JP2012039437A - 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】不正流通コンテンツに基づいて発生元を検証可能とする構成を提供する。
【解決手段】コンテンツの区分データであるブロックに電子透かしデータを埋め込んだ複数の電子透かし記録ブロックを組み合わせて、クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを生成してクライアントに提供する。クライアントに提供されるコンテンツの電子透かしデータ列は、配信処理単位の固有識別子である固有IDと、固有IDに対する改ざん検証値(MAC)と、(固有ID+MAC)に対するエラー訂正コード(ECC)を含む設定とする。不正流通コンテンツを解析して電子透かしデータ列を読み出して固有IDを取得し配信元を判定することを可能とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラムに関する。特に、コンテンツの不正利用の防止や不正流通コンテンツの出所追跡を可能とするシステムにおいて利用される情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラムに関する。
昨今、インターネット等のネットワークを介したデータ通信が盛んになり、多くの画像データや音楽データ等がネットワークを介して盛んに流通している。
音楽データ、画像データ等の多くのコンテンツは、その作成者あるいは販売者に著作権、頒布権等が保有されている。従って、例えばサービスプロバイダがサーバからネットワークを介してユーザにコンテンツを提供する場合、正規な利用権を持つユーザのみにコンテンツの利用を許容する利用制御を行うのが一般的である。
具体的には、例えばコンテンツを暗号化コンテンツとして送信し、正規なコンテンツ購入処理を行ったユーザの保持する暗号鍵によってのみ復号可能とするといった制御処理等が行われる。しかし、このような処理を行っても、ユーザが復号コンテンツをネットワークを介して再配信するといった処理を行うと、コンテンツが無秩序に流通してしまうといった事態が発生する。
本発明は、例えば上記問題点に鑑みてなされたものであり、不正に流通したコンテンツの流通元の特定を可能とする情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
クライアントに対する配信用のコンテンツを生成するデータ処理部と、
前記データ処理部の生成したコンテンツを送信する通信部を有し、
前記データ処理部は、
前記コンテンツの区分データであるブロックに電子透かしデータを埋め込んだ複数の電子透かし記録ブロックを組み合わせて、前記クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを生成して、前記通信部を介してクライアントに送信する情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、電子透かし記録なしコンテンツをブロック分割して、各ブロックに対して異なる電子透かしデータを埋め込んだ複数の異なる電子透かし記録コンテンツを生成し、前記クライアントに対する配信処理単位で、前記複数の異なる電子透かし記録コンテンツからの異なる組み合わせのブロック選択を行うことで、前記クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを生成する。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、前記クライアントに送信するコンテンツの電子透かしデータ列を、各配信処理対応の識別子である固有IDを含むデータ列として設定する。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、前記固有IDに対する改ざん検証値を算出し、前記クライアントに送信するコンテンツの電子透かしデータ列を、前記固有IDと改ざん検証値を含むデータ列として設定する。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、前記固有IDと前記改ざん検証値の組み合わせデータに対するエラー訂正コードを算出し、前記クライアントに送信するコンテンツの電子透かしデータ列を、前記固有IDと前記改ざん検証値とエラー訂正コードを含むデータ列として設定する。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、前記コンテンツの区分データであるブロックの各々を再生制御情報ファイルであるプレイリストファイルに設定されたるプレイアイテムによって指定される個別のストリームファイルとして設定する。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを提供したクライアントに対して、共通の前記プレイリストファイルを提供する。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、クライアントにおける再生コンテンツの一部を構成する複数ブロックのみをクライアントに提供する構成であり、前記クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定した複数ブロックを生成して、前記通信部を介してクライアントに送信する。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、前記固有IDと、前記クライアントの識別情報を対応付けた管理情報を生成して記憶部に記録する処理を実行する。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、コンテンツに含まれる電子透かしデータ列を解析し、前記固有IDを取得して前記管理情報に基づいてコンテンツ配信先としてのクライアントを特定する。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ処理部は、コンテンツに含まれる電子透かしデータ列を解析し、前記電子透かしデータ列に含まれるエラー訂正コードによるエラー訂正処理を実行し、さらに前記電子透かしデータ列に含まれる改ざん検証値に基づいて、前記電子透かしデータ列に含まれる固有IDの改ざんの有無を検証する。
さらに、本発明の第2の側面は、
情報処理装置において再生されるコンテンツの構成データであり、データ欠落部を有するコンテンツと、
前記コンテンツのデータ欠落部のデータ取得処理を実行するために適用するプログラムを記録した情報記録媒体であり、
前記情報記録媒体を装着した情報処理装置に前記プログラムを実行させて、ユーザ情報および情報記録媒体の識別子またはコンテンツIDのサーバへの送信処理、および電子透かしを記録した前記データ欠落部のデータブロックをサーバから取得させて再生コンテンツを生成させることを可能とした情報記録媒体にある。
さらに、本発明の情報記録媒体の一実施態様において、前記プログラムは、前記データ欠落部を有するコンテンツと、電子透かしを記録した前記データ欠落部のデータブロックとを組み合わせた再生処理を行わせる再生制御情報を含み、前記情報処理装置において前記再生制御情報を適用した再生コンテンツの再生処理を実行可能とした。
さらに、本発明の第3の側面は、
コンテンツ再生処理を実行するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
データ欠落部を有するコンテンツと、
前記データ欠落部に対応するデータであり、サーバから取得した電子透かし記録ブロックを組み合わせたコンテンツ再生処理を行う構成であり、
再生制御情報ファイルであるプレイリストファイルに設定されたプレイアイテムの再生区間指定情報に従って、前記データ欠落部を有するコンテンツの再生データを含むストリームファイルと、前記電子透かし記録ブロックを含むストリームファイルを個別に順次読み出して再生処理を行う情報処理装置にある。
さらに、本発明の第4の側面は、
情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
データ処理部が、クライアントに対する配信用のコンテンツを生成するデータ処理ステップと、
通信部が、前記データ処理ステップにおいて生成されたコンテンツを送信する通信ステップを実行し、
前記データ処理ステップは、
前記コンテンツの区分データであるブロックに電子透かしデータを埋め込んだ複数の電子透かし記録ブロックを組み合わせて、前記クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを生成するステップを含む情報処理方法にある。
さらに、本発明の第5の側面は、
情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
データ処理部に、クライアントに対する配信用のコンテンツを生成させるデータ処理ステップと、
通信部に、前記データ処理ステップにおいて生成されたコンテンツを送信させる通信ステップを実行し、
前記データ処理ステップは、
前記コンテンツの区分データであるブロックに電子透かしデータを埋め込んだ複数の電子透かし記録ブロックを組み合わせて、前記クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツの生成処理を実行させるステップであるプログラムにある。
さらに、本発明の第6の側面は、
情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
データ処理部が、コンテンツ再生処理を実行するデータ処理ステップを有し、
前記データ処理ステップは、
データ欠落部を有するコンテンツと、
前記データ欠落部に対応するデータであり、サーバから取得した電子透かし記録ブロックを組み合わせたコンテンツ再生処理を行うステップであり、
再生制御情報ファイルであるプレイリストファイルに設定されたプレイアイテムの再生区間指定情報に従って、前記データ欠落部を有するコンテンツの再生データを含むストリームファイルと、前記電子透かし記録ブロックを含むストリームファイルを個別に順次読み出して再生処理を行うステップである情報処理方法にある。
さらに、本発明の第7の側面は、
情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
データ処理部に、コンテンツ再生処理を実行させるデータ処理ステップを有し、
前記データ処理ステップは、
データ欠落部を有するコンテンツと、
前記データ欠落部に対応するデータであり、サーバから取得した電子透かし記録ブロックを組み合わせたコンテンツ再生処理を行わせるステップであり、
再生制御情報ファイルであるプレイリストファイルに設定されたプレイアイテムの再生区間指定情報に従って、前記データ欠落部を有するコンテンツの再生データを含むストリームファイルと、前記電子透かし記録ブロックを含むストリームファイルを個別に順次読み出して再生処理を行わせるステップであるプログラムにある
