JP2007048522A - 電磁溶接方法及び導体モジュール - Google Patents

電磁溶接方法及び導体モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2007048522A
JP2007048522A JP2005229920A JP2005229920A JP2007048522A JP 2007048522 A JP2007048522 A JP 2007048522A JP 2005229920 A JP2005229920 A JP 2005229920A JP 2005229920 A JP2005229920 A JP 2005229920A JP 2007048522 A JP2007048522 A JP 2007048522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core wire
coil
exposed
metal plate
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005229920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4644559B2 (ja
Inventor
Kenichi Hanazaki
健一 花崎
Tomokatsu Aizawa
友勝 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2005229920A priority Critical patent/JP4644559B2/ja
Priority to DE102006036607.7A priority patent/DE102006036607B4/de
Priority to US11/499,771 priority patent/US7361839B2/en
Publication of JP2007048522A publication Critical patent/JP2007048522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4644559B2 publication Critical patent/JP4644559B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections
    • H01R43/0207Ultrasonic-, H.F.-, cold- or impact welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K13/00Welding by high-frequency current heating
    • B23K13/01Welding by high-frequency current heating by induction heating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/32Wires

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

【課題】電線の芯線の素線がばらけることなく金属板に溶接できる電磁溶接方法と、電線の芯線の素線がばらけることなく金属板に溶接された導体モジュールとを提供する。
【解決手段】電磁溶接装置10はコイル11と固定具12を備えている。電磁溶接装置10はコイル11に金属片2と電線3を順に重ねる。電線3は中央部3aの被覆部8が除去され芯線7が露出している。中央部3aより電線3の端末寄りの芯線7は被覆部8に被覆されている。中央部3aで露出した芯線7をコイル11の上方に位置付ける。中央部3aで露出した芯線7を固定具12で押さえる。コイル11に大電流を流す。コイル11の回りに磁界が発生し磁束により金属片2及び芯線7に渦電流が生じる。渦電流が金属片2及び芯線7を加熱するとともに該渦電流などにより生じる電磁力が金属片2及び芯線7を互いに近づける。金属片2と電線3の芯線7とが電磁溶接されて導体モジュール1を得る。
【選択図】図10

Description

本発明は、金属板と電線の芯線とを溶接する電磁溶接方法及び金属板と電線の芯線とが溶接された導体モジュールに関する。
例えば、自動車などに配索されるワイヤハーネスは、電線と該電線の端部に取り付けられる金属板としての端子金具と、を備えている。前記電線は、芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部と、を備えている。芯線は、銅などの金属で構成される複数の素線で構成されている。端子金具は、導電性の金属で構成された平板状の板金を折り曲げるなどして構成されている。
従来から、前記端子金具と前記電線とを電気的及び機械的に接続する際には、端子金具の一部分を前記電線にかしめてきた。このため、例えば、自動車などに前記ワイヤハーネスが配索された際に、該自動車の走行中の振動などによって、前記端子金具と電線との電気的な接続が不安定になり、望ましくない。
