JP5125527B2 - 多重録音装置 - Google Patents

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Description

本発明は多重録音装置、すなわち、記録された音楽ファイルを再生して再生音声信号として出力しつつ、外部から入力された外部音声信号を前記再生音声信号にミキシングして録音する装置に関する。
従来より、記録された音楽ファイルを再生して再生音声信号として出力しつつ、外部から入力された外部音声信号を前記再生音声信号にミキシングして録音する多重録音(オーバダビング)装置が提案されている。
例えば、下記に示す特許文献1には、レコーダに記録された音声データを読み出し、ミキシングした音声データをバッファを用いてレコーダに書き戻す、オーバダビング機能について開示されている。
また、特許文献2には、マイクから入力された音声信号とメモリカード内のソースファイルのMP3音声信号とがミキシングされ、ミックスファイルとしてメモリカードに記憶されるとともに、ミックスファイルを次回からの新たなソースファイルとして利用する、オーバダビング機能について開示されている。
また、特許文献3には、入力音声信号とメモリカード内のソースファイルをミキシングして第1のミックスファイルを作成し、第1のミックスファイルを新たなソースファイルとして入力音声信号とミキシングして第2のミックスファイルを作成する、という動作を繰り返すオーバダビング機能について開示されている。
さらに、特許文献4には、シンセサイザにより出力される演奏曲とマイクから入力される音声とを合成して出力させる演奏制御手段と、演奏の制御に並行してリモコンによる操作に基づいてゲームの制御を実行するゲーム制御手段とを有し、ゲーム評価手段での評価結果に応じて演奏曲の速度及び音声の少なくともいずれかを変更することが開示されている。
特開平7−85593号公報 特開2003−66999号公報 特開2004−157260号公報 特開2006−11191号公報
しかしながら、従来の装置では、多重録音(オーバダビング)する場合に、多重録音する際の元の音楽ファイル(ソースファイル)を手動で選択する操作が必要である、あるいは多重録音するための特別のキー操作(例えばMIXキー)が必要となる等、操作が煩雑となる問題があった。特に、多重録音を繰り返し実行する場合には、これら特別の操作をその都度繰り返し行う必要があるため煩雑さが顕著となる。
また、多重録音の際に、多重録音すべき外部音声入力の音程や速度に合わせるべくソースファイルの音程または再生速度を変更したいと欲する場合が少なくないが、従来においてはこのような要求に応えることができなかった。もちろん、サンプリング周波数を変更することで再生速度は容易に変更可能であるが、多重録音では再生と同時に録音するためサンプリング周波数を変更することはできない。カラオケ装置等では音程のみ、あるいは再生速度のみを変更する技術が実装されているが、多重録音を行うものではない。さらに、楽器の練習等のための多重録音を行う際に、ソースファイルに含まれる楽器の音声を消して自己が演奏した音声を多重録音したいと欲する場合もおおい。従来装置では、このような多様な編集要求に応えることができない問題があった。
本発明の目的は、簡易な操作で多重録音を実行することができるとともに、多重録音時の編集を可能とする装置を提供することにある。
本発明は、記録された音楽ファイルを再生して再生音声信号として出力しつつ、外部から入力された外部音声信号を前記再生音声信号にミキシングして録音する多重録音装置であって、録音した音楽ファイルを次回の再生用音楽ファイルとして設定する設定手段と、多重録音の実行/非実行を選択する手段であって、前回多重録音した場合に多重録音の実行選択状態が維持される選択手段と、前記再生用音楽ファイルを再生するときの再生条件を変更する変更手段と、録音キーの操作及び前記選択手段の状態に応じて前記再生用音楽ファイルを前記変更手段により設定された再生条件に基づいて再生し、外部音声信号との多重録音を実行する記録手段と有することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、前記変更手段は、前記再生用音楽ファイルを再生するときの再生速度及び音程の少なくともいずれかを変更する。
本発明の他の実施形態では、前記変更手段は、前記再生用音楽ファイルを再生するときに前記再生用音楽ファイルに含まれる特定の音声信号を除去する。
本発明によれば、簡易な操作で多重録音を実行することができるとともに、多重録音時の編集が可能となる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
本実施形態における多重録音装置は、携帯型多重録音装置であり、内蔵マイクを有するステレオ多重録音装置である。携帯型多重録音装置は、各種操作キーを有する。操作キーは、録音キー(RECキー)、録音済み音楽ファイルの再生キー(PLAYキー)、録音・再生の停止キー(STOPキー)、メニューを呼び出すメニューキー、設定変更を行うダイヤルキー等から構成される。また、携帯型多重録音装置は、LCDや有機EL等のディスプレイを有し、各種設定状況や録音/再生状況を表示する。
