JP2020156152A - 結線構造及び電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機のコイルを構成するコイル線を配線基板のハンダ付け部に効率よくハンダ付けする技術を提供する。【解決手段】結線構造Wは、サーボモータ1のコイル8を構成するコイル線11と、電極パターン12が形成された配線基板9と、配線基板9に搭載されてコイル線11を保持する保持具10と、を備える。コイル線11は、電極パターン12のハンダ付け部13にハンダ付けされている。保持具10は、ハンダ付け部13を挟む2箇所でコイル線11を保持している。【選択図】図2

Description

本発明は、結線構造及び電動機に関する。
特許文献1(特開平11−234996号公報)は、本願の図17に示すように、モータコイルのコイル端末をプリント基板100にプリントされた導電線101に対して電気的導通状態とする技術を開示している。具体的には、導電線101の結線部102の近傍において、プリント基板100には挟着具103が貼り付けられている。挟着具103は、結線部102に対して電気的導通状態とされている。そして、コイル端末を挟着具103に挟着させることで、コイル端末が挟着具103を介して導電線101に電気的導通状態となる。
特許文献1では、更に、コイル端末を挟着具103に挟着した後、コイル端末を結線部102にハンダ付けしてもよいとしている。
上記特許文献1の構成では、コイル端末を結線部102にハンダ付けする場合、ハンダ付けの作業性に改善の余地が残されている。
本開示の目的は、電動機のコイルを構成するコイル線を配線基板のハンダ付け部に効率よくハンダ付けする技術を提供することにある。
本開示の観点によれば、電動機のコイルを構成するコイル線と、電極パターンが形成された配線基板と、前記配線基板に搭載されて前記コイル線を保持する保持具と、を備え、前記コイル線は、前記電極パターンのハンダ付け部にハンダ付けされており、前記保持具は、前記ハンダ付け部を挟む2箇所で前記コイル線を保持している、結線構造が提供される。
好ましくは、前記保持具は、前記コイル線が前記ハンダ付け部を跨ぐように前記コイル線を保持している。
好ましくは、前記保持具は、前記コイル線が前記配線基板の前記保持具が搭載された保持具搭載面に対して平行に延びるように前記コイル線を保持している。
好ましくは、前記保持具は、前記ハンダ付け部を間に挟むように配置された2つの保持部を有する。
好ましくは、前記2つの保持部の少なくとも何れか一方は、前記配線基板の板厚方向で対向すると共に互いに連結された第1対向部及び第2対向部を含むU字状の弾性板によって構成されており、前記コイル線は、前記第1対向部及び前記第2対向部の間に保持されている。
好ましくは、前記コイル線は、前記第1対向部と前記第2対向部の両方に接触している。
好ましくは、前記コイル線は、前記第1対向部と前記第2対向部の両方に対して前記弾性板の弾性復元力により接触している。
好ましくは、前記第1対向部と前記第2対向部の連結部分から離れるにつれて前記第1対向部と前記第2対向部が互いに近づくように構成されることで、前記連結部分から離れるにつれて狭くなるコイル線保持空間が形成されており、前記コイル線は前記コイル線保持空間に収容されて保持されている。
好ましくは、前記第1対向部と前記第2対向部の間の隙間の寸法が、保持された前記コイル線の線径よりも小さくなるように、前記連結部分から離れるにつれて前記第1対向部と前記第2対向部が互いに近づくように構成されている。
好ましくは、前記連結部分から離れるにつれて前記第1対向部と前記第2対向部が互いに近づき、その後に互いに離れるように構成されている。
好ましくは、前記2つの保持部は、互いに連結している。
好ましくは、前記2つの保持部は、前記第1対向部と前記第2対向部のうち少なくとも何れか一方において互いに連結している。
好ましくは、前記2つの保持部は、前記第1対向部と前記第2対向部の連結部分から離れた部分において互いに連結している。
好ましくは、前記2つの保持部は、前記第1対向部の先端と前記第2対向部の先端のうち少なくとも何れか一方において互いに連結している。
好ましくは、前記2つの保持部は、前記コイル線を挟んで、前記第1対向部と前記第2対向部の連結部分と反対側の部分において互いに連結している。
