JPH1020878A - 楽音再生装置 - Google Patents

楽音再生装置

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JPH1020878A
JPH1020878A JP8195696A JP19569696A JPH1020878A JP H1020878 A JPH1020878 A JP H1020878A JP 8195696 A JP8195696 A JP 8195696A JP 19569696 A JP19569696 A JP 19569696A JP H1020878 A JPH1020878 A JP H1020878A
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music
volume
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sound
video
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JP8195696A
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Inventor
Hiroyuki Takada
博之 高田
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケの最中であっても電話がかかってき
たことを知ることができるようにする。 【解決手段】 ステップ100でリンガーが検出される
と、ステップ110で曲の音量低下の設定またはマイク
の音量低下の設定を示す設定データをROM39から読
出し、ステップ120で曲の音量低下設定であると判定
された場合は、ステップ130で曲音量低下信号を音声
制御回路44内の音量低下回路442へ出力し、ステッ
プ140で「電話がかかっています」の映像データをビ
デオRAM41から読み出してCRT12,14に表示
する。これにより、カラオケの音で電話の呼出音が消さ
れている場合であっても、CRT12,14の表示を見
ることにより、電話がかかっていることを知ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、楽曲を再生する
楽音再生装置であって、モニタにカラオケ用の背景映像
および字幕映像を表示するカラオケ装置として好適なも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラオケ装置としては、マイクか
ら入力される音声と、カラオケ曲とをアンプおよびスピ
ーカにより再生し、カラオケ用の背景映像と、上記カラ
オケ曲の歌詞を示す字幕映像とをモニタ画面上に表示す
るものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のもので
は、カラオケを行っている途中で電話がかかってきて
も、電話の呼出音がスピーカから出る音によって消され
てしまうため、電話がかかっていることを知ることがで
きないという問題がある。また、電話がかかってきた場
合に、スピーカから出る音を自動的に消すことも考えら
れるが、音を消してしまうと、楽曲を聞いて、折角、雰
囲気の盛り上がっている場に水を差すという問題があ
る。
【0004】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
めになされたものであり、楽曲を再生している場合であ
っても通信機器が受信状態になったことを知ることがで
きる楽音再生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、楽曲を楽音で
再生する楽曲再生手段と、映像を再生して表示する映像
表示手段とが備えられた楽音再生装置において、通信機
器が受信状態になったことを検出して前記映像表示手段
に表示する通信機器受信表示手段が備えられたという技
術的手段を採用する。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の楽音再生装置において、前記通信機器が受信状態に
なった場合に、前記楽曲再生手段により再生される楽曲
の音量を減少させる音量減少手段が備えられたという技
術的手段を採用する。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の楽音再生装置において、前記楽曲再生手段には、マ
