JP5183351B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録材の表裏両面に形成されたトナー像を光沢化することが可能な画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いる画像形成部にて有色トナー像及び透明トナー像を記録材へ形成し、このトナー像を定着部で加熱定着する画像形成装置が広く用いられている(特許文献1)。
また、有色トナー像を形成する画像形成装置では、表面にトナー像が定着された記録材を表裏反転して画像形成部へ再搬送する再搬送路を設け、記録材の反対の面へもトナー像を形成して定着する画像形成装置が広く用いられている。
さらに、記録材に定着されたトナー像を再度加熱して光沢度を高める光沢化処理をおこなう光沢化部を備える画像形成装置が実用化されている。
特許文献1には、記録材搬送体(又は中間転写体)に沿って、透明トナー像を形成する透明画像形成部と、有色トナー像を形成する有色画像形成部とを配置した画像形成装置が示される。
特許文献2には、未定着トナー像を担持した記録材を耐熱フィルムの無端状定着ベルトに密着させて加熱・加圧する光沢化部が示される。ここでは、記録材を定着ベルトに密着させたままの状態で冷却部により強制冷却してトナー像を固化させた後、トナー像が定着固化された記録材を定着ベルトから曲率分離させている。画像面が定着ベルトの平滑な表面形状にならって凝固するため、平滑で光沢性に優れた画像面が得られる。
特許文献3には、透明トナー像の画像形成部と定着装置とを備えて、フルカラー画像形成装置の筐体外の後段に接続される透明画像専用の画像形成装置が示される。
特開平09−200551号公報 特開平04−362679号公報 特開2007−32281号公報
記録材の表裏両面のトナー像を光沢処理する場合、光沢化部で表面が光沢化処理された記録材の表裏を反転させて画像形成部へ搬送する再搬送路を設け、記録材の表裏両面に対して自動的に光沢化処理を行うことが望ましい。
しかし、画像形成部の下流側に光沢化部を配置すると、画像形成装置が記録材の搬送方向に大型化する。そして、表面が光沢化された記録材を再び画像形成部へ搬送するための再搬送路を設けると、画像形成装置は、記録材の搬送方向にさらに大型化する。
本発明は、記録材の表裏両面の光沢化処理を行うための光沢化部及び再搬送路を備えた画像形成装置の大型化を抑制することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、記録材に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で画像が形成された面とは反対の面に画像が形成されるように、前記画像形成部へ記録材を搬送する再搬送路とを有するものである。そして、前記画像形成部で形成された画像の光沢度を高める光沢化処理を行う光沢化部を備え、前記光沢化部によって記録材の両面の画像を光沢化処理する第1光沢モードと、前記光沢化部による光沢化処理を行わず、前記第1光沢モードで形成される画像よりも光沢度の低い画像を記録材の両面に形成する第2光沢モードとを実行可能であって、前記光沢化部は、前記再搬送路に設けられる。
本発明によれば、画像形成部でトナー像が形成された記録材を再び画像形成部へ搬送する再搬送路に光沢化部を設けているので、光沢化部から画像形成部へ記録材を搬送する経路を短くすることができる。従って、記録材の両面の画像を光沢化する画像形成装置の小型化を行うことができる。
以下、本発明のいくつかの実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明は、画像形成部へ記録材を再給送する再搬送路に光沢化部が配置される限りにおいて、実施形態の構成の一部又は全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
本発明は、透明トナー像の画像形成部のみを筐体内に配置した実施形態には限定されず、透明トナー像を含む各色トナー像の画像形成部を筐体内に配置した実施形態でも実施できる。
なお、特許文献1〜3に示される画像形成装置及び光沢化部の一般的な事項については、図示を省略して重複する説明を省略する。また、請求項で用いた構成名に括弧を付して示した参照記号は、発明の理解を助けるための例示であって、実施形態中の該当する部材等に構成を限定する趣旨のものではない。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の画像形成システムの構成の説明図、図2は有色画像形成装置の詳細な構成の説明図、図3は透明画像形成装置の詳細な構成の説明図である。
図1に示すように、第1実施形態の画像形成システムは、有色画像形成装置100の筐体外の後段に、透明画像形成装置300を接続し、更に、その筐体外の後段に後処理装置600を接続して構成される。有色画像形成装置100は、フルカラー画像形成装置であるが、有彩色には限定されず、モノクロの画像形成装置でもよい。第1実施形態では、有色画像形成装置100、透明画像形成装置300、及び後処理装置600は、オプションの組み合わせの都合で別筐体の構成とした。しかし、この3つは、3つの筐体に分かれていても、2つの筐体に分かれていても、1つの筐体に囲われていても良い。
透明画像形成装置300は、有色画像形成装置100及び後処理装置600に対して分離可能であり、透明画像形成装置300単体での使用に加えて、後処理装置600と接続しての使用も可能である。
後処理装置600は、透明画像形成装置300から記録材Pを受け入れて処理トレイ610に一時的に積載し、ここで記録材Pの整合、綴じ処理等の後処理を行う。その後、記録材Pの束は、束排出ローラ620によって、処理トレイ610からスタックトレイ630へ束排出される。
また、透明画像形成装置300の排出パス360から排出された記録材Pは、方向切り替え器641によって、搬送方向を、処理搬送パス640又は排出パス650に切り替えられる。
図2に示すように、有色画像形成装置100は、中間転写ベルト125に沿って、有色画像形成部の一例であるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部200Y、200M、200C、200Kを配置した4ドラムタンデム方式である。
