JPH0851699A - 疑似ステレオ音発生装置 - Google Patents

疑似ステレオ音発生装置

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JPH0851699A
JPH0851699A JP6200296A JP20029694A JPH0851699A JP H0851699 A JPH0851699 A JP H0851699A JP 6200296 A JP6200296 A JP 6200296A JP 20029694 A JP20029694 A JP 20029694A JP H0851699 A JPH0851699 A JP H0851699A
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JP
Japan
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sound
control means
balance control
pseudo
signal
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Application number
JP6200296A
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English (en)
Inventor
Haruo Ogasawara
春夫 小笠原
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Taito Corp
Original Assignee
Taito Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路構成を簡略化すると共にノイズの影響を受
けにくくし、デジタル回路を使用してモノラル音声信号
を加工して得られる疑似ステレオ音声により画像に伴っ
た音場を実現し、現実感のある音を再生し、耳障りな音
とならず、長時間の聴取でも耐えられる疑似ステレオ音
発生装置を提供する。 【構成】中央制御手段の主プログラムの指令に従って指
定されたモノラル音声信号を発生する音声信号発生手段
の出力端を分岐すると共に、同分岐ラインに複数の抵抗
が直列に接続されてなるアッテネータ回路、並びにその
接続点より引き出された複数のタップのうちの1つを選
択するデコーダ及び選択されたタップがグランドライン
に接続するアナログスイッチを有するマルチプレクサか
らなるバランス制御手段とを備えている。同バランス制
御手段は前記主プログラムの指令に基づく時間の経過に
伴う音像定位情報の関数信号を受けて、各分岐ラインと
アース間の抵抗比を自動的に切り換えて音量比を制御
し、指定された音声内容に合致する音像の定位感を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビゲーム機やパチ
ンコ機、ビデオ機器などの音声発生装置に適用され、特
にモノラル音声信号から立体的な音像定位感をもつ音声
を発生させる疑似ステレオ音発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からよく知られた2スピーカ仕様の
疑似音声ステレオ発生装置には、図7に示すごとくサウ
ンド効果を利用し、残響音を付加することで立体的な臨
場感を得る疑似ステレオ方式と、図8に示すごとくステ
レオ出力を持つ音声合成ICを使用し、音源そのものを
真正なステレオ音声信号として加工し、ステレオ音を発
生させる方式とがある。これらの方式においては、通
常、各左右の音声出力と左右のスピーカとの間にローパ
スフィルタ(LPF)が接続される。また、音声合成I
CとしてはPCM音源やFM音源などが使われる。左右
のLPFは、音声合成ICやサラウンド回路において発
生する高調波や回路間に発生する折返しノイズを除去す
るものである。
【0003】こうした従来の疑似ステレオ発生装置にお
いて、サラウンド回路を使用する方式では広い部屋にい
るような臨場感は得られるが、左右の音量比を自動制御
したり左右の音像の定位移動を自動的に制御することは
不可能であった。また、特にサラウンド回路ではノイズ
が拾い易いうえに、折返しノイズが著しく、良質の音声
を得にくい。このノイズを除去するために、ゲーム機の
ようなデジタル回路では、別電源の仕様が必要となり、
或いは基盤パターンに特別な配線が必要となる。更に
は、音声を加工するために耳触りな音声を発生させるこ
ととなり、長時間の聴取には疲労が伴う。しかし、この
方式の音源はマイコンのコマンドによって信号を発生さ
せることを必ずしも必要とせず、何らかのオーディオソ
ースがあればよいという利点もある。また、一方の音声