イクから入力される音声を再生するマイク音声再生手段
が備えられており、前記音量減少手段には、前記マイク
音声の音量を減少させるマイク音量減少手段が備えられ
たという技術的手段を採用する。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し請求項3のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記楽曲再生手段には、前記通信機器が接続された
通信回線を介して前記楽曲を受信する楽曲受信手段が備
えられており、この楽曲受信手段には、前記通信機器が
受信状態になったことを検出する検出手段が備えられた
という技術的手段を採用する。
【0009】請求項5に記載の発明では、請求項2ない
し請求項4のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記楽曲音量減少手段は、前記楽曲の音量を所定の
時間減少させるものであるという技術的手段を採用す
る。
【0010】請求項6に記載の発明では、請求項2ない
し請求項5のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記楽曲音量減少手段は、前記楽曲の音量を減少さ
せた後に、前記通信機器の受信状態が解除された場合
に、前記楽曲の音量を減少前の音量に復帰させるもので
あるという技術的手段を採用する。
【0011】
【作用】請求項1ないし請求項6に記載の発明では、楽
曲を楽音で再生する楽曲再生手段と、映像を再生して表
示する映像表示手段とが備えられた楽音再生装置におい
て、通信機器が受信状態になったことを検出して上記映
像表示手段に表示する通信機器受信表示手段が備えられ
ているため、上記楽曲再生手段により楽曲が再生されて
いる場合であっても、上記映像表示手段の表示内容を見
ることにより、通信機器が受信状態であることを知るこ
とができる。
【0012】特に、請求項2に記載の発明では、上記通
信機器が受信状態になった場合に、上記楽曲再生手段に
より再生される楽曲の音量を減少させる音量減少手段が
備えられている。したがって、楽曲の再生中に楽曲の音
を消すと、折角、雰囲気の盛り上がっている場に水を差
すこととなるが、楽曲の音量を減少させるにとどめるこ
とにより、場の盛り上がりを保つことができる。しか
も、音量を減少させることにより、通話の邪魔を防ぐこ
とができる。また、楽曲の音量をマニュアル操作により
減少させる手間を省くことができる。さらに、上記映像
表示手段による通信機器が受信状態になったとの表示を
見逃した場合であっても、上記楽曲の音量の減少によ
り、通信機器が受信状態になったことを知ることができ
る。
【0013】また、請求項3に記載の発明では、上記楽
曲再生手段には、マイクから入力される音声を再生する
マイク音声再生手段が備えられており、上記音量減少手
段には、上記マイク音声の音量を減少させるマイク音量
減少手段が備えられている。つまり、マイク音声を消す
ことなく、減少させることにより、場の盛り上がりを保
つことができる。しかも、マイク音声の音量を減少させ
る手間を省くことができる。また、上記映像表示手段に
よる通信機器が受信状態になったとの表示を見逃した場
合であっても、上記マイク音声の音量の減少により、通
信機器が受信状態になったことを知ることができる。
【0014】さらに、請求項4に記載の発明のように、
通信機器の通信を行う通信回線と、上記楽曲を受信する
通信回線とが共用される楽音再生装置にあって、その通
信回線を介して楽曲を受信する楽曲受信手段に、上記通
信機器が受信状態になったことを検出する検出手段を備
えることにより、この検出手段により検出される検出信
号を上記通信回線を用いて送信することが可能となるた
め、別個の通信回線を設ける必要がない。
【0015】請求項5に記載の発明では、上記楽曲音量
減少手段は、上記楽曲の音量を所定の時間減少させるも
のであるため、上記通信機器が受信状態になっているこ
とを確認した後、所定の時間経過後に元の音量で楽曲を
再生することが可能である。つまり、たとえば、後述す
る発明の実施の形態に記載するように、カラオケを行っ
ている最中に、長時間にわたってスピーカから出る音の
音量低下状態を続けると、雰囲気の盛り上がっている場
に水を差すこととなるが、上記所定の時間経過後に音量
