JP2003016093A - 情報配信装置、情報配信システム、その情報配信方法、及びその情報配信プログラム - Google Patents

情報配信装置、情報配信システム、その情報配信方法、及びその情報配信プログラム

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JP2003016093A
JP2003016093A JP2001194483A JP2001194483A JP2003016093A JP 2003016093 A JP2003016093 A JP 2003016093A JP 2001194483 A JP2001194483 A JP 2001194483A JP 2001194483 A JP2001194483 A JP 2001194483A JP 2003016093 A JP2003016093 A JP 2003016093A
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JP
Japan
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user
content
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information distribution
user terminal
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Application number
JP2001194483A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Miura
高生 三浦
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の個別の好みに合わせた曲/コンテン
ツを利用者の好みの様式で提供することができる情報提
供装置を提供する。 【解決手段】 利用者の嗜好に合致した提供コンテンツ
をストリーミングにより配信するサービス処理装置20
であって、利用者の嗜好を管理する利用者情報データベ
ース21と、利用者に配信する提供コンテンツを登録し
たコンテンツデータベース22と、利用者情報データベ
ース21に登録された利用者の嗜好を参照して、コンテ
ンツデータベース22から嗜好に合致した提供コンテン
ツを抽出していき、利用者端末に連続的に配信する送信
内容合成サーバ23とを有することにより、利用者の嗜
好に合致したコンテンツを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークを利用して音楽や映像等のコンテンツを
配信する情報提供装置、情報配信システム、その情報提
供方法、及びその情報提供プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のネットワーク
を介して映像、音声のデータをダウンロードするサービ
スが注目を集めている。
【0003】このサービスは、概略、以下の手順で行な
われる。利用者は、ダウンロードしたいメディアを選択
し、それぞれのページにてダウンロードボタンをクリッ
クする。クリックすると希望の商品が利用者の端末にダ
ウンロードされファイルに保存される。次に、ダウンロ
ードしたファイルにアクセスすると、クレジットカード
による支払いの手順に入る。この際、DecryptionKeyが
ユーザのハードディスクにインストールされ、そのコン
ピュータでなければ、ダウンロードした音楽を再生でき
ないように保護される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術は、インターネットを利用した音楽という商
品の購入方法に関する技術であり、従来のラジオ放送や
テレビ放送のように、「インターネットから流れる音楽
/コンテンツをもっと気軽に楽しむ」といった利用者の
要求を満足させるものではない。
【0005】また、従来のラジオ放送やテレビ放送は、
多数の利用者に対して同一の曲、情報を放送するもので
あり、利用者個別の好みに合わせた放送を行なうことは
できなかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、インターネット等のネットワーク上に仮想的な放
送局を設置することで、利用者の個別の好みに合わせた
曲/コンテンツを利用者の好みの様式で提供することが
できる情報配信装置、情報配信システム、その情報配信
方法、及びその情報配信プログラムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、利用者の嗜好に合致した提供
コンテンツをストリーミングにより配信する情報配信装
置であって、利用者の嗜好を管理する利用者情報データ
ベースと、利用者に配信する提供コンテンツを登録した
コンテンツデータベースと、利用者情報データベースに
登録された利用者の嗜好を参照して、コンテンツデータ
ベースから嗜好に合致した提供コンテンツを抽出してい
き、利用者端末に連続的に配信する送信内容合成サーバ
と、を有することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、コンテンツデータベースは、提供コンテン
ツと共に利用者に配信する広告を登録し、送信内容合成
サーバは、コンテンツデータベースから利用者の嗜好に
合致した広告を抽出して提供コンテンツ間に挿入し、利
用者端末に配信することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、情報配信装置は、提供コンテンツ
の供給を受けるコンテンツ供給者の意向を登録するソー
ス供給者意向データベースを有し、利用者の嗜好と、コ
ンテンツ供給者の意向とを基にコンテンツデータベース
から提供コンテンツを抽出していき、利用者端末に連続
的に配信することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
何れか一項に記載の発明において、送信内容合成サーバ
は、利用者端末に、音楽データ、または音楽データと映
像データとを配信する場合に、その音楽に付随する情報
を音声データ、または文字データとして付加して配信す
ることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
何れか一項に記載の発明において、送信内容合成サーバ
は、利用者端末に、ニュースを提供コンテンツとして配
信する場合に、CG合成で作成した人物の映像データ
に、ニュース内容を表す音声データを重ね合わせて利用
者端末に配信することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
何れか一項に記載の発明において、情報配信装置は、利
用者端末に配信した提供コンテンツに対し、その提供コ
ンテンツが利用者の嗜好に合致したか否かを示す応答入
力が利用者端末より送信された場合に、この応答入力を
基に提供コンテンツの配信優先度を表す配信優先度テー
ブルを作成し、次回の配信の際には、この配信優先度テ
ーブルを参照して提供コンテンツを選択することを特徴
とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
何れか一項に記載の発明において、情報配信装置は、提
供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレスをメー
ルサーバに通知し、メールサーバから当該利用者宛の電
子メールの転送を受けた場合には、電子メールの着信を
通知するメッセージと、該電子メールのメッセージ内容
とを音声合成で作成し、提供コンテンツ間にその音声合
成で作成した音声メッセージを挿入して、利用者端末に
配信することを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1から6の
何れか一項に記載に発明において、情報配信装置は、提
供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレスをメー
ルサーバに通知し、メールサーバから当該利用者宛の電
子メールの転送を受けた場合には、音声合成で作成した
電子メールの着信を通知するメッセージと、該電子メー
ルのメッセージ内容とをCG合成の人物の映像データに
重ね合わせ、提供コンテンツ間にその重ね合わせた映像
データと音声データを挿入して、利用者端末に配信する
ことを特徴とする。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項1から8の
何れか一項に記載の発明において、情報配信装置は、利
用者端末の位置情報を、移動体通信網から取得し、取得
した利用者の現在位置情報と、現在時刻とに関連した提
供コンテンツを優先的にコンテンツデータベースから抽
出して利用者端末に配信することを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項1から9
の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置は、
利用者端末より入力されたスケジュール情報を利用者情
報データベースに登録し、当該利用者のスケジュール情
報を通知する音声メッセージ、または文字データを、提
供コンテンツと共に所定の時刻に配信することを特徴と
する。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項1から1
0の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
は、利用者端末より入力された記念日情報を利用者情報
データベースに登録し、所定の日時に、その記念日にち
なんだ音楽ソース、音声メッセージ、文字情報を利用者
端末に配信することを特徴とする。
【0018】請求項12記載の発明は、ネットワーク上
に配置された情報配信装置から利用者端末へ、提供コン
テンツをストリーミングにより配信する情報配信システ
ムであって、情報配信装置は、利用者の嗜好を管理する
利用者情報データベースと、利用者に配信する提供コン
テンツを登録したコンテンツデータベースと、利用者情
報データベースに登録された利用者の嗜好を参照して、
コンテンツデータベースから嗜好に合致した提供コンテ
ンツを抽出していき、利用者端末に連続的に配信する送
信内容合成サーバと、を有することを特徴とする。
【0019】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の発明において、コンテンツデータベースは、提供コン
テンツと共に利用者に配信する広告を登録し、送信内容
合成サーバは、コンテンツデータベースから利用者の嗜
好に合致した広告を抽出して提供コンテンツ間に挿入
