JP3868544B2 - 楽音再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、楽曲を再生する楽音再生装置であって、モニタにカラオケ用の背景映像および歌詞映像を表示するカラオケ装置として好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラオケ装置としては、通信回線を介して曲データを受信し、この受信された曲データをアンプおよびスピーカにより再生する再生装置と、背景映像の記録された光ディスクを再生する光ディスク再生装置と、この光ディスク再生装置により再生される背景映像および曲データ中に含まれている歌詞映像を表示するCRTとを備えたものが知られている。
上記光ディスク再生装置の模式図を図10に示す。図10に示すように、光ディスク再生装置40には、背景映像が曲のジャンル別に記録された複数の光ディスク40aないし40nが収容されており、上記再生装置により曲データを再生する際に、上記複数の光ディスク40aないし40nの中から、曲データ中に含まれているジャンルデータに対応する光ディスクを選択し、さらにその選択した光ディスクの中から1つの背景映像をランダムに選択して再生している。
上記CRTの表示内容を図11に示す。図11に示すように、CRT12には、背景映像200の中に歌詞映像202がスーパーインポーズされ、カラオケ装置の利用者は、歌詞映像202により示される歌詞を見ながらマイクで歌う、つまり、カラオケする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記背景映像は、CRTに映し出されることにより、歌い手の気分を盛り上げる役目を果たすものであるから、なるべく歌い手が気に入る映像が映し出されるのが望ましい。
しかし、上記従来のものでは、背景映像は、ランダムに選択されるため、ある曲を歌ったときに気に入った背景映像が再生された場合に、次に同じ曲を選曲しても、前回と同じ背景映像が再生されるとは限らない。また、同じジャンルの曲であっても、曲のストーリーは様々であるため、選択された背景映像が、必ずしも曲のストーリーにマッチしているとは限らない。
そこで、歌う前にCRTに背景映像の種類を表示し、その中から好きな背景映像を選択させることが考えられるが、いくら好きな背景映像とはいっても、最初から最後まで同じストーリーの背景映像ばかり見ていると飽きが来るという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、背景映像の再生範囲を所望の範囲に設定できる楽音再生装置の実現を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、
請求項1に記載の発明では、楽曲情報記録手段と、背景映像記録手段と、楽曲情報再生手段と、背景映像再生手段と、入力手段と、制御手段と、記憶手段とを備えた楽音再生装置であって、
楽曲情報記録手段は、楽曲に対応した複数の楽曲情報を記憶し、
背景映像記録手段は、複数の背景映像を記憶し、
楽曲情報再生手段は、制御手段の制御にしたがって楽曲情報を再生し、
背景映像再生手段は、制御手段の制御にしたがって背景映像を再生し、
入力手段は、楽曲の選択と、映像情報の開始、終了を指定可能とし、
制御手段は、登録処理と、再生処理を行い、
登録処理は、背景映像の再生時、開始指定が行われた場合には当該背景映像の開始点を設定すると共に、終了指定が行われた場合には当該背景映像の終了点を設定し、当該背景映像における開始点と終了点の範囲を登録背景映像として登録し、
再生処理は、選択された楽曲に対応する楽曲情報を再生させると共に、登録された登録背景映像を再生させるという技術的手段を採用する。
【0006】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の楽音再生装置において、登録処理は、開始指定が行われた場合には、その時点から所定時間前を開始点とするという技術的手段を採用する。
【0007】
請求項3に記載の発明では、請求項に記載の楽音再生装置において、登録処理は、開始点と終了点の範囲の背景映像を記憶することで登録するという技術的手段を採用する。
【0008】
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の楽音再生装置において、入力手段は、識別情報の指定を可能とし、
