JP3104628B2 - 情報提供システム、情報提供端末装置及び情報提供センタ装置 - Google Patents

情報提供システム、情報提供端末装置及び情報提供センタ装置

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JP3104628B2
JP3104628B2 JP08287600A JP28760096A JP3104628B2 JP 3104628 B2 JP3104628 B2 JP 3104628B2 JP 08287600 A JP08287600 A JP 08287600A JP 28760096 A JP28760096 A JP 28760096A JP 3104628 B2 JP3104628 B2 JP 3104628B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号が記
録された媒体を用いた情報提供ネットワーク装置に係
り、特に、単体で再生されることを前提に作成されたデ
ジタル信号記録・再生媒体に関連する情報をネットワー
クを介して提供する情報提供システム、情報提供端末装
置及び情報提供センタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、CD(コンパクトディスク)
など、デジタル信号により主情報が記録されている媒体
(メディア)では、主情報に対する補助的な情報も同一
媒体上に記録されていた。この例としては、オーディオ
CDに対して補助記録領域(サブコード)に歌詞・グラフ
ィック情報を記録したCDグラフィックス、同じくオー
ディオCDのサブコードにMIDI(Musical Instrument Di
gital Interface)を記録したCD+MIDI、オーディオCD
の一部にCD-ROM情報を記録したエクステンデッドCDな
どがある。これらのパッケージメディアは一般的に、制
作に関するコストを下げるために一度に大量の媒体をプ
レスする必要が有り、一度プレスした在庫がなくなるま
では、新しいディスクを作成することはない。したがっ
て、一旦媒体を作成してしまうと、新たな補助的情報内
容を付加した媒体を新規に作成することは、極めて困難
であり、特に、最新の(アップデートな)情報を付加す
ることは、事実上できなかった。
【0003】また、実際に媒体を制作して使用者の手元
に届くまでには、マスターデータができあがってからマ
スターを製作し、このマスターによって量産プレスした
後、データチェックを行って出荷し、流通業者を通して
CDショップで販売された後にユーザの手元に届くの
で、ある程度時間がかかり、CDに記録された情報は発
売時点で既に古い情報になっていた。このため、時間が
経つと不要となる情報は記録できなかった。さらに、コ
ンサートのチケットの売れ残り状況など、日々刻々と変
化する情報もCDの補助記憶領域に記録することでは対
応できなかった。
【0004】一方、インターネットでは、さまざまな最
新情報を取り出すことができるが、自分の欲しい情報を
引き出すには、コンピュータなどのキーボードを操作し
て、専用のブラウザ(インターネット専用通信ソフト)
を用い、URL(Uniform Resource Locator)と呼ばれる
情報のありかを示すアドレス(例えばhttp://www.jvc-vi
ctor.co.jpなど)を入力しなければならず、また、ほか
にもマウスなどを使って常にディスプレイの前に座って
操作しなければならないなど、ユーザにとっては使い勝
手の悪いものであった。
【0005】すなわち、検索エンジンを用いて(URL
を検索することができる場所にアクセスして)検索を行
ったり、雑誌その他で好きな情報が載っているサイト
(情報が蓄積されているコンピュータ,サーバ)のUR
Lを探して入力するなど、複雑な操作を行わないと、欲
しい情報を得ることができなかった。したがって、テレ
ビを見るときのように寝転がりながら簡単な操作だけで
自分の好きな情報を選択して享受することはできなかっ
た。
【0006】さらに、インターネットでハイクォリティ
の音声を伝送するには、現状の通信回線の環境では膨大
な時間が必要であり、インターネットでCDやDVDに匹敵
する容量のデータを得るには、待時間が非常に長い上
に、接続時間が長くなることにより接続費用も膨大とな
っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】CDはパッケージメデ
ィアのメリットとしてサンプリング周波数44.1kHzで16
ビットリニアのハイクォリティな音響情報を蓄積できる
上、即座に再生が可能であり、持ち運びも容易にできる
という利点がある反面、最新の情報や時間が経つと不要
となる情報は記録できなかった。
【0008】また、コンサートのチケットの売れ残り状
況など、刻一刻と変化する情報もCDの補助記憶領域に
記録することはできなかった。一方、インターネットで
は、さまざまな最新情報を取り出すことができるが、常
にディスプレイの前に座って複雑な操作をしなければな
らないなど、ユーザにとっては使い勝手の悪いものであ
った。
【0009】さらに、インターネットでハイクォリティ
の音声を伝送するには、現状の通信回線の環境では、待
時間が非常に長くなる上に接続費用も膨大となり、実際
には困難であった。そこで本発明は、大容量の情報を記
録することができる媒体と即時性に利点を発揮する通信
による情報入手を組み合わせることにより、誰でも簡単
に好きな情報を入手することのできる情報提供システム
を提供することを目的とする。
【0010】また、既に販売されているCDやこれから
販売されるCDやDVDなど、単体で再生されることを
前提とした媒体を利用して、これらの媒体に記録されて
いる情報に関連する最新情報や補助情報などを簡単な操
作で提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、以下の情報提供システム、情報提供端末
装置、情報提供センタ装置を提供しようとするものであ
る。
【0012】デジタル信号によって情報が記録された媒
体に予め記録されている、前記情報を特定するための固
有のコードを前記媒体から読み取って、前記固有のコー
ドから得られる識別信号を出力する情報提供端末装置
と、前記情報提供端末装置から供給される前記識別信号
に応じて前記媒体に記録されている情報に関連する関連
情報を前記情報提供端末装置に対して出力する情報提供
センタ装置とからなる情報提供システム。
【0013】デジタル信号によって情報が記録された媒
体を再生すると共に、前記媒体に予め記録されている、
前記情報を特定するための固有のコードを前記媒体から
読み取って、前記固有のコードから得られる識別信号を
出力し、この識別信号に対応して供給される前記情報に
関連する関連情報を再生することを特徴とする情報提供
端末装置。
【0014】情報提供端末装置側で再生される媒体にデ
ジタル信号によって記録された情報に関連する関連情報
を識別信号によって判別可能な状態で蓄積し、前記識別
信号を出力した前記情報提供端末装置に対して、前記識
別信号に対応した前記関連情報を出力することを特徴と
する情報提供センタ装置。
【0015】デジタル信号によって情報が記録された媒
体を再生するデジタル信号再生手段と、前記媒体に予め
記録されている、前記情報を特定するための固有のコー
ドを前記媒体から読み取って、前記固有のコードから得
られる識別信号を出力する識別信号出力手段と、前記識
別信号に対応して外部から供給される前記情報に関連す
る関連情報を再生する関連情報再生手段とを備えたこと
を特徴とする情報提供端末装置、及び、情報提供端末装
置側で再生される媒体にデジタル信号によって記録され
た情報に関連する関連情報を識別信号によって判別可能
な状態で蓄積する蓄積手段と、前記識別信号を出力した
前記情報提供端末装置に対して、前記識別信号に対応し
た前記関連情報を出力する関連情報出力手段とを備えた
ことを特徴とする情報提供センタ装置。
【0016】複数の小情報によって構成されている情報
群がデジタル信号によって記録された媒体に予め記録さ
れている、前記情報群を特定するための固有のコードを
前記媒体から読み取って、前記固有のコードから得られ
る識別信号を出力すると共に、前記複数の小情報の中か
ら選択された小情報の内容を特定するための特定信号を
前記媒体から得て出力する情報提供端末装置と、前記情
報提供端末装置から供給される前記識別信号に応じて、
前記情報群に関連する第一の関連情報を、前記情報提供
端末装置に対して出力すると共に、前記情報提供端末装
置から供給される前記特定信号に応じて、前記小情報に
関連する第二の関連情報を前記情報提供端末装置に対し
て出力する情報提供センタ装置とからなる情報提供シス
テム。
【0017】複数の小情報によって構成されている情報
群がデジタル信号によって記録された媒体に予め記録さ
れている、前記情報群を特定するための固有のコードを
前記媒体から読み取って、前記固有のコードから得られ
る識別信号を出力すると共に、前記複数の小情報の中か
ら選択された小情報の内容を特定するための特定信号を
前記媒体から得て出力し、この識別信号及び特定信号に
対応して外部から前記情報に関連する第一の関連情報及
び前記小情報に関連する第二の関連情報が供給されるこ
とを特徴とする情報提供端末装置。
【0018】情報提供端末装置側で再生される媒体にデ
ジタル信号によって記録された情報群に関連する第一の
関連情報を、識別信号によって判別可能な状態で蓄積
し、前記情報群を構成する複数の小情報にそれぞれ各別
に関連する第二の関連情報を特定信号によって判別可能
な状態で蓄積し、前記識別信号及び特定信号を出力した
前記情報提供端末装置に対して、前記識別信号に対応し
た前記第一の関連情報及び前記特定信号に対応した前記
第二の関連情報を出力することを特徴とする情報提供セ
ンタ装置。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、既に販売されているC
Dやこれから販売されるCDやDVDなどを再生すると
共に、これらの媒体に記録されている情報に関連する最
新情報や補助情報などをネットワークを介して簡単な操
作で入手することができる情報提供システムである。
【0020】まず、本発明の情報提供システム、情報提
供端末装置及び情報提供センタ装置の一実施例を図面と
共に説明する。図1は、本発明の情報提供システムの一
実施例を示す構成図である。同図において、デジタル信
号で情報が記録された媒体1がデジタル信号再生装置
(デジタル信号再生手段)2に装着されると、デジタル
信号再生装置2は、媒体1に記録されているデジタル信
号のうち補助領域に記録されている信号を読み出して、
信号出力装置(識別信号出力手段)3に出力する。な
お、デジタル信号再生装置2と信号出力装置3とで情報
提供端末装置4を構成している。
【0021】信号出力装置3では、信号処理部3a(関
連情報再生手段)において、デジタル信号再生装置2か
ら供給される信号から媒体のタイトルに固有のコードを
読み出して、このタイトルに固有のコードの内容が識別
できる識別信号を生成して、ネットワーク接続部3cに
出力する。なお、識別信号として、タイトルに固有のコ
ードをそのまま利用しても良い。
【0022】ネットワーク接続部3cでは、識別信号を
ネットワーク6に送信するのに最適な形態に変換し、情
報提供サーバ(情報提供センタ装置)5のアドレスや情
報提供端末装置4のアドレスなどを付加してからネット
ワーク6に出力する。情報提供サーバ5のデータベース
(蓄積手段)5bは、識別信号ごとに関連情報を蓄積し
ている。この関連情報は、媒体1にデジタル信号で記録
された情報の内容に対応したものであり、適宜内容が更
新される。そして、識別信号により、媒体1の情報内容
に関連する関連情報を取り出すことができる。
【0023】さて、ネットワーク6を介して情報提供サ
ーバ5に供給される信号は、接続部(関連情報出力手
段)5aによりアドレスなどが除去されて、識別信号の
みがデータベース5bに供給され、この識別信号に対応
する関連情報が取り出される。そして、接続部5aにて
情報提供端末装置4のアドレスなどが付加されて、ネッ
トワーク6に出力される。
【0024】このネットワーク6に出力された信号は、
識別信号を出力した情報提供端末装置4にて受信され、
ネットワーク接続部3cを介して信号処理部3aに供給
される。信号処理部3aでは、供給された関連情報を再
生し、ディスプレイなどの表示部3bに出力して表示す
る。そして、媒体1にタイトルに固有のコードが記録さ
れていない場合には、媒体1にデジタル信号で記録され
ている情報を検索し、個々の情報毎に記録された固有の
記録コード(例えば後述するCDの曲構成データなど)に
より、識別番号を生成する。この場合も、記録コードそ
のものを識別番号としても良い。
【0025】さらに、媒体1にタイトルに固有のコード
と記録コードのいずれも記録されていない場合には、媒
体1にデジタル信号で記録された個々の情報番号と記録
位置情報の両方またはいずれか一方から、識別信号を生
成する。この情報番号と記録位置情報は、情報が記録さ
れている以上必ず存在する情報である。
【0026】しかし、この情報番号と記録位置情報とが
両方共、全く同一の媒体1が複数存在する場合には、こ
の方法では媒体1に記録されている情報の種類を特定す
ることができないので、この場合には、媒体1の情報内
容を解析して媒体1に記録されている情報の内容そのも
のから、識別信号を生成する。このことにより、現在市
販されているCDやCD-ROM等やこれから販売される新たな
媒体でも、どのような情報が記録されている媒体である
かを判別することができる。
【0027】また、上記した一連の動作を媒体1が装着
または再生されたときに自動的に行うことにより、使用
者には全く負担を掛けずに、情報提供サーバ5から供給
される関連情報を媒体1に記録されている情報と何ら区
別することなく再生することができる。
【0028】そして、情報提供端末装置4において、媒
体1に記録された複数の情報のうち特定の選択された情
報を再生する際に、選択された情報の内容を特定する特
定信号を出力して、情報提供サーバ5から特定信号の示
す情報内容に関連する関連情報を供給してもらい、再生
することもできる。この場合、識別信号により、媒体に
記録されている情報内容が既に特定されているので、そ
の情報のうちどれが選択されたかを示す情報番号や記録
位置情報の両方またはいずれか一方を特定信号とすれば
良い。そして、この場合には、個々の情報に合致した関
連情報を提供することができる。
【0029】
【実施例】以下、図1を参照しながら本願発明の具体的
な構成例について説明する。デジタル信号で情報が記録
されている媒体1としては、CD、CD-ROM、CD-I、Video-
CD、CD-Graphics、CD+MIDI、CD Extended、 W-CD(CD Wr
ite Once)、 Erasable CD(再書き込み可能なCD)、M
O、Floppy Disc、DVD、MD、DAT(Digital Audio tap
e)、レーザディスク、D-VHS(デジタルVHS(登録商
標))、DVC(DigitalVideo Cassette tape)など、デジ
タル信号で付加情報を書き込める媒体であれば何でも良
い。
【0030】なお、ここでいう付加情報とは、その媒体
あるいは媒体に記録されている一つひとつのコンテンツ
(情報)の内容を特定することができる情報(データ)
であれば何でも良く、例えば商品コード、カタログナン
バー、作品タイトル、曲名、アーティスト名、歌詞、音
声波形データ、映像データ、制作・販売会社名、総曲
数、総演奏時間、個々の演奏時間、ISRC(International
Standard Recording Code)などがある。
【0031】また、デジタル信号再生装置2と信号出力
装置3との組み合わせである情報提供端末装置4のハー
ドウエア形態としては、モデムを内蔵したCDプレーヤ、
ラジカセ、電話機、ミニコンポ、ゲームマシンなどの機
器およびこれに接続するTV等のディスプレイ機器、液
晶ディスプレイを内蔵した上記のような機器、あるいは
CDドライブとPDA(Personal Digital Assistant)とを
組み合わせたような携帯用情報端末機器等が考えられ
る。また、TVにCDプレーヤとモデムを内蔵してもよい
し、CD-ROMドライブとパソコンの組合せでも良い。そし
て、ソフトの形態としてはCD-ROMドライブを利用したア
プリケーションソフトとして構成してもよい。
【0032】ネットワーク6としては、インターネット
やBBSのような商用パソコン通信、ケーブルTV網等が考
えられる。また、TVの垂直走査期間のブランキング時間
にデータ(関連情報)を送り、上り回線(識別信号)に
電話回線を用いるインターキャストと呼ばれる方式でも
よい。関連情報の送信には衛星放送や通信衛星を用いて
もよい。本発明のシステムは基本的に上り情報(識別信
号)は、それほどデータ量は多くないから、一般電話回
線で十分である。下り回線(関連情報)は回線の転送容
量に応じて提供する情報量を変化させてもよい。
【0033】例えば上りも下りも一般公衆回線であれ
ば、現在のところ最大でも28.8kbpsであるから、関連情
報として、動画などの情報量の大きい情報の提供を避け
るように設定することも可能であるし、先ずは文字情報
を送ってこれを表示し、その間に動画情報を蓄積させる
ようにしてもよい。また、関連情報の送信方法として
は、FM放送のデータ転送など、地上波であるラジオ、TV
電波を利用してもよい。この場合も電話回線等の上り回
線が識別信号を送るために別途必要である。上り及び下
り回線としてはPHSや携帯電話網も利用可能である。す
なわち、ネットワーク6としては、デジタル双方向通信
が可能な方法であれば転送レートに関係なく、何であっ
ても良い。さらに、家庭内にある情報蓄積装置(図示せ
ず)から家庭内LANを通して情報を表示させてもよく、
ポイントキャストネットワークと呼ばれる新しい形態の
ネットワークでも良い。
【0034】また、このネットワーク6への接続は、例
えばダイヤルアップで電話線によってネットワーク6に
接続するようなネットワーク環境の場合には自動的にダ
イアルする。この電話回線による接続の場合には、例え
ば一般公衆回線ならモデム、例えばISDN回線ならDSU(Di
gital Service Unit)およびTA(Terminal Adapter)など
を用いて接続する。なお、ネットワーク接続部3cが既
にイーサネット(Ethernet)などのネットワーク6に接
続されている場合には、ネットワーク接続のための手順
は不要である。
【0035】次に、本発明の情報提供システム、情報提
供端末装置及び情報提供センタ装置の一実施例を図面と
共に説明する。図2に示す本実施例ではデジタル信号で
情報が記録された媒体1として、CD(コンパクトディス
ク)11を用い、CDが再生可能なプレーヤ12と信号出
力装置のうち表示部を除いた部分を一体にした情報提供
端末装置14を使用した場合について説明を行う。
【0036】なお、プレーヤ12はCD11を再生する
プレーヤであるので、CDの再生ができる再生装置であ
れば何でも良いが、通常は、CDプレーヤやCD-ROMドライ
ブが用いられる。もちろんCDを再生できるレーザーディ
スクプレーヤやPDドライブのような装置でも良い。CD1
1の場合は、情報内容を特定するためにサブコード情報
を使用する。
【0037】まず、関連情報を入手したいCD11をプレ
ーヤ12に挿入すると、プレーヤ12のピックアップ2
1によってCD11のサブコード情報(TOC(Table of Con
tents))がピックアップ再生信号として読み出され、CD
11がマウントされる。そして、CD信号復調回路22
によって復調され、信号処理部13aのCPU(中央処
理装置)23に供給される。
【0038】そして、CD11のTOCにカタログナンバ
ー(メディアカタログ番号、タイトルに固有のコード)
が記録されていれば、識別信号としてこのメディアカタ
ログ番号を使用し、メディアカタログ番号がなければ、
ISRC(=International Standard Recording Code)を
識別信号としてCD11の情報内容を特定し、モデム13
cを介してネットワーク16に出力する。このときモデ
ム13cでは、識別信号が供給されると、まず、ネット
ワーク16に接続されているかどうかを確認し、接続さ
れていない場合には、自動的にネットワーク16への接
続を行う。
【0039】ネットワーク16の先には、情報提供サー
バ5(図1参照)が接続されており、情報提供サーバ5
では、ネットワーク16を介して情報提供端末装置4よ
り供給された識別信号をもとに、データベース(蓄積手
段)5bの検索を行う。このデータベース5bには、例
えばCDの場合には、カタログナンバー(ディスク(タイト
ル)単位での識別)やISRC(曲単位での識別)などで検索可
能な状態でCDタイトルや曲毎の情報などの関連情報が蓄
積されている。
【0040】そして、この関連情報は、識別信号を出力
した情報提供端末14に対して、ネットワーク16を介
して出力される。そして、情報提供端末14はモデム1
3cを介して関連情報が供給されると、CPU23にて
関連情報の種類を判別し、映像データである場合には、
映像信号生成部24にそのデータを出力して映像信号を
生成し、ディスプレイ13bに供給された関連情報を表
示する。
【0041】同時に、CD11を再生し、ピックアップ
21にてピックアップ再生信号として読み出される情報
内容をCD復調回路22にて復調し、D/A変換回路2
6でアナログ信号に変換して、オーディオアンプ17に
出力する。そして、オーディオアンプ17で音声信号を
増幅して、スピーカ18a,18bから音響信号を出力さ
せる。
【0042】なお、この実施例では、情報提供サーバ5
から供給される関連情報が映像情報である場合の例につ
いて示しているが、情報提供サーバ5からの関連情報は
これに限らず、照明やロボットなどの機器制御信号、音
声情報、ファイルデータ等、デジタル化される情報であ
れば何でも良い。
【0043】ここで、識別信号や特定信号として用いら
れるCDのカタログナンバー(タイトルに固有のコー
ド)、ISRC(記録コード)、CDのサブコードについて
説明する。
【0044】* カタログナンバーについて:CDの規格上
ではCatalog Numberと呼ばれ、一枚のCDに対して一つ
存在するものであり、同じカタログ番号を持つCDは必ず
同じ情報内容を有している。内容は俗にいうPOS(Poi
nt On Sales)コードで、日本国内ではJAN Codeといい、
13桁の数字コードが用いられている。このコードはCD制
作側がタイトル名やアーティスト名とともに管理してい
る。先頭の2桁は必ず49(国別コード)、次の2桁はAVソフ
トの場合は88が来る。次の3桁は各制作会社毎に通産省
で申請してもらうメーカコードで、残りの6桁が各CD
固有の番号となる(ただし最後の1桁はデータ読取エラー
検出のためのチェックサム(checksum)である)。な
お、国別コードは新たに45も設定され、最近タイトル数
の多いメーカや新たなる制作会社ではこのコードを使用
している。
【0045】* ISRC について:CDの曲単位でサブコ
ードに入れてある曲別のコードのことである。記録する
場合は通常各曲の最初に(曲番号が変わったら直ちに)記
録する。先頭の5文字分(I1〜I5)の英数字は6ビットの
Octalで表現され、最初の2文字が国番号、次の3文字
が発行者をあらわしている。後の7文字分(I6〜I12)は
4ビットのBCDで表現されており、前半の2文字は年度を
あらわし、後の5文字は固有の歌コードをあらわしてい
る。
【0046】* CDのサブコードについて CDにはサブコードと呼ばれる情報記録領域がある。C
Dのサブコードは1フレームにつき8ビットで構成され、
これらのビットは先頭から順にP、Q、R、S、T、
U、V、Wという記号が付される。P及びQビットは、
図3に示すように、フレーム2から97までの96ビットで一
つの情報を表す。これらの情報はそれぞれChannel P及
びChannel Qと呼ばれる。Channel Pには曲間を表すフラ
グ(曲間符号)が記録される。Channel Qには時間情報
が記録されるが、詳細は後述する。
【0047】後半のR〜Wの6ビットは96フレームをさら
に4つに分け、PACKと呼ばれる単位で情報を記述し
ている。図3の下半分に、このPACKのフォーマット
の詳細を示している。カラオケなどで用いられるCDグ
ラフィックスや、CD+MIDIなどのデータはこのPACK
形式を用いて記録されている。
【0048】CDはプレーヤに挿入されると、まずTOC
(Table of Contents)情報が読み込まれる。プレーヤは
この情報より、挿入されたCDディスクの総曲数、トー
タルの演奏時間などを算出し、プレーヤのLCDディス
プレイなどに表示する。この情報はCDのリードイン領
域のChannel Qに記録されている。このChannel Qは3つ
のモードを有している。Mode-1はリードイン領域では、
各曲の開始タイムコード(分、秒、フレーム)や1曲目の
曲番号、最終曲の曲番号リードアウトの開始タイムコー
ドが記述され、music領域及びリードアウト領域では現
在再生している曲番号、現在のタイムコードが記録され
る。Mode-2ではカタログナンバが記述される。Mode-3は
ISRCのコードが記述されている。
【0049】以上説明したように、市販されているCD
には、サブコード領域にカタログナンバー、ISRC等が記
録されており、これらの情報を利用することにより、C
Dに記録されている情報内容(コンテンツ)を特定する
ことは可能であることが分かる。
【0050】次に、CDのタイトル(情報内容)を特定す
る方法について図2に示す構成図と図5に示すフローチ
ャートとを参照しながら説明する。図2に示す実施例で
は、デジタル信号再生装置であるCDプレーヤ12と信
号出力装置の一部とが一体となった情報提供端末装置1
4の場合を示している。また、図5に示すフローチャー
トは、情報提供端末装置4側と情報提供サーバ5側の処
理フローの第1の実施例を示している。
【0051】情報提供端末装置14のプレーヤ12にCD
11が挿入されると、ピックアップ21によりCD11の
リードイン領域のチャンネルQデータが読み込まれ(ス
テップ33)、情報提供サーバ5(図1参照)へ送信す
るためのファイル(識別信号)を作成する。このファイ
ルをファイルAとする(ステップ34)。このファイル
Aの内容を図6(A)に示す。ファイルAに書かれる最
初のデータはCTRLであり、ここにはチャンネルQの先頭
4ビットの値が記述される(CTRLの各ビットの意味につ
いては説明を省略する)。次に、52ビットのカタログ
ナンバーが記述される。CD11にはチャンネルQのM
ODE-2を用いてカタログナンバーが記録されている。
プレーヤ12がCD11のリードイン領域を読むとき
に、同じ領域にMODE-2を用いて記述されたカタログ
ナンバーがあれば、ファイルAのここの部分に記述す
る。カタログナンバーが記述されていない場合は、CD
11上には通常オール0の値が記録されているので、52
ビット全てを0にしておく。
【0052】その次にファイルAに記述されるのが、曲
構成データである。CD11には、チャンネルQのMode
-1を用いて曲構成データが記録されている。先ほどのカ
タログナンバーは必ずしも全てのCDに記録されている
わけではないが、この曲構成は必ず記録されており、こ
れがないと通常の再生プレーヤはCDをマウントしない
(その場合はイジェクトしてしまうものが多い)。曲構
成データの具体的な内容についても説明は省略するが、
この内容は、CD11上にPOINT = 01,01,01,02,02,02,
03,03,03,...... A2,A2,A2の形式でそれぞれ同じPOINT
の内容が3回ずつ繰り返されて記録されており、ファイ
ルAにはこの一回分のみを記述する。
【0053】また、CD11のリードイン領域では、POIN
Tが01からA2までが一通り記録された後、同じ内容がPOI
NTが01からA2まで繰り返し記録されている。これは一度
では読めなかった場合に次の繰り返しを読むために多重
書きされているものである。ファイルAには、POINTが0
1からA2まで一通り読めた時点で、1回分の内容のみを記
述する。ファイルAの最後に付加されているデータ選択
情報は、ユーザが情報提供端末装置14で取り出したい
関連情報の内容を指定するための項目情報である。これ
は、同じタイトルのCD11に関しても、例えばコンサ
ート情報を知りたいのか、歌詞を表示させたいのかなど
ユーザや状況などにより個々の要求項目は異なってく
る。そこで、ユーザが何も操作しなくてもディスプレイ
13b上に関連情報を表示できるようにするために、ユ
ーザからの情報選択リクエストデータエリア(データ選
択情報エリア)を設けている。もちろん、分類するほど
の情報量ではなかったり、ユーザが自分でインタラクテ
ィブに好きな情報を選ぶようなシステムにした場合に
は、このデータ選択情報はなくてもよい。
【0054】このようにして、ファイルAが作成された
後、このファイルAは情報提供サーバ5に送信される。
情報提供サーバ5では、ファイルAが送られるとまず、
CD11のタイトルの特定を行う作業に入る(ステップ5
2)。カタログナンバーがCD11に記述されている場
合は、カタログナンバーはCD11のタイトルと1体1の
関係にあるので、すぐに所定の情報提供を行うことがで
きる。ところが、市販のCD11にはこの番号が記録さ
れていないものが多数ある。この場合カタログナンバー
からはタイトルを特定することができないので、ファイ
ルAに記述された他の情報を用いる。すなわち、ファイ
ルAカタログナンバーが全て0の場合には、カタログナ
ンバーがCD11に記録されていなかったと判断し、前
述の曲構成データを用いて特定作業を行う。曲構成デー
タの内容は、各曲の開始時間などの情報であるが、必ず
しもタイトルと1対1の関係にはないので、もしこの内容
が全く同じCD11があった場合にはさらに、CONTROL
情報を用いて比較する。たいていのCDはこれで特定で
きるが、もし同一内容のCDタイトルが2つ以上あった
場合には、この段階では特定不能と判断し(ステップ5
2→No)、更に詳しい情報としてファイルBの送信を情
報提供端末装置14側に要求する(ステップ53)。こ
の段階で特定できた場合には(ステップ52→Yes)、
タイトルが確定したという情報を情報提供端末装置14
側へ送信し(ステップ60)、タイトル特定作業を終了
する(ステップ41)。
【0055】また、逆にファイルAの曲構成データに該
当するものがデータベース上に一つもない場合もある。
その場合には(ステップ52→該当情報なし)、該当情
報がない旨情報提供端末装置14側へ送信し(ステップ
54)、情報提供端末装置14側で、該当情報が存在し
ない旨の表示などのエラー表示を行い(ステップ4
0)、タイトル特定作業を終了する(ステップ41)。
【0056】情報提供サーバ5からファイルBが要求さ
れた場合には、情報提供端末装置14側でファイルBを
作成する(ステップ36)。このファイルBにはタイト
ルを特定する方法として前述のISRCを記述する。図
6(B)にそのファイル内容を示す。ISRCはCDの
リードイン領域ではなく、各曲の先頭部分に記述されて
いるので、1曲ずつCDをスキャンして読み取る必要が
ある。これはかなり読取時間を要するので、通常はファ
イルAのみを送るだけで特定させる。つまり、ファイル
Aでは特定できなかったときにのみ、各曲の先頭をプレ
ーヤ側でスキャンして読み込んでいき、ファイルBを作
成し、送信する(ステップ37)。ファイルBは必ずし
も全曲分が読み出されてから送らなくとも良く、1曲ず
つ情報提供サーバ5に送信しても良い。また、もし1曲
目にISRCが記録されていなかった場合に、2曲目以降に
記録されている可能性は低いので、1曲目に記録されて
いなかった段階で、次のファイルCの作成、送信ステッ
プに移ってもよい。
【0057】また、以上の説明ではファイルAが特定で
きないことが分かってからファイルBの作成に移ってい
るが、その間は端末が確定結果が出るまで待つ事にな
る。もし確定しなかった場合、ユーザはさらにファイル
Bの作成に要する時間だけ待たされる。この待ち時間を
減らすためにファイルAの特定作業を情報提供サーバ5
側が行っている間に、ファイルBの作成作業を情報提供
端末装置14側で開始してもよい。この場合のフローは
図5に示すようになるがこれはあとで説明する。
【0058】ファイルBはファイルAと同様に情報提供
サーバ5側に送信され、情報提供サーバ5側でこのファ
イルBによってタイトルが特定されれば(ステップ55
→Yes)、タイトルが確定したという情報を情報提供端
末装置14側へ送信し(ステップ60)、タイトル特定
作業を終了する(ステップ41)。ここで、ISRCも記録
されていない場合には、ファイルBでタイトルを特定す
ることができないので(ステップ55→No)、更に詳し
い情報としてファイルC送信を情報提供端末装置14側
に要求する(ステップ56)。
【0059】情報提供端末装置14はファイルCを作成
し(ステップ38)、情報提供サーバ5側に送信する
(ステップ39)。ファイルCの内容は、図6(C)に
示すように、曲データそのものの先頭部分の値である。
各曲毎に、左右両チャンネル分のオーディオ波形データ
の先頭の無音部分を取り除いて、それぞれ数十サンプル
程度をサンプリングしたデータを、フレーム単位で記述
した無音部分の長さと共にファイルCとして送信する。
これも、1曲目の波形データで確定できる確率が高いこ
とから、待ち時間を減らすためにまず、1曲目に関して
先頭部分の波形データ及び無音部分の長さのデータを情
報提供サーバ5側に送り、もしもそれでも特定できない
場合には、さらに2曲目、3曲目について同様に先頭部分
の波形データ及び無音部分の長さのデータを情報提供サ
ーバ5側に送るようにしてもよい。ファイルCは曲のデ
ータそのものなので、このファイルCにより情報提供サ
ーバ5に蓄積してある全タイトルの特定が可能であると
考えられる(ステップ57→Yes)。したがって、タイ
トルが確定したという情報を情報提供端末装置14側へ
送信し(ステップ60)、タイトル特定作業を終了する
(ステップ41)。
【0060】もしも万が一、ファイルCの全ての曲に関
する情報を受け取った後でも同じ内容のデータベースが
複数あり、タイトルを特定することができない場合には
(ステップ57→No)、特定不能のエラーとして情報提
供端末装置14側へ送信し(ステップ58)、情報提供
端末装置14によってディスプレイ13bでエラー表示
を行う(ステップ40)。
【0061】また、プライベートに作成されたCD、海
賊版と呼ばれる違法CDに関しては、当然のことながら
情報提供サーバ5には関連情報が蓄積されていないので
(ステップ57→該当情報なし)、該当情報がない旨情
報提供端末装置14側へ送信し(ステップ54)、情報
提供端末装置14側で、該当情報が存在しない旨の表示
などのエラー表示を行い(ステップ40)、タイトル特
定作業を終了する(ステップ41)。この場合はユーザ
がサービスを受けることができない。
【0062】そして、上述したように、情報提供サーバ
5がファイルAやファイルBの特定作業を行っている間
に、情報提供端末装置14がファイルBやファイルCの
作成作業を開始することにより、ユーザの待ち時間を減
らすことができる。この場合の動作フローを図5に示
し、以下に説明する。なお、図4に示し、上記説明にて
説明ししたステップと同じ動作を行うステップに関して
は、同じステップ番号を付すことによりその説明を省略
する。
【0063】同図において、情報提供端末装置14のス
テップ35までの処理、及びステップ61を除く情報提
供サーバ5での全ての処理は、上記した図4での処理と
全く同じである。そして、情報提供端末装置14は、フ
ァイルAを送信した(ステップ35)直後からファイル
Bの作成を開始する(ステップ36)。その時情報提供
サーバ5側では、ファイルAを受け取ってタイトル特定
作業を開始したところである。
【0064】情報提供端末装置14は、ファイルBを作
成しながら情報提供サーバ5からの情報を待ち(ステッ
プ42)、要求がない場合には(ステップ42→要求な
し)、そのままファイルBの作成作業を続ける(ステッ
プ36)。このステップ36からステップ42に移るタ
イミングを適当な間隔で行うことにより、通常はステッ
プ36とステップ42との間でループしている。そし
て、ファイルBの作成が終了してもまだ何も情報提供サ
ーバから要求が来なければそのまま待つ。なお、ネット
ワーク回線が切れたり、情報提供サーバ5側がダウンし
ていることもあり得るので、ある程度の時間が経っても
情報提供サーバ5からの応答がなければ、タイトルの特
定作業を中止するステップを加えてもよい。
【0065】もし、ファイルAによってタイトルが確定
した場合は(ステップ52→Yes)、ファイル作成中止
要求(ステップ61)がタイトル確定通知と共に情報提
供サーバ5側からくるので(ステップ60)、これで確
定したと判断し、ファイルBの作成作業を中止して(ス
テップ42→中止要求)、タイトル特定作業を終了する
(ステップ41)。
【0066】情報提供サーバ5側でファイルAの内容だ
けでは確定しなかった場合には(ステップ52→No)、
ファイルBの送信要求(ステップ53)が情報提供端末
装置14側に来るので(ステップ42→ファイルB送信
要求)、情報提供サーバ5にファイルBを送信する(ス
テップ37)。この図5に表した処理シーケンスでは、
送信要求がきた時点でファイルBを送るようになってい
る。これは、ユーザが待つ時間をできる限り減らすため
に行うものであるが、ネットワーク16の回線が混んで
いるときなど、まとめて送った方がよい場合はそのまま
ファイルBの作成作業を続け、ファイルB作成が終了し
た後にファイルを送るようにしてもよい。そして、情報
提供端末装置14では、ファイルBを送信した直後か
ら、ファイルCの作成作業を開始し(ステップ38)、
以下、ファイルCについてもファイルBの場合と同様の
処理ステップとなる。
【0067】以上説明した実施例では、CDプレーヤ12
と信号処理部13aとを組み合わせた情報提供端末装置
14を使用したが、パソコンを用いた場合は、次のよう
になる。図1に対応させて説明すると、媒体1として、C
Dを利用する場合、デジタル信号再生装置2としてCD-RO
Mドライブ、信号出力装置3としてパソコン、信号処理
部3aとしてパソコンソフト(アプリケーション)、表示
部3bとしてディスプレイ、ネットワーク接続部3cと
してモデム、ネットワーク6としてインターネット、情
報提供サーバ5としてワークステーションを用い、CDか
らのピックアップ再生信号をSCSIインターフェースを介
して、パソコンに入力し、アプリケーションソフトの指
示によって、パソコンを動作させることにより、インタ
ーネットを介して接続されているワークステーションか
らCDの関連情報を入手することができる。なお、この
場合、ユーザ側のシステム(情報提供端末装置)はほと
んどソフトの処理が中心になる。
【0068】以上説明した本発明の情報提供システムで
は、情報提供サーバより供給される関連情報により、情
報提供端末装置を所有するユーザに対して、各種のサー
ビスを提供することができる。そして、この例として
は、次のようなものが考えられる。但し、これらの関連
情報は、あくまで一例であり、これに限定されるもので
はない。
【0069】(1) 今聴いているCDや曲に関する情報・
・・制作エピソード、コンサート(チケット)情報、他のア
ルバム案内(ディスコグラフィー)、ファンクラブ情報等
を表示する。 (2) カラオケサービス・・・CDの曲の進行にあわせて歌詞
表示し、色変わりを行う。 (3) エンターテインメント・・・曲にあわせて照明が点滅
したり、玩具が動くなど、ディスプレイへの表示以外の
各種制御を行う。 (4) 曲名や歌手名などを表示する。 (5) CD-G,CD-MIDI等、従来CDのサブコード情報で
提供されていたサービスをオンライン提供する。 (6) 聴いているCDやアーティストに関するホームペ
ージを表示する。 (7) 聴いているCDやアーティストに関する商品のオ
ンラインショッピングを行う。
【0070】そして、上記した本発明の実施例により、
ユーザは関連情報を入手するために、新たな媒体を買う
必要はなく、従来からある(自分で所有している)CD
やCD-ROMをそのまま利用して関連情報を入手することが
可能となる。すなわち、通常ユーザが自分で所有してい
るCDは、基本的に自分の好きなアーティストや曲が中
心であるので、特に検索などのわずらわしい操作をする
ことなく、自分の好きなアーティストや曲に関する関連
情報を入手することができる。
【0071】また、現在のパソコンによるインターネッ
ト接続は、どのかのサイトを見にいくときにURLを打
ち込む必要があるため、必ずなんらかの形で文字(英数
字など)を入力しなければならず、キーボードアレルギ
ー等、一般のユーザが使いにくく、普及の妨げになって
いる。また、ゲーム機などでジョイパッドを使用してイ
ンターネット接続を行う場合は、文字入力が行い難いと
いう欠点があった。しかし、本発明の情報提供システム
では、CD等の媒体を挿入または再生する(再生ボタンを
押す)だけでイベント(マウスクリックやキーボード入力
などのときに発生するトリガーのこと)が発生して、自
動的に動作を開始するので、ユーザが面倒な操作をする
必要がない。
【0072】そして、本発明は、関連情報を入手する日
時により、サービス内容(関連情報の内容)を変えるこ
とができる。 例えば、CDの発売日に買ったユーザの
み、その日に限りアーティストから直接、「早速買って
くれてありがとう」などと声のメッセージが送られるな
ど、期間限定のサービスも可能になる。
【0073】さらに、CD等の媒体を再生することので
きるパソコンを持っているユーザなどは、すでに家庭に
多数有るCDをそのままパソコンに挿入するだけで、パ
ソコン通信やインターネットにより本発明によるサービ
スを享受できるので、新たな媒体やその媒体を再生する
プレーヤを買う必要がない。
【0074】また、媒体製造会社のメリットとしては、
販売されている媒体に既にあるサブコードを元にしたデ
ータベース(例えば、CDグラフィックスによるカラオ
ケ歌詞文字・色変わりデータベース)を有効活用して、
新たなサービスを提供することができる。そして、販売
されているCDからテープにダビングした場合などは、
テープにはカタログナンバー情報がコピーされないの
で、コピーからは関連情報を入手することはできない。
従って違法コピーの増加を防ぐことができる。
【0075】さらに、レンタルしたCDは借りている間
しか関連情報を見ることができないので、返却してしま
った後はその後に追加される最新情報などを得ることが
できない。従って、ユーザの購買意欲を増進させること
につながり、CDの売り上げを増やすことにもなる。そ
して、以前に買った古いCDからも最新の情報を引き出せ
るので、旧譜タイトルの活性化にも繋がる。
【0076】また、情報提供センタ装置側で、統計を採
ることにより、ユーザの嗜好を個々にデータベース化で
きるので、個人ベースでのマーケッティング資料として
活用できる。これは、放送系以外での視聴率調査が可能
になるということである。従来のパッケージメディアは
スタンドアローンで再生されるため、そのCDを買って
からどれくらいの頻度で聞いたか、何曲目を好んで聴く
か、などの情報は得られなかった。しかし、本発明によ
り、ユーザはその情報を提供する代わりにアーティスト
などの最新情報を得ることになるので、情報を入手する
確率は高くなる。また、CD制作会社やアーティスト
等、媒体提供者側はユーザがどの曲を多く聴くかといっ
た細かい情報も得ることができるので、その後の曲作り
や今後の販売予定に生かすことができる。
【0077】そして、CDを再生した後は何も操作しな
くても、テレビ番組を見る時と同じ様に(いわゆる"な
がら族"感覚で)、つらつらとディスプレイに情報を表
示することも可能となるので、通常のWWWのネットサー
フィンのように、マウスを持って画面とにらめっこしな
がら、操作する必要がなくなる。したがって、パソコン
を個々人だけで使用する機器から、大勢で見る(眺め
る)機器に変身させることにもなり、いわゆるパーソナ
ルなメディアからパブリックなメディアに変身させるこ
とにもなる。
【0078】そして、本発明はインターネット接続型の
ハード機器の大きな特徴になり、CDやDVDプレーヤ内蔵
のインターネットテレビに本発明を使用した場合には、
そのまま一般ユーザに対する情報提供サービスを行うこ
とができる。
【0079】
【発明の効果】本発明の情報提供システム、情報提供端
末装置及び情報提供センタ装置によれば、ユーザは関連
情報を入手するために、新たな媒体を買う必要はなく、
従来からある(自分で所有している)CDやCD-ROMをそ
のまま利用して関連情報を入手することが可能となる。
また、媒体を挿入または再生する(再生ボタンを押す)だ
けで、自動的に動作を開始するので、ユーザが面倒な操
作をする必要がない。そして、関連情報を入手する日時
により、関連情報の内容を変えることができる。
【0080】販売されているCDの媒体からからテープ
など別の媒体にダビングした場合などは、テープにはカ
タログナンバー情報がコピーされないので、コピーから
は関連情報を入手することはできない。従って違法コピ
ーの増加を防ぐことができるという効果がある。さら
に、媒体にタイトルに固有のコードが記録されていない
場合に、媒体にデジタル信号で記録された情報を検索
し、個々の情報毎に記録された固有の記録コードにより
媒体に記録されている情報の内容を特定することによ
り、タイトルに固有のコードが記録されていない媒体で
も情報の内容の特定が可能となる。
【0081】そして、媒体にタイトルに固有のコードと
記録コードのいずれも記録されていない場合に、媒体に
デジタル信号で記録された個々の情報番号及び/または
記録位置情報により媒体に記録されている情報の内容を
特定することにより、タイトルに固有のコードと記録コ
ードのいずれも記録されていない媒体に対しても情報の
内容の特定が可能となる。また、情報番号と記録位置情
報とが全く同一の媒体が複数存在する場合に、媒体の情
報内容を解析して媒体に記録されている情報の内容を特
定することにより、正規に販売されている全ての媒体に
対して、情報の内容の特定が可能となる。
【0082】さらに、情報内容に含まれる複数の情報か
ら選択された情報を再生する際に、選択された情報の内
容を特定する特定信号を出力するように構成した場合に
は、媒体に含まれる個々の情報それぞれに対応した関連
情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報提供システム、情報提供端末装置
及び情報提供センタ装置の一実施例を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の具体例を示す構成図である。
【図3】CDのサブコードフォーマットを説明するため
の図である。
【図4】CDタイトル特定処理の第1の例を示すフロー
チャート図である。
【図5】CDタイトル特定処理の第2の例を示すフロー
チャート図である。
【図6】識別信号として送信されるファイルの構成例を
示す図である。
【符号の説明】
1 媒体 2 デジタル信号再生装置(デジタル信号再生手段) 3 信号出力装置(識別信号出力手段) 3a,13a 信号処理部(関連情報再生手段) 3b,13b 表示部(ディスプレイ) 3c ネットワーク接続部 4,14 情報提供端末装置 5 情報提供サーバ(情報提供センタ装置) 5a 接続部(関連情報出力手段) 5b データベース(蓄積手段) 6,16 ネットワーク 11 CD 12 (CD)プレーヤ 13c モデム 17 オーディオアンプ 18a,18b スピーカ 21 ピックアップ 22 CD信号復調回路 23 CPU 24 映像信号生成部 25 RAM(ランダムアクセスメモリ) 26 D/A変換回路

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル信号によって情報が記録された媒
    体に予め記録されている、前記情報を特定するための固
    有のコードを前記媒体から読み取って、前記固有のコー
    ドから得られる識別信号を出力する情報提供端末装置
    と、 前記情報提供端末装置から供給される前記識別信号に応
    じて、前記媒体に記録されている情報に関連する関連情
    報を前記情報提供端末装置に対して出力する情報提供セ
    ンタ装置とからなる情報提供システム。
  2. 【請求項2】デジタル信号によって情報が記録された媒
    体を再生すると共に、前記媒体に予め記録されている、
    前記情報を特定するための固有のコードを前記媒体から
    読み取って、前記固有のコードから得られる識別信号を
    出力し、この識別信号に対応して外部から前記情報に関
    連する関連情報が供給されることを特徴とする情報提供
    端末装置。
  3. 【請求項3】情報提供端末装置側で再生される媒体にデ
    ジタル信号によって記録された情報に関連する関連情報
    を、識別信号によって判別可能な状態で蓄積し、前記識
    別信号を出力した前記情報提供端末装置に対して、前記
    識別信号に対応した前記関連情報を出力することを特徴
    とする情報提供センタ装置。
  4. 【請求項4】デジタル信号によって情報が記録された媒
    体を再生するデジタル信号再生手段と、 前記媒体に予め記録されている、前記情報を特定するた
    めの固有のコードを前記媒体から読み取って、前記固有
    のコードから得られる識別信号を出力する識別信号出力
    手段と、 前記識別信号に対応して外部から供給される前記情報に
    関連する関連情報を再生する関連情報再生手段とを備え
    たことを特徴とする情報提供端末装置。
  5. 【請求項5】情報提供端末装置側で再生される媒体にデ
    ジタル信号によって記録された情報に関連する関連情報
    を、識別信号によって判別可能な状態で蓄積する蓄積手
    段と、 前記識別信号を出力した前記情報提供端末装置に対し
    て、前記識別信号に対応した前記関連情報を出力する関
    連情報出力手段とを備えたことを特徴とする情報提供セ
    ンタ装置。
  6. 【請求項6】前記固有のコードは前記媒体の情報が記録
    された領域とは異なる領域に記録されていることを特徴
    とする請求項1に記載の情報提供システム。
  7. 【請求項7】前記固有のコードは前記媒体の情報が記録
    された領域と同じ領域に記録されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報提供システム。
  8. 【請求項8】前記固有のコードはPOSコードであるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の情報提供システム。
  9. 【請求項9】前記媒体が装着または再生されたときに、
    前記識別信号を自動的に外部へ出力し、前記関連情報が
    外部から供給されたときにこの関連情報の再生を自動的
    に開始することを特徴とする請求項2又は請求項4に記
    載の情報提供端末装置。
  10. 【請求項10】複数の小情報によって構成されている情
    報群がデジタル信号によって記録された媒体に予め記録
    されている、前記情報群を特定するための固有のコード
    を前記媒体から読み取って、前記固有のコードから得ら
    れる識別信号を出力すると共に、前記複数の小情報の中
    から選択された小情報の内容を特定するための特定信号
    を前記媒体から得て出力する情報提供端末装置と、 前記情報提供端末装置から供給される前記識別信号に応
    じて、前記情報群に関連する第一の関連情報を、前記情
    報提供端末装置に対して出力すると共に、前記情報提供
    端末装置から供給される前記特定信号に応じて、前記小
    情報に関連する第二の関連情報を前記情報提供端末装置
    に対して出力する情報提供センタ装置とからなる情報提
    供システム。
  11. 【請求項11】複数の小情報によって構成されている情
    報群がデジタル信号によって記録された媒体に予め記録
    されている、前記情報群を特定するための固有のコード
    を前記媒体から読み取って、前記固有のコードから得ら
    れる識別信号を出力すると共に、前記複数の小情報の中
    から選択された小情報の内容を特定するための特定信号
    を前記媒体から得て出力し、この識別信号及び特定信号
    に対応して外部から前記情報に関連する第一の関連情報
    及び前記小情報に関連する第二の関連情報が供給される
    ことを特徴とする情報提供端末装置。
  12. 【請求項12】情報提供端末装置側で再生される媒体に
    デジタル信号によって記録された情報群に関連する第一
    の関連情報を、識別信号によって判別可能な状態で蓄積
    し、前記情報群を構成する複数の小情報にそれぞれ各別
    に関連する第二の関連情報を特定信号によって判別可能
    な状態で蓄積し、 前記識別信号及び特定信号を出力した前記情報提供端末
    装置に対して、前記識別信号に対応した前記第一の関連
    情報及び前記特定信号に対応した前記第二の関連情報を
    出力することを特徴とする情報提供センタ装置。
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