WO2006038402A1 - 音響調整装置および音響調整方法 - Google Patents

音響調整装置および音響調整方法 Download PDF

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Definitions

  • the second output step outputs another sound at a sound image position opposite to the sound image position of the first, second, or third sound. Including things.
  • the CPU 12 detects the input operation of the cross key (S12, YES) and determines that the bottom of the cross key has been pressed. (S13, down), the audio mixer 13 is instructed to lower the volume of the alarm sound of the sound source to be adjusted (S14). Also, as shown in Fig. 11, after the release of the bottom of the cross key pressed in S13, tl seconds or more are released. When the user further presses the cross key, the process of steps 8 to 12 is performed to determine that the top of the cross key has been pressed (S13, up), and the volume of the alarm sound to be selected is increased. The audio mixer 13 is instructed (S15).
  • the CPU 12 determines that the user has pressed the right side of the cross key within tl seconds after the release of the cross key pressed in step 13 (S13, right), the step Return to 4.
  • the CPU 12 determines whether or not a plurality of sound sources have been selected in a round, and the plurality of sound sources are selected. If it is determined that all of the sound sources are not selected (S16, NO), the sound source that started sounding at the time closest to the time of step 2 among the multiple sound sources excluding the adjustment-target sound source selected at that time In FIG.
  • step 13 the CPU 12 determines that the user further pressed the right side of the cross key within tl seconds after the release of the cross key pressed in S 13 (S13, right )
  • step 16 it is assumed that a plurality of sound sources have been selected in a round. If it is determined (S16, YES), the audio sound selected as the adjustment target sound source is also released, and the normal state where the adjustment target sound source in Step 1 is not selected is returned (S1 8). Check the balance of the entire sound source.
  • the sound image position may be changed in conjunction with the configuration of the external output means connected to the acoustic adjustment device.
  • the sound image position at the time of speaker output may be wider than the output of headphones.
  • sound source switching when selecting a sound source to be adjusted it may be set to switch as follows.
  • the sound source that has begun to ring is automatically selected immediately after ringing or after a certain period of time.
