JP3274762B2 - 映像カラオケ装置 - Google Patents

映像カラオケ装置

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JP3274762B2
JP3274762B2 JP04494694A JP4494694A JP3274762B2 JP 3274762 B2 JP3274762 B2 JP 3274762B2 JP 04494694 A JP04494694 A JP 04494694A JP 4494694 A JP4494694 A JP 4494694A JP 3274762 B2 JP3274762 B2 JP 3274762B2
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歌詞表示の背景に再生
映像を使用し、伴奏音楽に合わせて歌唱して楽しむこと
が可能な映像カラオケ装置に関するものであり、更に詳
細には、伴奏音楽に最適な再生映像を再生する映像カラ
オケ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の映像カラオケ装置では、映像デー
タと歌詞データ及び演奏データとを一曲毎に記憶したビ
デオディスク等を再生することによりカラオケ曲を出力
してきた。このような映像カラオケ装置に用いられるビ
デオディスク等に記憶されている映像データは、演奏デ
ータのイメージに合致するよう編集されており、一の曲
に対しては一の映像が対応するものである。従って、一
曲、一曲の演奏イメージに合致した背景画像が得られ、
視覚的にも利用者を満足させることができた。
【0003】しかし、このような映像カラオケ装置を業
務用に用いる場合、利用者のリクエストニーズに応える
ためには、装置1台当り数千曲もの演奏データ等が必要
となり、一曲毎に別個のデータとして演奏データ等を記
憶しているビデオディスクを数多く用意する必要があっ
た。これら多数枚のビデオディスクは、専用の収納ケー
スに収納され、オートチェンジャ等を用いてリクエスト
に応じたディスクが選択、再生されるものであるから、
多くのディスクを収納する専用収納ケース及びオートチ
ェンジャが占有する面積が大きくなり、特に業務用とし
てはコンパクト化が希求されていた。
【0004】そこで、映像カラオケ装置をコンパクト化
するため一案として実現されているのが、演奏データと
映像データを別の記憶媒体に記憶させておき、演奏デー
タ再生時に、映像データを別個に再生して背景画として
表示するものである。この背景画となる映像データはビ
デオディスクに収められることが多いが、例えば1枚の
ビデオディスクに2時間分の映像データが納められてい
る場合、1時間の演歌用映像データと、1時間のポップ
ス用映像データといった具合いに2種類の映像データが
収められているのが一般的である。
【0005】詳しくは、演歌・ポップスといった演奏デ
ータのジャンルに対応して、4分程度で区切りのつく演
歌用・ポップス用の編集映像が複数収められている。そ
して、リクエスト曲を演歌とポップスとに分類して、演
歌→演歌→ポップス→演歌→ポップスの順番にリクエス
トがなされた場合には、例えば映像データは、演歌→
演歌→ポップス→演歌→ポップスの順番に読み
出されて表示されるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような映像カラオケ装置では、例えば、1曲の演奏時間
が4分程度であるとして、演歌用・ポップス用の映像デ
ータとしてそれぞれ14〜15種類の映像データを有す
るに留まるため、演奏頻度が高くなるにつれ同じ背景画
が繰り返し再生されることになる。従って、利用者は、
演奏される曲が異なるにもかかわらず、背景画は同じと
いった状況に頻繁に遭遇することになり、盛り上がりに
欠ける原因となると共に、新鮮味がなくなり飽きを感じ
させてしまうという問題があった。特に、曲の始まりの
部分に対応して表示される映像等は、印象に残り易いも
のであるが、演歌用・ポップス用の映像データとしてそ
れぞれ14〜15程度の映像パターンしか有しないこと
から、カラオケ利用者にいつも同じ映像しかないとの印
象を与えてしまう可能性が高い。
【0007】また、演奏ジャンルを分類するにあたり、
上述のように演歌とポップスの2種類の演奏ジャンルに
よって分けるとすれば、演歌の場合は比較的対応可能で
あるものの、ポップスの場合、アニメ曲や童謡、外国の
フォークソング等をも含まなくてはならないことから曲
の内容・趣向に不向きなものが出てくるという問題があ
る。また、冬の曲であるにもかかわらず夏の風景が映し
出されたり(季節感の不対応)、曲のスピード感に合わ
ないのどかな風景が映し出されたりして、上記14〜1
5程度の映像データだけでは対応しきれず、利用者に違
和感を与えるといった問題がある。
【0008】更に、演奏データの中には、複数のイメー
ジ、曲調等を有し、単純に1の映像データによって演奏
データのイメージ、曲調等を表現できないものもあり、
かかる場合、映像ジャンル分けが困難であると共に、個
別の映像データを用意しなければならないという問題が
あった。
【0009】この問題を解決するため、各々の演奏デー
タに応じて更に詳細に映像ジャンル分けを行った場合に
は、再び映像カラオケ装置の肥大化を招くこととなり、
一方、演奏データを10種類程度の映像ジャンルによっ
