JP4171680B2 - 音楽再生装置の情報設定装置、情報設定方法、及び情報設定プログラム - Google Patents

音楽再生装置の情報設定装置、情報設定方法、及び情報設定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4171680B2
JP4171680B2 JP2003277172A JP2003277172A JP4171680B2 JP 4171680 B2 JP4171680 B2 JP 4171680B2 JP 2003277172 A JP2003277172 A JP 2003277172A JP 2003277172 A JP2003277172 A JP 2003277172A JP 4171680 B2 JP4171680 B2 JP 4171680B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
playback
reproduction
performance
guide
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003277172A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005037846A (ja
Inventor
昌弘 堀江
慈明 小松
和生 飛河
英生 小出
賢一 高橋
和成 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2003277172A priority Critical patent/JP4171680B2/ja
Publication of JP2005037846A publication Critical patent/JP2005037846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4171680B2 publication Critical patent/JP4171680B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Description

本発明は、合成音声による歌詞ガイド機能を有する音楽再生装置の情報設定装置、情報設定方法、及び情報設定プログラムに関し、特に、そのガイド音声の再生タイミングを設定する技術に関する。
複数の演奏曲のうちから選択された所望の演奏曲を再生させるのと並行して、その演奏曲の歌詞を表すガイド音声を合成して再生させる音楽再生装置が知られている。例えば、特許文献1に記載された端末装置がそれである。この端末装置によれば、前記演奏曲の演奏情報内にエクスクルーシブ情報として挿入された音声シンボル情報に基づいてガイド音声を合成する音声合成手段と、その演奏情報のうちボーカルラインの演奏情報を分析する分析手段とを含み、その分析手段の分析結果に応じて前記音声合成手段の合成タイミングを制御することにより、ガイド音声が該当するボーカルラインの前に再生される。
特開2001−356784号公報
しかし、前記従来の技術は、専らボーカルラインの前にガイド音声を再生させることを意図したものであり、そのガイド音声の再生タイミングは、演奏者の快適な歌唱を阻害するものになりがちであった。すなわち、演奏者が歌いやすいようにガイド音声の再生タイミングを設定する技術は、未だ開発されていないのが現状である。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、演奏者が歌いやすいようにガイド音声の再生タイミングを設定する音楽再生装置の情報設定装置、情報設定方法、及び情報設定プログラムを提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本第1発明の要旨とするところは、複数の演奏曲のうちから選択された所望の演奏曲を再生させるのと並行して、その演奏曲の歌詞を表すガイド音声を合成して再生させる音楽再生装置の情報設定装置であって、前記演奏曲を歌詞を有しない空白部分と歌詞を有する演奏部分とから成る複数のブロックに区分するブロック区分手段と、その演奏部分の再生が開始される所定時間前にその演奏部分の歌詞を表すガイド音声の再生が終了するように前記ブロック毎にそのガイド音声の再生タイミングを設定する音声再生タイミング設定手段と、前記演奏曲のテンポに基づいて前記ガイド音声の再生基本速度及び再生最大速度を設定する音声再生速度設定手段と、その再生基本速度に基づいて前記演奏部分毎に歌詞を表すガイド音声の再生時間を算出する音声再生時間算出手段と、前記空白部分毎にその空白部分の時間である空白時間を算出する空白時間算出手段と、前記ブロック毎にガイド音声の再生時間と空白時間との差である超過時間を算出する超過時間算出手段とを、含み、前記音声再生速度設定手段は、前記超過時間が所定時間以上である場合には、そのブロックのガイド音声の再生速度を再生基本速度以上再生最大速度以下の範囲内で再設定するものであり、前記音声再生タイミング設定手段は、前記ガイド音声の再生速度が再生最大速度に設定されてもなお前記超過時間算出手段により算出される超過時間が所定時間以上である場合には、そのガイド音声を1つ前のブロックのガイド音声の後に連結された連結ガイド音声として、そのブロックの演奏部分の再生が開始される所定時間前にその連結ガイド音声の再生が終了するようにその連結ガイド音声の再生タイミングを設定するものであることを特徴とするものである。
また、前記目的を達成するために、本第2発明の要旨とするところは、中央演算処理装置が記憶装置に記憶される複数の演奏曲のうちから選択された所望の演奏曲を再生するのと並行して、その演奏曲の歌詞を表す記憶装置に記憶されるガイド音声を合成して再生する再生ステップと、複数のブロックに区分するブロック区分手段が前記演奏曲を歌詞を有しない空白部分と歌詞を有する演奏部分とから成る複数のブロックに区分するブロック区分ステップと、再生タイミングを設定する音声再生タイミング設定手段がその演奏部分の再生が開始されるように前記ブロック毎にそのガイド音声の再生タイミングを設定する音声再生タイミング設定ステップと、前記ガイド音声の再生基本速度及び再生最大速度を設定する音声再生速度設定手段が前記演奏曲のテンポに基づいて前記ガイド音声の再生基本速度及び再生最大速度を設定する音声再生速度設定ステップと、前記ガイド音声の再生時間を算出する音声再生時間算出手段が前記再生基本速度に基づいて前記演奏部分毎に歌詞を表すガイド音声の再生時間を算出する音声再生時間算出ステップと、前記空白時間を算出する空白時間算出手段が前記空白部分毎に該空白部分の時間である空白時間を算出する空白時間算出ステップと、超過時間を算出する超過時間算出手段が前記ブロック毎にガイド音声の再生時間と空白時間との差である超過時間を算出する超過時間算出ステップと、前記音声再生速度設定手段が、前記超過時間が所定時間以上である場合には、そのブロックのガイド音声の再生速度を再生基本速度以上再生最大速度以下の範囲内で再設定する再生速度再設定ステップと、前記音声再生タイミング設定手段が、前記ガイド音声の再生速度が再生最大速度に設定されてもなお前記超過時間算出手段により算出される超過時間が所定時間以上である場合には、そのガイド音声を1つ前のブロックのガイド音声の後に連結された連結ガイド音声として、そのブロックの演奏部分の再生が開始される所定時間前にその連結ガイド音声の再生が終了するように該連結ガイド音声の再生タイミングを設定する再生タイミング再設定ステップとを、備えることを特徴とする音楽再生装置の情報設定方法である。
前記第1発明によれば、前記演奏曲を歌詞を有しない空白部分と歌詞を有する演奏部分とから成る複数のブロックに区分するブロック区分手段と、その演奏部分の再生が開始される所定時間前にその演奏部分の歌詞を表すガイド音声の再生が終了するように前記ブロック毎にそのガイド音声の再生タイミングを設定する音声再生タイミング設定手段と、前記演奏曲のテンポに基づいて前記ガイド音声の再生基本速度及び再生最大速度を設定する音声再生速度設定手段と、その再生基本速度に基づいて前記演奏部分毎に歌詞を表すガイド音声の再生時間を算出する音声再生時間算出手段と、前記空白部分毎にその空白部分の時間である空白時間を算出する空白時間算出手段と、前記ブロック毎にガイド音声の再生時間と空白時間との差である超過時間を算出する超過時間算出手段とを、含み、前記音声再生速度設定手段は、前記超過時間が所定時間以上である場合には、そのブロックのガイド音声の再生速度を再生基本速度以上再生最大速度以下の範囲内で再設定するものであり、前記音声再生タイミング設定手段は、前記ガイド音声の再生速度が再生最大速度に設定されてもなお前記超過時間算出手段により算出される超過時間が所定時間以上である場合には、そのガイド音声を1つ前のブロックのガイド音声の後に連結された連結ガイド音声として、そのブロックの演奏部分の再生が開始される所定時間前にその連結ガイド音声の再生が終了するようにその連結ガイド音声の再生タイミングを設定するものであることから、ガイド音声の再生終了タイミングからそのガイド音声に対応する演奏部分の再生開始タイミングを把握させられる。また、前記ガイド音声の再生とその直前の演奏部分の再生とが大きく重なるのを好適に避けられるという利点がある。すなわち、演奏者が歌いやすいようにガイド音声の再生タイミングを設定する音楽再生装置の情報設定装置を提供することができる。
また、前記第2発明によれば、中央演算処理装置が記憶装置に記憶される複数の演奏曲のうちから選択された所望の演奏曲を再生するのと並行して、その演奏曲の歌詞を表す記憶装置に記憶されるガイド音声を合成して再生する再生ステップと、複数のブロックに区分するブロック区分手段が前記演奏曲を歌詞を有しない空白部分と歌詞を有する演奏部分とから成る複数のブロックに区分するブロック区分ステップと、再生タイミングを設定する音声再生タイミング設定手段がその演奏部分の再生が開始されるように前記ブロック毎にそのガイド音声の再生タイミングを設定する音声再生タイミング設定ステップと、前記ガイド音声の再生基本速度及び再生最大速度を設定する音声再生速度設定手段が前記演奏曲のテンポに基づいて前記ガイド音声の再生基本速度及び再生最大速度を設定する音声再生速度設定ステップと、前記ガイド音声の再生時間を算出する音声再生時間算出手段が前記再生基本速度に基づいて前記演奏部分毎に歌詞を表すガイド音声の再生時間を算出する音声再生時間算出ステップと、前記空白時間を算出する空白時間算出手段が前記空白部分毎に該空白部分の時間である空白時間を算出する空白時間算出ステップと、超過時間を算出する超過時間算出手段が前記ブロック毎にガイド音声の再生時間と空白時間との差である超過時間を算出する超過時間算出ステップと、前記音声再生速度設定手段が、前記超過時間が所定時間以上である場合には、そのブロックのガイド音声の再生速度を再生基本速度以上再生最大速度以下の範囲内で再設定する再生速度再設定ステップと、前記音声再生タイミング設定手段が、前記ガイド音声の再生速度が再生最大速度に設定されてもなお前記超過時間算出手段により算出される超過時間が所定時間以上である場合には、そのガイド音声を1つ前のブロックのガイド音声の後に連結された連結ガイド音声として、そのブロックの演奏部分の再生が開始される所定時間前にその連結ガイド音声の再生が終了するように該連結ガイド音声の再生タイミングを設定する再生タイミング再設定ステップとを、備えることを特徴とする音楽再生装置の情報設定方法により、ガイド音声の再生終了タイミングからそのガイド音声に対応する演奏部分の再生開始タイミングを把握させられる。また、前記ガイド音声の再生とその直前の演奏部分の再生とが大きく重なるのを好適に避けられるという利点がある。すなわち、演奏者が歌いやすいようにガイド音声の再生タイミングを設定する音楽再生装置の情報設定方法を提供することができる。
ここで、前記第1発明乃至第2発明において、好適には、前記連結ガイド音声に含まれるブロック数は、所定値未満に制限されるものである。このようにすれば、連結ガイド音声が過度に長くなるのを防止できるという利点がある。
また、好適には、前記音声再生タイミング設定手段は、前記演奏曲の演奏情報に付随するメタイベント情報として前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものである。このようにすれば、前記演奏部分の再生に関与しないメタイベント情報に基づいて前記ガイド音声を再生させることができ、前記演奏部分を再生させる再生装置の負荷を軽減できるという利点がある。
また、好適には、前記音声再生タイミング設定手段は、前記演奏曲の歌詞文字映像色替えタイミング情報に基づいて前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものである。このようにすれば、前記演奏曲を再生させるのと並行して、その演奏曲の歌詞を表す歌詞文字映像を表示させる音楽再生装置のカラオケ情報を転用する場合において、ガイド音声の再生タイミングを好適に設定できるという利点がある。
また、好適には、前記音声再生タイミング設定手段は、前記演奏曲の演奏情報に基づいて前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものである。このようにすれば、ガイド音声の再生タイミングを好適に設定できるという利点がある。
また、第3発明によれば、前記第1発明の音楽再生装置の各手段としてその音楽再生装置に備えられた中央演算処理装置を機能させることを特徴とする音楽再生装置の情報設定プログラムにより、ガイド音声の再生終了タイミングからそのガイド音声に対応する演奏部分の再生開始タイミングを把握させられる。また、前記ガイド音声の再生とその直前の演奏部分の再生とが大きく重なるのを好適に避けられるという利点がある。すなわち、演奏者が歌いやすいようにガイド音声の再生タイミングを設定する音楽再生装置の情報設定プログラムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された音楽再生装置の一例であるカラオケ装置10の構成を示すブロック線図である。このカラオケ装置10は、中央演算処理装置であるCPU12、ROM14、RAM16、記憶装置であるハードディスク18、及びターミナルアダプタ20と、入力装置22と、カラオケ演奏再生装置24と、ガイド音声再生装置26と、エフェクタ28と、アンプ30と、スピーカ32と、マイク34と、音量・周波数解析装置36とを、備えて構成されている。
上記CPU12は、上記ROM14に記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂コンピュータであり、ユーザ(カラオケ装置10の利用者)により所定のカラオケ演奏曲が選曲された場合、上記ハードディスク18から上記RAM16に選曲された演奏曲のカラオケ情報等を読み出したり、カラオケ演奏が進行するのに応じてそのRAM16から上記カラオケ演奏再生装置24へ演奏情報を送ったり、上記ガイド音声再生装置26へガイド音声再生情報(メタイベント情報)を送る等の基本的な制御を実行する。
前記入力装置22は、ユーザが歌いたいカラオケ演奏曲を選択したり、演奏曲の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、残響、音量、トーン等の各種調整を行うための操作釦(スイッチ)或いはツマミを備えた入力装置である。
前記カラオケ演奏再生装置24は、前記ハードディスク18から読み出されて送られてくる演奏曲の演奏情報に基づき、楽器の演奏信号等の音楽信号を生成するMIDI音源等の音楽信号生成装置であり、生成された音楽信号は、アナログ信号に変換されて前記アンプ30へ送られる。また、前記ガイド音声再生装置26は、前記ハードディスク18から読み出されて送られてくるガイド音声再生情報に基づき、その演奏曲の歌詞を表すガイド音声信号を合成する音声合成装置であり、合成されたガイド音声信号は、アナログ信号に変換されて前記エフェクタ28へ送られる。
前記エフェクタ28は、前記ガイド音声再生装置26から送られてくるガイド音声(アナログ信号)の残響を制御すると共に、複数の周波数帯域毎のゲイン(単位デジベル:dB)すなわち音圧レベルを変更して前記アンプ30へ送る。そのアンプ30では、前記カラオケ演奏再生装置24及びエフェクタ28から送られてきたアナログ信号がミキシングされ、それらの信号が電気的に増幅される。そして、そのミキシングされた音が前記スピーカ32から出力される。
前記音量・周波数解析装置36は、前記カラオケ演奏再生装置24により再生される演奏曲や、前記マイク34から入力される周囲の騒音の音量を検出して、その検出結果を前記CPU12へ送る。また、よく知られた周波数解析アルゴリズムに従って前記カラオケ演奏再生装置24により再生される演奏曲や、前記マイク34から入力される周囲の騒音における複数の周波数帯域毎のゲインすなわち音圧レベルを示す周波数特性を解析して、その解析結果を前記CPU12へ送る。
図2は、前記ハードディスク18に設けられたカラオケデータベースを説明する図であり、(a)は従来の一般的な態様を、(b)は本実施例の態様をそれぞれ示している。例えば、CRT等の映像表示装置を備え、演奏曲を再生させるのと並行して、その演奏曲の歌詞を表す歌詞文字映像を上記映像表示装置に表示させる一般的な音楽再生装置(以下、映像表示カラオケ装置と称する)では、図2(a)に示すように、MIDIイベント情報、システムエクスクルーシブ情報、及びメタイベント情報から成る演奏情報と、演奏曲の歌詞を表すテキスト情報である歌詞情報と、上記映像表示装置に表示される歌詞文字映像(歌詞テロップ)の色替えタイミングを定める歌詞文字映像色替えタイミング情報と、上記映像表示装置における歌詞文字映像の表示位置を定める歌詞文字映像表示位置情報とを記憶するデータベースが設けられる。
図3は、上記演奏情報を詳しく説明する図である。この図3に示すように、上記MIDIイベント情報及びシステムエクスクルーシブ情報は、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式の音楽データであり、カラオケ演奏に際して前記カラオケ演奏再生装置24へ供給される。また、上記メタイベント情報は、MIDI音源によっては読みとられないオーサリングに関する付帯情報である。本実施例のカラオケ装置10では、後述するガイド音声再生情報設定機能により、例えば、上記映像表示カラオケ装置に用いられるカラオケ情報における歌詞情報、歌詞文字映像色替えタイミング情報、及び歌詞文字映像表示位置情報に基づいて、ガイド音声のテキスト、再生タイミング、再生速度、イントネーション、音声の高さ、音量、音質、及び音声の性別等から成るガイド音声再生情報が生成され、図2(b)に示すように、上記メタイベント情報としてカラオケデータベースに記憶される。すなわち、本実施例のカラオケ情報は、前記カラオケ演奏再生装置24へ送られて音楽信号の生成に関与する演奏情報としてのMIDIイベント情報及びシステムエクスクルーシブ情報と、前記ガイド音声再生装置26へ送られてガイド音声の合成に関与するガイド音声再生情報としてのメタイベント情報とから成る。
図1に戻って、前記ターミナルアダプタ20は、前記カラオケ装置10を公衆電話回線、有線放送用ケーブル、又は光ファイバ等による有線或いは無線の通信回線38に接続するための装置である。前記カラオケ装置10は、上記通信回線38を介して図示しないカラオケサービス提供会社のホストサーバに接続されており、各カラオケ装置10によって常に新しい曲が演奏可能とされるように、随時新曲のカラオケ情報等が上記通信回線38を介してダウンロードされ、前記ハードディスク18のカラオケデータベース等に記憶されるようになっている。すなわち、前記カラオケ装置10は、電気通信回線を通じて各種情報の送受信を実行し得る通信カラオケ装置である。
図4は、前記CPU12によるガイド音声再生情報設定機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図4に示す歌詞情報抽出手段40は、前記カラオケ情報から歌詞情報を抽出する。表示位置情報抽出手段42は、前記カラオケ情報から歌詞文字映像表示位置情報を抽出する。色替えタイミング情報抽出手段44は、前記カラオケ情報から歌詞文字映像色替えタイミング情報を抽出する。ブロック区分手段46は、上記歌詞情報抽出手段40により抽出された歌詞情報、表示位置情報抽出手段42により抽出された歌詞文字映像表示位置情報、及び色替えタイミング情報抽出手段44により抽出された歌詞文字映像色替えタイミング情報に基づいて、前記演奏曲を歌詞を有しない空白部分と歌詞を有する演奏部分とから成る複数のブロックに区分する。この演奏部分は、主旋律である所謂ガイドメロディに相当する。従って、歌詞を有する部分とは、意味のあるフレーズに対応する部分を意味し、演奏曲の歌唱においてそのフレーズの最後に母音等の発声が延ばされる部分は含まない。一方、上記空白部分は、その演奏曲の歌唱において所定のフレーズの最後の単音が発声されてから次のフレーズの最初の単音が発声されるまでの区間に対応する。また、上記演奏部分は、例えば、前記映像表示カラオケ装置において発声タイミングを示すためにカラオケ画面の歌詞文字映像の色が変化させられる区間に対応し、上記空白部分は、例えば、前記映像表示カラオケ装置においてカラオケ画面の歌詞文字映像の色の変化が終了してから次の歌詞文字映像の色の変化が開始されるまでの区間に対応する。
音声再生タイミング設定手段48は、図6に示すように、前記演奏部分の再生が開始される所定時間tsp前にその演奏部分の歌詞を表すガイド音声の再生が終了するように前記ブロック毎にそのガイド音声の再生タイミングを設定する。この所定時間tspは、正の値はもちろん零乃至負の値をも含む。ガイド音声再生情報生成手段50は、上記音声再生タイミング設定手段48により設定された前記ガイド音声の再生タイミング等に基づいてガイド音声のテキスト、再生タイミング、再生速度、イントネーション、音声の高さ、音量、音質、及び音声の性別等から成るガイド音声再生情報を生成して前記メタイベント情報として前記カラオケデータベースに記憶する。
音声再生速度設定手段52は、前記演奏曲のテンポに基づいて前記ガイド音声の再生基本速度Vbas 及び再生最大速度Vmax を設定する。この再生最大速度Vmax は、例えば、上記再生基本速度Vbas の2倍程度(比較的テンポの速い曲においてはこの限りではない)とされる。音声再生時間算出手段54は、上記再生基本速度Vbas に基づいて前記演奏部分毎に歌詞を表すガイド音声の再生時間ttex を算出する。空白時間算出手段56は、前記空白部分毎にその空白部分の時間である空白時間tbla を算出する。超過時間算出手段58は、前記ブロック毎にガイド音声の再生時間ttex と空白時間tbla との差である超過時間tex(=ttex −tbla )を算出する。この超過時間texは、前記演奏部分の再生が開始される直前にその演奏部分の歌詞を表すガイド音声の再生が終了するようにそのガイド音声の再生タイミングが設定された場合に1つ前の演奏部分の再生とそのガイド音声の再生とが重なる時間であり、上記音声再生タイミング設定手段48により前記演奏部分の再生が開始される所定時間tsp前にその演奏部分の歌詞を表すガイド音声の再生が終了するようにそのガイド音声の再生タイミングが設定された場合には、図7に示すように、1つ前の演奏部分の再生とそのガイド音声の再生とが重なる時間は、上記超過時間texと所定時間tspとの和になる。前記音声再生速度設定手段52は、好適には、前記超過時間texが予め定められた所定時間tlim以上である場合や、その超過時間texに対応する拍数が所定拍数以上である場合には、そのブロックのガイド音声の再生速度Vvoi を再生基本速度以Vbas 上再生最大速度Vmax 以下の範囲内で再設定する。
音声連結手段60は、前記ガイド音声の再生速度Vvoi が再生最大速度Vmax に設定されてもなお上記超過時間算出手段58により算出される超過時間texが所定時間tlim 以上である場合には、図8に示すように、そのガイド音声を1つ前(演奏曲の先頭側)のブロックのガイド音声の後に連結して連結ガイド音声を形成する。前記音声再生タイミング設定手段48は、好適には、連結ガイド音声に対応する演奏部分の再生が開始される所定時間tsp前にその連結ガイド音声の再生が終了するようにその連結ガイド音声の再生タイミングを設定する。
音声連結上限値算出手段62は、前記表示位置情報抽出手段42により抽出される歌詞文字映像表示位置情報等に基づいて前記連結ガイド音声に含まれるブロック数の上限値を算出する。例えば、前記映像表示カラオケ装置においてカラオケ画面に表示される歌詞文字映像の一行分或いは一画面分のブロック数を上限値として算出する。上記音声連結手段60は、前記連結ガイド音声に含まれるブロック数が上記音声連結上限値算出手段62により算出される上限値以下の範囲内となるように連結ガイド音声を形成するものである。すなわち、前記音声再生タイミング設定手段48は、好適には、上記音声連結手段60により連結ガイド音声に含まれるブロック数が制限される場合には、図9に示すように、前記ガイド音声の再生速度Vvoi が再生最大速度Vmax に設定されてもなお前記超過時間算出手段58により算出される超過時間texが所定時間tlim 以上である場合であっても、その制限された連結ガイド音声に対応する演奏部分の再生が開始される所定時間tsp前にその連結ガイド音声の再生が終了するようにその連結ガイド音声の再生タイミングを設定する。上記音声連結上限値算出手段62は、前記連結ガイド音声の総時間を制限するものであってもよい。この場合、上記音声連結手段60は、前記連結ガイド音声の総時間がその音声連結上限値算出手段62により算出される所定時間未満となるように連結ガイド音声を形成する。
図5は、前記カラオケ装置10のCPU12によるガイド音声再生情報設定制御を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。なお、以下の処理は、好適には、演奏曲の末尾から先頭に向けて実行される。
先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、演奏曲のテンポに基づいてガイド音声の再生速度の初期値すなわち再生基本速度Vbas 及び再生最大速度Vmax が設定される。次に、前記歌詞情報抽出手段40、表示位置情報抽出手段42、及び色替えタイミング情報抽出手段44に対応するS2において、演奏曲のカラオケ情報から歌詞情報、歌詞文字映像表示位置情報、及び歌詞文字映像色替えタイミング情報が抽出される。次に、前記ブロック区分手段46に対応するS3において、S2にて抽出された歌詞情報、歌詞文字映像表示位置情報、及び歌詞文字映像色替えタイミング情報に基づいて、前記演奏曲が歌詞を有しない空白部分と歌詞を有する演奏部分とから成る複数のブロックに区分される。次に、S4において、S1にて設定された再生基本速度Vbas に基づいてS3にて区分された演奏部分毎に歌詞を表すガイド音声の再生時間ttex が算出される。次に、前記空白時間算出手段56に対応するS5において、S3にて区分された空白部分毎にその空白部分の時間である空白時間tbla が算出される。次に、前記超過時間算出手段58に対応するS6において、S3にて区分されたブロック毎にガイド音声の再生時間ttex と空白時間tbla との差である超過時間texが算出され、その超過時間texが所定時間tlim 以上であるか否かが判断される。このS6の判断が否定される場合には、前記音声再生タイミング設定手段48に対応するS7において、前記演奏部分の再生が開始される所定時間tsp前にその演奏部分の歌詞を表すガイド音声の再生が終了するようにそのガイド音声の再生タイミングが設定され、前記音声再生情報生成手段50に対応するS8において、S7にて設定された前記ガイド音声の再生タイミング等に基づいてガイド音声再生情報が生成されてメタイベント情報として前記カラオケデータベースに記憶された後、本ルーチンが終了させられるが、S6の判断が肯定される場合には、S9において、ガイド音声の再生速度Vvoi が所定値速められてそのブロックのガイド音声の再生時間ttex が再算出された後、S10において、S9にて再設定されたガイド音声の再生速度Vvoi がS1にて設定された再生最大速度Vmax より大きいか否かが判断される。このS10の判断が否定される場合には、S6以下の処理が再び実行されるが、S10の判断が肯定される場合には、前記音声連結手段60に対応するS11において、そのブロックのガイド音声が1つ前のブロックのガイド音声の後に連結されて連結ガイド音声が形成され、その連結ガイド音声の再生時間ttex が算出された後、S12において、S11にて形成された連結ガイド音声に含まれるブロック数が所定の上限値に達したか否かが判断される。このS12の判断が否定される場合には、S6以下の処理が再び実行されるが、S12の判断が肯定される場合には、S7において、前記演奏部分の再生が開始される所定時間tsp前にその演奏部分の歌詞を表すガイド音声を先頭とする連結ガイド音声の再生が終了するようにその連結ガイド音声の再生タイミングが設定され、S8において、S7にて設定された連結ガイド音声の再生タイミング等に基づいてガイド音声再生情報が生成されてメタイベント情報として前記カラオケデータベースに記憶された後、本ルーチンが終了させられる。以上の制御において、S1及びS9が前記音声再生速度設定手段52に、S4、S9、及びS11が前記音声再生時間算出手段54にそれぞれ対応する。
このように、本実施例によれば、前記演奏曲を歌詞を有しない空白部分と歌詞を有する演奏部分とから成る複数のブロックに区分するブロック区分手段46(S3)と、その演奏部分の再生が開始される所定時間tsp前にその演奏部分の歌詞を表すガイド音声の再生が終了するように前記ブロック毎にそのガイド音声の再生タイミングを設定する音声再生タイミング設定手段48(S7)とを、含むことから、ガイド音声の再生終了タイミングからそのガイド音声に対応する演奏部分の再生開始タイミングを把握させられる。すなわち、演奏者が歌いやすいようにガイド音声の再生タイミングを設定するカラオケ装置10の情報設定装置を提供することができる。
また、前記演奏曲のテンポに基づいて前記ガイド音声の再生基本速度Vbas 及び再生最大速度Vmax を設定する音声再生速度設定手段52(S1及びS9)と、その再生基本速度Vbas に基づいて前記演奏部分毎に歌詞を表すガイド音声の再生時間ttex を算出する音声再生時間算出手段54(S4、S9、及びS11)と、前記空白部分毎にその空白部分の時間である空白時間tbla を算出する空白時間算出手段56(S5)と、前記ブロック毎にガイド音声の再生時間ttex と空白時間tbla との差である超過時間texを算出する超過時間算出手段58(S6)とを含み、前記音声再生速度設定手段52は、前記超過時間texが所定時間tlim 以上である場合には、そのブロックのガイド音声の再生速度Vvoi を再生基本速度Vbas 以上再生最大速度Vmax 以下の範囲内で再設定するものであるため、前記ガイド音声の再生とその直前の演奏部分の再生とが大きく重なるのを好適に避けられるという利点がある。
また、前記音声再生タイミング設定手段48は、前記ガイド音声の再生速度Vvoi が再生最大速度Vmax に設定されてもなお前記超過時間算出手段8により算出される超過時間texが所定時間tlim 以上である場合には、そのガイド音声を1つ前のブロックのガイド音声の後に連結された連結ガイド音声として、そのブロックの演奏部分の再生が開始される所定時間tsp前にその連結ガイド音声の再生が終了するようにその連結ガイド音声の再生タイミングを設定するものであるため、前記ガイド音声の再生とその直前の演奏部分の再生とが大きく重なるのを好適に避けられるという利点がある。
また、前記連結ガイド音声に含まれるブロック数は、前記音声連結上限値算出手段62により算出される所定の上限値未満に制限されるものであるため、連結ガイド音声が過度に長くなるのを防止できるという利点がある。
また、前記音声再生情報生成手段50(S8)は、音声再生タイミング設定手段48により設定された前記ガイド音声の再生タイミング等に基づいて前記演奏曲の演奏情報に付随するメタイベント情報として前記ガイド音声再生情報を生成するものであるため、前記演奏部分の再生に関与しないメタイベント情報に基づいて前記ガイド音声を再生させることができ、その演奏部分を再生させる前記カラオケ演奏再生装置24の負荷を軽減できることに加え、既存のカラオケ情報仕様の機密を保つことができるという利点がある。
また、前記音声再生タイミング設定手段48は、前記演奏曲の歌詞文字映像色替えタイミング情報に基づいて前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものであるため、前記演奏曲を再生させるのと並行して、その演奏曲の歌詞を表す歌詞文字映像を表示させる前記映像表示カラオケ装置のカラオケ情報を転用する場合において、ガイド音声の再生タイミングを好適に設定できるという利点がある。
また、前記演奏曲を歌詞を有しない空白部分と歌詞を有する演奏部分とに区分し、その演奏部分の再生が開始される所定時間tsp前にその演奏部分の歌詞を表すガイド音声の再生が終了するようにそのガイド音声の再生タイミングを設定することから、ガイド音声の再生終了タイミングからそのガイド音声に対応する演奏部分の再生開始タイミングを把握させられる。すなわち、演奏者が歌いやすいようにガイド音声の再生タイミングを設定するカラオケ装置10の情報設定方法を提供することができる。
また、前記演奏曲のテンポに基づいて前記ガイド音声の再生基本速度Vbas 及び再生最大速度Vmax を設定し、その再生基本速度Vbas に基づいて前記演奏部分毎に歌詞を表すガイド音声の再生時間ttex を算出し、前記空白部分毎にその空白部分の時間tbla を算出し、前記ガイド音声の再生時間ttex とそのガイド音声が再生される空白部分の時間tbla との差である超過時間texを算出し、その超過時間texが所定時間tlim 以上である場合には、そのガイド音声の再生速度Vvoi を再生基本速度Vbas 以上再生最大速度Vmax 以下の範囲内で再設定するものであるため、前記ガイド音声の再生とその直前の演奏部分の再生とが大きく重なるのを好適に避けられるという利点がある。
また、前記ガイド音声の再生速度Vvoi が再生最大速度Vmax に設定されてもなお前記超過時間texが所定時間tlim 以上である場合には、そのガイド音声を1つ前の演奏部分の歌詞を表すガイド音声の後に連結された連結ガイド音声として、その演奏部分の再生が開始される所定時間tsp前にその連結ガイド音声の再生が終了するようにその連結ガイド音声の再生タイミングを設定するものであるため、前記ガイド音声の再生とその直前の演奏部分の再生とが大きく重なるのを好適に避けられるという利点がある。
また、前記連結ガイド音声は、前記音声連結上限値算出手段62により算出される所定時間未満に制限されるものであるため、連結ガイド音声が過度に長くなるのを防止できるという利点がある。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例において、図4に示すガイド音声再生情報設定機能は、前記カラオケ装置10のCPU12の制御機能であったが、斯かる制御機能は、例えば、前記カラオケ装置10と前記通信回線38を介して接続されるホストサーバの中央演算処理装置等の制御機能であってもよい。すなわち、予めそのホストサーバの音声再生情報生成手段50によりメタイベント情報として生成された音声再生情報を含むカラオケ情報が前記カラオケ装置10に配信されるものであっても構わない。
また、前述の実施例において、図4に示すガイド音声再生情報設定機能は、前記映像表示カラオケ装置のカラオケ情報を転用し、そのカラオケ情報に含まれる歌詞文字映像表示位置情報及び歌詞文字映像色替えタイミング情報等に基づいてガイド音声再生情報を生成するものであったが、例えば、専ら映像表示機能を有しない音楽再生装置に用いられるそれらの情報を含まないカラオケ情報に基づいてガイド音声再生情報を生成するものであってもよい。例えば、前記音声再生タイミング設定手段48は、前記演奏曲の歌詞文字映像色替えタイミング情報に基づいて前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものであったが、前記演奏曲の演奏情報(例えば、ガイドメロディ)に基づいて前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものであっても構わない。このようにすれば、前記映像表示カラオケ装置のカラオケ情報を転用しない場合に前記ガイド音声の再生タイミングを好適に設定できるという利点がある。
また、前述の実施例において、前記音声再生タイミング設定手段48は、全ての演奏部分についてその再生が開始される所定時間tsp前にその演奏部分の歌詞を表すガイド音声の再生が終了するようにそのガイド音声の再生タイミングを設定するものであったが、本発明の一応の効果が得られるのであれば、必ずしも全ての演奏部分について前述のように設定するものでなくとも構わない。
また、前述の実施例では特に言及していないが、本発明は、車載用カラオケ装置、家庭用カラオケ装置、携帯用ハンディカラオケ装置、視覚障害者用カラオケ装置、携帯電話を用いたカラオケサービス、及び家庭用ゲーム端末を用いたカラオケサービス等に好適に適用されるものである。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明が適用された音楽再生装置の一例であるカラオケ装置の構成を示すブロック線図である。 図1のハードディスクに設けられたカラオケデータベースを説明する図であり、(a)は従来の一般的な態様を、(b)は本実施例の態様をそれぞれ示している。 図2のカラオケデータベースに記憶される演奏情報を詳しく説明する図である。 図1のカラオケ装置のCPUによるガイド音声再生情報設定機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 図1のカラオケ装置のCPUによるガイド音声再生情報設定制御を説明するフローチャートである。 図4の音声再生タイミング設定手段について説明する図である。 図4の超過時間算出手段及び音声再生タイミング設定手段について説明する図である。 図4の音声連結手段について説明する図である。 図4の音声連結上限値算出手段及び音声連結手段について説明する図である。
符号の説明
10:カラオケ装置(音楽再生装置)
46:ブロック区分手段
48:音声再生タイミング設定手段
52:音声再生速度設定手段
54:音声再生時間算出手段
56:空白時間算出手段
58:超過時間算出手段

Claims (11)

  1. 複数の演奏曲のうちから選択された所望の演奏曲を再生させるのと並行して、該演奏曲の歌詞を表すガイド音声を合成して再生させる音楽再生装置の情報設定装置であって、
    前記演奏曲を歌詞を有しない空白部分と歌詞を有する演奏部分とから成る複数のブロックに区分するブロック区分手段と、
    該演奏部分の再生が開始される所定時間前に該演奏部分の歌詞を表すガイド音声の再生が終了するように前記ブロック毎に該ガイド音声の再生タイミングを設定する音声再生タイミング設定手段と
    前記演奏曲のテンポに基づいて前記ガイド音声の再生基本速度及び再生最大速度を設定する音声再生速度設定手段と、
    該再生基本速度に基づいて前記演奏部分毎に歌詞を表すガイド音声の再生時間を算出する音声再生時間算出手段と、
    前記空白部分毎に該空白部分の時間である空白時間を算出する空白時間算出手段と、
    前記ブロック毎にガイド音声の再生時間と空白時間との差である超過時間を算出する超過時間算出手段とを、含み、
    前記音声再生速度設定手段は、前記超過時間が所定時間以上である場合には、そのブロックのガイド音声の再生速度を再生基本速度以上再生最大速度以下の範囲内で再設定するものであり、
    前記音声再生タイミング設定手段は、前記ガイド音声の再生速度が再生最大速度に設定されてもなお前記超過時間算出手段により算出される超過時間が所定時間以上である場合には、該ガイド音声を1つ前のブロックのガイド音声の後に連結された連結ガイド音声として、該ブロックの演奏部分の再生が開始される所定時間前に該連結ガイド音声の再生が終了するように該連結ガイド音声の再生タイミングを設定するものであることを特徴とする音楽再生装置の情報設定装置。
  2. 前記連結ガイド音声に含まれるブロック数は、所定値未満に制限されるものである請求項の音楽再生装置の情報設定装置。
  3. 前記音声再生タイミング設定手段は、前記演奏曲の演奏情報に付随するメタイベント情報として前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものである請求項1又は2の音楽再生装置の情報設定装置。
  4. 前記音声再生タイミング設定手段は、前記演奏曲の歌詞文字映像色替えタイミング情報に基づいて前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものである請求項1からの何れかの音楽再生装置の情報設定装置。
  5. 前記音声再生タイミング設定手段は、前記演奏曲の演奏情報に基づいて前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものである請求項1からの何れかの音楽再生装置の情報設定装置。
  6. 中央演算処理装置が記憶装置に記憶される複数の演奏曲のうちから選択された所望の演奏曲を再生するのと並行して、該演奏曲の歌詞を表す記憶装置に記憶されるガイド音声を合成して再生する再生ステップと、
    複数のブロックに区分するブロック区分手段が前記演奏曲を歌詞を有しない空白部分と歌詞を有する演奏部分とから成る複数のブロックに区分するブロック区分ステップと、
    再生タイミングを設定する音声再生タイミング設定手段が該演奏部分の再生が開始されるように前記ブロック毎に該ガイド音声の再生タイミングを設定する音声再生タイミング設定ステップと、
    前記ガイド音声の再生基本速度及び再生最大速度を設定する音声再生速度設定手段が前記演奏曲のテンポに基づいて前記ガイド音声の再生基本速度及び再生最大速度を設定する音声再生速度設定ステップと、
    前記ガイド音声の再生時間を算出する音声再生時間算出手段が前記再生基本速度に基づいて前記演奏部分毎に歌詞を表すガイド音声の再生時間を算出する音声再生時間算出ステップと、
    前記空白時間を算出する空白時間算出手段が前記空白部分毎に該空白部分の時間である空白時間を算出する空白時間算出ステップと、
    超過時間を算出する超過時間算出手段が前記ブロック毎にガイド音声の再生時間と空白時間との差である超過時間を算出する超過時間算出ステップと、
    前記音声再生速度設定手段が、前記超過時間が所定時間以上である場合には、そのブロックのガイド音声の再生速度を再生基本速度以上再生最大速度以下の範囲内で再設定する再生速度再設定ステップと、
    前記音声再生タイミング設定手段が、前記ガイド音声の再生速度が再生最大速度に設定されてもなお前記超過時間算出手段により算出される超過時間が所定時間以上である場合には、該ガイド音声を1つ前のブロックのガイド音声の後に連結された連結ガイド音声として、該ブロックの演奏部分の再生が開始される所定時間前に該連結ガイド音声の再生が終了するように該連結ガイド音声の再生タイミングを設定する再生タイミング再設定ステップと
    を、備えることを特徴とする音楽再生装置の情報設定方法。
  7. 前記再生タイミング再設定ステップは、前記連結ガイド音声に含まれるブロック数を、所定値未満に制限するものである請求項6の音楽再生装置の情報設定方法。
  8. 前記音声再生タイミング設定ステップは、前記演奏曲の演奏情報に付随するメタイベント情報として前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものである請求項6又は7の音楽再生装置の情報設定方法。
  9. 前記音声再生タイミング設定ステップは、前記演奏曲の歌詞文字映像色替えタイミング情報に基づいて前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものである請求項6から8の何れかの音楽再生装置の情報設定方法。
  10. 前記音声再生タイミング設定ステップは、前記演奏曲の演奏情報に基づいて前記ガイド音声の再生タイミングを設定するものである請求項6から8の何れかの音楽再生装置の情報設定方法。
  11. 請求項1から5の何れかに記載の音楽再生装置の各手段として該音楽再生装置に備えられた中央演算処理装置を機能させることを特徴とする音楽再生装置の情報設定プログラム。
JP2003277172A 2003-07-18 2003-07-18 音楽再生装置の情報設定装置、情報設定方法、及び情報設定プログラム Expired - Fee Related JP4171680B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277172A JP4171680B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 音楽再生装置の情報設定装置、情報設定方法、及び情報設定プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277172A JP4171680B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 音楽再生装置の情報設定装置、情報設定方法、及び情報設定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005037846A JP2005037846A (ja) 2005-02-10
JP4171680B2 true JP4171680B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=34213243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003277172A Expired - Fee Related JP4171680B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 音楽再生装置の情報設定装置、情報設定方法、及び情報設定プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4171680B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5106437B2 (ja) * 2009-02-09 2012-12-26 株式会社東芝 カラオケ装置及びその制御方法並びにその制御プログラム
JP2016157082A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 パイオニア株式会社 再生装置、再生方法、及び、プログラム
JP6691737B2 (ja) * 2015-02-26 2020-05-13 パイオニア株式会社 歌詞音声出力装置、歌詞音声出力方法、及び、プログラム
WO2016135920A1 (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 パイオニア株式会社 再生装置、再生方法、及び、プログラム
WO2016157377A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 パイオニア株式会社 通信システム、再生システム、端末装置、サーバ、コンテンツ通信方法及びプログラム
KR102050785B1 (ko) * 2019-05-10 2019-12-02 주식회사 금영엔터테인먼트 노래 가사 출력 방법, 노래 반주기 및 노래 반주 시스템
KR102200792B1 (ko) * 2020-05-15 2021-01-11 주식회사 금영엔터테인먼트 음원 파일 구조, 이를 기록한 기록매체 및 음원 파일 제작 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005037846A (ja) 2005-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009244789A (ja) ガイドボーカル生成機能を備えるカラオケシステム
JP3127722B2 (ja) カラオケ装置
JP2001215979A (ja) カラオケ装置
JP2007310204A (ja) 楽曲練習支援装置、制御方法及びプログラム
JP4175337B2 (ja) カラオケ装置
JP4171680B2 (ja) 音楽再生装置の情報設定装置、情報設定方法、及び情報設定プログラム
JP2003091291A (ja) カラオケシステム、カラオケ装置およびカラオケシステムのサーバ装置
JP4305084B2 (ja) 音楽再生装置
JP2001324987A (ja) カラオケ装置
JP3637196B2 (ja) 音楽再生装置
JP3962114B2 (ja) カラオケ装置
JP5397637B2 (ja) カラオケ装置
JPH0417000A (ja) カラオケ装置
JP3300553B2 (ja) カラオケ装置
JP4553013B2 (ja) カラオケ装置
JP4369118B2 (ja) カラオケ装置
JP6144593B2 (ja) 歌唱採点システム
JPH09230879A (ja) カラオケ装置
JP7117229B2 (ja) カラオケ装置
JPH11143480A (ja) カラオケ装置及び媒体
JP4116468B2 (ja) カラオケ装置
JP5551983B2 (ja) カラオケ演奏制御システム
JP2007233078A (ja) 評価装置、制御方法及びプログラム
JP2001100771A (ja) カラオケ装置
JP2004354803A (ja) 音楽再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080729

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080811

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4171680

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees