JPH10214093A - 楽音再生装置 - Google Patents

楽音再生装置

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JPH10214093A
JPH10214093A JP9029539A JP2953997A JPH10214093A JP H10214093 A JPH10214093 A JP H10214093A JP 9029539 A JP9029539 A JP 9029539A JP 2953997 A JP2953997 A JP 2953997A JP H10214093 A JPH10214093 A JP H10214093A
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JP
Japan
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sound source
information
sound
data
music
Prior art date
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Pending
Application number
JP9029539A
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English (en)
Inventor
Yukio Takemoto
幸男 竹本
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical Brother Industries Ltd
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケをする際に、所望の効果音を所望の
タイミングで再生できるカラオケ装置を実現する。 【解決手段】 制御装置20とアンプ16との間には、
カラオケの演奏に効果音を付加する効果音付加装置80
が接続されている。効果音付加装置80には、MIDI
音源81aおよび効果音メモリ82aが内蔵されてお
り、リズムパッドP1ないしP5および液晶表示部93
が設けられている。曲データ130が有する効果音指定
データ140は、各リズムパッドP1ないしP5に割振
られ、所望のリズムパッドを押すと、MIDI音源81
aまたは効果音メモリ82aから、押されたリズムパッ
ドに割振られた効果音指定データにより指定されるデー
タが出力され再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、楽音を再生する
楽音再生装置であって、楽音を示すMIDI(Musical I
nstrument Digital Interface)データを再生してカラオ
ケを行うカラオケ装置として好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記カラオケ装置としては、曲デ
ータを保有するサーバーと通信回線により接続されてお
り、サーバーから曲データを受信する、いわゆる通信カ
ラオケ装置が知られている。上記曲データは、曲の演奏
部分を示すMIDIデータおよび歌詞テロップを示す歌
詞テロップデータなどから構成されており、MIDIデ
ータは、上記カラオケ装置に備えられたMIDI音源、
アンプおよびスピーカなどにより再生され、歌詞テロッ
プデータは、歌詞テロップとしてモニタテレビに表示さ
れる。また、歌詞テロップの背景に表示される背景映像
は、カラオケ装置に備えられたCD−ROMプレーヤに
より再生され、モニタテレビに表示される。そして、カ
ラオケ装置の利用者は、モニタテレビに表示される歌詞
テロップおよび背景映像を見ながら、アンプに接続され
たマイクロフォンを通して歌う(カラオケする)ことが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものでは、曲の情感を盛り上げるために、MIDIデー
タに楽器以外の効果音、たとえば、波の音や雨の音を指
定するMIDIデータを含め、それらを再生する場合が
ある。しかし、上記効果音の種類や再生タイミングは、
曲データを作成した者が意図したものであるため、通信
カラオケ装置を利用する者の好みに必ずしも合うもので
はない場合がある。この場合、効果音を再生できるキー
ボードなどを設置しておくことにより対処することが考
えられるが、設置スペースや費用の点から非現実的であ
る。
【0004】そこで、本発明は、所望の効果音を所望の
タイミングで再生できる楽音再生装置の実現を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、楽音の発生源
となる音源情報が読出可能に記憶された音源情報記憶手
段を備え、前記音源情報の種類を指定する第1の音源指
定情報により楽曲が構成された楽曲情報を再生する楽音
再生装置において、前記楽曲情報は、第2の音源指定情
報を有し、その第2の音源指定情報を入力するとともに
記憶する音源指定情報記憶手段と、この音源指定情報記
憶手段から所望の第2の音源指定情報を選択する音源指
定情報選択手段と、前記楽曲情報を構成する第1の音源
指定情報および前記音源指定情報選択手段により選択さ
れた第2の音源指定情報を前記音源情報記憶手段に書込
むとともに、その書込まれた前記第1の音源指定情報お
よび第2の音源指定情報により指定される音源情報を前
記音源情報記憶手段から読出す音源情報読出手段と、こ
の音源情報読出手段により読出された音源情報を再生す
る音源情報再生手段と、が備えられたという技術的手段
を採用する。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の楽音再生装置において、前記音源指定情報選択手段
は、前記音源指定情報記憶手段に記憶されている第2の
音源指定情報を選択する選択信号を発生する選択信号発
生手段を備え、この選択信号発生手段により発生された
選択信号により、前記音源指定情報記憶手段から所望の
第2の音源指定情報を選択するものであるという技術的
手段を採用する。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の楽音再生装置において、前記選択信号発生手段は、