画像形成部200Yでは、感光ドラム120Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト125に一次転写される。画像形成部200Mでは、感光ドラム120Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト125のイエロートナー像に位置を合わせて一次転写される。画像形成部200C、200Kでは、それぞれ感光ドラム120C、120Kにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて、同様に中間転写ベルト125のトナー像に位置を合わせて順次一次転写される。
中間転写ベルト125に一次転写された四色のトナー像は、二次転写部N2へ給送された記録材Pへ、一括二次転写される。二次転写部N2でトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置127で加熱されてトナー像を定着された後に、筐体外の後段の透明画像形成装置(300:図1)へ排出される。
記録材給送装置110は、記録材カセット110aからピックアップローラ110bで引き出した記録材Pを、分離装置110cで1枚ずつに分離して、レジストローラ112へ送り出す。レジストローラ112は、停止状態で記録材Pを受け止めて待機させ、中間転写ベルト125のトナー像にタイミングを合わせて、二次転写部N2へ記録材Pを送り出す。
画像形成部200Y、200M、200C、200Kは、付設された現像装置123Y、123M、123C、123Kで用いるトナーの色が異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部200Yについて説明し、他の画像形成部200M、200C、200Kについては、説明中の符号末尾のYを、M、C、Kに読み替えて説明されるものとする。
画像形成部200Yは、感光ドラム120Yの周囲に、帯電ローラ121Y、露光装置122Y、現像装置123Y、一次転写ローラ124Y、およびクリーニング装置を配置している。
感光ドラム120Yは、アルミニウム製シリンダの外周面に、帯電極性が負極性の有機光導電体層(OPC)を形成してあり、中間転写ベルト125とほぼ等しい表面速度で矢印R1方向に回転する。
帯電ローラ121Yは、金属製の中心軸の表面に抵抗性の弾性層を被せて形成され、感光ドラム120Yに圧接して従動回転する。帯電ローラ121Yは、交流電圧を重畳した直流電圧を不図示の電源から印加されることにより、感光ドラム120Yの表面を一様な負極性の電位に帯電させる。
露光装置122Yは、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム120Yの表面に静電像を書き込む。
現像装置123Yは、非磁性トナーを磁性キャリアに混合した二成分現像剤を攪拌して、非磁性トナーを負極性に、磁性キャリアを正極性にそれぞれ帯電させる。帯電した二成分現像剤は、感光ドラム120Yとカウンタ方向に回転する現像スリーブSaに穂立ち状態で担持されて、感光ドラム120Yを摺擦する。負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した現像電圧を現像スリーブSaに印加することにより、現像スリーブSaよりも相対的に正極性となった感光ドラム120Yの露光部へトナーが移動して、静電像が反転現像される。
一次転写ローラ124Yは、感光ドラム120Y側へ中間転写ベルト125を挟み込むように圧接されて、感光ドラム120Yと中間転写ベルト125との間に一次転写部を形成する。正極性の直流電圧を一次転写ローラ124Yに印加することにより、負極性に帯電して感光ドラム120Yに担持されたトナー像が、一次転写部を通過する中間転写ベルト125へ一次転写される。
中間転写ベルト125は、駆動ローラ126c、テンションローラ126d、及び対向ローラ126bに掛け渡して支持され、駆動ローラ126cに駆動されて矢印R2方向に回転する。
二次転写ローラ126aは、対向ローラ126bによって内側から支持された中間転写ベルト125に圧接して、二次転写ローラ126aと中間転写ベルト125との間に二次転写部N2を形成する。正極性の直流電圧を二次転写ローラ126aに印加することにより、負極性に帯電して中間転写ベルト125に担持されたトナー像が、二次転写部N2を通過する記録材Pへ二次転写される。
ベルトクリーニング装置128は、中間転写ベルト125にクリーニングウエブを摺擦させて、二次転写部N2を通過した中間転写ベルト125の表面に残留した転写残トナー、紙粉等を除去する。
ところで、記録材Pの両面に画像形成する場合、表面画像が定着された記録材Pを両面搬送パス140へ送り込んで、表裏反転状態で二次転写部N2へ再給送する制御が選択される。反対の面に画像形成される記録材Pは、スイッチバック経路143において、記録材Pの後端を先端にするように表裏反転されて、レジストローラ112へ搬送されて待機する。レジストローラ112は、中間転写ベルト125の裏面画像のトナー像にタイミングを合わせて二次転写部N2へ記録材Pを送り出す。
二次転写部N2へ給送されて反対の面にもトナー像が転写された記録材Pは、定着装置127によってトナー像が定着された後に、排出搬送経路130から排出ローラ132を通じて筐体外の後段へ排出される。
方向切り替え器131は、定着装置127で定着処理された記録材Pを、両面搬送パス140へ送り込むか、排出搬送経路130から排出ローラ132を通じて筐体外の後段へ排出するかを切り替える。方向切り替え器142は、スイッチバック経路143における搬送の正逆転に連動して作動して、反転部143へ送り込まれた記録材Pを、スイッチバックさせて両面搬送パス140へ送り出す。方向切り替え器142は、反転部143において後端を先端にするように表裏反転された記録材Pを、排出ローラ132へ送り出して筐体外の後段へ排出させるか否かを切り替える。
図3に示すように、有色画像形成装置100から排出された記録材Pは、搬送ローラ311によってレジストローラ312へ搬送される。レジストローラ312は、停止状態で記録材Pを受け止めて斜行矯正した後に、感光ドラム320の回転に同期して搬送を開始し、感光ドラム320の透明トナー像に重なるように、転写部Nへ記録材Pを送り込む。
