JP3155804B2 - カラー画像形成方法 - Google Patents

カラー画像形成方法

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JP3155804B2
JP3155804B2 JP04074492A JP4074492A JP3155804B2 JP 3155804 B2 JP3155804 B2 JP 3155804B2 JP 04074492 A JP04074492 A JP 04074492A JP 4074492 A JP4074492 A JP 4074492A JP 3155804 B2 JP3155804 B2 JP 3155804B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラー複写機ま
たはカラープリンタ等を用いて電子写真法によりカラー
画像を形成するカラー画像形成方法に関し、特に、色調
が豊富で色再現性に優れ、光沢性に優れた鮮明なカラー
画像を形成することができるカラー画像形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法によりカラー画像を形成する
方法としては、例えば、有機または無機の光導電性材料
を用いた感光体上に、例えばB(ブルー)、G(グリー
ン)、R(レッド)および必要によりND(ニュートラ
ル)等のフィルタを介して得た色分解光を照射して色別
に静電潜像を形成し、これら色別の静電潜像を例えばY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)および必
要によりBK(ブラック)等のカラートナーで逐次現像
して色別にカラートナー像を形成し、各色のトナー像を
当該トナー像を形成するたびごとに転写体上に重ね合わ
せて転写し、これらのトナー像を加熱し、定着してカラ
ー画像を形成する方法がある。また、別の方法として
は、前記色別のカラートナー像を転写体ではなくて感光
体上に重ね合わせて形成し、重ね合わされたカラートナ
ー像を転写体上に一括転写し、これを加熱し、定着して
カラー画像を形成する方法がある。
【0003】ところで、カラートナーは、通常、バイン
ダー樹脂中に着色剤として各種の染料または顔料等を相
溶させ、または分散含有させて構成され、粒径は数μm
から数十μmとされる。このようなカラートナーは、転
写体表面上に複数層重ね合わされ、これが加熱、定着さ
れて、カラー画像が形成されるため、カラー画像の表面
には、例えば10〜100μm程度の凹凸(特開昭63
−92965号公報第3図参照)が形成される。
【0004】従って、例えばカラー複写機またはカラー
プリンタ等を用いて普通紙等にカラー画像を形成したと
きには、当該カラー画像に入射する照明光が凹凸の激し
いカラー画像表面で乱反射するようになり、肉眼で観察
すると、色濁りがあり、色再現性が悪く、光沢性に劣る
画像に見える。また、例えば透明フィルム等にカラー画
像を形成し、これをOHPに装着して投影画像を形成し
たときには、カラー画像表面の乱反射により投影画像の
色再現性が悪く、不鮮明で、また有効光量の不足により
画像が暗く見える。
【0005】このような事情から、例えば10〜500
μm、好ましくは25〜300μm厚の透明樹脂層を設
けた紙等の転写体上に、例えば平均粒径8μmのカラー
トナーを用いてカラートナー像を形成し、これを熱ロー
ルにより定着してカラー画像を形成する技術が提案され
ている(特開平3−38659号公報)。また、例えば
50〜100μm厚の透明樹脂層を設けた紙等の転写体
上に、例えば平均粒径10〜15μmのカラートナーを
2〜4層積層してカラートナー像を形成し、これを熱ロ
ールにより加熱してカラートナーを透明樹脂層中に溶融
させ、定着してカラー画像を形成する技術が提案されて
いる(特開昭63−92965号公報)。さらに、透明
なOHP用転写体上に例えば0.1〜50μm、好まし
くは2〜20μm厚の透明樹脂層を設け、この透明樹脂
層上に例えば平均粒径12μmのカラートナーを用いて
カラートナー像を形成し、これを熱ロールにより定着し
てカラー画像を形成する技術が提案されている(特開昭
