JP4636343B2 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システムに関し、例えば、情報記録媒体のパッケージを検出する際に適用して好適なものである。
近年、コンテンツ(例えば、映画やコンサート等の映像データ)の情報記録媒体として、DVD(Digital Versatile Disc)の約5倍の容量のデータを記録可能であるBlu−ray Disc(登録商標、これをBDとも呼ぶ)が登場した。それに伴い、BDに記録されたコンテンツを読み出し再生する装置が発売されている(このような装置を、以下BD再生装置とも呼ぶ)。
BD再生装置において、市販のBDに記録されたコンテンツに関連する情報(これを、コンテンツ関連情報とも呼ぶ)をネットワーク接続された外部サーバから取得しユーザに提供するようなシステムが提案されている。このようなシステムとしては、例えば、市販のBDに記録されているCCID(Content Certificate ID)を用いるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
市販のBDでは、その発売開始前などに、コンテンツの違法コピーを防ぎ著作権を保護する規格であるAACS(Advanced Access Content System)において、記録されたコンテンツが正当なものであることを証明するCertificationが行われる。Certificationが行われるごとに、市販のBDに対してAACSの管理機関であるAACSLA(Advanced Access Content System License Administrator)によりコンテンツ証明書が発行され、当該BDに記録される。CCIDは、そのコンテンツ証明書を識別する管理番号である。
上述したシステムでは、市販のBDが装填されるとBD再生装置は当該BDに記録されているCCIDを読み取ってサーバに送信する。そして、サーバは送信されたCCIDに対応するコンテンツ関連情報をサーバ内に保持するデータベースより取得し、BD再生装置に送信することで、当該情報をユーザに提供できるようになっている。
特開2008−140440公報
ところで、パッケージとして発売された後に発見された不具合などにより、BDに記録されたコンテンツの構成が一部変更される場合がある。ちなみにパッケージとは、商品として販売用にセットされたもののことであり、同一パッケージであれば同一商品であることを意味する。そして、このようにパッケージとしては変わらないがBDに記録されたコンテンツの構成が一部変更された場合、そのBDに対して再度Certificationが行われることがある。
また、同一パッケージのBDであっても異なる製造工場で製造される場合、それらのBDに対して製造工場ごとにCertificationが行われることもある。
このように、同一パッケージに対して複数回Certificationが行われることがある。このとき一つのパッケージに対して複数のCCIDが存在することになる。
ここで、同一パッケージのBDにおいて同一のコンテンツ関連情報をユーザに提供するためには、コンテンツ関連情報を提供したいBDのパッケージを検出する必要がある。したがって、上述した従来のシステムにおいて、BD再生装置に装填されたBDのパッケージを検出するためには、全てのCCIDについてどのパッケージのものであるかをサーバ内のデータベースに登録しなければならないと考えられる。しかし、当該データベースの管理者が、市販のパッケージに対して発行された全てのCCIDを把握し、それらのCCIDをそれぞれパッケージに紐付けてあらかじめ当該データベースに登録しておくことは、非常に困難である。
したがって、上述した従来のシステムでは、BD再生装置に装填されたBDのパッケージを容易に検出できないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージを容易に検出し得る情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の情報処理装置においては、装填された情報記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置から当該コンテンツの構成に関する情報として、レイヤの総数、クリップの総数、クリップごとのストリームサイズ、全クリップの総ストリームサイズを含むコンテンツ構成情報を受信する通信部と、通信部により受信されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズと、所定のデータベースに情報記録媒体のパッケージごとにあらかじめ登録されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズとを比較し、当該比較の結果に基づいて、レイヤの総数が通信部により受信されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数と一致し且つクリップの総数と通信部により受信されたコンテンツ構成情報に含まれるクリップの総数との差分が所定値以下であり且つ全クリップの総ストリームサイズと通信部により受信されたコンテンツ構成情報に含まれる全クリップの総ストリームサイズとの差分が所定値以下であるコンテンツ構成情報を持つパッケージを検索するパッケージ検索部と、通信部により受信されたコンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズと、パッケージ検索部により検索されたパッケージのコンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズとの差分を算出し、当該算出した差分に全クリップの総ストリームサイズに対するクリップごとのストリームサイズの比率に応じた重みづけをしたものを用いて、通信部により受信されたコンテンツ構成情報とパッケージ検索部により検索されたパッケージのコンテンツ構成情報との類似度を算出する類似度算出部と、当該類似度を用いて再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージを判別するパッケージ判別部とを設けるようにした。
さらに、本発明の情報処理システムにおいては、装填された情報記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生部と、当該コンテンツの構成に関する情報として、レイヤの総数、クリップの総数、クリップごとのストリームサイズ、全クリップの総ストリームサイズを含むコンテンツ構成情報を取得するコンテンツ構成情報取得部と、取得したコンテンツ構成情報を外部に送信する通信部とを有する再生装置と、当該再生装置から当該コンテンツ構成情報を受信する通信部と、通信部により受信されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズと、所定のデータベースに情報記録媒体のパッケージごとにあらかじめ登録されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズとを比較し、当該比較の結果に基づいて、レイヤの総数が通信部により受信されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数と一致し且つクリップの総数と通信部により受信されたコンテンツ構成情報に含まれるクリップの総数との差分が所定値以下であり且つ全クリップの総ストリームサイズと通信部により受信されたコンテンツ構成情報に含まれる全クリップの総ストリームサイズとの差分が所定値以下であるコンテンツ構成情報を持つパッケージを検索するパッケージ検索部と、通信部により受信されたコンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズと、パッケージ検索部により検索されたパッケージのコンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズとの差分を算出し、当該算出した差分に全クリップの総ストリームサイズに対するクリップごとのストリームサイズの比率に応じた重みづけをしたものを用いて、受信したコンテンツ構成情報と当該検索したパッケージのコンテンツ構成情報との類似度を算出する類似度算出部と、当該類似度を用いて当該再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージを判別するパッケージ判別部とを有する情報処理装置とを設けるようにした。
こうすることにより、本発明は、全てのCCIDについてどのパッケージのものであるかをデータベースに登録しておくというような困難な作業を行わなくても、再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージを検出することができる。
本発明によれば、全てのCCIDについてどのパッケージのものであるかをデータベースに登録しておくというような困難な作業を行わなくても、再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージを検出することができ、かくして、再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージを容易に検出し得る情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、再生装置及び情報処理システムを実現することができる。
以下、図面について、本発明の実施の形態を詳述する。
(1)コンテンツ関連情報提供システムの構成
図1は、コンテンツ関連情報提供システム1の構成を示している。このコンテンツ関連情報提供システム1は、BDに記録されたコンテンツの情報を読み出し再生する複数のBD再生装置PL(PL1、PL2、…、PLn)を有する。また、このコンテンツ関連情報提供システム1は、ネットワークNTを介してBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージに対応するコンテンツ関連情報をBD再生装置PLに提供するサーバ2を有している。コンテンツ関連情報とは、例えば、映画が記録されたBDの場合、作品のタイトル名や監督名、ジャケット写真などのデータであり、サーバ2が保持するデータベース(これを、BDDBとも呼ぶ。)に市販のパッケージごとにあらかじめ登録されている。
具体的にこのコンテンツ関連情報提供システム1を構成する複数のBD再生装置PLのそれぞれは、市販のBDが装填されると、当該BDに記録されたコンテンツの構成に関する情報(これを、コンテンツ構成情報とも呼ぶ。)を当該BDより取得する。そして、BD再生装置PLは、当該コンテンツ構成情報を、ネットワークNTを介して、サーバ2に送信する。
