JP2023139676A - オーディオミキサおよびオーディオミキサの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】1台のミキサを複数人で利用したときに使いやすいオーディオミキサを提供する。【解決手段】オーディオミキサは、第1パラメータを操作する第1操作子を含む第1区画と、第2パラメータを操作する第2操作子を含む第2区画とを有する操作パネルを含む。制御部は、複数の入力チャンネルを第1入力チャンネルと第2入力チャンネルに分け、ミキシングバスを第1ミキシングバス303Aと第2ミキシングバス303Bとに分ける。処理部は、第1信号処理系統と第2信号処理系統とに分けて動作するよう制御し、第1信号処理系統では第1パラメータに従って第1入力チャンネルから第1ミキシングバスへ出力する音信号を処理し、第2信号処理系統では第2パラメータに従って第2入力チャンネルから第2ミキシングバスへ出力する音信号を処理する。【選択図】図7
Description
この発明は、オーディオミキサおよびオーディオミキサの制御方法に関する。
特許文献1には、同種のディジタルミキサを複数個用意し、インプット基板を共通にして、前段のミックス出力コネクタを後段のサブミックスインコネクタに接続することが開示されている。
本開示のひとつの態様は、1台のミキサを複数人で利用したときに使いやすいオーディオミキサを提供することを目的とする。
オーディオミキサは、パラメータの操作を受け付ける第1操作子を含む第1区画と、前記パラメータの操作を受け付ける第2操作子を含む第2区画と、を有する操作パネルと、前記パラメータに従って複数の入力チャンネルから複数のミキシングバスへ出力する音信号を処理する処理部と、前記処理部の動作を制御する制御部と、を有する。
前記制御部は、第1モードでは、前記複数の入力チャンネルを第1信号処理系統である第1入力チャンネルと、第2信号処理系統である第2入力チャンネルとに分け、前記複数のミキシングバスを前記第1信号処理系統である第1ミキシングバスと、前記第2信号処理系統である第2ミキシングバスとに分け、前記パラメータを、前記第1操作子に対応する第1パラメータと、前記第2操作子に対応する第2パラメータと、に分け、前記第1信号処理系統では前記第1パラメータに従って前記第1入力チャンネルから前記第1ミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう前記処理部を制御し、前記第2信号処理系統では前記第2パラメータに従って前記第2入力チャンネルから前記第2ミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう前記処理部を制御し、第2モードでは、前記複数の入力チャンネルおよび前記複数のミキシングバスを同一の信号処理系統として、前記同一の信号処理系統で前記パラメータに従って前記複数の入力チャンネルから前記複数のミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう前記処理部を制御する。
本実施形態によれば、1台のミキサを複数人で利用したときに使いやすいオーディオミキサを提供することができる。
図1は、オーディオミキサ1の構成を示すブロック図である。オーディオミキサ1は、表示器11、操作部12、オーディオI/O(Input/Output)13、処理部14、通信インタフェース(I/F)15、CPU16、フラッシュメモリ17、およびRAM18を備えている。
表示器11、操作部12、オーディオI/O(Input/Output)13、処理部14、通信インタフェース(I/F)15、CPU16、フラッシュメモリ17、およびRAM18は、互いに接続されている。
オーディオI/O13は、処理部14で処理すべき音信号の入力を受け付けるためのインタフェースである。オーディオI/O13には、音信号の入力を受け付けるアナログ入力ポートまたはデジタル入力ポート等が設けられている。また、オーディオI/O13は、処理部14で処理された後の音信号を出力するためのインタフェースである。オーディオI/O13には、音信号を出力するアナログ出力ポートまたはデジタル出力ポート等が設けられている。
通信I/F15は、他の機器と通信するためのインタフェースである。通信I/F15は、例えば外部のPCが接続される。あるいは、通信I/F15は、Dante(登録商標)等の規格に準じた音信号を、ネットワーク経由で送受信する。
CPU16は、オーディオミキサ1の動作を制御する制御部である。CPU16は、記憶部であるフラッシュメモリ17に記憶された所定のプログラムをRAM18に読み出すことにより各種の動作を行なう。
表示器11は、CPU16の制御に従って種々の情報を表示する。表示器11は、例えばLCD、OLED、またはLED等によって構成される。
操作部12は、ユーザからオーディオミキサ1に対する操作を受け付ける。操作部12は、種々のキー、ボタン、スイッチ、ロータリーエンコーダ、またはスライダ等によって構成される。また、操作部12は、表示器11に積層したタッチパネルによって構成される場合もある。
処理部14は、ミキシング処理またはエフェクト処理等の各種信号処理を行なうためのDSPから構成される。処理部14は、オーディオI/O13または通信I/F15から供給される音信号に、ミキシング処理またはエフェクト処理等の信号処理を施す。処理部14は、信号処理後のデジタル音信号を、オーディオI/O13または通信I/F15を介して出力する。