て区分した場合には、複数の映像データ(すなわち複数
の映像ジャンルに跨っている)を用いて表現しなければ
演奏データと映像データとのマッチングを十分に図るこ
とができないという問題が生じる。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めになされたものであり、必要最小限の映像データを用
いて数多くの演奏データに対して適切な背景画を表示す
ること、特に、そのイメージ、曲調が複数の映像ジャン
ルに跨る演奏データに対して必要最小限の映像データに
よって適切な背景画を表示することを目的とし、また、
同一の演奏データに対してバラエティーに富んだ背景画
を表示することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の映像カラオケ装置は、複数のカラオ
ケ曲の中から所望の曲を選択する選択手段と、選択され
たカラオケ曲の楽音データを再生して出力する楽音デー
タ出力手段と、同一の映像ジャンルを構成するように編
集された2以上の編集映像データからなる編集映像群デ
ータが記憶された複数の映像データ記憶手段と、その映
像データ記憶手段に記憶された編集映像群データから任
意の編集映像データを読み出す映像データ読出手段と、
その映像データ読出手段により読み出された編集映像デ
ータに歌詞データを合成し、前記楽音データ出力手段か
ら出力される楽音データに対応して表示する映像表示手
段とを有する映像カラオケ装置において、前記映像デー
タ記憶手段は、一の映像ジャンルに属する第1映像デー
タが記憶されている第1映像データ記憶手段と、第1映
像データとは異なる映像ジャンルに属する第2映像デー
タが記憶されている第2映像データ記憶手段とに分けて
構成され、前記楽音データ出力手段は、前記選択された
カラオケ曲に対応する複数の映像ジャンルを識別する映
像ジャンル識別手段を備え、前記選択されたカラオケ曲
の再生に際して前記映像ジャンル識別手段によって識別
された複数の映像ジャンルに基づき前記映像データ読出
手段を制御して、第1映像データ記憶手段と第2映像デ
ータ記憶手段とから交互に編集映像データを読み出して
組み合わせることにより背景映像とする編集映像データ
読出制御手段とを構成として備える。
【0012】また、請求項2記載の映像カラオケ装置
は、前記映像データ読出手段は、第1映像データ記憶手
段から編集映像データを読み出す第1映像データ読出手
段と、第2映像データ記憶手段から編集映像データを読
み出す第2映像データ読出手段とからなり、前記編集映
像データ読出制御手段は、前記第1映像データ読出手段
と前記第2映像データ読出手段を制御して、第1映像デ
ータ記憶手段と第2映像データ記憶手段とから交互に編
集映像データを読み出すものである。
【0013】また、請求項3記載の映像カラオケ装置
は、前記第1映像データ記憶手段に記 憶されている第1
映像データと前記第2映像データ記憶手段に記憶されて
いる第2映像データとが、異なる基準によって映像ジャ
ンル区分された編集映像データから構成されたものであ
る。
【0014】
【作用】前記構成を有する請求項1記載の映像カラオケ
装置によれば、選択手段によって複数のカラオケ曲の中
から所望の曲が選択されると、選択されたカラオケ曲の
楽音データが楽音データ出力手段によって再生されると
共に、映像データ読出手段によって、映像データ記憶手
段から背景画像となる編集映像データが読み出される。
【0015】かかる映像データ記憶手段は、同一の映像
ジャンルを構成するように編集された2以上の編集映像
データからなる編集映像群データが記憶されてなるもの
であり、記憶されている編集映像データが属する映像ジ
ャンルにより第1映像データ記憶手段と第2映像データ
記憶手段とに区分され、第1映像データ記憶手段には、
一の映像ジャンルに属する第1映像データが記憶され、
同じく映像データ記憶手段を構成する第2映像データ記
憶手段には、第1映像データが属する映像ジャンルとは
異なる映像ジャンルに属する第2映像データが記憶され
ている。この第1映像データと第2映像データとを映像
ジャンル区分するに際しては、異なる基準が用いられ
る。
【0016】編集映像データ読出制御手段は、このよう
にして映像データ記憶手段に記憶されている任意の編集
映像データを読み出す映像データ読出手段を制御するも
のであり、映像データ記憶手段から編集映像データを読
み出すにあたっては、映像ジャンル識別手段によって選
択曲に対応する複数の映像ジャンルが識別され、その識
別された複数の映像ジャンルに対応して、第1映像デー
タ記憶手段と第2映像データ記憶手段とから交互に編集
映像データを読み出して各々の背景映像を組み合わせて
るように映像データ読出手段を制御する。
【0017】このように、異なる映像ジャンルに属する
編集映像データを交互に読み出しすることにより、保有
する映像データ量としては少なくても、背景画像として
は極めて多くの映像データを提供することができるもの
である。また、選択曲に対応する複数の映像ジャンルを
識別して編集映像データを読み出すので、楽音データに
即した映像ジャンルに属する編集映像データを背景画像
として提供することができる。
【0018】また、請求項2記載の映像カラオケ装置に
よれば、映像データ読出手段として2つの映像データ読
出手段、つまり第1映像データ読出手段と第2映像デー
タ読出手段を備える場合には、編集映像データ読出制御
手段は、第1映像データ記憶手段からは第1映像データ
読出手段によって編集映像データを読み出し、第2映像
データ記憶手段からは第2映像データ読出手段によって
編集映像データを交互に読み出すように第1映像データ
読出手段と第2映像データ読出手段とを制御するので、
一方の映像データ読出手段によって編集映像データが読
み出しされている間に、他方の映像データ読出手段は次
回読み出す編集映像データの読み出し準備を行うことが
でき、編集映像データの読み出しを円滑に行うことがで
きる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を映像カラオケ装置に具体化し
た一実施例について図面を参照して説明する。ここに、
図1は本実施例に係る映像カラオケ装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0020】図1に示す通り本映像カラオケ装置は、各
種制御処理を行うコマンダ10を核にして構成され、こ
のコマンダ10に、映像データ再生ディスクを再生する
ディスクプレーヤ30、演奏データを増幅すると共に、
演奏データと後述するマイク54から入力された歌唱デ
ータをミキシングして音声データとするアンプミキサ5
0、アンプミキサ50から入力された音声データを外部
に出力するスピーカ52、利用者が歌唱データを入力す
るマイク54、映像データが表示されるモニタテレビ5
6から構成されている。
【0021】利用者は、コマンダ10を操作することに
よって歌いたい曲を選択する。コマンダ10には、曲デ
ータとして歌詞データおよび演奏データが格納されてお
り、曲が選択されると、コマンダ10はこれら歌詞デー
タおよび演奏データを同期させて出力するので、利用者
はモニタテレビ56に表示される歌詞を参照しながら演
奏に合わせて歌を歌うことになる。
【0022】コマンダ10から出力される演奏データ
は、アナログの演奏信号に変換された後、アンプミキサ
50へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイク5
4を介して入力される利用者の歌唱データと適度な割合
でミキシングされる。こうしてミキシングされた演奏デ
ータと歌唱データは、音声信号としてスピーカ52に入
力され、スピーカ52から外部へ出力される。
【0023】一方、演奏データと同期してコマンダ10
により出力される歌詞データは、ディスクプレーヤ30
から送られるNTSC映像信号と合成(スーパーインポ
ーズ)されてモニタテレビ56に表示される。ディスク
プレーヤ30から送られるNTSC映像信号は、ディス
クプレーヤ30により映像再生ディスクを再生すること
で生成されるものであり、このNTSC映像信号は、利
用者が歌詞を参照しながら歌う際にモニタテレビ56に
背景映像として表示される。従って、利用者が選択する
曲の内容やイメージに合わせた内容の映像ジャンルとす
る必要がある。次に、コマンダ10の内部構成について
さらに説明する。図1に示す通り、コマンダ10は、コ
ントローラ12、操作パネル14、シリアル入出力回路
(SIO)16、モデム18、ハードディスク20、M
IDI音源22、ビデオミキサ24などを備えている。
【0024】コントローラ12は、コマンダ10を制御
するためのマイクロコンピュータであり、利用者により
曲が選択された場合、その曲に予め付されている映像ジ
ャンルをディスクプレーヤ30に送信したり、曲の演奏
が進行されるのに応じてハードディスク20から曲デー
タ(演奏データ及び歌詞データ)を読み出し、MIDI
音源22へ演奏データを、ビデオミキサ24へ歌詞デー
タを送信する等の制御を行う。
【0025】操作パネル14は、利用者が歌いたい曲を
選択するための操作パネルであり、また、操作パネル1
4に対してはリモコン14aが備えられており、利用者
は遠隔操作によって選曲などを行うことができる。
【0026】シリアル入出力回路(SIO)16は、シ
リアル通信回線17を介して選択された曲に付された映
像ジャンルをディスクプレーヤ30に送信するためのイ
ンタフェース回路である。本実施例では、RS232C
ケーブルを用いている。
【0027】モデム18は、電話回線を介して送られて
くる曲データを受信したり、どのような曲が演奏されて
いるかといった情報を外部へ送信したりする際、通信路
を通して伝送される信号の変調および復調を行う変復調
装置である。本実施例に係る映像カラオケ装置では、常
に最新の曲を備えている状態を維持するため、夜間に電
話回線にて新曲のデータが、図示しないホストコンピュ
ータからモデム18を介してコマンダ10に送信され、
ハードディスク20に格納される。
【0028】ハードディスク20は、曲データとして演
奏データと歌詞データとを格納する記憶装置である。演
奏データとしてはMIDI(ミュージカル・インストゥ
ルメント・ディジタル・インタフェース)規格に基づい
たデータが格納されている。このMIDI音源22は、
各種楽器の演奏音を格納しており、ハードディスク20
から送られる演奏データに基づき、楽器の演奏信号を生
成する音源である。生成された楽器の演奏信号は、アン
プミキサ50に送信される。
【0029】ビデオミキサ24は、ハードディスク20
から送信される歌詞データと、ディスクプレーヤ30か
ら送られるNTSC映像信号とを合成する装置である。