62−232671号公報)。以上の各公報の技術で
は、カラートナー像を転写体上に定着する際に、当該カ
ラートナー像を熱ロールにより加圧することにより、加
熱、溶融して転写体表面の透明樹脂層中に埋め込むよう
に定着して、表面の凹凸の少ないカラー画像を形成し、
照明光の乱反射を軽減して、良質のカラー画像を得るよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
各公報の技術では、カラートナーの粒径が過大であっ
て、カラー画像形成時の被覆力(カバーリングパワー)
が小さいため、所望のカラー濃度を得るためには、より
多くのカラートナーを付着させる必要がある。また、粒
径の大きなカラートナーでは、定着時において、粒子間
の空間が多くて嵩高となりやすく、さらには粒子間の相
溶性が悪くて混色しにくいという問題もある。このた
め、カラートナー像を転写体の透明樹脂層上に転写した
後、熱ロールにより加圧して、加熱、溶融、定着する際
には、カラートナー像が透明樹脂層中に十分には埋め込
まれず、やはり表面に凹凸のあるカラー画像が形成され
やすい問題が残る。また、熱ロールによる定着では、転
写体が熱ロールと加圧ロールのニップ部を短時間で通過
する際に、加圧されて、加熱、定着されるので、透明樹
脂層中に一旦埋め込まれたカラートナーが再び表面に浮
き出してしまい、カラー画像の表面状態を悪化させると
いう問題がある。さらに、前記の各公報の技術では、転
写体上に設けられる透明樹脂層の層厚が転写体上に付着
されるカラートナー層の層厚との関係で必ずしも適切な
ものではなく、不必要に厚引とされたり、カラートナー
を埋め込むには不十分な層厚とされている。
【0007】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、転写体の表面に透明樹脂層を存在
させ、この透明樹脂層上にカラートナーを定着してカラ
ー画像を形成する方法において、色調が豊富で色再現性
に優れ、高解像力で、光沢性に優れたカラー画像が得ら
れるカラー画像形成方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的は、カラート
ナーを不透明転写体上に溶融、固着してカラー画像を形
成するカラー画像形成方法において、前記不透明転写体
の表面に20〜200μm厚の少なくとも熱可塑性樹脂
からなる透明樹脂層を存在させると共に、前記不透明転
写体と前記透明樹脂層との間に白色顔料を分散させてな
る反射層を設け、前記透明樹脂層上に体積平均粒径3〜
9μmのカラートナーを1色当り0.2〜4.0mg/
cm2 の付着量で付着させ、熱源を内蔵する部材下に移
動するベルト状搬送体により、不透明転写体の表面の透
明樹脂層上に付着したカラートナーを加熱して透明樹脂
層中に溶融させ、次いで冷却して固着させ、さらに不透
明転写体をベルト状搬送体から分離してカラー画像を形
成することを特徴とするカラー画像形成方法により達成
される。
【0009】すなわち、本発明のカラー画像形成方法で
は、例えば電子写真法により形成された感光体上のカラ
ートナー像を転写体上に転写し、これを加熱、溶融、定
着してカラー画像を形成する際に、カラートナーとして
微粒子のものを用いるとともに、定着後のカラートナー
像の厚みに対応した層厚の透明樹脂層を転写体の表面に
存在させて、カラートナー像を透明樹脂層中に埋め込む
ように定着してカラー画像を形成するようにしたもので
あり、かかる構成によって、得られるカラー画像におい
て、照明光の乱反射が防止され、カラー画像からの反射
または透過の光量が豊富になり、優れた光沢性を付与で
きるようになる。
【0010】以下、本発明を具体的に説明する。図1の
(a)および(b)は、透明樹脂層がない場合の照明光
の反射または透過状況を説明する図であり、図1の
(c)および(d)は、透明樹脂層を有し、定着カラー
トナー像が当該透明樹脂層中に埋め込まれた場合の照明
光の反射および透過状況を説明する図である。図1にお
いて、1Aは普通紙からなる転写紙、1BはOHPシー
ト等の透明フィルム、2Aは定着カラートナー像、3A
は透明樹脂層である。図1から明らかなように、定着カ