図2は、信号処理の機能ブロック図である。図2に示すように、信号処理は、機能的に、入力パッチ301、入力チャンネル302、ミキシングバス303、出力チャンネル304、および出力パッチ305によって行なわれる。
入力パッチ301は、オーディオI/O13における複数の入力ポート(例えばアナログ入力ポートまたはデジタル入力ポート)から音信号を入力して、複数のポートのうちいずれか1つのポートを、複数の入力チャンネル(例えば32ch)の少なくとも1つのチャンネルに割り当てる。
図3は、入力パッチ301の設定画面の一例を示す図である。入力パッチ301の設定画面は、表示器11に表示される。入力パッチ301の設定画面は、チャンネル名とポート番号とをマトリクス形式で表示する。表示器11には、タッチパネルが積層されている。ユーザは、マトリクスの各ポート番号を選択することで、各ポートに割り当てるチャンネルを指定する。これにより、音信号が入力チャンネル302の各チャンネルに供給される。
図4は、入力チャンネル302およびミキシングバス303の信号処理の構成を機能的に示すブロック図である。入力チャンネル302の各チャンネルは、入力パッチ301で割り当てられたポートに対応するヘッドアンプ(HA)350において音信号のゲイン調整を行う。また、入力チャンネル302の各チャンネルは、信号処理ブロック351において、HA350でゲイン調整された音信号に対して、イコライザやコンプレッサ等の信号処理を施す。
信号処理後の音信号は、フェーダ部(FADER)352でレベル調整された後に、パン部(PAN)353を介して、後段のミキシングバス303に送出される。パン部353は、ミキシングバス303のステレオバス(マスタ出力となる2チャンネルのバス)3031に供給する信号のバランスを調整する。
また、信号処理後の音信号は、送り部(SEND1~SEND48)354でレベル調整された後に、後段のミキシングバス303に送出される。送り部354は、ミキシングバス303のMIXバス3032(MIX1~MIX48)のそれぞれに信号を供給するか否かをユーザにより切り換えられる。また、送り部354は、各MIXバスに供給する信号のレベルをユーザが設定した各送り量に応じて調整する。
出力チャンネル304は、ミキシングバスと同数のチャンネル数を有する。出力チャンネル304における各チャンネルでは、ミキシングバス303から出力された音信号に対して、各種信号処理を施す。出力チャンネル304の各チャンネルは、信号処理後の音信号を出力パッチ305へ送出する。出力パッチ305は、各チャンネルを、アナログ出力ポートまたはデジタル出力ポートにおける複数のポートのうちいずれか1つのポートに割り当てる。これにより、信号処理を施された後の音信号が、オーディオI/O13に供給される。
以上の信号処理は、各種パラメータの値に基づいて制御される。CPU16は、各種パラメータの現在の値(カレントデータ)をRAM18に記憶する。CPU16は、ユーザが操作部12を操作したときにカレントデータを更新する。
図5は、オーディオミキサ1の操作パネル100の構成を示す図である。オーディオミキサ1の操作パネル100は、図5に示すように、第1区画100Aと、第2区画100Bと、を有する。
第1区画100Aには、表示器11A、チャンネルストリップ63A、ストアボタン72A、リコールボタン73A、および増減ボタン74A等が設けられている。表示器11Aは、操作部12の一態様であるタッチパネルを積層した表示器であり、ユーザの操作を受け付けるためのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)画面を表示する。表示器11AのGUI、チャンネルストリップ63A、ストアボタン72A、リコールボタン73A、および増減ボタン74Aは、操作部12に相当し、本発明の第1操作子に対応する。
第2区画100Bには、表示器11B、チャンネルストリップ63B、ストアボタン72B、リコールボタン73B、および増減ボタン74B等が設けられている。表示器11Bも、操作部12の一態様であるタッチパネルを積層した表示器であり、ユーザの操作を受け付けるためのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)画面を表示する。表示器11BのGUI、チャンネルストリップ63B、ストアボタン72B、リコールボタン73B、および増減ボタン74Bは、操作部12に相当し、本発明の第2操作子に対応する。
チャンネルストリップ63Aおよびチャンネルストリップ63Bは、それぞれ1つのチャンネルに対する操作を受け付ける複数の操作子を縦に並べて配置した領域である。チャンネルストリップ63Aおよびチャンネルストリップ63Bの各チャンネルは、図4で示したフェーダ部(FADER)352、パン部(PAN)353、および送り部354に対応する操作子を有する。オーディオミキサ1は、チャンネルストリップ63Aの操作子(第1操作子)およびチャンネルストリップ63Bの操作子(第2操作子)を介してパラメータの操作を受け付ける。
なお、この図では、操作子として、チャンネル毎に1つフェーダと1つのノブだけが表示されているが、実際には多数のノブまたはスイッチ等が設けられている場合もある。
チャンネルストリップ63Aおよびチャンネルストリップ63Bは、それぞれ任意の入力チャンネルを割り当てできる。例えば、チャンネルストリップ63Aは、16個のチャンネルストリップを有し、入力チャンネル1~16を割り当てできる。また、チャンネルストリップ63Bは、16個のチャンネルストリップを有し、入力チャンネル17~32を割り当てできる。
また、チャンネルストリップ63Aおよびチャンネルストリップ63Bは、それぞれ別の入力チャンネルを割り当ててもよいし、同じ入力チャンネルを割り当ててもよい。例えば、チャンネルストリップ63Aは、入力チャンネル1~16を割り当て、かつチャンネルストリップ63Bも、入力チャンネル1~16を割り当ててもよい。
また、この例では、入力チャンネルの数とチャンネルストリップの数が同じ32個であるが、入力チャンネルの数はチャンネルストリップの数より多くてもよい。例えば、入力チャンネルの数が64個であった場合でも、チャンネルストリップ63Aおよびチャンネルストリップ63Bは、64個の入力チャンネルのうちそれぞれ任意の入力チャンネルを割り当てできる。
ストアボタン72Aおよびストアボタン72Bは、シーンメモリのデータのストアを指示するボタンである。ユーザは、ストアボタン72Aまたはストアボタン72Bを操作して、カレントデータを1つのシーンメモリのデータとしてフラッシュメモリ17に記憶させる(ストアさせる)ことができる。フラッシュメモリ17には、複数のシーンメモリが記憶される。また、ユーザは、増減ボタン74Aまたは増減ボタン74Bを操作することより、保存および呼び出しの対象とするシーンメモリを、複数のシーンメモリから選択することができる。ユーザは、リコールボタン73Aまたはリコールボタン73Bを操作することで、必要なシーンメモリのデータを呼び出すことにより、各種パラメータの設定値を呼び出す(リコールする)ことができる。なお、これらのボタンは、表示器11に積層されたタッチパネルを用いたGUIにより構成することも可能である。
次に、図6は、CPU16におけるスプリットモード(第1モード)と通常モード(第2モード)との切り替え動作を示すフローチャートである。
CPU16は、現在のモードが第1モードであるか、第2モードであるか、判断する(S11)。第1モードと第2モードの変更は、例えば操作部12の専用の操作子を介して受け付ける。CPU16は、第1モードであると判断した場合(S11:第1モード)、入力チャンネルを第1信号処理系統である第1入力チャンネルおよび第2信号処理系統である第2入力チャンネルに分け、ミキシングバスを第1信号処理系統である第1ミキシングバスおよび第2信号処理系統である第2ミキシングバスに分ける(S12)。また、CPU16は、パラメータを第1信号処理系統である第1パラメータおよび第2信号処理系統である第2パラメータに分ける(S12)。そして、CPU16は、処理部14に対して、各系統で信号処理をさせる(S13)。具体的には、CPU16は、第1信号処理系統では第1パラメータに従って第1入力チャンネルから第1ミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう処理部14を制御し、第2信号処理系統では第2パラメータに従って第2入力チャンネルから第2ミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう処理部14を制御する。
図7は、第1モード時の入力チャンネル302およびミキシングバス303の信号処理の構成を機能的に示すブロック図である。第1モードでは、CPU16は、入力チャンネル302を第1入力チャンネル302Aおよび第2入力チャンネル302Bに分ける。また、CPU16は、ミキシングバス303を第1ミキシングバス303Aおよび第2ミキシングバス303Bに分ける。
本実施形態では、入力チャンネルの数は一例として32個である。したがって、CPU16は、32個の入力チャンネルを16個の第1入力チャンネルおよび16個の第2入力チャンネルに分ける。また、本実施形態では、ミキシングバスにおけるMIXバスの数は一例として48個である。したがって、CPU16は、48個のMIXバス3032を24個の第1MIXバス3032Aおよび24個の第2MIXバス3032Bに分ける。また、この例では、CPU16は、他のバス、例えばステレオバス3031も第1ステレオバス3031Aおよび第2ステレオバス3031Bに分けている。
図7に示す様に、第1入力チャンネル302Aの各チャンネルは、HA350Aで音信号のゲイン調整を行う。また、入力チャンネル302Aの各チャンネルは、信号処理ブロック351Aにおいて、HA350Aでゲイン調整された音信号に対して、イコライザやコンプレッサ等の信号処理を施す。信号処理後の音信号は、フェーダ部(FADER)352Aでレベル調整された後に、パン部(PAN)353Aを介して、後段のミキシングバス303Aに送出される。パン部353Aは、ミキシングバス303Aのステレオバス(マスタ出力となる2チャンネルのバス)3031Aに供給する信号のバランスを調整する。また、信号処理後の音信号は、送り部(SEND1~SEND24)354Aでレベル調整された後に、後段のミキシングバス303Aに送出される。
同様に、第2入力チャンネル302Bの各チャンネルは、HA350Bで音信号のゲイン調整を行う。また、入力チャンネル302Bの各チャンネルは、信号処理ブロック351Bにおいて、HA350Bでゲイン調整された音信号に対して、イコライザやコンプレッサ等の信号処理を施す。信号処理後の音信号は、フェーダ部(FADER)352Bでレベル調整された後に、パン部(PAN)353Bを介して、後段のミキシングバス303Bに送出される。パン部353Bは、ミキシングバス303Bのステレオバス(マスタ出力となる2チャンネルのバス)3031Bに供給する信号のバランスを調整する。また、信号処理後の音信号は、送り部(SEND1~SEND24)354Bでレベル調整された後に、後段のミキシングバス303Bに送出される。
第1入力チャンネル302Aの信号処理は、第1パラメータの値に基づいて制御される。第2入力チャンネル302Bの信号処理は、第2パラメータの値に基づいて制御される。CPU16は、第1パラメータのカレントデータと、第2パラメータのカレントデータと、をそれぞれ別のカレントデータとしてRAM18に記憶する。
第1パラメータは、操作部12のうち、第1区画100Aの第1操作子(例えばチャンネルストリップ63A)に対応する。第2パラメータは、操作部12のうち、第2区画100Bの第2操作子(例えばチャンネルストリップ63B)に対応する。
ユーザは、第1区画100Aの第1操作子(例えばチャンネルストリップ63A)を操作することで、第1パラメータの値を調整できる。ユーザは、第2区画100Bの第2操作子(例えばチャンネルストリップ63B)を操作することで、第2パラメータの値を調整できる。CPU16は、ユーザが第1操作子を操作したときに第1パラメータのカレントデータを更新する。CPU16は、ユーザが第2操作子を操作したときに第2パラメータのカレントデータを更新する。
また、ユーザは、ストアボタン72Aを操作する第1ストア操作により、第1パラメータのカレントデータを第1シーンメモリとしてフラッシュメモリ17に記憶させることもできるし、ストアボタン72Bを操作する第2ストア操作により、第2パラメータのカレントデータを第2シーンメモリとしてフラッシュメモリ17に記憶させることもできる。CPU16は、第1シーンメモリのデータと、第2シーンメモリのデータと、をそれぞれ別のデータとしてフラッシュメモリ17に記憶する。
また、リコールボタン73Aを操作する第1リコール操作により、第1シーンメモリをフラッシュメモリ17から読み出すこともできるし、リコールボタン73Bを操作する第2リコール操作により、第2シーンメモリをフラッシュメモリ17から読み出すこともできる。
これにより、ユーザは、1つのオーディオミキサ1を第1区画100Aおよび第2区画100Bの2つのオーディオミキサのようにして操作することができる。例えば、第1のユーザは、第1区画100Aの第1操作子を操作して第1のミキサとしてオーディオミキサ1を操作できる。一方で、第2のユーザは、第2区画100Bの第2操作子を操作して第2のミキサとしてオーディオミキサ1を操作できる。第1入力チャンネルの第1パラメータは、第1操作子の操作が反映され、第2操作子の操作は反映されない。第2入力チャンネルの第2パラメータは、第2操作子の操作が反映され、第1操作子の操作は反映されない。これにより、第1のユーザおよび第2のユーザは、それぞれ別のユーザが操作しているパラメータを誤って変更することがない。よって、オーディオミキサ1は、1台のミキサを複数人で利用したときに使いやすい。
また、CPU16は、第1信号処理系統に対する操作を受け付ける場合と、第2信号処理系統に対する操作を受け付ける場合とで、表示器11Aおよび表示器11Bの表示を変更することが好ましい。図8は、第1信号処理系統に対する操作を受け付ける場合の表示器11Aに表示する画面の一例を示す図であり、図9は、第2信号処理系統に対する操作を受け付ける場合の表示器11Bに表示する画面の一例を示す図である。
CPU16は、第1区画100Aの第1操作子で第1パラメータに対する操作を受け付ける場合に、表示器11Aを図8に示す第1表示モードで表示させる。また、CPU16は、第2区画100Bの第1操作子で第2パラメータに対する操作を受け付ける場合に、表示器11Bを図9に示す第2表示モードで表示させる。
図8および図9の例では、CPU16は、第1表示モードと第2表示モードで、背景色を変更している。なお、第1表示モードと第2表示モードは、背景色が異なる例に限らず、例えば明るさが異なる態様であってもよい。これにより、ユーザは、第1信号処理系統に対する操作を行うか、第2信号処理系統に対する操作を行うか、容易に判断することができる。
なお、本実施形態のオーディオミキサ1の表示器11は、第1区画の表示器11Aおよび第2区画の表示器11Bの2つの表示器を有するが、仮に、表示器が1つしかない場合、CPU16は、図8の第1表示モードと、図9の第2表示モードと、を切り替えて表示すればよい。この場合、オーディオミキサ1には、第1信号処理系統および第2信号処理系統の切り替え操作を受け付けるための操作子を備える。CPU16は、当該操作子を介して第1信号処理系統および第2信号処理系統の切り替え操作を受け付けた場合に、表示器を第1表示モードおよび第2表示モードのいずれかに切り替える。
なお、第1モードでは、同じ1つの入力ポートを第1入力チャンネルおよび第2入力チャンネルの両方に割り当てことができる。この場合、HA350Aの第1パラメータおよびHA350Bの第2パラメータは、同じ値となる。つまり、第1信号処理系統および第2信号処理系統は、それぞれに共通する共通信号処理パラメータに従って音処理を行うことを含む。
この場合、CPU16は、第1ストア操作および第2ストア操作の両方において、共通信号処理パラメータをフラッシュメモリ17に記憶する。また、CPU16は、第1リコール操作および第2リコール操作の両方において、共通信号処理パラメータをフラッシュメモリ17から読み出す。
なお、HA350AのゲインおよびHA350Bのゲインが共通信号処理パラメータとなる場合、ユーザがHA350Aのゲインを変更した場合には、HA350Bのゲインも変更される。例えばHA350Aのゲインが-3dBに変更された場合、HA350Bのゲインも-3dBに変更される。
これに対して、オーディオミキサ1は、ユーザが第1入力チャンネルのHA350Aのゲインを変更した場合でも第2入力チャンネルのゲイン設定を維持するゲインコンペンセーションの設定を受け付けてもよい。より具体的には、信号処理ブロック351Bは、HA350Bで変更されたゲインを補償するためのゲイン調整部を有する。ゲインコンペンセーションの設定を受け付けた場合において、例えばHA350Aのゲインが-3dBに変更された場合、信号処理ブロック351Bのゲイン調整部は、+3dBのゲイン調整を行う。これにより、第2入力チャンネルのゲイン設定が維持される。ゲインコンペンセーションは、第1入力チャンネルおよび第2入力チャンネルのそれぞれにおいて受け付けてもよい。つまり、第1入力チャンネルのゲイン設定を維持するゲインコンペンセーションの設定を受け付けてもよい。この場合は、信号処理ブロック351Aは、HA350Aで変更されたゲインを補償するためのゲイン調整部を有する。
ゲインコンペンセーションは、チャンネルコピー操作を受け付けた時に自動的に設定されてもよい。図10は、表示器11に表示されるチャンネルコピー受付画面の一例を示す図である。ユーザは、チャンネルコピー受付画面において、第1入力チャンネル(Ch A)を第2入力チャンネル(Ch B)にコピーするか、第2入力チャンネル(Ch B)を第1入力チャンネル(Ch A)にコピーするか、選択することができる。つまり、ユーザは、第1パラメータのうち複数の第1入力チャンネルに関する第1信号処理設定を第2パラメータのうち複数の第2入力チャンネルの第2信号処理設定にコピーするか、または第2パラメータのうち複数の第2入力チャンネルに関する第2信号処理設定を第1パラメータのうち複数の第1入力チャンネルの第1信号処理設定にコピーすることができる。図8の例では、ユーザは、第1入力チャンネル1~16(Ch A1~16)を第2入力チャンネル1~16(Ch B1~16)にコピーする選択を行っている。
また、ユーザは、チャンネルコピー受付画面において、コピーするパラメータを選択することができる。
また、ユーザは、チャンネルコピー受付画面において、ゲインコンペンセーションを設定するか否かを選択することができる。ユーザがチャンネルコピー受付画面において、ゲインコンペンセーションを設定(Set GC for copied HAを選択)してコピー操作を行うと、CPU16は、コピーされた側の入力チャンネルにゲインコンペンセーションを設定する。図10の例では、ユーザは、第1入力チャンネル1~16(Ch A1~16)を第2入力チャンネル1~16(Ch B1~16)にコピーする選択を行っているため、第2入力チャンネル1~16(Ch B1~16)にゲインコンペンセーションが設定される。
一方、図6のフローチャートにおいて、CPU16は、第2モードであると判断した場合(S11:第2モード)、入力チャンネル302およびミキシングバス303を全て同一の信号処理系統に設定する(S14)。具体的には、第1信号処理系統である第1入力チャンネルおよび第2信号処理系統である第2入力チャンネルを同一の信号処理系統に統合し、第1信号処理系統である第1ミキシングバスおよび第2信号処理系統である第2ミキシングバスを同一の信号処理系統に統合する(S14)。また、CPU16は、第2モードで使用するパラメータを、第1パラメータおよび第2パラメータとは別のパラメータ(第3パラメータ)としてRAM18に読み出す(S14)。この第3パラメータは、第2モードから第1モードに移行した時に最後にRAM18に読み出されていたカレントデータを第3パラメータとしてフラッシュメモリ17に記憶しておいたものである。あるいは、CPU16は、第1モードから第2モードに変更する場合に、第1パラメータまたは第2パラメータのいずれかを、第2モードで使用するパラメータとしてRAM18に読み出してもよい。
そして、CPU16は、処理部14に対して、同一の信号処理系統で信号処理をさせる(S15)。具体的には、CPU16は、RAM18に読み出した第3パラメータに従って入力チャンネル302からミキシングバス303へ出力する音信号を処理する動作をするよう処理部14を制御する。
上述した様に、例えば、チャンネルストリップ63Aは、入力チャンネル1~16を割り当て、チャンネルストリップ63Bは、入力チャンネル17~32を割り当てできる。この場合、ユーザは、第1区画100Aの第1操作子および第2区画100Bの第2操作子の両方の操作子を用いて同一の信号処理系統の32個の入力チャンネルを操作することができる。
この様に、オーディオミキサ1は、第2モードでは、より多数の入力チャンネルおよびミキシングバスを有するオーディオミキサとして動作することができる。
なお、第1モードでは、第1パラメータのうち第1信号処理系統の各入力チャンネルから各MIXバスに供給する音信号の送り量、および第2パラメータのうち第2信号処理系統の各入力チャンネルから各MIXバスに供給する音信号の送り量は、それぞれ独立している。一方で、第2モードの第3パラメータは、例えば第1モードで第1信号処理系統に属していた入力チャンネルから第2信号処理系統に属していたMIXバスに供給する音信号の送り量を含む場合もあるし、第1モードで第2信号処理系統に属していた入力チャンネルから第1信号処理系統に属していたMIXバスに供給する音信号の送り量を含む場合もある。また、上述した様に、CPU16は、第1モードから第2モードに変更する場合に、第1パラメータまたは第2パラメータのいずれかを、第2モードで使用するパラメータとしてRAM18に読み出してもよい。