JPH1169228A - 楽音再生装置 - Google Patents
楽音再生装置Info
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- JPH1169228A JPH1169228A JP9238909A JP23890997A JPH1169228A JP H1169228 A JPH1169228 A JP H1169228A JP 9238909 A JP9238909 A JP 9238909A JP 23890997 A JP23890997 A JP 23890997A JP H1169228 A JPH1169228 A JP H1169228A
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- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
るカラオケ装置を実現する。 【解決手段】 CPUは、利用者が選択した港の映像を
背景映像としてモニタに表示するとともに、港で聞こえ
る音を効果音として再生する(ステップ162、16
4)。そして、時間T1になったタイミングで(ステッ
プ166、168)海上を走るボートの映像を第2背景
映像データとして港の映像の中に合成して表示し(ステ
ップ170)、ボートの走る音を第2効果音として再生
する(ステップ172)。以降、第2背景映像の再生を
終了した数mが、選択映像再生テーブルに登録された選
択映像の登録数nになるまで第2背景映像および第2効
果音を再生する(ステップ166〜178)。
Description
される楽曲を示す楽曲情報を再生する楽音再生装置であ
って、楽曲の歌詞を示す歌詞テロップと、この歌詞テロ
ップの背景になる背景映像とをテレビ画面に表示してカ
ラオケを行うカラオケ装置として好適なものに関する。
ータを保有するサーバーと通信回線により接続されてお
り、サーバーから曲データを受信して再生する、いわゆ
る通信カラオケ装置が知られている。このカラオケ装置
では、選曲された曲番号の曲データの送信要求を示すリ
クエスト信号がカラオケ装置からサーバーへ送信され、
サーバーは、受信したリクエスト信号に示される曲番号
の曲データを記憶装置から検索し、この検索された曲デ
ータを上記リクエスト信号を送信したカラオケ装置へ送
信する。
データを再生する。その曲データは、曲の演奏部分を示
すMIDI(Musical Instrument Digital Interface)デ
ータ、歌詞テロップを示す歌詞テロップデータ、曲のジ
ャンルを特定するジャンルデータなどから構成されてお
り、MIDIデータは、上記カラオケ装置に備えられた
MIDI音源、アンプおよびスピーカなどにより再生さ
れ、歌詞テロップデータは、歌詞テロップとしてテレビ
画面に表示される。また、歌詞テロップの背景に表示さ
れる背景映像は、カラオケ装置に備えられたCD−RO
Mプレーヤにより再生され、テレビ画面に表示される。
背景映像は、曲のジャンルと対応付けてCD−ROMに
記憶されており、CD−ROMプレーヤは、曲データの
ジャンルデータにより示されるジャンルに属する複数の
背景映像の中から背景映像をランダムに選択して再生す
る。
のでは、再生する背景映像を選択するのはCD−ROM
プレーヤであり、楽音再生装置を利用する者は、カラオ
ケ装置が一方的に提供する背景映像を専ら見るだけとい
う受け身的な存在であるため、今一つ面白みに欠けると
いう問題がある。また、CD−ROMに記憶できる背景
映像の数には限度があり、同じジャンルの曲を繰り返し
て歌ううちに、同じ背景映像が再生される頻度が高くな
るため、背景映像を見る者が飽きるという問題がある。
きて飽きの来ない背景映像を再生できる楽音再生装置の
実現を目的とする。
成するため、請求項1に記載の発明では、楽音により構
成される楽曲を示す楽曲情報を再生するとともに、その
楽曲情報により示される楽曲の歌詞を示す歌詞映像およ
びその歌詞映像の背景に表示する背景映像を表示する楽
音再生装置において、前記楽曲情報の再生に合わせて歌
う歌唱者を撮影する歌唱者撮影手段と、前記楽曲情報が
再生される際に表示される背景映像が記憶された背景映
像記憶手段と、この背景映像記憶手段に記憶された背景
映像の中から所定の背景映像を選択する背景映像選択手
段と、この背景映像選択手段により選択された背景映像
を表示する背景映像表示手段と、この背景映像表示手段
により表示される背景映像の中に、前記歌唱者撮影手段
により撮影された歌唱者を示す歌唱者映像を表示可能な
歌唱者映像表示手段とが備えられたという技術的手段を
採用する。
載の楽音再生装置において、前記背景映像表示手段に
は、前記背景映像が表示されている際に、所定のタイミ
ングで第2の背景映像を前記背景映像の中に表示する第
2の背景映像表示手段が備えられたという技術的手段を
採用する。
は請求項2に記載の楽音再生装置において、前記背景映
像表示手段には、前記背景映像に対応する効果音を前記
楽曲情報が再生される際に再生する効果音再生手段が備
えられたという技術的手段を採用する。
は請求項3に記載の楽音再生装置において、前記第2の
背景映像が表示される際に、その第2の背景映像に対応
する第2の効果音を再生する第2の効果音再生手段が備
えられたという技術的手段を採用する。
し請求項4のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記背景映像および歌唱者映像は、デジタルの映像
データにより構成されてなるという技術的手段を採用す
る。
し請求項5のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記背景映像、歌唱者映像および第2の背景映像の
うち、少なくとも背景映像および第2の背景映像は、立
体映像であるという技術的手段を採用する。
唱者撮影手段は、楽曲情報の再生に合わせて歌う歌唱者
を撮影する。楽曲情報が再生される際に表示される背景
映像が記憶された背景映像記憶手段に記憶された背景映
像の中から所定の背景映像を背景映像選択手段によって
選択する。そして、その選択された背景映像は、背景映
像表示手段により表示され、歌唱者映像表示手段は、背
景映像表示手段により表示される背景映像の中に、歌唱
者撮影手段により撮影された歌唱者を示す歌唱者映像を