し、利用者端末に配信することを特徴とする。
【0020】請求項14記載の発明は、請求項12また
は13記載の発明において、情報配信装置は、提供コン
テンツの供給を受けるコンテンツ供給者の意向を登録す
るソース供給者意向データベースを有し、利用者の嗜好
と、コンテンツ供給者の意向とを基にコンテンツデータ
ベースから提供コンテンツを抽出していき、利用者端末
に連続的に配信することを特徴とする。
【0021】請求項15記載の発明は、請求項12から
14の何れか一項に記載の発明において、送信内容合成
サーバは、利用者端末に、音楽データ、または音楽デー
タと映像データとを配信する場合に、その音楽に付随す
る情報を音声データ、または文字データとして付加して
配信することを特徴とする。
【0022】請求項16記載の発明は、請求項12から
14の何れか一項に記載の発明において、送信内容合成
サーバは、利用者端末に、ニュースを提供コンテンツと
して配信する場合に、CG合成で作成した人物の映像デ
ータに、ニュース内容を表す音声データを重ね合わせ、
利用者端末に配信することを特徴とする。
【0023】請求項17記載の発明は、請求項12から
16の何れか一項に記載の発明において、利用者端末
は、利用者から入力された、配信された提供コンテンツ
が該利用者の嗜好に合致したか否かを示す応答入力を、
情報配信装置に送信し、情報配信装置は、利用者端末よ
り送信された応答入力を基に提供コンテンツの配信優先
度を表す配信優先度テーブルを作成し、次回の配信の際
には、この配信優先度テーブルを参照して提供コンテン
ツを選択することを特徴とする。
【0024】請求項18記載の発明は、請求項12から
17の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
は、提供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレス
をメールサーバに通知し、メールサーバから当該利用者
宛の電子メールの転送を受けた場合には、電子メールの
着信を通知するメッセージと、該電子メールのメッセー
ジ内容を音声合成で作成し、提供コンテンツ間にその音
声合成で作成した音声メッセージを挿入して、利用者端
末に配信することを特徴とする。
【0025】請求項19記載の発明は、請求項12から
17の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
は、提供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレス
をメールサーバに通知し、メールサーバから当該利用者
宛の電子メールの転送を受けた場合には、音声合成で作
成した電子メールの着信を通知するメッセージと、該電
子メールのメッセージ内容とをCG合成の人物の映像デ
ータに重ね合わせ、提供コンテンツ間にその重ね合わせ
た映像データと音声データを挿入して、利用者端末に配
信することを特徴とする。
【0026】請求項20記載の発明は、請求項12から
19の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
は、利用者端末の位置情報を、移動体通信網から取得
し、取得した利用者の現在位置情報と、現在時刻とに関
連した提供コンテンツを優先的にコンテンツデータベー
スから抽出して利用者端末に配信することを特徴とす
る。
【0027】請求項21記載の発明は、請求項12から
20の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
は、利用者端末より入力されたスケジュール情報を利用
者情報データベースに登録し、当該利用者のスケジュー
ル情報を通知する音声メッセージ、または文字データ
を、提供コンテンツと共に所定の時刻に配信することを
特徴とする。
【0028】請求項22記載の発明は、請求項12から
21の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
は、利用者端末より入力された記念日情報を利用者情報
データベースに登録し、所定の日時に、その記念日にち
なんだ音楽ソース、音声メッセージ、文字情報を利用者
端末に配信することを特徴とする。
【0029】請求項23記載の発明は、ネットワーク上
に配置された情報配信装置から利用者端末へ、提供コン
テンツをストリーミングにより配信する情報配信方法で
あって、情報配信装置において、利用者の嗜好を登録し
て管理する利用者嗜好データベース作成工程と、利用者
嗜好データベース作成工程により作成した利用者嗜好デ
ータベースを参照して利用者の嗜好に合致した提供コン
テンツを選択し、配信する提供コンテンツのプログラム
を作成するプログラム作成工程と、プログラム作成工程
により作成したプログラムに従って、提供コンテンツを
連続的に利用者端末に配信するコンテンツ配信工程と、
を有することを特徴とする。
【0030】請求項24記載の発明は、請求項23記載
の発明において、プログラム作成工程は、利用者嗜好デ
ータベースを参照して利用者の嗜好に合致した広告を選
択し、選択した広告を提供コンテンツ間に挿入したプロ
グラムを作成し、コンテンツ配信工程は、広告が挿入さ
れた提供コンテンツを利用者端末に配信することを特徴
とする。
【0031】請求項25記載の発明は、請求項23また
は24記載の発明において、情報配信装置は、提供コン
テンツの供給を受けるコンテンツ供給者の意向を登録し
て管理するソース供給者意向データベース作成工程を有
し、プログラム作成工程は、利用者の嗜好と、コンテン
ツ供給者の意向とを基に提供コンテンツを選択してプロ
グラムを作成することを特徴とする。
【0032】請求項26記載の発明は、請求項23から
25の何れか一項に記載の発明において、コンテンツ配
信工程は、利用者端末に、音楽データ、または音楽デー
タと映像データとを配信する場合に、その音楽に付随す
る情報を音声データ、または文字データとして付加して
配信することを特徴とする。
【0033】請求項27記載の発明は、請求項23から
26の何れか一項に記載の発明において、コンテンツ配
信工程は、利用者端末に、ニュースを提供コンテンツと
して配信する場合に、CG合成で作成した人物の映像デ
ータに、ニュース内容を表す音声データを重ね合わせ
て、利用者端末に配信することを特徴とする。
【0034】請求項28記載の発明は、請求項23から
27の何れか一項に記載の発明において、利用者端末に
おいて、利用者から入力された、配信された提供コンテ
ンツが該利用者の嗜好に合致したか否かを示す応答入力
を情報配信装置に送信する応答入力送信工程を有し、情
報配信装置において、利用者端末より入力された応答入
力を基に提供コンテンツの配信優先度を表す配信優先度
テーブルを作成する配信優先度テーブル作成工程を有
し、プログラム作成工程は、配信優先度テーブルを参照
して配信する提供コンテンツのプログラムを作成するこ
とを特徴とする。
【0035】請求項29記載の発明は、請求項23から
28の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
において、提供コンテンツを配信中の利用者のメールア
ドレスをメールサーバに通知するメールアドレス通知工
程と、メールサーバからの当該利用者宛の電子メールの
転送を受け付ける電子メール転送受付工程と、メールサ
ーバより受けた電子メールの着信を通知するメッセージ
と、該電子メールのメッセージ内容を音声合成で作成す
る音声メッセージ作成工程と、を有し、コンテンツ配信
工程は、提供コンテンツ間に、音声合成で作成した音声
メッセージを挿入して、利用者端末に配信することを特
徴とする。
【0036】請求項30記載の発明は、請求項23から
29の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
において、提供コンテンツを配信中の利用者のメールア
ドレスをメールサーバに通知するメールアドレス通知工
程と、メールサーバからの当該利用者宛の電子メールの
転送を受け付ける電子メール転送受付工程と、メールサ
ーバから電子メールの転送を受け付けた場合には、電子
メールの着信を通知するメッセージと、該電子メールの
メッセージ内容とを音声合成で作成して、CG合成の人
物の映像データに重ね合わせるコンテンツ作成工程と、
を有し、コンテンツ配信工程は、提供コンテンツ間に、
CG合成の人物に音声メッセージを重ね合わせたコンテ
ンツを挿入して配信することを特徴とする。
【0037】請求項31記載の発明は、請求項23から
30の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
において、移動体通信網から利用者端末の位置情報を取
得する位置情報取得工程を有し、プログラム作成工程に
より、取得した位置情報と、現在時刻とに関連した提供
コンテンツを選択し、利用者端末に配信することを特徴
とする。
【0038】請求項32記載の発明は、請求項23から
31の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
において、利用者端末より送信されたスケジュール情
報、記念日情報を受け付け、スケジュール管理テーブル
を作成するスケジュール管理テーブル作成工程と、スケ
ジュール管理テーブル作成工程により作成されたスケジ
ュール管理テーブルによりスケジュールを管理する管理
工程と、管理工程により予め設定された通知時刻となっ
たスケジュール情報を検出した場合には、利用者のスケ
ジュール情報を通知する音声メッセージ、または文字デ
ータを作成し、また、記念日情報を検出した場合には、
その記念日にちなんだ音楽ソース、音声メッセージ、文
字情報を作成するメッセージ作成工程と、を有し、メッ
セージ作成工程により作成したメッセージを、提供コン
テンツと共に配信することを特徴とする。
【0039】請求項33記載の発明は、ストリーミング
により提供コンテンツを利用者端末に配信する情報配信
装置における情報配信プログラムであって、情報配信装
置において、利用者の嗜好を登録して管理する利用者嗜
好データベース作成処理と、利用者嗜好データベース作
成処理により作成した利用者嗜好データベースを参照し
て利用者の嗜好に合致した提供コンテンツを選択し、配
信する提供コンテンツのプログラムを作成するプログラ
ム作成処理と、プログラム作成処理により作成したプロ
グラムに従って、提供コンテンツを連続的に利用者端末
に配信するコンテンツ配信処理と、を有することを特徴
とする。
【0040】請求項34記載の発明は、請求項33記載
の発明において、プログラム作成処理は、利用者嗜好デ
ータベースを参照して利用者の嗜好に合致した広告を選
択し、選択した広告を提供コンテンツ間に挿入したプロ
グラムを作成し、コンテンツ配信処理は、広告が挿入さ
れた提供コンテンツを利用者端末に配信することを特徴
とする。
【0041】請求項35記載の発明は、請求項33また
は34記載の発明において、情報配信装置は、提供コン
テンツの供給を受けるコンテンツ供給者の意向を登録し
て管理するソース供給者意向データベース作成処理を有
し、プログラム作成処理は、利用者の嗜好と、コンテン
ツ供給者の意向とを基に提供コンテンツを選択してプロ
グラムを作成することを特徴とする。
【0042】請求項36記載の発明は、請求項33から
35の何れか一項に記載の発明において、コンテンツ配
信処理は、利用者端末に、音楽データ、または音楽デー
タと映像データとを配信する場合に、その音楽に付随す
る情報を音声データ、または文字データとして付加して
配信することを特徴とする。
【0043】請求項37記載の発明は、請求項33から
36の何れか一項に記載の発明において、コンテンツ配
信処理は、利用者端末に、ニュースを提供コンテンツと
して配信する場合に、CG合成で作成した人物の映像デ
ータに、ニュース内容を表す音声データを重ね合わせ
て、利用者端末に配信することを特徴とする。
【0044】請求項38記載の発明は、請求項33から
37の何れか一項に記載の発明において、利用者端末に
おいて、利用者端末から送信された、提供コンテンツが
該利用者の嗜好に合致したか否かを示す応答入力を受け
付け、提供コンテンツの配信優先度を表す配信優先度テ
ーブルを作成する配信優先度テーブル作成処理を有し、
プログラム作成処理は、配信優先度テーブルを参照して
配信する提供コンテンツのプログラムを作成することを
特徴とする。
【0045】請求項39記載の発明は、請求項33から
38の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
において、提供コンテンツを配信中の利用者のメールア
ドレスをメールサーバに通知するメールアドレス通知処
理と、メールサーバからの当該利用者宛の電子メールの
転送を受け付ける電子メール転送受付処理と、メールサ
ーバより受けた電子メールの着信を通知するメッセージ
と、該電子メールのメッセージ内容を音声合成で作成す
る音声メッセージ作成処理と、を有し、コンテンツ配信
処理は、提供コンテンツ間に、音声合成で作成した音声
メッセージを挿入して、利用者端末に配信することを特
徴とする。
【0046】請求項40記載の発明は、請求項33から
39の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
において、提供コンテンツを配信中の利用者のメールア
ドレスをメールサーバに通知するメールアドレス通知処
理と、メールサーバからの当該利用者宛の電子メールの
転送を受け付ける電子メール転送受付処理と、メールサ
ーバから電子メールの転送を受け付けた場合には、電子
メールの着信を通知するメッセージと、該電子メールの
メッセージ内容とを音声合成で作成して、CG合成の人
物の映像データに重ね合わせるコンテンツ作成処理と、
を有し、コンテンツ配信処理は、提供コンテンツ間に、
CG合成の人物に音声メッセージを重ね合わせたコンテ
ンツを挿入して配信することを特徴とする。
【0047】請求項41記載の発明は、請求項33から
40の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
において、移動体通信網から利用者端末の位置情報を取
得する位置情報取得処理を有し、プログラム作成処理に
より、取得した位置情報と、現在時刻とに関連した提供
コンテンツを選択し、利用者端末に配信することを特徴
とする。
【0048】請求項42記載の発明は、請求項33から
41の何れか一項に記載の発明において、情報配信装置
において、利用者端末より送信されたスケジュール情
報、記念日情報を受け付け、スケジュール管理テーブル
を作成するスケジュール管理テーブル作成処理と、スケ
ジュール管理テーブル作成処理により作成されたスケジ
ュール管理テーブルによりスケジュールを管理する管理
処理と、管理処理により予め設定された通知時刻となっ
たスケジュール情報を検出した場合には、利用者のスケ
ジュール情報を通知する音声メッセージ、または文字デ
ータを作成し、また、記念日情報を検出した場合には、
その記念日にちなんだ音楽ソース、音声メッセージ、文
字情報を作成するメッセージ作成処理と、を有し、メッ
セージ作成処理により作成したメッセージを、提供コン
テンツと共に配信することを特徴とする。
【0049】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照しながら本
発明の情報配信装置、情報配信システム、その情報配信
方法、及びその情報配信プログラムに係る実施の形態を
詳細に説明する。図1〜図15を参照すると本発明の情
報配信装置、情報配信システム、その情報配信方法、及
びその情報配信プログラムに係る実施の形態が示されて
いる。
【0050】まず、図1を参照しながら本発明に係る実
施形態の構成を説明する。図1に示されるように本発明
に係る実施形態は、インターネット等のネットワーク上
にサービス提供業者の管理するサービス処理装置2が設
置され、このサービス処理装置2に利用者端末1がネッ
トワークを介して接続可能となっている。また、このサ
ービス処理装置2は、音楽ソース提供者3、CM提供者
4の端末との通信が可能に構成されている。
【0051】利用者端末1は、パソコンや携帯端末等の
ネットワーク(インターネット等)にアクセスできる端
末、または本システムのために専用に設けた端末であっ
てもよい。
【0052】サービス提供業者のサービス処理装置2
は、利用者情報データベース21、コンテンツデータベ
ース22、送信内容合成サーバ23を具備する。
【0053】利用者情報データベース21には、利用者
の好みを管理する嗜好管理テーブルが設けられ、利用者
の個人情報や、好みのジャンル、興味のある分野等の属
性情報が登録されている。
【0054】コンテンツデータベース22は、音楽ソー
ス、映像、ニュース等のコンテンツ、CMソース等を格
納している。
【0055】送信内容合成サーバ23は、利用者情報デ
ータベース21に登録された利用者の好みのジャンルの
コンテンツをコンテンツデータベース22からランダム
に選び、利用者情報データベース21に登録された利用
者の興味ある分野の商品CMを挿入して、利用者に配信
する。
【0056】また、利用者端末1への配信方法は、 (1)xDSL(x Digital Subscriber Line )/CA
TV(Cable Television)/FTTH(Fiber-To-The-Hom
e )/FWA(Fixed Wireless Access) 等の固定回線を
用いる方式 (2)GSM(Global System for Mobile communicati
on)/PDC(Personal Digital Cellular )/PHS
/IMT−2000(international mobile telecommu
nication 2000 )等の移動体通信方式を用いる方式 (3)IEEE802.11b(The Institute of Ele
ctrical and Electronics Engineers 802.11b )/IE
EE802.11a/HomeRF(Home Radio Freque
cy) /Bluetooth等の短距離無線を用いる方式 (4)上記(1)〜(3)までの方式を異種間ハンドオ
ーバしながら逐次使い分ける方式 等が挙げられる。
【0057】音楽ソース供給者3は、サービス提供者2
に音楽ソースを供給する。
【0058】CM提供者4は、コンテンツに挿入するC
Mをサービス提供者2に提供する。
【0059】上記構成からなる本実施形態は、サービス
提供業者2と契約した利用者に、インターネット等のネ
ットワークを介して利用者の興味のある分野のコンテン
ツを配信することを目的とする。
【0060】このため本実施形態は、図2に示されるよ
うに、サービス提供業者と契約した利用者の好みのジャ
ンル、興味のある分野等の属性情報を利用者情報データ
ベース21に登録する。そして、当該利用者からのアク
セスがあると、利用者情報データベース21に登録した
利用者の好みのジャンルのコンテンツをコンテンツデー
タベース23からランダムに選び、利用者の興味のある
分野の商品CMや各種ニュース(時事、天気予報、道路
交通情報等)を挿入して、利用者端末1に配信する。な
お、配信したコンテンツに対して、利用者から「気に入
った」、「気に入らない」などの応答があった場合に
は、この応答を反映させたコンテンツの配信優先度を決
定し、この配信優先度に基づいてコンテンツの配信を行
なう。
【0061】また、配信するコンテンツは、音楽を中心
に、CMやその他ニュース等を挿入したものでもよい
し、ニュース等の報道情報を中心にしたものであっても
よい。音楽については、プロモーションビデオ等の映像
付きでもよいし、音だけでもよい。ニュース等の報道情
報中心の配信時には、利用者は、好みの番組スタイル、
キャスタ、重視したいニュースジャンル、興味のある分
野などの情報を嗜好管理テーブルに事前に登録してもよ
いし、「気に入った」ボタンなどで学習させるものであ
ってもよい。
【0062】また、利用者端末1には、オーディオやビ
デオのデータをストリーム形式で受信して、リアルタイ
ムで再生するソフトウエア(例えば、米Real Networks
社製、商品名RealPlayer、米Microsoft 社製、商品名Wi
ndows Media Player、米Apple 社製、商品名Quick Time
4.0等が挙げられる)を必要に応じてインストールさせ
る。そして、このソフトウェアにより、サービス処理装
置20から配信されたオーディオ、ビデオデータを受信
し、リアルタイムで再生する。
【0063】また、本実施形態のサービス処理装置20
は、配信するコンテンツを、利用者の好みに合うように
調整する機能を持たせたことを特徴としている。
【0064】このため、利用者の属性情報として、利用
者自身が興味のある分野(音楽ジャンル、その他)を利
用者情報登録データベース21に予め登録する。図3に
は、利用者情報登録データベース21にて管理される嗜
好管理テーブルの構成が示されている。図3に示される
ように、この嗜好管理テーブルは、利用者を識別するた
めの利用者IDと、利用者に提供するコンテンツのジャ
ンルと、利用者が興味を持っている分野と、過去の配信
履歴と、お気に入りメニュー及び気に入らないメニュー
と、これらの利用者の好みから割り出される配信優先度
と、銀行口座番号と、月ごとの総配信コンテンツ数と総
配信時間とを管理している。
【0065】また、配信するコンテンツを利用者の好み
にあうように調整するために、PC、携帯端末、専用端
末等の利用者端末1に「気に入った」「気に入らない」
ボタンを設け、このボタン操作により、配信優先度を学
