JP2007043249A - ミキシング装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract


【課題】 或る入力ポートのゲイン調整に応じて、そのパッチ先のチャンネルのアッテネータを自動調整する。
【解決手段】 ディジタルミキサは、ゲイン調整可能な複数の入力ポートと信号を処理する複数の入力チャンネルを具え、各入力ポートの信号は入力パッチを介して任意の入力チャンネルに割り当てられる。各入力チャンネルにはアッテネータが設けられており、当該チャンネルで受ける信号のレベルを制御できる。或る入力ポートkのゲイン調整に応じて、当該入力ポートのゲイン値が更新され(ステップS1)、当該入力ポートkのパッチ先の第i入力チャンネルにて自動ゲイン調整機能がオンであれば(ステップS2〜S4)、第i入力チャンネルのアッテネータ値を該ゲイン値の変化量を打ち消すよう自動調整する(ステップS5)。入力ポートkのパッチ先の全ての入力chにこの処理を行なう(ステップS6,S7)。
【選択図】 図5

Description

この発明は、オーディオ信号のミキシングを行うミキシング装置及びそのプログラムに関する。
周知のとおり、ミキサ(ミキシング装置)は、所定の複数のミキシングバスを有し、該ミキシングバスにおいて複数のオーディオ信号を任意の音量レベルで混合する装置である。また、ディジタルミキサはディジタル信号処理によってミキシング処理や効果付与等のミキシング装置における各種動作を行う装置である。ディジタルミキサにおいて、複数の入力ポートから入力される楽音やディジタルオーディオ信号などのオーディオ信号は所定の複数の入力系チャンネルのうちの任意のチャンネルに割り当てて供給される。各入力系チャンネルは、当該チャンネルに割り当てられた信号の特性やレベルを調整した後に、この信号を任意のミキシングバスに供給する。各ミキシングバスは、供給された複数のディジタル信号をミキシングし、該ミキシングされた信号を各ミキシングバスに対応する出力系チャンネルへ供給する。出力系チャンネルでは、供給されたディジタル信号の特性やレベルを調整し、これを外部に出力する。この種のディジタルオーディオミキサの一例として、本出願人が発売するディジタルミキサ:製品名「PM1D」がある(例えば、下記非特許文献1参照)。
この明細書中では、入力ポートの信号を各入力系チャンネルに割り当てること或いは出力系チャンネルの出力信号を各出力ポートに割り当てることを「パッチ」といい、その設定データを「パッチデータ」と称する。入力ポートから供給される信号の入力系チャンネルに対する信号の割り当て(パッチ)は「入力パッチ」によって行なわれ、また、出力系チャンネルから出力される信号の出力ポートに対する割り当て(パッチ)は「出力力パッチ」によって行なわれる。
http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/mixers/PM1D_ManagerJ.pdf
上記製品名「PM1D」等のディジタルミキサには、アナログオーディオ信号を入力するためのアナログ入力ポートや、ディジタルオーディオ信号を入力するためのディジタル入力ポートなど、複数の入力ポートが具備される。
アナログ入力ポートにはゲイン可変アンプとAD変換器が具備されている。入力ポートに入力されたアナログ信号はその振幅レベルをゲイン可変アンプにて適宜調整された後にAD変換器によりディジタル信号に変換される。そして、ディジタル変換された信号が入力パッチを介して当該アナログ入力ポートのパッチ先の入力系チャンネルに供給される。また、ディジタル入力ポートは、AES/EBU,ADAT,TDIFなど各種規格のオーディオ用ディジタルI/Oや、Cobranet(TM),mLAN(TM)などのオーディオネットワークI/Oによって構成されるものであり、これは1本のケーブルで複数のディジタルオーディオ信号を入力しうる。
ユーザは、アナログ入力ポートのゲイン制御機構により、AD変換後のディジタル信号のレベルが小さ過ぎず、且つ、AD変換器に対する過大入力やゲインのとり過ぎによって信号がクリップしないよう最適なレベルに調整できる。しかし、アナログ入力ポートのゲイン調整を行うと、当該アナログ入力ポートのパッチ先となる入力系チャンネルで処理する信号、すなわち、パッチ先の入力系チャンネルを経由してミキシングパスに供給される信号のレベルが変化してしまい、信号のミキシングレベルの比率に影響が出てしまう。
各入力系チャンネルの入力段には、当該チャンネルに入力される信号のレベルを減衰又は増幅するアッテネータというレベル制御機構が装備されている。アッテネータは当該入力系チャンネルが受けるオーディオ信号のレベルを、後段に設けられたEQ等の効果を考慮しつつ適宜に調整するために設けられている。
前記アナログ入力ポートのゲイン調整を行った場合に、例えば、該アナログ入力ポートのパッチ先となる入力系チャンネルのアッテネータが前記ゲイン調整による変化を打ち消すように調整されれば、信号のミキシング比は変化しない。しかしながら、従来の装置においては、入力ポートのゲイン調整と入力系チャンネルのアッテネータの調整との相互の連動について考慮されていなかったので、この調整はユーザの手作業によって行なわれていた。一方で、入力ポートのゲイン調整と入力系チャンネルのアッテネータ調整とを自動的に連動させる構成を考えるに、前述の通り、入力ポートと入力系チャンネルとは入力パッチを介して任意に結線され、且つ、1つの入力ポートから複数のパッチ先の入力系チャンネルに結線される場合もある。また、アッテネータの調整に応じて入力ポートのゲイン調整が行なわれてしまうことは、上述のアッテネータの目的に鑑みて不合理である。よって、入力ポートのゲイン調整と入力系チャンネルのアッテネータ調整とを単純に相互連動させるだけの構成では不十分である。
