JPH11265188A - アーティストの宣伝映像を出力するカラオケ装置 - Google Patents

アーティストの宣伝映像を出力するカラオケ装置

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JPH11265188A
JPH11265188A JP6703598A JP6703598A JPH11265188A JP H11265188 A JPH11265188 A JP H11265188A JP 6703598 A JP6703598 A JP 6703598A JP 6703598 A JP6703598 A JP 6703598A JP H11265188 A JPH11265188 A JP H11265188A
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JP
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data
artist
karaoke
music
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JP6703598A
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English (en)
Inventor
Makoto Wakamatsu
誠 若松
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Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 好みのアーティストについて最新の宣伝広告
情報を表示できるカラオケ装置を提供する。 【解決手段】 外部から前記各アーティスト宣伝データ
の供給を随時受けて宣伝データベースを更新する。演奏
予約の操作入力を受け付け、指定された楽曲のカラオケ
データの属性データに基づき宣伝データベースのリンク
データを検索する。検索されたアーティストの最新のタ
イトルを閲覧するか否かを問い合わせる案内メッセージ
を作成日時を含め映像出力する。問い合わせに対して閲
覧の要求があると、該当のアーティスト宣伝データを楽
曲の演奏の前後あるいは途中で映像出力する。各アーテ
ィスト宣伝データの閲覧の有無を利用者ごとに記録した
個人別閲覧履歴データベースを備え、利用者の個人ID
を取得してこの閲覧履歴データベースを参照し、未閲覧
のアーティスト宣伝データを閲覧要求の受付対象とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカラオケ装置に関
し、特にカラオケ伴奏音楽の演奏の前後や途中で利用者
向けのCM(宣伝広告)映像を提示するシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば特開平8−272341号に
は、カラオケ装置に関連したつぎのような広告端末装置
が開示されている。カラオケ楽曲は演歌・ポップス・ア
ニメなどのジャンルという概念で分類されている。広告
映像データもこのジャンルという概念で分類しておく。
カラオケ装置の方でたとえば「ポップス」ジャンルの楽
曲が演奏されているときに、広告端末装置においても同
じ「ポップス」ジャンルの広告映像データを選択して再
生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術では、
カラオケ装置を現に利用している人達がみずから選択し
て演奏している楽曲のジャンル分類に基づいて、それと
同一のジャンルに分類されている広告映像を適宜に流す
だけである。例として説明されているジャンル分類は演
歌・ポップス・アニメの3種類である。もちろんカラオ
ケ楽曲のジャンル分類をより細かくすることも可能であ
るが、そのことを考慮しても、カラオケ利用者にできる
だけ違和感や抵抗感の少ないであろう広告映像を選別し
て提示できるという程度の効果しか期待できない。
【0004】この発明の目的は、好みのアーティストに
ついて最新の宣伝広告情報を表示できるカラオケ装置を
提供することにある。
【0005】音楽産業から生み出される宣伝広告情報に
は、たとえば、個々のアーティストのコンサートやディ
ナーショーの開催情報・新譜発売情報・テレビ番組や映
画や舞台への出演情報・ファンクラブの入会案内やイベ
ント情報・サイン会の開催情報・婚約などのプライベー
ト情報・特集記事が掲載される雑誌の発売情報など多岐
にわたる。これらの情報は、そのアーティストのファン
にとっては潜在的に興味や関心の高い情報であると言え
るし、さらに積極的に欲している情報であることも多
い。音楽雑誌や放送などを通じて関心のあるアーティス
トの情報を求めている人達は多い。あるアーティストの
ファンがカラオケ装置を利用して歌うとき、そのアーテ
ィストの楽曲を選択することが多いというのはごく自然
である。したがって、あるカラオケ利用者がある楽曲を
リクエストして歌うとき、その楽曲のアーティストに関
連する前述のような宣伝広告の映像を流せば、宣伝広告
をする側とカラオケ利用者の双方にとって有意義であ
り、宣伝広告の効果がきわめて大きいと言える。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
観点にたってなされたもので、この発明に係るカラオケ
装置はつぎの要件(1)〜(5)を備えている。 (1)各楽曲のカラオケ伴奏音楽を音声出力するととも
に歌詞を映像出力するための一群のカラオケデータが多
数の楽曲分集約されており、各楽曲のカラオケデータに
はアーティスト名を指定した属性データが対応づけされ
ている。 (2)映像出力するためのアーティスト宣伝データが多
数のタイトル分データベース化されている。各タイトル
のアーティスト宣伝データには前記各カラオケデータの
前記属性データから結びつけられるリンクデータが付帯
している。 (3)適宜な通信回線を通じて外部から前記各アーティ
スト宣伝データの供給を随時受けて前記宣伝データベー
スを更新する。 (4)演奏予約の操作入力を受け付け、指定された楽曲
の前記カラオケデータの前記属性データに基づいて前記
宣伝データベースの前記リンクデータを検索する。検索
された該当のアーティストの最新の前記タイトルについ
て閲覧するか否かを問い合わせる案内メッセージを映像
出力する。 (5)前記問い合わせに対して前記閲覧の要求がある
と、該当のタイトルの前記アーティスト宣伝データを前
記データベースから取り出して前記楽曲の演奏の前後あ
るいは途中で映像出力する。
【0007】好ましくは、前記各アーティスト宣伝デー
タにはその作成の日付が付帯しており、この作成日を読
み取り前記案内メッセージに含めて映像出力する。
【0008】また好ましくは、前記各アーティスト宣伝
データの閲覧の有無を利用者ごとに記録した個人別閲覧
履歴データベースを備え、利用者の個人IDを取得して
この閲覧履歴データベースを参照し、未閲覧の前記アー
ティスト宣伝データを前記閲覧要求の受付対象とする。
【0009】
【発明の実施の形態】===カラオケ装置の基本的な構
成と動作=== この発明の一実施例によるカラオケ装置のシステム構成
を図1に示している。この図はカラオケ装置1のハード
ウェア構成を中心にして表現している。多数のカラオケ
装置1とホスト装置2とが電話回線3で結合されてお
り、これらによりコンピュータ・ネットワークが構成さ
れている。
【0010】カラオケ装置1の構成を中心に説明を進め
る。中央処理装置4はCPU・ROM・RAMを含んだ
コンピュータの中枢であり、このカラオケ装置1を統括
している。中央処理装置4はモデム5を介して電話回線
3に接続されてホスト装置2と通信する。ホスト装置2
からカラオケ装置1に配信されるカラオケデータの主体
は、MIDI形式データなどで表現された伴奏音楽生成デー
タと、伴奏と時間的に同期結合する歌詞描画データとで
ある。カラオケデータは楽曲単位で楽曲IDをキーとし
て管理される。ホスト装置2から配信されてきた多数の
楽曲のカラオケデータがハードディスク装置6に蓄積さ
れる。なお、ホスト装置2から配信される新しい楽曲の
カラオケデータをハードディスク装置6に蓄積するのに
加えて、古い楽曲のカラオケデータをCD−ROM化し
て提供し、そのCD−ROMをチェンジャ式CD−RO
Mプレーヤー17に装填してある。
【0011】カラオケ装置1の本体には表示器とキーボ
ードを含むユーザインターフェース用の操作パネル7が
あり、またリモコン送信器8に対応したリモコン受信器
80も付属している。操作パネル7やリモコン受信器8
0は操作制御部19を介して中央処理装置4に結合され
ており、カラオケ利用者は本体の操作パネル7またはリ
モコン送信器8により選曲などの各種操作入力を行い、
その操作内容や操作入力に対する装置の応答情報が操作
パネル7に表示される。
【0012】楽曲の再生は中央処理装置4の制御のもと
でつぎの経路で行われる。指定された楽曲IDのカラオ
ケデータをハードディスク装置6またはCD−ROMプ
レーヤー17から読み出す。伴奏音楽生成データのMIDI
データが順次シンセサイザー9に入力されてオーディオ
信号に変換され、ミキシングアンプ10を経てスピーカ
ー11から出力される。ミキシングアンプ10ではマイ
ク12からの歌唱音声信号がミキシングされる。
【0013】この音声出力と同期して、中央処理装置4
は歌詞描画データを順次文字列に変換してビデオRAM
13に書き込むとともに、歌詞文字列に曲の進行を示す
色変えの処理を加える。ビデオRAM13に作成された
ビットマップ画像データが映像制御部16により読み出
されてCRTディスプレイ15に表示される。また以上
のカラオケ演奏処理と並行して、ディスプレイ15に歌
詞の背景映像が表示される。その背景映像はCD−RO
Mプレーヤー17から再生出力され、ビデオRAM13
の歌詞画像とスーパーインポーズ合成されて映像出力さ
れる。
【0014】この実施例のカラオケ装置1はCSデジタ
ル多チャンネル放送の受信機22を備えており、放送局
20と通信衛星21による放送媒体から放送番組を受信
して利用できる。映像と音声による通常番組を受信して
ディスプレイ15とスピーカー11から出力できるだけ
でなく、データ放送番組を受信した所要のデータファイ
ルをハードディスク装置6などに保存して利用できる。
【0015】===カラオケデータベース=== 図1のプレーヤー17に装填されている数枚のCD−R
OMおよびハードディスク装置6に合計1万数千曲のカ
ラオケデータが存在し、その全体を中央処理装置4がカ
ラオケデータベースとして管理している。1曲分のカラ
オケデータのデータ形式の概念を図2に示している。前
述したように、伴奏音楽生成データの主体はMIDI形式デ
ータであり、楽曲によってはADPCM符号化されたコ
ーラスなどのデータが付属する。歌詞描画データには再
生時に伴奏の進行に合わせるためのタイミング規定デー
タが含まれる。これらがカラオケデータの本体であり、
これにヘッダーが付いている。
【0016】ヘッダーには固有の楽曲IDがキーとして
記入されている。曲名・アーチスト名(歌手名)・作曲
者・作詞者・ジャンルという既定の5項目の属性記入欄
がヘッダーにあり、各欄に該当の属性データが記入され
る。属性記入欄はこの5項目に限られるのではなく、こ
れ以外の属性を記入することができる。なお本明細書で
は楽曲IDも属性の1項目と見なす。
【0017】よく知られているように、ある楽曲のカラ
オケデータを再生するとき、伴奏音楽の冒頭部分で曲名
やアーチスト名などの属性データがディスプレイに文字
表示され、また歌詞表示の背景映像を選択するのにジャ
ンルの属性データが利用される。さらに、カラオケデー
タ群の曲目検索処理に属性データが活用される。
【0018】前述の各楽曲の属性データは、カラオケソ
フトの制作段階で該当のカラオケデータのヘッダーに所
定のデータ形式で記入する。前述の5項目の属性は、ほ
とんどの楽曲について事前に分かっている情報であり、
これらの属性データを記入してあるカラオケデータをホ
スト装置2から各カラオケ装置1に配信する。もちろ
ん、前記の5項目の属性以外にも配信前に分かっている
属性データがあれば、それも事前に記入してホスト装置
2から配信する。
【0019】===CMデータベース=== ある内容のひとまとまりのCMデータが1つのタイトル
として区分され、それらを区別する識別名のことをCM
タイトルと称し、その中身のことをCMデータと称す
る。CMデータは数十秒から数分程度の短い動画データ
であったり、数コマから数十コマ程度の静止画データで
あったりし、たとえばJPEGやMPEG形式で圧縮符
号化されたデータである。CMデータで表現される内容
は、前述した例のように、個々のアーチストのコンサー
トやディナーショーの開催情報・新譜発売情報・テレビ
番組や映画や舞台への出演情報・ファンクラブの入会案
内やイベント情報・サイン会の開催情報・婚約などのプ
ライベート情報・特集記事が掲載される雑誌の発売情報
などであり、文字情報を主体としたものが多い。新譜の
ビデオクリップなどの場合では音声情報が付帯すること
もある。
【0020】この実施例においては、ホスト装置2から
の依頼によりCSデジタル多チャンネル放送を通じてC
Mデータを各カラオケ装置1に配信する(電話回線で配
信しても良い)。CMデータの配信はたとえば1週間に
1回おこない、その週に制作された最新のCMデータ群
をまとめて配信する。カラオケ装置1では配信されるC
Mデータ群をハードディスク装置6に格納し、中央処理
装置4がそれら全体をCMデータベースとして集約して
管理する。
【0021】1タイトルのCMデータのファイル形式の
要点を図3に示している。個々のCMデータ・ファイル
はファイル名で区別される。CMデータの本体は各タイ
トルごとにデータ形式が異なる。各ファイルのヘッダー
部分にはCMデータ本体部分の形式や大きさが記入され
ている。またヘッダー部分には前述のリンクデータも記
入されている。リンクデータとは、各楽曲のカラオケデ
ータに付帯している楽曲属性データ中の楽曲ID・曲名
・アーチスト名(歌手名)・作曲者・作詞者のいずれか
に結びつけるためのデータであり、これら5項目の属性
データの中の1つ以上のデータがそのままリンクデータ
欄に記入されている。
【0022】具体例としては、カラオケ楽曲の予約番号
が「KKKK−NN」(K,Nは整数)の6桁で表現さ
れる場合、「KKKK」は歌手のIDを示すとともに
「NN」はその歌手固有の曲番号となっている。そし
て、歌手IDが「KKKK」であるCMデータのファイ
ルのリンクデータは「KKKK−00」として表す。
【0023】またヘッダー部分には有効期限の欄もあ
り、CMタイトルによってはここに期限が記入されてい
る。さらにヘッダー部分には、作成日時の欄があり、こ
こに各CMタイトルの作成の日時が記入されている。こ
の作成日時が後述する案内メッセージ中に用いられる。
【0024】中央処理装置4におけるCMデータベース
の管理システムは、各CMデータ・ファイルのヘッダー
部分の所要項目をピックアップしてCMデータ管理台帳
を作成している。その管理台帳に基づいて、CMデータ
ベースの登録・更新・追加・削除・検索・取り出しとい
った操作を行う。また各CMタイトル別に再生回数を集
計し、それをCM記録簿として管理する処理も行う。
【0025】===CMタイトルの出力動作=== CMタイトルの再生出力は楽曲の演奏処理と並列的に実
行できる。CMタイトルの再生のタイミングは該当の楽
曲の演奏の開始前や終了後とする。または、演奏中にお
ける前奏や間奏または後奏において該当のCMタイトル
を表示すれば、歌っている楽曲のアーティストのCMタ
イトルが表示されるため利用者にとって非常にタイムリ
ーである。あるいは、CMタイトルの再生出力の要求を
受け付けた直後に再生してもよい。
【0026】リクエストされた楽曲の演奏処理に伴うC
M再生の処理手順の要点を図4のフローチャートに示
す。楽曲がリクエストされると、そのIDが予約リスト
に登録された旨の応答表示を行うとともに、カラオケ演
奏処理プログラムがCMデータベースの管理台帳におけ
るリンクデータ表とを対照し、該当の楽曲に結びつけら
れているCMタイトルが存在するか否かを検索する。C
Mタイトルが存在した場合は、そのヘッダー部分におけ
る作成日時を調べて次のような案内メッセージを表示出
力する(S10→S20)。「1998.1.29発信
の歌手:○○××のCMタイトルが届いています。00
を入力すると閲覧できます。」 この案内メッセージの表示に合わせてCMタイトルを表
示出力させる操作入力を受け付ける(S20)。このと
き、案内メッセージを見た利用者がこの日付のCMタイ
トルを既に見ていて、もう見る必要がないと判断した場
合に備え、CMタイトルの表示出力をキャンセルする操
作入力を受け付ける(S30→S40)。キャンセルさ
れた場合には直ちに案内メッセージの表示を中止する。
そして、案内メッセージを表示してから数十秒の間にC
Mタイトルの表示要求が得られなかった場合には時間切
れとし、この表示出力を要求する操作入力の受付は終了
し、新たな楽曲のリクエストを待つ(S30→S40→
S50→S10)。
【0027】時間切れに至る前に、CMタイトルの表示
出力を要求する操作入力(「00」の入力)があると、
そのCMデータをハードディスク装置6から取り出して
再生の準備をする。すなわち、カラオケ伴奏音楽の再生
と同じ扱いで予約登録する。そして該当の楽曲の演奏の
前あるいは後に、準備したCMデータを再生して映像出
力する(S30→S60)。1タイトルのCMの再生を
終わったならば、カラオケ演奏処理プログラムがつぎの
予約曲の処理に進むのを待って、その楽曲について以上
の処理を最初から繰り返す(S60→S10)。
【0028】また、カラオケ楽曲の演奏予約とは別個に
CMタイトルの再生予約を行うこともできる。前述した
ように、予約番号「KKKK−00」は歌手ID「KK
KK」のCMタイトルを再生する予約番号となってい
る。つまり、楽曲演奏の予約番号と同じデータ形式であ
る。予約番号「KKKK−00」が入力されると「19
98.1.29発信の歌手:○○××のCMタイトルが
届いています。00を入力すると閲覧できます。(「予
約取り消しキー」でキャンセルできます)」と表示す
る。利用者は案内メッセージ中の発信日付を確認し、閲
覧したい場合には前述の場合と同様に「00」を入力す
る。閲覧したくなければ所定時間内に「キャンセルキ
ー」を押す。
【0029】CM再生処理プログラムは、各CMタイト
ル別に再生回数を集計し、それをCM記録簿に記入して
いく。そして、電話回線3を通じてホスト装置2と通信
する適当な機会に、カラオケ装置1で作成したCM記録
簿のデータをホスト装置2に送る。ホスト装置2は、通
信カラオケシステムに含まれる多数のカラオケ装置1か
らCM記録簿データを集信し、それらを集約して各CM
タイトルごとの利用回数を集計する。その集計結果に基
づいて、各CMタイトルの広告主に請求する宣伝広告料
金を算出したり、マーケット分析の基礎データとしてア
ーティストの人気度合いを把握できる。また、カラオケ
装置1の設置店舗に対する宣伝広告実施の報酬を算出す
ることもできる。さらにCMタイトルの表示出力を課金
制にして利用者に請求することも可能となる。
【0030】===個人IDに基づくCMタイトルの表
示案内=== カラオケ装置は、利用者の個人IDを取得して利用者ご
とにCMタイトルの閲覧履歴をデータベース化してハー
ドディスク装置6に記録しておく。この個人閲覧履歴に
は、各個人IDごとに閲覧したCMタイトルのアーティ
ストIDとそのCMタイトルの作成日時とが記録されて
いる。この履歴は各カラオケ装置ごとに固有に蓄積する
だけにとどまってもよいが、各カラオケ装置からホスト
装置に集約し、ここで整理した統一的な履歴データを各
カラオケ装置に配信してもよい。
【0031】個人IDの取得方法としては、演奏予約の
際に用いられるパーソナルリモコンからの送信データを
受信することで個人IDを得る。得られた個人IDに基
づいてCMタイトルの閲覧履歴を調べる。そして、演奏
予約した楽曲に対応したCMタイトルのうちで閲覧して
いない作成日時のものを前記の案内メッセージで表示案
内する。このことで利用者にとって常に未閲覧のCMタ
イトルを案内できる。利用者は未閲覧か否かについて判
断に迷うことなく単に未閲覧のCMタイトルを見るか否
かを判断するだけで済む。利用者にとっては特に必要の
ない限り閲覧済みのものを再度見なくて済み、カラオケ
装置を無駄なく有効に稼働できる。
【0032】===その他=== (ア)楽曲に対応づけられたCMタイトルの内容として
は、歌手以外に作曲者や作詞者および編曲者など該当の
楽曲の制作に関連したアーティストも取り上げられる。
【0033】(イ)CMタイトルの表示案内を行う案内
メッセージにおいて、作成日時だけでなくその内容を端
的に表す見出し情報をCMタイトルに付帯させても良
い。例えば「新譜ビデオクリップ」などを案内メッセー
ジ中に表示できるようにすれば、内容によって見たいも
のかどうかを利用者は判断できる。
【0034】(ウ)歌詞と背景映像を流すディスプレイ
と異なるディスプレイを使ってCMを映像出力する構成
であれば、楽曲の演奏中に同時に密接に関連したCMを
比較的長い時間流すことができる。
【0035】
【発明の効果】あるアーチストのファンがカラオケ装置
を利用して歌うとき、そのアーチストの楽曲を選択する
ことが多いというのはごく自然である。したがって、あ
るカラオケ利用者がある楽曲をリクエストして歌うと
き、その楽曲のアーチストに関連する前述のような宣伝
広告の映像を流せば、宣伝広告をする側とカラオケ利用
者の双方にとって有意義であり、宣伝広告の効果がきわ
めて大きいと言える。この発明のカラオケ装置によれ
ば、カラオケに採用される楽曲やアーチストをつぎつぎ
と生み出している音楽産業の側から生じる大量の宣伝広
告情報(アーティスト宣伝データ)と、音楽産業が生み
出す商品の消費者であるカラオケ利用者とを、カラオケ
装置を介在して個別的かつ効果的に結びつけることがで
きる。
【0036】演奏予約した楽曲に関連するアーティスト
について最新の宣伝広告情報を映像出力できる。このた
め、ジャンルが同じだからと言って特に見たくもない宣
伝広告を見させられたり、好みのアーティストの宣伝広
告であっても既に見たものを再度見るはめになるといっ
た不具合を解消できる。そして、見たくもない宣伝広告
を表示する無駄な時間を省けるためカラオケ装置に本来
の演奏動作をなるべく行わせることができ、稼働効率が
上がる。
【0037】また、各宣伝広告の作成日を案内メッセー
ジに含めて表示すれば、その作成日に基づき既に見たか
どうかを確認した上で利用者は閲覧要求を行える。各宣
伝広告の閲覧の有無を利用者ごとに記録しておくように
すれば、各利用者にとって未閲覧の宣伝広告のみを閲覧
要求の受付対象とでき、無駄な案内メッセージや宣伝広
告の表示動作がさらに省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるカラオケ装置の概略
構成図である。
【図2】同上実施例におけるカラオケデータのデータ形
式の概念図である。
【図3】同上実施例におけるCMデータ・ファイルのデ
ータ形式の概念図である。
【図4】同上実施例におけるCM再生処理プログラムの
要点を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カラオケ装置 2 ホスト装置 3 電話回線 4 中央処理装置 5 モデム 6 ハードディスク装置 7 操作パネル 8 リモコン送信器 9 シンセサイザー 10 ミキシングアンプ 11 スピーカー 12 マイク 13 ビデオRAM 15 CRTディスプレイ 16 映像制御部 17 CD−ROMプレーヤー 19 操作制御部 80 リモコン受信器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの要件(1)〜(5)を備えるカラ
    オケ装置。 (1)各楽曲のカラオケ伴奏音楽を音声出力するととも
    に歌詞を映像出力するための一群のカラオケデータが多
    数の楽曲分集約されており、各楽曲のカラオケデータに
    はアーティスト名を指定した属性データが対応づけされ
    ている。 (2)映像出力するためのアーティスト宣伝データが多
    数のタイトル分データベース化されている。各タイトル
    のアーティスト宣伝データには前記各カラオケデータの
    前記属性データから結びつけられるリンクデータが付帯
    している。 (3)適宜な通信回線を通じて外部から前記各アーティ
    スト宣伝データの供給を随時受けて前記宣伝データベー
    スを更新する。 (4)演奏予約の操作入力を受け付け、指定された楽曲
    の前記カラオケデータの前記属性データに基づいて前記
    宣伝データベースの前記リンクデータを検索する。検索
    された該当のアーティストの最新の前記タイトルについ
    て閲覧するか否かを問い合わせる案内メッセージを映像
    出力する。 (5)前記問い合わせに対して前記閲覧の要求がある
    と、該当のタイトルの前記アーティスト宣伝データを前
    記データベースから取り出して前記楽曲の演奏の前後あ
    るいは途中で映像出力する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラオケ装置であっ
    て、前記各アーティスト宣伝データにはその作成の日付
    が付帯しており、この作成日を読み取り前記案内メッセ
    ージに含めて映像出力する。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のカラオケ装置
    であって、前記各アーティスト宣伝データの閲覧の有無
    を利用者ごとに記録した個人別閲覧履歴データベースを
    備え、利用者の個人IDを取得してこの閲覧履歴データ
    ベースを参照し、未閲覧の前記アーティスト宣伝データ
    を前記閲覧要求の受付対象とする。
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