ラートナー像2Aが透明樹脂層3A中に埋め込まれてい
る場合には、照明光の散乱がなく、反射および透過光量
が豊富となり、階調性がよく、光沢性に優れるカラー画
像が得られる。
【0011】また、本発明においては、熱源を内蔵する
部材下に移動するベルト状搬送体により、転写体の表面
の透明樹脂層上に付着したカラートナーを加熱して透明
樹脂層中に溶融させ、次いで冷却して固着させ、さらに
転写体をベルト状搬送体から分離してカラー画像を形成
することが好ましい。かかる好ましい態様を実施するた
めの定着装置としては、例えば図2の(a),(b)等
が挙げられる。
【0012】図2において、1は転写体、2はカラート
ナー像、3は加熱ロールである。加熱ロール3は、内部
に電熱ヒータまたは赤外線ランプ等の熱源6を有してい
る。また、加熱ロール3には、通常回転軸に固定された
コア4の外周にゴム等の弾性層5が設けられている。7
は加圧ロール、8は耐熱ベルト、8aは上側耐熱ベル
ト、8bは下側耐熱ベルトである。これらの耐熱ベルト
は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、芳香族ポリアミド等で構成されている。9は剥離
ロール、10は当該剥離ロールに対する加圧ロールであ
る。11は必要により設けられる転写体1の分離爪、1
2は転写体1を加圧下に加熱搬送するための加圧バネ、
15は転写体搬送用ガイド板である。
【0013】図2の各定着装置においては、いずれもカ
ラートナー像2を担持した転写体1は、熱源6を有する
部材下に移動する耐熱ベルト8,8a,8bにより加
熱、搬送され、前記転写体1上のカラートナー像2が溶
融、定着され、かつ自然空気冷却、冷却ファン等の冷却
手段により冷却された後剥離ロール9により分離され
る。なお、前記冷却手段としては、剥離ロール9に冷却
水を循環して冷却するものであってもよい。
【0014】図2の各定着装置では、カラートナー像2
が耐熱ベルト8,8a,8bの搬送下に圧着、加熱、溶
融され、転写体1の表面に存在する透明樹脂層中に埋め
込まれた状態で搬送されながら冷却され、変形しにくい
状態とされた後、剥離ロール9等により分離されるの
で、表面がきわめて平滑なカラー画像が得られる。本発
明においては、転写体の表面に透明樹脂層を存在させる
が、この透明樹脂層は、あらかじめ転写体に一体的に設
けられていてもよいし、カラー画像の形成の際に電子写
真プロセスを利用して設けるようにしてもよい。
【0015】転写体としては、不透明転写体が使用さ
れ、この不透明転写体としては、木材パルプ繊維の紙シ
ート、加工紙、合成紙、プラスチックシート、金属シー
ト等が用いられる。
【0016】一方、あらかじめ透明樹脂層が設けられた
転写体を用いる場合には、前記の不透明転写体の表面
に、20〜200μm厚の熱可塑性樹脂からなる透明樹
脂層を設けておけばよい。そして、カラー画像の反射光
を豊富にしてより光沢性に優れるカラー画像を得るため
に、不透明転写体と透明樹脂層との間に、例えばCa
O、BaO、SrO、ZnO、TiO2 、BaSO4
の白色顔料を分散含有させた反射層が設けられる。
【0017】転写体の表面に存在させる透明樹脂層を構
成する熱可塑性樹脂としては、例えばスチレン樹脂、ア
クリル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、スチレン−ブタ
ジエン樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−マレイン酸共重合体樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、エポ
キシ樹脂、ビニルブチラール樹脂、その他素材の種類に
よりセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、カ
ゼイン等が挙げられる。前記透明樹脂層は、通常、熱可
塑性樹脂を、水またはアルコール系、ケトン系、ハロゲ
ン系、エステル系、フラン系の溶剤に溶解して、これを
不透明転写体上に塗布、乾燥して形成することができ
る。
【0018】前記透明樹脂層の層厚は、カラートナー像