合成ICを使用する擬似ステレオ方式では、音響的には
最良の音声が得られるが、ステレオ音源の加工にコスト
がかかるという問題があった。
【0004】こうした従来の一般的な疑似ステレオ音発
生方式が具備する欠点を補完すべく、例えば特開平2−
184200号公報に開示される疑似ステレオ音発生装
置がある。図9は同装置をブロック図で示しており、同
装置は音源信号を発生する複数のサウンド回路541〜
544と、その各入力端子が各サウンド回路541〜5
44の各出力端子に接続され且つその各出力端子が左右
の電子ボリューム72L,72Rにそれぞれ接続され、
前記サウンド回路541〜544の出力を選択的に第1
及び第2の前記電子ボリューム72L,72Rを介して
左右のアンプ60L,60Rに出力する第1及び第2の
アナログスイッチ681L,681Rと、各スイッチン
グ信号を第1と第2のアナログスイッチ681L,68
1Rに与え、各アナログスイッチ681L,681Rの
少なくとも一方を選択的にオン/オフするためのレジス
タNR50〜NR52とを備えている。そして、前記各
電子ボリューム72L,72Rは前記レジスタNR50
〜NR52によりその出力レベルが個別に制御され、左
右別々の音声出力で左右のアンプ60L,60Rに出力
する。図9によれば、複数用意された各サウンド回路5
41〜544ごとの第1アナログスイッチ681L同士
を加算すると共に、第2アナログスイッチ681R同士
を加算して、それらの加算信号の出力端を第1及び第2
の振幅制御器に接続している。
【0005】この疑似ステレオ音発生装置によれば、1
つの音源信号から2つの音声信号出力部に異なる音声信
号が出力でき、左右別々に音声信号を記憶させる場合に
比べてメモリ容量が増加せず、しかも回路構成が簡単で
あるという利点を有している。
【0006】また、例えば特開平4−99581号公報
には、音源の入力信号を分岐手段により4チャンネルに
分岐し、各々のチャンネルにゲーム機からの制御信号に
より振幅を変化させする振幅制御手段を介して、4チャ
ンネルの前記振幅制御手段のうち2チャンネルに対して
聴者の左右90°より後方に虚音源を創成するためディ
レー回路を利用した虚音源創成手段と、前記4チャンネ
ルの振幅制御手段の残り2チャンネル出力と、前記虚音
源創成手段の出力を加算する加算手段と、聴者の前方左
右に配置した一対のスピーカとを備え、第2の入力端子
から入力される制御信号により、振幅制御手段の出力信
号を制御するように構成された音像移動機能付きゲーム
機が開示されている。このゲーム機によれば、聴者の前
方左右の2スピーカ再生において、聴者の水平面360
°の任意の音像移動が可能であり、特にゲーム機の中の
ゲーム内容に同期させた音像移動の全自動化、例えばゲ
ーム機のコントローラの操作キーによるオン/オフ信号
に応じた演出が可能になるというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記各公報
に開示された疑似ステレオ音発生装置は、いずれも単一
の音源信号に対して音像の移動をもたらすことを可能に
してはいるが、その音量のバランス制御手段として左右
の音声出力ライン毎に電子ボリュームなどからなる振幅
制御器を設置しているため、一つの音源に対して少なく
とも左右一対の振幅制御器が必要となる。これは、例え
ば上記特開平2−184200号公報に開示される疑似
ステレオ音発生装置では、振幅制御器を制御するための
制御ラインが2本必要となることを意味し、マイコンの
負担が増える。一方、上記特開平4−99581号公報
に開示された装置では、前記振幅制御器に加えて更に同
振幅制御器の振幅を独立して制御する信号を発生させる
ための振幅制御信号発生回路が必要となり、回路が複雑
化すると共にコスト高となる。しかも、前記振幅制御信
号発生回路をマイコンに装備しようとすれば、当然にマ
イコンの負担が増えることになる。
【0008】また、上記特開平2−184200号公報
に開示される疑似ステレオ音発生装置にあって、音源信
号発生手段としてのサウンド回路が複数の場合に選択ス
イッチによってそれぞれの音声を、左チャンネル、右チ
ャンネル、両チャンネル(中央)の3ポジションに振り
分けることは可能となるが、前記振幅制御器が1系統に
配されるだけであるため、全ての音源に対して同一のバ
ランスコントロールがなされることになり、特定の音源
に対して独立した音像の定位を得ることができない。
【0009】本発明はこうした従来技術の課題を解消す
るためになされたものであり、その目的はゲーム機のよ
うにデジタル回路を使用してモノラル音声信号を加工し
て得られる疑似ステレオ音声であっても、回路構成を簡
略化すると共にノイズの影響を受けにくくし、しかも画
像に伴った音場を提供し、特に左右に自動車、飛行機な
どの移動体の音を現実感のある音に再生し、耳障りな音
