JP2007149421A - 超音波接合方法及びその装置並びに電線束 - Google Patents

超音波接合方法及びその装置並びに電線束 Download PDF

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Abstract

【課題】芯線同士の接合ほつれや超音波振動による切れを防止した超音波接合方法、装置及び当該超音波接合方法を用いて芯線間が接合された電線を提供する。
【解決手段】電線10の一部の被覆を剥がして芯線11を露出させる。型21、22間、型23、24間にそれぞれ芯線束12を挟む。制御回路30が油圧シリンダ27、28を制御して型21を左から右に、型23を上から下に移動させる。これにより、芯線11には芯線11同士が密着する圧力が加えられる。その後、制御回路30は油圧シリンダ27、28を制御して、芯線束12に加えている圧力を弱めて加圧整形を終了した後、弱めた状態を保持しつつ圧電振動子31により超音波振動を発生させて芯線11同士を接合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波接合方法及びその装置並びに電線束に係り、特に、複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして露出された芯線同士を超音波接合する超音波接合方法及びその装置並びに当該超音波接合方法を用いて芯線同士が接合された電線束に関するものである。
上述した従来の超音波接合方法としては、例えば、撚り線を構成する複数の芯線同士を接合する特許文献1の超音波接合方法を適用したものが考えられる。
つまり、超音波接合方法は、図8に示すように、まず複数の電線100それぞれの被覆の一部を剥がして芯線101を露出させる(図8(a))。次に、この複数の電線100の芯線101から成る芯線束102を、一対の型201及び202間と、一対の型203及び204との間に芯線束102を挟む(図8(b))。次に、一対の型201を動かして芯線束102を加圧しながら超音波振動を付与して各芯線101間を超音波接合させる(図8(c))。これにより、芯線束102を断面長方形に整形した状態で各芯線101同士が接合される(図8(d))。
特開2004−95293号公報
しかしながら、上述した従来の超音波接合方法では、芯線束102に圧力を加えると同時に超音波振動を加えて、芯線束102を断面長方形に整形しつつ複数の芯線101間を接合している。これにより、図9に示すように、各芯線101間同士の密着性が低く隙間Sが生じた状態で超音波振動が加えられてしまい、芯線101に均一に超音波振動を加えることができない。
つまり、芯線101同士が接している部分Aには強い超音波振動が加えられ、隙間Sを形成し芯線101同士が接していない部分Bには弱い超音波振動しか加えられない。このように芯線101に伝わる超音波振動が部分的に強かったり、弱かったりすると、芯線101の部分Bの接合がほつれたり、芯線101の部分Aが超音波振動によって切れたりするという問題があった。
また、上述した従来の電線の超音波接合方法では、図8(d)に示すように、芯線束102を断面長方形状に整形した状態で複数の芯線101間を超音波接合している。このため、芯線101同士の長方形の長手方向Y1間の接合面積が短手方向Y2間の接合面積に比べて小さくなる。つまり、芯線101同士の短手方向Y2間の接合強度に比べて、芯線101同士の長手方向Y1間の接合強度が弱くなり、長手方向Y1を離間するように接合ほつれが生じやすくなるという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、芯線同士の接合ほつれや超音波振動による切れを防止した超音波接合方法及びその装置並びに当該超音波接合方法を用いて芯線同士が接合された電線束を提供することを第1の課題とする。
また、上述した従来の超音波接合方法では、図10(a)に示すように、芯線101の先端が型201と型202との間に挟まれていない。同様に芯線101の先端が型203と型204との間に挟まれていない。このような状態で超音波振動が付与されると、図10(b)に示すように、型201及び202、型203及び204に接していた部分と接していなかった部分との境界でヒゲバリ301や芯線101の立ち上がりが発生し易くなる。従って、このヒゲバリ301により芯線101を被覆する絶縁部材400が破壊され、絶縁不良が発生し易いという問題があった。そこで回避するために、絶縁部材400の厚みを厚くして破壊しにくくすることが考えられるが、絶縁被覆400の取り付け性が低下したり、重量増や材料増となってしまう。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、芯線を覆う絶縁部材の破壊による絶縁不良を防止することができる超音波接合方法及び当該超音波接合方法を用いて芯線間が接合された電線を提供することを第2の課題とする。
上記第1の課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして芯線を露出させ、前記複数の電線の芯線同士が互いに密着する圧力をこれらの芯線に加え、前記圧力を弱めた後、前記圧力を弱めた状態を保持しつつ超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合することを特徴とする超音波接合方法に存する。
請求項1記載の発明によれば、複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして芯線を露出させる。複数の電線の芯線同士が互いに密着する圧力をこれらの芯線に加える。この圧力を弱めた後、圧力を弱めた状態を保持しつつ超音波振動を複数の電線の芯線に付与して芯線同士を接合する。従って、芯線の加圧整形が完全に終了した状態、すなわち芯線同士の密着性が高く隙間が生じていない状態となり圧力を弱めた後で、超音波振動により芯線同士を接合することができる。
請求項2記載の発明は、前記複数の電線の芯線に前記圧力を加えて、断面正方形状に整形した後、前記圧力を弱めることを特徴とする請求項1記載の超音波接合方法に存する。