  • the acoustic state can be adjusted only by operating the cross key up and down, and it is effective for adjusting the volume of the bag when the ringtone suddenly starts to ring at a high volume as described above.
  • the user sets priorities for each of the plurality of sound sources, and selects the sound source to be adjusted in the order of the priorities.
  • a sound source as a target sound source can be selected. This priority may be automatically adjusted by learning a user input operation.

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Abstract

 本発明は、複数の音の音響状態をディスプレイなどに表示させて確認することなしに、音響状態を調整すべき音を複数の音の中から簡易に選択して、迅速に所望の音響状態を調整することができる音響調整装置および音響調整方法を提供することを目的とする。  本発明の音響調整装置は、各種入力操作を受け付ける十字キー操作検知モジュール1と、音源の異なる音を発生する複数の発生手段14a~14eと、前記複数の発生手段14a~14eが発生する音響状態を制御するCPU12と、を備える音響調整装置であって、前記十字キー操作検知モジュール1は、前記複数の発生手段14a~14eのうち、選択した第1の発生手段の音響状態を調整し、前記CPU12は、前記第1の発生手段には前記入力手段により調整した音響状態の音を発生させ、他の発生手段には前記第1の発生手段とは異なる音響状態の音を発生させるよう制御するものである。

Description

明 細 書
音響調整装置および音響調整方法
技術分野
[0001] 本発明は、音源の異なる複数の音の音量、周波数特性、パンなどの音響状態を調 整する音響調整装置および音響調整方法に関するものである。 背景技術
[0002] 近年、複数の音、例えば携帯電話であれば着信メロディ、再生中のオーディオ音声 、視聴中の TV音声などを同時に出力することができる電子機器が多数存在している 。このような電子機器は複数の音それぞれの音量を調整する機能を備えており、電 子機器の使用者はこれらの音量を調整することによって、使用者に合わせた電子機 器の音声出力環境を設定することができる。
[0003] 従来、このような音量調整機能を備えた装置として、例えば再生中のオーディオ音 声と通話音声の音量バランスを、ディスプレイに表示した音量バランスバー (オーディ ォ音声と通話音声の音量の割合を表示するバー)中のマークを左右に移動させて調 整することができる情報端末装置が知られている (例えば特許文献 1参照)。この情報 端末装置では、視覚的に音量のバランスを判断することができるため、簡単に再生中 のオーディオ音声と通話音声の音量を調整することができる。
[0004] また、 5. lchのチャンネル全体の音量を調整できるとともに、センターチャンネル( ナレーションやセリフなどの人の音声を出力するチャンネル)の音量を、チャンネル全 体の音声力 センターチャンネルの音声のみを抽出して独立に調整できる機能を備 えた放送受信装置も提案されて!ヽる (例えば特許文献 2参照)。
特許文献 1:特開 2003 - 258988号公報
特許文献 2:特開 2001— 245237号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] し力しながら、上記のような情報端末装置では、複数の音声を 3個以上出力する場 合には、音量バランスバーにより対応することはできない。また、音量バランスバーを 注視しながらでなければ 2つの音量バランスを調整することができな 、ため、注視す ることが困難な場合、例えば自動車の運転中に利用することができないという問題が めつに。
[0006] また、上記の放送受信装置では、調整したセンターチャンネルの音量をチャンネル 全体の音声を出力した状態で確認したときに、再度センターチャンネルの音量を調 整する必要がある場合、再度センターチャンネルの音声を抽出して独立に調整し、 調整したセンターチャンネルの音量をチャンネル全体の音声を出力した状態で確認 して…というように、センターチャンネルの音量の調整を行う上で、抽出したセンター チャンネルの音量調整とチャンネル全体の音声の出力の動作を交互に繰り返し行う 必要があるため、ユーザに手間をかけることになる。このため、同時に出力する複数 の音声の組み合わせが変化する場合、例えば突然着信メロディが鳴り出すことによつ て着信メロディが複数の音声に追加されたときなどの、咄嗟の音量調整には不向き であるという問題があった。
[0007] 本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、複数の音の音響状態を ディスプレイなどに表示させて確認することなしに、音響状態を調整すべき音を複数 の音の中から簡易に選択して、迅速に所望の音響状態を調整することができ、 3個以 上の音源がある場合でも容易に音響状態を調整することができる音響調整装置およ び音響調整方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0008] 本発明の音響調整装置は、各種入力操作を受け付ける入力手段と、音源の異なる 音を発生する複数の発生手段と、前記複数の発生手段が発生する音響状態を制御 する制御手段と、を備える音響調整装置であって、前記入力手段は、前記複数の発 生手段のうち、第 1の発生手段を選択し、前記制御手段は、他の発生手段には前記 第 1の発生手段とは異なる音響状態の音を発生させるよう制御するものである。