好ましくは、前記コイル線は、前記2つの保持部の間において前記保持具に覆われることなく露出している。
好ましくは、前記2つの保持部のそれぞれに前記コイル線保持空間が形成されており、前記コイル線を保持しない無負荷状態において、前記2つの保持部の前記コイル線保持空間の最大高さ寸法が互いに異なっている。
好ましくは、前記保持具は、U字状に湾曲する弾性板であり、前記U字状の弾性板は、互いに対向する第1領域と第2領域を有し、前記弾性板には、前記第1領域と前記第2領域に跨るように延びる開口が形成されており、前記開口の内側において前記コイル線が前記ハンダ付け部にハンダ付けされている。
好ましくは、前記保持具は、前記コイル線を複数保持している。
好ましくは、電動機は、上記の結線構造を備えている。
本開示によれば、電動機のコイルを構成するコイル線を配線基板のハンダ付け部に効率よくハンダ付けできる。
サーボモータの斜視図である。 コイル線のハンダ付け前におけるサーボモータの要部拡大斜視図である。 コイル線のハンダ付け前におけるサーボモータの要部拡大平面図である。 コイル線のハンダ付け後におけるサーボモータの要部拡大平面図である。 保持具の斜視図である。 保持具の展開図である。 コイル線を保持させる前の保持部の縦断面図である。 保持部にコイル線を保持させる様子を示す縦断面図である。 保持部が2本のコイル線を保持している様子を示す縦断面図である。 保持具の斜視図である。(第1変形例) 保持具の斜視図である。(第2変形例) 保持具の斜視図である。(第3変形例) 様々な線径のコイル線に対応した保持具の側面図である。(第4変形例) 保持具の斜視図である。(第5変形例) 保持具の斜視図である。(第6変形例) コイル線のハンダ付け後におけるサーボモータの要部拡大斜視図である。(第7変形例) 特許文献1の図3(b)を簡略化した図である。
以下、図1から図9を参照して、本開示の実施形態を説明する。
図1には、サーボモータ1(電動機)の斜視図を示している。図1に示すように、サーボモータ1は、ステータ2とロータ3により構成されている。本実施形態においてサーボモータ1は、外部より供給された三相交流によって回転駆動する三相誘導電動機である。しかし、サーボモータ1は、単相誘導電動機、同期電動機、その他の電動機であってもよい。以下、本明細書において、サーボモータ1の径方向を単に径方向と称する。同様に、サーボモータ1の軸方向を単に軸方向と称する。
ステータ2は、ステータサブアセンブリ4と、ステータサブアセンブリ4を収容するフレーム5と、により構成されている。
ステータサブアセンブリ4は、ステータコア6と、インシュレータ7と、複数のコイル8と、配線基板9と、複数の保持具10と、を含む。なお、図1には、複数のコイル8のうち1つのみを破線で描いている。
ステータコア6は、積層された電磁鋼板により構成されている。ステータコア6は、環状のコア本体6Aと、コア本体6Aから径方向内方に突出する複数の歯部6Bと、を有する。なお、図1には、複数の歯部6Bのうち1つのみを破線で描いている。
インシュレータ7は、絶縁樹脂製であって、複数の歯部6Bを覆うように配置されている。
複数のコイル8は、複数の歯部6Bにインシュレータ7を介してそれぞれ配置されている。各コイル8は、それぞれ、コイル線11を対応する歯部6Bに巻回することで構成されている。コイル線11は、銅線の外周面を合成樹脂で被覆した電線であって、ポリウレタン線が採用されている。ポリウレタン線は、被覆がハンダの溶解熱で溶融するので、コイル線11をハンダ付けするに際し、被覆を予め除去しておく必要がないという利点を有する。しかし、コイル線11は、ポリウレタン線に代えて、ポリエステル線、ポリエステルイミド線、ポリアミドイミド線としてもよい。
配線基板9は、ステータコア6に対して軸方向で対向するように配置されている。配線基板9の板厚方向は、軸方向に対して平行とされている。配線基板9は、紙エポキシ樹脂、ベークライト、又は、ガラスエポキシ樹脂製の硬質基板である。しかし、配線基板9は、ポリイミド等の耐熱性フィルムから成るフレキシブル基板であってもよい。配線基板9は、ステータコア6を向くコア対向面9Aと、コア対向面9Aの反対面である保持具搭載面9Bと、を有する。保持具搭載面9Bには、複数の電極パターン12が形成されている。
図2及び図3には、コイル線11の端部11Aを電極パターン12にハンダ付けする前の状態を示している。図4には、コイル線11の端部11Aを電極パターン12にハンダ付けした状態を示している。
図2から図4に示すように、各電極パターン12は、コイル線11の端部11Aがハンダ付けされるハンダ付け部13を有している。即ち、コイル線11の端部11Aは、図4に示すハンダ14を介して電極パターン12のハンダ付け部13に電気的に接続されている。
再び図2から図4を参照して、各保持具10は、配線基板9の保持具搭載面9Bに搭載されている。具体的には、各保持具10は、複数の電極パターン12の何れかに対して軸方向で対向するように、配線基板9の保持具搭載面9Bに搭載されている。端的に言えば、各保持具10は、何れかの電極パターン12上に配置されている。
ところで、コイル線11の端部11Aを対応する電極パターン12のハンダ付け部13にハンダ付けする作業は容易ではない。というのも、コイル線11には弾性復元力があるので、端部11Aをハンダ付け部13にハンダ付けするに際し、片方の手で端部11Aをハンダ付け部13に対して位置決めしておく必要があり、残された手でハンダとハンダゴテを一度に操作しなければならないからである。
そこで、本実施形態では、図2及び図3に示すように、各コイル線11の端部11Aを対応する電極パターン12のハンダ付け部13に効率よくハンダ付けできるように、ハンダ付けする前に、各保持具10に各コイル線11の端部11Aを保持させている。詳しくは、各保持具10に各コイル線11の端部11Aを、ハンダ付け部13を挟む2箇所、即ち、位置P及び位置Qで保持させている。これによれば、ハンダ付けするに際し、手を使って端部11Aをハンダ付け部13に対して位置決めしておく必要がなくなるので、例えば、左手でハンダを持ち、右手でハンダゴテを操作できるようになり、もって、端部11Aをハンダ付け部13に効率よくハンダ付けできるようになる。
以下、図5から図8を参照して、保持具10について詳細に説明する。図5は、保持具10の斜視図である。図6は、保持具10の展開図である。
図5に示すように、保持具10は、2つの保持部20と、上連結部21と、下連結部22と、2つの圧入片23と、を有する。
図2及び図3に示すように、2つの保持部20は、ハンダ付け部13を間に挟むように配置されており、コイル線11の端部11Aの長手方向に沿って互いに対向している。
ここで、図2を参照して、高さ方向、対向方向、延伸方向を定義する。高さ方向、対向方向、延伸方向は、互いに直交する方向である。高さ方向は、保持具10が搭載される配線基板9の板厚方向である。対向方向は、2つの保持部20が互いに対向する方向である。延伸方向は、高さ方向及び対向方向に対して直交する方向である。
図5に戻り、各保持部20は、高さ方向で互いに対向すると共に互いに連結された上対向部30(第1対向部)と下対向部31(第2対向部)を含む。これにより、各保持部20は、延伸方向に開口するU字状に形成されている。
2つの保持部20は、上連結部21を介して連結している。具体的には、一方の保持部20の上対向部30の先端部30Eが、他方の保持部20の上対向部30の先端部30Eと上連結部21を介して連結している。
同様に、2つの保持部20は、下連結部22を介して連結している。具体的には、一方の保持部20の下対向部31の先端部31Eが、他方の保持部20の下対向部31の先端部31Eと下連結部22を介して連結している。
各圧入片23は、保持具10を配線基板9に搭載するのに用いられる。各圧入片23は、各保持部20の下対向部31から下方に向かって突出するように形成されている。そして、各圧入片23を図2に示す配線基板9の対応する圧入孔9Sに圧入することにより、保持具10が配線基板9に対して固定される。なお、図5において、圧入片23を省略し、保持具10の下対向部31を配線基板9の保持具搭載面9Bに接着剤等で固定してもよい。
図6には、保持具10の展開図を示している。図6に示すように、保持具10は、1枚の金属板Mを曲げ加工することにより形成される。金属板Mは、弾性板の一具体例である。金属板Mは、銅又は銅合金を錫メッキしたものである。弾性板としては、本実施形態の金属板Mに代えて、樹脂板としてもよい。
