JPH07244966A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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Publication number
JPH07244966A
JPH07244966A JP6060040A JP6004094A JPH07244966A JP H07244966 A JPH07244966 A JP H07244966A JP 6060040 A JP6060040 A JP 6060040A JP 6004094 A JP6004094 A JP 6004094A JP H07244966 A JPH07244966 A JP H07244966A
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JP
Japan
Prior art keywords
search condition
karaoke
reproducing apparatus
optical disk
songs
Prior art date
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Application number
JP6060040A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Kaburagi
勝夫 蕪木
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラオケ曲を選択するときに、目次本をみる
ことなく、歌手名、曲名等の検索条件項目を選択するこ
とで自動的に演奏曲を機器が選択することで、目次本か
ら選曲する煩わしさを回避する。 【構成】 コマンダ等の入力装置5又は1から複数の曲
目を選択する検索条件項目を指示することで光ディスク
再生装置12のシステムコントローラ28が記憶装置2
7から読み出したデータベースを基に表示装置9へ検索
条件項目に適合した曲目を選択して表示させるか、選曲
した曲目を自動的に演奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク再生装置に係
わり、特に、カラオケ装置等で再生される複数の曲目を
選曲するに好適な光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からカラオケ装置等に用いる光ディ
スクとしては複数の曲目が収録されたCD,LD,MD
等をオートチェンジャに搭載し、再生したい曲目のディ
スク番号と曲番を指定することでオートチェンジャが選
択した曲目を再生する様に成されていた。
【0003】図9はこの様なカラオケ用の光ディスク再
生装置12の系統図を示すものである。1はテンキー等
を有する操作部であり、この操作部1並にコマンダ5か
らの変調光等はカラオケコントローラ2に供給される。
コマンダ5及び操作部1には少なくとも予約キー5a,
テンキー5b,セットキー5cを有し、これら各キー群
の押圧操作によって歌いたい曲目の選曲が行われる。
【0004】カラオケコントローラ2及びオートチェン
ジャコントローラ3はマイクロコンピュータ等で構成さ
れ、カラオケコントローラ2はオートチェンジャコント
ローラ3を制御し、コマンダ5又は操作部1からの選曲
コマンドに応じた曲目の収録された光ディスクをCDプ
レーヤ或はオートチェンジャ4から選曲し、再生が行わ
れて、この再生信号はカラオケコントローラ2に供給さ
れる。
【0005】カラオケコントローラ2では再生信号をデ
コードしてオーディオデータ及びビデオデータに分割す
る。オーディオ信号はミキシング回路7を介してパワー
アンプ10からスピーカ11を介して放音される。又、
ビデオ信号はビデオアンプ6を介してCRT等の表示装
置9にカラオケに対応した静止画像又は動画像を表示す
ると共にカラオケコントローラ2で制御されるキャラク
タジェネレータ14を介して選曲した曲の歌詞13を表
示画面に表示する。更にカラオケを歌う人はマイクロホ
ン8を介して表示画面の歌詞を見ながら歌うことでオー
ディオ信号の演奏と合成された歌声がスピーカ11より
放音される様に成されている。
【0006】上述の構成のカラオケ用の光ディスク再生
装置で例えばリモートコントローラであるコマンダ5を
介してカラオケ曲をカラオケコントローラ2に入力させ
るにはカラオケ曲が入っているディスクのディスク番号
と曲番を入力する。ディスク番号はCDプレーヤ又はオ
ートチェンジャ4の中にセットされている複数枚のディ
スクの中の位置を示す番号であり、例えば45枚目のデ
ィスクの7曲目が歌いたい場合は、〔予約〕〔4〕
〔5〕〔セット〕〔7〕〔セット〕の順番で予約キー5
a,テンキー5b並にセットキー5bを押してゆく。デ
ィスク番号と曲番の間では〔セット〕キーを押す、この
〔セット〕はディスク番号と、曲番の間を示すコマンド
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成のカラ
オケ用の光ディスク再生装置によるとカラオケを歌いた
い人は、歌いたいカラオケ曲をコマンダ5又は操作部1
からキー入力する際に、CDプレーヤ又はオートチェン
ジャ4に入っているすべての光ディスクのカラオケ曲が
書いてある目次本から、歌いたいカラオケ曲を探し出
し、ディスク番号と曲番をコマンダ5に入力しなければ
ならない、従って、大量の曲目からカラオケ歌手の歌い
たい曲の条件にあった曲を見つけるには長時間を要する
問題があった。又、目次本は小さな字で印刷されたもの
が多く、暗い場所では特に所定曲目番号を探し出すのが
困難であった。
【0008】更に、カラオケ歌手が歌いたいカラオケ曲
が定まっている場合はよいが、歌える曲が少ない場合
や、カラオケになれていない人ではどの曲が歌えるか解
らない場合にカラオケ曲の決定に長時間を要する問題が
あった。
【0009】本発明は上述の問題点を解消した光ディス
ク再生装置を提供するもので、本発明の第1の目的は目
次本を見ずにカラオケ歌手が自分の歌いたい曲の検索条
件を入力手段(コマンダ或は操作部)に入力することで