歌詞データは楽器の演奏が出力されるのに同期して、歌
詞を反転させ利用者に該当する歌唱部分を知らせる。
【0030】次に、図2を参照してディスクプレーヤ3
0について説明する。ここに、図2はディスクプレーヤ
30の概略構成を示すブロック図である。
【0031】ディスクプレーヤ30はコマンダ10から
送信される曲に付された映像ジャンルデータに基づき、
該当する映像ジャンルの映像をNTSC映像信号として
コマンダ10へ送るディスクプレーヤである。このディ
スクプレーヤ30において映像再生ディスク(図示せ
ず)が再生されることにより映像信号が生成される。
【0032】本実施例で用いる映像再生ディスクは以下
に示す特徴を有している。
【0033】映像再生ディスクは、12cmのCD(コ
ンパクトディスク)サイズのビデオディスクであり、映
像データがMPEG1の規格で圧縮されて記憶されてい
る。圧縮されていることで、CDサイズのディスク一枚
に65分の映像データが記憶されている。
【0034】一枚の映像再生ディスクには、同一の映像
ジャンルを構成するように編集された2以上の編集映像
データからなる編集映像郡データが映像データとして記
憶されており、複数の異なる曲イメージ、曲調を有する
演奏データであっても、異なる映像ジャンルに属する複
数の編集映像データを組み合わせて再生することで、最
適な背景画を得ることができると共に、映像ジャンル区
分の細分化を防止できるものである。
【0035】そして、本実施例では、演奏データのスピ
ード感に応じて、アップテンポの曲に対応する映像ジャ
ンルA、ノーマルテンポの曲に対応する映像ジャンル
B、スローテンポの曲に対応する映像ジャンルCに属す
る編集映像データが記憶された3種類の映像再生ディス
クと、演奏データの季節感に応じて、冬の曲に対応する
映像ジャンルD、春秋の曲、季節感のない曲に対応する
映像ジャンルE、夏の曲に対応する映像ジャンルFに属
する編集映像データが記憶された3種類の映像再生ディ
スクが用意されている。
【0036】また、これら各映像ジャンルA〜Fの映像
データは、1の編集映像を30秒として24本の編集映
像データからなる編集映像群データとして構成されてお
り、本実施例では各映像ジャンルとも12分の映像から
なっている。以後、この30秒の編集映像をチャプタと
呼ぶことにし、チャプタ番号としてA−1〜A−24と
いう具合いに表すことにする。これら1映像ジャンル内
における24本のチャプタ間には、ストーリー性を特に
つけていない。
【0037】次に、このような映像再生ディスクを再生
するディスクプレーヤ30の内部構成について図2を用
いて説明する。図2に示す通り、ディスクプレーヤ30
は、シリアル入出力回路(SIO)32、第1のディス
クチェンジャプレーヤ(以下、第1プレーヤという)3
4a、第2のディスクチェンジャプレーヤ(以下、第2
プレーヤという)34b、切換回路36、マイコン3
8、データ読取回路40、圧縮データ復号化回路42、
NTSCコンバータ44などを備えている。
【0038】シリアル入出力回路(SIO)32は、コ
マンダ10から送られる選択された曲の映像ジャンルデ
ータを受信するためのインタフェース回路である。
【0039】第1、第2プレーヤ34a、34bは、各
々周知のチェンジャ部とプレーヤ部(共に図示せず)と
から構成されている。各チェンジャ部は、各々8枚の映
像再生ディスク、すなわち2つのチェンジャ部で合計1
6枚の映像再生ディスクを備えており、所定の順番ある
いはマイコン38からの指令に従って映像再生ディスク
を取り替える。
【0040】プレーヤ部は、チェンジャ部により取り替
えられセットされた映像再生ディスクを再生するもので
あり、第1、第2プレーヤ34a、34bにより再生す
べき映像再生ディスクを選択し、マイコン38により再
生処理が実行される。このとき、第1プレーヤ34a、
第2プレーヤ34bは、第1プレーヤ34aによって再
生される映像ジャンルと、第2プレーヤ34bによって
再生される映像ジャンルとが異なるようにA〜Fの映像
データが記憶された映像再生ディスクから映像データを
読み出す。
【0041】切換回路36は、第1、第2プレーヤ34
a、34bから出力される映像信号のどちらをデータ読
取回路40へ送るかを切り換えるための回路であり、こ
の切替回路からの指令信号に基づき第1、第2プレーヤ
34a、34bは交互に切り換えられ、各編集映像デー
タを再生する。このとき、後述の作動の説明でも述べる
が、第1プレーヤ34aは映像ジャンルA〜Fのいずれ
かの映像ジャンルに属する編集映像データを該当する映
像編集ディスクから読み出し、第2プレーヤ34bは、
第1プレーヤ34aにより読み出された映像ジャンルと
は異なる映像ジャンルA〜Fのいずれかの映像ジャンル
に属する編集映像データを該当する映像再生ディスクか
ら読み出す。
【0042】また、該当映像再生ディスクから各編集映
像データを読み出すに際しては、ランダム数値Rを発生
させることにより読み出すチャプタがランダムに変更さ
れ、再生される編集映像データの偏りを防止する。
【0043】マイコン38は、ディスクプレーヤ30全
体の作動を制御するマイクロコンピュータである。マイ
コン38により実行される処理については、図3乃至図
5に基づき後述する。
【0044】データ読取回路40は、サブマイコン41
を備えており、切換回路36から送信される電気信号を
