JP4977441B2 - 超音波接合装置 - Google Patents

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本発明は、超音波接合装置に係り、特に、複数の電線の芯線を互いに接合する超音波接合装置に関するものである。
移動体としての自動車には、種々の電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器にバッテリなどの電源から電力や制御装置から制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスを配索している。前述したワイヤハーネスは、複数の電線と、電線同士を電気的に接続したジョイント部などを有している。
前記電線はそれぞれ、導電性の芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを備えている。前記ジョイント部は、前記電線の所定箇所の被覆部が除去されて、露出した芯線をジョイント端子などで加締めて構成される。このため、ワイヤハーネスは、電線同士を電気的に接続するためにジョイント端子を用いている。このため、ワイヤハーネスは、部品点数が増加するとともに大型化する傾向であった。
このため、本発明の出願人は、電線同士を近づける方向に加圧した状態で、超音波振動エネルギを付与することで、前記電線の芯線同士を接合(金属結合)することを提案している。この電線同士の接合には、周知の超音波接合装置を用いる。
前記超音波接合装置は、図7に示すように、駆動源により超音波振動される第1の型としてのホーン13と、このホーン13に相対する第2の型としてのアンビル14と、を備えている。超音波接合装置は、前記ホーン13とアンビル14との間に複数の電線2の芯線4を挟んで、これらを接合する。これらのホーン13とアンビル14とは、互いに相対する端面間に複数の電線2の芯線4を挟む。
ホーン13には、芯線4の軸方向Y1に超音波振動が付与される。そして、図7に例示されたホーン13には、アンビル14と相対する端面に複数の突起13Aが形成されている。複数の突起13Aは、振動方向である軸方向Y1と垂直方向に沿って直線状に設けられている。複数の突起13Aは各々、断面三角形状に設けられている。
複数の突起13Aを形成することにより、超音波振動付与時にホーン13と芯線4との間に生じる摩擦力が高まり、芯線4に強い加圧力が加わる。このため、高い超音波エネルギが芯線4に加えられ、芯線4同士の接合力を高めることができる。
特開平2−203972号公報 特開2006−100470号公報
ところで、上述した従来の超音波接合装置では、複数の突起13Aの全ての大きさ、形状が同じに形成されている。このため、突起13Aの大きさがマッチする芯線4の太さはホーン13との間に適度な摩擦力が生じるため良い接合状態となるが、突起13Aの大きさに対して太い芯線はホーン13との間に生じる摩擦力が小さくなるため接合不足となる。これに対して、細い芯線はホーン13との間に過剰な摩擦力が生じるため切れ易くなるという問題があった。それ故、例えば芯線の太さがそれぞ異なる複数の芯線4同士を接合する場合、接合力不足の部分があったり、芯線切れが生じる部分があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、芯線の太さにかかわらず芯線切れの防止及び接合力の向上を図った超音波接合装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、駆動源により超音波振動が付与される第1の型と、該第1の型との間に複数の電線の芯線を挟んでこれら芯線を互いに接合する第2の型と、前記第1の型及び前記第2の型の互いに対向する端面の少なくとも一方に前記芯線の軸方向に並べて設けられた断面三角形状の複数の突起と、を備えた超音波接合装置において、前記複数の突起、その高さが前記芯線の軸方向に沿って変化するように、設けられ、前記複数の突起はそれぞれ、その頂点の突出方向における位置が同じになるように設けられていることを特徴とする超音波接合装置に存する。
請求項1記載の発明によれば、複数の突起が、その高さが芯線の軸方向に沿って変化するように設けられているので、芯線とさまざまな高さの突起とが接した状態で芯線に超音波振動が付与される。このため、芯線の太さとマッチした高さの突起と接した状態で超音波振動を付与することができる。
請求項2記載の発明は、前記複数の突起が、その高さが低くなるに従って前記突起の頂角が広くなるように、設けられていることを特徴とする請求項1記載の超音波接合装置に存する。
請求項2記載の発明によれば、複数の突起が、その高さが低くなるに従って突起の頂角が広くなるように設けられているので、芯線とさまざまな頂角の突起とが接した状態で芯線に超音波振動が付与される。このため、芯線の太さとマッチした頂角の突起と接した状態で超音波振動を付与することができる。