指で押さえる押さえ部材を備え、その押さえ部材の動作
により前記選択信号を発生するという技術的手段を採用
する。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し請求項3のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記音源指定情報選択手段により選択される音源情
報の種類を表示する音源種類表示手段が備えられたとい
う技術的手段を採用する。
【0009】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の楽音再生装置において、前記音源種類表示手段は、
前記押さえ部材の近傍に設けられてなるという技術的手
段を採用する。
【0010】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し請求項5のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記音源情報記憶手段は、記憶されている音源情報
以外の音源情報を書込んで読出可能に記憶するものであ
るという技術的手段を採用する。
【0011】請求項7に記載の発明では、請求項1ない
し請求項6のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記第1および第2の音源指定情報のうちの所定の
音源指定情報には、前記楽曲の旋律を構成しない効果音
の音源を指定する効果音指定情報が含まれており、前記
音源情報記憶手段は、前記効果音指定情報により指定さ
れる音源となる音源情報を含む音源情報が読出可能に記
憶されたものであるという技術的手段を採用する。
【0012】請求項8に記載の発明では、請求項1ない
し請求項7のいずれか1つに記載の楽音再生装置におい
て、前記音源情報記憶手段には、前記第1の音源指定情
報により指定される音源情報が記憶された第1の音源情
報記憶手段と、前記第2の音源指定情報により指定され
る音源情報を記憶する第2の音源情報記憶手段とが備え
られたという技術的手段を採用する。
【0013】請求項9に記載の発明では、請求項8に記
載の楽音再生装置において、前記第2の音源情報記憶手
段には、前記第1の音源指定情報に記憶されていない音
源情報が記憶されてなるという技術的手段を採用する。
【0014】請求項10に記載の発明では、請求項8ま
たは請求項9に記載の楽音再生装置において、前記第2
の音源情報記憶手段は、取り外し可能に備えられている
という技術的手段を採用する。
【0015】請求項11に記載の発明では、請求項8な
いし請求項10のいずれか1つに記載の楽音再生装置に
おいて、前記第2の音源情報記憶手段は、所定の楽器か
ら発生する楽音の発生源となる音源情報を含む音源情報
が読出可能に記憶されたものであるという技術的手段を
採用する。
【0016】請求項12に記載の発明では、請求項1な
いし請求項11のいずれか1つに記載の楽音再生装置に
おいて、前記楽曲情報は、通信手段を介して受信される
ものであるという技術的手段を採用する。
【0017】
【作用】請求項1ないし請求項12に記載の発明では、
第2の音源指定情報は、音源指定情報記憶手段により入
力されるとともに記憶される。たとえば、後述する発明
の実施の形態に記載するように、楽曲情報たる曲データ
130が有する第1の音源指定情報たるMIDIデータ
132とは別個の第2の音源指定情報たる効果音指定デ
ータ140は、効果音付加装置80の制御基板100に
設けられた音源指定情報記憶手段たるRAM103に記
憶される。
【0018】そして、その音源指定情報記憶手段に記憶
された第2の音源指定情報のうち、所望の第2の音源指
定情報は、音源指定情報選択手段により選択される。た
とえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、
RAM103に記憶された効果音指定データ140のう
ち、所望の効果音指定データ140は、効果音付加装置
80に設けられた音源指定情報選択手段たる入力装置9
0により選択される。
【0019】そして、楽曲情報を構成する第1の音源指
定情報および音源情報選択手段により選択された第2の
音源指定情報は、音源情報読出手段により音源情報記憶
手段に書込まれるとともに、その書込まれた第1の音源
指定情報および第2の音源指定情報により指定される音
源情報は、上記音源情報読出手段により音源情報記憶手
段から読出される。たとえば、後述する発明の実施の形
態では、制御装置20のMIDI音源ボード51に設け
られたMIDI音源51a、効果音付加装置80のMI
DI音源ボード81に設けられたMIDI音源81a、
および効果音メモリボード82に設けられた効果音メモ
リ82aにより音源情報記憶手段が構成されており、制
御装置20に設けられたCPU45および効果音付加装
置80の制御基板100に設けられたCPU101が音
源情報読出手段として機能する。
【0020】つまり、音源情報選択手段たる入力装置9
0により選択された第2の音源指定情報たる効果音指定
データ140は、CPU101により、MIDI音源8
1a、または、効果音メモリ82aに書込まれるととも
に、その書込まれた効果音指定データ140により指定
される音源情報たる効果音データが読出される。また、
第1の音源指定情報たるMIDIデータ132は、CP
U45により、MIDI音源51aに書込まれるととも
に、その書込まれたMIDIデータ132により指定さ
れる音源情報たるMIDI音源データが読出される。
【0021】そして、音源情報読出手段から読出された
音源情報は、音源情報再生手段により再生される。たと
えば、後述する発明の実施の形態では、制御装置20の
MIDI音源ボード51に設けられたD/A変換部51
b、音声制御回路52、効果音付加装置80のMIDI
音源ボード81に設けられたD/A変換部81b、効果
音メモリボード82に設けられたD/A変換部82b、
多チャンネルミキサー84、アンプ16およびスピーカ
12,12により音源情報再生手段が構成されており、
それらにより、MIDI音源データおよび効果音データ
が再生される。
【0022】つまり、請求項1ないし請求項12に記載
の発明によれば、後述する発明の実施の形態に記載する
ように、楽曲を構成するMIDIデータ132が再生さ