この発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、入力ポートのゲイン調整を行った場合にも、当該入力ポートのパッチ先の入力チャンネルでの信号処理や、各入力チャンネルからミキシングバスに供給される信号のミキシング比に影響を与えないようにしたディジタルミキサを提供することを目的としている。
この発明は、入力されたオーディオ信号に対するゲイン調整が可能な入力ポートと、信号を処理する複数のチャンネルと、前記複数のチャンネルのうちの任意のチャンネルに対して、前記入力ポートから供給されるオーディオ信号を割り当てて供給する割当手段と、前記複数のチャンネルの各々において、当該チャンネルに割り当てられた前記オーディオ信号の該チャンネルに対する入力レベルを制御するレベル制御手段と、或る入力ポートのゲイン調整に応じて、当該入力ポートのオーディオ信号が割り当てられたチャンネルにおける前記レベル制御手段によるレベル制御を、前記ゲイン調整によって生じたレベル変化を打ち消す方向に自動調整する自動調整手段と、前記複数のチャンネルの各々において、前記自動調整手段による自動調整機能のオン/オフを設定する設定手段とを具えるミキシング装置である。
また、この発明は、入力されたオーディオ信号に対するゲイン調整が可能な入力ポートと、信号を処理する複数のチャンネルと、前記複数のチャンネルのうちの任意のチャンネルに対して、前記入力ポートから供給されるオーディオ信号を割り当てて供給する割当手段と、前記複数のチャンネルの各々において、当該チャンネルに割り当てられた前記オーディオ信号の該チャンネルに対する入力レベルを制御するレベル制御手段とを具えるミキシング装置において実行するプログラムであって、前記複数のチャンネルの各々において自動調整機能のオン/オフを設定する手順と、或る入力ポートのゲイン調整に応じて、当該入力ポートのオーディオ信号が割り当てられたチャンネルのうちの前記自動調整機能がオンに設定されたチャンネルについて、前記レベル制御手段によるレベル制御を前記ゲイン調整によって生じたレベル変化を打ち消す方向に自動調整する手順とを具えるプログラムである。
この発明によれば、自動調整手段を具えることで、或る入力ポートのゲイン調整に応じて、当該入力ポートのオーディオ信号が割り当てられたチャンネルにおける前記レベル制御手段によるレベル制御を、前記ゲイン調整によって生じたレベル変化を打ち消す方向に自動調整でき、自動調整機能のオン/オフを設定する設定手段により各チャンネル毎にそのオン/オフを設定することができる。この自動調整手段による自動調整機能は、信号の割り当先となるチャンネル側で機能するものであるから、或る入力ポートのポートの信号の割り当て先のチャンネルにおいてレベル制御手段を操作した場合には、当該入力ポートのゲイン調整は変化しない。すなわち、自動調整機能は、各チャンネルにおいて信号処理に使用する信号のレベルを、当該チャンネルに信号を割り当てた入力ポートのゲイン調整に関わらず、或る一定のレベルに固定する機能を果たす。或る入力ポートのゲイン調整を行った場合にも、当該入力ポートのオーディオ信号が割り当てられたチャンネルでは、該HAゲイン調整によるレベル変化の影響を受けずに信号処理を行うことができる。従って、この発明に係るミキシング装置によれば、入力ポートのゲイン調整した場合でも、各チャンネルの信号のミキシング比に影響をあたえないという優れた効果を奏する。
以下添付図面を参照して、この発明の一実施例について説明する。
図1は、この実施例に係るディジタルミキサの電気的ハードウェア構成を示すブロック図である。ディジタルミキサは、CPU1、フラッシュメモリ2、RAM3、信号処理回路(DSP)4、波形入出力インターフェース(波形I/O)5、表示器6、各種操作子7、電動フェーダ8、レベルメータ9、イーサネットインターフェース(EthernetI/O)10、その他インターフェース(その他I/O)11を含み、各装置間がバス1Bを介して接続される。CPU1、フラッシュメモリ2及びRAM3を含むマイクロコンピュータは、フラッシュメモリ2又はRAM3に記憶された制御プログラムを実行し、当該ミキサの全体的な動作制御を行う。DSP4は、当該ミキサのディジタル信号処理を担うエンジンであり、波形I/O5を介して供給されるディジタルオーディオ信号に対して、CPU1から与えられる指示に基づき信号処理を施し、また、その信号処理の結果として生成された信号を波形I/O5を介して外部に出力する。表示器6、各種操作子7、電動フェーダ8及びレベルメータ9は、ディジタルオーディオミキサの操作パネル上に配設されるユーザインターフェースである。ユーザは、各種操作子7や電動フェーダ8を使用して、ミキシング処理に関する各種指示操作すなわち各種パラメータの設定や各種機能の起動指示等を行うことができる。また、電動フェーダ8には、フェーダつまみの操作位置を自動制御するためのモータが内蔵されており、CPU1から与えられる駆動信号に基づきつまみの操作位置が自動的に制御される。また、ユーザは、表示器6に当該ミキサが有する各種機能に応じた表示画面を呼び出し、該表示画面上のGUIを使用して当該ミキサ全体の設定や各種機能毎のパラメータの設定等を行うことができる。レベルメータ9は、例えば発光LED等で構成され、DSP4に供給されたオーディオ信号の所定のパラメータ(音量やエフェクタの効き具合など)についてレベル表示する装置である。
波形I/O5は、アナログ入力、アナログ出力及びディジタル入出力の各インターフェースを含む。アナログ入力されたアナログオーディオ信号はディジタル変換された後にDSP4に供給され、また、DSP4から出力されるディジタルオーディオ信号は波形I/O5を介してアナログ変換された後にアナログ出力される。また、ミキサは波形I/O5を介して接続したの音響機器との間でディジタル信号の送受信を行うこともできる。
また、ミキサはEthernetI/O10を介してLANネットワークに接続してよい。該ネットワーク上の他のコンピュータは、当該ミキサを遠隔制御するためのソフトウェアプログラムを実行することで、ミキサの全体的な動作を外部機器から遠隔制御したり、ミキサの動作状況等を自機のディスプレイに表示すること等ができる。なお、ミキサには上記の他にも適宜のインターフェース(その他I/O11)が具備されてよい。
また、フラッシュメモリ2或いはRAM3には、当該ミキサの現在の設定状態を記録するカレントメモリ領域が設けられている。カレントメモリ領域に記録されるデータの内容は、DSP4で実行する信号処理の各種パラメータ設定などミキシング処理に関してユーザが設定した各種動作データである。言い換えれば、DSP4はカレントメモリ領域に記録された動作データ(パラメータの設定値等)に基づき信号処理を行なっている。パラメータ設定値等が変更されると、カレントメモリ領域における該変更に対応するデータが変更内容(操作量等)に応じて更新され、該更新の結果がDSP4における信号処理に反映される。
また、フラッシュメモリ2には、「シーンメモリ領域」が設けられている。シーンメモリ領域には、ミキサの或る設定状態(各種パラメータ設定状態等)に応じた各種動作データから成るシーンデータが複数種類保管されている。ユーザは、ミキサの現在の設定状態をシーンデータとしてシーンメモリ領域に保管(ストア)でき、また、シーンメモリ領域に保管されている任意のシーンデータを読み出すことで、該読み出したシーンデータの内容に応じて、現在のミキサの設定状態を一斉に切り換えて、シーンデータとして保管された或るミキシング状態(シーン)を自動的に再現する(リコールする)ことができる。
図2は図1のディジタルオーディオミキサの操作パネル(ミキシングコンソール)の要部を抽出して示す概略外観図である。図2において、操作パネル上には、表示器6、チャンネルストリップセクション12、シーンメモリ制御部13等が配備されている。図示の種々の操作子(スイッチ等)は図1の各種操作子7に相当する。
チャンネルストリップセクション12には、複数のチャンネルストリップCHが具わる。この実施例では、チャンネルストリップセクション12には、12個のチャンネルストリップCH1,CH2,CH3・・・が具備されるものとする。各チャンネルストリップCHには、信号のレベルを調整する電動フェーダ8やノブ型操作子14等のように、当該ストリップCHに割り当てられたチャンネルに入力されるディジタル信号の特性やレベルを調整するための操作子や、当該チャンネルを図示外のセレクテッドチャンネルセクション(当該チャンネルの機能を詳細に展開するモジュール)に立ち上げる指示や、当該チャンネルを他のチャンネルとのペアに設定する指示を行うSELスイッチ15、当該チャンネルのオン/オフ設定を行うONスイッチ16、CUE(選択したチャンネルの音をモニタする機能)のオン/オフ設定を行うCUEスイッチ17等を含む。
ユーザはチャンネル割当スイッチ18a,18b及び18cを用いて、チャンネルストリップセクション12の各チャンネルストリップCHに対して入力系チャンネル又は出力系チャンネルを割り当てることができる。この実施例では、ミキサのチャンネル構成は、24チャンネルの入力チャンネル(入力ch)と8チャンネルの出力チャンネル(出力ch)と1チャンネルのステレオ出力チャンネル(ST出力ch)とを装備するものとする。チャンネル割当スイッチ18a「マスタ1」により、出力ch1〜ch8と1つのST出力chを9つのチャンネルストリップCHにそれぞれ割り当て、また、チャンネル割当スイッチ18b「レイヤ1」により、入力ch1〜ch12を12個の各チャンネルストリップCHに割り当て、また、チャンネル割当スイッチ18c「レイヤ2」により、入力ch13〜ch24を12個の各チャンネルストリップCHに割り当てる。
また、シーンメモリ制御部13には、シーン番号表示部13a、シーンストアスイッチ(「STORE」)13b、シーンリコールスイッチ(「RECALL」)13c、シーン選択スイッチ(「UP」,「Down」)が具わる。シーン番号表示部13aには、ストアやリコールの対象としてユーザが選択したシーンデータの番号が表示される。シーン選択スイッチ(「UP」,「Down」)13dは、シーン番号表示部13aに表示される番号を増減させるスイッチであり、これを用いてストアやリコールの対象として任意のシーン番号を選択する。シーンリコールスイッチ(「RECALL」)13cは、シーン選択スイッチ13dにより選択された番号に対応するシーンデータをシーンメモリ領域から読み出して、リコールするために使用される。また、シーンストアスイッチ(「STORE」)13bは、シーン選択スイッチ13dで選択した番号のシーンデータとしてミキサの現在のパラメータ設定状態(カレントシーン)をストアするために使用される。
また、図2の操作パネルには、各種機能のオン・オフスイッチ、ロータリエンコーダ、インクリメントスイッチ、デクリメントスイッチ、カーソルキー、エンター(確定)キーなど各種操作子19が描かれている。ユーザは、これら操作子19を用いて表示器6に表示された表示画面上の操作インターフェースを制御して、パラメータ設定等の各種操作を行う。
