JP4153453B2 - 音楽再生装置 - Google Patents

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本発明は、音楽再生装置において利用者が所望するメッセージを出力させるメッセージ出力機能の改良に関する。
複数の演奏曲のうちから選択された所望の演奏曲を出力させる音楽再生装置が知られている。例えば、カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置がそれである。斯かるカラオケ装置によれば、予め記憶装置に記憶された複数の演奏曲から選択された所望の演奏曲の音楽情報を出力させると共に、その演奏曲の歌詞情報を含む映像をその出力に同期して画面に表示させることで、所望の歌のカラオケ演奏を楽しむことができる。
ところで、上記カラオケ装置を用いて利用者が所望するメッセージを出力させるメッセージ出力システムが知られている。例えば、特許文献1に記載されたカラオケ端末を用いた情報配信システムがそれである。斯かる技術によれば、インターネット等の通信回線を介して利用者オリジナルのメッセージを所定のカラオケ装置に表示させることができ、複数のカラオケ装置の利用者間で互いにメッセージを交換し得るサービスを提供できる。
特開2003−99072号公報
しかし、前記従来の技術において、前記カラオケ装置により出力されるメッセージは、文字映像及び画像を主体とするものであったことから、その表現には自ずと限界があった。また、文字映像及び画像と共に音楽を流すメッセージの出力も可能であったが、必ずしも送り手の気持ちを伝えるのに十分ではなかった。すなわち、送り手の気持ちを十分に伝えるメッセージを出力し得る音楽再生装置は、未だ開発されていないのが現状である。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、送り手の気持ちを十分に伝えるメッセージを出力し得る音楽再生装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、複数の演奏曲のうちから選択された所望の演奏曲を出力させる音楽再生装置であって、音声を生成するための複数種類の音声データを記憶する記憶装置と、所定の入力装置により入力されたメッセージをその記憶装置に記憶された複数種類の音声データのうち所定の入力操作により指定される音声データに基づいて読み上げる読上音声を生成する読上音声生成手段と、前記所定の入力装置により選択入力された演奏曲の曲前、曲間、及び曲後のうち何れかのタイミングで前記読上音声生成手段により生成された読上音声が出力されるようにその読上音声の出力タイミングを指定するタイミング指定手段と、前記所定の入力装置により入力されたメッセージの文字映像を生成する文字映像生成手段とを、含み、前記タイミング指定手段は、前記読上音声生成手段により生成された読上音声及び前記文字映像生成手段により生成された文字映像が同期して出力されるようにそれらの出力タイミングを指定するものであることを特徴とするものである。
このようにすれば、音声を生成するための複数種類の音声データを記憶する記憶装置と、所定の入力装置により入力されたメッセージをその記憶装置に記憶された複数種類の音声データのうち所定の入力操作により指定される音声データに基づいて読み上げる読上音声を生成する読上音声生成手段と、前記所定の入力装置により選択入力された演奏曲の曲前、曲間、及び曲後のうち何れかのタイミングで前記読上音声生成手段により生成された読上音声が出力されるようにその読上音声の出力タイミングを指定するタイミング指定手段と、前記所定の入力装置により入力されたメッセージの文字映像を生成する文字映像生成手段とを、含み、前記タイミング指定手段は、前記読上音声生成手段により生成された読上音声及び前記文字映像生成手段により生成された文字映像が同期して出力されるようにそれらの出力タイミングを指定するものであることから、選択された演奏曲の出力に合わせて利用者が所望するタイミングで、所望の音声データに基づくメッセージの読上音声及び文字映像を同期して出力させることができる。すなわち、送り手の気持ちを十分に伝えるメッセージを出力し得る音楽再生装置を提供することができる。
ここで、好適には、前記読上音声生成手段による読上音声の生成及び非生成を切り換え得るものである。このようにすれば、利用者の所望に応じて文字映像のみによるメッセージを出力できるという利点がある。
