JP2003100066A - 音声信号編集装置の制御方法、音声信号編集装置およびプログラム - Google Patents

音声信号編集装置の制御方法、音声信号編集装置およびプログラム

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JP2003100066A JP2001289508A JP2001289508A JP2003100066A JP 2003100066 A JP2003100066 A JP 2003100066A JP 2001289508 A JP2001289508 A JP 2001289508A JP 2001289508 A JP2001289508 A JP 2001289508A JP 2003100066 A JP2003100066 A JP 2003100066A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミキシングコンソールにおいて、オペレータ
の使用態様に応じてディスプレイの表示内容を自動的に
設定する。 【解決手段】 図3はミキシングコンソールの表示器に
表示される画面であり、ディスプレイ制御セクション2
には表示器が設けられている。オペレータが選択チャン
ネル・セクション3あるいはマシン制御・セクション8
等に設けられた操作子を操作すると、表示器の表示画面
が、操作された操作子に対応する画面に自動的に切り換
えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミキシングコンソ
ール等に用いて好適な音声信号編集装置の制御方法、音
声信号編集装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ミキシングコンソールはデジタル
化によって多機能化されており、様々な設定を操作者
(オペレータ)が行うことが可能になっている。これら
複数の機能を実現するための操作子やディスプレイを全
てミキシングコンソール上に配置すると、コンソールの
面積が膨大になるため非現実的である。そこで、多目的
のディスプレイをコンソール上に儲け、このディスプレ
イの機能を切り換えることによって多種多様な設定内容
を表示することが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のミキシ
ングコンソールにおいては、ディスプレイに表示すべき
情報の内容をオペレータがスイッチ等で設定する必要が
あり、操作がきわめて煩雑であった。この発明は上述し
た事情に鑑みてなされたものであり、オペレータの使用
態様に応じてディスプレイの表示内容を自動的に設定で
きる音声信号編集装置の制御方法、音声信号編集装置お
よびプログラムを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とす
る。なお、括弧内は例示である。請求項1記載の音声信
号編集装置の制御方法にあっては、音声信号のパラメー
タを設定する操作子と、表示器(202)とを有する音
声信号編集装置を制御する制御方法であって、前記操作
子に対応付けて、連動情報(連動フラグ)を記憶装置
(RAM218)に記憶させる過程と、前記操作子の操
作を検出する過程(図15(b)のルーチンの起動)と、
前記連動情報が所定値(“1”)であることを条件とし
て、前記表示器における表示画面を前記操作子に関連す
る画面に切り換える過程(ステップSP16)と、前記
連動情報が前記所定値以外の値であることを条件とし
て、前記表示器における表示画面を前記操作子が操作さ
れる前の画面に保持する過程(ステップSP12→SP
18)とを有することを特徴とする。さらに、請求項2
記載の構成にあっては、請求項1記載の音声信号編集装
置の制御方法において、前記音声信号編集装置は複数グ
ループの操作子を有し、前記記憶装置(RAM218)
はこれらグループ毎に異なる連動情報を記憶するもので
あり、前記表示器上において前記連動情報を表示する過
程(図9)と、必要に応じてこれら連動情報を編集する
過程(図9)とをさらに有することを特徴とする。さら
に、請求項3記載の構成にあっては、請求項2記載の音
声信号編集装置の制御方法において、前記音声信号編集
装置は、前記各グループ毎に少なくとも一つの表示指令
操作子(ディスプレイ・キー302,352,452)
を有するものであり、何れかの前記表示指令操作子の操
作が検出されたことを条件として、前記連動情報の内容
にかかわらず、該表示指令操作子に対応する画面を前記
表示器に表示する過程をさらに有することを特徴とす
る。また、請求項4記載の音声信号編集装置にあって
は、請求項1ないし3の何れかに記載の音声信号編集装
置の制御方法を実行することを特徴とする。また、請求
項5記載のプログラムにあっては、請求項1ないし3の
何れかに記載の音声信号編集装置の制御方法を実行する
ことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】1.実施形態の構成 1.1.全体構成 次に、本発明の一実施形態のミキシングコンソールの全
体構成を図1を参照し説明する。図において202は表
示器であり、バス220を介して供給された表示情報に
基づいて、オペレータに対して各種情報を表示する。2
04は電動フェーダであり、オペレータによって操作さ
れると、その操作位置をバス220を介して出力すると
ともに、バス220を介して供給されたセッティング情
報に応じて駆動され、フェーダ位置が自動設定される。
206は操作子であり、フィルタ特性等の音色パラメー
タ、モニタ箇所、表示器202の表示内容等を設定す
る。
【0006】208は波形I/O部であり、アナログ音
声信号またはデジタル音声信号の入出力を行う。本実施
形態においては、各種音声信号のミキシング処理・効果
処理等は全てデジタル処理により実行される。しかし、
外部から入力される音声信号および外部に出力すべき音
声信号はアナログ信号であることが多い。このため、波
形I/O部208には、必要に応じてマイクレベルアナ
ログ入力、ラインレベルアナログ入力、デジタル入力、
アナログ出力、デジタル出力等、各種機能を有するカー
ドが挿入され、これらカードによって必要な変換処理が
実行される。
【0007】210は信号処理部であり、一群のDSP
(デジタル・シグナル・プロセッサ)によって構成され
ている。信号処理部210は、波形I/O部208を介
して供給されたデジタル音声信号に対してミキシング処
理や効果処理を施し、その結果を波形I/O部208に
出力する。212はその他I/O部であり、その他各種
の装置との間で情報を入出力する。214はCPUであ
り、後述する制御プログラムに基づいて、バス220を
介して各部を制御する。216はフラッシュメモリであ
り、上記制御プログラムおよびミキシングコンソールの
セッティング情報を記憶する。218はRAMであり、
CPU214のワークメモリとして使用される。
【0008】1.2.信号処理部210等におけるアルゴ
リズムの構成 次に、信号処理部210等において実現されるアルゴリ
ズムの内容を図2を参照し説明する。図において102
〜106および142〜144は、波形I/O部208
におけるアナログ入力部、デジタル入力部、アナログ出
力部、デジタル出力部であり、備え付けのハードウエア
及び増設カードで構成される。まず、102はアナログ
入力部(24ch,カードによる増設可)であり、アナ
ログ音声信号を受信すると、これをデジタル音声信号に
変換し、信号処理部210に供給する。また、104は
ステレオアナログ入力部(ステレオL/R×2ch)で
あり、ステレオのアナログ音声信号を受信すると、これ
をデジタル音声信号に変換し信号処理部210に供給す
る。また、106はデジタル入力部(ステレオL/R×
3ch,カードによる増設可)であり、ステレオのデジ
