JPH09281984A - 楽音再生装置 - Google Patents

楽音再生装置

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Publication number
JPH09281984A
JPH09281984A JP8115472A JP11547296A JPH09281984A JP H09281984 A JPH09281984 A JP H09281984A JP 8115472 A JP8115472 A JP 8115472A JP 11547296 A JP11547296 A JP 11547296A JP H09281984 A JPH09281984 A JP H09281984A
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JP
Japan
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music
order
reserved
data
song
Prior art date
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Pending
Application number
JP8115472A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takada
博之 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
Priority to JP8115472A priority Critical patent/JPH09281984A/ja
Publication of JPH09281984A publication Critical patent/JPH09281984A/ja
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケの予約された再生順序を容易に変更
する。 【解決手段】 送信器50の曲入替えボタン61を押す
と、ステップ200で再生順序変更可能状態となり、送
信器50の移動ボタン62、63を押して予約曲テーブ
ルの移動したい1番目の曲を選択すると、ステップ20
2でその曲のデータがRAM23のメモリ領域1に格納
される。同様に、移動される3番目の曲を選択すると、
ステップ204でその曲のデータがメモリ領域2に格納
される。そして、設定ボタン64を押すと、ステップ2
06でメモリ領域1の1番目のデータが予約曲テーブル
の3番目に格納され、ステップ208でメモリ領域2の
3番目のデータが1番目に格納され、1番目と3番目の
曲の再生順序が変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶された予約順
に楽曲を再生する楽音再生装置であって、モニタ画面に
カラオケ用の映像を表示するカラオケ装置として好適な
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラオケ装置としては、歌う曲を
予約し、その予約内容をモニタ画面上に表示するものが
知られている。このものは、図14に示す付属のリモコ
ン100に設けられた選曲ボタン101を押すと選曲可
能状態となり、A、B、0〜9のテンキー102を押し
て希望する曲の番号を入力すると、その番号がモニタ画
面に表示され、演奏ボタン103を押すと、その入力さ
れた番号が確定され、その入力された番号の曲の再生が
開始される。
【0003】また、曲を予約しておきたい場合には、続
けて選曲ボタン101を押すと、次の曲の予約可能状態
となり、テンキー102を押して予約する曲の番号を入
力すると、その番号がモニタ画面に表示され、演奏ボタ
ン103を押すと、その入力された番号の曲の予約が確
定する。そして、それらの操作を繰り返すことにより、
複数の曲を予約することができ、その予約された順に再
生される。なお、予約する曲の番号を入力中に、その予
約を取り消したい場合には、取消ボタン104を押して
予約を取り消していた。また、再生を中止させたい場合
には、停止ボタン105を押して再生を中止させてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラオケを
行っている途中で、誰かが歌うのを優先したり、後回し
にするなど、歌う順番を変更したい場合がある。しかし
ながら、上記従来のものでは、予約された曲の演奏順序
を入れ替えることができないため、予約されている曲を
取り消して、再度、予約をしなければならないため、非
常に手間がかかるという問題がある。特に、カラオケに
用いられる曲の数は、年々、増加の一途をたどり、曲目
を示す番号の桁数も増えている。したがって、1つの曲
を予約するにも、多くのテンキーを押さなければならな
いため、再度の予約入力には非常に手間がかかる。
【0005】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
めになされたものであり、再生順序を変更することがで