ディジタルデータとして読み取るための装置である。デ
ータ読取回路40により読み取られたディジタルデータ
は、圧縮データ復号化回路42へ送信される。
【0045】圧縮データ復号化回路42は、データ読取
回路40から送信される圧縮されたディジタルデータを
映像信号に復号化する電気回路である。圧縮データ復号
化回路42により復号化された映像信号はNTSCコン
バータ44に送信される。
【0046】NTSCコンバータ44は、圧縮データ復
号化回路42により復号化された映像信号を商用カラー
テレビジョン信号(NTSC)に変換する電気回路であ
る。NTSCコンバータ44により変換されたNTSC
映像信号はコマンダ10のビデオミキサ24に送信され
る。
【0047】次に、このように構成された映像カラオケ
装置の映像・演奏制御処理について、図3を参照して説
明する。ここに、図3は映像ジャンル判断処理のフロー
チャートである。
【0048】まず、演奏データに映像ジャンルデータが
付されているか否かを判断し(ステップ100。以下、
ステップを「S」と表す。)、映像ジャンルデータが付
されていれば(S100:YES)、S110に移行す
る。
【0049】ここで、映像ジャンルデータについて説明
する。この映像ジャンルデータは、選択された曲のイメ
ージ、曲調等に合致する映像ジャンルを示すデータであ
り、ハードディスク20から読み出される曲データを構
成する各演奏データに付されるもので、1つのの演奏デ
ータに対して、1または、2以上の映像ジャンルデータ
が付されている。
【0050】具体的に説明すれば、カラオケ利用者がリ
モコン14aを用いて、あるいは直接、操作パネル14
を操作し、選曲を行うことにより、コマンダ10内のコ
ントローラ12によって選択された曲に対応する曲デー
タがハードディスクから読み出される。このとき、曲デ
ータを構成する演奏データには、映像ジャンルデータが
付されおり、これを映像ジャンル判断回路が読み取り、
シリアル入出力回路(SIO)32を介してディスクプ
レーヤ30に送信する。なお、本実施例では、映像ジャ
ンルA〜Fからなる6種類の映像ジャンルに属する編集
映像データによって各演奏データのイメージ、曲調等が
表現され得る。
【0051】ところで、本実施例に係る映像カラオケ装
置は、複数の異なった映像ジャンルに跨る映像ジャンル
データが付された演奏データの背景画を表示するにあた
り、異なる映像ジャンルに属する複数の編集映像データ
をランダムに再生して背景画を得るものであるから、第
1プレーヤ34aによって映像ジャンルA〜Fのいずれ
かの映像ジャンルに属する編集映像データが読み出さ
れ、また、第1プレーヤ34aによって読み出された映
像ジャンルとは異なる映像ジャンルに属する編集映像デ
ータが第2プレーヤ34bによって映像ジャンルA〜F
のいずれかの映像ジャンルに属する編集映像データから
読み出される。
【0052】従って、映像ジャンルとして映像ジャンル
Aと映像ジャンルDの組合せ映像ジャンルADが選択さ
れた場合、第1プレーヤ34aによって映像ジャンルA
が再生された次は、第2プレーヤ34bによって映像ジ
ャンルDが再生され、続いて第1プレーヤ34aによっ
て映像ジャンルAが再生されることが繰り返されること
になる。
【0053】このように、2つの映像再生ディスクを組
み合わせる際には、異なる映像ジャンルを組み合わせる
ので、映像ジャンルの組合せとしては、映像ジャンルA
〜Fのそれぞれ単独の映像データのみが対応する6種類
(映像ジャンルA、B、C、D、E、Fと記す)と、ス
ピード感を表す3つの映像ジャンルA、B、Cと、季節
感を表す3つの映像ジャンルD、E、Fのうち各々1つ
の映像ジャンルが組み合わされる9種類(映像ジャンル
AD、AE、AF、BD、BE、BF、CD、CE、C
Fと記す)の計15種類に分けられる。
【0054】S110〜S170においては、映像ジャ
ンルデータが上記15種類のいずれの組合せに該当する
かを判断している。そして、各判断結果としてS200
〜S900に示すように、各映像ジャンル用処理が実行
される。なお、本フローチャートは、一部を省略して示
しており、その詳細は表1に示す。
【0055】
【表1】
【0056】表1は、本実施例における各映像ジャンル
の組合せを示しており、フローチャートにおいて省略し
た組合せも表記している。
【0057】まず、特に季節感を表現する必要がない演
奏データについては、スピード感に応じて、スピード感
を表す3つの映像ジャンルA、B、Cのいずれかが対応
し、特にスピード感を表現する必要がない演奏データつ
いては、季節感に応じて、季節感を表す3つの映像ジャ
ンルD、E、Fのいずれかが対応する。そして、スピー
ド感と季節感の双方を表現すべき演奏データについて
は、そのスピード感及び季節感に応じて、スピード感を
表す3つの映像ジャンルA、B、Cから1映像ジャン
ル、季節感を表す3つの映像ジャンルD、E、Fから1
映像ジャンル各々選択され、組み合わせられた9種類の
映像ジャンルAD、AE、AF、BD、BE、BF、C
D、CE、CFが対応する。
【0058】S200〜S900に示す映像ジャンル
A、B、F、AD、AE、AF、CE再生処理の内、映
像ジャンルAF再生処理(S700)について図4を参
照して説明する。ここに、図4は映像ジャンルAF再生
処理のフローチャートである。映像ジャンルAF再生処
理は、まずコントローラ12からの再生スタート指令の
入力があるか否かを判断し(S705)、再生スタート
指令があると(S705:YES)、第1、第2プレー
ヤ34a、34bの内の再生するプレーヤ番号Pを0と
する(S710)。プレーヤ番号Pは「0」と「1」が
あり、本実施例ではプレーヤ番号P=0の場合は第1プ
レーヤ34aにより再生がなされ、プレーヤ番号P=1
の場合は他方の第2プレーヤ34bにより再生がなされ
るように設定されている。従って、再生開始時には、第
1プレーヤ34aによって編集映像データが再生される
ことになる。
【0059】再生プレーヤが決定すると、再生する映像
再生ディスクの再生が1回目であるか否かが判断され
(S715)、再生1回目の場合には(S715:YE
S)、先に再生された映像ジャンルは、存在しないこと
になるので映像ジャンルの異同を判断することなくS7
20に進みランダム数値Rを発生させる処理が実行され
る。
【0060】一方、再生が1回目ではない場合には(S
715:NO)、先に再生された映像再生ディスクが属
する映像ジャンルとは、異なる映像ジャンルに属する編
集映像データを記憶した映像再生ディスクを再生する必
要があることから、先に設定されたランダム数値Rが2
4以下であるか否かが判断される(S730)。ランダ
ム数値Rが24以下であると判断された場合には(S7
30:YES)、先に再生された映像ジャンルは映像ジ
ャンルAであるから、ランダム数値Rを発生させた後
(S735)、ランダム数値Rが25以上、48以下と
なるまで、すなわち、映像ジャンルFのチャプタ番号に
該当するまでランダム数値Rを発生させる処理が継続さ
れる(S740:NO)。
【0061】更にS740において、先に設定されたラ
ンダム数値Rが24を超えると判断された場合には(S
730:NO)、先に再生された映像ジャンルは映像ジ
ャンルFであるから、ランダム数値Rが1以上、24以
下となるまで、すなわち、映像ジャンルAのチャプタ番
号に該当するまでランダム数値Rを発生させる処理が継
続される(S750:NO)。
【0062】続いて、S720で発生されたランダム数
値R、あるいは、S740においてランダム数値Rが2
5≦R≦48に該当すると判断された場合(S740:
YES)のランダム数値R、あるいは、S750におい
てランダム数値Rが1≦R≦24に該当すると判断され
た場合(S750:YES)のランダム数値Rがそれぞ
れ再生用チャプタ番号Sに変換される(S725)。
【0063】ここで、S740において、ランダム数値
Rが25≦R≦48に該当する場合にだけ、あるいは、
S750において、ランダム数値Rが1≦R≦24に該
当する場合にだけ、次のステップに進むようにしている
のは、先に再生した映像ジャンルと重複する映像ジャン
ルを再生する事態を回避するためである。すなわち、映
像ジャンルAF再生処理の場合、対応可能な映像ジャン
ルは映像ジャンルAとFの2種類であり、また、これら
映像ジャンルA、Fの映像データが記憶された映像再生
ディスクは、第1プレーヤ34aと第2プレーヤ34b
のチェンジャ部にそれぞれ1枚づつ備えられていること
から、映像ジャンルAに記憶されているチャプタ番号A
−1〜A−24の24本のチャプタと、映像ジャンルF
に記憶されているチャプタ番号F−1〜F−24の24
本のチャプタを合計すると48本のチャプタが再生用チ
ャプタSとして候補となり、ランダム数値Rの1から2
4までが映像ジャンルAの再生用チャプタ番号Sと対応
し、ランダム数値Rの25から48まが映像ジャンルF
の再生用チャプタ番号Sと対応するためである。
【0064】再生用チャプタ番号Sについて図5を参照
して更に、詳しく説明する。ここに、図5はチャプタ番
号を再生用チャプタ番号Sに対応させるためのテーブル
を示す説明図である。マイコン38中のメモリ(図示せ
ず)には、上記15種類の各映像ジャンルについて編集
映像毎につけられたチャプタ番号(A−1、A−2等)
を再生用チャプタ番号Sに対応させるためのテーブルが
記憶されている。図5(B)には映像ジャンルAF用テ
ーブルを示す。この場合は、チャプタ番号A−1〜A−
24に対して再生用チャプタ番号Sの1〜24がそれぞ
れ対応し、チャプタ番号F−1〜F−24に対して再生
用チャプタ番号Sの25〜48がそれぞれ対応してい
る。
【0065】なお、1映像ジャンルが対応する場合は、
図5(A)の映像ジャンルB用テーブルに示すように、
チャプタ番号B−1〜B−24に対して再生用チャプタ
番号Sの1〜24がそれぞれ対応している。
【0066】図4に戻り説明を続けると、S725でラ
ンダム数値Rを再生用チャプタ番号Sに変換した後、他
方のプレーヤ(1回目の再生時は、プレーヤ番号P=1
のプレーヤ、2回目以降は、P=0ならP=1、P=1
ならP=0のプレーヤ)が再生中か否かを判断し(S7
55)、再生中でないと判断された場合には(S75
5:NO)、現在のプレーヤ番号(1回目であればP=
0、2回目以降であれば次のS775において設定され
たプレーヤ)のプレーヤによって再生用チャプタ番号S
に該当する編集映像の再生を開始する(S770)。こ
うして映像再生ディスクの再生が開始すると、続くS7
75において、次回、映像再生ディスクを再生する再生
プレーヤを設定する。すなわち、プレーヤ番号Pが、現
在「0」であれば「1」に変換し、現在「1」であれば
「0」に変換することによって、再生するプレーヤを変
換するのである。そして、再生プレーヤの変換が終了す
るとS715に戻って上記の処理を繰り返す。
【0067】一方、S755において、他方のプレーヤ
(1回目であれば第1プレーヤ34a、2回目以降は)
が再生中であると判断された場合には(S755:YE
S)、再生中の映像再生ディスクで再生が終了するか否
か、あるいは再生終了の指令が入力されたか否かを判断
して(S760)、再生終了でない場合は(S760:
NO)、他方のプレーヤが再生終了まで待機状態となり
(S760:NO)、前記S755に戻る。そして、再
生終了の場合には(S760:YES)、プレーヤP=
0、P=1共に再生を中止して(S765)本処理が終
了する。
【0068】このような処理によって、第1プレーヤ3
4aと第2プレーヤ34bとによる再生が順次繰り返さ
れる。
【0069】上述した図4の処理を行うことによって、
第1、2プレーヤ34a、34bにおいてそれぞれ再生
される映像再生デイスク(ディスク:1、ディスク:2
と記して区別する)中の映像ジャンルA及びF中のチャ
プタがランダムに順次組み合わされて、モニタテレビ5
6(図1)に背景映像として表示される。例えば、3分
の曲では6つのチャプタが組み合わされることとなる。
【0070】その一例を図6に示す。ここに、図6は映
像ジャンルAF再生処理において再生されるチャプタの
順番の一例を模式的に示す説明図である。
【0071】この場合は、ディスク:1のチャプタA−
2から始まり、ディスク:2のF−3、ディスク:1の
A−24、ディスク:2のF−1、ディスク:1のA−
1、ディスク:2のF−23の順番で順次再生される。
【0072】このように、異なる映像ジャンルに属する
編集映像データを交互に組み合わせることにより、異な
る映像ジャンルに跨る背景画像を表示することができ、
また、1枚の映像再生ディスクを再生することによって
は得ることができないバラエティに富んだ最適な背景映
像が得られるものである。
【0073】以上詳細に説明した通り、本実施例に係る
映像カラオケ装置は、選曲された演奏データに付された
複数の演奏ジャンルデータに基づき、同一の基準では分
けることができない複数の異なったイメージ、曲調を有
する演奏データを、その異なる映像ジャンルに属する編
集映像データを組み合わせて背景画像として表示するも
のであるから、従来、映像ジャンル分けが困難であると
共に、個別の編集映像データが必要であった、異なる複
数の映像ジャンルに跨るイメージ、曲調を有する演奏デ
ータについても、演奏データのイメージ、雰囲気に合致
した背景画を表示することができ、利用者に違和感を与
えることがない。
【0074】また、このようにいくつかの編集映像デー
タを組み合わせることにより、少ない編集映像データを
用いて、極めて多くの背景画の組合せを実現することが
できると共に、これにより利用者が同じ背景画に遭遇す
ることがなくなり、常に、飽きのこない背景画を表示す
ることができる。すなわち、30秒ごとのチャプタの組
み合せによる一連の背景映像は非常に多数の種類にな
り、同じ映像ジャンルデータの組合せ(この場合は映像
ジャンルAF)であっても曲の始まりの部分に対応して
表示され得る映像はディスク:1とディスク:2の該当
するチャプタ数、すなわちこの場合は48×2=96だ
けあるので、映像データ源は全体としては同一であるに
もかかわらず、カラオケ利用者は、多数種類の背景映像
を有しているかの如く感じるのである。
【0075】更に、単に演歌用、ポップス用といった分
類ではなく、本実施例において説明したようにスピード
感、季節感といった基準によって映像再生ディスクを映
像ジャンル分けすれば、映像カラオケ装置全体としての
映像データを減らすことができる一方で、これらを適切
に組み合わせることにより、数多くの背景映像を得るこ
とができると共に、同じ演奏データであっても毎回、新
鮮な背景映像を表示することができるものである。
【0076】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例になんら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形改良が
可能であることは容易に推察されるものである。
【0077】例えば、上記実施例では、2つの映像ジャ
ンル(スピード感、季節感)に属する編集映像データを
組み合わせて再生したが、演奏データが更に他の映像ジ
ャンルをも含んでいる場合には、その映像ジャンルを加
えて編集映像データを再生するようにすればより最適な
背景映像が得られるものである。この場合、3つの映像
ジャンルに跨って編集映像データを再生すれば、上記、
図4におけるS740、S750の処理は、「1≦R≦
24」、「25≦R≦48」の判断処理に加え、「49
≦R≦72」であるか否かを判断する処理が増えること
となる。
【0078】また上記実施例では、第1プレーヤ34a
と第2プレーヤ34bにより2系統の映像供給源からの
再生を行ったが、3系統以上の映像供給源及び読出手段
(プレーヤ等)を持ち、それらからランダムに再生映像
を読み出して表示するようにすれば、更に多くの編集映
像データを用意に組合せて再生できるものである。
【0079】さらに、上記実施例ではカラオケ利用者が
リモコン14a等を用いて操作パネル14を操作し、選
曲を行うと、コマンダ10内のコントローラ12がその
曲の対応する映像ジャンルを判断してディスクプレーヤ
30に送信していたが、コントローラ12は選曲情報の
みをディスクプレーヤ30側に送信し、ディスクプレー
ヤ30内のマイコン38がその曲に対応する映像ジャン
ルを決定するように構成してもよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係る映像カラ
オケ装置は、必要最小限の映像データを用いて数多くの
演奏データに対して適切な背景画を表示することがで
き、特に、そのイメージ、曲調が複数の映像ジャンルに
跨る演奏データに対して必要最小限の映像データによっ
て適切な背景画を表示することができる。また、同一の
演奏データに対してバラエティーに富んだ背景画を表示
することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る映像カラオケ装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】ディスクプレーヤの概略構成を示すブロック図
である。
【図3】映像ジャンル判断処理のフローチャートであ
る。
【図4】映像ジャンルAF再生処理のフローチャートで
ある。
【図5】チャプタ番号を再生用チャプタ番号Sに対応さ
せるためのテーブルを示す説明図である。
【図6】映像ジャンルAF再生処理において再生される
チャプタの順番の一例を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
10 コマンダ 12 コントローラ 14 操作パネル 20 ハードディスク 22 MIDI音源 24 ビデオミキサ 30 ディスクプレーヤ 34a 第1プレーヤ 34b 第2プレーヤ 36 切換回路 38 マイコン 40 データ読取回路 42 圧縮データ復号化回路 44 NTSCコンバータ 52 スピーカ 54 マイク 56 モニタテレビ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−11295(JP,A) 特開 平5−153586(JP,A) 特開 平5−346793(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04 G11B 20/02 G11B 27/34 H04N 5/262 H04N 5/76 - 5/956

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカラオケ曲の中から所望の曲を選
    択する選択手段と、 選択されたカラオケ曲の楽音データを再生して出力する
    楽音データ出力手段と、 同一の映像ジャンルを構成するように編集された2以上
    の編集映像データからなる編集映像群データが記憶され
    た複数の映像データ記憶手段と、 その映像データ記憶手段に記憶された編集映像群データ
    から任意の編集映像データを読み出す映像データ読出手
    段と、 その映像データ読出手段により読み出された編集映像デ
    ータに歌詞データを合成し、前記楽音データ出力手段か
    ら出力される楽音データに対応して表示する映像表示手
    段とを有する映像カラオケ装置において、 前記映像データ記憶手段は、一の映像ジャンルに属する
    第1映像データが記憶されている第1映像データ記憶手
    段と、第1映像データとは異なる映像ジャンルに属する
    第2映像データが記憶されている第2映像データ記憶手
    段とに分けて構成され、前記楽音データ出力手段は、前記選択されたカラオケ曲
    に対応する複数の映像ジャンルを識別する映像ジャンル
    識別手段を備え、 前記選択されたカラオケ曲の再生に際して前記映像ジャ
    ンル識別手段によって識別された複数の映像ジャンルに
    基づき 前記映像データ読出手段を制御して、第1映像デ
    ータ記憶手段と第2映像データ記憶手段とから交互に編
    集映像データを読み出して組み合わせることにより背景
    映像とする編集映像データ読出制御手段を有することを
    特徴とする映像カラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の映像カラオケ装置で
    あって、 前記映像データ読出手段は、第1映像データ記憶手段か
    ら編集映像データを読み出す第1映像データ読出手段
    と、第2映像データ記憶手段から編集映像データを読み
    出す第2映像データ読出手段からなり、 前記編集映像データ読出制御手段は、前記第1映像デー
    タ読出手段と前記第2映像データ読出手段を制御して
    第1映像データ記憶手段と第2映像データ記憶手段とか
    ら交互に編集映像データを読み出すことを特徴とする映
    像カラオケ装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または請求項2記載の映像
    カラオケ装置であって、前記第1映像データ記憶手段に記憶されている第1映像
    データと前記第2映像データ記憶手段に記憶されている
    第2映像データとは、異なる基準によって映像ジャンル
    区分された編集映像データから構成されている ことを特
    徴とする映像カラオケ装置。
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