図1に、携帯型多重録音装置の構成ブロック図を示す。装置前面に、ダイヤルキー10やLCD12、操作キー14が設けられる。ダイヤルキー10は、再生すべき音楽ファイルを選択し、多重録音の実行/非実行を選択するためのキーである。操作キー14は、上述したように録音キー、再生キー、停止キー、メニューキーを含む。操作キー14は、さらに再生速度や音程を調整するためのキーを含んでもよく、特定の音声を除去するためのキーを含んでもよい。特定の音声を除去するためのキーは、例えば楽器の種類を特定するためのキーから構成される。ダイヤルキー10及び操作キー14からの操作信号はCPU18に供給される。
外部からの音声信号は入力端子(AUDIOIN)から入力され、コーデック(CODEC)16に供給される。コーデック16は外部音声信号をデジタル信号に変換して符号化し、CPU18に供給する。CPU18は、外部音声信号データを音楽ファイルとしてカードソケット28に装着されたメモリカード30に書き込む。MP3ファイルとして圧縮してもよい。CPU18はシステムクロック19からのクロック信号で動作し、ROM22に予め格納されたプログラムに従いRAM20をワーキングメモリとして用いて信号処理を行う。特に、CPU18は、多重録音の実行/非実行状態をRAM20に記憶する。電源オン直後のデフォルト状態では多重録音は非実行状態にあり、ユーザは操作キー14を操作して実行/非実行を任意に選択する。CPU18は、現在の選択状態をRAM20に記憶する。また、CPU18は、メモリカード30に記録された音楽ファイルを読み出し、圧縮された音楽ファイルを伸長してコーデック16に供給する。コーデック16は、音楽ファイルを復号化し、さらにアナログ信号に変換して出力端子(AUDIOOUT)から出力する。多重録音時には、メモリカード30に記録された音楽ファイルが再生され、入力端子から入力されるギター等の楽器からの音声やボーカル音声等の外部音声信号とミキシングされて、出力端子から音楽信号として出力される。CPU18は、ミキシングした音楽信号データを音楽ファイルとしてメモリカード30に書き込む。メモリカード30に書き込む際には、再生した音楽ファイル(ソースファイル)とは別のファイル名を付与して書き込む。図8に、CPU18の機能ブロック図を示す。メモリカード30から再生された音楽ファイルはバッファメモリ29に格納され、さらにCPU18のミキシング部18aに供給される。ミキシング部18aでは、外部音声信号を取り込んで再生音楽信号と加算し、コーデック16に供給して音楽信号として出力するとともに、バッファメモリ29に格納しさらにはメモリカード30に書き込む。なお、CPU18にはミキシング部18aの他に、再生音楽信号に含まれる特定の信号を除去するパートキャンセル部18b、及び再生時の再生速度や録音を制御するコントローラ18cを有する。
携帯型多重録音装置の各部はバッテリ24からの電力供給を受けて動作する。バッテリ24は電力回路26からの電力で充電される。
このような構成において、CPU18は操作キー14の操作に応じて録音(通常録音)、多重録音、再生を選択的に実行するが、多重録音を実行する場合、まず、ダイヤルキー10を操作して再生すべき音楽ファイルを選択し、その後、多重録音を実行するかしないかを選択して録音キーを操作するのは煩雑となる。そこで、本実施形態のCPU18は、多重録音時のユーザの操作を簡易化すべく、以下のような処理を実行する。第1に、録音あるいは多重録音を実行した場合、録音した音楽ファイルを次回の再生用音楽ファイルに自動設定する。次回の再生用音楽ファイルに自動設定されると、次回においてユーザが多重録音する場合、ユーザは再生する音楽ファイル(ソースファイル)を選択する必要がなくなる。「自動設定」とは、再生のデフォルト状態を当該音楽ファイルに設定する、あるいは、当該音楽ファイルを再生の待機状態に設定することを意味する。再生の待機状態とは、次にキーが操作された場合に自動的に再生される状態にあることを意味する。第2に、多重録音を実行した場合、多重録音の実行/非実行の状態を実行状態のまま維持する。この2つの処理を実行することで、操作性が著しく向上することになる。すなわち、多重録音を繰り返す場合に、前回多重録音を実行して録音された音楽ファイルが再生用音楽ファイルとして自動設定されるためユーザはソースファイルを選択する手間が省ける。さらに、多重録音の実行状態がそのまま維持されるため、多重録音の実行を改めて選択する手間が省ける。ユーザはこれらの手間が省略されることで、多重録音を繰り返し実行する場合でも、通常の録音時と同様の操作で済むことになる。
