JP4314007B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置に関し、特に詳細には、電子写真方式の複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子写真方式を用いた画像形成装置が知られている。また、回転可能な感光ドラム上に担持されたトナー画像を1色ずつ順次中間転写ベルト上に重ね合わせることによってカラートナー画像を形成し、その後転写材にカラートナー画像を一括して転写する、いわゆる中間転写方式を用いたカラー画像形成装置が知られている。
【0003】
そして、中間転写方式を用いたカラー画像形成装置において、単一の感光ドラムを用いて順次中間転写にトナー像を重ね合わせる場合、中間転写ベルトが1周(1回転)する毎に1色のトナー画像が感光ドラムから中間転写ベルトに転写されるので、転写材に転写する画像(以下、可転写画像)を形成するのに必要な色数が多いほど中間転写ベルトの回転数が多くなる。
【0004】
例えば、単色(モノカラー)のトナー像で可転写画像を形成する場合には中間転写ベルトは1回転し、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色の4色(フルカラー)のトナー像を重ね合わせて可転写画像を形成する場合には中間転写ベルトは4回転する。
【0005】
従って、モノカラーで画像形成する場合は中間転写体が1回転する毎に転写材に可転写画像が転写され、その後転写材を加圧および加熱する定着器にて可転写画像が転写材上に熱定着される(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−311906号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例のカラー画像形成装置においては、小サイズ紙の連続通紙を行うと、特にモノカラーモードでは単位時間当たりの印刷出力枚数(定着装置の通紙枚数)がフルカラーモードの場合の4倍であるため、定着ローラ及び加圧ローラの非通紙部が昇温することによりローラのゴムが破断しやすいという問題点があった。また、この問題を改善するために一律に小サイズ紙の単位時間当たりの印刷出力枚数(以下、スループットと称す)を少なくする方法を採用した場合、不必要なフルカラーモードについてもスループットが低下してしまうという問題があった。
【0008】
なお、上記問題点の説明から明らかな通り、本明細書において“小サイズ”とは、定着装置への通紙方向(転写材の搬送方向)と垂直な方向の転写材の寸法が相対的に小さいことを意味する。
【0009】
本発明の目的は、小サイズ通紙による非通紙部昇温の防止と最適なスループットを実現することのできる画像形成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明はトナー像が形成される像担持体と、回転可能であって前記像担持体に形成されたトナー像を担持する中間転写体と、前記中間転写体に担持されたトナー像を転写材に転写する転写手段と加熱部材と加圧部材を有し該加熱部材と該加圧部材とが接して形成されるニップ部で前記転写材に転写されたトナー像を該転写材に定着する定着手段とを有する画像形成装置において、前記転写材にトナー像を転写する際の動作モードとして、前記中間転写体を複数回回転させて該中間転写体にトナー像を担持させる第1動作モードと、前記中間転写体を前記第1動作モード時の回数よりも少ない回数回転させて該中間転写体にトナー像を担持させる第2動作モードとを備え、前記第1動作モードでは、前記転写材の搬送方向と直交する方向の該転写材のサイズが所定サイズよりも小さい場合の単位時間当たりの画像形成枚数と、前記転写材のサイズが所定サイズよりも大きい場合の単位時間当たりの画像形成枚数が等しくなるように前記画像形成装置の動作を制御し、前記第2動作モードでは、前記転写材の搬送方向と直交する方向の該転写材のサイズが所定サイズよりも小さい場合の単位時間当たりの画像形成枚数が、前記転写材のサイズが所定サイズよりも大きい場合の単位時間当たりの画像形成枚数よりも小さくなるように前記画像形成装置の動作を制御する形態の画像形成装置を提供する。
【0011】
ここで、前記第1動作モードとは、前記中間転写体に複数色のトナー像を形成する動作モードであって、複数色分のトナー像を重ねて担持させるために前記中間転写体を複数回回転させる動作モードであり、前記第2動作モードとは、前記中間転写体に単色のトナー像を形成する動作モードであって、単色のトナー像を担持させるために前記中間転写体を1回転させる動作モードであって良い
【0012】
ここで、前記定着手段によって前記転写材にトナー像を定着する際の該転写材の速度が可変であって、該速度が所定速度よりも遅い速度の場合は、前記第1動作モードおよび前記第2動作モードにおいて、前記転写材の搬送方向と直交する方向の該転写材のサイズが所定サイズよりも小さい場合の単位時間当たりの画像形成枚数を、前記転写材のサイズが所定サイズよりも大きい場合の単位時間当たりの画像形成枚数と等しくなるように制御することができる。