習する。この「気に入った」「気に入らない」ボタン
は、本システムのために専用に設けた携帯端末ならば、
専用ボタンを設ける構成であってもよい。また、スピー
カ付きPCならば、画面にボタンやプルダウンメニュー
を表示させることで実現できる。
【0066】サービス処理装置2が選択して流してきた
曲/コンテンツに対して、利用者が「気に入った」ボタ
ンを押すと、その曲/コンテンツ、及びその曲/コンテ
ンツと類似性のある曲/コンテンツが、当該利用者の嗜
好管理テーブル上でより優先度の高い位置に移動され
る。これにより以降、当該曲/コンテンツ、及びそれに
類似の曲/コンテンツの選択頻度が上がる。
【0067】逆に、「気に入らない」ボタンを押すと、
当該曲/コンテンツ、及びその曲/コンテンツと類似性
のある曲/コンテンツが、当該利用者の嗜好管理テーブ
ル上でより優先度の低い位置に移される。これにより、
当該曲/コンテンツ、及びそれに類似の曲/コンテンツ
の選択頻度が下がる。
【0068】嗜好管理テーブル上で、「気に入った」ボ
タンの操作により当該曲/コンテンツ、及びこれに類似
する曲/コンテンツの優先度を上げるには、一気に最上
位に上げる方法と、少しだけ上位に移す方法の2種類が
考えられる。同様に、「気に入らない」ボタンの操作に
より当該曲/コンテンツ、及びこれに類似する曲/コン
テンツの優先度を下げる場合は、一気にデータベースか
ら削除する方法と、少しだけ下位に移す方法の2種類が
考えられる。
【0069】また、「とても気に入った」「気に入っ
た」「気に入らない」「全く気に入らない」の4つのボ
タンを用意し、「とても気に入った」では最上位に移動
させ、「気に入った」では少し上位へ移動させ、「気に
入らない」では少し下位へ移動させ、「とても気に入ら
ない」では当該利用者の嗜好管理テーブルから削除する
ものであってもよい。
【0070】この「気に入った」「気に入らない」ボタ
ンを曲間に挿入されるCMへも適用することで、利用者
個人の嗜好により合致したCMを提供し、宣伝効果を高
めることができる。
【0071】また、「とても気に入った」「気に入っ
た」「気に入らない」「全く気に入らない」ボタンの他
に、「リピート」「スキップ」「メモリ」の機能を利用
者端末1に設けてもよい。すなわち、「リピート」は、
今配信されている音楽、CM、ニュース等のコンテンツ
を最初からもう一度配信し直す機能である。「スキッ
プ」は、今配信されている音楽、CM、ニュース等のコ
ンテンツの配信を中断し、次の音楽、CM、ニュース等
のコンテンツの配信に移る機能である。また、「メモ
リ」は、後で任意に再配信指示することを目的に、今配
信されている音楽、CM、ニュース等のコンテンツのポ
インタ情報を記録する機能である。
【0072】このように本実施形態は、配信したコンテ
ンツに対する反応を、利用者端末1に設けた「気に入っ
た」「気に入らない」等のボタン操作により受け付け、
利用者からの反応によりコンテンツの配信優先度を変更
していくことで、利用者の好みにあったコンテンツを常
に配信することができる。従って、利用者の本サービス
の利用率を高めることができる。また、従来の放送のマ
スターゲットではなく、個々の顧客へのピンポイントの
スポット広告を実現することができるので宣伝効果が大
きいと共に、CM送信数を有効絶対値でカウントするこ
とができる(視聴率という評価が不必要になる)。ま
た、「気に入った」「気に入らない」ボタンによる利用
者の好みの調整をCMへも適用することにより、利用者
個人の嗜好により合致したCMを提供し、宣伝効果を質
的に向上させることができる。
【0073】次に、図4、5に示されたフローチャート
を参照しながら本実施形態による動作手順を説明する。
まず、サービス処理装置20に利用者端末1からのアク
セスがあると(ステップS1/YES)、この利用者端
末1の表示画面に、本システムへの登録を既に済ませた
顧客であるか否かを確認するメッセージを表示する(ス
テップS2)。
【0074】まだ登録を行なっていない利用者であった
場合には(ステップS3/NO)、本サービスは、ユー
ザ登録を行った利用者だけが受けることができるサービ
スである旨を説明するメッセージと、利用者への登録の
意志を確認するメッセージとを表示する(ステップS
4)。
【0075】利用者から登録を行なうとの応答を得た場
合には(ステップS5/YES)、表示画面に、利用者
の個人情報の入力が可能な入力画面を表示させ、利用者
からの個人情報の入力を待つ(ステップS6)。なお、
この場合の個人情報は、利用者の氏名、年齢、性別、住
所、家族構成、サービス提供分の料金を引き落とす銀行
口座番号、等からなる。サービス処理装置20は、利用
者によって個人情報が入力されると(ステップS7/Y
ES)、これらの個人情報を利用者情報データベース2
1に登録して管理する(ステップS8)。また、利用者
から登録は行なわないとの応答を得ると(ステップS5
/NO)、ユーザ登録の処理を終了する。
【0076】これらの個人情報の登録が済むと、次に、
利用者にサービスの提供を受けたいコンテンツのジャン
ル、今興味を持っている分野等からなる属性情報の入力
を要求する(ステップS9)。利用者は、表示画面に表
示されたメッセージに従い、サービスの提供を受けたい
コンテンツのジャンル、今、興味のある分野等からなる
属性情報を入力する(ステップS10/YES)。入力
された属性情報は、利用者情報データベース21の嗜好
管理テーブルに登録され、管理される(ステップS1
1)。
【0077】次に、サービス処理装置20は、本サービ
スの提供を受けるためには、データをストリーム形式で
受信して、リアルタイムに再生するソフトウェアが必要
である旨を説明するメッセージ、及びこのソフトウェア
のダウンロードを希望するか否かを確認するメッセージ
を利用者端末1に表示する(ステップS12)。利用者
からソフトウェアのダウンロードを希望する(ステップ
S13/YES)との応答を得ると、ソフトウェアを利
用者端末1にダウンロードして、ユーザ登録を正常終了
する(ステップS14)。
【0078】既にユーザ登録済みの利用者からのアクセ
スであった場合(ステップS3/YES)、または、上
述した手順によりユーザ登録を済ませた利用者からのサ
ービス開始要求があった場合には(ステップS13/N
O、またはステップS14)、利用者の好みのジャンル
の曲/コンテンツを、コンテンツデータベースからラン
ダムに選び、利用者の興味ある分野の商品CMや各種ニ
ュース(時事、天気予報、道路交通情報等)を挿入し
て、当該利用者端末1に配信する(ステップS15)。
【0079】この際、配信したコンテンツに対する反応
が、利用者端末1に設けたボタン操作により入力された
場合には(ステップS16/YES)、該当する曲/コ
ンテンツ、およびその曲/コンテンツに類似する曲/コ
ンテンツの配信優先順位を入力された指示に従って変更
する。例えば、「とても気に入った」では最上位に移動
させる、「気に入った」では少し上位に移動させる、
「気に入らない」では少し下位に移動させる、「とても
気に入らない」では嗜好管理テーブルから削除する変更
を行なう。送信内容合成サーバ23は、以降、この配信
優先度に基づいてコンテンツの配信を行なう。
【0080】このようにして、配信したコンテンツに対
する反応を基に、コンテンツの配信優先順位を変更して
いくことで、利用者の嗜好により合致したコンテンツを
配信することが可能となる。
【0081】サービス処理装置20は、利用者端末1か
らコンテンツの配信終了を指示する操作入力がなされる
まで、または予め設定された所定時間を経過するまでコ
ンテンツを配信し、サービスを終了する(ステップS1
8)。
【0082】なお、上記サービスによる利用者への課金
は、 (1)月額固定による使い放題 (2)時間従量制での課金 (3)曲数、もしくは番組数での従量課金 (4)CM連動による無料 (5)上記1〜3の何れかの方法とCMの挿入による料
金割引 等種々考えられる。
【0083】また、利用者の料金支払い方法としては、 (1)サービス提供業者2との専用契約 (2)ISP契約に重畳してISPから本サービスの利
用料を後から代理徴収する方法 (3)プリペイド方式を用いて残高限度内で利用する方
法 (4)プリペイド方式を用いて残高限度内で利用し、不
足分をISP契約に重畳してISPが後から代理徴収す
る方法 などが挙げられる。
【0084】なお、上述した第1の実施形態の変形例と
して、利用者の料金を割り引くために、利用者に提供す
る音楽を、音楽ソース供給者の意向を反映させたものと
してもよい。この場合、サービス処理装置20には、図
6に示されるように、音楽ソースを供給する音楽ソース
供給者の意向を登録したソース供給者意向データベース
24を新たに設けることになる。また、送信内容合成サ
ーバ23は、図7のシーケンスチャートに示されるよう
に、利用者の属性情報を利用者情報データベース21に
問い合わせた後に、音楽ソース供給者の意向をソース供
給者意向データベース24に問い合わせる。送信内容合
成サーバ23は、嗜好管理テーブルに登録された利用者
の好みのジャンルと、ソース供給者意向データベース2
4に登録されたソース供給者の意向とを考慮して利用者
に配信する音楽を選曲する。
【0085】このように音楽ソース供給者の意向を考慮
した選曲とすることで、音楽ソースを安価に仕入れるこ
とが可能となり、利用者にかかる料金の負担を軽減させ
ることができる。
【0086】次に、添付図面を参照しながら本発明に係
る第2の実施形態について説明する。本発明に係る第2
の実施形態は、配信するコンテンツに付加的な情報を追
加して配信することを特徴としている。
【0087】例えば、利用者に配信するコンテンツが音
楽であった場合には、その曲の解説や紹介メッセージを
音声合成で挿入して利用者端末1に配信する。
【0088】また、利用者に映像付きのニュースを配信
する場合には、利用者の好みのニュースキャスタ、司会
者のCG映像を、同じくCG映像のスタジオに重ねて配
信する。音声は、CG映像のニュースキャスタ、司会者
の個性に合わせた音声を合成して配信してもよいし、人
の声を事前に録音したものを配信してもよい。また、ニ
ュースによっては現行のTVニュースと同様に現場の映
像等を重ねてもよい。
【0089】このような処理を実現するために本実施形
態は、嗜好管理テーブルに、利用者の好みのキャスタ、
司会者、番組スタイル、などの情報を記録する。また、
コンテンツデータベース22には、曲に対する解説、紹
介メッセージなどのデータや、司会者やニュースキャス
タのCG映像、音声合成データ等を蓄積している。
【0090】利用者からのアクセスがあると、送信内容
合成サーバ23は、嗜好管理テーブルを参照して利用者
の好みのジャンルを検出し、検出したジャンルに属する
音楽をコンテンツデータベース22からランダムに選
ぶ。次に選曲した曲に対する解説、紹介メッセージをコ
