JP2002190221A - フラットワイヤーハーネスの製造方法 - Google Patents
フラットワイヤーハーネスの製造方法Info
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- JP2002190221A JP2002190221A JP2000387086A JP2000387086A JP2002190221A JP 2002190221 A JP2002190221 A JP 2002190221A JP 2000387086 A JP2000387086 A JP 2000387086A JP 2000387086 A JP2000387086 A JP 2000387086A JP 2002190221 A JP2002190221 A JP 2002190221A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業能率の向上を図る。
【解決手段】 上下金型11,12間に上下の絶縁シー
ト13,14を介してフラット回路体15を挟み込み、
その状態で金型を加圧・加熱することにより絶縁シート
を溶着させてフラット形状のワイヤーハーネスを得る方
法において、上面に配索ピン17を突設した下金型の上
面に下側の絶縁シートを載せ、その上に配索ピンを利用
しながらフラット回路体を配索し、その上に上側の絶縁
シートを被せて上金型を下金型に圧接させ、その状態で
金型を加圧・加熱することにより絶縁シートを溶着させ
てフラットワイヤーハーネス10を得る。しかも、上下
金型の合わせ面に凹凸部11a、12aを設けること
で、3次元的な方向性を持ったワイヤーハーネス10を
得る。
ト13,14を介してフラット回路体15を挟み込み、
その状態で金型を加圧・加熱することにより絶縁シート
を溶着させてフラット形状のワイヤーハーネスを得る方
法において、上面に配索ピン17を突設した下金型の上
面に下側の絶縁シートを載せ、その上に配索ピンを利用
しながらフラット回路体を配索し、その上に上側の絶縁
シートを被せて上金型を下金型に圧接させ、その状態で
金型を加圧・加熱することにより絶縁シートを溶着させ
てフラットワイヤーハーネス10を得る。しかも、上下
金型の合わせ面に凹凸部11a、12aを設けること
で、3次元的な方向性を持ったワイヤーハーネス10を
得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚の絶縁シート
間に電線を挟んでホットプレスすることにより、フラッ
ト形状のワイヤーハーネスを得るフラットワイヤーハー
ネスの製造方法に関する。
間に電線を挟んでホットプレスすることにより、フラッ
ト形状のワイヤーハーネスを得るフラットワイヤーハー
ネスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2(a)、(b)は特開平2−278
615号公報に記載の従来のフラットワイヤーハーネス
の製造方法の説明図である。このフラットワイヤーハー
ネスの製造方法は、塑性変形可能な複数の電線5をフラ
ット状に配索してホットメルト6で仮固定し、それを上
下金型1、2間に絶縁シート3、4を介して挟み込み、
その状態で金型1、2を加圧・加熱(ホットプレス)す
ることにより、絶縁シート3、4を融着させて、所定形
状のフラットワイヤーハーネス7を得るというものであ
る。
615号公報に記載の従来のフラットワイヤーハーネス
の製造方法の説明図である。このフラットワイヤーハー
ネスの製造方法は、塑性変形可能な複数の電線5をフラ
ット状に配索してホットメルト6で仮固定し、それを上
下金型1、2間に絶縁シート3、4を介して挟み込み、
その状態で金型1、2を加圧・加熱(ホットプレス)す
ることにより、絶縁シート3、4を融着させて、所定形
状のフラットワイヤーハーネス7を得るというものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
金型1、2以外の場所で予め電線5の配索を行い、それ
をホットメルト6で仮固定した上で、上下金型1、2間
にセットするようにしていたので、ホットメルト6によ
る仮固定工程が存在する分だけ、作業能率が悪かった。
金型1、2以外の場所で予め電線5の配索を行い、それ
をホットメルト6で仮固定した上で、上下金型1、2間
にセットするようにしていたので、ホットメルト6によ
る仮固定工程が存在する分だけ、作業能率が悪かった。
【0004】本発明は、上記事情を考慮し、作業能率の
向上を図れるようにしたフラットワイヤーハーネスの製
造方法を提供することを目的とする。
向上を図れるようにしたフラットワイヤーハーネスの製
造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上下
金型間に上下の絶縁シートを介して電線を挟み込み、そ
の状態で金型を加圧・加熱することにより絶縁シートを
溶着させてフラット形状のワイヤーハーネスを得るフラ
ットワイヤーハーネスの製造方法において、上面に電線
の配索治具を突設した下金型を用意し、その下金型の上
面に下側の絶縁シートを載せ、その上に前記配索治具を
利用しながら電線を配索し、その電線の上に上側の絶縁
シートを被せて上金型を下金型に圧接させ、その状態で
金型を加圧・加熱することにより絶縁シートを溶着させ