【0013】
ここで、外部装置から印刷情報を受信して、該印刷情報に基づき前記転写材へのトナー像の形成を指示する制御手段を有し、前記制御手段によって、前記記録材のサイズが設定されてもよい
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下に本発明に係るカラー画像形成装置の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず初めに、図1を用いて本発明に係る画像形成装置の全体構成および各部の機能について説明する。
【0019】
回転感光体である感光ドラム101は、駆動手段(不図示)によって矢印方向に回転駆動され、一次帯電器102により一様に帯電される。次いで露光装置103より、イエローの画像模様に従ったレーザ光Lが感光ドラム101に照射され、感光ドラム101上に潜像が形成される。更に感光ドラム101が回転されると、回転支持体111により支持された現像装置104a,b,c,dのうち、イエロートナーが入った現像装置104aが感光ドラム101に対向して回転し、選択された現像装置104aによって潜像が可視像化される。中間転写ベルト105は感光ドラム101と略同一の周速度で矢印方向に回転しており、感光ドラム101上に形成担持されたトナー画像を一次転写ローラ108aに印加される1次転写バイアスによって、中間転写ベルト105の外周面に一次転写する。
【0020】
以上の工程を順次他の色(マゼンタ色、シアン色、黒色)について行って順次中間転写ベルト105上に重ね合わせることによって、中間転写ベルト105上には複数色に対応した可転写画像であるカラートナー画像が形成される。このとき、中間転写ベルト105が一周(一回転)する毎に一色のトナー画像が形成され、4周(4回転)するとフルカラー画像に対応したカラートナー画像が形成される。
【0021】
一方、以上の工程をいずれか一色について行うことによってモノカラーのトナー画像が中間転写ベルト105上に形成され、このとき、中間転写ベルト105は一周(一回転)する。
【0022】
次に、フルカラーまたはモノカラーのトナー画像が形成された所定タイミングに合わせて、転写材カセット112内からピックアップローラ113によって転写材が二次転写ローラ108bへと給紙される。同時に二次転写ローラ108bに二次転写バイアスが印加され、中間転写ベルト105上に担持された可転写画像であるカラートナー画像が転写材へ転写される。
【0023】
更に転写材は、搬送ベルト114によって搬送されて定着装置106に通紙され、定着装置106ににより溶融固着されることで、転写材上に定着されたカラー画像またはモノカラー画像が得られる。
【0024】
また、中間転写ベルト105上の転写残トナーは中間転写クリーニングローラ115により電荷が付与され、次回の一次転写時に感光ドラム101上に逆転写される。一方、感光ドラム101上の転写残トナーは公知のブレード手段のクリーニング装置107によって清掃される。
【0025】
定着装置106は、図4に詳細に示すように加熱部材である定着ローラ7と加圧部材である加圧ローラ8からなる。
【0026】
定着ローラ7は、内部に熱源としてのヒータ14を有し、アルミニウム等の芯金11とその外周のシリコンゴム等の弾性層12、更に弾性層12の表面にテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂の離型層13を設けることで構成されている。加圧部材である加圧ローラ8も同様に、内部にヒータ24を有し、芯金21、弾性層22、離型層23で構成され、加圧手段(不図示)により定着ローラ7に圧接して定着ローラ7との間にニップを形成しつつ回転する。
【0027】
定着ローラ7、加圧ローラ8の各表面には、温度検出器としてのサーミスタ15、25が当接され、検出されたローラ表面温度に基づいて、ヒータ駆動回路117により各ローラ表面温度が温調目標温度になるように各々温調制御される。各ローラ表面温度が温調目標温度に達した後、トナー画像Tが転写された転写材Pが定着装置のニップ部に搬送され、ニップ部において熱と圧力を加えることによりトナー画像が転写材上に定着される。
【0028】
次に、図2を用いて、画像形成装置のシステム構成を説明する。
コントローラ201は、外部装置であるホストコンピュータ200、エンジン制御部202と相互に通信が可能となっている。コントローラ201は、ホストコンピュータ200から画像情報と印字命令を受け取り、受け取った画像情報を展開処理してビットデータに変換し、ビデオインターフェイス部203を介して、印字開始コマンドおよび画像信号をエンジン制御部202へ送出する。
【0029】
エンジン制御部202は、前述した一次帯電器102、露光装置103、現像装置104、ヒータ駆動回路117を制御するものである。また、感光ドラム101や一次転写ローラ108a、二次転写ローラ108b、搬送ベルト114等の各機構を駆動する駆動モータ116や、後述する定着モータ118の制御を行うものである。
【0030】
そして、エンジン制御部202は、コントローラ201からの印字指示を受信すると、画像形成にかかる各部を制御して画像形成動作を開始する。
ここで、ホストコンピュータからコントローラ201を介してエンジン制御部202へ送信される印字指示には、印字すべき転写材Pのサイズ情報が含まれているものとする。サイズ情報とは、例えば転写材Pの幅および長さの情報であり、このサイズ情報によりエンジン制御部202は転写材Pのサイズを判定することができる。
【0031】
なお、サイズ情報は印字指示に含まれているものとしたが、転写材Pの搬送路上に転写材Pの先端および後端を検知するセンサを設け、転写材Pの搬送中において先端を検知してから後端を検知するまでの通過時間を求めることで転写材Pのサイズを判定するようにしても良いし、転写材Pを収納する転写材カセット112内に転写材Pのサイズを検知する機構を設けることで転写材Pのサイズを判定するようにしても良い。
【0032】
次に、エンジン制御部202により行うスループット(単位時間当たりに画像形成を行う転写材の枚数)の制御について説明する。
【0033】
本実施形態においては、転写材の移動方向と垂直な方向の長さが最大の転写材を通紙するときのスループットと、最大長さ未満の転写材を通紙するときのスループットを変えるかどうかの判断を、画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数(周回数)により決定することが特徴である。
【0034】
この明細書において“垂直な方向の長さが最大”とは、本発明装置が給紙・画像形成・排紙することのできる種々寸法の転写材のうち、搬送方向面に対し垂直な方向、つまり、紙送り方向に垂直な方向の寸法が最大ということである。“転写材”とは、電子写真方式の複写機またはレーザービームプリンタ等のカラー画像形成装置に用いることのできるシート状の記録媒体であればよく、一般的なコピー用紙、いわゆる普通紙に限定されるものではない。
【0035】
上述したように従来のカラー画像形成装置では、小サイズの連続通紙を行うと定着ローラ及び加圧ローラの非通紙部が昇温してしまう。これは、通常定着ローラや加圧ローラ内部に設けられたヒータは通紙可能な最大サイズの定着性を満足するように配向が決められている。すなわち、最大サイズ域においては紙に奪われた熱量を補充し、表面温度を均一に保つために熱供給が行われている。
【0036】
しかし、小サイズ紙を通紙すると通紙部では、紙に奪われた熱量とヒータにより供給された熱量の均衡がとれているため表面温度は所定の温度に保たれるが、非通紙部においては紙に熱を奪われないにもかかわらず熱供給だけが行われるため、表面温度が高くなってしまう。
【0037】
詳述すると、定着装置106のニップ部に転写材Pが通紙されている間はトナー画像を転写材Pに定着させるために加熱部材30が維持すべき温度をヒータ駆動回路117で設定し、ニップ部に転写材Pが通紙されていない間は昇温が生じないように通紙中に比して低い温度に設定するのが一般的である。また、モノカラーモードで画像形成を行う場合は中間転写ベルト105が1周(1回転)する毎に1枚の画像が形成され、フルカラーモードで画像形成を行う場合は中間転写ベルト105が4周(4回転)する毎に1枚の画像が形成される。従って、単位時間当たりに画像形成を行う転写材の枚数が多いモノカラーモードの方が、転写材Pが通紙されている時間が長く、ローラ端部の非通紙部において昇温が生じてしまう。
【0038】
このため、非通紙部における定着ローラ7および加圧ローラ8の表面温度がゴムの耐熱温度を越えてしまうと、ゴム劣化が促進され最終的にはゴムの破断といった問題が生じてしまう。
【0039】
一般にこれを防止するために、小サイズ通紙の場合には一律にスループットを低下させる方法がある。スループットを低下させる方法としては、一般には露光装置103による感光ドラム101上への画像書出しタイミングを遅らせて複数の画像を転写材P上に形成する際における各々の画像の形成間隔(以下、紙間)を伸ばすことにより実現できる。スループットを低下させることにより紙間が長くなるため、ローラ端部の温度は紙間で低下し連続プリントを行ってもローラ端部の温度が上がりづらい。この時、ローラ端部の温度がゴムの耐熱温度以下になるようにスループットの低下量を設定すれば良い。
【0040】
一方、上記従来例のカラー画像形成装置では、各色の画像を順次中間転写ベルト105上に形成するためモノカラー画像とフルカラー画像では画像形成時間が異なる。従って、モノカラーモードとフルカラーモードではスループットが異なっている。上記従来例のカラー画像形成装置では、フルカラーモードではモノカラーモードの4倍の画像形成時間が必要なため、スループットは1/4に低下する。例えばモノカラーモードで16ppmであれば、フルカラーモードでは4ppmとなる。ここで、上述した非通紙部昇温防止で小サイズ通紙時のスループットダウンを一律に行うと、表1に示すようにモノカラーモードでは8ppm、フルカラーモードでは2ppmというようにモノカラーモードだけでなくフルカラーモードにおいてもスループットが低下してしまう。
【0041】
【表1】
Figure 0004314007
【0042】
しかしながら、フルカラーモードにおいては、スループットダウンを行わなくても充分にスループットが低いため、通常のスループットで非通紙部昇温によるゴム破断は発生しない。従って、小サイズ紙のフルカラーモードは不必要にスループットが低下してしまっている。
【0043】
そこで、本実施形態においては小サイズ紙のスループットダウンを行う/行わないの判断を画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数(周回数)により決定する。詳しくは、画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数が2回転未満の時はスループットダウンを行い、2回転以上の場合にはスループットダウンを行わない設定とした。
【0044】
すなわち、本実施形態では、画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数はモノカラーモードにおいては1回転であり、フルカラーモードにおいては4回転であるため、モノカラーモードではスループットダウンを行い、フルカラーモードではスループットダウンを行わない。すなわち、本実施形態ではそれぞれのモードのスループットを表2のように設定した。
【0045】
【表2】
Figure 0004314007
【0046】
以上説明した、転写材Pに転写する可転写画像を形成するのに要する中間転写ベルト105の回転数が異なるフルカラーモード(回転数:4)とモノカラーモード(回転数:1)におけるスループットの決定方法について図3のフローチャートを用いて説明する。なお、以下の説明においては紙サイズが大サイズか小サイズかを判定しているが、例えば画像形成装置が給排紙可能な最大幅(搬送方向に垂直方向の寸法)を大サイズとしてそれ以外を小サイズとしても良いし、所定サイズ(例えばA4サイズ)以上を大サイズとしてそれ以外を小サイズとしても良い。
【0047】
ステップS301で、エンジン制御部202は、コントローラ201を介してホストコンピュータ200から、印刷情報として、画像情報を受信するととも印刷すべき転写材Pの紙サイズ情報やフルカラー画像かモノカラー画像かを示す情報を受信する。
【0048】
ステップS302で、エンジン制御部202は、ステップS301で受信した紙サイズ情報から、紙サイズが大サイズか否かを判定し、紙サイズが大サイズであればステップS306へ進み、大サイズでなければステップS303へ進む。
【0049】
ステップS303では、紙サイズが大サイズでなく小サイズである場合に実行するステップであり、転写材Pに転写する可転写画像を形成するのに要する中間転写ベルト105の回転数Rを算出する。なお、この回転数Rとは中間転写ベルト105上に重ね合わせる色数に応じた値であり、フルカラーモードの場合にはR=4であり、モノカラーモードの場合はR=1となる。
【0050】
ステップS304では、ステップS303で算出した回転数Rが所定回転数(本実施例では2)以上か否かを判定し、回転数Rが2回転より小さい1回転であるモノカラーモードの場合は非通紙部の昇温が生じ得るものとしてステップS305へ進み、スループットダウンを行うことを決定する。
【0051】
ステップS306では、ステップS302で紙サイズが大サイズであると判定した場合、又はステップS304で回転数Rが2回転以上(例えばフルカラーモードにおける4回転)であると判定した場合に、非通紙部の昇温は生じ得ないものとしてステップS306へ進み、スループットダウンを行わないことを決定する。
【0052】
ステップS305又はステップS306でスループットダウンを行う/行わないことを決定した後のステップS307では、決定されたスループットで画像形成を開始する。なお、画像形成動作については前述の図1の説明において述べたので、説明を省略する。
【0053】
ステップS308では、ステップS301で受信した印刷情報にかかる全てのページの画像形成が終了したか否かを判定して、終了していれば画像形成装置を所定の待機状態へ移行させ、再び印刷情報を受信するのを待つ。
【0054】
このように、本実施形態では画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数によりスループットダウンを行う/行わないを判断して設定するように制御することにより、非通紙部昇温を防止すると共に最適なスループットが実現できた。
【0055】
(第2の実施形態)
以下に本発明に係るカラー画像形成装置の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。第2の実施形態では、本発明のカラー画像形成装置は図1に示した構成によって具現化するものとする。また、本実施形態の装置を用いてカラー画像形成方法を実施することができる。従って、カラー画像形成装置の全体的構成、機能についての詳しい説明は省略し、本発明および本実施形態に係る特徴部分についてのみ説明する。
