JPH05121139A - フラツト導体の接続方法 - Google Patents
フラツト導体の接続方法Info
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- JPH05121139A JPH05121139A JP3306611A JP30661191A JPH05121139A JP H05121139 A JPH05121139 A JP H05121139A JP 3306611 A JP3306611 A JP 3306611A JP 30661191 A JP30661191 A JP 30661191A JP H05121139 A JPH05121139 A JP H05121139A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フラット導体を、非溶接面に絶縁被覆層を設
けた状態で他の導体と超音波溶接できるようにすること
にある。 【構成】 前記絶縁被覆層12を設けた面と反対側の面
において露出したフラット導体11に、前記絶縁被覆層
22を形成した面と反対側の面において露出したフラッ
ト導体21を接触させた状態で、これらフラット導体1
1,21を超音波溶接機WのホーンPとアンビルAによ
り挟持し、前記ホーンPおよびアンビルAの加圧面に設
けた突起P1,A1を前記絶縁被覆層12,22に食い
込ませて前記フラット導体11,21に接触させ、この
状態で前記ホーンPを振動させて前記フラット導体11
とフラット導体21を溶接する。 【効果】 溶接後にフラット導体に絶縁被覆層を設ける
という煩雑な作業を行う必要がなくなるという効果を有
する。
けた状態で他の導体と超音波溶接できるようにすること
にある。 【構成】 前記絶縁被覆層12を設けた面と反対側の面
において露出したフラット導体11に、前記絶縁被覆層
22を形成した面と反対側の面において露出したフラッ
ト導体21を接触させた状態で、これらフラット導体1
1,21を超音波溶接機WのホーンPとアンビルAによ
り挟持し、前記ホーンPおよびアンビルAの加圧面に設
けた突起P1,A1を前記絶縁被覆層12,22に食い
込ませて前記フラット導体11,21に接触させ、この
状態で前記ホーンPを振動させて前記フラット導体11
とフラット導体21を溶接する。 【効果】 溶接後にフラット導体に絶縁被覆層を設ける
という煩雑な作業を行う必要がなくなるという効果を有
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車内配線や電気
機器内の配線に用いられるフラット導体を他の導体に接
続する方法に関する。
機器内の配線に用いられるフラット導体を他の導体に接
続する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の並列するフラット導体の両面ある
いは片面に絶縁被覆層を設けてなる、いわゆるフレキシ
ブルプリント回路と呼ばれるフラットケーブルは、多数
の配線を少ないスペースに収めることができるため、近
時、自動車内や電気機器内の配線にしばしば用いられる
ようになっている。
いは片面に絶縁被覆層を設けてなる、いわゆるフレキシ
ブルプリント回路と呼ばれるフラットケーブルは、多数
の配線を少ないスペースに収めることができるため、近
時、自動車内や電気機器内の配線にしばしば用いられる
ようになっている。
【0003】上記のようなフラットケーブルのフラット
導体を他のフラット導体や通常の電線に接続する場合、
従来においては、各フラット導体の端末部に個別に端子
を接続するか、あるいはフラットケーブルの端末部の絶
縁被覆層を除去したのち、この端末部にコネクタを装着
し、前記端子もしくはコネクタを介して、前記フラット
導体に他の導体を接続するようにしていた。
導体を他のフラット導体や通常の電線に接続する場合、
従来においては、各フラット導体の端末部に個別に端子
を接続するか、あるいはフラットケーブルの端末部の絶
縁被覆層を除去したのち、この端末部にコネクタを装着
し、前記端子もしくはコネクタを介して、前記フラット
導体に他の導体を接続するようにしていた。
【0004】しかしながら、上記のような端子やコネク
タはフラットケーブルに比べかなり大きな厚みおよび幅
を有しているのが一般的であるため、このような端子や
コネクタを用いると、接続部に大きなスペースを必要と
し、省スペースという、フラットケーブルを用いること
による利点を十分に生かすことができないという問題が
ある。
タはフラットケーブルに比べかなり大きな厚みおよび幅
を有しているのが一般的であるため、このような端子や
コネクタを用いると、接続部に大きなスペースを必要と
し、省スペースという、フラットケーブルを用いること
による利点を十分に生かすことができないという問題が
ある。
【0005】このため、近時、特開昭62−10530
8号公報に開示されるように、2以上のフラット導体を
超音波溶接により直接接続することで、この接続部が占
めるスペースを小さくすることが提案されている。ここ
に開示されるフラット導体の接続方法は、超音波溶接に
よりフラット導体を接続するため、接続時には、前記フ
ラット導体における接続面と反対側の面、すなわち超音
波溶接機のホーンもしくはアンビルが接触する面に絶縁
被覆層を設けず、接続が終わってから絶縁被覆層となる
絶縁材をフラット導体に貼り付けるようにしている。
8号公報に開示されるように、2以上のフラット導体を
超音波溶接により直接接続することで、この接続部が占
めるスペースを小さくすることが提案されている。ここ
に開示されるフラット導体の接続方法は、超音波溶接に
よりフラット導体を接続するため、接続時には、前記フ
ラット導体における接続面と反対側の面、すなわち超音
波溶接機のホーンもしくはアンビルが接触する面に絶縁
被覆層を設けず、接続が終わってから絶縁被覆層となる
絶縁材をフラット導体に貼り付けるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来公報に開示されるフラット導体の接続方法は、超音波
溶接による接続が終わってから絶縁被覆層を設けるもの
であるため、フラット導体と絶縁被覆層の位置合わせと
いうきわめて煩雑な作業を行わなければならず、作業効
率が低くなるという問題があった。
来公報に開示されるフラット導体の接続方法は、超音波