また、好適には、前記所定の入力装置は、リモコン送信部を備えた携帯電話機であり、そのリモコン送信部からリモコン信号により前記メッセージを送信し得るものである。このようにすれば、利用者が使い慣れた携帯電話機により前記メッセージを入力できるという利点がある。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の音楽再生装置の一実施例であるカラオケ装置10の構成を説明するブロック線図である。このカラオケ装置10は、CRT等の映像表示装置12と、ディスクプレーヤ14と、ビデオミキサ16と、アンプミキサ18と、スピーカ20と、マイクロフォン22と、操作パネル24と、中央演算処理装置であるCPU26と、ROM28と、RAM30と、記憶装置であるハードディスク32と、モデム34と、CRTコントローラ36と、上記操作パネル24等からの入力信号を処理する入出力インターフェイス38と、シンセサイザ40と、所定の入力装置からのリモコン信号を受信するためのリモコン受信部42とを、備えて構成されている。
上記CPU26は、上記RAM30の一時記憶機能を利用しつつ上記ROM28に予め記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂コンピュータであり、所定のカラオケ演奏曲が選曲された場合、上記ハードディスク32から上記RAM30に選曲されたカラオケ演奏曲の演奏情報及び歌詞情報等を読み出したり、カラオケ演奏曲の演奏が進行するのに応じてそのRAM30から上記シンセサイザ40へ演奏情報を送信したり、歌詞情報に基づいて歌詞文字映像を生成して上記CRTコントローラ36へ送ったり、選曲時には曲名文字映像を生成して上記CRTコントローラ36へ送ったり、上記ディスクプレーヤ14を制御して所定の背景映像を再生させる等の基本的な制御に加えて、後述するメッセージ出力制御を実行する。
前記操作パネル24は、前記カラオケ装置10の利用者が歌いたいカラオケ演奏曲を選択したり、演奏曲の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための操作釦(スイッチ)或いはツマミを備えた入力装置である。また、前記カラオケ装置10には、前記操作パネル24の一部機能を遠隔で実行するための遠隔操作装置として機能するリモコン44が備えられており、前記リモコン受信部42は、そのリモコン44から送信されるリモコン信号を受信して前記中CPU26へ供給する。
前記ディスクプレーヤ14は、利用者が歌詞を参照しながら歌を歌う際に前記映像表示装置12に表示される背景映像を記憶したCDやDVDを再生する背景映像再生装置である。また、前記CRTコントローラ36は、前記CPU26において生成された歌詞文字映像等の文字映像(テロップ)を出力する文字映像出力装置であり、前記ビデオミキサ16は、前記CPU26において生成され且つ前記CRTコントローラ36から出力される文字映像と、前記ディスクプレーヤ14により再生される背景映像とを合成して前記映像表示装置12に表示させる映像合成装置である。
前記シンセサイザ40は、前記ハードディスク32から読み出されて送られて来るカラオケ演奏曲の演奏情報に基づいて楽器の演奏信号等の音楽信号を生成する音源である。この演奏情報は、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式で圧縮されたMIDIデータであり、そのMIDIデータに応じて前記シンセサイザ40により生成された音楽信号は、アナログ信号に変換されて前記アンプミキサ18へ送られる。そのアンプミキサ18では、送られてきた音楽信号と前記マイクロフォン22を介して入力される利用者の歌声とがミキシングされ、それらの信号が電気的に増幅されて前記スピーカ20から出力される。
前記ハードディスク32には、選曲番号により識別される複数のカラオケ演奏曲それぞれのタイトル情報、演奏情報、及び歌詞情報等を記憶するカラオケデータベース45と、音声を生成するための複数種類の音声データを記憶する音声データベース46とが設けられている。一般に、人間の音声は、声帯の振動により発生させられる周期性の波形と、口腔内において発生する乱流による雑音性の波形とが、舌や歯等で形成される声道を通過することにより生成される。上記周期性の波形及び雑音性の波形がその声道を通過する際、その声道の伝達特性に応じた変形がなされて所定の音響特徴を有する音声が形成される。上記音声データベース46に記憶される音声データは、例えば、音素を単位として所定人物の音声の音響特徴を反映したモデルであり、斯かる音声データに基づいてその所定人物の音声と可及的に近似した音響特徴を有する音声を生成することができる。