カラオケコントローラが条件に合ったカラオケ曲を探し
出して表示させることで目次本の中からカラオケ曲を選
択する煩わしさを回避した光ディスク再生装置を提供す
るにある。
【0010】本発明の第2の目的は目次本を見ずにカラ
オケ歌手が自分の歌いたい曲の検索条件を入力手段に入
力することでカラオケコントローラが条件に合ったカラ
オケ曲を探し出して演奏することで目次本の中からカラ
オケ曲を選択する煩わしさを回避した光ディスク再生装
置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の光ディス
ク再生装置はその例が図1に示されている様に複数の曲
目が収録された光ディスク30から所定の曲目を選曲す
る様に成された光ディスク再生装置12に於いて、複数
の曲目から選曲したい検索条件項目を格納した記憶手段
27又は30と、上記複数の曲目から選曲したい検索条
件項目が入力可能な入力手段1又は5と、文字、図形情
報発生手段14からの文字図形情報を表示する表示手段
9と、記憶手段27又は30及び文字、図形情報発生手
段14を制御する制御手段28とを具備し、複数の曲目
から選曲したい検索条件項目を入力手段1又は5から指
示することで制御手段28は記憶手段27又は30に格
納された検索条件項目を検索し、検索条件に合った所定
数の曲名を文字、図形情報発生手段14を介して表示装
置9に表示する様に成したものである。
【0012】本発明の第2の光ディスク再生装置はその
例が図1に示されている様に複数の曲目が収納された光
ディスク30から所定の曲目を選曲する様に成された光
ディスク再生装置12に於いて、複数の曲目から選曲し
たい検索条件項目を格納した記憶手段27又は30と、
複数の曲目から選曲したい検索条件項目が入力可能な入
力手段1又は5と、少なくとも記憶手段27又は30を
制御する制御手段28とを具備し、複数の曲目から選曲
したい検索条件項目を入力手段1又は5から指示するこ
とで制御手段28は記憶手段27又は30に格納された
検索条件項目を検索し、検索条件に合った曲目を選択し
て演奏する様に成したものである。
【0013】
【作用】本発明のカラオケ用の光ディスク再生装置はコ
マンダ又は操作部の入力装置からカラオケ歌手が歌いた
い曲の検索条件項目を入力して光ディスク再生装置内の
システムコントローラに入力させる様にしたのでシステ
ムコントローラは検索条件に適合した複数の曲を選曲し
て表示手段に表示し、表示された曲を選択することで曲
目を予約することが出来るため目次本の中から歌いたい
曲を探し出す煩わしさのないものが得られる。
【0014】本発明のカラオケ用の光ディスク再生装置
はコマンダ又は操作部入力装置からカラオケ歌手が歌い
たい曲の検索条件項目を入力して光ディスク再生装置内
のシステムコントローラに入力する様にしたので、シス
テムコントローラは検索条件に適合した複数のものから
該システムコントローラにまかされた1つの曲目を選択
して演奏する様に成されるのでカラオケ歌手に目次本か
らカラオケ曲を探し出す煩わしさを回避出来ると共にシ
ステムコントローラが選択した曲によって新しく歌える
歌を見出すことが出来るものが得られる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例として12cmCD
でフルサイズ動画像及びCD相当音質の音声信号を74
分間収録再生可能なビデオCD(Video CD)を
用いた構成のカラオケ用の光ディスク再生装置について
説明する。
【0016】先ずビデオCDについて説明する。一般に
動画像データ及び音響データ(以下ビデオ及びオーディ
オストリームと記す)を高能率符号化(圧縮符号化)し
た圧縮ストリームと他のストリームをマルチプレックス
化するための規格はMPEG1(Motion Pic
tureExperts Group 1)として規格
化れているこのMPEG1でのビデオストリームは動き
補償フレーム間予測、直交変換(DTC)、可変長符号
化(ハフマン符号化)等で高能率圧縮符号化されて高い
圧縮率を得ている。原動画像の100MbPS以上のデ
ータは1乃至1.5MbPSの低レートに圧縮されてい
る。
【0017】又、オーディオストリームもサブバンド
(帯域分割)符号化と聴覚特性を利用した適応ビット割
りあて或はサブバンド符号化と直交変換と可変長符号化
とを組み合わせて適正な圧縮率を得ている。
【0018】更に、上述のビデオストリーム及びオーデ
ィオストリームと他の基準情報データをマルチプレック
ス化するために1パック(PACK)を複数のパケット
(PACKET)で構成し、各パック及びパケットの先
頭部分にスタートコード、基準クロック、転送レート及
びスタートコード、ストリームタイプ、バケットデータ
長、入力バッファサイズ、再生開始時刻、デコード開始
時刻等の記録されたパックヘッダ及びパケットヘッダを
設け、パケット内にはビデオ及びオーディオストリーム
が記録される様に成されている。
【0019】上述の如きMPEG1の規格により原動画
像のビデオストリーム及びオーディオストリームをCD
に複合化して例えばCDデジタル動画カラオケに適用
し、カラオケ画像を圧縮符号化したビデオストリームか
ら動画再生する様に成したCD規格がビデオCDといわ
れるものである。
【0020】図3のAはビデオCDの構成を示すもので
31は通常のCDと同様のリードインでサブコードチャ
ンネルPQには各トラックの開始時間(TOC:Tab
leof contents)が記録され、PQサーチ
方式プレーヤとのシステム構築を可能としている。リー
ドイン位置はCDの最内周に設けられる。通常サブコー
ドでのPチャンネルでは音楽と音楽の間(Pause)
を1で示し、Qチャンネル中にはコントローラデータ、
アドレスデータ、72ビットデータ並にCRCデータを
含み、72ビットデータ内には曲番号(TNO)や演奏
内の経過時間、絶対時間等が記録されて、音楽の何楽章
目かを直ちに探し出すことが出来る様に成されている。
【0021】次のボリウム・ディスクリプタ・デレクト
リ・ファイル(Volume Descriptor
Directory files)32はISO(国際
標準化機構)−9660のファイルフォーマットに準拠
したバステーブル/デレクトリファイルである。
【0022】この様なファイル構造形式のデータ32の
後にはカラオケにとって欠かすことの出来ない、曲名、
歌手名、作曲者、イントロ歌詞等の早見表関連のテキス
トデータが記録されている。このカラオケ基準情報デー
タ(KARAOKE Basic Informati
on Area)33は図3のBに示す様に“KARI
NFO.BHI”33aと呼ばれるファイルと複数のコ
ードテキストファイルから成る“KARINFO.c
c”33b,33c‥‥33n+1と呼ばれるファイル
から成り立っている。このコードテキストファイルの拡
張子の“cc”はカントリコードで例えばKARINF
O.jpでは日本を示している。
【0023】この様なカラオケ基準情報データ33の後
にはCD−I/FMVプレーヤとのブリッジ化を図るた
めのCD−Iアプリケーションプログラム及び関連ファ
イル34が記録されている。
【0024】このCD−Iアプリケーション34の後の
トラック番号02〜99(図3のAで1〜n)ではMP
EG1規格によるオーディオストリーム及びビデオスト
リームが記録され、収録したカラオケの動画像及び曲数
分のトラックで構成される。セクタはCD−ROMセク
タと同一構造のモード2/フォーム2をとっている。
【0025】上述のMPEG1のオーディオ及びビデオ
ストリームの主な仕様はオーディオストリームではレー
ヤはII、サンプリング周波数は44.1KHz、ビット
レートは224KbPS、エンファシス特性はオフ/オ
ン、モードはステレオ、デュアル、インテンステイステ
レオであり、ビデオストリームの主な仕様は水平周波数
は352ピクセル、ライン数は240/288:NTS
C/PAL、フレーム・レート23.976/25/2
9.97HZ、VBVバッファ・サイズ 40Kバイ
ト、ビットレートは約1.5MbPSである。
【0026】36はリードアウトトラックでリードイン
トラック31と同様にCD−ROMのセクタ構造をとっ
ている。
【0027】図3A及びBで説明したカラオケ基準デー
タ33中のコードテキストファイル1〜n(以下KAR
INFO.ccファイルと記す)33b〜33n+1を
図4A〜C及び図5によって詳記する。
【0028】即ち、KARINFO.ccファイル33
a〜33n+1はMPEGビデオ及びオーディオストリ
ーム35としてトラック2〜99(1〜n)に書き込ま
れるデータ(以下MUSICnnDATファイルと記
す)ファイルの性格を表すテキストファイルで1つのK
ARINFO.ccは図4Aの様にグループ0乃至グル
ープNから構成され、MUSICnn,DATファイル
の1つに各々1グループ37a,37b,‥‥37n+
1が割り当てられていて37aで示すグループ0はディ
スク・アイテム、37b〜37n+1で示すグループ1
〜Nはシーケンス#1アイテム〜シーケンス#Nアイテ
ムを示している。
【0029】各グループ1〜Nは図4Bに示す様にグル
ープ長38を示すヘッダと複数のアイテムパケット39
0 〜3922〜3963より構成されている。
【0030】図4Bで示される各アイテムパケット39
0 〜3922〜3963は図4Cに示される様にアイテムパ
ケット番号40を表すヘッダと、アイテムパケット長4
1を示すファイルと、最大254バイトのテキストデー
タ42が記録可能と成され、各アイテムパケット390
〜3922〜3963は各アイテム番号40に応じて図5に
示す如き意味を持たせている。アイテムパケット番号0
〜63の目次に示す様にMは強制(Mandator
y)、Oは随意(Optional)を示し、アイテム
パケット番号0〜21番の390 〜3921までは各々作
曲者名簿等の早見表関連データであり、アイテムパケッ
ト番号22〜31番の3922〜3931まではユーザが自
由に利用可能なユーザファイル部分であり、アイテムパ
ケット番号32〜63番の3932〜3963はリザーブ
(予備)ファイルである。
【0031】本例ではこの様なアイテム番号22〜31
番のテキストデータ42中に複数の曲目から選曲したい
検索条件項目のデータファイルを記録することで光ディ
スク再生装置が検索条件項目に適合した曲目を選曲して
表示装置に表示して予約させたり、選曲した曲目を自動
的に演奏する様に成してカラオケ歌手が目次本をみて曲
目を選択する煩わしさを回避可能となしたものである。
【0032】本例の光ディスク再生装置でテキストデー
タのユーザ利用アイテムに書き込む検索条件項目のデー
タファイルフォーマットの1例を図6Aに示す。
【0033】即ち、検索条件項目のデータフォーマット
が格納されるアイテムパケット3922〜3931(図4B
参照)は図4Cに示す様にアイテム番号40,アイテム
長41並にテキストファイル42を含み、このテキスト
ファイル42中に図6の様に5つのデータを挿入する。
これら5つのデータ間はデータ区切り43で示す“:”
で区切られる。5つのデータは始めからジャンルコード
44,歌手コード45,歌手性別46,レコードの発売
年月日47,ヒットランキングコード48であり、最後
にEOF(End of file)49から付加され
ている。これら5つの各データの意味を次に説明する。
【0034】先ず、ジャンルコード44は3桁で表され
最上位桁は分類コードで、下2桁は細分化されたコード
を示す。分類コードの最上位桁は表1の様に分類され
る。
【0035】
【表1】
【0036】この様な分類コードのジャンル名の1例を
分類コード100及び200の例を表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】次の歌手コード45も3桁で表す。有名な
歌手にはコードが付いているが新人やあまり有名ではな
い歌手にはコードがついていない。そこでそのような歌
手のコードは「999」と入れるようにしておく。この
様な歌手コードの1例を表3に示す。
【0039】
【表3】
【0040】次の歌手性別コード46は1桁である。性
別は「男」、「女」以外に複数の歌手が歌う曲のために
「デュエット」を入れる。その1例を表4に示す。
【0041】
【表4】