てフラット状のワイヤーハーネスを得ることを特徴とす
る。
金型間に上下の絶縁シートを介して電線を挟み込み、そ
の状態で金型を加圧・加熱することにより絶縁シートを
溶着させてフラット形状のワイヤーハーネスを得るフラ
ットワイヤーハーネスの製造方法において、上面に電線
の配索治具を突設した下金型を用意し、その下金型の上
面に下側の絶縁シートを載せ、その上に前記配索治具を
利用しながら電線を配索し、その電線の上に上側の絶縁
シートを被せて上金型を下金型に圧接させ、その状態で
金型を加圧・加熱することにより絶縁シートを溶着させ
てフラット状のワイヤーハーネスを得ることを特徴とす
る。
【0006】この製造方法では、金型上で直接電線の配
索を行うので、作業能率のアップが図れる。即ち、従来
では、金型以外の場所で電線の配索を行い、それをホッ
トメルトで仮固定した上で、金型上にセットしていた
が、そのホットメルトで仮固定する工程が省けるので、
その分の作業能率のアップが図れる。
索を行うので、作業能率のアップが図れる。即ち、従来
では、金型以外の場所で電線の配索を行い、それをホッ
トメルトで仮固定した上で、金型上にセットしていた
が、そのホットメルトで仮固定する工程が省けるので、
その分の作業能率のアップが図れる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のフラッ
トワイヤーハーネスの製造方法であって、前記配索治具
を下金型に突没可能に設け、上金型を下金型に圧接させ
たときに、上金型に押されて配索治具が下金型の内部に
埋没するようにしたことを特徴とする。
トワイヤーハーネスの製造方法であって、前記配索治具
を下金型に突没可能に設け、上金型を下金型に圧接させ
たときに、上金型に押されて配索治具が下金型の内部に
埋没するようにしたことを特徴とする。
【0008】この製造方法では、下金型の上に上金型を
載せると、上金型に押されて自動的に配索治具が下金型
の内部に埋没するようにしているので、配索治具がホッ
トプレスの邪魔にならない。
載せると、上金型に押されて自動的に配索治具が下金型
の内部に埋没するようにしているので、配索治具がホッ
トプレスの邪魔にならない。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のフラットワイヤーハーネスの製造方法であって、前記
上下金型の合わせ面に凹凸部を設け、その凹凸部により
3次元的な方向性を持ったワイヤーハーネスを得ること
を特徴とする。
のフラットワイヤーハーネスの製造方法であって、前記
上下金型の合わせ面に凹凸部を設け、その凹凸部により
3次元的な方向性を持ったワイヤーハーネスを得ること
を特徴とする。
【0010】この製造方法では、3次元形状のワイヤー
ハーネスを得ることができる。
ハーネスを得ることができる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載のフラットワイヤーハーネスの製造方法であっ
て、前記電線としてフラット回路体を用いることを特徴
とする。
かに記載のフラットワイヤーハーネスの製造方法であっ
て、前記電線としてフラット回路体を用いることを特徴
とする。
【0012】この製造方法では、下金型の上にフラット
回路体を配索するので、フラット状の配索が容易にでき
る。
回路体を配索するので、フラット状の配索が容易にでき
る。
【0013】請求項5の発明は、請求項4記載のフラッ
トワイヤーハーネスの製造方法であって、前記フラット
回路体の絶縁体と前記絶縁シートとを同時に溶着するこ
とを特徴とする。
トワイヤーハーネスの製造方法であって、前記フラット
回路体の絶縁体と前記絶縁シートとを同時に溶着するこ
とを特徴とする。
【0014】この製造方法では、金型を加熱させて絶縁
シート同士を溶着させると同時に、それら絶縁シートと
フラット回路体の絶縁体とを溶着させるので、接着剤を
使わずにフラット回路体と絶縁シートの一体化が図れ
る。
シート同士を溶着させると同時に、それら絶縁シートと
フラット回路体の絶縁体とを溶着させるので、接着剤を
使わずにフラット回路体と絶縁シートの一体化が図れ
る。
【0015】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載のフラットワイヤーハーネスの製造方法であっ
て、前記配索治具がピンであり、上下の絶縁シートに該
ピンの挿通する孔が開けられていることを特徴とする。
かに記載のフラットワイヤーハーネスの製造方法であっ
て、前記配索治具がピンであり、上下の絶縁シートに該
ピンの挿通する孔が開けられていることを特徴とする。
【0016】この製造方法では、配索治具としてのピン
の挿通する孔を絶縁シートに形成したので、絶縁シート
の位置決めが簡単・確実にできる。
の挿通する孔を絶縁シートに形成したので、絶縁シート
の位置決めが簡単・確実にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0018】図1(a)、(b)に示すように、このフ
ラットワイヤーハーネスの製造方法では、上面に配索ピ
ン(配索治具)17を突設した下金型12を使用する。
配索ピン17は、電線の配索経路を案内するように所定
箇所に複数配置されている。しかも、各配索ピン17は
下金型12に突没可能に設けられており、上金型11を
下金型12に圧接させたときに、上金型11に押され