図2に、本実施形態における処理フローチャートを示す。まず、ユーザはダイヤルキー10を操作して再生すべき音楽ファイルを選択する(S101)。図3に、CPU18によりLCD12に表示される再生ファイル選択画面の一例を示す。メモリカード30に4つの音楽ファイルが記録されている場合である。4つの音楽ファイルのうち、「A.WAV」ファイルがハイライト表示されて現在選択されていることを示す。再生音楽ファイルの選択が完了すると、CPU18は次に再生画面をLCD12に表示する(S102)。図4に、CPU18によりLCD12に表示される再生画面の一例を示す。時間表示とともに、再生対象のファイル名が表示される。再生画面は再生待機状態にあるファイルを示すものであり、図では選択された「A.WAV」ファイルが再生待機状態にあることを示す。この状態から録音キー(RECキー)が操作されると(録音キーの第1の操作:S103)、録音待機状態に移行する。そして、CPU18はこの録音待機状態においてダイヤルキー10が操作されたか否かを判定する(S104)。電源オン直後のデフォルト状態は多重録音は非実行に設定され、最初の多重録音時には、多重録音の実行を選択する必要があるため、ユーザはダイヤルキー10を操作して多重録音の実行を選択する。CPU18は、多重録音の実行が選択されると、この状態をRAM20に記憶するとともに現在の状態を次に変更されるまで維持する(S105)。図5に、多重録音の実行/非実行を選択する画面の一例を示す。多重録音(OVERDUB)の実行(ON)/非実行(OFF)が表示され、実行がハイライト表示されて現在選択されていることを示す。
この状態で再びユーザが録音キー(RECキー)を操作すると(録音キーの第2の操作:S106)、CPU18は多重録音の実行/非実行状態を判定する(S107)。多重録音の状態はRAM20に記憶されており、実行に設定されているためYESと判定され、多重録音が開始される。すなわち、CPU18は、選択された「A.WAV」ファイルをメモリカード30から読み出して再生し出力端子から再生音楽信号として出力する(S108)。当該再生信号は、CPU18内部のミキシング部18aで外部音声信号とミキシングされる。ミキシングされた音楽信号データは音楽ファイルとしてメモリカード30に別のファイル名、例えば「X.WAV」として書き込む(S109)。図6に、多重録音時の画面の一例を示す。時間表示とともに、再生中の音楽ファイル(ソースファイル)のファイル名及び多重録音された音楽ファイルのファイル名が表示される。多重録音はユーザが停止キーを操作するまで実行される。なお、ユーザがダイヤルキー10を操作しないと電源オン直後のデフォルト状態である多重録音の非実行がそのまま維持され、CPU18はS107で多重録音の非実行状態にあると判定し、「A.WAV」ファイルの再生は行わず、外部音声信号の録音のみを行う。
ユーザが停止キーを操作すると(S110)、CPU18は多重録音処理を停止し、再び再生画面をLCD12に表示する(S111)。図7に、再生画面の一例を示す。多重録音によりメモリカード30に記録された音楽ファイル「X.WAV」のファイル名が表示され、再生待機状態に設定される。ユーザがファイルを選択する操作を実行していないにもかかわらず「X.WAV」ファイルが再生待機状態に設定される点に留意されたい。そして、再びS103以降の処理を繰り返す。
この状態でユーザが録音キー(RECキー)を操作すると、CPU18はダイヤルキー10が操作されたか否かを判定する(S104)。前回のダイヤルキー10の操作により既に多重録音の実行が選択され、その状態は維持されているので、ユーザは再度多重録音を実行する場合にはダイヤルキー10を操作する必要はない。この状態からユーザがさらに録音キー(RECキー)を操作すると(S106)、CPU18は再び多重録音の実行/非実行状態を判定し(S107)、YESと判定されて音楽ファイルの再生を開始する(S108)。このときに再生するファイルはS111で再生待機状態に設定された「X.WAV」ファイルである。
一方、ユーザが多重録音ではなく通常の録音を行う場合、ユーザは録音キーを操作して録音待機状態に移行させ、多重録音が非実行に設定されていることを確認した上で(多重録音が実行状態に設定されている場合にはダイヤルキー10を操作して非実行状態を選択する)、録音キーを再び操作して録音する。
このように、最初の多重録音時には、ダイヤルキー10を操作して多重録音の実行を選択する必要があるものの、多重録音を繰り返し実行する場合には、多重録音の実行/非実行状態はそのまま維持されるため、ユーザは改めてダイヤルキー10を操作する必要がない。しかも、前回の多重録音により記録された音楽ファイルが再生待機状態に自動設定されるため、ユーザは多重録音を行う際のソースファイルを選択する必要もない。図2のフローチャートからわかるように、2回目以降の多重録音を行う際の操作としては、S103での録音キー(RECキー)の操作と、S106での録音キー(RECキー)の操作だけであり、これは多重録音ではない通常の録音時の操作と全く同一の操作である。すなわち、ユーザは多重録音を繰り返し実行する場合、通常の録音操作と全く同一の操作を行えばよい。