前記モデム34は、前記カラオケ装置10を公衆電話回線、有線放送用ケーブル、又は光ファイバ等による通信回線46に接続するための装置である。カラオケボックス等の店舗にそれぞれ備えられた複数のカラオケ装置10は、上記通信回線46を介して図示しないカラオケサービス提供会社のホストサーバに接続されており、それら複数のカラオケ装置10によって常に新しい曲が演奏可能とされるように、随時新曲のカラオケ情報等が上記通信回線46を介してダウンロードされ、前記ハードディスク32のカラオケデータベース45等に記憶されるようになっている。すなわち、前記カラオケ装置10は、電気通信回線を通じて各種情報の送受信を実行し得る通信カラオケ装置である。
図2は、前記リモコン44と同様に前記カラオケ装置10の入力装置(遠隔操作装置)として機能する携帯電話機50の操作部52を説明する図である。この図2に示すように、上記携帯電話機50における折り畳まれることで相対向する1対の面には、入力釦(スイッチ)として機能する12個の文字入力釦54、開始釦56、電源釦58、左右上下の移動釦60、メール釦62、クリア釦64、決定釦66、及び映像表示装置として機能する表示部68が設けられている。
上記文字入力釦54は、所望の文字を入力するための釦であり、その文字入力釦54が押されることにより、また必要に応じて所定の文字変換操作が行われることにより、所望の文字乃至は文(テキスト)が上記表示部68に表示される。上記開始釦56は、電話をかけたりメールを送信したりするための釦であり、上記表示部68に所定の電話番号が表示されている際にその開始釦56が押されることにより、その電話番号に電話をかけることができる。また、その表示部68に所定のメールアドレスが表示されている際にその開始釦56が押されることにより、そのメールアドレスにメールが送信される。上記電源釦58は、通話を中止したり電源のオンオフを切り換えるための釦であり、通話中にその電源釦58が押されることにより、その通話が中止される。また、電源がオフである際にその電源釦58が一定時間押されることにより、電源がオンの状態となる一方、電源がオンである際にその電源釦58が一定時間押されることにより、電源がオフの状態となる。上記移動釦60は、上記表示部68に表示されるカーソルを左右上下に移動させるため等に押される釦である。上記メール釦62は、メール管理モードに入るため等に押される釦である。上記クリア釦64は、上記表示部68に表示された文字を消すため等に押される釦である。上記決定釦66は、上記表示部68に表示された内容で各種設定の項目を決定したり、文字変換を決定したりするため等に押される釦である。
図3は、前記携帯電話機50の構成を説明するブロック線図である。この図3に示す制御部70は、ROM72に予め記憶されたプログラムに従って入力信号を処理する所謂マイクロコンピュータであり、前記操作部52からの入力に従って文字入力が実行されるように制御したり、その操作部52から入力された電話番号に従って通信或いは通話チャンネルを成立させると共に相互の通信或いは通話が可能となるように制御したり、メールの作成及び送受信等の基本的な制御に加えて、前記カラオケ装置10へのメッセージ送信制御を実行する。前記携帯電話機50による通話状態においては、アンテナ74を介して送受信部76に受信した通話信号等がモデム部78を介して音声コーディック部80においてデジタルコード信号から音声信号に変換され、アナログフロントエンド82により音声出力部であるスピーカ84が駆動されて音声が出力される。同時に、音声入力部であるマイクロフォン86により音声から変換された音声信号が上記アナログフロントエンド82を介して上記音声コーディック部80に送られてそこでデジタル信号に変換され、上記モデム部78、送受信部76、及びアンテナ74を介して送信される。また、上記制御部70は、前記操作部52から入力された信号を通信先へ送信すると同時に、通信先から受信された信号を前記表示部68に表示させる。また、着信があったと判定される場合には、記憶部(フラッシュROM)88に予め記憶された呼出音情報に基づいて所定の呼出音を上記スピーカ84から出力させるようにメロディ発生器90を駆動させたり、呼出音非出力モードにおいてはバイブレータ部92を駆動させて振動を発生させたりする。また、前記携帯電話機50には、前記リモコン44と同様に前記カラオケ装置10にリモコン信号を送信するためのリモコン送信部94が設けられており、前記操作部52から入力された文(テキスト)であるメッセージ、メッセージの表示タイミング、読上音声を生成するための音声データの指定、メッセージを出力させる際のBGM(Back Ground Music)の指定、メッセージの出力と相前後して前記カラオケ装置10に演奏させる演奏曲の選曲番号等の情報を作成してそのカラオケ装置10に入力し得るようになっている。