タル音声信号を受信すると、これを信号処理部210内
部のフォーマットに変換する。
【0009】142はアナログ出力部(8ch,カード
による増設可)であり、信号処理部210から供給され
たデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し外部に
出力する。143はステレオアナログ出力部(L/R×
1ch)であり、信号処理部210から供給された2系
統のデジタル音声信号を2系統の(ステレオの)アナロ
グ音声信号に変換し出力する。144はデジタル出力部
であり、信号処理部210から供給された内部フォーマ
ットのデジタル音声信号を所定フォーマット(AES/
EBU,ADAT,TASCAM等(何れも商標))の
デジタル音声信号に変換し出力する。
【0010】以上述べた構成は、信号処理部210とは
別体のハードウエアである波形I/O部208および各
種入出力部により実現されているが、上記以外の構成は
信号処理部210において動作するプログラムによって
実現されている。当該ミキシングコンソールは、内部に
8ブロックのエフェクタを備えており、108はその入
力部、146はその出力部を示す。当該エフェクタにお
いては、最大16チャンネルの入力に対して最大8ブロ
ックのエフェクト処理が施され、最大16チャンネルの
音声信号が出力される。ここで、各エフェクトブロック
の入出力数は、そのブロックで実行されるエフェクト処
理の内容に応じて変化する。また、当該ミキシングコン
ソールは、エフェクタを増設するための8つのプラグイ
ン・スロットを備えている。
【0011】次に、114は入力チャンネル部であり、
操作子206における操作に基づいて、入力される音声
信号(最大96チャンネル)に対して、各チャンネル毎
に、リミッタ、ゲート、コンプレッサ、イコライザ等の
信号処理、フェーダに基づく音量制御、パンに基づく定
位制御等の入力チャンネル処理を行い、ルーティングで
指定された出力先に出力する。ここで、ルーティングに
おいては、後述するMIXバス、ステレオバス、AUX
バスのうち任意の一ないし複数バスを出力先として指定
可能である。112は入力パッチ部であり、入力部10
2,104,106から供給されたデジタル音声信号を
各入力チャンネル部114の任意のチャンネルに割り当
てる。ここで、上述したように、入力パッチ部112に
は内蔵エフェクタ出力部108からの音声信号も入力さ
れており、該音声信号を入力チャンネル部114に入力
することもできる。
【0012】118は8系統のMIXバスであり、入力
チャンネル部114から入力されるデジタル音声信号を
各バス毎にミキシングする。ここで、各MIXバスに
は、入力チャンネル部114の全96チャンネルのう
ち、ルーティングによって当該MIXバスを出力先とし
ている入力チャンネルの音声信号が入力される。130
はMIX出力チャンネル・AUX出力チャンネル部であ
る。MIX出力チャンネル部には、8系統のMIXバス
に対応した8個の出力チャンネルが、また、AUX出力
チャンネルには12系統のAUXバスに対応した12個
のAUX出力チャンネルが設けられている。各出力チャ
ンネルにおいては、入力される音声信号に対して、リミ
ッタ、コンプレッサ、イコライザ等の信号処理、フェー
ダに基づく音量制御等の出力チャンネル処理が行われ、
処理された音声信号が出力される。8個のMIX出力チ
ャンネルおよび12個のAUX出力チャンネルには、そ
れぞれ対応するミキシング結果MIX1〜MIX8およ
びミキシング結果AUX1〜AUX12が入力される。
それぞれに入力された音声信号は、出力チャンネル処理
が施された後、出力パッチ部134とマトリクス出力チ
ャンネル部132とに出力される。また、MIX出力チ
ャンネル部から出力される音声信号は、ステレオバス1
20に供給することもできる。
【0013】120は「L」および「R」を一組とする
ステレオバスであり、入力チャンネル部114から入力
されるデジタル音声信号およびMIX出力チャンネルか
ら入力されるデジタル音声信号をミキシングする。この
「L」および「R」のミキシング結果は、「L」および
「R」の2チャンネルを有するステレオ出力チャンネル
部128に供給される。そして、該ステレオ出力チャン
ネル部128において出力チャンネル処理が施された
「L」および「R」の音声信号は、出力パッチ部134
とマトリクス出力チャンネル部132とに出力される。
ステレオ出力チャンネル部128から出力される音声信
号は、主として客席全体に対して放音する音声信号とし
て用いられる。また、各入力チャンネルにおいては、電
動フェーダ204によって音量調節された音声信号に対
して、さらに出力先の12系統のAUXバスに対応する
音量調節が可能である。各AUXバスは、入力チャンネ
ル部114から入力される該音量調節された音声信号を
ミキシングし、そのミキシング結果を対応するAUX出
力チャンネルに出力する。
【0014】MIX出力チャンネル・AUX出力チャン
ネル部130のAUX出力チャンネルからの出力は、舞
台上の出演者に対するエコーバック、録音、その他様々
な用途に使用される。122はSOLOバスであり、主
としてモニタ用として用いられる。各入力チャンネルに
おいては、SOLOバス122にデジタル音声信号を供
給するか否か、また供給する場合にはポストフェードに
するかプリフェードにするかを切り換えるスイッチが設
けられている。これらスイッチの操作状態に従って、各
入力チャンネルのデジタル音声信号がSOLOバス12
2を介してミキシングされる。
【0015】次に、132はマトリクス出力チャンネル
部であり、ステレオ出力チャンネル部128およびMI
X出力チャンネル・AUX出力チャンネル部130から
の出力をさらにミキシングし、ミキシング結果に対して
出力チャンネル処理を施して出力する。そして、マトリ
クス出力チャンネル部132でミキシングされ出力チャ
ンネル処理された音声信号は、出力パッチ部134に供
給される。
【0016】出力パッチ部134は、ステレオ出力チャ
ンネル部128、MIX出力チャンネル部130または
マトリクス出力チャンネル部132から出力されたデジ
タル音声信号を各出力部142,142,144の任意
の箇所に割り当てる。また、同デジタル音声信号のうち
内蔵エフェクタに入力すべき音声信号は、内蔵エフェク
タの入力部146の任意の入力に割り当てられる。
【0017】150はモニタ用セレクタであり、上記各
部の音声信号のうち一または複数を選択する。152は
モニタ用ミキサであり、これら選択された音声信号をミ
キシングする。154はモニタ用音声出力部であり、ミ
キシングされたデジタル音声信号をアナログ音声信号に
変換し出力する。
【0018】1.3.操作パネルの構成 1.3.1.全体構成 次に、ミキシングコンソールの操作パネルの全体構成を
図3を参照し説明する。図において1はフェーダモード
・セクションであり、電動フェーダ204の機能等を設
定する。2はディスプレイ制御セクションであり、上述
した表示器202およびその動作状態を制御する各種操
作子によって構成されている。3は選択チャンネル・セ
クションであり、チャンネル選択キー(SELキー)に
よって選択された任意の1チャンネルについて、詳細な
パラメータを設定するために、各種操作子および表示器
が設けられている。また、選択チャンネル・セクション
3においては、オブジェクトをクリックしたり、4チャ
ンネルあるいは5.1チャンネル等の多チャンネルミキ
シングを行う時の定位を制御するジョイスティックが設
けられている。
【0019】4はモニタ・セクションであり、各部のデ
ジタル音声信号等をモニタリングするための操作子等が
設けられている。5はユーザ定義キー・シーンメモリ・
オートミックス・セクションである。本実施形態のミキ
シングコンソールにおいては、一部のキーの機能をオペ