ンテンツデータベース22から抽出して追加する。そし
て、これらの情報に、利用者の好みの分野に対応するC
Mを挿入して、利用者に配信する。
【0091】また、利用者に映像付きのニュースを配信
する場合について説明する。嗜好管理テーブルには、図
8に示されるように、利用者の好みのニュースジャン
ル、番組スタイル、ニュースキャスタ、その音声(音質
等)が登録されている。送信内容合成サーバ23は、嗜
好管理テーブルを参照して利用者の好みのニュースジャ
ンル、番組スタイル、キャスタのタイプ等を検出し、検
出した情報を基に、コンテンツデータベース22から該
当するCG司会者のCG映像データと音声合成データと
を抽出する。そして、抽出したこれらの情報に、利用者
の好みの分野に対応するCMを挿入して、利用者に配信
する。利用者はCG司会者が読み上げる様式でニュース
を見、かつ聞くことができる。
【0092】利用者は、利用者端末1からの操作入力に
より、配信されたニュースのさらに詳細な情報の取得
や、ニュースキャスタの映像や音声を切り替えることが
できる。配信内容合成サーバ23は、利用者端末1より
配信したニュースのさらに詳細な情報の取得要求が出さ
れた場合には、コンテンツデータベース22から指定さ
れたニュースのさらに詳細な情報を取り出し、利用者端
末1に配信する。また、ニュースキャスタの映像やその
音声(声質)等の変更指示が入力された場合には、コン
テンツデータベースに登録されているニュースキャスタ
の映像、音声の種類を利用者端末1に提示して、利用者
により選択されたニュースキャスタ、及びその音声での
ニュース配信を行なう。利用者により入力されたこれら
の情報は嗜好管理テーブルに登録し、次回のコンテンツ
配信の際に参照され、利用者の嗜好に合致したコンテン
ツ配信が行なわれる。なお、上述した説明では、利用者
の好みのニュースジャンル、番組スタイル、ニュースキ
ャスタ、その音声(音質等)が予め嗜好管理テーブルに
登録されていると説明したが、アクセスのあった利用者
に、ニュース等のコンテンツの配信前にこれらの好みを
入力させるものであってもよい。送信内容合成サーバ2
3は、この入力された利用者の嗜好に従って、CG合成
のニュースキャスタ、その音声(声質)などを抽出し、
利用者の好みにあったジャンルのニュースを、好みにあ
ったニュースキャスタの映像、音声と共に配信する。
【0093】なお、この実施形態の動作手順は、上述し
た第1の実施形態の動作手順、ステップS15に、送信
内容合成サーバ23が、コンテンツデータベース22か
ら利用者の好みのCG映像データや、紹介メッセージを
抽出し、配信する音楽やニュース等のコンテンツに付加
して配信する処理が加わることとなる。
【0094】このように本実施形態は、利用者に配信す
るコンテンツに付加価値を付け、利用者へのサービスを
さらに向上させることができる。
【0095】次に、添付図面を参照しながら本発明に係
る第3の実施形態について説明する。図9には、この第
3の実施形態の構成が示されている。本発明に係る第3
の実施形態は、サービス処理装置20からコンテンツを
配信中の利用者に、当該利用者宛の電子メールが届いた
場合に、電子メールの着信を表すメッセージ、及びその
メッセージ内容を表す音声データを音声合成で作成し、
利用者に通知する。もしくは、CG合成で作成したニュ
ースキャスタに届いた電子メールのメッセージを朗読さ
せる。
【0096】このため本実施形態のサービス処理装置2
0は、図10に示されるように、コンテンツを配信中の
利用者の電子メールアドレスをメールサーバ5に通知す
る。メールサーバ5は、図10に示されるように、サー
ビス処理装置20から通知されたアドレスの電子メール
を受信した場合には、この電子メールをサービス処理装
置20に転送する。
【0097】サービス処理装置20は、電子メールのメ
ッセージ内容を表す音声を音声合成で作成する。また
は、電子メールのメッセージ内容を表す音声を音声合成
で作成し、利用者の好みのCG合成のニュースキャスタ
の映像データに合成する。そして、電子メールのメッセ
ージ内容を表す音声データ、または、この音声データと
CG合成で作成したニュースキャスタの映像データとを
利用者端末1に送信する。
【0098】利用者端末1からは、届いた電子メールの
メッセージ内容を表す音声が流れる。または利用者端末
1の表示画面に、CG合成のニュースキャスタが表示さ
れ、このニュースキャスタが届いた電子メールを朗読す
る。
【0099】このように利用者は、サービス処理装置2
0からのコンテンツの配信を受けることで、自身宛の電
子メールの音声による通知、または、ニュースキャスタ
による電子メールのメッセージ内容の朗読という付加的
なサービスをさらに受けることができる。従って、コン
テンツの配信という本来のサービスの利用率を高めるこ
とができる。
【0100】次に、図11に示されたフローチャートを
参照しながら本実施形態による動作手順を説明する。サ
ービス処理装置20は、利用者端末1へのコンテンツの
配信を開始すると(ステップS20)、この利用者端末
1のメールアドレスをメールサーバ5に通知する(ステ
ップS21)。メールサーバ5は、通知を受けた利用者
端末1のアドレスを格納する。
【0101】また、サービス処理装置20は、コンテン
ツの配信を終了した利用者端末1があると(ステップS
22/YES)、その利用者端末のメールアドレスをメ
ールサーバ5に通知する(ステップS23)。メールサ
ーバ5は、通知を受けた利用者端末のアドレスを記録か
ら抹消する。
【0102】メールサーバ5は、電子メールを受信する
と、当該電子メールの宛先アドレスを抽出し、このアド
レスがサービス処理装置20から通知を受けたメールア
ドレスに含まれるか否かを検索する。もし、宛先アドレ
スがサービス処理装置20から通知されているメールア
ドレスに含まれる場合には、受信した電子メールをサー
ビス処理装置20に転送する。
【0103】メールサーバ5から電子メールの転送を受
けたサービス処理装置20は(ステップS24)、嗜好
管理テーブルを参照して、電子メールの届け先の利用者
の好みのニュースキャスタのCG映像をコンテンツデー
タベース22から読み出す。次に、電子メールのメッセ
ージ内容を表す音声を音声合成で作成し(ステップS2
6)、CG合成のニュースキャスタの映像データに作成
した音声データを合成する(ステップS27)。そし
て、合成した音声データ及び映像データを該当利用者の
利用者端末1に配信する。
【0104】配信を受けた利用者端末1の表示画面に
は、CG合成のニュースキャスタが現れ、このニュース
キャスタが届いた電子メールを朗読する。
【0105】なお、上述した実施形態においては、電子
メールのメッセージ内容の音声による通知、またはCG
合成のニュースキャスタによるメッセージ内容の朗読と
いう付加的なサービスを、サービス処理装置20からコ
ンテンツの配信を受けている最中に限り行なっていた。
しかしながら、サービス提供業者と契約した利用者であ
れば、コンテンツの配信を受けていない時に受信した電
子メールであっても、この付加的なサービスにより届い
た電子メールのメッセージ内容を通知するものであって
もよい。
【0106】次に、添付図面を参照しながら本発明に係
る第4の実施形態について説明する。本発明に係る第4
の実施形態は、コンテンツ配信時に、利用者の属性情報
のみならず、利用者の現在位置、現在時刻などを考慮に
入れて、これらの情報に関連性のあるコンテンツ、CM
を配信することを特徴としている。このため本実施形態
のサービス処理装置20には、図12に示されるよう
に、利用者位置情報データベース25を新たに設けてい
る。
【0107】図13のシーケンスチャートを参照しなが
ら本実施形態の処理手順を説明する。サービス処理装置
20は、利用者端末1の現在位置を認識している移動体
通信網システムから利用者端末1の現在位置の通知を受
ける。移動体通信網システムからの通知を受けたサービ
ス処理装置20は、移動体位置情報データベース25
に、利用者端末1の現在位置情報を登録する。
【0108】利用者端末1からのアクセスにより、コン
テンツの配信を開始する際には、送信内容合成サーバ2
3は、利用者の好みのジャンルの曲/コンテンツを、コ
ンテンツデータベース22からランダムに選ぶと共に、
利用者報位置情報データベース25に登録された利用者
の位置情報と、現在時刻を考慮して、CM、ニュース
(政治、経済、国際、芸能、スポーツ、天気予報、周辺
地域の情報、道路交通情報、その他)を選択する。そし
て、コンテンツに、選択したCM、ニュースを挿入し
て、利用者端末1に配信する。または、利用者の位置情
報、現在時刻等を考慮してニュースを選択し、選択した
ニュース原稿を音声合成で音声データに変換し、利用者
の好みのCGニュースキャスタの映像と合成して、利用
者端末1に送信する。
【0109】このようにして本サービスの利用者は、現
在位置、現在時刻に関連した情報(現在居る場所のすぐ
近くの飲食店のCM、車で移動中の場合には、周辺の道
路交通情報等)を取得することができる。
【0110】次に、添付図面を参照しながら本発明に係
る第5の実施形態について説明する。本発明に係る第5
の実施形態は、利用者端末1からPIM(Personal Inf
ormation Manager)等の個人情報管理ソフトを用いて入
力された誕生日、記念日、利用者のスケジュール、作業
メモ等の情報をサービス処理装置20において管理し、
スケジュールの案内や記念日等の通知を曲/コンテンツ
の間に挿入して、配信することを特徴としている。
【0111】このため本実施形態のサービス処理装置2
0は、利用者端末1より入力され、送信された誕生日、
記念日、スケジュール、作業予定等の情報を、利用者登
録情報として嗜好管理テーブルに登録する。また、この
利用者登録情報を通知する日時の設定も登録する。図1
4に、この嗜好管理テーブルの構成を示す。サービス処
理装置20は、この利用者登録情報に基づいて、利用者
のスケジュールや記念日等を曲/コンテンツと共に報告
する。なお、報告を行なう時間帯の設定は、スケジュー
ル情報であれば、例えば、その予定の1時間前に通知す
るものでもよいし、毎日決められた時間帯にその日のス
ケジュールを通知するものであってもよい。また、誕生
日、結婚記念日等の記念日情報であれば、その当日に通
知するものであってもよいし、記念日の何日か前から当
日まで毎日通知するものであってもよい。また、通知す
る時間帯も、その日のスケジュールと共に予め決められ
た時間帯に通知するものであってもよいし、9時、12
時、15時、18時といったように日に何度も繰り返し
通知するものであってもよい。
【0112】また、利用者登録情報の通知方法は、スケ
ジュール情報であれば、スケジュールを通知する音声を
音声合成で作成し、通知するものであってもよいし、C
G合成のキャスタの映像にスケジュールを通知する音声