図4は、前記カラオケ装置10のCPU26の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図4に示す読上音声生成手段100は、前記携帯電話機50により入力されたメッセージを前記ハードディスク32の音声データベース46に記憶された音声データに基づいて読み上げる読上音声を生成する。図5は、前記音声データベース46を例示する図である。この図5に示すように、前記音声データベース46には、「声優1(森繁レオ)」、「声優2(古館逸郎)」、「声優3(椎原めぐみ)」といった声優の音声、或いは「マッキーマウスの声」、「孫悟空の声」といったアニメのキャラクタ音声等にそれぞれ対応する複数種類の音声データが予め記憶されている。上記読上音声生成手段100は、好適には、前記音声データベース46に記憶された複数種類の音声データのうち前記携帯電話機50により選択される何れか1種類の音声データに基づいてメッセージを読み上げる読上音声を生成する。この読上音声生成手段100により生成されたメッセージの読上音声は、前記アンプミキサ18において前記シンセサイザ40から供給される所定のBGM等とミキシングされ、それらの信号が電気的に増幅されて前記スピーカ20から出力される。また、好適には、所定の入力操作に応じて上記読上音声生成手段100による読上音声の生成(オン)及び非生成(オフ)を切り換えることができる。
文字映像生成手段102は、前記携帯電話機50により入力されたメッセージの文字映像(テロップ)を生成する。この文字映像生成手段102は、例えば、演奏曲の歌詞文字映像を生成するための歌詞文字映像生成手段が転用されるものであってもよい。斯かる文字映像生成手段102により生成されたメッセージの文字映像は、前記CRTコントローラ36により出力され、前記ビデオミキサ16においてそのCRTコントローラ36から出力される文字映像と、前記ディスクプレーヤ14により再生される背景映像等とが合成されて前記映像表示装置12に表示される。
タイミング指定手段104は、前記読上音声生成手段100により生成された読上音声の出力タイミング及び文字映像生成手段102により生成された文字映像の出力タイミングを指定する。図6は、前記携帯電話機50からリモコン信号を介して前記カラオケ装置10に入力される情報を例示する図であり、図7は、その情報の作成に際して前記携帯電話機50の表示部68に表示されるメッセージ入力画面を例示する図である。この図6及び図7に示すように、前記携帯電話機50では、一連の文を成す文字(テキスト)であるメッセージと共に、メッセージの表示タイミングの指定、読上音声を生成するための音声データの指定、メッセージを出力させる際のBGMの指定、メッセージの出力と相前後して演奏する演奏曲の選曲番号等の情報を利用者の操作に応じて作成し、リモコン信号を介して前記カラオケ装置10に入力できるようになっている。上記タイミング指定手段104は、好適には、前記携帯電話機50により入力されたメッセージの読上音声及び文字映像が同期して出力されるようにそれらの出力タイミングを指定する。また、好適には、メッセージと共に前記携帯電話機50により選択入力された演奏曲の曲前、曲間、及び曲後のうち何れかのタイミングでそのメッセージの読上音声及び文字映像が同期して出力されるようにそれらの出力タイミングを指定する。これにより、利用者の所望する演奏曲の出力に合わせてその演奏曲の曲前、曲間、及び曲後の何れかのタイミングで前記映像表示装置12に図8に示すようなメッセージの文字映像が表示され、それと相前後して前記スピーカ20からメッセージの読上音声及び所定のBGMが出力される。