[0009] 本発明の音響調整方法は、音源の異なる複数の音の音響状態を調整する音響調 整方法であって、前記複数の音を出力する第 1の出力ステップと、前記複数の音のう ちの第 1の音を選択する選択ステップと、前記第 1の音と他の音とを異なる音響状態 で出力する第 2の出力ステップと、を有するものである。 [0010] また、本発明の音響調整装置は、前記入力手段は、前記第 1の発生手段を選択後 、前記複数の発生手段のうちの、前記第 1の発生手段とは異なる第 2の発生手段を 選択し、前記制御手段は、他の発生手段には前記第 2の発生手段とは異なる音響状 態の音を発生させるよう制御するものを含む。
[0011] また、本発明の音響調整方法は、前記選択ステップは、前記複数の音のうちの、前 記第 1の音とは異なる第 2の音を選択し、前記第 2の出力ステップは、前記第 2の音と 他の音とを異なる音響状態で出力するものを含む。
[0012] また、本発明の音響調整装置は、前記入力手段は、前記第 2の発生手段を選択後 、前記複数の発生手段のうちの、まだ選択していない第 3の発生手段を選択し、前記 制御手段は、他の発生手段には前記第 3の発生手段とは異なる音響状態の音を発 生させるよう制御するものを含む。
[0013] また、本発明の音響調整方法は、前記選択ステップは、前記複数の音のうちの、ま だ選択していない第 3の音を選択し、前記第 2の出力ステップは、前記第 3の音と他 の音とを異なる音響状態で出力するものを含む。
[0014] また、本発明の音響調整装置は、前記入力手段は、前記複数の発生手段のうち、 前記選択した第 1、第 2または第 3の発生手段の音響状態を調整し、前記制御手段 は、前記第 1、第 2または第 3の発生手段には前記入力手段により調整した音響状態 の音を発生させ、他の発生手段には前記第 1、第 2または第 3の発生手段とは異なる 音響状態の音を発生させるよう制御するものを含む。
[0015] また、本発明の音響調整方法は、前記第 2の出力ステップで出力した後、前記選択 ステップで選択した前記第 1、第 2または第 3の音の音響状態を調整する調整ステツ プと、前記第 1、第 2または第 3の音を前記調整した音響状態で出力する第 3の出力 ステップと、を有するものを含む。
[0016] この構成により、複数の音の音響状態をディスプレイなどに表示させて確認すること なしに、音響状態を調整すべき音を複数の音の中から簡易に選択して、迅速に所望 の音を調整することができ、 3個以上の音源がある場合でも容易に調整することがで きる。
[0017] また、本発明の音響調整装置は、前記入力手段は、前記複数の発生手段のうちの 1つの発生手段を選択する時点に、最も近い時点で音を発生した発生手段を前記第
1の発生手段として選択するものを含む。
[0018] また、本発明の音響調整方法は、前記選択ステップは、前記第 1の出力ステップで 最後に出力した 1つの音を前記第 1の音として選択するものを含む。
[0019] この構成により、突然鳴り出した音を迅速に選択することができる。
[0020] また、本発明の音響調整装置は、前記制御手段は、前記入力手段が前記複数の 発生手段を全て選択し終えた場合、前記複数の発生手段に前記複数の発生手段毎 に調整した音響状態の音を発生させるよう制御するものを含む。
[0021] また、本発明の音響調整方法は、前記第 3の出力ステップは、前記選択ステップで 前記複数の音を全て選択し終えた場合、前記複数の音を前記複数の音毎に調整し た音響状態で出力するものを含む。
[0022] この構成により、個々の音の音響状態の調整と全体の音響状態のバランスの確認 を同一の操作で行うことができる。
[0023] また、本発明の音響調整装置は、前記制御手段は、前記入力手段が、前記第 1、 第 2または第 3の発生手段を選択した後、あるいは、前記第 1、第 2または第 3の発生 手段の音響状態を調整した後、一定時間入力操作を受け付けな力つた場合、前記 複数の発生手段に前記複数の発生手段毎に調整した音響状態の音を発生させるよ う制御するものを含む。
[0024] また、本発明の音響調整方法は、前記選択ステップで前記第 1、第 2または第 3の 音を選択した後の、または、前記調整ステップで前記第 1、第 2または第 3の音を調整 した後の、時間経過をカウントするカウントステップを有し、前記第 3の出力ステップは 、前記カウントステップで一定時間を経過してカウントした場合、前記複数の音を前記 複数の音毎に調整した音響状態で出力するものを含む。
[0025] この構成により、 1つの音を選択した後、自動的に全体の音響状態バランスを操作 することができるため、ユーザの利便性が向上する。
[0026] また、本発明の音響調整装置は、前記制御手段は、他の発生手段には前記第 1、 第 2または第 3の発生手段とは異なる音像位置の音を発生させるよう制御するものを 含む。 [0027] また、本発明の音響調整方法は、前記第 2の出力ステップは、前記第 1、第 2または 第 3の音と、他の音とを異なる音像位置で出力するものを含む。
[0028] この構成により、音響状態を調整すべき音の音像位置と他の音の音像位置とを異 なる位置にすることにより、聴覚的に容易に区別することができるため、音響状態を調 整すべき音を簡易に選択することができる。
[0029] また、本発明の音響調整装置は、前記制御手段は、他の発生手段には前記第 1、 第 2または第 3の発生手段とは異なる音質の音を発生させるよう制御するものを含む
