JP4437463B2 - カラオケ施設のインターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケ設備における管理ルームや歌唱ルームのそれぞれに備えられるインターホン間での送受話を行うインターホンシステムに関する。
近年、カラオケ施設が至るところで開業されてきているなかで、当該施設内では複数の歌唱ルームが仕切られて管理ルームとの間で互いにインターホンにより必要内容の通話を行っているのが一般的である。この場合、歌唱ルーム内では歌唱や演奏の音量によって呼出音が聞き取りにくくなることから、周囲音量の如何に関わらず呼出音の認知向上を安価に図ることが望まれている。
一般に、インターホン同士の通話は、騒音等の周囲の音量が大きいと相手側からの呼び出しに対する呼出音が聞き取りにくくなる。そのため、周囲の音量に対しても呼出音を聞き取りやすくする手法が、以下の特許文献で提案されている。
下記特許文献1には、親機の周囲状況により親機から鳴動させる呼出音の音量を最適な音量に自動調節するためのインターホン装置が開示され、具体的には、玄関子機から親機を呼出して拡声スピーカから呼出音を鳴動させ、相互に通話のできるインターホン装置であって、親機は、玄関子機からの呼出時に人体感知センサで親機周辺の人の有無および騒音レベル検出回路で親機周辺の周囲騒音のレベルを検出して電子ボリュームを制御することにより拡声スピーカからの呼出音量を調節するためのCPUを有する構成が開示されている。
特開2002−261945号公報
ところで、上述のようにカラオケ施設における歌唱ルーム内では、音量を大として演奏や歌唱の迫力を増して楽しむことが一般的であり、当該歌唱ルーム内でインターホンを使用する場合に呼出音が聞き取りにくくなる傾向にある。しかしながら、これらカラオケ施設のインターホンシステムに上記特許文献1記載の呼出音に関する技術を応用させることは可能であるが、人体監視センサや騒音レベル検出回路を新たに配設しなければならないこととなって既存のシステムに容易に適用することができず、コスト高を招くという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、カラオケ施設における歌唱ルーム内の周囲音量の如何に関わらず呼出音の認知向上を安価に図るインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、管理ルームおよび所定数の歌唱ルームを備えるカラオケ施設内に構築される送受話のためのインターホン通信網と、前記カラオケ施設内のそれぞれの歌唱ルームに設置され、歌唱者の要求に応じて対応の楽曲映像を表示手段に表示させると共に、入力される歌唱者の歌唱音声を、増幅手段を介して可変自在な音量でスピーカより出力させる通常のカラオケ機能を有し、当該歌唱者の歌唱音声を入力する音声入力手段を備え、入力した当該歌唱音声に基づく調整信号を出力する信号出力手段を備えるカラオケ演奏装置と、前記カラオケ施設の管理ルームに設置されて前記インターホン通信網に接続される管理側インターホンと、前記カラオケ施設のそれぞれの歌唱ルームに設置されて前記インターホン通信網に接続されるもので、前記カラオケ演奏装置の前記信号出力手段より入力される前記調整信号に基づいて呼出音量を調整する呼出音量設定手段を備えるルームインターホンと、を有する構成とする。
請求項2、3の発明では、「前記カラオケ演奏装置の信号出力手段は前記歌唱音声の入力の有無に応じた調整信号を出力し、前記ルームインターホンの呼出音量設定手段は入力される当該調整信号の前記歌唱音声の有無に対応させて呼出音量を段階的に調整する」構成であり、
「前記カラオケ演奏装置の信号出力手段は前記歌唱音声が入力された場合に前記増幅手段に対して操作された歌唱音声の音量レベルに応じた調整信号を出力し、前記ルームインターホンの呼出音量設定手段は入力される前記調整信号の音量レベルに比例させて呼出音量を調整する」構成である。
本発明によれば、カラオケ施設内にはインターホン通信網が構築され、歌唱ルームに設置されたカラオケ演奏装置には歌唱者の歌唱音声信号を入力する音声入力手段を備え、入力した歌唱音声信号に基づいて調整信号を出力する信号出力手段を備えるもので、歌唱ルームに設置されてインターホン通信網に接続されるインターホンが当該信号出力手段より調整信号を入力し、呼出音量設定手段が当該調整信号に応じて呼出音量を変化させる構成とすることにより、歌唱ルーム内の音量の如何に関わらず呼出音認知を向上させることができ、新たにセンサや検出回路を設けることなく既存の設備の範囲内で適用することができ、安価に構成させることができるものである。