請求項2記載の発明によれば、複数の電線の芯線に圧力を加えて断面正方形状に整形した後、圧力を弱める。従って、断面長方形状に整形すると芯線間の長方形短手方向の接合強度に比べ長手方向の接合強度が弱くなり、接合ほつれが生じやすくなるが、断面正方形状にすることにより芯線間の正方形縦、横両方向の接合強度を同じにすることができる。
上記第1の課題を解決するためになされた請求項3記載の発明は、複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして芯線を露出させた後、前記複数の電線の芯線に圧力を加えてこれら芯線同士を互いに密着させ、かつ前記超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合する超音波接合方法において、前記複数の電線の芯線に前記圧力を加えて、断面正方形状に整形することを特徴とする超音波接合方法に存する。
請求項3記載の発明によれば、複数の電線の芯線に圧力を加えて断面正方形状に整形する。従って、断面長方形状に整形すると芯線間の長方形短手方向の接合強度に比べ長手方向の接合強度が弱くなり、接合ほつれが生じやすくなるが、断面正方形状にすることにより芯線間の正方形縦、横両方向の接合強度を同じにすることができる。
請求項4記載の発明は、前記芯線に加えられる圧力は、互いに交差する2方向から加圧されることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載の超音波接合方法に存する。
請求項4記載の発明によれば、芯線に加えられる圧力は、互いに交差する2方向から加圧される。従って、2方向から加圧することにより、各芯線同士の密着性をより高めることができる。
請求項5記載の発明は、前記芯線に対する超音波振動の付与は、互いに相対する一対の型間に前記芯線を挟んだ状態で行われ、前記一対の型を前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出させた状態で前記一対の型間に前記芯線を挟むことを特徴とする請求項1〜4何れか1項記載の超音波接合方法に存する。
請求項5記載の発明によれば、超音波振動の付与は、互いに相対する一対の型間に芯線を挟んだ状態で行われる。一対の型を芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出させた状態で一対の型間が芯線を挟む。従って、一対の型間で芯線を挟んだ状態で芯線に超音波振動を加えたときに発生する芯線のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができる。
請求項6記載の発明は、前記芯線に対する超音波振動の付与は、互いに相対する一対の型間に前記芯線を挟むとともに、前記一対の型のうち少なくとも一方が前記芯線の端面を当該型外に突出させた状態で行われ、前記超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合するとき又は接合した後に、前記芯線の端面を突出させた型と隣接して配置させたバリ防止治具が、前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出し、かつ前記一対の型と共に前記芯線を挟むことを特徴とする請求項1〜4何れか1項記載の超音波接合方法に存する。
請求項6記載の発明によれば、芯線に対する超音波振動の付与は、互いに相対する一対の型間に芯線を挟むとともに、一対の型のうち少なくとも一方が芯線の端面をその型外に突出させた状態で行われる。超音波振動を複数の電線の芯線に付与して芯線同士を接合するとき又は接合した後に、芯線の端面を突出させた型と隣接して配置させたバリ防止治具が、芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出し、かつ一対の型と共に芯線を挟む。従って、一対の型のうち少なくとも一方が芯線の端面をその型外に突出させている。つまり、一対の型を芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出させた状態で一対の型間に芯線を挟むことができなくても、バリ防止治具が芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出し、かつ一対の型と共に芯線を挟むため、芯線のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができる。
上記第2の課題を解決するためになされた請求項7記載の発明は、複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして芯線を露出させた後、互いに相対する一対の型間に前記芯線を挟んだ状態で前記複数の電線の芯線に前記超音波振動を付与して前記芯線同士を接合する超音波接合方法において、前記一対の型を前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出させた状態で前記一対の型間に前記芯線を挟むことを特徴とする超音波接合方法に存する。
請求項7記載の発明によれば、超音波振動の付与は、互いに相対する一対の型間に芯線を挟んだ状態で行われる。一対の型を芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出させた状態で一対の型間が芯線を挟む。従って、一対の型間で芯線を挟んだ状態で芯線に超音波振動を加えたときに発生する芯線のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができる。
上記第2の課題を解決するためになされた請求項8記載の発明は、複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして芯線を露出させた後、互いに相対する一対の型間に前記芯線を挟んだ状態で前記複数の電線の芯線に前記超音波振動を付与して前記芯線同士を接合する超音波接合方法において、前記芯線に対する超音波振動の付与は、前記一対の型のうち少なくとも一方が前記芯線の端面を当該型外に突出させた状態で行われ、前記超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合するとき又は接合した後に、前記芯線の端面を突出させた型と隣接して配置させたバリ防止治具が、前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出し、かつ前記一対の型と共に前記芯線を挟むことを特徴とする超音波接合方法に存する。