この前述した端子金具などの金属板と、前記電線の芯線とを溶接する際に、例えば、電磁溶接方法(例えば、特許文献1参照)を用いることが考えられる。
特開平11−192562号公報
前述した特許文献1に示された電磁溶接方法を単に用いて、金属板と電線の芯線とを溶接すると、前記芯線が電線の端末で露出していることと、金属板の表面上での電磁力(金属板と芯線とを密着させる方向の力)の分布に偏りなどが生じることと、によって、前記素線がばらける(ばらばらになる)ことがあった。素線がばらけると、則ち、溶接中に芯線の各素線が移動するため、芯線と金属板とが接合しなかったり、これらの接合面積が非常に小さくなって、前述した端子金具と電線との接続に適さないことが考えられる。
したがって、本発明の目的は、電線の芯線の素線がばらけることなく金属板に溶接できる電磁溶接方法と、電線の芯線の素線がばらけることなく金属板に溶接された導体モジュールとを提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電磁溶接方法は、電流が流されると磁界を発生するコイルに、金属板と、中央部の芯線が露出しかつ該中央部より両端寄りの芯線が被覆部材で被覆された電線と、を重ねるとともに、前記電線の径方向に沿って該コイルと前記中央部で露出した芯線とを並べて配置し、前記コイルに電流を流すことで、前記磁界を発生させて、前記金属板と前記中央部で露出した芯線との双方に渦電流を発生することで、これらの金属板と前記中央部で露出した芯線とを溶接することを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の電磁溶接方法は、請求項1に記載の電磁溶接方法において、前記芯線が複数の素線を備えており、前記金属板とともに、前記コイルに重ねられる前記電線の中央部で露出した芯線の複数の素線を、互いに重なることなく平行に前記金属板の表面に重ねることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の電磁溶接方法は、請求項1又は請求項2記載の電磁溶接方法において、前記電線の中央部で露出した芯線を、前記金属板の中央より該金属板の外縁寄りに配置することを特徴としている。
請求項4に記載の本発明の導体モジュールは、金属板と、中央部の芯線が露出しかつ両端の芯線が被覆部で被覆された電線とを備え、前記金属板と前記中央部で露出した芯線とが接合された導体モジュールにおいて、電流が流されると磁界を発生するコイルに、前記金属板と前記電線とが重ねられるとともに、前記電線の径方向に沿って該コイルと前記中央部で露出した芯線とが並べて配置され、前記コイルに電流を流すことで、前記磁界を発生させて、前記金属板と前記中央部で露出した芯線との双方に渦電流を発生することで、これらの金属板と前記中央部で露出した芯線とが溶接されたことを特徴としている。
請求項1に記載した本発明の電磁溶接方法によれば、中央部で露出した芯線の両端を被覆部で被覆しているので、電磁力の分布に偏りがあっても、芯線の素線がばらつくことを防止できる。
なお、本明細書に記したコイルとは、電流が流れると磁界を発生させるものである。則ち、本明細書に記したコイルとは、導線をコイル状(螺旋状)に巻いた所謂コイルや、直線状に形成された導線や、平板状の金属板などの如何なる形状の導体であっても良い。
請求項2に記載した本発明の電磁溶接方法によれば、素線を互いに平行に金属板の表面上に重ねるので、素線同士を重ねることなく金属板に重ねる。
請求項3に記載した本発明の電磁溶接方法によれば、中央部で露出した芯線を金属板の中央より端寄りに配置するので、芯線と金属板とを密着させる電磁力を確保することができる。
請求項4に記載した本発明の導体モジュールによれば、中央部で露出した芯線の両端を被覆部で被覆しているので、コイルが発生する電磁力の分布に偏りがあっても、芯線の素線がばらつくことを防止できる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、電磁力の分布に偏りがあっても、芯線の素線がばらつくことを防止できるとともに、溶接中に素線が移動することが被覆部材によって規制されているので、芯線と金属板とを、所望の接合面積が得られる状態で確実に接合することができる。
請求項2に記載の本発明は、素線同士を重ねることなく金属板に重ねるので、電磁力が素線を電線の径方向に移動させることなく、素線則ち芯線と金属板とを溶接できる。
また、芯線と金属板との接触面積が大きくなるので、前述した電磁力に偏りがあっても、金属板上で電線が移動することを防止できる。
したがって、電磁力が、素線と金属板とを密着させる以外に作用しにくくなるので、電磁力の損失を防止できる。このため、素線則ち芯線と金属板とを確実に密着させることができ、電線の芯線と金属板とを確実に溶接できる。
請求項3に記載の本発明は、中央部で露出した芯線を金属板の中央より端寄りに配置するので、芯線と金属板とを密着させる電磁力を確保することができる。したがって、素線則ち芯線と金属板とをより確実に密着させることができ、電線の芯線と金属板とをより確実に溶接できる。
請求項4に記載の本発明は、電磁力の分布に偏りがあっても、芯線の素線がばらつくことを防止できるので、芯線と金属板とを、所望の接合面積が得られる状態で確実に接合することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図1ないし図10を参照して説明する。本発明の一実施形態の電磁溶接方法は、図1に示す導体モジュール1を組み立てる。導体モジュール1は、図1及び図2に示すように、金属板としての金属片2と、電線3とを備えている。
金属片2は、導電性の金属で構成され、平板状に形成されている。金属片2の平面形状は、矩形状である。
電線3は、断面形状が丸形に形成されている。電線3は、図5に示すように、断面丸形の芯線7と、この芯線7を被覆する被覆部材としての被覆部8と、を備えた所謂被覆電線である。芯線7は、前記金属片2とは勿論別体である。芯線7は、導電性を有する金属で構成された複数の素線9が撚られて構成されている。素線9則ち芯線7は、可撓性を有している。なお、図示例では、素線9は、7本設けられている。
被覆部8は、絶縁性と可撓性とを有する合成樹脂で構成されている。
前述した電線3は、中央部3aの一部の被覆部8が除去されて芯線7が露出している。則ち、芯線7は、中央部3aで露出している。なお、本明細書でいう中央部3aとは、端末以外の部分をいう。則ち、中央部3aとは、電線3の端末以外の任意の位置を示す。また、芯線7は、前述した露出した中央部3aより電線3の両端寄りの箇所が、前述した被覆部8で被覆されている。則ち、前述した露出した中央部3aより電線3の両端寄りの芯線7は、被覆部8で被覆されている。
前記導体モジュール1は、金属片2に中央部3aで露出した芯線7の各素線9が重なった状態で、金属片2と芯線7とが互いに接合している。このとき、芯線7の素線9は、互いに重なることなく、前記金属片2の表面上に互いに平行な状態で重ねられている。
前記導体モジュール1は、前記金属片2と、前述した中央部3aで露出した芯線7の各素線9とが、電磁溶接装置10(図3に示す)によって互いに接合されて得られる。電磁溶接装置10は、図3に示すように、コイル11と、固定具12と、電源13と、コンデンサ14と、スイッチ15とを備えている。
コイル11は、導電性を有する金属で構成され、平板状に形成されている(則ち、金属板で構成されている)。コイル11は、一対の幅広部16と、幅狭部17とを一体に備えている。一対の幅広部16は、互いに間隔をあけて配置されている。幅広部16の平面形状は、矩形状である。一対の幅広部16の後述の電流が流れる方向(図3中に矢印Kで示す)に直交する方向の幅は、互いに等しいとともに、該電流が十分に流れやすい幅となっている。
幅狭部17は、一対の幅広部16間に配されて、両端が一対の幅広部16に連なっている。幅狭部17の平面形状は、矩形状である。幅狭部17の長手方向は、前述した電流が流れる方向Kと平行である。幅狭部17の電流が流れる方向Kに対し直交する方向の幅は、幅広部16の前述した幅より狭いとともに、前述した電流を集中して流す幅となっている。
前述したコイル11は、電流が流れると磁界を発生して、その厚みと幅を二等分する軸芯P(図7中に一点鎖線で示す)を中心とした磁束(図9中に矢印Gで示す)を発生する。また、コイル11は、表面上に前述した金属片2と電線3とを置くことが可能である。
なお、本明細書に記したコイル11とは、電流が流れると磁界を発生させるものである。則ち、本明細書に記したコイル11とは、導線をコイル状(螺旋状)に巻いた所謂コイルや、直線状に形成された導線や、平板状の金属板などの如何なる形状の物品であっても良い。
固定具12と、四角柱状に形成され、その端面12aが前記コイル11の表面と間隔をあけて相対する。固定具12は、前述した端面12aがコイル11に接離自在に設けられている。なお、接離とは、互いに近づいたり離れることをいう。固定具12は、コイル11との間に金属片2と中央部3aで露出した芯線7とを挟むことが可能である。勿論、このとき、固定具12の端面が、前記芯線7などに重ねられる。
コンデンサ14は、スイッチ15を介して電源13又はコイル11に接続される。コンデンサ14は、電荷を予め定められた所定の電気エネルギーまで蓄積する。スイッチ15の一つの接点は、前述したコイル11の一対の幅広部16のうち一方の幅広部16に接続しているとともに、電源13とコンデンサ14は、他方の幅広部16に接続している。スイッチ15の他の一つの接点は、電源13に接続している。スイッチ15の残りの一つの接点は、コンデンサ14に接続している。
スイッチ15は、電源13からの電気エネルギーをコンデンサ14に供給する状態と、コンデンサ14に蓄積された電気エネルギーをコイル11に供給する状態と、電源13からの電気エネルギーをコンデンサ14に供給しないとともにコンデンサ14に蓄積された電気エネルギーをコイル11に供給しない状態と、が切り換え自在となっている。