ただし、CPU16は、例えば、第1パラメータを第2モードで使用するパラメータとしてRAM18に読み出す場合、第2信号処理系統に属していたMIXバスに供給する音信号の送り量を-∞dBにする等して、第2信号処理系統に属していたMIXバスに音信号が出力されないようにしてもよい。同様に、CPU16は、例えば、第2パラメータを第2モードで使用するパラメータとしてRAM18に読み出す場合、第1信号処理系統に属していたMIXバスに供給する音信号の送り量を-∞dBにする等して、第1信号処理系統に属していたMIXバスに音信号が出力されないようにしてもよい。 次に、図11は、変形例1に係るオーディオミキサ1および該オーディオミキサ1に接続されるPC2を示すブロック図である。オーディオミキサ1およびPC2は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルで接続されている。あるいは、オーディオミキサ1およびPC2は、例えばネットワークケーブルや無線LANで接続されてもよいし、インターネット回線を介して接続されてもよい。
PC2は、本発明の外部装置の一例である。PC2は、例えばウェブアプリケーションプログラム(GUIプログラム)を介してオーディオミキサ1に接続し、PC2のユーザからオーディオミキサ1に対する操作を受け付ける。これにより、PC2のユーザは、オーディオミキサ1から離れた場所でオーディオミキサ1を操作することができる。
ただし、オーディオミキサ1のCPU16は、第1信号処理系統に対する操作のみPC2から受け付けて、第2信号処理系統に対する操作は、第2区画100Bの第2操作子のみから受け付ける。つまり、CPU16は、第1パラメータに対する操作を外部装置または第1操作子から受け付けて、第2パラメータに対する操作を第2操作子のみから受け付けるように設定する。
例えば、第1のユーザは、PC2を介して第1パラメータを操作する。一方で、第2のユーザは、第2区画100Bの第2操作子を操作して第2パラメータを操作する。第1入力チャンネルの第1パラメータは、PC2からの操作または第1操作子の操作が反映され、第2操作子の操作は反映されない。第2入力チャンネルの第2パラメータは、第2操作子の操作のみが反映され、PC2からの操作および第1操作子の操作は反映されない。したがって、第2のユーザは、遠隔地の他のユーザにより誤った操作をなされることがない。
オーディオミキサ1は、第1パラメータおよび第2パラメータを含む、オーディオミキサ1の設定情報を一時記憶するバックアップメモリを備えることが好ましい。バックアップメモリは、オーディオミキサ1に接続する外部の記憶装置であってもよいが、フラッシュメモリ17に確保されることが好ましい。
オーディオミキサ1の設定情報は、第1パラメータおよび第2パラメータだけでなく、第1シーンメモリのデータ、第2シーンメモリのデータ、共通信号処理パラメータ、あるいは表示器の明るさ、表示する言語等のプリファレンス設定も含む。
CPU16は、所定時間(例えば1分)経過する毎、第1モードと第2モードとの切り替え時、あるいは、第1信号処理系統および第2信号処理系統の切り替え操作を受け付けた時に、オーディオミキサ1の設定情報をバックアップメモリに一時記憶する。ユーザは、任意のタイミングでバックアップメモリに記憶されている設定情報を呼び出して、オーディオミキサ1に設定し直すことができる。
これにより、ユーザは、誤ってパラメータを変更した場合、あるいはパラメータを調整した場合に、調整前のパラメータとの音の違いを比べたい場合等、ある時点のオーディオミキサ1の状態に自由に戻すことができる。
本実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :オーディオミキサ
11 :表示器
11A :表示器
11B :表示器
12 :操作部
13 :オーディオI/O
14 :処理部
15 :通信I/F
16 :CPU
17 :フラッシュメモリ
18 :RAM
63A :チャンネルストリップ
63B :チャンネルストリップ
72A :ストアボタン
72B :ストアボタン
73A :リコールボタン
73B :リコールボタン
74A :増減ボタン
74B :増減ボタン
100 :操作パネル
100A :第1区画
100B :第2区画
301 :入力パッチ
302 :入力チャンネル
302A :第1入力チャンネル
302B :第2入力チャンネル
303 :ミキシングバス
303A :第1ミキシングバス
303B :第2ミキシングバス
304 :出力チャンネル
305 :出力パッチ
351 :信号処理ブロック
351A :信号処理ブロック
351B :信号処理ブロック
353 :パン部
353A :パン部
353B :パン部
354 :送り部
3031 :ステレオバス
3031A :第1ステレオバス
3031B :第2ステレオバス
3032 :MIXバス
3032A :第1MIXバス
3032B :第2MIXバス
11 :表示器
11A :表示器
11B :表示器
12 :操作部
13 :オーディオI/O
14 :処理部
15 :通信I/F
16 :CPU
17 :フラッシュメモリ
18 :RAM
63A :チャンネルストリップ
63B :チャンネルストリップ
72A :ストアボタン
72B :ストアボタン
73A :リコールボタン
73B :リコールボタン
74A :増減ボタン
74B :増減ボタン
100 :操作パネル
100A :第1区画
100B :第2区画
301 :入力パッチ
302 :入力チャンネル
302A :第1入力チャンネル