溶接による接続が終わってから絶縁被覆層を設けるもの
であるため、フラット導体と絶縁被覆層の位置合わせと
いうきわめて煩雑な作業を行わなければならず、作業効
率が低くなるという問題があった。
【0007】こうした問題を解決するために、接続前に
フラット導体に絶縁被覆層を設けておき、超音波溶接機
のホーンもしくはアンビルが接触する箇所の絶縁被覆層
のみをあらかじめ除去しておくことが考えられる。しか
しながら、こうした方法では、絶縁被覆層の除去箇所と
ホーンもしくはアンビルを位置合わせすることが難し
く、実用に即しないという問題がある。
フラット導体に絶縁被覆層を設けておき、超音波溶接機
のホーンもしくはアンビルが接触する箇所の絶縁被覆層
のみをあらかじめ除去しておくことが考えられる。しか
しながら、こうした方法では、絶縁被覆層の除去箇所と
ホーンもしくはアンビルを位置合わせすることが難し
く、実用に即しないという問題がある。
【0008】発明は上記のような事情に鑑みなされたも
のであって、少なくとも一方の面に絶縁被覆層を設けた
フラット導体を、前記絶縁被覆層を設けた面と反対側の
面である接続面で他の導体に容易に接続することができ
るフラット導体の接続方法を提供することを目的として
いる。
のであって、少なくとも一方の面に絶縁被覆層を設けた
フラット導体を、前記絶縁被覆層を設けた面と反対側の
面である接続面で他の導体に容易に接続することができ
るフラット導体の接続方法を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1のフラット導体の接続方法は、前記絶縁被覆層形設
面の反対側の面において露出したフラット導体と他の導
体を対向させた状態で、これらフラット導体と他の導体
を超音波溶接機のホーンとアンビルの間に配置する第1
の工程と、ホーンとアンビルの間に前記フラット導体と
他の導体を挟持することにより、前記ホーンまたはアン
ビルの加圧面に設けた突起を前記絶縁被覆層に食い込ま
せて前記フラット導体に接触させる第2の工程と、前記
ホーンを振動させて前記フラット導体に他の導体を溶接
する第3の工程とを含むことを特徴としている。
項1のフラット導体の接続方法は、前記絶縁被覆層形設
面の反対側の面において露出したフラット導体と他の導
体を対向させた状態で、これらフラット導体と他の導体
を超音波溶接機のホーンとアンビルの間に配置する第1
の工程と、ホーンとアンビルの間に前記フラット導体と
他の導体を挟持することにより、前記ホーンまたはアン
ビルの加圧面に設けた突起を前記絶縁被覆層に食い込ま
せて前記フラット導体に接触させる第2の工程と、前記
ホーンを振動させて前記フラット導体に他の導体を溶接
する第3の工程とを含むことを特徴としている。
【0010】また、請求項2のフラット導体の接続方法
は、前記接続面において露出したフラット導体と他の導
体を対向させた状態で、超音波溶接機のホーンとアンビ
ルの間に、前記絶縁被覆層を介して前記フラット導体と
他の導体を挟持する第1の工程と、前記第1の工程にお
いて前記フラット導体と他の導体を挟持しているホーン
を、前記フラット導体の面方向と交差する方向に振動さ
せることによって、前記絶縁被覆層における前記ホーン
またはアンビルとの接触部分を除去する第2の工程と、
超音波溶接機のホーンとアンビルの間に、前記ホーンま
たはアンビルが前記絶縁被覆層の除去部分において前記
フラット導体に接触した状態で、前記フラット導体と他
の導体を挟持する第3の工程と、前記第3の工程におい
て前記フラット導体と他の導体を挟持しているホーン
を、前記フラット導体の面方向に振動させることによっ
て、前記フラット導体に他の導体を溶接する第4の工程
とを含むことを特徴としている。
は、前記接続面において露出したフラット導体と他の導
体を対向させた状態で、超音波溶接機のホーンとアンビ
ルの間に、前記絶縁被覆層を介して前記フラット導体と
他の導体を挟持する第1の工程と、前記第1の工程にお
いて前記フラット導体と他の導体を挟持しているホーン
を、前記フラット導体の面方向と交差する方向に振動さ
せることによって、前記絶縁被覆層における前記ホーン
またはアンビルとの接触部分を除去する第2の工程と、
超音波溶接機のホーンとアンビルの間に、前記ホーンま
たはアンビルが前記絶縁被覆層の除去部分において前記
フラット導体に接触した状態で、前記フラット導体と他
の導体を挟持する第3の工程と、前記第3の工程におい
て前記フラット導体と他の導体を挟持しているホーン
を、前記フラット導体の面方向に振動させることによっ
て、前記フラット導体に他の導体を溶接する第4の工程
とを含むことを特徴としている。
【0011】請求項3のフラット導体の接続方法は、請
求項2において、前記第1および第2の工程において前
記絶縁被覆層を介してフラット導体と他の導体を挟持す
るホーンとアンビルが、第3および第4の工程において
直接前記フラット導体と他の導体を溶接するホーンとア
ンビルを兼ねることを特徴としている。
求項2において、前記第1および第2の工程において前
記絶縁被覆層を介してフラット導体と他の導体を挟持す
るホーンとアンビルが、第3および第4の工程において
直接前記フラット導体と他の導体を溶接するホーンとア
ンビルを兼ねることを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1のフラット導体の接続方法では、フラ
ット導体にあらかじめ絶縁被覆層が設けられている場合
でも、ホーンまたはアンビルの加圧面に設けた突起が前
記絶縁被覆層に食い込むことによって、直接ホーンとア
ンビルの間にフラット導体とこのフラット導体に接続す
る他の導体とを挟持することができる。したがって、こ
の状態でホーンを振動させることにより、前記フラット
導体と他の導体を接続することができる。
ット導体にあらかじめ絶縁被覆層が設けられている場合
でも、ホーンまたはアンビルの加圧面に設けた突起が前
記絶縁被覆層に食い込むことによって、直接ホーンとア
ンビルの間にフラット導体とこのフラット導体に接続す
る他の導体とを挟持することができる。したがって、こ
の状態でホーンを振動させることにより、前記フラット
導体と他の導体を接続することができる。
【0013】請求項2のフラット導体の接続方法では、
フラット導体にあらかじめ絶縁被覆層が設けられている
場合でも、ホーンとアンビルの間に前記絶縁被覆層を介