コンデンサ14は、スイッチ15がコンデンサ14に蓄積された電気エネルギーをコイル11に供給する状態になると、蓄積した電気エネルギーを一度にスイッチ15を介して一方の幅広部16に向けて出力する。このため、コンデンサ14は、瞬間的に大電流(電源13からの電流より大きな電流)をコイル11に流す。
前述した電磁溶接装置10は、コイル11に互いに溶接する一対の溶接対象物を置き、コイル11と固定具12とでこれらの溶接対象物を挟んだ状態で、スイッチ15により電源13からの電荷を所定の電気エネルギーまでコンデンサ14に蓄積して、スイッチ15によりコンデンサ14から瞬間的に大電流をコイル11に流す。そして、電磁溶接装置10は、コイル11上の一対の溶接対象物に磁束を作用させることで、該一対の溶接対象物双方に渦電流を流して、これら一対の溶接対象物を加熱する。さらに、電磁溶接装置10は、前述した渦電流と磁界とによって、一対の溶接対象物同士を瞬間的に近づける(衝突させる)電磁力を発生する。こうして、電磁溶接装置10は、加熱した溶接対象物同士を前述した電磁力によって瞬間的に衝突させて、これらの溶接対象物同士を溶接する(機械的に接合する)。
前記導体モジュール1を組み立てる際、即ち、金属片2と芯線7とを固定する際には、予め、前述した中央部3a(図示例では、一方の端末の近傍)の被覆部8を除去して、該中央部3aの芯線7を露出させておく。
そして、図4に示すように、金属片2を前述したコイル11の幅狭部17上に重ね、更に、金属片2に前述した電線3を重ねる。このとき、勿論、スイッチ15を電源13からの電気エネルギーをコンデンサ14に供給しないとともにコンデンサ14からの電気エネルギーをコイル11に供給しない状態にしておく。さらに、金属片2の長手方向と電線3の長手方向とを平行にし、かつコイル11の幅狭部17の上方に電線3の中央部3aで露出した芯線7を位置付ける。則ち、電線3の径方向に沿って、コイル11の幅狭部17と中央部3aで露出した芯線7とを並べて配置する。すると、電線3の被覆部8が中央部3aで露出した芯線7の両端を被覆しているので、図5に示すように、芯線7と金属片2との間に空間が生じる(芯線7と金属片2とが互いに間隔をあける)。
その後、図6及び図7に示すように、中央部3aの芯線7の互いに撚り合わされた素線9同士をほどいて、これらの素線9を互いに平行に金属片2の表面に重ねる。勿論、前述した中央部3aの芯線7の素線9同士が互いに重なることなく、これらの素線9を金属片2上に位置付ける。また、前記電線3の軸芯P1(図7中に一点鎖線で示す)を、前記金属片2の軸芯P2(該金属片2の幅と厚みとを二等分するとともに図7中に一点鎖線で示す)と重ならない位置に、前記電線3を位置付ける。このように、前記電線3を前記金属片2の中央より該金属片2の外縁寄りに配置する。
その後、図8に示すように、前述した中央部3aで露出した芯線7に固定具12の端面12aを重ねる。こうして、固定具12で、中央部3aで露出した芯線7を押さえる。そして、スイッチ15を切り換えて、電源13からの電荷をコンデンサ14に蓄積する。コンデンサ14に所定の電気エネルギーが蓄積された後、スイッチ15を切り換えて、図9に示すように、コンデンサ14に蓄積された電気エネルギーをスイッチ15を介してコイル11に供給する。すると、瞬間的(急激)に大電流(電源13からの電流より大きな電流)が、コイル11に流れる。
すると、コイル11の回りに磁界が発生して、図9中に矢印Gで示す高密度の磁束が金属片2とコイル11の幅狭部17との間と、金属片2と中央部3aで露出した芯線7との間と、中央部3aで露出した芯線7と固定具12との間とのそれぞれに、急激に発生する。これらの磁束Gが、前述した金属片2と芯線7とに交差すると、金属片2と芯線7とに、各々の導電率に応じた渦電流と呼ばれる誘導電流が流れる。すると、渦電流により、互いに重なる金属片2と中央部3aで露出した芯線7とが加熱される。さらに、前述した渦電流と磁界により、互いに重なる金属片2と中央部3aで露出した芯線7とが互いに近づく方向(圧する方向)の電磁力が生じる。
そして、図10に示すように、互いに重なり、かつそれぞれが前述した渦電流で加熱されているとともに、前述した電磁力で互いに近づけられた(衝突された)金属片2と芯線7とが互いに密着する。金属片2と芯線7とが、金属結合して、所謂電磁溶接によって互いに接合される。そして、前述した構成の導体モジュール1を得る。
本実施形態によれば、中央部3aで露出した芯線7の両端を被覆部8で被覆しているので、電磁力の分布に偏りがあっても、芯線7の素線9がばらつくことを防止できるとともに、溶接中に素線9が移動することが被覆部8によって規制されている。したがって、芯線7と金属片2とを、所望の接合面積が得られる状態で確実に接合することができる。
素線9同士を重ねることなく、芯線7の素線9を互いに平行に金属片2の表面上に重ねるので、電磁力が素線9を電線3の径方向に移動させることなく、素線9則ち芯線7と金属片2とを溶接できる。
また、芯線7と金属片2との接触面積が大きくなるので、前述した電磁力に偏りがあっても、金属片2上で電線3が移動することを防止できる。