登録処理は、登録時に指定された識別情報に対応付けて登録背景映像の登録を行い、
再生処理は、楽曲選択時に指定された少なくとも1つの識別情報に対応する登録背景映 像を順次再生させるという技術的手段を採用する。
【0009】
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載の楽音再生装置において、登録処理は、終了指定が行われた場合には、開始点から所定時間単位の時点を終了点として設定するという技術的手段を採用する。
【0010】
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の楽音再生装置において、背景映像は、楽曲に対応し、
再生処理は、登録背景映像の再生時間が楽曲情報の再生時間よりも短い場合には、登録背景映像の再生終了後、楽曲に対応する背景映像を再生させるという技術的手段を採用する。
【0011】
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の楽音再生装置において、入力手段は、遠隔操作手段であるという技術的手段を採用する。
【0012】
請求項8に記載の発明では、請求項3−7に記載の楽音再生装置において、登録処理では、指定された識別情報を表示手段に表示させるという技術的手段を採用する。
【0016】
【作用】
請求項1ないし請求項11に記載の発明では、複数の背景映像が記録された背景映像記録手段に記録された複数の背景映像のうち、背景映像再生手段により再生する再生範囲を所望の範囲に設定し、背景映像再生手段は設定された再生範囲を再生することができる。
つまり、複数の背景映像の中に気に入った背景映像がある場合に、その背景映像設定し、その設定した背景映像を上記背景映像再生手段により再生できる。
したがって、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、気に入った背景映像を見ながら、従来より、一層楽しい気分で歌うことができる。
【0020】
また、請求項に記載の発明では設定した範囲の背景映像そのものを記憶する。そして、その記憶された背景映像は、上記背景映像再生手段により再生することができる。
【0021】
請求項に記載の発明ではたとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、設定する再生範囲が複数ある場合に、それぞれに識別情報を付与して記憶しておき、その識別情報を入力することにより、その識別情報の付された背景映像を読み出して再生することができる。
【0022】
請求項に記載の発明ではたとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、CRTに映し出される背景映像を見ながら気に入った範囲を設定する場合に、設定スイッチを押したときから再生範囲を設定開始するようにすると、設定スイッチを押すためのタイムラグがあり、設定スイッチを押したときには、すでに気に入ったシーンの冒頭部分が通り過ぎてしまい、再生範囲内に入れることができないが、設定スイッチが押されたときから所定時間前に再生された背景映像から再生範囲を設定開始することにより、気に入ったシーンの冒頭部分が欠けるのを防止することができる。
【0023】
請求項に記載の発明ではたとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、複数の光ディスクから背景映像の再生範囲を設定する場合には、ディスクチェンジに時間がかかるため、そのディスクチェンジに要する時間を考慮しないで上記再生範囲を設定すると、背景映像間に何も映し出されない空白時間が発生するおそれがあるが、上記ディスクチェンジの時間を考慮して上記再生範囲を所定の時間単位で設定することにより、上記空白時間の発生を防止することができる。
【0024】
請求項に記載の発明では上記設定された再生範囲の背景映像の再生時間が、楽曲情報の再生時間より短い場合には、上記再生範囲の背景映像の再生が終了した以降は、背景映像が再生されない状態となるが、そのような場合に、上記背景映像記録手段に記録された背景映像を再生することができる。