れる際に、効果音付加装置80の入力装置90に備えら
れたリズムパッドP1ないしP5を指で押すことによ
り、その押されたリズムパッドにより指定されるMID
I音源データ、または、効果音データを再生できる。し
たがって、カラオケをしている際に、リズムパッドP1
ないしP5を押して所望の効果音を所望のタイミングで
再生できる。これにより、曲の情感を原曲以上に盛り上
げることができ、より一層楽しいカラオケを実現でき
る。
【0023】また、音源指定情報記憶手段に記憶されて
いる音源情報の選択は、請求項2に記載の発明のよう
に、音源情報記憶手段に記憶されている音源情報を選択
する選択信号を発生する選択信号発生手段を音源指定情
報選択手段に備えることにより行うことができる。
【0024】特に、請求項3に記載の発明によれば、選
択信号発生手段は、指で押さえる押さえ部材を備え、そ
の押さえ部材の動作により選択信号を発生する。たとえ
ば、後述する発明の実施の形態に記載するように、押さ
え部材たるリズムパッドP1ないしP5を指で押さえる
ことにより、その押さえられたリズムパッドから選択信
号たるスイッチング信号を発生する。そして、制御基板
100に設けられたCPU101は、上記発生されたス
イッチング信号に対応するアドレスデータ154をRA
M103に記憶されているリズムパッドテーブル150
から読出してMIDI音源81a、または、効果音メモ
リ82aに書込む。
【0025】また、請求項4に記載の発明によれば、音
源指定情報選択手段により選択される音源指定情報によ
り指定される音源情報の種類を表示する音源種類表示手
段が備えられているため、どの音源情報が選択されたか
知ることができる。たとえば、後述する発明の実施の形
態では、効果音付加装置80には音源の種類を液晶表示
する音源種類表示手段たる液晶表示部93およびLCD
ドライバ94が設けられているため、リズムパッドP1
ないしP5を押すことにより再生される効果音の種類を
知ることができる。
【0026】特に、請求項5に記載の発明では、上記音
源種類表示手段は、押さえ部材の近傍に設けられてなる
ため、押さえ部材と音源の種類とを対応付けて容易に知
ることができる。
【0027】また、請求項6に記載の発明では、音源情
報記憶手段は、記憶されている音源情報以外の音源情報
を書込んで読出可能に記憶するものであるため、所望の
音源情報を記憶させて再生できる。
【0028】特に、請求項7に記載の発明では、第1お
よび第2の音源指定情報のうちの所定の音源指定情報に
は、楽曲の旋律を構成しない効果音の音源を指定する効
果音指定情報が含まれており、音源情報記憶手段は、上
記効果音指定情報により指定される音源となる音源情報
を含む音源情報が読出可能に記憶されたものであるた
め、上記音源指定情報選択手段により上記効果音指定情
報により指定される音源となる音源情報を選択すること
により、その効果音を再生できる。たとえば、後述する
発明の実施の形態に記載するように、船の汽笛や車の通
過音などを示す効果音データを効果音メモリ82aに記
憶させて再生できるため、楽曲の情感を盛り上げること
ができる。
【0029】また、請求項8に記載の発明では、音源情
報記憶手段には、第1の音源指定情報により指定される
音源情報が記憶された第1の音源情報記憶手段と、第2
の音源指定情報により指定される音源情報を記憶する第
2の音源情報記憶手段とが備えられている。たとえば、
後述する発明の実施の形態では、MIDIデータ132
により指定されるMIDI音源データが記憶されたMI
DI音源51aと、効果音指定データ140により指定
されるデータが記憶されたMIDI音源81aおよび効
果音メモリ82aとが備えられている。つまり、楽曲を
再生するための音源と、リズムパッドP1ないしP5を
押さえて効果音を再生するための音源とを分けることに
より、制御装置20のMIDI音源51aの音源を増設
することなく、既存の制御装置20に効果音付加装置8
0を外付けすることができる。これにより、既存のカラ
オケ装置に対する効果音付加装置80の接続が容易にな
る。
【0030】さらに、請求項9に記載の発明では、第2
の音源情報記憶手段には第1の音源指定情報に記憶され
ていない音源情報が記憶されている。たとえば、後述す
る発明の実施の形態に記載するように、サンプリング装
置で作成されたオリジナルの効果音を示す効果音データ
を効果音メモリ82aに記憶させて再生できるため、再
生できる効果音の幅を広げることができる。
【0031】特に、請求項10に記載の発明では、第2
の音源情報記憶手段は、取り外し可能に備えられている
ため、第2の音源情報記憶手段に記憶されている音源情
報以外の音源情報を入力装置などを用いて第2の音源情
報記憶手段に記憶させなくても、第2の音源情報記憶手
段を取り外し、他の音源情報が記憶された記憶手段と入
れ替えることにより、第2の音源情報以外の音源情報を
再生できる。
【0032】また、請求項11に記載の発明では、第2
の音源情報記憶手段は、所定の楽器から発生する楽音の
発生源となる音源情報を含む音源情報が読出可能に記憶
されたものであるため、上記音源指定情報選択手段によ
り上記所定の楽器から発生する楽音の発生源となる音源
情報を選択することにより、上記所定の楽器から発生す
る楽音を再生できる。たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、ドラムセットから発生する楽音
の発生源となるMIDI音源データをMIDI音源81
aに記憶しておくことにより、リズムパッドP1ないし
P5にドラムセットの音を割り振ってドラムセットを演
奏できる。
【0033】またさらに、請求項1ないし請求項12に
記載の発明は、上記楽曲情報が通信手段を介して受信さ
れる楽音再生装置に好適に用いられる。つまり、たとえ
ば、後述する発明の実施の形態に記載するように、曲デ
ータ130を通信手段たるLAN回線15を介して受信
するカラオケ装置10にあっては、曲データ130に第
2の音源指定情報たる効果音指定データ140を含めて
送信することにより、効果音指定データ140を効果音
付加装置80のRAM103に記憶させることができ
る。したがって、選曲された曲にふさわしい効果音をリ
ズムパッドP1ないしP5に自動的に割り振ることがで
きる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の楽音再生装置の実