したがって、電磁力が、素線9と金属片2とを密着させる以外に作用しにくくなるので、電磁力の損失を防止できる。このため、素線9則ち芯線7と金属片2とを確実に密着させることができ、電線3の芯線7と金属片2とを確実に溶接できる。
一般に、前述した渦電流は、金属片2の中央より、該金属片2の外縁寄りに多く生じる。このため、中央部3aで露出した芯線7を金属片2の中央より端寄りに配置するので、芯線7と金属片2とを密着させる電磁力を確保することができる。したがって、素線9則ち芯線7と金属片2とをより確実に密着させることができ、電線3の芯線7と金属片2とをより確実に溶接できる。
また、前述した導体モジュール1は、中央部3aで露出した芯線7の両端を被覆部8で被覆しているので、コイル11が発生する電磁力の分布に偏りがあっても、金属片2と芯線7との接合時に、芯線7の素線9がばらつくことを防止できる。したがって、芯線7と金属片2とを、所望の接合面積が得られる状態で確実に接合することができる。
また、本実施形態では、コンデンサ14の容量を適宜変更することによって、前述した大電流が流れる周波数則ち電磁力が発生する周波数を適宜変更して、前記芯線7と金属片2との衝突速度を適切な速度にすることができる。さらに、中央部3aで露出した芯線7の両端が被覆部8で被覆されているので、溶接前の状態で、芯線7と金属板としての金属片2とを互いに間隔をあけておくことができる。したがって、前述した大電流を流す際(則ち、溶接する際)に、芯線7と金属板としての金属片2とを前述した電磁力によって確実に衝突でき、これらを確実に強固に接合できる。
本発明では、前述した金属板としての金属片2が、平板状の母材と該母材の表面に鍍金層が施されて、構成されても良い。また、本発明では、前述した素線9は、7本以外でも良い、要するに、本発明では、芯線7の素線9は、複数設けられていれば良い。
さらに、前述した実施形態では、被覆部材としての被覆部8が、中央部3aで露出した芯線7の両端を被覆している。しかしながら、本発明では、被覆部8に限らず、電線3と別体のチューブや、電線3の芯線7に溶着された半田などで中央部3aで露出した芯線7の両端を被覆しても良い。
また、前述した実施形態では、コイル11を金属板などで構成して、平板状に形成している。しかしながら、本発明では、電流が流されると磁界を発生させて、電線3の芯線7の近傍で電流が集中する形状であれば、金属板以外の導体(如何なる形状の導体)をコイル11として用いても良い。また、本発明では、電流の向きは、如何なる向きであっても良い。
さらに、前述した実施形態では、金属板としての金属片2を平板状に形成している。しかしながら、本発明では、金属板としての金属片2を、例えば筒状、皿状、半円状などの平板状以外の種々の形状に形成しても良い。特に、金属片2が電線3の芯線7を加締める加締め片を備えている場合には、電磁力によってさらにかしめられるとともに、前述したように溶接されるので、金属板としての金属片2と電線3の芯線7とをより強固に固定できる。
また、本発明では、前述した金属板としての金属片2と電線3とを互いに重ねて、一対のコイル11間に位置付けて、これらの金属片2と電線3の芯線7とを接合しても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかる電磁溶接方法で組み立てられる導体モジュールを示す斜視図である。 図1中のII−II線に沿った断面図である。 図1に示された導体モジュールを組み立てる際に用いられる電磁溶接装置の構成を示す説明図である。 図3に示された電磁溶接装置のコイル上に金属片と電線とを重ねた状態を一部断面で示す説明図である。 図4中のV−V線に沿った断面図である。 図4に示された電線の素線の撚りを解して、素線を金属片上に互いに平行に重ねた状態を一部断面で示す説明図である。 図6に示された電線と金属片などの平面図である。 図6に示された電線の中央部で露出した芯線に固定具を重ねた状態を一部断面で示す説明図である。 図8に示されたコイルの外周に磁束などを生じる状態を一部断面で示す説明図である。 図9に示された金属片と電線の芯線とが接合した状態を一部断面で示す説明図である。
符号の説明
1 導体モジュール
2 金属片(金属板)
3 電線
3a 中央部
7 芯線
8 被覆部(被覆部材)
9 素線
11 コイル

Claims (4)

  1. 電流が流されると磁界を発生するコイルに、金属板と、中央部の芯線が露出しかつ該中央部より両端寄りの芯線が被覆部材で被覆された電線と、を重ねるとともに、前記電線の径方向に沿って該コイルと前記中央部で露出した芯線とを並べて配置し、
    前記コイルに電流を流すことで、前記磁界を発生させて、前記金属板と前記中央部で露出した芯線との双方に渦電流を発生することで、これらの金属板と前記中央部で露出した芯線とを溶接することを特徴とする電磁溶接方法。
  2. 前記芯線が複数の素線を備えており、
    前記金属板とともに、前記コイルに重ねられる前記電線の中央部で露出した芯線の複数の素線を、互いに重なることなく平行に前記金属板の表面に重ねることを特徴とする請求項1記載の電磁溶接方法。