金属板Mは、隣接する第1領域40と第2領域41を含む。金属板Mには、第1領域40と第2領域41に跨るように矩形状の開口42が形成されている。そして、第1領域40と第2領域41が対向するように、第1領域40と第2領域41を区分する区分線43で金属板Mを曲げる。これにより、図5に示すような、2つの保持部20と上連結部21、下連結部22が同時に形成される。
次に、図7及び図8を参照して、各保持部20を詳細に説明する。
前述したように、各保持部20は、高さ方向で互いに対向し、互いに連結された上対向部30及び下対向部31を有する。図7に示すように、各保持部20は、上対向部30と下対向部31が連結した部分としての連結部分32を有する。従って、上対向部30は、連結部分32から延伸方向に沿って延びている。下対向部31も同様に、連結部分32から延伸方向に沿って延びている。上対向部30の延伸方向と下対向部31の延伸方向は、同一の方向である。上対向部30と下対向部31は、連結部分32において半円を描くように湾曲しながら互いに連結している。
上対向部30は、連結部分32から離れるにつれて下対向部31に近づく近接傾斜部30Aと、連結部分32から離れるにつれて下対向部31から離れる離間傾斜部30Bと、を含む。即ち、上対向部30は、連結部分32から離れるにつれて下対向部31に近づき、その後、下対向部31から離れるように形成されている。つまり、上対向部30は、側面視において、配線基板9に向かって凸となるV字状に形成され、配線基板9に向かって凸となる屈曲部33を有している。
一方、下対向部31は、延伸方向に沿って直線的に延びている。即ち、下対向部31は、配線基板9の保持具搭載面9Bに対して平行に延びている(図2を併せて参照)。
ここで、図7を参照して、高さ方向において上対向部30の近接傾斜部30Aと下対向部31によって区画され、延伸方向において連結部分32と屈曲部33の間の空間をコイル線保持空間34と定義する。また、上対向部30の屈曲部33と下対向部31との間の高さ方向における離間距離を距離D1とする。距離D1は、上対向部30と下対向部31の間の隙間の最小の寸法に相当している。また、近接傾斜部30Aと下対向部31との間の最大離間距離を距離D2とする。距離D2は、コイル線保持空間34の最大高さ寸法に相当している。
図7に示すように、保持部20の無負荷状態において、距離D1は、距離D2よりも短く、また、図8に示すコイル線11の線径11Dよりも短い。従って、図8に示すように、コイル線11の端部11Aを保持部20の開口20Aからコイル線保持空間34に向かって、即ち、延伸方向において保持部20に挿入すると、二点鎖線で示すように距離D1を拡大するように上対向部30が上方に変位する。そして、コイル線11の端部11Aがコイル線保持空間34に収容されると、上対向部30は保持部20の弾性復元力により下方に変位する。これにより、コイル線11の端部11Aは保持部20によって保持される。
なお、図7に示す距離D2はコイル線11の線径11Dよりも若干短くなるように設定されている。従って、図8に示すように、上対向部30が弾性復帰すると、コイル線11の端部11Aは、保持部20の弾性復元力により、上対向部30の近接傾斜部30Aと下対向部31に対して接触した状態となる。従って、コイル線11の端部11Aは、上対向部30と下対向部31によって弾性的に挟まれることにより、保持具10に固定されることになる。
ただし、コイル線11の端部11Aが上対向部30の近接傾斜部30Aと下対向部31の両方に対して接触することに代えて、例えば、下対向部31のみに接触するようにしてもよい。
上述した保持具10を用いることにより、図2に示すように、コイル線11の端部11Aは、ハンダ付け部13を跨ぐように保持具10に保持される。更に言えば、コイル線11の端部11Aは、ハンダ付け部13の近傍において、配線基板9の保持具搭載面9Bに対して平行に延びるように保持具10に保持される。
なお、図2に示すように、配線基板9には、各コイル8のコイル線11を配線基板9の保持具搭載面9B側に引き出すためのスリット50が形成されている。スリット50は、配線基板9の外周面9Cから保持具10に向かって延びるように形成されている。このスリット50によれば、コイル線11を配線基板9の外周面9Cよりも径方向内方で引き出すことができるので、例えば、作業員がステータ2を把持した際に作業員がコイル線11に触れることで、コイル線11が断線してしまう問題を回避できる。
以上に、本開示の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は以下の特徴を有している。
即ち、例えば、図2から図4に示すように、結線構造Wは、サーボモータ1(電動機)のコイル8を構成するコイル線11と、電極パターン12が形成された配線基板9と、配線基板9に搭載されてコイル線11を保持する保持具10と、を備える。コイル線11は、電極パターン12のハンダ付け部13にハンダ付けされている。保持具10は、ハンダ付け部13を挟む2箇所(位置P及び位置Q)でコイル線11を保持している。以上の構成によれば、保持具10にコイル線11を保持させた状態でコイル線11をハンダ付け部13にハンダ付けできるので、片手でコイル線11をハンダ付け部13に対して位置決めしながらコイル線11をハンダ付け部13にハンダ付けする場合と比較して、ハンダ付けの作業性が大幅に改善される。
また、付随的な効果として、コイル線11をハンダ付け部13にハンダ付けした後にコイル線11に外力が作用しても、コイル線11が保持具10によって保持されているので、外力の一部が保持具10に分散することにより、コイル線11がハンダ付け部13から剥がれ難くなる。
また、図2に示すように、保持具10は、コイル線11がハンダ付け部13を跨ぐようにコイル線11を保持している。以上の構成によれば、コイル線11をハンダ付け部13にハンダ付けする作業性が一層良好となる。
また、図2に示すように、保持具10は、コイル線11が配線基板9の保持具搭載面9Bに対して平行に延びるようにコイル線11を保持している。以上の構成によれば、コイル線11が配線基板9の保持具搭載面9Bに対して傾斜している場合と比較して、図4に示すように、コイル線11の長手方向においてハンダ14を均等に盛ることができる。
また、図2に示すように、保持具10は、ハンダ付け部13を間に挟むように配置された2つの保持部20を有する。以上の構成によれば、保持具10を簡素な構成で実現できる。
また、図6及び図8に示すように、各保持部20は、高さ方向(配線基板9の板厚方向)で対向すると共に互いに連結された上対向部30(第1対向部)及び下対向部31(第2対向部)を含むU字状の金属板M(弾性板)によって構成されている。コイル線11は、上対向部30及び下対向部31の間に保持されている。以上の構成によれば、保持部20を簡素な構成で実現できる。
なお、本実施形態では、2つの保持部20が何れも上対向部30及び下対向部31を含むとした。しかしながら、2つの保持部20のうち一方のみが上対向部30及び下対向部31を含み、他方が全く別の形態によりコイル線11を保持するようにしてもよい。
また、図8に示すように、コイル線11は、上対向部30及び下対向部31の両方に接触している。以上の構成によれば、コイル線11をハンダ付け部13にハンダ付けするまでの間、コイル線11の高さ方向におけるバタツキを抑制することができる。
また、コイル線11は、上対向部30及び下対向部31の両方に対して金属板Mの弾性復元力により接触している。以上の構成によれば、コイル線11の高さ方向におけるバタツキを一層効果的に抑制することができる。
また、図7に示すように、各保持部20には、上対向部30と下対向部31の連結部分32から離れるにつれて上対向部30と下対向部31が互いに近づくように構成されることで、連結部分32から離れるにつれて狭くなるコイル線保持空間34が形成されている。コイル線11はコイル線保持空間34に収容されて保持されている。以上の構成によれば、保持部20によって保持されたコイル線11の保持部20からの脱落を抑制することができる。
なお、コイル線保持空間34は、保持部20がコイル線11を保持した状態で、連結部分32から離れるにつれて狭くなることが好ましい。
また、図7及び図8に示すように、保持部20がコイル線11を保持した状態で、上対向部30と下対向部31の間の隙間の寸法である距離D1が、保持されたコイル線11の線径11Dよりも小さくなるように、連結部分32から離れるにつれて上対向部30と下対向部31が互いに近づくように構成されている。以上の構成によれば、保持部20によって保持されたコイル線11の保持部20からの脱落を一層効果的に抑制することができる。
