JP2003180047A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2003180047A
JP2003180047A JP2001374052A JP2001374052A JP2003180047A JP 2003180047 A JP2003180047 A JP 2003180047A JP 2001374052 A JP2001374052 A JP 2001374052A JP 2001374052 A JP2001374052 A JP 2001374052A JP 2003180047 A JP2003180047 A JP 2003180047A
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JP
Japan
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circuit board
holding
winding
brushless motor
stator
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JP2001374052A
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Fumio Fukuno
史生 福野
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を少なくして組付け工数を低減するこ
とができるブラシレスモータを提供する。 【解決手段】ティース5bを絶縁被覆する第1センター
ピース4の制御回路基板3の近傍位置には、巻線7の接
続部7aを該回路基板3に接触するように保持する保持
片4dが一体に形成されている。そして、その保持片4
dにて保持された巻線7の接続部7aと該回路基板3と
が直接半田付けされ、その半田8により巻線7と回路基
板3とが電気的に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスモータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータは、ハウジング内に該
モータを制御する制御回路基板を備えており、例えば、
実開平6−57062号公報に示されているように、そ
の制御回路基板と巻線とが接続されている。即ち、この
公報においては、巻線の終端部が導電性材料よりなるピ
ンの一端に巻き付けられて半田付けされるとともに、そ
のピンの他端が回路基板の接続部分に対して半田付けさ
れ、巻線と回路基板とがピンを介して互いに電気的に接
続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、1つの巻線
の終端部を回路基板と接続する場合、2度半田付けを行
うひつようがあるため、その接続作業が煩雑であるとと
もに、ステータ(モータ)の組付け工数が増加する。
又、その接続にピンを使用しているので、ステータ(モ
ータ)の部品点数が多くなり、その分、組付け工数が増
加する。これにより、モータのコストが高くなるという
問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、部品点数を少なくし
て組付け工数を低減することができるブラシレスモータ
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、ティースを有するステー
タコアと、該ステータコアに装着されティースを絶縁被
覆する絶縁部材と、該絶縁部材にて絶縁被覆されたティ
ースに巻回される巻線とを有するステータと、前記巻線
の接続部と接続し、該巻線に供給する駆動電源を制御す
る制御回路基板と、を備えたブラシレスモータであっ
て、前記絶縁部材における前記制御回路基板の近傍位置
には、前記巻線の接続部を該回路基板に接触するように
保持する保持部が一体に備えられ、その保持部にて保持
された前記巻線の接続部と該回路基板を直接半田付けす
るようにした。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のブラシレスモータにおいて、前記保持部は、前記絶縁
部材に一体に形成されている。請求項3に記載の発明
は、請求項1又は2に記載のブラシレスモータにおい
て、前記保持部は、前記巻線の接続部の接続を行う箇所
に一対備えられ、その一対の保持部に該接続部を掛け渡
して保持するとともに、その一対の保持部間に位置する
該接続部が前記制御回路基板と半田付けされる。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記
保持部は、前記巻線の接続部を狭持すべく端部から切り
欠かれた狭持溝が形成されている。
【0008】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記
ステータは、前記制御回路基板上に支持されている。請
求項6に記載の発明は、請求項5に記載のブラシレスモ