レータが定義することができる。また、複数のシーン毎
にミキシングコンソールの各部の設定を予めプリセット
しておき、プリセットした設定を後にワンタッチで再現
することができる。また、業務用ビデオテープレコーダ
あるいはMIDIシーケンサ等が出力するタイムコード
に同期して、各部のフェーダ量を自動的に設定すること
ができる。セクション5は、これらの機能を制御するた
めに設けられている。
【0020】次に、6はチャンネル・ストリップ・セク
ションであり、入力チャンネルないし出力チャンネルの
各チャンネル毎の制御を行うための上述した電動フェー
ダ204、当該チャンネルを選択するためのチャンネル
選択キー、およびその他のパラメータ設定用の操作子が
設けられている。なお、本実施形態においては、入力チ
ャンネル数は「96」設けられているが、ミキシングコ
ンソールの大型化を避けるためセクション6内の電動フ
ェーダ204の数は「24個」である。このため、入力
チャンネルは「24」×4レイヤに分割されており、指
定された一つのレイヤ(但し、ステレオのペアに設定さ
れているチャンネルについては2レイヤ)に対して、セ
クション6による制御が行われることになる。
【0021】7はマスタ・セクションであり、ステレオ
出力チャンネル部128の出力レベルを調節する出力フ
ェーダ、および上記チャンネル・ストリップ・セクショ
ン6のレイヤを割り当てる操作子等が設けられている。
8はマシン制御・セクションであり、その他各種の制御
を行う操作子が設けられている。9はデータ入力・セク
ションであり、各種データ入力を行う操作子が設けられ
ている。10はスマートメディア・セクションであり、
外部とのデータのやりとりのため、メモリカード用のソ
ケットが設けられている。
【0022】11はアナログセクションであり、アナロ
グ入力部102,104における各種セッティング(ゲ
イン調整やファンタム電源のオンオフ等)を行う操作子
が設けられている。12はレベル表示器・セクションで
あり、各部の音声信号のレベルを表示するレベルメータ
等が設けられている。13はタイムコード表示器・セク
ションであり、ビデオテープレコーダのタイムコード等
を表示する。以下、操作パネルのうち要部の構成を説明
する。
【0023】1.3.2.ディスプレイ・アクセス部40
0 上記ディスプレイ制御セクション2には、図4に示すデ
ィスプレイ・アクセス部400が設けられている。図4
において401はDATAキーであり、押下されると表示器
202にデータ入出力画面を表示させる。この画面にお
いては、スマートメディア・セクション10にセットさ
れるメモリカードのセーブ、ロード等の設定を行うこと
ができる。402はDIOキーであり、押下されると表示
器202にデータ入出力画面を表示させる。この画面に
おいては、例えばタイムコードのマスターを本実施形態
のミキシングコンソールにするか、あるいは外部のビデ
オテープレコーダ等にするか等を選択することができ
る。
【0024】403はSETUPキーであり、表示器202
にセットアップ画面を表示させる。この画面において
は、ミキシングコンソールの動作をカスタマイズするこ
とが可能である。このように、ディスプレイ・アクセス
部400に設けられた各キーは、表示器202に表示す
べき内容を明示的に指定するためのものである。本実施
形態において、キー401,402,403等、画面を
表示させることを主な機能とするキーを「ディスプレイ
・キー」ないし「画面切換キー」と呼ぶ。当該ミキシン
グコンソールでは、ディスプレイ・キーについては正方
形キーを45度傾けて配置することにより、ディスプレ
イ・キーを他のキー(正方形キーを傾けずに配置)と視
覚的に判別できるようになっている。ディスプレイ・キ
ーはミキシングコンソールにおけるミキシング状態を変
化させないので、操作者は、それがディスプレイ・キー
であることを確認したら、ミキシングに対する影響を気
にせずに安心して操作することができる。そして、ディ
スプレイ制御セクション2は、パネル上に対応する専用
の操作子が無いディスプレイ・キーを集めたセクション
である。
【0025】1.3.3.エフェクト・プラグイン部45
0 また、ディスプレイ制御セクション2には、図5に示す
エフェクト・プラグイン部450も設けられている。こ
のエフェクト・プラグイン部450は、前述した8ブロ
ックのエフェクタおよびプラグインで増設されたエフェ
クタを調整するための操作子から構成されている。その
構成を図5を参照し説明する。図5において452はデ
ィスプレイ・キーであり、上記表示器202の表示画面
として該エフェクト・プラグイン部450に関連する画
面を選択するように指令するキーである。
【0026】454はINTERNAL_EFFECTSキー、456は
PLUG_INSキー、458はCHANNEL_INSERTキーであり、パ
ラメータを設定しようとするエフェクト等の種類を指定
する。460は番号指定キー群であり、「1」〜「8」
に対応する8個のキーから構成されており、指定された
種類におけるエフェクト等の番号を指定するものであ
る。例えば、内蔵エフェクタ(INTERNAL_EFFECTS)10
8の8ブロックのうち第5番のブロックを設定するので
あれば、INTERNAL_EFFECTSキー454を押下し、しかる
後に番号指定キー群460の5番を押下するとよい。
【0027】466,468,470,472はボリュ
ーム操作子であり、選択されたエフェクトの特性等を設
定するためのものである。但し、エフェクトにおいて設
定されるパラメータの量は「4」よりも多いため、エフ
ェクト・プラグイン部450にはアップキー462およ
びダウンキー464が設けられている。上述したように
オペレータがディスプレイ・キー452を押下すると、
表示器202には該エフェクト・プラグイン部450に
関連する画面が表示される。
【0028】この画面においては、選択されたエフェク
トのパラメータが4種類を一組として表示され、オペレ
ータは調整しようとするパラメータが属する組をアップ
キー462およびダウンキー464によって選択するこ
とができる。ボリューム操作子466〜472はロータ
リーエンコーダによって構成されており、制限なく回動
することができる。これらの操作子およびその周囲には
目盛が刻まれておらず、ボリューム操作子466〜47
2を目視しただけでは設定値を知ることはできない。こ
のため、選択された組に対する設定値も表示器202に
表示されるようになっている。
【0029】1.3.4.ダイナミックス部300 また、選択チャンネル・セクション3には、図6に示す
ダイナミックス部300が設けられている。このダイナ
ミックス部300は、入力チャンネルないし出力チャン
ネルのうちSELキーによって選択された1つのチャン
ネルのダイナミックレンジを調節するための操作子等か
ら構成されている。図において302はディスプレイ・
キーであり、上記表示器202の表示画面として、該ダ
イナミックス部300に関連する画面(図12,図1
3)を選択するように指令するキーである。
【0030】本実施形態のミキシングコンソールでは、
ダイナミックレンジ調整のためにコンプレッサ(COMP)
およびゲート(GATE)が設けられている。304はCOMP
_ONキーであり、押下される毎にコンプレッサ(COMP)
のオンオフをトグルで切り換える。同様に、306はGA
TE_ONキーであり、押下される毎にゲート(GATE)のオ
ンオフをトグルで切り換える。
【0031】コンプレッサ(COMP)およびゲート(GAT
E)の状態は、それぞれ5つのパラメータによって調節
される。314〜322はボリューム操作子であり、こ
れら5つのパラメータを調節するために設けられてい
る。ボリューム操作子314〜322は、上記エフェク
ト・プラグイン部450のボリューム操作子466〜4
72と同様にロータリーエンコーダによって構成されて