て、下金型12の内部に埋没するように設けられてい
る。例えば、バネによって突出方向に付勢されている。
ラットワイヤーハーネスの製造方法では、上面に配索ピ
ン(配索治具)17を突設した下金型12を使用する。
配索ピン17は、電線の配索経路を案内するように所定
箇所に複数配置されている。しかも、各配索ピン17は
下金型12に突没可能に設けられており、上金型11を
下金型12に圧接させたときに、上金型11に押され
て、下金型12の内部に埋没するように設けられてい
る。例えば、バネによって突出方向に付勢されている。
【0019】フラットワイヤーハーネスを製造するに当
たって、まず、このように構成された下金型12の上に
下側の絶縁シート14を載せる。絶縁シート14には、
予め配索ピン17の挿通する孔14aが開けられてお
り、各孔14aを配索ピン17に嵌めることで、絶縁シ
ート14を所定位置に正確に配置することができる。
たって、まず、このように構成された下金型12の上に
下側の絶縁シート14を載せる。絶縁シート14には、
予め配索ピン17の挿通する孔14aが開けられてお
り、各孔14aを配索ピン17に嵌めることで、絶縁シ
ート14を所定位置に正確に配置することができる。
【0020】次いで、その絶縁シート14の上に、配索
ピン17を利用しながら、フラット回路体15を配索す
る。この場合、下金型12の上で直接フラット回路体1
5を配索するので、ホットメルト等の仮固定手段が不要
であり、ホットメルトによる仮固定工程を省略できるメ
リットがある。
ピン17を利用しながら、フラット回路体15を配索す
る。この場合、下金型12の上で直接フラット回路体1
5を配索するので、ホットメルト等の仮固定手段が不要
であり、ホットメルトによる仮固定工程を省略できるメ
リットがある。
【0021】フラット回路体15を配索したら、その上
に上側の絶縁シート13を被せる。この絶縁シート13
にも配索ピン17の挿通する孔を開けておくのがよい。
に上側の絶縁シート13を被せる。この絶縁シート13
にも配索ピン17の挿通する孔を開けておくのがよい。
【0022】そして、上下の絶縁シート13、14でフ
ラット回路体15を挟んだ状態で、上金型11を下動さ
せて下金型12に圧接させ、その状態で、金型11、1
2を加圧・加熱することにより、絶縁シート13、14
を溶着させて、フラットワイヤーハーネス10を得る。
なお、この場合、上下金型11、12の合わせ面には凹
凸部11a、12aが設けられており、その凹凸部11
a、12aにより、3次元的な方向性を持ったフラット
ワイヤーハーネス10が得られる。従って、車体への組
み付け性を向上させることができる。
ラット回路体15を挟んだ状態で、上金型11を下動さ
せて下金型12に圧接させ、その状態で、金型11、1
2を加圧・加熱することにより、絶縁シート13、14
を溶着させて、フラットワイヤーハーネス10を得る。
なお、この場合、上下金型11、12の合わせ面には凹
凸部11a、12aが設けられており、その凹凸部11
a、12aにより、3次元的な方向性を持ったフラット
ワイヤーハーネス10が得られる。従って、車体への組
み付け性を向上させることができる。
【0023】また、配索ピン17は、下金型12の上に
上金型11を圧接すると、上金型12に押されて自動的
に下金型12の内部に埋没するようになっているので、
ホットプレスする際の邪魔にはならない。しかも、ホッ
トプレスの瞬間までフラット回路体15を一定の形態に
保持しておくことができるので、フラット回路体15が
位置ずれするおそれもない。
上金型11を圧接すると、上金型12に押されて自動的
に下金型12の内部に埋没するようになっているので、
ホットプレスする際の邪魔にはならない。しかも、ホッ
トプレスの瞬間までフラット回路体15を一定の形態に
保持しておくことができるので、フラット回路体15が
位置ずれするおそれもない。
【0024】また、この実施形態では、電線としてフラ
ット回路体15を用いているので、フラット状の配索が
容易にでき、極めて薄い形態のフラットワイヤーハーネ
ス10を製造することができる。
ット回路体15を用いているので、フラット状の配索が
容易にでき、極めて薄い形態のフラットワイヤーハーネ
ス10を製造することができる。
【0025】また、製品段階のフラットワイヤーハーネ
ス10に絶縁シート13、14に設けた孔14aを残し
た場合には、その孔14aをワイヤーハーネスの取り付
け固定用に利用することもでき、取り付け時の利便性を
高めることも可能である。
ス10に絶縁シート13、14に設けた孔14aを残し
た場合には、その孔14aをワイヤーハーネスの取り付
け固定用に利用することもでき、取り付け時の利便性を
高めることも可能である。
【0026】なお、フラット回路体15としては、例え
ば、FFC(フレキシブルフラットケーブル)、FPC
(フレキシブルプリントサーキット)、フラット電線
(リボン電線)などを使用することができる。また、絶
縁シート13、14の材料としては、ポリエチレン(P
E)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタ
ラート(PET)等の熱可塑性樹脂を使用することがで
きる。
ば、FFC(フレキシブルフラットケーブル)、FPC
(フレキシブルプリントサーキット)、フラット電線
(リボン電線)などを使用することができる。また、絶