図3(a)は、この実施例に係るディジタルミキサにおいてDSP4が実行する信号処理の構成の概略を示すブロック図である。ディジタルミキサには、アナログオーディオ信号を入力するためのアナログ入力ポート(A入力)20及びディジタルオーディオ信号を入力するためのディジタル入力ポート(D入力)21がそれぞれ複数個ずつ具わる。図3(b)はアナログ入力ポート20の詳細構成を示す図である。(b)において、A入力20は、入力されたアナログオーディオ信号を増幅するためのヘッドアンプ200と、該ヘッドアンプ200のゲインを調整するゲイン調整器201と、ヘッドアンプ200の出力をディジタル変換するためのAD変換器202を具備し、外部から供給されるアナログオーディオ信号(マイク入力やライン入力など)を取り込む。A入力20においては、ゲイン調整器201を用いてヘッドアンプ200のゲインを調整して、AD変換器202に対する信号入力レベルを適宜制御できる。このゲイン調整は、入力信号のレベルをAD変換器が許容するレベル範囲に適合させるために行う。また、D入力21は適宜のディジタルI/Oで構成され、ディジタルオーディオ信号を取り込む。
入力パッチ22は、所定の複数(この実施例では24個)の各入力ch毎に、複数のA入力20乃至D入力21のうちの何れか1つの入力ポートを選択し、該選択された入力ポートと当該入力chを結線するモジュールである。ユーザは、この入力パッチ22により各入力chに対して任意の1つの入力ポートの信号を割り当てる。入力パッチ22における各入力chと入力ポートの結線を示すデータは「パッチデータ」としてフラッシュメモリ2或いはRAM3等適宜のメモリに保管される。
24個の入力ch23では、各入力ch毎に設定されている各種パラメータ設定に基づき信号処理を行い、当該入力chが受け取るディジタル信号の特性やレベルを調整する。各入力chから出力される信号は、所定の複数のミキシングバス(この例では、1つのステレオバス(STバス)24と8つのミキシングバス(MIXバス)25)のうちの所望のバスに送出される。各入力chから出力された信号は、送出先のSTバス24乃至MIXバス25で、各入力ch毎の信号出力レベルに応じたミキシング比でミキシング処理された後、各バスに対応する出力chに供給される。図の例では、出力chとして、STバス24に対応する1つのST出力ch26と、8つのMIXバス25の各々に対応する8つの出力ch27が具わる。ST出力ch26乃至各出力ch27では、各チャンネル毎に設定されている各種パラメータ設定に基づき信号処理を行い、供給されたディジタル信号の特性やレベルが調整される。
出力パッチ28は、アナログ出力ポート(A出力)29又はディジタル出力ポート(D出力)30に対して1つの出力系チャンネル(ST出力ch26,出力ch27)を選択し、該選択された1つの出力系チャンネルとパッチ先となる出力ポートとを結線するモジュールである。出力パッチ28により、或る1つの出力ポート(A出力29又はD出力30)に対して任意の1つの出力系チャンネルの出力信号が割り当てて供給される。
ST出力ch26や各出力ch27から出力される各ディジタルオーディオ信号は、出力パッチ28によりA出力29及びD出力30のうちのいずれかに割り当てられる。A出力29は、供給されたディジタル信号をDA変換器によりアナログ信号に変換して、アナログオーディオ信号を出力する。また、D出力30は、適宜のディジタルI/Oで構成され、ディジタルオーディオ信号を出力する。
図3(c)は上記符号23で示す入力チャンネルの信号処理構成の一例を詳細に示す図であって、同図では或る1つの入力チャンネルiの構成を示している。入力チャンネルiにおいて、信号の入力段から順に、アッテネータ(ATT)31、イコライザ(EQ)32、コンプレッサ(Comp)33、音量フェーダ(Vol)34の各信号処理モジュールが具備されている。アッテネータ31は、入力ポート22によって当該入力チャンネルiに割り当てられたディジタルオーディオ信号のレベルを、当該入力chのアッテネータパラメータ設定値AT(i)に基づき減衰又は増幅するレベル制御機構である。これは、入力chが受ける信号のレベルを後段に設けられたEQ32等の効果を考慮して適切に調整するために設けられている。
EQ32は、当該入力chのEQパラメータの設定値に基づきアッテネータ31の出力に対してイコライジングを行い、また、コンプレッサ33は当該入力chのコンプレッサ設定に基づきEQ32の出力に対してコンプレッサ効果を付与する。音量フェーダ34は、当該入力chの音量パラメータVol(i)に基づき当該入力ch「i」に割り当てられた信号の音量レベルを制御する。チャンネルのオン/オフスイッチ(CH_ON)35は、当該入力chのチャンネルのオン/オフパラメータON(i)に基づき、音量フェーダ34の出力信号のオン・オフの切り換えるもので、図2のONスイッチ16がこれに相当する。TO_ST36は、当該入力チャンネルiの信号のステレオバス(STバス)24に対する出力オン・オフを切り換えるスイッチである。入力チャンネルiからステレオバス24に出力される信号は、パン制御部(PAN)37にてパンパラメータの設定に基づきステレオバス24の左右各バスラインに適宜分散して供給される。
プリ・ポストスイッチ(PP)38は、音量フェーダ34に入る前の信号(プリ)と量フェーダ34を経由した信号(ポスト)との何れの信号をミキシングバス25に送出するかを切り換える。PPスイッチ38の接点は、プリ・ポストスイッチパラメータPre(ij)に応じて設定される。図の例ではミキシングバス25に信号を送出するポイントがフェーダ34の後(ポスト)に設定されている。センドレベル(SND_L)39は信号のミキシングバス25へのセンドレベルをセンドレベルパラメータSL(ij)に応じて設定する。また、センドオン/オフスイッチ(SND_ON)40は信号のミキシングバス25への送出オン/オフを、センドオンパラメータSON(ij)に応じて切り換える。PPスイッチ38以降のミキシングバス25への信号送出経路は、複数のMIXバス25(この例では8個)のそれぞれに対応して装備されており、ユーザは各MIXバス毎に個別にPPスイッチ38、センドレベル39、センドオン/オフスイッチ40の設定を行うことができる。上記のパラメータPre(ij),SL(ij),SON(ij)における「j」は信号の送出先となるMIXバス25の番号を示す。