画像形成部200CLは、感光ドラム320の周囲に、帯電ローラ321、露光装置322、現像装置323、転写ローラ324、およびクリーニング装置を配置している。
感光ドラム320は、アルミニウム製シリンダの外周面に、帯電極性が負極性の有機光導電体層(OPC)を形成してあり、一方の軸端から駆動力を伝達されて矢印R1方向に回転する。
帯電ローラ321は、金属性の中心軸の表面に抵抗性の弾性層を被せて形成され、感光ドラム320に圧接して従動回転する。帯電ローラ321は、交流電圧を重畳した直流電圧を印加されることにより、感光ドラム320の表面を一様な負極性の電位に帯電させる。
露光装置322は、フルカラー画像に重ねて形成される透明画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム320の表面に静電像を書き込む。
現像装置323は、非磁性トナーを磁性キャリアに混合した二成分現像剤を攪拌して、非磁性トナーを負極性に、磁性キャリアを正極性にそれぞれ帯電させる。帯電した二成分現像剤は、感光ドラム320とカウンタ方向に回転する現像スリーブSに穂立ち状態で担持されて、感光ドラム320を摺擦する。負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した現像電圧を現像スリーブSに印加することにより、現像スリーブSよりも相対的に正極性となった感光ドラム320の露光部へトナーが移動して、静電像が反転現像される。
転写ローラ324は、感光ドラム320へ圧接して感光ドラム320との間に転写部Nを形成する。転写ローラ324に正極性の直流電圧を印加することにより、負極性に帯電して感光ドラム320に担持された透明トナー像が、転写部Nを通過する記録材Pへ転写される。
定着装置327は、転写部Nで透明トナー像を転写された記録材Pを受け入れて挟持搬送しつつ加熱して、未定着の透明トナー像を記録材Pの表面に溶融定着する。定着装置327は、ハロゲンランプヒータ327cによって加熱される定着ローラ327aに、ハロゲンランプヒータ327dによって加熱される加圧ローラ327bを圧接して構成される。定着ローラ327aは、一方の軸端から駆動力を伝達されて回転し、加圧ローラ327bは、定着ローラ327aの回転に伴って従動回転する。定着ローラ327a及び加圧ローラ327bは、表面温度が所定温度となるように、それぞれハロゲンランプヒータ327c、327dへの供給電力を調整されている。
給紙装置370は、別の画像形成装置で画像形成された記録材Pを、給送パス380経由でレジストローラ312へ搬送して、有色画像形成装置100から排出された記録材Pと同様に光沢処理することを可能にする。
方向切り替え器331は、定着装置327で定着処理された記録材Pを、両面搬送パス340へ送り込むか、排出搬送パス330から排出ローラ332を通じて筐体外の後段へ排出するかを切り替える。
ところで、記録材Pの両面に透明画像を形成する場合、表面の透明画像が定着された記録材Pを両面搬送パス340へ送り込んで、表裏反転状態で転写部Nへ再給送する制御が選択される。このとき、ベルト定着装置400は、加熱を伴わない搬送ローラ及び搬送ローラとして機能する。
反対の面に透明トナー像が転写される記録材Pは、スイッチバック経路の一例である排出パス360において、記録材Pの後端を先端にするように表裏反転されて、レジストローラ312へ搬送されて待機する。レジストローラ312は、感光ドラム320に担持された反対の面の透明トナー像にタイミングを合わせて転写部Nへ記録材Pを送り出す。
転写部Nへ給送されて反対の面にも透明トナー像が転写された記録材Pは、定着装置327によって透明トナー像が定着された後に、排出搬送経路330から排出ローラ332を通じて筐体外の後段へ排出される。
方向切り替え器352は、排出パス360における搬送の正逆転に連動して作動して、排出パス360へ送り込まれた記録材Pを、スイッチバックさせて再搬送パス350へ送り出す。
透明画像形成装置300の両面搬送パス340には、定着装置327と画像形成部200CLの下方に位置させて、画像形成部で形成された画像の光沢度を高める光沢化処理を行う光沢化部が配置される。ベルト定着装置400は、記録材P上の透明トナー像を光沢処理し、光沢処理された記録材Pは、搬送ローラ351によって、排出パス360に搬送され、そのまま筐体外の後段の後処理装置(600:図1)へ送り込まれる。
反転部の一例である排出パス360は、ベルト定着装置400で光沢処理された記録材Pを、再搬送パス350へスイッチバックして、転写部Nへ再給送することなく、筐体外の後段の後処理装置(600:図1)へ合流させるように搬送可能である。
また、透明画像形成装置300には、給紙装置370が設けられており、別の画像形成装置で記録材上に有色画像を形成した記録材P’を給送パス380に送出することができる。記録材P’は、搬送ローラ381によってレジストローラ対312へと搬送され、有色画像形成装置100から排出された記録材Pと同様に処理される。
<ベルト定着装置>
図4はベルト定着装置の詳細な構成の説明図である。
図4に示すように、ベルト定着装置400は、無端状の定着ベルト401に記録材Pの画像面を密着させた状態で、一体に加熱ニップ部N4を通過させて、画像面の透明トナー像担持面を加熱して透明トナー像を再溶融する。その後、記録材Pを定着ベルト401で搬送しつつ冷却ファン408、409で強制冷却して、透明トナー像を再固化させることにより、透明画像で覆われた記録材Pの画像面に、定着ベルト401の平滑な面を写し取った高い光沢度を付与する。
加熱部材の一例である定着ベルト401は、加熱ローラ402と分離ローラ403との間に掛け渡して支持される。加圧部材の一例である加圧ローラ404は、両軸端部をバネ付勢されて、加熱ローラ402によって内側から支持された定着ベルト401に接触して圧接し、定着ベルト401と加圧ローラ404との間に加熱ニップ部N4を形成する。
加熱ローラ402は、一方の軸端から回転駆動されて、図中右回り方向に所定速度で回転し、定着ベルト401は、加熱ローラ402に駆動されて、図中右回り方向に所定速度で回転する。分離ローラ403及び加圧ローラ404は、定着ベルト401の回転に伴って従動回転する。分離ローラ403は、定着ベルト401に所定の張力を与えるテンションローラを兼ねている。