低下状態を解除することにより、場の盛り上がりを保つ
ことができる。
【0016】請求項6に記載の発明では、上記楽曲音量
減少手段は、上記楽曲の音量を減少させた後に、上記通
信機器の受信状態が解除された場合に、上記楽曲の音量
を減少前の音量に復帰させるものであるという技術的手
段を採用する。つまり、上記通信機器が受信中は、上記
楽曲の音量が減少されるため、楽曲の音で通話を妨害さ
れることがなく、受信終了後は、元の音量で楽曲を再生
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の楽音再生装置の一
実施形態について図を参照して説明する。なお、以下の
実施形態では、楽音再生装置として、通信回線を利用し
て曲が提供される、いわゆる通信カラオケ装置を代表に
説明する。図1は、本発明第1実施形態のカラオケ装置
の主要構成を示す外観説明図、図2(a)は、カラオケ
装置に備えられた制御装置の前面パネルの説明図、同図
(b)は、制御装置の背面パネルの説明図、図3は、カ
ラオケ装置に備えられた送信器の説明図、図4は、制御
装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【0018】図1に示すように、カラオケ装置10に
は、カラオケ用の背景映像と、歌詞を示す字幕映像とを
表示する映像表示手段としてのCRTモニタ(以下、C
RTと略称する)12と、歌い手のモニタ用のCRT1
4とが備えられている。また、通信回線を介しての曲デ
ータの蓄積、選曲、曲の予約などの制御、マイク81,
82から入力される音声と楽曲たるカラオケ曲とのミキ
シング、音声とカラオケ曲との音量バランス、エコー調
整、ディレイ調整、音程の変更(キーチェンジ)などの
音声制御、ならびに、CRT12,14に表示される映
像の切替え、合成、分割などの映像制御などの各種制御
を行う制御装置20が備えられている。
【0019】さらに、制御装置20から出力される音声
信号の増幅、高音、低音の制御(トーンコントロール)
などを行うアンプ16と、このアンプ16から出力され
る音声信号を音として再生する1組のスピーカ79,7
9と、天井用の1組のスピーカ80,80と、制御装置
20を遠隔操作する送信器90とが備えられている。
【0020】次に、制御装置20の装備について図2を
参照して説明する。図2(a)に示すように、制御装置
20の前面パネルには、カラオケを行っている最中に電
話がかかってきた場合にアンプ16に対してカラオケ曲
の音量を自動的に絞るように設定するための設定スイッ
チ29と、マイクの音量を自動的に絞るように設定する
ための設定スイッチ30とが設けられている。また、マ
イク81,82から入力される音声とカラオケ曲との音
量のバランス調整を行うためのバランス調整つまみ21
と、エコーのかかり具合を調整するためのエコー調整つ
まみ22と、ディレイのかかり具合を調整するためのデ
ィレイ調整つまみ23とが設けられている。
【0021】さらに、送信器90から送信される光信号
を受光するための受光部24と、選曲された曲の曲番号
を表示する曲番号表示体25と、変更されたキーの位置
を表示するキー表示部26と、マイク81,82のジャ
ックを差し込むマイク端子27,28とが設けられてい
る。
【0022】一方、図2(b)に示すように、制御装置
20の背面パネルには、カラオケ用の音楽データおよび
字幕映像データから構成される曲データを受信するため
の電話回線31(図4参照)を接続する電話回線接続端
子32と、外付け用の電話60を接続する電話接続端子
33とが設けられており、その右方には、CRT12の
映像入力端子(図示省略)と接続される映像出力端子3
4と、CRT14の映像入力端子(図示省略)と接続さ
れる映像出力端子35とが設けられている。また、背面
パネルの左端には、アンプ16の音声入力端子(図示省
略)と接続される音声出力端子36が設けられている。
【0023】次に、送信器90の構成について図3を参
照して説明する。送信器90の右上には、制御装置20
の電源をON、OFFする電源ボタン91が設けられて
おり、その下側には、選曲番号などを表示する液晶ディ
スプレイ92が設けられている。この液晶ディスプレイ
92の下側には、スピーカ79,79、スピーカ80,
80から出される音量を調整する音量調整ボタン93が
設けられており、その下側には、曲の演奏を開始させる