請求項3記載の発明は、前記複数の突起が、その高さが低くなるに従って前記突起の前記芯線の軸方向の幅が短くなるように、設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の超音波接合装置に存する。
請求項3記載の発明によれば、複数の突起が、その高さが低くなるに従って突起の芯線の軸方向の長さが短くなるように設けられているので、芯線とさまざま芯線の軸方向幅の突起とが接した状態で芯線に超音波振動が付与される。このため、芯線の太さとマッチした芯線の軸方向長さを有する突起と接した状態で超音波振動を付与することができる。
請求項4記載の発明は、前記複数の突起が、その高さが前記芯線の軸方向の中央から外側に向かって低くなるように、設けられていることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載の超音波接合装置に存する。
請求項4記載の発明によれば、複数の突起が、その高さが芯線の軸方向の中央から外側に向かって低くなるように設けられているので、太い芯線には高い超音波エネルギを加えることができ、細い芯線には過剰な超音波エネルギが加えられることがない。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、芯線がさまざまな高さの突起と接した状態で超音波振動を付与される。このため、芯線の太さとマッチした高さの突起と接した状態で超音波振動を付与することができるので、芯線の太さにかかわらず芯線切れの防止及び接合力の向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、芯線とさまざまな頂角の突起とが接した状態で芯線に超音波振動が付与される。このため、芯線の太さとマッチした頂角の突起と接した状態で超音波振動を付与することができるので、より一層、芯線の太さにかかわらず芯線切れの防止及び接合力の向上を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、芯線とさまざま芯線の軸方向長さの突起とが接した状態で芯線に超音波振動が付与される。このため、芯線の太さとマッチした芯線の軸方向長さを有する突起と接した状態で超音波振動を付与することができるので、より一層、芯線の太さにかかわらず芯線切れの防止及び接合力の向上を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、より一層、太い芯線には高い超音波エネルギを加えることができ、細い芯線には過剰な超音波エネルギが加えられることがなく、芯線同士の接合力を高めることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の超音波接合装置の一実施の形態を示す側面図である。図2は、図1の超音波接合装置の概略正面図である。図3は、図1中の矢印III方向からみたホーンの端面の平面図である。図4は、図1中のIV部の拡大図である。図1に示す超音波接合装置1は、図示例では、複数の電線2を互いに電気的に接続するために用いられる。
電線2はそれぞれ、断面形状が丸形に形成されている。電線2は、導電性の芯線4と、絶縁性の被覆部5とを備えている。芯線4は、銅、銅合金などの導電性の金属からなる。被覆部5は、絶縁性の合成樹脂からなり、前記芯線4を被覆している。
超音波接合装置1は、例えば図2に示すようにその直径がR1、R2、R3の3種類の大きさの複数の芯線4を互いに接続する。超音波接合装置1は、複数の電線2の芯線4を互いに重ねて、これらを互いに近づける方向に加圧して、これら複数の芯線4に超音波振動エネルギを付与することにより、複数の芯線4同士を接合する。
超音波接合装置1は、図1に示すように、駆動源としての振動子12と、ホーン13(第1の型)と、アンビル14(第2の型)などを備えている。振動子12は、ホーン13に取り付けられている。振動子12は、図示しない発振器によって芯線4の軸方向Y1に振動して、ホーン13に軸方向Y1の超音波振動を付与する。ホーン13とアンビル14とは、図中上下方向Y2に離間して設けられている。ホーン13とアンビル14とは、互い対向する端面間に複数の芯線4を挟むことができる。
上述したホーン13は、上下方向Y2に移動可能に設けられている。ホーン13の上面は、移動手段である例えば油圧シリンダ15内のピストン15Aに固定されている。ホーン13は、ピストン15Aから力を受けると、上下方向Y2に沿って移動する。また、16は、制御回路(=制御手段)であって、この制御回路16により油圧シリンダ15及び振動子12が制御されている。
超音波接合装置1はまた、ホーン13の上下方向Y2における移動量を検出する変位センサ17を備えている。上記変位センサ17は、例えばホーン13の上面に固定されホーン13と共に移動する可動鉄心17Aと、可動鉄心17Aに巻かれたコイル17Bと、このコイル17Bに生じる可動鉄心17Aの移動量に応じた誘導電圧からホーン13の上下方向Y2の移動量を検出する検出回路17Cとを備えている。変位センサ17の検出結果は、制御回路16に供給されている。なお、変位センサ17としては上述した接触式変位センサだけでなく、非接触式などの従来公知の別の変位センサを用いてもよい。