請求項8記載の発明によれば、芯線に対する超音波振動の付与は、互いに相対する一対の型間に芯線を挟むとともに、一対の型のうち少なくとも一方が芯線の端面をその型外に突出させた状態で行われる。超音波振動を複数の電線の芯線に付与して芯線同士を接合するとき又は接合した後に、芯線の端面を突出させた型と隣接して配置させたバリ防止治具が、芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出し、かつ一対の型と共に芯線を挟む。従って、一対の型のうち少なくとも一方が芯線の端面をその型外に突出させている。つまり、一対の型を芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出させた状態で一対の型間に芯線を挟むことができなくても、バリ防止治具が芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出し、かつ一対の型と共に芯線を挟むため、芯線のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができる。
請求項9記載の発明は、複数の電線それぞの一部の被覆を剥がして露出させた芯線同士が互いに密着する圧力をこれら芯線に加える加圧手段と、超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合する超音波接合手段とを備えた超音波接合装置において、前記加圧手段を制御して前記複数の電線の芯線に圧力を加えさせ、前記圧力を弱めさせた後、前記圧力を弱めた状態を保持させつつ前記超音波接合手段を制御して前記芯線同士の接合を行わせる制御手段を備えたことを特徴とする超音波接合装置に存する。
請求項9記載の発明によれば、制御手段が、加圧手段を制御して複数の電線の芯線に圧力を加えさせ、圧力を弱めさせた後、圧力を弱めた状態を保持させつつ超音波接合手段を制御して前記芯線同士の接合を行わせる。従って、芯線の加圧整形が完全に終了した状態、すなわち芯線同士の密着性が高く隙間が生じていない状態となり圧力を弱めた後で、超音波振動により芯線同士を接合することができる。
請求項10記載の発明は、前記制御手段が、前記加圧手段を制御して前記複数の電線の芯線を断面正方形状に整形させた後、前記加圧手段による圧力を弱めさせることを特徴とする請求項9記載の超音波接合装置に存する。
請求項10記載の発明は、制御手段が、加圧手段を制御して複数の電線の芯線を断面正方形状に整形させた後、加圧手段による圧力を弱めさせる。従って、断面長方形状に整形すると芯線間の長方形短手方向の接合強度に比べ長手方向の接合強度が弱くなり、接合ほつれが生じやすくなるが、断面正方形状にすることにより芯線間の正方形縦、横両方向の接合強度を同じにすることができる。
請求項11記載の発明は、複数の電線それぞの一部の被覆を剥がして露出させた芯線同士が互いに密着する圧力をこれら芯線に加える加圧手段と、超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合する超音波接合手段とを備えた超音波接合装置において、前記加圧手段を制御して前記複数の電線の芯線を断面正方形状に整形させる制御手段を備えたことを特徴とする超音波接合装置に存する。
請求項11記載の発明によれば、制御手段が、加圧手段に圧力を加えさせて複数の電線の芯線を断面正方形状に整形させる。従って、断面長方形状に整形すると芯線間の長方形短手方向の接合強度に比べ長手方向の接合強度が弱くなり、接合ほつれが生じやすくなるが、断面正方形状にすることにより芯線間の正方形縦、横両方向の接合強度を同じにすることができる。
請求項12記載の発明は、前記加圧手段は、前記芯線を挟む一対の第1の型と、該一対の第1の型の挟む方向と直交する方向から前記芯線を挟む一対の第2の型と、前記一対の第1の型のうち少なくとも一つと前記一対の第2の型のうち少なくとも一つとを移動して前記芯線に圧力を加えさせる移動手段とを有し、前記制御手段は、前記一対の第1の型間と前記一対の第2の型間との両距離が互いに等しく、かつ所定距離になったとき前記加圧手段による前記圧力を弱めさせることを特徴とする請求項10又は11記載の超音波接合装置に存する。
請求項12記載の発明によれば、加圧手段内の移動手段が、芯線を挟む第1の一対の型及び該第1の一対の型の挟む方向と直交する方向から芯線を挟む第2の一対の型のうち少なくとも一つの型を動かして芯線に圧力を加えさせる。制御手段が、一対の第1の型間と一対の第2の型間との両距離が互いに等しく、かつ所定距離になったとき加圧手段による圧力を弱めさせる。従って、簡単な構成で複数の電線の芯線間の密着度を高めつつ断面正方形状に整形することができる。
請求項13記載の発明は、前記加圧手段が、互いに相対する一対の型を有し、前記一対の型間に前記芯線を挟んだ状態で前記芯線に前記圧力を加え、前記一対の型が、前記芯線の端面よりも前記長手方向の端面側に突出する構成となっていることを特徴とする請求項9〜11何れか1項記載の超音波接合装置に存する。
請求項13記載の発明によれば、加圧手段が一対の型間に芯線を挟んだ状態で芯線に圧力を加える。一対の型が、芯線の端面よりも長手方向の端面側に突出する構成となっている。従って、一対の型間で芯線を挟んだ状態で超音波振動を加えたときに発生する芯線のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができる。
請求項14記載の発明は、前記加圧手段が、互いに相対する一対の型を有し、前記一対の型間に前記芯線を挟んだ状態で前記芯線に前記圧力を加え、前記一対の型のうち少なくとも一方が、前記芯線の端面を当該型外に突出させる構成となっており、前記芯線の端面を突出させた型と隣接して配置され、前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出し、かつ前記一対の型と共に前記芯線を挟むバリ防止治具をさらに備えたことを特徴とする9〜11何れか1項記載の超音波接合装置に存する。