の層厚を考慮して、20〜200μm厚、好ましくは2
0〜80μm厚とされる。透明樹脂層の層厚が過小では
カラートナー像が溶融、定着されたとき、透明樹脂層中
に十分に埋め込まれず、凹凸の多いカラー画像が形成さ
れる。一方、透明樹脂層の層厚が過大ではカラートナー
像が透明樹脂層中に拡散して解像力が低下することがあ
り、また透明樹脂層が厚すぎるため、塗布加工性が悪く
なるという問題が生ずる。また、透明樹脂層に用いられ
る熱可塑性樹脂の軟化点は、トナーのバインダー樹脂の
軟化点と同等か、好ましくは10〜30℃程度高いこと
が望ましい。
【0019】前記透明樹脂層をカラー画像の形成の際に
転写体の表面に存在させる場合には、少なくとも熱可塑
性樹脂からなる透明なトナーを用いて、感光体上に透明
なベタのトナー層を形成し、この透明なトナー層が転写
体の表面側に位置するように転写し、前記定着装置によ
り加熱、定着して形成することができる。さらに、前記
不透明転写体の表面に熱可塑性樹脂からなる20〜20
0μm厚の透明フィルムをラミネートして透明樹脂層を
形成してもよい。
【0020】本発明に用いられるカラートナーを含む現
像剤としては、流動性、摩擦帯電性および現像性の向上
を図る観点から、2成分系現像剤が好ましく用いられ
る。また、この2成分系現像剤としては、非磁性微粒子
カラートナーと磁性キャリア粒子とからなるものが好ま
しい。本発明においては、カラートナーの粒径が重要で
あり、体積平均粒径が3〜9μmのカラートナーを用い
る。体積平均粒径が3μm未満のカラートナーでは、現
像時にカブリが増大し、また製造工程が複雑となり製造
コストが大きくなる。一方、体積平均粒径が9μmを超
えるカラートナーでは、カラー画像の解像力が低下し、
またカラートナーのカバリングパワーが低下するためカ
ラートナー像を厚く付着させる必要が生じ、従って、ベ
ルト状搬送体を用いて、加熱、溶融、定着したときに、
カラートナー像が透明樹脂層中に十分に埋め込まれず、
結果的に表面の平滑なカラー画像が得られない等の問題
が生ずる。ここで、カラートナーの体積平均粒径は、コ
ールター社製のコールターカウンタにより測定されたも
のである。本発明では、体積平均粒径が3〜9μmのカ
ラートナーを用いて、転写体上へのカラートナー付着量
を1色当り0.2〜4.0mg/cm2 とするので、重
ね合わされたカラートナー全体の付着量が0.6〜16
mg/cm2 の範囲となり、十分な濃度のカラー画像が
得られ、しかも凹凸のない平滑なカラー画像が得られ
る。
【0021】非磁性微粒子カラートナーを得る方法とし
ては、(1)バインダー樹脂中に着色剤を20重量%以
下、必要により荷電制御剤を5重量%以下混合し、溶
融、練肉、冷却、粉砕し、前記粒径範囲となるように分
級し、さらに必要により熱処理して球形化する方法、
(2)着色剤、その他の添加剤をバインダー樹脂のモノ
マー中に含有させたものを撹拌下に重合して球形トナー
を得る方法、等が挙げられる。
【0022】カラートナーに用いられるバインダー樹脂
としては、例えばスチレン樹脂、スチレン−アクリル樹
脂、スチレン−ブタジエン樹脂、アクリル樹脂等の付加
重合型樹脂、ポリエステル樹脂等の縮重合型樹脂、さら
にエポキシ樹脂等が挙げられる。
【0023】これらの樹脂のうち付加重合型樹脂を形成
するための単量体としては、スチレン類、エチレン系不
飽和モノオレフィン類、α−メチレン脂肪族モノカルボ
ン酸エステル類、アクリル酸またはメタクリル酸誘導体
等が挙げられる。これらの単量体は、単独でまたは2種
以上のものを組合せて用いてもよい。縮重合型樹脂を形
成するための単量体としては、エチレングリコール、ト
リエチレングリコール、1,3−プロピレングリコー
ル、エーテル化ビスフェノールA類、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フマール酸、マレイン酸等を挙げることが
できる。
【0024】カラートナーに用いられる荷電制御剤とし
ては、従来公知のものが用いられ、具体的には、特開昭
59−88743号、同59−88745号、同59−
79256号、同59−78362号、同59−228
259号、同59−124344号の各公報に記載され
