JP3921736B2 - カラオケ用の背景映像再生装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、歌詞を示す歌詞テロップと、この歌詞テロップの背景に表示する背景映像とをモニタテレビに表示してカラオケを行うカラオケ装置において上記背景映像を再生する装置として好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記カラオケ装置としては、たとえば、曲データを保有するサーバーから通信回線を介して曲データを受信し、この受信した曲データを再生する、いわゆる通信カラオケ装置が知られている。
この通信カラオケ装置には、選曲、曲データの受信および再生などを行う曲データ再生装置、曲の演奏およびマイクミキシングなどを行うアンプ、このアンプから出力される信号を音として再生するスピーカ、背景映像を再生する動画プレーヤ、歌詞テロップおよび背景映像を表示するモニタテレビ、マイクロフォンなどが備えられている。
【0003】
動画プレーヤには、複数の背景映像が記憶されたCD−ROMが複数枚(たとえば、4枚)内蔵されており、1つの背景映像の再生時間は、背景映像によって異なるが、たとえば、30秒である。また、各背景映像は、それぞれ曲のジャンル(たとえば、32のジャンル)と対応付けて記憶されており、各背景映像には、ジャンルを示すジャンルデータが付されている。
たとえば、港に停泊する船を映した映像の中に和服の女性が登場する背景映像や、同じく港に停泊する船を映した映像中に男女が登場する背景映像などには、それぞれ「演歌一般」というジャンルを示すジャンルデータが付されている。
また、曲データは、曲の演奏部分を示す演奏データ、歌詞テロップを示す歌詞テロップデータ、曲のジャンルを示すジャンルデータなどから構成されており、演奏データは、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)データで構成されている。
【0004】
そして、上記構成のカラオケ装置では、動画プレーヤは、曲データに含まれるジャンルデータに対応するジャンルデータが付された複数の背景映像の中から1つの背景映像をランダムに選択して再生する。この動画プレーヤにより再生された背景映像は、モニタテレビに表示される。動画プレーヤは、背景映像の選択および再生を曲の演奏が終了するまで繰り返し実行する。たとえば、演奏する曲の再生時間が4分であり、1つの背景映像の再生時間が30秒であるとすると、上記選択および再生を同一ジャンルにおいて8回繰り返し、計8個の背景映像が順次モニタに表示される。
【0005】
また、曲データ再生装置は、選曲された曲を示す曲データをサーバーから受信し、この受信した曲データに含まれるMIDIデータをMIDI音源に書込み、MIDI音源から発生する信号は、アンプおよびスピーカにより再生される。さらに、曲データ再生装置は、曲データに含まれる歌詞テロップデータを映像信号に変換し、この変換された映像信号は、モニタテレビに歌詞テロップとして表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、背景映像は、曲の内容に合ったものを曲ごとに設定するのが理想的であるが、1枚のCD−ROMが動画を再生できる時間は、最大でも74分程度であるため、総ての曲(たとえば、15,000曲)のそれぞれに専用の背景映像を設定するのは困難である。
そこで、従来は、上述のように、選曲された曲のジャンルに属する複数の背景映像の中から所定の背景映像をランダムに選択して再生することにより、なるべく同じ背景映像が再生されないように工夫している。たとえば、ある演歌が選曲された場合に、「演歌一般」というジャンルデータが付された複数の背景映像の中から背景映像をランダムに選択し、たとえば、港に停泊する船を映した映像の中に和服の女性が登場する背景映像が繰り返し再生されないようにしている。
【0007】
しかし、そのような工夫をしても、1つのジャンルに属する曲数に対して背景映像の数が少ないため、同じジャンルの曲を何回か歌ううちに、同じ背景映像が再生される頻度が高くなる。たとえば、ある演歌を歌う場合に、港に停泊する船を映した映像の中に和服の女性が登場する背景映像が繰り返し再生される場合がある。
つまり、上記従来の動画プレーヤでは、同じジャンルの曲の再生回数が増加すると、同じ背景映像が再生される頻度が高くなるため、カラオケをする者が飽きるという問題がある。
また、たとえば1万曲を超えるような多数の曲の中において、曲とそれほどマッチしない背景映像が選択されることもある。
なお、そのような問題を解決するために、動画プレーヤに内蔵されたCD−ROMの枚数を増やすことも考えられるが、かなりの枚数を必要とするため、装置の複雑化およびコストアップを招くことから望ましくない。
【0008】
そこで、本発明は、背景映像情報記憶手段の数を増加させることなく、同じジャンルの曲を繰り返し歌った場合であっても同じ背景映像が再生される頻度を低くすることができるカラオケ用の背景映像再生装置の実現を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、カラオケ用の曲を再生する曲再生手段が前記曲を1曲再生する間に所定時間の背景映像を複数再生するカラオケ用の背景映像再生装置であって、
前記背景映像を再生するための背景映像情報と、前記背景映像情報を特定するためのファイル名とが対応付けて記憶された背景映像情報記憶手段と、
前記曲のジャンルを特定するためのジャンル特定情報と、前記背景映像情報記憶手段に記憶されている背景映像1つ当りをその内容に基いて特定するための複数個の内容特定情報とを含む再生指示情報と、前記ファイル名とが対応付けて記憶された背景映像ファイルテーブルと、前記曲再生手段が前記曲を1曲再生する間に所定時間の背景映像を複数再生するための複数の前記再生指示情報を背景映像の再生順に登録する再生指示テーブルと、前記背景映像情報記憶手段から背景映像情報を読出す制御回路とを備えており、前記背景映像ファイルテーブルに記憶された異なるジャンルの複数のファイル名には、共通の内容特定情報を含む再生指示情報がそれぞれ対応付けられており、前記ジャンル特定情報には、検索処理において検索に用いる優先順位として第1位が設定されており、かつ、前記複数個の内容特定情報には、第2位以下の優先順位がそれぞれ設定されており、前記制御回路は、再生する背景映像の種類および再生順序を指示する再生方法指示コマンドを前記曲再生手段から受信すると、その受信した前記再生方法指示コマンドに含まれる前記複数の再生指示情報を再生順に前記再生指示テーブルに登録する第1登録処理と、背景映像の再生開始を指示する再生開始コマンドを前記曲再生手段から受信すると、前記再生指示テーブルの所定の再生順位に登録されているジャンル特定情報および複数個の内容特定情報(以下、登録特定情報という)の総てと対応付けられたファイル名を前記背景映像ファイルテーブルから検索する第1検索処理と、前記第1検索処理によりファイル名が検索されなかった場合に、前記登録特定情報の中から前記優先順位の低い順に内容特定情報を1個減らし、その減らした状態の登録特定情報と対応付けられたファイル名を前記背景映像ファイルテーブルから検索し、検索されなかった場合は、直前の検索で用いた前記登録特定情報の中から前記優先順位の低い順に内容特定情報を1個ずつ減らしながら検索する処理をファイル名が検索されるまで繰り返す第2検索処理と、前記第2検索処理によりファイル名が検索されなかった場合に、前記登録特定情報のジャンル特定情報と対応付けられたファイル名を前記背景映像ファイルテーブルから検索する第3検索処理と、前記第1ないし第3検索処理により検索されたファイル名をファイルリストに登録する第2登録処理と、前記第2登録処理により前記ファイルリストに登録されたファイル名の中から1つのファ イル名をランダムに選択する選択処理と、前記選択処理により選択されたファイル名と対応付けられた背景映像情報を前記映像情報記憶手段から読出す読出処理とを実行し、前記第1ないし第3検索処理、第2登録処理、選択処理および読出処理を、前記再生指示テーブルに登録されている各再生指示情報に対して再生順に実行することを特徴とするカラオケ用の背景映像再生装置という技術的手段を採用する。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
請求項に記載の発明では、請求項1に記載のカラオケ用の背景映像再生装置において、背景映像情報記憶手段に記憶されている前記背景映像には、特定のが再生される場合にのみ再生される映像を示す特定映像が含まれているという技術的手段を採用する。
【0014】
【0015】
【作用】
請求項1および請求項に記載の発明では、カラオケ用の曲を再生する曲再生手段が曲を1曲再生する間に所定時間の背景映像を複数再生し、再生される各背景映像はそれぞれランダムに選択される。
【0016】
【0017】
【0018】
また、背景映像ファイルテーブルに記憶された異なるジャンルの複数のファイル名には、共通の内容特定情報を含む再生指示情報がそれぞれ対応付けられているため、同じ背景映像を異なるジャンルで再生することができる。
【0019】
たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、港に停泊する船を映した映像の中に和服の女性が登場する背景映像に対して「港/船」という内容の一部を示す内容特定情報に、和服の女性が登場するという内容の一部を示す「和服」という内容特定情報を追加して対応付けておくと、曲再生手段は、「港/船」および「和服」のいずれかの内容特定情報に基づいて上記背景映像を選択することができる。
つまり、演歌以外のジャンルにおいて、和服の女性が登場する背景映像を再生したい場合には、「和服」という内容特定情報に基づいて上記背景映像を選択して再生することができる。
従って、同じジャンルの曲を繰り返し歌った場合であっても同じ背景映像が同じ再生順序で再生される頻度を低くすることができるため、カラオケをする者が飽きることがない。
しかも、背景映像情報記憶手段の数を増加する必要がない。
【0020】
また、ジャンル特定情報には、検索処理において検索に用いる優先順位として第1位が設定されており、かつ、複数個の内容特定情報には、第2位以下の優先順位がそれぞれ設定されている
つまり、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、ある背景映像に「演歌一般」「港/船」「和服」という3つの特定情報が対応付けられている場合に、その背景映像は、3つの特定情報の総てを指定した場合を最優先して選択され、2番目には「演歌一般」「港/船」という2つの特定情報を指定した場合に選択され、3番目には「演歌一般」という1つの特定情報を指定した場合に選択されるように優先順位を設定する。
これにより、「演歌一般」「港/船」「和服」という3つの条件が揃った背景映像を再生するのか、もしくは、和服の女性が登場するシーンが含まれているか否かにかかわらず、「演歌一般」「港/船」という2つの条件が揃った背景映像を再生するのかなど、背景映像を用いる目的に応じて使い分けることができる。
【0021】
さらに、請求項に記載の発明では、背景映像情報記憶手段に記憶されている背景映像には、特定のが再生される場合にのみ再生される映像を示す特定映像が含まれている
たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように特定のたるアニメーションの主題歌を歌う場合には、そのアニメーション以外のアニメーションの背景映像を再生しても意味がないため、特定映像たる上記アニメーションの背景映像を背景映像情報記憶手段たるDVDに記憶させておき、選曲されたアニメーションに対応するアニメーションの映像をDVDから読出して再生する。
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のカラオケ用の背景映像再生装置の一実施形態について図を参照して説明する。
なお、以下の実施形態では、カラオケ用の背景映像再生装置として、曲データを保有するサーバーと通信回線で接続され、そのサーバーから通信回線を介して曲データを受信して再生する、いわゆる通信カラオケ装置に用いられる背景映像再生装置を代表に説明する。また、その背景映像再生装置として、DVD(Digital Video Disc)を再生するDVDプレーヤを代表に説明する。
【0024】
まず、本実施形態のDVDプレーヤが備えられたカラオケ装置の主要構成について、それを示す図1を参照して説明する。
図1に示すように、カラオケ装置10には、歌詞を示す歌詞テロップ、歌詞テロップの背景に表示する背景映像、選曲番号を示す映像などを表示するモニタテレビ(以下、モニタと略称する)12と、歌唱者用のモニタ14とが備えられている。また、カラオケ装置10には、本発明の背景映像情報たる背景映像データが記憶されたDVDを再生するDVDプレーヤ6が備えられている。
【0025】
さらに、カラオケ装置10には、カラオケ用の曲(以下、曲と略称する)の選曲と、選曲された曲の歌詞テロップおよび曲の演奏部分を示す演奏データなどから構成される曲データの通信ケーブル15を介しての受信、曲の再生の予約、ならびに、モニタ12,14に表示される映像の切替え、合成などを行う装置(以下、コマンダと称する)20と、マイクロフォン17,18とが備えられている。
【0026】
また、カラオケ装置10には、マイクロフォン17,18から入力される音声と曲とのミキシング、音声と曲との音量バランス、エコー調整、ディレイ調整、ミキシング信号の増幅、演奏される曲の音程制御(キーコントロール)、高音、低音の制御(トーンコントロール)などを行うアンプ16と、このアンプ16から出力される増幅信号を音として再生する1組のスピーカ13,13と、コマンダ20を遠隔操作する送信器70とが備えられている。
【0027】
次に、コマンダ20の構成および機能について図2を参照して説明する。
図2(A)は、コマンダ20の前面パネルの説明図であり、同図(B)は、コマンダ20の背面パネルの説明図である。
図2(A)に示すように、コマンダ20の前面パネルには、選曲する曲の選曲番号の入力などを行うための0〜9のボタンからなるテンキー21と、選曲を確定するための選曲ボタン22とが設けられており、テンキー21の上方には、選曲された曲の選曲番号を6桁の数字でLED表示する選曲番号表示体23が設けられている。
【0028】
また、選曲番号表示体23の左方には、演奏が予約されている曲の数をLED表示する予約曲数表示体24が設けられており、その下方には、予約の取消を行うための取消しボタン25と、演奏を停止させる演奏停止ボタン26と、歌っている途中で最初から歌い直すための歌い直しボタン27と、予約曲の間に割り込んで予約するための割り込みボタン28とが設けられている。さらに、前面パネルの左上には、送信器70から送信される光信号を受信する受信部38が設けられており、左下には、コマンダ20の電源を立ち上げる電源ボタン39が設けられている。
【0029】
また、テンキー21の右方には、演奏のキーを低くするフラットキー29と、キーを標準にする標準キー30と、キーを高くするシャープキー31とが設けられており、それらキーの下方には、ボーカルのメロディーラインの音量を設定するボーカルボタン32と、2コーラス目までを再生する2コーラスカットボタン33と、曲の後奏部分をカットする後奏カットボタン34とが設けられている。さらに、それらボタンの下方には、カラオケを行うモードとカラオケを行わないモードとに切り替えるカラオケ切替ボタン35と、通信ケーブル15を介して入力されるデータを曲データからBGM、有線放送、テレビ放送などに切り替える入力切替ボタン36と、モニタ12,14の表示をサーバーなどが提供しているサービス情報の表示に切り替えるサービスボタン37とが設けられている。
【0030】
また、図2(B)に示すように、コマンダ20の背面パネルには、各地域に設置されたサーバー2(図3参照)と通信を行うための通信ケーブル15を接続する通信端子40が設けられており、この通信端子40の右側には、DVDプレーヤ6の制御回路63(図4参照)に接続されたプラグ68を接続するためのコネクタ69が設けられている。このコネクタ69の右側には、DVDプレーヤ6の映像出力端子67(図4参照)を接続するための映像入力端子58が設けられている。この映像入力端子58の右側には、モニタ12の映像入力端子(図示省略)と接続される映像出力端子42と、モニタ14の映像入力端子(図示省略)と接続される映像出力端子43とが設けられており、この映像出力端子43の右側には、アンプ16の音声入力端子と接続するための音声出力端子41が設けられている。
【0031】
次に、上記コマンダ20の制御系の構成について図3および図6(A)を参照して説明する。
図3は、コマンダ20の制御系の主要構成をブロックで示す説明図であり、図6(A)は、曲データの主要構成をブロックで示す説明図である。
最初に、曲データの主要構成について図6(A)を参照して説明する。
曲データ130は、再生する背景映像の種類や再生順序などの再生スケジュールを指示する再生方法指示コマンド160、歌詞テロップ(字幕)を示す歌詞テロップデータ132、曲の演奏部分を示す演奏データ133などから構成される。演奏データ133は、MIDIデータで構成される。
【0032】
次に、コマンダ20の制御系の主要構成について図3を参照して説明する。
コマンダ20には、選曲、サーバー2に対する曲データ130の送信要求、曲データ130の受信、DVDプレーヤ6に対する各種コマンドの送信、曲の演奏順序の予約、音声制御、映像制御などをプログラムにしたがって行うCPU45が備えられている。また、CPU45には、CPU45により実行されるプログラムなどが記憶されたROM46と、受信した曲データ130、送信器70から送信されたデータ、選曲された曲の選曲番号を示す選曲番号データ、予約された曲の選曲番号データなどを一時保存するためのRAM47とが接続されている。
【0033】
また、CPU45には、歌詞テロップを構成する文字、選曲番号、カラオケ装置10の動作状態などを示す文字をモニタ12,14に表示するためのフォントデータが記憶されたフォントROM44と、このフォントROM44から読出され、ビットマップデータに展開されたデータを一時記憶するビデオRAM48と、サーバー2から通信ケーブル15および通信端子40を介して曲データ130を受信するための通信用モデム49とが接続されている。さらに、CPU45には、タイマ53のカウントにしたがって曲データ130に含まれる演奏データ133を構成するMIDIデータをMIDI音源52へ書き込む制御を行うシーケンサ51と、MIDI音源52から出力される音源信号を入力してアンプ16により増幅可能な信号に変換する音声制御回路50が接続されている。
【0034】
また、CPU45には、DVDプレーヤ6との間でコマンドなどの入出力を行うためのインターフェース59が接続されている。さらに、CPU45には、DVDプレーヤ6からインターフェース59を介して入力された背景映像信号をモニタ12,14により表示するための表示信号に変換したり、ビデオRAM48から出力されるビットマップデータを歌詞テロップに変換したりする映像制御回路54が接続されている。映像制御回路54は、モニタ12の表示画面を説明する図18に示すように、背景映像300の中に歌詞テロップ302がスーパーインポーズされるように制御を行う。また、映像制御回路54は、曲の進行にしたがって歌詞テロップの色を変える制御も行う。
【0035】
また、CPU45には、受信部38により受信された光信号をデジタル信号に変換する変換回路55と、制御装置20の前面パネルに設けられた各種ボタンを押したときに点灯するLED、選曲番号表示体23および予約曲数表示体24へ表示信号を出力する表示回路56と、上記各種ボタンを押したときに発生するスイッチング信号を入力する入力回路57とが接続されている。
【0036】
次に、DVDプレーヤ6の構成および機能について、それをブロックで示す図4を参照して説明する。
DVDプレーヤ6には、背景映像を示す背景映像データが記憶されたDVD61Aから背景映像データを読出すDVDドライブ61と、同じく背景映像データが記憶されたDVD62Aから背景映像データを読出すDVDドライブ62とが内蔵されている。両DVDドライブ61、62には、図示しないディスク回転用のモータ、モータ駆動回路、ディスク面に光線を照射してディスクに記憶された背景映像データを読取る読取ヘッドなどがそれぞれ設けられている。
なお、DVD61AおよびDVD62Aが、本発明の背景映像情報記憶手段に相当する。
【0037】
また、DVDプレーヤ6には、DVD61A、62Aから読出された背景映像データを一時記憶するバッファメモリ65と、バッファメモリ65から出力されるMPEGデジタルデータ(背景映像データ)を入力してアナログの背景映像信号に変換するMPEGデコーダ回路66とが内蔵されている。
さらに、DVDプレーヤ6には、DVD61A、DVD62Aから背景映像データを読出す制御などを行うCPU64を備えた制御回路63と、映像管理テーブル用メモリ60とが内蔵されている。映像管理テーブル用メモリ60には、DVD61A、62Aに記憶されている背景映像データのファイル名をジャンルおよびキーワードと対応付けてテーブル形式で記憶して管理する背景映像ファイルテーブル(図8参照)などが記憶される。背景映像ファイルテーブルは、DVD61A、または、62Aに記憶されており、DVDプレーヤ6の電源が立ち上げられた際に読出され、映像管理テーブル用メモリ60に記憶される
【0038】
DVD61A、62Aには、それぞれ多くの(たとえば、32,000個)背景映像がMPEG2ビデオ方式で圧縮されて記憶されている。また、各背景映像は、演歌、ポップスなど、曲のジャンル別に記憶されており、1つの背景映像の再生時間は背景映像ごとに異なるが、たとえば、30秒である。ここで、MPEGとは、Moving Picture Experts Groupの略であり、動画像およびこれに関連するオーディオなどの情報圧縮の国際標準規格を指す。