請求項14記載の発明によれば、加圧手段が一対の型間に芯線を挟んだ状態で芯線に圧力を加える。一対の型のうち少なくとも一方が、芯線の端面を当該型外に突出させる構成となっている。バリ防止治具が、芯線の端面を突出させた型と隣接して配置され、芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出し、かつ一対の型と共に芯線を挟む。従って、一対の型のうち少なくとも一方が芯線の端面をその型外に突出させている。つまり、一対の型を芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出させた状態で一対の型間に芯線を挟むことができなくても、バリ防止治具が芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出し、かつ一対の型と共に芯線を挟むため、芯線のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができる。
請求項15記載の発明は、互いに相対する一対の型を有し、該一対の型に複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして露出させた芯線を挟んだ状態で前記複数の電線の芯線に超音波振動を付与して前記芯線同士を接合する超音波接合装置において、前記一対の型が、前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出する構成となっていることを特徴とする超音波接合装置に存する。
請求項15記載の発明によれば、超音波振動の付与は、互いに相対する一対の型間に芯線を挟んだ状態で行われる。一対の型を芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出させた状態で一対の型間が芯線を挟む。従って、芯線に超音波振動を加えたときに発生する芯線のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができる。
請求項16記載の発明は、互いに相対する一対の型を有し、該一対の型に複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして露出させた芯線を挟んだ状態で前記複数の電線の芯線に超音波振動を付与して前記芯線同士を接合する超音波接合装置において、前記一対の型のうち少なくとも一方が、前記芯線の端面を当該型外に突出させる構成となっており、前記芯線の端面を突出させた型と隣接して配置され、前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出し、かつ前記一対の型と共に前記芯線を挟むバリ防止治具をさらに備えたことを特徴とする超音波接合装置に存する。
請求項16記載の発明によれば、一対の型のうち少なくとも一方が、芯線の端面を当該型外に突出させる構成となっている。バリ防止治具が、芯線の端面を突出させた型と隣接して配置され、芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出し、かつ一対の型と共に芯線を挟む。従って、一対の型のうち少なくとも一方が芯線の端面をその型外に突出させている。つまり、一対の型を芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出させた状態で一対の型間に芯線を挟むことができなくても、バリ防止治具が芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出し、かつ一対の型と共に芯線を挟むため、芯線のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができる。
請求項17記載の発明は、請求項1〜8何れか1項記載の超音波接合方法を用いて前記複数の芯線同士が接合された電線束に存する。
請求項17記載の発明によれば、芯線同士の接合ほつれや超音波振動による芯線切れを防止できる超音波接合方法で芯線同士が接合される。また、芯線を覆う絶縁部材の破壊による絶縁不良を防止できる超音波接合方法で芯線同士が接合される。
以上説明したように請求項1及び9記載の発明によれば、芯線の加圧整形が完全に終了した状態、すなわち芯線同士の密着性が高く隙間が生じていない状態となり圧力を弱めた後で、超音波振動により芯線同士を接合することができるので、芯線同士の接合ほつれや超音波振動による芯線切れを防止することができる。
請求項2、3、10及び11記載の発明によれば、断面長方形状に整形すると芯線間の長方形短手方向の接合強度に比べ長手方向の接合強度が弱くなり、接合ほつれが生じやすくなるが、断面正方形状にすることにより芯線間の正方形縦、横両方向の接合強度を同じにすることができ、確実に芯線同士の接合ほつれや芯線切れを防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、2方向から加圧することにより、各芯線同士の密着性をより高めることができるので、確実に芯線同士の接合ほつれや芯線切れを防止することができる。
請求項5、7、13及び15記載の発明によれば、一対の型間で芯線を挟んだ状態で芯線に超音波振動を加えたときに発生する芯線のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができるので、芯線を覆う絶縁部材の破壊による絶縁不良を防止することができる。
請求項6、8、14及び16記載の発明によれば、一対の型のうち少なくとも一方が芯線の端面をその型外に突出させている。つまり、一対の型を芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出させた状態で一対の型間に芯線を挟むことができなくても、バリ防止治具が芯線の端面よりも電線の長手方向の端面側に突出し、かつ一対の型と共に芯線を挟むため、芯線のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができるので、芯線を覆う絶縁部材の破壊による絶縁不良を防止することができる。
請求項12記載の発明によれば、簡単な構成で複数の電線の芯線間の密着度を高めつつ断面正方形状に整形することができ、コストダウンを図ることができる。