を合成して、キャスタにそのスケジュールを報告させる
ものであってもよい。また、誕生日等の記念日情報であ
る場合には、その記念日にちなんだ曲を選曲し、その曲
に音声合成で作成した音声メッセージをのせて利用者に
通知するものであってもよい。
【0113】次に、図15に示されたフローチャートを
参照しながら上記実施形態による動作手順を説明する。
送信内容合成サーバ23は、所定の時間間隔で嗜好管理
テーブルを参照して、この嗜好管理テーブルに登録され
た利用者登録情報のうち、通知設定時間となった利用者
登録情報があるか否を検索する(ステップS30)。
【0114】通知設定時間となった利用者登録情報がス
ケジュール情報である場合には(ステップS30/YE
S、かつステップS31/YES)、まず、そのスケジ
ュールを通知するメッセージを音声合成で作成する(ス
テップS32)。そして、利用者の好みのジャンルの
曲、及び興味のある分野の商品CMをコンテンツデータ
ベース22からランダムに選び(ステップS33)、選
択した曲に、スケジュールを通知する音声メッセージと
商品CMを合成して(ステップS34)、利用者端末1
に配信する(ステップS35)。
【0115】また、通知設定時間となった利用者登録情
報が記念日情報である場合には(ステップS30/YE
S、かつステップS31/NO)、まず、その記念日で
ある旨を通知するメッセージを音声合成で作成する(ス
テップS36)。そして、その記念日にちなんだ曲と、
商品CMをコンテンツデータベース22からランダムに
選び(ステップS37)、選曲した曲に、音声メッセー
ジと商品CMとを合成して(ステップS34)、利用者
端末1に配信する(ステップS35)。
【0116】このように本実施形態は、利用者端末1か
ら入力された利用者のスケジュール、記念日等の情報を
嗜好管理テーブルに登録して、指定された通知時間とな
ると、その登録情報を通知するメッセージを音声合成で
作成し、適当な曲/コンテンツに作成した音声メッセー
ジを合成して利用者に配信する。
【0117】従って、利用者は自身のスケジュール、記
念日等の情報をサービス処理装置20に登録しておくこ
とで、その情報を自分の好みの曲/コンテンツと共に通
知してもらうことができる。
【0118】なお、上述したフローチャートでは、音声
だけによる通知を例に説明したが、上述した他の実施形
態のように、CG合成のキャラクタを作成し、このキャ
ラクタにスケジュールや記念日等を報告させてもよい。
【0119】上述した実施形態は、本発明の好適な実施
の形態である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。例えば、音楽のプロモーション映像やそ
の他のニュース(政治、経済、国際、芸能、スポーツ
他)、天気予報、周辺地域の情報、道路交通情報、その
他映像などの映像配信を行なう場合に、図16に示され
るように、画面表示からそのコンテンツに関連する情報
のリンクを貼り、アーティスト情報、コンサート情報、
その他関連情報の検索やアクセスを可能にするものであ
ってもよい。
【0120】なお、本発明の情報配信プログラムに係る
実施形態は、サービス処理装置を構成する各装置が、フ
ローチャートを用いて説明した動作手順で制御するプロ
グラムに従って動作することで実現することができる。
【0121】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、利用者情報データベースに登録された利用者の嗜好
を参照して、コンテンツデータベースから嗜好に合致し
た提供コンテンツを抽出していき、利用者端末に連続的
に配信することにより、利用者の嗜好に合致した提供コ
ンテンツを配信することができる。
【0122】また、コンテンツデータベースから利用者
の嗜好に合致した広告を抽出して提供コンテンツ間に挿
入し、利用者端末に配信することにより、従来の不特定
多数への放送ではなく、利用者の興味のある分野に絞っ
たピンポイントのスポット広告を実施することが可能と
なり、大きな宣伝効果を得ることができ、広告送信数を
有効絶対値でカウントすることができる。
【0123】また、利用者の嗜好と、コンテンツ供給者
の意向とを基にコンテンツデータベースから提供コンテ
ンツを抽出していき、利用者端末に連続的に配信するこ
とにより、コンテンツ供給者の意向を提供コンテンツに
反映させることができる。
【0124】利用者端末に、音楽データ、または音楽デ
ータと映像データとを配信する場合に、その音楽に付随
する情報を音声データ、または文字データとして付加し
て配信することにより、配信する提供コンテンツに付加
価値を付けることができる。
【0125】また、CG合成で作成した人物の映像デー
タに、ニュース内容を表す音声データを重ね合わせて利
用者端末に配信することにより、例えば、CG合成のニ
ュースキャスタがニュースを朗読する映像を利用者端末
に配信することができる。
【0126】また、利用者端末からの応答入力を基に提
供コンテンツの配信優先度を表す配信優先度テーブルを
作成し、次回の配信の際には、この配信優先度テーブル
を参照して提供コンテンツを選択することにより、利用
者の嗜好をより強く反映させた提供コンテンツを配信す
ることができ、利用者の利用率を高めることができる。
【0127】また、情報配信装置は、提供コンテンツを
配信中の利用者のメールアドレスをメールサーバに通知
し、メールサーバから当該利用者宛の電子メールの転送
を受けた場合には、電子メールの着信を通知するメッセ
ージと、該電子メールのメッセージ内容とを音声合成で
作成し、提供コンテンツ間にその音声合成で作成した音
声メッセージを挿入して、利用者端末に配信することに
より、電子メールの着信のあった利用者は、音声で電子
メールの着信、及びそのメッセージ内容の通知を受ける
ことができる。
【0128】また、情報配信装置は、提供コンテンツを
配信中の利用者のメールアドレスをメールサーバに通知
し、メールサーバから当該利用者宛の電子メールの転送
を受けた場合には、音声合成で作成した電子メールの着
信を通知するメッセージと、該電子メールのメッセージ
内容とをCG合成の人物の映像データに重ね合わせ、提
供コンテンツ間にその重ね合わせた映像データと音声デ
ータを挿入して、利用者端末に配信することにより、電
子メールの着信のあった利用者は、CG合成のニュース
キャスタから電子メールの着信、及びそのメッセージ内
容の通知を受けることができる。
【0129】また、情報配信装置が、利用者端末の位置
情報を移動体通信網から取得し、取得した利用者の現在
位置情報と、現在時刻とに関連した提供コンテンツを優
先的にコンテンツデータベースから抽出して利用者端末
に配信することにより、例えば、現在いる場所からすぐ
近くの飲食店の情報や、百貨店での安売り情報、車で移
動中の場合には、周辺の道路交通情報など、利用者に役
立つコンテンツを配信することができる。
【0130】また、情報配信装置が利用者端末より入力
されたスケジュール情報を利用者情報データベースに登
録し、当該利用者のスケジュール情報を通知する音声メ
ッセージ、または文字データを、提供コンテンツと共に
所定の時刻に配信することにより、利用者のスケジュー
ル管理を行なうことができる。
【0131】また、情報配信装置が利用者端末より入力
された記念日情報を利用者情報データベースに登録し、
所定の日時に、その記念日にちなんだ音楽ソース、音声
メッセージ、文字情報を利用者端末に配信することによ
り、記念日に利用者は、祝福メッセージを、その記念日
にちなんだ音楽と共に受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】第1の実施形態の動作手順を示すシーケンスチ
ャートである。
【図3】嗜好管理テーブルの構成を表す図である。
【図4】第1の実施形態の動作手順を示すフローチャー
トである。
【図5】第1の実施形態の動作手順を示すフローチャー
トである。
【図6】第1の実施形態の変形実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】変形実施例の動作手順を示すシーケンスチャー
トである。
【図8】第2の実施形態の嗜好管理テーブルの構成を表
す図である。
【図9】本発明に係る第3の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】第3の実施形態の動作手順を示すシーケンス
チャートである。
【図11】第3の実施形態の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】本発明に係る第4の実施形態の構成を示すブ
ロック図である。
【図13】第4の実施形態の動作手順を示すシーケンス
チャートである。
【図14】本発明に係る第5の実施形態の嗜好管理テー
ブルの構成を表す図である。
【図15】第5の実施形態の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図16】利用者端末の表示画面に表示された映像コン
テンツの一例を表す図である。
【符号の説明】
1 利用者端末 2 サービス提供業者 3 音楽ソース提供者 4 CM提供者 5 メールサーバ 20 サービス処理装置 21 利用者情報データベース 22 コンテンツデータベース 23 送信内容合成サーバ 24 ソース供給者意向データベース 25 利用者位置情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 G10K 15/02 G10K 15/02

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の嗜好に合致した提供コンテンツ
    をストリーミングにより配信する情報配信装置であっ
    て、 利用者の嗜好を管理する利用者情報データベースと、 利用者に配信する提供コンテンツを登録したコンテンツ
    データベースと、 前記利用者情報データベースに登録された利用者の嗜好
    を参照して、前記コンテンツデータベースから前記嗜好
    に合致した提供コンテンツを抽出していき、利用者端末
    に連続的に配信する送信内容合成サーバと、 を有することを特徴とする情報配信装置。
  2. 【請求項2】 前記コンテンツデータベースは、 提供コンテンツと共に利用者に配信する広告を登録し、 前記送信内容合成サーバは、 前記コンテンツデータベースから前記利用者の嗜好に合
    致した広告を抽出して前記提供コンテンツ間に挿入し、
    前記利用者端末に配信することを特徴とする請求項1記
    載の情報配信装置。
  3. 【請求項3】 前記情報配信装置は、 提供コンテンツの供給を受けるコンテンツ供給者の意向
    を登録するソース供給者意向データベースを有し、 前記利用者の嗜好と、コンテンツ供給者の意向とを基に
    前記コンテンツデータベースから提供コンテンツを抽出