きる楽音再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、再生予定の楽
曲の再生順序を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記
憶されている再生順序に従って楽曲を再生する再生手段
とを有する楽音再生装置において、前記記憶手段に記憶
されている楽曲の再生順序を変更する再生順序変更手段
を備えているという技術的手段を採用する。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の楽音再生装置において、前記記憶手段に記憶されて
いる楽曲の再生順序および楽曲の歌詞のうち少なくとも
一方を表示可能な表示手段を備えているという技術的手
段を採用する。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の楽音再生装置において、前記表示手段は、複数の表
示部を備えており、これら複数の表示部に対して個別に
曲の再生順序および楽曲の歌詞のうち少なくとも一方を
表示可能に表示制御する表示制御手段を備えているとい
う技術的手段を採用する。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載の楽音再生装置において、前
記再生順序変更手段は、前記記憶手段に記憶されている
楽曲のうち、順序の変更を所望する楽曲を選択する選択
手段と、この選択手段により選択された楽曲に基づいて
前記記憶手段に記憶されている楽曲の再生順序を変更す
る変更手段と、からなるという技術的手段を採用する。
【0010】
【作用】請求項1ないし4に記載の発明では、再生予定
の楽曲の再生順序を記憶する記憶手段に記憶されている
楽曲の再生順序を変更する再生順序変更手段を備えてい
るため、たとえば、上記記憶手段に複数の楽曲を記憶さ
せておき、それら複数の楽曲を記憶順に連続再生する場
合に、再生順序を変更したい場合であっても、記憶され
ている再生順序を消去して、再度、再生順序を記憶させ
ることなく再生順序を変更することができるため、手間
なく新たな再生順序で再生を行うことができる。
【0011】特に、請求項2に記載の発明では、上記記
憶手段に記憶されている楽曲の再生順序および楽曲の歌
詞のうち少なくとも一方を表示可能な表示手段を備えて
いるため、その表示手段に表示されている再生順序を見
ながら再生順序を変更することができる。したがって、
再生順序を表示しないものよりも、正確に再生順序を変
更することができる。しかも、楽曲の歌詞をも表示させ
ることができるため、たとえば、その歌詞を見て歌って
いる最中であっても、その歌詞を消すことなく、再生順
序を表示して変更することができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明では、上記表
示手段は、複数の表示部を備えており、これら複数の表
示部に対して個別に曲の再生順序および楽曲の歌詞のう
ち少なくとも一方を表示可能に表示制御する表示制御手
段を備えているため、たとえば、歌詞の表示されている
表示部以外の表示部に再生順序を表示することができる
ことから、上記歌詞を見て歌っている者の邪魔をするこ
となく、再生順序を表示して変更することができる。
【0013】さらに、請求項4に記載の発明では、上記
再生順序変更手段は、上記記憶手段に記憶されている楽
曲のうち、順序の変更を所望する楽曲を選択する選択手
段と、この選択手段により選択された楽曲に基づいて上
記記憶手段に記憶されている楽曲の再生順序を変更する
変更手段と、からなるため、たとえば、上記選択手段に
より、順序の変更を所望する楽曲を選択し、この選択さ
れた楽曲を所望する再生順序へ移動させたり、あるい
は、順序の変更を所望する楽曲を複数選択し、これら選
択された楽曲の再生順序を相互に入れ替えることによ
り、再生順序を変更することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の楽音再生装置の一
実施形態について図を参照して説明する。なお、以下の
実施形態では、楽音再生装置として、通信回線を利用し
て曲を提供する、いわゆる通信カラオケ装置を代表に説
明する。図1は、本発明第1実施形態のカラオケ装置の
主要構成を示す外観説明図、図2(a)は、カラオケ装
置に備えられた制御装置の前面パネルの説明図、同図
(b)は、制御装置の背面パネルの説明図、図3は、カ
ラオケ装置に備えられた送信器の説明図、図4は、制御
装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【0015】図1に示すように、カラオケ装置10に
は、カラオケ用の映像および曲の再生順序を示す映像
(以下、予約映像と略称する)の少なくとも一方を表示
する表示部としての、CRTモニタ(以下、CRTと略
称する)12と、同じく表示部としての小型のCRT1
4とが備えられている。また、通信回線を介しての曲デ
ータの蓄積、選曲、曲の予約などの制御、マイク42か
ら入力される音声とカラオケ曲とのミキシング、音声と
