JP2014071266A - 広告表示システム、広告表示方法、および広告表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】カラオケ装置のディスプレイに、歌詞とは別の画像として、CM画像などの広告が表示されたとしても、歌唱中のカラオケ利用者は、歌詞を見るのに集中するため、広告に関心を向けることがなく、広告を表示する効果が低減する。
【解決手段】再生中のカラオケ曲の前奏、間奏、または後奏のタイミングで、広告を表示することにより、再生中のカラオケ曲を歌唱するカラオケ利用者に、歌唱中でないときに、広告を見せることが可能な広告表示システム、広告処理装置、および広告処理プログラムを提供する。
【選択図】 図5
【解決手段】再生中のカラオケ曲の前奏、間奏、または後奏のタイミングで、広告を表示することにより、再生中のカラオケ曲を歌唱するカラオケ利用者に、歌唱中でないときに、広告を見せることが可能な広告表示システム、広告処理装置、および広告処理プログラムを提供する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、広告を楽曲の再生中に表示するタイミングを決定し、そのタイミングにて広告を表示する広告表示システム、広告処理装置、および広告処理プログラムに関する。
従来、カラオケ利用者がカラオケサービスを利用するとき、カラオケ利用者が利用するカラオケルームに設置された少なくとも1つのディスプレイに、カラオケ曲の歌詞と、広告とが表示される。広告は、例えば、カラオケ装置によりカラオケ曲が再生される前の空き時間に、ディスプレイに表示される。また、カラオケ曲の歌詞と、広告とを表示する装置の一例として、特許文献1に記載のカラオケ装置が提案されている。この特許文献1に記載のカラオケ装置では、CM画像が、カラオケ利用者が選曲したカラオケ曲の属性情報の履歴に応じて選択される。その選択されたCM画像は、空き時間である曲間に、歌詞が表示されるメインチャンネルと異なるサブチャンネルのディスプレイに、表示される。
しかしながら、次のカラオケ曲が再生される前の空き時間に広告を表示する装置において、複数のカラオケ曲が予約されて連続して再生されると、空き時間がなくなり、広告が表示されない問題がある。一方、複数のカラオケ曲が予約されて再生されるときに、複数のカラオケ曲の曲間に必ず広告を再生させる構成とした場合、次に歌唱するカラオケ利用者は、広告の表示が終了するまで待つ必要がある。このため、早く歌唱を開始したいカラオケ利用者を満足させるカラオケサービスを提供できない問題がある。
また、カラオケ利用者は、再生されるカラオケ曲を歌唱している間、歌詞を見ながら歌唱に集中する。そのため、カラオケ装置のディスプレイに、歌詞とは別の画像として、CM画像などの広告が表示されたとしても、歌唱中のカラオケ利用者は、歌詞を見るのに集中するため、広告に関心を向けることがなく、広告を表示する効果が低減する問題もある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、再生中のカラオケ曲の前奏、間奏、または後奏のタイミングで、広告を表示することにより、再生中のカラオケ曲を歌唱するカラオケ利用者に、歌唱中でないときに、広告を見せることが可能な広告表示システム、広告処理装置、および広告処理プログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載に記載の発明によれば、楽曲の再生に合わせて広告を表示する広告表示システムであって、再生される楽曲の識別情報を取得する楽曲取得部と、所定時間で表示される広告を、楽曲と対応付けて記憶する記憶部と、前記楽曲取得部により取得された識別情報が示す楽曲と対応する広告を、前記記憶部に記憶されている広告の中から決定する広告決定部と、前記取得された識別情報が示す楽曲の再生中に歌唱されない非歌唱時間を取得する非歌唱取得部と、前記決定された広告の所定時間と、前記取得された非歌唱時間とに従って、前記決定された広告を楽曲の再生中に表示させる表示タイミングを決定する表示決定部と、前記表示決定部に決定された表示タイミングにおいて、前記広告決定部に決定された広告を表示部に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする広告表示システムである。
請求項2記載に記載の発明によれば、前記非歌唱取得部は、前記非歌唱時間として、前記再生される楽曲の前奏、間奏、または後奏の少なくとも1つの再生時間を取得し、前記表示決定部は、前記取得された前記再生時間のうち、前記広告決定部に決定された広告の所定時間より長い前記再生時間の前奏、間奏、および後奏の少なくとも1つを、前記表示タイミングとして決定することを特徴とする。
請求項3記載に記載の発明によれば、前記前奏、間奏、および後奏の再生時間の中で、前記広告を表示する前記所定時間より長い前記再生時間が複数存在するとき、前記表示決定部は、前記複数の再生時間を前記表示タイミングと決定することを特徴とする。
請求項4記載に記載の発明によれば、前記表示部は、前記再生される楽曲の歌詞を表示する第1表示部と、前記広告決定部に決定された広告を表示する第2表示部と、を含み、前記表示制御部は、前記決定された広告を前記第2表示部に表示させる前に、前記第1表示部に前記広告の告知を表示させることを特徴とする。
請求項5記載に記載の発明によれば、識別情報により特定される楽曲の再生に合わせて広告を表示するために処理動作を行う広告処理装置であって、再生される楽曲の識別情報を取得する楽曲取得部と、前記楽曲取得部により取得された識別情報が示す楽曲の再生中に歌唱されない非歌唱時間を取得する非歌唱取得部と、所定時間で表示される広告を楽曲と対応付けて記憶する記憶部から、前記取得された識別情報が示す楽曲と対応する広告を取得する広告取得部と、前記取得された広告の所定時間と、前記取得された非歌唱時間とに従って、前記取得された広告を楽曲の再生中に表示させる表示タイミングを決定する表示決定部とを備える広告処理装置である。
請求項6記載に記載の発明によれば、識別情報により特定される楽曲の再生に合わせて広告を表示するために処理動作を行う広告処理装置のコンピュータに、再生される楽曲の識別情報を取得する楽曲取得ステップと、前記楽曲取得ステップにより取得された識別情報が示す楽曲の再生中に歌唱されない非歌唱時間を取得する非歌唱取得ステップと、所定時間で表示される広告を楽曲と対応付けて記憶する記憶部から、前記識別情報に従って、前記再生される楽曲に対応する広告を取得する広告取得ステップと、前記取得された広告の所定時間と、前記取得された非歌唱時間とに従って、前記取得された広告を楽曲の再生中に表示させる表示タイミングを決定する表示決定ステップと、を実行させる広告処理プログラムである。
請求項1記載の発明によれば、再生される楽曲に対応する広告の表示タイミングが、広告を表示する所定時間と、楽曲の再生中に歌唱されない非歌唱時間とに従って、決定される。再生される楽曲に対応する広告は、再生中の楽曲の非歌唱時間である歌唱されないときに、表示させる。これにより、楽曲を歌唱するユーザに対して、非歌唱時の効果的な表示タイミングで、広告を表示させることができる。
請求項2記載の発明によれば、再生される楽曲と対応する広告の表示タイミングが、広告を表示する所定時間より長い非歌唱時間である再生時間で再生される前奏、間奏、または後奏と決定される。これにより、楽曲を歌唱するユーザに対して、楽曲の非歌唱時間である前奏、間奏、または後奏が再生されている間に、所定時間で再生される広告を表示し、楽曲を歌唱するユーザに対して、非歌唱中の効果的な表示タイミングで、ユーザによる歌唱がされない間に、広告を表示させることができる。
請求項3記載の発明によれば、広告を表示する所定時間より長い非歌唱時間である再生時間で再生される前奏、間奏、または後奏が、複数存在するとき、複数の前奏、間奏、または後奏が、広告の表示タイミングと決定される。これにより、楽曲を歌唱するユーザに対して、ユーザによる歌唱がされない複数の前奏、間奏、または後奏で、広告を表示させることができる。
請求項4記載の発明によれば、再生される楽曲の歌詞を表示する第1表示部と、再生される楽曲と対応する広告を表示する第2表示部を備え、且つ、第2表示部に広告を表示する前に、第1表示部に広告の告知を表示させる。告知をせずに、再生される楽曲と対応する広告を表示する場合、再生中の楽曲を歌唱するユーザは、表示される広告が、再生される楽曲と対応すること、および歌詞が表示される第1表示部とは異なる第2表示部に、広告が表示されることに気付かない場合がある。再生される楽曲と対応する広告が表示されることを事前に告知することにより、第1表示部の歌詞を見て、再生中の楽曲を歌唱するユーザに対し、楽曲の歌唱されない非歌唱時間に第2表示部に広告を表示する前の効果的な表示タイミングで広告が表示されることを、知らせることができる。
請求項5および請求項6記載の発明によれば、再生される楽曲に対応する広告の表示タイミングが、広告を表示する所定時間と、楽曲の再生中に歌唱されない非歌唱時間とに従って、決定される。これにより、取得した楽曲と対応する広告を、決定された非歌唱時間に従って、楽曲の再生中において、効果的な表示タイミングで広告を表示させることを可能にする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[最良の実施形態]
以下、図面に沿って、本発明を適用した最良の実施形態について説明する。
[最良の実施形態]
以下、図面に沿って、本発明を適用した最良の実施形態について説明する。
[1.カラオケシステムの構成及び動作の概要]
始めに、図1を参照して、本実施形態のカラオケシステムの構成の概要について説明する。図1は、本実施形態のカラオケシステムSの構成を表す図である。一般的にカラオケ店舗KSには、複数のカラオケルームKRが備えられている。図1は、カラオケ店舗KSの中に備えられた複数のカラオケルームの中で、カラオケルームKRを1室示した例を示している。図1の例では、カラオケルームKRに、リモコン1及びカラオケ装置2が夫々1台ずつ設置されている。カラオケルームKRに、リモコン1は複数台設置されても良い。
始めに、図1を参照して、本実施形態のカラオケシステムの構成の概要について説明する。図1は、本実施形態のカラオケシステムSの構成を表す図である。一般的にカラオケ店舗KSには、複数のカラオケルームKRが備えられている。図1は、カラオケ店舗KSの中に備えられた複数のカラオケルームの中で、カラオケルームKRを1室示した例を示している。図1の例では、カラオケルームKRに、リモコン1及びカラオケ装置2が夫々1台ずつ設置されている。カラオケルームKRに、リモコン1は複数台設置されても良い。