【0042】次の発売年月日47はその曲が発売された
年(西暦)と月を示す。年と月との間には「−」を入れ
る。
【0043】次のヒットランキングコード48としては
各カラオケ曲にどれだけヒットしたのかを示すポイント
を付加する。このポイントは1から10程度とし、オリ
コン等のヒット、各カラオケ曲のデータには「ヒットラ
ンキング」と呼ぶどれだけヒットしたかを示すポイント
をつける。ポイントは1から10程度とし、オリコン等
のヒット曲ランキングで1位になったことがあるのは
「1」、2位から5位程度になったことがあるのは
「2」、6から10位になったのは「3」等とランキン
グが付けられている。
【0044】この様なビデオCDを用いたカラオケ用の
光ディスク再生装置の系統図を図1に示す。尚図1で従
来構成の図9との対応部分には同一符号を付して重複説
明を省略する。
【0045】図1で光ディスク再生装置12はCDプレ
ーヤ部(オートチェンジャ部)4とカラオケコントロー
ラ部2より構成されている。
【0046】上述のビデオCD(DVIのディスク、L
D等でもよい)の複数枚の光ディスク30はオートチェ
ンジャ4の収納部50に収納されている。プレーヤ51
のターンテーブル上にディスク搬送回路20の動作によ
って収納部50から取り出された1枚のビデオCD30
が選択載置される。プレーヤ51のスピンドルモータ1
5の回動に伴って、スピンドル軸に嵌着したターンテー
ブルが回転し、ビデオCD30を回転させる。スライド
モータ52でビデオCD30の輻方向に移動可能な光ピ
ックアップ16はビデオCD30の裏面側からレーザビ
ームを照射する様に成されている。
【0047】オートチェンジャコントローラ3は、ディ
スク搬送回路20並びにCDサーボコントロール回路1
8を制御しディスク搬送回路20はオートチェンジャ4
の収納部50からビデオCD30をプレーヤ51上に搬
送、搬出して再生状態とする。
【0048】CDサーボコントロール回路18はCDサ
ーボ回路17を制御し、CDサーボ回路17はスピンド
ルモータ15の回転制御、スライドモータ52のスライ
ド制御、光ピックアップ16のフォーカス及びトラッキ
ング制御等を行なう様に成されている。
【0049】光ピックアップ16からピックアップされ
たRF信号はEFM(Eightto Fourtee
n Modulation)デコーダ19を介して8−
14変換された変調データはカラオケコントロール部2
を構成するCD−ROMデコーダ21に供給され、CD
−ROMプレーヤで再生可能な様に8ビット(1バイ
ト)単位のデータに変換され、RAM22に格納され
る。
【0050】システムコントローラ28はテンキー等を
有する操作部1又はリモートコントローラ等のコマンダ
5等から成る入力装置からのコマンドに応じた制御デー
タをオートチェンジャコントローラ3,ビデオCD再生
コントローラ23等に供給する。これら各コントローラ
3,23並びに28はマイクロコンピュータより構成さ
れ、図示しないが通常のROM,RAM等の記憶手段を
有している。
【0051】ビデオCD再生コントローラ23はCD−
ROMデコーダ21,RAM22,並びにMPEGビデ
オデコーダ24とMPEGオーディオデコーダ25とを
制御する。
【0052】MPEGビデオストリームはMPEGビデ
オデコーダ24によってデコードされて、加算器26及
びビデオアンプ6を介してCRT等の表示装置9に動画
像を表示する。
【0053】MPEGオーディオストリームはMPEG
オーディオデコーダ25でデコードされてミキシング回
路7及びパワーアンプ10を介してオーディオ信号をス
ピーカ11より放音させると共にカラオケの場合はマイ
クロホン8を介して演奏曲目にカラオケ曲をミキシング
して放音させる。
【0054】又、システムコントローラ28は文字、図
形を発生するキャラクタジェネレータ14で発生させた
文字、図形をビデオ信号に重畳して動画像上にカラオケ
の歌詞等を重畳させる様に成されている。尚27はシス
テムコントローラ28のマイクロコンピュータに含まれ
るRAM等の記憶手段でもよいが、特にバックアップさ
れたRAM或はフロッピーディスク等のメモリを可とす
る。
【0055】上述のコマンダ5或は操作部1の入力装置
のキー配列の一実施例を図2A及びBで説明する。尚、
図8で説明した入力装置との対応部分には同一符号を付
している。図2Aは複数の曲目からカラオケ歌手が選曲
したい検索条件項目を入力装置に入力し、カラオケ装置
(光ディスク再生装置)が検索条件項目に適合した曲
目、歌手名等を複数曲、表示装置に表示し、この表示装
置の表示内容をみて、カラオケ歌手が所定のカラオケ曲
を選択するに適したコマンダのキー配列の1例を示すも
のである。又、図2Bに示すものは複数の曲目からカラ
オケ歌手が選曲したい検索条件項目を入力装置に入力
し、カラオケ装置が検索条件項目に適合した曲目、歌手
名等を自動的に選択(おまかせ)して、演奏する様に成
したコマンダのキー配列の1例を示すものである。
【0056】先ず、図2Aのキー配列を説明する。5は
全体としてリモートコントロール用のコマンダのパネル
でパネルの上端部にはカラオケ操作に必要なキー群が配
列され、5aは予約キー、5bは0〜9までのテンキ
ー,5cはセットキーであり、これら各キーを左上側か
ら取り囲む様に逆L字状に配列された演奏開始、演奏終
了‥‥取り消し等の各キーはカラオケの基準用操作キー
群5uである。
【0057】これらパネル上端部に配列されたキー群の
下端部にはカラオケ装置のカラオケコントローラ部2に
選択しようとするカラオケ曲の検索条件を入力するため
の検索条件キー5eと、カラオケコントローラ部2が検
索条件によって選択した曲の表示を並べ替える並べ替え
キー5d、具体的な検索条件を示した検索条件キー群
(5f〜5r)並びにアップキー5sとダウンキー5t
より構成される。
【0058】上述の検索条件を示した検索条件キー群は
歌手キー5f,ジャンルキー5g,男キー5h,女キー
5i,デュエットキー5j,ポップスキー5k,演歌キ
ー5l,こどもキー5m,アイドルキー5n,ナツメロ
キー5o,ロックキー5p,洋楽キー5q並に新譜キー
5rより構成されている。
