JP2003304600A - 音情報提供/選択装置 - Google Patents

音情報提供/選択装置

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JP2003304600A
JP2003304600A JP2002107842A JP2002107842A JP2003304600A JP 2003304600 A JP2003304600 A JP 2003304600A JP 2002107842 A JP2002107842 A JP 2002107842A JP 2002107842 A JP2002107842 A JP 2002107842A JP 2003304600 A JP2003304600 A JP 2003304600A
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JP2002107842A
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Mitsunobu Kaminuma
充伸 神沼
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 機器9を操作するための操作部材1と、
音を出力する音出力手段4、5a、5b、6a、6b
と、利用者の周辺に操作部材1に応じた音空間を定義す
るとともに、音空間に操作部材1の複数の選択肢のそれ
ぞれに対応する複数の仮想音源を配置し、音出力手段
4、5a、5b、6a、6bにより各仮想音源から操作
部材1の対応する選択肢の音情報を出力させる音制御手
段2とを備え、利用者が操作部材1により選択した選択
肢にしたがって機器9を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の音により利
用者に複数の情報を同時に提供し、それらの複数の音情
報の中から利用者にいずれかを選択させる装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の音により利用者に複数の情報を同
時に提供し、それらの複数の音情報の中から利用者にい
ずれかを選択させる音情報提供/選択装置が知られてい
る(例えば特開平09−090963号公報参照)。こ
の種の装置では、複数の音情報のそれぞれに対して仮想
的な音源位置(以下、仮想音源という)を音空間に定義
し、これらの複数の仮想音源から複数の音情報を同時に
出力するとともに、複数の音情報の中からいずれかを選
択する利用者の選択指示を検出するようにしている。
【0003】このような音情報提供/選択装置は視覚情
報がないため、視覚障害を有する利用者や、車両の運転
中などの視覚的な自由が利かない環境に置かれている利
用者、PDA(Personal Digital Assistants)やPI
C(Personal Intelligent Communicator)などの携帯
情報端末のような充分な大きさのディスプレイを装備す
ることが困難な装置の利用者などにとって有用である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本来は時系
列データである音情報を、視覚的な情報提供装置と同様
に用いるためには、提供する音情報に空間的な情報を付
加し、さらに複数の音情報を同時に提供する必要があ
る。上述した従来の装置においてもこのような知見が考
慮されており、定義された音空間において複数の音情報
を提供している。
【0005】しかしながら、例えば車両や携帯情報端末
には様々な形態のスイッチが混在して配置され、機器に
よって配置が異なることが多い。そのため、このような
様々な形態のスイッチに対応して音空間に仮想音源を複
数個配置すると、利用者の混乱を招く可能性が高い。
【0006】本発明の目的は、様々な形態のスイッチに
対応可能な音情報提供/選択装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1) 請求項1の発明
は、機器を操作するための操作部材と、音を出力する音
出力手段と、利用者の周辺に前記操作部材に応じた音空
間を定義するとともに、前記音空間に前記操作部材の複
数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想音源を配置