して前記フラット導体と他の導体を挟持した状態で、前
記ホーンを前記フラット導体の面方向と交差する方向に
振動させることによって前記絶縁被覆層を除去すること
ができる。したがって、次にホーンとアンビルの間に直
接フラット導体と他の導体を挟持し、ホーンを前記フラ
ット導体の面方向に振動させることによって前記フラッ
ト導体と他の導体を溶接することができる。
フラット導体にあらかじめ絶縁被覆層が設けられている
場合でも、ホーンとアンビルの間に前記絶縁被覆層を介
して前記フラット導体と他の導体を挟持した状態で、前
記ホーンを前記フラット導体の面方向と交差する方向に
振動させることによって前記絶縁被覆層を除去すること
ができる。したがって、次にホーンとアンビルの間に直
接フラット導体と他の導体を挟持し、ホーンを前記フラ
ット導体の面方向に振動させることによって前記フラッ
ト導体と他の導体を溶接することができる。
【0014】請求項3のフラット導体の接続方法では、
絶縁被覆層を介して前記フラット導体と他の導体を挟持
したホーンとアンビルを、その挟持状態を維持したま
ま、フラット導体と他の導体を溶接するホーンとアンビ
ルとして用いることができる。
絶縁被覆層を介して前記フラット導体と他の導体を挟持
したホーンとアンビルを、その挟持状態を維持したま
ま、フラット導体と他の導体を溶接するホーンとアンビ
ルとして用いることができる。
【0015】
【実施例】図1〜図5は、2枚のフラットケーブル1
0,20のフラット導体11,21を接続する場合の、
発明によるフラット導体の接続方法を示している。
0,20のフラット導体11,21を接続する場合の、
発明によるフラット導体の接続方法を示している。
【0016】まず、フラットケーブル10,20のフラ
ット導体11,21を接続する超音波溶接機Wを、図6
および図7を参照しながら説明する。図6に示す超音波
溶接機WのホーンPとアンビルAには、それぞれ三角形
の頂点に位置する3個の円柱状加圧部P1,A1(図6
では、加圧部P1は不図示)が設けられている。ホーン
Pの各加圧部P1は、それぞれアンビルAの各加圧部A
1に対向して設けられている。また、各円柱状加圧部P
1,A1の加圧面には、図7に示すように、格子状に設
けられた多数の突起P11またはA11が形成されてい
る。この超音波溶接機Wは、ホーンPを水平方向に振動
させる振動子を備えるものである。
ット導体11,21を接続する超音波溶接機Wを、図6
および図7を参照しながら説明する。図6に示す超音波
溶接機WのホーンPとアンビルAには、それぞれ三角形
の頂点に位置する3個の円柱状加圧部P1,A1(図6
では、加圧部P1は不図示)が設けられている。ホーン
Pの各加圧部P1は、それぞれアンビルAの各加圧部A
1に対向して設けられている。また、各円柱状加圧部P
1,A1の加圧面には、図7に示すように、格子状に設
けられた多数の突起P11またはA11が形成されてい
る。この超音波溶接機Wは、ホーンPを水平方向に振動
させる振動子を備えるものである。
【0017】次に、図8および図9を参照しながらフラ
ットケーブル10,20について説明する。
ットケーブル10,20について説明する。
【0018】図8に示すように、フラットケーブル10
は、並列に配設された複数の帯状フラット導体11を備
えている。前記フラット導体11は銅箔等の金属箔でな
る回路導体であって、エッチングあるいはプレス加工等
の適宜手段により形成されたものである。前記フラット
導体11の一方の面には、ポリエステルやポリイミド等
でなる絶縁フィルム12が接着剤等を用いて貼り合わさ
れている。この絶縁フィルム12には複数の円形穿孔1
3が形成されており、これらの穿孔13を介して前記フ
ラット導体11が露出している。穿孔13は、前記超音
波溶接機Wの円柱状加圧部P1,A1の加圧面よりも大
きな面積を有している。一方、前記フラット導体11の
他方の面には、前記絶縁フィルム12と同じ材質でなる
絶縁フィルム14が接着剤等を用いて貼り合わされてい
る。この絶縁フィルム14は、前記フラット導体11の
他方の面を全域に亘って被覆している。
は、並列に配設された複数の帯状フラット導体11を備
えている。前記フラット導体11は銅箔等の金属箔でな
る回路導体であって、エッチングあるいはプレス加工等
の適宜手段により形成されたものである。前記フラット
導体11の一方の面には、ポリエステルやポリイミド等
でなる絶縁フィルム12が接着剤等を用いて貼り合わさ
れている。この絶縁フィルム12には複数の円形穿孔1
3が形成されており、これらの穿孔13を介して前記フ
ラット導体11が露出している。穿孔13は、前記超音
波溶接機Wの円柱状加圧部P1,A1の加圧面よりも大
きな面積を有している。一方、前記フラット導体11の
他方の面には、前記絶縁フィルム12と同じ材質でなる
絶縁フィルム14が接着剤等を用いて貼り合わされてい
る。この絶縁フィルム14は、前記フラット導体11の
他方の面を全域に亘って被覆している。
【0019】フラットケーブル20も前記フラットケー
ブル10と同様、フラット導体21の一方の面に穿孔2
3が形成された絶縁フィルム22が貼り付けられるとと
もに、前記フラット導体21の他方の面に、この他方の
面を全域に亘って被覆する絶縁フィルム24が貼り付け
られている。前記絶縁フィルム22に形成された各穿孔
23は、図9に示すように、このフラットケーブル20
と前記フラットケーブル10を直交状態で対峙させたと
き、フラットケーブル10の各穿孔13と1対1で対向
する位置に設けられている。
ブル10と同様、フラット導体21の一方の面に穿孔2
3が形成された絶縁フィルム22が貼り付けられるとと
もに、前記フラット導体21の他方の面に、この他方の
面を全域に亘って被覆する絶縁フィルム24が貼り付け
られている。前記絶縁フィルム22に形成された各穿孔
23は、図9に示すように、このフラットケーブル20
と前記フラットケーブル10を直交状態で対峙させたと
き、フラットケーブル10の各穿孔13と1対1で対向
する位置に設けられている。
【0020】前記フラットケーブル10のフラット導体
11とフラットケーブル20のフラット導体21を接続
するにあたっては、まず前記アンビルAの加圧部A1の
上に前記フラットケーブル10とフラットケーブル20
を載置する。このとき、図1に示すように、フラットケ
ーブル10の絶縁フィルム12に形成した穿孔13とフ