したがって、たとえば、CRTに映し出されている背景映像が消えてしまうことにより、歌い手の気分が害されるのを防止することができる。
【0025】
請求項に記載の発明では上記再生範囲の設定を遠隔操作により行う遠隔操作手段が備えられているため、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、CRTに映し出される背景映像を離れた位置から見ながら、気に入ったシーンの設定を楽に行うことができる。
【0026】
請求項に記載の発明では、上記識別情報を表示すため、その表示を見ることにより、再生範囲を設定して記憶する場合には、その設定された再生範囲には、どういう識別情報が付与されて記憶されたのかを知ることができ、また、設定された再生範囲を読出す場合には、読出した再生範囲が、再生しようとしているものであるかを確認することができる。
つまり、識別情報を表示することにより、誤った背景映像の表示を防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の楽音再生装置の一実施形態について図を参照して説明する。
なお、以下の実施形態では、楽音再生装置として、通信回線を利用して曲が提供される、いわゆる通信カラオケ装置を代表に説明する。
図1は、本発明第1実施形態のカラオケ装置の主要構成を示す外観説明図、図2(a)は、カラオケ装置に備えられた制御装置の前面パネルの説明図、同図(b)は、制御装置の背面パネルの説明図である。
【0028】
図1に示すように、カラオケ装置10には、カラオケ用の背景映像と、歌詞を示す歌詞映像とを表示するCRTモニタ(以下、CRTと略称する)12と、歌い手のモニタ用のCRT14とが備えられている。また、所望の背景映像の再生範囲の設定、通信回線を介しての楽曲情報たる曲データの蓄積、選曲、曲の予約などの制御、マイク81,82から入力される音声と楽曲たるカラオケ曲とのミキシング、音声とカラオケ曲との音量バランス、エコー調整、ディレイ調整、音程の変更(キーチェンジ)などの音声制御、ならびに、CRT12,14に表示される映像の切替え、合成、分割などの映像制御などの各種制御を行う制御装置20が備えられている。
【0029】
さらに、制御装置20から出力される音声信号の増幅、高音、低音の制御(トーンコントロール)などを行うアンプ16と、このアンプ16から出力される音声信号を音として再生する1組のスピーカ83,83と、天井用の1組のスピーカ80,80と、制御装置20を遠隔操作する遠隔操作手段たる送信器60とが備えられている。
【0030】
次に、制御装置20の装備について図2を参照して説明する。
図2(a)に示すように、制御装置20の前面パネルには、マイク81,82から入力される音声とカラオケ曲との音量のバランス調整を行うためのバランス調整つまみ21と、エコーのかかり具合を調整するためのエコー調整つまみ22と、ディレイのかかり具合を調整するためのディレイ調整つまみ23とが設けられている。
【0031】
さらに、送信器60から送信される光信号を受光するための受光部24と、選曲された曲の曲番号を表示する曲番号表示体25と、変更されたキーの位置を表示するキー表示部26と、マイク81,82のジャックを差し込むマイク端子27,28とが設けられている。
【0032】
一方、図2(b)に示すように、制御装置20の背面パネルには、カラオケ用の音楽データおよび歌詞映像データから構成される曲データを受信するための電話回線31(図1、図4参照)を接続する電話回線接続端子32が設けられており、その右方には、CRT12の映像入力端子(図示省略)と接続される映像出力端子34と、CRT14の映像入力端子(図示省略)と接続される映像出力端子35とが設けられている。また、背面パネルの左端には、アンプ16の音声入力端子(図示省略)と接続される音声出力端子36が設けられている。
【0033】
次に、送信器60の構成について、その外観構成を示す図3を参照して説明する。
送信器60の右上には、制御装置20の電源をON、OFFする電源ボタン61が設けられており、その下側には、選曲番号などを表示する液晶ディスプレイ62が設けられている。この液晶ディスプレイ62の下側には、スピーカ83,83、スピーカ80,80から出される音量を調整する音量調整ボタン63が設けられており、その下側には、曲の演奏を開始させる演奏ボタン64と、その演奏を停止させる停止ボタン65が設けられている。それらボタンの下側には、選曲の開始、選曲の確定を行う選曲ボタン66と、選曲の取消しを行う取消ボタン67とが設けられている。