た負の荷電制御剤、特開昭51−9456号、同59−
204851号、同59−204850号、同59−1
77571号の各公報に記載された正の荷電制御剤等が
挙げられる。
【0025】また、カラートナーにおいては、トナーの
定着ロールへの付着によるオフセット現象を防止する目
的で、低分子量ポリオレフィン(ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ワックス等)等をバインダー樹脂中に0〜5
重量%の割合で含有させてもよい。また、カラートナー
には、流動性、荷電制御性等を付与する目的で疎水性シ
リカ、コロイダルシリカ、シリコンワニス等を0〜3重
量%の割合で外部から添加混合してもよい。さらに、脂
肪酸金属塩、フッ素界面活性剤等のクリーニング助剤等
を外部から添加混合してもよい。
【0026】カラートナーに用いられる着色剤として
は、従来公知のものが用いられ、具体的には、BK(ブ
ラック)トナーとして、カーボンブラック、C(シア
ン)トナーとして、フタロシアニンブルー、Y(イエロ
ー)トナーとして、ベンジジンイエロー、キノリンイエ
ロー、クロモフタールイエロー、M(マゼンタ)トナー
として、クロモフタールレッド、PVファストレッド、
ローダミン染料等を挙げることができる。
【0027】2成分系現像剤を構成するキャリアとして
は、(1)磁性体粒子をそのまま用いた非被覆キャリ
ア、(2)磁性体粒子の表面に樹脂を被覆してなる樹脂
被覆キャリア、(3)バインダー樹脂中に磁性体粒子が
分散含有された磁性体分散型キャリア、等が挙げられ
る。これらの中でも、特に、樹脂被覆キャリアが好まし
い。磁性体粒子としては、例えば鉄、フェライト、マグ
ネタイト等の各種の磁性材料の粉末が用いられる。
【0028】キャリアの重量平均粒径は、20〜120
μmが好ましい。また、バイアス電圧によって電荷がキ
ャリアに注入されて感光体面にキャリアが付着したり、
バイアス電圧が漏れて潜像電荷を消失させたりすること
を防止するために、キャリアの体積固有抵抗は108 Ω
・cm以上が好ましく、特に1014Ω・cm以上の絶縁
性のものが好ましい。ここで、キャリアの重量平均粒径
は、コールター社製のコールターカウンタにより測定さ
れたものである。また、キャリアの体積固有抵抗は、測
定対象粒子を0.5cm2 の断面積を有する容器に入れ
てタッピングした後、詰められた粒子上に1kg/cm
2 の荷重をかけ、荷重と底面電極との間に102 〜10
5 V/cmの電界が生ずる電圧を印加し、その時流れる
電流値を読み取り、所定の計算を行うことによって求め
られたものである。なお、電流測定時のキャリア粒子層
の厚さは1mm程度である。
【0029】また、キャリアにおいては、流動性を向上
させるとともにキャリアとトナー間の摩擦帯電性を向上
させ、かつキャリア粒子同士またはキャリアとトナー間
のブロッキングを起こりにくくするため、球形のものが
好ましい。かかる球形のキャリアを得るためには、樹脂
被覆キャリアの場合には、あらかじめ球形に成形された
磁性体粒子に被覆用樹脂を例えば0.1〜2μm厚(キ
ャリア重量に対して0.5〜5重量%の樹脂量)の薄層
に被覆加工すればよい。また、磁性体分散型キャリアの
場合には、バインダー樹脂中に磁性体微粉末を30〜7
0重量%の割合で分散してなる磁性体分散粒子を熱処理
して球形化するか、もしくはスプレードライ法により直
接球形粒子を製造すればよい。以上のカラートナーとキ
ャリアとが混合されて2成分系現像剤が得られるが、配
合割合は、トナー濃度が2〜15重量%となる割合が好
ましい。
【0030】本発明のカラー画像形成方法においては、
例えば感光体上にアナログ方式で像露光して色別の静電
潜像を形成し、これをC、Y、B、BKの各色トナーで
現像し、各色トナー像を形成するたびごとに中間転写ベ
ルト上に重ね合わせて転写し、これを転写体上に一括転
写し、定着してカラー画像を形成するようにしてもよ
い。
【0031】また、例えば特開昭61−111071号
公報に記載されたデジタルカラー複写機のように、カラ
ースキャナにより色画像信号を読出し、当該色画像信号
により変調されたレーザービームを感光体上に像露光し