ラットケーブル20の絶縁フィルム22に形成した穿孔
23とが、前記アンビルAの加圧部A1に対応する位置
で対向するように配置する。
11とフラットケーブル20のフラット導体21を接続
するにあたっては、まず前記アンビルAの加圧部A1の
上に前記フラットケーブル10とフラットケーブル20
を載置する。このとき、図1に示すように、フラットケ
ーブル10の絶縁フィルム12に形成した穿孔13とフ
ラットケーブル20の絶縁フィルム22に形成した穿孔
23とが、前記アンビルAの加圧部A1に対応する位置
で対向するように配置する。
【0021】次に、図2に示すように、ホーンPを下降
させ、このホーンPの加圧部P1と前記アンビルAの加
圧部A1の間に前記フラットケーブル10,20を挟持
する。
させ、このホーンPの加圧部P1と前記アンビルAの加
圧部A1の間に前記フラットケーブル10,20を挟持
する。
【0022】図2の状態からさらにホーンPを下降させ
ることにより、図3に示すように、アンビルAの加圧部
A1に形成した突起A11がフラットケーブル10の絶
縁フィルム14に食い込んでフラット導体11に接触
し、ホーンPの加圧部P1の加圧面に形成された突起P
11がフラットケーブル20の絶縁フィルム24に食い
込んでフラット導体21に接触する。また、フラット導
体11とフラット導体21が穿孔13および穿孔23に
侵入し、互いに接触する。
ることにより、図3に示すように、アンビルAの加圧部
A1に形成した突起A11がフラットケーブル10の絶
縁フィルム14に食い込んでフラット導体11に接触
し、ホーンPの加圧部P1の加圧面に形成された突起P
11がフラットケーブル20の絶縁フィルム24に食い
込んでフラット導体21に接触する。また、フラット導
体11とフラット導体21が穿孔13および穿孔23に
侵入し、互いに接触する。
【0023】この図3の状態で、超音波溶接機Wのホー
ンPを振動させることにより、図4に示すように、フラ
ット導体11とフラット導体21が超音波溶接される。
ンPを振動させることにより、図4に示すように、フラ
ット導体11とフラット導体21が超音波溶接される。
【0024】上記のようにしてフラット導体11とフラ
ット導体21を超音波溶接した後、これらフラット導体
11,21を前記超音波溶接機Wから取り外す。このと
き、絶縁フィルム14,24には、前記突起A11,P
11の食い込み跡15,25が形成されている。したが
って、食い込み跡15,25を被覆するために、図5に
示すように、前記絶縁フィルム14,24上に絶縁テー
プ16,26を貼り付ける。この絶縁テープ16,26
の貼り付け作業は、絶縁テープ16,26が、前記孔1
5,25を被覆するように貼り付ければよいものである
ので、従来行っていたような溶接作業後のフラット導体
11,21の上への絶縁フィルム14,24の貼り付け
作業に比べ遥かに簡易であり、それほど作業効率を低下
させるものではない。
ット導体21を超音波溶接した後、これらフラット導体
11,21を前記超音波溶接機Wから取り外す。このと
き、絶縁フィルム14,24には、前記突起A11,P
11の食い込み跡15,25が形成されている。したが
って、食い込み跡15,25を被覆するために、図5に
示すように、前記絶縁フィルム14,24上に絶縁テー
プ16,26を貼り付ける。この絶縁テープ16,26
の貼り付け作業は、絶縁テープ16,26が、前記孔1
5,25を被覆するように貼り付ければよいものである
ので、従来行っていたような溶接作業後のフラット導体
11,21の上への絶縁フィルム14,24の貼り付け
作業に比べ遥かに簡易であり、それほど作業効率を低下
させるものではない。
【0025】以上のようにすることで、一方の面に絶縁
フィルム12を設けたフラット導体11と一方の面に絶
縁フィルム22を設けたフラット導体22を、超音波溶
接機Wを用いて溶接することができる。
フィルム12を設けたフラット導体11と一方の面に絶
縁フィルム22を設けたフラット導体22を、超音波溶
接機Wを用いて溶接することができる。
【0026】図6に示すような超音波溶接機Wを用いて
行う上記のようなフラット導体の接続方法は、3以上の
フラットケーブルの各フラット導体を接続する場合にも
採用することができる。すなわち、図10に示すよう
に、前記フラットケーブル110,120の間にフラッ
トケーブル130を介設した状態で、フラットケーブル
110のフラット導体111、フラットケーブル130
のフラット導体131およびフラットケーブル120の
フラット導体121を接続すべくこれらを溶接すること
ができる。この場合、フラットケーブル110,120
は前記フラットケーブル10,20とほぼ同様のもので
ある。すなわち、フラット導体111,121の一方の
面に設けた絶縁フィルム112、122にのみ穿孔11
3もしくは123が形成されており、フラット導体11
1,121の他方の面に設けた絶縁フィルム114,1
24はこの他方の面全体を被覆している。また、フラッ
トケーブル130には、フラットケーブル131の両側
の面に設けられた絶縁フィルム132,134のそれぞ
れに、前記フラット導体131を露出させる穿孔13
3,135が形成されている。
行う上記のようなフラット導体の接続方法は、3以上の
フラットケーブルの各フラット導体を接続する場合にも
採用することができる。すなわち、図10に示すよう
に、前記フラットケーブル110,120の間にフラッ
トケーブル130を介設した状態で、フラットケーブル
110のフラット導体111、フラットケーブル130
のフラット導体131およびフラットケーブル120の
フラット導体121を接続すべくこれらを溶接すること
ができる。この場合、フラットケーブル110,120
は前記フラットケーブル10,20とほぼ同様のもので
ある。すなわち、フラット導体111,121の一方の
面に設けた絶縁フィルム112、122にのみ穿孔11
3もしくは123が形成されており、フラット導体11
1,121の他方の面に設けた絶縁フィルム114,1
24はこの他方の面全体を被覆している。また、フラッ
トケーブル130には、フラットケーブル131の両側
の面に設けられた絶縁フィルム132,134のそれぞ
れに、前記フラット導体131を露出させる穿孔13
3,135が形成されている。
【0027】上記のようなフラットケーブル110,1