【0056】
本実施形態では、定着装置の加熱部材として、少なくとも薄膜の金属或いは樹脂フィルムと、該フィルムに当接する発熱体とを用い、転写材の移動方向と垂直な方向の長さが最大の転写材を通紙するときのスループットと、最大長さ未満の転写材を通紙するときのスループットを変えるかどうかの判断を、画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数(周回数)により決定することが特徴である。
【0057】
第1の実施形態では、定着装置として加熱部材及び加圧部材にローラを用い内部にヒータを設けた、いわゆる熱ローラ方式であった。このような熱ローラ方式の定着装置では熱容量が大きいほか、輻射による熱伝達方式のため熱応答性が悪かった。これにより表面温度を所定の温度に立ち上げるための時間が長い、また表面温度のリップルが大きいといった問題がある。そのような問題を解決するために本実施形態では図5に示すような加熱部材として薄膜の樹脂フィルムと内部に当接する発熱体を用いた定着装置を用いた。
【0058】
本実施形態のカラー画像形成装置における定着装置106は図5に示すように、加熱部材30は円筒形のエンドレスフィルム31とフィルムガイド34、セラミックヒータ32、更にセラミックヒータ32のフィルムとの非当接面に設けられたサーミスタ33で構成され、従来公知の加圧手段(不図示)により加圧ローラ40に加圧されている。また、加圧ローラ40は、アルミニウム等の芯金41の上にシリコンゴム等の弾性層42を設け、更にその上に設けられたPTFE、PFA等の離型層43で構成される。
【0059】
そして、加圧ローラ40は、エンジン制御部202が制御する定着モータ118により矢示の方向に回転駆動され、この加圧ローラ40の回転駆動による加圧ローラ40とエンドレスフィルム31の外周面との摩擦力でエンドレスフィルム31に回転力が作用して、エンドレスフィルム31がその内面がニップ部においてセラミックヒータ32に密着して摺動しながら加圧ローラ40の回転周速度にほぼ対応した周速度(定着速度)をもって従動回転する。そして、トナー画像Tを担持した転写材Pは、定着フレーム28に取りつけられた入口ガイド29によって、加熱部材30と加圧ローラ40の間のニップ部に導かれ、加熱および加圧されることで定着され、装置外へ排出される。
【0060】
本実施形態の定着装置は熱容量が小さく、また発熱体が接触して熱を伝達する方式のため熱応答が速く、省エネに優れている。しかし、一方ではその特性のため小サイズ紙通紙による非通紙部昇温には不利である。本発明は、このようなカラー画像形成装置の定着装置に用いることにより有利な効果を発揮する。
【0061】
本実施形態においても第1の実施形態同様、小サイズ紙のスループットダウンを行う/行わないの判断を画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数(周回数)により決定する。詳しくは、画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数が3回転未満の時はスループットダウンを行うこととし、3回転以上の場合にはスループットダウンを行わない設定とした。
【0062】
すなわち、本実施形態では、画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数はモノカラーモードにおいては1回転であり、フルカラーモードにおいては4回転であるため、モノカラーモードではスループットダウンを行い、フルカラーモードではスループットダウンを行わない。すなわち、本実施形態ではモノカラーモードにおいては大サイズ紙/小サイズ紙のスループットはそれぞれ16/6ppmとし、フルカラーモードにおいては、紙サイズによらずスループットは4ppmとした。
【0063】
このように、本実施形態では熱応答性の良い定着装置を用いたカラー画像形成装置においても画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数によりスループットダウンを行う/行わないを判断して設定するように制御することにより、非通紙部昇温を防止すると共に最適なスループットが実現できた。
【0064】
また、本実施形態では、加熱部材の加熱手段としてセラミックヒータを用いたが、これに限ったものではない。例えば、加熱手段として、磁場を発生させる磁場発生手段と、該磁場発生手段からの磁場の作用を受けて発生する渦電流で発熱する発熱層で構成されたものを用いても良い。
【0065】
(第3の実施形態)
以下に本発明に係るカラー画像形成装置の第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。第3の実施形態では、本発明のカラー画像形成装置は図1に示した構成によって具現化するものとする。また、本実施形態の装置を用いてカラー画像形成方法を実施することができる。従って、カラー画像形成装置の全体的構成、機能についての詳しい説明は省略し、本発明および本実施形態に係る第3の実施形態の特徴部分についてのみ説明する。