図4は、図2に示す表示器6に表示される表示画面の一例であって、或る1つの入力chについてパラメータ設定を行うための「入力チャンネル画面」を示す。同図において入力チャンネル画面の上方に示された文字列「CH5」は、この入力チャンネル画面に第5入力chが呼び出されていることを示す。その左側の「SEL」は当該入力チャンネル画面に呼び出すチャンネル番号を選択するための画面を展開するボタンであり、ユーザは所定の複数(この実施例では24個)の入力chのうちの任意の入力chを当該画面に呼び出すことができる。入力チャンネル画面には、前記図3を参照して説明した各種信号処理モジュールのパラメータ設定を行う操作インターフェース(ボタン画像、ノブ型操作子画像、フェーダ画像等)が表示される。なお、同図では、ボタン画像の線の太さに応じて、当該ボタン画像に対応するスイッチのオン/オフ状態を表現している。
ヘッドアンプHA(図3(b)を参照)のセクションは、入力パッチによって当該入力chと結線されたアナログ入力ポート20(図3(a)を参照)のヘッドアンプ200に対応するもので、画面上では文字列「HA」の右隣の表示ボックス41に入力源となった入力ポートの番号「Ain14」が表示される。ゲイン調整用ノブ画像42は、図3(b)のゲイン調整器201に対応する。レベルメータ43には当該HAの出力(AD変換前)のレベルが表示される。また、位相反転ボタン44は入力信号の位相反転機能のオン/オフを切り換えるためのスイッチである。
アッテネータATT(図3(c)の符号31)のセクションでは、ノブ画像45を用いて当該入力chのアッテネータ値AT(i)を設定し、当該入力chにパッチされた信号の入力レベルを制御しうる。同図においてアッテネータATTのセクションには、「AGA」ボタン46が具わる。「AGA」ボタン46は、この実施例に係る「オートゲインアジャスタ(AutoGainAdjuster)機能」のオン/オフを切り換えるスイッチである。「オートゲインアジャスタ機能」は、或るアナログ入力ポートのヘッドアンプHAのゲイン調整が行なわれた場合に、その入力ポートのパッチ先の入力chにおけるアッテネータATTの設定を、前記ゲイン調整によるレベル変化を打ち消す方向に自動調整する機能である。この「オートゲインアジャスタ機能」により、HAのゲイン調整を行った場合であっても、当該入力ポートのパッチ先の入力chの入力段(アッテネータ)で該ゲイン調整によるレベル変化が相殺され、後段の信号処理では該HAゲイン調整によるレベル変化の影響を受けない。従って、STバス24乃至MIXバス25における各入力chの信号のミキシング比は変化しないない。「オートゲインアジャスタ機能」の詳細な動作については後述する。
また、EQ(図3(c)の符号32)とCOMP(図3(c)の符号33)の各セクションには、それぞれのエフェクタ(機能)のオン/オフ切り換えスイッチと、出力レベル或いは当該エフェクタの効き具合を表示するレベルメータ、エフェクタの特性のグラフ表示とが具わる。特性のグラフをクリックすると、各エフェクトの詳細な設定画面が展開される。SEND(ミックスセンド)のセクションには、複数のMIXバス(この例では8系統)の各々に対応するセンド機能設定ツールが表示されており、各センド毎に、センドレベル調整(図3(c)のSND_L39)用のノブ画像、プリ・ポスト(図3(c)のPP38)切り換えボタン、センドオン/オフ(図3(c)のSND_ON40)切り換えボタンが用意されている。また、PAN(図3(c)の符号37)セクションにはパンパラメータ設定用のノブ画像が表示されており、その右側にはステレオバス24への出力オン・オフ切り換え用の「TO_ST」ボタン画像(図3(c)の符号36が表示されている。また、右端に表示されたフェーダ操作子画像は、図3(c)の音量フェーダ34に対応するもので、当該入力chの音量パラメータVol(i)を調整する。また、このフェーダ操作子画像の表示位置は、当該入力chが割り当てられたチャンネルストリップCHの物理操作子(電動フェーダ8)に連動して変化する。フェーダ操作子画像の上側にあるレベルメータには当該入力chのフェーダ34の出力信号の音量レベルが表示される。なお、このレベル検出位置は、音量フェーダ34の前又は後、EQ32の前等、ユーザが任意に選択できても良い。また、フェーダ操作子画像の下側には当該入力chルのオン/オフ(CH_ON35)切替用のボタン、CUE機能のオン/オフ用の「CUE」ボタン(図2のCUEスイッチ17に対応)が表示される。
なお、表示器6には、図4に示す「入力チャンネル画面」の他にも、当該ディジタルミキサが有する機能に応じた種々の表示画面を表示できる。その他の表示画面には、例えば、入力ポートのヘッドアンプHAゲインの調整モジュールをパッチ先の入力ch毎に一覧表示する画面や、各入力chのアッテネータATT調整モジュールを一覧表示する画面等がある。
次にこの実施例に係るオートゲインアジャスタ機能(自動調整機能)の動作について、図5(a),(b)に示すフローチャートを参照して説明する。(a)は或る入力ポートkのHAゲインの操作(例えば図4の入力チャンネル画面のHAゲイン調整用ノブ画像42の操作や操作パネル上の物理操作子の操作等)に応じて実行される動作手順の一例を示す。また、この入力ポートkのパッチ先には或る入力チャンネルiが選択されているものとする。