加熱部材の一例である加熱ローラ402は、定着装置327側に寄せて配置され、同心円状に3層構造を採用して、アルミニウム製中空パイプにより構成されるコア部分の外側に、シリコンゴムにより構成される弾性層を被せてある。弾性層の表面は、フッ素樹脂材料(PFA)により構成される離型層で覆われている。
加圧部材の一例である加圧ローラ404もまた、同心円状に3層構造を採用しており、アルミニウム製中空パイプにより構成されるコア部分の外側に、シリコンゴムにより構成される弾性層を被せてある。接触に係る弾性層の表面は、フッ素樹脂材料(PFA)により構成される離型層で覆われている。
定着ベルト401は、記録材Pの画像面に密着するベルト表面が、高光沢画像を形成するために、表面粗さRz1.5μm以下の鏡面状に仕上げられている。定着ベルト401は、ポリイミド樹脂の厚さ85μmの基層の表面に、シリコンゴムで構成される厚さ100μmの弾性層を形成している。弾性層の表面は、ポリイミドシリコン樹脂で構成される厚さ30μmの離型層を皮膜形成してある。
加熱ローラ402の中空パイプ内には、熱源としてのハロゲンランプヒータ406が配設されている。ハロゲンランプヒータ406に電力を供給することにより、加熱ローラ402は、内側から加熱されて、表面温度が上昇する。ただし、熱源は、ハロゲンランプヒータに限らず、励磁コイルから生じた磁束により加熱ローラ402の中空パイプを電磁誘導加熱する方式を採用しても構わない。
サーミスタS402は、加熱ローラ402の表面温度を検知しており、サーミスタS402によって検知される加熱ローラ402の表面温度が、ハロゲンランプヒータ406の制御にフィードバックされる。
制御部110は、画像形成装置100の本体制御部を兼ねており、加熱ローラ402の表面温度がそれぞれの目標温度に維持されるように、ハロゲンランプヒータ406に供給する電力を制御する。制御部110は、加熱ローラ402を、所定の目標温度に温調管理して、加熱ニップ部N4の温度を所定の定着温度(160℃)に温度管理する。
分離ローラ403は、加熱ローラ402から所定間隔を保って配置されたアルミニウム製中空パイプにより構成される。
加熱ローラ402の下流側における定着ベルト401の内側面に対向させて、定着ベルト401を冷却するための冷却部の一例である冷却ファン408が画像形成部200CL側に寄せて設けられる。加熱ローラ402の下流側における定着ベルト401の外側面に対向させて、定着ベルト401及び記録材Pを冷却するための冷却ファン409が設けられる。
冷却ファン408、409は、記録材P及び定着ベルト401に冷却風を当てて、定着ベルト401に密着して移動する記録材Pに担持された透明トナー像を、強制的に冷却する。
なお、記録材P及び定着ベルト401の冷却手段としては、冷却ファン408、409には限らず、ペルチェ素子、ヒートパイプ、冷却水の循環装置を用いても良い。
図3に示すように、冷却ファン409は、透明画像形成装置300の本体左側面に設けられたエアー吸引口301から外気を吸引して、筐体内に矢印A方向のエアフローをエアフロー形成する。定着ベルト401の上向き面に向かって吹き付けられた冷却エアーは、透明画像形成装置300の本体後側面に設けられた排気ファン302によって、本体後方の空間に排気される。なお、エアー吸引口301の配置は、本体左側面には限らず、ベルト定着装置400と画像形成部200CLとの間にエアフローをエアフロー形成できる構成であれば、どこでもかまわない。
ベルト定着装置400は、透明トナー像が画像形成部200CLで転写され、定着装置327で定着された記録材Pを受け入れて、下向きの画像面を定着ベルト401の上向き面に密着させた状態で加熱ニップ部N4により挟持搬送する。その際、加熱ローラ402から供給される熱によって、透明トナーの温度が上昇して軟らかくなり、さらに加圧ローラ404からの圧力が加わることにより、透明トナー像の表面が定着ベルト401に密着する。この時、透明トナー像が形成されている記録材Pの画像面は、定着ベルト401の鏡面状の表面形状に倣った鏡面状に平坦化される。
定着ベルト401に密着した記録材Pは、定着ベルト401の回転によって分離ローラ403まで搬送される冷却領域において、冷却ファン408、409によって効率よく強制的に冷却される。透明トナー像は、透明トナーの軟化点温度(ガラス転移点温度:約50℃)よりも低い温度(約35℃)に冷却されることで、定着ベルト401の表面の離型性と相まって、定着ベルト401から剥がれ易い状態になる。
記録材Pは、冷却領域で十分に冷却されて透明トナー像が固化した後、分離ローラ403に沿って定着ベルト401の曲率が変化する分離部にて、自らの剛性(こし)によって定着ベルト401から剥離(曲率分離)する。
固化した後に定着ベルト401から剥離された記録材Pの画像面は、透明トナー像が定着された領域も有色トナー像が定着された領域も含めて面全体が定着ベルト401の鏡面状の表面形状に対応した凹凸のない状態に仕上げられている。従って、高光沢画像が得られる。
ベルト定着装置400は、記録材Pを表裏反転状態で画像形成部200CLへ給送するための両面搬送パス340に配置される。制御部110は、高光沢処理を伴わない両面画像形成時には、ハロゲンランプヒータ406をOFFして、ハロゲンヒータランプ406への電力供給(通電)を停止する。これにより、ベルト定着装置400の加熱ニップ部N4を、記録材P上の透明トナー像が溶融しない温度にする。画像の加熱動作が停止されることにより、ベルト定着装置400は、光沢化処理を伴わない記録材Pを表裏反転するための搬送経路及び搬送機構の一部として利用される。
<制御手段>
図5は低光沢処理のフローチャート、図6は部分光沢処理のフローチャート、図7は高光沢処理のフローチャートである。図5〜図7中、共通する処理の制御ステップには共通の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1に示すように、第1実施形態の画像形成システムは、低光沢モード、第2光沢モードの一例である部分光沢モード、第1光沢モードの一例である高光沢モードを選択して実行可能である。
(1)低光沢モード :低光沢モードは、記録材Pの片面又は両面に有色トナー像を定着した後、透明画像を形成することなく、そのまま後処理装置600へ搬送する。