【0034】
それらボタンの下側には、選曲する曲の番号を入力するA、B、および0〜9のテンキー68と、キーチェンジを行うキーチェンジボタン63とが設けられている。このキーチェンジボタン63の下側には、気に入った背景映像の再生範囲を設定して記憶させる場合の記憶開始を示す設定スイッチたるスタートボタン69と、記憶終了を示すストップボタン70とが設けられている。また、送信器60の下部には、スタートボタン69およびストップボタン70の操作により記憶される背景映像に識別情報たる登録番号を付与するための識別情報付与手段たる1〜15のキーからなる映像登録ボタン74が設けられており、その上側には、曲データを再生する際にCRT12,14に表示される背景映像を、曲データに含まれるジャンルデータに基づいて表示するモードから、自分で登録したものを表示するモードに切り替えるための映像選択モードボタン72が設けられている。
【0035】
この映像選択モードボタン72の上側には、映像登録ボタン74の1〜15のキーのうちのいずれかのキーが押された場合に、その押されたキーの番号に対応する背景映像の読出しを確定するための設定ボタン71が設けられている。
なお、上記各ボタンを押すと、各ボタンそれぞれの機能に対応する光信号が発信窓73に内蔵されたLEDから発せられ、その光信号は、制御装置20の受光部24により受光される。
【0036】
次に、上記制御装置20の制御系の構成について、それをブロックで示す図4を参照して説明する。
制御装置20には、送信器60の操作により設定される背景映像の再生範囲を記憶する制御、その記憶された再生範囲に対応する背景映像を再生するための制御、上記音声制御、映像制御、曲の演奏順序の予約および演奏順序の変更などをプログラムにしたがって行うCPU37が備えられている。このCPU37には、送信器60の映像選択モードボタン72が押されて映像選択モードになっていることを示すフラグ、予約された曲の番号および曲名データなどを一時保存するRAM38と、この制御装置20に接続された電話回線31を利用するための電話番号、送信器60から送信されるコマンドに対応する制御コマンドなどが記憶されたROM39と、リアルタイムクロック(以下、RTCと略称する)41とが接続されている。
【0037】
また、CPU37には、背景映像の再生範囲を設定する場合の開始位置を示すアドレスデータをスタートアドレスデータ(領域情報)として、終了位置を示すアドレスデータをストップアドレスデータ(領域情報)としてそれぞれ記憶するRAM51と、選択されたCD−ROMのディスク番号を記憶するRAM52とが接続されている。さらに、CPU37には、CPU37により演算された、スタートアドレスデータおよびストップアドレスデータ間の再生時間TAと、ジャンルデータに基づいて選択された背景映像の再生時間TBとを記憶するRAM53と、映像登録ボタン74のキーに付された番号に対応する登録番号、上記ディスク番号、上記スタートアドレスデータおよびストップアドレスデータを図9に示すようにテーブル形式で記憶する領域情報記憶手段たるEEPROM54とが接続されている。
【0038】
また、CPU37には、曲を提供するホストコンピュータ84から電話回線31および通信端子32を介して受信され、楽曲情報受信手段たる通信用モデム42によりデジタル信号に変換された曲データを蓄積するハードディスクメモリ43が接続されている。このハードディスクメモリ43には、上記各制御、後述する各回路やCD−ROM再生装置40などの動作を制御する制御プログラムなどが記録されている。
【0039】
さらに、CPU37には、ハードディスクメモリ43に蓄積された曲データ中のMIDIデータを入力するとともに、そのMIDIデータに対応する音源データをMIDI音源441から抽出し、その抽出された音源データをアンプ16によって増幅可能なアナログの音楽信号に変換したり、マイク81,82から入力された音声信号にエコーやディレイをかけたりする音声制御回路44が接続されている。
【0040】