    していき、利用者端末に連続的に配信することを特徴と
    する請求項1または2記載の情報配信装置。
  4. 【請求項4】 前記送信内容合成サーバは、 利用者端末に、音楽データ、または音楽データと映像デ
    ータとを配信する場合に、その音楽に付随する情報を音
    声データ、または文字データとして付加して配信するこ
    とを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の情
    報配信装置。
  5. 【請求項5】 前記送信内容合成サーバは、 利用者端末に、ニュースを提供コンテンツとして配信す
    る場合に、CG合成で作成した人物の映像データに、ニ
    ュース内容を表す音声データを重ね合わせて利用者端末
    に配信することを特徴とする請求項1から4の何れか一
    項に記載の情報配信装置。
  6. 【請求項6】 前記情報配信装置は、 前記利用者端末に配信した提供コンテンツに対し、その
    提供コンテンツが利用者の嗜好に合致したか否かを示す
    応答入力が前記利用者端末より送信された場合に、この
    応答入力を基に提供コンテンツの配信優先度を表す配信
    優先度テーブルを作成し、次回の配信の際には、この配
    信優先度テーブルを参照して提供コンテンツを選択する
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の
    情報配信装置。
  7. 【請求項7】 前記情報配信装置は、 提供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレスをメ
    ールサーバに通知し、前記メールサーバから当該利用者
    宛の電子メールの転送を受けた場合には、電子メールの
    着信を通知するメッセージと、該電子メールのメッセー
    ジ内容とを音声合成で作成し、前記提供コンテンツ間に
    その音声合成で作成した音声メッセージを挿入して、利
    用者端末に配信することを特徴とする請求項1から6の
    何れか一項に記載の情報配信装置。
  8. 【請求項8】 前記情報配信装置は、 提供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレスをメ
    ールサーバに通知し、前記メールサーバから当該利用者
    宛の電子メールの転送を受けた場合には、音声合成で作
    成した電子メールの着信を通知するメッセージと、該電
    子メールのメッセージ内容とをCG合成の人物の映像デ
    ータに重ね合わせ、前記提供コンテンツ間にその重ね合
    わせた映像データと音声データを挿入して、利用者端末
    に配信することを特徴とする請求項1から6の何れか一
    項に記載の情報配信装置。
  9. 【請求項9】 前記情報配信装置は、 利用者端末の位置情報を、移動体通信網から取得し、取
    得した利用者の現在位置情報と、現在時刻とに関連した
    提供コンテンツを優先的に前記コンテンツデータベース
    から抽出して利用者端末に配信することを特徴とする請
    求項1から8の何れか一項に記載の情報配信装置。
  10. 【請求項10】 前記情報配信装置は、 利用者端末より入力されたスケジュール情報を前記利用
    者情報データベースに登録し、当該利用者のスケジュー
    ル情報を通知する音声メッセージ、または文字データ
    を、提供コンテンツと共に所定の時刻に配信することを
    特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の情報配
    信装置。
  11. 【請求項11】 前記情報配信装置は、 利用者端末より入力された記念日情報を利用者情報デー
    タベースに登録し、所定の日時に、その記念日にちなん
    だ音楽ソース、音声メッセージ、文字情報を利用者端末
    に配信することを特徴とする請求項1から10の何れか
    一項に記載の情報配信装置。
  12. 【請求項12】 ネットワーク上に配置された情報配信
    装置から利用者端末へ、提供コンテンツをストリーミン
    グにより配信する情報配信システムであって、 前記情報配信装置は、 利用者の嗜好を管理する利用者情報データベースと、 利用者に配信する提供コンテンツを登録したコンテンツ
    データベースと、 前記利用者情報データベースに登録された利用者の嗜好
    を参照して、前記コンテンツデータベースから前記嗜好
    に合致した提供コンテンツを抽出していき、利用者端末
    に連続的に配信する送信内容合成サーバと、 を有することを特徴とする情報配信システム。
  13. 【請求項13】 前記コンテンツデータベースは、 提供コンテンツと共に利用者に配信する広告を登録し、 前記送信内容合成サーバは、 前記コンテンツデータベースから前記利用者の嗜好に合
    致した広告を抽出して前記提供コンテンツ間に挿入し、
    前記利用者端末に配信することを特徴とする請求項12
    記載の情報配信システム。
  14. 【請求項14】 前記情報配信装置は、 提供コンテンツの供給を受けるコンテンツ供給者の意向
    を登録するソース供給者意向データベースを有し、 前記利用者の嗜好と、コンテンツ供給者の意向とを基に
    前記コンテンツデータベースから提供コンテンツを抽出
    していき、利用者端末に連続的に配信することを特徴と
    する請求項12または13記載の情報配信システム。
  15. 【請求項15】 前記送信内容合成サーバは、 利用者端末に、音楽データ、または音楽データと映像デ
    ータとを配信する場合に、その音楽に付随する情報を音
    声データ、または文字データとして付加して配信するこ
    とを特徴とする請求項12から14の何れか一項に記載
    の情報配信システム。
  16. 【請求項16】 前記送信内容合成サーバは、 利用者端末に、ニュースを提供コンテンツとして配信す
    る場合に、CG合成で作成した人物の映像データに、ニ
    ュース内容を表す音声データを重ね合わせ、利用者端末
    に配信することを特徴とする請求項12から14の何れ
    か一項に記載の情報配信システム。
  17. 【請求項17】 前記利用者端末は、 利用者から入力された、配信された提供コンテンツが該
    利用者の嗜好に合致したか否かを示す応答入力を、前記
    情報配信装置に送信し、 前記情報配信装置は、 前記利用者端末より送信された応答入力を基に提供コン
    テンツの配信優先度を表す配信優先度テーブルを作成
    し、次回の配信の際には、この配信優先度テーブルを参
    照して提供コンテンツを選択することを特徴とする請求
    項12から16の何れか一項に記載の情報配信システ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記情報配信装置は、 提供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレスをメ
    ールサーバに通知し、前記メールサーバから当該利用者
    宛の電子メールの転送を受けた場合には、電子メールの
    着信を通知するメッセージと、該電子メールのメッセー
    ジ内容を音声合成で作成し、前記提供コンテンツ間にそ
    の音声合成で作成した音声メッセージを挿入して、利用
    者端末に配信することを特徴とする請求項12から17
    の何れか一項に記載の情報配信システム。
  19. 【請求項19】 前記情報配信装置は、 提供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレスをメ
    ールサーバに通知し、前記メールサーバから当該利用者
    宛の電子メールの転送を受けた場合には、音声合成で作
    成した電子メールの着信を通知するメッセージと、該電
    子メールのメッセージ内容とをCG合成の人物の映像デ
    ータに重ね合わせ、前記提供コンテンツ間にその重ね合
    わせた映像データと音声データを挿入して、利用者端末
    に配信することを特徴とする請求項12から17の何れ
    か一項に記載に情報配信システム。
  20. 【請求項20】 前記情報配信装置は、 利用者端末の位置情報を、移動体通信網から取得し、取
    得した利用者の現在位置情報と、現在時刻とに関連した
    提供コンテンツを優先的に前記コンテンツデータベース
    から抽出して利用者端末に配信することを特徴とする請
    求項12から19の何れか一項に記載の情報配信システ
    ム。
  21. 【請求項21】 前記情報配信装置は、 利用者端末より入力されたスケジュール情報を利用者情
    報データベースに登録し、当該利用者のスケジュール情
    報を通知する音声メッセージ、または文字データを、提
    供コンテンツと共に所定の時刻に配信することを特徴と
    する請求項12から20の何れか一項に記載の情報配信
    システム。
  22. 【請求項22】 前記情報配信装置は、 利用者端末より入力された記念日情報を利用者情報デー
    タベースに登録し、所定の日時に、その記念日にちなん
    だ音楽ソース、音声メッセージ、文字情報を利用者端末
    に配信することを特徴とする請求項12から21の何れ
    か一項に記載の情報配信システム。
  23. 【請求項23】 ネットワーク上に配置された情報配信
    装置から利用者端末へ、提供コンテンツをストリーミン
    グにより配信する情報配信方法であって、 前記情報配信装置において、 利用者の嗜好を登録して管理する利用者嗜好データベー
    ス作成工程と、 前記利用者嗜好データベース作成工程により作成した利
    用者嗜好データベースを参照して利用者の嗜好に合致し
    た提供コンテンツを選択し、配信する提供コンテンツの
    プログラムを作成するプログラム作成工程と、 前記プログラム作成工程により作成したプログラムに従
    って、提供コンテンツを連続的に利用者端末に配信する
    コンテンツ配信工程と、 を有することを特徴とする情報配信方法。
  24. 【請求項24】 前記プログラム作成工程は、 前記利用者嗜好データベースを参照して利用者の嗜好に
    合致した広告を選択し、選択した広告を提供コンテンツ
    間に挿入したプログラムを作成し、 前記コンテンツ配信工程は、 広告が挿入された提供コンテンツを前記利用者端末に配
    信することを特徴とする請求項23記載の情報配信方
    法。
  25. 【請求項25】 前記情報配信装置は、 提供コンテンツの供給を受けるコンテンツ供給者の意向
    を登録して管理するソース供給者意向データベース作成