【0066】
本実施形態では、定着速度の異なる複数のモードを有し、それぞれのモードにおける、転写材の移動方向と垂直な方向の長さが最大の転写材を通紙するときのスループットと、最大長さ未満の転写材を通紙するときのスループットを変える閾値となる画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数(周回数)が異なることが特徴である。
【0067】
なお、定着速度とは、エンジン制御部202が制御する定着モータ118により加圧ローラ40に与えられる回転周速度である。
【0068】
一般に、カラー画像形成装置は、定着速度を複数速もっており、例えば厚紙やラフ紙等の定着性向上や或いは光沢を上げる目的のために、定着速度を遅くする機能を持っている。定着速度の切替え方法については各種の方法があるが、本実施形態のカラー画像形成装置では、中間転写ベルト105への転写工程までは通常使用される最も高速の第1速で画像形成を行い、中間転写ベルト105への転写工程終了後、2次転写工程から第2速へと速度を切り替えている。そして、定着工程終了後に第1速へ速度を切替え、次の画像形成を行っている。
【0069】
このような定着速度を遅くしたモードでは、定着速度が遅いことや速度を切り替えるために所定の時間が必要なためにスループットが低下する。例えば、モノカラーモードにおいては第1速モードが16ppmで第2速モードは4ppmである。また、フルカラーモードにおいては第1速モードが4ppmで第2速モードは2.5ppmである。
【0070】
ここで、前述の第1および第2の実施形態では、小サイズ紙のスループットダウンを行う/行わないの判断を画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数(周回数)により判断していた。これによれば、定着速度の速い第1速モードと定着速度の遅い第2速モードは画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数は同じであるため、スループットダウンの条件も同じである。第2の実施形態と同様に画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数が3回転未満の時はスループットダウンを行う設定とすればモノカラーモードはスループットダウンしフルカラーモードではスループットダウンを行わない。すなわち、各モードにおけるスループットは、以下の表3のようになる。
【0071】
【表3】
Figure 0004314007
【0072】
表3から明らかなように、定着速度の遅い第2速モードはモノカラーモードでも充分スループットが低いにもかかわらず小サイズ紙で更にスループットを低下させてしまう。これは、不必要のスループットダウンである。
【0073】
そこで、本実施形態においては、定着速度の異なる複数のモードにおいて、小サイズ紙のスループットダウンを行う閾値となる画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数をそれぞれ異なる値に設定する。詳しくは、定着速度の速い第1速モードにおいては、画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数が3回転以上の場合にはスループットダウンを行わない設定とした。また、定着速度の遅い第2速モードにおいては、画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数が1回転以上の場合にはスループットダウンを行わない設定とした。
【0074】
すなわち、本実施形態では第1速モードにおいては、モノカラーモードはスループットダウンを行い、フルカラーモードではスループットダウンを行わない。また、第2速モードにおいては、モノカラーモードもフルカラーモードもスループットダウンを行わない。各モードにおけるスループットを表にまとめると、以下の表4のようになる。
【0075】
【表4】
Figure 0004314007
【0076】
これにより、定着速度の異なる各種のモードについて、それぞれ非通紙部昇温を防止すると共に最適なスループットが実現できた。
【0077】
本実施形態においては、画像形成に要する中間転写ベルト105の回転数が1回転のモノカラーモードと4回転のフルカラーモードについてのみ説明したが、その他例えば中間転写ベルト105の回転数が2回転で実現できる2色モードの場合についても同様の方法でスループットダウンを行う/行わないを判断すればよい。
【0078】
また、本実施形態においては、スループットダウンについて単純に16ppmを6ppmに低下させるといった1段階でのスループットダウンで説明したが、例えば印刷枚数に応じて12ppm→8ppm→6ppmというように多段階でスループットダウンを実現しても良い。
