JP3315333B2 - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が指定した
楽曲の伴奏音楽と歌詞画像をスピーカとディスプレイに
それぞれ同期して出力することによりカラオケ演奏を行
うカラオケ装置に関し、特にCM画像などをサブチャン
ネルのディスプレイから表示するカラオケ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本来のカラオケ画像に加えて別途CM
(広告)画像を出力表示する装置として特開平8−27
2341号公報に開示されたものがある。この従来の装
置は、CM画像出力専用のものであって、カラオケ演奏
全般の処理を行うカラオケ装置とは別体のものである。
すなわちこの従来装置は、全体を統括制御する主制御部
や、制御フローが記述されたプログラムなどを格納した
ROM、各種データを格納したハードディスク装置、複
数種類のCM画像を格納した専用ビデオCD、およびC
M画像が出力表示されるCM用ディスプレイなどから構
成されたシステムとなっている。
【0003】以上のような従来装置は、まず演奏中の楽
曲のジャンル情報をカラオケ装置から得る。そして、こ
の情報に基づいて判断した利用者の嗜好に応じたCM画
像を選択し、これを専用CD−ROM装置から読み出し
てCM専用ディスプレイに出力するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来装
置にあっては、カラオケ装置とは別体のシステムである
ためコストが問題となって導入を阻害する要因となる。
また、カラオケボックスなどではなるだけ入室できる利
用者を増やしたいため導入スペースの確保も問題とな
る。さらに動作の点から考えると、出力するCM画像を
選択するにあたり、演奏中の楽曲のジャンルに応じるだ
けでは利用者の嗜好を常に反映したものにならないこと
がある。例えば10代の若者がポップスばかり歌ってい
たところ、冗談半分で演歌を選択してポップス調にアレ
ンジして歌っていたら、CM画像が原曲に合わせて演歌
調になってしまい、歌唱者の演出とCM画像の雰囲気と
が食い違って白けてしまう。
【0005】本発明はこのような課題を鑑みてなされた
ものであり、その目的は、利用者の嗜好を十分に反映し
たサブ画像をサブチャンネルのディスプレイに表示する
カラオケ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラオケ
装置は、つぎの事項(1)〜(5)により特定されるも
のである。 (1)再生手段、合成手段、記憶手段、主制御手段を備
えるカラオケ装置である。 (2)再生手段は、利用者が指定した楽曲のカラオケ情
報を再生し、伴奏音楽を音響出力するとともに歌詞画像
を出力する。 (3)合成手段は、再生手段が出力する歌詞画像と背景
画像とを合成して出力する。 (4)記憶手段は、嗜好情報に対応付けられた複数種類
のサブ画像を記憶する。 (5)主制御手段は、再生された楽曲のジャンルや曲調
の識別子を複数記憶するとともに、それら複数の識別子
に基づいて嗜好情報を生成し、生成した嗜好情報に対応
するサブ画像を選択して表示出力させる。
【0007】この発明においては、合成手段の出力をメ
インディスプレイに表示するとともにサブ画像をサブデ
ィスプレイに表示するように構成したり、あるいは、合
成手段はサブ画像も合成するものであって、歌詞画像と
背景画像を表示する部分と、サブ画像を表示する部分と
に分割構成してディスプレイに出力する構成を採用する
ことができる。またこの発明においては、記憶手段は、
背景画像を記憶するとともに、複数系統の出力が可能で
あり、ある系統から背景画像を出力しているときには、
別の系統からサブ画像を出力するという構成も採用する
ことができる。さらに、主制御手段は、複数の識別子に
所定の重み付けを施して嗜好情報を生成するという構成
も採用することができる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】
====基本的な構成と機能==== 図1に示す実施例のカラオケ装置1は、通信カラオケシ
ステムの端末であり、ホスト装置2と通信回線網3で結
合されている。カラオケ装置1における中央処理装置4
はカラオケ装置全体を統一的に制御する前述の主制御部
の中心的要素であり、CPU・RAM・ROMを含んだ
コンピュータ本体である。中央処理装置4はモデム5を
介して通信回線網3に接続される。ホスト装置2からカ
ラオケ装置1に配信されるカラオケデータは、楽曲番号
に対応した楽曲のタイトル、MIDI規格に従った伴奏
音楽データ、および伴奏との同期情報を含んだ歌詞デー
タなどからなる。新譜のカラオケデータがホスト装置2
から配信されてハードディスク装置6aに蓄積される。
背景画像情報として多数の種類の静止画データもハード
ディスク装置6aに格納されている。
【0014】カラオケ装置1の本体には表示器とキーボ
ードを含むユーザインタフェース用の操作パネル7があ
り、またリモコン送信器8に対応したリモコン受信部9
も備えている。操作パネル7やリモコン受信部9は操作
制御部10を介して中央処理装置4に結合されている。
カラオケ利用者は本体の操作パネル7またはリモコン送
信器8により選曲などの各種操作入力を行い、これに対
する装置の応答情報が操作パネル7に表示される。
【0015】楽曲の再生は中央処理装置4の制御のもと
で次の手順で行われる。指定された楽曲番号の伴奏音楽
データと歌詞データをハードディスク装置6aから読み
出す。MIDI信号からなる伴奏音楽データが順次シン
セサイザ11に入力されて、オーディオ信号に変換さ
れ、オーディオアンプ部12を経てスピーカ13から出
力される。このオーディオ出力と同期して、中央処理装
置4は歌詞データを順次文字列に変換してビデオRAM
14に書き込むとともに、歌詞文字列に曲の進行を示す
着色を付ける処理を行う。ビデオRAM14の内容は表
示制御部15からメインチャンネル(メインch)のデ
ィスプレイ16aに表示される。ここではメインchか
ら出力される画像をメイン画像とする。もちろんオーデ
ィオアンプ部12はマイク17の出力とのミキシング機
能を有する。
【0016】背景画像情報が動画データの場合は、これ
が2系統に分散格納されたビデオCDプレーヤ18a,
18bにて再生される。映像制御部19は中央処理装置
4の指令を受けて動作するマイコンからなり、再生すべ
き背景画像データの選択処理を行うとともに、選択決定
した背景画像データをビデオCDプレーヤ18a,18
bで再生し、圧縮されている背景画像データの復元処理
を行って表示制御部15に転送する。表示制御部15
は、映像制御部19からの背景画像信号とビデオRAM
14の歌詞文字列の画像を合成してメインch用ディス
プレイ16aに表示する。背景画像情報が静止画データ
の場合は、これが格納されたハードディスク装置6bか
ら静止画データを読み出してビデオRAM14に展開
し、これを表示制御部15経由でメインch用ディスプ
レイ16aに表示する。
【0017】====メインchのディスプレイに出力
するメイン画像==== この装置で取り扱う各楽曲はその曲調によって複数種類
に分類されており、ハードディスク装置6aに格納され
ている各カラオケデータには曲調ジャンル番号が付加さ
れている。この曲調ジャンル番号は後述するカラオケデ
ータの属性情報の一つである。一方、歌詞画像に合成す
る背景画像は、その雰囲気がどのような曲調の背景表示
として適しているのかという観点で分類されていて、ハ
ードディスク装置6aやビデオCDに格納されている各
背景画像データには曲調ジャンル番号が付加されてい
る。
【0018】そして、楽曲を再生する際には、その楽曲
番号に対応するカラオケデータをハードディスク装置6
aから読み出し、そのデータに付加されている曲調ジャ
ンル番号を得る。この曲調ジャンル番号が一致する背景
画像データ群の中から一つまたは複数をランダムに選
び、これを前述したようにメインch用ディスプレイ1
6aに表示する。
【0019】====サブchのディスプレイに出力す
るサブ画像==== まず概略を説明すると、各カラオケデータには前述した
曲調ジャンル番号を含め種々の属性情報が付帯してお
り、主制御部は、これから演奏しようとする予約曲も含
め再生してきたカラオケデータの属性情報の履歴に基づ
いて利用者の嗜好リストを更新しながら生成する。そし
て主制御部は、CM画像など多数のサブ画像の中から前
記嗜好情報に応じて適宜なものを選択し、これをサブc
hのディスプレイ16bに出力する。
【0020】このサブ画像は、例えば専用のCM画像で
あり、ジャンル別のヒットチャートや新譜の情報、新譜
のビデオクリップ、またはシャンプーや車、スキー板な
どのプロダクツ、劇場公開される映画、およびレンタル
ビデオの宣伝情報など、様々な宣伝対象から構成され
る。ヒットチャートや新譜の情報の場合、これらは、図
1の通信回線網3を介して定期的に配信されてくる文字
情報でハードディスク装置6bに格納される。その内容
としては例えばポップスの月間ベスト100や今月リリ
ースされる新譜などで、ディスプレイ16bに表示され
ると横書きのタイトルがディスプレイ上をスクロールア
ップするようなものである。このときに組み合わされる
背景画像は、ホスト装置2から配信されてハードディス
ク装置6bに格納しておいたアニメーションなどの静止
画やMPEG2規格の動画でもよいし、図示しないCD
−ROMに格納した新譜のビデオクリップと呼ばれる音
声付き動画のうちの動画データでもよい。これら文字情
報と背景画像とは別々に独立して選択され、ディスプレ
イ16bに合成して出力される。
【0021】シャンプーや車、スキー板などのプロダク
ツ、劇場公開される映画、およびレンタルビデオの宣伝
情報などはビデオCDに格納される。これらビデオCD
に格納されるサブ画像は、2系統のビデオCDプレーヤ
18a,18bに分散して格納されており、歌詞画像に
合成されるカラオケ用の背景画像が一方の系統からメイ
ンchに向けて再生出力しているときには、他方の系統
からサブ画像をサブchに向けて再生出力し、互いに干
渉し合わないように系統毎にチャンネルが随時切り替わ
るようになっている。
【0022】====嗜好リストの更新生成==== 嗜好リストの更新生成動作について説明すると、まず図
2(a)に示す当該動作と、後述するサブ画像選択動作
(図2(b)に示す)とは並行して進行し、これらの動
作は中央処理装置4が中心となって実行する。
【0023】図2(a)に示すように、まずつぎに再生
しようとする楽曲、すなわち予約曲が有るか否かを判定
し、これがある場合には後述するように嗜好リストを更
新生成するとともにメインchのディスプレイ16aに
出力する背景画像を選択する(カラオケ演奏準備,ステ
ップA10→A20)。次いで、選択した背景映像を歌
詞画像に合成して出力を開始する(カラオケ演奏開始,
ステップA30)。そしてメインchのディスプレイへ
の出力が終了(カラオケ演奏終了)すると、予約曲があ
るか否かを判断し、ない場合には選曲入力されるまで待
つ(ステップA40→A10)。
【0024】ここでステップA20の嗜好リストの更新
生成について説明すると、図3に示すように、中央処理
装置4は所定のスタックエリアに嗜好リストを生成す
る。この嗜好リストは、これから再生しようとする予約
曲に加えて直前まで再生した楽曲について最新のものか
ら過去4曲、合計5曲分の属性情報が上から順に並べら
れている。このリストの更新の際には、スタックエリア
に格納された現状の嗜好リストにおいて各属性情報を1
曲分古いものとして順次格納し直していき、現在再生中
の各属性情報を最新のものとして格納する。
【0025】ここで取り扱う属性情報は、図3に示すよ
うに、該当する楽曲について前述した曲調ジャンルを含
め作曲者やTVコマーシャルで用いられるCMプロダク
ツ、オープニングやエンディングで用いられるTVドラ
マのタイトルの他、図示しない歌唱者など種々のものか
ら構成される。これら属性情報は再生する各カラオケデ
ータに付随して通信回線網3を通じてホスト装置2から
配信されてハードディスク装置6aに格納されており、
これを中央処理装置4のRAMに随時展開して参照す
る。あるいは、再生するカラオケデータとは別にして、
予約する際に用いられる各楽曲番号に対応させた属性情
報の集合を楽曲属性リストとして用意し、これをホスト
装置2からハードディスク装置6aに配信格納させるよ
うにしてもよい。
【0026】====サブ画像の選択==== つぎにサブ画像の選択動作について説明すると、図2
(b)に示すように、まずサブ画像がサブchのディス
プレイ16bに向けて再生出力されているか否かを判定
し、再生が終了していれば嗜好リストに基づいてサブ画
像を選択する(ステップB10→B20)。そして選択
したサブ画像をサブchのディスプレイ16bに向けて
出力し、当該サブ画像の再生終了を待つ(ステップB2
0→B10)。
【0027】ここでステップB20のサブ画像選択につ
いて具体的に説明すると、まず各サブ画像は、それがど
のような楽曲のイメージに相応しいか、ひいては選曲入
力する利用者の嗜好を反映させるかの観点で分類されて
おり、これらサブ画像には前述した各属性情報について
のフラグが付帯している。すなわち図4(a)のサブ画
像属性フラグテーブルに示すように、サブ画像としての
CM画像P1、P2、…のそれぞれについて曲調ジャン
ルや作曲者、CMプロダクツ、およびTVタイトルなど
の属性情報のフラグが対応付けられている。例えばCM
画像P1は、曲調ジャンルではポップスやロック、作曲
者では矢沢○吉、CMプロダクツではシーブ○ーズに相
応しいイメージであって、相応しいイメージの属性情報
にはフラグを“1”とし、そうでないものには“0”と
している。
【0028】一方、前述した図3の嗜好リストが更新生
成されたのに合わせて図4(b)に示すように嗜好リス
ト属性フラグテーブルを作成しておく。このテーブルは
前記図4(a)と同形式のもので図3の嗜好リストに応
じて各属性情報のフラグ(“1”あるいは“0”)を立
てている。
【0029】そして図4(b)の嗜好リスト属性フラグ
テーブルと、図4(a)のサブ画像属性フラグテーブル
とを各属性情報のフラグについて対照するのである。す
なわち、サブ画像属性フラグテーブルの各CM画像P1
…を順次参照していき、嗜好リスト属性フラグテーブル
の各属性情報毎にフラグの一致の有無を計数し、最も一
致数の多いCM画像を選択するのである。このことによ
り、サブchのディスプレイ16bに出力されるCM画
像として、歌われてきた楽曲の雰囲気に最も合う、すな
わち利用者の嗜好に最も合ったものが選択されることに
なる。
【0030】以上説明した属性情報および嗜好リストは
種々の変形が考えられ、例えば、属性情報を曲調ジャン
ルのみとして図5に示すような嗜好リストとしてもよ
い。同リストの右端列に示すように最新の演奏曲ほど大
きい重み付けがなされており、現在再生中の楽曲のジャ
ンル(ロック)については3点、直前に再生された楽曲
のもの(ポップス)については2点、それ以前の3曲に
ついては1点ずつと、点数が割り振られている。中央処
理装置4は、この嗜好リストに基づいてリストの5曲分
についてジャンル毎に点数を加算し、最も点数の高いジ
ャンルを決定する。図4の例ではロックが合計5点およ
びポップスが3点であり、最も合計点数の高いジャンル
はロックである。これがCM画像を選択するキーとな
る。このロックに対応する曲調ジャンル番号が付加され
た曲間画像を選択してディスプレイ16bに出力する。
この重みづけは適宜変更可能であり、すべて1点ずつに
して実質的に重み付けをなくしてもよい。また嗜好リス
トの曲数は過去5曲分に限らず適宜変更できる。
【0031】====その他および変形例==== <サブ画像> サブ画像としては、前述したような専用
のCM画像の他に、カラオケ演奏時にメインch用ディ
スプレイ16aに出力される歌詞画像に合成される背景
画像を転用するようにしてもよい。この場合、前述した
ようなCM画像属性フラグテーブルを背景画像について
も作成し、これと前記嗜好リスト属性情報フラグリスト
とを対照して利用者の嗜好にあった背景画像を選択する
ようにする。
【0032】<サブ画像のディスプレイ> このディス
プレイとしては、前述したような専用のサブchのディ
スプレイ16bを用意せずに、メイン画像とともにメイ
ンch用ディスプレイ16aにサブ画像を出力するよう
にしてもよい。すなわち、当該ディスプレイ16aの表
示画面を上下または左右2つのエリアに分割し、一方の
エリアにはメイン画像、他方のエリアにはサブ画像を表
示するようにするのである。またあるいはピクチャイン
ピクチャ方式で表示させてもよい。例えばカラオケ演奏
の最初のうちは、ディスプレイ16aの表示エリア全体
に表示されたメイン画像上に小さな表示エリアのサブ画
像を重ねて表示させ、間奏の際など所定時間以上ボーカ
ル信号が入力されなくなると表示アリアの大小を入れ替
えてディスプレイ16aの表示エリア全体に表示された
サブ画像上に小さな表示エリアのメイン画像を重ねて表
示させるようにしてもよい。
【0033】<サブ画像の記憶装置> この記憶装置と
しては、前述したような歌詞画像に合成される背景画像
が格納されたビデオCDプレーヤと共用とするのではな
く、専用のビデオCDプレーヤを用意してここに納めら
れたビデオCDからサブ画像を再生するようにしてもよ
い。
【0034】<外部ソースからのサブ画像> サブ画像
のソースを外部に求めることも可能で、例えばデジタル
多チャンネル衛星放送から嗜好情報に合ったジャンルの
チャンネルを選択できるようにしてもよい。
【0035】<クライアント/サーバ形式のカラオケシ
ステム> ハードディスク装置やビデオCDプレーヤが
各中央処理装置毎に設けられた構成ではなく、ハードデ
ィスク装置やビデオCDプレーヤを含む1台の集中管理
用サーバが通信回線網にモデムを介してホスト装置に接
続されていて、このサーバに対して、ハードディスクや
CDーROMプレーヤを除いたカラオケ端末装置が複数
台接続されたクライアント/サーバ形式のカラオケシス
テムも本発明の技術的範囲として含まれる。
【0036】
【発明の効果】本発明のカラオケ装置にあっては、演奏
されてきたカラオケ楽曲の属性情報についてその履歴内
容から得られた嗜好情報に基づいてサブ画像を選択し、
これをサブchのディスプレイに出力する。例えば属性
情報の一つとしてポップスのものが多く歌われた場合に
は、ポップスの雰囲気に相応しいサブ画像がサブchの
ディスプレイに出力される。したがってカラオケ利用者
が見るディスプレイの映像は、その利用者の好みや興味
をそそるような内容となる。よってカラオケ演奏用の画
像以外に、カラオケ利用者はディスプレイの画像を楽し
むことができ、娯楽性を向上させることができる他、サ
ブ画像がCMのものである場合には、利用者に合った宣
伝内容とすることができる。
【0037】また利用者の嗜好を判断するにあたって、
演奏しようとする楽曲、その1曲のみの属性情報をその
判断材料とするのではなく、過去何曲分かの履歴情報に
基づいてサブ画像を選択するので、当該サブ画像は利用
者の嗜好を十分に反映させたものにできる。
【0038】さらに、サブ画像を出力するための機能を
カラオケ装置自体に持たせているため、従来のようにサ
ブ画像出力専用の装置を別途導入する必要もなくなる。
したがって、大幅なコスト削減、および専用スペース確
保の解消を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるカラオケ装置の概略
構成図である。
【図2】同上装置の動作を示すフローチャートであっ
て、(a)は嗜好リスト更新生成動作を示し、(b)は
サブ画像選択動作を示す。
【図3】本発明による嗜好リストを示す図面である。
【図4】本発明による属性情報に関するフラグテーブル
を示した図面であって、(a)は各サブ画像のテーブル
を示し、(b)は嗜好リストのテーブルを示す。
【図5】本発明による嗜好リストの変形例を示す図面で
ある。
【符号の説明】
1 カラオケ装置 2 ホスト装置 3 通信回線網 4 中央処理装置 6a,6b ハードディスク装置 7 本体側操作パネル 8 リモコン送信器 11 シンセサイザー 13 スピーカ 16a,16b ディスプレイ 18a,18b ビデオCDプレーヤ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生手段、合成手段、記憶手段、主制御
    手段を備えるカラオケ装置であって、 再生手段は、利用者が指定した楽曲のカラオケ情報を再
    生し、伴奏音楽を音響出力するとともに歌詞画像を出力
    し、 合成手段は、再生手段が出力する歌詞画像と背景画像と
    を合成して出力し、 記憶手段は、嗜好情報に対応付けられた複数種類のサブ
    画像を記憶し、 主制御手段は、再生された楽曲のジャンルや曲調の識別
    子を複数記憶するとともに、それら複数の識別子に基づ
    いて嗜好情報を生成し、生成した嗜好情報に対応するサ
    ブ画像を選択して表示出力させる カラオケ装置。
  2. 【請求項2】 合成手段の出力をメインディスプレイ
    に、サブ画像をサブディスプレイに出力する 請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 合成手段は、サブ画像も合成するもので
    あって、歌詞画像と背景画像を表示する部分と、サブ画
    像を表示する部分とに分割構成してディスプレイに出力
    する 請求項1に記載のカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 記憶手段は、背景画像を記憶するととも
    に、複数系統の出力が可能であり、ある系統から背景画
    像を出力しているときには、別の系統からサブ画像を出
    力する 請求項1〜3に記載のカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 主制御手段は、複数の識別子に所定の重
    み付けを施して嗜好情報を生成する 請求項1〜4に記載のカラオケ装置。
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