入力ポートkのHAゲインが操作されると、ステップS1において、ユーザによって行なわれた操作量に応じて、カレントメモリ領域における当該入力ポートkのHAゲイン値IPG(k)の値を更新する。これによりHAゲイン操作に応じたゲイン調整がDSP4の信号処理に反映される。ステップS2において、当該入力ポートkについてパッチ先の入力chの有無を調べ、パッチ先が設定されていなければ(ステップS2のno)、当該処理を終了する。ここで、或る入力ポートに対して複数の入力chがパッチ先に指定されていることがある(但し、1つの入力chに対して結線できるのは1つの入力ポートだけである)。当該入力ポートkにパッチ先の入力chが設定されている場合(ステップS2のyes)は、パッチ先に設定された全てのチャンネルに対して以下に述べるステップS4〜S6の処理を行う。
ステップS3では、当該入力ポートkについてのパッチデータに基づきパッチ先に指定されたチャンネルのチャンネル番号をチャンネル変数(i)にセットする。複数の入力chがパッチ先に指定されている場合は、例えばチャンネル番号が若いものから順に前記チャンネル変数にセットする。ステップS4では、チャンネル変数(i)にセットされた第i入力chについて「オートゲインアジャスタ機能」のオン/オフ設定パラメータAGA(i)を調べる。AGA(i)は“1”でAGA機能のオン、“0”で該機能のオフを示すものとする。AGA(i)の値は、上記図4の入力チャンネル画面におけるアッテネータATTセクションの「AGA」ボタン46のオン/オフ状態に応じて設定される。AGA機能がオンに設定されていれば(ステップS4のyes)、ステップS5において、当該第i入力chと結線された入力ポートkの当該入力ポートkのHAゲイン値IPG(k)の変化量(前記ステップS1におけるIPG(k)の変化量)に応じて、カレントメモリ領域における当該第i入力chのアッテネータの値AT(i)を更新する。AT(i)の値の更新は、対応するIPG(k)の変化量を打ち消す方向に値を変化させる動作である。更新動作の具体的な例としては、例えば、対応するIPG(k)が“+1dB”された場合には、AT(i)の値は“−1dB”される等である。ステップS6において、パッチ先に指定されている入力chが複数ある場合には、次の入力chの番号をチャンネル変数(i)にセットする。なお、ステップS4において、当該入力ch(i)のAGA機能がオフであれば(ステップS4のno)ステップS6に処理が進む。そして、ステップS7において、チャンネル変数(i)の値から、パッチ先に指定されている未処理の入力chの有無を調べて、まだ入力chがれば(ステップS7のyes)ステップS4に戻る。これによりパッチ先に指定された全ての入力chについてステップS4〜S6の処理を行う。
以上の処理により、或る入力ポートkのパッチ先に選択された全ての入力chのうちAGA機能がオンになっている入力chのアッテネータ設定値が、入力ポートkのHAゲインの変化量に応じて自動調整される。
図5(b)は或る第i入力chのアッテネータの操作に応じて実行される動作手順の一例を示す。アッテネータの操作は、表示器6に立ち上げた表示画面や操作パネル上の物理操作子を用いて行いうる。第i入力chのアッテネータが操作されると、その操作量に応じて、カレントメモリ領域における当該第i入力chのアッテネータ値AT(i)の値が更新される(ステップS8)。
ここで、当該第i入力chのAGA機能がオンに設定されていれば、AT(i)の値は、第i入力chと結線された入力ポートkのHAゲインの変化量に応じて自動調整されている(上記ステップS5)。従って、その自動調整結果のAT(i)がアッテネータ操作時の初期値となる。AGA機能によってAT(i)が自動調整されている場合、見かけ上はAT(i)の値に応じて、アッテネータレベルが変化されているが、自動調整の結果は、以前のAT(i)の値に対してHAゲインの変化量に応じたオフセットをしているだけなので、実質的(聴覚的)には以前のAT(i)の設定値を初期値とするレベル感覚でアッテネータの操作ができる。なお、当該第i入力chのAGA機能がオンであっても、或る第i入力chのアッテネータ操作が行なわれても、当該第i入力chをパッチ先とする入力ポートのHAゲインは変化しない。
なお、ディジタルミキサにおいて、ユーザは、2つの入力chをペアに組み、該ペアを組んだチャンネル同士で一部のパラメータを連動させる機能(ペア機能)が知られている。ペア機能は、例えば、モノラルの入力チャンネルをペア化して、2チャンネルステレオ構成のオーディオ信号の各チャンネル毎の信号を、ペアに組んだチャンネルの各々に分散して供給し、該ペアに組んだチャンネルでステレオ操作する場合等に使用される。また、ユーザは、ペアを組んだチャンネル同士で連動させるパラメータを適宜選択することができる。
第i入力chのアッテネータ設定パラメータが別の入力chのアッテネータとペアに設定されていた場合には、当該第i入力chのAGA機能がオンに設定されると、そのペアが強制解除されるものとする。また、当該第i入力chのAGA機能がオフされると、アッテネータ設定パラメータのペア状態を、AGA機能オン以前の状態に戻す、すなわち、AGA機能オンに応じてペアが強制解除されたのであればペアを復帰させ、そもそもペアに設定されていなければそのままの設定である。
図6は、シーンリコール時の動作手順の一例を示すフローチャートである。シーンリコールスイッチ13c(図2参照)がユーザによって操作されると、図6のステップS10において、ユーザによって選択された或るシーンSに対応するたシーンデータ(当該シーンSの各種動作データ)がシーンメモリ領域から読み出される。読み出されたシーンデータはRAM3に設けられたワークメモリに一時的に保管される。ステップS11では、カレントメモリ領域の内容がDSP4の信号処理に反映されないようロックする。各シーンデータには様々な動作データが含まれている。シーンリコール時には、当該シーンSに含まれる全ての動作データが一斉に有効にならなければならない。そのため、シーンリコール時には、まずカレントメモリ領域をロック(前記ステップS11)しておき、該カレントメモリ領域の内容が信号処理部の処理に反映されないようにしてから、以下に述べるステップS12以降の処理によりカレントメモリ領域に対する当該シーンSの動作データの順次書き込みを行う。そして、書き込みが完了した時点でカレントメモリ領域をアンロックすることで、カレントメモリ領域の内容をDSP4の処理に反映させる。