(2)部分光沢モード:部分光沢モードは、記録材Pの片面又は両面に有色トナー像を定着した後、透明な文字画像やパターン画像を記録材の画像面に形成して画像面に部分的な光沢差を形成する。例えばフルカラー画像の必要な箇所に光沢パターンを追加して立体感や素材感を演出したり、「見本」、「参考」等の光沢文字を付加したりする。
(3)高光沢モード :高光沢モードは、記録材Pの片面又は両面に有色トナー像を定着した後、画像面の全面を鏡面状態の透明画像の皮膜で覆って、出力画像に銀塩写真並みの高い光沢性を付与する。
図1を参照して図5に示すように、操作部108を通じて低光沢モードが選択されると(S11のYES)、制御部110は、画像データから有色画像データを作成する(S12)。
制御部110は、画像形成部200Y、200M、200C、200Kを制御して各色の有色トナー像を形成して、記録材Pに転写して、定着装置127により定着する(S13)。
片面画像形成の場合(S14のNO)、制御部110は、方向切り替え器131によって、進路を排出パス130側へ切り替え、方向切り替え器310によって、進路を排出パス360側へ切り替える。片面に画像形成された記録材Pは、排出ローラ132によって排出パス360へ搬送されて、そのまま後処理装置600へ搬送される。
両面画像形成の場合(S14のYES)、制御部110は、方向切り替え器131によって進路を両面搬送パス140側へ切り替える。制御部110は、裏面画像データから有色画像データを作成し(S15)、記録材Pの反対の面にも各色の有色トナー像を転写して、定着装置127により定着する(S16)。
制御部110は、方向切り替え器131によって、進路を排出パス130側へ切り替え、方向切り替え器310によって、進路を排出パス360側へ切り替える。両面に画像形成された記録材Pは、排出ローラ対132から排出パス360へ搬送されて、そのまま後処理装置600へ搬送される。
図1を参照して図6に示すように、操作部108を通じて部分光沢モードが選択されると(S21のYES)、低光沢モードの場合と同様な手順(S12〜S16)で記録材Pの片面又は両面に有色トナー像を形成する。しかし、制御部110は、方向切り替え器310によって、進路を搬送パス313側へ切り替えているので、有色トナー像が形成された記録材Pは、搬送パス313を通じて画像形成部200CLへ給送される。
制御部110は、ジョブの画像データから部分透明画像データを作成し(S22)、画像形成部200CLを制御して部分透明画像のトナー像を形成し、記録材Pに転写して定着装置327により定着する(S23)。記録材Pの有色トナー像が定着された画像面に、部分透明画像のトナー像を重ねて定着させる。
片面画像形成の場合(S24のNO)、制御部110は、ベルト定着装置400の加熱をOFFして画像の加熱動作を停止するとともに、方向切り替え器331によって、進路を排出パス330側へ切り替える。画像面に部分透明画像が定着された記録材Pは、方向切り替え器331から排出搬送パス330へ進み、排出ローラ332によって後処理装置600へ搬送される。
両面画像形成の場合(S24のYES)、制御部110は、ベルト定着装置400の加熱をOFFして画像の加熱動作を停止するとともに、方向切り替え器331によって、進路を両面搬送パス340に切り替える。ベルト定着装置400は、ハロゲンランプヒータ406をOFFして画像の加熱動作を停止することにより、記録材P上のトナー像を溶融しない温度条件に設定されて、反転搬送路における搬送ローラ、搬送ベルトとして機能するように制御される。
制御部110は、記録材Pの後端がベルト定着装置400を抜けて方向切り替え器352を通過した後に、搬送ローラ351を停止させ、方向切り替え器352によって進路を再搬送パス350側へ切り替える。そして、搬送ローラ351を逆転させて、記録材Pをスイッチバックして、再搬送パス350へ送り込み、画像形成部200CLへ再給送する。制御部110は、裏面画像データから部分透明画像データを作成し(S25)、記録材Pの反対の面にも部分透明画像のトナー像を転写して、定着装置327により定着する(S26)。
制御部110は、方向切り替え器331によって、進路を排出パス330側へ切り替え、反対の面にも部分透明画像が定着された記録材Pは、排出搬送パス330から排出ローラ332を通じて後処理装置600へ搬送される(S27、28)。
図1を参照して図7に示すように、操作部108を通じて高光沢モードが選択されると(S31のYES)、部分光沢モードの場合と同様な手順(S12〜S16)で記録材Pの片面又は両面に有色トナー像を形成する。また、部分光沢モードの場合と同様に、方向切り替え器310によって、進路を搬送パス313側へ切り替えているので、有色トナー像が形成された記録材Pは、搬送パス313を通じて画像形成部200CLへ給送される。
しかし、制御部110は、ベルト定着装置400の加熱をONして高光沢処理を可能にするとともに、方向切り替え器331によって、進路を両面搬送パス340に切り替える。ハロゲンランプヒータ406をONして、記録材P上の透明トナー像を溶融して高光沢処理に最適な温度条件となるまで画像形成を待機させる。
制御部110は、ジョブの画像データから全面透明画像データを作成し(S32)、画像形成部200CLを制御して全面透明画像のトナー像を形成し、記録材Pに転写して定着装置327により定着する(S33)。記録材Pの有色トナー像が定着された画像面の全面に、全面透明画像のトナー像を重ねて定着させる。
画像面に全面透明画像のトナー像が定着された記録材Pは、ベルト定着装置400の加熱ニップ部N4に狭持搬送されて、記録材Pのトナー像が溶融されて、定着ベルト401に密着する。記録材Pは、定着ベルト401に密着して搬送されつつ強制冷却され、その後、分離ローラ403の分離部に至って、定着ベルト401から分離される(S37)。
片面画像形成の場合(S34のNO)、制御部110は、方向切り替え器352によって、進路を排出パス360側へ切り替える。これにより、片面に全面透明画像が形成された記録材Pは、ベルト定着装置400から排出パス360へ搬送されて、そのまま後処理装置600へ搬送される(S38、40)。