以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係るカラオケ施設のインターホンシステムの第1実施形態における全体構築の構成図を示す。図1において、インターホンシステム11は、カラオケ施設内に管理ルーム(応接のフロント等を含む)12および所定数の歌唱ルームであるカラオケルーム13が仕切られており、当施設内にはインターホン通信網14が構築される。上記管理ルーム12には管理側インターホン21が設置され、インターホン通信網14に接続される。
上記カラオケルーム13には、それぞれカラオケ演奏装置22およびルームインターホン23が設置されるもので、カラオケ演奏装置22は、歌唱者の要求に応じて対応の楽曲映像を表示手段に表示させると共に、入力される歌唱者の歌唱音声を、増幅手段(ミキシングアンプ)を介して可変自在な音量でスピーカより出力させる通常のカラオケ機能を有し、当該歌唱者の歌唱音声を入力する音声入力手段を備え、入力した当該歌唱音声に基づく調整信号を出力する信号出力手段を備える(図3で説明する)。
上記ルームインターホン23は、インターホン通信網14に接続されるもので、上記カラオケ演奏装置22の信号出力手段より入力される歌唱音声の有無に応じた調整信号に基づいて呼出音量を調整する呼出音量設定手段を備えるものである(図2で説明する)。なお、カラオケ演奏装置22の上記信号出力手段は、調整信号として、歌唱音声が入力されているときには例えば「1」レベルの信号を出力し、歌唱音声が入力されていないときには当該ルームインターホン23に対して例えば「0」レベルの信号を出力するものとする。
ここで、図2に、図1のルームインターホンのブロック構成図を示す。図2において、ルームインターホン23は、送受話のための制御回路31、増幅回路32、通信回路33、呼出用スピーカ34、送受話器35(受話スピーカ36、送話マイク37)および送受話フック38を備えるもので、従前のインターホンの構成部分と同様であり、説明を省略する。この場合、制御回路31および増幅回路32が本発明に関連する部分で機能が付加される。また、ルームインターホン23は、呼出音量設定手段である呼出音量設定回路39、インタフェース回路40および外部入力端子40Aを備える。
ここで、上記外部入力端子40Aは、後述のカラオケ演奏装置22の信号出力手段(図3に示す外部端子)と信号線で接続され、インタフェース回路40を介して上記調整信号を入力する。そして、上記呼出音量設定回路39が、入力される調整信号に基づいて呼出音量を調整するための利得設定信号を生成する。この場合、制御回路31は、呼出音量設定回路39からの利得設定信号に基づいて増幅回路32の利得を切り替える利得調整信号(例えば制御電流)を生成し、増幅回路32に設けられる利得可変素子(例えばトランジスタ等)を制御して増幅回路32からの呼び出しの出力音量を変化させるものである。
すなわち、上記ルームインターホン23は、まず、カラオケ演奏装置22より入力された歌唱音声信号有無の調整信号に基づいて呼出音量設定回路39が呼出音量を切り替えさせるための利得設定信号を生成し、制御回路31が当該利得設定信号に基づき利得調整信号を増幅回路32に送出して増幅回路32の利得を切り替えさせる。
そこで、例えば管理側インターホン21よりインターホン通信網14を介して呼び出しがあると、当該呼出信号が通信回路33を介して制御回路31に入力され、増幅回路32において上記設定された利得で増幅させた呼出信号を呼出用スピーカ34より再生させるものである。なお、カラオケルーム13側の客が呼出音を認知して送受話器35を取ることによって送受話フック38がスイッチング(オンスイッチング、オフスイッチングのいずれでもよい)され、送受話器35の受話スピーカ36および送話マイク37より通話可能となる。
本実施形態では、歌唱音声が無の場合には呼出音量の増幅を低利得とする利得調整信号によって増幅回路32による呼出音量の増幅を低利得とし、歌唱音声が有の場合には呼出音量の増幅を高利得とする利得調整信号によって増幅回路32による呼出音量の増幅度が調整される。すなわち、ここでは例えば歌唱音声の有無によって、受話音量を単に二段階で再生させるが、三段階以上の多段階でもよい。