カラオケ曲との音量バランス、エコー調整、ディレイ調
整、音程の変更(キーチェンジ)などの音声制御、なら
びに、CRT12、14に表示される映像の切替え、合
成、分割などの映像制御などの各種制御を行う制御装置
20が備えられている。
【0016】さらに、制御装置20から出力される音声
信号の増幅、高音、低音の制御(トーンコントロール)
などを行うアンプ16と、カラオケ用の背景映像が記録
された光デイ スクの再生を行うレーザーディスクプレー
ヤ(以下、LDプレーヤと略称する)18と、アンプ1
6から出力される音声信号を音として再生する1組のス
ピーカ40,40とが備えられている。
【0017】次に、制御装置20の装備について図2を
参照して説明する。図2(a)に示すように、制御装置
20の前面パネルには、マイク42から入力される音声
とカラオケ曲との音量のバランス調整を行うためのバラ
ンスつまみ36と、エコーのかかり具合を調整するため
のエコー調整つまみ37と、ディレイのかかり具合を調
整するためのディレイ調整つまみ38とが設けられてい
る。また、送信器50から送信される光信号を受光する
ための受光部34と、選曲された曲の曲番号を表示する
曲表示体35と、変更されたキーの位置を表示するキー
表示部39と、マイク42のジャックを差し込むマイク
端子33とが設けられている。
【0018】一方、図2(b)に示すように、制御装置
20の背面パネルには、カラオケ用の音楽データおよび
字幕映像データから構成される曲データを受信するため
の電話回線80(図4参照)を接続する電話回線接続端
子28が設けられており、その右方には、LDプレーヤ
18の映像出力端子(図示省略)と接続される映像入力
端子32が設けられている。この映像入力端子32の右
側には、CRT12の映像入力端子(図示省略)と接続
される映像出力端子30と、CRT14の映像入力端子
(図示省略)と接続される映像出力端子31とが設けら
れている。また、背面パネルの左端には、アンプ16の
音声入力端子(図示省略)と接続される音声出力端子2
9が設けられている。
【0019】次に、リモコン50の構成について図3を
参照して説明する。リモコン50の右上には、制御装置
20の電源をON、OFFする電源ボタン51が設けら
れており、その左側には、CRT12、14に表示され
る表示内容を切り替える表示切替ボタン52が設けられ
ている。それらボタンの下側には、スピーカ40、40
から出される音量を調整する音量ボタン53が設けられ
ており、その下側には、曲の演奏を開始させる演奏ボタ
ン54と、その演奏を停止させる停止ボタン55が設け
られている。それらボタンの下側には、選曲の開始、選
曲の確定を行う選曲ボタン56と、選曲の取消しを行う
取消ボタン57とが設けられている。
【0020】それらボタンの下側には、選曲する曲の番
号を入力するA、B、および0〜9のテンキー58と、
キーチェンジを行うキーチェンジボタン59と、エコー
のかかり具合を調整するエコー調整ボタン60とが設け
られている。また、エコー調整ボタン60の下側には、
予約した曲の再生順序を変更するための曲入替えボタン
61と、入れ替える曲を選択するための選択ボタン6
2、63と、曲の入れ替えを確定する設定ボタン64と
が設けられている。なお、上記各ボタンを押すと、各ボ
タンそれぞれの機能に対応する光信号が発信窓65から
発せられる。
【0021】次に、上記制御装置20の制御系の構成に
ついて図4を参照して説明する。制御装置20には、上
記音声制御、映像制御、曲の演奏順序の予約および演奏
順序の変更などをプログラムにしたがって行うCPU2
1が備えられている。このCPU21には、曲の再生順
序を記憶する記憶手段として機能するとともに、曲の演
奏順序を変更する場合に変更する曲の曲番号および曲名
データを一時保存するRAM22、23が接続されてい
る。
【0022】また、CPU21には、上記曲表示体39
と、電話回線80から入力される曲データを入力して、
デジタル信号に変換する通信用モデム25と、ハードデ
ィスクメモリ24とが接続されている。このハードディ
スクメモリ24には、CPU21の動作が記述されたプ
ログラムメモリ領域24aと、上記通信用モデム25か
ら出力される曲データを蓄積する曲データメモリ領域2
4bとが形成されている。また、CPU21には、曲デ
ータメモリ領域24bに蓄積された曲データ中の音楽デ
ータを入力して、アンプ16によって増幅可能なアナロ
グの音楽信号に変換したり、マイク42から入力された
音声信号にエコーやディレイをかけたりする音声制御回
路26が接続されている。
【0023】さらに、CPU21には、LDプレーヤ1
8から出力される背景映像データと、曲データメモリ領
域24b中の字幕映像データとを入力し、CRT12、
14に表示される映像として、背景映像中に字幕映像や
曲番号および曲目の映像がスーパーインポーズされた映
像を作成したり、それら各映像の切替え、合成および分
割などの制御を行う映像制御回路27が接続されてい
る。
【0024】次に、上記構成のカラオケ装置10の一連
の動作について図を参照して説明する。なお、カラオケ
用の曲データであるMIDI信号は、夜間を利用して、