一方、多重録音時に再生すべき音楽ファイル(ソースファイル)の再生条件、例えば音程あるいは再生速度の少なくともいずれかを変更する場合、ユーザはS103で録音キーを操作するに先立って操作キー14を操作して音程あるいは再生速度を調整する。例えば、S101で再生ファイルを選択した後に操作キー14を操作して音程あるいは再生速度を調整する。CPU18は、操作キー14からの信号に応じ、コントローラ18cで音楽ファイルの音程あるいは再生速度を調整して出力する。音程あるいは再生速度をそれぞれ変更する技術はカラオケ装置等で公知であり、タイムストレッチ処理(音程を変えずに再生速度のみを変化させる処理)として知られている。タイムストレッチ処理には、無音区間を検出し、その区間の長さを調整してピッチを変えずにテンポを変化させる方法、台形窓を使ってフレーズから波形を切り出す方法などがある。タイムストレッチ処理は、例えば特開平8−287610号公報、特開2000−3178号公報、特開2003−280664号公報等に開示されている。具体的に例示すると、特開2000−3178号公報では、入力信号をフィルタを用いて複数の帯域に分割し各帯域の信号を振幅成分と周波数成分に変換してその時間変化の速度を指示手段で指示した指示量に基づき変えた後に再合成することで入力信号をタイムストレッチする。図9に、再生速度を変更する場合のタイミングチャート(絶対時間ABSTIME、記録時間RECORDTIME、再生時間PLAYBACKTIME)の関係を示す。100%は通常の再生速度、200%は再生速度を2倍に早めた場合(2倍速再生)、50%は再生速度を1/2に遅くした場合(1/2倍速再生)である。絶対時間(実時間)と録音時間は再生速度にかかわらず一致する。なお、再生速度及び音程を同時に調整するようにしてもよいことは言うまでもない。ユーザはソースファイルの音程及び再生速度の少なくともいずれかを所望の音程あるいは再生速度に調整しつつ多重録音を行うことができる。本実施形態では、音程及び再生速度の少なくともいずれかを調整する装置と多重録音を行う装置は同一である。また、多重録音時に再生すべき音楽ファイル(ソースファイル)に含まれる特定の音声信号、例えばギターの音声信号を除去したいと欲する場合、ユーザはS103の操作に先立って操作キー14を操作する。CPU18のパートキャンセル部18bは、操作キー14からの信号に応じ、音楽ファイルに含まれる特定の音声信号を周波数に基づいて抽出し除去する。各楽器の音声はそれぞれ固有の周波数を有するため、特定の楽器の音のみを選択的に抽出し除去することは可能である。後の操作は上記と同様である。これにより、ユーザはソースファイルに含まれる特定の楽器、例えばギターの音声信号のみを除去し、自己が演奏したギターの音声をソースファイルに多重録音することが可能となり、ギターの練習等を効果的に行うことができる。再生速度や音程の調整値、特定の楽器の音声信号の除去の状態をそのまま維持することで、多重録音を繰り返す場合の操作も簡易化される。特に、楽器の練習等においては、自己の演奏した音声のみが繰り返し多重録音されるため、その効果は極めて大きいといえる。
実施形態における携帯型多重録音装置の構成ブロック図である。 実施形態の処理フローチャートである。 再生ファイル選択の画面表示を示す図である。 再生画面表示を示す図である。 多重録音の実行/非実行の選択画面を示す図である。 多重録音時の画面表示を示す図である。 多重録音終了時の再生画面表示を示す図である。 CPUの内部構成ブロック図である。 再生速度を変更する場合のタイミングチャートである。
符号の説明
10 ダイヤルキー、12 LCD、14 操作キー、16 コーデック、18 CPU、20 RAM、22 ROM、24 バッテリ、26 電力回路、28 カードスロット、30 メモリカード。

Claims (3)

  1. 記録された音楽ファイルを再生して再生音声信号として出力しつつ、外部から入力された外部音声信号を前記再生音声信号にミキシングして録音する多重録音装置であって、
    録音した音楽ファイルを次回の再生用音楽ファイルとして設定する設定手段と、
    多重録音の実行/非実行を選択する手段であって、前回多重録音した場合に多重録音の実行選択状態が維持される選択手段と、
    前記再生用音楽ファイルを再生するときの再生条件を変更する変更手段と
    録音キーの操作及び前記選択手段の状態に応じて前記再生用音楽ファイルを前記変更手段により設定された再生条件に基づいて再生し、外部音声信号との多重録音を実行する記録手段と、
    有することを特徴とする多重録音装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記変更手段は、前記再生用音楽ファイルを再生するときの再生速度及び音程の少なくともいずれかを変更することを特徴とする多重録音装置。
  3. 請求項1、2のいずれかに記載の装置において、
    前記変更手段は、前記再生用音楽ファイルを再生するときに前記再生用音楽ファイルに含まれる特定の音声信号を除去することを特徴とする多重録音装置。
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