請求項17記載の発明によれば、芯線同士の接合ほつれや超音波振動による芯線切れを防止できる超音波接合方法で芯線間が接合される。また、芯線を覆う絶縁部材の破壊による絶縁不良を防止できる超音波接合方法で芯線間が接合される。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の超音波接合方法を用いた超音波接合装置の正面図であり、図3は本発明の超音波接合方法を用いて芯線同士が溶着接合された電線の斜示図である。図4(a)及び(b)は各々、図1(a)のI−I線断面及びII−II線断面図である。図5(a)及び(b)は各々、図1(b)のIII−III線断面図及びIV−IV線断面図である。
まず、本発明の超音波接合方法に用いられる超音波接合装置20について説明する。図1及び図2に示すように、超音波接合装置20は、複数の電線10それぞれの一部の被覆を剥がして露出した芯線11の束である芯線束12を図面左右方向Y3から挟む略箱型の一対の型21、22(一対の第1の型)と、左右方向Y3と直交する上下方向Y4から芯線束12を挟む略箱型の一対の型23、24(一対の第2の型)とを備えている。
上述した型21は、型22に近づく方向(即ち図面左から右に向かう方向)に移動して芯線束12に圧力を加える。型23は、型24に近づく方向(即ち図面上から下に向かう方向)に移動して芯線束12に圧力を加える。即ち、上記超音波接合装置20は、互いに直角に交差する左右方向Y3及び上下方向Y4の2方向から芯線束12に対する加圧を行うことができる。
また、上述した型21〜24のうち一つの型24には、超音波接合手段としての圧電振動子31が取り付けられている。圧電振動子31は、図示しない電源などにより印加されて例えば周波数が10kHzから80kHzの超音波で振動する。このとき、圧電振動子31は、左右方向Y3または上下方向Y4に沿って、超音波振動する。
また、超音波振動とは、圧電振動子31に電圧を印加して、この圧電振動子31が振動などして、電気的なエネルギーを機械的な振動に変換して得られる振動をいう。型24には、圧電振動子31が取り付けられている。このため、圧電振動子31の超音波振動により、型24は左右方向Y3または上下方向Y4に沿って振動する。上述した圧電振動子31は、制御回路30によりその振動が制御されている。
上述した型21は、型24の上面24aに沿って左右方向Y3に移動可能に設けられている。型22は型24の右側面24bに沿って上下方向Y4に移動可能に設けられている。型23は、例えば型22に設けられた左右方向Y3に貫通する貫通孔に挿入することにより、型22に対して左右方向Y3に移動可能に設けると共に型22に対して上下方向4に固定される。また、超音波接合装置20は、型22の右側面22aと当接して型22の左から右に向かう方向の移動を固定する固定手段25と、型24の下面24cと当接して型24の上から下に向かう方向の移動を固定する固定手段26を備えている。
上述した型21は、図1(b)に示すように、移動手段である例えば油圧シリンダ27内のピストン27aから力を受けると、型24の上面24aに沿って左から右に移動し、これにより芯線束12に圧力を加えることができる。一方、型23は移動手段である例えば油圧シリンダ28内のピストン28aからの力を受けると、この型23に固定された型22と共に、型24の右側面24bに沿って上から下に移動し、これにより芯線束12に圧力を加えることができる。
また、30は、制御回路(=制御手段)であって、この制御回路30により油圧シリンダ27、28及び圧電振動子31が制御されている。また、超音波接合装置20は、型21の左右方向Y3における移動量を検出する変位センサ32と、型23の上下方向Y4における移動量を検出する変位センサ33とを備えている。
この変位センサ32は、例えば型21の左側面に固定され型21と共に移動する可動鉄心32aと、可動鉄心32aに巻かれたコイル32bと、このコイル32bに生じる可動鉄心32aの移動に応じた誘導電圧から型21の移動量を検出する検出回路32cとを備えている。
変位センサ33は、例えば型23の上側面に固定され型23と共に移動する可動鉄心33aと、可動鉄心33aに巻かれたコイル33bと、このコイル33bに生じる可動鉄心33aの移動量に応じた誘導電圧から型23の移動量を検出する検出回路33cとを備えている。これら変位センサ32、33の検出結果は各々制御回路30に供給されている。なお、変位センサ32、33としては上述した接触式変位センサだけでなく非接触式などの従来公知の別の変位センサを用いても良い。
上述した構成の超音波接合装置20を用いた超音波接合方法の手順について以下説明する。超音波接合装置20の初めの状態は、図1(a)に示すように、型21及び型22間の下側は型24によって塞がれているが、上側は塞がれていない。まず、複数の電線10、それぞれの一部の被覆を剥がして芯線11を露出させる。
このとき、図4に示すように、芯線11の長手方向Y5の長さL1が型21、22、23及び24の長手方向Y5の長さL2、L3のうち最も短い長さL2よりも短くなるように被覆を剥がす。次に、芯線束12を上側から型21及び型22間に挿入した後、型24上に搭載する。
次に、型23を右から左に移動して、型21及び型22間の上端を塞ぐ。これにより、芯線束12は、左右方向Y3両側が型21−型22間に挟まれ、上下方向Y4両側が型23−型24間に挟まれる。
また、型21、22、23及び24の長手方向Y5の長さL2、L3のうち最も短い長さL2が、芯線11の長手方向Y5の長さL1よりも長くなっている。つまり、図4(b)に示すように、一対の型21、22が芯線11の端面Tよりも長手方向Y5の端面側に突出する構成となっている。即ち、芯線11の端面Tよりも一対の型21、22が長手方向Y5端面側に突出した状態で一対の型21、22間に芯線11が挟まれる。
また、図4(a)に示すように、一対の型23、24が芯線11の端面Tよりも長手方向Y5側に突出する構成となっている。即ち、芯線11の端面Tよりも一対の型23、24が長手方向Y5端面側に突出した状態で一対の型23、24間に芯線11が挟まれる。次に、型22の右側面22aを固定手段25によって固定し、型24の下面24cを固定手段26によって固定する。