続いて、図3に、図1のカラオケ演奏装置のブロック構成図を示す。図3において、カラオケ演奏装置22は、処理回路基板で構成される処理装置41に対して、増幅手段であるミキシングアンプ42および当該ミキシングアンプ42に所定数のマイク43とスピーカ44が接続されると共に、操作パネル45、表示手段46および楽曲DB(データベース)47が信号線により接続され、無線式で遠隔入出力端末48が接続される。
上記ミキシングアンプ42は、マイク43より入力した歌唱者の歌唱音声と、後述の音楽曲出力手段より送られてくる演奏対象の楽曲をミキシングし、増幅してスピーカ44より出力させると共に、当該入力した歌唱音声をスルーさせて後述の音声入力手段に出力する。上記操作パネル45は、演奏楽曲、歌唱音声に対する種々の調節を行うボタンやツマミ類が可変抵抗器等の電子素子に直結されたもので、エコーや左右バランス、スピーカ44からの少なくとも歌唱音声の出力音量のボリウム等を備える。上記表示手段46は、映像データ(歌詞映像データ、背景映像データ等)を表示させることを基本的機能とするもので、例えば、ブラウン管(CRT)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)等がある。
上記楽曲DB47は、例えばハードディスク(HDD)等の記憶装置であり、少なくとも、楽曲元データ(ファイル)、楽曲コード(テーブル)および映像データ(ファイル)を備える。楽曲元データ(ファイル)は、楽曲コード毎にデジタル的な楽曲データおよび演奏時間を保存するもので、当該楽曲(ファイル)コードは楽曲コードと楽曲名が関連付けられている。映像データ(ファイル)は、楽曲(コード)に対応した歌詞映像データおよび背景映像データを保存する。
上記遠隔入出力端末48はGUI機能を付帯し、例えば液晶ディスプレイ(LCD)とタッチセンサとを積層した入出力用の利用者インタフェースが搭載され、当該タッチセンサにより楽曲の選択などのデータを入力することができるものである。
一方、処理装置41は、上述のように処理回路基板で構成され、バス51、制御手段52、RAM53、楽曲検索手段54、音声入力手段55、音楽曲出力手段56、操作設定手段57、信号出力手段58、再生制御手段59および送受信手段60を適宜備え、外部端子61を備える。
上記制御手段52は、このシステムを統括的に制御するもので、例えば物理的なCPUに制御のためのプログラムが格納され、当該プログラムはRAM53等に展開されて実行される。当該RAM53は、種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をするものであり、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。上記楽曲検索手段54は、例えば新曲、歌手名、曲名、ジャンルおよび履歴のそれぞれについて、上記楽曲DB47に記憶されている楽曲を検索するためのもので、そのためのプログラムがRAM53に展開されて実行される。
上記音声入力手段55は、マイク43からミキシングアンプ42をスルーして入力されるアナログ音声データをA/Dコンバータ(図示省略)を介してデジタル変換する処理を主体とするもので、例えば歌唱者の歌唱採点を行う図示しない採点手段等の機能を有する場合に従前より備える機能である。そして、当該音声入力手段55は、当該マイク43から歌唱者の歌唱音声データが入力された場合の歌唱音声の有無に応じた歌唱有無信号を生成して信号出力手段58に送出する。この場合、マイク43から入力される音は、周囲の人の声音や演奏音も含まれるが、当該歌唱者の声音と周囲の音とは音圧レベルが異なることから、当該音圧レベルを適宜設定した閾値で判別するプログラム等の手段を備えるものである。
上記音楽曲出力手段56は、楽曲DB47より抽出された楽曲の楽曲元データをデジタル再生し、アナログ変換してミキシングアンプ42に出力するもので、そのためのプログラムがRAM53に展開されて実行される。上記操作設定手段57は、操作パネル45における音量出力のボリウム等で設定された種々の設定値に基づいてミキシングアンプ42の設定を制御するもので、そのためのプログラムがRAM53に展開されて実行される。