し、前記音出力手段により前記各仮想音源から前記操作
部材の対応する選択肢の音情報を出力させる音制御手段
とを備え、利用者が前記操作部材により選択した選択肢
にしたがって前記機器を制御する。 (2) 請求項2の音情報提供/選択装置は、前記音制
御手段によって、水平面に沿って操作される操作部材に
対しては水平面に音空間を定義し、水平面に前記操作部
材の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想音源
を配置するようにしたものである。 (3) 請求項3の音情報提供/選択装置は、前記音制
御手段によって、鉛直面に沿って操作される操作部材に
対しては鉛直面に音空間を定義し、鉛直面に前記操作部
材の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想音源
を配置するようにしたものである。 (4) 請求項4の音情報提供/選択装置は、前記音制
御手段によって、利用者の正中面または正中面に平行な
面に沿って操作される操作部材に対しては、利用者の正
中面または正中面に平行な面に音空間を定義し、利用者
の正中面または正中面に平行な面に前記操作部材の複数
の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想音源を配置す
るようにしたものである。 (5) 請求項5の音情報提供/選択装置は、前記音制
御手段によって、利用者の左右を通る鉛直面に沿って操
作される操作部材に対しては利用者の左右を通る鉛直面
に音空間を定義し、利用者の左右を通る鉛直面に前記操
作部材の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想
音源を配置するようにしたものである。 (6) 請求項6の音情報提供/選択装置は、前記音制
御手段によって、前記操作部材の操作面が複数個存在す
る場合には、それぞれの操作面に対応する面に音空間を
定義し、それぞれの操作面に対応する面に前記操作部材
の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想音源を
配置するようにしたものである。 (7) 請求項7の音情報提供/選択装置は、前記音制
御手段によって、前記操作部材が複数個存在する場合に
は、それぞれの操作部材の操作面に対応する面に音空間
を定義し、それぞれの操作部材の操作面に対応する面に
前記操作部材の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数
の仮想音源を配置するようにしたものである。 (8) 請求項8の音情報提供/選択装置は、前記音制
御手段によって、前記各操作部材と利用者との位置関係
にしたがって前記各操作部材の音空間を定義するように
したものである。 (9) 請求項9の音情報提供/選択装置は、前記操作
部材の位置を検出する位置検出手段を備え、前記音制御
手段によって、前記位置検出手段により検出される前記
操作部材の位置変化に応じて音空間を定義し直すように
したものである。 (10) 請求項10の音情報提供/選択装置は、前記
操作部材の傾きを検出する傾き検出手段を備え、前記音
制御手段によって、前記傾き検出手段により検出される
前記操作部材の傾き変化に応じて音空間を定義し直すよ
うにしたものである。 (11) 請求項11の音情報提供/選択装置は、前記
音制御手段によって、前記操作部材が操作されている
間、前記操作部材により選択された選択肢に対応する前
記仮想音源から音情報を連続的に出力させるようにした
ものである。 (12) 請求項12の音情報提供/選択装置は、前記
音制御手段によって、前記操作部材の複数の選択肢のそ
れぞれに対応して配置された複数の仮想音源から音情報
を連続的に出力させるようにしたものである。
【0008】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、様々
な形態の操作部材に対応して音空間に仮想音源を複数個
配置しても利用者が混乱することはなく、様々な形態の
操作部材に対応可能な音情報提供/選択装置を提供する
ことができる。 (2) 請求項2〜5の発明によれば、利用者は操作部
材の選択肢と音空間における仮想音源の位置とを無意識
に結びつけることができ、操作部材の所望の選択肢を確