20,130のフラット導体111,121,131
は、図11に示すように、ホーンPに与えられた加圧力
によりこのホーンPとアンビルAの間でフラット導体1
11,121,131を接触させるとともに、加圧部P
1,A1の加圧面に形成した突起P11,A11を絶縁
フィルム114,124にそれぞれ食い込ませてフラッ
ト導体111,121に接触させ、次いでホーンPを振
動させることにより、超音波溶接することができる。
20,130のフラット導体111,121,131
は、図11に示すように、ホーンPに与えられた加圧力
によりこのホーンPとアンビルAの間でフラット導体1
11,121,131を接触させるとともに、加圧部P
1,A1の加圧面に形成した突起P11,A11を絶縁
フィルム114,124にそれぞれ食い込ませてフラッ
ト導体111,121に接触させ、次いでホーンPを振
動させることにより、超音波溶接することができる。
【0028】また、上記のフラットケーブルの接続方法
は、図12に示すようなフラットケーブル210のフラ
ット導体211とフラットケーブル220のフラット導
体221の接続にも適用できる。
は、図12に示すようなフラットケーブル210のフラ
ット導体211とフラットケーブル220のフラット導
体221の接続にも適用できる。
【0029】フラットケーブル210は、フラット導体
211の両面に絶縁フィルム212,214を設けたも
ので、一方の面の絶縁フィルム212はこのフラットケ
ーブル210の先端部において所定長さ切り欠かれてお
り、この切欠部213においてフラット導体211が露
出している。また、フラットケーブル220は、フラッ
ト導体221の両面に絶縁フィルム222,224を設
けたもので、一方の面の絶縁フィルム222がこのフラ
ットケーブル220の先端部において所定長さ切り欠か
れており、この切欠部223においてフラット導体22
1が露出している。
211の両面に絶縁フィルム212,214を設けたも
ので、一方の面の絶縁フィルム212はこのフラットケ
ーブル210の先端部において所定長さ切り欠かれてお
り、この切欠部213においてフラット導体211が露
出している。また、フラットケーブル220は、フラッ
ト導体221の両面に絶縁フィルム222,224を設
けたもので、一方の面の絶縁フィルム222がこのフラ
ットケーブル220の先端部において所定長さ切り欠か
れており、この切欠部223においてフラット導体22
1が露出している。
【0030】上記のようなフラットケーブル210,2
20を超音波溶接する場合には、図13に示すように、
絶縁フィルム212の切欠部213と絶縁フィルム22
2の切欠部223を対向させた状態でこれらフラットケ
ーブル210,220を前記ホーンPとアンビルAの間
に配置する。次いで、図14に示すように、ホーンPと
アンビルAの間で前記フラットケーブル210,220
に圧力を加える。これによって、加圧部P1の突起P1
1が絶縁フィルム224に食い込んでフラット導体22
1に接触するともに、加圧部A1の突起A11が絶縁フ
ィルム214に食い込んフラット導体211に接触す
る。したがって、この状態でホーンPを振動させること
により、フラット導体211とフラット導体221を溶
接することができる。
20を超音波溶接する場合には、図13に示すように、
絶縁フィルム212の切欠部213と絶縁フィルム22
2の切欠部223を対向させた状態でこれらフラットケ
ーブル210,220を前記ホーンPとアンビルAの間
に配置する。次いで、図14に示すように、ホーンPと
アンビルAの間で前記フラットケーブル210,220
に圧力を加える。これによって、加圧部P1の突起P1
1が絶縁フィルム224に食い込んでフラット導体22
1に接触するともに、加圧部A1の突起A11が絶縁フ
ィルム214に食い込んフラット導体211に接触す
る。したがって、この状態でホーンPを振動させること
により、フラット導体211とフラット導体221を溶
接することができる。
【0031】上記のようなフラット導体の接続方法は、
図15および図16に示すように、フラットケーブル1
0のフラット導体11もしくはフラットケーブル210
のフラット導体211に電線Eの導体E1を溶接する場
合にも採用することができる。
図15および図16に示すように、フラットケーブル1
0のフラット導体11もしくはフラットケーブル210
のフラット導体211に電線Eの導体E1を溶接する場
合にも採用することができる。
【0032】図15および図16のようにフラット導体
11,211に導体E1を接続する場合の手順を、フラ
ット導体11に導体E1を接続する場合の1工程を示す
図17を参照しながら説明する。
11,211に導体E1を接続する場合の手順を、フラ
ット導体11に導体E1を接続する場合の1工程を示す
図17を参照しながら説明する。
【0033】まず、加圧部A1に切欠部13を対応させ
た状態でアンビルAの上にフラットケーブル10を載置
し、このフラットケーブル10の前記切欠部13に導体
E1を接触させるように電線Eを配置する。次いで、ホ
ーンP′を下降させ、このホーンP′とアンビルAの間
に挟持したフラットケーブル10と導体E1に圧力を加
える。これによって、アンビルAの加圧部A1の加圧面
に形成された突起A11がフラットケーブル10の絶縁
フィルム14に食い込み、フラット導体11に接触す
る。したがって、この状態でホーンPを振動させること
により、フラット導体11と導体E1を超音波溶接する
ことができる。このようにして、フラットケーブル10
のフラット導体11等に電線Eの導体E1を溶接する場
合、ホーンP′の加圧部P′1の加圧面には突起が形成
されていなくてもよい。
た状態でアンビルAの上にフラットケーブル10を載置
し、このフラットケーブル10の前記切欠部13に導体
E1を接触させるように電線Eを配置する。次いで、ホ
ーンP′を下降させ、このホーンP′とアンビルAの間
に挟持したフラットケーブル10と導体E1に圧力を加
える。これによって、アンビルAの加圧部A1の加圧面
に形成された突起A11がフラットケーブル10の絶縁
フィルム14に食い込み、フラット導体11に接触す
る。したがって、この状態でホーンPを振動させること
により、フラット導体11と導体E1を超音波溶接する
ことができる。このようにして、フラットケーブル10
のフラット導体11等に電線Eの導体E1を溶接する場