おり、各操作子による設定内容は表示器202において
確認することができる。308はCOMP/GATE切換キーで
あり、コンプレッサ(COMP)およびゲート(GATE)のう
ち上記ボリューム操作子314〜322によって調節し
ようとする対象を選択する。310はCOMPランプ、31
2はGATEランプであり、COMP/GATE切換キー308によ
って選択された一方のみが点灯する。ここで、ゲート
(GATE)は入力チャンネルのみにあり、出力チャンネル
には備えられていない。従って、SELキーで出力チャ
ンネルが選択されている場合には、COMP/GATEのうちコ
ンプレッサ(COMP)が常時選択される。なお、先述した
図12と図13のうち、図12がコンプレッサに関連し
たコンプレッサ調節画面であり、図13がゲートに関連
したゲート調節画面である。なお、先述した
【0032】1.3.5.イコライザ部350 また、選択チャンネル・セクション3には、図7に示す
イコライザ部350が設けられている。このイコライザ
部350は、指定された入力チャンネルの周波数特性を
調節するための操作子等から構成されている。図におい
て352はディスプレイ・キーであり、上記表示器20
2の表示画面として、該イコライザ部350に関連する
画面(図14)を選択するように指令するキーである。
【0033】354はストアキーであり、押下されると
現在の設定状態がフラッシュメモリ216に格納され
る。また、356はリコールキーであり、押下される
と、フラッシュメモリ216に格納された情報に基づい
て、イコライザ部350内の各部の状態が設定される。
357はイコライザオンキーであり、イコライザ処理の
オンオフをトグルで切り換える。358はボリューム操
作子であり、ロータリーエンコーダによって構成され、
当該チャンネルのイコライザの入力部における音声信号
の減衰量を調整する。
【0034】360は低音域用周波数・Qボリューム操
作子であり、ロータリーエンコーダによって構成されて
いる。ボリューム操作子360は、押し込むことによっ
てQ値の調節が可能になり、引き出すことによって周波
数(特性を変化させる中心周波数)の調整が可能にな
る。362は周波数ランプ、364はQ値ランプであ
り、何れか一方が選択的に点灯することにより、ボリュ
ーム操作子360が周波数・Q値のうち何れの調整に用
いられているかを表示する。
【0035】368は低音域ゲイン用ボリューム操作子
であり、低音域のゲインを調節する。366は低音域表
示器であり、低音域用周波数・Qボリューム操作子36
0および低音域ゲイン用ボリューム操作子368の調整
結果を表示する。すなわち、低音域表示器366は通常
状態では低音域周波数を表示するが、Q値あるいはゲイ
ンが調節されると、2秒間は該Q値あるいはゲインを表
示する。また、以上述べた構成要素360〜368と同
様に、中低音域用の構成要素370〜378、中高音域
用の構成要素380〜388、および高音域用の構成要
素390〜398が設けられている。
【0036】1.3.6.レイヤ部500 マスタ・セクション7には、図8に示すレイヤ部500
が設けられている。レイヤ部500内において502は
第1レイヤ指定キーであり、チャンネル・ストリップ・
セクション6における調整対象として第1レイヤ(第1
〜第24入力チャンネル)を指定するために設けられて
いる。同様に、504は第2レイヤ指定キー、506は
第3レイヤ指定キー、508は第4レイヤ指定キーであ
り、それぞれ調整対象として第2レイヤ(第25〜第4
8入力チャンネル)、第3レイヤ(第49〜第72入力
チャンネル)、第4レイヤ(第73〜第96入力チャン
ネル)を指定するものである。
【0037】510はマスタレイヤ指定キーであり、セ
クション6の調整対象としてマスタレイヤを指定するも
のである。ここで、マスタレイヤとは、MIX出力チャ
ンネル(8チャンネル)、AUX出力チャンネル(12
チャンネル)およびマトリクス出力チャンネル(4チャ
ンネル)を総称したものである。これらレイヤ指定キー
502〜510は択一的にオン状態に設定され、オン状
態に設定されたキーは点灯状態になる。
【0038】512〜518は遠隔操作指定キーであ
り、ここで第1〜第4レイヤの何れかを指定することに
より、チャンネル・ストリップ・セクション6で該第1
〜4レイヤに予めアサインしてある外部機器を遠隔操作
することができる。これにより、チャンネル・ストリッ
プ・セクション6と同様の機能を有する外付けのコンソ
ールを本実施形態のミキシングコンソールに接続し、複
数レイヤのフェーダ操作を同時に行うことも可能であ
る。なお、遠隔操作指定が行われた場合、当該指定キー
512〜518は点灯状態になる。
【0039】ところで、レイヤ部500においては、例
えばダイナミックス部300に設けられていたディスプ
レイ・キー302に対応するものは設けられていない。
これは、レイヤ部500に関係する操作・表示内容は全
てレイヤ部500に設けられたキーによって達成される
ため、表示器202の状態を更新する必要が無いためで
ある。
【0040】1.3.7.レベル表示器・セクション12 次に、レベル表示器・セクション12の一部の構成を図
11を参照し説明する。図において720〜739は2
0個のレベルインジケータである。レベル表示器・セク
ション12には実際には48個のレベルインジケータが
設けられており、図示せぬ28個のレベルインジケータ
も同様に配列される。これらレベルインジケータは2個
づつが一組になっており、一組を成す2個のレベルイン
ジケータは相互に近接して設けられている。702〜7
10はレイヤランプであり、レベルインジケータ720
〜739が何れのレイヤのレベルを表示しているのかを
点灯表示する。
【0041】まず、702〜708は第1〜第4レイヤ
ランプ、710はマスタレイヤランプであり、対応する
レイヤにおける各チャンネルのレベルがレベルインジケ
ータ720〜739に表示される際に点灯される。各レ
イヤにおけるチャンネル数は「24」であり、レベルイ
ンジケータは「48個」設けられているが、上記レイヤ
ランプ702〜710に対しては、原則としてレベルイ
ンジケータ720〜739の各組のうち左側のレベルイ
ンジケータのみが使用され、右側のレベルインジケータ
は使用されない。
【0042】図示の例においては、第1レイヤランプ7
02が点灯し、レベルインジケータ720〜739は第
1レイヤのレベルを表示する。すなわちレベルインジケ
ータ720には第1レイヤの1番目の入力チャンネル
(第1入力チャンネル)のレベルが、また、レベルイン
ジケータ722には第2入力チャンネルのレベルがそれ
ぞれ表示されることになる。また、レイヤランプ712
は、レベルインジケータに第1レイヤおよび第2レイヤ
のレベルが表示される旨を表示する。この場合、レベル
インジケータにおける表示順序は左からチャンネル番号
順になる。また、レイヤランプ714は、レイヤランプ
712と同様に、第3レイヤおよび第4レイヤのレベル
が表示される旨を表示する。
【0043】但し、レイヤランプ702〜710のうち
何れか一つが選択されている場合においても、表示中の
レイヤの複数チャンネルのうち「垂直(VERTICAL)モー
ド」のペア(詳細は後述する)が設定されているチャン
ネルについては、一組を成す2本のレベルインジケータ
に2レイヤのレベルが表示される。その際、レイヤ番号
が奇数である側のチャンネルは「L」チャンネルであり
左側のレベルインジケータに割り当てられる。また、レ
イヤ番号が偶数である側のチャンネルは「R」チャンネ
ルであり右側のレベルインジケータに割り当てられる。
以上のような表示態様によれば、レベル表示器・セクシ
ョン12を一見しただけで何れのチャンネルに「垂直モ
ード」のペアが設定されているのか直ちに判別すること
ができ、当該ペアの「L」および「R」の音声信号のレ