302B :第2入力チャンネル
303 :ミキシングバス
303A :第1ミキシングバス
303B :第2ミキシングバス
304 :出力チャンネル
305 :出力パッチ
351 :信号処理ブロック
351A :信号処理ブロック
351B :信号処理ブロック
353 :パン部
353A :パン部
353B :パン部
354 :送り部
3031 :ステレオバス
3031A :第1ステレオバス
3031B :第2ステレオバス
3032 :MIXバス
3032A :第1MIXバス
3032B :第2MIXバス
Claims (18)
- パラメータの操作を受け付ける第1操作子を含む第1区画と、
前記パラメータの操作を受け付ける第2操作子を含む第2区画と、
を有する操作パネルと、
前記パラメータに従って複数の入力チャンネルから複数のミキシングバスへ出力する音信号を処理する処理部と、
前記処理部の動作を制御する制御部と、
を有するオーディオミキサであって、
前記制御部は、
第1モードでは、
前記複数の入力チャンネルを第1信号処理系統である第1入力チャンネルと、第2信号処理系統である第2入力チャンネルとに分け、
前記複数のミキシングバスを前記第1信号処理系統である第1ミキシングバスと、前記第2信号処理系統である第2ミキシングバスとに分け、
前記パラメータを、前記第1操作子に対応する第1パラメータと、前記第2操作子に対応する第2パラメータと、に分け、
前記第1信号処理系統では前記第1パラメータに従って前記第1入力チャンネルから前記第1ミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう前記処理部を制御し、
前記第2信号処理系統では前記第2パラメータに従って前記第2入力チャンネルから前記第2ミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう前記処理部を制御し、
第2モードでは、
前記複数の入力チャンネルおよび前記複数のミキシングバスを同一の信号処理系統として、
前記同一の信号処理系統で前記パラメータに従って前記複数の入力チャンネルから前記複数のミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう前記処理部を制御する、
オーディオミキサ。 - 前記制御部は、前記第1パラメータに対する操作を外部装置から受け付けて、前記第2パラメータに対する操作を前記第2操作子のみから受け付けるように設定する、
請求項1に記載のオーディオミキサ。 - 表示器を備え、
前記制御部は、前記第1操作子で前記第1パラメータに対する操作を受け付ける場合に前記表示器を第1表示モードで表示させ、前記第2操作子で前記第2パラメータに対する操作を受け付ける場合に前記表示器を第2表示モードで表示させる、
請求項1または請求項2に記載のオーディオミキサ。 - 記憶部を備え、
前記制御部は、
前記第1パラメータを第1シーンメモリとして前記記憶部に記憶する第1ストア操作、および前記第1シーンメモリとして記憶されている前記第1パラメータを前記記憶部から読み出して前記第1信号処理系統に設定する第1リコール操作を受け付け、
前記第2パラメータを第2シーンメモリとして前記記憶部に記憶する第2ストア操作、および前記第2シーンメモリとして記憶されている前記第2パラメータを前記記憶部から読み出して前記第2信号処理系統に設定する第2リコール操作を受け付ける、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のオーディオミキサ。 - 前記第1信号処理系統および前記第2信号処理系統は、それぞれに共通する共通信号処理パラメータに従って音処理を行うことを含み、
前記記憶部は、前記共通信号処理パラメータを記憶し、
前記制御部は、前記第1ストア操作および前記第2ストア操作の両方において前記共通信号処理パラメータを前記記憶部に記憶し、前記第1リコール操作および前記第2リコール操作の両方において前記共通信号処理パラメータを前記記憶部から読み出して前記第1信号処理系統および前記第2信号処理系統に設定する、
請求項4に記載のオーディオミキサ。 - 前記第1パラメータおよび前記第2パラメータを含む、前記オーディオミキサの設定情報を一時記憶するバックアップメモリを備え、
前記制御部は、
前記第1信号処理系統および前記第2信号処理系統の切り替え操作を受け付け、
前記第1信号処理系統および前記第2信号処理系統の切り替え操作を受け付けた時に、前記バックアップメモリに前記設定情報を一時記憶する、
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のオーディオミキサ。 - 前記制御部は、前記第1パラメータのうち前記複数の第1入力チャンネルに関する第1信号処理設定を前記第2パラメータのうち前記複数の第2入力チャンネルの第2信号処理設定にコピーする、または前記第2パラメータのうち前記複数の第2入力チャンネルに関する第2信号処理設定を前記第1パラメータのうち前記複数の第1入力チャンネルの第1信号処理設定にコピーする、コピー操作を受け付ける、
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のオーディオミキサ。 - 前記制御部は、前記コピー操作を受け付けた時、
前記第1信号処理設定または前記第2信号処理設定のうち、いずれか一方におけるゲイン変更の操作を受け付けた場合に他方におけるゲイン設定を維持するゲインコンペンセーションの設定を受け付ける、