[0030] また、本発明の音響調整方法は、前記第 2の出力ステップは、前記第 1、第 2または 第 3の音と、他の音とを異なる音質で出力するものを含む。
[0031] この構成により、音響状態を調整すべき音の音質と他の音の音質とを異なるものに することにより、聴覚的に容易に区別することができるため、音響状態を調整すべき 音を簡易に選択することができる。
[0032] また、本発明の音響調整装置は、前記制御手段は、他の発生手段には前記第 1、 第 2または第 3の発生手段の音像位置とは反対側の音像位置に音を発生させるよう 制御するものを含む。
[0033] また、本発明の音響調整方法は、前記第 2の出力ステップは、前記第 1、第 2または 第 3の音の音像位置とは反対側の音像位置に、他の音を出力するものを含む。
[0034] この構成により、音響状態を調整すべき音の音像位置と他の音の音像位置とを明 確に異なる位置することにより、聴覚的に正確に区別することができるため、音響状 態を調整すべき音を正確に選択することができる。
発明の効果
[0035] 本発明の音響調整装置および音響調整方法によれば、複数の音の音響状態をデ イスプレイなどに表示させて確認することなしに、音響状態を調整すべき音を複数の 音の中から簡易に選択して、迅速に所望の音響状態に調整することができる。
図面の簡単な説明
[0036] [図 1]本発明の実施形態における音響調整装置の基本構成を示すブロック図
[図 2]本発明の実施形態における音響調整装置の詳細構成を示すブロック図 圆 3]本発明の実施形態における音響調整装置の動作を示すフローチャート 圆 4]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 1を示す説明図 圆 5]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 2を示す説明図 圆 6]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 3を示す説明図 圆 7]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 4を示す説明図 圆 8]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 5を示す説明図 圆 9]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 6を示す説明図 圆 10]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 7を示す説明図 圆 11]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 8を示す説明図 圆 12]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 9を示す説明図 圆 13]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 10を示す説明図 圆 14]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 11を示す説明図 圆 15]本発明の実施形態における音響調整装置の操作例 12を示す説明図 圆 16]本発明の実施形態における音響調整装置の他の操作入力例を示す説明図 圆 17]本発明の実施形態における選択状態の変化例を示す説明図
符号の説明
1 入力受付部
2 重畳制御部
3 信号重畳部
4 信号発生部
11 十字キー操作検知モジュール
12 CPU
13 オーディオミキサー
14a オーディオプレーヤ
14b アラーム通知部
14c 着信通知部
14d 復号器
14e 符号化器 19 通信制御部
20 無線制御部
21 ヘッドフォン
22 スピーカー
23 マイク
発明を実施するための最良の形態
[0038] 以下、本発明の実施形態の音響調整装置について、図面を用いて説明する。
[0039] 本発明の実施形態の音響調整装置の基本構成を図 1に示す。音響調整装置は、 ユーザ力 各種入力操作を受け付ける入力受付部 1と、各部の信号の入出力信号を 制御する重畳制御部 2と、複数の音源からの音を重畳する信号重畳部 3と、及び 3個 以上の音源を有する信号発生部 4と、を備えている。
[0040] 入力受付部 1は、ユーザの操作や制御信号 (リモコン出力、操作コマンド等)を受け 付けて、その情報に基づいた操作情報を出力する。重畳制御部 2は、入力受け付け 部 1からの操作情報と、信号重畳部 3あるいは信号発生部 4からの信号発生情報 (信 号重畳部 3のどの chに音声信号が入力されているかの情報)とに基づいて、音声信 号のパラメータ (音像位置、音質等)を計算して信号重畳部 3、信号発生部 4に出力 する。信号重畳部 3は、重畳制御部 2の出力に従って信号発生部 4から入力される音 声信号を重畳する。信号発生部 4は、重畳制御部 2および信号重畳部 3に複数の音 源力 の音声信号を出力する。
[0041] 図 2は本実施形態の音響調整装置の詳細構成を示すブロック図である。同図にお いて、 12は全体を制御する CPUで、これに十字キー操作検知モジュール 11及びォ 一ディォミキサー 13が接続されている。複数の音源として、ここではオーディオプレ ーャ 14a、アラーム通知部 14b、着信通知部 14cを有している。さらに、復号器 14d、 符号化器 14eを備えており、これらは無線通信部 20を制御する通信制御部 19に対 して信号の復号、符号化を行い、ヘッドフォン 21 (HP OUT)やスピーカー 22 (SP OUT)により通話相手の音声を出力し、マイク 23 (MIC IN)により当該装置使用者 の音声を入力して音声通話を可能とするものである。