とならず、長時間の聴取にも耐えられる疑似ステレオ音
発生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的は、本発明の
第1の主要な構成である、音源データが記憶され、中央
制御手段の主プログラムの指令に従って指定されたモノ
ラル音声信号を発生する音声信号発生手段と、複数の抵
抗が直列に接続されてなるアッテネータ回路、並びにそ
の接続点より引き出された複数のタップのうちの1つを
選択するデコーダ及び選択されたタップをグランドライ
ンへ接続するためのアナログスイッチを有するマルチプ
レクサからなるバランス制御手段とを備え、前記音声発
生手段の出力端を分岐すると共に、その分岐ライン間に
前記抵抗回路が接続され、前記バランス制御手段は前記
主プログラムの指令に基づく時間の経過に伴った音像定
位情報の関数信号を受けて、各分岐ラインとアースとの
間の抵抗比を自動的に切り換え音量比を制御し、指定さ
れた音声内容に合致する音像の定位感を得ることを特徴
とする疑似ステレオ音発生装置により達成される。
【0011】また上記目的は、更に本発明の第2の主要
な構成である、音源データが記憶され、中央制御手段の
主プログラムの指令に従って指定されたモノラル音声信
号を発生する複数の音声信号発生手段と、複数の抵抗が
直列に接続されてなるアッテネータ回路、並びにその接
続点より引き出された複数のタップのうちの1つを選択
するデコーダ及び選択されたタップをグランドラインへ
接続するためのアナログスイッチを有するマルチプレク
サからなる複数のバランス制御手段とを備え、前記各音
声発生手段の出力端を分岐すると共に、その各分岐ライ
ン間に前記各抵抗回路が接続されてなり、各バランス制
御手段で分岐された一の各出力端からの音声信号を加算
する第1の加算手段、及び前記各バランス制御手段で分
岐された他の各出力端からの音声信号を加算する第2の
加算手段を有し、前記各バランス制御手段は前記主プロ
グラムの指令に基づく時間の経過に伴った音像定位情報
の関数信号を受けて、分岐ラインとアースとの間の各抵
抗比を自動的に切り換え各音量比を制御し、複数の指定
された音声内容に合致する各音像の定位感を得ることを
特徴とする疑似ステレオ音発生装置により達成される。
この場合、前記複数のバランス制御手段のうち、一のバ
ランス制御手段における分岐ラインとアース間との抵抗
比を固定してもよい。
【0012】好適には、上記各音像定位情報と中央制御
手段の主プログラムに記憶された画像データとがデータ
処理部において所定の処理が行われて同期的にそれぞれ
組み合わされ、各関数信号がそれぞれのバランス制御手
段に接続されると共に、映像信号がディスプレーに接続
され、更には前記バランス制御手段にサラウンド回路が
接続される。
【0013】
【作用】上記構成からなる本発明の疑似ステレオ音発生
装置によれば、マイコンのコマンドにより指定されたモ
ノラル音声信号を、例えば音声合成IC、磁気利用アナ
ウンス装置などのコマンドで制御できる音声信号発生手
段を介して左右に分岐すると共に、分岐された左右の音
声信号の音量比をマイコンに記憶されたプログラムデー
タに従って上記バランス制御手段を介して制御し、指定
された音声を希望する定位位置から発せられているよう
に、立体的な音像定位感をもって2以上の音声発生装置
から発生させる。
【0014】本発明における左右の音量比を制御する手
段は、ステレオ装置におけるバランスボリュームの移動
原理と同様であり、モノラルの音声信号を左右両チャン
ネルに接続している。しかして、ここでいうバランスボ
リュームはマイコンのプログラムデータによって制御さ
れる。しかるに、かかる構成だけでは音源に含まれてい
る残響音が一点に定位するために、現実感にやや欠ける
点である。そこで、この欠点を補うためにサラウンド回
路(従来技術)を組合せて、現実感の高い残響音を得る
ことが可能である。
【0015】また、本発明の疑似ステレオ音発生装置は
各種のディスプレーに接続して用いられる。この場合、
ディスプレー上の映像に合わせた音像の定位がなされる
ことが好ましい。そこで、主プログラムデータに音像定
位データと画像データとを組み込み、これを単独に或い
は同時に処理し、映像信号をディスプレー上に送ると共
に、関数発生部において発生する関数信号を抽出して上
記バランス制御手段に送り込むようにする。
【0016】
【実施例】以下、本発明の代表的な実施例を図1に基づ
いて具体的に説明する。同実施例によれば、本発明の疑
似ステレオ音発生装置は中央制御手段であるマイコン1
と、同マイコン1からの指令により所定の音声信号を合
成する音声信号発生手段である音声合成集積回路(音声
合成IC)2と、同音声合成集積回路2からの音声信号
を左右に分岐すると共に、左右の音量比を制御するバラ
ンス制御手段(バランスコントロール回路)3と、同バ
ランスコントロール回路3により処理された所定の音量
比をもつ左右の音源信号が入力され、所定の音量を有す
る音声を左右から出力する左右一対の音響装置(オーデ
ィオアンプ、スピーカ)4とを備えている。
【0017】前記マイコン1はプログラムROM、各種
のRAM、I/Oなどを内蔵しており、内部に設定され
ている主プログラムは、例えば操作スイッチ、センサー
等の情報と、処理シーケンスに基づいて所定のゲーム展
開を行う。また、場合によっては映像を伴う場合もある
が、こうした場合に、例えば飛行機が発進し始めようと
する音声信号を出力する状態のときなどにおいて、その
音声の開始時点或いは終了時点で特定のコードをマイコ
ン1の音声命令発生部1aに引き渡す。
【0018】この音声命令発生部1aは前記特定コード
を解釈し、上記音声合成集積回路2に対して前記特定コ
ードに対応する命令を発生する。このとき、連続した言
葉或いはメロディー(効果音)を繰り返す場合がある。
このため、いくつかの語句(メロディー、語句)を連続
する必要があり、時間の経過に伴い、数回に分けて音声
合成集積回路2に対し命令を発生する。また、音声合成
集積回路2から1つの語句(メロディー、効果音)が終
了した時点をフィードバックする場合もあり、これを待
ってから次の命令を送るようにする。前述の繰り返し状
態にあって、主プログラムからの終了時の特定コードを
受け取った時点で、音声合成集積回路2に対する命令の
発生を止める。また、映像に伴って音像が移動する音声
の場合は、映像との時間的な辻褄を略適応させる必要が
ある。
【0019】前記音声合成集積回路2は公知の回路が採
用でき、その構成については説明を省略するが、同集積
回路2では前記特定コードを受け取ると、そのコードを
解釈して所定の音声信号を作成する。こうして音声合成
集積回路2により作成された音声信号はバランスコント
ロール回路3の左右両チャンネルに分岐して接続され、
同バランスコントロール回路3において左右の音量比を
変えることで音像定位を制御する。マイコン1に設定さ
れたプログラムデータにより指定された音声を希望する
定位位置から聞こえるように、マイコン1から音声合成
集積回路2にコマンドを送ると共に、バランスコントロ
ール回路3を制御する。バランスコントロール回路3を
通過した信号は音響装置(オーディオアンプ及びスピー
カー)4を経て音声を発生させる。
【0020】そのため、マイコン1には左右の音量比を
制御するため指令信号を発する関数発生部1bを内蔵し
ている。この関数発生部1bでは、主プログラムから送
り出される上記特定コードを解釈し、所定の定位情報関
数を引き出し、バランスコントロール回路3に対し、時
間の経過に伴って順次命令が発生している。ここで、音
声命令発生部1aがフィードバック動作を継続している
場合や繰返しによる誤差が生じてタイミングが曖昧にな
ることがある。このようなときは、音声命令発生時に定
位切替えのタイミングをとったり、そのための特定コー
ドを音声命令発生部1aから引き渡したりする場合があ
る。こうすることで、音声命令発生部1aと関数発生部
1bとの時間的な辻褄を合わせている。映像の移動に伴
って音声も定位移動する場合には、音声の移動と映像の
移動との間に若干のずれが生じても感覚的な問題なので
あまり支障はないが、異なる場所において僅かな時間差
をもって発生する2種類の音声に対して、その時間差の
間に音像の定位切替えがなされた場合、先に発生した音
声の余韻が分断されるようなことがあってはならない。
これは、例えば左方からピストル音が発生し、その直後
に右方で別のピストル音が発生する状況で、左方のピス
トル音の余韻が残っている間に音像の定位切替えがなさ
れ、一箇所に定位されるべき左方のピストル音が時間的
に別定位に移動して分断されてしまうようなことは許さ
れない。
【0021】上記バランスコントロール回路3は本発明
の最も特徴とする構成部分をなしている。本実施例にお
けるバランスコントロール回路3は、音声合成集積回路
2により作成されて左右に分岐して送り出される分岐音
声ラインLL,RL間に接続される複数の直列抵抗R1
〜R8と、各抵抗R1〜R8の接続点のタップにそれぞ
れ端子が接続されたアナログマルチプレクサ3aとから
なる。そして、前記各抵抗R1〜R8の各接続点から引
き出された複数のタップがアナログマルチプレクサ3a
を介してベースラインの任意の箇所(以下、アースポイ
ントという。)に接続される。
【0022】本実施例では、前記アナログマルチプレク
サ3aはモスFETにより構成され、各モスFETの入
力端はデコーダDの出力端子にそれぞれ接続されてい
る。また、前記デコーダDの入力端は、上記マイコン1
の関数発生部1bの出力端に接続され、主プログラムか
ら発せられる特定コードを解釈して各モスFETの所定
の入力端に特定のバランス制御信号を送り、同モスFE
Tを同通状態として、対応する抵抗R1〜R8の何れか
の接続点において左右の分岐音声ラインLL,RLと前
記アースポイントとの間の抵抗比を変化させる。
【0023】そして本発明のバランスコントロール回路
3によれば、図1においてA点からアースポイントまで
の抵抗値をLR、B点からアースポイントまでの抵抗値
を抵抗RRとすると、抵抗R1と抵抗LRとの比によっ
て左チャンネルの減衰量が定まり、抵抗R2と抵抗RR
との比によって左チヤンネルの減衰量が定まる。ここ
で、抵抗LRと抵抗RRは反比例するため、アナログマ
ルチプレクサ3aを切り換えると左右の音量比が変化す
ることになる。従って、アナログマルチプレクサ3aを
切り換えることによりバランスコントロール回路3を制
御する。なお、図示例によるとアナログマルチプレクサ
3aの切換えポイントがA点のとき、アナログマルチプ
レクサ3aの内部抵抗によって左チャンネルの減衰量が
定まることになるが、この内部抵抗の値は極めて低いた
め減衰量が増え、左チャンネルスピーカからは音声が発
せられていないように聞こえる。また、アナログマルチ
プレクサ3aの切換えポイントがB点の場合も同様であ
って、右チャンネルスピーカからは音声が発せられてい
ないように聞こえる。
【0024】上述の構成から明らかなごとく、本実施例
による疑似ステレオ音発生装置では従来の振幅制御器の
2個分が1個のバランスコントロール回路3により実現
されるためコストメリットがあり、またマイコン1から
のバランスコントロール回路3に対する制御指令ライン
も1本で満足されるため、マイコン1の負担が軽減し、
処理オーバーの現象が現れにくい。ここで処理オーバー
とは、マイコン1内で単位時間内に規定の処理が行えな
くなったり、余った処理をこなすための時間がかかり、
処理スピートが下がることをいう。具体的には、現実的
に発生すべき音声発生時期が、マイコン1の処理時間
(主プログラム(映像等)或いは上記定位情報関数発
生)の遅れに基づいてずれてしまう場合がある。本発明
では、同一容量のマイコンを使用する場合に、従来の疑
似ステレオ音発生装置に比して、かかる不具合を半減さ
せる。
【0025】上記実施例では、音声信号発生手段である
音声合成集積回路2が単一である場合を示したが、本発
明によれば同音声合成集積回路2を複数連結して、左右
の音響装置4から異種の音声をそれぞれ独立した定位移
動感をもって発生させることができる。図2は2個の音
声合成集積回路2を有する本発明の疑似ステレオ音発生
装置の一例を示すブロック図である。
【0026】同図において、マイコン10の音声命令発
生部10aからの指令に従い、内部に記憶された音源デ
ータを処理して、指定された音声信号を合成する第1及
び第2の音声合成集積回路21,22と、各音声合成集
積回路21,22から出力する各音声信号を左右に分岐
し、この各分岐音声ラインLL,RL間に複数の直列抵
抗R1〜R8を有する第1及び第2の抵抗回路31,3
2における各抵抗R1〜R8の接続点を第1及び第2の
アナログマルチプレクサ3a−1,3a−2に接続する
と共に、各抵抗R1〜R8の各接続点から引き出された
複数のタップが第1及び第2のアナログマルチプレクサ
3a−1,3a−2を介してそれぞれアースポイントに
接続されている第1及び第2のバランスコントロール回
路30−1,30−2とを備えている。ここで、第1及
び第2の音声合成集積回路21,22、抵抗回路31,
32、アナログマルチプレクサ3a−1,3a−2のハ
ード部分の構成は、図1に示した対応するハード部分と
実質的に同一である。更に本実施例では、第1及び第2
の左側分岐音声ラインLL同士と右側分岐音声ラインR
L同士とが、それぞれ第1及び第2の加算回路33,3
4を介して連結されている。
【0027】このように、本発明の疑似ステレオ音発生
装置が複数の音声発生手段を備える場合に、それぞれ左
右に分岐された複数の音声信号が対応するバランス制御
手段を経過した後、各分岐音声信号同士を対応するスピ
ーカラインに加算するようにしているため、それぞれの
音声が左右のスピーカから同時に独立した定位あるいは
定位の移動感をもった立体音となって発生する。この場
合、一の音像を固定位置に定位させることも可能であ
る。例えば、2個の音声発生手段と2本のスピーカライ
ンを備え、BGMを両チャンネルの中央位置に固定して
定位させておき、同時に飛行機の音像を左から右に移動
させることも可能である。一般には、バランス制御手段
とマイコンの関数発生部において解釈された特定のバラ
ンス制御信号を前記バランス制御手段に送るバランス制
御ラインとは、音声発生手段の増加に伴って同数増加す
ることになる。但し、複数の音声のうち特定の音声に関
する音像定位を固定しておく場合には、この音声に関す
るバランス制御ラインの必要はないが、複数の音声のう
ち同一の音像定位を得る音声が存在する場合には、異な
る音声でありながら同一のバランス制御ラインを兼用す
ることができる。
【0028】本発明の疑似ステレオ音発生装置は、上述
のごとく複数の音声発生手段を適用するばかりでなく、
更に音響装置(オーディオアンプ及びスピーカー)を左
右前後に設置するように3以上とすることも可能であ
る。例えば、2個の音声発生手段と4本のスピーカーラ
インを備える場合には、自動車の音像を左から右に移動
させると同時に、飛行機の音像を前方から後方に移動さ
せることができる。この場合、上記バランス制御手段を
6個((スピーカライン数−1)個×2音声分)、マイ
コンからのバランス制御ラインを2本(log2(スピー
カライン数) ×2音声分)として実現される。
【0029】また、図2では2チャンネルのスピーカラ
インを示しているが、前後左右方向の定位を得るための
4チャンネルに加えて、更に上下方向の定位を加え8チ
ャンネルにすることができる。つまり、最初に図1に示
すようにバランス制御手段(これを親バランスとす
る。)で2ラインに分岐する。この音声分岐ラインを更
に各々新たなバランス制御手段(これを子バランスとす
る。)により2ラインに分岐して合計4本の音声分岐ラ
インとする。更に、この各音声分岐ラインを新たなバラ
ンス制御手段(これを孫バランスとする。)でそれぞれ
2ラインに分岐させる。そして、子バランスの2本の制
御ライン同士、及び4本の孫バランスの制御ライン同士
を連結して、親、子、孫の3本のバランス制御ラインを
マイコンへ接続する。これで、8チャンネルのスピーカ
ラインとなる。勿論、4チャンネルの場合は子バランス
まででよい。このように接続したことで、スピーカの論
理を合わせれば、親バランスは左右方向の定位、子バラ
ンスは前後の定位、孫バランスは上下方向の定位と、そ
れぞれ独立して制御することが可能となり、立体的な音
像定位感が容易に且つ正確に得られるようになる。
【0030】図1及び図2に示す上述の実施例では、マ
イコン内の関数発生部で発生するバランス制御信号を直
接バランス制御手段であるバランスコントロール回路に
送り込むようにしているが、本発明によれば、上記実施
例の外にも例えばマイコン内に設定されたゲームプログ
ラムの映像信号にバランス情報を組み込み、これを抽出
して前記バランス制御手段に送り込むようにすることに
より、映像の変化に対応する音像定位感をもつ立体音を
発生する疑似ステレオ音発生装置が実現される。この場
合、上記バランス情報は映像の画面に写らない走査線上
に配置するか、或いはビデオブランク中に配置する。こ
こで、映像信号中のバランス情報は上記実施例における
特定コードであってもよいし、関数発生部を経たバラン
ス制御信号であってもよい。特定コードの場合は、まと
まったデータとなるため映像信号に組み込む回数が少な
く、マイコンの負担は少なくて済むが、映像信号から特
定コードを抽出した後に、それを関数発生部で解釈する
必要があり、ゲームによって異なる関数発生部と交換す
る煩わしさを生じる場合がある。
【0031】映像信号にバランス情報を組み込み、映像
の進行に同期させて音像を移動定位させるには、例えば
図3に示すごとくメインマイコンとサブマイコンを用意
し、メインマイコンでは例えばゲームプログラムに従っ
て画像データ及び指定される音声に対応する特定のコー
ドを逐次画像処理部に送って処理を行うと共に、前記特
定のコードを音声命令発生部に引き渡し、同音声命令発
生部でその特定コードを解釈して、上記音声合成集積回
路に音源信号を送り出す。画像処理部を経た前記特定コ
ードはディスプレーに送られる途中において抽出され、
サブマイコン内の関数発生部で解釈されたバランス制御
信号がバランス制御手段に送られ、既述した操作がなさ
れて左右のスピーカから発生する音量比が制御され、音
像に所定定位がなされる。また、図4は図3に示す制御
方式の変形例を示すブロック図であり、図3に示す方式
ではメインマイコンに設定された主プログラムソフト上
で展開し、映像信号を生成して外部に出力しているのに
対して、図4に示す方式ではメインマイコン外部に用意
されたハード回路上で画像処理がなされた映像信号と同
処理から切り離された特定コードとを混合するものであ
る。
【0032】更に、図5に示す映像信号にバランス情報
を組み込む方式では、メインマイコンにゲームプログラ
ム、画像処理部、音声命令発生部及び関数発生部を備え
ており、ゲームプログラムに従って画像データを逐次画
像処理部に送って処理を行うと共に、ゲームプログラム
に従い指定される音声に対応する特定のコードを音声命
令発生部及び関数発生部に引き渡し、同音声命令発生部
でその特定コードを解釈して、上記音声合成集積回路に
音源信号を送り出すと共に、前記関数発生部において解
釈されたバランス制御信号を前記画像処理部に送り込
み、同画像処理部においてバランス制御信号を含む映像
信号としてソフト上で処理し、外部のディスプレイに送
り出す。そして、ディスプレイに送られる映像信号から
前記バランス制御信号が抽出され、そのままバランス制
御手段に送り込まれる。図6に示す方式は図5に示す前
記方式の変形例であり、同方式ではメインマイコン外部
に用意されたハード回路上で画像処理がなされた映像信
号と関数発生部から単独に発せられたバランス制御信号
とを混合するものである。
【0033】通常のゲーム機であれば静止画の最中はマ
イコンにおいて画像処理を行わないため、本来はマイコ
ンの負担が軽減されることになるが、図3及び図5に示
す方式ではマイコンは静止画であるか否かに関わらずそ
の都度画像処理を行う必要が出てくるためため負担が増
える。また図4及び図6に示す方式では、マイコンの負
担は少なくて済むが、ハード回路が増加することにな
る。
【0034】従って、バランス制御信号を映像信号へ組
み込むとマイコンの負担が増加し、或いはハード回路が
増加して、コストアップの割に単独装置としてのメリッ
トは少ないが、本体装置が音響装置を含む画面から遠く
離れているような場合に、通信手段による伝送が行い得
る点で大きなメリットがある。この通信手段としてはT
V電波、RF信号(ケーブルTV)、或いは音声多重方
式による2チャンネル音声伝送がある。この場合、音声
発生手段は2つ以下に制約されることになるが、4チャ
ンネル等の複数チャンネルが可能となる。そして、最も
現実的な方式としては、図6に示すように関数発生され
たバランス制御信号をハード回路上で映像信号と混合す
る方式を採用することが好ましく、マイコンの負担を抑
えると共に関数発生部を交換する煩わしさがなくなる。
【0035】ところで、上述の実施例における疑似ステ
レオ音発生装置では音源に含まれている残響音が基本音
と同じ一点に定位するため、現実感にやや欠ける欠点が
ある。そこで、本発明では上述の各実施例に従来公知の
サラウンド回路を組合せて、より現実感に近い残響音を
得ることができる。但し、この組合せにあたっては、音
声合成集積回路で合成された音声信号を、まずサラウン
ド回路を通過させてから左右の音量比を制御する方法
と、左右の音量比を制御させてからサラウンド回路(ス
テレオ入力)を通過させる方法との2種類がある。前者
の場合は、サラウンド回路中の電子ボリュームを利用す
ることが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなごとく、本発
明の疑似ステレオ音発生装置によれば、既述したごとき
構成を備えたバランス制御手段を採用することにより、
従来の振幅制御回路に比べて回路構成が簡単になるため
コストメリットが高くなるばかりでなく、ノイズの影響
を受けにくく、特にゲーム機のようなデジタル回路での
使用に適している。また、音像の定位感があるため、画
像に伴った音場の提供、特に前後左右或いは上下に移動
する移動体(自動車、飛行機など)の音を立体感のある
音として提供することが可能である。
【0037】特に、本発明において複数の音声発生手段
を備える場合には、それぞれをバランス制御手段を経過
させて音量比を制御した後に、対応するスピーカライン
に加算するようにする、それぞれの音声は同時に独立し
て定位或いは定位の移動を感じる立体音として発生させ
ることが可能となる。例えば、2個の音声発生手段と2
本のスピーカラインを備える場合に、BGMを両チャン
ネル(中央)で固定した位置に定位させ、同時に飛行機
の音像を左から右に移動させることができる。
【0038】この場合、上記バランス制御手段は1個、
マイコンからの同手段に接続させるバランス制御ライン
も1本で実現できる。また例えば、2個の音声発生手段
と4本のスピーカラインを備える場合には、自動車の音
像を左から右に移動させ、同時に飛行機の音像を前方か
ら後方に移動させることができる。この場合、前記バラ
ンス制御手段は6個((スピーカライン数−1)個×2
音声分)、マイコンからのバランス制御ラインが2本
(log2(スピーカライン数) ×2音声分)で実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】同基本的な構成を組み合わせた代表的な実施例
を示すブロック図である。
【図3】音像定位情報と画像情報とを組み合わせた本発
明の疑似ステレオ音発生装置の回路構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】同回路構成の他の例を示すブロック図である。
【図5】同回路構成の他の例を示すブロック図である。
【図6】同回路構成の更に他の例を示すブロック図であ
る。
【図7】従来の一般的な疑似ステレオ音発生装置の一例
を示すブロック図である。
【図8】従来の一般的な疑似ステレオ音発生装置の他の
一例を示すブロック図である。
【図9】疑似ステレオ音発生機構を備えた従来のゲーム
機における音声制御ブロック図である。
【符号の説明】
1,10 マイコン 1a,10a 音声命令発生部 1b 関数発生部 2,21,22 音声合成集積回路 3,30-1,30-2 バランス制御手段(バランスコントロー
ル回路) 31,32 抵抗回路 33,34 加算回路 3a,3a-1,3a-2 アナログマルチプレクサ 4 音響装置 R1〜R8 抵抗 LL,RL 左右分岐音声ライン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音源データが記憶され、中央制御手段の
    主プログラムの指令に従って指定されたモノラル音声信
    号を発生する音声信号発生手段と、複数の抵抗が直列に
    接続されてなるアッテネータ回路、並びにその接続点よ
    り引き出された複数のタップのうちの1つを選択するデ
    コーダ及び選択されたタップがグランドラインに接続す
    るアナログスイッチを有するマルチプレクサからなるバ
    ランス制御手段とを備え、 前記音声信号発生手段の出力端を分岐すると共に、その
    分岐ライン間に前記抵抗回路が接続され、前記バランス
    制御手段は前記主プログラムの指令に基づく時間の経過
    に伴う音像定位情報の関数信号を受けて、各分岐ライン
    とアース間の抵抗比を自動的に切り換えて音量比を制御
    し、指定された音声内容に合致する音像の定位感を得る
    ことを特徴とする疑似ステレオ音発生装置。
  2. 【請求項2】 前記音像定位情報と中央制御手段の主プ
    ログラムに記憶された画像データとが中央制御手段のデ
    ータ処理部において所定の処理がなされて同期的に組み
    合わされ、前記関数信号が前記バランス制御手段に接続
    されると共に、映像信号がディスプレーに接続されてな
    る請求項1記載の疑似ステレオ音発生装置。
  3. 【請求項3】 前記バランス制御手段にサラウンド回路
    が接続されてなる請求項1又は2記載の疑似ステレオ音
    発生装置。
  4. 【請求項4】 音源データが記憶され、中央制御手段の
    主プログラムの指令に従って指定されたモノラル音声信
    号を発生する複数の音声信号発生手段と、複数の抵抗が
    直列に接続されてなるアッテネータ回路、並びにその接
    続点より引き出された複数のタップのうちの1つを選択
    するデコーダ及び選択されたタップをグランドラインに
    接続するアナログスイッチを有する複数のバランス制御
    手段とを備え、 前記各音声発生手段の出力端を分岐すると共に、その各
    分岐ライン間に前記各抵抗回路が接続されてなり、各バ
    ランス制御手段で分岐された一の各出力端からの音声信
    号を加算する一の加算手段、及び前記各バランス制御手
    段で分岐された他の各出力端からの音声信号を加算する
    1以上の他の加算手段を有し、 前記各バランス制御手段は前記主プログラムの指令に基
    づく時間の経過に伴った音像定位情報の関数信号を受け
    て、分岐ラインとアース間の各抵抗比を自動的に切り換
    えて各音量比を制御し、複数の指定された音声内容に合
    致する各音像の定位感を得ることを特徴とする疑似ステ
    レオ音発生装置。
  5. 【請求項5】 前記音像定位情報と中央制御手段の主プ
    ログラムに記憶された画像データがデータ処理部におい
    て所定の処理が行われて同期的にそれぞれ組み合わさ
    れ、各関数信号がそれぞれのバランス制御手段に接続さ
    れると共に、映像信号がディスプレーに接続されてなる
    請求項4記載の疑似ステレオ音発生装置。
  6. 【請求項6】 前記バランス制御手段にサラウンド回路
    が接続されてなる請求項4又は5記載の疑似ステレオ音
    発生装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のバランス制御手段のうち、一
    のバランス制御手段における分岐ラインとアース間との
    抵抗比を固定してなる請求項4乃至6のいずれかに記載
    の疑似ステレオ音発生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2006038402A1 (ja) * 2004-10-01 2008-05-15 松下電器産業株式会社 音響調整装置および音響調整方法
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