また、図7に示すように、連結部分32から離れるにつれて上対向部30と下対向部31が互いに近づき、その後に互いに離れるように構成されている。以上の構成によれば、図8に示すように、コイル線11を保持部20のコイル線保持空間34に延伸方向で挿入し易くなる。
また、図5に示すように、2つの保持部20は、互いに連結している。以上の構成によれば、2つの保持部20の位置関係が安定する。
また、図5に示すように、2つの保持部20は、上対向部30及び下対向部31において互いに連結している。ただし、後述するように、2つの保持部20は、上対向部30と下対向部31のうち一方のみにおいて互いに連結してもよい。
また、図5に示すように、2つの保持部20は、上対向部30と下対向部31の連結部分32から離れた部分において互いに連結している。以上の構成によれば、図4に示すように、コイル線11の両側にハンダフィレットを問題なく形成できる。
また、図5に示すように、2つの保持部20は、上対向部30の先端部30E(先端)と下対向部31の先端部31E(先端)の両方において互いに連結している。ただし、後述するように、2つの保持部20は、上対向部30の先端部30Eと下対向部31の先端部31Eのうち一方のみにおいて互いに連結してもよい。
また、図3から図5に示すように、2つの保持部20は、コイル線11を挟んで、上対向部30と下対向部31の連結部分32と反対側の部分において互いに連結している。以上の構成によれば、図4に示すように、コイル線11の両側にハンダフィレットを問題なく形成できる。
また、図3に示すように、コイル線11は、2つの保持部20の間において保持具10に覆われることなく露出している。以上の構成によれば、図4に示すように、コイル線11の両側にハンダフィレットを問題なく形成できる。
また、図5及び図6に示すように、保持具10は、U字状に湾曲する金属板M(弾性板)を含む。U字状の金属板Mは、互いに対向する第1領域40と第2領域41を有する。金属板Mには、第1領域40と第2領域41に跨るように延びる開口42が形成されている。そして、図4に示すように、開口42の内側においてコイル線11がハンダ付け部13にハンダ付けされている。以上の構成によれば、保持具10を簡素な構成で実現できる。
なお、図9に示すように、保持具10は、複数のコイル線11の端部11Aを保持してもよい。
(第1変形例)
次に、図10を参照して、第1変形例を説明する。以下、本変形例が上記実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
例えば、図5に示すように、上記実施形態では、2つの保持部20が上連結部21及び下連結部22によって相互に連結している。これに対し、本変形例では、図10に示すように、上連結部21及び下連結部22が省略されており、2つの保持部20が互いに連結されず分離している。しかしながら、本変形例でも、保持具10はハンダ付け部13を挟む2箇所でコイル線11を保持できるので、コイル線11をハンダ付け部13に効率よくハンダ付けできる。
(第2変形例)
次に、図11を参照して、第2変形例を説明する。以下、本変形例が上記実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
本変形例では、図11に示すように、前述の下連結部22が省略されており、2つの保持部20は上連結部21を介して連結している。本変形例でも、保持具10はハンダ付け部13を挟む2箇所でコイル線11を保持できるので、コイル線11をハンダ付け部13に効率よくハンダ付けできる。
(第3変形例)
次に、図12を参照して、第3変形例を説明する。以下、本変形例が上記実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
本変形例では、図12に示すように、前述の上連結部21が省略されており、2つの保持部20は下連結部22を介して連結している。本変形例でも、保持具10はハンダ付け部13を挟む2箇所でコイル線11を保持できるので、コイル線11をハンダ付け部13に効率よくハンダ付けできる。
(第4変形例)
次に、図13を参照して、第4変形例を説明する。以下、本変形例が上記第3変形例と相違する点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
