能力より小さくするように前記冷却手段を制御する制御工程
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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