表示する。つまり、背景映像選択手段により所定の背景
映像を選択できることに加えて、さらにその選択した背
景映像の中に歌唱者映像を表示することができる。した
がって、自分の好きな背景映像を選択することができる
ため、その選択ができないものよりも飽きが来ない。し
かも、自分の選択した背景映像の中に自分の歌っている
映像を表示できるため、あたかも表示された背景映像の
中で自分が歌っているような雰囲気を出すことができる
ため、面白みを増して歌うことができる。
景映像表示手段により表示される背景映像に対応する効
果音を楽曲情報が再生される際に再生する効果音再生手
段が備えられているため、背景映像のみを表示して音を
出さない場合よりも、背景映像をリアルなものにするこ
とができることから、より一層面白みを増して歌うこと
ができる。たとえば、後述する発明の実施の形態に記載
するように、背景映像選択手段により港の映像を選択し
た場合に、効果音として汽笛の音を再生することができ
るため、港で歌っているリアルな雰囲気を出すことがで
きる。
景映像表示手段には、背景映像が表示されている際に、
所定のタイミングで第2の背景映像を背景映像の中に表
示する第2の背景映像表示手段が備えられているため、
上記背景映像選択手段により選択した背景映像のみを表
示する場合よりも背景映像を変化に富んだ面白いものに
することができる。たとえば、後述する発明の実施の形
態に記載するように、背景映像選択手段により港の映像
を選択した場合に、所定のタイミングで第2の背景映像
たるボートの映像を登場させることができるため、港の
映像のみを表示する場合よりも変化に富んだ面白い背景
映像にすることができる。
2の背景映像表示手段により第2の背景映像が表示され
る際に、その第2の背景映像に対応する第2の効果音を
再生する第2の効果音再生手段が備えられているため、
第2の背景映像をリアルなものにすることができる。た
とえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、
背景映像選択手段により港の映像を選択した場合に所定
のタイミングで第2の背景映像たるボートの映像をボー
トの走る音と共に登場させることができるため、ボート
の映像のみを表示する場合よりも、より一層リアルで面
白い背景映像にすることができる。
記背景映像および歌唱者映像をデジタルの映像データに
より構成することにより、歌唱者映像を背景映像の中に
違和感なく融合させることができる。つまり、背景映像
および歌唱者映像をアナログの映像データにより構成
し、背景映像の中に歌唱者映像を表示した場合は、歌唱
者映像と背景映像との境界線が存在することが分かって
しまうため違和感が出るが、両映像をデジタルの映像デ
ータにより構成することにより、歌唱者映像を背景映像
の一部に違和感なく融合させることができるため、いか
にも背景映像の中で歌唱者が歌っている雰囲気を出すこ
とができる。
上記背景映像、歌唱者映像および第2の背景映像のう
ち、少なくとも背景映像および第2の背景映像を立体映
像とすることにより、それらの背景映像を平面映像とし
た場合よりもリアルさを増すことができる。
実施形態について図を参照して説明する。なお、以下の
実施形態では、楽音再生装置の一例として、曲データを
通信回線を介してサーバーから受信する、いわゆる通信
カラオケ装置(以下、カラオケ装置と略称する)を代表
に説明する。まず、本発明第1実施形態のカラオケ装置
の主要構成について図1を参照して説明する。図1は、
部屋に設置されたカラオケ装置を用いてカラオケをして
いる様子を示す説明図である。
れており、部屋1の壁2には、歌唱者3を撮影する本発
明の歌唱者撮影手段たるビデオカメラ4が取付けられて
いる。ビデオカメラ4は、歌唱者3がマイクロフォン1
7を持って図1に示す位置に立った場合に、歌唱者3の
全身を撮影できる位置に取付けられている。カラオケ装
置10には、歌詞を示す歌詞映像たる歌詞テロップ、歌
詞テロップの背景に表示する背景映像、ビデオカメラ4
により撮影された歌唱者3の歌う姿を示す歌唱者映像お
よび選曲番号を示す映像などを表示するモニタテレビ
(以下、モニタと略称する)12と、歌い手用のモニタ
14と、背景映像を示す背景映像データが記録されたD
VD(Digital Video Disc)を再生するDVDプレーヤ6
とが備えられている。
構成される楽曲たるカラオケ用の曲(以下、曲と略称す
る)の選曲および曲の再生の予約を行う選曲制御、選曲
された曲の楽曲情報たる曲データの送信要求を示すリク
エスト信号のサーバーへの送信、リクエスト信号により
示される曲に対応する曲データの受信などの通信制御、
ビデオカメラ4により撮影された歌唱者映像の再生、歌
唱者映像および背景映像の合成、モニタ12,14に表
示される映像の切替えなどの映像制御を行うコマンダ2
0が備えられている。
フォン17,18から入力される音声と曲とのミキシン
グ、音声と曲との音量バランス、エコー調整、ディレイ
調整、ミキシング信号の増幅、演奏される曲の音程制御
(キーコントロール)、高音、低音の制御(トーンコン
トロール)などを行うアンプ16と、このアンプ16か
ら出力される増幅信号を音として再生する1組のスピー
カ13,13と、コマンダ20を遠隔操作するリモコン
70とが備えられている。なお、スピーカ13,13
は、壁2の上方に間隔を置いて取付けられており、もう
一方のスピーカ13は、図示省略されている。
参照して説明する。図2(A)は、コマンダ20の前面
パネルの説明図、同図(B)は、コマンダ20の背面パ
ネルの説明図である。図2(A)に示すように、コマン
ダ20の前面パネルには、選曲する曲の選曲番号の入力
などを行うための0〜9のボタンからなるテンキー21
と、選曲を確定するための選曲ボタン22とが設けられ
ており、テンキー21の上には、選曲された曲の選曲番
号を6桁の数字でLED表示する選曲番号表示体23が
設けられている。
が予約されている曲の数をLED表示する予約曲数表示
体24が設けられており、その下には、予約の取消を行
うための取消しボタン25と、演奏を停止させる演奏停
止ボタン26と、歌っている途中で最初から歌い直すた
めの歌い直しボタン27と、予約曲の間に割り込んで予
約するための割り込みボタン28とが設けられている。
さらに、前面パネルの左上には、リモコン70から送信
される光信号を受光する受光部38が設けられており、
左下には、コマンダ20の電源を立ち上げる電源ボタン
39が設けられている。
するフラットキー29と、キーを標準にする標準キー3
0と、キーを高くするシャープキー31とが設けられて
おり、それらキーの下には、ボーカルのメロディーライ
ンの音量を設定するボーカルボタン32と、2コーラス
目までを再生する2コーラスカットボタン33と、曲の
後奏部分をカットする後奏カットボタン34とが設けら
れている。さらに、それらボタンの下には、カラオケと
BGM用とを切り替えるカラオケ切替ボタン35と、L
AN回線7を介して入力されるデータを曲データから有
線放送、テレビ放送などに切り替える入力切替ボタン3
6と、モニタ12,14の表示をサーバーなどが提供し
ているサービス情報の表示に切り替えるサービスボタン
37とが設けられている。
20の背面パネルには、LAN回線7を接続する通信端
子40が設けられており、この通信端子40の右方に
は、RS−232CケーブルなどによりDVDプレーヤ
6のコネクタ(図6に68で示す)と接続するためのコ
ネクタ51と、DVDプレーヤ6の映像出力端子(図6
に67で示す)を接続する映像入力端子58と、ビデオ
カメラ4の映像出力と接続される映像入力端子62とが
設けられている。さらに、映像入力端子62の右方に
は、モニタ12の映像入力端子と接続される映像出力端
子42と、モニタ14の映像入力端子と接続される映像
出力端子43と、アンプ16の音声入力端子と接続され
る音声出力端子41とが設けられている。
ついて図3および図4を参照して説明する。図3は、コ
マンダ20の制御系の主要構成をブロックで示す説明図
である。図4(A)は、曲データの主要構成をブロック
で示す説明図であり、同図(B)は、(A)に示す曲デ
ータの再生方法指示コマンドの構成をブロックで示す説
明図である。
(A)を参照して説明する。曲データ100は、再生す
る背景映像の種類や再生順序などの再生スケジュールを
指示する再生方法指示コマンド102、歌詞テロップを
示す歌詞テロップデータ104、曲の演奏部分を示す演
奏データ106などから構成される。演奏データ106
は、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)
データで構成される。再生方法指示コマンド102は、
図4(B)に示すように、「PROG:G020:G0
2A:・・・G023」というデータで構成されてお
り、PROG以下のデータは、再生を指示する背景映像
の種類を再生順に示す再生指示データである。
「G」の次の数字は、曲のジャンルを示し、その次の数
字は、ジャンルをキーワードにより細分化するための第
1キーワードを示し、その次の数字は、第2キーワード
を示す。たとえば、「G020」の「G」の次の「0」
は、演歌一般というジャンルを示し、その次の数字
「2」は、演歌一般というジャンルに属する背景映像の
うち、港に船が登場する背景映像を示し、その次の数字
「0」は、港に船が登場する背景映像のうち、和服を着
た女性が登場するシーンを有する背景映像を示す。
ついて図3を参照して説明する。コマンダ20には、選
曲、サーバー8に対するリクエスト信号の送信、曲デー
タ100の受信、DVDプレーヤ6に対する各種コマン
ドの送信、曲の演奏順序の予約、音声制御、映像制御な
どをプログラムにしたがって行うCPU45が備えられ
ている。CPU45には、このCPU45により実行さ
れる各種プログラムなどが記憶されたROM46と、サ
ーバー8から送信される曲データ100を受信するため
のLANボード49と、このLANボード49により受
信された曲データ100、リモコン70から送信される
コマンドデータ、選曲された曲の選曲番号を示す選曲番
号データ、予約された曲の選曲番号データなどを一時保
存するためのRAM47とが接続されている。
0を利用する者に対する各種メッセージ、歌詞テロップ
を構成する文字、選曲番号、カラオケ装置10の動作状
態などを示す文字をモニタ12,14に表示するための
フォントデータが記憶されたフォントROM44と、こ
のフォントROM44から読出され、ビットマップデー
タに展開されたデータを一時記憶するビデオRAM48
とが接続されている。さらに、CPU45には、ROM
46に記憶されているシーケンサプログラムにしたがっ
てMIDIデータを書込むMIDI音源52と、MID
I音源52から出力される音源信号を入力してアンプ1
6により増幅可能な信号に変換する音声制御回路50と
が接続されている。
が表示されてから第2の背景映像を表示するタイミング
を検出するためのタイマ53と、ビデオカメラ4からコ
ネクタ62を介して入力された2次元(2D)の歌唱者
映像信号を3次元(3D)の歌唱者映像信号に変換する
2D/3D変換回路63とが接続されている。さらに、
CPU45には、2D/3D変換回路63から出力され
る3D歌唱者映像データ、DVDプレーヤ6からコネク
タ51およびインターフェース59を介して入力される
背景映像信号などをモニタ12,14により表示するた
めの表示信号に変換したり、ビデオRAM48から出力
されるビットマップデータを文字映像に変換したりする
映像制御回路54が接続されている。
面を説明する図17に示すように、背景映像300の中
に歌詞テロップ302をスーパーインポーズして表示す
る制御、同図(B)に示すようにメインの背景映像30
0の中に第2の背景映像たる第2背景映像304を表示
する制御、図18(A)に示すように背景映像300の
中に歌唱者映像308を表示する制御、曲の進行にした
がって歌詞テロップ302の表示色を変える制御などを
行う。
受信された光信号をデジタル信号に変換する変換回路5
5と、制御装置20の前面パネルに設けられた各種ボタ
ンを押したときに点灯するLED、選曲番号表示体23
および予約曲数表示体24へ表示信号を出力する表示回
路56と、上記各種ボタンを押したときに発生するスイ
ッチング信号を入力する入力回路57とが接続されてい
る。
を示す図5を参照して説明する。リモコン70の上面上
方には、選曲番号をバックライト付きの液晶で表示する
選曲番号表示部71が設けられており、その下方には、
コマンダ20のカラオケ切替ボタン35と同じ作用をす
るカラオケ切替ボタン72と、コマンダ20の入力切替
ボタン36と同じ作用をする外部映像ボタン73と、サ
ーバー8が用意しているテレビゲームを行う状態に切替
えるゲームボタン74とが設けられている。
の再生終了後に拍手や歓声の音を再生するように設定す
るための拍手ボタン75と、コマンダ20に設けられた
キーと同じ作用をするフラットキー76と、シャープキ
ー77とが設けられており、それらの下方には、コマン
ダ20に設けられたものと同じ作用をするテンキー78
と、選曲ボタン79と、演奏停止ボタン80と、歌い直
しボタン81と、取り消しボタン82と、割り込みボタ
ン83とが設けられている。さらに、割り込みボタン8
3の右には、ボーカルメロディーの音量を小さくするマ
イナスボタン84と、音量を大きくするプラスボタン8
5とが設けられている。なお、テンキー78は、後述す
るようにAないしHの映像の分類を選択する場合にも用
いられる。
分の好きな背景映像を選択する場合に押す映像選択ボタ
ン86が設けられており、その下には、選択した背景映
像を確定するための確定ボタン87が設けられている。
さらに、確定ボタン87の下方には、ビデオカメラ4に
よる撮影の開始および停止を行うためのビデオカメラボ
タン88が設けられている。なお、上記各ボタン、また
は、キーを押すと、その押されたボタン、または、キー
の種類を示す光信号が、リモコン70の先端に形成され
た送信窓89から送信される。ところで、テンキー7
8、映像選択ボタン86および確定ボタン87が、本発
明の背景映像選択手段に対応する。
て、それをブロックで示す図6を参照して説明する。D
VDプレーヤ6には、ディスクD1を駆動するドライブ
装置AおよびディスクD2を駆動するドライブ装置Bの
2つのドライブ装置が内蔵されている。また、ドライブ
装置AおよびBには、図示しないディスク回転用のモー
タ、モータ駆動回路、ディスク面に半導体レーザ光を照
射してディスクに記憶された背景映像データを読取る読
取ヘッドなどがそれぞれ設けられている。ドライブ装置
AおよびBは、制御回路63に接続されており、制御回
路63には、ディスクD1、または、ディスクD2から
背景映像データなどを読出す読出制御などを行うCPU
64が設けられている。また、制御回路63には、CP
U64により実行される各種制御プログラムなどが記憶
されたROM61と、ディスクD1から読出された後述
する各種テーブル(図8、図9)を記憶するRAM62
とが接続されている。
1、または、ディスクD2から読出された背景映像デー
タ(MPEGデジタルデータ)を一時記憶するバッファ
メモリ65と、バッファメモリ65から出力された背景
映像データを入力してアナログの背景映像信号に変換す
るMPEGデコーダ回路66とが内蔵されている。さら
に、MPEGデコーダ回路66には、MPEGデコーダ
回路66から出力された背景映像信号をコマンダ20の
映像入力端子58へ出力するための映像出力端子67が
接続されており、制御回路63には、コマンダ20のコ
ネクタ51から送信された再生方法指示コマンド102
などを受信するためのコネクタ68が接続されている。
記憶内容について図7を参照して説明する。図7(A)
は、ディスクD1の記憶内容を示す説明図であり、同図
(B)は、ディスクD2の記憶内容を示す説明図であ
る。ディスクD1には、複数(たとえば、32,000
個)の背景映像を示す背景映像データを記憶する背景映
像ファイルD1aと、利用者が選択する立体の背景映像
(以下、選択映像と称する)を示す選択映像データを記
憶する選択映像ファイルD1bと、選択映像を表示する
際に再生する効果音を示す効果音データを記憶する効果
音ファイルD1cと、選択映像ファイルおよび効果音フ
ァイルのファイル名同士を対応付けて記憶する映像・効
果音テーブル130と、選択映像ファイルのファイル名
を再生順に登録する選択映像再生テーブル110と、再
生方法指示コマンド102により示される背景映像の再
生スケジュールを登録する再生方法指示テーブル120
とが記憶されている。
2,000個)の背景映像を示す背景映像データD2a
と、第2背景映像を示す第2背景映像データを記憶する
第2背景映像ファイルD2bと、第2背景映像を表示す
る際に再生する本発明の第2の効果音たる第2効果音を
示す第2効果音データを記憶する第2効果音ファイルD
2cとが記憶されている。背景映像データは、MPEG
2ビデオ方式で圧縮されてファイル形式で記憶されてい
る。また、各背景映像は、演歌、ポップスなど、曲のジ
ャンルに対応付けて記憶されており、1つの背景映像の
再生時間は、15秒、30秒など、背景映像により異な
る。なお、ディスクD1およびディスクD2が、本発明
の背景映像記憶手段に対応する。
について、その一部を示す図9を参照して説明する。映
像・効果音テーブル130には、AないしHの映像の分
類と、各分類のそれぞれに属する選択映像のファイル名
と、効果音のファイル名と、各選択映像のそれぞれに属
する第2背景映像のファイル名と、第2効果音のファイ
ル名とが対応付けて登録されている。
は秋および冬をそれぞれイメージする映像を示し、分類
Eはステージで歌う映像を示す。また、分類Aには、フ
ァイル名100ないし109の10個の選択映像が登録
されており、各選択映像には、ファイル名200ないし
209の効果音が対応付けて登録されている。さらに、
各選択映像および効果音には、ファイル名300ないし
309の第2背景映像およびファイル名400ないし4
09の第2効果音が対応付けて登録されている。つま
り、分類Aに属する選択映像のうち、ファイル名100
の選択映像を選択した場合は、ファイル名200の効果
音が再生され、ファイル名300ないし309の第2背
景映像およびファイル名400ないし409の第2効果
音が再生される。
再生方法指示テーブル120の構成について、それを示
す図8を参照して説明する。図8(A)に示すように、
選択映像再生テーブル110は、映像の分類、選択映像
のファイル名、第2背景映像および第2効果音を対応付
けて登録する。第2背景映像および第2効果音は、選択
映像が選択された際に、その選択された選択映像に対応
付けて映像・効果音テーブル130に登録されているも
のの中からランダムに選択され、再生順に選択映像再生
テーブル110に登録される。図8(B)に示すよう
に、再生方法指示テーブル120は、再生方法指示コマ
ンド102により示される再生指示データを先頭から順
に登録する。
いて図10ないし図15を参照して説明する。図10
は、コマンダ20のCPU45により実行される主な処
理内容であるメインタスクを示すフローチャートであ
り、図11は、図10のステップ140においてDVD
プレーヤ6のCPU64により実行される映像選択タス
クの内容を示すフローチャートである。図12は、図1
1のステップ160においてCPU64により実行され
る映像・効果音再生タスクの内容を示すフローチャート
であり、図13は、図10のステップ180においてC
PU45により実行される歌唱者映像表示タスクの内容
を示すフローチャートである。図14は、図10のステ
ップ200においてCPU45により実行される曲デー
タ再生タスクの内容を示すフローチャートであり、図1
5は、図10のステップ230においてCPU64によ
り実行されるコマンド再生タスクの内容を示すフローチ
ャートである。なお、ここでは利用者は、映像の分類A
を選択し、分類Aに属する選択映像のうち、ファイル名
100の選択映像を選択するものとする。
ンダ20の電源ボタン39を押してコマンダ20の電源
を立ち上げると、この電源の立ち上げがCPU45によ
り検出され(ステップ100)、モニタ12,14の画
面に、たとえば「このカラオケ装置は、あなたのお好き
な背景映像を選択できるようになっています。背景映像
を選択される方は、リモコンの映像選択ボタンを押して
ください。また、あなたの歌う姿をビデオカメラで撮影
し、背景映像と合成することができます。」というメッ
セージ映像が表示される(ステップ110)。
コン70の映像選択ボタン86が押されたことを検出す
ると(ステップ120:Yes)、映像選択ボタン86
が押されたことを示す映像選択フラグが立てられ(ステ
ップ130)、映像再生タスク、歌唱者映像表示タスク
および曲データ再生タスクを実行する(ステップ14
0、180、200)。また、CPU45は、映像選択
ボタン86が押されなかった場合は(ステップ120:
No)、CPU64にコマンド再生タスクを実行させ
(ステップ230)、曲データ再生タスクを実行する
(ステップ200)。ここでは、利用者は映像選択ボタ
ン86を押すため、映像再生タスク、歌唱者映像表示タ
スクおよび曲データ再生タスクを実行する(ステップ1
40、180、200)。なお、コマンダ20の電源の
立ち上げに連動してDVDプレーヤ6およびアンプ16
などの電源が立ち上がる。また、DVDプレーヤ6は、
電源が立ち上がった際に、ディスクD1に記憶されてい
る映像効果音テーブル130、選択映像再生テーブル1
10および再生方法指示テーブル120を読出してRA
M62に保存する。
より実行される映像選択タスクの内容について図11お
よび図16を参照して説明する。図16(A)は、映像
の分類が表示されたモニタ12の画面を示す説明図であ
り、同図(B)は、選択映像の種類が表示されたモニタ
12の画面を示す説明図である。この映像選択タスクで
は、利用者が好みの背景映像を選択するための処理を行
う。CPU64は、図16(A)に示すように、モニタ
12,14に、たとえば「リモコンのA〜Hのボタンを
押してお好きな映像の分類を選択してください。選択が
終了したら確定ボタンを押してください。」というメッ
セージ映像320と、A〜Hの映像の分類を示す分類映
像322とから構成される分類選択画面を表示する(ス
テップ142)。
ンキー78のうちの「A」が押され、さらに確定ボタン
87が押されたことを検出すると(ステップ144)、
その押されたテンキー「A」により特定される分類を示
す分類「A」を図8(A)に示すように、選択映像再生
テーブル110に登録する(ステップ146)。続い
て、CPU64は、モニタ12,14に図16(B)に
示すように、たとえば「リモコンの1〜0のボタンを押
して次の中からお好きな映像を選択してください。選択
が終了したら確定ボタンを押してください。」というメ
ッセージ映像324と、100から109の計10個の
ファイル名の選択映像の種類を示す種類映像326とか
ら構成される映像選択画面を表示する(ステップ14
8)。
ンキー78により「100」と押され、さらに確定ボタ
ン87が押されたことを検出すると(ステップ15
0)、その押されたテンキー「100」により特定され
る選択映像のファイル名100を図8(A)に示すよう
に、選択映像再生テーブル110に登録する(ステップ
152)。続いて、CPU64は、図14に示す曲デー
タ再生タスクのステップ210において曲データ100
の保存が終了したことを示す保存終了フラグが立つまで
待機する(ステップ154)。
プ180において実行される歌唱者映像表示タスクの内
容について図13を参照して説明する。この歌唱者映像
表示タスクでは、ビデオカメラ4により歌唱者3の歌う
姿を撮影し、その撮影した映像をモニタ12,14に表
示される背景映像の中に合成して表示する処理を行う。
まず、CPU45は、モニタ12,14に、たとえば
「あなたが歌っている映像をビデオカメラで撮影し、背
景映像と合成することができます。これにより、背景映
像の中で歌っている雰囲気を味わうことができます。こ
れを希望される方は、リモコンのビデオカメラボタンを
押してください。」というメッセージ映像を表示する
(ステップ182)。そして、CPU45は、リモコン
70のビデオカメラボタン88が押されたことを検出す
ると(ステップ184:Yes)、ビデオカメラ4を作
動させて歌唱者3の姿を撮影し、その撮影した映像を示
す歌唱者映像を入力し(ステップ186)、その入力し
た歌唱者映像を背景映像と合成してモニタ12,14に
表示するタイミングになるまで待機する(ステップ18
8)。
00において実行される曲データ再生タスクの内容につ
いて図14を参照して説明する。利用者が、リモコン7
0の発信窓89をコマンダ20に向けて歌いたい曲の選
曲番号に対応するテンキー78を押すと、その押す毎に
テンキー78に対応する数字が選曲番号表示部71,2
3およびモニタ12,14に順次表示される。続いて、
最後の数字のテンキー78を押してから選曲ボタン79
が押されると、CPU45は、選曲が終了したと判定し
(ステップ202)、その選曲された曲の曲データ10
0の送信を要求するリクエスト信号をLAN回線7を介
してサーバー8へ送信する(ステップ204)。
00が記憶されたハードディスクドライブ(HDD)8
aから上記リクエスト信号に示される選曲番号に対応す
る曲データ100を検索して読出し、その読出された曲
データ100は、LAN回線7を介してコマンダ20の
通信端子40を経てLANボード49により受信される
(ステップ206)。続いて、その受信された曲データ
100は、RAM47に一時保存され(ステップ20
8)、その一時保存が終了したことを示す保存終了フラ
グを立てる(ステップ210)。
ンタスクのステップ130において映像選択フラグが立
てられたかを判定し(ステップ212)、映像選択フラ
グが立てられている場合は(ステップ212:Ye
s)、曲データ100をRAM47から読出すタイミン
グになるまで待機する(ステップ216)。また、映像
選択フラグが立てられていない場合は(ステップ21
2:No)、RAM47から曲データ100の再生方法
指示コマンド102を読出してDVDプレーヤ6へ送信
し(ステップ214)、曲データ100をRAM47か
ら読出すタイミングになるまで待機する(ステップ21
6)。
PU64により実行される映像・効果音再生タスクにつ
いて図12、図17および図18を参照して説明する。
図17(A)は、背景映像および歌詞テロップが表示さ
れたモニタ12の画面を示す説明図であり、同図(B)
は、背景映像の中に第2の背景映像が表示されたモニタ
12の画面を示す説明図である。図18(A)および
(B)は、変化した第2の背景映像を示す説明図であ
る。なお、図8(A)の選択映像再生テーブル110の
第1番目に登録されているファイル名302の第2背景
映像は、図17(A)に示すボートの映像304であ
り、それに対応するファイル名402の第2効果音は、
ボートの映像304で示されるボートの走る音であると
する。また、選択映像再生テーブル110の第2番目に
登録されているファイル名301の第2背景映像は、図
18(A)に示すように、図17(B)に示すボートの
映像304を拡大した大きなボートの映像306であ
り、これに対応するファイル名401の第2効果音は、
ファイル名402の第2効果音よりも大きいボートの音
を示すものであるとする。さらに、選択映像再生テーブ
ル110の第3番目に登録されているファイル名309
の第2背景映像は、図18(B)に示す、カモメの飛ぶ
映像310であり、これに対応するファイル名409の
第2効果音は、カモメの鳴き声であるとする。
の選択した選択映像および効果音を再生する処理を行
う。CPU64は、選択映像再生テーブル110に登録
されているファイル名100の選択映像データD1bを
ディスクD1から読出して再生し(ステップ162)、
選択映像再生テーブル110にファイル名100と対応
付けて登録されているファイル名200の効果音データ
D1cをディスクD1から読出して再生する(ステップ
164)。ここでは、図17(A)に示すように港の背
景映像300が表示され、港で聞こえる音が再生され
る。続いて、CPU64は、第2背景映像および第2効
果音を再生するタイミングを検出するためにタイマ53
のカウントをスタートさせる(ステップ166)。
ント値TがT1になったことを検出すると(ステップ1
68)、選択映像再生テーブル110の第1番目の再生
順序に登録されているファイル名302の第2背景映像
データD2bをディスクD2から読出して再生し(ステ
ップ170)、ファイル名302と対応付けて登録され
ているファイル名402の第2効果音データD2cをデ
ィスクD2から読出して再生する(ステップ172)。
ここでは、図17(B)に示すように、港の背景映像3
00の中に海上を走るボートの映像304が登場し、ボ
ートが海上を走る音が再生される。
景映像データD2bは、共にデジタルデータであり、第
2背景映像データD2bは、コマンダ20の映像制御回
路54によりデジタル処理されて背景映像データD1b
に合成される。このため、ボートの映像304は背景映
像300と融合して表示されるため、従来のアナログの
映像を貼り付けた場合のような違和感を感じることがな
い。しかも、背景映像300およびボートの映像304
は、3次元処理された立体映像であるため、リアルな映
像を再生できる。また、第2効果音データD2cはデジ
タルデータであるため、S/N比の良いリアルな音を再
生できる。
生が終了したことを検出すると(ステップ174:Ye
s)、再生の終了した第2背景映像の数を示す再生終了
数mに「1」をインクリメントする(ステップ17
6)。続いて、CPU64は、再生終了数mが、選択映
像再生テーブル110に登録されている第2背景映像の
数を示す登録数nになったかを判定するが(ステップ1
78)、ここでは、再生終了数mは「1」であり、登録
数nは「9」であるため、ステップ146へ戻り(ステ
ップ178:No)、タイマー53がタイムアップした
タイミングで次の第2背景映像および第2効果音の再生
を行う(ステップ166〜ステップ172)。
ように、第2背景映像として大きなボートの映像306
が表示され、図17(B)に示すボートの映像304が
表示された際に再生されたボートの走る音よりも大きい
ボートの音が第2効果音として再生される。また、第3
番目に図18(B)に示すように、第2背景映像として
カモメの飛ぶ映像310が表示され、カモメの鳴き声が
第2効果音として再生される。以降、CPU64は、再
生終了数mが登録数nになるまでステップ166〜ステ
ップ178を繰り返し実行する。つまり、選択映像再生
テーブル110に登録されている9個の第2背景映像お
よび第2効果音を再生する。
実行しているCPU45は、読出タイミング(たとえ
ば、図12のステップ162で選択映像データが読出さ
れたタイミング)になると(ステップ216:Ye
s)、曲データ100をRAM47から読出す(ステッ
プ218)。そして、その読出された曲データ100の
演奏データ106を構成するMIDIデータは、ROM
46に記憶されたシーケンサプログラムにしたがってM
IDI音源52に書き込まれる。続いて、MIDI音源
52から出力される音源信号は、音声制御回路50へ出
力され、アンプ16により増幅可能な音楽信号に変換さ
れ、この変換された音楽信号は、アンプ16へ出力され
る。そして、その出力された音楽信号は、アンプ16で
設定された音量に増幅された後にスピーカ13,13へ
出力され、スピーカ13,13によって演奏音として再
生される(ステップ220)。
まれる歌詞テロップデータ104を再生する処理を行う
(ステップ222)。歌詞テロップデータ104に対応
するフォントデータが、フォントROM44から読み出
され、この読出されたフォントデータはビットマップデ
ータに展開され、ビデオRAM48に保存される。続い
て、そのビットマップデータは、映像制御回路54へ出
力されるとともに、その映像制御回路54により、モニ
タ12,14に表示可能な表示信号に変換され、図17
に示すようにモニタ12,14に歌詞テロップ302が
表示される。
された音声信号は、アンプ16において上記音楽信号と
ミキシングされ、このミキシングされたミキシング信号
は、音声出力端子41からアンプ16へ出力される。そ
して、その出力されたミキシング信号は、アンプ16で
設定された音量に増幅された後にスピーカ13,13へ
出力され、スピーカ13,13によってミキシング音と
して再生される。つまり、利用者は、自分の選んだ曲を
モニタ12,14の画面に映し出された背景映像30
0、歌詞テロップ302および第2背景映像304を見
ながらマイクロフォン17、または、マイクロフォン1
8を通して歌う(カラオケする)ことができる。
を実行しているCPU45は、表示開始タイミングにな
ると(ステップ188:Yes)、ビデオカメラ4から
出力された歌唱者映像データを2D/3D変換回路63
に入力し、3次元の歌唱者映像データに変換し、背景映
像データD1a、または、第2背景映像データD2bと
合成する(ステップ190)。上記表示開始タイミング
とは、たとえば、図12に示す映像・効果音再生タスク
において第2番目の第2背景映像データの読出が行われ
るタイミング(ステップ170)である。つまり、図1
8(A)に示すように、大きいボートの映像306がモ
ニタ12に表示されるタイミングである。たとえば、図
17(A)に示すように、大きいボートの映像306の
乗船部分に歌唱者映像308が合成して表示される。
港を走るボートの上で歌っている雰囲気を味わうことが
できる。しかも、このときのボートの走る音は、図17
(B)に示すようにボートが遠くにあった場合の音より
も大きい音で再生されるため、ボートが近づいて来たよ
うに感じることができる。そして、CPU64は、歌唱
者映像308の表示を終了するタイミング(たとえば、
図18(A)に示す大きいボートの映像306の表示が
終了するタイミング)になると(ステップ192:Ye
s)、あるいは、リモコン70のビデオカメラボタン8
8が押されてOFFになった場合に(ステップ194:
Yes)、ビデオカメラ4からの歌唱者映像のコマンダ
20への入力を禁止する(ステップ196)。
実行しているCPU45は、曲データ100の再生が終
了したことを検出すると(ステップ224)、RAM4
7に選曲番号データが記憶されていないか、つまり予約
曲があるかを判定し(ステップ226)、予約曲がある
場合は(ステップ226:Yes)、メインタスクへ戻
り(ステップ228)、上記同様にメインタスクを実行
する。
択ボタン86を押さなかった場合は(図10のステップ
120:No)、CPU64にコマンド再生タスクを実
行させる(ステップ270)。このとき、映像選択フラ
グは立たない(ステップ130)ため、図14に示す曲
データ再生タスクのステップ212では否定判定され、
RAM47から曲データ100の再生方法指示コマンド
102を読出してDVDプレーヤ6へ送信される(ステ
ップ214)。ここで、コマンド再生タスクについて図
15を参照して説明する。このコマンド再生タスクで
は、再生方法指示コマンド102に示される再生スケジ
ュールにしたがって背景映像の再生を行う。
2を受信し(ステップ232)、再生方法指示コマンド
102を構成する再生指示データ「G020:G02A
・・・G023」を図8(B)に示すように、再生方法
指示テーブル120に先頭から順に登録する(ステップ
234)。そして、その登録が終了すると、CPU64
は、再生方法指示テーブル120の第1番目に登録され
ている再生指示データ「G020」で示される背景映像
データをディスクD1、または、ディスクD2から読出
して再生する(ステップ236)。
目の再生指示データにより示される背景映像データを順
にディスクD1、または、ディスクD2から読出して再
生する。もちろん、この場合も、図14に示す曲データ
再生タスクを実行するCPU45は、読出タイミング
(たとえば、図15のステップ236において第1番目
の背景映像データがディスクから読出されるタイミン
グ)になると(ステップ216)、曲データ100を読
出し(ステップ218)、再生する(ステップ220か
らステップ228)。
10によれば、利用者は、自分の好みの背景映像を選択
してカラオケすることができるため、従来のようにカラ
オケ装置が一方的に提供する背景映像を専ら見るだけと
いう受け身的なものよりも、飽きることのない面白いカ
ラオケを実現できる。しかも、背景映像中に第2の背景
映像を表示するとともに、その第2の背景映像に対応す
る効果音を再生できるため、背景映像に変化を持たせる
ことができ、一層飽きの来ないカラオケを楽しむことが
できる。さらに、自分が歌っている姿を撮影した映像を
背景映像の中に合成して表示できるため、あたかも背景
映像の中で自分が歌っている雰囲気を味わうことができ
るため、従来のように背景映像の中に自分がいることを
想像するしかなかったものよりも、より一層楽しくカラ
オケをすることができる。また、背景映像、第2の背景
映像および歌唱者映像が立体映像であるため、あたかも
背景映像の中で自分が歌っている雰囲気をより一層リア
ルに味わうことができる。
示す映像選択タスクにおいて、映像の分類および選択映
像の種類を言葉でモニタ12,14に表示する構成を採
用したが、映像の分類および選択映像の種類を示すサン
プル映像をそれぞれモニタ12,14に表示する構成
(サンプル映像表示手段)を採用することもできる。ま
た、映像選択タスクおよび歌唱者映像表示タスクを実行
している途中でコマンド再生タスクに、もしくは、コマ
ンド再生タスクを実行している途中で映像選択タスクお
よび歌唱者映像表示タスクに切替えるボタンをリモコン
70やコマンド20に設ける構成(切替手段)を採用す
ることもできる。
再生装置として、いわゆる通信カラオケ装置を代表に説
明したが、曲データを通信回線を介して受信しないカラ
オケ装置にも本発明を適用することができる。また、上
記実施形態では、選択映像データD1b、効果音データ
D1c、第2背景映像データD2bおよび第2効果音デ
ータD2cをディスクに記憶する構成を採用したが、サ
ーバー8が曲データ100と共に、上記各データをカラ
オケ装置10へ送信する構成(背景映像送信手段)を採
用することもできる。この場合、上記各データは、サー
バー8に備えられたHDD8a、または、HDDに代わ
るDVDプレーヤのディスクに記憶される。さらに、上
記実施形態では、背景映像などを表示する手段としてD
VDプレーヤを代表に説明したが、CD−ROMプレー
ヤなど、その他の映像再生装置を用いることもできる。
テップ142からステップ160が、本発明の背景映像
選択手段として機能し、ステップ162からステップ1
78が、背景映像表示手段として機能し、CPU45に
より実行されるステップ182からステップ196が、
歌唱者映像表示手段として機能する。また、CPU64
により実行されるステップ166からステップ178
が、本発明の第2の背景映像表示手段として機能し、ス
テップ164が効果音再生手段として機能し、ステップ
172が第2の効果音再生手段として機能する。
増すことができて飽きの来ない背景映像を再生できる楽
音再生装置を実現することができる。
ケをしている様子を示す説明図である。
の前面パネルの説明図であり、(B)は、コマンダの背
面パネルの説明図である。
図である。
す説明図であり、(B)は、(A)に示す曲データに含
まれる再生方法指示コマンドの主要構成をブロックで示
す説明図である。
す説明図である。
図であり、(B)は、ディスクD2の記憶内容を示す説
明図である。
説明図であり、(B)は、再生方法指示テーブルの構成
を示す説明図である。
る。
示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
生タスクを示すフローチャートである。
タスクを示すフローチャートである。
スクを示すフローチャートである。
スクを示すフローチャートである。
2の画面を示す説明図であり、(B)は、選択映像の種
類が表示されたモニタ12の画面を示す説明図である。
示されたモニタ12の画面を示す説明図であり、(B)
は、背景映像の中に第2の背景映像が表示されたモニタ
12の画面を示す説明図である。
映像を示す説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 楽音により構成される楽曲を示す楽曲情
報を再生するとともに、その楽曲情報により示される楽
曲の歌詞を示す歌詞映像およびその歌詞映像の背景に表
示する背景映像を表示する楽音再生装置において、 前記楽曲情報の再生に合わせて歌う歌唱者を撮影する歌
唱者撮影手段と、 前記楽曲情報が再生される際に表示される背景映像が記
憶された背景映像記憶手段と、 この背景映像記憶手段に記憶された背景映像の中から所
定の背景映像を選択する背景映像選択手段と、 この背景映像選択手段により選択された背景映像を表示
する背景映像表示手段と、 この背景映像表示手段により表示される背景映像の中
に、前記歌唱者撮影手段により撮影された歌唱者を示す
歌唱者映像を表示可能な歌唱者映像表示手段とが備えら
れたことを特徴とする楽音再生装置。 - 【請求項2】 前記背景映像表示手段には、 前記背景映像が表示されている際に、所定のタイミング
で第2の背景映像を前記背景映像の中に表示する第2の
背景映像表示手段が備えられたことを特徴とする請求項
1に記載の楽音再生装置。 - 【請求項3】 前記背景映像表示手段には、 前記背景映像に対応する効果音を前記楽曲情報が再生さ
れる際に再生する効果音再生手段が備えられたことを特
徴とする請求項1または請求項2に記載の楽音再生装
置。 - 【請求項4】 前記第2の背景映像表示手段には、 前記第2の背景映像が表示される際に、その第2の背景
映像に対応する第2の効果音を再生する第2の効果音再
生手段が備えられたことを特徴とする請求項2または請
求項3に記載の楽音再生装置。 - 【請求項5】 前記背景映像および歌唱者映像は、デジ
タルの映像データにより構成されてなることを特徴とす
る請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の楽音
再生装置。 - 【請求項6】 前記背景映像、歌唱者映像および第2の
背景映像のうち、少なくとも背景映像および第2の背景
映像は、立体映像であることを特徴とする請求項1ない
し請求項5のいずれか1つに記載の楽音再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9238909A JPH1169228A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 楽音再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9238909A JPH1169228A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 楽音再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1169228A true JPH1169228A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=17037078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9238909A Pending JPH1169228A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 楽音再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1169228A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-08-19 JP JP9238909A patent/JPH1169228A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080527 |