本変形例では、図13に示すように、2つの保持部20を異なる形状としている。具体的には、一方の保持部20の距離D2が、他方の保持部20の距離D2よりも長く設定されている。距離D2は、保持部20のコイル線11を保持しない無負荷状態において、コイル線保持空間34の最大高さ寸法に相当している。以上の構成によれば、様々な線径を有するコイル線11を問題なく保持できるようになる。
(第5変形例)
次に、図14を参照して、第5変形例を説明する。以下、本変形例が上記実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
本変形例では、図14に示すように、2つの保持部20が連結部分32において互いに連結している。即ち、保持具10は、各保持部20の連結部分32同士を連結する基端連結部51を有する。本変形例でも、保持具10はハンダ付け部13を挟む2箇所でコイル線11を保持できるので、コイル線11をハンダ付け部13に効率よくハンダ付けできる。
(第6変形例)
次に、図15を参照して、第6変形例を説明する。以下、本変形例が上記第5変形例と相違する点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
本変形例では、図15に示すように、上連結部21及び下連結部22が省略されている。本変形例でも、保持具10はハンダ付け部13を挟む2箇所でコイル線11を保持できるので、コイル線11をハンダ付け部13に効率よくハンダ付けできる。
(第7変形例)
次に、図16を参照して、第7変形例を説明する。以下、本変形例が上記第1実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
図16に示すように、本変形例においてハンダ14は、各保持部20の下対向部31を覆うように設けられている。また、ハンダ14は、2つの保持部20の間を埋めるように設けられている。また、保持具10は、銅又は銅合金から成る金属板である。以上の構成によれば、コイル線11から電極パターン12に至るまでの導体断面積が大きく確保されるので、コイル線11と電極パターン12との間の電気抵抗を低減できると共に、コイル線11と電極パターン12との電気的な接続安定性に寄与する。
1 サーボモータ(電動機)
2 ステータ
3 ロータ
4 ステータサブアセンブリ
5 フレーム
6 ステータコア
6A コア本体
6B 歯部
7 インシュレータ
8 コイル
9 配線基板
9A コア対向面
9B 保持具搭載面
9C 外周面
9S 圧入孔
10 保持具
11 コイル線
11A 端部
11D 線径
12 電極パターン
13 ハンダ付け部
14 ハンダ
20 保持部
20A 開口
21 上連結部
22 下連結部
23 圧入片
30 上対向部(第1対向部)
30A 近接傾斜部
30B 離間傾斜部
30E 先端部(先端)
31 下対向部(第2対向部)
31E 先端部(先端)
32 連結部分
33 屈曲部
34 コイル線保持空間
40 第1領域
41 第2領域
42 開口
43 区分線
50 スリット
51 基端連結部
D1 距離
D2 距離
M 金属板(弾性板)
P 位置
Q 位置
W 結線構造

Claims (20)

  1. 電動機のコイルを構成するコイル線と、
    電極パターンが形成された配線基板と、
    前記配線基板に搭載されて前記コイル線を保持する保持具と、
    を備え、
    前記コイル線は、前記電極パターンのハンダ付け部にハンダ付けされており、
    前記保持具は、前記ハンダ付け部を挟む2箇所で前記コイル線を保持している、
    結線構造。
  2. 請求項1に記載の結線構造であって、
    前記保持具は、前記コイル線が前記ハンダ付け部を跨ぐように前記コイル線を保持している、
    結線構造。
  3. 請求項1又は2に記載の結線構造であって、
    前記保持具は、前記コイル線が前記配線基板の前記保持具が搭載された保持具搭載面に対して平行に延びるように前記コイル線を保持している、
    結線構造。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の結線構造であって、