両面画像形成の場合(S34のYES)、記録材Pの後端がベルト定着装置400を抜けて方向切り替え器352を通過した後に、搬送ローラ351を停止させ、方向切り替え器352によって進路を再搬送パス350側へ切り替える。そして、搬送ローラ351を逆転させて、記録材Pをスイッチバックして、再搬送パス350へ送り込み、画像形成部200CLへ再給送する。制御部110は、裏面画像データから全面透明画像データを作成し(S35)、記録材Pの反対の面にも全面透明画像のトナー像を転写して、定着装置327により定着する(S36)。
<実施例の効果>
以上述べてきたように、本実施例では、記録材Pの両面に全面透明画像を形成するための両面搬送パス340を画像形成部200CLの下方に設け、両面搬送パス340に高光沢処理用のベルト定着装置400を設けた。これにより、記録材の表裏両面に対して高光沢モードと低光沢モードと部分光沢モードとを実施できる透明画像形成装置300本体の水平方向の長さを短くして、画像形成システム全体の設置面積の縮小が可能になる。高光沢画像と低光沢画像の両方の自動両面画像形成を実現し、且つ、透明画像形成装置300の設置面積の縮小が可能になる。
すなわち、記録材Pを画像形成部200CL側へ移動してベルト定着装置400を通過させた後に、記録材Pをスイッチバックして表裏反転するため、ベルト定着装置400では、画像面を下向きにして記録材Pが搬送される。
これに対して、従来の一般的な構成(図2参照)のように、記録材Pを画像形成部側へ移動させる前に表裏反転させた場合、ベルト定着装置400では、画像面を上向きにして記録材Pが搬送されてしまう。このため、冷却中に記録材Pが自重によって定着ベルト401から剥がれて画像不良が発生する現象を防止できない。
また、ベルト定着装置400は、高温になるベルト定着装置400と温度変化に敏感な画像形成部200CLとの間に、冷却ファン408、409を配置して温度変化の少ない矢印A方向のエアフローを形成する。このため、ベルト定着装置400と画像形成部200CLとの間の熱的な絶縁性が高まり、ベルト定着装置400で発生する熱が、画像形成部200CLの温度を上昇させにくくなり、熱による透明トナーの劣化を防止できる。
また、ベルト定着装置400の主要発熱部である加熱ローラ402を熱的な影響を受けにくい定着装置327の下方に配置している。そして、温度の低い冷却ファン408、409による冷却領域を、熱的な影響を受け易い画像形成部200CLの下方に配置している。このため、ベルト定着装置400の発熱による画像形成部200CLへの影響はさらに小さくなり、透明画像形成部、定着装置327、ベルト定着装置400が熱的に最適な配置関係となっている。従って、内部に熱遮蔽構造が少ない小型化された筐体内に収納して、透明画像形成装置300を小型化できる。
また、透明画像形成装置300は、定着装置327のみで定着して機体外へ排出する排出搬送パス330と、定着装置327とベルト定着装置400とで定着・高光沢処理して筐体外の後段へ排出する排出パス360とを備える。このため、ベルト定着装置400で高光沢処理された記録材Pを画像形成部200CLに再給送することなく、後処理装置600へ搬送できる。
また、透明画像形成装置300は、有色画像形成装置100から排出された記録材Pを画像形成部200CLに再給送することなく後処理装置600へ送り込む搬送パス(360:図1)を備えている。このため、透明画像形成装置300を設置した状態でも、有色画像形成装置100だけを用いた画像を出力できる。これにより、さまざまな光沢性を有する両面画像形成を、操作部108を通じた一回の操作で選択して自動的に実行できる。
透明画像形成装置300は、透明画像を記録材Pの両面に形成できるので、両面に透明画像を形成する際に、一旦表面に透明画像を形成して装置外へ排出されたシートを手動で透明画像形成装置300に再装填する必要がない。
また、有色画像形成装置100と透明画像形成装置300とが別筐体で分離可能であるため、有色画像形成装置100以外の画像形成装置に透明画像形成装置300を接続して使用することが可能である。透明画像形成装置300だけを単独で高光沢処理装置として使用することも可能である。
従って、透明画像形成装置300を分離可能な独立した装置とすることにより、様々な画像形成システムにおいて、透明画像を用いた高光沢処理を実現可能にできる。
<着脱構造>
図8はベルト定着装置の着脱構造の説明図である。
図3に示すように、透明画像形成装置300のベルト定着装置400は、破線部から着脱可能に構成されており、ベルト定着装置400を外したスペースには、図8に示すように、後処理装置700を装着することができる。
後処理装置700は、記録材Pを受け入れて処理トレイ710に一時的に積載し、ここで記録材Pの整合、綴じ処理等の後処理を行う。その後、記録材Pの束は、束排出ローラ720によって、処理トレイ710からスタックトレイ730へ束排出される。
なお、図3に示すように、第1実施形態では、破線部から着脱可能にベルト定着装置400を設けたが、図8に示すように、一点鎖線部で筐体を上下に分割してもよい。画像形成部200CL収納部を後処理装置700収納部の上に重ねて接続する構成とし、後処理装置700収納部をベルト定着装置(400:図3)収納部と置き替え可能にする。
第1実施形態では、透明画像形成装置300は、高光沢処理用のベルト定着装置400を着脱可能に設け、高光沢処理用のベルト定着装置400を外したスペースに後処理装置700を装着可能にしている。このため、ユーザーのニーズに応じてさまざまな装置構成を提供できる。
<第2実施形態>
図9は第2実施形態の画像形成装置の構成の説明図である。第2実施形態の画像形成装置800は、図2に示す有色画像形成装置100の筐体内に図3に示す画像形成部200CLを組み込んだものである。従って、図9中、第1実施形態の画像形成システムと共通する構成には、図2、図3と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図9に示すように、画像形成装置800は、中間転写ベルト125に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、透明の画像形成部200Y、200M、200C、200K、200CLを配置した5ドラムタンデム方式である。