また、CPU37には、背景映像記録手段たるCR−ROM再生装置40が接続されている。このCD−ROM再生装置40には、図10に示すように、曲のジャンル別に背景映像の記録された40a(No.1)ないし40n(No.n)のn枚のCD−ROMが再生可能に収容されている。また、CPU37には、そのCD−ROM40から出力される背景映像データ90と、ハードディスクメモリ43に記憶された曲データ中の歌詞映像データとを入力し、CRT12、14に表示される映像として、図10に示すように、背景映像200中に歌詞映像202がスーパーインポーズされた映像を作成したり、それら各映像の切替え、合成および分割などの制御を行う映像制御回路45が接続されている。
【0041】
さらに、CPU37には、受光部24により受光された光信号をデジタルデータに変換する受光回路46と、曲番号表示体25に曲番号を表示するための表示信号と、キー表示体26にキーの位置を表示するための表示信号とを作成する表示回路47が接続されている。また、CPU37には、つまみ21ないし23の調整により変化した信号の入力を行う入力回路48が接続されている。
【0042】
次に、気に入った背景映像を編集し、その編集した背景映像をCRT12,14に表示してカラオケを行うためのCPU37の制御内容について、その制御内容を示す図7および図8のフローチャートを参照して説明する。
最初に、カラオケ装置10の動作を説明する。
まず、利用者が、送信器60を制御装置20に向けて、電源ボタン61を押すと、制御装置20の電源が投入され、これに連動してCD−ROM再生装置40、CRT12、14およびアンプ16が起動する。そして、送信器60の選曲ボタン66を押すと、選曲可能状態になり、次にテンキー68を押して歌いたい曲の曲番号を入力する。このとき、テンキーを押す毎に、その押したキーのA、Bおよび0〜9の符号が、液晶ディスプレイ62と、CRT12、14と、制御装置20の曲番号表示体25とに表示され、曲番号の確認をできるようになっている。
なお、選曲中であることは、表示された符号が点滅表示されることにより確認できるようになっている。
【0043】
そして、曲番号の入力が終了し、演奏ボタン64を押すと入力した曲番号が確定されるとともに、表示された符号が点滅を中止した後に消え、CPU37は、その曲番号に対応する曲データの送信要求を、通信用モデム42、通信端子32および電話回線31を介してホストコンピュータ84に対して行う。すると、ホストコンピュータ84は、ROM39に記憶されている電話番号を読み出して、その電話番号が契約された正規のものであるかを確認する作業を行い、その確認後に上記要求された曲データが、ホストコンピュータ84から電話回線31を介して受信され、受信された曲データは、ハードディスクメモリ43に蓄積される。
【0044】
続いて、その蓄積が終了すると、CPU37により、曲データの読出しが行われ、曲データに含まれるMIDIデータは、音声制御回路44に入力されるとともに、そのMIDIデータに対応する音源データがMIDI音源441から抽出され、その抽出された音源データは、アンプ16によって増幅可能なアナログの音楽信号に変換される。また、曲データに含まれる歌詞映像データは、映像制御回路45により、ビットイメージデータに展開される。また、曲データには、曲のジャンルを特定するジャンルデータが含まれており、このジャンルデータに対応する背景映像データ90が、CR−ROM再生装置40により再生され、この再生された背景映像データ90は、映像制御回路45により、ビットイメージデータに展開される。
【0045】
そして、ビットイメージデータに展開された背景映像データ90および歌詞映像データは、映像制御回路45により合成される。この合成は、前述のように、背景映像200に歌詞映像202をスーパーインポーズしてCRT12、14に表示する形で行われる(図11参照)。また、曲の進行に合わせて帯状のテロップ映像204が歌詞映像202上に表示される。
一方、マイク81、または、マイク82から入力された音声は、音声信号となって音声制御回路44に入力され、上記音楽信号とミキシングされる。このミキシングされたミキシング信号は、アンプ16へ出力され、増幅された後にスピーカ83,83、スピーカ80,80へ出力され、両スピーカによって音楽信号および音声信号が再生される。
このように、利用者は、自分の選んだ曲をCRT12、14の画面に映し出された背景映像および歌詞映像を見ながらマイク81、または、マイク82を通して歌う(カラオケする)ことができる。