[0042] 十字キー操作検知モジュール 11は、特許請求の範囲の入力手段(図 1の入力受 付部 1)に相当し、各々音源の異なる音声信号を出力するオーディオプレーヤ 14a、 アラーム通知部 14b、着信通知部 14c、復号器 14d、符号化器 14e (特許請求の範 囲の複数の発生手段、図 1の信号発生部 4に相当)から出力された音のうちのいずれ かの音を選択する。また、 CPU12は、特許請求の範囲の制御手段の 1機能(図 1の 重畳制御部 2)に相当し、オーディオプレーヤ 14a、アラーム通知部 14b、着信通知 部 14cなどから入力された音の音響状態 (音像位置、音質、音量等)を制御するよう 構成しており、また、オーディオミキサー 13は、特許請求の範囲の制御手段の 1機能 (図 1の信号重畳部 3)に相当し、オーディオプレーヤ 14a、アラーム通知部 14b、着 信通知部 14cなど力も入力された音を重畳する。また、オーディオミキサー 13は、へ ッドフォン 21 (HP OUT)やスピーカー 22 (SP OUT)などに、重畳した音声信号を 出力する。 CPU12とオーディオミキサー 13を別の構成として記載している力 CPU がオーディオミキサーの機能を兼ねるようにしても良い。また、オーディオミキサー 13 は、オーディオプレーヤ 14a、アラーム通知部 14b、着信通知部 14cなどから音声を 入力するように記載した力 オーディオミキサー 13自身にオーディオプレーヤ 14a、 アラーム通知部 14b、着信通知部 14c等の複数の音源を内蔵するようにしてもよい。
[0043] 次に、本実施形態の音響調整装置の操作例を図面を参照して説明する。図 3に、 本発明の本実施形態の音響調整装置の処理動作を表すフローチャートを示し、図 4 力 図 15に、十字キーの操作(図中の中央)と、オーディオプレーヤ 14aから出力さ れるオーディオ音声の音像位置 B (L)及び B (R)、アラーム通知部 14bから出力され るアラーム音の音像位置 C、及び、復号器 14dから出力される通話音声の音像位置( 図中の右側)の関係を示している。以下、図 3に示す本発明の本実施形態の音響調 整装置の処理動作を示すフローチャートに沿って操作手順を説明する。
[0044] オーディオプレーヤ 14aからオーディオ音声が、復号器 14dから通話音声が、それ ぞれ図 4に示す音像位置にて出力されている場合、 CPU12は、十字キー操作検知 モジュール 11に問 、合わせて、ユーザからの入力操作がなされて ヽな 、かを確認す る(Sl)。このとき、アラーム通知部 14bがアラーム音の鳴動を図 5に示す音像位置に て新たに開始して、ユーザが図 6に示すように十字キーの右を押すと、 CPU12は、 十字キーの入力操作を検知して (S2、 YES)、十字キーの右が押下されたことを判別 する(S3、右)。 CPU12は、複数の音源のうちの 1つの音源をまだ選択していない場 合に(S4、 NO)、十字キーの右が押下されたことにより、ステップ 2で十字キーの入 力操作を検知した時点に最も近い時点で鳴動を開始したアラーム音を調整対象音 源として選択し、図 6のように、オーディオ音声、通話音声の音像位置を調整対象音 源のアラーム音の音像位置力 離れた位置に変更して出力するようオーディオミキサ 一 13に指示する(S5)。以後、複数の音源の中から 1つの音源を選択した状態を選 択状態とし、逆に選択して 、な 、状態を通常状態と定義する。
[0045] 図 6のように、調整対象音源であるアラーム音の音像位置と、その他の音源力もの 音声の音像位置とを離して出力することにより、ユーザは、複数の音源の中から選択 すべき音源を聴覚により簡易に選択することができる。また、ステップ 2で十字キーの 入力操作を検知した時点に最も近い時点で鳴動を開始したアラーム音を、選択すベ き最初の音源とすることにより、突然に鳴動を開始した音声に対して迅速に対応する ことができる。
[0046] また、 CPU12は、ステップ 3で十字キーの上、下が押下されたことを判別すると(S3 、上または下)、図 7に示すように複数の音源全体の音量を増減して出力するようォ 一ディォミキサー 13に指示し (S6、 S7)、ステップ 1に戻って複数の音源全体の音量 が調整された図 8に示す通常状態となる。
[0047] CPU12は、ステップ 5でアラーム音を調整対象音源として選択した後、ステップ 3で 押下された十字キーの右の開放後 tl秒経過してしまうと(S8、 YES) ,図 9のように、 調整対象音源として選択したアラーム音を選択状態から解除して、ステップ 1の調整 対象音源を選択していない通常状態に戻る(S9)。 CPU12は、 S3で押下された十 字キーの右の開放後 tl秒以内で (S8、 NO)、調整対象音源のアラーム音が鳴動を 継続している場合 (S10、 YES)、十字キー操作検知モジュール 11に問い合わせて( S 11)、ユーザからの入力操作がなされていないかを確認する(S 12)。このとき、ユー ザが図 10に示すように十字キーの下を押すと、 CPU12は、十字キーの入力操作を 検知して(S 12、 YES)、十字キーの下が押下されたことを判別し (S 13、下)、調整対 象音源のアラーム音の音量を下げて出力するようオーディオミキサー 13に指示する( S14)。また、図 11に示すように、 S13で押下された十字キーの下の開放後 tl秒以 内にユーザがさらに十字キーの上を押すと、ステップ 8から 12の処理を経て、十字キ 一の上が押下されたことを判別し (S13、上)、選択対象のアラーム音の音量を上げる ようオーディオミキサー 13に指示する(S 15)。また、ステップ 10において、調整対象 音源のアラーム音が鳴動をしていなければ(S10、 NO)、ステップ 9に進んでアラー ム音を調整対象音源から解除することになる。また、 S12において、十字キーの入力 操作を検知しない場合(S 12、 NO)、ステップ 8に戻って、ステップ 8から 12の処理を 繰り返し行うことになる。