上記信号出力手段58は、外部端子61を介して接続されたルームインターホン23に上記音声入力手段55で生成された歌唱有無信号に応じた調整信号(例えば上記「1」レベルの信号または「0」レベルの信号)を出力する。この調整信号は、歌唱音声の有無毎に実時間で外部端子61に反映される。上記再生制御手段59は、上記遠隔入出力端末48に種々の表示をさせるための映像を後述の送受信手段60を介して出力すると共に、選択された楽曲コードに対応した映像データを当該楽曲に同期させて表示手段46に出力するもので、そのためのプログラムがRAM53に展開されて実行されるものである。
次に、図4に、図3のカラオケ演奏装置による呼出音量調整のための信号出力、およびルームインターホンの呼出音量可変の処理フローチャートを示す。図4(A)はカラオケ演奏装置による呼出音量調整のための信号出力の処理フローチャートであり、図4(B)はルームインターホンの呼出音量可変の処理フローチャートである。図4(A)、(B)において、まず、前提としてカラオケ演奏装置22の外部端子61には上記音声入力手段55より信号出力手段58を介して歌唱音声有無に基づく調整信号が出力されており、当該外部端子61にルームインターホン23の外部入力端子40Aが接続されている。
図4(A)において、カラオケ演奏装置22の音声入力手段55によりマイク43から歌唱音声データが入力されたか否かが監視され(ステップ(S)1)、当該歌唱音声データが入力されていない場合には、例えば上述のように「0」レベルの信号の歌唱有無信号を生成して信号出力手段58に送出し(S2)、これに応じて信号出力手段58が外部端子61に「0」信号の調整信号を反映させる(S3)。一方、当該歌唱音声データが入力された場合には(S1)、例えば上述のように「1」レベルの信号の歌唱有無信号を生成して信号出力手段58に送出し(S4)、これに応じて信号出力手段58が外部端子61に「1」信号の調整信号を反映させるものである(S5)。これら調整信号は、外部端子61に対して歌唱者の歌唱に応じて実時間に反映される。
ルームインターホン23では、図4(B)に示すように、呼出音量設定回路39が外部入力端子40A、IF回路40を介してカラオケ演奏装置22からの調整信号が入力されることで(S11)、当該調整信号が上述のように例えば「1」レベルの調整信号か、「0」レベルの調整信号かが判別される(S12)。歌唱者による歌唱が行われていない「0」レベルの調整信号が入力されている場合は(S12)、利得を低利得とする利得設定信号を生成して制御回路31に送出する(S13)。制御回路31では、呼出音量の増幅度を低利得とする利得調整信号を生成して増幅回路32の利得調整を行う(S14)。
一方、歌唱者による歌唱が行われている「1」レベルの調整信号が入力されている場合は(S12)、利得を高利得とする利得設定信号を生成して制御回路31に送出する(S15)。制御回路31では、呼出音量の増幅度を高利得とする利得調整信号を生成して増幅回路32の利得調整を行うものである(S16)。なお、上記調整信号は、カラオケ演奏装置22においては歌唱者の歌唱によって常に外部端子61に反映されており、これに応じてルームインターホン23における呼出音量設定回路39および制御回路31においても実時間で対応した利得調整信号が増幅回路32に送出されて呼出音量の大小に反映されるものである。
そこで、図5に、ルームインターホンにおける送受話の処理フローチャートを示す。図5において、例えば管理ルーム12の管理側インターホン21よりインターホン通信網14を介して当該ルームインターホン23に呼び出しがあると(S21)、通信回路33を介して入力される呼出信号に基づいて制御回路31が呼出音信号を増幅回路32に送出し、当該増幅回路32において当該呼出音信号を上記呼出音増幅の利得で増幅して呼出用スピーカ34より出力させる(S22)。これに応じてルームインターホン23の送受話器35が取られて送受話フック38がスイッチングすることで通話可能となる(S23)。
そして、通常の通話が開始される。すなわち、受信した音声信号が通信回路33および制御回路31を介して増幅回路32に入力されたときに(S24)、当該増幅回路32では、予め設定された利得で増幅された音量の音声信号で送受話器35での通話が行われるものである(S25)。