演奏ボタン94と、その演奏を停止させる停止ボタン9
5が設けられている。それらボタンの下側には、選曲の
開始、選曲の確定を行う選曲ボタン96と、選曲の取消
しを行う取消ボタン97とが設けられている。
【0024】それらボタンの下側には、選曲する曲の番
号を入力するA、B、および0〜9のテンキー98と、
キーチェンジを行うキーチェンジボタン99と、エコー
のかかり具合を調整するエコー調整ボタン100とが設
けられている。また、エコー調整ボタン100の下側に
は、アンプ16の音量を低下させる音量低下ボタン10
1が設けられており、その下側には、上記制御装置20
に設けられた設定スイッチ29と同じ作用をする設定ボ
タン102と、上記設定スイッチ30と同じ作用をする
設定ボタン103とが設けられている。なお、上記各ボ
タンを押すと、各ボタンそれぞれの機能に対応する光信
号が発信窓104から発せられ、その光信号は、制御装
置20の受光部24により受光される。
【0025】次に、上記制御装置20の制御系の構成に
ついて図4を参照して説明する。制御装置20には、電
話がかかってきたときに音量を小さくする音量制御、上
記音声制御、映像制御、曲の演奏順序の予約および演奏
順序の変更などをプログラムにしたがって行うCPU3
7が備えられている。このCPU37には、予約された
曲の番号および曲名データを一時保存するRAM38
と、送信器90から送信されるコマンドに対応する制御
コマンドなどが記憶されたROM39と、CRT12,
14に表示する文字映像などが記憶されたビデオRAM
41とが接続されている。
【0026】また、曲を提供するホストコンピュータ8
4から電話回線31、通信端子32およびNCU(Ne
twork Control Unit)50を介して
受信され、通信用モデム42によりデジタル信号に変換
された曲データを蓄積するハードディスクメモり43が
接続されている。このハードディスクメモリ43には、
音声制御回路44からアンプ16へ出力される音声信号
の音量を低下させるためのプログラム、各回路を制御す
る制御プログラムなどが記録されている。NCU50に
は、通信機器たる電話60がケーブル62、電話端子3
3を介して接続されている。
【0027】さらに、CPU37には、ハードディスク
メモリ43に蓄積された曲データ中のMIDIデータを
入力するとともに、そのMIDIデータに対応する音源
データをMIDI音源441から抽出し、その抽出され
た音源データをアンプ16によって増幅可能なアナログ
の音楽信号に変換したり、マイク81,82から入力さ
れた音声信号にエコーやディレイをかけたりする音声制
御回路44が接続されている。この音声制御回路44に
は、上記音楽信号または音声信号の音量を低下させる音
量低下回路442が含まれている。
【0028】また、CPU37には、カラオケの背景映
像が記録された光ディスク(レーザーディスク)を再生
するLD再生装置40から出力される背景映像データ
と、ハードディスクメモリ43に記憶された曲データ中
の字幕映像データとを入力し、CRT12、14に表示
される映像として、背景映像中に字幕映像や曲番号およ
び曲目の映像がスーパーインポーズされた映像を作成し
たり、それら各映像の切替え、合成および分割などの制
御を行う映像制御回路45が接続されている。
【0029】さらに、CPU37には、受光部24によ
り受光された光信号をデジタルデータに変換する受光回
路46と、曲番号表示体25に曲番号を表示するための
表示信号と、キー表示体26にキーの位置を表示するた
めの表示信号とを作成する表示回路47が接続されてい
る。また、CPU37には、つまみ21ないし23の調
整により変化した信号の検出と、設定スイッチ29,3
0の操作によるスイッチング信号の検出とを行う入力回
路48が接続されている。
【0030】次に、上記NCU50の構成について、そ
の構成を示す図5を参照して説明する。NCU50に
は、他の電話から電話回線31にリンガー(呼出信号)
が送信されたことを検出するリンガー検出回路51が備
えられており、このリンガー検出回路51は、リンガー
を検出すると、その検出信号をCPU37のリンガー検
出ポートへ出力する。そして、上記検出信号を検出した
CPU37は、後に図6ないし図8のフローチャートに
示す制御内容により、電話がかかったことをCRT1
2,14に表示する。また、電話回線31と通信用モデ