図1に示すように、カラオケシステムSは、リモコン1と、カラオケ装置2と、ディスプレイ35と、センターサーバ4と、広告表示サーバ5と、ディスプレイ54とを含んで構成される。リモコン1は、カラオケの楽曲の選曲または検索に用いられる選曲装置である。リモコン1には、リモコンIDが付与されている。リモコンIDは、リモコン1を識別するための識別情報である。リモコンIDは、リモコン1を特定するための情報であり、例えばリモコン1に割り当てられたIPアドレスである。リモコン1は、カラオケ店舗KSに備えられたアクセスポイントAP及びブロードバンドルータBRを介して、無線通信によりネットワークに接続される。これにより、リモコン1は、ブロードバンドルータBRを介してカラオケ装置2と通信可能であるとともに、ネットワークを介して広告表示サーバ5と通信可能である。リモコン1は、ネットワークを介して、または赤外線によりカラオケ装置2へ、楽曲の予約を依頼する。
カラオケ装置2は、リモコン1により依頼された予約に基づいて、楽曲の再生処理を行う。カラオケ装置2には、夫々カラオケ装置IDが付与される。カラオケ装置IDは、カラオケ装置を夫々識別するための情報である。カラオケ装置IDは、カラオケ装置2を特定できる情報であれば、どのような情報であってもよいが、例えばカラオケ装置2に割り当てられたIPアドレスがカラオケ装置IDとされる。リモコン1と、カラオケ装置2とは、ネットワークに接続された図示外の管理サーバにより、それぞれのIDとそのリモコン1およびカラオケ装置2が設置された所在地とが予め対応付けて管理されている。カラオケ装置2のカラオケ装置IDにより、カラオケ装置2が存在する場所が特定され、カラオケ装置2が設置されるカラオケルームKRおよびカラオケ店舗KSが特定される。リモコン1のリモコンIDと、カラオケ装置2のカラオケ装置IDとが対応付けて管理されていることにより、リモコン1により依頼された予約に基づく各処理が、カラオケ装置2により実行される。
また、リモコン1の代わりに、ユーザが個人で所有する携帯端末装置から、楽曲の予約を、カラオケ装置へ依頼することが可能である。ユーザは、夫々所有する携帯端末装置を用いて、カラオケ装置2へ楽曲の予約を依頼することができる。この場合、携帯端末装置は、携帯基地局Cを介してネットワークへ接続可能になっている。
センターサーバ4は、複数の広告コンテンツを記憶する。広告表示サーバ5は、ブロードバンドルータBRを介してネットワークに接続され、ブロードバンドルータBRを介してカラオケ装置2と通信可能であるとともに、ネットワークを介してセンターサーバ4と通信可能である。広告表示サーバ5には、ディスプレイ54が接続される。広告表示サーバ5は、センターサーバ4から広告コンテンツを受信し、ディスプレイ54に広告を表示させる。
[1.カラオケシステムSの電気的構成]
図2は、カラオケシステムSの電気的構成を示すブロック図である。以下、図2を用いて、リモコン1、カラオケ装置2、センターサーバ4、及び広告表示サーバ5の電気的構成を順に説明する。
図2は、カラオケシステムSの電気的構成を示すブロック図である。以下、図2を用いて、リモコン1、カラオケ装置2、センターサーバ4、及び広告表示サーバ5の電気的構成を順に説明する。
[リモコン1の構成]
リモコン1は、制御部11と、赤外線送信部12と、記憶部13と、ディスプレイ14と、操作部15と、操作処理部16と、ビデオRAM17と、映像制御部18と、無線LAN通信部19とを備える。制御部11は、リモコン1の動作を制御する。赤外線送信部12は、後述するカラオケ装置2の赤外線受信部25と通信することにより、リモコン1の指示を、カラオケ装置2へ送信する。記憶部13は、予約情報記憶領域131を備える。予約情報記憶領域131は、楽曲IDである楽曲識別情報を記憶する。楽曲識別情報は、ユーザがリモコン1を用いてカラオケ装置2に再生を予約する楽曲を識別するための情報である。記憶部13の所定の記憶領域には、リモコン1にメイン動作を実行させるプログラムが記憶されている。
リモコン1は、制御部11と、赤外線送信部12と、記憶部13と、ディスプレイ14と、操作部15と、操作処理部16と、ビデオRAM17と、映像制御部18と、無線LAN通信部19とを備える。制御部11は、リモコン1の動作を制御する。赤外線送信部12は、後述するカラオケ装置2の赤外線受信部25と通信することにより、リモコン1の指示を、カラオケ装置2へ送信する。記憶部13は、予約情報記憶領域131を備える。予約情報記憶領域131は、楽曲IDである楽曲識別情報を記憶する。楽曲識別情報は、ユーザがリモコン1を用いてカラオケ装置2に再生を予約する楽曲を識別するための情報である。記憶部13の所定の記憶領域には、リモコン1にメイン動作を実行させるプログラムが記憶されている。
リモコン1のメイン動作は、例えば、カラオケシステムSを利用するユーザによりリモコン1の電源がオンにされたことにより、実行される。ユーザは、リモコン1を用いて、カラオケ装置2が再生する楽曲を指定する。ユーザは、楽曲識別情報を指定することにより、指定された楽曲識別情報が、予約曲として予約情報記憶領域131に記憶される。予約情報記憶領域131に記憶された楽曲識別情報は、赤外線送信部12により、カラオケ装置2の赤外線受信部25へ送信される。
[カラオケ装置2の構成]
カラオケ装置2は、制御部21と、LANインタフェース部22と、記憶部23と、操作部24と、赤外線受信部25と、操作処理部26と、シンセサイザ27と、マイク制御部28と、ミキシングアンプ30と、ビデオRAM31と、映像再生部32と、映像制御部33と、映像受信部34とを備える。カラオケ装置2には、スピーカ29と、ディスプレイ35と、カメラ36とが接続される。制御部21は、カラオケ装置2の動作を制御する。制御部21は、例えば、後述する予約リストに従って、予約された楽曲を再生させる指示を行う。LANインタフェース部22は、ネットワークに接続し、制御部21からの情報を、ネットワークに接続される他の端末であるリモコン1と、センターサーバ4と、広告表示サーバ5とに送信する。また、LANインタフェース部22は、ネットワークに接続される他の端末からの情報を受信する。
カラオケ装置2は、制御部21と、LANインタフェース部22と、記憶部23と、操作部24と、赤外線受信部25と、操作処理部26と、シンセサイザ27と、マイク制御部28と、ミキシングアンプ30と、ビデオRAM31と、映像再生部32と、映像制御部33と、映像受信部34とを備える。カラオケ装置2には、スピーカ29と、ディスプレイ35と、カメラ36とが接続される。制御部21は、カラオケ装置2の動作を制御する。制御部21は、例えば、後述する予約リストに従って、予約された楽曲を再生させる指示を行う。LANインタフェース部22は、ネットワークに接続し、制御部21からの情報を、ネットワークに接続される他の端末であるリモコン1と、センターサーバ4と、広告表示サーバ5とに送信する。また、LANインタフェース部22は、ネットワークに接続される他の端末からの情報を受信する。
記憶部23は、予約リスト記憶領域231と、楽曲記憶領域232と、楽曲時間情報記憶領域233と、タイアップリスト記憶領域234と、歌詞テロップ記憶領域235と、告知メッセージ記憶領域236とを備える。予約リスト記憶領域231は、リモコン1を用いてユーザにより予約された楽曲の楽曲識別情報を、予約リストとして記憶する。具体的には、予約リストには、予約された楽曲を識別可能な楽曲識別情報が、リモコン1を用いて予約された楽曲の再生順にしたがって、登録される。予約リストは、カラオケ装置2により新たな楽曲が再生されるたびに、更新され、保存される。予約リストの1曲目に登録される楽曲が、カラオケ装置2により現在再生されている楽曲であり、2曲目以降が、現在1曲目に登録されている楽曲の再生終了後に、順次再生される予約曲である。
楽曲記憶領域232は、カラオケ装置2において再生される楽曲のデータを、楽曲識別情報と対応付けて記憶する。楽曲時間情報記憶領域233は、楽曲記憶領域232に記憶される楽曲のデータに対応する楽曲識別情報と対応付けて、楽曲の構成内容を示す非歌唱時間情報を記憶する。楽曲の構成内容を示す非歌唱時間情報とは、楽曲が再生されるときにユーザが歌唱しない非歌唱部分である前奏、間奏および後奏に関する情報である。詳細には、非歌唱時間情報は、前奏、間奏、および後奏である各非歌唱部分の演奏開始時刻と、その非歌唱部分の演奏の開始から終了までの長さを示す再生時間である。
タイアップリスト記憶領域234は、予約リストに登録された楽曲が再生されるとき、再生される楽曲に応じて、ディスプレイ54に表示させるタイアップ広告コンテンツを示すタイアップリストを記憶する。具体的には、タイアップリストは、カラオケ装置2において予約された楽曲の楽曲識別情報と、楽曲識別情報が示す楽曲が再生されるとき、ディスプレイ54に表示されるタイアップ広告を示す広告識別情報とを対応付けたリストである。タイアップ広告は、例えば、楽曲識別情報が示す楽曲と対応して、その楽曲の歌手が出演する広告、または楽曲識別情報が示す楽曲に関連する広告などである。タイアップ広告には、例えば、楽曲のアーティストのコンサートなどのイベント情報がある。歌詞テロップ記憶領域235は、予約リストに登録された楽曲が再生されるとき、楽曲の再生に合わせて、ディスプレイ35に表示される楽曲の歌詞テロップと、楽曲の再生が開始される直前にディスプレイ35に表示される楽曲名とを記憶する。
告知メッセージ記憶領域236は、タイアップリストに示されるタイアップ広告コンテンツの告知メッセージを記憶する。タイアップ広告コンテンツの告知メッセージは、予約リストに登録された楽曲の再生に合わせて、タイアップ広告がディスプレイ54に表示される前に、タイアップ広告が表示されることを、楽曲の歌詞テロップを表示するディスプレイ35に表示するメッセージである。告知メッセージ記憶領域236には、告知メッセージが、タイアップ広告コンテンツの広告識別情報と対応付けて記憶される。楽曲記憶領域232と、楽曲時間情報記憶領域233と、タイアップリスト記憶領域234と、歌詞テロップ記憶領域235と、告知メッセージ記憶領域236とに記憶される情報は、全てセンターサーバ4から取得され、記憶される。