ータにおいて、前記保持部は、前記制御回路基板側に延
びるとともに、該回路基板には、その保持部の先端が嵌
挿される嵌挿孔が形成されており、その嵌挿孔に前記保
持部の先端が嵌挿されることにより、該回路基板に対し
て前記ステータの位置決めがなされる。
【0009】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
ティースを絶縁被覆する絶縁部材の制御回路基板の近傍
位置には、巻線の接続部を該回路基板に接触するように
保持する保持部が一体に備えられ、その保持部にて保持
された巻線の接続部と該回路基板とが直接半田付けされ
る。従って、巻線の接続部を直接、回路基板に半田付け
するようにしたので、巻線と回路基板とを接続するため
の特別な部品が必要なく、ステータを構成する部品点数
が少なくてすみ、その分、組付け工数も少なくなる。
又、1つの接続部に対して半田付けする箇所が1箇所で
すむので、その接続作業が容易になるとともに、このこ
とによっても組付け工数が少なくなる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、保持部は
絶縁部材に一体に形成されるので、部品点数、組み付け
工数をより少なくすることができる。請求項3に記載の
発明によれば、保持部は、巻線の接続部の接続を行う箇
所に一対備えられ、その一対の保持部に該接続部が掛け
渡して保持され、その一対の保持部間に位置する該接続
部が制御回路基板と半田付けされる。従って、一対の保
持部にて保持することで巻線の接続部を安定して保持す
ることができ、接続作業を容易とすることができる。
【0011】請求項4に記載の発明によれば、保持部
は、巻線の接続部を狭持すべく端部から切り欠かれた狭
持溝が形成される。従って、巻線の接続部を保持する手
段を容易に形成することができる。
【0012】請求項5に記載の発明によれば、ステータ
は制御回路基板上に支持されるので、特別な支持部材を
必要としない。請求項6に記載の発明によれば、保持部
は、制御回路基板側に延びるとともに、該回路基板に
は、その保持部の先端が嵌挿される嵌挿孔が形成されて
おり、その嵌挿孔に保持部の先端が嵌挿されることによ
り、該回路基板に対してステータが位置決めされる。従
って、巻線の接続部を保持する保持部によりステータの
位置決めを行うことができるので、該ステータを位置決
めする手段を特別に必要としない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1及び図2は、アウタ
ロータ型のブラシレスモータ1を示す。ブラシレスモー
タ1は、車両用空調装置の送風用モータとして用いられ
る。
【0014】ブラシレスモータ1のステータ2は、該モ
ータ1の回転を制御する制御回路基板3上に支持されて
組み付けられる。即ち、該制御回路基板3上には、ステ
ータ2を構成する合成樹脂よりなる第1センターピース
4が組み付けられる。第1センターピース4は、制御回
路基板3に固定するための円環状の固定部4aと、該固
定部4aから軸方向上方に延びる円筒部4bと、該円筒
部4bの軸方向略中央部から径方向外側に延びるティー
ス被覆部4cとを備えている。このティース被覆部4c
は、後述するティース5bと対応して周方向に所定の間
隔を以って6つ設けられている(図1及び図2において
は、2つのみ図示)。
【0015】前記第1センターピース4の円筒部4bに
は、磁性材料よりなるステータコア5が組み付けられ
る。ステータコア5は、複数枚のコア材が軸方向に積層
される積層型のコアである。ステータコア5は、第1セ
ンターピース4の円筒部4bと嵌合する嵌合孔5aが軸
方向に貫通形成されている。又、ステータコア5は、図
3に示すように、径方向外側に延びて周方向に所定の間
隔を以って配置される6つのティース5bを有してい
る。
【0016】前記ステータコア5及び前記第1センター
ピース4には、合成樹脂よりなる第2センターピース6
が組み付けられる。第2センターピース6は、円環状の
基部6aと、該基部6aから軸方向下方に延びて第1セ
ンターピース4の円筒部4bに嵌挿される円筒部6b
と、該円筒部6bの軸方向略中央部から径方向外側に延
びるティース被覆部6cとを備えている。このティース
被覆部6cは、前記第1センターピース4のティース被
覆部4cと同様に、ティース5bと対応して周方向に所
定の間隔を以って6つ設けられている。
【0017】第2センターピース6の基部6a及び円筒
部6bの内周部には、後述するロータ10の回転軸部1
1cを回転可能に支持するための軸受部6dが一体に形
成されている。この軸受部6dは、内側に突出した形状
をなしている。又、基部6a上面の外周縁には、円環状
のロータ接触部6eが形成されている。ロータ接触部6
eは、断面半球状をなしている。
【0018】そして、図4に示すように、これら第1,
第2センターピース4,6とステータコア5とを組み付
け、前記制御回路基板3を組み付ける前の状態におい
て、ティース被覆部4c,6cにて絶縁被覆されたティ
ース5bに巻線7が巻回される。巻線7は、制御回路基