合、ホーンP′の加圧部P′1の加圧面には突起が形成
されていなくてもよい。
【0034】図15および図16に示すように、フラッ
ト導体11等に導体E1を接続する場合、既述のよう
に、アンビル側にフラット導体11を配置し、ホーン側
に電線Eを配置する方が作業上好ましいが、ホーン側に
フラット導体211等を配置し、アンビル側に電線Eを
配置するようにしても差支えない。
ト導体11等に導体E1を接続する場合、既述のよう
に、アンビル側にフラット導体11を配置し、ホーン側
に電線Eを配置する方が作業上好ましいが、ホーン側に
フラット導体211等を配置し、アンビル側に電線Eを
配置するようにしても差支えない。
【0035】図18〜図22は、前記フラットケーブル
10,20のフラット導体11,21を接続する、他の
フラット導体の接続方法を示している。
10,20のフラット導体11,21を接続する、他の
フラット導体の接続方法を示している。
【0036】ここに示すフラット導体の接続方法も、図
6に示す超音波溶接機Wとほぼ同様の超音波溶接機W″
を用いて行う。この超音波溶接機W″の外観は前記超音
波溶接機Wの外観にほぼ等しい。但し、ここで用いる超
音波溶接機W″は、ホーンP″を垂直方向に振動させる
第1の振動子とホーンP″を水平方向に振動させる第2
の振動子を備えている。また、ホーンP″の加圧部P
1″の加圧面およびアンビルA″の加圧部A1″の加圧
面はともに平坦であり、図6に示す超音波溶接機Wのよ
うな突起P11,A11を備えていない。
6に示す超音波溶接機Wとほぼ同様の超音波溶接機W″
を用いて行う。この超音波溶接機W″の外観は前記超音
波溶接機Wの外観にほぼ等しい。但し、ここで用いる超
音波溶接機W″は、ホーンP″を垂直方向に振動させる
第1の振動子とホーンP″を水平方向に振動させる第2
の振動子を備えている。また、ホーンP″の加圧部P
1″の加圧面およびアンビルA″の加圧部A1″の加圧
面はともに平坦であり、図6に示す超音波溶接機Wのよ
うな突起P11,A11を備えていない。
【0037】以上のような超音波溶接機W″を用いて前
記フラットケーブル10,20のフラット導体11,2
1を接続する際においても、まず図18に示すように、
穿孔13と穿孔23を対向させ且つこれら穿孔13,2
3をホーンP″の加圧部P1″とアンビルA″の加圧部
A1″を対応させた状態で、前記アンビルA″の加圧部
A1″の上に前記フラットケーブル10とフラットケー
ブル20を載置する。
記フラットケーブル10,20のフラット導体11,2
1を接続する際においても、まず図18に示すように、
穿孔13と穿孔23を対向させ且つこれら穿孔13,2
3をホーンP″の加圧部P1″とアンビルA″の加圧部
A1″を対応させた状態で、前記アンビルA″の加圧部
A1″の上に前記フラットケーブル10とフラットケー
ブル20を載置する。
【0038】次に、前記ホーンP″を下降させることに
よって、図19に示すように、加圧部P1″,A1″に
よってフラットケーブル10,20に圧力を加え、フラ
ット導体11,21を接触させる。
よって、図19に示すように、加圧部P1″,A1″に
よってフラットケーブル10,20に圧力を加え、フラ
ット導体11,21を接触させる。
【0039】次に、図19の状態でホーンP″を垂直方
向、すなわちフラットケーブル10,20の面方向と交
差する方向に振動させる。これによって、図20に示す
ように、前記加圧部P1″,A1″に接触している絶縁
フィルム12,22が除去されて穿孔15,25が開口
する。また、前記加圧部P1″,A1″の各加圧面がそ
れぞれフラット導体11,21に接触する。
向、すなわちフラットケーブル10,20の面方向と交
差する方向に振動させる。これによって、図20に示す
ように、前記加圧部P1″,A1″に接触している絶縁
フィルム12,22が除去されて穿孔15,25が開口
する。また、前記加圧部P1″,A1″の各加圧面がそ
れぞれフラット導体11,21に接触する。
【0040】したがって、この状態で前記超音波溶接機
W″のホーンP″を水平方向に振動させることにより、
図21に示すように、フラット導体11,21を超音波
溶接することができる。
W″のホーンP″を水平方向に振動させることにより、
図21に示すように、フラット導体11,21を超音波
溶接することができる。
【0041】最後に、図22に示すように、前記加圧部
P1″,A1″の接触部に開口した前記穿孔15,25
を被蔽するべく、前記絶縁フィルム12,22上に絶縁
テープ16,26を貼り付ける。
P1″,A1″の接触部に開口した前記穿孔15,25
を被蔽するべく、前記絶縁フィルム12,22上に絶縁
テープ16,26を貼り付ける。
【0042】以上のように、図18〜図22に示すフラ
ット導体の接続方法によっても、フラット導体11ある
いはフラット導体21の一方の面(溶接面と反対側の
面)に絶縁フィルム14,24を設けた状態で、これら
フラット導体11,21を、超音波溶接機W″を用いて
溶接することができる。
ット導体の接続方法によっても、フラット導体11ある
いはフラット導体21の一方の面(溶接面と反対側の
面)に絶縁フィルム14,24を設けた状態で、これら
フラット導体11,21を、超音波溶接機W″を用いて
溶接することができる。
【0043】なお、上記図18〜図22に示す実施例で
は、ホーンP″を垂直方向に振動させる振動子と水平方
向に振動させる振動子を備える超音波溶接機W″を用い
て行う場合を示したが、ホーンを垂直方向に振動させる
振動子を備える超音波溶接機を用いて図18〜図20の
工程を実行し、次いで、ホーンを水平方向に振動させる
振動子を備える超音波溶接機により図21〜図22の工
程を実行するようにしてもよい。
は、ホーンP″を垂直方向に振動させる振動子と水平方
向に振動させる振動子を備える超音波溶接機W″を用い
て行う場合を示したが、ホーンを垂直方向に振動させる
振動子を備える超音波溶接機を用いて図18〜図20の
工程を実行し、次いで、ホーンを水平方向に振動させる
振動子を備える超音波溶接機により図21〜図22の工
程を実行するようにしてもよい。
【0044】また、上記図18〜図22に示すフラット
導体の接続方法は、図23に示すように、ホーンP″の
下方に位置するアンビルAA″と前記ホーンP″の側方
に位置するアンビルAB″を有し且つどちらか一方向に
のみホーンP″を振動させる一つの振動子を有する超音