請求項7に記載のオーディオミキサ。 - 前記第1入力チャンネルの数と前記第2入力チャンネルの数は異なり、
前記第1ミキシングバスの数と前記第2ミキシングバスの数は異なる、
請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のオーディオミキサ。 - パラメータの操作を受け付ける第1操作子を含む第1区画と、
前記パラメータの操作を受け付ける第2操作子を含む第2区画と、
を有する操作パネルと、
前記パラメータに従って複数の入力チャンネルから複数のミキシングバスへ出力する音信号を処理する処理部と、
前記処理部の動作を制御する制御部と、
を有するオーディオミキサの制御方法であって、
前記制御部は、
第1モードでは、
前記複数の入力チャンネルを第1信号処理系統である第1入力チャンネルと、第2信号処理系統である第2入力チャンネルとに分け、
前記複数のミキシングバスを前記第1信号処理系統である第1ミキシングバスと、前記第2信号処理系統である第2ミキシングバスとに分け、
前記パラメータを、前記第1操作子に対応する第1パラメータと、前記第2操作子に対応する第2パラメータと、に分け、
前記第1信号処理系統では前記第1パラメータに従って前記第1入力チャンネルから前記第1ミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう前記処理部を制御し、
前記第2信号処理系統では前記第2パラメータに従って前記第2入力チャンネルから前記第2ミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう前記処理部を制御し、
第2モードでは、
前記複数の入力チャンネルおよび前記複数のミキシングバスを同一の信号処理系統として、
前記同一の信号処理系統で前記パラメータに従って前記複数の入力チャンネルから前記複数のミキシングバスへ出力する音信号を処理する動作をするよう前記処理部を制御する、
オーディオミキサの制御方法。 - 前記制御部は、前記第1パラメータに対する操作を外部装置から受け付けて、前記第2パラメータに対する操作を前記第2操作子のみから受け付けるように設定する、
請求項10に記載のオーディオミキサの制御方法。 - 表示器を備え、
前記制御部は、前記第1操作子で前記第1パラメータに対する操作を受け付ける場合に前記表示器を第1表示モードで表示させ、前記第2操作子で前記第2パラメータに対する操作を受け付ける場合に前記表示器を第2表示モードで表示させる、
請求項10または請求項11に記載のオーディオミキサの制御方法。 - 記憶部を備え、
前記制御部は、
前記第1パラメータを第1シーンメモリとして前記記憶部に記憶する第1ストア操作、および前記第1シーンメモリとして記憶されている前記第1パラメータを前記記憶部から読み出して前記第1信号処理系統に設定する第1リコール操作を受け付け、
前記第2パラメータを第2シーンメモリとして前記記憶部に記憶する第2ストア操作、および前記第2シーンメモリとして記憶されている前記第2パラメータを前記記憶部から読み出して前記第2信号処理系統に設定する第2リコール操作を受け付ける、
請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載のオーディオミキサの制御方法。 - 前記第1信号処理系統および前記第2信号処理系統は、それぞれに共通する共通信号処理パラメータに従って音処理を行うことを含み、
前記記憶部は、前記共通信号処理パラメータを記憶し、
前記制御部は、前記第1ストア操作および前記第2ストア操作の両方において前記共通信号処理パラメータを前記記憶部に記憶し、前記第1リコール操作および前記第2リコール操作の両方において前記共通信号処理パラメータを前記記憶部から読み出して前記第1信号処理系統および前記第2信号処理系統に設定する、
請求項13に記載のオーディオミキサの制御方法。 - 前記第1パラメータおよび前記第2パラメータを含む、前記オーディオミキサの設定情報を一時記憶するバックアップメモリを備え、
前記制御部は、
前記第1信号処理系統および前記第2信号処理系統の切り替え操作を受け付け、
前記第1信号処理系統および前記第2信号処理系統の切り替え操作を受け付けた時に、前記バックアップメモリに前記設定情報を一時記憶する、
請求項10乃至請求項14のいずれか1項に記載のオーディオミキサの制御方法。 - 前記制御部は、前記第1パラメータのうち前記複数の第1入力チャンネルに関する第1信号処理設定を前記第2パラメータのうち前記複数の第2入力チャンネルの第2信号処理設定にコピーする、または前記第2パラメータのうち前記複数の第2入力チャンネルに関する第2信号処理設定を前記第1パラメータのうち前記複数の第1入力チャンネルの第1信号処理設定にコピーする、コピー操作を受け付ける、
請求項10乃至請求項15のいずれか1項に記載のオーディオミキサの制御方法。 - 前記制御部は、前記コピー操作を受け付けた時、
前記第1信号処理設定または前記第2信号処理設定のうち、いずれか一方におけるゲイン変更の操作を受け付けた場合に他方におけるゲイン設定を維持するゲインコンペンセーションの設定を受け付ける、
請求項16に記載のオーディオミキサの制御方法。 - 前記第1入力チャンネルの数と前記第2入力チャンネルの数は異なり、
前記第1ミキシングバスの数と前記第2ミキシングバスの数は異なる、
請求項10乃至請求項17のいずれか1項に記載のオーディオミキサの制御方法。
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