施形態について図を参照して説明する。なお、以下の各
実施形態では、楽音再生装置の一例として、楽曲情報た
る曲データを保有するサーバーと通信回線により接続さ
れており、サーバーから曲データを受信する、いわゆる
通信カラオケ装置を代表に説明する。
【0035】まず、本発明第1実施形態のカラオケ装置
の主要構成について、その外観を示す図1を参照して説
明する。図1に示すように、カラオケ装置10には、歌
詞を示す歌詞テロップ、歌詞テロップの背景に表示する
背景映像、選曲番号を示す映像などをCRTに表示する
モニタテレビ(以下、モニタと略称する)13と、歌唱
者用のモニタ14とが備えられている。
【0036】また、カラオケ装置10には、楽音により
構成される楽曲たるカラオケ用の曲(以下、曲と略称す
る)の選曲、および曲の再生の予約などの選曲制御、選
曲された曲の送信要求を示すリクエスト信号のサーバー
への送信、およびリクエスト信号により示される曲に対
応する曲データの受信などの通信制御などを行う制御装
置(コマンダ)20と、曲の再生に効果音を付加する効
果音付加装置80とが備えられている。
【0037】さらに、カラオケ装置10には、効果音付
加装置80から出力される効果音信号、マイクロフォン
17,18から入力される音声信号および制御装置20
から出力される曲の再生信号のミキシング、音声と曲と
の音量バランス、エコー調整、ディレイ調整、ミキシン
グ信号の増幅、再生される曲の音程制御(キーコントロ
ール)、高音、低音の制御(トーンコントロール)など
を行うアンプ16と、このアンプ16から出力される増
幅信号を音として再生する天井吊下げ用の1組のスピー
カ12,12と、制御装置20を遠隔操作する送信器6
0とが備えられている。
【0038】次に、制御装置20の構成について図2を
参照して説明する。図2(A)は、制御装置20の前面
パネルの説明図であり、同図(B)は、制御装置20の
背面パネルの説明図である。図2(A)に示すように、
制御装置20の前面パネルには、選曲する曲の選曲番号
の入力などを行うための0〜9のボタンからなるテンキ
ー21と、選曲を確定するための選曲ボタン22とが設
けられており、テンキー21の上には、選曲された曲の
選曲番号を6桁の数字でLED表示する選曲番号表示体
23が設けられている。
【0039】また、選曲番号表示体23の左には、再生
が予約されている曲の数をLED表示する予約曲数表示
体24が設けられており、その下には、予約の取消を行
うための取消しボタン25と、演奏を停止させる演奏停
止ボタン26と、歌っている途中で最初から歌い直すた
めの歌い直しボタン27と、予約曲の間に割り込んで予
約するための割り込みボタン28とが設けられている。
さらに、前面パネルの左上には、送信器60から送信さ
れる光信号を受光する受光部38が設けられており、左
下には、制御装置20の電源を立ち上げる電源ボタン3
9が設けられている。
【0040】また、テンキー21の右には、キーを低く
するフラットキー29と、キーを標準にする標準キー3
0と、キーを高くするシャープキー31とが設けられて
おり、それらキーの下には、ボーカルのメロディーライ
ンの音量を設定するボーカルボタン32と、2コーラス
目までを再生する2コーラスカットボタン33と、曲の
後奏部分をカットする後奏カットボタン34とが設けら
れている。さらに、それらボタンの下には、カラオケと
BGM用とを切り替えるカラオケ切替ボタン35と、通
信手段たるLAN回線15を介して入力されるデータを
曲データから有線放送、テレビ放送などに切り替える入
力切替ボタン36と、モニタ13,14の表示をカラオ
ケボックスなどが提供しているサービス情報の表示に切
り替えるサービスボタン37とが設けられている。
【0041】また、図2(B)に示すように、制御装置
20の背面パネルには、LAN回線15を接続する通信
端子40が設けられており、この通信端子40の右方に
は、効果音付加装置80のシリアルデータ入力端子85
(図5参照)と接続される出力端子44が設けられてい
る。この出力端子44の右方には、効果音付加装置80
の音声入力端子(図示省略)と接続される音声出力端子
41と、モニタ13の映像入力端子(図示省略)と接続
される映像出力端子42と、モニタ14の映像入力端子
(図示省略)と接続される映像出力端子43とが設けら
れている。
【0042】次に、上記制御装置20の制御系の主要構
成について図3および図9を参照して説明する。図3
は、制御装置20の主要構成をブロックで示す説明図で
あり、図9(A)は、楽曲情報たる曲データの主要構成
をブロックで示す説明図であり、同図(B)は、効果音
指定データの構成をブロックで示す説明図である。
【0043】まず、曲データの主要構成について図9
(A)を参照して説明する。曲データ130は、曲の演
奏部分を示す第1の音源指定情報たるMIDIデータ1
32、歌詞テロップを示す歌詞テロップデータ134、
曲のジャンルを示すジャンルデータ136、効果音付加
装置80に備えられたリズムパッドP1ないしP5に効
果音指定データを割振るための第2の音源指定情報たる
効果音指定データ140などから構成される。なお、歌
詞テロップデータ134には、曲のタイトル映像を示す
タイトルデータが含まれている。
【0044】制御装置20には、上記各種制御をプログ
ラムにしたがって実行するCPU45が備えられてい
る。CPU45には、送信器60から送信されるデー
タ、選曲された曲の選曲番号を示す選曲番号データ、予
約された曲の選曲番号データなどを一時保存するための
RAM46と、CPU45により実行されるプログラム
などが記憶されたROM47とが接続されている。
【0045】また、CPU45には、モニタ13,14
に歌詞テロップや各種メッセージ映像を表示するための
文字映像データが記憶されたビデオRAM48と、サー
バー58から送信される曲データ130をLAN回線1
5を介して受信するためのLANボード50と、このL
ANボード50により受信された曲データ130を一時
保存するためのRAM49とが接続されている。
【0046】さらに、CPU45には、RAM49から
読出された曲データ130に含まれるMIDIデータ1
32を入力するとともに、その入力されたMIDIデー