縁シート13、14の材料としては、ポリエチレン(P
E)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタ
ラート(PET)等の熱可塑性樹脂を使用することがで
きる。
【0027】また、フラット回路体15の絶縁体が熱可
塑性樹脂で構成されている場合は、金型11、12の加
圧・加熱時にフラット回路体の絶縁体と絶縁シート1
3、14とを同時に溶着させて一体することもでき、そ
うした場合は、接着剤を使わずにフラット回路体15と
絶縁シート13、14の強固な一体化が図れ、余計な工
程(接着剤塗布工程)や部材(接着剤)を使用せずに、
一体性の高い高品質のフラットワイヤーハーネスを得る
ことができる。
塑性樹脂で構成されている場合は、金型11、12の加
圧・加熱時にフラット回路体の絶縁体と絶縁シート1
3、14とを同時に溶着させて一体することもでき、そ
うした場合は、接着剤を使わずにフラット回路体15と
絶縁シート13、14の強固な一体化が図れ、余計な工
程(接着剤塗布工程)や部材(接着剤)を使用せずに、
一体性の高い高品質のフラットワイヤーハーネスを得る
ことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、金型上で直接電線の配索を行うので、従来のホ
ットメルトによる仮固定の面倒がなくなり、作業能率の
アップが図れる。
よれば、金型上で直接電線の配索を行うので、従来のホ
ットメルトによる仮固定の面倒がなくなり、作業能率の
アップが図れる。
【0029】請求項2の発明によれば、配索治具がプレ
スの邪魔にならないように自動的に埋没するので、ホッ
トプレスの瞬間まで電線を配索治具で一定の形態に保持
しておくことができる。
スの邪魔にならないように自動的に埋没するので、ホッ
トプレスの瞬間まで電線を配索治具で一定の形態に保持
しておくことができる。
【0030】請求項3の発明によれば、3次元形状のフ
ラットワイヤーハーネスを製造することができるので、
車体への組み付け性を向上させることができる。
ラットワイヤーハーネスを製造することができるので、
車体への組み付け性を向上させることができる。
【0031】請求項4の発明によれば、電線としてフラ
ット回路体を用いるので、フラット状の配索が容易にで
き、極めて薄い形態のフラットワイヤーハーネスを製造
することができる。
ット回路体を用いるので、フラット状の配索が容易にで
き、極めて薄い形態のフラットワイヤーハーネスを製造
することができる。
【0032】請求項5の発明によれば、接着剤を使わず
にフラット回路体と絶縁シートの一体化が図れるので、
余計な工程(接着剤塗布工程)や部材(接着剤)を使用
せずに、一体性の高い高品質のフラットワイヤーハーネ
スを得ることができる。
にフラット回路体と絶縁シートの一体化が図れるので、
余計な工程(接着剤塗布工程)や部材(接着剤)を使用
せずに、一体性の高い高品質のフラットワイヤーハーネ
スを得ることができる。
【0033】請求項6の発明によれば、絶縁シートに配
索治具としてのピンの挿通する孔を形成したので、絶縁
シートの位置決めが簡単・確実にできるようになる。ま
た、製品段階で、その孔をワイヤーハーネスの取り付け
固定用に利用することもできる。
索治具としてのピンの挿通する孔を形成したので、絶縁
シートの位置決めが簡単・確実にできるようになる。ま
た、製品段階で、その孔をワイヤーハーネスの取り付け
固定用に利用することもできる。
【図1】本発明の実施形態の説明図で、(a)は下金型
の上に絶縁シートを介してフラット回路体を配索した状
態を示す斜視図、(b)は上下金型を圧接しようとして
いる状態を示す断面図、(c)はプレス後の製品の断面
図である。
の上に絶縁シートを介してフラット回路体を配索した状
態を示す斜視図、(b)は上下金型を圧接しようとして
いる状態を示す断面図、(c)はプレス後の製品の断面
図である。
【図2】従来の製造方法の説明図で、(a)はホットプ
レスする前の組み合わせ関係を示す斜視図、(b)はホ
ットプレス後の製品を示す斜視図である。
レスする前の組み合わせ関係を示す斜視図、(b)はホ
ットプレス後の製品を示す斜視図である。
10 フラットワイヤーハーネス 11 上金型 11a 凹凸部 12 下金型 12a 凹凸部 13,14 絶縁シート 14a 孔 15 フラット回路体(電線) 17 配索ピン(配索治具)
Claims (6)
- 【請求項1】 上下金型間に上下の絶縁シートを介して
電線を挟み込み、その状態で金型を加圧・加熱すること
により絶縁シートを溶着させてフラット形状のワイヤー
ハーネスを得るフラットワイヤーハーネスの製造方法に
おいて、 上面に電線の配索治具を突設した下金型を用意し、その
下金型の上面に下側の絶縁シートを載せ、その上に前記
配索治具を利用しながら電線を配索し、その電線の上に
上側の絶縁シートを被せて上金型を下金型に圧接させ、
その状態で金型を加圧・加熱することにより絶縁シート
を溶着させてフラット状のワイヤーハーネスを得ること
を特徴とするフラットワイヤーハーネスの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のフラットワイヤーハーネ
スの製造方法であって、 前記配索治具を下金型に突没可能に設け、上金型を下金
型に圧接させたときに、上金型に押されて配索治具が下