画像形成部200Yでは、感光ドラム120Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト125に一次転写される。画像形成部200Mでは、感光ドラム120Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト125のイエロートナー像に位置を合わせて一次転写される。画像形成部200C、200Kでは、それぞれ感光ドラム120C、120Kにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて、同様に中間転写ベルト125のトナー像に位置を合わせて順次一次転写される。
画像形成部200CLでは、感光ドラム320に透明トナー像が形成されて、中間転写ベルト125のトナー像に位置を合わせて一次転写される。
中間転写ベルト125に重ねて一次転写された五色のトナー像は、二次転写部N2へ給送された記録材Pへ、一括二次転写される。二次転写部N2でトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置127でトナー像を定着された後に、ベルト定着装置400へ給送して高光沢処理することが可能である。
部分光沢モードの片面画像形成の場合、方向切り替え器131が進路を排出搬送パス130側へ切り替える。有色トナー像及び部分透明トナー像が形成された記録材Pは、定着装置127で定着された後に、方向切り替え器131から排出搬送パス130へ進み、排出ローラ132によって筐体外の後段へ搬送される。
部分光沢モードの両面画像形成の場合、方向切り替え器131が進路を両面搬送パス840側へ切り替える。また、ベルト定着装置400は、ハロゲンランプヒータ406をOFFして画像の加熱動作を停止させ、記録材P上のトナー像を溶融しない温度条件で、搬送ローラ、搬送ベルトとして機能するように制御される。
記録材Pは、後端がベルト定着装置400を抜けて方向切り替え器852を通過した後に、搬送ローラ851を停止させ、方向切り替え器852によって進路を再搬送パス850側へ切り替える。そして、搬送ローラ851を逆転させて、記録材Pをスイッチバックして、再搬送パス850へ送り込み、二次転写部N2へ再給送する。
有色トナー像及び部分透明トナー像が反対の面にも二次転写された記録材Pは、定着装置127で定着された後に、方向切り替え器131から排出搬送パス130へ進み、排出ローラ132によって筐体外の後段へ搬送される。
高光沢モードの片面画像形成の場合、ベルト定着装置400の加熱をONして高光沢処理を可能にするとともに、方向切り替え器131によって、進路を両面搬送パス840側へ切り替える。
有色トナー像及び全面透明トナー像が二次転写された記録材Pは、定着装置127で定着された後にベルト定着装置400へ搬送されて高光沢処理される。高光沢処理された記録材Pは、方向切り替え器852から排出パス860へ搬送され、方向切り替え器854を経て、排出ローラ132により筐体外の後段へ搬送される。
高光沢モードの両面画像形成の場合、高光沢処理された記録材Pの後端がベルト定着装置400を抜けて方向切り替え器852を通過した後に、搬送ローラ851を停止させ、方向切り替え器852を再搬送パス850側へ切り替える。そして、搬送ローラ851を逆転させて、記録材Pをスイッチバックして、再搬送パス850へ送り込み、二次転写部N2へ再給送する。
反対の面にも有色トナー像及び全面透明トナー像が二次転写された記録材Pは、定着装置127で定着された後にベルト定着装置400へ搬送されて高光沢処理される。その後、表裏両面が高光沢処理された記録材Pは、方向切り替え器852から排出パス860へ進み、方向切り替え器854を経て、排出ローラ132により筐体外の後段へ搬送される。
<第3実施形態>
図10は第3実施形態の画像形成システムの構成の説明図、図11は第3実施形態の透明画像形成装置の詳細な構成の説明図である。
図10に示すように、透明画像形成装置300Bは、光沢化部(400B)がローラ定着装置であって、定着装置327の下流側のほぼ同一高さに配置される以外は図1に示す第1実施形態とほぼ同様に構成される。従って、図10、図11中、第1実施形態と共通する構成には図1、図3と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図11に示すように、定着装置400Bは、ハロゲンランプヒータ400cによって加熱される定着ローラ400aに、ハロゲンランプヒータ400dによって加熱される加圧ローラ400bを圧接して構成される。定着ローラ400aは、一方の軸端から駆動力を伝達されて回転し、加圧ローラ400bは、定着ローラ327aの回転に伴って従動回転する。定着ローラ400a及び加圧ローラ400bは、表面温度が所定温度となるように、それぞれハロゲンランプヒータ400c、400dへの供給電力を調整されている。
図10に示すように、第3実施形態の画像形成システムもまた、低光沢モード、第2光沢モードの一例である部分光沢モード、第1光沢モードの一例である高光沢モードを選択して実行可能である。
低光沢モードでは、有色画像形成装置100で有色画像を転写・定着された記録材Pが、透明画像形成装置300Bで光沢処理されることなく、スタックトレイ630へ排出される。記録材Pは、方向切り替え器310によって、進路を排出パス360側へ切り替えられ、排出パス360へ搬送されることにより、透明画像形成装置300Bを素通りする。
部分光沢モードでは、定着装置400Bは、ハロゲンランプヒータ400c、400dをOFFして画像の加熱動作を停止し、記録材P上のトナー像を溶融しない温度条件に設定され、反転搬送路における搬送ローラとして機能する。有色画像が形成された記録材Pは、方向切り替え器310から搬送パス313を通じて画像形成部200CLへ給送されて、部分透明画像のトナー像を転写されて定着装置327により定着される。これにより、記録材Pの有色トナー像が定着された画像面に、部分透明画像のトナー像を重ねて定着させる。
片面画像形成の場合、部分透明画像が定着された記録材Pは、方向切り替え器331から排出搬送パス330へ進み、排出ローラ332によってスタックトレイ630へ排出される。