【0079】
また、本実施形態においては、像担持体として中間転写ベルト105を用いた、中間転写方式のカラー画像形成装置について説明したが、これに限ったものではない。例えば、像担持体として感光ドラムを用い、感光ドラム上に順次画像を形成する多重現像方式のカラー画像形成装置でもよい。
【0080】
以上説明したように本発明によれば、小サイズ通紙による非通紙部昇温の防止と最適なスループットを実現することできる画像形成装置が提供される
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像形成装置および従来例のカラー画像形成装置の内部構成を示す側面図である。
【図2】本発明に係るカラー画像形成装置のシステム構成を示す図である。
【図3】本発明に係るカラー画像形成装置におけるスループットの決定方法についてのフローチャートである。
【図4】本発明に係るカラー画像形成装置の第1の実施形態および従来例のカラー画像形成装置に用いられる定着装置の断面図である。
【図5】本発明に係るカラー画像形成装置の第2および第3の実施形態に用いられる定着装置の断面図である。
【符号の説明】
7 定着ローラ
8,40 加圧ローラ
11,21,41 芯金
12,22,42 弾性層
13,23,43 離型層
14,24 ヒータ
15,33 サーミスタ
28 定着フレーム
29 入口ガイド
30 加熱部材
31 エンドレスフィルム
32 セラミックヒータ
34 フィルムガイド
101 感光ドラム
102 一次帯電器
103 露光装置
104a,b,c,d 現像装置
105 中間転写ベルト
106 定着装置
107 クリーニング装置
108a 一次転写ローラ
108b 二次転写ローラ
111 回転支持体
112 転写材カセット
113 ピックアップローラ
114 搬送ベルト
115 中間転写クリーニングローラ
116 駆動モータ
117 ヒータ駆動回路
118 定着モータ
T トナー画像
P 転写材
L レーザ光

Claims (4)

  1. トナー像が形成される像担持体と、回転可能であって前記像担持体に形成されたトナー像を担持する中間転写体と、前記中間転写体に担持されたトナー像を転写材に転写する転写手段と加熱部材と加圧部材を有し該加熱部材と該加圧部材とが接して形成されるニップ部で前記転写材に転写されたトナー像を該転写材に定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
    前記転写材にトナー像を転写する際の動作モードとして、前記中間転写体を複数回回転させて該中間転写体にトナー像を担持させる第1動作モードと、前記中間転写体を前記第1動作モード時の回数よりも少ない回数回転させて該中間転写体にトナー像を担持させる第2動作モードとを備え、
    前記第1動作モードでは、前記転写材の搬送方向と直交する方向の該転写材のサイズが所定サイズよりも小さい場合の単位時間当たりの画像形成枚数と、前記転写材のサイズが所定サイズよりも大きい場合の単位時間当たりの画像形成枚数が等しくなるように前記画像形成装置の動作を制御し、
    前記第2動作モードでは、前記転写材の搬送方向と直交する方向の該転写材のサイズが所定サイズよりも小さい場合の単位時間当たりの画像形成枚数が、前記転写材のサイズが所定サイズよりも大きい場合の単位時間当たりの画像形成枚数よりも小さくなるように前記画像形成装置の動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1動作モードとは、前記中間転写体に複数色のトナー像を形成する動作モードであって、複数色分のトナー像を重ねて担持させるために前記中間転写体を複数回回転させる動作モードであり、
    前記第2動作モードとは、前記中間転写体に単色のトナー像を形成する動作モードであって、単色のトナー像を担持させるために前記中間転写体を1回転させる動作モードであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記定着手段によって前記転写材にトナー像を定着する際の該転写材の速度が可変であって、該速度が所定速度よりも遅い速度の場合は、前記第1動作モードおよび前記第2動作モードにおいて、前記転写材の搬送方向と直交する方向の該転写材のサイズが所定サイズよりも小さい場合の単位時間当たりの画像形成枚数を、前記転写材のサイズが所定サイズよりも大きい場合の単位時間当たりの画像形成枚数と等しくなるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 外部装置から印刷情報を受信して、該印刷情報に基づき前記転写材へのトナー像の形成を指示する制御手段を有し、
    前記制御手段によって、前記記録材のサイズが設定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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