実、且つ容易に選択することができ、操作性が向上す
る。 (3) 請求項6の発明によれば、利用者は操作部材の
各操作面の選択肢と音空間における仮想音源の位置とを
無意識に結びつけることができ、操作部材の各操作面の
所望の選択肢を確実、且つ容易に選択することができ、
操作性が向上する。 (4) 請求項7の発明によれば、利用者はそれぞれの
操作部材の選択肢と音空間における仮想音源の位置とを
無意識に結びつけることができ、それぞれの操作部材の
所望の選択肢を確実、且つ容易に選択することができ、
操作性が向上する。 (5) 請求項8の発明によれば、操作部材が複数個存
在しても各操作部材に対応する音空間と仮想音源を明確
に識別することができ、それぞれの操作部材の所望の選
択肢を確実、且つ容易に選択することができる。 (6) 請求項9および10の発明によれば、操作部材
の位置と傾きが変化しても操作部材の選択肢と音空間に
おける仮想音源との対応関係および位置関係が確実に維
持され、操作部材の所望の選択肢を確実、且つ容易に選
択することができる。 (7) 請求項11の発明によれば、利用者は操作部材
により現在どの選択肢を選択しているのかを確実かつ容
易に把握することができる。 (8) 請求項12の発明によれば、操作部材の複数の
選択肢の位置を確実かつ容易に把握することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は一実施の形態の構成を示
す。スイッチ1は、提供した複数の音情報の中から利用
者がいずれかを選択するための操作部材であり、例えば
トグルスイッチ、ジョグダイアル、ジョイスティック、
マウス、トラックボール、フォースフィードバックスイ
ッチなどを1個または複数個組み合わせて用いる。この
一実施の形態では単一のスイッチ1を例に上げて説明す
るが、スイッチ1が複数個あってもよい。
【0010】演算装置2は、1個または複数個のCP
U、MPU、DSPから構成され、スイッチ1の形態に
応じた音空間を定義するとともに、スイッチ1の形態に
応じた仮想音源を音空間に配置し、音響効果を利用して
それぞれの仮想音源から異なる音情報が聞こえてくるよ
うな信号を演算して出力する。例えば、利用者の頭部を
通る水平面に音空間を定義し、利用者の前後左右4方向
に仮想音源を配置する場合には、それらの仮想音源に1
〜4の番号を割り当て、利用者から20cm程度離れた
前後左右位置に「イチ」、「ニ」、「サン」、「ヨン」
と発話された音(原音)が出力されるような信号を演算
して出力する。
【0011】記憶装置3は、原音の情報を含む信号や調
節のための音響情報を含む信号などを記憶する。この記
憶装置3には、キャシュメモリ、メインメモリ、ディス
クメモリ、フラッシュメモリ、ROMなどを用いること
ができる。音出力装置4は、演算装置2により演算され
た信号を音信号に変換する。例えば、演算装置2によっ
て演算された信号が離散的なデジタル信号の場合は連続
的なアナログ信号に変換する。この音出力装置4には、
例えばローパスフィルターなどのフィルター群によって
構成されるD/Aコンバーターを用いることができる。
【0012】スピーカー駆動装置5a、5bとスピーカ
ー6a、6bはそれぞれ、音出力装置3からの音信号を
増幅して利用者の周辺に音情報を再生する。これによ
り、スイッチ1の形態に応じて定義した音空間の、スイ
ッチ1の形態に応じて配置した複数の仮想音源からそれ
ぞれ異なる音情報が聞こえてくる。この実施の形態では
2系統のスピーカー6a、6bとその駆動装置5a、5
bを用いる例を示すが、スピーカーとその駆動装置は少
なくとも2系統は必要であり、もちろん3系統以上あっ
てもよい。
【0013】傾き検出装置7および位置検出装置8は、
スイッチ1の傾きと位置を検出して演算装置2へ出力す
る。演算装置2は、これらのスイッチ1の傾きと位置の
情報に基づいて音空間を定義し、音空間に複数の仮想音
源を配置する。傾き検出装置7にはジャイロセンサーを
用い、位置検出装置8にはカメラシステムを用いてもよ
いが、より簡単な構成を用いてもよい。例えば車両のス
テアリングに取り付けられたスイッチでは、ステアリン
グの回転角とステアリング中心からの距離に基づいてそ
のスイッチの傾きと位置を計算することができる。
【0014】なお、乗員がスイッチ1を操作したときに