[0048] ステップ 8において、前の入力操作力も次の入力操作がなされるまでの時間を判定 基準にして、選択状態、通常状態を切り替えるようにすることにより、ユーザは、ある 音源を調整した後に複数の音源全てカゝら出力される音を確認する際、入力操作をし なくても、簡易に通常状態に切り替えて、複数の音源カゝら出力される音を確認するこ とがでさる。
[0049] また、 CPU12は、図 12のように、ステップ 13において押下された十字キーの開放 後 tl秒以内にユーザが十字キーの右を押下したことを判別すると (S13、右)、ステツ プ 4に戻る。このとき、複数の音源のうちの 1つの音源を既に選択している状態である ため(S4、 YES)、 CPU12は、複数の音源を一巡して全て選択したかを判定し、複 数の音源を全て選択していないと判定した場合は(S16、 NO)、その時点で選択し ている調整対象音源を除く複数の音源のうち、ステップ 2の時点に最も近い時点で鳴 動を開始した音源、図 12では通話音声、を次の調整対象音源として選択し (S 17)、 ステップ 8から 15の処理を行う。さらにステップ 13において、図 13のように、ステップ 1 3で押下された十字キーの開放後 tl秒以内にユーザが十字キーの右をさらに押下し たことを判別すると(S13、右)、ステップ 4、 16の処理を経て、その時点で既に選択し 終えて 、る調整対象音源を除く複数の音源のうち、ステップ 2の時点に最も近 ヽ時点 で鳴動を開始した音源、図 13ではオーディオ音声、を次の調整対象音源として選択 し(S 17)、ステップ 8力も 15の処理を行う。
[0050] ステップ 13において、 CPU12は、図 14のように、 S 13で押下された十字キーの開 放後 tl秒以内にユーザが十字キーの右をさらに押下したことを判別し (S13、右)、ス テツプ 4の処理を経て、ステップ 16において、複数の音源を一巡して全て選択したと 判定した場合は (S16、 YES)、調整対象音源として選択したオーディオ音声を選択 状態力も解除して、ステップ 1の調整対象音源を選択していない通常状態に戻り(S1 8)、ユーザは複数の音源全体のバランスを確認する。
[0051] 図 14のように、複数の音源を一巡して全て選択したと判定した場合に、調整対象音 源として選択した音源を選択状態力 解除して通常状態に自動的に戻ることにより、 ユーザは、複数の音源全体のバランスを、操作に手間をかけること無ぐ確認すること ができる。
[0052] 以上のように、本実施形態の音響調整装置によれば、複数の音の音響状態をディ スプレイなどに表示させて確認することなしに、音響状態を調整すべき音を複数の音 の中から簡易に選択して、迅速に所望の音響状態を調整することができ、また、調整 のための部品点数を増加することなぐ 3個以上の音源がある場合でも容易に調整す ることがでさる。
[0053] なお、以上説明した実施形態の音響調整装置においては、特許請求の範囲の入 力手段と制御手段とを別筐体で構成してもよぐたとえば特許請求の範囲の入力手 段に相当する、操作入力(入力受付部)をヘッドセット内蔵のコントローラで、特許請 求の範囲の制御手段に相当する、音源選択、音響状態調整 (重畳制御部)及びミキ シング (信号重畳部)を携帯電話本体で実行する構成であっても良い。
[0054] また、特許請求の範囲の制御手段と発生手段とを別筐体で構成してもよぐたとえ ば操作入力 (入力受付部)、音像位置及び音量調整の計算 (重畳制御部)をリモコン で行 、、どの音源をどんな音量でどこの音像位置に位置させるかと!、つた計算結果 をデジタル放送受信機やインターネット TVが内蔵するミキサー (信号重畳部)に送信 し、ミキサーは計算結果に従って音源 (信号発生部)力もの音をミキシングして出力す る構成としても良い。
[0055] また、重畳制御部は、複数の音源 (信号発生部)を直接調整して、音響状態を調整 した音をミキサー (信号重畳部)に入力させ、ミキサーで重畳させるようにしても良いし 、複数の音源力 の音をミキサーに入力させた後、ミキサーで音響状態を調整させ、 さらに重畳させるするようにしても良 、。
[0056] さらに、音源 (信号発生部)がミキサー (信号重畳部)を内蔵して ヽる構成であっても 良い。
[0057] 図 16は他の操作入力例を示す図である。図 16 (a)は回転体の上下回転により音 量の増減を調整するもので、回転体を押すことにより選択切り替え操作を行うことがで きる。図 16 (b)は音量調整キーと選択操作キーを別々に設けたものである。その他に も、加速度センサーを利用して端末 (筐体)を振る動作を検知し、選択切り替えを行つ ても良い。また、音声認識により選択操作、音量増減操作を行うようにしても良い。
[0058] 図 17は選択状態にある音源の音響状態の変化例を示す図であり、通話音声 (A) の音源を選択する場合を示している。図 17 (a)は音像位置を左右に広げて選択した 調整対象音源を手前に位置させる例、図 17 (b)は選択した以外の音源に BPFZLP F等をかけて音の輪郭をぼかすようにした例、図 17 (c)は選択した音源の音像位置 にパイロット信号を発する音源 (P)を位置させる例で、この場合、音量調整に応じて ノ ィロット音源の音量も増減される。本発明の実施の形態では、音像位置を 2次元で 変化させるように記載して 、るが、 1次元または 3次元で変化させるようにしてもょ 、。