次に、図1(b)に示すように、制御回路30が、油圧シリンダ27、28を制御して複数の電線10の芯線11同士が互いに密着する圧力をこれらの芯線11に加える。詳しくは、油圧シリンダ27、28のピストン27a、28bを駆動させる。ピストン27a、28bが駆動して力を受けると、上述した型21は型24の上面24aに沿って左から右に移動し、型23は、この加圧型24に固定された型22と共に、型24の右側面24bに沿って上から下に移動する。
一方、芯線束12の右側及び下側は型22及び型24によって押さえられるため、芯線束12には型21によって左から右に向かう圧力が加えられ、型23によって上から下に向かう圧力が加えられる。この圧力により断面丸状の芯線11は断面矩形状に変形する。
また、制御回路30は、型21の左右方向Y3の移動量、型23の上下方向Y4の移動量を各々検出する変位センサ32、33の検出結果に基づいて、型21−型22間距離W2、型23−型24間距離W1を求める。制御回路30は、型21−型22間距離W2と、型23−型24間距離W1との両距離が互いに等しくなるように油圧シリンダ27、28を制御する。また、制御回路30は、型21−型22間距離W2と型23−型24間距離W1とが予め定めた距離Wになるように油圧シリンダ27、28を制御する。
即ち、制御回路30は、芯線11を断面正方形に整形する。その後、制御回路30は、油圧シリンダ27、28を制御して型21、型23による加圧を弱めて加圧整形を終了する。加圧整形終了後は、芯線11の断面はほぼ完全な矩形状に変形し、芯線11同士の密着性が高く隙間が生じていない状態に加圧整形されている。
また、圧力を弱めるとあるが、これは芯線11間がほどけずに密着性が保持でき、かつ芯線束12に加える圧力を芯線11の変形が生じない程度の圧力に落としても良い。または油圧シリンダ27及び28により加圧整形終了時の位置に型21及び23を固定して圧力を0まで落としてもよいが、圧力を弱くしても、加圧し続けることが望ましい。
次に、制御回路30は、圧力を弱めた状態を保持し、望ましくは加圧した状態で圧電振動子31を制御して超音波振動させる。これにより、型24を介して超音波振動が芯線11に付与され、芯線11同士を溶着接合する。このとき当然、超音波振動の付与は、図5(a)及び(b)に示すように、一対の型21、22及び一対の型23、24を芯線11の端面Tよりも長手方向Y5の端面側に突出させたせ芯線11を挟まれた状態で行われることとなる。その後、図2(b)に示すように、型23を右から左に移動させて、型21及び22の上側を開口させ、上記開口から芯線11を取り出すと芯線11同士が超音波接合された電線束50を得ることができる。その後、芯線束12部分に絶縁被覆(図示せず)を被せる。
以上のことから明らかなように、型21及び22が一対の第1の型に相当し、型23及び24が一対の第2の型に相当する。また、一対の型21、22及び一対の型23及び24と油圧シリンダ27及び28が請求項中の加圧手段を構成する。
以上の超音波接合方法及び装置によれば、芯線11の加圧整形が完全に終了した状態、すなわち図1(b)に示すように芯線11同士の密着性が高く隙間が生じていない状態となり圧力を弱めた後で、超音波振動により芯線11同士を接合することができる。これにより、芯線11間の接合点に対して均一に超音波振動を加えることができ、芯線11同士の接合ほつれや超音波振動による芯線切れを防止することができる。
また、上述した超音波接合方法及び装置によれば、制御回路30は、油圧シリンダ27尾yび28を制御して、芯線束12を断面正方形状に整形している。従って、図8(c)に示すように、断面長方形状に整形すると芯線11間の長方形短手方向Y2の接合強度に比べ長手方向Y1の接合強度が弱くなり、接合ほつれが生じやすくなるが、図3に示すように、断面正方形状にすることにより芯線11間の正方形縦、横両方向である左右方向Y3及び上下方向Y4の接合強度をほぼ同じにすることができる。これにより、より確実に芯線11同士の接合ほつれや芯線切れを防止することができる。
また、上述した超音波接合方法によれば、左右方向Y3、上下方向Y4の2方向から加圧して芯線束12を加圧整形している。これにより、各芯線11同士の密着性をより高めて加圧整形することができ、より確実に芯線11同士の接合ほつれや芯線切れを防止することができる。
また、上述した超音波接合方法及び装置によれば、図5(a)及び(b)に示すように、芯線束12に対する超音波振動の付与は、一対の型21、23及び一対の型23、24を芯線11の端面よりも長手方向Y5の端面側に突出させた状態で一対の型21、23間及び一対の型23、24間にそれぞれ芯線11が挟んで行われる。このため、超音波接合時にヒゲバリや立ち上がりが発生してしまうことを防止することができ、芯線11を覆う絶縁部材の破壊による絶縁不良を防止することができる。また、絶縁部材の厚みを厚くしなくてもヒゲバリや立ち上がりによる破壊を防ぐことができるため、重量減、材料減を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、芯線束12に対する超音波振動の付与を、図5(a)及び(b)に示すように、一対の型21、23及び一対の型23、24を芯線11の端面よりも長手方向Y5の端面側に突出させた状態で行っていた。しかしながら、例えば図7に示すように、芯線11の長さL1よりも型21、22及び23の長手方向Y5長さL2が短く、型21、22及び型23を芯線11の端面Tよりも長手方向Y5端面側に突出できないことがある。言い換えると、型21、22及び23が、芯線11の端面Tを当該型21、22及び23外に突出させる構成となっている場合、型21、22及び23とは別にバリ防止治具29a〜29cを用意する。
そして、型21及び型23による芯線11の加圧整形が終了して芯線11に超音波振動を付与するとき、図7に示すように、芯線11の端面Tを突出させた型21、22及び23に隣接してバリ防止治具29a〜29cを配置させる。このバリ防止治具29a〜29cの長手方向Y5の長さL4と型21、22及び23の長さL2とを合わせた長さL5(=L1+L4)は、芯線11の長さL1よりも長くなる。