ベルを確認することができる。
【0044】2.実施形態の動作 2.1.画面切換動作 次に、本実施形態の動作を図15を参照し説明する。操
作パネルに設けられたキーのうち、ディスプレイ・アク
セス部400内の各キーおよびディスプレイ・キー30
2,352,452を「画面切換キー」と呼ぶ。画面切
換キーが押下されると、図15(a)に示すルーチンが起
動される。図において処理がステップSP2に進むと、
押下された画面切換キーに対応した画面が表示器202
に表示されているか否かが判定される。ここで「YE
S」と判定されると、特になんら処理がされることなく
本ルーチンが終了する。一方、「NO」と判定される
と、処理はステップSP4に進み、表示器202の画面
が当該画面切換キーに対応した画面に切り換えられる。
【0045】また、操作パネル上の各操作子(キー、ボ
リューム操作子等)には、表示器202上の画面に対す
る対応付けがされているものがある。すなわち、ディス
プレイ・キー302,352,452が設けられている
ダイナミックス部300、イコライザ部350およびエ
フェクト・プラグイン部450の各操作子は、各々ディ
スプレイ・キー302,352,452が押下された時
に表示される画面に対応付けられている。ここで、同一
の画面に対応付けられる複数の操作子は「表示グルー
プ」を構成することとする。一方、ディスプレイ・キー
が設けられていない部分、例えばレイヤ部500内の各
キーは、画面とは対応付けられていないから、何れの表
示グループにも属さないことになる。
【0046】そして、本実施形態においては、画面に対
応付けられている操作子が操作された時、対応する画面
を自動的に表示させるか否かを表示グループ毎に設定す
ることが可能である。すなわち、RAM218には各表
示グループ毎に「連動フラグ」が記憶されており、操作
子に連動して画面を切り換えるべき場合には連動フラグ
が“1”に設定され、画面を切り換えるべきでない場合
には連動フラグが“0”に設定される。
【0047】ここで、各操作子が操作された場合に実行
されるルーチンを図15(b)に示す。図において処理が
ステップSP12に進むと、当該操作子が属する表示グ
ループにおいて連動フラグが“1”にセットされている
か否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、
処理はステップSP18に進み、当該操作子に対応した
処理(パラメータの変更等)が実行される。なお、操作
された操作子が何れの表示グループにも属さない場合
は、ステップSP12において必ず「NO」と判定さ
れ、同様にステップSP18が実行されることになる。
【0048】一方、操作子の属する表示グループに対し
て連動フラグが“1”にセットされていれば、ステップ
SP12において「YES」と判定され、処理はステッ
プSP14に進む。ここでは、表示器202に既に当該
表示グループに対応する画面が表示されているか否かが
判定される。ここで「YES」と判定された場合には、
画面を切り換える必要が無いため、処理は上記ステップ
SP18に進む。一方、対応する画面が表示されていな
い場合には処理はステップSP16に進み、当該操作子
が属する表示グループに対応した画面が表示器202に
表示される。そして、処理がステップSP18に進む
と、当該操作子に対応した処理が実行される。ここで、
図3に示される複数のセクションのうち、連動フラグを
設定可能なセクションは、その一部のセクションのみで
ある。例えば、選択チャンネル・セクションの各部は連
動フラグをそれぞれ設定可能であるが、ディスプレイ制
御セクション2、ユーザ定義キー・シーンメモリ・オー
トミックス・セクションでは設定不可能である。画面を
連動させる必要性の低いセクションについて、連動フラ
グが設定不可能になっており、それらのセクションでは
操作子操作に画面が連動しない。(すなわち、連動フラ
グが"0"と見なされる。)以下、操作子の種類に応じた
動作の具体例を説明する。
【0049】2.2.プリフェランス画面600における
動作 ディスプレイ・アクセス部400においてSETUPキー4
03が押下されると、表示器202に図9に示すプリフ
ェランス画面600が表示される。この画面において
は、ミキシングコンソールにおける様々なオンオフの設
定項目に対するチェックボックスが表示され、オペレー
タがジョイスティックでチェックボックスを選択しクリ
ックすることにより、設定項目のオンオフ状態を反転さ
せることができる。
【0050】これらのうち、名称が「AUTO」で始まり
「Display」で終わるチェックボックス602〜616
は、上述した連動フラグの値を設定するものであり、イ
コライザ(EQ)、パン(PAN)、サラウンド(SURROUN
D)等の表示グループ毎に設けられている。これらのチ
ェックボックスにおいてチェックが付されていれば対応
する連動フラグは“1”に設定され、チェックボックス
が空欄であれば対応する連動フラグは“0”に設定され
る。
【0051】2.3.ゲート調節画面800における動作 SELキーによって第48番目の入力チャンネルが選択
されている状態で、次の(1)または(2)の何れかの条件
が充足されると、図15のステップSP4またはSP1
6において、図12に示すゲート調節画面800が表示
器202に表示される。 (1)COMP/GATE切換キー308によってゲート(GATE)
が選択されている時にディスプレイ・キー302が押下
された場合 (2)COMP/GATE切換キー308によってゲート(GATE)
が選択され、Auto EQ Display 連動フラグ(図9のチェ
ックボックス602に対応)が“1”に設定され、か
つ、ダイナミックス部300内の何れかの操作子が操作
された場合 なお、当該ミキシングコンソールにおいてゲート(GAT
E)を備えているのは、入力チャンネル部114の入力
チャンネルのみである。従って、その他のMIX出力チ
ャンネル、AUX出力チャンネル、ステレオ出力チャン
ネル、マトリクス出力チャンネルが選択されているとき
は、COMP/GATE切換キーでゲート(GATE)を選択するこ
とはできず、ゲート調整画面が表示されることもない。
【0052】図において802はチャンネルナンバ表示
部であり、ゲート(GATE)調整に係る入力チャンネルの
番号(この場合は第48入力チャンネル)が表示され
る。804はSELFボタン、806はCHANNELボタン、8
08はAUXボタンであり、これらのうち何れかが択一的
に選択されることにより、ダイナミックスプロセスを起
動するトリガが指定される。810はオンオフボタンで
あり、ゲート(GATE)の機能のオンオフを指定する。す
なわち、ゲート(GATE)の機能のオンオフは、オンオフ
ボタン810あるいは上述したGATE_ONキー306の何
れによっても切り換えることが可能になっている。
【0053】812〜818はページ切換タグであり、
ここにジョイスティックのカーソル位置を動かし、ジョ
イスティックをクリックすると、表示器202の表示内
容は当該タグに応じた画面に切り替わる。特に、ページ
切換タグ816をジョイスティックでクリックすると、
後述する図13の画面が表示される。換言すれば、ペー
ジ切換タグ812〜818によって4ページの画像のう
ち何れかを任意に選択することができ、COMP/GATE切換
キー308によってそのうち特に使用頻度の高い2ペー
ジの画像(図12,図13)を選択することが可能にな
っている。
【0054】820はパラメータ表示・設定部であり、
ボリューム操作子314〜322によって調節された各
パラメータの値と、ボリューム操作子を模した画像とが
表示される。オペレータがボリューム操作子314〜3
22を操作すると、その操作に基づくパラメータの増減
がパラメータ表示・設定部820に直ちに反映される。
さらに、各ボリューム操作子画像にカーソルを合わせる