て静電潜像を形成し、当該静電潜像をC、M、Y、BK
の各色トナーにより現像してカラー画像を形成してもよ
い。この場合、感光体上に形成される各色トナー像は、
色トナー像を形成するたびごとに、転写ドラムに巻付
け、固定された転写体上に転写されて、当該転写体上に
各色トナー像が重ね合わされたカラートナー像を形成さ
れ、当該転写体が転写ドラムから解放された後、定着さ
れてカラー画像が形成される。
【0032】また、特開昭59−34546号、同59
−61865号の各公報に記載されたデジタルカラー複
写機またはカラープリンタ等のカラー画像形成装置のよ
うに、ドラム状感光体の複数回転により当該感光体上で
デジタル方式によりY、M、C、BKの各色トナー像を
重ね合わせて形成し、これを転写体上に一括転写し、定
着してカラートナー像を形成するようにしてもよい。こ
のカラー画像形成装置によれば、特に、各色トナー像の
重ね合わせ精度が高く、解像力に優れたカラー画像が得
られる等の利点を有する。本発明においては、上記のい
ずれのカラー画像形成方法を適用しても、前記した特定
の転写体を用いることにより、光沢性に優れる高画質の
カラー画像を得ることができる。
【0033】
【実施例】以下本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明の実施の態様は、これにより限定されるもの
ではない。
【0034】実施例1 図3は、本実施例のカラー画像形成方法を説明するカラ
ー画像形成装置の断面図で、Kは画像読取り部、Lはレ
ーザ書込み部の各ユニット、Mは画像形成部、Nは給紙
部である。画像読取り部Kは、ミラー25とハロゲンラ
ンプ24とが取付けられたキャリッジ22と、ミラー2
6および27が取付けられた可動ミラーユニット23
と、レンズ30と、色分解フィルタ装置32と、CCD
33と、画像処理装置34とから構成されている。レー
ザ書込み部Lは、モータ41、ポリゴンミラー42等か
らなる。画像形成部Mは、ビスアゾ顔料を含む有機光導
電層が設けられた感光体40と、前露光ランプ45A
と、スコロトロン帯電器45Bと、ACバイアスP1
と、DCバイアスP2が印加されたY、M、CおよびB
Kの負極性トナーを含む現像剤が充填された現像器46
Y、46M、46Cおよび46BKと、感光体40に形
成されたカラートナー像を転写体に一括転写する転写器
47と、分離器48と、カラートナー像を定着する定着
器55と、感光体40上に残留するトナーを除去するク
リーニング装置49とから構成されている。給紙部N
は、転写器47および分離器48に給紙カセット50A
または50Bから転写体PAまたはPBを送り出すため
の送り出しローラ51Aおよび51Bと、タイミングロ
ーラ52を有している。
【0035】転写体PA,PBは、50μm厚の上質紙
に5重量%のZnOを分散含有する1μm厚のポリビニ
ルブチラール層が設けられ、さらにその上に40μm厚
の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂からなる透明樹
脂層が積層されたものである。
【0036】前記のように構成されたカラー画像形成装
置を用いて、図4のタイムチャートに基づいてカラー画
像の形成を行った。すなわち、コンピュータボタンを
「オン」して、制御回路を介してイニシャライズ信号を
画像読取り部Kに出力させ、フィルタ装置32において
Bフィルタにセットした。感光体40の1回転目におい
て、画像読取り部Kの原稿台21上の原稿20をキャリ
ッジ22のハロゲンランプ24によって光走査し、ステ
ッピングモータにより駆動される前記ミラー群25,2
6,27およびBフィルタがセットされた色分解フィル
タ装置32を介して、原稿の光像をレンズ30を通して
CCD33の受光面に結像させ、電気信号に変換した。
得られた電気信号を画像処理装置34において、A/D
変換、シェイディング補正、階調補正、色変換、ゴース
ト処理、多値化等の信号処理を施して、第1の色信号で
あるY画像信号を次のレーザ書込み部Lに出力した。
【0037】レーザ源から発振されたレーザビームを、
前記Y画像信号によりパルス幅変調して、モータ41に