曲データを保有するホストコンピュータ82から電話回
線80を介して受信され、通信用モデム25によってデ
ジタル信号に変換された後にハードディスクメモリ24
内の曲データメモリ領域24bに蓄積されているものと
する。
【0025】まず、利用者が、送信器50を制御装置2
0に向けて、電源ボタン51を押すと、制御装置20の
電源が投入され、これに連動してCRT12、14、ア
ンプ16およびLDプレーヤ18が起動する。そして、
送信器50の選曲ボタン56を押すと、選曲可能状態に
なり、次にテンキー58を押して歌いたい曲の曲番号を
入力する。このとき、テンキーを押す毎に、その押した
キーのA、Bおよび0〜9の符号が、CRT12、14
上に表示され、曲番号の確認をできるようになっている
(図10参照)。なお、選曲中であることは、CRTに
表示された符号が点滅表示されることにより確認できる
ようになっている。
【0026】そして、曲番号の入力が終了し、演奏ボタ
ン54を押すと入力した曲番号が確定されるとともに、
CRT上の曲番号表示が点滅を中止した後に消え、CP
U21は、その曲番号に対応する曲データをハードディ
スク24内の曲データメモリ領域24bから検索する。
この検索された曲データには、音楽データおよび字幕映
像データが含まれており、音楽データは、音声制御回路
26により、アンプ16で処理できるアナログの音楽信
号に変換され、字幕映像データは、映像制御回路27に
より、ビットイメージデータに展開される。
【0027】また、上記選曲された曲データには、曲の
ジャンルを特定するジャンルデータが含まれており、こ
のジャンルデータにより、LDプレーヤ18は、そのジ
ャンルデータに対応する背景映像データを光ディスクか
ら選択し、この選択された背景映像データは、映像制御
回路27により、ビットイメージデータに展開される。
そして、ビットイメージデータに展開された背景映像デ
ータおよび字幕映像データは、映像制御回路27によ
り、合成される。この合成は、たとえば、図9に示すよ
うに、背景映像90に字幕映像91をスーパーインポー
ズしてCRT12、14に表示する形で行われる。
【0028】一方、マイク42から入力された音声は、
音声信号となって音声制御回路26に入力され、上記音
楽信号とミキシングされる。このミキシングされたミキ
シング信号は、アンプ16へ出力され、増幅された後に
スピーカ40、40へ出力され、両スピーカ40、40
によって音楽信号および音声信号が再生される。このよ
うに、利用者は、自分の選んだ曲をCRT12、14の
画面に映し出された背景映像90および字幕映像91を
見ながらマイク42を通して歌う(カラオケする)こと
ができる。
【0029】ここで、再生する曲の予約制御について図
6を参照して説明する。図6は、CPU21により実行
される予約制御を示すフローチャートである。制御装置
20内のRAM22には、図5に示す予約曲テーブルが
設けられており、予約された曲の曲番号データおよび曲
名データを予約順に記憶できるようになっている。ま
ず、上記選曲操作に続いて選曲操作が行われたか否か、
つまり、次の曲が予約されたか否かの判定が行われ(ス
テップ100)、予約された場合には、予約曲の数nに
「1」を加算する(ステップ102)。続いて、予約曲
テーブルの(n+1)番目に上記予約された曲の曲番号
および曲名データを格納し(ステップ104)、予約順
に曲番号および曲目をCRT12、14上に表示する
(図10参照)。そして、その予約順に曲の再生が行わ
れる(ステップ108)。
【0030】次に、本カラオケ装置10の特徴である、
上記再生順序の変更について図7および図8を参照して
説明する。図7および図8は、CPU21により実行さ
れる再生順序の変更制御を示すフローチャートである。
なお、CRT12、14の表示内容を示す図11(a)
に示すように、すでに、曲番号A1ないしA4の4曲が
順に予約されているものとし、1番目の曲と3番目の曲
を入れ替えるものとする。
【0031】まず、送信器50の曲入替えボタン61を
押すと、予約曲順を入れ替えると判定される(ステップ
200)。このとき、CRT上には、図11(a)に示
すように、再生順序、曲番号および曲目の表示部分上に
白い帯状のテロップ93が重ねて点滅表示され(図中□
で印す部分)、そのテロップ93は、送信器50の移動
ボタン62、63を押すことにより、上下に移動できる
ようになっている。そして、そのテロップ93を1番目
の曲へ移動させて設定ボタン64を押すと、テロップ9
2の点滅が停止して、1番目の曲の移動が確定される。
このとき、1番目の曲番号および曲名データ(以下、デ
ータと略称する)A1は、RAM23のメモリ領域1
(図4参照)に一時格納される(ステップ202)。な
お、上記テロップ93の色を移動確定時に薄いピンク色
など、他の色のテロップ94(図中網目模様で印す部
分)に変化させるように構成することもできる。
【0032】続いて、テロップ93を3番目の曲へ移動
させて、設定ボタン64を押すと、テロップ93の点滅
が停止して、3番目の曲の移動が確定される。このと
き、3番目のデータA3は、RAM23のメモリ領域2