このように、カラオケルーム13内で再生されている音量の如何に関わらず呼出音の認知性を向上させることができ、新たにセンサや検出回路を設けることなく既存の設備の範囲内で適用することができ、安価に構成させることができるものである。
次に、図6に、本発明に係るカラオケ施設のインターホンシステムの第2実施形態におけるカラオケ演奏装置による呼出音量調整のための信号出力、およびルームインターホンの呼出音量可変の処理フローチャートを示す。図6(A)はカラオケ演奏装置による呼出音量調整のための信号出力の処理フローチャートであり、図6(B)はルームインターホンの呼出音量可変の処理フローチャートである。
この第2実施形態においては、カラオケ演奏装置の操作設定手段57が上述のように操作パネル45におけるマイク音量、演奏楽曲音量、全体音量等の音量出力の種々のボリウム等で設定された種々の設定値に基づいてミキシングアンプ42の設定を制御すると共に、信号出力手段58に対して操作パネル45からのマイク音量ボリウムの操作に応じたマイク音量のレベル信号を送出する。また、音声入力手段55からは、上述と同様に信号出力手段58に対して当該マイク43から歌唱者の歌唱音声データが入力された場合の歌唱音声の有無に応じた歌唱有無信号を生成して信号出力手段58に送出する。
そこで、図6(A)において、カラオケ演奏装置22の信号出力手段58は、操作パネル45からのマイク音量ボリウムの操作に応じた音量レベル信号を操作設定手段57より入力すると共に、音声入力手段55より歌唱有無信号の入力する(S31)。当該信号出力手段58では、歌唱有無信号が歌唱音声データの入力されていない信号の場合には(S32)、例えば上述のように「0」レベルの信号の歌唱有無信号を生成して信号出力手段58に送出し(S33)、これに応じて信号出力手段58が外部端子61に「0」信号の調整信号を反映させる(S34)。
一方、当該歌唱音声データが入力された場合には、例えば上述のように操作設定手段56より入力したマイク音量ボリウムの音量レベル信号を外部端子61に調整信号として反映させるものである(S35)。これら調整信号は、外部端子61に対して歌唱者の歌唱に応じて実時間に反映される。
ルームインターホン23では、図6(B)に示すように、呼出音量設定回路39が外部入力端子40A、IF回路40を介してカラオケ演奏装置22からの調整信号が入力されることで(S41)、当該調整信号が上述のように例えば音量レベルの調整信号か、「0」レベルの調整信号かが判別される(S42)。歌唱者による歌唱が行われていない「0」レベルの調整信号が入力されている場合は(S42)、利得を低利得とする利得設定信号を生成して制御回路31に送出する(S43)。制御回路31では、呼出音量の増幅度を低利得とする利得調整信号を生成して増幅回路32の利得調整を行う(S44)。
一方、歌唱者による歌唱が行われている音量レベルの調整信号が入力されている場合は(S42)、利得を音量レベルに比例させた利得設定信号を生成して制御回路31に送出する(S45)。制御回路31では、受話音量の増幅度を音量レベルに比例させた利得調整信号を生成して増幅回路32の利得調整を行うものである(S46)。なお、上記調整信号が歌唱者の歌唱によって常に外部端子61に反映されて、ルームインターホン23においても実時間で増幅回路32の増幅度の利得に反映されることは上記と同様である。
そこで、図7に、図6のルームインターホンにおける送受話の処理フローチャートを示す。図7において、例えば管理ルーム12の管理側インターホン21よりインターホン通信網14を介して当該ルームインターホン23に呼び出しがあると(S51)、通信回路33を介して入力される呼出信号に基づいて制御回路31が呼出音信号を増幅回路32に送出し、当該増幅回路32において当該呼出音信号を上記呼出音増幅の低利得またはマイク音量ボリウムの音量レベルに比例した利得で増幅して呼出用スピーカ34より出力させる(S52)。これに応じてルームインターホン23の送受話器35が取られて送受話フック38がスイッチングすることで通話可能となる(S53)。
そして、通常の通話が開始される。すなわち、受信した音声信号が通信回路33および制御回路31を介して増幅回路32に入力されたときに(S54)、当該増幅回路32では、予め設定された利得で増幅された音量の音声信号で送受話器35での通話が行われるものである(S55)。