【0059】図2Bに示すコマンダは図2Aで説明した
並べ替えキー5dの部分に曲変換キー5d′が、又、検
索条件キー5e部分に、おまかせキー5e′を設けたも
ので、この曲変換キー5d′は後述するもカラオケコン
トローラが検索条件によって選曲した曲を交換するキー
であり、おまかせキー5e′は検索条件項目を入力し
て、選曲をカラオケコントローラにまかせるための入力
キーを示している。勿論、図2Bに図2Aの並べ替えキ
ー5d及び検索条件キー5eを配設する様にしてもよ
い。
【0060】上述の図1及び図2Aで構成された光ディ
スク再生装置及びコマンダによって、光ディスク再生装
置(以下カラオケ再生装置として説明する)12が検索
条件項目の入力によって選曲した曲目や歌手名を表示装
置9に表示させるための動作例を説明する。
【0061】先ず、図1で説明したカラオケ再生装置1
2のカラオケコントローラ部2のシステムコントローラ
28はカラオケ再生装置12の設置時にCDプレーヤ部
(オートチェンジャ)4にセットされたすべてのビデオ
CDからデータファイルを読み出す。この読み出し手順
は操作部1又はコマンダ5等の入力装置のイニシャライ
ズ、電源投入或は記録開始操作に対応してシステムコン
トローラ28はオートチェンジャ部4に対し1番目のビ
デオCD30のKARINFO.ccファイル位置のデ
ータを再生する様なコマンドをオートチェンジャコント
ローラ3に伝送する。
【0062】オートチェンジャコントローラ3はこの様
なコマンドを受けると先ず、ディスク搬送回路20に制
御信号を送って再生するビデオCD30の1枚目をオー
トチェンジャ部4から取り出し、1枚目のビデオCD3
0をプレーヤ51のターンテーブル上に載置する。
【0063】ターンテーブル上に1枚目のビデオCDが
載置されたことを検知したら、オートチェンジャコント
ローラ3はCDサーボコントロール回路18に対し、ビ
デオCD30の再生開始の制御信号を出力する。CDサ
ーボコントロール回路18はCDサーボ回路17を制御
し、プレーヤ51のスピンドルモータ15及びスライド
モータ52を回動及びビデオCD輻方向に摺動させ、光
ピックアップ16を介してKARINFO.ccファイ
ルの再生を開始する。
【0064】光ピックアップ16からのKARINF
O.ccファイルからの再生データはEFMデコーダ1
9に供給され、EFMデコーダ19は各シンボル8ビッ
トを14ビットのパターンに変換して出力する。
【0065】CDサーボコントロール回路18は、ビデ
オCD30の“KARINFO.cc”ファイルの再生
が開始されたならば、オートチェンジャコントローラ3
に再生開始のステータスを伝送する。このオートチェン
ジャコントローラ3は、CDサーボコントロール回路1
8から再生開始のステータスを受けたならば、システム
コントローラ28に再生開始のステータスを伝送する。
【0066】システムコントローラ28は、EFMデコ
ーダ19よりデジタルデータが入力されてくるので、ビ
デオCD再生コントローラ23に対してビデオCD30
のデータのデコードを指示する。このビデオCD再生コ
ントローラ23は、入力されたデジタルデータをCD−
ROMデコーダ21で、8ビット(1バイト)単位のデ
ータに変換し、RAM22へ書き込む。“KARINF
O.cc”ファイルの再生がすべて終了したならば、シ
ステムコントローラ28はビデオCD再生コントローラ
23に対し、RAM22に格納された“KARINF
O.cc”ファイルのデータを転送するように指示す
る。ビデオCD再生コントローラ23からはRAM22
の“KARINFO.cc”ファイルのデータがすべて
システムコントローラ28へ、ビデオCD再生コントロ
ーラ23を介して伝送されているので、システムコント
ローラ28はこの中から図6Aに示した検索条件項目コ
ードデータを読み出して記憶装置27に格納する。
【0067】このとき記憶装置27には図6Aに示した
検索条件項目のデータファイルのデータと共に、ディス
ク番号と曲番も書き込む。これはカラオケ曲を検索、表
示する際に使用するためである。このような手順でオー
トチェンジャ部4にセットされているすべてのビデオC
D30から図6Aに示した検索条件項目のデータファイ
ルを読み出し、記憶装置27内には1例として表5に示
す様なデータベースを作製する。
【0068】
【表5】
【0069】尚、上述の表5中の曲名及び歌手名は図5
で説明したアイテム番号9の曲目名及びアイテム番号1
1の歌手名を読み出して書き込む様に成されている。こ
の様に記憶装置27に格納した検索条件項目は停電時に
消去しない様に常時バックアップされたRAMを用いる
か、フロッピーディスクの様な磁気的なメモリが用いら
れる。
【0070】上述のカラオケ再生装置の設置時にオート
チェンジャ部4に格納されているすべてのビデオCDか
らデータファイルを読み出すと共にオートチェンジャ部
4に新譜が追加された場合も、これらビデオCDのデー
タファイルを読み出す様に成されたフローチャートを図
6Bに示す。
【0071】このフローチャートは上述したので簡単に
説明すると、第1ステップST1 ではすべてのビデオC
Dのデータファイル検索条件項目コードの他にディスク
番号,曲番,曲名並びに歌手名を読み込み、次の第2ス
テップST2 では表5の如きデータベースを記憶装置2
7に記憶させ、次の第3ステップST3 ではチェンジャ
部4内のすべてのCDの読み込み及び記録が終了したか
否かをシステムコントローラ28は判断して、NOであ
れば第1ステップST1 の始めに戻されるがYESであ
ればエンドに至ることになる。このフローチャートはカ
ラオケ再生装置の設置時を示したが新譜入荷時は当然追
加の読み込み及び記録操作が行われる。
【0072】上述の様に記憶装置27への格納が終了し
た検索条件項目のデータファイルを用いて、カラオケ曲
をカラオケ歌手が選曲する方法を図2Aのリモコン及び
図7Aのフローチャート並に図8の表示装置の表示内容
を用いて説明する。
【0073】カラオケ歌手が図2Aのコマンダ5を介し
図1のカラオケ再生装置12から所定の曲目を選曲する
ためにカラオケ選曲の為の検索条件項目キー群5d〜5
tを押圧し、例えば、検索条件キー5e→男キー5h→