ム42との間には、スイッチ53,54が接続されてお
り、これらスイッチ53,54には、電話60がケーブ
ル62を介して接続されている。
【0031】つまり、スイッチ53,54が、図5に示
すように接点b側に倒れている場合には、電話60は、
電話回線31に接続されており、他の電話などとの通信
を行うことができる。また、スイッチ53,54を接点
a側に倒すことにより、ホストコンピュータ84から送
信される曲データを電話回線31を介して受信できる状
態になり、曲データは、トランス55を介して通信用モ
デム42により受信される。さらに、電話回線31には
電流検出回路52が接続されており、この電流検出回路
52は、電話回線31に流れる電流を検出するととも
に、その検出結果をCPU37へ出力し、CPU37は
曲データの受信が可能な状態にあることを判定する。
【0032】次に、上記構成のカラオケ装置10の一連
の動作について図を参照して説明する。なお、NCU5
0内のスイッチ53,54は、接点a側に倒れており、
制御装置20は電話回線31を介して曲データを受信可
能な状態になっている。まず、利用者が、送信器90を
制御装置20に向けて、電源ボタン91を押すと、制御
装置20の電源が投入され、これに連動してCRT1
2、14およびアンプ16が起動する。そして、送信器
90の選曲ボタン96を押すと、選曲可能状態になり、
次にテンキー98を押して歌いたい曲の曲番号を入力す
る。このとき、テンキーを押す毎に、その押したキーの
A、Bおよび0〜9の符号が、CRT12、14上と、
制御装置20の曲番号表示体25とに表示され、曲番号
の確認をできるようになっている。なお、選曲中である
ことは、CRTに表示された符号が点滅表示されること
により確認できるようになっている。
【0033】そして、曲番号の入力が終了し、演奏ボタ
ン94を押すと入力した曲番号が確定されるとともに、
CRT上の曲番号表示が点滅を中止した後に消え、CP
U37は、その曲番号に対応する曲データの送信要求
を、通信用モデム42、NCU50、通信端子32およ
び電話回線31を介してホストコンピュータ84に対し
て行う。すると、要求された曲データが、ホストコンピ
ュータ84から電話回線31を介して受信され、受信さ
れた曲データは、ハードディスクメモリ43に蓄積され
る。
【0034】続いて、その蓄積が終了すると、CPU3
7により、曲データの読出しが行われ、曲データに含ま
れるMIDIデータは、音声制御回路44に入力される
とともに、そのMIDIデータに対応する音源データが
MIDI音源441から抽出され、その抽出された音源
データは、アンプ16によって増幅可能なアナログの音
楽信号に変換される。また、曲データに含まれる字幕映
像データは、映像制御回路45により、ビットイメージ
データに展開される。また、曲データには、曲のジャン
ルを特定するジャンルデータが含まれており、このジャ
ンルデータに対応する背景映像データが、LD再生装置
40により再生され、この再生された背景映像データ
は、映像制御回路45により、ビットイメージデータに
展開される。
【0035】そして、ビットイメージデータに展開され
た背景映像データおよび字幕映像データは、映像制御回
路45により合成される。この合成は、たとえば、図9
に示すように、背景映像200に字幕映像202をスー
パーインポーズしてCRT12、14に表示する形で行
われる。
【0036】一方、マイク81、または、マイク82か
ら入力された音声は、音声信号となって音声制御回路4
4に入力され、上記音楽信号とミキシングされる。この
ミキシングされたミキシング信号は、アンプ16へ出力
され、増幅された後にスピーカ79,79、スピーカ8
0,80へ出力され、両スピーカによって音楽信号およ
び音声信号が再生される。このように、利用者は、自分
の選んだ曲をCRT12、14の画面に映し出された背
景映像200および字幕映像202を見ながらマイク8
1、または、マイク82を通して歌う(カラオケする)
ことができる。
【0037】ここで、カラオケを行っている最中に電話
がかかってきた場合に、電話がかかっていることをCR
T12,14に表示するためのCPU37の制御につい
て図6ないし図8のフローチャートを参照して説明す
る。なお、NCU50のスイッチ53,54は、接点b
側に倒れている。まず、電話回線31にリンガーが流れ
ると、このリンガーは、リンガー検出回路51により検