板3と電気的に接続され、該回路基板3から駆動電源が
供給される。
【0019】ここで、図3〜図7に示すように、第1セ
ンターピース4における所定の4つのティース被覆部4
cの外周面には、巻線7の接続部7aを保持する一対の
保持片4dがそれぞれ一体に形成されている。各保持片
4dは、互いに周方向に所定の間隔を有しており、それ
ぞれ径方向外側かつ軸方向下方に延びる板状をなしてい
る。保持片4dの下方先端部には、その下端部から軸方
向上方に切り欠かれた狭持溝4eが形成されている。こ
の狭持溝4eには巻線7の接続部7aが狭持され、一対
の保持片4d間に該接続部7aが掛け渡されて保持され
る。
【0020】これに対し、前記制御回路基板3には、保
持片4dの先端部が嵌挿される嵌挿孔3aが該保持片4
dに対応した位置に形成されている。尚、この制御回路
基板3は、各図において配線パターンや素子が省略して
ある。そして、この嵌挿孔3aに保持片4dを嵌挿させ
ることで、ステータ2が回路基板3上に位置決めされて
いる。
【0021】ここで、制御回路基板3上にステータ2を
組み付けた場合に、保持片4dにて保持された巻線7の
接続部7aが制御回路基板3上に接触するように該保持
片4d及び狭持溝4eの寸法が設定されている。そし
て、一対の保持片4d間に位置する接続部7aが制御回
路基板3と半田付けされ、その半田8により巻線7と該
回路基板3とが電気的に接続される。つまり、本実施形
態では、巻線7の接続部7aを直接、制御回路基板3に
接続するようにしたので、巻線7と回路基板3とを接続
するための部品が必要ない。又、1つの接続部7aに対
して1度の半田付けで巻線7と回路基板3との接続が可
能である。
【0022】一方、ブラシレスモータ1のロータ10
は、磁性材料よりなるロータヨーク11を備えている。
ロータヨーク11は、前記ステータ2を覆うように一端
が閉止された略円筒状をなしており、一端を閉止する部
分を円板部11a、その円板部11aの外周縁から下方
に円筒状に延びる部分をマグネット固定部11bとして
いる。尚、このようなロータヨーク11は、本実施形態
では、プレス加工により形成されている。マグネット固
定部11bの内周面には、周方向に多極着磁されたマグ
ネット12が固定されている。
【0023】前記ロータヨーク11の円板部11aの回
転中心部には、軸方向下方に円筒状に延びる回転軸部1
1cが一体に形成されている。回転軸部11cは、前記
第2センターピース6の軸受部6d内に挿入され、該回
転軸部11cによりロータ10が回転可能に支持され
る。
【0024】又、前記円板部11aにおける回転軸部1
1cの周囲には、固定爪11dが周方向に等間隔に4つ
形成されている(図1では2つ、図2では3つ図示)。
固定爪11dは、円板部11aから軸方向上方に切り起
こされて形成されている。又、円板部11aには、その
固定爪11dが切り起こされた部位に孔が形成され、こ
の孔を通気孔11eとしている。
【0025】そして、このようなロータ10は、円板部
11aの内側面と第2センターピース6のロータ接触部
6eが接触するまで回転軸部11cを軸受部6d内に挿
入した後、該回転軸部11cの先端部内にネジ13が螺
入される。ネジ13は、一般的に用いられる雄ネジであ
って、軸受部6dの内径より大きい直径を有する頭部1
3aを有している。そのため、該ネジ13によりロータ
10の軸方向への抜け止めがなされる。
【0026】前記ロータ10には、合成樹脂よりなるフ
ァン15が組み付けられる。ファン15は、前記ロータ
10を覆うように一端が閉止された略円筒状をなした基
部15aを有している。基部15aの中心部には、前記
ロータヨーク11の円筒状の回転軸部11cに嵌合する
嵌合凸部15bが形成されている。この嵌合凸部15b
は、ロータヨーク11と軸線を一致させるために設けら
れている。又、嵌合凸部15bの周囲には、ロータヨー
ク11の円板部11aの上面と当接する円環状の環状凸
部15cを有している。つまり、嵌合凸部15bとその
周囲の環状凸部15cとにより、ファン15はロータヨ
ーク11(ロータ10)に対して安定して支持されるよ
うになっている。
【0027】又、前記環状凸部15cの外側には、前記
ロータヨーク11の固定爪11dを挿入するための挿入
孔15dが該固定爪11dに対応して周方向に等間隔に
4つ形成されている(図1及び図2においては、2つの
み図示)。又、基部15aの下端部には、径方向外側に
延びるフランジ部15eを備えている。フランジ部15
eの外周縁には、複数枚のフィン15fが形成されてい
る。
【0028】そして、このようなファン15は、嵌合凸
部15bをロータヨーク11の円筒状の回転軸部11c
に嵌挿するとともに、該ヨーク11の固定爪11dを挿
入孔15dに挿入する。その後、その挿入した固定爪1
1dの先端を例えば図1のように内側に折り曲げてかし
めることにより、ファン15は、ロータヨーク(ロータ
10)と一体回転するように該ヨーク11に対して固定
される。
【0029】このように構成されたブラシレスモータ1