と、データ入力・セクション9を介して当該パラメータ
の値を入力することもできる。すなわち、各パラメータ
の値はボリューム操作子314〜322によっても、画
面上においても調節することが可能である。
【0055】821はタイプ表示部であり、ゲート(GA
TE)の種類を選択・表示することが可能である。なお、
ゲート(GATE)の種類は、(狭義の)「GATE」および
「DUCKING」のうち何れかより選択される。822は特
性カーブ表示部であり、上記各パラメータに応じて得ら
れる特性カーブがここに表示される。824はステレオ
リンクスイッチであり、上記パラメータを他のチャンネ
ル(ステレオペアを成す相手側のチャンネル)のパラメ
ータに対してリンクさせるか否かを設定する。
【0056】2.4.コンプレッサ調節画面850におけ
る動作 SELキーによって第48番の入力チャンネルが選択さ
れている状態で、次の(1)または(2)の何れかの条件が
充足されると、図15のステップSP4またはSP16
において、図13に示すコンプレッサ調節画面850が
表示器202に表示される。 (1)COMP/GATE切換キー308によってコンプレッサ(C
OMP)が選択されている時にディスプレイ・キー302
が押下された場合 (2)COMP/GATE切換キー308によってコンプレッサ(C
OMP)が選択され、AutoEQ Display 連動フラグ(図9の
チェックボックス602に対応)が“1”に設定され、
かつ、ダイナミックス部300内の何れかの操作子が操
作された場合 なお、コンプレッサに関しては、入力チャンネル以外の
MIX出力チャンネル、AUX出力チャンネル、ステレ
オ出力チャンネル、マトリクス出力チャンネルにも備え
られているので、SELキーによってそれらのチャンネ
ルが選択されている場合には、そのチャンネルのコンプ
レッサ調整画面を表示することもできる。
【0057】コンプレッサ調節画面850においては、
ゲート調節画面800と同様のチャンネルナンバ表示部
802、オンオフボタン810、ページ切換タグ812
〜818、ステレオリンクスイッチ824が設けられて
いる。852はパラメータ表示・設定部であり、ゲート
調節画面800のパラメータ表示・設定部820と同様
に、ボリューム操作子314〜322によって調節され
た各パラメータの値と、ボリューム操作子を模した画像
とが表示される。但し、パネル上のボリューム操作子3
14〜322は5個設けられているのに対して、パラメ
ータ表示・設定部852には6個のボリューム操作子画
像が表示されている。
【0058】換言すれば、パラメータ表示・設定部85
2の右上部分に表示されているパラメータ「knee」
はパラメータ表示・設定部852においてのみ調節する
ことが可能であり、ボリューム操作子314〜322に
よって調節できないことになる。これは、パラメータ
「knee」の使用頻度が他のパラメータと比較して低
いため、ボリューム操作子314〜322には割り当て
なかったのである。
【0059】854はタイプ表示部であり、コンプレッ
サ(COMP)の種類を選択・表示することが可能である。
なお、コンプレッサ(COMP)のタイプは、(狭義の)
「COMP」、「EXPAND」、「COMPANDER」のうち何れかよ
り選択される。856は特性カーブ表示部であり、ゲー
ト調節画面800の特性カーブ表示部822と同様に、
上記各パラメータに応じて得られる特性カーブがここに
表示される。
【0060】2.5.イコライザ調節画面900における
動作 SELキーによって第48番の入力チャンネルが選択さ
れている状態で、次の(1)または(2)の何れかの条件が
充足されると、図15のステップSP4またはSP16
において、図14に示すイコライザ調節画面900が表
示器202に表示される。 (1)イコライザ部350においてディスプレイ・キー3
52が押下された場合 (2)Auto EQ Display 連動フラグ(図9のチェックボッ
クス602に対応)が“1”に設定され、かつ、イコラ
イザ部350内の何れかの操作子が操作された場合 なお、イコライザも、入力チャンネルだけでなく各出力
チャンネルにも備えられているので、それらのチャンネ
ルのイコライザ調整画面を表示することも可能である。
【0061】イコライザ調節画面900において、90
2はチャンネルナンバ表示部であり、イコライザ処理を
しようとしているチャンネル(複数の入力チャンネル及
び出力チャンネルからSELキーで選択されたチャンネ
ル)の番号が表示される。904はイコライザオンオフ
ボタンであり、イコライザのオンオフをトグルで切り換
える。すなわち、イコライザオンオフボタン904はイ
コライザオンキー357と等価である。906はCLASSI
Cボタン、908はVINTAGEボタンであり、これらのうち
何れかが択一的に選択されることにより、イコライザ処
理のタイプが設定される。909は減衰量表示・設定部
であり、ボリューム操作子358によって設定された減
衰量が表示される。
【0062】さらに、減衰量表示・設定部910に表示
されたボリューム操作子画像にカーソルを合わせると、
データ入力・セクション9を介して減衰量を入力するこ
ともできる。910は低音域表示・設定部であり、低音
域に対するQ値、周波数およびゲインの設定値と、3個
のボリューム操作子とが表示される。これらボリューム
操作子にカーソルを合わせると、ボリューム操作子36
0、368の代りに、データ入力・セクション9を介し
てQ値、周波数またはゲインを直接入力することが可能
である。912は中低音域表示・設定部、914は中高
音域表示・設定部、916は高音域表示・設定部であ
り、低音域表示・設定部910と同様に、各音域のQ
値、周波数およびゲインを表示・設定する。918は特
性カーブ表示部であり、各音域の表示・設定部910〜
916における設定結果に基づいて、周波数特性のカー
ブを表示する。
【0063】2.6.ペア設定画面650の表示 ディスプレイ・アクセス部400においてPAIRキー40
9が押下されると、図10(a), (b)に示すペア設定画面
650が表示器202に表示される。ここで、「ペア」
とは、ステレオの音声信号を構成する場合に各種パラメ
ータが連動する2つのチャンネルの意味である。本実施
形態においては、ペアを構成する態様(ペアリングモー
ド)として「水平(HOLIZONTAL)モード」および「垂直
(VERTICAL)モード」の何れかを選択することができ
る。ここで、水平モードとは、チャンネル番号順にペア
を構成するモードである。
【0064】水平モードにおいては、例えば図10(a)
に示すように、第1入力チャンネルと第2入力チャンネ
ルがペアを構成し、第3入力チャンネルと第4入力チャ
ンネルとがペアを構成する。また、垂直モードとは、2
つのレイヤにおいて、対応するチャンネル同志がペアを
構成するモードである。垂直モードにおいては、例えば
図10(b)に示すように、第1レイヤの1番目のチャン
ネルである第1入力チャンネルと、第2レイヤの1番目
のチャンネルである第25入力チャンネルとがペアを構
成し、第1レイヤの2番目のチャンネルである第2入力
チャンネルと、第2レイヤの2番目のチャンネルである
第26入力チャンネルとがペアを構成する。なお、第3
レイヤと第4レイヤについても、第1レイヤと第2レイ
ヤと同様に垂直モードのペアを構成することができる。
【0065】これらの図において652は水平モードス
イッチ、654は垂直モードスイッチであり、何れか一
方が選択的にオン状態になることによって何れかのペア
リングモードを指定する。660,670は左チャンネ
ル表示部、661,671は右チャンネル表示部であ
り、これらはペアに設定された2つのチャンネル番号を
表示する。662,672はMS(MONORAL/STEREO)モ
ード表示部であり、ペア設定された2つのチャンネルの