(図4参照)に一時格納される(ステップ204)。そ
して、設定ボタン64を押すと、メモリ領域1に格納さ
れていたデータA1は、予約曲テーブルの予約No.3
のテーブルに格納され(ステップ206)、メモリ領域
2に格納されていたデータA3は、予約曲テーブルの予
約No.1のテーブルに格納される(ステップ20
8)。つまり、1番目の曲と3番目の曲との再生順序の
入替えが行われる。このとき、図11(b)に示すよう
に、CRT上には、予約順序の入れ替えられた予約曲の
表示がされる。
【0033】このように、上記カラオケ装置10によれ
ば、送信器50の簡単な操作により、所望する曲の予約
順序の入れ替えを容易に行うことができる。したがっ
て、従来のように、最初から予約をし直すという手間を
省くことができる。
【0034】次に、再生順序の変更手段の他の構成につ
いて図8を参照して説明する。この変更手段は、ある特
定の曲を他の曲の前、または、後に移動させることによ
り、再生順序を変更することを特徴とする。まず、送信
器50の曲入替えボタン61を押すと、再生順序変更可
能状態になり(ステップ300)、移動ボタン62、6
3を操作して移動したい曲を選択し、設定ボタン64を
押して確定する。このとき、その確定された曲のデータ
がRAM23に格納される(ステップ302)。
【0035】続いて、移動ボタン62、63を操作して
その曲を移動させるところにある予約No.nの曲を選
択し、設定ボタン64を押して確定する。このとき、R
AM23に格納されていたデータは、RAM22の予約
曲テーブルのAnに格納され(ステップ304)、それ
まで予約曲テーブルのAnに格納されていたデータは、
An+1に、An+1に格納されていたデータは、An
+2に格納されるというように、An以下のテーブルが
順に1つずつ繰り下がり、曲の入替えが終了する(ステ
ップ306)。このように、上記変更手段によれば、移
動させたい曲を他の曲間に割り込ませることにより、再
生順序の変更を容易に行うことができる。
【0036】なお、送信器50の表示切替ボタン52を
押す毎に、制御装置20内の映像制御回路27の制御内
容が変更され、予約状態を示す予約映像92を図10
(a)に示すように、画面全体に表示することもできる
し、同図(b)に示すように、字幕映像91と合成表示
することもできる。また、本カラオケ装置10をカラオ
ケスナックなど、カラオケ装置の操作を主に店側で行う
場合には、CRT12を客用にCRT14をカウンター
内の客に見えない箇所にそれぞれ設置し、図12に示す
ように、CRT14と映像出力端子31との間にスイッ
チ44を設け、このスイッチ44をカウンター内に設置
する。
【0037】そして、背景映像信号および字幕映像信号
は、映像出力端子30からCRT12へ出力されるよう
にし、予約映像信号は、映像出力端子31からCRT1
4へ出力されるようにする。そして、普段は、スイッチ
44を接点45側に倒しておくことにより、予約映像を
CRT12で見ることができるようにしておく。このよ
うに構成することにより、スイッチ44を接点46側に
倒せば、予約映像信号は、CRT14へのみ出力されて
表示されるため、たとえば、予約順序の入替えを客に見
せずに行うことができる。したがって、客同士による予
約順序の争いなどを防止することができる。
【0038】ところで、テーブルと複数のイスから構成
される、いわゆるボックス席が複数あるような店におい
ては、ボックス席単位で曲の予約が行われる場合があ
る。この場合、従来は、ボックス席単位で予約順序を入
れ替えようとすると、予約された曲を、一旦消去して、
再度、予約し直さなければならないため、非常に手間が
かかっていた。そこで、たとえば、図13(a)に示す
ように、ボックス席単位で予約された予約曲をAないし
Dの複数のグループに分け、そのグループ単位で予約順
序を記憶する予約曲テーブルをRAMに設定しておき、
その内容を同図に示すように、予約映像95としてCR
T14に表示できるようにしておく。そして、前記実施
形態における1曲毎の予約順序の変更と同じ操作によ
り、グループ単位で予約順序の変更を行い、その変更さ
れた内容を同図(b)に示すように、CRT14に表示
する。これにより、ボックス席単位の予約順序を容易に
変更することができる。
【0039】さらに、本発明の楽音再生装置は、曲デー
タおよび背景映像データの両者を記憶したディスクを再
生するLDプレーヤを用いてカラオケを行うカラオケ装
置にも適用できることは勿論、カラオケを行わない、A
V(オーディオ&ビジュアル)装置などにも適用するこ
とができる。なお、上記発明の実施形態における、CP
U21により実行されるステップ200ないし208、
または、ステップ300ないし306が、本発明の再生
順序変更手段として機能する。また、映像制御回路2
7、映像出力端子30、31、CRT12および14
が、本発明の表示手段に、映像制御回路27が、本発明
の表示制御手段に相当する。さらに、CPU21により
実行されるステップ202および204と、ステップ3
02とが、本発明の選択手段として、ステップ206お
よび208と、ステップ304および306とが、変更