図9は、前記カラオケ装置10のCPU26によるメッセージ出力制御の要部を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、ステップ(以下の説明においてステップを省略する)S1において、前記携帯電話機50からのリモコン信号が受信されたか否かが判断される。このS1の判断が否定されるうちは、判断が繰り返されることにより待機させられるが、S1の判断が肯定される場合には、前記タイミング指定手段104に対応するS2において、S1にて受信されたメッセージの読出音声及び文字映像の出力タイミングが指定される。次に、S3において、S2にて指定されたメッセージの読出音声の出力タイミングであるか否かが判断される。このS3の判断が否定される場合には、S5以下の処理が実行されるが、S3の判断が肯定される場合には、前記読上音声生成手段100に対応するS4において、S1にて受信されたメッセージの読出音声が生成されて前記スピーカ20から出力された後、S5において、S2にて指定されたメッセージの文字映像の出力タイミングであるか否かが判断される。このS5の判断が否定される場合には、S7以下の処理が実行されるが、S5の判断が肯定される場合には、前記文字映像生成手段102に対応するS6において、S1にて受信されたメッセージの文字映像が生成されて前記CRTコントローラ36から出力され、前記映像表示装置12に表示させられた後、S7において、メッセージ出力終了であるか否かが判断される。このS7の判断が否定される場合には、S3以下の処理が再び実行されるが、S7の判断が肯定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられる。
このように、本実施例によれば、音声を生成するための音声データを記憶する記憶装置であるハードディスク32と、入力装置である携帯電話機50により入力されたメッセージをそのハードディスク32の音声データベース46に記憶された音声データに基づいて読み上げる読上音声を生成する読上音声生成手段100(S4)とを、含むことから、利用者が所望するメッセージを音声により出力させることができる。すなわち、送り手の気持ちを十分に伝えるメッセージを出力し得るカラオケ装置10を提供することができる。
また、前記読上音声生成手段100により生成された読上音声の出力タイミングを指定するタイミング指定手段104(S2)を含むものであるため、利用者が所望するタイミングでメッセージの読上音声を出力させることができ、更に好適に送り手の気持ちを伝えることができるという利点がある。
また、前記タイミング指定手段104は、前記携帯電話機50により選択入力された演奏曲の曲前、曲間、及び曲後のうち何れかのタイミングで前記読上音声生成手段100により生成された読上音声が出力されるようにその出力タイミングを指定するものであるため、選択された演奏曲の出力に合わせてメッセージの読上音声を出力させることができ、更に好適に送り手の気持ちを伝えることができるという利点がある。
また、前記携帯電話機50により入力されたメッセージの文字映像を生成する文字映像生成手段102(S6)を含み、前記タイミング指定手段104は、その文字映像生成手段102により生成された文字映像の出力タイミングをも指定するものであるため、利用者が所望するタイミングでメッセージの文字映像を出力させることができ、更に好適に送り手の気持ちを伝えることができるという利点がある。
また、前記タイミング指定手段104は、前記読上音声生成手段100により生成された読上音声及び文字映像生成手段102により生成された文字映像が同期して出力されるようにそれらの出力タイミングを指定するものであるため、利用者が所望するタイミングでメッセージの読上音声及び文字映像を同期して出力させることができ、更に好適に送り手の気持ちを伝えることができるという利点がある。
また、前記読上音声生成手段100による読上音声の生成及び非生成を切り換え得るものであるため、利用者の所望に応じて文字映像のみによるメッセージを出力できるという利点がある。
また、リモコン送信部94を備えた携帯電話機50を入力装置として、そのリモコン送信部94からリモコン信号により前記メッセージを送信し得るものであるため、利用者が使い慣れた携帯電話機50により前記メッセージを入力できるという利点がある。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例では、前記リモコン送信部94を備えた携帯電話機50をメッセージの入力装置とするものであったが、例えば、前記リモコン44に文字入力機能を付与して、そのリモコン44をメッセージの入力装置とするものであっても構わない。