MSモードを表示する。すなわち、MSモード表示部6
62のように通常のハートマークが表示されている場合
はMSモードは「STEREO」であり、MSモード表示部6
72のように割れたハートマークが表示されている場合
はMSモードは「MONORAL」である。
【0066】664,674はMSモード切換スイッチ
であり、MSモードを「STEREO」に設定するか「MONORA
L」に設定するかをトグルで切り換える。682,68
4,686はレイヤ切換タグであり、ペアリングモード
あるいはMSモードを設定するレイヤ毎に設けられてい
る。なお、ペアリングモードは、第1,第2レイヤ間お
よび第3,第4レイヤ間において独立に設定することが
可能である。例えば、第1,第2レイヤ間において垂直
モード、第3,第4レイヤ間において水平モードに設定
することもできる。
【0067】MSモードが「STEREO」に設定されると、
ペアを構成する2つのチャンネルに対して、一部のパラ
メータが共有される。共有されるパラメータは、ゲート
(GATE)の設定、インサーションエフェクトの設定、
(ボリューム操作子358によって設定される)減衰
量、イコライザの設定、コンプレッサ(COMP)の設定、
チャンネルのオンオフ、フェーダ量、AUX出力チャン
ネルをプリフェードにするかポストフェードにするか、
AUX出力チャンネルのオンオフ、AUX出力チャンネ
ルレベル等である。また、共有されないパラメータは、
入力パッチ部112におけるパッチ状態、位相反転の有
無、パンの状態、その他各種パッチ状態等である。な
お、パンに関しては、MSモードの設定とは別に、ペア
となるチャンネル間で同方向ないし逆方向の連動(GANG
と呼ばれる)が設定可能である。
【0068】ペアリングモードを「垂直モード」に設定
すると、1個のフェーダにステレオ1チャンネル(モノ
ラル換算で2チャンネル)を割り当てることができる。
このため、第1,第2レイヤのペアのMSモードを全て
「STEREO」に設定すると、24個のフェーダによってス
テレオ24チャンネルの音量等を調節することができ
る。一方、ペアリングモードを「水平モード」に設定す
ると、隣接する2個のフェーダに対してステレオ1チャ
ンネルが割り当てられる。このため、24個のフェーダ
によって音量等を調節できるステレオチャンネル数は
「12」に限定される。なお、水平モードでMSモード
が「STEREO」に設定されていると、ペアを構成する一方
のフェーダを操作した時、これとフェーダ位置が同一に
なるように、他方のフェーダ位置も調節される。
【0069】2.7.フェーダ操作に対する動作 次に、チャンネル・ストリップ・セクション6において
フェーダが操作された場合の処理を図15(c)を参照し
説明する。図において処理がステップSP22に進む
と、操作されたフェーダに対してMSモードおよびペア
リングモードの状態が判定され、その結果に応じて処理
が分岐される。まず、当該フェーダのMSモードが「MO
NORAL」に設定されていれば、そのレイヤのペアリング
モードにかかわらず処理はステップSP24に進む。
【0070】ここでは、操作されたフェーダに対応した
入出力チャンネルのレベルが制御される。すなわち、図
8において説明したように、レイヤ部500においてチ
ャンネル・ストリップ・セクション6のレイヤは一意に
指定されるから、どのフェーダが操作されたかが特定さ
れると、音量調節すべき入出力チャンネルは一意に決定
される。一方、当該フェーダのMSモードが「STEREO」
に設定されていれば、ペアリングモードに応じて実行さ
れる処理は異なる。
【0071】まず、ペアリングモードが水平モードであ
れば、処理はステップSP26に進む。ここでは、操作
されたフェーダに対応する入出力チャンネルと、ペアを
構成するその隣接チャンネルのレベルとが調節される。
その際、隣接チャンネルのフェーダ位置は、上述したよ
うに操作されたフェーダに連動するように駆動される。
一方、ペアリングモードが垂直モードであれば、処理は
ステップSP28に進む。ここでは、操作されたフェー
ダに対応する入出力チャンネルと、ペアを構成するチャ
ンネル(すなわち隣接レイヤにおいて対応するチャンネ
ル)のレベルとが調節される。なお、ペアを構成するチ
ャンネル間では、フェーダによるレベル(フェーダ量)
だけでなく、先に「STEREO」設定時に共有される旨を説
明したパラメータ(ゲート設定、インサーションエフェ
クト設定、イコライザ設定、…)が全て連動するように
なっている。
【0072】3.実施形態の効果 以上説明したように、本実施形態によれば以下の効果が
得られる。まず、本実施形態においては、各種操作子の
操作に応じて表示器202の表示を切り換えるか否かを
連動フラグに応じて設定することができる(図9)。こ
れにより、連動フラグを“1”にセットしておけば、オ
ペレータは表示を切り換えるために特に操作を行う必要
がなくなるから、ミキシングコンソールの効率的な操作
が可能になる。
【0073】一方、オペレータが画面の切換を望まない
ような場合も存在する。一例として、イコライザ部35
0を操作してある入力チャンネルの周波数特性を調節す
る状態を想定してみる。イコライザ部350を操作する
目的は、その入力チャンネルに係る音質を最適な状態に
設定することである。従って、出力される音を耳で聞き
ながら最適な状態に調節できるスキルをオペレータが備
えていれば、イコライザ調節画面900を表示器202
に表示させる必要はなく、むしろ他の有用な情報を表示
させたままにしておく方が好適である。
【0074】このように、操作子が操作された時に関連
する画面を表示器202に表示させるか否かは、その操
作子の種別、オペレータのスキル、コンサートホールの
状況等に応じて種々変動するものである。本実施形態の
プリフェランス画面600においては、画面を操作子に
連動させるか否かを表示グループ毎に任意に設定できる
から、状況に応じた最適な表示状態をオペレータに提供
することが可能である。
【0075】また、本実施形態においては、図10
(a),(b)において説明したように、ペアリングモードと
して水平モードおよび垂直モードをレイヤ毎に設定する
ことができる。ペアリングモードを「垂直モード」に設
定すると、チャンネル・ストリップ・セクション6内の
限られたフェーダ数を有効に利用することができる。
【0076】しかし、MSモードが「STEREO」に設定さ
れているペアの音声信号であっても左右の音量バランス
が崩れている場合もあり得るし、オペレータが意図的に
左右の音量バランスが崩すこともあり得る。かかる場合
の対処を考慮すると、ペアリングモードとして水平モー
ドを採用した方が有利である。これは、ステレオバラン
スの崩れをオペレータが感知した時、あるいは意図的に
崩そうとした時、MSモードを「MONORAL」に切り換
え、2個のフェーダを用いて2つのチャンネルの音量を
個別にかつ同時に調節できるからである。
【0077】結局、ペアリングモードを如何に設定する
かは、必要な全入力チャンネル数とフェーダの数量との
差、ステレオ入力用ソースの左右の音量バランスが安定
しているか否か等に応じて異なるであろう。本実施形態
においては、このような総合的見地に基づいてペアリン
グモードを選択できるから、結果的に最も操作性の高い
ペアリングモードを選択することが可能になる。
【0078】4.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、
例えば以下のように種々の変形が可能である。 (1)上記各実施形態においては、ミキシングコンソール
上で動作するプログラムによって様々な機能を実現した
が、このプログラムのみをCD−ROM、フロッピー
(登録商標)ディスク等の記録媒体に格納して頒布し、
あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