ポップスキー5k→新譜キー5r→セットキー5cの順
序で押圧した場合を説明する。
【0074】検索条件キー5eの押圧で図1のカラオケ
コントローラ部2のシステムコントローラ28に対し、
カラオケ曲の検索処理であることを知らせる。次の男キ
ー5h,ポップスキー5k,新譜キー5rはカラオケ曲
の検索条件の具体項目に該当し、「男性歌手の歌ってい
るポップスの新譜を検索しなさいと云う」指示であり、
押圧されたキーのすべての条件項目を満足する様にな
る。次のセットキー5cの押圧で検索条件の入力が終了
したことを示すものである。この様なキー操作によっ
て、カラオケ再生装置12のシステムコントローラ28
は、コマンダ5又は操作部1の入力装置から図7Aの第
1ステップSTE1 の様にカラオケ曲の検索条件項目が
入力される。
【0075】次の第2ステップSTE2 ではシステムコ
ントローラ28は入力装置から伝送されて来たカラオケ
曲の検索条件項目に合ったカラオケ曲を記憶装置27の
中から検索選択する。
【0076】検索条件項目に合ったカラオケ曲が複数曲
選択された場合は第3ステップSTE3 に示す様に、そ
の中から曲名の五十音順に例えば、10曲を選び出しキ
ャラクタジェネレータ14を介して曲目と歌手名並びに
予約番号をモニタ用の表示装置9に表示する。
【0077】システムコントローラ28はカラオケ歌手
がコマンダ5等の入力装置の並べ換えキー5dを押圧し
て、曲表示の並べ替えが行われるか否かを待ち、所定時
間待って並べ替えキー5dが押圧されないNOであれば
第4ステップSTE4 より第6ステップSTE6 に進む
が、YESであれば第5ステップSTE5 に進む。
【0078】この様に曲表示の並べ替えキー5dが押圧
された後に表示装置9のモニタ画面上に映出される表示
例を図8Aに示す。画面の左上の総曲数は検索条件項目
に合ったカラオケ曲が選択された総曲数を示し、選曲カ
ラオケが10曲以上ある場合は表示の最後に「次の画
面」と表示する。又、他の検索条件に合ったカラオケ曲
に並べ替えの状態を表示するために「あいうえお順」、
「新譜順」、「ヒット順」を表示し、現在どんな順番で
カラオケ曲が表示されているかを示す。現在の順番は文
字の色が変化し、コマンダ5の並べ替えキー5dを1回
押すごとに「あいうえお順」、「新譜順」、「ヒット
順」の順に変化させ、検索条件にあった曲を並べ替えて
表示装置9に表示する。図8Aでは斜線で示す「新譜
順」が選択されている。
【0079】選曲された10曲の表示内容は図8Aの様
に先頭からカラオケ曲の曲名、次が歌手名、次の項が予
約番号であり、これらは最上段に斜線で示されている様
に色を変化させて表示し、変化している曲名部分は現在
のカラオケ歌手がカラオケ曲を予約するために選ばれて
いる曲名を示している。
【0080】この様に第5ステップSTE5 でモニタ画
面に映出されたカラオケ曲一覧から、カラオケ歌手は歌
いたいカラオケ曲をコマンダ5のアップ及びダウンキー
5s及び5tを用いて第6ステップSTE6 の様に選択
する。
【0081】この選択方法は図8Aで「さよなら」の曲
を歌いたい場合にはダウンキー5Tを押圧するとMIS
SINGと云う曲名位置で変化していた色が下方に移動
するので「さよなら」の曲名位置まで移動させる。この
色の変化はキャラクタジェネレータ14で簡単に行なう
ことが可能である。
【0082】カラオケ歌手は「さよなら」の曲名位置の
色変化を確認し、第7ステップSTE7 の様にセットキ
ー5cを押圧する。
【0083】カラオケ再生装置のシステムコントローラ
28は現在曲名の色変化をさせている「さよなら」の曲
名が予約されたものとし、表示装置9のモニタ画面を図
8Bの様に表示させる。
【0084】次の第8ステップSTE8 でカラオケ再生
装置は「さよなら」の曲を演奏し、演奏後はエンドに至
る。
【0085】上述の実施例に於いては、カラオケ歌手が
カラオケ再生装置のシステムコントローラに自分の歌い
たい曲の検索条件項目を入力することによって、システ
ムコントローラがその条件にあったカラオケ曲を探し出
し、モニタ画面に表示することによって、カラオケ歌手
は目次本の中からカラオケ曲を探し出す煩わしさがなく
なる。また歌える曲がたくさんあるカラオケ歌手の場合
でも、システムコントローラが検索条件項目で選んでく
る曲によって新しく歌える曲を発見することができる。
更にカラオケ歌手の検索条件項目によってカラオケ曲を
検索し表示する際も、「あいうえお順」、「新譜順」、
「ヒット順」のように並べ替えができるので検索しやす
いカラオケ再生装置が得られる。
【0086】上述の構成では検索条件項目に適合した選
択曲を表示装置のモニタ画面に表示させて、所定曲目選
択を行ったが、図1に示すキャラクタジェネレータ14
及び加算器26等を省いて、図2Bに示すコマンダ5を
用いて、検索条件項目でシステムコントローラ28が選
択したカラオケ曲を直接演奏させる様に成してもよい。
この場合は図2Bに示した様なコマンダ5或は操作部1
が用いられる。
【0087】この例の場合カラオケ設定時或は新譜挿入
時に記憶装置に記憶する方法は図6Bのフローチャート
によって格納を行なうが記憶装置28へのデータベース
格納項目は表5中の曲名及び歌手名を削除したデータベ
ースであればよい。
【0088】この様なデータベースが入力されたカラオ
ケ再生装置から検索条件項目を選択指示して、カラオケ
コントローラ2が選曲した所定曲を自動的に演奏するた
めのフローチャートを図7Bに示す。
【0089】本例に用いる図2Bのコマンダ5は図2A
と異なり、並べ替えキー5dが曲変換キー5d′と成さ
れ、検索条件キー5eがおまかせキー5e′と成されて
いる。先ず、図7Bの第1ステップSTEP1 でカラオ
ケ曲の検索条件項目をコマンダ5から入力する場合、例
えば、おまかせキー5e′→男キー5h→ポップスキー
5k→新譜キー5r→セットキー5cの順で押圧したと
する。
【0090】おまかせキー5e′の押圧でシステムコン
トローラ28に対しカラオケ曲の自動条件選択であるこ
とを知らせる。次の男キー5h,ポップスキー5k並び
に新譜キー5rはカラオケ曲の選択の条件を示し、男性
歌手が歌っているポップスの新譜を選びなさいという指
示である。セットキー5cは選択条件の入力が終了した
ことを示すものである。カラオケ再生装置のシステムコ
ントローラ28はコマンダ5から送られてきたカラオケ
曲選択の条件からその条件にあったカラオケ曲があるか
どうか記憶装置27の中に書き込まれた表5から曲名及
び歌手名を除いたデータベースを検索する(第2ステッ
プSTEP2 )。条件にあった曲が複数あった場合はそ
の中からヒットランキングの高い順に10曲程度選びだ
し(第3ステップSTEP3 )、その中からランダムに
1曲を選択して再生する。(第4ステップSTE
4 )。新曲という条件はデータベースの「発売年月
日」から最新の曲からさかのぼって10曲程度を選び出
す。
【0091】次の第5ステップSTEP5ではシステム
コントローラ28は1曲目の演奏がOKか否かを判断し
ていて、曲変換キー5d′等の押圧が無ければ第7ステ
ップSTEP7 に入ってカラオケ再生装置12のシステ
ムコントローラ28が選択したカラオケ曲の演奏を継続
する。
【0092】カラオケ歌手は演奏が開始された歌が歌え
る場合はカラオケを行なうが、選択された曲がわからな
い場合などは、曲変換キー5d′を押圧してカラオケ曲
を変更することができる(第6ステップSTEP6 )。
システムコントローラ28は曲変換キー5d′がコマン
ダ5から送られてきたならば現在演奏中のカラオケ曲を
中止し、第4ステップSTEP4 に戻ってカラオケ曲選
択の条件にあった別な曲の演奏を開始する。
【0093】この他にもいくつかカラオケ演奏曲の選択
条件のセット方法がある。例えば、おまかせキー5e′
→ジャンルキー5g→テンキー5bによる「199」の
押圧→セットキー5cの操作が行われたときは、ジャン
ルコード「199」の曲の中からヒット曲ランキングの
高い順に10曲程度のカラオケ曲が演奏される。ジャン
ルコードは例えば表2の「クリスマス」の曲の中から演
奏される。
【0094】他の選択方法として、例えばおまかせキー
5e′→歌手キー5f→テンキー5bによる「362」
の押圧→セットキー5cのキー操作が成されたときと
は、歌手コード「362」の歌手の曲の中からヒット曲
ランキングの高い順に10曲程度のカラオケ曲が演奏さ
れる。歌手コードの例では表3の「山下達郎」の曲の中
から演奏される。
【0095】更に他の選択方法として「発売年月日」の
データを利用して、新しい曲のあまりわからないカラオ
ケ歌手のために、リモコンから年数を指定する方法があ
る。例えば、おまかせキー5e′→男キー5h→ポップ
スキー5k→テンキー5bの「1988」の押圧→セッ
トキー5cとキーを押圧した場合は、男性歌手が歌って
いるポップスの「1988」年頃に発売された曲譜を選
びなさいという指示である。「1988」年に歌われた
曲がない場合はその前後の年の曲から選び出す。このと
きカラオケ歌手が明治、大正、昭和、平成等の年号を西
暦に変換できるような変換表をカラオケの目次本につけ
ておくとよい。
【0096】上述の例ではカラオケ歌手の選択条件によ
って表5のデータベースからヒットランキングの高い順
に10曲程度選びだし、その中からカラオケコントロー
ラが1曲選び出したが、そのときカラオケ再生装置に電
源が入れられてから現在までに歌われたカラオケ曲は選
ばないように例えば、表示を色変りする等の区別をする
とか歌われた曲の一覧表を付加すればすでに歌われた曲
と同じ曲がまた歌われるようなことを避けることが出来
る。
【0097】以上の説明から明らかなように、上述の第
2の実施例ではカラオケ歌手がコマンダに自分の歌いた
い曲の条件を入力することによって、カラオケ再生装置
がその条件にあったカラオケ曲を探し出し演奏すること
によって、カラオケ歌手は目次本の中からカラオケ曲を
決定する煩わしさがなくなる。また歌える曲がたくさん
あるカラオケ歌手の場合でも、カラオケコマンダが条件
で選んでくる曲によって新しく歌える曲を発見すること
ができる。カラオケ歌手の選択条件によってカラオケ曲
を検索し演奏する際も、ヒットランキングのようなデー
タを各曲に付け重みづけをするため、カラオケコントロ
ーラによって選択され演奏される曲がカラオケ歌手にと
ってわかるカラオケ曲がでやすくなる効果を有する。
【0098】
【発明の効果】本発明の第1のカラオケ用の光ディスク
再生装置はコマンダ又は操作部の入力装置からカラオケ
歌手が歌いたい曲の検索条件項目を入力して光ディスク
再生装置内のシステムコントローラに入力させる様にし
たので、このシステムコントローラは検索条件に適合し
た複数の選曲を表示手段は表示し、表示された曲を選択
することで選曲を予約することが出来るため、目次本の
中から歌いたい曲を探し出す煩わしさのないものが得ら
れる効果を有する。
【0099】本発明の第2のカラオケ用の光ディスク再
生装置はコマンダ又は操作部の入力装置からカラオケ歌
手が歌いたい曲の検索条件項目を入力して光ディスク再
生装置内のシステムコントローラに入力する様にしたの
で、このシステムコントローラは検索条件に適合した複
数のものから、該システムコントローラにまかされた1
つの曲目を選択して演奏する様に成されるので、カラオ
ケ歌手は目次本からカラオケ曲を探し出す煩わしさを回
避出来ると共にシステムコントローラが選択した曲によ
って新しく歌える歌を見出すことが出来るものが得られ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク再生装置の一実施例を示す
系統図である。
【図2】本発明の光ディスク再生装置に用いられるコマ
ンダのキー説明図である。
【図3】本発明の光ディスク再生装置に用いるビデオC
Dのフォーマットを説明する構成図である。
【図4】本発明の光ディスク再生装置に用いるビデオC
Dのコードテキストファイルの詳細図である。
【図5】本発明の光ディスク再生装置に用いるビデオC
Dのアイテムパケットのコードを示す図である。
【図6】本発明の光ディスク再生装置に用いるビデオC
Dに書き込まれる検索条件項目のコード及び光ディスク
再生装置設定時のデータベース記憶時のフローチャート
である。
【図7】本発明の光ディスク再生装置の演奏時のフロー
チャートである。