なお、ユーザは、シーンリコール時に、リコール対象となる動作データに対してリコールセーフ設定を行うことができる。セーフ設定されている動作データは、リコールされず(上書きされず)リコール以前の設定を使用できる。動作データのリコールセーフは、各入力ch及び各出力chの各信号処理モジュール(HAモジュール、ATTモジュール、EQモジュール、COMPモジュール、音量フェーダモジュール、SENDモジュール)毎に設定できる。また、入出力chに属さないその他の信号処理モジュール(DCA、エフェクタ、GEQなど)についてもそれぞれ個別にセーフ設定できる。
ステップS12では、読み出されたシーンデータのパッチリンクデータを確認する。シーンデータには、パッチデータ(パッチの動作データ)自体は含まれておらず、特定のパッチデータにリンクするための「パッチリンクデータ」が入っている。読み出されたシーンデータにパッチリンクデータがある場合には(ステップS12のyes)、ステップS13において、パッチリンクデータに基づきリンク先のパッチデータをコピーして、カレントメモリ領域にこれを書き込む。なお、ここで、読み出されたシーンSにおいて、パッチが変更された入力chについては、リコール前のレベルを保つ意味がないので、その入力chのAGA機能がオンであってもAGA機能は働かない。
ステップS14において、読み出されたシーンデータから各入力chのAGA(オートゲインアジャスタ)の動作データ(オン/オフ設定パラメータ)をコピーして、カレントメモリ領域に書き込む。ここでリコールされたAGAの設定は以下の処理に反映される。すなわち、AGAがオンの入力chでは、パッチされた入力ポートのHAゲインが調整された場合、AGA機能により該ゲイン調整に応じてアッテネータATの値が自動調整される。なお、AGAの動作データは常時セーフされない動作データとする。
ステップ15では、HAモジュールがリコールセーフ設定されていない入力chについて、その入力chにパッチされているアナログ入力ポートのHAゲイン値IPGを読み出されたシーンデータからコピーして、カレントメモリ領域に書き込む。
ここで、当該入力chのAGAがオンの場合には、前記図5(a)のフローチャートのステップS3以降の処理が実行され、その入力chのアッテネータ値ATとして、前記シーンデータからコピーされたIPGの変化に応じて自動調整された値AT´がカレントメモリ領域に書き込まれる。その入力chにパッチされているアナログ入力ポートが複数の入力chにパッチされている場合には、該複数の入力chの各々のアッテネータ値ATがIPGの変化に応じて自動調整されることになる。一方、当該入力chのAGAがオフの場合には、この段階では当該入力chのアッテネータ値ATには関わらない。なお、HAモジュールがリコールセーフ設定されている入力chでは、HAゲイン値IPGの値はリコール前の状態が維持される。
このように、ステップS14において先に各入力ch毎のAGA機能のオン/オフを設定してから、ステップS15において各入力chのHAゲインのリコール動作を行なうので、該HAゲインのリコール動作に対してAGA機能を働かせることができる。
ステップS16において、ATTモジュールがリコールセーフ設定されていない入力chについてアッテネータの値ATを読み出されたシーンデータからコピーして、カレントメモリ領域に書き込む。したがって、ATTモジュールがリコールセーフ設定されていない場合には、上記ステップ15においてAGA機能によって自動調整された値AT´は当該シーンデータのアッテネータ値ATよって上書きされることになる。すなわち、シーンデータとしてリコールされたアッテネータ値ATは、AGA機能によって自動調整された値ATよりも優先される。一方、ATTモジュールがリコールセーフ設定されている場合であれば、当該入力chのAGAがオンの場合には、上記ステップステップ14においてAGA機能によって自動調整された値AT´が採用される。当該入力chのAGAがオフの場合には、リコール以前のアッテネータ値ATが維持されることになる。
上記ステップS15とS16で行なわれた動作についてまとめると下記の通りである。
(1)HAモジュールもATTモジュールもリコールセーフ設定されていない場合には、HAゲイン値IPGとアッテネータ値ATはシーンデータに従い設定される。
(2)HAモジュールがリコールセーフ設定されている場合には、HAゲイン値IPGはセーフされ、アッテネータ値ATはシーンデータに従い設定される。
(3)ATTモジュールがリコールセーフ設定されている場合には、HAゲイン値IPGはシーンデータに従い設定される。AGA機能がオンの場合には、前記シーンデータに従い設定されたIPGの変化量に応じてアッテネータ値ATが自動調整される。
(4)HAモジュールもATTモジュールもリコールセーフ設定されている場合には、HAゲイン値IPGとアッテネータ値ATともリコール前の値を維持する。
従って、(3)の場合に、AGA機能がオンされていれば、AGA機能を使ったシーンリコールを行うことができるようになる。