操作部24により、ユーザは、リモコン1と同様に、楽曲を予約することができる。赤外線受信部25は、リモコン1の赤外線送信部12から、情報を受信する。操作処理部26は、操作部24および赤外線受信部25からの情報を、操作指示として、制御部21に送信する。シンセサイザ27は、制御部21による制御に従って、楽曲の音を発生させる指示をミキシングアンプ30へ行う。マイク制御部28は、図示外のマイクを用いてユーザにより入力される音を発生させる指示をミキシングアンプ30へ行う。スピーカ29およびミキシングアンプ30は、シンセサイザ27およびマイク制御部28から受信する指示に従って、音を発生させる。映像制御部33は、ビデオRAM31、映像再生部32、及び映像受信部34と協働して、制御部21による制御に従って、ディスプレイ35に種々の映像を表示させる。また、映像制御部33は、制御部21による制御に従って、カメラ36が撮影した映像を、ディスプレイ35に表示させる。
[センターサーバ4の構成]
センターサーバ4は、LANインタフェース部40と、制御部41と、主記憶部42と、広告記憶部43と、曲記憶部44とを備える。LANインタフェース部40は、ネットワークに接続され、ブロードバンドルータBRを介して他の端末であるリモコン1と、カラオケ装置2と、広告表示サーバ5とに接続される。制御部41は、センターサーバ4の動作を制御する。主記憶部42は、センターサーバ4のメイン動作を実行させるプログラムを記憶する。
センターサーバ4は、LANインタフェース部40と、制御部41と、主記憶部42と、広告記憶部43と、曲記憶部44とを備える。LANインタフェース部40は、ネットワークに接続され、ブロードバンドルータBRを介して他の端末であるリモコン1と、カラオケ装置2と、広告表示サーバ5とに接続される。制御部41は、センターサーバ4の動作を制御する。主記憶部42は、センターサーバ4のメイン動作を実行させるプログラムを記憶する。
広告記憶部43は、一般広告コンテンツ記憶領域431と、一般広告表示リスト記憶領域432と、タイアップ広告コンテンツ記憶領域433と、タイアップリスト記憶領域434と、時間調整広告コンテンツ記憶領域435とを備える。一般広告コンテンツ記憶領域431は、カラオケシステムSを利用してディスプレイ54に表示させる多数の一般広告コンテンツを記憶する。一般広告コンテンツは、タイアップリストに広告識別情報が対応付けられていない広告コンテンツであり、カラオケ装置2により再生される楽曲に関連せず、表示されるタイミングが制限されない広告コンテンツである。一般広告コンテンツには、広告識別情報が対応付けられている。一般広告表示リスト記憶領域432は、広告表示サーバ5により処理される一般広告表示リストを記憶する。一般広告表示リストは、複数の一般広告コンテンツをディスプレイ54に順次表示させる表示順序と、広告識別情報とを対応付けるリストである。一般広告表示リストは、各一般広告コンテンツを識別するための広告識別情報と、一般広告コンテンツを表示する表示所要時間とを対応付ける。図3(a)は、一般広告表示リストのデータ構成を示す一例である。図3(a)に示すように、一般広告表示リストには、1から10までの番号の表示順序に対応付けられた10個の一般広告コンテンツの広告識別情報と、各一般広告コンテンツの表示所要時間とが含まれる。図3(a)に示す一般広告コンテンツが、一般広告表示リストに示された表示順序に従って順次読み出され、ディスプレイ54に表示される。
タイアップ広告コンテンツ記憶領域433は、カラオケ装置2により再生される楽曲に合わせて、ディスプレイ54に表示されるタイアップ広告コンテンツを記憶する。タイアップ広告コンテンツは、広告識別情報に対応付けられて記憶される。タイアップリスト記憶領域434は、タイアップリストとして、タイアップ広告コンテンツの広告識別情報を、楽曲識別情報と対応付けて記憶する。楽曲識別情報が示す楽曲がカラオケ装置2により再生されるとき、タイアップ広告コンテンツが、ディスプレイ54に表示される。タイアップリストには、広告識別情報と、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間と、告知メッセージの内容を示す文字情報とが、楽曲識別情報に対応付けられて記憶される。告知メッセージの内容を示す文字情報は、広告識別情報が示す広告が「サブモニタ」であるディスプレイ54に表示される前に、「メインモニタ」であるカラオケ装置2のディスプレイ35に表示されるタイアップ広告の文字情報である。告知メッセージは、例えば、「間もなくサブモニタに、このアーティストに関連する広告を表示します。」、または「間もなくサブモニタに、この曲に関連する広告を表示します。」などである。カラオケ装置2によりカラオケの楽曲が再生されるとき、ディスプレイ35には、楽曲の歌詞が表示される。
時間調整広告コンテンツ記憶領域435は、時間調整広告コンテンツを記憶する。時間調整広告コンテンツは、静止画等の広告コンテンツであり、タイアップ広告が表示される前の空き時間に表示させ、タイアップ広告の表示タイミングが来たら強制的に終了させることが可能なコンテンツである。時間調整広告コンテンツは、広告表示サーバ5によりディスプレイ54にタイアップ広告が表示されるとき、タイアップ広告の表示が開始される表示タイミングである表示開始時刻よりも、タイアップ広告の直前に表示されていた広告の表示が早く終了し、タイアップ広告の表示が開始されるまでに、空き時間が発生してしまった場合に、その空き時間に表示される広告コンテンツである。
また、曲記憶部44は、楽曲記憶領域441と、楽曲時間情報記憶領域442と、歌詞テロップ記憶領域443とを備える。楽曲記憶領域441は、カラオケの楽曲と、楽曲を識別可能な楽曲識別情報を対応付けて記憶する。楽曲時間情報記憶領域442は、楽曲記憶領域441に記憶される楽曲について、各楽曲のデータに対応する楽曲識別情報と対応付けて、楽曲の構成内容を示す非歌唱時間情報を記憶する。図3(b)は、一例として、或る1曲の楽曲時間情報のデータ構成を示す説明図である。具体的には、3か所の間奏がある楽曲の例である。図3(b)に示すように、楽曲の楽曲識別情報に対応して、その楽曲の前奏開始時刻と、前奏再生時間と、間奏A開始時刻と、間奏A再生時間と、間奏B開始時刻と、間奏B再生時間と、間奏C開始時刻と、間奏C再生時間と、後奏開始時刻と、後奏再生時間とが楽曲時間情報として記憶される。歌詞テロップ記憶領域443は、楽曲記憶領域441に記憶された楽曲について、各楽曲がカラオケ装置2により再生されるとき、楽曲の再生に合わせて、ディスプレイ35に表示させる楽曲の歌詞テロップと、楽曲の再生が開始される直前にディスプレイ35に表示させる楽曲名とを記憶する。また、本実施形態では、広告コンテンツを記憶する広告記憶部43と、楽曲を記憶する曲記憶部44とが、共にセンターサーバ4に備えられる構成であるが、これに限らない。広告記憶部43と、曲記憶部44とは、それぞれ別体のサーバにそれぞれ設けられてもよい。
センターサーバ4のメイン動作は、センターサーバ4の管理者により電源がオンされたことにより、実行される。センターサーバ4は、一般広告コンテンツが新たに投入されると、新たな一般広告コンテンツを、広告記憶部43の一般広告コンテンツ記憶領域431に記憶する。新たな一般広告コンテンツを記憶するとき、新たな一般広告コンテンツの広告識別情報に従って、一般広告表示リストを作成し、一般広告表示リスト記憶領域432を記憶する。
センターサーバ4は、タイアップ広告コンテンツが新たに投入されると、新たなタイアップ広告コンテンツを、広告記憶部43のタイアップ広告コンテンツ記憶領域433に記憶する。新たなタイアップ広告コンテンツは、広告識別情報と、タイアップ曲を示す楽曲識別情報と、文字情報とに対応付けられて、センターサーバ4に記憶される。新たなタイアップ広告コンテンツを記憶すると、タイアップリスト記憶領域434に記憶されたタイアップリストに、新たなタイアップ広告コンテンツが追加され、タイアップリストが更新される。
センターサーバ4は、後述する広告表示サーバ5へ、定期的に一般広告表示リストとタイアップリストとを送信する。広告表示サーバ5は、受信した一般広告表示リストおよびタイアップリストに含まれる広告識別情報の一般広告コンテンツまたはタイアップ広告コンテンツを記憶していないと判断すると、その記憶していない一般広告コンテンツまたはタイアップ広告コンテンツを示す広告識別情報をセンターサーバ4に送信する。センターサーバ4は、要求された一般広告コンテンツまたはタイアップ広告コンテンツを広告表示サーバ5へ送信する。
また、センターサーバ4は、カラオケ店舗KSのカラオケルームKRに設置されたカラオケ装置2とリモコン1との対応付けを示す情報を、広告記憶部43の所定の記憶領域に記憶しても良い。また、センターサーバ4は、カラオケ店舗KSに設置されたカラオケ装置と携帯端末装置との対応付けを示す情報を記憶しても良い。センターサーバ4は、その対応付けを示す情報に基づいて、リモコン1から送信された予約依頼を、リモコン1と対応付けられたカラオケ装置2へ送信する。また、図示外の管理サーバが、カラオケ装置と携帯端末情報との対応付けを示す情報を記憶しても良い。この場合、管理サーバが、記憶した対応付けを示す情報に基づいて、携帯端末装置から送信された予約依頼を、携帯端末装置と対応付けられたカラオケ装置2へ送信する。
[広告表示サーバ5の構成]
広告表示サーバ5は、LANインタフェース部51と、制御部52と、記憶部53と、ビデオRAM57と、映像制御部58とを備える。LANインタフェース部51は、ネットワークに接続するためのインタフェースである。広告表示サーバ5には、ディスプレイ54が接続される。制御部52は、広告表示サーバ5の動作を制御する。記憶部53は、一般広告コンテンツ記憶領域531と、一般広告表示リスト記憶領域532と、タイアップ広告コンテンツ記憶領域533と、タイアップリスト記憶領域534と、時間調整広告コンテンツ記憶領域535と、予約リスト記憶領域536と、広告表示タイミング情報記憶領域537と、計測期間情報記憶領域538とを備える。
広告表示サーバ5は、LANインタフェース部51と、制御部52と、記憶部53と、ビデオRAM57と、映像制御部58とを備える。LANインタフェース部51は、ネットワークに接続するためのインタフェースである。広告表示サーバ5には、ディスプレイ54が接続される。制御部52は、広告表示サーバ5の動作を制御する。記憶部53は、一般広告コンテンツ記憶領域531と、一般広告表示リスト記憶領域532と、タイアップ広告コンテンツ記憶領域533と、タイアップリスト記憶領域534と、時間調整広告コンテンツ記憶領域535と、予約リスト記憶領域536と、広告表示タイミング情報記憶領域537と、計測期間情報記憶領域538とを備える。
一般広告コンテンツ記憶領域531は、センターサーバ4から送信される一般広告コンテンツと広告識別情報とを記憶する。一般広告表示リスト記憶領域532は、センターサーバ4から送信される一般広告表示リストを記憶する。広告表示サーバ5は、一般広告表示リストに含まれる広告識別情報に対応する一般広告コンテンツが、一般広告コンテンツ記憶領域531に記憶されていないとき、その記憶されていない一般広告コンテンツをセンターサーバ4から取得する。
タイアップ広告コンテンツ記憶領域533は、センターサーバ4から送信されるタイアップ広告コンテンツを記憶する。タイアップリスト記憶領域534は、センターサーバ4から送信されるタイアップリストを記憶する。広告表示サーバ5は、タイアップリストに含まれる広告識別情報に対応するタイアップ広告コンテンツが、タイアップ広告コンテンツ記憶領域533に記憶されていないとき、その記憶されていないタイアップ広告コンテンツをセンターサーバ4から取得する。
時間調整広告コンテンツ記憶領域535は、センターサーバ4から送信される時間調整広告コンテンツを記憶する。予約リスト記憶領域536は、カラオケ装置2から取得した予約リストを記憶する。広告表示タイミング情報記憶領域537は、後述のようにカラオケ装置2により算出されたタイアップ広告コンテンツの広告表示タイミング情報を記憶する。計測期間情報記憶領域538は、計測期間情報を記憶する。計測期間情報は、広告表示サーバ5により後述する処理に従って計測される。計測期間情報は、再生される楽曲に合わせて表示するタイアップ広告があると判断されてから、タイアップ広告コンテンツの表示を開始するまでの時間を示す情報である。
映像制御部58は、ビデオRAM57と協働して、制御部52による制御に従って、ディスプレイ54に映像を表示させる。ビデオRAM57は、ディスプレイ54に表示させる映像を一時記憶する。映像制御部58は、ディスプレイ54に、広告コンテンツに従った映像を表示させる。
[カラオケ装置2の動作]
次に、本実施形態のカラオケシステムSに用いられるカラオケ装置2の動作及び作用について、図4を参照して説明する。図4は、カラオケ装置2におけるメイン動作の処理手順を示すフローチャートである。なお、カラオケ装置2にメイン動作を実行させるプログラムは、記憶部23の所定の記憶領域に記憶されている。カラオケ装置2のメイン動作は、例えば、カラオケ装置2の電源がオンにされたことにより、実行される。以下、図4に示すステップS210〜ステップS280のメイン処理は、制御部21により実行される。
次に、本実施形態のカラオケシステムSに用いられるカラオケ装置2の動作及び作用について、図4を参照して説明する。図4は、カラオケ装置2におけるメイン動作の処理手順を示すフローチャートである。なお、カラオケ装置2にメイン動作を実行させるプログラムは、記憶部23の所定の記憶領域に記憶されている。カラオケ装置2のメイン動作は、例えば、カラオケ装置2の電源がオンにされたことにより、実行される。以下、図4に示すステップS210〜ステップS280のメイン処理は、制御部21により実行される。
ステップS210では、楽曲の予約要求がされているか否かが判断される。具体的には、ユーザにより選曲された楽曲の予約要求がリモコン1から受信された場合、または操作部24から予約要求があった場合に、予約要求があったと判断される。予約がされていると判断されたとき(ステップS210:YES)、ステップS211が実行される。予約がされていると判断されないとき(ステップS210:NO)、ステップS220が実行される。
ステップS211では、リモコン1または操作部24により予約された楽曲が、予約リスト記憶領域231の予約リストに追加記憶される。予約リストには、予約された楽曲がカラオケ装置2により再生される順番に記憶される。ステップS211の処理が行われると、ステップS280の処理が行われる。
ステップS220では、現在、楽曲が再生されているか否かが判断される。楽曲が再生されていると判断されると(ステップS220:YES)、ステップS221が実行される。楽曲が再生されていると判断されないと(ステップS220:NO)、ステップS230が実行される。
ステップS221では、カラオケ装置2により現在再生されている楽曲の楽曲識別情報が、予約リストの先頭の楽曲識別情報となるように、予約リストが更新され、予約リスト記憶領域231に保存される。ステップS221では、再生される楽曲が新しくなる度に、更新が行われる。そして、更新後の予約リストが、予約リスト記憶領域231に保存される。
ステップS230では、広告表示サーバ5から予約リストの取得要求がされたか否かが判断される。予約リストの取得要求がされたと判断されると(ステップS230:YES)、ステップS231の処理が実行される。予約リストの取得要求がされたと判断されないと(ステップS230:NO)、ステップS240の処理が実行される。
ステップS231では、要求された広告表示サーバ5へ、予約リスト記憶領域231に記憶された予約リストが送信される。
ステップS240では、後述する広告表示サーバ5による処理により、広告表示サーバ5から、タイアップ広告コンテンツの表示タイミングを判断する判断要求がされたか否かが判断される。広告表示サーバ5から、表示タイミングの判断要求がされたと判断されると(ステップS240:YES)、ステップS241の処理が行われる。広告表示サーバ5から、表示タイミングの判断要求がされたと判断されないと(ステップS240:NO)、ステップS260の処理が行われる。
ステップS241では、タイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の前奏再生時間が、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間より長いか否かが判断される。具体的には、ステップS240において判断要求がされたタイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の前奏再生時間が、記憶部23の楽曲時間情報記憶領域233から読み出され、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間が、記憶部23のタイアップリスト記憶領域234から読み出される。記憶部23からそれぞれ読み出された楽曲の前奏再生時間と、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間との長さが比較される。タイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の前奏再生時間が、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間より長いと判断されるとき(ステップS241:YES)、ステップS242が実行される。タイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の前奏再生時間が、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間より長いと判断されないとき(ステップS241:NO)、ステップS244が実行される。
ステップS242では、タイアップ広告コンテンツを、楽曲の前奏と合わせて表示すると決定される。具体的には、楽曲の前奏が開始されるとき、タイアップ広告コンテンツの表示を開始させると決定する。ステップS242では、タイアップ広告コンテンツの表示タイミングとして、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻に、楽曲の前奏が開始される時刻が決定される。ステップS242の処理が行われると、続けてステップS243の処理が行われる。
ステップS243では、タイアップ広告コンテンツの告知メッセージの表示を開始する表示開始時刻である告知タイミングを、楽曲の前奏が再生される前に決定する。例えば、楽曲名がディスプレイ35に表示される時と決定する。ステップS243の処理が行われると、次に、ステップS244の処理が行われる。
ステップS244では、タイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の間奏再生時間が、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間より長いか否かが判断される。具体的には、ステップS240において判断要求がされたタイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の間奏再生時間が、記憶部23の楽曲時間情報記憶領域233から読み出され、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間が、記憶部23のタイアップリスト記憶領域234から読み出される。記憶部23からそれぞれ読み出された楽曲の間奏再生時間と、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間との長さが比較される。タイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の間奏再生時間が、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間より長いと判断されるとき(ステップS244:YES)、ステップS245が実行される。タイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の間奏再生時間が、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間より長いと判断されないとき(ステップS244:NO)、ステップS247が実行される。
ステップS245では、タイアップ広告コンテンツを、楽曲の間奏と合わせて表示すると決定される。具体的には、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間より長いと判断された間奏が開始されるとき、タイアップ広告コンテンツの表示を開始させると決定される。ステップS245では、タイアップ広告コンテンツの表示タイミングとして、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻に、楽曲の間奏が開始される時刻が決定される。ステップS245の処理が行われると、続けてステップS246の処理が行われる。
ステップS246では、タイアップ広告コンテンツの告知メッセージの表示を開始する表示開始時刻である告知タイミングが、楽曲の間奏の再生が開始される前に決定される。例えば、楽曲の間奏の再生が開始される10秒前と決定する。なお、タイアップ広告コンテンツと対応する楽曲に、間奏が複数存在するとき、各間奏について、ステップS244〜ステップS246の処理が行われる。
ステップS247では、タイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の後奏再生時間が、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間より長いか否かが判断される。具体的には、ステップS240において判断要求がされたタイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の後奏再生時間が、記憶部23の楽曲時間情報記憶領域233から読み出される。タイアップ広告コンテンツの表示所要時間が、記憶部23のタイアップリスト記憶領域234から読み出される。記憶部23からそれぞれ読み出された楽曲の後奏再生時間と、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間との長さが比較される。タイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の後奏再生時間が、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間より長いと判断されるとき(ステップS247:YES)、ステップS248が実行される。タイアップ広告コンテンツと対応する楽曲の後奏再生時間が、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間より長いと判断されないとき(ステップS247:NO)、ステップS250が実行される。
ステップS248では、タイアップ広告コンテンツを、楽曲の後奏と合わせて表示すると決定される。ステップS248では、タイアップ広告コンテンツの表示タイミングとして、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻に、楽曲の後奏が開始される時刻が決定される。具体的には、楽曲の後奏が開始されるとき、タイアップ広告コンテンツの表示を開始させると決定する。ステップS248の処理が行われると、続けてステップS249の処理が行われる。
ステップS249では、タイアップ広告コンテンツの告知メッセージの表示を開始する表示開始時刻である告知タイミングが、楽曲の後奏の再生が開始される前に決定する。例えば、楽曲の後奏の再生が開始される10秒前と決定される。
ステップS250では、ステップS241、ステップS244及びステップS247のいずれの処理においても、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間が、楽曲の前奏、間奏、後奏のいずれの再生時間よりも長いと判断されたか否かが判断される。タイアップ広告コンテンツの表示所要期間が、楽曲の前奏、間奏、後奏のいずれの再生時間よりも長いと判断されると(ステップS250:YES)、ステップS251の処理が実行される。ステップS241、またはステップS244、またはステップS247のいずれかの処理において、楽曲の前奏、間奏、後奏のいずれかにおいて、タイアップ広告コンテンツの表示所要時間が、楽曲の前奏、間奏、後奏のいずれの再生時間よりも長いと判断されないとき(ステップS250:NO)、ステップS280の処理が実行される。
ステップS251では、ステップS250においてタイアップ広告コンテンツの表示所要時間が、楽曲の前奏、間奏、後奏のいずれの再生時間よりも長いと判断されたとき、楽曲の後奏が開始されるときに、タイアップ広告コンテンツの表示を開始させると決定する。ステップS251では、タイアップ広告コンテンツの表示タイミングとして、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻に、楽曲の後奏が開始される時刻が決定される。ステップS251において、楽曲の後奏と合わせてタイアップ広告コンテンツを表示すると決定された場合は、楽曲の後奏の再生が終了された後も、タイアップ広告コンテンツは表示される。ステップS251の処理が行われると、続けてステップS252の処理が実行される。
ステップS252では、タイアップ広告コンテンツの告知メッセージの表示を開始する表示開始時刻である告知タイミングが、楽曲の後奏の再生が開始される前に決定される。例えば、楽曲の後奏の再生が開始される10秒前と決定される。ステップS252の処理が行われると、ステップS280の処理が実行される。
ステップS260では、ステップS240〜ステップS252の処理により表示タイミングが決定されたタイアップ広告コンテンツについて、タイアップ広告コンテンツを表示する表示タイミングを送信する要求がされたか否かが判断される。タイアップ広告コンテンツの表示タイミングの送信要求は、広告表示サーバ5から行われる。広告表示サーバ5から、タイアップ広告コンテンツの表示タイミングの送信要求がされたと判断されると(ステップS260:YES)、ステップS261の処理が行われる。広告表示サーバ5から、タイアップ広告コンテンツの表示タイミングの送信要求がされたと判断されないと(ステップS260:NO)、ステップS270の処理が行われる。
ステップS261では、広告表示サーバ5からの送信要求に応じて、ステップS240〜ステップS252の処理により決定されたタイアップ広告コンテンツの広告識別情報と、そのタイアップ広告コンテンツの表示タイミングである広告待ち時間とが、広告表示サーバ5へ送信される。具体的には、広告表示サーバ5から送信要求がされたとき、カラオケ装置2により現在再生中の楽曲の現在の再生時刻から、再生中の楽曲に合わせて表示するタイアップ広告コンテンツの表示開始時刻、または次に再生される楽曲の前奏に合わせて表示するタイアップ広告コンテンツの表示開始時刻のうち、いずれか最も早い表示開始時刻までの時間が、広告待ち時間として算出される。そして、算出された広告待ち時間が、広告表示サーバ5へ送信される。カラオケ装置2により現在再生中の楽曲に合わせて表示するタイアップ広告コンテンツ、または次に再生される楽曲の前奏に合わせて表示するタイアップ広告コンテンツがないときは、再生される楽曲のタイアップコンテンツがないことを示す情報が送信される。
ステップS270では、決定されたタイアップ広告コンテンツの告知メッセージの表示を開始する表示開始時刻である告知タイミングであるか否かが判断される。具体的には、ステップS243、またはステップS246、またはステップS249、またはステップS252のいずれかにおいて決定されたタイアップ広告コンテンツの告知タイミングとなったか否かが判断される。タイアップ広告コンテンツの告知タイミングであると判断されると(ステップS270:YES)、ステップS271の処理が行われる。タイアップ広告コンテンツの告知タイミングであると判断されないと(ステップS270:NO)、ステップS280の処理が行われる。
ステップS271では、ステップS270においてタイアップ広告コンテンツの告知タイミングであると判断されたとき、タイアップ広告コンテンツの告知メッセージをディスプレイに表示させる処理が行われる。具体的には、告知メッセージ記憶領域236から、タイアップ広告コンテンツの広告識別情報に従って、告知メッセージが読み出され、ディスプレイ35に表示される。
ステップS280では、電源をオフにする指示がされたか否かが判断される。電源をオフにする指示がされたと判断されると(ステップS280:YES)、カラオケ装置2のメイン処理が終了される。電源をオフにする指示がされたと判断されないと(ステップS280:NO)、ステップS210の処理が実行される。
[広告表示サーバ5の動作]
次に、本実施形態のカラオケシステムSに用いられる広告表示サーバ5の動作及び作用について、図面を参照して説明する。まず、図5を用いて、広告表示サーバ5のメイン処理を説明する。図5は、広告表示サーバ5のメイン処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、広告表示サーバ5にメイン動作を実行させるプログラムは、記憶部53の所定の記憶領域に記憶されている。広告表示サーバ5のメイン処理は、広告表示サーバ5が内部電源またコンセントを介して商用電源などの外部電源と接続されることにより、実行される。以下、図5に示すステップS510〜ステップS540のメイン処理は、制御部52により実行される。
次に、本実施形態のカラオケシステムSに用いられる広告表示サーバ5の動作及び作用について、図面を参照して説明する。まず、図5を用いて、広告表示サーバ5のメイン処理を説明する。図5は、広告表示サーバ5のメイン処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、広告表示サーバ5にメイン動作を実行させるプログラムは、記憶部53の所定の記憶領域に記憶されている。広告表示サーバ5のメイン処理は、広告表示サーバ5が内部電源またコンセントを介して商用電源などの外部電源と接続されることにより、実行される。以下、図5に示すステップS510〜ステップS540のメイン処理は、制御部52により実行される。
ステップS510では、一般広告表示リスト、およびタイアップリストの更新が必要であるか否か判断される。具体的には、例えば、広告表示サーバ5が、センターサーバ4へ一般広告表示リストと、タイアップリストとの最新バージョンを問い合わせる処理を行う。広告表示サーバ5において、センターサーバ4から受信した各リストの最新バージョンが、既に記憶している各リストのバージョンと同じであるとき、一般広告表示リストと、タイアップリストとが更新されていると判断され、更新は不要であると判断される。センターサーバ4から受信した各リストの最新バージョンが、既に記憶している各リストのバージョンと異なるとき、一般広告表示リストと、タイアップリストが更新されていないと判断され、更新が必要であると判断される。一般広告表示リストと、タイアップリストの更新が必要であると判断されると(ステップS510:YES)、ステップS511の処理が行われる。一般広告表示リストと、タイアップリストとの更新が必要であると判断されないと(ステップS510:NO)、ステップS520の処理が行われる。
ステップS511では、センターサーバ4から一般広告表示リストと、タイアップリストとが取得される。ステップS511の処理が行われると、続いてステップS512の処理が行われる。
ステップS512では、未取得の広告コンテンツがセンターサーバ4から取得される。具体的には、ステップS511において取得された最新の一般広告表示リストと、タイアップ広告リストとに含まれる広告識別情報と一致する広告識別情報の一般広告コンテンツまたはタイアップ広告コンテンツが、記憶部53の一般広告コンテンツ記憶領域531およびタイアップ広告コンテンツ記憶領域533に記憶されていないとき、未取得であるとして広告コンテンツがセンターサーバ4から取得される。ステップS512の処理が行われると、ステップS513の処理が行われる。
ステップS513では、一般広告表示リスト記憶領域532に記憶された一般広告表示リストに従って、順に一般広告コンテンツの表示が開始される。ステップS513の処理が行われると、ステップS540の処理が行われる。
ステップS520では、カラオケ装置2から予約リストが取得される。広告表示サーバ5からカラオケ装置2へ、予約リストの取得要求が行われることにより、予約リストが取得される。取得された予約リストは、記憶部53の予約リスト記憶領域536に記憶される。既に、記憶部53の予約リスト記憶領域536に予約リストが記憶されているときは、予約リストが更新される。ステップS520においてカラオケ装置2から取得される予約リストには、現在再生中の楽曲が先頭に記憶され、予約された楽曲がカラオケ装置2により再生される順番に記憶される。ステップS520の処理が行われると、続いてステップS521の処理が行われる。
ステップS521では、予約リストにある楽曲が、タイアップリストに対応付けられた楽曲であるか否かが判断される。具体的には、予約リストに記憶された楽曲の楽曲識別情報が、タイアップリスト記憶領域534に記憶されたタイアップリストにあるか否かが判断される。予約リストに記憶された楽曲の楽曲識別情報が、タイアップリストにあると判断されると(ステップS521:YES)、ステップS522が実行される。タイアップリストにおいて、タイアップリストにあると判断された楽曲の楽曲識別情報に対応付けられた広告識別情報の広告コンテンツが、楽曲に対応するタイアップ広告コンテンツである。予約リストに記憶された楽曲の楽曲識別情報が、タイアップリストにあると判断されないと(ステップS521:NO)、ステップS535が実行される。
ステップS522では、タイアップ広告コンテンツの表示タイミングの判断が、カラオケ装置2に依頼される。具体的には、ステップS521で判断された予約リストに記憶された楽曲のうち、タイアップリストにあると判断された楽曲の楽曲識別情報と、その楽曲識別情報が対応付けられた広告識別情報のタイアップ広告コンテンツの表示所要時間とを、対象タイアップリストとしてカラオケ装置2に送信される。対象タイアップリストが、カラオケ装置2に送信されることにより、タイアップ広告コンテンツの表示タイミングの判断が依頼される。ステップS522では、予約リストに記憶された楽曲の楽曲識別情報が対象タイアップリストに複数あるとき、複数の楽曲について、その楽曲の識別情報が対応付けられたタイアップ広告コンテンツの表示タイミングの判断が、カラオケ装置2に依頼される。
ステップS524では、ステップS523において判断された、楽曲の再生に合わせて表示するタイアップ広告コンテンツの広告待ち時間が、カラオケ装置2から取得される。ステップS523において、楽曲の再生に合わせて表示する複数のタイアップ広告コンテンツがあると判断されたとき、ステップS524では、複数のタイアップ広告コンテンツのうち、最も早い表示開始時刻が定められたタイアップ広告コンテンツの広告待ち時間が取得される。また、カラオケ装置2のステップS240〜ステップS252の処理により、1つのタイアップ広告コンテンツの表示タイミングが、楽曲の前奏、間奏、および後奏のうちの複数箇所に決定されたとき、ステップS524では、1つのタイアップ広告コンテンツについて、最も早い表示開始時刻が定められた広告待ち時間が取得される。
ステップS525では、ステップS525が行われる時点から、ステップS525が行われる時点を0秒として、時間の計測が開始される。
ステップS526では、ステップS523においてカラオケ装置2から取得した広告識別情報に対応するタイアップ広告コンテンツについて、そのタイアップ広告コンテンツの表示開始時刻になったか否かが判断される。ステップS526は、一般広告表示リストに従って一般広告コンテンツが再生されているとき、またはタイアップ広告コンテンツが再生されているとき、または時間調整広告コンテンツが再生されているときのいずれかにおいて、各広告コンテンツの表示が終了された時に行われる。ステップS526では、具体的には、ステップS525において計測される時間が、ステップS523で取得された広告待ち時間と同じ時間になったか否かが判断される。ステップS525により計測が開始された時間が広告待ち時間と同じ時間になり、タイアップ広告を再生するまでの待機時間が「0秒」になったと判断されると、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻になったと判断される。タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻になったと判断されると(ステップS526:YES)、ステップS527の処理が行われる。タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻になったと判断されないと(ステップS526:NO)、ステップS528の処理が行われる。
ステップS527では、ステップS524で取得された広告識別情報が示すタイアップ広告コンテンツを、ディスプレイ54に表示させる処理が開始される。ステップS523の処理においてタイアップ広告コンテンツの広告待ち時間が複数取得されたときは、ステップS526において、ステップS525により計測が開始された時間が広告待ち時間と同じ時間になり、タイアップ広告を再生するまでの待機時間が「0秒」になったと判断されたタイアップ広告コンテンツを表示させる処理が開始される。ステップS527の処理が行われると、続いてステップS531の処理が行われる。
ステップS528では、時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったか否かが判断される。具体的には、ステップS528では、まず、一般広告再生リストの表示順で、次に表示される一般広告コンテンツの表示所要時間が取得される。そして、ステップS525において計測が開始された時間と、ステップS523で取得されたタイアップ広告コンテンツの広告待ち時間とに基づいて、ステップS528の時点から、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻までの待機時間が算出される。そして、算出された待機時間と、次に表示される一般広告コンテンツの表示所要時間とが比較される。ステップS528が行われる時点から、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻までの待機時間より、次に表示される一般広告コンテンツの表示所要時間が長いとき、時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったと判断される。時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったと判断されたとき(ステップS528:YES)、ステップS529の処理が実行される。タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻までの待機時間より、次に表示される一般広告コンテンツの表示所要時間が短いときは、時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったと判断されない。時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったと判断されないとき(ステップS528:YES)、ステップS530の処理が実行される。タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻までの待機時間より、次に表示される一般広告コンテンツの表示所要時間が短いときは、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻までの待機時間に、次に表示される一般広告コンテンツを表示可能である。
ステップS529では、時間調整広告コンテンツ記憶領域535から、時間調整広告コンテンツが読み出される。そして、読み出された時間調整広告コンテンツをディスプレイ54に表示させる処理が開始される。ステップS529の処理が行われると、続いてステップS531の処理が行われる。
ステップS530では、一般広告表示リストの表示順に従って、次に表示される一般広告コンテンツを、ディスプレイ54に表示させる処理が開始される。具体的には、ステップS528が行われる時点から、タイアップ広告コンテンツの表示タイミングである表示開始時刻までの待機時間より、次に表示される一般広告コンテンツの表示所要時間が短く、且つ、時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったと判断されないとき、一般広告表示リストの表示順に従って、一般広告コンテンツがディスプレイ54に表示される。
ステップS531では、ステップS526において表示開始時刻になったか否かが判断されたタイアップ広告コンテンツをディスプレイ54に表示させる処理が、ステップS527において行われたか否かが判断される。ステップS526において判断されたタイアップ広告コンテンツを、ディスプレイ54に表示させる処理が、ステップS527において行われたと判断されると(ステップS531:YES)、ステップS532の処理が実行される。ステップS526において表示開始時刻が判断されたタイアップ広告コンテンツを、ディスプレイ54に表示させる処理が、ステップS527において行われたと判断されないと(ステップS531:NO)、ステップS526の処理が実行される。
ステップS532では、ステップS522においてカラオケ装置2に表示タイミングの判断を依頼した対象タイアップリストに従って、まだディスプレイ54に表示させる処理が行われていないタイアップ広告コンテンツが存在するか否かが判断される。ディスプレイ54に表示させる処理が行われていないタイアップ広告コンテンツが存在するか否かは、ステップS532の処理が行われる時点において、まだ再生されていないタイアップ広告コンテンツが存在するか否かにより判断される。まだ再生されていないタイアップ広告コンテンツが存在するとき、ディスプレイ54に表示させる処理が行われていないタイアップ広告コンテンツが存在すると判断される。ディスプレイ54に表示させる処理が行われていないタイアップ広告コンテンツが存在すると判断されるとき(ステップS532:YES)、ステップS524の処理が行われる。ディスプレイ54に表示させる処理が行われていないタイアップ広告コンテンツが存在すると判断されないとき(ステップS532:NO)、ステップS540の処理が行われる。
ステップS535は、ステップS530と同じ処理が行われる。ステップS535が行われると、続いて、ステップS540の処理が行われる。
ここで、ステップS526〜ステップS531の処理の一例を、図6を用いて説明する。一具体例として、カラオケ装置2により楽曲Mが再生されるとき、楽曲Mの再生に合わせて表示させるタイアップ広告コンテンツとして、タイアップ広告コンテンツDが対応付けられている場合を例に説明する。このとき、カラオケ装置2において、再生される楽曲Mに対応するタイアップ広告コンテンツDの表示開始時刻が、間奏Bの再生開始時刻Tbと決定されている。例えば、楽曲Mの間奏Bの再生時間は30秒であり、間奏Bの演奏開始時刻Tbは2分30秒と定められている。タイアップ広告コンテンツDの表示所要時間20秒である。ステップS526の処理が開始される前に、ステップS523〜ステップS525の処理が行われている。
一般広告表示リストの再生順序にしたがって、図6に示す一般広告コンテンツ1の表示が終了されたときに、ステップS526が実行される。このとき、一般広告表示リストに従って一般広告コンテンツ1の次に表示される一般広告コンテンツは、一般広告コンテンツ2であり、表示所要時間C3は20秒であるとする。一般広告表示リストに従って一般広告コンテンツ2の次に表示される一般広告コンテンツは、一般広告コンテンツ3であり、表示所要時間C3は45秒であるとする。
ステップS526では、タイアップ広告コンテンツDの表示開始時刻になったか否かが判断される。ステステップS526は、ステップS524において取得された楽曲Mの間奏Bの再生開始時刻Tbまでのタイアップ広告コンテンツDの広告待ち時間と、ステップS525において計測が開始された時間とにしたがって、タイアップ広告コンテンツDの待機時間が0秒になったか否かが判断される。例えば、図6では、一般広告コンテンツ1の表示が終了され、ステップS526が行われる時点で、タイアップ広告コンテンツDの表示開始時刻である再生開始時刻Tbまで、待機時間A1が30秒あるとする。このとき、ステップS526では、タイアップ広告コンテンツDの表示開始時刻になったと判断されず(ステップS526:NO)、ステップS528の処理が行われる。
続いて、ステップS528では、時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったか否かが判断される。一般広告コンテンツの表示所要時間Cが、間奏Bの再生開始時刻Tbまでの待機時間Aより長いとき、時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったと判断される(ステップS528:YES)。ここでは、待機時間A1の30秒と、一般広告コンテンツ2の表示所要時間C2の20秒とが比較される。待機時間A1の30秒が、一般広告コンテンツ2の表示所要時間C2の20秒より長いため、ステップS528では、時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったと判断されない(ステップS528:NO)。時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったと判断されないとき(ステップS528:NO)、ステップS530の処理が行われる。ステップS530では、待機時間A1の30秒より短い表示所要時間C2である20秒の一般広告コンテンツ2が表示される。ステップS530の処理が実行されると、ステップS531の処理が行われる。
ステップS531の処理では、ステップS526において表示開始時刻になったか否かが判断されたタイアップ広告コンテンツDが表示されたか否かが判断される。図6に示す例では、一般広告コンテンツ2が表示されるときは、まだタイアップ広告コンテンツDが表示されていないため、ステップS531においてタイアップ広告コンテンツが表示されたと判断されない(ステップS531:NO)。タイアップ広告コンテンツが表示されたと判断されない(ステップS531:NO)と、ステップS526の処理が行われる。
続いて、ステップS526では、タイアップ広告コンテンツDの表示開始時刻である楽曲Mの間奏Bの再生開始時刻Tbになったか否かが、再度判断される。例えば、図6では、一般広告コンテンツ2が再生されたあと、ステップS526が行われる時点では、タイアップ広告コンテンツDの表示開始時刻である楽曲Mのである間奏Bの再生開始時刻Tbまで、待機時間A2が10秒ある。このとき、ステップS526では、タイアップ広告コンテンツDの表示タイミングになっていないと判断される(ステップS526:NO)。なお、ステップS526により、タイアップ広告コンテンツDの表示タイミングになっていないと判断されると(ステップS526:NO)、ステップS528が実行される。ステップS528では、時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったか否かが判断される。ステップS528では、待機時間A2の10秒と、一般広告コンテンツ3の表示所要時間C3の45秒との時間の長さが比較される。ステップS528が行われる時点で、図6では、待ち時間A2の10秒より、一般広告コンテンツ3の表示所要時間C3の45秒の方が長く、時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったと判断される(ステップS528:YES)。時間調整広告コンテンツの表示タイミングになったと判断されると(ステップS528:YES)、ステップS529の処理が実行される。そして、ステップS529では、待機時間A2の10秒間に時間調整広告コンテンツEが表示される。
ステップS529の処理が実行されると、ステップS531の処理が行われる。ステップS531では、ステップS526において表示開始時刻になったか否かが判断されたタイアップ広告コンテンツDが、表示されたか否かが、再度判断される。図6に示す例では、ステップS531の処理が、ステップS529において時間調整広告コンテンツEが表示された後に行われるとき、まだタイアップ広告コンテンツDは表示されていない。よって、ステップS531においてタイアップ広告コンテンツが表示されたと判断されず(ステップS531:NO)、再度ステップS526の処理に戻る。
続く、ステップS526の処理は、時間調整広告コンテンツEの表示が終了されたときに行われる。ステップS526では、タイアップ広告コンテンツDの表示開始時刻である楽曲Mの間奏Bの再生開始時刻Tbとなったとき、タイアップ広告コンテンツDの表示タイミングであると判断される(ステップS526:YES)。そして、ステップS527の処理により、タイアップ広告コンテンツDが表示される。
なお、ステップS532において、予約リスト記憶領域536に記憶された予約リストと、タイアップリスト記憶領域534に記憶されたタイアップリストとに従って、ステップS522において送信された対象タイアップリストに従って、全ての表示タイミングに対応するタイアップ広告コンテンツが表示されるまで、ステップS524〜ステップS532の処理が、繰り返し実行される。
ステップS540では、電源をオフにする指示がされたか否かが判断される。電源をオフにする指示がされたと判断されると(ステップS540:YES)、広告表示サーバ5のメイン処理が終了される。電源をオフにする指示がされたと判断されないと(ステップS540:NO)、ステップS510の処理が実行される。
(変形例)
本実施形態において、楽曲の再生中に歌唱されない非歌唱部分の時間は、記憶部23の楽曲時間情報記憶領域233に楽曲の時間情報として記憶された、楽曲の前奏、間奏、および後奏の再生時間であった。しかしながら、非歌唱期間は、記憶部23に記憶された楽曲の時間情報に限らない。例えば、歌詞テロップ記憶領域235に記憶された、楽曲の再生に合わせて、ディスプレイ35に表示される歌詞テロップに、歌詞テロップの各フレーズをディスプレイ35に表示させる表示時刻が定められている場合、各フレーズの表示時刻に基づいて、非歌唱時を判断してもよい。例えば、歌詞テロップのフレーズの表示時刻に、設定されていない時間が所定時間以上存在するときを、非歌唱時と判断する。これにより、楽曲に対応付けられて楽曲の前奏、間奏、および後奏の再生時間を示す情報が記憶されていない場合であっても、非歌唱部分の時間を取得することが可能である。
本実施形態において、楽曲の再生中に歌唱されない非歌唱部分の時間は、記憶部23の楽曲時間情報記憶領域233に楽曲の時間情報として記憶された、楽曲の前奏、間奏、および後奏の再生時間であった。しかしながら、非歌唱期間は、記憶部23に記憶された楽曲の時間情報に限らない。例えば、歌詞テロップ記憶領域235に記憶された、楽曲の再生に合わせて、ディスプレイ35に表示される歌詞テロップに、歌詞テロップの各フレーズをディスプレイ35に表示させる表示時刻が定められている場合、各フレーズの表示時刻に基づいて、非歌唱時を判断してもよい。例えば、歌詞テロップのフレーズの表示時刻に、設定されていない時間が所定時間以上存在するときを、非歌唱時と判断する。これにより、楽曲に対応付けられて楽曲の前奏、間奏、および後奏の再生時間を示す情報が記憶されていない場合であっても、非歌唱部分の時間を取得することが可能である。
また、本実施形態において、カラオケ装置2は、広告表示サーバ5からタイアップ広告コンテンツの表示タイミングの送信要求がされたとき、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻から、広告待ち時間を算出し、広告表示サーバ5へ送信する。タイアップ広告コンテンツの表示タイミングの算出方法は、これに限らない。例えば、カラオケ装置2は、再生中の楽曲の再生時刻と、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻とを、広告表示サーバ5へ送信してもよい。このとき、広告表示サーバ5が、楽曲の再生時刻と、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻とから、タイアップ広告コンテンツの広告待ち時間を算出する。
また、カラオケ装置2は、広告表示サーバ5からタイアップ広告コンテンツの表示タイミングの送信要求がされたとき以外であっても、カラオケ装置2により再生される楽曲に関する情報を、広告表示サーバ5へ送信してもよい。カラオケ装置2により再生される楽曲に関する情報は、例えば、楽曲の一時停止、巻き戻し、早送りなどの楽曲の再生時間の変更情報である。広告表示サーバ5は、楽曲の再生時間の変更情報を取得したとき、変更情報に応じて、ステップS525で計測が開始される時間を、一時停止、巻き戻し、早送りしてもよい。
本実施形態において、再生される楽曲の歌詞がディスプレイ35に表示され、再生される楽曲と対応するタイアップ広告コンテンツがディスプレイ54に表示される。また、タイアップ広告コンテンツの告知メッセージが、ディスプレイ35に表示される。本実施形態のように、ディスプレイ35とディスプレイ54との2台のディスプレイを備える構成のほか、1台のディスプレイのみで構成されてもよい。例えば、再生される楽曲の歌詞を表示するディスプレイ35において、楽曲の再生に合わせて、歌詞が表示されない前奏、間奏、および後奏の表示開始時刻に、タイアップ広告コンテンツが表示される構成であってもよい。また、ディスプレイ35に、歌詞とともにタイアップ広告コンテンツの告知メッセージが表示され、楽曲の前奏、間奏、および後奏において、ディスプレイ35にタイアップ広告コンテンツが表示されてもよい。
本実施形態では、タイアップ広告コンテンツを表示する表示タイミングとして、表示するタイアップ広告コンテンツに対応する楽曲において、ユーザが歌唱されない非歌唱部分が決定され、楽曲の非歌唱部分である前奏、間奏、または後奏の各再生開始時刻を、表示する表示開始時刻として決定されていた。表示タイミングは、これに限らない。例えば、ユーザが歌唱されない非歌唱部分が少なくとも含まれていればよく、楽曲の非歌唱部分である前奏、間奏、または後奏の各再生開始時刻より前、または各再生開始時刻以降に、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻が決定されてもよい。
また、本実施形態において、タイアップ広告コンテンツを表示する表示タイミングは、
ユーザにより歌唱されない非歌唱部分である前奏、間奏、または後奏の少なくともいずれかの非歌唱部分、およびタイアップ広告コンテンツの表示開始時刻であるが、これに限らない。表示タイミングは、いずれかの所定の非歌唱部分、または表示開始時刻のいずれかが少なくとも特定されていればよい。
ユーザにより歌唱されない非歌唱部分である前奏、間奏、または後奏の少なくともいずれかの非歌唱部分、およびタイアップ広告コンテンツの表示開始時刻であるが、これに限らない。表示タイミングは、いずれかの所定の非歌唱部分、または表示開始時刻のいずれかが少なくとも特定されていればよい。
[実施形態との対応関係]
本実施形態において、カラオケシステムSが、本発明の広告表示システムの一例である。本実施形態のカラオケ装置2が、本発明の楽曲再生装置の一例である。本実施形態の広告表示サーバ5が、本発明の広告表示装置の一例である。本実施形態の楽曲の楽曲識別情報が、本発明の楽曲の識別情報の一例である。本実施形態の広告コンテンツの表示所要時間が、本発明の表示される広告の所定時間の一例である。本実施形態の楽曲の前奏、間奏、および後奏の再生時間が、本発明の楽曲の非歌唱時間の一例である。本実施形態のタイアップ広告コンテンツが、本発明の再生される楽曲と対応する広告の一例である。本実施形態のタイアップ広告コンテンツを表示する楽曲の非歌唱部分である前奏、間奏、または後奏と、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻とが、本発明の表示タイミングの一例である。本実施形態のディスプレイ35が、本発明の第1表示部の一例であり、本実施形態のディスプレイ54が、本発明の第2表示部の一例である。
本実施形態において、カラオケシステムSが、本発明の広告表示システムの一例である。本実施形態のカラオケ装置2が、本発明の楽曲再生装置の一例である。本実施形態の広告表示サーバ5が、本発明の広告表示装置の一例である。本実施形態の楽曲の楽曲識別情報が、本発明の楽曲の識別情報の一例である。本実施形態の広告コンテンツの表示所要時間が、本発明の表示される広告の所定時間の一例である。本実施形態の楽曲の前奏、間奏、および後奏の再生時間が、本発明の楽曲の非歌唱時間の一例である。本実施形態のタイアップ広告コンテンツが、本発明の再生される楽曲と対応する広告の一例である。本実施形態のタイアップ広告コンテンツを表示する楽曲の非歌唱部分である前奏、間奏、または後奏と、タイアップ広告コンテンツの表示開始時刻とが、本発明の表示タイミングの一例である。本実施形態のディスプレイ35が、本発明の第1表示部の一例であり、本実施形態のディスプレイ54が、本発明の第2表示部の一例である。
本実施形態のカラオケ装置2から予約リストを取得する広告表示サーバ5の制御部52が、本発明の楽曲取得部の一例である。本実施形態の広告表示サーバ5の制御部52によるステップS520の処理が、本発明の楽曲取得ステップの一例である。本実施形態の広告表示サーバ5の記憶部53またはセンターサーバ4の広告記憶部43が、本発明の記憶部の一例である。
本実施形態の予約リストの楽曲の楽曲識別情報が対応付けられた、タイアップリストにおけるタイアップ広告コンテンツを決定する広告表示サーバ5の制御部52が、本発明の広告決定部の一例である。本実施形態の広告表示サーバ5の制御部52のステップS521の処理により、予約リストに記憶された楽曲について、予約リストの楽曲の楽曲識別情報が、タイアップリスト記憶領域534に記憶されたタイアップリストにあると判断されることにより、タイアップリストにあると判断された楽曲の楽曲識別情報に対応付けられた広告識別情報の広告コンテンツが、特定されることが、本発明の広告決定ステップの一例である。
本実施形態のカラオケ装置2の制御部21が、本発明の表示決定部の一例である。本実施形態のカラオケ装置2により実行されるステップS242、ステップS245、ステップS248、およびステップS251の処理が、本発明の表示決定ステップの一例である。本実施形態の広告表示サーバ5の制御部52が、本発明の表示制御部の一例である。本実施形態の広告表示サーバ5により実行されるステップS527により、タイアップ広告コンテンツをディスプレイ54に表示させる処理が、本発明の表示制御ステップの一例である。
2 カラオケ装置
21 制御部
23 記憶部
4 センターサーバ
43 広告記憶部
5 広告表示サーバ
53 記憶部
52 制御部
54 ディスプレイ
21 制御部
23 記憶部
4 センターサーバ
43 広告記憶部
5 広告表示サーバ
53 記憶部
52 制御部
54 ディスプレイ
Claims (6)
- 楽曲の再生に合わせて広告を表示する広告表示システムであって、
再生される楽曲の識別情報を取得する楽曲取得部と、
所定時間で表示される広告を、楽曲と対応付けて記憶する記憶部と、
前記楽曲取得部により取得された識別情報が示す楽曲と対応する広告を、前記記憶部に記憶されている広告の中から決定する広告決定部と、
前記取得された識別情報が示す楽曲の再生中に歌唱されない非歌唱時間を取得する非歌唱取得部と、
前記決定された広告の所定時間と、前記取得された非歌唱時間とに従って、前記決定された広告を楽曲の再生中に表示させる表示タイミングを決定する表示決定部と、
前記表示決定部に決定された表示タイミングにおいて、前記広告決定部に決定された広告を表示部に表示させる表示制御部と、
を備えることを特徴とする広告表示システム。 - 前記非歌唱取得部は、前記非歌唱時間として、前記再生される楽曲の前奏、間奏、または後奏の少なくとも1つの再生時間を取得し、
前記表示決定部は、前記取得された前記再生時間のうち、前記広告決定部に決定された広告の所定時間より長い前記再生時間の前奏、間奏、および後奏の少なくとも1つを、前記表示タイミングとして決定することを特徴とする請求項1に記載の広告表示システム。 - 前記前奏、間奏、および後奏の再生時間の中で、前記広告を表示する前記所定時間より長い前記再生時間が複数存在するとき、
前記表示決定部は、前記複数の再生時間を前記表示タイミングと決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の広告表示システム。 - 前記表示部は、
前記再生される楽曲の歌詞を表示する第1表示部と、
前記広告決定部に決定された広告を表示する第2表示部と、を含み、
前記表示制御部は、前記決定された広告を前記第2表示部に表示させる前に、前記第1表示部に前記広告の告知を表示させる
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の広告表示システム。 - 識別情報により特定される楽曲の再生に合わせて広告を表示するために処理動作を行う広告処理装置であって、
再生される楽曲の識別情報を取得する楽曲取得部と、
前記楽曲取得部により取得された識別情報が示す楽曲の再生中に歌唱されない非歌唱時間を取得する非歌唱取得部と、
所定時間で表示される広告を楽曲と対応付けて記憶する記憶部から、前記取得された識別情報が示す楽曲と対応する広告を取得する広告取得部と、
前記取得された広告の所定時間と、前記取得された非歌唱時間とに従って、前記取得された広告を楽曲の再生中に表示させる表示タイミングを決定する表示決定部と、
を備える広告処理装置。 - 識別情報により特定される楽曲の再生に合わせて広告を表示するために処理動作を行う広告処理装置のコンピュータに、
再生される楽曲の識別情報を取得する楽曲取得ステップと、
前記楽曲取得ステップにより取得された識別情報が示す楽曲の再生中に歌唱されない非歌唱時間を取得する非歌唱取得ステップと、
所定時間で表示される広告を楽曲と対応付けて記憶する記憶部から、前記識別情報に従って、前記再生される楽曲に対応する広告を取得する広告取得ステップと、
前記取得された広告の所定時間と、前記取得された非歌唱時間とに従って、前記取得された広告を楽曲の再生中に表示させる表示タイミングを決定する表示決定ステップと、
を実行させる広告処理プログラム。
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