【0046】
次に、CRT12,14に表示される背景映像の中から気に入ったシーンを編集してオリジナルの背景映像を作る場合のCPU37の制御内容について図7を参照して説明する。
なお、背景映像データ90の構成は、それを説明する図5に示すように、映像データD1の前後には、アドレスデータDm,Dnが付されており、映像データD3の前後には、アドレスデータDm3,Dn3が付されている。
【0047】
いま、背景映像が再生されているとする。そして、記憶したいシーンが表示されたときに、送信器60のスタートボタン69が押されると(ステップ100)、その背景映像が記録されたCD−ROMのディスク番号を示すディスク番号データがRAM52に格納され、図6に示すように、スタートボタン69を押した時刻t1から5秒前に再生された背景映像データに付されているアドレスデータがスタートアドレスデータとしてRAM51に格納される(ステップ110)。
【0048】
上述のように、スタートボタン69を押した時刻t1から5秒前に再生された背景映像データに付されているアドレスデータをスタートアドレスデータとするのは、CRT12,14に表示される背景映像200を見ながら、気に入ったシーンの再生範囲を設定するため、その始まったシーンを気に入るか否かを判断する時間と、スタートボタン69を押す時間とで約5秒かかるためである。もし、スタートボタン69を押したときからの範囲設定とすると、気に入ったシーンの冒頭部分が欠けてしまうからである。
【0049】
続いて、送信器60の映像登録ボタン74のいずれかのキーが押されると(ステップ120)、その押されたキーに付されている番号をCRT12,14に表示するとともに、その番号を登録番号データとしてEEPROM54に格納し(ステップ130)、CRT12,14に「現在の映像を登録番号**に登録中」と表示する(ステップ140)。続いて、カラオケの演奏が終了していないことが判定され(ステップ150)、ストップボタン70が押されると(ステップ160)、そのストップボタン70を押した時刻t2が、図6(A)に示すように、上記スタートボタン69を押した時刻t1から25秒経過する前である場合には、スタートボタン69を押した時刻t1から25秒後の時刻に再生されている背景映像データに付されているアドレスデータをストップアドレスデータとしてRAM51に格納する(ステップ170)。
【0050】
つまり、図6(B)に示すように、スタートボタン69を押した時刻t1の5秒前から30秒単位(請求項8に記載の所定の時間単位)で背景映像を記憶するようにプログラムされている。
これは、編集する背景映像が、複数のディスクにまたがる場合には、ディスクチェンジを行う時間として最大約25秒必要とし、その時間を確保しないと、次の背景映像を再生する場合に、ディスクチェンジが間に合わずに、背景映像が表示されない空白時間が発生してしまうからである。
したがって、図6(B)に示すように、ストップボタン70を押した時刻t2が、スタートボタン69を押したときの最初の30秒を経過した以降である場合には、そのスタートボタン69を押した時刻t2が属する区間の30秒が経過した時のアドレスがストップアドレスとなる。
【0051】
また、スタートアドレスからストップアドレスまでの背景映像再生時間TAを演算し、その背景映像再生時間TAを示す背景映像再生時間データをRAM51に格納する(ステップ170)。
このようにして格納された各データは、図9に示すように、登録番号、ディスク番号、スタートアドレス、ストップアドレスおよび背景映像再生時間TAから構成される登録テーブル92としてEEPROM54に記憶される。
なお、経過時間は、RTC41によりカウントされる。
【0052】
そして、上記ステップ100ないしステップ170の処理は、カラオケの演奏が終了するまで(ステップ180)続けることができる。
つまり、カラオケの演奏が終了するまでは、その再生されている背景映像の中の気に入ったシーンの再生範囲を複数記憶することができる。
また、次の演奏時に再生された背景映像にも気に入ったシーンがある場合には、上記同様にそのシーンの再生範囲を記憶しておくことにより、自分だけのオリジナルの背景映像を編集することができる。
【0053】
次に、上記制御により、EEPROM54に記憶されている登録番号の背景映像を読み出してCRT12,14に表示する場合のCPU37の制御内容について図8を参照して説明する。
なお、ここでは、送信器60の映像選択モードボタン72が押されているものとする。
まず、選曲が終了し(ステップ200)、送信器60の映像選択モードボタン72が押されていると(ステップ210)、CRT12,14に「映像登録ボタンを押して下さい」と表示する(ステップ220)。
【0054】
そして、送信器60の映像登録ボタン74の1〜15のキーのうち、表示したい背景映像の再生範囲が記憶されているキーが押されると(ステップ230)、その押されたキーの番号に対応する登録番号をCRT12,14に表示するとともに、その登録番号を示す登録番号データがRAM38に一時保存される(ステップ240)。続いて、送信器60の設定ボタン71が押され、上記一時保存された登録番号データに対応する背景映像の読出しが確定すると(ステップ250)、上記RAM38に一時保存された登録番号データに対応するディスク番号、スタートアドレスデータ、ストップアドレスデータおよび背景映像再生時間データをEEPROM54の登録テーブル92から読出す(ステップ260)。
【0055】
続いて、その読出した背景映像再生時間データにより示される背景映像再生時間TAが、曲データの再生時間TB以上である場合には、上記読出した登録番号に対応するディスク番号のディスクを選択し、そのディスクの上記読出されたスタートアドレスデータからストップアドレスデータまでの背景映像を再生する(ステップ280)。
【0056】
一方、背景映像再生時間TAが曲データ再生時間TBより短い場合には、曲データに含まれるジャンルデータを読み出してRAM38に一時保存し、上記読出した登録番号のディスクの再生が終了した後に、RAM38に一時保存されたジャンルデータに基づいて、そのジャンルデータにより示されるジャンルに対応するディスクを選択し、そのディスク内から1つの背景映像がランダムに選択して再生する(ステップ290)。
【0057】
つまり、気に入った背景映像の再生時間の方が、曲の演奏時間よりも短い場合には、気に入った背景映像の再生終了後に、ジャンルデータに基づいて背景映像を選択して再生することにより、CRTに表示されている背景映像が途中で消えてしまうのを防止する。
なお、ステップ290では、ディスクチェンジの時間を考慮して、気に入った背景映像の再生終了の30秒前から、ジャンルデータに基づく背景映像の再生の準備を開始し、背景映像が途切れないように制御する。
以上のように、本実施形態のカラオケ装置によれば、自分が気に入って登録した背景映像を見ながら歌うことができるため、より一層楽しく歌うことができる。
【0058】
また、気に入った背景映像を複数登録している場合には、上記ステップ240では、押された分の複数の登録番号を格納し、ステップ260では、格納された複数の登録番号についての各データを読出し、ステップ270では、読出された複数の登録番号の各背景映像再生時間TAの合計時間が、曲データ再生時間TB以上であるかを判定する。
これによれば、1曲歌う中でも、色々な背景映像を見ながら歌うことができるため、飽きが来ることなく楽しく歌うことができる。
【0059】
なお、上記実施形態では、気に入った背景映像を記憶する手段として、その背景映像に付されているアドレスデータを用いて記憶する手段を説明したが、HDD(ハードディスクドライブ)、または、DVD(デジタル ビデオ ディスク)−RAMを用いて、記憶したい背景映像そのものを記憶する手段(請求項5に記載の再生範囲設定手段)を用いることもできる。
この手段を用いる場合は、スタートボタン69を押した時刻t1より5秒前から30秒間単位で背景映像を記録する。
【0060】
ところで、CPU37により実行されるステップ100ないしステップ180が、本発明の再生範囲設定手段として機能し、ステップ200ないしステップ290が背景映像再生手段として機能する。また、ステップ290が、請求項9に係る背景映像再生手段として機能する。さらに、ステップ130およびステップ240が、本発明の識別情報表示手段として機能する。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、複数の背景映像のうち、再生する範囲を所望の範囲に設定して再生することができるため、気に入った背景映像を再生することができる。