    前記保持具は、前記ハンダ付け部を間に挟むように配置された2つの保持部を有する、
    結線構造。
  5. 請求項4に記載の結線構造であって、
    前記2つの保持部の少なくとも何れか一方は、前記配線基板の板厚方向で対向すると共に互いに連結された第1対向部及び第2対向部を含むU字状の弾性板によって構成されており、
    前記コイル線は、前記第1対向部及び前記第2対向部の間に保持されている、
    結線構造。
  6. 請求項5に記載の結線構造であって、
    前記コイル線は、前記第1対向部と前記第2対向部の両方に接触している、
    結線構造。
  7. 請求項5に記載の結線構造であって、
    前記コイル線は、前記第1対向部と前記第2対向部の両方に対して前記弾性板の弾性復元力により接触している、
    結線構造。
  8. 請求項5から請求項7までの何れか1項に記載の結線構造であって、
    前記第1対向部と前記第2対向部の連結部分から離れるにつれて前記第1対向部と前記第2対向部が互いに近づくように構成されることで、前記連結部分から離れるにつれて狭くなるコイル線保持空間が形成されており、
    前記コイル線は前記コイル線保持空間に収容されて保持されている、
    結線構造。
  9. 請求項8に記載の結線構造であって、
    前記第1対向部と前記第2対向部の間の隙間の寸法が、保持された前記コイル線の線径よりも小さくなるように、前記連結部分から離れるにつれて前記第1対向部と前記第2対向部が互いに近づくように構成されている、
    結線構造。
  10. 請求項8又は9に記載の結線構造であって、
    前記連結部分から離れるにつれて前記第1対向部と前記第2対向部が互いに近づき、その後に互いに離れるように構成されている、
    結線構造。
  11. 請求項5から請求項10までの何れか1項に記載の結線構造であって、
    前記2つの保持部は、互いに連結している、
    結線構造。
  12. 請求項11に記載の結線構造であって、
    前記2つの保持部は、前記第1対向部と前記第2対向部のうち少なくとも何れか一方において互いに連結している、
    結線構造。
  13. 請求項11に記載の結線構造であって、
    前記2つの保持部は、前記第1対向部と前記第2対向部の連結部分から離れた部分において互いに連結している、
    結線構造。
  14. 請求項11に記載の結線構造であって、
    前記2つの保持部は、前記第1対向部の先端と前記第2対向部の先端のうち少なくとも何れか一方において互いに連結している、
    結線構造。
  15. 請求項11に記載の結線構造であって、
    前記2つの保持部は、前記コイル線を挟んで、前記第1対向部と前記第2対向部の連結部分と反対側の部分において互いに連結している、
    結線構造。
  16. 請求項11に記載の結線構造であって、
    前記コイル線は、前記2つの保持部の間において前記保持具に覆われることなく露出している、
    結線構造。
  17. 請求項8から請求項10までの何れか1項に記載の結線構造であって、
    前記2つの保持部のそれぞれに前記コイル線保持空間が形成されており、
    前記コイル線を保持しない無負荷状態において、前記2つの保持部の前記コイル線保持空間の最大高さ寸法が互いに異なっている、
    結線構造。
  18. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の結線構造であって、
    前記保持具は、U字状に湾曲する弾性板を含み、
    前記U字状の弾性板は、互いに対向する第1領域と第2領域を有し、
    前記弾性板には、前記第1領域と前記第2領域に跨るように延びる開口が形成されており、
    前記開口の内側において前記コイル線が前記ハンダ付け部にハンダ付けされている、
    結線構造。
  19. 請求項1から請求項18までの何れか1項に記載の結線構造であって、
    前記保持具は、前記コイル線を複数保持している、
    結線構造。
  20. 請求項1から請求項19までの何れか1項に記載の結線構造を備えた電動機。
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