なお、本実施形態では、映像管理テーブル用メモリ60には、RAMなどの書換可能な記憶媒体が用いられる。
【0039】
ここで、映像管理テーブル用メモリ60の記憶内容について図7ないし図13を参照して説明する。
映像管理テーブル用メモリ60には、図8に示す背景映像ファイルテーブル100が記憶されている。背景映像ファイルテーブル100には、背景映像のジャンル、および背景映像の内容の一部を示すキーワードを特定するジャンルキーワード数値101と、背景映像のファイル名を示すファイル名データ102と、背景映像の再生時間を秒単位で示す再生時間データ103とが対応付けてテーブル形式で複数組設定されている。
【0040】
ジャンルキーワード数値101は、16進数で登録されており、そのビット構成を説明する図10(A)に示すように、0ビットから3ビットまでが第2キーワードを示し、4ビットから7ビットまでが第1キーワードを示し、8ビットから11ビットまでがジャンルを示す。
たとえば、ジャンルキーワード数値101が「020H」の背景映像は、ジャンルが「0」であり、第1キーワードが「2」であり、第2キーワードが「0」である背景映像である。
【0041】
ジャンルの「0」は、ジャンル名、数値および分類との対応関係を説明する図10(B)に示すように、ジャンル名が「A」で「演歌一般」という分類に属することを示し、第1キーワードの「2」は、ジャンルAと第1キーワードとの対応関係を説明する図11(A)に示すように、「港/船」というキーワードであることを示す。
つまり、ジャンルキーワード数値101が「020H」である背景映像の中には、港に停泊する船が登場するシーンが存在することを示す。
また、第2キーワードの「0」は、第1キーワード「港/船」に対する第2キーワードの割り当てを説明する図12(A)に示すように、「和服」というキーワードであることを示す。
【0042】
つまり、ジャンルキーワード数値101が「020H」である背景映像の中には、港に停泊する船が登場するシーンに加えて、和服の女性が登場するシーンが存在することを示す。
なお、図11(B)は、ジャンルDと第1キーワードとの対応関係を示す説明図であるが、その他のジャンルについても図示しないが同様に第1キーワードとの対応関係が定められている。また、図12(B)は、第1キーワード「田舎」に対する第2キーワードの割り当てを示す説明図であり、同図(C)は、第1キーワード「雑踏」に対する第2キーワードの割り当てを示す説明図であるが、その他の第1キーワードについても図示しないが同様に第2キーワードとの対応関係が定められている。
【0043】
以上のように、背景映像ファイルテーブル100には、1つのファイル名に対して3つの特定情報が対応付けて登録されている。このため、従来のように、ジャンルという大きな概念で背景映像を指定することもできる他、ジャンルにキーワードを加えることにより、同じジャンルの中の特定の背景映像を指定することもできる。
なお、上記ジャンルを示す「0」が本発明のジャンル特定情報に、第1キーワードの「2」および第2キーワードの「0」が本発明の内容特定情報にそれぞれ相当する。
【0044】
また、映像管理テーブル用メモリ60には、図9(A)に示す番組情報ファイルテーブル110が記憶されている。ここに、番組情報とは、アニメーションや映画など、アニメーションや映画の主題歌を歌う場合にのみ再生される背景映像を意味し、本発明の特定映 に相当する。番組情報ファイルテーブル110には、番組番号データ111と、ファイル名データ112と、再生時間データ113とが対応付けてテーブル形式で複数組設定されている。番組番号データ111は、上記ジャンルキーワード数値101と同様に16進数で設定されており、その構成は、ジャンルキーワード数値101と同じである。
【0045】
たとえば、番組番号データ111が「236H」で特定される背景映像は、番組情報の割り当てを説明する図13に示すように、「加山雄二映画」という映画の背景映像である。また、番組番号データ111が「28AH」で特定される背景映像は、「鉄人アトム」というアニメーションの背景映像である。さらに、番組番号データ111が「FFEH」で特定される背景映像は、「札幌時計台」を映した背景映像である。
【0046】
さらに、映像管理テーブル用メモリ60には、図9(B)に示す親ジャンルテーブル120が記憶されている。ここに、親ジャンルとは、図10(B)に示したAからPまでの各ジャンルが属する大きなジャンルを意味する。親ジャンルテーブル120には、ジャンル分類およびその数値を示すジャンル分類データ121と、親ジャンルおよびその数値を示す親ジャンルデータ122とが対応付けてテーブル形式で設定されている。
たとえば、ジャンル分類データ121が「A(0)」で示されるジャンルは、「B(1)」という親ジャンルに属する。
つまり、図10(B)に示すように、「A(0)」なる演歌一般というジャンルは、「B(1)」なる演歌冬という親ジャンルに属する。
【0047】
そしてさらに、映像管理テーブル用メモリ60には、図7に示す再生指示テーブル90が記憶されている。ここに、再生指示テーブルとは、ある曲が選曲された場合に選択される背景映像および再生順序を設定するテーブルを意味する。つまり、背景映像の再生スケジュールを意味する。
再生指示テーブル90は、再生順序を示す順序データ91と、再生指示内容を示す再生指示データ92とが対応付けて設定されている。再生指示テーブル90に登録される再生指示データ92は、サーバー2からコマンダ20へ送信される曲データ130を構成する再生方法指示コマンド160に含まれており、コマンダ20からDVDプレーヤ6へ送信される。そのコマンドの構成を図6(D)から(F)に示す。
【0048】
図6(D)は、ジャンルおよびキーワードにより背景映像を特定するコマンドの構成を示し、同図(E)は、番組番号により番組情報を示す背景映像を特定するコマンドの構成を示し、同図(F)は、ジャンルおよびキーワードと、番組番号とにより、ジャンルおよびキーワードにより特定される背景映像、および番組番号により特定される背景映像を混在させて特定するコマンドの構成を示す。各コマンドは、ASCIIコードで表され、アルファベット26文字、数字、幾つかの記号文字で構成される。「PROG」は、再生指示テーブル90への登録指示を意味し、[CR]は、コマンドの終わりを意味する。
【0049】
図6(D)に示す再生方法指示コマンド160は、「PROG:G020:G02A:G310[CR]」という再生指示方法を示している。ここで、1文字目の「G」は、Gに付されている3桁の数字が、ジャンルおよびキーワードを指定するものであることを示し、2〜4文字目の3桁の数字は、ジャンルおよびキーワードを示す。
再生方法指示コマンド160は、コマンダ20からDVDプレーヤ6へ送信され、再生方法指示コマンド160に示される各データは、図7(A)に示すように先頭のデータ「G020」から順番に再生指示テーブル90に登録される。
【0050】