出され、この検出信号がCPU37のリンガー検出ポー
トへ出力される。そして、CPU37は、リンガーを検
出し(ステップ100)、RAM38に記憶されている
設定データ、つまり、制御装置20の設定スイッチ2
9,30、または、送信器90の設定ボタン102,1
03により、音楽信号およびマイク音声のいずれの音量
を低下させるように設定されているかを示す設定データ
を読み出す(ステップ110)。
【0038】そして、音楽信号の音量を低下させるよう
に設定されている場合には(ステップ120)、音声制
御回路44内の音量低下回路442へ音楽信号の音量を
低下させるための曲音量低下信号を出力する(ステップ
130)。また、マイクの音声信号の音量を低下させる
ように設定されている場合には(ステップ122)、音
量低下回路442へマイクの音声信号の音量を低下させ
るためのマイク音量低下信号を出力する(ステップ12
4)。続いて、ビデオRAM41に記憶されている「電
話がかかっています」という内容の字幕映像データを読
出して映像制御回路45へ出力し、図9に示すように、
CRT12,14上に「電話がかかっています」という
字幕映像204を表示する(ステップ140)。
【0039】このように、上記第1実施形態のカラオケ
装置によれば、カラオケを行っている最中に電話がかか
ってきた場合に、電話がかかっていることを示す映像を
CRT12,14上に表示することができるため、スピ
ーカから出る音で電話の呼出音が聞こえない場合であっ
ても、電話がかかっていることを知ることができる。
【0040】次に、本発明の第2実施形態のカラオケ装
置について図7のフローチャートを参照して説明する。
本第2実施形態のカラオケ装置は、電話が終わったとき
に上記音量低下状態を解除できることを特徴とする。な
お、ステップ100ないしステップ140は、上記第1
実施形態のものと同じであるため説明を省略する。ま
ず、受信状態が解除されたか否か、つまり、受話器が下
ろされてオフフック状態になったか否かのウオッチング
が行われ(ステップ150)、受信状態が解除された場
合には、音声制御装置44の音量低下回路442へ音量
低下解除信号を出力して音量低下状態を解除する(ステ
ップ160)。
【0041】このように、本第2実施形態のカラオケ装
置によれば、電話がかかったときに音声制御回路44か
ら出力される音楽信号または音声信号の音量を低下させ
ることができるため、電話をかけている最中は、スピー
カから出る音で通話が邪魔されることがない。しかも、
音量を低下させた状態でカラオケを続けることができる
ため、音を消す場合のように、折角、雰囲気の盛り上が
った場に水を差すこともない。また、電話が終わった後
に自動的に音量低下状態を解除して元の音量に戻すこと
ができるため、音量低下状態を解除する操作の手間を省
くことができる。特に、本第2実施形態の構成は、カラ
オケ装置が設置されている部屋に電話がある場合に大き
な効果がある。
【0042】次に、本発明の第3実施形態のカラオケ装
置について図8のフローチャートを参照して説明する。
本第3実施形態のカラオケ装置は、電話がかかっている
ことをCRTに表示したときから所定時間経過後に上記
音量低下状態を解除できることを特徴とする。なお、ス
テップ100ないしステップ140は、上記第1実施形
態のものと同じであるため説明を省略する。まず、CR
Tに「電話がかかっている」ことに表示を行ったときか
らタイマがスタートし(ステップ142)、タイマのカ
ウントTが、予めROM39などに記憶された設定時間
T1以上になると(ステップ144)、音量低下解除信
号を音声制御回路44の音量低下回路442へ出力して
音量低下状態を解除する(ステップ160)。
【0043】このように、本第3実施形態のカラオケ装
置によれば、電話がかかっていることがCRTに表示さ
れてから所定時間経過後に自動的に音量低下状態を解除
することができる。つまり、たとえば、長電話の場合に
は、長時間にわたって音量低下状態が続いてしまい、折
角、盛り上がっている場の雰囲気を台無しにしてしまう
虞があるが、所定時間経過後に音量低下状態を解除する
ことにより、場の雰囲気の盛り上がりを維持することが
できる。
【0044】なお、上記発明の実施形態では、CPU3
7から音声制御回路44へ音量低下すべき信号を出力す
る場合を説明したが、制御装置20からアンプ16へ音