これにより、バリ防止治具29a及び29cが、図7(b)に示すように、芯線11の端面Tよりも長手方向Y5の端面側に突出し、かつ一対の型21、22と共に芯線11を挟むように配置される。また、バリ防止治具29bが、図7(a)に示すように、芯線11の端面Tよりも長手方向Y5の端面側に突出し、かつ一対の型23、24と共に芯線11を挟むように配置される。
また、圧電振動子31による超音波接合が終了した後、図7に示すように、芯線11の端面Tを突出させた型21、22及び23に隣接してバリ防止治具29a〜29cを配置させる。このとき、同様に、バリ防止治具29a及び29cが、図7(b)に示すように、芯線11の端面Tよりも長手方向Y5の端面側に突出し、かつ一対の型21、22と共に芯線11を挟むように配置する。また、バリ防止治具29bが、図7(a)に示すように、芯線11の端面Tよりも長手方向Y5の端面側に突出し、かつ一対の型23、24と共に芯線11を挟むように配置する。
これにより、型21、22及び23が芯線11の端面Tをその型21、22及び23外に突出させている。つまり、一対の型21、22及び一対の型23、24を各々芯線11の端面Tよりも電線10の長手方向Y5の端面T側に突出させた状態で一対の型21、22間及び一対の型23、24間にそれぞれ芯線11を挟むことができなくても、バリ防止治具29a〜29cが芯線11の端面Tよりも電線10の長手方向Y5の端面10側に突出し、かつ一対の型21、22及び一対の型23、24と共に芯線11を挟むため、芯線11のヒゲバリ、立ち上がりを防止することができる。
このため、上述した実施形態と同様に、芯線11を覆う絶縁部材の破壊による絶縁不良を防止することができる。また、絶縁部材の厚みを厚くしなくてもヒゲバリや立ち上がりによる破壊を防ぐことができるため、重量減、材料減を図ることができる。
また、上述した実施形態では、芯線11を加圧整形する際、型21、22の両方を移動させて芯線11に2方向から圧力を加えていた。しかしながら、本発明はこれに限らず例えば型21〜24の何れか1つを互いに対になる型21〜24に近づく方向に移動させて1方向から圧力を加えて加圧整形してもよい。
また、上述した実施形態では、芯線11を断面正方形状に加圧整形していた。しかしながら、本発明はこれに限らず例えば長方形状などであってもよい。
また、芯線11を断面正方形状に加圧整形すること、超音波振動の付与を一対の型21、22及び一対の型23、24を芯線11の端面Tよりも長手方向Y5の端面側に突出させた状態で一対の型21、22間及び一対の型23、24間に各々芯線11を挟んで行うこと、さらに、超音波接合時又は接合後、芯線11の端面Tを突出させた型21、22及び23と隣接してバリ防止治具29a〜29cを配置することは、上述したように芯線11の加圧整形を終了して圧力を落とした後、圧力を落とした状態を保ちつつ超音波による接合を行う超音波接合方法及び装置に限って適用されるものではない。例えば、芯線11に加えた圧力を落とさずに超音波接合を行う方法などにも適用することができる。
また、上述した実施形態では、芯線11に対して互いに直交する2方向から圧力を加えていた。しかしながら、本発明は互いに交差する2方向から圧力を加えればよく、直交させなくてもよい。
また、上述した実施形態では、型24に圧電振動子31を取り付けていた。しかしながら、例えば、型21、22及び23に超音波圧電素子31を取り付けてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の超音波接合方法を用いた超音波接合装置20を説明するための図である。 本発明の超音波接合方法を用いた超音波接合装置20を説明するための図である。 本発明の超音波接合方法を用いて芯線同士が溶着接合された電線の斜示図である。 (a)及び(b)は各々、図1(a)のI−I線断面及びII−II線断面図である。 (a)及び(b)は各々、図1(b)のIII−III線断面図及びIV−IV線断面図である。 他の実施形態の超音波接合方法を説明するための図である。 (a)及び(b)は各々、図6のVI−VI線断面図及びVII−VII線断面図である。 従来の電線の超音波接合方法を説明するための電線の斜示図である。 従来の問題点を説明するための図である。 従来の問題点を説明するための図である。
符号の説明
10 電線
11 芯線
12 芯線束
21 型(一対の第1の型、加圧手段)
22 型(一対の第1の型、加圧手段)
23 型(一対の第2の型、加圧手段)
24 型(一対の第2の型、加圧手段)
27 油圧シリンダ(移動手段、加圧手段)
28 油圧シリンダ(移動手段、加圧手段)
31 圧電振動子(超音波接合手段)
29a〜29c バリ防止治具
30 制御回路(制御手段)

Claims (17)

  1. 複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして芯線を露出させ、
    前記複数の電線の芯線同士が互いに密着する圧力をこれらの芯線に加え、
    前記圧力を弱めた後、前記圧力を弱めた状態を保持しつつ超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合することを特徴とする超音波接合方法。
  2. 前記複数の電線の芯線に前記圧力を加えて、断面正方形状に整形した後、前記圧力を弱めることを特徴とする請求項1記載の超音波接合方法。
  3. 複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして芯線を露出させた後、前記複数の電線の芯線に圧力を加えてこれら芯線同士を互いに密着させ、かつ前記超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合する超音波接合方法において、
    前記複数の電線の芯線に前記圧力を加えて、断面正方形状に整形することを特徴とする超音波接合方法。
  4. 前記芯線に加えられる圧力は、互いに交差する2方向から加圧されることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載の超音波接合方法。
  5. 前記芯線に対する超音波振動の付与は、互いに相対する一対の型間に前記芯線を挟んだ状態で行われ、
    前記一対の型を前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出させた状態で前記一対の型間に前記芯線を挟むことを特徴とする請求項1〜4何れか1項記載の超音波接合方法。