ステップS17では、その他の全ての要素(入出力ch、その他各種モジュール)についてリコールセーフ設定されていない動作データをシーンデータからコピーして、カレントメモリ領域に書き込む。そして、ステップS18において、カレントメモリ領域に対する当該シーンの全ての動作データの書き込みが完了した時点でカレントメモリ領域をアンロックすることで、カレントメモリ領域の内容をDSP4の処理に反映させる。これにより、リコールしたシーンデータの全ての動作データが当該ミキサにおいて一斉に有効になり、或るシーンSのミキシング状態を再現することができる。
以上説明した通り、この実施例によれば、AGA機能により、或るアナログ入力ポートのHAゲインを調整した場合に、該入力ポートのパッチ先の入力chのアッテネータ値ATを該HAゲインの調整を打ち消すよう自動調整することで、入力ポートと入力chを入力パッチによって結線する構成のディジタルミキサにおいて、入力ポートのHAゲインを調整した場合にも各入力chの信号のミキシング比に影響をあたえることがなくなるという優れた効果を奏する。
なお、上記実施例では図4に示す入力チャンネル画面において、当該画面に呼び出した入力chについてAGA機能のオン/オフを設定するボタン46が具備される例を挙げたが、AGA機能のオン/オフ切り換えは、図2の操作パネル上に設けられた物理スイッチを用いて指示できても良い。例えば、図2において各チャンネルストリップCHに具わるオン/オフスイッチ16を各入力ch毎のAGA機能のオン/オフ切り換えに使用できてよい。この場合、各チャンネルストリップCHに割り当てられた入力ch毎にAGA機能のオン/オフを設定できる。
AGA機能のオン/オフの効果的な使用方法について、以下に述べる。
先ず、或る入力ポートに対して、マイクなど信号入力機器が接続されたときに、当該入力ポートのHAゲインを調整してから、各入力chでAGA機能をオンにする。そして、ミキシング処理を開始する。なお、ここで、入力chのアッテネータを操作しても、その入力chをパッチ先としている入力ポートのHAゲインは変化しない。各入力chでAGA機能をオンに設定することで、以降、入力ポートのHAゲインを変更したとしても、そのパッチ先の各入力chのアッテネータが自動調整されるので、ユーザがパッチ先の各入力chのアッテネータを操作しなくても、該パッチ先の各入力chにおいては信号処理に使う信号のレベル(アッテネータの出力のレベル)を一定レベルに固定しておくことができる。従って、各入力chにAGA機能オン/オフを具えることは非常に有益である。
この発明の一実施例に係るディジタルミキサの電気的ハードウェア構成例を示すブロック図。 同実施例に係るディジタルミキサの操作パネルの一部を抽出して示す外観概略図。 (a)同実施例に係るディジタルミキサにおける信号処理構成の概要を示す機能ブロック図、(b)同実施例に係るディジタルミキサのアナログ入力ポートの詳細構成を示す図、(c)同実施例に係るディジタルミキサの或る入力チャンネルiの詳細構成を示す図。 同実施例に係るディジタルミキサの表示器に表示される表示画面の一例を示す図。 同実施例に係るオートゲインアジャスタ機能の動作であって、(a)はHAゲインの操作に応じて実行される動作手順の一例を示すフローチャート、(b)はアッテネータの操作に応じて実行される動作手順の一例を示すフローチャート。 同実施例に係るシーンリコール動作手順の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1 CPU、2 フラッシュメモリ、3 RAM、4 信号処理回路(DSP)、5 波形I/O、6 表示器、7 各種操作子、8 電動フェーダ、9 レベルメータ、10 EthernetI/O、11 その他I/O、20 アナログ入力ポート、22 入力パッチ、23 入力チャンネル、24 ステレオバス 25 ミキシングバス、200 ヘッドアンプ、201 ゲイン調整器、202 AD変換器、31 アッテネータ(ATT)、46 AGAボタン

Claims (2)

  1. 入力されたオーディオ信号に対するゲイン調整が可能な入力ポートと、
    信号を処理する複数のチャンネルと、
    前記複数のチャンネルのうちの任意のチャンネルに対して、前記入力ポートから供給されるオーディオ信号を割り当てて供給する割当手段と、
    前記複数のチャンネルの各々において、当該チャンネルに割り当てられた前記オーディオ信号の該チャンネルに対する入力レベルを制御するレベル制御手段と、
    或る入力ポートのゲイン調整に応じて、当該入力ポートのオーディオ信号が割り当てられたチャンネルにおける前記レベル制御手段によるレベル制御を、前記ゲイン調整によって生じたレベル変化を打ち消す方向に自動調整する自動調整手段と、
    前記複数のチャンネルの各々において、前記自動調整手段による自動調整機能のオン/オフを設定する設定手段と
    を具えるミキシング装置。
  2. 入力されたオーディオ信号に対するゲイン調整が可能な入力ポートと、信号を処理する複数のチャンネルと、前記複数のチャンネルのうちの任意のチャンネルに対して、前記入力ポートから供給されるオーディオ信号を割り当てて供給する割当手段と、前記複数のチャンネルの各々において、当該チャンネルに割り当てられた前記オーディオ信号の該チャンネルに対する入力レベルを制御するレベル制御手段とを具えるミキシング装置において実行するプログラムであって、
    前記複数のチャンネルの各々において自動調整機能のオン/オフを設定する手順と、
    或る入力ポートのゲイン調整に応じて、当該入力ポートのオーディオ信号が割り当てられたチャンネルのうちの前記自動調整機能がオンに設定されたチャンネルについて、前記レベル制御手段によるレベル制御を前記ゲイン調整によって生じたレベル変化を打ち消す方向に自動調整する手順と
    を具えるプログラム。
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