量低下信号を出力するように構成することもできる。ま
た、本発明の楽音再生装置は、曲データおよび背景映像
データの両者を記憶したディスクを再生するLDプレー
ヤを用いてカラオケを行うカラオケ装置にも適用できる
ことは勿論、カラオケを行わない、AV(オーディオ&
ビジュアル)装置などにも適用することができる。
【0045】ところで、上記発明の実施形態における、
NCU50、CPU37およびCRT12,14が本発
明の通信機器受信表示手段を構成し、CPU37により
実行されるステップ100ないし140が通信機器受信
表示手段として機能する。また、CPU37により実行
されるステップ124またはステップ130が本発明の
楽曲音量減少手段として機能する。さらに、CPU37
により実行されるステップ124が本発明のマイク音量
減少手段として機能する。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、通信機
器が受信状態になったことが映像として表示されるた
め、楽曲を再生している場合であっても、通信機器が受
信状態になったことを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態のカラオケ装置の主要構成
を示す外観説明図である。
【図2】(a)は、カラオケ装置に備えられた制御装置
の前面パネルの説明図であり、(b)は、制御装置の背
面パネルの説明図である。
【図3】カラオケ装置に備えられた送信器の説明図であ
る。
【図4】制御装置の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】NCU50の構成を示す説明図である。
【図6】本発明第1実施形態のCPU37の制御内容を
示すフローチャートである。
【図7】本発明第2実施形態のCPU37の制御内容を
示すフローチャートである。
【図8】本発明第3実施形態のCPU37の制御内容を
示すフローチャートである。
【図9】CRT12の表示内容を示す説明図である。
【符号の説明】
10 カラオケ装置 12、14 CRT 16 アンプ 20 制御装置 29、30 設定スイッチ 37 CPU 43 ハードディスクメモリ 44 音声制御回路 45 映像制御回路 50 NCU 81、82 マイク 90 送信器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲を楽音で再生する楽曲再生手段と、
    映像を再生して表示する映像表示手段とが備えられた楽
    音再生装置において、 通信機器が受信状態になったことを検出して前記映像表
    示手段に表示する通信機器受信表示手段が備えられたこ
    とを特徴とする楽音再生装置。
  2. 【請求項2】 前記通信機器が受信状態になった場合
    に、前記楽曲再生手段により再生される楽曲の音量を減
    少させる音量減少手段が備えられたことを特徴とする請
    求項1に記載の楽音再生装置。
  3. 【請求項3】 前記楽曲再生手段には、マイクから入力
    される音声を再生するマイク音声再生手段が備えられて
    おり、 前記音量減少手段には、前記マイク音声の音量を減少さ
    せるマイク音量減少手段が備えられたことを特徴とする
    請求項2に記載の楽音再生装置。
  4. 【請求項4】 前記楽曲再生手段には、前記通信機器が
    接続された通信回線を介して前記楽曲を受信する楽曲受
    信手段が備えられており、 この楽曲受信手段には、前記通信機器が受信状態になっ
    たことを検出する検出手段が備えられたことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の楽音
    再生装置。
  5. 【請求項5】 前記楽曲音量減少手段は、前記楽曲の音
    量を所定の時間減少させるものであることを特徴とする
    請求項2ないし請求項4のいずれか1つに記載の楽音再
    生装置。
  6. 【請求項6】 前記楽曲音量減少手段は、前記楽曲の音
    量を減少させた後に、前記通信機器の受信状態が解除さ
    れた場合に、前記楽曲の音量を減少前の音量に復帰させ
    るものであることを特徴とする請求項2ないし請求項5
    のいずれか1つに記載の楽音再生装置。
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