金型の内部に埋没するようにしたことを特徴とするフラ
ットワイヤーハーネスの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のフラットワイヤ
ーハーネスの製造方法であって、 前記上下金型の合わせ面に凹凸部を設け、その凹凸部に
より3次元的な方向性を持ったワイヤーハーネスを得る
ことを特徴とするフラットワイヤーハーネスの製造方
法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のフラッ
トワイヤーハーネスの製造方法であって、 前記電線としてフラット回路体を用いることを特徴とす
るフラットワイヤーハーネスの製造方法。 - 【請求項5】 請求項4記載のフラットワイヤーハーネ
スの製造方法であって、 前記フラット回路体の絶縁体と前記絶縁シートとを同時
に溶着することを特徴とするフラットワイヤーハーネス
の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のフラッ
トワイヤーハーネスの製造方法であって、 前記配索治具がピンであり、上下の絶縁シートに該ピン
の挿通する孔が開けられていることを特徴とするフラッ
トワイヤーハーネスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000387086A JP2002190221A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | フラットワイヤーハーネスの製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000387086A JP2002190221A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | フラットワイヤーハーネスの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002190221A true JP2002190221A (ja) | 2002-07-05 |
Family
ID=18854080
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000387086A Pending JP2002190221A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | フラットワイヤーハーネスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002190221A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005081267A1 (de) * | 2004-02-17 | 2005-09-01 | Carl Freudenberg Kg | Dreidimensional geformtes flachkabel |
JP2007149566A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ワイヤーハーネスの分岐部固定方法、分岐部固定用フィルム及びワイヤーハーネス分岐部固定構造 |
WO2011136199A1 (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネスの製造方法 |
WO2011136201A1 (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネスの製造方法 |
KR20160062627A (ko) * | 2014-11-25 | 2016-06-02 | 한국단자공업 주식회사 | 와이어 연장각도 설정장치 및 그 제조방법 |
-
2000
- 2000-12-20 JP JP2000387086A patent/JP2002190221A/ja active Pending
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
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WO2011136199A1 (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネスの製造方法 |
WO2011136201A1 (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネスの製造方法 |
JP5210463B2 (ja) * | 2010-04-28 | 2013-06-12 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネスの製造方法 |
KR20160062627A (ko) * | 2014-11-25 | 2016-06-02 | 한국단자공업 주식회사 | 와이어 연장각도 설정장치 및 그 제조방법 |
KR101648718B1 (ko) | 2014-11-25 | 2016-08-17 | 한국단자공업 주식회사 | 와이어 연장각도 설정장치 및 그 제조방법 |
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