【0079】(2)また、上記実施形態は本発明をミキシ
ングコンソールに適用した例を説明したが、本発明はミ
キシングコンソールに限定されるわけではなく、様々な
電子楽器、デスクトップミュージック用プログラム等に
応用してもよい。
【0080】(3)また、上記実施形態においては2チャ
ンネルを一組としてペアリングを行ったが、3以上のチ
ャンネル(例えば4チャンネル)を一組としてペアリン
グを行ってもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
動情報が所定値であれば表示画面を操作子に関連する画
面に切り換え、連動情報が該所定値以外の値であれば表
示画面を操作子が操作される前の画面に保持するから、
オペレータの使用態様に応じて、ディスプレイの表示内
容を自動的に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のミキシングコンソール
のブロック図である。
【図2】 信号処理部210等において実現されるアル
ゴリズムのブロック図である。
【図3】 一実施形態のミキシングコンソールの操作パ
ネルの平面図である。
【図4】 ディスプレイ・アクセス部400の平面図で
ある。
【図5】 エフェクト・プラグイン部450の平面図で
ある。
【図6】 ダイナミックス部300の平面図である。
【図7】 イコライザ部350の平面図である。
【図8】 レイヤ部500の平面図である。
【図9】 表示器202に表示されるプリフェランス画
面600を示す図である。
【図10】 表示器202に表示されるペア設定画面6
50を示す図である。
【図11】 レベル表示器・セクション12の要部の平
面図である。
【図12】 表示器202に表示されるゲート調節画面
800を示す図である。
【図13】 表示器202に表示されるコンプレッサ調
節画面850を示す図である。
【図14】 表示器202に表示されるイコライザ調節
画面900を示す図である。
【図15】 一実施形態における制御プログラムのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…フェーダモード・セクション、2…ディスプレイ制
御セクション、3…選択チャンネル・セクション、4…
モニタ・セクション、5…ユーザ定義キー・シーンメモ
リ・オートミックス・セクション、6…チャンネル・ス
トリップ・セクション、7…マスタ・セクション、8…
マシン制御・セクション、9…データ入力・セクショ
ン、10…スマートメディア・セクション、11…アナ
ログセクション、12…レベル表示器・セクション、1
3…タイムコード表示器・セクション、102…アナロ
グ入力部、104…ステレオアナログ入力部、106…
デジタル入力部、108…内蔵エフェクタ出力部、11
2…入力パッチ部、114…入力チャンネル部、118
…MIXバス、120…ステレオバス、122…SOL
Oバス、124…AUXバス、128…ステレオ出力チ
ャンネル部、130…MIX出力チャンネル・AUX出
力チャンネル部、132…マトリクス出力チャンネル
部、134…出力パッチ部、142…アナログ出力部、
143…ステレオアナログ出力部、144…デジタル出
力部、146…内蔵エフェクタ入力部、150…モニタ
用セレクタ、152…モニタ用ミキサ、154…モニタ
用音声出力部、202…表示器、204…電動フェー
ダ、206…操作子、208…波形I/O部、210…
信号処理部、212…その他I/O部、214…CP
U、216…フラッシュメモリ、218…RAM、22
0…バス、300…ダイナミックス部、302,35
2,452…ディスプレイ・キー、304…COMP_ONキ
ー、306…GATE_ONキー、308…COMP/GATE切換キ
ー、310…COMPランプ、312…GATEランプ、314
〜322…ボリューム操作子、350…イコライザ部、
354…ストアキー、356…リコールキー、357…
イコライザオンキー、358…ボリューム操作子、36
0,368…ボリューム操作子、362…周波数ラン
プ、364…Q値ランプ、366…低音域表示器、36
8…低音域ゲイン用ボリューム操作子、400…ディス
プレイ・アクセス部、401…DATAキー、402…DIO
キー、403…SETUPキー、409…PAIRキー、450
…エフェクト・プラグイン部、500…レイヤ部、50
2〜510…レイヤ指定キー、512〜518…遠隔操
作指定キー、600…プリフェランス画面、602〜6
16…チェックボックス、650…ペア設定画面、65
2…水平モードスイッチ、654…垂直モードスイッ
チ、660,670…左チャンネル表示部、661,6
71…右チャンネル表示部、662,672…MSモー
ド表示部、664,674…MSモード切換スイッチ、
800…ゲート調節画面、820…パラメータ表示・設
定部、821…タイプ表示部、822…特性カーブ表示
部、824…ステレオリンクスイッチ、850…コンプ
レッサ調節画面、852…パラメータ表示・設定部、8
54…タイプ表示部、856…特性カーブ表示部、90
0…イコライザ調節画面、910…低音域表示・設定
部、912…中低音域表示・設定部、914…中高音域
表示・設定部、916…高音域表示・設定部、918…
特性カーブ表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D062 AA01 5D378 HA00 HA08 JA01 KK13 XX15 XX16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号のパラメータを設定する操作子
    と、表示器とを有する音声信号編集装置を制御する制御
    方法であって、 前記操作子に対応付けて、連動情報を記憶装置に記憶さ
    せる過程と、 前記操作子の操作を検出する過程と、 前記連動情報が所定値であることを条件として、前記表
    示器における表示画面を前記操作子に関連する画面に切
    り換える過程と、 前記連動情報が前記所定値以外の値であることを条件と
    して、前記表示器における表示画面を前記操作子が操作
    される前の画面に保持する過程とを有することを特徴と
    する音声信号編集装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記音声信号編集装置は複数グループの
    操作子を有し、前記記憶装置はこれらグループ毎に異な
    る連動情報を記憶するものであり、 前記表示器上において前記連動情報を表示する過程と、 必要に応じてこれら連動情報を編集する過程とをさらに
    有することを特徴とする請求項1記載の音声信号編集装
    置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記音声信号編集装置は、前記各グルー
    プ毎に少なくとも一つの表示指令操作子を有するもので
    あり、 何れかの前記表示指令操作子の操作が検出されたことを
    条件として、前記連動情報の内容にかかわらず、該表示
    指令操作子に対応する画面を前記表示器に表示する過程
    をさらに有することを特徴とする請求項2記載の音声信
    号編集装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに記載の音声
    信号編集装置の制御方法を実行することを特徴とする音
    声信号編集装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3の何れかに記載の音声
    信号編集装置の制御方法を実行することを特徴とするプ
    ログラム。
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