は、制御回路基板3から巻線7に駆動電源が供給される
とステータ2に回転磁界が発生し、その回転磁界により
ロータ10が回転しファン15が回転して、送風動作が
行われる。このとき、図1の矢印Aに示すように、風の
一部がロータ10の外側面とファン15の基部15aの
内側面との間に流れ込んで来る。すると、その風は、環
状凸部15cの外周面に当たり、固定爪11dを切り起
こすことにより形成された通気孔11eを介してロータ
10内部に冷却風として導入され、モータ1の内部が冷
却されるようになっている。
【0030】上記したように、本実施形態のブラシレス
モータ1は、以下のような特徴を有している。 (1)ティース5bを絶縁被覆する第1センターピース
4の制御回路基板3の近傍位置には、巻線7の接続部7
aを該回路基板3に接触するように保持する保持片4d
が一体に形成され、その保持片4dにて保持された巻線
7の接続部7aと該回路基板3とが直接半田付けされ
る。従って、巻線7の接続部7aを直接、回路基板3に
半田付けするようにしたので、巻線7と回路基板3とを
接続するための特別な部品が必要なく、ステータ2を構
成する部品点数が少なくてすみ、その分、組付け工数も
少なくすることができる。又、1つの接続部7aに対し
て半田付けする箇所が1箇所ですむので、その接続作業
を容易とすることができ、このことによっても組付け工
数を少なくすることができる。その結果、ブラシレスモ
ータ1の低コスト化に貢献することができる。
【0031】(2)保持片4dは第1センターピース4
に一体に形成されているので、部品点数、組み付け工数
をより少なくすることができる。 (3)保持片4dは、巻線7の接続部7aの接続を行う
箇所に一対備えられ、その一対の保持片4dに該接続部
7aが掛け渡して保持され、その一対の保持片4d間に
位置する該接続部7aが制御回路基板3と半田付けされ
る。従って、一対の保持片4dにて保持することで巻線
7の接続部7aを安定して保持することができ、接続作
業を容易とすることができる。
【0032】(4)保持片4dは、巻線7の接続部7a
を狭持すべく端部から切り欠かれた狭持溝4eが形成さ
れている。従って、巻線7の接続部7aを保持する手段
を容易に形成することができる。
【0033】(5)ステータ2は、制御回路基板3上に
支持されている。従って、ステータ2を支持するための
特別な支持部材を必要としない。 (6)保持片4dは、制御回路基板3側に延びるととも
に、該回路基板3には、その保持片4dの先端が嵌挿さ
れる嵌挿孔3aが形成されている。そして、その嵌挿孔
3aに保持片4dの先端が嵌挿されることにより、該回
路基板3に対してステータ2が位置決めされる。従っ
て、巻線7の接続部7aを保持する保持片4dによりス
テータ2の位置決めを行うことができるので、該ステー
タ2を位置決めする手段を特別に必要としない。
【0034】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、各図に示すような構成の保持片4
dにて巻線7の接続部7aを保持するようにしたが、該
接続部7aを保持する保持部はこの構成に限定されるも
のではなく、適宜変更してもよい。
【0035】例えば、保持部(保持片4d)を第1セン
ターピース4と別体として、組み付ける構成としてもよ
い。又、1つの接続部7aに対して一対の保持部(保持
片4d)を設けたが、1つであってもよい。
【0036】又、保持部(保持片4d)の先端部を回路
基板3の嵌挿孔3aに嵌挿してステータ2の位置決めを
行うようにしたが、保持部(保持片4d)を回路基板3
の嵌挿孔3aに挿入しない構成としてもよい。この場
合、嵌挿孔3aを省略することができる。
【0037】又、保持部(保持片4d)に形成した狭持
溝4eを下端部から軸方向上方に延びる形状としたが、
その他の形状としてもよい。又、溝4e以外で接続部7
aを保持する手段を形成してもよい。
【0038】○上記実施形態では、ロータヨーク11を
プレス加工により形成したが、切削加工により形成する
ようにしてもよい。 ○上記実施形態では、回転軸部11cを円筒状とした
が、円柱状であってもよい。この場合、ロータ10の抜
け止めを行う手段を変更する必要がある。例えば、ネジ
13を雄ネジから雌ネジに変更して対応する。
【0039】○上記実施形態では、ロータ10の抜け止
めを行う手段をネジ13としたが、これ以外の手段を用
いて抜け止めを行うようにしてもよい。例えば、ネジ以
外の部材を回転軸部11cの先端部に装着したり、その
先端部を加工する等して抜け止めを行うようにしてもよ
い。
【0040】○上記実施形態では、ロータヨーク11の
固定爪11dを挿入孔15dに挿入し、その挿入した固
定爪11dの先端を内側に折り曲げてかしめることによ
り、ファン15をロータヨークに固定するようにした
が、ファン15の挿入孔15dを小さくし、固定爪11
dを圧入するようにしてもよい。
【0041】又、ファン15を固定するための固定手段
をロータヨーク11に切り起こしてなる固定爪11dと
したが、この構成に限定されるものではない。例えば、