  6. 前記芯線に対する超音波振動の付与は、互いに相対する一対の型間に前記芯線を挟むとともに、前記一対の型のうち少なくとも一方が前記芯線の端面を当該型外に突出させた状態で行われ、
    前記超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合するとき又は接合した後に、前記芯線の端面を突出させた型と隣接して配置させたバリ防止治具が、前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出し、かつ前記一対の型と共に前記芯線を挟むことを特徴とする請求項1〜4何れか1項記載の超音波接合方法。
  7. 複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして芯線を露出させた後、互いに相対する一対の型間に前記芯線を挟んだ状態で前記複数の電線の芯線に前記超音波振動を付与して前記芯線同士を接合する超音波接合方法において、
    前記一対の型を前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出させた状態で前記一対の型間に前記芯線を挟むことを特徴とする超音波接合方法。
  8. 複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして芯線を露出させた後、互いに相対する一対の型間に前記芯線を挟んだ状態で前記複数の電線の芯線に前記超音波振動を付与して前記芯線同士を接合する超音波接合方法において、
    前記芯線に対する超音波振動の付与は、前記一対の型のうち少なくとも一方が前記芯線の端面を当該型外に突出させた状態で行われ、
    前記超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合するとき又は接合した後に、前記芯線の端面を突出させた型と隣接して配置させたバリ防止治具が、前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出し、かつ前記一対の型と共に前記芯線を挟むことを特徴とする超音波接合方法。
  9. 複数の電線それぞの一部の被覆を剥がして露出させた芯線同士が互いに密着する圧力をこれら芯線に加える加圧手段と、超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合する超音波接合手段とを備えた超音波接合装置において、
    前記加圧手段を制御して前記複数の電線の芯線に圧力を加えさせ、前記圧力を弱めさせた後、前記圧力を弱めた状態を保持させつつ前記超音波接合手段を制御して前記芯線同士の接合を行わせる制御手段を備えたことを特徴とする超音波接合装置。
  10. 前記制御手段が、前記加圧手段を制御して前記複数の電線の芯線を断面正方形状に整形させた後、前記加圧手段による圧力を弱めさせることを特徴とする請求項9記載の超音波接合装置。
  11. 複数の電線それぞの一部の被覆を剥がして露出させた芯線同士が互いに密着する圧力をこれら芯線に加える加圧手段と、超音波振動を前記複数の電線の芯線に付与して前記芯線同士を接合する超音波接合手段とを備えた超音波接合装置において、
    前記加圧手段を制御して前記複数の電線の芯線を断面正方形状に整形させる制御手段を備えたことを特徴とする超音波接合装置。
  12. 前記加圧手段は、前記芯線を挟む一対の第1の型と、該一対の第1の型の挟む方向と直交する方向から前記芯線を挟む一対の第2の型と、前記一対の第1の型のうち少なくとも一つと前記一対の第2の型のうち少なくとも一つとを移動して前記芯線に圧力を加えさせる移動手段とを有し、
    前記制御手段は、前記一対の第1の型間と前記一対の第2の型間との両距離が互いに等しく、かつ所定距離になったとき前記加圧手段による前記圧力を弱めさせることを特徴とする請求項10又は11記載の超音波接合装置。
  13. 前記加圧手段が、互いに相対する一対の型を有し、前記一対の型間に前記芯線を挟んだ状態で前記芯線に前記圧力を加え、
    前記一対の型が、前記芯線の端面よりも前記長手方向の端面側に突出する構成となっていることを特徴とする請求項9〜11何れか1項記載の超音波接合装置。
  14. 前記加圧手段が、互いに相対する一対の型を有し、前記一対の型間に前記芯線を挟んだ状態で前記芯線に前記圧力を加え、
    前記一対の型のうち少なくとも一方が、前記芯線の端面を当該型外に突出させる構成となっており、
    前記芯線の端面を突出させた型と隣接して配置され、前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出し、かつ前記一対の型と共に前記芯線を挟むバリ防止治具をさらに備えたことを特徴とする9〜11何れか1項記載の超音波接合装置。
  15. 互いに相対する一対の型を有し、該一対の型に複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして露出させた芯線を挟んだ状態で前記複数の電線の芯線に超音波振動を付与して前記芯線同士を接合する超音波接合装置において、
    前記一対の型が、前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出する構成となっていることを特徴とする超音波接合装置。
  16. 互いに相対する一対の型を有し、該一対の型に複数の電線それぞれの一部の被覆を剥がして露出させた芯線を挟んだ状態で前記複数の電線の芯線に超音波振動を付与して前記芯線同士を接合する超音波接合装置において、
    前記一対の型のうち少なくとも一方が、前記芯線の端面を当該型外に突出させる構成となっており、
    前記芯線の端面を突出させた型と隣接して配置され、前記芯線の端面よりも前記電線の長手方向の端面側に突出し、かつ前記一対の型と共に前記芯線を挟むバリ防止治具をさらに備えたことを特徴とする超音波接合装置。
  17. 請求項1〜8何れか1項記載の超音波接合方法を用いて前記複数の芯線同士が接合された電線束。
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