発生するスイッチ1の操作信号は操作対象機器9へ直接
に出力してもよいし、スイッチ1からの操作信号をいっ
たん演算装置2へ入力し、演算装置2により操作信号に
したがって操作対象機器9を制御するようにしてもよ
い。
【0015】図2は、一実施の形態の音情報の提供と選
択処理を示すフローチャートである。このフローチャー
トにより一実施の形態の動作を説明する。演算装置2
は、利用者が操作対象機器9の操作を開始してスイッチ
1の選択肢の選択が必要になるとこの処理を開始する。
なお、操作対象機器9の電源が投入された時点でこの処
理を開始し、その後はこの処理を繰り返すようにしても
よい。
【0016】ステップ1において、傾き検出装置7およ
び位置検出装置8によりスイッチ1の傾きと位置を検出
する。なお、音情報を出力する対象のスイッチが複数個
ある場合には、すべてのスイッチの傾きと位置を検出す
る。続くステップ2で、スイッチ1の傾きと位置の情報
に基づいて利用者に対する音空間を定義し、さらにスイ
ッチ1の選択肢の数に応じて仮想音源を配置する。
【0017】ステップ3で、スピーカー6a、6bから
音情報によるスイッチ1の選択肢を出力する。具体的に
は、音響効果によって先に定義した音空間のスイッチ1
の選択肢に対応する仮想音源からそれぞれの音情報が聞
こえてくるように、スピーカー6a、6bから音情報を
出力する。ステップ4では、スイッチ1の操作によりい
ずれかの選択肢の音情報が選択されたかどうかを確認
し、選択されていなければステップ3ヘ進み、もう一度
スピーカー6a、6bから音情報によるスイッチ1の選
択肢を出力する。一方、スイッチ選択肢が選択されてい
る場合はステップ5へ進み、選択されたスイッチ1の選
択肢を入力する。そして、ステップ6でスイッチ1の選
択肢に対応する操作信号を操作対象機器9へ出力する。
【0018】次に、図3〜図8により、種々の形態のス
イッチに対して本発明を適用した場合について説明す
る。図3は、水平面における動作が可能なジョイスティ
ックに本発明を適用した例を示す。ジョイスティックは
(a)に示すように水平面上の同心円の円周に沿って選択
操作が可能であり、(b)に示すように利用者の頭部を中
心とした同心円の円周上に沿うように音空間を定義す
る。そして、(c)に示すように定義された音空間上に必
要となるスイッチ1の選択肢の数だけ仮想音源を配置す
る。
【0019】音空間における仮想音源からの音情報の出
力方法は、次のような方法がある。第1の方法は、それ
ぞれの仮想音源が常に位置情報として例えば「ブッ、ブ
ッ、ブッ」のような音を出し続け、利用者がジョイステ
ィックによって対応する方向の仮想音源を選択したとき
に、仮想音源に割り振られている選択肢情報、例えば
「イチバン」や「ジュウタイジョウホウ」などの言葉を
仮想音源から出力する。
【0020】音情報の第2の出力方法は、利用者がジョ
イスティックを動かしたときだけその移動方向に対して
「ブー」という移動音を出力し、仮想音源とジョイステ
ィックの選択方向とが一致したときに選択肢情報を出力
する方法である。
【0021】音情報の第3の出力方法は、ジョイスティ
ックの移動時には音を出力せず、仮想音源として割り当
てられている位置にジョイスティックの選択方向が一致
したときだけ、仮想音源から選択肢情報を出力する方法
である。
【0022】特に、上述した第1の音情報出力方法によ
って常に音を出し続けると、利用者はスイッチ1の選択
肢の位置情報を確実かつ容易に認識できるため、ジョイ
スティックを移動して選択操作を行うときに無意識に音
空間の仮想音源の位置情報とスイッチ1の選択肢情報と
を結びつけることができ、選択操作の作業効率が向上す
る。また、第3の音情報出力方法によれば、利用者はス
イッチ1により現在どの選択肢を選択しているのかを確
実かつ容易に把握することができため、選択操作を行う
ときに無意識に音空間の仮想音源の位置情報とスイッチ
1の選択肢情報とを結びつけることができ、選択操作の
作業効率が向上する。
【0023】このように、操作対象機器9を操作するた
めに水平面に沿って操作されるスイッチ1と、音を出力
する音出力装置4、スピーカー駆動装置5a、5bおよ
びスピーカー6a、6bと、利用者の周辺にスイッチ1
に応じた音空間を定義するとともに、この音空間にスイ