より回転駆動されるポリゴンミラー42によって回転走
査し、fθレンズ43を経てミラー44により光路を曲
げてあらかじめ前露光ランプ45Aによる前露光および
帯電器45Bによって一様な帯電を付与した感光体40
面上に像露光し、静電潜像を形成した。この静電潜像
を、現像器46Yに収容されたYトナーを含む2成分系
現像剤により前記ACバイアスP1およびDCバイアス
P2の印加下に非接触反転現像方式で現像し、Yトナー
像を形成した。得られたYトナー像を感光体40に保持
したまま、すでに感光体40の面から離間させてあるク
リーニング装置49の下を通過させ、次のMトナー像を
形成すべく感光体40の2回目の回転に伴って帯電器4
5Bへと搬送した。
【0038】帯電器45Bにより、Yトナー像が担持さ
れた状態の感光体40の表面を一様に負に再帯電し、次
いでフィルタ装置32においてGフィルタに切り換え、
画像読取り部Kの次の走査により画像処理装置34から
の第2の色信号であるM画像信号に基づくレーザビーム
の像露光を行って、感光体40上に静電潜像を形成し、
現像器46Mにより現像器46Yの場合と同様に非接触
反転現像してYトナー像上にMトナー像を重ね合わせて
形成した。以下同様にして感光体40の3回転目および
4回転目において、Rフィルタを用いたC画像信号に基
づくレーザビームの像露光、現像器46Cによる現像お
よびNDフィルタを用いたBK画像信号に基づくレーザ
ビームの像露光、現像器46BKによる現像を経て、感
光体40上のYトナー像、Mトナー像上にCトナー像お
よびBKトナー像を重ね合わせてカラートナー像を形成
した。なお、カラートナーの感光体40への付着量は、
後記表1に示すとおりとした。
【0039】得られたカラートナー像を、像形成とタイ
ミングを合わせてカセット50Aから送り出しローラ5
1Aおよびタイミングローラ52を介して転写領域に搬
送した前記層構成の転写体PA(A4,横送り)上に転
写器47の作用で一括転写させた。なお、50Bは前記
層構成の転写体PB(B4,縦送り)を収容するカセッ
トである。カラートナー像が転写された転写体PAを、
分離器48により感光体40から分離した後、搬送ベル
ト54により定着器55へと搬送し、当該定着器55で
加熱定着してカラー画像を形成し、排紙ロール56によ
り排紙皿57へと排出した。なお、定着器55は図2の
(a)の構成のものである。
【0040】なお、本実施例において、各現像器46
Y,46M,46C,46BKに収納した現像剤は以下
のものである。 現像器46Y用の現像剤 ポリエステル樹脂100重量部と、ベンジジンイエロー
10重量部と、金属錯体染料1重量部と、軟化点125
℃のポリプロピレン2重量部とを、溶融、練肉、冷却、
粉砕、分級して、体積平均粒径6μmのイエロートナー
を得た。球形フェライト粒子にスチレン樹脂からなる
1.0μm厚の被覆層を設けて、体積固有抵抗1014Ω
・cm以上で重量平均粒径40μmのキャリアを得た。
トナー濃度が8重量%となる割合で前記キャリアとトナ
ーとを混合するとともに、疎水性シリカを0.5重量%
となる割合で加えて現像器46Y用の現像剤を得た。 現像器46M用の現像剤 現像器46Y用の現像剤の製造において、着色剤をロー
ダミンBに変更したほかは同様にして現像器46M用の
現像剤を得た。 現像器46C用の現像剤 現像器46Y用の現像剤の製造において、着色剤を銅フ
タロシアニンに変更したほかは同様にして現像器46C
用の現像剤を得た。 現像器46BK用の現像剤 現像器46Y用の現像剤の製造において、着色剤をカー
ボンブラックに変更したほかは同様にして現像器46B
K用の現像剤を得た。
【0041】また、本実施例のカラー画像形成方法にお
いて、主な条件は以下のとおりである。 感光体への書込み光源 :半導体レーザ(680nm) 感光体への帯電 :−700V 交流バイアス電圧P1 :2kV,3kHz 直流バイアス電圧P2 :−550V 現像方式 :非接触反転現像 環境条件 :温度20℃(室温),相対湿
度60%
【0042】以上のようにして得られたカラー画像につ
いて、下記の項目について評価した。結果を後記表1に
示す。 画像の光沢性 「UGS−300A変角光沢計」〔日本電色工業(株)