手段として機能する。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記憶手
段に記憶されている楽曲の再生順序を変更することがで
きるため、記憶手段に記憶されている楽曲を消去して、
再度、再生順序を記憶し直す手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態のカラオケ装置の主要構成
を示す外観説明図である。
【図2】(a)は、カラオケ装置に備えられた制御装置
の前面パネルの説明図であり、(b)は、制御装置の背
面パネルの説明図である。
【図3】カラオケ装置に備えられた送信器の説明図であ
る。
【図4】制御装置の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】予約曲テーブルの説明図である。
【図6】CPUの予約制御を示すフローチャートであ
る。
【図7】CPUの再生順序変更制御を示すフローチャー
トである。
【図8】CPUの再生順序変更制御を示すフローチャー
トである。
【図9】CRT画面上に映し出された背景映像および字
幕映像を示す説明図である。
【図10】(a)は、CRT画面上に映し出された予約
映像を示す説明図であり、(b)は、CRT画面上に映
し出された字幕映像および予約映像を示す説明図であ
る。
【図11】(a)は、再生順序入替え前のCRT画面上
に映し出された予約映像を示す説明図であり、(b)
は、再生順序入替え後のCRT画面上に映し出された予
約映像を示す説明図である。
【図12】予約映像をCRT14にのみ表示することが
できる場合の構成を示すブロック図である。
【図13】(a)は、グループ単位で予約された曲の予
約映像を示す説明図であり、(b)は、グループ単位で
再生順序を入れ替えた後の予約映像を示す説明図であ
る。
【図14】従来の送信器の説明図である。
【符号の説明】
10 カラオケ装置 12、14 CRT 16 アンプ 18 LDプレーヤ 20 制御装置 21 CPU 22、23 RAM 22a 予約曲テーブル 24 ハードディスクメモリ 27 映像制御回路 50 送信器 40 スピーカ 42 マイク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生予定の楽曲の再生順序を記憶する記
    憶手段と、この記憶手段に記憶されている再生順序に従
    って楽曲を再生する再生手段とを有する楽音再生装置に
    おいて、 前記記憶手段に記憶されている楽曲の再生順序を変更す
    る再生順序変更手段を備えていることを特徴とする楽音
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されている楽曲の再
    生順序および楽曲の歌詞のうち少なくとも一方を表示可
    能な表示手段を備えていることを特徴とする請求項1に
    記載の楽音再生装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、複数の表示部を備えて
    おり、これら複数の表示部に対して個別に曲の再生順序
    および楽曲の歌詞のうち少なくとも一方を表示可能に表
    示制御する表示制御手段を備えていることを特徴とする
    請求項2に記載の楽音再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再生順序変更手段は、 前記記憶手段に記憶されている楽曲のうち、順序の変更
    を所望する楽曲を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された楽曲に基づいて前記記憶
    手段に記憶されている楽曲の再生順序を変更する変更手
    段と、 からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    1つに記載の楽音再生装置。
JP8115472A 1996-04-12 1996-04-12 楽音再生装置 Pending JPH09281984A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010231072A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Brother Ind Ltd カラオケ装置
JP2011033777A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Daiichikosho Co Ltd 演奏楽曲繰上機能を有するカラオケシステム
JP2012032632A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Brother Ind Ltd カラオケシステム、携帯情報端末、プログラム
JP2012145961A (ja) * 2012-03-26 2012-08-02 Brother Ind Ltd カラオケ装置

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