  3. 前記電線の中央部で露出した芯線を、前記金属板の中央より該金属板の外縁寄りに配置することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電磁溶接方法。
  4. 金属板と、中央部の芯線が露出しかつ両端の芯線が被覆部で被覆された電線とを備え、前記金属板と前記中央部で露出した芯線とが接合された導体モジュールにおいて、
    電流が流されると磁界を発生するコイルに、前記金属板と前記電線とが重ねられるとともに、前記電線の径方向に沿って該コイルと前記中央部で露出した芯線とが並べて配置され、
    前記コイルに電流を流すことで、前記磁界を発生させて、前記金属板と前記中央部で露出した芯線との双方に渦電流を発生することで、これらの金属板と前記中央部で露出した芯線とが溶接されたことを特徴とする導体モジュール。
JP2005229920A 2005-08-08 2005-08-08 電磁溶接方法 Expired - Fee Related JP4644559B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229920A JP4644559B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 電磁溶接方法
DE102006036607.7A DE102006036607B4 (de) 2005-08-08 2006-08-04 Elektromagnetisches Schweißverfahren und Leitermodul
US11/499,771 US7361839B2 (en) 2005-08-08 2006-08-07 Electromagnetic welding method and conductor module

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229920A JP4644559B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 電磁溶接方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007048522A true JP2007048522A (ja) 2007-02-22
JP4644559B2 JP4644559B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=37716623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005229920A Expired - Fee Related JP4644559B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 電磁溶接方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7361839B2 (ja)
JP (1) JP4644559B2 (ja)
DE (1) DE102006036607B4 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216270A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Kobe Steel Ltd 鉄系材料とアルミニウム系板材の電磁溶接方法および接合体
JP2008213035A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Tomokatsu Aizawa 電磁スポット溶接法
EP3553890A1 (en) 2018-04-12 2019-10-16 Yazaki Corporation Electromagnetic crimp terminal, manufacturing method of electromagnetic crimp terminal, and connecting terminal
JP2020522871A (ja) * 2017-06-05 2020-07-30 吉林省中▲イン▼高科技有限公司Jilin Zhong Ying High Technology Co., Ltd. 銅端子とアルミ導線との継手及びその磁気誘導溶接方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5274944B2 (ja) * 2008-09-08 2013-08-28 矢崎総業株式会社 導体モジュール及び電磁圧接方法
DE102011006364A1 (de) * 2010-12-06 2013-03-21 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Verfahren zum Verbinden eines ersten Bauteils mit einem zweiten Bauteil, Verwendung elektromagnetischen Pulsumformens zum Herstellen einer Verbindung, Kraftfahrzeugsitz, Kraftfahrzeugtür sowie Kraftfahrzeug