ッチ1の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想
音源を配置し、音出力装置4、スピーカー駆動装置5
a、5bおよびスピーカー6a、6bにより各仮想音源
からスイッチ1の対応する選択肢の音情報を出力させる
演算装置2とを備え、利用者がスイッチ1により選択し
た選択肢にしたがって操作対象機器9を制御するように
したので、様々な形態のスイッチに対応して音空間に仮
想音源を複数個配置しても利用者が混乱することはな
く、様々な形態のスイッチに対応可能な音情報提供/選
択装置を提供することができる。
【0024】また、演算装置2によって、水平面に沿っ
て操作されるスイッチ1に対しては水平面に音空間を定
義し、水平面にスイッチ1の複数の選択肢のそれぞれに
対応する複数の仮想音源を配置するようにしたので、利
用者はスイッチ1の選択肢と音空間における仮想音源の
位置とを無意識に結びつけることができ、スイッチ1の
所望の選択肢を確実、且つ容易に選択することができ、
操作性が向上する。
【0025】図4は十字スティックに本発明を適用した
例を示す。十字スティックは(a)に示すように水平面の
4方向に選択操作が可能であり、各方向にスティックを
倒したときの傾倒角度に応じた選択操作も可能である。
このような十字スティックの場合には、(b)に示すよう
に水平面の前後左右に音空間を定義し、(c)に示すよう
に各方向の複数の選択肢を仮想音源までの距離の違いに
より区別する。なお、音情報の出力方法は上述した図3
に示すジョイスティックと同様な方法でよい。
【0026】図4に示す十字スティックは、常に選択肢
の数が4に固定されているスイッチに好適である。この
場合、それぞれの選択肢を前後左右に割り当てることに
よって、利用者にとって極めて直感的に操作可能なスイ
ッチを構成することができる。これにより、利用者が選
択肢情報と仮想音源の位置情報とを無意識に結びつけや
すく、操作性が向上する。
【0027】図5はジョグダイアルに本発明を適用した
例を示す。このジョグダイアルは、(a)に示すように利
用者の正中面(生物体が左右対称な場合の相称面、すな
わち生物体を均等な両半に分ける面)または正中面と平
行な面において回転動作し、選択肢を選択することがで
きる。この場合、(b)に示すように、利用者の前後に直
線的な音空間を定義するか、あるいは利用者の正中面と
平行な面において利用者の頭部を中心とする同心円状に
音空間を定義する方法がある。なお、音情報の出力方法
は上述した図3に示すジョイスティックと同様な方法で
よい。
【0028】ジョグダイアルに始端と終端がある場合に
は、始端と終端を音空間の両端に合わせることにより、
利用者にジョグダイアルをどの程度回転させたかを認識
させる手がかりとなる。
【0029】このように、演算装置2によって、利用者
の正中面または正中面に平行な面に沿って操作されるス
イッチ1に対しては、利用者の正中面または正中面に平
行な面に音空間を定義し、利用者の正中面または正中面
に平行な面にスイッチ1の複数の選択肢のそれぞれに対
応する複数の仮想音源を配置するようにしたので、利用
者はスイッチ1の選択肢と音空間における仮想音源の位
置とを無意識に結びつけることができ、スイッチ1の所
望の選択肢を確実、且つ容易に選択することができ、操
作性が向上する。
【0030】図6はジョグダイアルに本発明を適用した
他の例を示す。このジョグダイアルは、(a)に示すよう
に利用者の左右を通る鉛直面(以下、側面という)また
は側面と平行な面の2方向に回転動作し、選択肢を選択
することができる。この場合、(b)に示すように利用者
の側面または側面と平行な面の2方向に音空間を定義す
る。なお、利用者の側面上の、利用者の左右に音空間を
定義してもよい。
【0031】このように、演算装置2によって、利用者
の左右を通る鉛直面(側面)に沿って操作されるスイッ
チ1に対しては利用者の左右を通る鉛直面(側面)に音
空間を定義し、利用者の左右を通る鉛直面(側面)にス
イッチ1の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮
想音源を配置するようにしたので、利用者はスイッチ1
の選択肢と音空間における仮想音源の位置とを無意識に
結びつけることができ、スイッチ1の所望の選択肢を確
実、且つ容易に選択することができ、操作性が向上す
る。なお、鉛直面に沿って操作されるスイッチ1に対し
ては鉛直面に音空間を定義し、鉛直面にスイッチ1の複
数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想音源を配置
することにより、上述した水平面、利用者の正中面およ
び側面に音空間を定義する場合と同様な効果が得られ
る。
【0032】上述した各形態のスイッチに対する適用例
では、水平面、鉛直面、利用者の正中面および側面、あ
るいはそれらの面と平行な面に音空間を定義する例を示
したが、本発明の音空間の定義面は上述した面に限定さ
れず、例えば利用者の正中面に対して右に30度傾いて
設置されるスイッチに対しては、利用者の正中面に対し
て右に30度の傾いた面に音空間を定義すればよい。
【0033】また、音空間は、利用者の頭部を中心にす
る必要はなく、利用者が知覚可能な範囲で、音空間の定
義位置を頭部中心からずらしてもよい。なお、人間の聴
覚は極めて細かい音に対する位置感はないと考えられる
から、スイッチのわずかな傾きは無視しても差し支えな
い。
【0034】図7は、利用者の正中面とそれに平行な面
とに配置された2個のジョグダイアルに適用した例を示
す。これらの2個のジョグダイアルは、(a)に示すよう
に利用者の正中面とそれに平行な面の2方向に動作可能
であり、利用者の正中面とそれに平行な面とに2つの音
空間を定義する。2つの音空間は、利用者の位置とジョ
グダイアルとの相対位置、および2つのジョグダイアル
の相対位置に応じて定義されており、左のジョグダイア
ルに対応する音空間は利用者の正中面より左に位置し、
右のジョグダイアルに対応する音空間は利用者の正中面
より右に位置する。
【0035】それぞれの音空間に配置される仮想音源
は、(b)に示すようにそれぞれのジョグダイアルに割り
振られる選択肢に対応して配置され、それぞれのジョグ
ダイアルの動きに応じて独立して音情報を出力する。こ
のように、2つのジョグダイアルに対して仮想音源を独
立に割り振り、それぞれが別々の音空間で音情報を出力
することによって、利用者は2つのジョグダイアルの機
能を並列処理的に選択することができる。
【0036】なお、図7では、2つのジョグダイアルが
互いに平行な面に設けられた例を示すが、2つのジョグ
ダイアルが互いに直交する面に設けられている場合に
は、例えば利用者の正中面に対し平行な面と、側面に対
し平行な面とにそれぞれ音空間を定義し、それぞれの音
空間に仮想音源を配置すればよい。
【0037】このように、スイッチ1が複数個存在する
場合には、それぞれのスイッチの操作面に対応する面に
音空間を定義し、それぞれのスイッチの操作面に対応す
る面にスイッチ1の複数の選択肢のそれぞれに対応する
複数の仮想音源を配置するようにしたので、利用者はそ
れぞれのスイッチの選択肢と音空間における仮想音源の
位置とを無意識に結びつけることができ、それぞれのス
イッチの所望の選択肢を確実、且つ容易に選択すること
ができ、操作性が向上する。なお、スイッチ1の操作面
が複数個存在する場合には、それぞれの操作面に対応す
る面に音空間を定義し、それぞれの操作面に対応する面
にスイッチ1の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数
の仮想音源を配置することによって、スイッチ1が複数
個存在する場合と同様な効果が得られる。
【0038】また、各スイッチと利用者との位置関係に
したがって各スイッチの音空間を定義するようにしたの
で、スイッチが複数個存在しても各スイッチに対応する
音空間と仮想音源を明確に識別することができ、それぞ
れのスイッチの所望の選択肢を確実、且つ容易に選択す
ることができる。
【0039】図8は、回転体に取り付けられているジョ
グダイアルに適用した例を示す。このジョグダイアルの
当初の取り付け位置とその回転方向は、図5に示すジョ
グダイアルと同様であり、利用者の正中面に平行な位置
と回転方向である。したがって、音空間は、利用者の正
中面に平行な面において利用者の頭部を中心とした同心
円状に定義する。回転体が左に回転してジョグダイアル
が水平面と平行な面で回転する位置まで移動されると、
水平面に対して平行な面に音空間を定義し直す。この例
では回転体による移動位置を1点しか示していないが、
もちろん他の位置および角度に移動した場合に、移動後
の位置と角度を検出して音空間を定義し直せばよい。
【0040】このように、スイッチの位置と傾きを検出
し、検出されたスイッチの位置と傾きの変化に応じて音
空間を定義し直すことによって、スイッチの位置と傾き
が変化してもスイッチの選択肢と音空間における仮想音
源との対応関係および位置関係が確実に維持され、スイ
ッチの所望の選択肢を確実、且つ容易に選択することが
できる。
【0041】本発明は、上述した実施の形態以外の形態
のスイッチ、ジョイスティック、ジョグダイアルなどに
適用することができる。例えば、車載ナビゲーション装
置のように、ジョイスティックやジョグダイアルによっ
て階層構造の選択メニューを選択するような装置の操作
部材には有効である。特に、階層構造の選択メニューで
は動的にメニューの選択肢が変化するため、従来の情報
提供装置ではディスプレイに選択肢を表示する以外に方
法がなく、利用者は選択肢を選択する際にディスプレイ
を注視しなければならなかった。しかし、本発明の音情
報提供/選択装置を用いることにより、動的に変化する
階層メニューの選択肢をスイッチなどの操作部材で選択
するときに、音情報のみにしたがって選択することがで
き、車両の運転操作中に階層メニューの選択肢を選択操
作するといった、二つの作業を並列処理的に進めること
ができる。また、階層メニューの選択肢と音情報の仮想
音源との位置関係については、利用者は特に意識する必
要がなく、選択操作における作業効率が向上する。
【0042】特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態
の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、
スイッチ1が操作部材を、音出力装置4、スピーカー駆
動装置5a、5bおよびスピーカー6a、6bが音出力
手段を、演算装置2が音制御手段を、位置検出装置8が
位置検出手段を、傾き検出装置7が傾き検出手段をそれ
ぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわな
い限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 一実施の形態の音情報の提供と選択処理を示
すフローチャートである。
【図3】 水平面における動作が可能なジョイスティッ
クに本発明を適用した例を示す図である。
【図4】 十字スティックに本発明を適用した例を示す
図である。
【図5】 ジョグダイアルに本発明を適用した例を示す
図である。
【図6】 ジョグダイアルに本発明を適用した他の例を
示す図である。
【図7】 利用者の正中面とそれに平行な面とに配置さ
れた2個のジョグダイアルに適用した例を示す図であ
る。
【図8】 回転体に取り付けられているジョグダイアル
に適用した例を示す図である。
【符号の説明】
1 スイッチ 2 演算装置 3 記憶装置 4 音出力装置 5a、5b スピーカー駆動装置 6a、6b スピーカー 7 傾き検出装置 8 位置検出装置 9 操作対象機器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器を操作するための操作部材と、 音を出力する音出力手段と、 利用者の周辺に前記操作部材に応じた音空間を定義する
    とともに、前記音空間に前記操作部材の複数の選択肢の
    それぞれに対応する複数の仮想音源を配置し、前記音出
    力手段により前記各仮想音源から前記操作部材の対応す
    る選択肢の音情報を出力させる音制御手段とを備え、 利用者が前記操作部材により選択した選択肢にしたがっ
    て前記機器を制御することを特徴とする音情報提供/選
    択装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の音情報提供/選択装置に
    おいて、 前記音制御手段は、水平面に沿って操作される操作部材
    に対しては水平面に音空間を定義し、水平面に前記操作
    部材の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想音
    源を配置することを特徴とする音情報提供/選択装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の音情報提供/選択装置に
    おいて、 前記音制御手段は、鉛直面に沿って操作される操作部材
    に対しては鉛直面に音空間を定義し、鉛直面に前記操作
    部材の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想音
    源を配置することを特徴とする音情報提供/選択装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の音情報提供/選択装置に
    おいて、 前記音制御手段は、利用者の正中面または正中面に平行
    な面に沿って操作される操作部材に対しては、利用者の
    正中面または正中面に平行な面に音空間を定義し、利用
    者の正中面または正中面に平行な面に前記操作部材の複
    数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想音源を配置
    することを特徴とする音情報提供/選択装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の音情報提供/選択装置に
    おいて、 前記音制御手段は、利用者の左右を通る鉛直面に沿って
    操作される操作部材に対しては利用者の左右を通る鉛直
    面に音空間を定義し、利用者の左右を通る鉛直面に前記
    操作部材の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮
    想音源を配置することを特徴とする音情報提供/選択装
    置。
  6. 【請求項6】請求項2〜5のいずれかの項に記載の音情
    報提供/選択装置において、 前記音制御手段は、前記操作部材の操作面が複数個存在
    する場合には、それぞれの操作面に対応する面に音空間
    を定義し、それぞれの操作面に対応する面に前記操作部
    材の複数の選択肢のそれぞれに対応する複数の仮想音源
    を配置することを特徴とする音情報提供/選択装置。
  7. 【請求項7】請求項2〜5のいずれかの項に記載の音情
    報提供/選択装置において、 前記音制御手段は、前記操作部材が複数個存在する場合
    には、それぞれの操作部材の操作面に対応する面に音空
    間を定義し、それぞれの操作部材の操作面に対応する面
    に前記操作部材の複数の選択肢のそれぞれに対応する複
    数の仮想音源を配置することを特徴とする音情報提供/
    選択装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の音情報提供/選択装置に
    おいて、 前記音制御手段は、前記各操作部材と利用者との位置関
    係にしたがって前記各操作部材の音空間を定義すること
    を特徴とする音情報提供/選択装置。
  9. 【請求項9】請求項2〜5のいずれかの項に記載の音情
    報提供/選択装置において、 前記操作部材の位置を検出する位置検出手段を備え、 前記音制御手段は、前記位置検出手段により検出される
    前記操作部材の位置変化に応じて音空間を定義し直すこ
    とを特徴とする音情報提供/選択装置。
  10. 【請求項10】請求項2〜5のいずれかの項に記載の音
    情報提供/選択装置において、 前記操作部材の傾きを検出する傾き検出手段を備え、 前記音制御手段は、前記傾き検出手段により検出される
    前記操作部材の傾き変化に応じて音空間を定義し直すこ
    とを特徴とする音情報提供/選択装置。
  11. 【請求項11】請求項2〜10のいずれかの項に記載の
    音情報提供/選択装置において、 前記音制御手段は、前記操作部材が操作されている間、
    前記操作部材により選択された選択肢に対応する前記仮
    想音源から音情報を連続的に出力させることを特徴とす
    る音情報提供/選択装置。
  12. 【請求項12】請求項2〜10のいずれかの項に記載の
    音情報提供/選択装置において、 前記音制御手段は、前記操作部材の複数の選択肢のそれ
    ぞれに対応して配置された複数の仮想音源から音情報を
    連続的に出力させることを特徴とする音情報提供/選択
    装置。
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