サーバ2は、BD再生装置PLから送信されてきたコンテンツ構成情報を用いて、BDDBより、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出する。BDDBには、市販のパッケージごとにコンテンツ構成情報があらかじめ登録されている。そして、サーバ2は、検出されたパッケージに対応するコンテンツ関連情報をBDDBより取得し、ネットワークNTを介してそのコンテンツ関連情報をBD再生装置PLに送信する。BD再生装置PLは、サーバ2からそのコンテンツ関連情報が送信されてくると、その情報を表示部に表示させる。
このようにして、コンテンツ関連情報提供システム1は、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出し、そのパッケージに対応するコンテンツ関連情報をユーザに提供するようになっている。
(2)BD再生装置及びサーバの構成
次に上述したコンテンツ関連情報提供システム1のBD再生装置PL及びサーバ2の構成について説明する。まずBD再生装置PLの構成から説明する。
図2に示すようにBD再生装置PLは、制御部11と、通信部12と、記憶部13と、操作部14と、BDドライブ15と、再生部16と、表示部17と、音声出力部18を有し、各部はバス10によって接続されている。
BD再生装置PLの制御部11は、記憶部13に記憶されているプログラムによって、各種処理を実行すると共に、操作部14を介して入力される操作信号に応じて各部の動作を制御するようになされている。
具体的に、BD再生装置PLは、操作部14の操作を介してBDの再生が指示されると、制御部11の制御のもと、BDドライブ15に装填されているBDに記録されているコンテンツ、すなわち映像データ及び音声データを読み出し、そのデータを再生部16に入力する。
再生部16は、入力された映像データ及び音声データのそれぞれに対してデコード等の処理を行うことにより映像信号及び音声信号を得て、映像信号を表示部17に入力し、音声信号を音声出力部18に入力する。
この結果、表示部17からはBDに記録された映像が出力され、音声出力部18からはBDに記録された音声が出力される。このようにして、BD再生装置PLは、BDドライブ15に装填されたBDに記録されているコンテンツを読み出し再生するようになっている。
また、BD再生装置PLは、制御部11の制御のもと、BDドライブ15に装填されているBDのコンテンツ構成情報を当該BDより取得する。そして、BD再生装置PLは、制御部11の制御のもと、通信部12を介して、そのコンテンツ構成情報をサーバ2に送信する。
このようにしてコンテンツ構成情報をサーバ2に送信した後、サーバ2からBDドライブ15に装填されているBDのパッケージに対応するコンテンツ関連情報が送信されてくると、BD再生装置PLは、通信部12を介してこれを受信し、表示部17に入力する。
この結果、表示部17から、BDドライブ15に装填されているBDのパッケージに対応するコンテンツ関連情報が出力される。このようにして、BD再生装置PLは、BDドライブ15に装填されたBDのコンテンツ構成情報を取得してサーバ2に送信し、そのBDのパッケージに対応するコンテンツ関連情報をサーバ2より取得して表示部17に表示しユーザに提供するようになっている。
次に、サーバ2の構成について説明する。図3に示すようにサーバ2は、制御部21と、通信部22と、記憶部23とを有しており、各部はバス20によって接続されている。
具体的に、サーバ2は、BD再生装置PLからBD再生装置PLに装填されたBDのコンテンツ構成情報が送信されてくると、制御部21の制御のもと、通信部22を介して受信する。
サーバ2は、制御部21の制御のもと、BD再生装置PLより送信されてきたコンテンツ構成情報を用いて、記憶部23にあらかじめ保持されたBDDBよりBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出する。
そして、サーバ2は、制御部21の制御のもと、検出されたパッケージに対応するコンテンツ関連情報をBDDBより取得し、通信部22を介して、BD再生装置PLに送信する。
このようにして、サーバ2は、BD再生装置PLから送信されたコンテンツ構成情報を用いて、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出し、そのパッケージに対応するコンテンツ関連情報をBD再生装置PLに提供するようになっている。
(3)コンテンツ構成情報の取得方法
次に、BD再生装置PLがBDドライブ15に装填されたBDからそのBDのコンテンツ構成情報を取得する方法について詳しく説明する。
本実施の形態で、コンテンツ構成情報とは、例えば、レイヤの総数、クリップの総数、各クリップの番号、各クリップのストリームサイズ、全クリップの総ストリームサイズとからなる情報である。
BD再生装置PLは、制御部11の制御のもと、BDドライブ15に装填されたBDに格納されているデータ(これを、格納データとも呼ぶ。)よりこのコンテンツ構成情報を取得する。そこで、まず、BDの格納データの構成について詳しく説明する。
(3−1)BDの格納データの構成
図4にBDの格納データのディレクトリ構成を示す。BDの格納データは、主に3つのディレクトリ(AACSディレクトリ31、BDMVディレクトリ32、CERTIFICATEディレクトリ33)に記録されている。AACSディレクトリ31には、BDに対してAACSLAによりCertficationが行われたことを示す情報(これを、証明情報とも呼ぶ。)として、コンテンツ証明書やコンテンツハッシュテーブルなどが格納されている。BDMVディレクトリ32には、映像データ及び音声データを収めたストリームファイルなどのコンテンツやコンテンツ管理データ、コンテンツの復号に適用する暗号鍵などが格納されている。CERTIFICATEディレクトリ33には、ルート証明書、例えばコンテンツ再生アプリケーションの署名検証に適用する公開鍵を格納した公開鍵証明書などが格納されている。
次に、上述したAACSディレクトリ31に記録されているファイルを図5に示す。図5に示すContent000.cerファイル及びContent001.cerファイルは、上述したコンテンツ証明書からなるファイルであり、AACSLAによる電子署名やコンテンツの改ざんの有無を検証するためのデータを有している。当該ファイルは、BDのレイヤごとに作成され、Content000.cerファイルはレイヤ0に対応し、Content001.cerファイルは、レイヤ1に対応している。したがって、Content001.cerファイルは、2層のレイヤ(レイヤ0及びレイヤ1)を持つBDにのみ存在する。
また、図5に示すContentHash000.tblファイル及びContentHash001.tblファイルは、上述したコンテンツハッシュテーブルからなるファイルである。当該ファイルはBDのレイヤごとに作成され、ContentHash000.tblファイルはレイヤ0に対応し、ContentHash001.tblファイルはレイヤ1に対応している。したがって、ContentHash001.tblファイルは2層のレイヤを持つBDにのみ存在する。
ここで、コンテンツハッシュテーブルとは、BDMVディレクトリ32に記録されたコンテンツから算出されたコンテンツハッシュ(Content Hash)が記録されているテーブルである。コンテンツハッシュとは、コンテンツに設定されたハッシュユニット(Hash Unit)ごとに算出されたハッシュ値である。ハッシュユニットのサイズは、例えばセクターサイズ(2048B)に96を乗じたサイズとなっている。
ちなみに、コンテンツハッシュテーブルは、例えばBD再生装置PLが、BDに記録されたコンテンツを再生する前に実行するコンテンツの改ざん検証処理に用いられる。例えば、BD再生装置PLの制御部11は、再生対象となったコンテンツに設定されたハッシュユニットを選択して、あらかじめ定められたハッシュ値の算出アルゴリズムにしたがってハッシュ値を算出する。そして、BD再生装置PLの制御部11は、このとき算出されたハッシュ値がコンテンツハッシュテーブルに記録されたコンテンツハッシュと一致するか否かによって、当該コンテンツが改ざんされているか否かを検証するようになっている。
Content000.cerファイルまたはContent001.cerファイルには、コンテンツハッシュから算出されたハッシュ値が、コンテンツハッシュテーブルダイジェスト(Digest)として記録されている。ここで、コンテンツハッシュテーブルダイジェスト、コンテンツハッシュ、クリップ、ハッシュユニットの関係を図6に示す。図6に示すように、コンテンツハッシュテーブルダイジェストは、コンテンツを構成するクリップごとに生成される。
次に、上述したコンテンツ証明書からなるファイルであるContent000.cerファイルのデータ構成を図7に示す。なお、この構成は、Content001.cerファイルも同様である。
図7に示すTotal_Number_Of_HashUnitsは、BD全体におけるハッシュユニットの総数を示す。Total_Number_Of_Layersは、BD全体におけるレイヤの総数を示す。Number_Of_HashUnitsは、レイヤ0におけるハッシュユニット数を示す。Number_Of_Digestsは、レイヤ0におけるコンテンツハッシュテーブルダイジェスト数を示す。また、コンテンツハッシュテーブルダイジェストは、クリップごとに生成されるため、Number_Of_Digestsは、レイヤ0内のクリップ数も示す。Content Hash Table Digest #0〜#N−1は、レイヤ0内の各クリップに対応するコンテンツハッシュテーブルダイジェストの値を示す。(#0〜#N−1は各クリップの番号である。)
さらに、上述したコンテンツハッシュテーブルからなるファイルであるContentHash000.tblファイルのデータ構成を図8に示す。なお、この構成は、ContentHash001.tblファイルも同様である。
図8(A)に示すように、コンテンツハッシュテーブルダイジェスト(Digest)のテーブルには、コンテンツハッシュテーブルダイジェストごとに、Starting_HU_Num、Clip_Num、HU_Offset_in_Clipが記録される。Starting_HU_Numは、ハッシュユニットの番号であり、各コンテンツハッシュテーブルダイジェストの生成に用いられたハッシュユニットの最初の番号を示す。Clip_Numは、クリップの番号であり、各コンテンツハッシュテーブルダイジェストがどのクリップに対応するかを示す。HU_Offset_in_Clipは、各コンテンツハッシュテーブルダイジェストに対応するクリップがレイヤをまたでいるか否かを示す。また、図8(B)に示すように、ハッシュユニット(Hash Unit)のテーブルには、ハッシュユニットごとに算出されたハッシュ値であるコンテンツハッシュが、各ハッシュユニットに対して記録されている。
(3−2)コンテンツ構成情報の取得方法
次に上述したコンテンツ構成情報の取得方法を説明する。コンテンツ構成情報は、上述したように、レイヤの総数、クリップの総数、各クリップの番号、各クリップのストリームサイズ、全クリップの総ストリームサイズとからなる情報である。これらの情報は、コンテンツ証明書(Content000.cerファイル及びContent001.cerファイル)及びコンテンツハッシュテーブル(ContentHash000.tblファイル及びContentHash001.tblファイル)より検出する。
(3−2−1)レイヤ数の検出方法
まず、レイヤの総数(以下、レイヤ数とも呼ぶ。)の検出方法を説明する。レイヤ数は、上述したContent000.cerファイル内のTotal_Number_Of_Layersの値と同じであるため、その値をそのままレイヤ数とする。
(3−2−2)クリップ数の検出方法
次に、クリップの総数(以下、クリップ数とも呼ぶ。)の検出方法を説明する。レイヤ数が1の場合、クリップ数は、上述したContent000.cerファイル内のNumber_Of_Digestの値と同じであるため、その値をそのままクリップ数とする。
また、レイヤ数が2の場合、レイヤをまたぐクリップが存在するかどうかで、クリップ数の検出方法が異なる。レイヤをまたぐクリップが存在するかどうかは、ContentHash000.tblファイル及びContentHash001.tblファイル内のHU_Offset_in_Clipの値より判別することができる。これらのファイル内の全てのHU_Offset_in_Clipの値が0の場合、このことは、レイヤをまたぐクリップが存在しないことを示す。また、HU_Offset_in_Clipの値が0ではないものが存在する場合、このことはレイヤをまたぐクリップが存在することを示す。
そして、レイヤ数が2であり、レイヤをまたぐクリップが存在しない場合、クリップ数は、上述したContent000.cerファイル及びContent001.ファイル内のNumber_Of_Digestを合計することで検出する。
一方、レイヤ数が2であり、レイヤをまたぐクリップが存在する場合、クリップ数は、上述したContent000.cerファイル及びContent001.cerファイルのNumber_Of_Digestを合計した値から1を引くことで検出する。
(3−2−3)クリップ番号の検出方法
次に、各クリップの番号(以下、クリップ番号とも呼ぶ。)の検出方法を説明する。クリップ番号は、ContentHash000.tblファイル及びContentHash001.tblファイル内のClip_Numの値と同じであるため、その値をそのままクリップ番号とする。
(3−2−4)クリップサイズの検出方法
次に、各クリップのストリームサイズ(以下、クリップサイズとも呼ぶ。)の検出方法を説明する。まず、以下に、各クリップにおけるハッシュユニット数の算出方法を示す。
各レイヤの最終クリップ(各レイヤにおいてクリップ番号が一番大きいクリップ)ではない場合、そのクリップにおけるハッシュユニット数は、ContentHash000.tblファイル及びContentHash001.tblファイル内のStarting_HU_Numを用いて算出する。
図9にStarting_HU_Numとハッシュユニット数の関係を示す。Starting_HU_Numは、各クリップにおけるコンテンツハッシュテーブルダイジェストの生成に用いられたハッシュユニットの最初の番号を示している。例えば、図9に示すDigest#0の場合はContent Hash#0であり、Digest#1の場合はContent Hash#4である。各クリップにおけるハッシュユニット数は、そのクリップに対応するコンテンツハッシュテーブルダイジェスト及び次のコンテンツハッシュテーブルダイジェストのStarting_HU_Numの差分により算出することができる。すなわち、図9に示すDigest#0に対応するクリップにおけるハッシュユニット数は4である。
また、レイヤ0の最終クリップである場合、そのクリップにおけるハッシュユニット数は、Content000.cerファイル内のNumber_Of_HashUnitsと、ContentHash000.tblファイル内のStarting_HU_Numの差分を取ることで算出する。Number_Of_HashUnitsは、当該Content000.cerファイルに対応するレイヤ0におけるハッシュユニット数を示すためである。
また、レイヤ1の最終クリップである場合、そのクリップにおけるハッシュユニット数は、Content000.cerファイル内のTotal_Number_Of_HashUnitsと、ContentHash000.tblファイル内のStarting_HU_Numの差分を取ることで算出する。Total_Number_Of_HashUnitsは、BD全体におけるハッシュユニットの総数を示すためである。
そして、本実施の形態では、一つのハッシュユニットのサイズがセクターサイズ(2048B)に96を乗じたサイズである。したがって、各クリップサイズは、上述した方法で算出した各クリップにおけるハッシュユニット数に上述した一つのハッシュユニットのサイズを乗じることで検出することができる。
(3−2−5)ディスクサイズの検出方法
次に、全クリップの総ストリームサイズ(以下、ディスクサイズとも呼ぶ。)の検出方法を説明する。Content000.cerファイル内のTotal_Number_Of_HashUnitsは、BD全体におけるハッシュユニットの総数を示す。したがって、ディスクサイズは、Total_Number_Of_HashUnitsに上述した一つのハッシュユニットのサイズを乗じることで検出することができる。
上述した方法により、BD再生装置PLの制御部11は、BDドライブ15に装填されたBDに記録された証明情報より、レイヤ数、クリップ数、クリップ番号、クリップサイズ、ディスクサイズを検出することができる。このようにして、BD再生装置PLの制御部11は、レイヤ数、クリップ数、クリップ番号、クリップサイズ、ディスクサイズとからなる当該BDのコンテンツ構成情報を取得する。そして、BD再生装置PLの制御部11は、通信部12を介して当該コンテンツ構成情報をサーバ2に送信する。
(4)コンテンツ構成情報の類似度の算出
サーバ2の制御部21は、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出するために、BD再生装置PLより送信されてきたコンテンツ構成情報とBDDBに登録されたパッケージごとのコンテンツ構成情報とを比較する。そして、サーバ2の制御部21は、BD再生装置PLより送信されてきたコンテンツ構成情報とBDDBに登録されたパッケージごとのコンテンツ構成情報との類似度を算出する。(この処理を類似度算出処理とも呼ぶ。)
ここで、この類似度の算出方法について詳しく説明する。類似度は、サーバ2の制御部21が別途BDDBに登録されたパッケージの中から類似度算出対象として設定したパッケージ(これを類似度算出対象パッケージとも呼ぶ。)のコンテンツ構成情報ごとに算出する。
この類似度の算出方法には減点法を用いる。まず、比較するコンテンツ構成情報において、全クリップのクリップサイズが完全に一致する場合の類似度を基準点(100点)とする。そして、比較するコンテンツ構成情報において、クリップ数やクリップサイズなどが一致しない場合は、クリップサイズの差分やディスクサイズに対するクリップサイズの比率などから減点数を算出して、基準点から減点数を引くことで類似度を算出する。
次に、減点数の算出方法を説明する。減点数は、比較するコンテンツ構成情報において、クリップ番号が同一のクリップを1組のクリップとし、クリップの組ごとに算出する。同一のクリップ番号を持つクリップがないクリップの場合は、そのクリップ単体で1組のクリップとする。そして、減点数は、各組のクリップサイズの差分より算出する基本減点数に、クリップの総数に対するクリップサイズが一致するクリップ数の比率より算出する第1の係数及びディスクサイズに対するクリップサイズの比率より算出する第2の係数を乗じた数より算出する。
そこで、まず、第1の係数の算出方法を説明する。第1の係数は、類似度算出対象パッケージごとに算出される。まず、比較するコンテンツ構成情報において、クリップの組ごとにクリップサイズを比較する。そして、クリップサイズが一致する組の数に1をプラスした数を一致クリップ数とする。これは、発売後に発見された不具合などによって一部のクリップに修正が入ることにより同一パッケージであってもクリップサイズが異なる場合があり、クリップ1組分はクリップサイズが異なってもクリップサイズが一致する組であるとみなすためである。また、比較するコンテンツ構成情報において、クリップサイズが一致する組に含まれないクリップの数を算出し、その数と一致クリップ数を足した数を合計クリップ数とする。第1の係数は、第1の係数をa1、一致クリップ数をn1、合計クリップ数をn2とすると、次式(1)により算出される。
a1=n2/n1……(1)
次に、第2の係数の算出方法を説明する。第2の係数は、クリップの組ごとに算出される。まず、比較するコンテンツ構成情報において、ディスクサイズの平均を算出する。そして、クリップの組ごとにクリップサイズの平均を算出する。第2の係数は、第2の係数をa2、ディスクサイズの平均をs1、クリップサイズの平均をs2とすると、次式(2)により算出される。
a2=1/(1−s2/s1)……(2)
このように、第2の係数がディスクサイズに対するクリップサイズの比率に比例して大きくなるように第2の係数の算出方法を設定した。ここでは、ディスクサイズに対するクリップサイズの比率が高いクリップは、そのBDにおいて重要なクリップである可能性が高いと考えた。したがって、重要なクリップのクリップサイズがBD再生装置PLに装填されたBDと異なる類似度算出対象のパッケージは当該BDのパッケージである可能性が低いと考え、重要なクリップであるほど減点数が大きくなるように、第2の係数の算出方法を設定した。
次に、基本減点数の算出方法を説明する。基本減点数は、クリップの組ごとに算出される。まず、クリップの組ごとにクリップサイズの差分を算出する。クリップ番号が同一のクリップがないクリップの組の場合は、そのクリップのクリップサイズをその組のクリップサイズの差分とする。そして、クリップサイズの差分が50MBあった場合の基本減点数を1点とし、これを基準として基本減点数を算出する。すなわち、基本減点数は、基本減点数をa3、クリップサイズの差分をk1とし、k1の単位はMBであるとすると、次式(3)により算出される。
a3=k1/50……(3)
ここで、クリップサイズの差分が大きい類似度算出対象パッケージほど、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージである可能性が低いと考え、基本減点数がクリップサイズの差分に比例して大きくなるように基本減点数の算出方法を設定した。
そして、上述したように算出した第1の係数及び第2の係数及び基本減点数より、減点数は、減点数をa4とすると、クリップの組ごとに、次式(4)により算出される。
a4=a1×a2×a3……(4)
そして、同一のクリップ番号を持つクリップがないクリップを持つ組の減点数は4点を下限とし、上述した式(4)で算出した減点数が4点未満の場合は、その減点数を4点に変換する。ここで、同一のクリップ番号を持つクリップがないクリップがあることは、その類似度算出対象パッケージがBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージである可能性が低いことを意味すると考え、類似度が一定以上低くなるように減点数の下限を設定した。
そして、上述したように比較するコンテンツ構成情報における全てのクリップの組ごとに減点数を算出したら、それらの減点数の合計を算出する。そして、基準点からそれらの減点数の合計を引いた点数を、BD再生装置PLより送信されてきたコンテンツ構成情報と類似度算出対象パッケージのコンテンツ構成情報との類似度とする。
このようにして、サーバ2の制御部21は、BDDBの中からBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出するために、BD再生装置PLより送信されてきたコンテンツ構成情報と類似度算出対象パッケージのコンテンツ構成情報との類似度を算出する。
実際に、上述した方法にしたがって、市販BD204枚を用いて、当該BD間の類似度の算出を行った。当該BDの中には、発売開始後にコンテンツの構成が変更されたパッケージのBD(例えば、タイトルAの変更前及び変更後の2枚と、タイトルBの変更前及び変更後の2枚)が含まれる。また、当該BDの中には、テレビドラマシリーズのBOXセットのBD(例えば、タイトルCのPart1の4枚組及びPart2の4枚組と、タイトルDの6枚組)も含まれる。その他当該BDの中には、映画が記録されたBDやコンサートが記録されたBDが含まれる。
このようなBDを用いて類似度の算出を行ったところ、コンテンツの構成が変更されたパッケージのBDであるタイトルAの変更前及び変更後のBDの間の類似度は94.3点となった。また、同じくコンテンツの構成が変更されたパッケージのBDであるタイトルBの変更前及び変更後の2枚の間の類似度は99.8点となった。タイトルC及びタイトルDを含むその他のBDに関しては、全てのBDの間で類似度が20点以下となった。
このように、今回用いた市販のBD204枚において、異なるパッケージのBDの間では全て類似度が20点以下という低い点数となり、コンテンツの構成は異なるが同一パッケージであるBDの間では全て類似度が90点以上という高い点数となった。この結果により、サーバ2の制御部21は、上述した方法にしたがって類似度を算出することで、高い確率でBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出することができると予測される。
(5)パッケージ検出処理手順
次に、図10に示すシーケンスチャート及び図11に示すフローチャートを用いて、上述したコンテンツ関連情報提供システム1が、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出する処理の手順について、詳しく説明する。(これをパッケージ検出処理手順RT1とも呼ぶ。)このパッケージ検出処理手順RT1は、BD再生装置PLとサーバ2とが協働して実行する処理手順である。BD再生装置PLの制御部11はBD再生装置PLの記憶部13から読み出したプログラムにしたがって当該処理手順を実行し、サーバ2の制御部21がサーバ2の記憶部23から読み出したプログラムにしたがって当該処理手順を実行する。
BD再生装置PLの制御部11は、例えば操作部14の操作を介してBDの再生が指示されると、パッケージ検出処理手順RT1を開始すると共にステップSP1に移る。そして、BD再生装置PLの制御部11は、BDドライブ15に装填されたBDより証明情報を読み取り、その証明情報から上述した方法によりコンテンツ構成情報を取得して、ステップSP2に移る。
ステップSP2において、BD再生装置PLの制御部11は、通信部12を介して、取得したコンテンツ構成情報をサーバ2に送信する。図12にこのときサーバ2に送信するコンテンツ構成情報のデータ構成を示す。
サーバ2の制御部21は、通信部22を介して、BD再生装置PLより送信されたコンテンツ構成情報を受信すると、ステップSP10において、このコンテンツ構成情報から、例えばSHA−1やMD5などといったハッシュ関数を用いてハッシュ値を算出する。そして、サーバ2の制御部21は、このハッシュ値をBD再生装置PLに装填されたBDのユニークディスクIDとして、ステップSP11に移る。
ステップSP11において、サーバ2の制御部21は、記憶部23に保持されたBDDBより、BD再生装置PLに装填されたBDのユニークディスクIDと一致するユニークディスクIDを持つパッケージを検索する(これをユニークディスクID一致検索とも呼ぶ。)。これにより、BDDBよりBD再生装置PLに装填されたBDとコンテンツの構成が一致するパッケージ、すなわち当該BDのパッケージを検索することができる。当該検索では、検索条件としてBD再生装置PLに装填されたBDのユニークディスクIDと一致するという条件しか用いらないため、高速に検索を行うことができる。そして、サーバ2の制御部21は、ユニークディスクID一致検索による検索結果を取得し、ステップSP12に移る。
ステップSP12において、サーバ2の制御部21は、ユニークディスクID一致検索の検索結果が0件であったかどうかを判別する。
ここで、ユニークディスクID一致検索による検索結果が0件であることにより、ステップSP12で肯定結果を得ると、このことは、BDDBの中にBD再生装置PLに装填されたBDとコンテンツの構成が一致するパッケージがないことを意味する。したがって、このことは、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージにおいて、例えば発売開始後の不具合などにより、コンテンツの構成が一部変更された可能性があることを意味する。このとき、サーバ2の制御部21は、ステップSP13に移る。
ステップSP13において、サーバ2の制御部21は、BDDBに登録されたパッケージの中から類似度を算出する対象のパッケージを検索する類似度算出対象パッケージ検索を行って、ステップSP14に移る。
ここで、類似度算出対象パッケージ検索を具体的に説明する。サーバ2の制御部21は、あらかじめ詳述しない別の処理によって設定された検索条件を用いて、BDDBより類似度が高いと予測されるコンテンツ構成情報を持つパッケージを検索する。例えば、ここでは、当該検索条件として、受信したコンテンツ構成情報とレイヤ数が同じであること、ディスクサイズの差分が1.2GB以下であること、クリップ数の差分が2個以下であることを用いる。
実際に、市販のBDのパッケージ(例えば、タイトルE)において、この検索条件を用いて類似度算出対象パッケージ検索を行った。検索対象としては、市販のBDのパッケージ200枚程度を用いた。この結果、タイトルEのコンテンツ構成情報との類似度が高いと予測されるコンテンツ構成情報を持つパッケージとして、市販のBDのパッケージ200枚程度のうちの2〜4%の枚数が検索された。
そして、ステップSP14において、サーバ2の制御部21は、当該検索において検索されたパッケージを類似度算出対象パッケージとして設定し、ステップSP15に移る。
このように、サーバ2の制御部21は、当該検索により検索されたパッケージのみに対して類似度算出処理を行うことにより、BDDBに登録された全てのパッケージに対して当該処理を行う場合に比べ、当該処理に要する時間を短縮できサーバ2の負荷も軽減できる。
ステップSP15において、サーバ2の制御部21は、サブルーチンとして図11に示す類似度算出処理を行う類似度算出処理手順SRT2を開始し、ステップSP30に移る。ステップSP30において、サーバ2の制御部21は、BDDBより類似度算出対象パッケージとして設定されたパッケージのうちまだ類似度を算出していないパッケージ(これを、類似度未算出パッケージとも呼ぶ。)のコンテンツ構成情報を取得して、ステップSP31へ移る。
ステップSP31において、サーバ2の制御部21は、BD再生装置PLより受信したコンテンツ構成情報とステップSP31で取得した類似度未算出パッケージのコンテンツ構成情報より、一致クリップ数及び合計クリップ数を算出して、ステップSP32に移る。
ステップSP32において、サーバ2の制御部21は、ステップSP31で算出した一致クリップ数及び合計クリップ数から、上述した式(1)にしたがって、類似度未算出パッケージの第1の係数を算出し、ステップSP33に移る。
ステップSP33において、サーバ2の制御部21は、比較するコンテンツ構成情報において、まだ減点数を算出していないクリップの組(これを、減点数未算出クリップ組とも呼ぶ。)ごとに、上述した式(2)にしたがって、減点数未算出クリップ組の第2の係数を算出し、ステップSP34に移る。
ステップSP34において、サーバ2の制御部21は、上述した式(3)にしたがって、減点数未算出クリップ組の基本減点数を算出し、ステップSP35に移る。
ステップSP35において、サーバ2の制御部21は、ステップSP32乃至35において、算出した類似度未算出パッケージの第1の係数、減点数未算出クリップ組の第2の係数及び基本減点数より、上述した式(4)にしたがって、減点数未算出クリップ組の減点数を算出し、ステップSP36に移る。
ステップSP36において、サーバ2の制御部21は、減点数未算出クリップ組が同一のクリップ番号を持つクリップがないクリップの組であるかどうかを判別する。
ここで、減点数未算出クリップ組が同一のクリップ番号を持つクリップがないクリップの組であることにより、ステップSP36において肯定結果を得ると、サーバ2の制御部21は、ステップSP37に移る。
ステップSP37において、サーバ2の制御部21は、減点数未算出クリップ組の減点数が4点未満であるかどうかを判別する。
ここで、減点数未算出クリップ組の減点数が4点未満であることにより、ステップSP37において肯定結果を得ると、サーバ2の制御部21は、ステップSP38に移る。
ステップSP38において、サーバ2の制御部21は、減点数未算出クリップ組の減点数を4点として、ステップSP39に移る。
一方、減点数未算出クリップ組が同一のクリップ番号を持つクリップがないクリップの組ではないことにより、ステップSP36において否定結果を得ると、サーバ2の制御部21は、ステップSP39に移る。
また一方、減点数未算出クリップ組の減点数が4点以上であることにより、ステップSP37において否定結果を得ると、サーバ2の制御部21は、ステップSP39に移る。
ステップSP36またはステップSP37で否定結果が得られた場合、またはステップSP38が完了すると、ステップSP39において、サーバ2の制御部21は、比較するコンテンツ構成情報における全てのクリップの組に対して減点数を算出したかどうかを判別する。
ここで、まだ減点数を算出していないクリップの組があることにより、ステップSP39で否定結果を得ると、サーバ2の制御部21は、ステップSP33に戻り、減点数未算出クリップ組において、減点数を算出する処理を行う。
一方、比較するコンテンツ構成情報における全てのクリップの組に対して減点数を算出したことにより、ステップSP39で肯定結果を得ると、これは、類似度未算出パッケージにおける減点数の算出が完了したことを意味する。このとき、サーバ2の制御部21は、ステップSP40に移る。
ステップSP40において、サーバ2の制御部21は、類似度未算出パッケージにおける全てのクリップの組の減点数の合計を算出し、基準点からその合計を引くことで、類似度未算出パッケージの類似度を算出し、ステップSP41に移る。
ステップSP41において、サーバ2の制御部21は、類似度算出対象パッケージである全てのパッケージに対して類似度を算出したかどうかを判別する。
ここで、まだ類似度を算出していないパッケージがあることにより、ステップSP41で否定結果を得ると、サーバ2の制御部21は、ステップSP30に戻り、類似度未算出パッケージにおいて、類似度を算出する処理を行う。
一方、類似度算出対象パッケージである全てのパッケージに対して類似度を算出したことにより、ステップSP42で肯定結果を得ると、サーバ2の制御部21は、ステップSP42に移る。
ステップSP42において、サーバ2の制御部21は、類似度算出処理手順SRT2を終了し、図10に示すパッケージ検出処理手順RT1のステップSP15へ戻った上で、その次のステップSP16に移る。
ステップSP16において、サーバ2の制御部21は、類似度算出処理手順SRT2で算出された類似度の中で、最も高い類似度を持つパッケージをBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージとして判別する。このとき、サーバ2の制御部21は、ステップSP17に移る。
ステップSP17において、サーバ2の制御部21は、ステップSP16において判別したパッケージに対応するコンテンツ関連情報をBDDBより取得し、それをBD再生装置PLに送信する検出結果としてセットする。
一方、ユニークディスクID一致検索による検索結果が0件ではないことにより、ステップSP12で否定結果を得ると、このことは、BD再生装置PLに装填されたBDとユニークディスクIDが一致したパッケージがあることを意味している。このとき、BD再生装置PLに装填されたBDとユニークディスクIDが一致したパッケージは、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージである可能性が高いと考えられる。しかし、ユニークディスクIDはコンテンツ構成情報をハッシュ関数により算出した値であるため、コンテンツ構成情報が異なっても稀に同じ値を持つことがある。そこで、BD再生装置PLに装填されたBDとユニークディスクIDが一致したパッケージに対しても類似度算出処理を行って、コンテンツ構成情報の類似度を確認する。このとき、サーバ2の制御部21は、ステップSP18に移る。
ステップSP18において、サーバ2の制御部21は、ユニークディスクID一致検索により検索されたパッケージを類似度算出対象パッケージとして設定し、ステップSP19に移る。
ステップSP19において、サーバ2の制御部21は、ステップSP15の場合と同様、類似度算出処理手順SRT2を実行し、次のステップSP20へ移る。
ステップSP20において、サーバ2の制御部21は、類似度算出処理手順SRT2で算出された類似度が100点であるパッケージがあるかどうかを判別する。
ここで、類似度が100点であるパッケージがあることによりステップSP20で肯定結果を得ると、サーバ2の制御部21は、ステップSP21に移る。
ステップSP21において、このとき類似度が100点であるパッケージをBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージであると判別し、サーバ2の制御部21は、ステップSP22に移る。
ステップSP22において、サーバ2の制御部21は、判別したパッケージに対応するコンテンツ関連情報をBDDBより取得し、それをBD再生装置PLに送信する検出結果としてセットして、ステップSP24に移る。
一方、類似度が100点であるパッケージがないことにより、ステップSP20で否定結果を得ると、このことは、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージが登録されていないことを意味する。このとき、サーバ2の制御部21は、ステップSP23に移る。
ステップSP23において、サーバ2の制御部21は、検出結果なしという情報をBD再生装置PLに送信する検出結果としてセットして、ステップSP24に移る。
ステップSP17またはステップSP22またはステップSP23が完了すると、ステップSP24において、サーバ2の制御部21は、通信部22を介して、セットされた検出結果をBD再生装置PLに送信する。
BD再生装置PLの制御部11は、通信部12を介して、サーバ2より送信された検出結果を受信すると、SP3において、受信した検出結果を表示部17に表示し、パッケージ検出処理手順RT1を終了する。
このようなパッケージ検出処理手順RT1によって、コンテンツ関連情報提供システム1は、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出し、そのパッケージに対応するコンテンツ関連情報をユーザに提供するようになっている。
(6)動作及び効果
以上の構成において、BD再生装置PLは、例えばBDの再生が指示されると、BD再生装置PLに装填されたBDから、AACSLAが当該BDに記録されたコンテンツの正当性を証明する証明情報を読み取る。
そして、BD再生装置PLは、その証明情報からクリップサイズなどコンテンツの構成に関する情報からなるコンテンツ構成情報を取得して、サーバ2に送信する。
そして、サーバ2は、BD再生装置PLより受信したコンテンツ構成情報から算出されるハッシュ値であるユニークディスクIDを算出し、それを用いてユニークディスクID一致検索を行う。
ユニークディスクID一致検索の検索結果が0件の場合、このことは、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージにおいてコンテンツの構成が変更された可能性があることを意味する。
このとき、サーバ2は、類似度が高いと予測されるパッケージを検索する類似度算出対象パッケージ検索を行い、検索されたパッケージを類似度算出対象パッケージとして設定する。
これにより、類似度を算出するパッケージを絞り込むことで、サーバ2は類似度算出処理に要する時間を短縮することができる。
そして、サーバ2は、BD再生装置PLに装填されたBDのコンテンツ構成情報と類似度算出対象パッケージのコンテンツ構成情報との類似度を算出する類似度算出処理を行う。類似度算出処理では、BD再生装置PLに装填されたBDのコンテンツ構成情報と類似度算出対象パッケージのコンテンツ構成情報とを比較して、クリップサイズの差分などコンテンツ構成情報の差分を算出し、その差分を用いて類似度を算出する。
そして、サーバ2は、類似度算出処理により算出した類似度の中で最も高い類似度を持つパッケージをBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージと判別する。そして、サーバ2は、そのパッケージに対応するコンテンツ関連情報をBDDBより取得して、その情報をBD再生装置PLに送信する。
このようにサーバ2は、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出でき、そのパッケージに対応するコンテンツ関連情報をBD再生装置PLに提供することができる。
そして、BD再生装置PLは、サーバ2から送信されたコンテンツ関連情報を受信し、その情報を表示部17に表示させる。
このようにBD再生装置PLは、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージに対応するコンテンツ関連情報をユーザに提供することができる。
以上の構成によれば、BD再生装置PLは、BD再生装置PLに装填されたBDからコンテンツ構成情報を取得し、サーバ2に送信するようにした。そして、サーバ2は、受信したBD再生装置PLに装填されたBDのコンテンツ構成情報とBDDBに登録されたパッケージごとのコンテンツ構成情報とを比較して、それらの類似度を算出するようにした。そして、サーバ2は最も類似度の高いコンテンツ構成情報を持つパッケージをBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージであると判別することにより、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出した。
こうすることで、コンテンツ関連情報提供システム1は、全てのCCIDについてどのパッケージのものであるかをデータベースに登録しておくというような困難な作業を行わなくても、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出することができる。
かくして、コンテンツ関連情報提供システム1は、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを容易に検出することができる。
(7)他の実施の形態
(7−1)他の実施の形態1
尚、上述した実施の形態では、サーバ2は、類似度算出処理で算出された類似度の中で最も高い類似度を持つパッケージをBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージであると判別するようにした。
本発明はこれに限らず、サーバ2は、類似度算出処理で算出された類似度の中で一定以上の高さの類似度を持つパッケージをBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージであると判別するようにしてもよい。
そして、このとき、サーバ2は、一定以上の高さの類似度を持つパッケージが複数あった場合に、それらのパッケージのリストをBD再生装置PLに送信するようにしてもよい。
例えば、このとき類似度90点以上を閾値とし、サーバ2は、90点以上の類似度を持つパッケージが複数あった場合、それらのパッケージに対応するタイトル名のリストを作成し、当該リストをBD再生装置PLに送信する。そして、BD再生装置PLは、当該リストを表示部17に表示させる。そして、BD再生装置PLは、操作部14を介してユーザ操作により選択されたパッケージに対応するコンテンツ関連情報をサーバ2より取得して、表示部17に表示し、ユーザに提供するようにする。
こうすることにより、コンテンツ関連情報提供システム1は、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージである可能性が高いパッケージを検出し、当該パッケージの中からユーザにBD再生装置に装填されたBDのパッケージを選択させることができる。
(7−2)他の実施の形態2
また、上述した実施の形態では、サーバ2は、類似度算出処理で算出された類似度の中で最も高い類似度を持つパッケージに対応するコンテンツ関連情報をBD再生装置PLに送信するようにした。
本発明はこれに限らず、サーバ2は、類似度算出処理で算出された類似度の中で最も高い類似度を持つパッケージが複数ある場合、例えば、それらのパッケージのリストをBD再生装置PLに送信するようにしてもよい。そして、このとき、例えば、BD再生装置PLは当該リストを表示部17に表示して、ユーザ操作により選択されたパッケージに対応するコンテンツ関連情報をサーバ2より取得し、ユーザに提供するようにしてもよい。
また、本発明はこれに限らず、サーバ2は、類似度算出処理で類似度を算出した全てのパッケージについて、例えばそれらのパッケージのリストをBD再生装置PLに送信するようにしてもよい。そして、このとき、例えばBD再生装置PLは当該リストを表示部17に表示して、ユーザ操作により選択されたパッケージに対応するコンテンツ関連情報をサーバ2より取得し、ユーザに提供するようにしてもよい。
また、例えば、具体的に、サーバ2は、類似度算出処理で類似度を算出した全てのパッケージに対応するタイトル名を類似度の高さで並べたリストを作成し、そのリストをBD再生装置PLに送信し、BD再生装置PLはこれを表示部17に表示させる。そして、BD再生装置PLは、操作部14を介してユーザ操作により選択されたパッケージに対応するコンテンツ関連情報をサーバ2より取得して、表示部17に表示し、ユーザに提供するようにする。
(7−3)他の実施の形態3
さらに、上述した実施の形態では、サーバ2は、ユニークディスクID一致検索により検索されたパッケージに対して類似度算出処理を行い、その類似度を用いてBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを判別するようにした。
本発明はこれに限らず、サーバ2は、ユニークディスクID一致検索により検索されたパッケージに対して類似度算出処理を行わず、当該検索により検索されたパッケージをBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージであると判別するようにしてもよい。
こうすることにより、サーバ2は、ユニークディスクID一致検索により検索されたパッケージに対して類似度算出処理を行わないため、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージをより早く検出することができる。
(7−4)他の実施の形態4
さらに、上述した実施の形態では、BD再生装置PLは、BDに対しAACSLAによってCertficationが行われたことを示す情報(証明情報)よりBD再生装置PLに装填されたBDのコンテンツ構成情報を取得するようにした。
本発明はこれに限らず、この他、情報記録媒体のコンテンツが正当なものであることを証明するような情報でコンテンツ構成情報が取得できる情報があれば、その情報よりコンテンツ構成情報を取得するようにしてもよい。
また、本発明はこれに限らず、コンテンツ構成情報が取得できる情報であれば、この他種々の情報からコンテンツ構成情報を取得するようにしてもよい。
(7−5)他の実施の形態5
さらに、上述した実施の形態では、コンテンツ関連情報提供システム1において用いるコンテンツ構成情報として、レイヤの総数、クリップの総数、各クリップの番号、各クリップのストリームサイズ、全クリップの総ストリームサイズを用いるようにした。
本発明はこれに限らず、コンテンツ関連情報提供システム1において用いるコンテンツ構成情報として、上述した情報の一部を用いるようにしてもよい。
また、本発明はこれに限らず、コンテンツの構成に関する情報であり、その類似度を算出することによりパッケージを判別できる情報であれば、この他種々の情報をコンテンツ構成情報として用いるようにしてもよい。
(7−6)他の実施の形態6
さらに、上述した実施の形態では、サーバ2は、BD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出し、そのパッケージに対応するコンテンツ関連情報をBD再生装置PLに送信するようにした。
本発明はこれに限らず、サーバ2は、例えば検出したパッケージのタイトル名をパッケージの再生回数を記録するネットワークNT上のサーバ(図示せず)に送信するなど、検出したパッケージを種々の処理に用いるようにしてもよい。
(7−7)他の実施の形態7
さらに、上述した実施の形態では、BD再生装置PLは、ユーザ操作によりBDの再生が指示されたタイミングで、パッケージ検出処理手順RT1を開始するようにした。
本発明はこれに限らず、BD再生装置PLは、例えばBDドライブ15にBDが装填されたタイミングなど、この他種々のタイミングでパッケージ検出処理手順RT1を開始するようにしてもよい。
(7−8)他の実施の形態8
さらに、上述した実施の形態では、サーバ2は、類似度算出対象パッケージ検索で用いる検索条件として、受信したコンテンツ構成情報とレイヤ数が同じであること、ディスクサイズの差分が1.2GB以下であること、クリップ数の差分が2個以下であることを用いるようにした。
本発明はこれに限らず、サーバ2は、類似度算出対象パッケージ検索における検索条件として、例えば種々の状況に合わせて当該検索にかかる時間や検索結果の数を調整して設定した条件など、この他種々の条件を用いるようにしてもよい。
(7−9)他の実施の形態9
さらに、上述した実施の形態では、サーバ2は、ユニークディスクID一致検索において検索されたパッケージの中に類似度が100点であるパッケージがない場合、検出結果をなしとするようにした。
本発明はこれに限らず、この場合、サーバ2は、例えば、ユニークディスクID一致検索において検索結果が0件であった場合と同様の処理を行うようにしてもよい。すなわち、このとき具体的には、サーバ2は、BD再生装置PLより送信されてきたコンテンツ構成情報を用いて、類似度算出対象パッケージ検索、類似度算出処理を行う。そして、サーバ2は、算出された類似度の中で類似度の一番高いパッケージをBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージであると判別し、そのパッケージのコンテンツ関連情報を検出結果とする。
こうすることにより、コンテンツ関連情報提供システム1は、常にBD再生装置PLに装填されたBDのパッケージを検出し、そのパッケージのコンテンツ関連情報をユーザに提供することができる。
(7−10)他の実施の形態10
さらに、上述した実施の形態では、BDのパッケージを検出する装置及びシステムに本発明を適用するようにした場合について述べた。
本発明はこれに限らず、例えばDVDなど、パッケージとしてセットされコンテンツの構成が取得できる情報記録媒体であれば、この他種々の情報記録媒体のパッケージを検出する装置及びシステムに本発明を適用するようにしてもよい。
(7−11)他の実施の形態11
さらに、上述した実施の形態では、パッケージとは商品として販売用にセットされたもののことを示し、このようなパッケージを検出する装置及びシステムに本発明を適用するようにした場合について述べた。
本発明はこれに限らず、例えば、宣伝用に無料で配布されるパッケージなど、データベースにあらかじめパッケージごとにコンテンツ構成情報を登録できるパッケージであれば、この他種々のパッケージを検出する装置及びシステムに本発明を適用するようにしてもよい。
(7−12)他の実施の形態12
さらに、上述した実施の形態では、パッケージ検出処理手順RT1を実行するためのプログラムを、BD再生装置PLの記憶部13及びサーバ2の記憶部23にあらかじめ記憶しておくようにした。
本発明はこれに限らず、このプログラムを、BD再生装置PLが、通信部12を介して、ネットワークNT上のサーバ(図示せず)からダウンロードして、記憶部13にインストールするようにしてもよい。
また、本発明はこれに限らず、このプログラムを、サーバ2が、通信部22を介して、ネットワークNT上のサーバ(図示せず)からダウンロードして、記憶部23にインストールするようにしてもよい。
また、本発明はこれに限らず、このプログラムを光ディスクなどの情報記録媒体に記録しておき、BD再生装置PLがこのプログラムを情報記録媒体から読み出して、記憶部13にインストールするようにしてもよい。
この場合、BD再生装置PLには、別途、光ディスクなどの情報記録媒体からプログラムを読み出し可能なメディアドライブが接続されているとする。
また、本発明はこれに限らず、このプログラムを光ディスクなどの情報記録媒体に記録しておき、サーバ2がこのプログラムを記録媒体から読み出して、記憶部23にインストールするようにしてもよい。
この場合、サーバ2には、別途、光ディスクなどの情報記録媒体からプログラムを読み出し可能なメディアドライブが接続されているとする。
(7−13)他の実施の形態13
さらに、上述した実施の形態では、情報処理システムとしてのコンテンツ関連情報提供システム1に、情報処理装置としてのサーバ2及び再生装置としてのBD再生装置PLを設けるようにした。そして、上述した実施の形態では、情報処理装置としてのサーバ2に、通信部としての通信部22と、類似度算出部及びパッケージ判別部及びパッケージ検索部及びコンテンツ関連情報取得部としての制御部21および記憶部23とを設けるようにした。
本発明はこれに限らず、同様の機能を有していれば、これらを他の種々のハードウェアに置き換えてもよい。また、例えば、通信部及び類似度算出部及びパッケージ判別部及びパッケージ検索部及びコンテンツ関連情報取得部のそれぞれを個別のハードウェアまたはソフトウェアで実現するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、再生装置としてのBD再生装置PLに、再生部としてのBDドライブ15及び再生部16と、コンテンツ構成情報取得部としての制御部11及びBDドライブ15と、通信部としての通信部12と、表示制御部としての制御部11を設けるようにした。
本発明はこれに限らず、同様の機能を有していれば、これらを他の種々のハードウェアに置き換えてもよい。また、例えば、再生部及びコンテンツ構成情報取得部及び通信部及び表示制御部のそれぞれを個別のハードウェアまたはソフトウェアで実現するようにしてもよい。
(7−14)他の実施の形態14
さらに、本発明は、上述した実施の形態とここまで説明した他の実施の形態1乃至13とに限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した実施の形態とここまで説明した他の実施の形態1乃至13の一部または全部を任意に組み合わせた形態、もしくは一部を抽出した形態も適用範囲とする。
例えば、他の実施の形態3及び7を組み合わせるようにしてもよい。例えば、このとき、BD再生装置PLは、ユーザ操作によりBD再生の指示を待たず、BDドライブ15にBDが装填されたタイミングでパッケージ検出処理手順RT1を開始するようにする。
こうすることにより、コンテンツ関連情報提供システム1は、より早くパッケージ検出処理手順RT1を完了できる。したがって、コンテンツ関連情報提供システム1は、より早くBD再生装置PLに装填されたパッケージを検出してそのパッケージに対応するコンテンツ関連情報をユーザに提供することができる。
本発明は、例えば、情報記録媒体のパッケージを検出しそのパッケージに対応するコンテンツ関連情報を提供するようなシステムで広く有効利用することができる。
コンテンツ関連情報提供システムの構成を示すブロック図である。 BD再生装置の構成を示すブロック図である。 サーバの構成を示すブロック図である。 BDの格納データのディレクトリ構成を示す略線図である。 AACSディレクトリに記録されているファイルを示す略線図である。 コンテンツハッシュテーブルダイジェスト、ハッシュ値、クリップ、ハッシュユニットの関係を示す略線図である。 Content000.cerファイルのデータ構成を示す略線図である。 ContentHash000.tblファイルのデータ構成を示す略線図である。 Starting_HU_Numとハッシュユニット数の関係を示す略線図である。 パッケージ検出処理手順を示すシーケンスチャートである。 類似度算出処理手順を示すフローチャートである。 コンテンツ構成情報のデータ構成を示す略線図である。
符号の説明
1……コンテンツ関連情報提供システム、2……サーバ、PL……BD再生装置、11、21……制御部、12、22……通信部、13、23……記憶部、15……BDドライブ、16……再生部、17……表示部、31……AACSディレクトリ、RT1……パッケージ検出処理手順、SRT2……類似度算出処理手順。

Claims (11)

  1. 装填された情報記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置から、当該コンテンツの構成に関する情報として、レイヤの総数、クリップの総数、クリップごとのストリームサイズ、全クリップの総ストリームサイズを含むコンテンツ構成情報を受信する通信部と、
    上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズと、所定のデータベースに情報記録媒体のパッケージごとにあらかじめ登録されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズとを比較し、当該比較の結果に基づいて、レイヤの総数が上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数と一致し且つクリップの総数と上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップの総数との差分が所定値以下であり且つ全クリップの総ストリームサイズと上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれる全クリップの総ストリームサイズとの差分が所定値以下であるコンテンツ構成情報を持つパッケージを検索するパッケージ検索部と、
    上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズと、上記パッケージ検索部により検索された上記パッケージのコンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズとの差分を算出し、当該算出した差分に全クリップの総ストリームサイズに対するクリップごとのストリームサイズの比率に応じた重みづけをしたものを用いて、上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報と上記パッケージ検索部により検索された上記パッケージのコンテンツ構成情報との類似度を算出する類似度算出部と、
    上記類似度算出部により算出された上記類似度を用いて上記再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージを判別するパッケージ判別部と
    を具える情報処理装置。
  2. 上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報から所定のハッシュ関数を用いてハッシュ値を算出し、当該算出したハッシュ値と、上記データベースに情報記録媒体のパッケージごとにあらかじめ登録されたコンテンツ構成情報から当該所定のハッシュ関数を用いて算出されたハッシュ値とを比較し、当該比較の結果に基づいて、上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報から算出したハッシュ値と一致するハッシュ値であるパッケージを検索する一致パッケージ検索部
    を具え、
    上記類似度算出部は、
    上記一致パッケージ検索部によりパッケージが検索された場合には、上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報と上記一致パッケージ検索部により検索されたパッケージのコンテンツ構成情報との類似度を算出し、
    上記パッケージ判別部は、
    上記一致パッケージ検索部によりパッケージが検索された場合に上記類似度算出部により算出された上記類似度が、上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報と上記一致パッケージ検索部により検索された上記パッケージのコンテンツ構成情報とが一致することを示す値であるときに、上記一致パッケージ検索部により検索された上記パッケージが上記再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージであると判別する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記パッケージ検索部は、
    上記一致パッケージ検索部によりパッケージが検索されなかった場合、又は上記一致パッケージ検索部によりパッケージが検索されたが、そのときに上記類似度算出部により算出された上記類似度が上記値ではなかった場合に、上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズと、上記データベースに情報記録媒体のパッケージごとにあらかじめ登録されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズとを比較し、当該比較の結果に基づいて、レイヤの総数が上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数と一致し且つクリップの総数と上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップの総数との差分が所定値以下であり且つ全クリップの総ストリームサイズと上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれる全クリップの総ストリームサイズとの差分が所定値以下であるコンテンツ構成情報を持つパッケージを検索し、
    上記類似度算出部は、
    上記一致パッケージ検索部によりパッケージが検索されなかった場合、又は上記一致パッケージ検索部によりパッケージが検索されたが、そのときに上記類似度算出部により算出された上記類似度が上記値ではなかった場合には、上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズと、上記パッケージ検索部により検索された上記パッケージのコンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズとの差分を算出し、当該算出した差分に全クリップの総ストリームサイズに対するクリップごとのストリームサイズの比率に応じた重みづけをしたものを用いて、上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報と上記パッケージ検索部により検索された上記パッケージのコンテンツ構成情報との類似度を算出し、
    上記パッケージ判別部は、
    上記一致パッケージ検索部によりパッケージが検索されなかった場合、又は上記一致パッケージ検索部によりパッケージが検索されたが、そのときに上記類似度算出部により算出された上記類似度が上記値ではなかった場合には、その場合に上記類似度算出部により算出された上記類似度を用いて上記再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージを判別する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 上記パッケージ判別部により判別された上記パッケージに対応するコンテンツに関連するコンテンツ関連情報を所定のデータベースより取得するコンテンツ関連情報取得部
    を具え、
    上記通信部は、
    上記コンテンツ関連情報取得部により取得された上記コンテンツ関連情報を上記再生装置に送信する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 上記パッケージ判別部は、
    上記類似度算出部により算出された上記類似度の中で最も高い類似度を持つパッケージを上記再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージであると判別する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 上記パッケージ判別部は、
    上記類似度算出部により算出された上記類似度の中で一定の高さ以上の類似度を持つパッケージを上記再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージであると判別し、
    上記通信部は、
    上記パッケージ判別部により判別された上記パッケージが複数ある場合に上記パッケージのリストを上記再生装置に送信する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 上記情報記録媒体には、
    第三者の管理機関が上記情報記録媒体に記録されたコンテンツが正当なものであることを証明する証明情報の一部として上記コンテンツ構成情報が記録されており、
    上記通信部は、
    上記再生装置が上記情報記録媒体に上記証明情報の一部として記録されている上記コンテンツ構成情報より取得した上記コンテンツ構成情報を上記再生装置から受信する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 装填された情報記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置から、当該コンテンツの構成に関する情報として、レイヤの総数、クリップの総数、クリップごとのストリームサイズ、全クリップの総ストリームサイズを含むコンテンツ構成情報を通信部が受信し、
    上記通信部が受信した上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズと、所定のデータベースに情報記録媒体のパッケージごとにあらかじめ登録されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズとを比較し、当該比較の結果に基づいて、上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報と、レイヤの総数が上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数と一致し且つクリップの総数と上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップの総数との差分が所定値以下であり且つ全クリップの総ストリームサイズと上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれる全クリップの総ストリームサイズとの差分が所定値以下であるコンテンツ構成情報を持つパッケージをパッケージ検索部が検索し、
    上記通信部が受信した上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズと、上記パッケージ検索部により検索された上記パッケージのコンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズとの差分を算出し、当該算出した差分に全クリップの総ストリームサイズに対するクリップごとのストリームサイズの比率に応じた重みづけをしたものを用いて、上記通信部が受信した上記コンテンツ構成情報と上記パッケージ検索部が検索した上記パッケージのコンテンツ構成情報との類似度を類似度算出部が算出し、
    上記類似度算出部が算出した上記類似度を用いて上記再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージをパッケージ判別部が判別する
    情報処理方法。
  9. 装填された情報記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生装置から、当該コンテンツの構成に関する情報として、レイヤの総数、クリップの総数、クリップごとのストリームサイズ、全クリップの総ストリームサイズを含むコンテンツ構成情報を通信部が受信するステップと、
    上記通信部が受信した上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズと、所定のデータベースに情報記録媒体のパッケージごとにあらかじめ登録されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズとを比較し、当該比較の結果に基づいて、レイヤの総数が上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数と一致し且つクリップの総数と上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップの総数との差分が所定値以下であり且つ全クリップの総ストリームサイズと上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれる全クリップの総ストリームサイズとの差分が所定値以下であるコンテンツ構成情報を持つパッケージをパッケージ検索部が検索するステップと、
    上記通信部が受信した上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズと、上記パッケージ検索部により検索された上記パッケージのコンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズとの差分を算出し、当該算出した差分に全クリップの総ストリームサイズに対するクリップごとのストリームサイズの比率に応じた重みづけをしたものを用いて、上記通信部が受信した上記コンテンツ構成情報と上記パッケージ検索部が検索した上記パッケージのコンテンツ構成情報との類似度を類似度算出部が算出するステップと、
    上記類似度算出部が算出した上記類似度を用いて上記再生装置に装填された情報記録媒体のパッケージをパッケージ判別部が判別するステップと
    をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
  10. 装填された情報記録媒体に記録されたコンテンツの構成に関する情報として、レイヤの総数、クリップの総数、クリップごとのストリームサイズ、全クリップの総ストリームサイズを含むコンテンツ構成情報をコンテンツ構成情報取得部が取得し、
    上記コンテンツ構成情報を受信して、受信した上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズと、所定のデータベースに情報記録媒体のパッケージごとにあらかじめ登録されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズとを比較し、当該比較の結果に基づいて、受信した上記コンテンツ構成情報と、レイヤの総数が受信した上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数と一致し且つクリップの総数と受信した上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップの総数との差分が所定値以下であり且つ全クリップの総ストリームサイズと受信した上記コンテンツ構成情報に含まれる全クリップの総ストリームサイズとの差分が所定値以下であるコンテンツ構成情報を持つパッケージを検索し、受信した上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズと、当該検索したパッケージのコンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズとの差分を算出し、当該算出した差分に全クリップの総ストリームサイズに対するクリップごとのストリームサイズの比率に応じた重みづけをしたものを用いて、受信した上記コンテンツ構成情報と当該検索したパッケージのコンテンツ構成情報との類似度を算出し、算出した当該類似度を用いて上記装填された情報記録媒体のパッケージを判別する情報処理装置に、上記コンテンツ構成情報取得部が取得した上記コンテンツ構成情報を通信部が送信する
    情報処理方法。
  11. 装填された情報記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生部と、
    上記コンテンツの構成に関する情報として、レイヤの総数、クリップの総数、クリップごとのストリームサイズ、全クリップの総ストリームサイズを含むコンテンツ構成情報を取得するコンテンツ構成情報取得部と、
    上記コンテンツ構成情報取得部により取得された上記コンテンツ構成情報を外部に送信する通信部と
    を有する再生装置と、
    上記再生装置から上記コンテンツ構成情報を受信する通信部と、
    上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズと、所定のデータベースに情報記録媒体のパッケージごとにあらかじめ登録されたコンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数、クリップの総数、全クリップの総ストリームサイズとを比較し、当該比較の結果に基づいて、レイヤの総数が上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるレイヤの総数と一致し且つクリップの総数と上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップの総数との差分が所定値以下であり且つ全クリップの総ストリームサイズと上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれる全クリップの総ストリームサイズとの差分が所定値以下であるコンテンツ構成情報を持つパッケージを検索するパッケージ検索部と、
    上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズと、上記パッケージ検索部により検索された上記パッケージのコンテンツ構成情報に含まれるクリップごとのストリームサイズとの差分を算出し、当該算出した差分に全クリップの総ストリームサイズに対するクリップごとのストリームサイズの比率に応じた重みづけをしたものを用いて、上記通信部により受信された上記コンテンツ構成情報と上記パッケージ検索部により検索された上記パッケージのコンテンツ構成情報との類似度を算出する類似度算出部と、
    上記類似度算出部により算出された上記類似度を用いて上記再生装置に装填された上記情報記録媒体のパッケージを判別するパッケージ判別部と
    を有する情報処理装置と
    を具える情報処理システム。
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