両面画像形成の場合、制御部110は、方向切り替え器331を両面搬送パス340側へ切り替える。制御部110は、記録材Pの後端が両面搬送パス340を進んで方向切り替え器352を通過した後に、搬送ローラ351を停止させ、方向切り替え器352を再搬送パス350側へ切り替える。そして、搬送ローラ351を逆転させて、記録材Pをスイッチバックして、再搬送パス350へ送り込み、画像形成部200CLへ再給送して、記録材Pの反対の面にも部分透明画像のトナー像を転写して、定着装置327により定着する。
制御部110は、方向切り替え器331を排出パス330側へ切り替え、反対の面にも部分透明画像が定着された記録材Pは、排出搬送パス330から排出ローラ332を通じてスタックトレイ630へ排出される。
高光沢モードでは、定着装置327によって加熱加圧した記録材Pの画像面を、定着装置400Bによって追加的に加熱加圧して、画像面に一段高い光沢度を付与する。有色画像形成装置100において有色画像が形成された記録材Pは、部分光沢モードの場合と同様に、方向切り替え器310から搬送パス313を通じて画像形成部200CLへ給送される。
制御部110は、定着装置400Bの加熱をONして、透明トナー像の高光沢処理に最適な温度条件となるまで画像形成を待機させて、定着装置400Bによる高光沢処理を可能にする。
制御部110は、画像形成部200CLを制御して全面透明画像のトナー像を形成し、有色トナー像が定着された記録材Pの画像面の全面に転写して、定着装置327により定着する。全面透明画像のトナー像が定着された記録材Pは、定着装置400Bの加熱ニップで挟持搬送されることにより、画像面を高光沢処理される。
片面画像形成の場合、制御部110は、方向切り替え器331を排出パス330側へ切り替える。これにより、片面に全面透明画像が形成された記録材Pは、定着装置400Bから排出パス330へ搬送されて、そのままスタックトレイ630へ排出される。
両面画像形成の場合、制御部110は、方向切り替え器331を両面搬送パス340側へ切り替える。記録材Pの後端が両面搬送パス340を進んで方向切り替え器352を通過した後に、搬送ローラ351を停止させ、方向切り替え器352を再搬送パス350側へ切り替える。そして、搬送ローラ351を逆転させて、記録材Pをスイッチバックして、再搬送パス350へ送り込み、画像形成部200CLへ再給送して、記録材Pの反対の面にも全面透明画像のトナー像を転写する。その後、定着装置327、400Bにより、反対の面の全面透明画像が二段階に定着・高光沢処理される。
反対の面にも全面透明画像のトナー像が定着・高光沢処理された記録材Pは、方向切り替え器331から排出パス330へ搬送されて、そのままスタックトレイ630へ排出される。
透明画像形成装置300Bは、画像形成部200CLで透明画像を転写して定着装置327により定着した記録材Pを画像形成部200CLへ再給送する再搬送路に、定着装置400Bを配置している。このため、定着装置327によって定着た記録材Pを、定着装置400Bを通過させることなく、排出搬送パス330へ合流させるための搬送パスが不必要である。
第1実施形態の画像形成システムの構成の説明図である。 画像形成装置の詳細な構成の説明図である。 透明画像形成装置の詳細な構成の説明図である。 ベルト定着装置の詳細な構成の説明図である。 低光沢処理のフローチャートである。 部分光沢処理のフローチャートである。 高光沢処理のフローチャートである。 ベルト定着装置の着脱構造の説明図である。 第2実施形態の画像形成装置の構成の説明図である。 第3実施形態の画像形成システムの構成の説明図である。 第3実施形態の透明画像形成装置の詳細な構成の説明図である。
符号の説明
100 有色画像形成装置
200CL 透明画像形成部
300、300B 透明画像形成装置
301 エアー吸引口
302 排気ファン
320 感光ドラム
321 帯電ローラ
322 露光装置
323 現像装置
324 転写ローラ
327 定着装置
400 ベルト定着装置(光沢化部)
401 定着ベルト
402 加熱ローラ
403 分離ローラ
404 加圧ローラ
406 ハロゲンランプ
408、409 冷却ファン
600、700 後処理装置
P 記録材

Claims (7)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で画像が形成された面とは反対の面に画像が形成されるように、前記画像形成部へ記録材を搬送する再搬送路とを有する画像形成装置において、
    前記画像形成部で形成された画像の光沢度を高める光沢化処理を行う光沢化部を備え、
    前記光沢化部によって記録材の両面の画像を光沢化処理する第1光沢モードと、前記光沢化部による光沢化処理を行わず、前記第1光沢モードで形成される画像よりも光沢度の低い画像を記録材の両面に形成する第2光沢モードとを実行可能であって、
    前記光沢化部は、前記再搬送路に設けられることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記光沢化部は、
    記録材上の画像を加熱ニップ部で加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材に接触して前記加熱ニップ部を形成する加圧部材と、を備え、
    前記低光沢モードでは、前記加熱部材による画像の加熱動作が停止されることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 前記光沢化部は、前記加熱部材から記録材を剥離する前に画像を冷却する冷却部を有することを特徴とする請求項1または2の画像形成装置。
  4. 前記光沢化部は、前記画像形成部と水平方向で重なる様に配置されていることを特徴とする請求項1または2の画像形成装置。
  5. 前記画像形成部で画像が形成された記録材を、前記再搬送路を経由することなく、筐体外へ排出する経路を有することを特徴とする請求項1から4の何れかの画像形成装置。
  6. 前記再搬送路は、記録材の表裏を反転させるためのスイッチバックを行う反転部を備え、
    前記反転部は、記録材の搬送方向において、前記光沢化部の下流に設けられることを特徴とする請求項1から5の何れかの画像形成装置。
  7. 前記画像形成部は、透明画像を形成することを特徴とする請求項1から6の何れかの画像形成装置。
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