ファン15側に突起を設け、ロータヨーク11にその突
起が挿入又は圧入される孔を設けるようにしてもよい。
【0042】○上記実施形態では、ファン15の嵌合凸
部15bをロータヨーク11の円筒状の回転軸部11c
に嵌合させて相互の軸線を一致させるようにしたが、回
転軸部11cをファン15側に突出させ、その突出部に
嵌合する孔をファン15に形成するようにしてもよい。
【0043】○上記実施形態のブラシレスモータ1の構
成を適宜変更してもよい。例えば、ステータ2やロータ
ヨーク11の形状、回路基板3の配置等、上記実施形態
に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。例え
ば、ステータ2を回路基板3上に支持するようにした
が、別に支持部材を設け、その支持部材にステータ2及
び回路基板3を支持するようにしてもよい。又、対をな
すセンターピース4,6(絶縁部材)を用いたが、1つ
のセンターピース(絶縁部材)で構成してもよい。又、
ファン15の形状も適宜変更してもよい。
【0044】○上記実施形態では、送風用モータである
ファン15を備えたブラシレスモータ1に実施したが、
その他のブラシレスモータに実施してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
部品点数を少なくして組付け工数を低減することができ
るブラシレスモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のブラシレスモータの断面図であ
る。
【図2】 ブラシレスモータの分解断面図である。
【図3】 ステータの平面図である。
【図4】 ステータと回路基板とを組み付ける前の断面
図である。
【図5】 ステータと回路基板とを組み付ける前の図3
のB矢視図である。
【図6】 ステータと回路基板とを組み付けた状態を示
す図3のB矢視図である。
【図7】 巻線と回路基板との接続状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
2…ステータ、3…制御回路基板、3a…嵌挿孔、4…
絶縁部材を構成する第1センターピース、4d…保持部
としての保持片、4e…狭持溝、5a…ステータコア、
5b…ティース、7…巻線、7a…接続部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ティースを有するステータコアと、該ス
    テータコアに装着されティースを絶縁被覆する絶縁部材
    と、該絶縁部材にて絶縁被覆されたティースに巻回され
    る巻線とを有するステータと、 前記巻線の接続部と接続し、該巻線に供給する駆動電源
    を制御する制御回路基板と、を備えたブラシレスモータ
    であって、 前記絶縁部材における前記制御回路基板の近傍位置に
    は、前記巻線の接続部を該回路基板に接触するように保
    持する保持部が一体に備えられ、その保持部にて保持さ
    れた前記巻線の接続部と該回路基板とを直接半田付けす
    るようにしたことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブラシレスモータにお
    いて、 前記保持部は、前記絶縁部材に一体に形成されているこ
    とを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のブラシレスモー
    タにおいて、 前記保持部は、前記巻線の接続部の接続を行う箇所に一
    対備えられ、その一対の保持部に該接続部を掛け渡して
    保持するとともに、その一対の保持部間に位置する該接
    続部が前記制御回路基板と半田付けされることを特徴と
    するブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のブ
    ラシレスモータにおいて、 前記保持部は、前記巻線の接続部を狭持すべく端部から
    切り欠かれた狭持溝が形成されていることを特徴とする
    ブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブ
    ラシレスモータにおいて、 前記ステータは、前記制御回路基板上に支持されている
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のブラシレスモータにお
    いて、 前記保持部は、前記制御回路基板側に延びるとともに、
    該回路基板には、その保持部の先端が嵌挿される嵌挿孔
    が形成されており、その嵌挿孔に前記保持部の先端が嵌
    挿されることにより、該回路基板に対して前記ステータ
    の位置決めがなされることを特徴とするブラシレスモー
    タ。
JP2001374052A 2001-12-07 2001-12-07 ブラシレスモータ Pending JP2003180047A (ja)

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