タ132により指定されるMIDI音源からMIDI音
源データを出力する第1の音源情報記憶手段たるMID
I音源51aが接続されており、このMIDI音源51
aには、MIDI音源51aから出力されるMIDI音
源データをMIDI音源信号に変換するD/A変換部5
1bが接続されている。また、CPU45には、上記出
力された音源信号を入力してアンプ16により増幅可能
な信号に変換する音声制御回路52と、曲データ130
に含まれるジャンルデータ136により特定されるジャ
ンルの背景映像を示す背景映像データを読出すCD−R
OMプレーヤ53とが接続されている。
【0047】また、CPU45には、CD−ROMプレ
ーヤ53から読出された背景映像データ、およびRAM
49から読出された曲データ130に含まれる歌詞テロ
ップデータ134を入力し、モニタ13の表示画面を説
明する図13に示すように、背景映像200中に歌詞テ
ロップ202がスーパーインポーズされた映像を作成し
たり、曲の進行にしたがって歌詞テロップ202の色を
変えたりする映像制御を行う映像制御回路54が接続さ
れている。
【0048】さらに、CPU45には、受光部38によ
り受光された光信号をデジタル信号に変換する変換回路
55と、制御装置20の前面パネルに設けられた各種ボ
タンおよびキーを押したときに点灯するLED、選曲番
号表示体23および予約曲数表示体24へ表示信号を出
力する表示回路56と、上記各種ボタンおよびキーを押
したときに発生するスイッチング信号を入力する入力回
路57とが接続されている。
【0049】次に、送信器60の構成についてその外観
を示す図4を参照して説明する。送信器60の上方に
は、選曲番号をバックライト付きの液晶で表示する選曲
番号表示部61が設けられており、その下には、制御装
置20のカラオケ切替ボタン35と同じ作用をするカラ
オケ切替ボタン62と、制御装置20の入力切替ボタン
36と同じ作用をする外部映像ボタン63と、サーバー
58が用意しているテレビゲームを行う状態に切替える
ゲームボタン64とが設けられている。
【0050】また、それらボタンの下には、曲間や曲の
再生終了後に拍手や歓声の音を再生するように設定する
ための拍手ボタン65と、制御装置20と同じフラット
キー66と、シャープキー67とが設けられており、そ
れらの下には、制御装置20と同じテンキー68と、選
曲ボタン69と、演奏停止ボタン70と、歌い直しボタ
ン71と、取り消しボタン72と、割り込みボタン73
とが設けられている。さらに、割り込みボタン73の右
には、ボーカルメロディーの音量を小さくするマイナス
ボタン74と、音量を大きくするプラスボタン75とが
設けられている。そして、上記各ボタンを押すと、どの
ボタンが押されたかを示す光信号が、送信器60の上部
に設けられた送信窓76から発信される。
【0051】次に、効果音付加装置80の構成について
図5ないし図8を参照して説明する。図5(A)は、効
果音付加装置80の上面パネルの説明図であり、同図
(B)は、作動した場合の上面パネルの説明図である。
図6は、効果音付加装置80の主な内部構成をブロック
で示す説明図であり、図7は、図6に示す入力装置90
の主な内部構成をブロックで示す説明図である。図8
(A)は、図6に示す制御基板100に備えられたRO
M102に記憶されているデータテーブルの主な構成を
示す説明図であり、図8(B)は、RAM103に記憶
されているリズムパッドデータテーブルの構成を示す説
明図である。
【0052】図5(A)に示すように、効果音付加装置
80の上面パネルの左上には、効果音付加装置80の電
源を立ち上げるための電源ボタン92が設けられてお
り、上面パネルの下方には、押さえ部材たるリズムパッ
ドP1ないしP5が設けられている。これらのリズムパ
ッドP1ないしP5は、圧電ゴムで形成されており、指
先などで表面を押圧することにより、パッドの裏面から
選択信号たるスイッチング信号が出力される。
【0053】各リズムパッドP1ないしP5の上方に
は、液晶表示部93が設けられている。この液晶表示部
93は、曲名の表示を行い、さらに、リズムパッドを押
さえることにより再生される効果音の名称を各リズムパ
ッドP1ないしP5の上方に表示する。また、効果音指
定データ140が、ドラムセットを示すものである場合
に、そのドラムセットが、アコースティックのスタンダ
ードのものであるか、または、電子ドラムであるかなど
の種類を示すデータを効果音指定データ140に含ませ
ておき、液晶表示部93のパーカッションの項目に表示
することもできる。
【0054】また、効果音付加装置80の背面には、シ
リアルデータ入力端子85が設けられており、このシリ
アルデータ入力端子85は、制御装置20の出力端子4
4から出力されるシリアルデータを接続ケーブル6を介
して入力する。また、制御装置20の音声出力端子41
から音声信号を入力する音声入力コード7と、アンプ1
6へ音声信号を出力する音声出力コード9とが接続され
ている。
【0055】次に、効果音付加装置80の主な内部構成
について図6を参照して説明する。効果音付加装置80
には、MIDI音源81aと、MIDI音源81aから
読出されたMIDI音源データをMIDI音源信号に変
換するD/A変換部81bとが搭載されたMIDI音源
ボード81と、MIDI音源81aに記憶されていない
効果音データなどが記憶された効果音メモリ82aと、
効果音メモリ82aから読出された効果音データを効果
音信号に変換するD/A変換部82bとが搭載された効
果音メモリボード82とが備えられている。なお、MI
DI音源81aおよび効果音メモリ82aが、本発明の
第2の音源情報記憶手段に相当する。
【0056】また、効果音付加装置80には、制御基板
100が備えられており、この制御基板100には、制
御装置20から出力されるデータの受信制御、音源指定
情報選択手段たる入力装置90との間で行うデータの送
受信制御、MIDI音源81aおよび効果音メモリ82
aに対するデータ読出命令などを行うCPU101が備
えられている。このCPU101には、図8(A)に示
すデータテーブル120および制御プログラムなどが記
憶されたROM102と、制御装置20から出力される
効果音指定データ140を記憶する音源指定情報記憶手
段たるRAM103とが設けられている。
【0057】さらに、効果音付加装置80には、制御装
置20から出力される音声信号と、D/A変換部81b
から出力されるMIDI音源信号およびD/A変換部8
2bから出力される効果音信号とを入力してミキシング
する多チャンネルミキサー84が設けられている。な
お、効果音メモリ82aは、予め記憶されている効果音
データ以外の効果音データを制御装置20を介してCP
U101により入力して記憶することもできる。また、
効果音メモリ82aを効果音付加装置80に対して着脱
可能に設け、他の効果音を示す効果音データが記憶され
ている効果音メモリと入れ替えることができる構成にす
ることもできる。
【0058】ここで、データテーブル120の主要構成
について図8(A)を参照して説明する。データテーブ
ル120には、ドラムセット、波の音、雨の音、雷の
音、車の通過音などのMIDI音源81aのアドレスを
指定するMIDI音源アドレスデータ122と、船の汽
笛、笑い声、花火の音、和太鼓の音などの効果音メモリ
82aのアドレスを指定する効果音メモリアドレスデー
タ124と、制御装置20から送信される効果音指定デ
ータ140とが対応付けて記憶されている。また、RA
M103には、図8(B)に示すリズムパッドテーブル
150が記憶されており、制御装置20から送信された
効果音指定データ140は、各リズムパッドP1ないし
P5に対応付けてテーブル形式に記憶される。
【0059】次に、入力装置90の主な内部構成につい
て図7を参照して説明する。入力装置90には、リズム
パッドP1ないしP5から出力されるスイッチング信号
を検知するリズムパッド入力検知部91と、このリズム
パッド検知部91と制御基板100との間で行うデータ
の入出力を制御するCPU96を備えた制御部95と、
液晶表示部93を駆動するLCDドライバ94とが設け
られている。また、CPU96には、制御プログラムが
記憶されたROM97と、リズムパッド入力検知部91
から出力される検知信号に対応する検知データが記憶さ
れたRAM98とが接続されている。
【0060】なお、各リズムパッドP1ないしP5を合
成樹脂などで形成し、各リズムパッドP1ないしP5の
裏面に、押されて下降したリズムパッドを押される前の
位置へ復元させるコイルバネ、板バネなどの弾性部材
と、リズムパッドの下降によりONし、リズムパッドの
上昇によりOFFするスイッチとを設けた構成を採用す
ることもできる。
【0061】次に、カラオケ装置10の一連の動作につ
いて図10ないし図12を参照して説明する。図10
は、制御装置20に備えられたCPU45により実行さ
れる選曲から再生を経て予約曲を再生するまでの主な処
理内容を示すメインフローチャートであり、図11は、
CPU101の処理内容を示すフローチャートであり、
図12は、CPU96の処理内容を示すフローチャート
である。
【0062】まず、カラオケ装置10の利用者が、制御
装置20の電源ボタン39を押して制御装置20の電源
を立ち上げると、それに連動して、アンプ16、効果音
付加装置80およびモニタ13,14の電源が立ち上が
る。そして、利用者が、歌いたい曲の選曲番号を送信器
60のテンキー68により入力すると、その押す毎にテ
ンキー68に対応する数字が選曲番号表示部61,23
に順次表示される。続いて、最後の数字のテンキー68
を押してから選曲ボタン69を押すと、選曲が終了した
と判定され(図10のステップ100)、その選曲番号
を示す選曲番号データがRAM46に一時保存された
後、その選曲番号に対応する曲データ130の送信を要
求するリクエスト信号がLAN回線15を介してサーバ
ー58へ送信される(ステップ200)。
【0063】そして、サーバー58は、図示しない記憶
装置から上記リクエスト信号に示される選曲番号に対応
する曲データ130を検索して読出し、その読出された
曲データ130は、LAN回線15を介して制御装置2
0により受信され、RAM49に一時保存される(ステ
ップ300)。続いて、RAM49から曲データ130
が読出され、曲データ130が有する効果音指定データ
140が効果音付加装置80へ送信される(ステップ4
00)。
【0064】ここで、CPU101の処理内容について
図11を参照して説明する。CPU101は、制御装置
20から送信された効果音指定データ140を受信する
と(ステップ402)、ROM102に記憶されている
データテーブル120を参照し(ステップ404)、受
信された効果音指定データ140に対応するアドレスデ
ータをRAM103に記憶されているリズムパッドテー
ブル150に書込む(ステップ406)。
【0065】本実施形態では、図9(B)に示すよう
に、リズムパッドP1に割振る効果音指定データP1
は、「020」であるから、この「020」により指定
される効果音の種類は、図8(A)に示すように、曲の
旋律を構成しない船の汽笛であり、アドレスデータは、
効果音データメモリ82aのアドレスを示す「#01
H」であり、この「#01H」が、リズムパッドテーブ
ル150のリズムパッドP1に対応する部分に書込まれ
る。同様にして、リズムパッドテーブル150には、効
果音指定データP2ないしP5により、アドレスデータ
「#06H」、「#05H」、「7C/03H」、「#
04H」が書込まれる。そして、上記各アドレスデータ
は、入力装置90へ出力され(ステップ408)、CP
U96により入力され(図12のステップ410)、L
CDドライバ94により、図5(B)に示すように、液
晶表示部93に各効果音の種類が表示される(ステップ
412)。
【0066】一方、CPU45は、曲データ130に含
まれるジャンルデータ136を検出し、この検出された
ジャンルデータ136に対応するジャンルの複数の背景
映像の中から1つの背景映像を選択する。続いて、その
選択された背景映像は、CD−ROMプレーヤ53によ
り再生され、その再生による背景映像信号は、映像制御
回路54によりモニタ13,14に表示可能な信号に変
換され、図13に示すように、モニタ13,14に背景
映像200として表示される(図10のステップ50
0)。
【0067】また、曲データ130に含まれる歌詞テロ
ップデータ134は、ビデオRAM48に書込まれ、歌
詞を構成する文字を示すフォントデータに変換される。
続いて、その変換されたフォントデータは、映像制御回
路54に入力され、モニタ13,14に表示可能な歌詞
テロップ信号に変換され、図13に示すように、モニタ
13,14に歌詞テロップ202として表示される(ス
テップ600)。つまり、図13に示すように、モニタ
13,14には、背景映像200の中に歌詞テロップ2
02がスーパーインポーズされた映像が表示される。
【0068】また、MIDIデータ132は、図示しな
いシーケンサに取り込まれ、CPU45に内蔵されたタ
イマのカウントにしたがってMIDI音源51aに書込
まれ、このMIDI音源51aから読出されたMIDI
音源データは、D/A変換部51bによりMIDI音源
信号に変換される。続いて、そのMIDI音源信号は、
音声制御回路52へ出力されるとともに、アンプ16に
より増幅可能な音楽信号に変換され、この変換された音
楽信号は、音声出力端子41から効果音付加装置80へ
出力される。
【0069】続いて、上記音楽信号は、効果音付加装置
80の多チャンネルミキサー84を介してアンプ16へ
出力されるとともに、アンプ16により増幅された後に
スピーカ12,12へ出力され、両スピーカにより再生
される(ステップ600)。また、マイクロフォン1
7,18から入力された音声信号は、アンプ16に内蔵
された図示しないミキシング回路において上記音楽信号
とミキシングされる。つまり、利用者は、モニタ13,
14の画面に映し出された背景映像200および歌詞テ
ロップ202を見ながらマイクロフォン17,18を通
して歌う(カラオケする)ことができる。
【0070】一方、利用者が、リズムパッドP1ないし
P5を押すと、その押されたリズムパッドから、そのリ
ズムパッドであることを示すスイッチング信号が出力さ
れ、このスイッチング信号は、リズムパッド入力検知部
91により検知される。続いて、リズムパッド検知部9
1から検知信号が制御部95へ出力され、CPU96に
より検知される(図12のステップ414)。続いて、
検知された検知信号に対応する検知データがRAM98
から読み出されて制御基板100へ出力される(ステッ
プ416)。
【0071】そして、上記検知データは、CPU101
により検知され(図11のステップ418)、その検知
データにより示されるリズムパッドに対応するアドレス
データをRAM103に記憶されているリズムパッドテ
ーブル150から読出して出力する(ステップ42
0)。たとえば、リズムパッドP1が押されると、リズ
ムパッドテーブル150からアドレスデータ「#01
H」が読出され、この読出されたアドレスデータ「#0
1H」は、効果音メモリ82aに書き込まれる。続い
て、効果音メモリ82aから読出された効果音データ
は、D/A変換部82bにより効果音信号に変換され、
多チャンネルミキサー84を介してアンプ16に出力さ
れ、スピーカ12,12により、船の汽笛の音を示す効
果音が再生される。
【0072】同様にして、リズムパッドP2ないしP5
を押すと、それぞれ和太鼓の音、花火の音、車の通過
音、笑い声を示す効果音が再生される。また、効果音指
定データ140がドラムセットを指定するものである場
合には、リズムパッドP1ないしP5にドラムセットの
音が割り振られ、リズムパッドP1ないしP5を押すこ
とにより、ドラムセットの音を再生できる。効果音指定
データ140が、パーカッションを指定するものである
場合には、パーカッションの音を再生できることは勿論
である。
【0073】そして、曲データ130の再生が終了し
(図10のステップ700)、予約された選曲番号デー
タがRAM46に記憶されている場合には(ステップ8
00)、その選曲番号データが読出され(ステップ90
0)、上記ステップ100ないしステップ800が実行
され、次に予約された曲でカラオケでき、その際、その
曲データが有する効果音指定データにより、効果音を再
生できる。
【0074】以上のように、本実施形態のカラオケ装置
によれば、歌い手、または、聞き手は、リズムパッドP
1ないしP5を押すことにより、所望のタイミングで所
望の効果音を再生できる。したがって、原曲をそのまま
再生する場合よりも、情感を盛り上げることができるた
め、より一層楽しくカラオケすることができる。
【0075】なお、上記実施形態では、効果音付加装置
80を制御装置20とアンプ16との間に接続する構成
であったが、制御装置20、または、アンプ16と一体
化した構成にすることもできる。また、MIDI音源8
1aをMIDI音源51aと共通にした構成でもよく、
効果音メモリ82aをMIDI音源51aと共通にした
構成でもよい。
【0076】ところで、MIDI音源51a、MIDI
音源81aおよび効果音メモリ82aが、本発明の音源
情報記憶手段に相当する。また、CPU45および制御
基板100が、本発明の音源情報読出手段に相当し、D
/A変換部51b、音声制御回路52、音声出力端子4
1、D/A変換部81b、D/A変換部82b、多チャ
ンネルミキサー84、アンプ16およびスピーカ12,
12が、音源情報再生手段に相当する。さらに、リズム
パッドP1ないしP5およびリズムパッド入力検知部9
1が、選択信号発生手段に相当し、液晶表示部93およ
びLCDドライバ94が、音源種類表示手段に相当す
る。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、所望の
効果音を所望のタイミングで再生できる楽音再生装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のカラオケ装置の主要構成を示
す外観説明図である。
【図2】(A)は、カラオケ装置に備えられた制御装置
の前面パネルの説明図であり、(B)は、制御装置の背
面パネルの説明図である。
【図3】制御装置の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】送信器60の外観を示す説明図である。
【図5】(A)は、効果音付加装置80の上面パネルの
説明図であり、(B)は、作動した場合の上面パネルの
説明図である。
【図6】効果音付加装置80の主な内部構成をブロック
で示す説明図である。
【図7】入力装置90の主な内部構成をブロックで示す
説明図である。
【図8】(A)は、データテーブル120の主な構成を
示す説明図であり、(B)は、リズムパッドデータテー
ブル150の構成を示す説明図である。
【図9】(A)は、曲データ130の主要構成をブロッ
クで示す説明図であり、(B)は、効果音指定データ1
40の構成をブロックで示す説明図である。
【図10】CPU45により実行される選曲から再生を
経て予約曲を再生するまでの主な処理内容を示すメイン
フローチャートである。
【図11】CPU101の処理内容を示すフローチャー
トである。
【図12】CPU96の処理内容を示すフローチャート
である。
【図13】モニタ13に表示される歌詞テロップおよび
背景映像の説明図である。
【符号の説明】
10 カラオケ装置 12 スピーカ 13,14 モニタ 16 アンプ 17,18 マイク 20 制御装置 45,96 CPU 51,81 MIDI音源ボード 80 効果音付加装置 82 効果音メモリボード 93 液晶表示部 P1〜P5 リズムパッド 130 曲データ 140 効果音指定データ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音の発生源となる音源情報が読出可能
    に記憶された音源情報記憶手段を備え、前記音源情報の
    種類を指定する第1の音源指定情報により楽曲が構成さ
    れた楽曲情報を再生する楽音再生装置において、 前記楽曲情報は、第2の音源指定情報を有し、 その第2の音源指定情報を入力するとともに記憶する音
    源指定情報記憶手段と、 この音源指定情報記憶手段から所望の第2の音源指定情
    報を選択する音源指定情報選択手段と、 前記楽曲情報を構成する第1の音源指定情報および前記
    音源指定情報選択手段により選択された第2の音源指定
    情報を前記音源情報記憶手段に書込むとともに、その書
    込まれた前記第1の音源指定情報および第2の音源指定
    情報により指定される音源情報を前記音源情報記憶手段
    から読出す音源情報読出手段と、 この音源情報読出手段により読出された音源情報を再生
    する音源情報再生手段と、 が備えられたことを特徴とする楽音再生装置。
  2. 【請求項2】 前記音源指定情報選択手段は、 前記音源指定情報記憶手段に記憶されている第2の音源
    指定情報を選択する選択信号を発生する選択信号発生手
    段を備え、この選択信号発生手段により発生された選択
    信号により、前記音源指定情報記憶手段から所望の第2
    の音源指定情報を選択するものであることを特徴とする
    請求項1に記載の楽音再生装置。
  3. 【請求項3】 前記選択信号発生手段は、 指で押さえる押さえ部材を備え、その押さえ部材の動作
    により前記選択信号を発生することを特徴とする請求項
    2に記載の楽音再生装置。
  4. 【請求項4】 前記音源指定情報選択手段により選択さ
    れる音源情報の種類を表示する音源種類表示手段が備え
    られたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
    れか1つに記載の楽音再生装置。
  5. 【請求項5】 前記音源種類表示手段は、前記押さえ部
    材の近傍に設けられてなることを特徴とする請求項4に
    記載の楽音再生装置。
  6. 【請求項6】 前記音源情報記憶手段は、記憶されてい
    る音源情報以外の音源情報を書込んで読出可能に記憶す
    るものであることを特徴とする請求項1ないし請求項5
    のいずれか1つに記載の楽音再生装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の音源指定情報のう
    ちの所定の音源指定情報には、前記楽曲の旋律を構成し
    ない効果音の音源を指定する効果音指定情報が含まれて
    おり、 前記音源情報記憶手段は、前記効果音指定情報により指
    定される音源となる音源情報を含む音源情報が読出可能
    に記憶されたものであることを特徴とする請求項1ない
    し請求項6のいずれか1つに記載の楽音再生装置。
  8. 【請求項8】 前記音源情報記憶手段には、 前記第1の音源指定情報により指定される音源情報が記
    憶された第1の音源情報記憶手段と、 前記第2の音源指定情報により指定される音源情報を記
    憶する第2の音源情報記憶手段とが備えられたことを特
    徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載
    の楽音再生装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の音源情報記憶手段には、前記
    第1の音源指定情報に記憶されていない音源情報が記憶
    されてなることを特徴とする請求項8に記載の楽音再生
    装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の音源情報記憶手段は、取り
    外し可能に備えられていることを特徴とする請求項8ま
    たは請求項9に記載の楽音再生装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の音源情報記憶手段は、所定
    の楽器から発生する楽音の発生源となる音源情報を含む
    音源情報が読出可能に記憶されたものであることを特徴
    とする請求項8ないし請求項10のいずれか1つに記載
    の楽音再生装置。
  12. 【請求項12】 前記楽曲情報は、通信手段を介して受
    信されるものであることを特徴とする請求項1ないし請
    求項11のいずれか1つに記載の楽音再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007033506A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ情報提示装置

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JP2006102080A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Ims:Kk 音楽ゲーム装置、プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体
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