特に、本発明をカラオケ装置に適用した場合には、気に入った背景映像を見ながら歌うことができるため、従来のものより、より一層楽しく歌うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明第1実施形態のカラオケ装置の主要構成を示す外観説明図である。
【図2】 (a)は、カラオケ装置に備えられた制御装置の前面パネルの説明図であり、(b)は、制御装置の背面パネルの説明図である。
【図3】 カラオケ装置に備えられた送信器の説明図である。
【図4】 制御装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図5】 背景映像データ90の構成を示す説明図である。
【図6】 (A)は、ストップボタン70を押した時刻t2が、スタートボタン69を押した時刻t1から25秒以内である場合を説明する説明図であり、(B)は、スタートボタン69を押した時刻t1から5秒前から30秒単位で背景映像の再生範囲を設定する様子を示す説明図である。
【図7】 背景映像の再生範囲を設定して記憶する場合のCPU37の制御内容を示すフローチャートである。
【図8】 記憶されている再生範囲に基づいて背景映像を再生する場合のCPU37の制御内容を示すフローチャートである。
【図9】 登録テーブルの説明図である。
【図10】 CD−ROM再生装置40に収容されたCD−ROMの説明図である。
【図11】 CRT12に表示された背景映像200および歌詞映像202の説明図である。
【符号の説明】
10 カラオケ装置
12、14 CRT
16 アンプ
20 制御装置
31 電話回線
37 CPU
40 CD−ROM再生装置
43 ハードディスクメモリ
44 音声制御回路
45 映像制御回路
60 送信器
74 映像登録ボタン
81、82 マイク
84 ホストコンピュータ
90 背景映像データ
200 背景映像
202 歌詞映像

Claims (8)

  1. 楽曲情報記録手段と、背景映像記録手段と、楽曲情報再生手段と、背景映像再生手段と、入力手段と、制御手段と、記憶手段とを備えた楽音再生装置であって、
    楽曲情報記録手段は、楽曲に対応した複数の楽曲情報を記憶し、
    背景映像記録手段は、複数の背景映像を記憶し、
    楽曲情報再生手段は、制御手段の制御にしたがって楽曲情報を再生し、
    背景映像再生手段は、制御手段の制御にしたがって背景映像を再生し、
    入力手段は、楽曲の選択と、映像情報の開始、終了を指定可能とし、
    制御手段は、登録処理と、再生処理を行い、
    登録処理は、背景映像の再生時、開始指定が行われた場合には当該背景映像の開始点を設定すると共に、終了指定が行われた場合には当該背景映像の終了点を設定し、当該背景映像における開始点と終了点の範囲を登録背景映像として登録し、
    再生処理は、選択された楽曲に対応する楽曲情報を再生させると共に、登録された登録背景映像を再生させる楽音再生装置。
  2. 登録処理は、開始指定が行われた場合には、その時点から所定時間前を開始点とする請求項1に記載の楽音再生装置。
  3. 登録処理は、開始点と終了点の範囲の背景映像を記憶することで登録する請求項1に記載の楽音再生装置。
  4. 入力手段は、識別情報の指定を可能とし、
    登録処理は、登録時に指定された識別情報に対応付けて登録背景映像の登録を行い、
    再生処理は、楽曲選択時に指定された少なくとも1つの識別情報に対応する登録背景映像を順次再生させる請求項1−3のいずれか1に記載の楽音再生装置。
  5. 登録処理は、終了指定が行われた場合には、開始点から所定時間単位の時点を終了点として設定する請求項1−4のいずれか1に記載の楽音再生装置。
  6. 背景映像は、楽曲に対応し、
    再生処理は、登録背景映像の再生時間が楽曲情報の再生時間よりも短い場合には、登録背景映像の再生終了後、楽曲に対応する背景映像を再生させる請求項1−5のいずれか1に記載の楽音再生装置。
  7. 入力手段は、遠隔操作手段である請求項1−6のいずれか1に記載の楽音再生装置。
  8. 登録処理では、指定された識別情報を表示手段に表示させる請求項3−7のいずれか1に記載の楽音再生装置。
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