ここに、「020」は、ジャンルが「演歌一般」であり(図10(B)参照)、第1キーワードが「港/船」であり(図11(A)参照)、第2キーワードが「和服」(図12(A)参照)で特定される背景映像を指定することを示す。また、「02A」は、ジャンルが「演歌一般」であり、第1キーワードが「港/船」であり、第2キーワードが「建物」で特定される背景映像を指定することを示す。さらに、「310」は、ジャンルが「ミドルテンポポップス」であり、第1キーワードが「雑踏」であり(図11(B)参照)、第2キーワードが「外国」(図12(C)参照)で特定される背景映像を指定することを示す。
【0051】
つまり、図7(A)に示す再生指示テーブルに登録された再生スケジュールにより、最初に「演歌一般・港/船・和服」で特定される背景映像が再生され、2番目に「演歌一般・港/船・建物」で特定される背景映像が再生され、3番目に「ミドルテンポポップス・雑踏・外国」で特定される背景映像が再生される。
【0052】
また、図6(E)に示すコマンド170は、「PROG:P28A[CR]」という再生指示方法を示している。ここで、1文字目の「P」は、Pに付されているデータが、番組番号を指定するものであることを示す。コマンド170も、コマンダ20からDVDプレーヤ6へ送信され、コマンド170に示されるデータは、図7(B)に示すように再生指示テーブル90に登録される。ここに、「28A」は、「鉄人アトム」というアニメーションの背景映像を指定することを示す(図13参照)。
つまり、図7(B)に示す再生指示テーブル90に登録された再生指示方法により、「鉄人アトム」というアニメーションの背景映像が再生される。
【0053】
さらに、図6(F)に示すコマンド180は、「PROG:G020:P236:G313:PFFE[CR]」という再生指示方法を示している。コマンド180も、コマンダ20からDVDプレーヤ6へ送信され、コマンド180に示される各データは、図7(C)に示すように先頭のデータ「G020」から順番に再生指示テーブル90に登録される。ここに、「020」は、「演歌一般・港/船・和服」で特定される背景映像を指定することを示し、「236」は、「加山雄二映画」という映画の背景映像を指定することを示し(図13参照)、「313」は、「ミドルテンポポップス・雑踏・男女」で特定される背景映像を指定することを示し、「FFE]は、「札幌時計台」を映した背景映像を指定することを示す。
つまり、図7(C)に示す再生指示テーブル90に登録された再生指示方法により、最初に「演歌一般・港/船・和服」で特定される背景映像が再生され、2番目に「加山雄二映画」という映画の背景映像が再生され、3番目に「ミドルテンポポップス・雑踏・男女」で特定される背景映像が再生され、4番目に「札幌時計台」を映した背景映像が再生される。
【0054】
次に、送信器70の構成についてその外観を示す図5を参照して説明する。
図5に示すように、送信器70の上面上方には、選曲番号をバックライト付きの液晶で表示する選曲番号表示部71が設けられており、その下方には、コマンダ20のカラオケ切替ボタン35と同じ作用をするカラオケ切替ボタン72と、コマンダ20の入力切替ボタン36と同じ作用をする外部映像ボタン73と、サーバー2が用意しているテレビゲームを行う状態に切替えるゲームボタン74とが設けられている。
【0055】
また、それらボタンの下方には、曲間や曲の再生終了後に拍手や歓声の音を再生するように設定するための拍手ボタン75と、コマンダ20に設けられたキーと同じ作用をするフラットキー76と、シャープキー77とが設けられており、それらの下方には、コマンダ20に設けられたものと同じ作用をするテンキー78と、選曲ボタン79と、演奏停止ボタン80と、歌い直しボタン81と、取り消しボタン82と、割り込みボタン83とが設けられている。さらに、割り込みボタン83の右には、ボーカルメロディーの音量を小さくするマイナスボタン84と、音量を大きくするプラスボタン85とが設けられている。
なお、上記各ボタン、または、キーを押すと、その押されたボタン、または、キーの種類を示す光信号が、送信器70の先端に形成された送信窓86から送信される。
【0056】
次に、カラオケ装置10の一連の動作について図14ないし図17を参照して説明する。
図14は、選曲から曲が演奏されるまでのCPU45の処理内容を示すフローチャートであり、図15は、コマンダ20から送信されたコマンドの解析処理を行うためにDVDプレーヤ6のCPU64により実行されるコマンド解析タスクのフローチャートである。図16は、CPU64により実行されるDVDを再生するためのDVD再生タスクのフローチャートであり、図17は、図16のステップ300において実行される再生ファイル選択の処理内容を示すフローチャートである。
【0057】
まず、カラオケ装置10の利用者が、送信器70の発信窓86をコマンダ20に向けて歌いたい曲の選曲番号に対応するテンキー78を押すと、その押す毎にテンキー78に対応する数字が選曲番号表示部71,23およびモニタ12,13に順次表示される。
続いて、最後の数字のテンキー78を押してから選曲ボタン79を押すと、選曲が終了したと判定され(ステップ100)、その選曲された曲の曲データ130の送信を要求するリクエスト信号が通信ケーブル15を介してサーバー2へ送信される(ステップ120)。
【0058】
そして、サーバー2は、複数の曲データが記憶されたハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)11から上記リクエスト信号に示される選曲番号に対応する曲データ130を検索して読出し、その読出された曲データ130は、通信ケーブル15を介してコマンダ20の通信端子40を経て通信用モデム49により受信される(ステップ140)。続いて、その受信された曲データ130は、通信用モデム49から出力され、RAM47に一時保存される(ステップ160)。続いて、RAM47から曲データ130が読出され(ステップ180)、この読出された曲データ130に含まれる再生方法指示コマンド160は、インターフェース59を介してDVDプレーヤ6へ送信される(ステップ200)
【0059】
ここで、コマンダ20から送信されるコマンドを解析するためにCPU64が実行するコマンド解析タスクの内容を図15を参照して説明する。
CPU64は、DVDプレーヤ6の電源が立ち上げられたとき、DVD61A、62Aから、背景映像ファイルテーブル100、番組情報ファイルテーブル110および親ジャンルテーブル120を読出し、それらの読出された各テーブルを映像管理テーブル用メモリ60に記憶させる(ステップ202)。
【0060】
続いて、CPU64は、図16に示すタスクB(DVD再生タスク)を起動させる(ステップ204)。続いて、コマンダ20から送信されたコマンドを受信し(ステップ206)、その受信したコマンドの種類が、再生方法指示コマンド160、背景映像の再生開始を指示する再生開始コマンド140および背景映像の再生停止を指示する再生停止コマンド150(図6(C)参照)のうち、いずれのコマンドであるかを判定する(ステップ208)。ここでは、受信したコマンドは、再生方法指示コマンド160であるため、ステップ210へ進む。
ステップ210では、受信した再生方法指示コマンド160により示される再生指示内容(G020:G02A:G310)を再生指示テーブル90に登録する(図7(A)参照)。
【0061】