    工程を有し、 前記プログラム作成工程は、 前記利用者の嗜好と、コンテンツ供給者の意向とを基に
    提供コンテンツを選択してプログラムを作成することを
    特徴とする請求項23または24記載の情報配信方法。
  26. 【請求項26】 前記コンテンツ配信工程は、 利用者端末に、音楽データ、または音楽データと映像デ
    ータとを配信する場合に、その音楽に付随する情報を音
    声データ、または文字データとして付加して配信するこ
    とを特徴とする請求項23から25の何れか一項に記載
    の情報配信方法。
  27. 【請求項27】 前記コンテンツ配信工程は、 利用者端末に、ニュースを提供コンテンツとして配信す
    る場合に、CG合成で作成した人物の映像データに、ニ
    ュース内容を表す音声データを重ね合わせて、利用者端
    末に配信することを特徴とする請求項23から26の何
    れか一項に記載の情報配信方法。
  28. 【請求項28】 前記利用者端末において、 利用者から入力された、配信された提供コンテンツが該
    利用者の嗜好に合致したか否かを示す応答入力を前記情
    報配信装置に送信する応答入力送信工程を有し、 前記情報配信装置において、 前記利用者端末より入力された前記応答入力を基に提供
    コンテンツの配信優先度を表す配信優先度テーブルを作
    成する配信優先度テーブル作成工程を有し、 前記プログラム作成工程は、 前記配信優先度テーブルを参照して配信する提供コンテ
    ンツのプログラムを作成することを特徴とする請求項2
    3から27の何れか一項に記載の情報配信方法。
  29. 【請求項29】 前記情報配信装置において、 提供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレスをメ
    ールサーバに通知するメールアドレス通知工程と、 前記メールサーバからの当該利用者宛の電子メールの転
    送を受け付ける電子メール転送受付工程と、 前記メールサーバより受けた電子メールの着信を通知す
    るメッセージと、該電子メールのメッセージ内容を音声
    合成で作成する音声メッセージ作成工程と、を有し、 前記コンテンツ配信工程は、前記提供コンテンツ間に、
    音声合成で作成した音声メッセージを挿入して、利用者
    端末に配信することを特徴とする請求項23から28の
    何れか一項に記載の情報配信方法。
  30. 【請求項30】 前記情報配信装置において、 提供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレスをメ
    ールサーバに通知するメールアドレス通知工程と、 前記メールサーバからの当該利用者宛の電子メールの転
    送を受け付ける電子メール転送受付工程と、 前記メールサーバから電子メールの転送を受け付けた場
    合には、電子メールの着信を通知するメッセージと、該
    電子メールのメッセージ内容とを音声合成で作成して、
    CG合成の人物の映像データに重ね合わせるコンテンツ
    作成工程と、を有し、 前記コンテンツ配信工程は、前記提供コンテンツ間に、
    CG合成の人物に音声メッセージを重ね合わせたコンテ
    ンツを挿入して配信することを特徴とする請求項23か
    ら29の何れか一項に記載の情報配信方法。
  31. 【請求項31】 前記情報配信装置において、 移動体通信網から利用者端末の位置情報を取得する位置
    情報取得工程を有し、 前記プログラム作成工程により、取得した位置情報と、
    現在時刻とに関連した提供コンテンツを選択し、利用者
    端末に配信することを特徴とする請求項23から30の
    何れか一項に記載の情報配信方法。
  32. 【請求項32】 前記情報配信装置において、 利用者端末より送信されたスケジュール情報、記念日情
    報を受け付け、スケジュール管理テーブルを作成するス
    ケジュール管理テーブル作成工程と、 前記スケジュール管理テーブル作成工程により作成され
    たスケジュール管理テーブルによりスケジュールを管理
    する管理工程と、 前記管理工程により予め設定された通知時刻となったス
    ケジュール情報を検出した場合には、利用者のスケジュ
    ール情報を通知する音声メッセージ、または文字データ
    を作成し、また、記念日情報を検出した場合には、その
    記念日にちなんだ音楽ソース、音声メッセージ、文字情
    報を作成するメッセージ作成工程と、を有し、 前記メッセージ作成工程により作成したメッセージを、
    提供コンテンツと共に配信することを特徴とする請求項
    23から31の何れか一項に記載の情報配信方法。
  33. 【請求項33】 ストリーミングにより提供コンテンツ
    を利用者端末に配信する情報配信装置における情報配信
    プログラムであって、 前記情報配信装置において、 利用者の嗜好を登録して管理する利用者嗜好データベー
    ス作成処理と、 前記利用者嗜好データベース作成処理により作成した利
    用者嗜好データベースを参照して利用者の嗜好に合致し
    た提供コンテンツを選択し、配信する提供コンテンツの
    プログラムを作成するプログラム作成処理と、 前記プログラム作成処理により作成したプログラムに従
    って、提供コンテンツを連続的に利用者端末に配信する
    コンテンツ配信処理と、 を有することを特徴とする情報配信プログラム。
  34. 【請求項34】 前記プログラム作成処理は、 前記利用者嗜好データベースを参照して利用者の嗜好に
    合致した広告を選択し、選択した広告を提供コンテンツ
    間に挿入したプログラムを作成し、 前記コンテンツ配信処理は、 広告が挿入された提供コンテンツを前記利用者端末に配
    信することを特徴とする請求項33記載の情報配信プロ
    グラム。
  35. 【請求項35】 前記情報配信装置は、 提供コンテンツの供給を受けるコンテンツ供給者の意向
    を登録して管理するソース供給者意向データベース作成
    処理を有し、 前記プログラム作成処理は、 前記利用者の嗜好と、コンテンツ供給者の意向とを基に
    提供コンテンツを選択してプログラムを作成することを
    特徴とする請求項33または34記載の情報配信プログ
    ラム。
  36. 【請求項36】 前記コンテンツ配信処理は、 利用者端末に、音楽データ、または音楽データと映像デ
    ータとを配信する場合に、その音楽に付随する情報を音
    声データ、または文字データとして付加して配信するこ
    とを特徴とする請求項33から35の何れか一項に記載
    の情報配信プログラム。
  37. 【請求項37】 前記コンテンツ配信処理は、 利用者端末に、ニュースを提供コンテンツとして配信す
    る場合に、CG合成で作成した人物の映像データに、ニ
    ュース内容を表す音声データを重ね合わせて、利用者端
    末に配信することを特徴とする請求項33から36の何
    れか一項に記載の情報配信プログラム。
  38. 【請求項38】 前記利用者端末において、 前記利用者端末から送信された、提供コンテンツが該利
    用者の嗜好に合致したか否かを示す応答入力を受け付
    け、提供コンテンツの配信優先度を表す配信優先度テー
    ブルを作成する配信優先度テーブル作成処理を有し、 前記プログラム作成処理は、 前記配信優先度テーブルを参照して配信する提供コンテ
    ンツのプログラムを作成することを特徴とする請求項3
    3から37の何れか一項に記載の情報配信プログラム。
  39. 【請求項39】 前記情報配信装置において、 提供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレスをメ
    ールサーバに通知するメールアドレス通知処理と、 前記メールサーバからの当該利用者宛の電子メールの転
    送を受け付ける電子メール転送受付処理と、 前記メールサーバより受けた電子メールの着信を通知す
    るメッセージと、該電子メールのメッセージ内容を音声
    合成で作成する音声メッセージ作成処理と、を有し、 前記コンテンツ配信処理は、前記提供コンテンツ間に、
    音声合成で作成した音声メッセージを挿入して、利用者
    端末に配信することを特徴とする請求項33から38の
    何れか一項に記載の情報配信プログラム。
  40. 【請求項40】 前記情報配信装置において、 提供コンテンツを配信中の利用者のメールアドレスをメ
    ールサーバに通知するメールアドレス通知処理と、 前記メールサーバからの当該利用者宛の電子メールの転
    送を受け付ける電子メール転送受付処理と、 前記メールサーバから電子メールの転送を受け付けた場
    合には、電子メールの着信を通知するメッセージと、該
    電子メールのメッセージ内容とを音声合成で作成して、
    CG合成の人物の映像データに重ね合わせるコンテンツ
    作成処理と、を有し、 前記コンテンツ配信処理は、前記提供コンテンツ間に、
    CG合成の人物に音声メッセージを重ね合わせたコンテ
    ンツを挿入して配信することを特徴とする請求項33か
    ら39の何れか一項に記載の情報配信プログラム。
  41. 【請求項41】 前記情報配信装置において、 移動体通信網から利用者端末の位置情報を取得する位置
    情報取得処理を有し、 前記プログラム作成処理により、取得した位置情報と、
    現在時刻とに関連した提供コンテンツを選択し、利用者
    端末に配信することを特徴とする請求項33から40の
    何れか一項に記載の情報配信プログラム。
  42. 【請求項42】 前記情報配信装置において、 利用者端末より送信されたスケジュール情報、記念日情
    報を受け付け、スケジュール管理テーブルを作成するス
    ケジュール管理テーブル作成処理と、 前記スケジュール管理テーブル作成処理により作成され
    たスケジュール管理テーブルによりスケジュールを管理
    する管理処理と、 前記管理処理により予め設定された通知時刻となったス
    ケジュール情報を検出した場合には、利用者のスケジュ
    ール情報を通知する音声メッセージ、または文字データ
    を作成し、また、記念日情報を検出した場合には、その
    記念日にちなんだ音楽ソース、音声メッセージ、文字情
    報を作成するメッセージ作成処理と、を有し、 前記メッセージ作成処理により作成したメッセージを、
    提供コンテンツと共に配信することを特徴とする請求項
    33から41の何れか一項に記載の情報配信プログラ
    ム。
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