[0059] また、音響調整装置に接続された外部出力手段の構成に連動して、音像位置を変 えるようにしても良い。例えば、ヘッドフォン出力よりスピーカー出力時の音像位置を より広げるようにしても良い。ヘッドフォンやスピーカーなどの出力手段毎に音像位置 や音質などを変えるようにすることにより、複数の音源力 の音を良好に区別すること ができる。
[0060] また、調整対象音源を選択する際の音源切り替えの例として、次のように切り替える ように設定しても良い。
[0061] 複数の音源のうち、音量レベルの大きい Z小さいもの力 順に選択されるようにす る。この場合、わずらわしい '不快な音源 Z聞き逃しやすい音源を最初に調整できる
[0062] 複数の音源のうち、聴覚的にマスキングされていない Zマスキングされているものか ら順に選択されるようにする。この場合、わずらわしい '不快な音源 Z聞き逃しやすい 音源を最初に調整できる。また、一定の帯域のパワーが大きいもの力も順に選択され るよう〖こする。この場合、一定の帯域として 1kHzから 4kHzの音声帯域を設定してお くと、人の音声を含む音源を最初に調整することができ、通話やセリフの聞き逃しを 防止することができる。
[0063] 十字キーの右キーを押下する度に A— B— C一 A— B— C一…と選択が切り替わる 「ロータリー方式」か、あるいは右キー押下で A—B— C、左キー押下で C— B—Aと 切り替わる「リターン方式」に設定する。
[0064] 右キー押下で音源を次々に選択でき、一定時間経過すると選択が解除されるが、 左キー押下で直ちに選択を解除できるようにする。この場合、一定時間経過しなくて も選択が解除でき、素早く全体の音響状態の調整を完了することができる。
[0065] 音源が 1個の場合は、上下キーの押下だけでその音源の音響状態を調整できるよ うにする。これは、音楽の音量を上げようとして不用意に全体の音量を上げてしまった 場合にアラーム鳴動に驚いてしまうようなことがあるからである。
[0066] また、予め、複数の音源毎に選択状態となる条件を設定しておいて、複数の音源の 中から 1つの音源を選択する入力操作がされなくても、自動的にその条件を満たす 音源を調整対象音源として選択するようにしてもよい。以下、その条件の例を示す。
[0067] 鳴動開始した音源は鳴動直後あるいは一定時間後に自動的に選択状態となるよう にする。この場合、十字キーの上下の操作だけで音響状態調整可能となり、上記と 同様着信音が突然大音量で鳴り始めたときの咄嗟の音量調整等に有効である。
[0068] アラームが鳴動を開始すると自動的に調整対象音源となるように設定しておくことに より、アラームなどの突然鳴り始める可能性の高い音源を迅速に調整することができ る。
[0069] また、選択状態にすることができる力否かを複数の音源毎に設定しておくことにより 、選択状態にすることができる音源を限定して、余計な音源を選択しないようにするこ とがでさる。
[0070] また、ユーザが複数の音源毎に優先度を設定しておき、その優先度の順に調整対 象音源を選択することにより、ユーザの使用形態に合わせて複数の音源の中から調 整対象音源となる音源を選択することができる。この優先度は、ユーザの入力操作を 学習して、自動的に調節されるようにしてもよい。
[0071] また、本発明の実施の形態では、調整対象音源を選択する際、および、調整対象 音源の選択状態を解除して複数の音源全体を選択する際の入力操作として、十字キ 一による入力操作例を記載したが、これに限られるものではなぐ長押しやダブルタリ ックなどの他の入力操作により選択することにより、テンキーやマウス等、十字キー以 外の操作子による入力操作が可能となる。
[0072] また、音量調整に関しては、次のように設定することができる。
[0073] 選択中の音源の音量を上げると他の音源の音量が下がり、逆に下げると上がるよう にしたり、全体の音量のバランスが一定になるように調整する。この場合、全体の音 量を変えずにバランスのみを素早く変更したいときに有効である。
[0074] 音源が選択状態のときに、キーの長押しやダブルクリックを含む、別のキーの押下 によりその音源をミュートできるようにする。この場合も、着信音が突然大音量で鳴り 始めたときの咄嗟の音量調整等に有効である。
[0075] また、本発明の実施の形態では、複数の音源の音量を調整するように記載したが、 周波数特性、パン、効果(リバーブ、エコー、フランジャー、コンプレッサー、リミッター など)等の音響信号を音量と同様に調整することができ、 MIDI音源出力に対しても、 プログラムナンバー(音色)、コントロールチェンジ(トランスポーズ、ェクスプッシヨン、 ボリューム、パン、ピッチベンドなど)等の値も同様に調整することができる。
[0076] 本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲 を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明ら かである。
[0077] 本出願は、 2004年 10月 1日出願の日本特許出願 (特願 2004— 289983)に基づくも のであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
産業上の利用可能性
[0078] 本発明の音響調整装置は、複数の音声の音量状態をディスプレイなどに表示させ て確認することなしに、音響状態を調整すべき音を複数の音の中から簡易に選択し て、迅速に所望の音響状態に調整することができるという効果を有し、音源の異なる 複数の音の音量、周波数特性、パンなどの音響状態を調整する音響調整装置およ び音響調整方法として有用である。

Claims

請求の範囲
[1] 各種入力操作を受け付ける入力手段と、音源の異なる音を発生する複数の発生手 段と、前記複数の発生手段が発生する音響状態を制御する制御手段と、を備える音 響調整装置であって、
前記入力手段は、前記複数の発生手段のうち、第 1の発生手段を選択し、 前記制御手段は、他の発生手段には前記第 1の発生手段とは異なる音響状態の 音を発生させるよう制御する音響調整装置。
[2] 請求項 1記載の音響調整装置であって、
前記入力手段は、前記複数の発生手段のうちの 1つの発生手段を選択する時点に 、最も近い時点で音を発生した発生手段を前記第 1の発生手段として選択する音響 調整装置。
[3] 請求項 1または 2記載の音響調整装置であって、
前記入力手段は、前記第 1の発生手段を選択後、前記複数の発生手段のうちの、 前記第 1の発生手段とは異なる第 2の発生手段を選択し、
前記制御手段は、他の発生手段には前記第 2の発生手段とは異なる音響状態の 音を発生させるよう制御する音響調整装置。
[4] 請求項 3記載の音響調整装置であって、
前記入力手段は、前記第 2の発生手段を選択後、前記複数の発生手段のうちの、 まだ選択して 、な 、第 3の発生手段を選択し、
前記制御手段は、他の発生手段には前記第 3の発生手段とは異なる音響状態の 音を発生させるよう制御する音響調整装置。
[5] 請求項 1から 4 、ずれかに記載の音響調整装置であって、
前記入力手段は、前記複数の発生手段のうち、前記選択した第 1、第 2または第 3 の発生手段の音響状態を調整し、
前記制御手段は、前記第 1、第 2または第 3の発生手段には前記入力手段により調 整した音響状態の音を発生させ、他の発生手段には前記第 1、第 2または第 3の発生 手段とは異なる音響状態の音を発生させるよう制御する音響調整装置。
[6] 請求項 5記載の音響調整装置であって、 前記制御手段は、前記入力手段が前記複数の発生手段を全て選択し終えた場合 、前記複数の発生手段に前記複数の発生手段毎に調整した音響状態の音を発生さ せるよう制御する音響調整装置。
[7] 請求項 1から 5 、ずれかに記載の音響調整装置であって、
前記制御手段は、前記入力手段が、前記第 1、第 2または第 3の発生手段を選択し た後、あるいは、前記第 1、第 2または第 3の発生手段の音響状態を調整した後、一 定時間入力操作を受け付けな力つた場合、前記複数の発生手段に前記複数の発生 手段毎に調整した音響状態の音を発生させるよう制御する音響調整装置。
[8] 請求項 1から 7 、ずれかに記載の音響調整装置であって、
前記制御手段は、他の発生手段には前記第 1、第 2または第 3の発生手段とは異な る音像位置の音を発生させるよう制御する音響調整装置。
[9] 請求項 8記載の音響調整装置であって、
前記制御手段は、他の発生手段には前記第 1、第 2または第 3の発生手段の音像 位置とは反対側の音像位置に音を発生させるよう制御する音響調整装置。
[10] 請求項 1から 7 、ずれかに記載の音響調整装置であって、
前記制御手段は、他の発生手段には前記第 1、第 2または第 3の発生手段とは異な る音質の音を発生させるよう制御する音響調整装置。
[11] 音源の異なる複数の音の音響状態を調整する音響調整方法であって、
前記複数の音を出力する第 1の出力ステップと、
前記複数の音のうちの第 1の音を選択する選択ステップと、
前記第 1の音と他の音とを異なる音響状態で出力する第 2の出力ステップと、 を有する音響調整方法。
[12] 請求項 11記載の音響調整方法であって、
前記選択ステップは、前記第 1の出力ステップで最後に出力した 1つの音を前記第 1の音として選択する音響調整方法。
[13] 請求項 11または 12いずれかに記載の音響調整方法であって、
前記選択ステップは、前記複数の音のうちの、前記第 1の音とは異なる第 2の音を 選択し、 前記第 2の出力ステップは、前記第 2の音と他の音とを異なる音響状態で出力する 音響調整方法。
[14] 請求項 13記載の音響調整方法であって、
前記選択ステップは、前記複数の音のうちの、まだ選択していない第 3の音を選択 し、前記第 2の出力ステップは、前記第 3の音と他の音とを異なる音響状態で出力す る音響調整方法。
[15] 請求項 11から 14いずれかに記載の音響調整方法であって、
前記第 2の出力ステップで出力した後、前記選択ステップで選択した前記第 1、第 2 または第 3の音の音響状態を調整する調整ステップと、
前記第 1、第 2または第 3の音を前記調整した音響状態で出力する第 3の出力ステ ップと、
を有する音響調整方法。
[16] 請求項 15記載の音響調整方法であって、
前記第 3の出力ステップは、前記選択ステップで前記複数の音を全て選択し終えた 場合、前記複数の音を前記複数の音毎に調整した音響状態で出力する音響調整方 法。
[17] 請求項 11から 15いずれかに記載の音響調整方法であって、
前記選択ステップで前記第 1、第 2または第 3の音を選択した後の、または、前記調 整ステップで前記第 1、第 2または第 3の音を調整した後の、時間経過をカウントする カウントステップを有し、
前記第 3の出力ステップは、前記カウントステップで一定時間を経過してカウントし た場合、前記複数の音を前記複数の音毎に調整した音響状態で出力する音響調整 方法。
[18] 請求項 11から 17いずれかに記載の音響調整方法であって、
前記第 2の出力ステップは、前記第 1、第 2または第 3の音と、他の音とを異なる音 像位置で出力する音響調整方法。
[19] 請求項 18記載の音響調整方法であって、
前記第 2の出力ステップは、前記第 1、第 2または第 3の音の音像位置とは反対側 の音像位置に、他の音を出力する音響調整方法。
請求項 11から 17いずれかに記載の音響調整方法であって、
前記第 2の出力ステップは、前記第 1、第 2または第 3の音と、他の音とを異なる音 質で出力する音響調整方法。
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