製〕を使用し、測定角75°で測定した光沢度(%)で
評価した。
【0043】実施例2〜5および比較例1,2 実施例1において、カラートナーの体積平均粒径、カラ
ートナーの付着量、転写体における透明樹脂層の層厚、
定着器の種類を表1に示すとおりとしたほかは実施例1
と同様にしてカラー画像の形成を行い、同様にして評価
した。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のカラー画像形成方法によれば、色調が豊富で、階調性
に優れ、銀塩のカラー画像に近い光沢性に優れたカラー
画像が得られるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は、本発明に係る転写体上にカ
ラー画像を形成したときの照明光の反射または透過特性
を示す図である。
【図2】(a),(b)は、本発明に好適に使用できる
定着装置の例を示す断面図である。
【図3】実施例1で使用したカラー画像形成装置の断面
図である。
【図4】図3のカラー画像形成装置のタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1A 転写紙 1B 透明フィ
ルム 2A 定着カラートナー像 3A 透明樹脂
層 1 転写体 2 カラート
ナー像 3 加熱ロール 4 コア 5 弾性層 6 熱源 7 加圧ロール 8 耐熱ベル
ト 8a 上側耐熱ベルト 8b 下側耐熱
ベルト 9 剥離ロール 10 加圧ロー
ル 11 分離爪 12 加圧バネ 15 転写体搬送用ガイド板 K 画像読取
り部 L レーザ書込み部 M 画像形成
部 N 給紙部 20 原稿 21 原稿台 22 キャリッ
ジ 23 可動ミラーユニット 24 ハロゲン
ランプ 25 ミラー 26 ミラー 27 ミラー 30 レンズ 32 色分解フィルタ装置 33 CCD 34 画像処理装置 40 感光体 41 モータ 42 ポリゴン
ミラー 43 fθレンズ 44 ミラー 45A 前露光ランプ 45B スコロ
トロン帯電器 46Y,46M,46C,46BK 現像器 47 転写器 48 分離器 49 クリーニング装置 50A,50B
給紙カセット 51A,51B 送り出しローラ 52 タイミン
グローラ 54 搬送ベルト 55 定着器 56 排紙ロール 57 排紙皿 PA,PB 転写体 P1 ACバイ
アス P2 DCバイアス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−92965(JP,A) 特開 平3−38659(JP,A) 特開 昭62−232671(JP,A) 特開 平2−282753(JP,A) 特開 昭62−157051(JP,A) 特開 平1−193874(JP,A) 特開 平2−162383(JP,A) 実開 昭62−127554(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 13/20 G03G 15/01 G03G 7/00 - 7/00 101 G03G 15/20 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラートナーを不透明転写体上に溶融、
    固着してカラー画像を形成するカラー画像形成方法にお
    いて、 前記不透明転写体の表面に20〜200μm厚の少なく
    とも熱可塑性樹脂からなる透明樹脂層を存在させると共
    に、前記不透明転写体と前記透明樹脂層との間に白色顔
    料を分散させてなる反射層を設け、前記透明樹脂層上に
    体積平均粒径3〜9μmのカラートナーを1色当り0.
    2〜4.0mg/cm2 の付着量で付着させ、熱源を内
    蔵する部材下に移動するベルト状搬送体により、不透明
    転写体の表面の透明樹脂層上に付着したカラートナーを
    加熱して透明樹脂層中に溶融させ、次いで冷却して固着
    させ、さらに不透明転写体をベルト状搬送体から分離し
    カラー画像を形成することを特徴とするカラー画像形
    成方法。
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