また、ホーン13は、アンビル14と対向する端面に複数の断面三角形状の突起13Aが設けられている。複数の突起13Aはそれぞれ、図1及び図3に示すように、振動子12の振動方向である軸方向Y1と直交する矢印Y3方向に沿って直線状に設けられている。複数の突起13Aは、振動子12の振動方向である軸方向Y1に沿って並べて設けられている。
複数の突起13Aはそれぞれ、その頂点の上下方向Y2における位置が同じになるように設けられている。また、複数の突起13Aは、その高さHが軸方向Y1の中央から外側に向かって低くなるように設けられている。ここで高さHとは、図4に示すように突起13Aの頂点から隣り合った突起13Aとの間に生じる溝までの距離のことである。
また、複数の突起13Aは、突起13Aの高さが低くなるに従って突起13Aの頂角θが広くなるように設けられている。即ち、複数の突起13Aは、その頂角θが軸方向Y1の中央から外側に向かって広くなるように設けられている。
さらに、複数の突起13Aは、突起13Aの高さが低くなるに従って突起13Aの軸方向Y1の幅Wが短くなるように設けられている。ここで、幅Wとは、軸方向Y1一方側に隣り合った突起13Aとの間に生じる溝と、軸方向Y1他方側に隣り合った突起13Aとの間に生じる溝との間の距離のことである。即ち、複数の突起13Aは、その幅Wが軸方向Y1の中央から外側に向かって短くなるように設けられている。
上述した構成の超音波接合装置1を用いた芯線4同士の接合手順について図1及び図5を参照して以下説明する。超音波接合装置1の初めの状態は、ホーン13とアンビル14とが充分に離れている。まず、電線2それぞれの端末の被覆部5を剥がして芯線4を露出させる。次に、図1及び図2に示すように、ホーン13とアンビル14との間に複数の芯線4を位置付ける。
その後、制御回路16が、油圧シリンダ15を制御して複数の電線2の芯線4同士が互いに密着する圧力をこれら芯線4に加える。詳しくは、図5(A)に示すように、油圧シリンダ15のピストン15Aを上から下に向かって駆動させる。また、制御回路16は、ホーン13の上下方向Y2の移動量を検出する変位センサ17の検出結果に基づいて、ホーン13−アンビル14間距離を求める。制御回路16は、ホーン13−アンビル14間距離が予め定めた距離となるように油圧シリンダ15を制御する。
これにより、複数の電線2の芯線4にはホーン13、アンビル14によって上下方向Y2に縮む圧力が加えられる。この圧力により複数の電線2の芯線4が矢印Y3方向に伸び、上下方向Y2が縮むように変形する。即ち、芯線4が互いに密着するように変形する。
同時に制御回路16は、振動子12を制御してホーン13に軸方向Y1の超音波振動を付与する。このホーン13の振動が、芯線4に伝わる。すると、ホーン13とアンビル14との間に位置する芯線4同士が接合する。次に、制御回路16は振動子12を制御して超音波振動を止めると共に油圧シリンダ15を制御して芯線4に対する加圧も止める。
その後、制御回路16は、図5(B)に示すように、油圧シリンダ15を制御してホーン13を下から上に移動して、ホーン13−アンビル間14を充分に離す。そして、ホーン13−アンビル14間から互いに接合された芯線4を取り出す。
以上の超音波接合装置によれば、複数の突起13Aが、その高さが芯線4の軸方向Y1の中央から外側に向かって低くなるように設けられているので、芯線4とさまざまな高さの突起13Aとが接した状態で芯線4に超音波振動が付与される。このため、芯線4の太さとマッチした高さの突起13Aと接した状態で超音波振動を付与することができ、芯線4の太さにかかわらず芯線切れの防止及び接合力の向上を図ることができる。
また、以上の超音波接合装置によれば、複数の突起13Aが、突起13Aの高さHが低くなるに従って突起の頂角θが広くなるように設けられているので、芯線4とさまざまな頂角θの突起13Aとが接した状態で芯線4に超音波振動が付与される。このため、芯線4の太さとマッチした頂角θの突起13Aと接した状態で超音波振動を付与することができ、より一層、芯線4の太さにかかわらず芯線切れの防止及び接合力の向上を図ることができる。
また、以上の超音波接合装置1によれば、複数の突起13Aが、突起13Aの高さが低くなるに従って突起13Aの芯線4の軸方向Y1の幅Wが短くなるように設けられているので、芯線4とさまざま芯線4の軸方向幅Wの突起13Aとが接した状態で芯線4に超音波振動が付与される。このため、芯線4の太さとマッチした芯線4の軸方向幅Wを有する突起13Aと接した状態で超音波振動を付与することができる。