次に、CPU45から再生開始コマンド140(図6(B)参照)がDVDプレーヤ6へ送信されると(図14のステップ400)、CPU64は、その送信されたコマンド140を受信し(図15のステップ206)、その受信したコマンドの種類を判定する(ステップ208)。ここでは、受信したコマンドは、再生開始コマンド140であるためステップ212へ進み、再生開始メッセージがタスクBに送られる。
【0062】
次に、CPU64により実行されるタスクBについて図16を参照して説明する。
まず、CPU64は、バッファメモリ65の記憶内容を消去し(ステップ216)、再生開始メッセージが受信されたかが判定される(ステップ218)。ここでは、再生開始メッセージを受信しているため、ステップ300へ進む(ステップ218:Yes)。ステップ300では、再生する背景映像のファイルを選択する処理(再生ファイル選択処理)が実行される。
【0063】
次に、CPU64により、実行される再生ファイル選択処理について図17を参照して説明する。
CPU64は、再生指示テーブル90(図7(A))の1番目に登録されているデータの1文字目が「P」であるか「G」であるかを判定し、「P」である場合はステップ326へ進み、「G」である場合はステップ304へ進む。ここでは、図7(A)に示すように、1文字目は「G」であるためステップ304へ進み、2文字目以降の3桁が示す「020」が背景映像ファイルテーブル100に登録されていないか検索する。
【0064】
続いて、その検索の結果、「020」と同じ3桁があった場合は(ステップ306:Yes)、その3桁「020」が一致する総てのファイル名をテンポラリファイルリストに登録する(ステップ308)。ここに、テンポラリファイルリストとは、上記検索の結果、読出されたファイル名を登録するために映像管理テーブル用メモリ60に設定されたリストを意味する。ここでは、「020」と一致するファイル名は、図8の背景映像ファイルテーブル100に示すように、「5896.VOB」および「0A89.VOB」の2つ存在するため、その2つのファイル名がテンポラリファイルリストに登録される(ステップ308)。
【0065】
そして、テンポラリファイルリストに登録された2つのファイル名から1つのファイル名をランダムに選択し、この選択したファイル名を映像管理テーブル用メモリ60に再生中ファイルとして登録する(ステップ328)。
一方、ステップ304において、「020」と一致するファイル名を検索できなかった場合は(ステップ306:No)、2文字目以降2桁の「02」と一致するファイル名を検索し(ステップ310)、「02」と一致するファイル名が存在する場合は(ステップ312:Yes)、そのファイル名をテンポラリファイルリストに登録する(ステップ314)。
【0066】
たとえば、背景映像ファイルテーブル100には、3桁が「020」と一致するファイル名が登録されていないとすると、「02」と一致する「022H」から「02AH」までのジャンルキーワード数値に対応付けられた「1236.VOB」から「6789.VOB」までの計9個のファイル名がテンポラリファイルリストに登録される。そして、それらのファイル名の中から1つのファイル名がランダムに選択され、この選択されたファイル名が再生中ファイルとして登録される。
また、ステップ310において、「02」と一致するファイル名を検索できなかった場合は(ステップ312:No)、3文字目1桁の「0」と一致するファイル名を検索し(ステップ316)、「0」と一致するファイル名が存在する場合は(ステップ318:Yes)、そのファイル名をテンポラリファイルリストに登録する(ステップ320)。
【0067】
たとえば、背景映像ファイルテーブル100には、2桁が「02」と一致するファイル名が登録されていないとすると、「0」と一致する「050H」から「054H」までのジャンルキーワード数値に対応付けられた「8959.VOB」から「E458.VOB」までの計3個のファイル名がテンポラリファイルリストに登録される。そして、それらのファイル名の中から1つのファイル名がランダムに選択され、この選択されたファイル名が再生中ファイルとして登録される。
さらに、ステップ316において、「0」と一致するファイル名を検索できなかった場合は(ステップ318:No)、1桁目の「0」に対応する親ジャンルの中から1つのファイル名をランダムに選択し(ステップ322)、テンポラリファイルリストに登録する(ステップ324)。
【0068】
つまり、「0」で示されるジャンル「A」に対応する親ジャンルは、「B」であるから(図9(B)参照)、親ジャンル「B」に属するファイル名の中から1つのファイル名をランダムに選択してテンポラリファイルリストに登録し、その登録されたファイル名を再生中ファイルとして登録する。
このように、再生指示データの3桁の数字と一致するジャンルキーワード数値101を有するファイル名が存在しない場合は、2桁の数字と一致ジャンルキーワード数値101を有するファイル名を検索し、さらに2桁の数字と一致するジャンルキーワード数値101を有するファイル名が存在しない場合は、1桁の数字と一致するジャンルキーワード数値101を検索することができる。
つまり、各背景映像には、指定される優先順位が設定されている。
【0069】
したがって、再生指示データの3桁の数字と一致する背景映像が記憶されていない場合であっても、ジャンルおよび第1キーワードが一致する背景映像、または、ジャンルが一致する背景映像の中から1つの背景映像を選択できるため、背景映像が再生されないという事態を防止できる。
ここでは、ステップ328において、テンポラリファイルリストに登録されたファイル名から「5896.VOB」のファイル名が選択されて再生中ファイルとして登録されたものとする。
【0070】
そして、CPU64は、再生中ファイルとして登録されたファイル名「5896.VOB」に対応する背景映像データをDVD61A、または、DVD62Aから読出し、この読出した背景映像データをバッファメモリ65に転送する(図16のステップ220)。続いて、その転送された背景映像データは、バッファメモリ65に一時保存された後に、MPEGデコーダ回路66へ出力され、このMPEGデコーダ回路66によって背景映像信号に変換される。
読出した背景映像データをバッファメモリ65に一時保存するのは、MPEGデコーダ回路66が背景映像データを映像信号に変換する速度よりも、DVDドライブが背景映像データを読出す速度の方が速く、MPEGデコーダ回路66のデータ変換が背景映像データの読出に追従できないことから、所定量の背景映像データが背景映像信号に変換されるまで、読出された背景映像データを一時保存するためである。
【0071】
そして、MPEGデコーダ回路66から出力された背景映像信号は、映像出力端子67を介してコマンダ20の映像入力端子58を経て映像制御回路54に入力される。この入力された映像信号は、映像制御回路54により、モニタ12,14に表示するための映像信号に変換され、映像出力端子42,43を介してモニタ12,14へ出力され、図18に示すように、背景映像300が表示される。ここでは、上記ランダムに選択されたファイル名に対応付けられたジャンルキーワード数値101は、「020」であるから、「演歌一般・港/船・和服」で特定される背景映像がモニタ12,14に表示される。また、ファイル名「5896.VOB」に対応付けられた再生時間データ103は、30秒であるため(図8参照)、上記背景映像は、モニタ12,14に30秒間表示される。
【0072】
続いて、ファイル名が「5896.VOB」の背景映像データの読出が終了すると(ステップ222:Yes)、ステップ224へ進み、最後の背景映像データの読出が終了したかが判定される。ここでは、まだ1番目の背景映像データの読出が終了しただけであり、残る2つの背景映像データの読出が終了していないため、ステップ224では否定判定され、ステップ300へ戻る。そして、再生指示テーブル90の2番目に登録されている再生指示データ「G02A」に対して上記ステップ302ないしステップ328を実行し、ステップ328において再生中ファイルに登録されたファイル名の背景映像データが再生される。
【0073】
ここでは、2番目の再生指示データは、「G02A」であるから、背景映像ファイルテーブル100から「F565.VOB」および「6789.VOB」の2つのファイル名がテンポラリファイルリストに登録され、そのうちの1つのファイル名が再生中ファイルに登録され、再生される(ステップ216〜ステップ222)。この場合、ジャンルキーワード数値101は、「02A」であるから、「演歌一般・港/船・建物」で特定される背景映像がモニタ12,14に表示される。
【0074】
そして、上記2番目の背景映像データの読出が終了すると(ステップ222:Yes)、ステップ300に戻り(ステップ224:No)、再生指示テーブル90に登録されている3番目(最後)の再生指示データ「G310」に対してステップ302ないしステップ328を実行し、ステップ328で再生中ファイルに登録されたファイル名の背景映像データを再生する(ステップ216〜ステップ222)。この場合、「310」に対応付けられたファイル名は「7C56.VOB」であるから、この「7C56.VOB」に対応する背景映像データが読出されて再生される。モニタ12,14には、「310」により示される「ミドルテンポポップス・雑踏・外国」の背景映像が表示される。
【0075】
そして、上記3番目に読出された背景映像データは、最後の背景映像データであるため、ステップ216へ戻り(ステップ224:Yes)、バッファメモリ65の記憶内容を消去し、コマンダ20から送信されるコマンドの受信を待つ(ステップ218)。
このように、曲ごとに背景映像の種類および再生順序を特定することができるため、同じジャンルの曲を歌っても、同じ背景映像が再生されないようにすることができる。
つまり、従来は、選曲を行うと、曲データに含まれているジャンルデータにより示されるジャンルに属する背景映像の中からランダムに選択して再生することしかできなかったため、たとえば、演歌を繰り返し歌ううちに、同じ背景映像が繰り返し再生される頻度が高かったが、上記のように背景映像および再生順序を詳細に特定できるため、同じ背景映像が繰り返し再生される頻度を低くすることができる。
【0076】
ところで、再生指示テーブル90に登録された再生指示データに基づいて最後の背景映像を再生するまでの過程を説明したが、実際には、最初の背景映像が再生される際に曲が演奏され、歌詞テロップがモニタ12,14に表示される。
以下、曲データ130を構成する歌詞テロップデータ132および演奏データ133(図6(A))の再生などについて図14を参照して説明する。
コマンダ20のRAM47から読出された曲データ130に含まれる演奏データ133を構成するMIDIデータは、シーケンサ51に取り込まれ、タイマ53のカウントにしたがってMIDI音源52に書き込まれる。そして、MIDI音源52から出力される音源信号は、音声制御回路50へ出力され、アンプ16により増幅可能な音楽信号に変換され、この変換された音楽信号は、アンプ16へ出力される。そして、その出力された音楽信号は、アンプ16で設定された音量に増幅された後にスピーカ13,13へ出力され、スピーカ13,13によって演奏音として再生される(ステップ500)。
【0077】
また、曲データ130に含まれる歌詞テロップデータ132に対応するフォントデータが、フォントROM44から読み出され、この読出されたフォントデータはビットマップデータに展開され、ビデオRAM48に保存される。続いて、そのビットマップデータは、映像制御回路54へ出力されるとともに、その映像制御回路54により、モニタ12,14に表示可能な表示信号に変換され、図18に示すように、モニタ12,14に歌詞テロップ302が表示される。(ステップ520)
【0078】
また、マイクロフォン17,18から入力された音声信号は、アンプ16において上記音楽信号とミキシングされ、このミキシングされたミキシング信号は、音声出力端子41からアンプ16へ出力される。そして、その出力されたミキシング信号は、アンプ16で設定された音量に増幅された後にスピーカ13,13へ出力され、スピーカ13,13によってミキシング音として再生される。
つまり、利用者は、自分の選んだ曲をモニタ12,14の画面に映し出された背景映像300および歌詞テロップ302を見ながらマイクロフォン17、または、マイクロフォン18を通して歌う(カラオケする)ことができる。
【0079】
そして、曲データ130の再生が終了すると(ステップ540:Yes)、背景映像の再生停止を指示する再生停止コマンド150(図6(C))がDVDプレーヤ6へ送信される(ステップ560)。DVDプレーヤ6は、再生停止コマンド150を受信すると(図15のステップ206)、コマンドの種類を再生停止コマンドであると判定し(ステップ208)、再生停止メッセージをタスクBに送る(ステップ214)。続いて、CPU64は、タスクBにおいて、再生停止メッセージを受け取ったことを判定し、再生ファイルのデータの読出しを中止する(ステップ225:No)。
【0080】
一方、CPU45は、RAM47に予約された選曲番号データが記憶されているかを判定し(図14のステップ580)、記憶されている場合は(ステップ580:Yes)、その記憶されている選曲番号データをRAM47から読出し(ステップ600)、ステップ100ないしステップ580を実行して予約曲を再生する。
【0081】
以上のように、本実施形態のDVDプレーヤ6によれば、背景映像に複数の特定情報を対応付けておくことにより、曲ごとに背景映像および再生順序を細かく指定でき、その指定通りに背景映像を再生できるため、同じジャンルの曲を繰り返し歌った場合に同じ背景映像が再生される頻度を低くすることができる。
したがって、カラオケをする者が飽きることがない。
【0082】
なお、上記実施形態では、第1および第2キーワードの2つのキーワードにより、背景映像を特定する構成を説明したが、第3キーワードを対応付けるなど、計3つのキーワード、または、4つ以上のキーワードを対応付ける構成にすることもできる。
また、上記実施形態では、カラオケ用の背景映像再生装置として、カラオケ装置に備えられたDVDプレーヤを代表に説明したが、CD−ROMを再生するCD−ROMプレーヤなど、DVD以外の記憶媒体を再生するカラオケ用の背景映像再生装置にも本発明を適用できることは勿論である。
【0083】
ところで、CPU64により実行されるステップ210(図15)が本願の請求項1に記載の第1登録処理として、ステップ304,306(図17)が第1検索処理として、ステップ310,312,316,318が第2検索処理として、ステップ322が第3検索処理としてそれぞれ機能する。また、ステップ308,314,320,324が第2登録処理として、ステップ322,328が選択処理として、ステップ220(図16)が読出処理としてそれぞれ機能する。
また、コマンダ20、アンプ16およびスピーカ13,13が、曲再生手段に相当する。
【0084】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、同じジャンルの曲を繰り返し歌った場合であっても同じ背景映像が同じ再生順序で再生される頻度を低くすることができるため、カラオケをする者が飽きることがない。
しかも、背景映像情報記憶手段の数を増加する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施形態のカラオケ装置の外観説明図である。
【図2】 (A)は、カラオケ装置に備えられたコマンダの前面パネルの説明図であり、(B)は、コマンダの背面パネルの説明図である。
【図3】 コマンダの制御系の構成をブロックで示す説明図である。
【図4】 DVDプレーヤの構成および機能をブロックで示す説明図である。
【図5】 カラオケ装置に備えられた送信器の説明図である。
【図6】 (A)は曲データの主要構成をブロックで示す説明図であり、(B)は再生開始コマンドの構成を表す説明図であり、(C)は再生停止コマンドの構成を表す説明図であり、(D)〜(F)はそれぞれ再生方法指示コマンドの構成を表す説明図である。
【図7】 (A)〜(C)は、再生指示テーブルの構成を示す説明図である。
【図8】 背景映像ファイルテーブルの構成を示す説明図である。
【図9】 (A)は番組情報ファイルテーブルの構成を示す説明図であり、(B)は親ジャンルテーブルの構成を示す説明図である。
【図10】 (A)はジャンルキーワード数値のビット構成を示す説明図であり、(B)はジャンル名、数値および分類との対応関係を示す説明図である。
【図11】 (A)はジャンルAと第1キーワードとの対応関係を示す説明図であり、(B)はジャンルAと第1キーワードとの対応関係を示す説明図である。
【図12】 (A)は第1キーワード「港/船」に対する第2キーワードの割り当てを示す説明図であり、(B)は第1キーワード「田舎」に対する第2キーワードの割り当てを示す説明図であり、(C)は第1キーワード「雑踏」に対する第2キーワードの割り当てを示す説明図である。
【図13】 番組情報の割り当てを示す説明図である。
【図14】 CPU45により実行される選曲から予約曲の再生までの制御内容を示すフローチャートである。
【図15】 CPU64により実行されるコマンド解析タスクを示すフローチャートである。
【図16】 CPU64により実行されるDVD再生タスクを示すフローチャートである。
【図17】 CPU64により実行される再生ファイル選択の処理内容を示すフローチャートである。
【図18】 モニタ12の表示画面を説明する説明図である。
【符号の説明】
6 DVDプレーヤ
10 カラオケ装置
13 スピーカ
12,14 モニタ
15 通信ケーブル
16 アンプ
17,18 マイク
20 コマンダ
45,64 CPU
60 映像管理テーブル用メモリ
61,62 DVDドライブ
61A,62A DVD
70 送信器
90 再生指示テーブル
100 背景映像ファイルテーブル
110 番組情報ファイルテーブル
120 親ジャンルテーブル
130 曲データ
140 再生開始コマンド
150 再生停止コマンド
160,170 再生方法指示コマンド
180 再生方法指示コマンド
300 背景映像
302 歌詞テロップ

Claims (2)

  1. カラオケ用の曲を再生する曲再生手段が前記曲を1曲再生する間に所定時間の背景映像を複数再生するカラオケ用の背景映像再生装置であって、
    前記背景映像を再生するための背景映像情報と、前記背景映像情報を特定するためのファイル名とが対応付けて記憶された背景映像情報記憶手段と、
    前記曲のジャンルを特定するためのジャンル特定情報と、前記背景映像情報記憶手段に記憶されている背景映像1つ当りをその内容に基いて特定するための複数個の内容特定情報とを含む再生指示情報と、前記ファイル名とが対応付けて記憶された背景映像ファイルテーブルと、
    前記曲再生手段が前記曲を1曲再生する間に所定時間の背景映像を複数再生するための複数の前記再生指示情報を背景映像の再生順に登録する再生指示テーブルと、
    前記背景映像情報記憶手段から背景映像情報を読出す制御回路とを備えており、
    前記背景映像ファイルテーブルに記憶された異なるジャンルの複数のファイル名には、共通の内容特定情報を含む再生指示情報がそれぞれ対応付けられており、
    前記ジャンル特定情報には、検索処理において検索に用いる優先順位として第1位が設定されており、かつ、前記複数個の内容特定情報には、第2位以下の優先順位がそれぞれ設定されており、
    前記制御回路は、
    再生する背景映像の種類および再生順序を指示する再生方法指示コマンドを前記曲再生手段から受信すると、その受信した前記再生方法指示コマンドに含まれる前記複数の再生指示情報を再生順に前記再生指示テーブルに登録する第1登録処理と、
    背景映像の再生開始を指示する再生開始コマンドを前記曲再生手段から受信すると、前記再生指示テーブルの所定の再生順位に登録されているジャンル特定情報および複数個の内容特定情報(以下、登録特定情報という)の総てと対応付けられたファイル名を前記背景映像ファイルテーブルから検索する第1検索処理と、
    前記第1検索処理によりファイル名が検索されなかった場合に、前記登録特定情報の中から前記優先順位の低い順に内容特定情報を1個減らし、その減らした状態の登録特定情報と対応付けられたファイル名を前記背景映像ファイルテーブルから検索し、検索されなかった場合は、直前の検索で用いた前記登録特定情報の中から前記優先順位の低い順に内容特定情報を1個ずつ減らしながら検索する処理をファイル名が検索されるまで繰り返す第2検索処理と、
    前記第2検索処理によりファイル名が検索されなかった場合に、前記登録特定情報のジャンル特定情報と対応付けられたファイル名を前記背景映像ファイルテーブルから検索する第3検索処理と、
    前記第1ないし第3検索処理により検索されたファイル名をファイルリストに登録する第2登録処理と、
    前記第2登録処理により前記ファイルリストに登録されたファイル名の中から1つのファイル名をランダムに選択する選択処理と、
    前記選択処理により選択されたファイル名と対応付けられた背景映像情報を前記映像情報記憶手段から読出す読出処理とを実行し、
    前記第1ないし第3検索処理、第2登録処理、選択処理および読出処理を、前記再生指示テーブルに登録されている各再生指示情報に対して再生順に実行することを特徴とするカラオケ用の背景映像再生装置
  2. 前記背景映像情報記憶手段に記憶されている背景映像には、特定のが再生される場合にのみ再生される映像を示す特定映像が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のカラオケ用の背景映像再生装置
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