波溶接機を用いて行っても良い。たとえばホーンP″を
水平方向に振動させる振動子を有する場合、まずホーン
P″とアンビルAB″の間にフラットケーブル10,2
0を挟持した状態でホーンP″を振動させることにより
絶縁フィルム12,22を除去し、次いで、ホーンP″
とアンビルAA″の間に、接触させたフラット導体1
1,21を挟持した状態でホーンP″を振動させること
により、前記フラット導体11,21を超音波溶接させ
るようにしてもよい。
導体の接続方法は、図23に示すように、ホーンP″の
下方に位置するアンビルAA″と前記ホーンP″の側方
に位置するアンビルAB″を有し且つどちらか一方向に
のみホーンP″を振動させる一つの振動子を有する超音
波溶接機を用いて行っても良い。たとえばホーンP″を
水平方向に振動させる振動子を有する場合、まずホーン
P″とアンビルAB″の間にフラットケーブル10,2
0を挟持した状態でホーンP″を振動させることにより
絶縁フィルム12,22を除去し、次いで、ホーンP″
とアンビルAA″の間に、接触させたフラット導体1
1,21を挟持した状態でホーンP″を振動させること
により、前記フラット導体11,21を超音波溶接させ
るようにしてもよい。
【0045】さらに、上記図18〜図22に示すフラッ
ト導体の接続方法は、前記図1〜図5に示すフラット導
体の接続方法と同様、図10に示すような3以上のフラ
ットケーブル110,120,130のフラット導体1
11,121,131を接続する場合にも適用できる。
また、図12に示すように、一方の面の絶縁フィルム2
12の先端部を切り欠いて露出させたフラット導体21
1と一方の面の絶縁フィルム222の先端部を切り欠い
て露出させたフラット導体221とを接続する場合にも
適用できる。さらに、図15あるいは図16に示すよう
に、フラット導体211と電線Eの導体E1を接続する
場合にも適用することができる。
ト導体の接続方法は、前記図1〜図5に示すフラット導
体の接続方法と同様、図10に示すような3以上のフラ
ットケーブル110,120,130のフラット導体1
11,121,131を接続する場合にも適用できる。
また、図12に示すように、一方の面の絶縁フィルム2
12の先端部を切り欠いて露出させたフラット導体21
1と一方の面の絶縁フィルム222の先端部を切り欠い
て露出させたフラット導体221とを接続する場合にも
適用できる。さらに、図15あるいは図16に示すよう
に、フラット導体211と電線Eの導体E1を接続する
場合にも適用することができる。
【0046】なお、前記図1〜図5を参照して説明した
フラット導体の接続方法および図18〜図22を参照し
て説明したフラット導体の接続方法は、いずれも図8あ
るいは図12に示すように、フラット導体11,211
の両面に絶縁フィルム12,14もしくは212,21
4を設け、一方の面の絶縁フィルム12,212の一部
を除去することにより露出させたフラット導体11,2
11に他の導体を溶接するようにしている。しかしなが
ら、上記各方法の対象となるフラット導体は、たとえば
図24に示すフラットケーブル310のフラット導体3
11のように、非溶接面である一方の面側にのみ絶縁フ
ィルム312を設け、溶接面となる他方の面には絶縁フ
ィルムを設けていないフラット導体であってもよい。
フラット導体の接続方法および図18〜図22を参照し
て説明したフラット導体の接続方法は、いずれも図8あ
るいは図12に示すように、フラット導体11,211
の両面に絶縁フィルム12,14もしくは212,21
4を設け、一方の面の絶縁フィルム12,212の一部
を除去することにより露出させたフラット導体11,2
11に他の導体を溶接するようにしている。しかしなが
ら、上記各方法の対象となるフラット導体は、たとえば
図24に示すフラットケーブル310のフラット導体3
11のように、非溶接面である一方の面側にのみ絶縁フ
ィルム312を設け、溶接面となる他方の面には絶縁フ
ィルムを設けていないフラット導体であってもよい。
【0047】
【発明の効果】請求項1および請求項2によると、フラ
ット導体の非溶接面となる一方の面に絶縁被覆層を設け
た状態で、フラット導体と他の導体の溶接を超音波溶接
機を用いて行うことができる。したがって、溶接作業に
おいて、位置合わせの困難な絶縁被覆層の貼り付け作業
を行う必要がなく、溶接作業の効率を向上させることが
できるという効果を奏する。
ット導体の非溶接面となる一方の面に絶縁被覆層を設け
た状態で、フラット導体と他の導体の溶接を超音波溶接
機を用いて行うことができる。したがって、溶接作業に
おいて、位置合わせの困難な絶縁被覆層の貼り付け作業
を行う必要がなく、溶接作業の効率を向上させることが
できるという効果を奏する。
【0048】請求項3によると、絶縁被覆層を除去して
フラット導体を露出させる工程とフラット導体と他の導
体を超音波溶接する工程との間にフラット導体と他の導
体の位置を代える工程を必要とせず、したがって作業効
率がより向上する。
フラット導体を露出させる工程とフラット導体と他の導
体を超音波溶接する工程との間にフラット導体と他の導
体の位置を代える工程を必要とせず、したがって作業効
率がより向上する。
【図1】発明によるフラット導体の接続方法において、
ホーンとアンビルの間に2つのフラット導体を配置した
状態を示す説明図である。
ホーンとアンビルの間に2つのフラット導体を配置した
状態を示す説明図である。
【図2】同じく、ホーンとアンビルによって2つのフラ
ット導体を挟持した状態を示す説明図である。
ット導体を挟持した状態を示す説明図である。
【図3】同じく、各フラット導体の非溶接面側の絶縁フ
ィルムに突起が食い込んだ状態を示す説明図である。
ィルムに突起が食い込んだ状態を示す説明図である。
【図4】同じく、各フラット導体が溶接された状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】同じく、各フラット導体の非溶接面側の絶縁フ
ィルム上に絶縁テープが貼り付けられた状態を示す説明
図である。
ィルム上に絶縁テープが貼り付けられた状態を示す説明
図である。
【図6】超音波溶接機の概略構成図である。
【図7】ホーンおよびアンビルの加圧部を示す図であ
る。
る。
【図8】フラット導体を示す斜視説明図である。
【図9】発明の方法によって溶接される2つのフラット