また、前述の実施例において、前記タイミング指定手段104は、前記携帯電話機50により選択入力された演奏曲の曲前、曲間、及び曲後のうち何れかのタイミングで前記読上音声生成手段100により生成された読上音声が出力されるようにその出力タイミングを指定するものであったが、拍手等のエフェクト音声のように入力装置からの信号送信に応じてリアルタイムにメッセージの文字映像を表示させると共に、必要に応じて音声による読み上げを行うものであっても構わない。
また、前述の実施例において、前記携帯電話機50は、前記リモコン送信部94からリモコン信号により前記カラオケ装置10にメッセージを入力するものであったが、例えば、ブルートゥースモジュールを備えた携帯電話機50からブルートゥース信号等によりメッセージを入力するものであっても構わない。この場合には、前記カラオケ装置10の側にも同様にブルートゥースモジュールが設けられている必要がある。
また、前述の実施例では、前記携帯電話機50のリモコン送信部94からのリモコン信号が届く範囲内に設置されたカラオケ装置10においてしかその携帯電話機50により作成されたメッセージを出力させることはできなかったが、例えば、前記携帯電話機50により作成されたメッセージを他の携帯電話機50にメール等の機能を用いて送り、そのメールを受信した携帯電話機50のリモコン送信部94によりメッセージを入力させることで、遠隔地に設置されたカラオケ装置10においてもメッセージを出力させることができる。
また、前述の実施例では、特に言及していないが、前記文字映像生成手段102は、複数種類のフォントのうちから前記メッセージの文字映像に適用する1種類のフォントを選択し得るものであってもよい。また、前記メッセージの文字映像と共に所定の映像(キャラクタの絵等)を前記映像表示装置12に表示させるものであっても構わない。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の音楽再生装置の一実施例であるカラオケ装置の構成を説明するブロック線図である。 図1のカラオケ装置にメッセージを入力するための入力装置として機能する携帯電話機の操作部を説明する図である。 図2の携帯電話機の構成を説明するブロック線図である。 図1のカラオケ装置のCPUの制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 図1のカラオケ装置のハードディスクに設けられた音声データベースを例示する図である。 図2の携帯電話機からリモコン信号を介して図1のカラオケ装置に入力される情報を例示する図である。 図2の携帯電話機の表示部に表示されるメッセージ入力画面を例示する図である。 図1のカラオケ装置の映像表示装置に表示されるメッセージの文字映像を例示する図である。 図1のカラオケ装置のCPUによるメッセージ出力制御の要部を説明するフローチャートである。
符号の説明
10:カラオケ装置(音楽再生装置)
32:ハードディスク(記憶装置)
50:携帯電話機(入力装置)
94:リモコン送信部
100:読上音声生成手段
102:文字映像生成手段
104:タイミング指定手段

Claims (3)

  1. 複数の演奏曲のうちから選択された所望の演奏曲を出力させる音楽再生装置であって、
    音声を生成するための複数種類の音声データを記憶する記憶装置と、
    所定の入力装置により入力されたメッセージを該記憶装置に記憶された複数種類の音声データのうち所定の入力操作により指定される音声データに基づいて読み上げる読上音声を生成する読上音声生成手段と
    前記所定の入力装置により選択入力された演奏曲の曲前、曲間、及び曲後のうち何れかのタイミングで前記読上音声生成手段により生成された読上音声が出力されるようにその読上音声の出力タイミングを指定するタイミング指定手段と、
    前記所定の入力装置により入力されたメッセージの文字映像を生成する文字映像生成手段と
    を、含み、
    前記タイミング指定手段は、前記読上音声生成手段により生成された読上音声及び前記文字映像生成手段により生成された文字映像が同期して出力されるようにそれらの出力タイミングを指定するものであることを特徴とする音楽再生装置。
  2. 前記読上音声生成手段による読上音声の生成及び非生成を切り換え得るものである請求項1の音楽再生装置。
  3. 前記所定の入力装置は、リモコン送信部を備えた携帯電話機であり、該リモコン送信部からリモコン信号により前記メッセージを送信し得るものである請求項1又は2の音楽再生装置。
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