より詳しく説明すると、例えば芯線の太さが太い直径R1の芯線4は、複数の突起13Aのうち大きい突起13A(高さHが高く、頂角θが鋭く、かつ幅Wが広い突起13A)とマッチする。即ち、大きい突起13Aと直径R1の芯線4との間に適切な摩擦力が生じて、有効に超音波振動が直径R1の芯線4に付与される。また、芯線の太さが中位の直径R2の芯線4は、複数の突起13Aのうち中位の突起13A(高さHが中位で、頂角θが中位で、かつ幅Wが中位の突起13A)とマッチする。即ち、中位の突起13Aと直径R2の芯線4との間に適切な摩擦力が生じて、有効に超音波振動が直径R2の芯線4に付与される。さらに、芯線の太さが小さい直径R3の芯線4は、複数の突起13Aのうち小さい突起13A(高さHが低く、頂角θが広く、かつ幅Wが狭い突起13A)とマッチする。即ち、高さHが小さい突起13Aと直径R3の芯線との間に適切な摩擦力が生じて、有効に超音波振動が直径R3の芯線4に付与される。
また、以上の超音波接合装置1によれば、複数の突起13Aが、その高さHが芯線4の軸方向Y1の中央から外側に向かって低くなるように設けられているので、より一層、芯線4同士の接合力を高めることができる。
なお、上述した実施形態では、軸方向Y1の中央から外側に向かって突起13Aの高さが低くなっていたが、本発明はこれに限ったものではない。本発明では、複数の突起13Aが、その高さが芯線4の軸方向Y1に沿って変化していればよく、例えば軸方向Y1の中央から外側に向かって突起13Aの高さが高くなるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、突起13Aの高さが低くなるに従って頂角が狭くなっていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば複数の突起13Aの全ての頂角が同じであってもよい。
また、上述した実施形態では、突起13Aの高さが低くなるに従って幅Wが狭くなっていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば複数の突起13Aの全ての幅Wが同じであってもよい。
また、上述した実施形態では、突起13Aはホーン13の端面に設けられいたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、突起13Aは、図6(A)に示すように、アンビル14の端面に設けても良いし、図6(B)に示すように、ホーン13とアンビル14との両方の端面に設けても良い。両方に設けた場合はより一層有効に超音波振動が芯線4に付与される。
また、上述した実施形態では、それぞれ異なった直径の芯線4同士を接合するために用いていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、直径が全て同じ電線2の芯線4同士を接合するために用いても良い。この場合も、幅広い直径の電線2の芯線4同士を適切な接合力で接合することができる。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の超音波接合装置の一実施の形態を示す側面図である。 図1の超音波接合装置の概略正面図である。 図1中の矢印III方向からみたホーンの端面の平面図である。 図1中のIV部の拡大図である。 図1に示す超音波接合装置の動作を説明するための説明図である。 他の実施形態における超音波接合装置の側面図である。 従来の超音波接合装置の一例を示す側面図である。
符号の説明
4 芯線
13 ホーン(第1の型)
13A 突起
14 アンビル(第2の型)
Y1 軸方向

Claims (4)

  1. 駆動源により超音波振動が付与される第1の型と、該第1の型との間に複数の電線の芯線を挟んでこれら芯線を互いに接合する第2の型と、前記第1の型及び前記第2の型の互いに対向する端面の少なくとも一方に前記芯線の軸方向に並べて設けられた断面三角形状の複数の突起と、を備えた超音波接合装置において、
    前記複数の突起、その高さが前記芯線の軸方向に沿って変化するように、設けられ、
    前記複数の突起はそれぞれ、その頂点の突出方向における位置が同じになるように設けられている
    ことを特徴とする超音波接合装置。
  2. 前記複数の突起が、その高さが低くなるに従って前記突起の頂角が広くなるように、設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波接合装置。
  3. 前記複数の突起が、その高さが低くなるに従って前記突起の前記芯線の軸方向の幅が短くなるように、設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の超音波接合装置。
  4. 前記複数の突起が、その高さが前記芯線の軸方向の中央から外側に向かって低くなるように、設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載の超音波接合装置。
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