導体の位置関係を示す説明図である。
導体の位置関係を示す説明図である。
【図10】発明の方法によって溶接される3つのフラッ
ト導体の位置関係を示す説明図である。
ト導体の位置関係を示す説明図である。
【図11】図10に示す3つのフラット導体が溶接され
た状態を示す断面説明図である。
た状態を示す断面説明図である。
【図12】発明の方法によって溶接される他の2つのフ
ラット導体を示す説明図である。
ラット導体を示す説明図である。
【図13】図12に示す2つのフラット導体をホーンと
アンビルの間に配置した状態を示す説明図である。
アンビルの間に配置した状態を示す説明図である。
【図14】図12に示す2つのフラット導体をホーンと
アンビルによって挟圧した状態を示す説明図である。
アンビルによって挟圧した状態を示す説明図である。
【図15】発明の方法によって電線の導体と溶接される
フラット導体を示す斜視説明図である。
フラット導体を示す斜視説明図である。
【図16】発明の方法によって電線の導体と溶接される
他のフラット導体を示す斜視説明図である。
他のフラット導体を示す斜視説明図である。
【図17】フラット導体を電線の導体に接続する場合の
1工程を示す説明図である。
1工程を示す説明図である。
【図18】他の発明によるフラット導体の接続方法にお
いて、ホーンとアンビルの間に2つのフラット導体を配
置した状態を示す説明図である。
いて、ホーンとアンビルの間に2つのフラット導体を配
置した状態を示す説明図である。
【図19】同じく、ホーンとアンビルによって2つのフ
ラット導体を挟持した状態を示す説明図である。
ラット導体を挟持した状態を示す説明図である。
【図20】同じく、ホーンを垂直方向に振動させること
により、各フラット導体の非溶接面側の絶縁フィルムを
除去した状態を示す説明図である。
により、各フラット導体の非溶接面側の絶縁フィルムを
除去した状態を示す説明図である。
【図21】同じく、ホーンを水平方向に振動させること
により、2つのフラット導体を溶接した状態を示す説明
図である。
により、2つのフラット導体を溶接した状態を示す説明
図である。
【図22】各フラット導体の非溶接面側の絶縁フィルム
上に絶縁テープが貼り付けられた状態を示す説明図であ
る。
上に絶縁テープが貼り付けられた状態を示す説明図であ
る。
【図23】他の発明を実施する超音波溶接機の変形例を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図24】フラット導体の変形例を示す斜視図である。
11,111,211 フラット導体 12,112,212 絶縁フィルム 21,122,222 フラット導体 22,122,222 絶縁フィルム E1 導体(他の導体) W,W″ 超音波溶接機 P,P′,P″ ホーン A,A′,A″,AA″,AB″ アンビル P1,A1 突起
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一方の面に絶縁被覆層を設け
たフラット導体を、前記絶縁被覆層を設けた面と反対側
の面である接続面側において他の導体に接続する方法で
あって、 前記絶縁被覆層形設面の反対側の面において露出したフ
ラット導体と他の導体を対向させた状態で、これらフラ
ット導体と他の導体を超音波溶接機のホーンとアンビル
の間に配置する第1の工程と、 ホーンとアンビルの間に前記フラット導体と他の導体を
挟持することにより、前記ホーンまたはアンビルの加圧
面に設けた突起を前記絶縁被覆層に食い込ませて前記フ
ラット導体に接触させる第2の工程と、 前記ホーンを振動させて前記フラット導体に他の導体を
溶接する第3の工程と、を含むことを特徴とするフラッ
ト導体の接続方法。 - 【請求項2】 少なくとも一方の面に絶縁被覆層を設け
たフラット導体を、前記絶縁被覆層を設けた面と反対側
の面である接続面側において他の導体に接続する方法で
あって、 前記接続面において露出したフラット導体と他の導体を
対向させた状態で、超音波溶接機のホーンとアンビルの
間に、前記絶縁被覆層を介して前記フラット導体と他の
導体を挟持する第1の工程と、 前記第1の工程において前記フラット導体と他の導体を
挟持しているホーンを、前記フラット導体の面方向と交
差する方向に振動させることによって、前記絶縁被覆層
における前記ホーンまたはアンビルとの接触部分を除去
する第2の工程と、 超音波溶接機のホーンとアンビルの間に、前記ホーンま
たはアンビルが前記絶縁被覆層の除去部分において前記
フラット導体に接触した状態で、前記フラット導体と他
の導体を挟持する第3の工程と、 前記第3の工程において前記フラット導体と他の導体を
挟持しているホーンを、前記フラット導体の面方向に振
動させることによって、前記フラット導体に他の導体を
溶接する第4の工程と、を含むことを特徴とするフラッ
ト導体の接続方法。 - 【請求項3】 請求項2のフラット導体の接続方法にお
いて、 前記第1および第2の工程において前記絶縁被覆層を介
してフラット導体と他の導体を挟持するホーンとアンビ
ルが、第3および第4の工程において直接前記フラット
導体と他の導体を溶接するホーンとアンビルを兼ねるこ
とを特徴とするフラット導体の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3306611A JPH05121139A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | フラツト導体の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3306611A JPH05121139A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | フラツト導体の接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05121139A true JPH05121139A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17959168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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