JP2014207085A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 住友電装株式会社 配線材
DE102013017660B4 (de) * 2013-10-25 2015-06-03 Auto-Kabel Management Gmbh Elektrische Anschlusskonsole für KFZ Bordnetzleitung
JP2020030909A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 矢崎総業株式会社 被覆電線と端子との接合構造および被覆電線と端子との接合方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002316271A (ja) * 2001-04-17 2002-10-29 Japan Science & Technology Corp 金属薄板をシーム溶接する電磁溶接装置および方法
JP2003338329A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Yazaki Corp 被覆電線を端子に溶接するための接合構造および該被覆電線

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3851139A (en) * 1971-07-02 1974-11-26 Thermatool Corp Magnetic pulse welding using spaced proximity conductor
DE2540474C2 (de) * 1975-09-11 1982-11-11 Boris Anatolievič Novosibirsk Jabločnikov Verfahren zum Überlappschweißen von Rohlingen und Vorrichtungen zu dessen Verwirklichung
JPH01201933A (ja) * 1988-02-08 1989-08-14 Mitsubishi Electric Corp ワイヤボンディング方法及びその装置
JPH0770345B2 (ja) * 1990-06-28 1995-07-31 株式会社エーユーイー研究所 コネクタの製造方法およびコネクタ
JPH05121139A (ja) * 1991-10-24 1993-05-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd フラツト導体の接続方法
US5383788A (en) * 1993-05-20 1995-01-24 W. L. Gore & Associates, Inc. Electrical interconnect assembly
US5857259A (en) * 1995-02-24 1999-01-12 The Wiremold Company Method for making an electrical connection
US5824998A (en) * 1995-12-20 1998-10-20 Pulsar Welding Ltd. Joining or welding of metal objects by a pulsed magnetic force
JP3253541B2 (ja) * 1996-10-25 2002-02-04 アルプス電気株式会社 フラットケーブルと端子の接続構造
JP3751153B2 (ja) 1997-10-20 2006-03-01 独立行政法人科学技術振興機構 金属薄板の電磁溶接法及び装置
JP3444526B2 (ja) * 1998-04-22 2003-09-08 矢崎総業株式会社 シールド電線の接続方法
JPH11312568A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Yazaki Corp ステアリング用電気的接続装置における電線とフラットケーブルの接続コネクタ
US6444910B1 (en) * 1999-06-16 2002-09-03 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Structure and method for connecting a flat cable to bus bars
US6528731B2 (en) * 2000-11-24 2003-03-04 Yazaki Corporation Flat shield harness and method for manufacturing the same