このように、上記同様に、カラオケルーム13内で歌唱されている歌唱音声の有無に関わらず通話性を向上させることができ、新たにセンサや検出回路を設けることなく既存の設備の範囲内で適用することができ、安価に構成させることができるものである。
ところで、上記各実施形態では、カラオケ演奏装置22におけるマイク音量の調節は、操作パネル45の他に、遠隔入出力端末48からでも行うことが可能であるが、この場合においても当該マイク音量調節の音量レベル信号は送受信手段60を介して操作設定手段57に入力させることとすれば同様に行うことができるものである。
また、上記各実施形態では、カラオケ演奏装置22の外部端子61と、ルームインターホン23の外部入力端子40Aとを信号線により接続させた場合を示したが、無線方式によっても接続することができるもので、例えばカラオケ演奏装置22の外部端子61に送信機を接続し、ルームインターホン23の外部入力端子40Aに受信機を接続すればよい。特に、信号線を引き廻すことが困難な場合に有効である。
本発明のカラオケ施設のインターホンシステムは、管理ルームと歌唱ルーム間、歌唱ルーム同士でインターホンにより送受話を行う場合に適する。
本発明に係るカラオケ施設のインターホンシステムの第1実施形態における全体構築の構成図である。 図1のルームインターホンのブロック構成図である。 図1のカラオケ演奏装置のブロック構成図である。 図3のカラオケ演奏装置による呼出音量調整のための信号出力、およびルームインターホンの呼出音量可変の処理フローチャートである。 ルームインターホンにおける送受話の処理フローチャートである。 本発明に係るカラオケ施設のインターホンシステムの第2実施形態におけるカラオケ演奏装置による呼出音量調整のための信号出力、およびルームインターホンの呼出音量可変の処理フローチャートである。 図6のルームインターホンにおける送受話の処理フローチャートである。
符号の説明
11 インターホンシステム
12 管理ルーム
13 カラオケルーム
14 インターホン通信網
21 管理側インターホン
22 カラオケ演奏装置
23 ルームインターホン
31 制御回路
32 増幅回路
35 送受話器
36 受話スピーカ
39 受話音量設定回路
40A 外部入力端子
41 処理装置
43 マイク
55 音声入力手段
61 外部端子

Claims (3)

  1. 管理ルームおよび所定数の歌唱ルームを備えるカラオケ施設内に構築される送受話のためのインターホン通信網と、
    前記カラオケ施設内のそれぞれの歌唱ルームに設置され、歌唱者の要求に応じて対応の楽曲映像を表示手段に表示させると共に、入力される歌唱者の歌唱音声を、増幅手段を介して可変自在な音量でスピーカより出力させる通常のカラオケ機能を有し、当該歌唱者の歌唱音声を入力する音声入力手段を備え、入力した当該歌唱音声に基づく調整信号を出力する信号出力手段を備えるカラオケ演奏装置と、
    前記カラオケ施設の管理ルームに設置されて前記インターホン通信網に接続される管理側インターホンと、
    記カラオケ施設のそれぞれの歌唱ルームに設置されて前記インターホン通信網に接続されるもので、前記カラオケ演奏装置の前記信号出力手段より入力される前記調整信号に基づいて呼出音量を調整する呼出音量設定手段を備えるルームインターホンと、
    を有することを特徴とするカラオケ施設のインターホンシステム。
  2. 請求項1記載のカラオケ施設のインターホンシステムであって、前記カラオケ演奏装置の信号出力手段は前記歌唱音声の入力の有無に応じた調整信号を出力し、前記ルームインターホンの呼出音量設定手段は入力される当該調整信号の前記歌唱音声の有無に対応させて呼出音量を段階的に調整することを特徴とするカラオケ施設のインターホンシステム。
  3. 請求項1記載のカラオケ施設のインターホンシステムであって、前記カラオケ演奏装置の信号出力手段は前記歌唱音声が入力された場合に前記増幅手段に対して操作された歌唱音声の音量レベルに応じた調整信号を出力し、前記ルームインターホンの呼出音量設定手段は入力される前記調整信号の音量レベルに比例させて呼出音量を調整することを特徴とするカラオケ施設のインターホンシステム。
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