【図8】本発明の光ディスク再生装置の表示装置の表示
内容説明図である。
【図9】従来の光ディスク再生装置の系統図である。
【符号の説明】
1 操作部(入力装置) 2 カラオケコントローラ 3 オートチェンジャコントローラ 4 CDプレーヤ部(オートチェンジャ) 5 コマンダ(入力装置) 27 記憶装置 28 システムコントローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【表1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【表2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【表3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【表4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/34 P 8224−5D

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の曲目が収録された光ディスクから
    所定の曲目を選曲する様に成された光ディスク再生装置
    に於いて、 上記複数の曲目から選曲したい検索条件項目を格納した
    記憶手段と、 上記光ディスク及び記憶手段を制御する制御手段と、 上記複数の曲目から選曲したい検索条件項目が入力可能
    な入力手段と、 文字、図形情報発生手段からの文字図形情報を表示する
    表示手段と、 上記記憶手段及び文字、図形情報発生手段を制御する制
    御手段とを具備し、 上記複数の曲目から選曲したい検索条件項目を上記入力
    手段から指示することで上記制御手段は上記記憶手段に
    格納された検索条件項目を検索し、検索条件に合った所
    定数の曲名を上記文字、図形情報発生手段を介して上記
    表示装置に表示する様に成したことを特徴とする光ディ
    スク再生装置。
  2. 【請求項2】 複数の曲目が収録された光ディスクから
    所定の曲目を選曲する様に成された光ディスク再生装置
    に於いて、 上記複数の曲目から選曲したい検索条件項目を格納した
    記憶手段と、 上記複数の曲目から選曲したい検索条件項目が入力可能
    な入力手段と、 少なくとも上記記憶手段を制御する制御手段とを具備
    し、 上記複数の曲目から選曲したい検索条件項目を上記入力
    手段から指示することで上記制御手段は上記記憶手段に
    格納された検索条件項目を検索し、検索条件に合った曲
    目を選択して演奏する様に成したことを特徴とする光デ
    ィスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の曲目から選曲したい検索条件
    項目がポップス・演歌等のジャンル別のジャンルコード
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光
    ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の曲目から選曲したい検索条件
    項目が歌手コードであることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3記載のいずれか1項記載の光ディスク再生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数の曲目から選択したい検索条件
    項目が歌手性別コードであることを特徴とする請求項1
    乃至請求項4記載のいずれか1項記載の光ディスク再生
    装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の曲目から選択したい検索条件
    項目が光ディスクの発売年月日であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項5記載のいずれか1項記載の光ディ
    スク再生装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の曲目から選択したい検索条件
    項目がヒットランキングコードであることを特徴とする
    請求項1乃至請求項6記載のいずれか1項記載の光ディ
    スク再生装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の曲目から選択したい検索条件
    項目が曲名であることを特徴とする請求項1乃至請求項
    7記載のいずれか1項記載の光ディスク再生装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段はバックアップされた揮発
    性メモリであることを特徴とする請求項1乃至請求項8
    記載のいずれか1項記載の光ディスク再生装置。
  10. 【請求項10】 前記選曲したい検索条件項目の格納部
    が光ディスクの動画像データ並に音響データ記録領域以
    外の基準情報領域に設けたコードテキストファイルであ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項9記載のいずれ
    か1項記載の光ディスク再生装置。
  11. 【請求項11】 検索条件項目に適合して前記表示装置
    に表示される表示内容が少なくとも複数の曲名、複数の
    歌手名であり、これらから1つを選択する手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク再生装置。
  12. 【請求項12】 前記光ディスク再生装置内の前記制御
    手段は電源が投入されてから現在まで選曲した曲目を選
    択しない様に成したことを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の光ディスク再生装置。
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