JP2002262430A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Star Micronics Co Ltd リード線接続構造および方法ならびにリード線接続用クラッド材

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002316271A (ja) * 2001-04-17 2002-10-29 Japan Science & Technology Corp 金属薄板をシーム溶接する電磁溶接装置および方法
JP2003338329A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Yazaki Corp 被覆電線を端子に溶接するための接合構造および該被覆電線

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216270A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Kobe Steel Ltd 鉄系材料とアルミニウム系板材の電磁溶接方法および接合体
JP2008213035A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Tomokatsu Aizawa 電磁スポット溶接法
JP2020522871A (ja) * 2017-06-05 2020-07-30 吉林省中▲イン▼高科技有限公司Jilin Zhong Ying High Technology Co., Ltd. 銅端子とアルミ導線との継手及びその磁気誘導溶接方法
EP3553890A1 (en) 2018-04-12 2019-10-16 Yazaki Corporation Electromagnetic crimp terminal, manufacturing method of electromagnetic crimp terminal, and connecting terminal
US10958029B2 (en) 2018-04-12 2021-03-23 Yazaki Corporation Electromagnetic crimp terminal, manufacturing method of electromagnetic crimp terminal, and connecting terminal

Also Published As

Publication number Publication date
JP4644559B2 (ja) 2011-03-02
US20070029103A1 (en) 2007-02-08
DE102006036607B4 (de) 2021-02-11
US7361839B2 (en) 2008-04-22
DE102006036607A1 (de) 2007-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4644559B2 (ja) 電磁溶接方法
CN109891530B (zh) 具有低直流电阻的高电流线圈的电感器
US8013249B2 (en) Shield conductor and shield conductor manufacturing method
CN105322683B (zh) 用于旋转电机的定子
JP6414242B2 (ja) コイル装置
JP5274944B2 (ja) 導体モジュール及び電磁圧接方法
WO2017186022A1 (zh) 电枢、用于电枢的端部模块和用于装配电枢的方法
JP4825465B2 (ja) 磁気素子
CN110168869A (zh) 线圈和汇流条之间的连接构造以及具有该连接构造的马达
US9419485B2 (en) Coil wire for rotating electrical machine and coil body
JP4977441B2 (ja) 超音波接合装置
JP5243712B2 (ja) 電磁溶接方法及び導体モジュール
US10431366B2 (en) Noise filter
EP3139703B1 (en) Induction-heating device and induction-heating cooker
JP5339141B2 (ja) リアクトル、及びコンバータ
JP6416959B2 (ja) 電気導体の接合方法
JP6912853B2 (ja) コイル部品およびその製造方法
WO2019203082A1 (ja) 端子及び端子の接合方法
JP6944383B2 (ja) 電線束と端子との接続構造及び接続構造体の製造方法
JP6064764B2 (ja) 熱圧着装置、巻線型電子部品の製造方法及び圧着方法
JP2020156152A (ja) 結線構造及び電動機
JP2012064941A (ja) プレートコイル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4644559

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees