JP2002058013A - 放送情報コンテンツ配信システム、放送情報コンテンツ配信サイト、ユーザ受信端末、ユーザ受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び放送情報コンテンツ配信方法 - Google Patents

放送情報コンテンツ配信システム、放送情報コンテンツ配信サイト、ユーザ受信端末、ユーザ受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び放送情報コンテンツ配信方法

Info

Publication number
JP2002058013A
JP2002058013A JP2001009412A JP2001009412A JP2002058013A JP 2002058013 A JP2002058013 A JP 2002058013A JP 2001009412 A JP2001009412 A JP 2001009412A JP 2001009412 A JP2001009412 A JP 2001009412A JP 2002058013 A JP2002058013 A JP 2002058013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
broadcast information
broadcast
code
content
music
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001009412A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Ota
育生 大田
Shinji Tai
真司 袋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001009412A priority Critical patent/JP2002058013A/ja
Publication of JP2002058013A publication Critical patent/JP2002058013A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】放送の視聴者が、放送された放送情報のうち気
に入った放送情報コンテンツを容易かつ速やかに購入す
ることができるようにすること。 【解決手段】放送情報コンテンツ配信システムは、次の
手段を有する。放送局Bと放送情報コンテンツ配信サイ
トUとユーザ受信端末TCを有し、放送情報コンテンツ
配信サイトUは、放送情報に関する放送情報コンテンツ
とコードと検索可能に記憶した放送情報データベースを
有し、ユーザ受信端末TCは放送情報コンテンツ配信サ
イトUにアクセスすることができる。放送局Bが放送情
報と共に放送した放送情報を特定するコードをユーザ受
信端末TCが記憶して、そのコードを送信して放送情報
コンテンツの配信を要求すると放送情報コンテンツ配信
サイトUは、放送情報データベースからそのコードに関
連づけられた放送情報コンテンツをユーザ受信端末TC
に配信し、ユーザ受信端末TCはそれを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送された放送情
報のコンテンツを配信することができるシステム及び配
信サイト、また放送情報のコンテンツの配信を受けるこ
とができるユーザ受信端末、更にユーザ受信端末に放送
情報のコンテンツの配信を受けることができる過程を実
行させるユーザ受信プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体、また放送された放送情報のコ
ンテンツを配信する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来聴取者や視聴者(以下適宜「視聴者
等」と略す)がラジオやテレビを聴取や視聴していて気
に入った情報に接した場合、視聴者等はその情報を何ら
かの方法で記憶しておく必要があった。例えば番組の中
で紹介された楽曲、映画等の映像、書籍、飲食店、ブテ
ィック等の店舗、また娯楽施設、イベント、更には商品
に関する情報その他放送の中で紹介された事柄に関する
情報について視聴者等は、その店舗名、娯楽施設名、イ
ベント名、商品名等の情報をその場で覚えておいたり、
後から或いはその場でメモしておく必要があった。
【0003】しかしラジオ、テレビで紹介された楽曲、
映画、書籍、店舗等の名称をその場でそのまま覚えてし
まうのは困難である。また覚えたと思っても実際には忘
れてしまったりする。従ってメモを取って記憶すること
になるが、情報が視覚的な文字情報で一定時間以上与え
られない場合にはなかなかメモを取ることが難しい。更
に何らかの作業をしながらラジオやテレビを聴取や視聴
している場合にはその作業を中断する必要があり、この
点からもメモを取ることができるとは限らない。
【0004】一方楽曲に関する情報については、ラジオ
などでは多重放送による文字データを楽曲と併せて放送
し、放送中の楽曲の楽曲名およびアーティスト名を受信
機で表示可能にするサービスが行われている。放送中の
楽曲名およびアーティスト名を含む文字データを放送す
る方法としては、図12に示すように、デジタル変換さ
れた文字データを超音波音域で周波数変調して楽曲と多
重放送する方法が採られている。たとえばFM多重ラジ
オ受信機は、図13に示すように、多重信号復調部と表
示手段とを備えており、表示器(ディスプレイ)に文字
情報を表示するようになっている。
【0005】それ故にFM多重放送の聴取者は、アナウ
ンサーの楽曲紹介の言葉を聞き逃しても、楽曲の曲名お
よびアーティスト名とを文字によって視覚的に認識する
ことができるので、単に聞くだけの場合よりもこれらを
覚えることもメモを取ることも容易になっている。この
ように楽曲の曲名等が記憶されやすくなった結果聴取者
がコンパクトディスク(CD)等の楽曲コンテンツを記
録した商品を購入することを助けている。
【0006】しかし楽曲以外の情報については文字情報
で放送されることは、楽曲に関する情報に比較すると、
現状ではまだ殆ど行われていない。料理番組等では番組
の最後に飲食店等がまとめて紹介されていたりする程度
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにラジオやテ
レビの視聴者等は、放送番組の放送中に購入したい楽曲
コンテンツの記録したCD等の記録媒体、映像コンテン
ツを記録したDVD等の記録媒体、その他の商品、訪れ
たいレストラン、ブティック等の店舗、行ってみたいイ
ベント等の情報が放送されても、他の作業(たとえば運
転や家事など)をしていると、放送に意識を集中させた
り作業の手を止めてメモを取ったりすることができない
ので、それらの名称等の情報を聞き逃すことが少なから
ずある。例えば、作業をしているときに放送されている
楽曲を聴いて、それが気に入ったとしても既に楽曲名等
の紹介が終わっていたり、たとえその楽曲名等を知るこ
とができてもメモを取ることができない場合がある。
【0008】このような場合に視聴者等がどうしても、
楽曲、商品、店舗、イベント、娯楽施設等の情報を知る
ことを希望する場合には、後でその情報等について放送
局に問い合わせたり、あるいは新聞、雑誌等で調べるな
どの煩雑な作業をしなければならない。従ってこのよう
な場合には実際には視聴者等はその情報を入手すること
をあきらめてしまうことが多い。そのため視聴者等は、
CD、商品等を購入したり、店舗、娯楽施設等を訪れた
り、イベントに行ったりするまで至らないことが多い。
【0009】また視聴者等が楽曲名、商品名、店舗名、
娯楽施設名、イベント名等が認識しても、実際にその楽
曲のCD、商品を購入したり、その店舗、娯楽施設、イ
ベント等を訪れたりする前に楽曲、商品、店舗、娯楽施
設、イベント等について情報を更に知ることを希望する
場合もある。即ちもっと多くの情報を得た上で購入した
り、訪れたりしたいと考える場合もある。
【0010】更に楽曲に関していえば、また購入を希望
する楽曲の曲名およびアーティスト名が分かっても、店
舗へ足を運んでその楽曲コンテンツを含むCDやMDを
探し出して購入するのには手間がかかる。このような場
合にはインターネットを通して楽曲を配信するサイトか
ら楽曲コンテンツをダウンロードを希望するかもしれな
い。更に商品、イベントのチケットの購入についても同
様なことが言える。商品、チケットを販売している店舗
に行って購入するのは手間がかかると考えるかもしれな
い。このような場合にはインターネットを通して商品、
チケットを購入することを希望するかもしれない。
【0011】こう考えるとラジオ放送やテレビ放送の視
聴者等が放送された楽曲、商品、店舗、イベント等を気
に入ったり、興味を持っても、そのその楽曲のCD、商
品等の購入、店舗、娯楽施設、イベントへの実際の訪問
までにはいくつかの障壁があり、すぐさま購入行動等に
結びつくわけではないことが分かる。
【0012】このことは、気に入った楽曲、商品、店
舗、イベント等の情報を容易かつ速やかに手に入らない
視聴者等にとって不便である。また楽曲コンテンツを提
供する音楽業界、商品の製造或いは販売する業者、また
店舗、イベント業者にとっても利益を得る機会の損失に
つながっている。
【0013】そこで本発明は、放送の視聴者等が放送さ
れた放送情報に関する放送情報コンテンツを速やかに入
手できる手段を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明者らは鋭意研究の結果、以下の発明をした。
【0015】(第1の発明)第1の発明は、放送局と放
送情報コンテンツ配信サイトとユーザ受信端末とを含
み、前記放送局は、放送情報を放送する際に併せて該放
送情報を識別する放送情報コードを放送し、前記放送情
報コンテンツ配信サイトは、コンピュータネットワーク
を通して前記ユーザ受信端末がアクセス可能であり、前
記放送情報に関する放送情報コンテンツと前記放送情報
コードとを相互に関連づけかつ検索可能な状態で記憶し
た放送情報データベースと、前記ユーザ受信端末からの
配信要求に応答して前記放送情報データベースから配信
要求された前記放送情報コンテンツを検索して配信する
コンテンツ配信手段とを有し、前記ユーザ受信端末は、
前記放送情報と前記放送情報コードとを受信する放送受
信手段と、配信を要求する前記放送情報コンテンツに関
連づけられた前記放送情報コードを記憶するコード記憶
手段と、前記放送情報コンテンツ配信サイトにアクセス
するアクセス手段と、前記コード記憶手段から配信を要
求する前記放送情報コンテンツに関連づけられた前記放
送情報コードを読み出して前記放送情報コンテンツ配信
サイトに送信して、前記放送情報コードに関連づけられ
た前記放送情報コンテンツの配信を要求するコンテンツ
要求手段と、前記放送情報コンテンツ配信サイトから配
信された前記放送情報コンテンツを記録するコンテンツ
記録手段とを有することを特徴とする放送情報コンテン
ツ配信システムである。
【0016】第1の発明の放送情報コンテンツ配信シス
テムは、放送局と放送情報コンテンツ配信サイトとユー
ザ受信端末とを含む放送情報コンテンツ配信システムで
ある。この放送情報コンテンツ配信システムによって、
視聴者等は希望する放送された放送情報に関する放送情
報コンテンツを速やかに入手することができる。
【0017】即ち本発明の放送情報コンテンツ配信シス
テムにおいて、放送局は放送するに際して、単に放送情
報を放送するだけではなく、放送情報を識別する放送情
報コードを放送する。
【0018】放送情報コンテンツ配信サイトは、コンピ
ュータネットワークを通してユーザ受信端末がアクセス
可能であって、放送情報データベースとコンテンツ配信
手段とを有している。この放送情報データベースには、
放送情報に関する放送情報コンテンツと放送情報コード
とが相互に関連づけられ検索可能な状態で記憶されてい
る。従って放送情報コンテンツ配信サイトが有する放送
情報データベースに相互に関連づけられて記憶されてい
る放送情報コードと放送情報コンテンツとから、この放
送情報コードに関連づけられている放送情報コンテンツ
を検索して、その放送情報コンテンツを入手することが
可能となる。
【0019】なおここで放送情報コンテンツとは、放送
された放送情報に関連する情報のコンテンツである。コ
ンテンツとして単に実際に放送された情報以外に放送さ
れた情報に関連する情報をも含むことが可能である。例
えば楽曲が放送された場合には楽曲コンテンツが放送情
報コンテンツとすることができる。店舗が放送の中で紹
介された場合には店舗の地図情報を放送情報コンテンツ
とすることも可能である。
【0020】そしてコンテンツ配信手段によって、ユー
ザ受信端末からの配信要求に応答して放送情報データベ
ースから配信要求された前記放送情報コンテンツを検索
して配信することができる。
【0021】ユーザ受信端末は、放送受信手段とコード
記憶手段とアクセス手段とコンテンツ要求手段とコンテ
ンツ記録手段とを有している。即ち放送受信手段によっ
て放送局が放送する放送情報だけでなく、放送情報を識
別する放送情報コードをも受信する。そしてコード記憶
手段によって、ユーザが配信を希望する放送情報に関す
る放送情報コンテンツに関連づけられた放送情報コード
を記憶することができる。そしてこのように放送情報コ
ードを記憶手段に記憶することによって、放送情報コン
テンツ配信サイトが有する放送情報データベースからそ
の放送情報コードに関連づけられた放送情報コンテンツ
の配信を要求することが可能となる。即ちユーザ受信端
末は、アクセス手段によって放送情報コンテンツ配信サ
イトにアクセスして、コンテンツ要求手段によって、コ
ード記憶手段の記憶された放送情報コードからユーザが
配信を要求する放送情報コンテンツに関連づけられた放
送情報コードを読み出して放送情報コンテンツ配信サイ
トに送信して、放送情報コードに関連づけられた放送情
報コンテンツの配信を要求することになる。
【0022】このように放送情報コンテンツ配信サイト
はユーザ受信端末から放送情報コードが送信されて放送
情報コードに関連づけられた放送情報コンテンツの配信
を要求されると、放送情報データベースから放送情報コ
ードに関連づけられた放送情報コンテンツを検索して読
み出してユーザ受信端末に配信することになる。
【0023】そしてユーザ受信端末は、コンテンツ記録
手段によって放送情報コンテンツ配信サイトから配信さ
れた放送情報コンテンツを記録することになる。このよ
うにユーザ受信端末は、コンピュータネットワークを通
して希望する放送情報コンテンツを放送情報コンテンツ
配信サイトから速やかに入手することができる。
【0024】(第2の発明)第2の発明は、コンピュー
タネットワークを通してユーザ受信端末がアクセス可能
であって、放送局が放送した放送情報に関する放送情報
コンテンツと該放送情報を放送する際に併せて放送した
該放送情報を識別する放送情報コードとを相互に関連づ
けかつ検索可能な状態で記憶した放送情報データベース
と、アクセスしてきた前記ユーザ受信端末からの前記放
送情報コードに関連づけられた前記放送情報コンテンツ
の配信要求に応答して前記放送情報データベースから配
信要求された前記放送情報コンテンツを検索して配信す
るコンテンツ配信手段とを有することを特徴とする放送
情報コンテンツ配信サイトである。
【0025】この第2の発明の放送情報コンテンツ配信
サイトは、ユーザ受信端末がアクセス可能であって、こ
の放送情報コンテンツ配信サイトから、視聴者等は希望
する放送された放送情報に関する放送情報コンテンツを
速やかに入手することができる。
【0026】この第2の発明の放送情報コンテンツ配信
サイトは、放送情報データベースとコンテンツ配信手段
とを有し、第1の発明の放送情報コンテンツ配信システ
ムに含まれる放送情報コンテンツ配信サイトである。
【0027】(第3の発明)第3の発明は、放送局が放
送した放送情報に関する放送情報コンテンツと該放送情
報を放送する際に併せて放送した該放送情報を識別する
放送情報コードとを相互に関連づけかつ検索可能な状態
で記憶した放送情報データベースを有する放送情報コン
テンツ配信サイトにコンピュータネットワークを通して
アクセスするアクセス手段と、前記放送局が放送した前
記放送情報と前記放送情報を放送する際に併せて放送し
た前記放送情報を識別する前記放送情報コードとを受信
する放送受信手段と、配信を要求する前記放送情報コン
テンツに関連づけられた前記放送情報コードを記憶する
コード記憶手段と、前記記憶手段から配信を要求する前
記放送情報コンテンツに関連づけられた前記放送情報コ
ードを読み出して前記放送情報コンテンツ配信サイトに
送信して、前記放送情報コードに関連づけられた前記放
送情報コンテンツの配信を要求するコンテンツ要求手段
と、前記放送情報コンテンツ配信サイトから配信された
前記放送情報コンテンツを記録するコンテンツ記録手段
とを有することを特徴とするユーザ受信端末である。
【0028】第3の発明のユーザ受信端末はこの放送情
報コンテンツ配信サイトから放送情報に関する放送情報
コンテンツの配信を受け、それを記録することができ
る。従って視聴者等は希望する放送された放送情報に関
する放送情報コンテンツを速やかに入手することができ
る。この第3の発明のユーザ受信端末は、放送受信手段
とコード記憶手段とアクセス手段とコンテンツ要求手段
とコンテンツ記録手段とを有しており、第1の発明の放
送情報コンテンツ配信システムにおけるユーザ受信端末
である。
【0029】(第4の発明)第4の発明は、放送局が放
送した放送情報と該放送情報を放送する際に併せて放送
した該放送情報を識別する放送情報コードとを受信でき
かつ前記放送局が放送した前記放送情報に関する放送情
報コンテンツと前記放送情報を放送する際に併せて放送
した前記放送情報を識別する前記放送情報コードとを相
互に関連づけかつ検索可能な状態で記憶した放送情報デ
ータベースを有する放送情報コンテンツ配信サイトにコ
ンピュータネットワークを通してアクセス可能なユーザ
受信端末に、配信を要求する前記放送情報コンテンツに
関連づけられた前記放送情報コードを記憶するコード記
憶過程と、前記放送情報コンテンツ配信サイトにコンピ
ュータネットワークを通してアクセスするアクセス過程
と、配信を要求する前記放送情報コンテンツに関連づけ
られた前記放送情報コードを読み出して前記放送情報コ
ンテンツ配信サイトに送信して、前記放送情報コードに
関連づけられた前記放送情報コンテンツの配信を要求す
るコンテンツ要求過程と、前記放送情報コンテンツ配信
サイトから配信された前記放送情報コンテンツを記録す
るコンテンツ記録過程を実行させることを特徴とするユ
ーザ受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体である。
【0030】第5の発明のユーザ受信プラグラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、インター
ネット対応のテレビ受像機、ラジオ受信機、ラジオ放送
またはテレビ放送を受信可能なパソコン等の所定の機能
を有する情報機器に搭載されることによって、搭載され
た情報機器を第4の発明のユーザ受信端末として作動さ
せることができる。
【0031】(第5の発明)第5の発明は、放送情報を
放送する際に併せて該放送情報を識別する放送情報コー
ドを放送する放送局と、前記放送情報に関する放送情報
コンテンツと前記放送情報コードとを相互に関連づけか
つ検索可能な状態で記憶した放送情報データベースを有
する放送情報コンテンツ配信サイトと、前記放送情報コ
ンテンツ配信サイトとコンピュータネットワークと通し
てアクセスするアクセス手段を有するユーザ受信端末と
を含む放送情報配信システムの放送情報配信方法であっ
て、前記放送局が放送情報を放送する際に併せて該放送
情報を識別する放送情報コードを放送する放送過程と、
前記ユーザ受信端末が前記放送情報と前記放送情報コー
ドとを受信する放送受信過程と、前記ユーザ受信端末が
配信を要求する前記放送情報コンテンツに関連づけられ
た前記放送情報コードを記憶するコード記憶過程と、前
記ユーザ受信端末が前記放送情報コンテンツ配信サイト
にコンピュータネットワークを通してアクセスするアク
セス過程と、配信を要求する前記放送情報コンテンツに
関連づけられた前記放送情報コードを前記放送情報コン
テンツ配信サイトに送信して、前記放送情報コードに関
連づけられた前記放送情報コンテンツの配信を要求する
コンテンツ要求過程と、前記放送情報コンテンツ配信サ
イトが、配信要求された前記放送情報コンテンツを前記
放送情報データベースから検索して前記ユーザ受信端末
に配信するコンテンツ配信過程と前記ユーザ受信端末が
前記放送情報コンテンツ配信サイトから配信された前記
放送情報コンテンツを記録するコンテンツ記録過程とを
有することを特徴とする放送情報コンテンツ配信方法で
ある。
【0032】第5の発明は、放送過程、放送受信過程、
コード記憶過程、コンテンツ要求過程、コンテンツ記録
過程とを有することを特徴とする放送情報コンテンツ配
信方法である。この放送情報コンテンツ配信方法によっ
て、視聴者等は希望する放送された放送情報に関する放
送情報コンテンツを速やかに入手することができる。
【0033】この放送情報コンテンツ配信方法は、第1
の発明の放送情報コンテンツ配信システムが実施される
ことによって行われる過程からなっている。
【0034】
【発明の実施の形態】第1の発明の放送情報コンテンツ
配信システムは、放送局と放送情報コンテンツ配信サイ
トとユーザ受信端末とを含み、放送局は、放送情報を放
送する際に併せて放送情報を識別する放送情報コードを
放送し、放送情報コンテンツ配信サイトは、ユーザ受信
端末がコンピュータネットワークを通してアクセス可能
であり、放送情報に関する放送情報コンテンツと放送情
報コードとを相互に関連づけかつ検索可能な状態で記憶
した放送情報データベースと、ユーザ受信端末からの配
信要求に応答して放送情報データベースから配信要求さ
れた放送情報コンテンツを検索して配信するコンテンツ
配信手段とを有し、ユーザ受信端末は、放送情報と放送
情報コードとを受信する放送受信手段と、配信を要求す
る放送情報コンテンツに関連づけられた前記放送情報コ
ードを記憶するコード記憶手段と、放送情報コンテンツ
配信サイトにアクセスするアクセス手段と、コード記憶
手段から配信を要求する放送情報コンテンツに関連づけ
られた放送情報コードを読み出して放送情報コンテンツ
配信サイトに送信して、放送情報コードに関連づけられ
た放送情報コンテンツの配信を要求するコンテンツ要求
手段と、放送情報コンテンツ配信サイトから配信された
放送情報コンテンツを記録するコンテンツ記録手段とを
有することを特徴とする。
【0035】従って上述したように、第2の発明の放送
情報コンテンツ配信サイト及び第3の発明のユーザ受信
端末をその一部に含み、またこの発明を使用することに
より、第5の発明の放送情報コンテンツ配信方法を実施
することになる。また第4の発明のユーザ受信プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
情報機器をユーザ受信端末として機能させるプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。
【0036】ここでは、放送情報コンテンツ配信システ
ムの実施の形態を中心に説明し、その中で併せて、放送
情報コンテンツ配信サイト、ユーザ受信端末、ユーザ受
信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体及び放送情報コンテンツ配信方法の実施の形態を
説明する。
【0037】(放送局)第1の発明の放送情報コンテン
ツ配信システムにおいては、放送局は放送情報を放送す
る際に併せて放送情報を識別する放送情報コードを放送
する。
【0038】ここで放送局と行う放送とは、地上波放
送、衛星放送、有線放送やケーブルテレビ放送などのよ
うに一対多の番組配信を含むばかりではなく、インター
ネットによる番組配信やある種のデジタルテレビ放送な
どのように、一対一の番組配信をも含むものとする。即
ち公衆によって受信されることを目的として無線通信又
は有線通信の送信によって番組の配信が行うことを含
む。
【0039】また放送とはラジオ放送およびテレビ放送
を含むばかりではなく、将来的には立体テレビ放送な
ど、およそ信号を介して視聴者等に放送番組を配信でき
る手段を指すものとする。従って放送局とは通常に使わ
れる意味の範囲での放送局を指すばかりではなく、楽曲
を含む番組を配信するインターネット・サーバなども含
む広義の概念を指すものとする。
【0040】なお多重放送を用いて、放送情報と放送情
報コードとを併せて放送することができる。ここで多重
放送としては、例えばテレビの放送としては、BSデジ
タル多重放送、CSデジタル多重放送、地上波デジタル
多重放送等を挙げることができる。またラジオの放送に
ついては、BSデジタル多重放送、FM多重放送等を挙
げることができる。但しここで挙げた放送に限定され
ず、放送情報と放送情報コードを併せて放送できる放送
であれば、それを用いることができる。
【0041】放送情報とは、放送された情報を意味す
る。従って放送された楽曲、映像、番組の中での会話、
音声等の情報を広く含む。
【0042】放送情報コードは、放送情報を識別するコ
ードである。放送情報コードは、放送局が多重放送にお
いて放送できる情報量の大きさをコードとすることがで
きる。放送情報コードとして用いることができる情報量
の範囲内で、放送情報の種類、内容がわかるようなコー
ドとすることができる。従ってこの放送情報コードは単
なる記号のみで構成することもできるし、それ自体に意
味のある一定の情報を有するように構成することもでき
る。即ち放送情報コードの中に情報の名前、種類、簡単
な内容等を含ませることができる。例えばアーチストに
ついて放送情報がある場合に、放送情報コードの一部に
そのアーチスト名を入れることも可能である。即ち放送
情報と共に放送して放送情報を識別するためのコードと
して使用できる範囲で放送情報に関係する情報をコード
の一部として用いることが可能である。
【0043】この放送情報コードは複数の放送局が放送
したいろいろな種類の放送情報に関する放送情報コンテ
ンツと関連づけられて用いることができる。
【0044】従って放送情報コードに放送局を識別する
ことができる放送局コードを含ませることも可能であ
る。このようにすれば放送情報コードがどの放送局が放
送した放送情報に関係しているかを把握することができ
る。また放送情報コードが関連する放送情報コンテンツ
の種類等を意味するインデックスを同時に記憶しておく
ように設定することも可能である。
【0045】また放送情報コードの一部としてその放送
情報コードが放送された日付、時間等を付加することも
可能である。このようにすれば放送情報コードからその
放送情報コードが放送された時間を把握することが可能
となる。
【0046】また放送局が放送情報として楽曲を放送し
た場合には放送情報コードは、この楽曲を識別する楽曲
コードとして用いることができる。この場合放送情報コ
ンテンツは楽曲コンテンツであることができる。放送情
報コードを楽曲を識別するためのコード即ち楽曲コード
として用いる場合には、楽曲コードとしてISRC(In
ternational Standard Recording Code)即ち国際標準
レコーディングコードを用いることができる。ここでI
SRCとは音楽レコーディングおよび音楽映像レコーデ
ィングをデジタル方式によって識別する国際的ルールに
よって付与されるコードである。
【0047】ISRCはおよそCDやMDなどの音楽メ
ディアが販売されるような楽曲にはほとんどもれなく割
り当てられるので、放送局のオリジナル録音など、よほ
ど特殊な音楽を除いては、ほとんど全ての楽曲に付与さ
れている。それゆえ最も広範囲に楽曲をカバーしている
ので、ISRCを用いることが好ましい。ISRCを用
いることによって、楽曲に関してはそのコードを用いた
他の様々なシステムを利用することが可能となる。
【0048】なお放送情報コードとしてISRCを用い
る場合に、ISRCを放送情報コードとしてそのまま用
いることもできるし、またISRCを放送情報コードの
一部に含むようにして用いることもできる。ISRCを
放送情報コードの一部として用いる場合には、例えばI
SRCに放送局コードを付加することによってその楽曲
を放送した放送局が有する固有の情報を放送情報コンテ
ンツに含めることができる。また楽曲の著作権関係の情
報を即ちダウンロードできるか否か、その場合に有料か
否か、更に試聴可能か否か等の情報に加えることが可能
である。更にISRCに楽曲名、楽曲の種類、実演者名
等の情報を付加して放送情報コードとすることも可能で
ある。この場合は放送情報コードが放送情報を識別する
ためのコードであると共に簡易的な放送情報を有するこ
とになる。
【0049】(放送情報コンテンツ配信サイト)本発明
の放送情報コンテンツ配信システムにおいて、放送情報
コンテンツ配信サイトは、放送局が放送情報と共に放送
した放送情報コードを放送情報に関する放送情報コンテ
ンツと相互に関連づけかつ検索可能な状態で記憶する放
送情報データベースとユーザ受信端末からの配信要求に
応答して放送情報データベースから配信要求された放送
情報コンテンツを検索して配信するコンテンツ配信手段
とを有している。ここでこの放送情報コンテンツ配信サ
イトは、第2の発明の放送情報コンテンツ配信サイトで
ある。
【0050】なおこの放送情報コンテンツ配信サイトは
ユーザ受信端末がコンピュータネットワークを通してア
クセス可能である。ここでコンピュータ・ネットワーク
としてインターネットが挙げられるが、コンピュータ・
ネットワークはインターネットだけに限定されるもので
はない。この放送情報コンテンツ配信サイトはコンピュ
ータを用いたインターネットサーバとして構成すること
が可能である。
【0051】放送情報コンテンツとは、放送された放送
情報に関連する情報のコンテンツである。従って実際に
放送された放送情報以上の情報を含むコンテンツである
ことが可能である。即ち番組の中でお勧めの店舗として
レストラン、ブティック等の店舗、娯楽施設等の名称が
紹介された場合において、その名称だけでなく、名称、
電話番号、所在地を示す地図、開店時間、駐車場の有
無、割引情報その他関係する情報を含んでいてもよい。
どの程度の情報を含むかは任意に設定することが可能で
ある。従って単に店舗の名称のみが紹介されている場合
において、電話番号、所在地の地図等の情報が放送情報
コンテンツに含まれていることが可能である。
【0052】なお放送情報コンテンツに地図コンテンツ
を含むことによって、放送された番組の中で紹介された
店舗の所在地を示す地図を入手することができる。これ
によって視聴者等は紹介された飲食店、ブティック等を
訪れることが容易となる。
【0053】また商品名が紹介された場合に、その商品
の値段、その商品を販売している店舗その他の情報を放
送情報コンテンツに含むことが可能である。更にその商
品についての購買の申し込み情報を含むことも可能であ
る。
【0054】放送情報が楽曲の場合には、放送情報コン
テンツは、楽曲に関する情報として楽曲、実演者、作曲
者、作詞家等の名称等の情報の他、更に楽曲自体をコン
テンツとして含むことが可能である。
【0055】楽曲コンテンツが放送情報コンテンツであ
る場合に、楽曲コンテンツとしてビデオクリップや静止
画などの画像コンテンツ等の楽曲に付帯するコンテンツ
を含むことが可能である。更に楽曲コンテンツは楽曲の
プロモーションビデオであってもよい。楽曲コンテンツ
は所定の圧縮方法でデータ圧縮されていてもよいし、あ
るいは圧縮されないそのままの状態のデジタルデータ等
であってもかまわない。
【0056】放送情報コンテンツ配信サイトは、放送局
が放送情報と共に放送した放送情報コードを放送情報に
関する放送情報コンテンツと相互に関連づけかつ検索可
能な状態で記憶する放送情報データベースを有する。こ
の放送情報データベースは、放送情報コードからその放
送情報コードに関連づけられた放送情報コンテンツを検
索して、出力することができるように設定されている。
この放送情報データベースとしては、放送局が番組を製
作する過程で作成するキューシートデータベース等を利
用して用いることができる。
【0057】ここで記憶されている放送情報コンテンツ
は階層化して記憶するように設定することも可能であ
る。即ちユーザ受信端末からの要求に基づき徐々に詳し
い情報が読み出されるように設定することも可能であ
る。例えば店舗に関する情報については初めは店舗の名
称、電話番号、住所等が検索されるようにして、ユーザ
受信端末の要求に基づいて、地図等の更に詳しい情報が
読み出されるように設定することも可能である。
【0058】放送情報コンテンツ配信サイトは、ユーザ
受信端末からの配信要求に応答して放送情報データベー
スから配信要求された放送情報コンテンツを検索して配
信するコンテンツ配信手段を有する。ユーザ受信端末は
配信を要求する放送情報コンテンツに関連づけられた放
送情報コードを放送情報コンテンツ配信サイトに送信す
ることができるように設定されているが、このコンテン
ツ配信手段は、ユーザ受信端末から送信された放送情報
コードを受け取るとこの放送情報コンテンツの配信要求
に応答して放送情報データベースからその放送情報コー
ドに関連づけられた放送情報コンテンツを検索して、ユ
ーザ受信端末に送信するように設定されている。
【0059】この場合上述したように、情報を階層化し
ておき、最初に読み出された放送情報コンテンツを送信
した後ユーザ受信端末からの更なる配信要求に基づいて
更に放送情報コンテンツを読み出して送信するように設
定しておくことも可能である。
【0060】例えば楽曲を例にして述べると、ユーザ端
末からの放送情報コードに基づく最初の放送情報コンテ
ンツの配信要求に対して、楽曲、楽曲の実演者、楽曲の
作詞家、楽曲の作曲家等の名称のようないわば書誌的事
項を配信しておき、更なる配信要求に対して、楽曲その
ものの楽曲コンテンツを配信するように設定しておくこ
とができる。店舗に関する情報についても同様なことが
言える。店舗の名称、電話番号等のいわば文字情報と地
図、店舗の写真等の画像情報とを階層化しておくことも
できる。配信する放送情報コンテンツの情報量が多い場
合には、このように階層化しておくことが好ましい。ま
た放送情報コンテンツの配信に対して課金したい場合も
このように無料の放送情報コンテンツの階層と有料の放
送情報コンテンツの階層というように階層化しておくこ
とができる。
【0061】本発明の放送情報コンテンツ配信システム
においては、放送情報コンテンツ配信サイトは、所定の
放送情報コンテンツの配信と引き替えにユーザ受信端末
に課金する課金手段を有することができる。この課金手
段を有することによって、有料で配信したい放送情報コ
ンテンツについては課金手段によって課金して配信する
ことが可能となる。例えば放送情報コンテンツとして楽
曲コンテンツをユーザ端末に配信した場合に、そのユー
ザ端末に課金して楽曲コンテンツを有料で配信するよう
に設定しておくことが可能である。
【0062】このように楽曲コンテンツを配信するよう
に設定することによって、視聴者等はCD等の楽曲コン
テンツを記録した記録媒体を店舗まで行って購入しなく
ても、放送情報コンテンツ配信サイトから楽曲コンテン
ツの配信を受けることによって購入することが可能とな
る。
【0063】有料の放送情報コンテンツとしては、上述
した楽曲コンテンツの他に、例えば放送番組に出演した
ゲストの映像コンテンツ、携帯電話に使用することがで
きる着信音用のメロディー、また何らかの有用な情報に
ついてのコンテンツ、或いは番組で紹介した店舗に対し
て提示することよって所定の割引を受けることができる
映像コンテンツ等を挙げることができる。
【0064】ここで最後に示した所定の割引を受けるこ
とができる映像コンテンツの用い方について説明する。
これは映像コンテンツを有効期限付きの割引券あるいは
会員券として用いる方法である。ユーザが配信を受けた
映像コンテンツを携帯電話機、携帯型小型パーソナルコ
ンピュータ等のユーザ受信端末のディスプレイに表示し
て提示することによって所定の割引を受けたり、会員と
なったりすることができるというものである。この場合
映像コンテンツに提示して割引を受けたり、会員である
ことができる有効期限を与えておくことによって無限定
に使用できるということを防ぐことが可能である。
【0065】課金手段としては、ユーザ受信端末からユ
ーザを識別することができる予め設定しておいたパスワ
ード、IDコード、あるいはユーザのクレジットカード
番号の入力によりユーザを識別する手段と、ユーザ受信
端末がどの有料の放送情報コンテンツを何回ダウンロー
ドしたかを記憶する手段と定期的にダウンロードしたこ
とによる料金を計算して請求する手段とを用いて構成す
ることが可能である。また上述のユーザを識別する手段
と、有料の放送情報コンテンツをダウンロードする毎に
ダウンロードしたことによる料金を請求する手段とを用
いて構成することも可能である。尚料金の請求は具体的
には料金はクレジット会社に請求したり、振り込み用紙
をユーザの住所に送付したりすることによって実現する
ことができる。
【0066】またこの課金手段を用いて番組の中で紹介
された商品の購入に際しても利用することが可能であ
る。この場合は、ユーザが商品を購入したという内容の
放送情報コンテンツの配信をユーザ受信端末が受けるこ
とができる。
【0067】更に放送情報コンテンツ配信サイトは、ユ
ーザがアクセスしてきた放送情報コンテンツを集計する
手段を有することができる。ユーザが各放送情報コンテ
ンツにアクセスした回数を集計することによって、現在
の流行、新たな傾向等を知ることが可能となる。例えば
楽曲コンテンツがダウンロードされた回数を集計するこ
とにより、現在売れている楽曲コンテンツを知ることが
できる。また歌手等のアーチストに関する放送情報コン
テンツにアクセスされた回数を知ることによりどんなア
ーチストが人気があるのかを知ることができる。また過
去のそれらのデータと比較することにより新たな傾向、
現在の動き等を把握することができる。
【0068】放送情報コンテンツは、実際に放送された
放送情報だけではなく、その放送情報に関係する様々な
情報をも含むことが可能であるので、このように放送情
報コンテンツ配信サイトからの放送情報コンテンツの配
信によって、視聴者等は放送番組の中で紹介された店舗
情報、商品情報に関係する多様かつ詳しい情報を得るこ
とが可能となる。
【0069】(ユーザ受信端末)ユーザ受信端末は、放
送情報コンテンツ配信サイトにアクセスするアクセス手
段と、放送情報と放送情報コードとを受信する放送受信
手段と、配信を要求する放送情報コンテンツに関連づけ
られた前記放送情報コードを記憶するコード記憶手段
と、コード記憶手段から配信を要求する放送情報コンテ
ンツに関連づけられた放送情報コードを読み出して放送
情報コンテンツ配信サイトに送信して、放送情報コード
に関連づけられた放送情報コンテンツの配信を要求する
コンテンツ要求手段と、放送情報コンテンツ配信サイト
から配信された放送情報コンテンツを記録するコンテン
ツ記録手段とを有する。
【0070】ユーザ受信端末は、放送情報とこの放送情
報を識別する放送情報コードとを共に受信する放送受信
手段を有する。この場合放送受信手段は、例えばFM多
重ラジオ受信機のように、放送情報と共に受信した放送
情報コードを放送情報から分離する分離手段と分離され
た放送情報コードを表示する表示手段とを備えた放送受
信手段を用いることができる。
【0071】この放送受信手段としては多重放送を受信
することができる受信機、例えばテレビの多重放送につ
いては、BSデジタル多重放送、CSデジタル多重放
送、地上波デジタル多重放送等を受信できるテレビ受像
機、ラジオの多重放送については、BSデジタル多重放
送、FM多重放送等を受信できるラジオ受信機を用いる
ことができる。即ちラジオ、テレビ等の通常の放送番組
のために用いられている周波数とこの周波数に近接した
文字情報等のデータ放送のために用いられている周波数
を受信できるように設定されている多重放送受信手段を
用いることが可能である。
【0072】ユーザ受信端末として、インターネット対
応のテレビ受像機およびラジオ受信機等の多機能AV機
器、ラジオ放送またはテレビ放送を受信可能なパソコ
ン、ラジオ受信機等とカーナビとが組み合わせた情報機
器等を用いることができる。なおここで情報機器とは単
体である必要はない。上述したように組み合わせて一体
的に機能できるようになっていれば複数の機器から構成
されていてもよい。即ち以下で述べる手段を有するよう
に組み合わされていてもよい。
【0073】ユーザ受信端末は、配信を要求することを
希望する放送情報コンテンツに関連づけられた放送情報
コードを記憶するコード記憶手段を有する。このコード
記憶手段としては、ハードディスク、またシリコンメモ
リー等のソリッドステートの記憶素子の記録媒体(商品
名メモリースティックや商品名SDメモリーカードな
ど)等を用いることができる。このコード記憶手段は、
放送受信手段が放送情報と共に受信した放送情報コード
を分離して記憶するように設定されている。
【0074】このコード記憶手段は、受信手段がこの放
送情報コードの記憶を放送情報の放送中だけでなく、ユ
ーザ受信端末が放送情報コードを一時的に記憶するコー
ド一時記憶手段を有するようにして、放送情報の放送後
にコード一時記憶手段からコード記憶手段に記憶するこ
とができるように設定することも可能である。
【0075】この場合放送情報コードと共にユーザの便
宜のために放送情報コードについての何らかのインデッ
クス例えば放送情報コードを記憶した日付時間、放送情
報コードを記憶した端末を識別するための端末ID番号
等を設定することも可能である。放送情報コードを記憶
した日付時間や放送情報コードを記憶したときの端末が
分かっていればそれを手がかりに目的とする放送情報コ
ードを見出すことが容易になる。
【0076】なおコード記憶手段の操作は、ユーザ受信
端末本体のスイッチ操作、リモコンのスイッチ操作、音
声操作などによって行われるようにすることも可能であ
る。
【0077】ユーザ受信端末は、放送情報コンテンツ配
信サイトにコンピュータネットワークを通してアクセス
するアクセス手段を有する。このアクセス手段によって
ユーザ受信端末は放送情報コンテンツ配信サイトとアク
セスすることが可能となり、放送情報コンテンツ配信サ
イトから放送情報コンテンツの配信を受けることが可能
となる。ここでコンピュータネットワークとは現状にお
いて、インターネットが代表的であるが、コンピュータ
ネットワークはインターネットにだけに限定されるもの
ではない。インターネットを介して放送情報コンテンツ
配信サイトにアクセスする場合には、アクセス手段とし
ては通常のインターネット接続手段を用いることができ
る。
【0078】またユーザ受信端末は、コード記憶手段か
ら配信を要求する放送情報コンテンツに関連づけられた
放送情報コードを読み出して放送情報コンテンツ配信サ
イトに送信して、放送情報コードに関連づけられた放送
情報コンテンツの配信を要求するコンテンツ要求手段を
有する。即ちアクセス手段によって放送情報コンテンツ
配信サイトにアクセスしたユーザ受信端末は、放送情報
コードに関連づけられた放送情報コンテンツの配信を要
求するために、コンテンツ要求手段によってコード記憶
手段からから配信を要求する放送情報コンテンツに関連
づけられた放送情報コードを読み出してその放送情報コ
ードを放送情報コンテンツ配信サイトに送信することが
できるように設定されている。この場合には、上述のイ
ンデックスを利用して放送情報コードを検索して読み出
すように設定することができる。
【0079】読み出された放送情報コードをユーザ受信
端末から放送情報コンテンツ配信サイトに送信すると、
上述したように放送情報コンテンツ配信サイトの放送情
報データベースに記憶されているその放送情報コードに
関連づけられた放送情報コンテンツの検索され、コンテ
ンツ配信手段によって放送情報コンテンツがユーザ受信
端末に配信されるように設定されている。
【0080】なお上述したように放送情報コンテンツ配
信サイトは所定の放送情報コンテンツを配信する場合に
課金を行うことが可能である。この場合ユーザ受信端末
は、放送情報コンテンツ配信サイトが要求する指示に従
うことができ、有料の放送情報コンテンツの配信を受け
ることができるように設定することができる。
【0081】更にユーザ受信端末は、放送情報コンテン
ツ配信サイトから配信された放送情報コンテンツを記録
するコンテンツ記録手段とを有する。このコンテンツ記
録手段としては、記録する放送情報コンテンツの情報量
に応じた記録媒体を用いることが可能である。例えばコ
ンテンツ記録手段に用いる記録媒体としては、カセット
テープ、CD−R、MD、MOディスクやハードディス
クなどのほか、シリコンメモリー等のソリッドステート
の記録素子(商品名メモリースティックや商品名SDメ
モリーカードなど)等の記録媒体が可能である。また一
時的に記録するのか長時間に亘って記録するのかによっ
て異なった記録媒体を用いることが可能である。例えば
配信された地図コンテンツを短時間の間見るのであれ
ば、携帯電話機のRAM等に一時的に記録して、携帯電
話機のディスプレイに表示することも可能である。
【0082】また楽曲コンテンツのように情報量が多い
ものについては、CD−R、MD、MOディスク及びシ
リコンメモリー等のソリッドステートの記憶素子等の記
録媒体に記録するように設定することができる。なお放
送情報コンテンツを記録手段に記録する形態は、圧縮さ
れたまま記録媒体に記録されてもよいし、解凍されて記
録媒体に記録されてもよい。
【0083】またユーザ受信端末は、放送情報コンテン
ツが映像コンテンツ、文字情報からなるコンテンツの場
合に放送情報コンテンツを再生して表示するコンテンツ
表示手段を有することもできる。コンテンツ表示手段と
してはコンピュータのディスプレー、テレビの受像機、
FM多重ラジオ受信機のディスプレイ、カーナビのディ
スプレイ等を用いることが可能である。例えば配信を受
けた放送情報コンテンツが文字情報、地図、写真、動画
等の画像情報の場合にコンテンツ表示手段に表示してユ
ーザの便宜を図ることが可能である。この場合コンテン
ツ記憶手段に記憶することなく、そのままコンテンツ表
示手段に表示することもできる。なおFM多重ラジオ受
信機のディスプレイをこのコンテンツ表示手段として用
いる場合には、ディスプレイの表示能力に応じてコンテ
ンツを再生して表示することができる。
【0084】このコンテンツを再生して表示するコンテ
ンツ表示手段は、放送情報コードを表示するコンテンツ
表示手段と同じコンテンツ表示手段を用いることができ
る。例えばユーザ受信端末として多重放送を受信できる
テレビ受像機を用いる場合にはテレビ受像機のディスプ
レイが放送情報コードを表示する表示手段であり、同時
に放送情報コンテンツを再生して表示する手段である。
【0085】またユーザ受信端末は、コンテンツ記録手
段に記録された放送情報コンテンツを再生する再生手段
を有することができる。放送情報コンテンツが楽曲コン
テンツ、映像コンテンツ等の場合にはそれを再生するた
めに専用の再生手段を必要な場合があり、コンテンツの
種類に対応した再生手段を有することが好ましい。
【0086】このように再生手段を有することにより放
送情報コンテンツが楽曲等の音声情報の場合には聴覚的
に認識することができ、また放送情報コンテンツが映像
情報の場合には視覚的に認識することができる。
【0087】更にユーザ受信端末は、コード記憶手段に
記憶した放送情報コードを編集する編集手段を有するこ
とができる。この編集手段によって単に放送情報コード
を削除するだけではなく、放送情報コードを種類によっ
て分類したり、その順序を入れ替えたりすることができ
る。
【0088】編集手段を有することによって記憶した放
送情報コードをその放送情報コードに関連づけられた放
送情報コンテンツの種類によって分類して記憶しておく
が可能になる。これによって放送情報コンテンツを配信
を整理して受けることが可能である。
【0089】また放送情報コンテンツが楽曲コンテンツ
の場合には、楽曲コンテンツを記録媒体に記録する順番
を予め決定しておいてその順番に配信を要求して記録し
ておきたい場合も生じる。その際、本手段の楽曲記録装
置では編集手段により不要な放送情報コードをメモリか
ら削除したり、楽曲コンテンツの放送情報コードがコー
ド記憶手段に記憶されている順番を入れ替えたりするこ
とができる。
【0090】(放送情報コンテンツ配信システムの作
用)上述した放送情報コンテンツ配信システムを実行す
ると第5の放送情報コンテンツ配信方法の実行すること
になる。
【0091】従って放送情報コンテンツ配信システムが
どのような過程によって実行されるかを説明することに
よって、放送情報コンテンツ配信方法の実施の形態を説
明する。
【0092】放送局は放送情報を放送する際に、併せて
放送された放送情報を識別する放送情報コードを放送す
る放送過程を実行することになる。この場合放送局は放
送情報コンテンツを提供することを決めた放送情報に放
送情報コードを付与して放送することになる。従ってこ
の場合全て放送情報に必ずしも放送情報コードが付与さ
れるわけではない。放送情報コードの付与は適切な方法
で行うことができる。
【0093】放送情報コンテンツ配信サイトは、放送局
が放送情報を放送情報コードと共に放送するのに先だっ
て、あるいはそれとほぼ同時的に、放送情報データベー
スに放送情報に関する放送情報コンテンツと放送情報コ
ードとを相互に関連づけかつ検索可能な状態で放送情報
データベースに記憶しておくことができる。
【0094】そして放送過程が実行されているのと平行
してユーザ受信端末が受信手段によって放送情報と放送
情報コードとを受信する放送受信過程を実行することに
なる。放送情報を聞いていた視聴者等は放送情報を気に
入って、その放送情報に関係する情報を入手したいと考
えた場合にユーザ受信端末が有するコード記憶手段を操
作して、その放送情報を識別する放送情報コードをコー
ド記憶手段に記憶するコード記憶過程を実行する。この
場合気に入った放送情報があればその都度コード記憶手
段にそれらの放送情報を識別する放送情報コードを記憶
することができる。従ってコード記憶手段には複数の放
送情報コードが蓄積されて記憶されることになる。また
上述したようにコード一時記憶手段をユーザ受信端末が
備えていれば後から思い出して放送情報コードをコード
記憶手段に記憶することができる。
【0095】この場合上述の編集手段を用いて、記憶し
た放送情報コードをその放送情報コードに関連づけられ
た放送情報コンテンツの種類によって分類して整理する
ことができる。このように放送情報コードを整理するこ
とによって、放送情報コンテンツの配信を整理して要求
することができる。
【0096】ユーザ受信端末をアクセス手段を用いて放
送情報コンテンツ配信サイトにコンピュータネットワー
クを通してアクセスするアクセス過程を実行する。この
放送情報コンテンツ配信サイトがコンピュータネットワ
ークに常時接続されている場合には、放送情報コンテン
ツ配信サイトを構成するサーバコンピュータが故障して
いない限り、何時でもユーザ受信端末は放送情報コンテ
ンツ配信サイトにアクセスできることになる。放送情報
コンテンツ配信サイトが常時接続可能にであるように設
定されていれば、視聴者等は放送情報コンテンツの配信
を要求したいと考えるときにアクセスすることができ
る。
【0097】次にコンテンツ要求手段によって、配信を
要求する放送情報コンテンツに関連づけられた放送情報
コードを放送情報コンテンツ配信サイトに送信して、放
送情報コードに関連づけられた放送情報コンテンツの配
信を要求するコンテンツ要求過程を実行する。この場合
視聴者等はコード記憶手段に蓄積された放送情報コード
から放送情報コンテンツの配信を要求するものを選択
し、その放送情報コードを読み出して放送情報コンテン
ツ配信サイトに送信し、放送情報コンテンツの配信を要
求することができる。従ってコード記憶手段の中に記憶
された放送情報コード全てについてそれらの放送情報コ
ードに関連づけられた放送情報コンテンツの配信を要求
する必要はない。
【0098】このように放送情報コードが送信されると
放送情報コンテンツ配信サイトは、その放送情報コード
に関連づけられた放送情報コンテンツを検索することに
よって、配信要求された放送情報コンテンツを検索して
ユーザ受信端末に配信するコンテンツ配信過程を実行す
ることになる。この場合配信される放送情報コンテンツ
は、放送情報データベースが階層化されている場合に
は、ユーザ受信端末からの配信要求によって、異なった
階層から異なった放送情報コンテンツが配信されること
になる。
【0099】例えば店舗に関する放送情報コンテンツに
ついては初めは店舗の名称、電話番号、住所等の配信を
要求して、それから地図等の更に詳しい放送情報コンテ
ンツの配信を要求することができる。また例えば楽曲を
例にして述べると、最初楽曲、楽曲の実演者、楽曲の作
詞家、楽曲の作曲家等の名称のようないわば書誌的事項
の配信を要求して、それから楽曲そのものの楽曲コンテ
ンツの配信を要求することができる。
【0100】放送情報コンテンツ配信サイトはユーザ受
信端末から放送情報コンテンツの配信を要求された場合
に、放送情報コンテンツの配信と引き替えに課金手段に
よって課金することができる。この場合ユーザ受信端末
は、放送情報コンテンツ配信サイトが要求する指示に従
ってユーザを識別することができるクレジットカード番
号等のユーザ識別情報を入力することができる。
【0101】ユーザ受信端末は放送情報コンテンツ配信
サイトから配信された放送情報コンテンツをコンテンツ
記録手段によって記録するコンテンツ記録過程を実行す
る。このコンテンツ記録過程において、記録する放送情
報コンテンツの情報量、情報の種類に応じた記録手段を
用いて放送情報コンテンツを記録することができる。従
って情報量、情報の種類に応じてカセットテープ、CD
−R、MD、MOディスクやハードディスクなどのほ
か、シリコンメモリー等のソリッドステートの記録素子
(商品名メモリースティックや商品名SDメモリーカー
ドなど)等の記録媒体に記録することができる。また単
に一時的に記録するのであればRAM等に記憶すること
可能である。例えばカーナビで地図コンテンツを短時間
の間見るのであれば、カーナビが有するRAM等に一時
的に記録して、カーナビのディスプレイに表示すること
ができる。また楽曲コンテンツのように情報量が多いも
のについては、CD−R、DVD−RAM、MD、また
シリコンメモリー等のソリッドステートの記憶素子等の
記録媒体に記録することができる。
【0102】またユーザ受信端末は、地図等の画像情
報、文字情報については放送情報コンテンツを表示する
コンテンツ表示手段を用いて放送情報コンテンツを表示
することもできる。
【0103】またユーザ受信端末は、コンテンツ記録手
段に記録された放送情報コンテンツに種類に応じた再生
手段を用いて楽曲コンテンツ、映像コンテンツ等の放送
情報コンテンツを再生することができる。
【0104】(ユーザ受信プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体)第4の発明は、ユーザ
受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体である。ユーザ受信プログラムは、コンピュー
タプログラムを搭載することができるインターネット対
応のテレビ受像機、ラジオ受信機、ラジオ放送またはテ
レビ放送を受信可能なパソコン等の所定の機能を有する
情報機器に搭載されることによって、これらの情報機器
を第3の発明のユーザ受信端末として作動させるプログ
ラムである。ここで所定の機能とは、コンピュータネッ
トワークにアクセスすることができる機能、情報を記憶
手段によって記憶する機能等である。
【0105】即ち放送局が放送した放送情報と放送情報
を放送する際に併せて放送した放送情報を識別する放送
情報コードとを受信できかつ放送局が放送した放送情報
に関する放送情報コンテンツと放送情報を放送する際に
併せて放送した放送情報を識別する放送情報コードとを
相互に関連づけ検索可能な状態で記憶した放送情報デー
タベースを有する放送情報コンテンツ配信サイトにコン
ピュータネットワークを通してアクセス可能なユーザ受
信端末に、配信を要求する放送情報コンテンツに関連づ
けられた放送情報コードを記憶するコード記憶過程と、
放送情報コンテンツ配信サイトにコンピュータネットワ
ークを通してアクセスするアクセス過程と、配信を要求
する放送情報コンテンツに関連づけられた放送情報コー
ドを読み出して放送情報コンテンツ配信サイトに送信し
て、放送情報コードに関連づけられた放送情報コンテン
ツの配信を要求するコンテンツ要求過程と、放送情報コ
ンテンツ配信サイトから配信された放送情報コンテンツ
を記録するコンテンツ記録過程を実行させることを特徴
とするユーザ受信プログラムである。
【0106】このユーザ受信プログラムは以上の構成を
有するので、このユーザ受信プログラムを搭載した所定
の機能を有する放送受信装置にローディングされると、
第3の発明のユーザ受信端末として機能させることがで
きる。このユーザ受信プログラムは、放送の受信手段を
もつパーソナルコンピュータや、多機能AV機器(イン
ターネットに対応したテレビ受像機やラジオ受信機な
ど)等を搭載することが可能である。
【0107】
【実施例】本発明の放送情報コンテンツ配信システム、
放送情報コンテンツ配信方法、放送情報コンテンツ配信
サイト、ユーザ受信端末およびユーザ受信プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施例
について明確かつ十分に説明する。
【0108】[実施例1] (実施例1の楽曲コンテンツ配信方法及び楽曲コンテン
ツ配信システム)本発明の放送情報コンテンツ配信方法
は、実施例1においては楽曲コンテンツを配信する楽曲
コンテンツ配信方法として実施されている。言い換えれ
ば本発明の放送情報コンテンツ配信システムは、本実施
例では楽曲コンテンツを配信する楽曲コンテンツ配信シ
ステムとして実施されている。
【0109】従って本実施例では放送情報コンテンツは
楽曲コンテンツであり、放送情報コードは楽曲を識別す
る楽曲コードして用いられている。従って本実施例では
楽曲コードという語を用いる。また放送情報コンテンツ
配信サイトは楽曲コンテンツを配信する楽曲配信サイト
である。またユーザ受信端末は楽曲コンテンツを記録す
る楽曲記録装置であるカーオーディオである。
【0110】本発明の実施例1としての楽曲コンテンツ
配信方法は、図1に示すように、放送局Bと、楽曲配信
サイトSと、ユーザ受信端末(楽曲記録装置)としての
カーオーディオセットTとによって構成される楽曲コン
テンツ配信システムによって実現される。
【0111】本実施例の楽曲コンテンツ配信方法は、放
送過程、放送受信過程、コード記憶過程、アクセス過
程、コンテンツ要求過程、コンテンツ配信過程及びコン
テンツ記録過程を有する。
【0112】放送過程は、FMラジオ放送局Bが、楽曲
を放送する際に、併せて当該楽曲を識別する楽曲コード
としてのISRC(国際標準音楽レコーディングコー
ド)を放送する過程である。
【0113】なお上述したように本実施例としては、楽
曲コードとしてISRCをそのまま用いる実施例を示
す。但し本実施例の変形として、ISRCを楽曲コード
の構成要素の一部として含む楽曲コードを用いることも
可能である。
【0114】放送受信過程は、FMラジオ放送局Bが、
放送した楽曲等の放送情報をカーオーディオセットTで
受信する過程である。コード記憶過程は、ユーザ受信端
末としてのカーオーディオセットTが、所定の指定操作
をされることにより、受信した楽曲のうち配信を希望す
る楽曲の楽曲コードであるISRCをカーオーディオセ
ットTのメモリ(図2の記憶ユニット)に記憶する過程
である。このカーオーディオセットTの構成および作用
については、項を改めて後述する。
【0115】アクセス過程は、カーオーディオセットT
が、コンピュータ・ネットワークとしてのインターネッ
トNを介して楽曲配信サイトSにアクセスする過程であ
る。コンテンツ要求過程は、メモリから単数または複数
のISRCを読み出して楽曲配信サイトSに送信し、希
望する楽曲の楽曲コンテンツの配信を要求する過程であ
る。コンテンツ配信過程は、楽曲配信サイトSが、イン
ターネットNを介して要求された当該楽曲コンテンツを
前記ユーザ受信端末に配信する過程である。このコンテ
ンツ配信過程では、楽曲コンテンツはMP3等の圧縮方
法によってデータ圧縮されて配信される。なお、楽曲配
信サイトSの代表的な機能については、項を改めて後述
する。
【0116】コンテンツ記録過程は、カーオーディオセ
ットTが、楽曲配信サイトSから配信された当該楽曲の
楽曲コンテンツを圧縮されたままの状態で記録媒体(図
2の記憶ユニット)に記録する過程である。
【0117】ここで、本実施例の楽曲コンテンツ配信方
法の作用の概略を説明する。本実施例では、自動車のカ
ーオーディオセットTでFMラジオ放送局Bの放送を聞
いているユーザを想定している。
【0118】まず放送過程において、FMラジオ放送局
Bが番組の中で楽曲を放送する際に、多重放送によって
楽曲と併せ、放送中の楽曲を識別する楽曲コードである
ISRCを放送する。
【0119】このFMラジオ放送局Bの放送を放送受信
過程において、カーオーディオセットTで受信し、ユー
ザはこのカーオーディオセットTから流れるFMラジオ
放送局Bの放送を聞いている。このFMラジオ放送局B
の放送中に楽曲等が放送されている。
【0120】その放送を聞いていたユーザは、コード記
憶過程において、たとえば放送された楽曲を気に入っ
て、その楽曲コードを記憶したい場合には、カーオーデ
ィオセットTの所定のボタンを押して所定の指定操作を
する。このように所定の指定操作が行われるとカーオー
ディオセットTは、放送中の楽曲を識別するISRCを
前述の多重放送から分離してコード記憶手段であるメモ
リに記憶する。
【0121】しかる後に、ユーザは、アクセス過程にお
いて、カーオーディオセットTを携帯電話(図略)を介
し無線でインターネットNに接続し、このインターネッ
トNを介してカーオーディオセットTを楽曲配信サイト
Sにアクセスさせる。
【0122】このように楽曲配信サイトSにアクセスし
た上で、コンテンツ要求過程において、カーオーディオ
セットTは、メモリから単数または複数のISRCを読
み出して楽曲配信サイトSに送信し、希望する楽曲の楽
曲コンテンツの配信を要求する。
【0123】そしてコンテンツ配信過程において、楽曲
配信サイトSは、この希望する楽曲の楽曲コンテンツの
配信の要求に応答して、送信されたISRCに対応する
楽曲の楽曲コンテンツを読み出して、インターネットN
および携帯電話を介して要求された楽曲コンテンツを、
配信を要求してきた楽曲記録装置であるカーオーディオ
セットTに配信する。
【0124】そしてコンテンツ記録過程で、カーオーデ
ィオセットTは、楽曲配信サイトSから配信された楽曲
を記録媒体に記録する。その結果記録媒体には放送の聴
取者が気に入った楽曲コンテンツが記録され、ユーザは
自動車内で楽曲を再生して聞くことができるようにな
る。そればかりでなく、楽曲コンテンツを携帯可能なメ
モリにコピーしておけば、家庭や屋外においても楽曲を
楽しめるようになる。
【0125】(実施例1の楽曲配信サイト)本発明の実
施例1の楽曲配信サイトSは、前述の楽曲コンテンツ配
信方法の一部を担当して配信要求に応じて楽曲を配信す
るインターネットサイトである。本実施例の楽曲配信サ
イトは、各放送局B、B’に楽曲と併せて当該楽曲を識
別する楽曲コードであるISRCを放送してもらう。そ
して、その一方で、複数のレーベル各社が保有する多数
の楽曲コンテンツとそれぞれに該当するISRCとを互
いに関連づけて放送情報データベースに記録しておく。
そしてコンテンツ配信過程において、各ユーザ受信端末
T,T’,T”からの配信要求に応じて指定されたIS
RCに該当する楽曲コンテンツをインターネットNを介
して各ユーザ受信端末に配信する。
【0126】したがって、本実施例の楽曲配信サイトに
よれば、放送の視聴者等が購入を希望さえすれば、放送
された楽曲のうちほとんど全ての楽曲コンテンツを提供
することができるようになるという効果がある。
【0127】(実施例1の楽曲記録装置の構成)本発明
の実施例1としての楽曲記録装置(ユーザ受信端末)
は、図2に示すように、FM多重受信ユニット11、コ
ード分離ユニット2、記憶ユニット4、操作ユニット
5、表示ユニット3、インターネット接続ユニット6お
よび記録再生ユニット8とを有するカーオーディオセッ
トTである。
【0128】FM多重受信ユニット11は、放送受信手
段であって、FM多重ラジオ放送を受信する装置であ
る。コード分離ユニット2は楽曲コードであるISRC
を分離するコード分離手段であって、FM多重受信ユニ
ット11がFM多重ラジオ放送から楽曲を受信するとそ
の楽曲と共に放送された楽曲を識別する楽曲コード即ち
ISRCを読み出す装置である。コード分離ユニット2
は本実施例ではISRC分離ユニットということができ
る。FM多重受信ユニット11からは文字情報がディス
プレイ3に送られて表示され、コード分離ユニット2か
らは読み出されたISRCが必要に応じてディスプレイ
3に表示することができるようになっている。即ちディ
スプレイ3は楽曲コードであるISRCを表示する表示
手段となっている。このディスプレイ3はカーオーディ
オセットTに備えられているディスプレイを用いてい
る。
【0129】一方、コード分離ユニット2で分離された
ISRCは、当該楽曲が放送されている間に操作ユニッ
ト5の指定ボタンが押されて指定されると、記憶ユニッ
ト4を構成するメモリとしてのコード記憶部41に記録
される。即ちメモリとしてのコード記憶部41は、所定
の指定操作が行われると最新のISRCが書き込まれる
コード記憶手段である。即ち本実施例においては、コー
ド記憶部41はISRC記憶部ということができる。
【0130】このコード記憶部41にISRCが記憶さ
れると、操作ユニット5によって削除されない限り記憶
されたISRCは保存されるように設定されている。
【0131】なおこの記憶ユニット4はコード記憶部4
1とコンテンツ記憶部42とから構成され、RAMカー
ドが採用されている。
【0132】操作ユニット5は楽曲のISRCをコード
記憶部41に記憶させる操作を行うユニットである。ま
たこの操作ユニット5は編集手段でもある。ここで編集
手段とは、コード記憶部41に書き込まれたISRCを
編集する手段である。すなわち、本実施例の楽曲記録装
置としてのカーオーディオセットTを操作するうちに
は、指定操作を誤って不要な楽曲の楽曲コード即ちIS
RCをメモリに書き込んだり、指定したときは欲しいと
思っても後で不要になったり、楽曲コンテンツを記録媒
体に記録する順番を入れ替えたいときが生じることがあ
る。その際、この編集手段により、不要な楽曲のISR
Cをコード記憶部41から削除したり、ISRCがコー
ド記憶部41に格納されている順番を入れ替えたりする
ことができる。
【0133】インターネット接続ユニット6は、通信機
器71としての携帯電話とセットになって機能するネッ
トワーク接続手段即ちアクセス手段である。具体的には
トヨタ自動車のモネ(登録商標名)ユニットを用いるこ
とができるが、特に特にモネ(登録商標名)ユニットに
限定されるものではない。携帯電話に接続可能なカーナ
ビであれば、インターネット接続ユニット6として用い
ることが可能である。
【0134】アクセス手段(ネットワーク接続手段)と
してのインターネット接続ユニット6は、コンピュータ
・ネットワークとしてのインターネットNを介して、前
述の楽曲配信サイトSにアクセスし、コード記憶部41
に書き込まれた単数または複数のISRCによって楽曲
コンテンツを指定し、当該楽曲の楽曲コンテンツをダウ
ンロードする装置である。従ってコンテンツ要求手段と
しても機能する。インターネットNへの接続は、本実施
例では通信機器71としての携帯電話を通じ、携帯電話
網を介して行われる。
【0135】記憶ユニット4のコンテンツ記憶部42
は、第1のコンテンツ記録手段であって、インターネッ
ト接続ユニット6によってダウンロードされた楽曲コン
テンツを記録するRAMカードである。即ち本実施例で
はコンテンツ記憶部42は楽曲コンテンツ記憶部という
ことができる。
【0136】なお、このRAMカードのうちどの部分を
コード記憶部41即ちコード記憶手段として使用し、ど
の部分をコンテンツ記憶部42即ちコンテンツ記憶手段
として使用されるかは、プログラムによって制御されて
おり適宜切り分けがなされる。
【0137】一方、記憶再生ユニット8は、記録メディ
ア(MDやRAMなど)9がセットされ、前述のコンテ
ンツ記憶部42から楽曲コンテンツを読み出して記録メ
ディア9に楽曲コンテンツを記録する第2のコンテンツ
記録手段であるとともに、再生手段でもある。再生手段
として記憶再生ユニット8が機能するときは、記録メデ
ィア9に記録された前記楽曲コンテンツから当該楽曲が
再生される。したがって、記憶再生ユニット8によれ
ば、楽曲コンテンツを記録した記憶メディア9からすぐ
に希望の楽曲を再生することができる。また、記録メデ
ィア9を記憶再生ユニット8から抜き出すことにより、
他の再生装置にかけて記録メディア9から楽曲コンテン
ツを再生することができる。
【0138】(実施例1の楽曲記録装置の作用)本実施
例の楽曲記録装置は、以上の構成をもつので、図3のフ
ローチャートに示すように、以下の作用を発揮する。
【0139】先ず、ステップS1では、放送受信手段と
してのFM多重受信ユニット11によって、FM多重放
送が受信される。すると、ステップS2で、ISRCを
分離するコード分離手段としてのコード分離ユニット2
により、この放送から楽曲を受信する際に当該楽曲を識
別するISRCが読み出される。そして、ステップS3
でISRCが一時記憶されて、ステップS4でディスプ
レイ3に表示されている間に、聴取者がその放送中の楽
曲を気に入ると、判断ステップS5でステップS1〜S
5のループを脱する。
【0140】そこで、ステップS6で聴取者によって所
定の指定操作が行われると、ステップS7でメモリとし
てのコード記憶部41に最新のISRCが書き込まれ
る。この指定操作によるコード記憶部41への放送情報
コード書き込みは、一回だけでもよいし複数回繰り返し
て行われてもよい。
【0141】次に、ステップS8で聴取者は記憶再生ユ
ニット8に記録メディア9をセットし、ステップS9で
所定の操作をしてインターネットへの接続を要求する。
その際、記録メディア9が記憶再生ユニット8にセット
されていないと、判断ステップS10およびステップS
10’の作用により、記録メディア9を記憶再生ユニッ
ト8にセットしておくように要求される。
【0142】そして、ステップS11,S12で、アク
セス手段(ネットワーク接続手段)としてのインターネ
ット接続ユニット6および携帯電話71により、インタ
ーネットを介して楽曲配信サイトSにアクセスされる。
すると、ステップS13で、コード記憶部41に書き込
まれた単数または複数のISRCによって指定された楽
曲の楽曲コンテンツがダウンロードされる。その結果、
ステップS14で、第一のコンテンツ記録手段としての
コンテンツ記憶部42にいったん楽曲コンテンツが記録
されたうえで、第2のコンテンツ記録手段としての記録
メディア9に合致したデータ形態で、ダウンロードされ
た楽曲コンテンツが記録メディア9に記録される。
【0143】(実施例1の楽曲記録装置の運用イメー
ジ)本実施例のカーオーディオセットTの運用方法をよ
り具体的に理解できるように、たとえば、運転者と同乗
者とが自動車でドライブに出かけた場合を想定してみよ
う。
【0144】ドライブの途中、本実施例のカーオーディ
オセットTでFM放送の音楽番組を聴いていると、運転
者または同乗者の好みの楽曲がオンエアされたとしよ
う。すると、その楽曲がかかっている間に指定ボタンを
押して指定すれば、当該楽曲のISRCがコード記憶部
41に記録される。こうしたことを繰り返し、数曲分な
いし十数曲分のISRCがコード記憶部41に記録され
たら、記憶再生ユニット8に記録メディア9がセットさ
れていることを確認したうえで、楽曲コンテンツのダウ
ンロードを要求する配信ボタンを操作する。
【0145】すると、コード記憶部41に記録されてい
たISRCに該当する楽曲コンテンツが、楽曲配信サイ
トSからダウンロードされてコンテンツ記憶部42に記
録される。そして、ダウンロードされた楽曲コンテンツ
は、コンテンツ記憶部42から記録メディア9に合致し
たデータ形態に変換されたうえで、記録メディア9に記
録される。
【0146】その結果、ドライブを終えるときには、ド
ライブ中にFMラジオで聴いた楽曲のうち好みの楽曲だ
けを集めた記録メディア9が完成している。それゆえ、
運転者は同乗者にドライブの思い出の曲が詰まった記録
メディア9をプレゼントすることができる。もしも運転
者と同乗者とが恋人同士であれば、記録メディア9は魅
力的なオリジナル・プレゼントとなることは想像に難く
ないので、本実施例のカーオーディオセットTは運転者
にとって是非自家用車に装備したい品目になるであろ
う。
【0147】(実施例1の効果)以上詳述したように、
本実施例によれば、放送の聴取者(運転者など)は、所
定の指定操作など最低限の操作をするだけで、放送を聞
き終えたら速やかに希望の楽曲コンテンツが記録された
記録媒体を入手ができるようになる。すなわち、カーオ
ーディオセットTでラジオ放送を聞いていた聴取者が、
放送された楽曲のうち気に入ったものの楽曲コンテンツ
を容易かつ速やかに購入することができるようになると
いう効果がある。その結果、聴取者にとって便利になる
ばかりではなく、楽曲コンテンツを提供する音楽業界や
著作権を持つアーティストにとっても、売り上げが増え
て利益があるという効果がある。また、放送局とって
も、楽曲と併せて当該楽曲を識別する楽曲コードを放送
することにより前述のように聴取者の利便が図れるの
で、聴取率の向上につながるというメリットがある。 (実施例1のその他の変形例)本実施例のカーオーディ
オセットTと基幹部分の構成がおおむね同じ構成で、携
帯用のラジオチューナー付きのMDプレーヤやメモリー
スティック(商品名)プレーヤなどを本発明の楽曲記録
装置として実施することができる。
【0148】この際コンテンツ記憶部42を経由するこ
となく、直接記録メディア9に圧縮された楽曲コンテン
ツ又は解凍された楽曲コンテンツを記録してもよい。
【0149】また据え置き型のオーディオセットでも、
本実施例とおおむね同様の構成で本実施例の楽曲記録装
置を実施することができる。この際、次の実施例2及び
3と同様にリモコン操作を可能にしたり、インターネッ
トへの接続を携帯電話ではなく有線で行うように、構成
が変更されていてもよい。
【0150】[実施例2] (実施例2の構成)本発明のユーザ受信端末は実施例2
においては楽曲コンテンツを記録する楽曲記録装置とし
て実施されている。実施例2の楽曲記録装置は、図4に
示す要部構成をもつ家庭用のインターネット対応多機能
テレビ受像機(以下テレビと略記)である。
【0151】本実施例のテレビは、ケーブルテレビ受像
機であって、有線ケーブル(図略)を介して入力される
デジタル信号には、映像および音声の他に、音声に楽曲
が放送された場合にはその楽曲を識別するコードである
ISRCが含まれている。それゆえ、放送受信手段とし
てデジタル放送受信ユニットが、本実施例のテレビには
装備されている。また、通信機器としてのターミナルア
ダプタ72は、有線ケーブルを介してインターネットに
アクセスするための装置即ちアクセス手段である。
【0152】さらに、本体にリモコン受信ユニット51
が装備され、本体から離れてリモコン操作部52が装備
されているので、本体の操作ユニット5を直接操作しな
くても、リモコン操作部52の操作でたいていの操作が
できるようになっている。すなわち、気に入った楽曲の
指定もダウンロードの要求も、リモコン操作部52を操
作することによって行うことができるようになってい
る。
【0153】なお、本実施例で実施される楽曲コンテン
ツ配信方法は、ラジオ放送局がケーブルテレビ放送局に
置き換わっている点以外においては、実施例1の楽曲コ
ンテンツ配信方法と同様である。また、本実施例で実施
される楽曲配信サイトSは、実施例1の楽曲配信サイト
Sと同様である。
【0154】(実施例2の作用効果)本実施例の楽曲記
録装置としてのテレビでは、ディスプレイ3の副画面を
見ながら、放送中の楽曲をリモコン操作部52で指定す
ることができる。そして、数曲分のISRCを記憶して
おいたうえで、リモコン操作部52でダウンロードを要
求し、インターネットを介して楽曲配信サイトSから当
該楽曲の楽曲コンテンツをダウンロードすることができ
る。
【0155】それゆえ、視聴者はケーブルテレビ放送を
視聴しながら、たとえば、好きなドラマのテーマソング
集を作ったり、CMソング集を作ったり、今週のベスト
テン歌謡曲集を作ったりすることができる。
【0156】したがって、本実施例の楽曲記録装置とし
てのテレビによれば、前述の実施例1の効果とほぼ同様
の効果を上げることができる。すなわち、放送の視聴者
は、所定の指定操作など最低限の操作をするだけで、放
送を聞き終えたら速やかに希望の楽曲コンテンツが記録
された記録媒体を入手ができるようになる。すなわち、
テレビを見ていた(あるいは聴いていた)視聴者が、放
送された楽曲のうち気に入ったものの楽曲コンテンツを
容易かつ速やかに購入することができるようになるとい
う効果がある。その結果、視聴者にとって便利になるば
かりではなく、楽曲コンテンツを提供する音楽業界や著
作権を持つアーティストにとっても、売り上げが増えて
利益があるという効果がある。また、放送局とっても、
楽曲と併せて当該楽曲を識別する放送情報コードを放送
することにより前述のように視聴者の利便が図れるの
で、視聴率の向上につながるというメリットがある。
【0157】(実施例2の各種変形態様)本実施例のよ
うにケーブルテレビだけではなく、地上波テレビや衛星
放送テレビであっても、本実施例のマイナーチェンジで
対応できる。そればかりではなく、携帯用のテレビ受信
セットや自動車搭載型のテレビ受信セットでも、本実施
例と基幹部はおおむね同様の構成で、本実施例と同様の
作用効果を得ることができる。
【0158】[実施例3] (実施例3の楽曲記録装置)本発明のユーザ受信端末は
実施例3においては楽曲コンテンツを記録する楽曲記録
装置として実施されている。
【0159】本発明の実施例3としての楽曲記録装置
は、図5に示すように、FM多重放送受信装置13と、
インターネットにつながる通信変換装置73および通信
機器74とを有するパソコンである。パソコンであるか
ら、キーボードやマウス、音声認識装置などのような汎
用入力装置54を備えている。また、各機能要素のうち
多くは、MPUおよびメモリを中核として構成されたハ
ードウェアによって実行されるプログラムによって実現
されている。それゆえ、前述の実施例1の楽曲記録装置
で説明した構成要素のうち多くはプログラム単位で記載
されるので、前述の図7においても、各機能要素をプロ
グラム(図中ではPGMと記載)として記載されてい
る。
【0160】なお、ISRC記憶PGM43および記憶
装置(ハードディスク)44は、実施例1の楽曲記録装
置の記憶ユニット4(図2参照)に相当し、楽曲コード
であるISRCおよび楽曲コンテンツを記録する機能要
素である。
【0161】一方、通信変換装置73はモデムであり、
通信機器74はターミナルアダプタであって、本実施例
の楽曲記録装置は、一般電話回線(ISDN回線等を含
む)を介しインターネットを通じて楽曲配信サイトSに
アクセスすることができるようになっている。
【0162】また、本実施例の楽曲記録装置には、図示
しないDVDドライブが付設しており、CD−Rなどの
記録媒体にダウンロードした楽曲コンテンツを記録でき
るようになっている。
【0163】さらに、本実施例の楽曲記録装置には、図
示しない端子がいくつか付設しており、これらの端子を
通じて他の記録装置により各種の記録メディアに楽曲コ
ンテンツを記録することができるようになっている。
【0164】このような構成上の違いはあっても、機能
要素で見ていく限り基本的に本実施例の楽曲記録装置は
実施例1のそれとおおむね同様の構成をもっている。そ
れゆえ、本実施例の楽曲記録装置は、実施例1とおおむ
ね同様の作用効果を発揮することができる。
【0165】(実施例3の記憶媒体)本発明の実施例3
としての楽曲記録装置の記憶媒体は、前述のようなハー
ドウェア構成をもつパソコンをして、本実施例の楽曲記
録装置として機能させるために必要なコンピュータ・プ
ログラムを格納した記憶媒体である。ここで、このコン
ピュータ・プログラムは、所定の記録媒体からパソコン
に読み込まれてもよいし、回線を通じてダウンロードさ
れてパソコンに内蔵された記録媒体に記録されてもよ
い。すなわち、前述のパソコンの内外いずれの記録媒体
であっても、次のような過程を実行させるプログラムを
格納していれば、本実施例の記憶媒体である。
【0166】すなわち、実施例3の楽曲記録装置の記録
媒体に記録されたコンピュータ・プログラムは、コード
記憶過程とアクセス過程とコンテンツ要求過程とコンテ
ンツ記録過程を楽曲記録装置に実行させるコンピュータ
・プログラムである。
【0167】コード記録過程は、ダウンロードを希望す
る楽曲を識別する楽曲コードとしてのISRCをメモリ
としての記憶装置44に記録させる過程であるである。
一方、アクセス過程は、楽曲配信サイトSにインターネ
ットを介してアクセスする過程である。そしてコンテン
ツ要求過程は、記憶装置44に記録されたISRCに基
づいて当該楽曲コンテンツのダウンロードを要求する過
程である。またコンテンツ記録過程は、楽曲コンテンツ
をダウンロードして記憶装置44に記録する過程であ
る。
【0168】本実施例の記憶媒体は、以上の構成をもつ
ので、本実施例の記憶媒体に格納されているコンピュー
タ・プログラムが所定の構成をもつ装置にローディング
されると、次のような作用効果を発揮する。
【0169】先ず、コード記録ステップでは、放送の聴
取中などに楽曲記録装置に対して所定の指定操作が行わ
れることにより、楽曲記録装置は、ダウンロードを希望
する楽曲を識別するISRCを記憶装置44に記録す
る。しかる後、ダウンロードステップでは、パソコン
は、楽曲配信サイトSにコンピュータ・ネットワークを
介してアクセスしたうえで、記憶装置44に記録された
ISRCに基づいて当該楽曲コンテンツのダウンロード
を要求し、当該楽曲コンテンツをダウンロードして記憶
装置44に記録する。
【0170】したがって、本実施例の記憶媒体によれ
ば、所定の構成をもつパソコンをして、本実施例の楽曲
記録装置としての機能を発揮させることができるという
効果がある。
【0171】(実施例3の変形例1)本実施例の変形態
様1として、テレビチューナをもったパソコンをして、
前述のコンピュータ・プログラムにより本発明の楽曲記
録装置として機能させることが可能である。すなわち、
本変形態様の楽曲記録装置は、図6に示すように、デジ
タルTVチューナー装置14を有する点で本実施例の楽
曲記録装置と構成が異なるが、その他の点では本実施例
の楽曲記録装置と同様の構成をもつ。換言すれば、機能
要素として見た場合には本変形態様の楽曲記録装置は、
前述の実施例3の楽曲記録装置(テレビ)とおおむね同
様の構成をもつので、これとほぼ同様の作用効果を発揮
することができる。
【0172】(実施例3のその他の変形例)各種の携帯
型情報端末でも、ラジオチューナやテレビチューナを備
えることにより、本実施例およびその変形態様1に相当
する楽曲記録装置の実施が可能であり、相当の作用効果
を発揮することができる。 [実施例4] (実施例4の楽曲記録装置の構成)実施例4の楽曲記録
装置は、実施例1の楽曲記録装置の変形例である。即ち
本実施例でも放送情報コンテンツは楽曲コンテンツであ
り、放送情報コードは楽曲を識別する楽曲コードとして
用いられている。ユーザ受信端末は楽曲コンテンツを記
録する楽曲記録装置であるカーオーディオである。
【0173】ここで本実施例4の楽曲記録装置の構成を
図7に示す。なお実施例1の構成と同一の部分について
は、便宜上図2と同一の符号を付することにする。
【0174】本実施例4の楽曲記録装置(ユーザ受信端
末)においても、実施例1と同様に、FM多重受信ユニ
ット11、コード分離ユニット2、記憶ユニット4、操
作ユニット5、表示ユニット3、インターネット接続ユ
ニット6および記録再生ユニット8とを有するカーオー
ディオセットTである。
【0175】但し本実施例4においては、記憶ユニット
4がコード一時記憶部46とコード記憶部41とコンテ
ンツ記憶部42とによって構成されている。このように
記憶ユニット4に、コード記憶部41とコンテンツ記憶
部42の他にコード一時記憶部46が含まれている点
が、実施例1の楽曲記録装置の構成と基本的に異なる点
である。
【0176】更に本実施例4が実施例1と基本的に異な
る点は、本実施例4においては楽曲コードは、単にIS
RCのみで構成されているのではなく、ISRCに楽曲
についての簡単な情報が楽曲コードの一部として付加さ
れていることである。即ち楽曲コードの一部に楽曲名、
実演者(アーティスト名)及び楽曲の種類例えばジャ
ス、ロック、クラシック等の種類が付加されている。
【0177】従って本実施例4では、実施例1〜実施例
3までと異なり、放送局に楽曲を放送する際に楽曲コー
ドとしてISRCに楽曲名、実演者名、楽曲の種類を付
加した楽曲コードを放送してもらう必要がある。従って
本実施例4は、放送局及び楽曲配信サイトが放送情報コ
ードとしてこのような楽曲コードを用いていることを前
提としている。
【0178】なお本実施例4は、楽曲記録装置がこの楽
曲コードをコード一時記憶部46に記憶する際に同時に
コード一時記憶部46に記憶したときの日付時間を同時
に付加して記憶するように設定されている点も基本的に
異なっている。
【0179】以下実施例1の楽曲記録装置と同一の点は
省略して異なる点を中心に説明する。
【0180】ラジオ放送局がFM多重ラジオ放送におい
て、楽曲と上述の楽曲コードを多重放送する。FM多重
受信ユニット11はFM多重ラジオ放送から楽曲を受信
すると、コード分離ユニット2はその楽曲を識別する楽
曲コードを読み出すように構成されている。この場合コ
ード分離ユニット2で分離された楽曲コードは、本実施
例4の楽曲記録装置では記憶ユニット4のコード一時記
憶部46に自動的に一時的に記憶されるように構成され
ている。
【0181】この一時記憶部46は所定の量の楽曲コー
ドを記憶することができ、コード分離ユニット2で分離
された楽曲コードを順次自動的に記憶し、新しい楽曲コ
ードを記憶することにより所定の量を超える分について
は古い楽曲コードから消去するように設定されている。
従ってこの一時記憶部46には最新の楽曲コードから遡
って一定量の楽曲コードが一時的に記憶されている。
【0182】コード記憶部41は、このコード一時記憶
部46に一時期に記憶された楽曲コードのうちからユー
ザによって選択された楽曲コードを固定的に記憶するこ
とができるように設定されている。
【0183】詳述すると、楽曲が放送されるとその楽曲
の楽曲コードは一時的にコード一時記憶部46に自動的
に記憶される。このコード一時記憶部46に記憶された
楽曲コードは何もしなければ新たな楽曲コードが記憶さ
れるにつれて、いずれ消去されてしまう。
【0184】そこでその楽曲が放送されている間に操作
ユニット5の指定ボタンを押して指定すると、その楽曲
の楽曲コードがコード記憶部41に記録されるように設
定されている。更に操作ユニット4の操作によって、コ
ード一時記憶部46に一時的に記憶された楽曲コードの
うちから選択してコード記憶部41に記憶することがで
きるように設定されている。
【0185】この場合コード一時記憶部46に記憶され
た楽曲コードには楽曲名、実演者名、楽曲の種類が含ま
れており、またこの楽曲コードにはコード一時記憶部に
記憶されたときの日付時間が付加されている。従ってユ
ーザは記憶したときの日付時間及び楽曲名、実演者名を
調べることによってコード記憶部41に記憶したい楽曲
コードを検索することが可能である。
【0186】従ってユーザは楽曲が現に放送されている
間に操作ユニット5を操作しなくても後から操作ユニッ
ト5を操作して楽曲コードをコード記憶部41に記憶す
ることが可能である。
【0187】本実施例4ではこのコード一時記憶部46
とコード記憶部41及びコンテンツ記憶部42は、RA
Mカードを用いて構成することができる。このRAMカ
ードのうちどの部分をコード一時記憶部46として使用
し、どの部分をコード記憶部41として使用し、どの部
分をコンテンツ記憶部42として使用されるかは、プロ
グラムによって制御されており適宜切り分けがなされ
る。
【0188】なおコード一時記憶部46に記憶された楽
曲コードのうちから希望する楽曲コードを選択してコー
ド記憶部41に記憶できるように設定されたことの伴
い、操作ユニット5はコード一時記憶部46に記憶され
た楽曲コードを検索して選択できるように構成されてい
る。
【0189】また操作ユニット5の操作によって、表示
ユニット3にコード一時記憶部46に記憶された楽曲コ
ードを表示して閲覧できるように構成されている。 (実施例4の楽曲記録装置の作用)本実施例4の楽曲記
録装置は以上の構成をもつので、図8のフローチャート
に示すように以下の作用を発揮する。
【0190】先ずステップS1では放送受信手段として
のFM多重受信ユニット11によって、FM多重放送が
受信される。するとステップS2で楽曲コードを分離す
るコード分離手段としてのコード分離ユニット2によ
り、この放送から楽曲を受信する際に当該楽曲を識別す
る楽曲コードが読み出される。
【0191】そしてステップS3で楽曲コードが一時記
憶されて、ステップS4でディスプレイ3に表示されて
いる間に、聴取者がその放送中の楽曲を気に入ると、判
断ステップS5でステップS1〜S5のループを脱す
る。
【0192】即ちその後ステップS6で聴取者によって
所定の指定操作が行われると、ステップS7でメモリと
してのコード記憶部41に最新の楽曲コードが書き込ま
れる。この指定操作によるコード記憶部41への楽曲コ
ード書き込みは、一回だけでもよいし複数回繰り返して
行われてもよい。
【0193】本実施例4ではこの場合後から気になる楽
曲を思い出してコード一時記憶部46を検索することが
できる。即ちステップS15において楽曲コードのリス
トが表示される。但しこの場合楽曲コードの全体が表示
されるのではなく、楽曲コードのうちの楽曲の種類の部
分と楽曲コードに付加されたその楽曲が記憶された日付
時間とが組み合わされたリストが表示される。この場合
表示ユニットに一度に表示されるリストの量には限界が
あるので、操作ユニット5を操作することによって、よ
り新しい楽曲コードのリストを表示させたり、より古い
楽曲コードのリストを表示させたりすることができる。
このように楽曲コードのリストを表示させて、ステップ
S16において楽曲の種類と日付時間から想定して自分
が気になっている特定の楽曲の種類と日付時間の組み合
わせを選択して、選択した組み合わせのそれ以外の情
報、即ち楽曲名、実演者名を知ることができる。このよ
うにステップS16において、楽曲の種類、楽曲名、実
演者名を認識することになる。
【0194】そこでステップS17において気に入った
楽曲の楽曲コードを見出した場合には上述のステップS
6の操作を行って、ステップS7でメモリとしてのコー
ド記憶部41に楽曲コードが書き込まれることになる。
【0195】結局ステップS17において気に入った楽
曲の楽曲コードが見出されなかった場合にはそのまま記
憶されずに終わることになる。このステップS15の操
作は繰り返して行い、気に入った楽曲の楽曲コードが見
出されれば指定操作によってコード記憶部41に楽曲コ
ードを書き込むことができる。
【0196】このようにコード記憶部41に楽曲コード
が書き込まれると、ステップS8で聴取者は記憶再生ユ
ニット8に記録メディア9をセットする。そしてステッ
プS9で所定の操作をしてインターネットへの接続を要
求する。その際記録メディア9が記憶再生ユニット8に
セットされていないと、判断ステップS10およびステ
ップS10’の作用により、記録メディア9を記憶再生
ユニット8にセットしておくように要求される。
【0197】そして、ステップS11及びS12で、ア
クセス手段(ネットワーク接続手段)としてのインター
ネット接続ユニット6および携帯電話71により、イン
ターネットを介して楽曲配信サイトSにアクセスされ
る。すると、ステップS13で、コード記憶部41に書
き込まれた単数または複数の楽曲コードによって指定さ
れた楽曲の楽曲コンテンツがダウンロードされる。その
結果、ステップS14で、第一のコンテンツ記録手段と
してのコンテンツ記憶部42にいったん楽曲コンテンツ
が記録されたうえで、第2のコンテンツ記録手段として
の記録メディア9に合致したデータ形態で、ダウンロー
ドされた楽曲コンテンツが記録メディア9に記録され
る。 [実施例5] (実施例5の放送情報コンテンツ配信方法及び放送情報
コンテンツ配信システム)実施例1〜実施例4において
は、全て放送情報コンテンツとして楽曲コンテンツを対
象としていた。しかし本発明は、楽曲コンテンツだけで
はなく、放送された放送情報に関係する情報を放送情報
コンテンツとして配信することが可能である。
【0198】ここで単に楽曲コンテンツを配信するだけ
ではなく、他の放送情報コンテンツを配信する放送情報
コンテンツ配信方法を実施例5として示す。この実施例
5は実施例1が楽曲コンテンツ配信方法であるところを
楽曲コンテンツ以外の放送情報コンテンツの配信をする
放送情報コンテンツ配信方法の実施例である。
【0199】実施例5の放送情報コンテンツ配信方法
は、図9及び図10に示すように、放送局Bと、放送情
報コンテンツ配信サイトUと、ユーザ受信端末TCとに
よって実施される。従って本実施例の放送情報コンテン
ツ配信方法は、放送情報コンテンツ配信システムを実行
することによって実現される。即ち放送情報コンテンツ
配信システムを用いて、放送過程、放送受信過程、コー
ド記憶過程、アクセス過程、コンテンツ要求過程、コン
テンツ配信過程及びコンテンツ記録過程とを実行するこ
とによって実現される。
【0200】本実施例では実施例1のカーオーディオセ
ットTと同様のカーオーディオセットを用いた実施例で
あるので図中の符号については、同種の要素について図
1及び図2と適宜同一の符号を用いて指示した。
【0201】放送過程は、FMラジオ放送局Bが番組に
おいて楽曲、店舗等の放送情報を放送する際に、併せて
当該放送情報を識別する放送情報コードを放送する過程
である。
【0202】放送受信過程は、FMラジオ放送局Bが、
放送した放送情報をカーオーディオセットTで受信する
過程である。コード記憶過程は、カーオーディオセット
Tが、所定の指定操作をされることにより、放送情報の
うち配信を希望するものの放送情報コードをメモリ(図
10の記憶ユニット)に記憶する過程である。
【0203】アクセス過程は、ユーザ受信端末を構成す
るカーオーディオセットTが、コンピュータ・ネットワ
ークとしてのインターネットNを介して放送情報コンテ
ンツ配信サイトUにアクセスする過程である。コンテン
ツ要求過程は、メモリから単数または複数の放送情報コ
ードを読み出して放送情報コンテンツ配信サイトUに送
信し、希望する放送情報の放送情報コンテンツの配信を
要求する過程である。
【0204】コンテンツ配信過程は、放送情報コンテン
ツ配信サイトUが、インターネットNを介して要求され
た放送情報コンテンツをユーザ受信端末TCに配信する
過程である。
【0205】このコンテンツ配信過程では通常の文字情
報からなる放送情報コンテンツは特に圧縮をすることな
く配信することができる。また画像情報からなる放送情
報コンテンツまた楽曲コンテンツ等の放送情報コンテン
ツは、情報量の大きさに応じてMP3等の圧縮方法によ
ってデータ圧縮されて配信することが可能である。即ち
放送情報コンテンツには楽曲コンテンツのように情報量
が大きいものがあり、このような情報量の大きい放送情
報コンテンツについてはデータ圧縮して配信するように
設定することが可能である。
【0206】コンテンツ記録過程は、カーオーディオセ
ットTが、放送情報コンテンツ配信サイトUから配信さ
れた放送情報の放送情報コンテンツを配信された状態で
記録媒体(図10の記憶ユニット)に記録する過程であ
る。従ってデータ圧縮されて配信された楽曲コンテンツ
のような情報量の大きい放送情報コンテンツはそのまま
圧縮された形態で記録されることになる。
【0207】ここで、本実施例の放送情報コンテンツ配
信方法の作用の概略を説明する。本実施例では、実施例
1と同様に、自動車のカーオーディオセットTでFMラ
ジオ放送局Bの放送を聞いているユーザを想定してい
る。
【0208】まず放送過程において、FMラジオ放送局
Bが番組の中で放送情報を放送する際に、多重放送によ
って放送情報と併せ、放送中の放送情報を識別する放送
情報コードを放送する。このFMラジオ放送局Bの放送
を放送受信過程において、カーオーディオセットTで受
信し、ユーザはこのカーオーディオセットTから流れる
FMラジオ放送局Bの放送を聞いている。この放送にお
いて楽曲の他に店舗、イベント、アーチスト等について
様々な情報が放送されている。
【0209】その放送を聞いていたユーザは、コード記
憶過程において、たとえば放送された放送情報を気に入
って、その放送情報コードを記憶したい場合には、カー
オーディオセットTの所定のボタンを押して所定の指定
操作をする。このように所定の指定操作が行われるとカ
ーオーディオセットTは、放送中の放送情報を識別する
放送情報コードを前述の多重放送から分離してコード記
憶手段であるコード記憶部41に記憶する。
【0210】しかる後に、ユーザはアクセス過程におい
てカーオーディオセットTを携帯電話(図略)を介し無
線でインターネットNに接続し、このインターネットN
を介してカーオーディオセットTを放送情報コンテンツ
配信サイトUにアクセスさせる。
【0211】このように放送情報コンテンツ配信サイト
Uにアクセスした上で、コンテンツ要求過程において、
カーオーディオセットTは、コード記憶部41から単数
または複数の放送情報コードを読み出して放送情報コン
テンツ配信サイトUに送信し、希望する放送情報の放送
情報コンテンツの配信を要求する。
【0212】そしてコンテンツ配信過程において、放送
情報コンテンツ配信サイトUは、この希望する放送情報
の放送情報コンテンツの配信の要求に応答して、送信さ
れた放送情報コードに対応する放送情報の放送情報コン
テンツを読み出して、インターネットNおよび携帯電話
を介して要求された放送情報コンテンツを、配信を要求
してきた放送情報記録装置であるカーオーディオセット
Tに配信する。
【0213】そしてコンテンツ記録過程で、カーオーデ
ィオセットTは、放送情報コンテンツ配信サイトUから
配信された放送情報コンテンツをコンテンツ記憶部42
に記録する。その結果コンテンツ記憶部42には、放送
の聴取者が気に入った放送情報コンテンツが記録され
る。
【0214】ユーザは自動車内で楽曲コンテンツを再生
して聞くことができるようになる。そればかりでなく、
放送情報コンテンツを携帯可能なメモリにコピーしてお
けば、家庭や屋外においても放送情報を楽しめるように
なる。
【0215】またユーザは楽曲コンテンツ以外のコンテ
ンツ例えば地図情報、文字情報からなる放送情報コンテ
ンツについてもカーナビCの画像等表示ユニット31に
表示することができる。 (実施例5の放送情報コンテンツ配信サイト)本発明の
実施例5の放送情報コンテンツ配信サイトUは、上述の
放送情報コンテンツ配信方法の一部を担当して配信要求
に応じて放送情報を配信するインターネットサイトであ
る。本実施例の放送情報コンテンツ配信サイトUは、放
送局Bに放送情報と併せて当該放送情報を識別する放送
情報コードを放送してもらう。この場合実施例1と同様
にラジオ放送局B以外の放送局にも放送情報と併せて放
送情報を識別する放送情報コードを放送してもらうこと
ができる。
【0216】そしてその一方で放送情報コンテンツとそ
れに対応する放送情報コードとを互いに関連づけて放送
情報データベースに記録しておく。そしてコンテンツ配
信過程において、各ユーザ受信端末TCからの配信要求
に応じて指定された放送情報コードに対応する放送情報
コンテンツをインターネットNを介して各ユーザ受信端
末TCに配信する。
【0217】(実施例5のユーザ受信端末の構成)本発
明の実施例5としてのユーザ受信端末TCは、図10に
示すように、FM多重受信ユニット11、コード分離ユ
ニット2、記憶ユニット4、操作ユニット5、表示ユニ
ット3、インターネット接続ユニット6および記録再生
ユニット8とを有するカーオーディオセットT及び画像
等表示ユニット31を有するカーナビCとからなる。
【0218】FM多重受信ユニット11は、放送受信手
段であって、FM多重ラジオ放送を受信する装置であ
る。コード分離ユニット2は放送情報コードを分離する
コード分離手段であって、FM多重受信ユニット11が
FM多重ラジオ放送から放送情報を受信するとその放送
情報と共に放送された放送情報を識別する放送情報コー
ドを読み出す装置である。FM多重受信ユニット11か
らは文字情報がディスプレイ3に送られて表示され、コ
ード分離ユニット2からは読み出された放送情報コード
が必要に応じてディスプレイ3に表示することができる
ようになっている。即ちディスプレイ3は放送情報コー
ドの表示手段となっている。このディスプレイ3はカー
オーディオセットTに備えられているディスプレイを用
いている。
【0219】一方、コード分離ユニット2で分離された
放送情報コードは、当該放送情報が放送されている間に
操作ユニット5の指定ボタンが押されて指定されると、
記憶ユニット4を構成するメモリとしてのコード記憶部
41に記録される。即ちメモリとしてのコード記憶部4
1は、所定の指定操作が行われると最新の放送情報コー
ドが書き込まれるコード記憶手段である。このコード記
憶部41に放送情報コードが記憶されると、操作ユニッ
ト5によって削除されない限り記憶された放送情報コー
ドは保存されるように設定されている。
【0220】なおこの記憶ユニット4はコード記憶部4
1とコンテンツ記憶部42とから構成され、RAMカー
ドが採用されている。
【0221】操作ユニット5は放送情報の放送情報コー
ドをコード記憶部41に記憶させる操作を行うユニット
である。
【0222】またこの操作ユニット5は編集手段でもあ
る。ここで編集手段とは、コード記憶部41に書き込ま
れた放送コードを編集する手段である。即ち本実施例の
ユーザ受信端末TCを操作するうちに指定操作を誤って
不要な放送情報の放送情報コードをコード記憶部41に
書き込んだり、指定したときは欲しいと思っても後で不
要になったり、放送情報コンテンツを記録媒体に記録す
る順番を入れ替えたいときが生じることがある。その際
この編集手段により不要な放送情報コードをコード記憶
部41から削除したり、放送情報コードがコード記憶部
41に格納されている順番を入れ替えたりすることがで
きる。
【0223】インターネット接続ユニット6は、通信機
器71としての携帯電話とセットになって機能するネッ
トワーク接続手段即ちアクセス手段である。具体的には
トヨタ自動車のモネ(登録商標名)ユニットを用いるこ
とができるが、特に特にモネ(登録商標名)ユニットに
限定されるものではない。携帯電話に接続可能なカーナ
ビであれば、インターネット接続ユニット6として用い
ることが可能である。
【0224】アクセス手段(ネットワーク接続手段)と
してのインターネット接続ユニット6は、コンピュータ
・ネットワークとしてのインターネットNを介して、前
述の放送情報配信サイトSにアクセスし、コード記憶部
41に書き込まれた単数または複数の放送情報コードに
よって放送情報コンテンツを指定し、その放送情報コー
ドに対応する放送情報コンテンツをダウンロードする装
置である。従ってコンテンツ要求手段としても機能す
る。インターネットNへの接続は、本実施例では通信機
器71としての携帯電話を通じ、携帯電話網を介して行
われる。
【0225】記憶ユニット4のコンテンツ記憶部42
は、第1のコンテンツ記録手段であって、インターネッ
ト接続ユニット6によってダウンロードされた放送情報
コンテンツを記録するRAMカードである。なお、この
RAMカードのうちどの部分をコード記憶部41即ちコ
ード記憶手段として使用し、どの部分をコンテンツ記憶
部42即ちコンテンツ記憶手段として使用されるかは、
プログラムによって制御されており適宜切り分けがなさ
れる。
【0226】一方、記憶再生ユニット8は、記録メディ
ア(MDやRAMなど)9がセットされ、前述のコンテ
ンツ記憶部42に記憶された放送情報コンテンツから楽
曲コンテンツを読み出して記録メディア9に楽曲コンテ
ンツを記録する第2のコンテンツ記録手段であるととも
に、再生手段でもある。再生手段として記憶再生ユニッ
ト8が機能するときは、記録メディア9に記録された前
記楽曲コンテンツから当該楽曲が再生される。
【0227】したがって、記憶再生ユニット8によれ
ば、楽曲コンテンツを記録した記憶メディア9からすぐ
に希望の楽曲を再生することができる。また記録メディ
ア9を記憶再生ユニット8から抜き出すことにより、他
の再生装置にかけて記録メディア9から楽曲コンテンツ
を再生することができる。
【0228】また画像等表示ユニット31はカーナビC
のディスプレイである。この画像等表示ユニット31を
用いてコンテンツ記憶部42に記憶された文字情報や画
像情報からなる放送情報コンテンツを再生してディスプ
レイ上に表示することができる。この画像等表示ユニッ
ト31がコンテンツ表示手段である。
【0229】(実施例5のユーザ受信端末の運用イメー
ジ)本実施例のカーオーディオセットTCの運用方法を
より具体的に理解できるように、たとえば、ユーザが恋
人若しくは友人と自動車でドライブに出かけた場合を想
定してみよう。
【0230】図11に示すように、ドライブをしながら
本実施例のカーオーディオセットTでFM放送を聴いて
いると、ユーザにとって気になる店舗についての放送情
報がオンエアされたとしよう。例えば店舗情報としてお
いしいイタリアンレストランが紹介されたとする。この
場合そのイタリアンレストランが紹介されている間に指
定ボタンを押して指定すれば、そのイタリアンレストラ
ンの店舗情報を放送情報とする放送情報コードがコード
記憶部41に記憶される。この場合ユーザは特にイタリ
アンレストランの住所や電話番号等のメモを取る必要は
ない。
【0231】その後適切な場所でアクセス手段(ネット
ワーク接続手段)としてのインターネット接続ユニット
6および携帯電話71により、インターネットを介して
放送情報コンテンツ配信サイトUにアクセスする。そし
てコード記憶部41に紹介されたイタリアンレストラン
の放送情報コードを放送情報コンテンツ配信サイトに送
信して、その放送情報コードに関連づけられた放送情報
コンテンツをダウンロードして、コンテンツ記憶部42
に記憶する。
【0232】そしてこのコンテンツ記憶部42に記憶さ
れたイタリアンレストランについての店舗情報、例えば
住所、電話番号、お勧め料理更には地図とをカーナビの
ディスプレイに表示することができる。表示された地図
を頼りに自動車でイタリアンレストランに向かうことが
できる。
【0233】また記憶したイタリアンレストランの住所
からカーナビの地図サービスを用いて、そのイタリアン
レストランに向かうこともできる。
【0234】(実施例5の効果)以上詳述したように、
本実施例によれば、放送の聴取者(運転者など)は、所
定の指定操作など最低限の操作をするだけで、放送を聞
き終えたら速やかに希望の放送情報コンテンツが記録さ
れた記録媒体を入手ができるようになる。
【0235】すなわち、カーオーディオセットTでラジ
オ放送を聞いていた聴取者が、放送された放送情報のう
ち気に入ったものの放送情報コンテンツを容易かつ速や
かに購入することができるようになるという効果があ
る。その結果、聴取者にとって便利になるばかりではな
く、放送情報コンテンツを提供する音楽業界や著作権を
持つアーティストにとっても、売り上げが増えて利益が
あるという効果がある。また、放送局とっても、放送情
報と併せて当該放送情報を識別する放送情報コードを放
送することにより前述のように聴取者の利便が図れるの
で、聴取率の向上につながるというメリットがある。 (実施例5のその他の変形例)本実施例のユーザ受信端
末は、カーオーディオセットTとカーナビCとからなる
が、実施例2及び実施例3のユーザ受信端末を用いて同
じように実施することが可能である。
【0236】
【発明の効果】本発明の放送情報コンテンツ配信システ
ム、放送情報コンテンツ配信方法を用いることによっ
て、放送された放送情報に関する放送情報コンテンツを
放送情報コンテンツ配信サイトからユーザ受信端末に配
信することが可能となり、視聴者等は放送された放送情
報に関する放送情報コンテンツを速やかに入手すること
ができる。
【0237】本発明の放送情報コンテンツ配信サイト
は、ユーザ受信端末の配信要求に基づいて、放送情報コ
ンテンツをユーザ受信端末に配信することができる。
【0238】本発明のユーザ受信端末は、放送情報コン
テンツ配信サイトから放送情報コンテンツを入手するこ
とができる。
【0239】本発明のユーザ受信プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、記録されてい
るユーザ受信プログラムを所定の機能を有する情報機器
に搭載することによってによってその情報機器をユーザ
受信端末として作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1における楽曲コンテンツ配信方法の
システム構成を示すブロック図である。
【図2】 実施例1の楽曲記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 実施例1の楽曲記録装置の作用を示すフロー
チャートである。
【図4】 実施例2の楽曲記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 実施例3の楽曲記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】 実施例3の変形態様1の構成を示すブロック
図である。
【図7】 実施例4の楽曲記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】 実施例4の楽曲記録装置の作用を示すフロー
チャートである。
【図9】 実施例5の放送情報コンテンツ配信方法のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図10】 実施例5のユーザ受信端末の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】 実施例5のユーザ受信端末の運用イメージ
を示す図である。
【図12】 従来のFM多重放送の文字放送方式を示す
グラフである。
【図13】 従来のFM多重ラジオ受信機の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
B:放送局(ラジオ放送局、テレビ放送局、ケーブルテ
レビ放送局など) N:インターネット(コンピュータ・ネットワークとし
て) S:楽曲配信サイト(放送情報コンテンツ配信サイトと
して、インターネットサーバ) U:放送情報コンテンツ配信サイト T、T’、T”:ユーザ受信端末(楽曲記録装置とし
て) T:インターネット対応カーオーディオセット T’:インターネット対応多機能テレビ受像機 T”:ケーブルテレビおよびインターネットに対応した
パソコン TC:ユーザ受信端末 T:インターネット対応カーオーディオセット C:カーナビ 11:FM多重受信ユニット(放送受信手段として) 12:デジタル放送受信ユニット(同上) 13:FM多重放送受信装置(同上) 14:デジタルTVチューナー装置(同上) 2:コード分離ユニット(コード分離手段として) 21:ISRC分離プログラム(同上) 3:表示ユニット(ディスプレイ) 31:画像等表示ユニット(ディスプレイ) 4:記憶ユニット(メモリ、記録媒体およびコード記憶
手段として) 41:コード記憶部(大容量メモリとして) 42:コンテンツ記憶部(記録媒体として) 46:コード一時記憶部 43:ISRC記憶プログラム(大容量メモリとして) 44:記憶装置(記録媒体およびコンテンツ記録手段と
して) 5:操作ユニット(編集手段として) 51:リモコン受信ユニット 52:リモコン操作部 53:操作プログラム(編集手段として) 54:汎用入力装置(キーボードやマウス、音声認識装
置など) 55:汎用表示装置(ディスプレイ) 6:インターネット接続ユニット(ネットワーク接続手
段として) 71、72、74:通信機器(同上) 73:通信変
換装置(同上) 8:記録再生ユニット(コンテンツ記録手段および再生
手段として) 81:記録再生プログラム(同上) 9:記録メディア(記録媒体として)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC 302 302E 326 326 332 332 502 502 G10K 15/02 G10K 15/02 H04H 1/00 H04H 1/00 B

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送局と放送情報コンテンツ配信サイト
    とユーザ受信端末とを含み、 前記放送局は、放送情報を放送する際に併せて該放送情
    報を識別する放送情報コードを放送し、 前記放送情報コンテンツ配信サイトは、 コンピュータネットワークを通して前記ユーザ受信端末
    がアクセス可能であり、 前記放送情報に関する放送情報コンテンツと前記放送情
    報コードとを相互に関連づけかつ検索可能な状態で記憶
    した放送情報データベースと、 前記ユーザ受信端末からの配信要求に応答して前記放送
    情報データベースから配信要求された前記放送情報コン
    テンツを検索して配信するコンテンツ配信手段とを有
    し、 前記ユーザ受信端末は、 前記放送情報と前記放送情報コードとを受信する放送受
    信手段と、 配信を要求する前記放送情報コンテンツに関連づけられ
    た前記放送情報コードを記憶するコード記憶手段と、 前記放送情報コンテンツ配信サイトにアクセスするアク
    セス手段と、 前記コード記憶手段から配信を要求する前記放送情報コ
    ンテンツに関連づけられた前記放送情報コードを読み出
    して前記放送情報コンテンツ配信サイトに送信して、前
    記放送情報コードに関連づけられた前記放送情報コンテ
    ンツの配信を要求するコンテンツ要求手段と、 前記放送情報コンテンツ配信サイトから配信された前記
    放送情報コンテンツを記録するコンテンツ記録手段とを
    有することを特徴とする放送情報コンテンツ配信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記放送情報コンテンツは地図コンテン
    ツを含む請求項2記載の放送情報コンテンツ配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記放送情報コードは国際標準音楽レコ
    ーディングコードであり、前記放送情報コンテンツは楽
    曲コンテンツである請求項1又は2記載の放送情報コン
    テンツ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記放送情報コードは構成要素として国
    際標準音楽レコーディングコードを含み、前記放送情報
    コンテンツは楽曲コンテンツである請求項1又は2記載
    の放送情報コンテンツ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記放送情報コンテンツ配信サイトは、
    所定の前記放送情報コンテンツの配信と引き替えに前記
    ユーザ受信端末に課金する課金手段を有する請求項1、
    2、3又は4記載の放送情報コンテンツ配信システム。
  6. 【請求項6】 前記ユーザ受信端末は、前記放送情報コ
    ンテンツを表示するコンテンツ表示手段を有する請求項
    1、2、3、4又は5記載の放送情報コンテンツ配信シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記ユーザ受信端末は、前記コンテンツ
    記録手段に記録された前記放送情報コンテンツを再生す
    る再生手段を有する請求項1、2、3、4、5又は6記
    載の放送情報コンテンツ配信システム。
  8. 【請求項8】 前記ユーザ受信端末は、コード記憶手段
    に記憶した前記放送情報コードを編集する編集手段を有
    する請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の放送情
    報コンテンツ配信システム。
  9. 【請求項9】 コンピュータネットワークを通してユー
    ザ受信端末がアクセス可能であって、 放送局が放送した放送情報に関する放送情報コンテンツ
    と該放送情報を放送する際に併せて放送した該放送情報
    を識別する放送情報コードとを相互に関連づけかつ検索
    可能な状態で記憶した放送情報データベースと、 アクセスしてきた前記ユーザ受信端末からの前記放送情
    報コードに関連づけられた前記放送情報コンテンツの配
    信要求に応答して前記放送情報データベースから配信要
    求された前記放送情報コンテンツを検索して配信するコ
    ンテンツ配信手段とを有することを特徴とする放送情報
    コンテンツ配信サイト。
  10. 【請求項10】 前記放送情報コンテンツは地図コンテ
    ンツを含む請求項9記載の放送情報コンテンツ配信サイ
    ト。
  11. 【請求項11】 前記放送情報コードは国際標準音楽レ
    コーディングコードであり、前記放送情報コンテンツは
    楽曲コンテンツである請求項9又は10記載の放送情報
    コンテンツ配信サイト。
  12. 【請求項12】 前記放送情報コードは構成要素として
    国際標準音楽レコーディングコードを含み、前記放送情
    報コンテンツは楽曲コンテンツである請求項9又は10
    記載の放送情報コンテンツ配信サイト。
  13. 【請求項13】 更に所定の前記放送情報コンテンツの
    配信と引き替えに前記ユーザ受信端末に課金する課金手
    段を有する請求項9、10、11又は12記載の放送情
    報コンテンツ配信サイト。
  14. 【請求項14】 放送局が放送した放送情報に関する放
    送情報コンテンツと該放送情報を放送する際に併せて放
    送した該放送情報を識別する放送情報コードとを相互に
    関連づけかつ検索可能な状態で記憶した放送情報データ
    ベースを有する放送情報コンテンツ配信サイトにコンピ
    ュータネットワークを通してアクセスするアクセス手段
    と、 前記放送局が放送した前記放送情報と前記放送情報を放
    送する際に併せて放送した前記放送情報を識別する前記
    放送情報コードとを受信する放送受信手段と、 配信を要求する前記放送情報コンテンツに関連づけられ
    た前記放送情報コードを記憶するコード記憶手段と、 配信を要求する前記放送情報コンテンツに関連づけられ
    た前記放送情報コードを読み出して前記放送情報コンテ
    ンツ配信サイトに送信して、前記放送情報コードに関連
    づけられた前記放送情報コンテンツの配信を要求するコ
    ンテンツ要求手段と、 前記放送情報コンテンツ配信サイトから配信された前記
    放送情報コンテンツを記録するコンテンツ記録手段とを
    有することを特徴とするユーザ受信端末。
  15. 【請求項15】 前記放送情報コンテンツは地図コンテ
    ンツを含む請求項14記載のユーザ受信端末。
  16. 【請求項16】 前記放送情報コードは国際標準音楽レ
    コーディングコードであり、前記放送情報コンテンツは
    楽曲コンテンツである請求項14又は15記載のユーザ
    受信端末。
  17. 【請求項17】 前記放送情報コードは構成要素として
    国際標準音楽レコーディングコードを含み、前記放送情
    報コンテンツは楽曲コンテンツである請求項14又は1
    5記載のユーザ受信端末。
  18. 【請求項18】 前記ユーザ受信端末は、前記放送情報
    コンテンツを表示するコンテンツ表示手段を有する請求
    項14、15、16又は17記載のユーザ受信端末。
  19. 【請求項19】 前記ユーザ受信端末は、前記コンテン
    ツ記録手段に記録された前記放送情報コンテンツを再生
    する再生手段を有する請求項14、15、16、17又
    は18記載のユーザ受信端末。
  20. 【請求項20】 前記ユーザ受信端末は、コード記憶手
    段に記憶した前記放送情報コードを編集する編集手段を
    有する請求項14、15、16、17、18又は19記
    載のユーザ受信端末。
  21. 【請求項21】 放送局が放送した放送情報と該放送情
    報を放送する際に併せて放送した該放送情報を識別する
    放送情報コードとを受信できかつ前記放送局が放送した
    前記放送情報に関する放送情報コンテンツと前記放送情
    報を放送する際に併せて放送した前記放送情報を識別す
    る前記放送情報コードとを相互に関連づけかつ検索可能
    な状態で記憶した放送情報データベースを有する放送情
    報コンテンツ配信サイトにコンピュータネットワークを
    通してアクセス可能なユーザ受信端末に、 配信を要求する前記放送情報コンテンツに関連づけられ
    た前記放送情報コードを記憶するコード記憶過程と前記
    放送情報コンテンツ配信サイトにコンピュータネットワ
    ークを通してアクセスするアクセス過程と、 配信を要求する前記放送情報コンテンツに関連づけられ
    た前記放送情報コードを読み出して前記放送情報コンテ
    ンツ配信サイトに送信して、前記放送情報コードに関連
    づけられた前記放送情報コンテンツの配信を要求するコ
    ンテンツ要求過程と、 前記放送情報コンテンツ配信サイトから配信された前記
    放送情報コンテンツを記録するコンテンツ記録過程とを
    実行させることを特徴とするユーザ受信プログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 放送情報を放送する際に併せて該放送
    情報を識別する放送情報コードを放送する放送局と、前
    記放送情報に関する放送情報コンテンツと前記放送情報
    コードとを相互に関連づけかつ検索可能な状態で記憶し
    た放送情報データベースを有する放送情報コンテンツ配
    信サイトと、前記放送情報コンテンツ配信サイトとコン
    ピュータネットワークと通してアクセスするアクセス手
    段を有するユーザ受信端末とを含む放送情報配信システ
    ムの放送情報配信方法であって、 前記放送局が放送情報を放送する際に併せて該放送情報
    を識別する放送情報コードを放送する放送過程と、 前記ユーザ受信端末が前記放送情報と前記放送情報コー
    ドとを受信する放送受信過程と、 前記ユーザ受信端末が配信を要求する前記放送情報コン
    テンツに関連づけられた前記放送情報コードを記憶する
    コード記憶過程と、 前記ユーザ受信端末が前記放送情報コンテンツ配信サイ
    トにコンピュータネットワークを通してアクセスするア
    クセス過程と、 配信を要求する前記放送情報コンテンツに関連づけられ
    た前記放送情報コードを前記放送情報コンテンツ配信サ
    イトに送信して、前記放送情報コードに関連づけられた
    前記放送情報コンテンツの配信を要求するコンテンツ要
    求過程と、 前記放送情報コンテンツ配信サイトが、配信要求された
    前記放送情報コンテンツを前記放送情報データベースか
    ら検索して前記ユーザ受信端末に配信するコンテンツ配
    信過程と前記ユーザ受信端末が前記放送情報コンテンツ
    配信サイトから配信された前記放送情報コンテンツを記
    録するコンテンツ記録過程とを有することを特徴とする
    放送情報コンテンツ配信方法。
JP2001009412A 2000-05-30 2001-01-17 放送情報コンテンツ配信システム、放送情報コンテンツ配信サイト、ユーザ受信端末、ユーザ受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び放送情報コンテンツ配信方法 Pending JP2002058013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001009412A JP2002058013A (ja) 2000-05-30 2001-01-17 放送情報コンテンツ配信システム、放送情報コンテンツ配信サイト、ユーザ受信端末、ユーザ受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び放送情報コンテンツ配信方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-160273 2000-05-30
JP2000160273 2000-05-30
JP2001009412A JP2002058013A (ja) 2000-05-30 2001-01-17 放送情報コンテンツ配信システム、放送情報コンテンツ配信サイト、ユーザ受信端末、ユーザ受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び放送情報コンテンツ配信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002058013A true JP2002058013A (ja) 2002-02-22

Family

ID=26592909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001009412A Pending JP2002058013A (ja) 2000-05-30 2001-01-17 放送情報コンテンツ配信システム、放送情報コンテンツ配信サイト、ユーザ受信端末、ユーザ受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び放送情報コンテンツ配信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002058013A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003098933A1 (fr) * 2002-05-20 2003-11-27 Digital Network Appliance Inc. Systeme d'achat, systeme de location video, et systeme interactif utilisant une technique de distribution d'images en mouvement
JP2004241977A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Toshiba Tec Corp ダウンロード装置
JP2006506894A (ja) * 2002-11-15 2006-02-23 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ, エービー 放送メディア信号に埋め込まれたテキストデータを表示するための方法及び装置
JP2007129372A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Alpine Electronics Inc 受信機及びディジタル放送の電波送信方法
JP2010521108A (ja) * 2007-03-09 2010-06-17 エアビクティ インコーポレイテッド 移動デジタルラジオのプレイリストシステム
US7929931B2 (en) 2004-12-24 2011-04-19 Sharp Kabushiki Kaisha Broadcast receiver
JP2012507052A (ja) * 2008-10-28 2012-03-22 エアビクティ インコーポレイテッド 車内のラジオで放送される楽曲の購入
US8831823B2 (en) 2009-10-15 2014-09-09 Airbiquity Inc. Centralized management of motor vehicle software applications and services
US8831824B2 (en) 2009-10-15 2014-09-09 Airbiquity Inc. Centralized management of motor vehicle software applications and services
US8942888B2 (en) 2009-10-15 2015-01-27 Airbiquity Inc. Extensible scheme for operating vehicle head unit as extended interface for mobile device
US9002574B2 (en) 2009-10-15 2015-04-07 Airbiquity Inc. Mobile integration platform (MIP) integrated handset application proxy (HAP)
US9104538B2 (en) 2012-06-08 2015-08-11 Airbiquity Inc. Assessment of electronic sensor data to remotely identify a motor vehicle and monitor driver behavior
US9370029B2 (en) 2009-10-15 2016-06-14 Airbiquity Inc. Efficient headunit communication integration
US10382509B2 (en) 2011-01-28 2019-08-13 Amazon Technologies, Inc. Audio-based application architecture

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003098933A1 (fr) * 2002-05-20 2003-11-27 Digital Network Appliance Inc. Systeme d'achat, systeme de location video, et systeme interactif utilisant une technique de distribution d'images en mouvement
JP2006506894A (ja) * 2002-11-15 2006-02-23 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ, エービー 放送メディア信号に埋め込まれたテキストデータを表示するための方法及び装置
JP2004241977A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Toshiba Tec Corp ダウンロード装置
US7929931B2 (en) 2004-12-24 2011-04-19 Sharp Kabushiki Kaisha Broadcast receiver
JP2007129372A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Alpine Electronics Inc 受信機及びディジタル放送の電波送信方法
JP2010521108A (ja) * 2007-03-09 2010-06-17 エアビクティ インコーポレイテッド 移動デジタルラジオのプレイリストシステム
US8676135B2 (en) 2007-03-09 2014-03-18 Airbiquity Inc. In-vehicle mobile music purchase
JP2012507052A (ja) * 2008-10-28 2012-03-22 エアビクティ インコーポレイテッド 車内のラジオで放送される楽曲の購入
US8838332B2 (en) 2009-10-15 2014-09-16 Airbiquity Inc. Centralized management of motor vehicle software applications and services
US8831824B2 (en) 2009-10-15 2014-09-09 Airbiquity Inc. Centralized management of motor vehicle software applications and services
US8831823B2 (en) 2009-10-15 2014-09-09 Airbiquity Inc. Centralized management of motor vehicle software applications and services
US8942888B2 (en) 2009-10-15 2015-01-27 Airbiquity Inc. Extensible scheme for operating vehicle head unit as extended interface for mobile device
US9002574B2 (en) 2009-10-15 2015-04-07 Airbiquity Inc. Mobile integration platform (MIP) integrated handset application proxy (HAP)
US9370029B2 (en) 2009-10-15 2016-06-14 Airbiquity Inc. Efficient headunit communication integration
US9730254B2 (en) 2009-10-15 2017-08-08 Airbiquity Inc. Efficient headunit communication integration
US10159098B2 (en) 2009-10-15 2018-12-18 Airbiquity Inc. Efficient headunit communication integration
US10382509B2 (en) 2011-01-28 2019-08-13 Amazon Technologies, Inc. Audio-based application architecture
US9104538B2 (en) 2012-06-08 2015-08-11 Airbiquity Inc. Assessment of electronic sensor data to remotely identify a motor vehicle and monitor driver behavior
US9401057B2 (en) 2012-06-08 2016-07-26 Airbiquity Inc. Assessment of electronic sensor data to remotely identify a motor vehicle and monitor driver behavior
US11004277B2 (en) 2012-06-08 2021-05-11 Airbiquity Inc. Assessment of electronic sensor data to remotely identify a motor vehicle and monitor driver behavior

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10268442B2 (en) Systems and methods for the identification and/or distribution of music and other forms of useful information
US8515991B2 (en) Content presenting device, content presenting method, and content presenting program
JP5133508B2 (ja) コンテンツ提供システム、コンテンツ提供装置、コンテンツ配信サーバ、コンテンツ受信端末およびコンテンツ提供方法
US7844259B2 (en) Communication method
US7761513B2 (en) Information recording device, information recording method, and information recording program
US8032538B2 (en) Information processing device, content title display method, and content title display program
JP3104628B2 (ja) 情報提供システム、情報提供端末装置及び情報提供センタ装置
US20100121741A1 (en) Audio sampling and acquisition system
JP2001125914A (ja) 検索システム、検索装置、検索方法および検索結果の表示方法、端末装置、ならびに、記録媒体
JP5143620B2 (ja) 試聴用コンテンツ配信システムおよび端末装置
JP2002058013A (ja) 放送情報コンテンツ配信システム、放送情報コンテンツ配信サイト、ユーザ受信端末、ユーザ受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び放送情報コンテンツ配信方法
JP2001076007A (ja) データ管理方法及びシステム並びにこれらに用いる装置
US20010042111A1 (en) Contents distribution system, requesting device, providing device, recording medium, information aggregate and media
JP2003168051A (ja) 電子カタログ提供システム、電子カタログ提供方法、そのプログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2001297093A (ja) 音楽配給システムおよびサーバ装置
JP4419912B2 (ja) 検索システム、検索装置、検索方法および検索プログラム、ならびに、通信装置、通信方法および通信プログラム
JP3592255B2 (ja) 総合放送データベース作成システム及び放送局放送データベース作成システム
US6907232B2 (en) Receiver and receiving system and method
CN1860525B (zh) 通信装置和通信方法
KR20000036637A (ko) 인터넷을 이용한 곡 비즈니스 방법 및 그 비즈니스 시스템
JP4506270B2 (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
US20060276124A1 (en) Reproduction device, reproduction method, and program
JP2006025156A (ja) マーケティング情報収集システム及びマーケティング情報収集方法
JP4158784B2 (ja) 検索システム、検索装置、検索方法および検索プログラム、ならびに、通信装置、通信方法および通信プログラム
JP2008252921A (ja) 検索システム、通信方法、検索装置、検索方法および記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050408