なお、本発明のプログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な情報処理装置やコンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体によって提供可能なプログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、情報処理装置やコンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例の構成によれば、本発明の一実施例の構成によれば、不正流通コンテンツに基づいて発生元を検証可能とする構成が提供される。具体的には、コンテンツの区分データであるブロックに電子透かしデータを埋め込んだ複数の電子透かし記録ブロックを組み合わせて、クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを生成してクライアントに提供する。クライアントに提供されるコンテンツの電子透かしデータ列は、配信処理単位の固有識別子である固有IDと、固有IDに対する改ざん検証値(MAC)と、(固有ID+MAC)に対するエラー訂正コード(ECC)を含む設定とする。このようなコンテンツ配信を行うことで、不正流通コンテンツが発見された場合に、不正流通コンテンツを解析して電子透かしデータ列を読み出して固有IDを取得し配信元を特定することができる。
本発明の概要について説明する図である。 サービスプロバイダ等の運営するサーバにおけるコンテンツ提供処理の具体例について説明する図である。 電子透かし記録コンテンツの1つの具体例について説明する図である。 配信コンテンツ単位の固有ID(Unique ID)を含む電子透かしデータの具体例について説明する図である。 配信コンテンツ単位の固有ID(Unique ID)、MAC、ECCを含む電子透かしデータの具体例について説明する図である。 サーバの記憶手段に保持される管理情報のデータ構成例について説明する図である。 サービスプロバイダ等のサーバにおいて実行するコンテンツ生成と提供処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 不正な流通コンテンツが発見された場合に実行する出所判定処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 AVストリームファイルと再生制御ファイルとしてのプレイリストファイルとの対応関係の一例について説明する図である。 AVストリームファイルと再生制御ファイルとしてのプレイリストファイルとの対応関係の一例について説明する図である。 ディスクに記録されたデータ欠落部を含む不完全なコンテンツと、サーバから提供されるデータ欠落部補充用の電子透かし記録ブロックをクライアント装置で連列する処理を実行してコンテンツ再生を実行する構成例について説明する図である。 電子透かし記録なしブロックと電子透かし記録ブロックの区分提供処理と連結処理例について説明する図である。 プレイリストファイルを利用したコンテンツ再生処理について説明する図である。 プレイリストファイルを利用したコンテンツ再生処理について説明する図である。 プレイリストファイルを利用したコンテンツ再生処理について説明するフローチャートを示す図である。 サーバのハードウェア構成例について説明する図である。 クライアントのハードウェア構成例について説明する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラムの詳細について説明する。なお、説明は以下の項目に従って行う。
1.本発明の概要について
2.サーバのコンテンツ提供処理の具体例について
3.コンテンツ生成提供処理シーケンスについて
4.不正流通コンテンツに基づく出所判定処理シーケンスについて
5.ブロックの設定とプレイリストファイルとの対応関係について
6.メディアの記録コンテンツとサーバ提供コンテンツの連結処理例について
7.電子透かし記録なしブロックと電子透かし記録ブロックの区分提供処理と連結処理例について
8.クライアント装置においてコンテンツ連結を実行して再生する処理例について
9.各装置のハードウェア構成例について
[1.本発明の概要について]
以下、図面を参照しながら本発明の情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラムの詳細について説明する。
まず、図1を参照して、本発明の概要について説明する。本発明は例えばネットワーク上に流通する不正コンテンツの発信元を特定することを可能とするものである。
例えば、図1には映画や音楽など利用管理対象となるコンテンツを提供するサービスプロバイダの運営するサーバ10を示している。
例えばPC等のクライアント20はサーバ10にアクセスして、正規のコンテンツ購入手続を行ってコンテンツを取得する。図1に示すネットワーク上のルート(a)を介して正規コンテンツを取得する。
クライアント20のユーザは、正規購入コンテンツを一定の利用制限の下で再生する処理が許容される。例えば配信コンテンツが暗号化コンテンツである場合でも、正規購入者は、復号用の鍵を保持しおり、その鍵を適用して暗号化コンテンツを復号して再生することができる。
しかし、クライアント20のユーザは、復号したコンテンツを不正にネットワークを介して他のユーザ(図に示すクライアント31〜33のユーザ)に提供してしまう場合がある。例えば図1に示すネットワーク上の経路(b)を介して不特定多数のユーザに復号コンテンツを提供するといった事態が起こり得る。
あるいは、クライアント20のユーザは、復号したコンテンツを、不正にディスクなどのメディアに記録して大量の不正コピー記録メディアを作成して他のユーザに提供してしまう場合がある。例えば図1に示すディスク41である。
本発明は、このような不正なコンテンツ流通が発覚した場合に、不正コンテンツの出所元を特定することを可能とする。図1に示す場合、この出所元はクライアント20となる。
[2.サーバのコンテンツ提供処理の具体例について]
上述したように、本発明は、不正コンテンツの出所を追跡可能とするものであり、この処理の実現のために、正規コンテンツの提供を行うサーバ10の提供コンテンツの構成を特殊な構成としている。
図2以下を参照して、サービスプロバイダ等の運営するサーバにおけるコンテンツ提供処理の具体例について説明する。サーバは、不正コンテンツの流通を実行したクライアントあるいはユーザを特定可能とするための特殊なコンテンツを作成して各クライアントに提供する。
図2は、サーバの提供するコンテンツの具体例について説明する図である。
サーバは、図2に示す(A)オリジナルコンテンツを保有している。これは例えば映画コンテンツなどのコンテンツである。
サーバは、このオリジナルコンテンツをそのまま各ユーザに提供することはしない。
サーバは、
(A)オリジナルコンテンツ(電子透かし記録なし)
の他、図2に示す(B1)〜(Bn)の電子透かし記録コンテンツを作成する。
(B1)〜(Bn)は、それぞれ異なる電子透かしデータを記録したコンテンツである。すなわち、(A)オリジナルコンテンツに対して、それぞれ異なる電子透かしパターンを記録して、以下の複数の電子透かし記録コンテンツを作成する。
(B1)第1電子透かし(Watermark1)記録コンテンツ
(B2)第2電子透かし(Watermark2)記録コンテンツ

(Bn)第n電子透かし(Watermarkn)記録コンテンツ
これらの複数の電子透かし記録コンテンツを作成する。
さらに、
(A)オリジナルコンテンツ(電子透かし記録なし)
(B1)第1電子透かし(Watermark1)記録コンテンツ
(B2)第2電子透かし(Watermark2)記録コンテンツ

(Bn)第n電子透かし(Watermarkn)記録コンテンツ
これらの複数のコンテンツをブロック分割する。
例えば、図に示すように再生時間:t0〜t1までを第1ブロック、t1〜t2を第2ブロック、t2〜t3を第3ブロック、・・・このように、(A)〜(Bn)のコンテンツを同じ区切り位置(t0,t1,t2,・・・)でブロック分割する。
なお、(A)〜(Bn)の各コンテンツの区切り位置(t0,t1,t2,・・・)は同じ一とする必要があるが、第1ブロック、第2ブロック、第3ブロック、・・これらの各ブロックの大きさは均一である必要はない。
さらに、図2の下部に示すように、ブロック分割した(A)〜(Bn)のコンテンツを組み合わせて、各ユーザに提供するコンテンツを生成する。
図2に示す例では、
(U1)ユーザU1提供コンテンツは、
t0〜t1のブロックを(B1)第1電子透かし記録コンテンツ、
t1〜t2のブロックを(A)オリジナルコンテンツ、
t2〜t3のブロックを(B2)第2電子透かし記録コンテンツ、
t3〜t4のブロックを(Bn)第n電子透かし記録コンテンツ、
・・・
このような設定で構成したコンテンツである。
このようにブロック単位で(A)〜(Bn)のコンテンツブロックから1つずつ選択して、選択ブロックを連結して1つのユーザ提供コンテンツを作成する。
ユーザU1と異なるユーザであるユーザU2に提供するコンテンツは、
t0〜t1のブロックを(A)オリジナルコンテンツ、
t1〜t2のブロックを(Bn)第n電子透かし記録コンテンツ、
t2〜t3のブロックを(A)オリジナルコンテンツ、
t3〜t4のブロックを(B1)第1電子透かし記録コンテンツ、
・・・
このような設定で構成したコンテンツとなる。
すなわち、サーバは、提供コンテンツ各々について異なるブロックの組み合わせとしたコンテンツを作成して配信する。
なお、ブロック組み合わせが異なってもコンテンツ本体データは同じであり、コンテンツに埋め込まれた電子透かしデータが異なるのみであり、コンテンツを受信したユーザの再生するコンテンツは同じ再生データとなる。
クライアント1,21では、[(U1)ユーザU1提供コンテンツ]をネットワークを介して受信して、例えばハードディスク等のメディアに格納し、その後、ハードディスクから読み出して再生処理を行う。
コンテンツ再生に際して、電子透かしデータは観察できない低レベルの信号であり、ユーザU1は、電子透かしデータが記録されていることを全く気づくことなくコンテンツ再生を行うことができる。
クライアント2,22は、[(U1)ユーザU1提供コンテンツ]と異なるブロック配列を持つ[(U2)ユーザU2提供コンテンツ]を、ネットワークを介して受信して、ハードディスク等のメディアに格納する。その後、ハードディスクから読み出して再生処理を行う。ユーザU2も電子透かしデータが記録されていることを全く気づくことなくコンテンツ再生を行うことができる。
このように、サーバは配信コンテンツ各々を、全て異なるブロックの組み合わせに設定したコンテンツとして各ユーザ(クライアント)に提供する。
図3を参照して電子透かし記録コンテンツの1つの具体例について説明する。
図3には、図2と同様、サーバがクライアント(ユーザ)に提供するコンテンツを生成するために用いるコンテンツデータとして、
(A)オリジナルコンテンツ(電子透かし記録なし)
(B1)第1電子透かし(Watermark1)記録コンテンツ
(B2)第2電子透かし(Watermark2)記録コンテンツ

(Bn)第n電子透かし(Watermarkn)記録コンテンツ
これらの複数のコンテンツを示している。
(B1)〜(Bn)の電子透かし(WM)記録コンテンツは、それぞれ、
(B1)各ブロックにデータ[1]を電子透かしデータとして記録したコンテンツ、
(B2)各ブロックにデータ[2]を電子透かしデータとして記録したコンテンツ、

(Bn)各ブロックにデータ[n]を電子透かしデータとして記録したコンテンツ、
このような設定とした電子透かしデータを記録したコンテンツとして設定される。
なお、電子透かしの埋め込み態様としては様々な設定が可能であるが、例えば1つのブロックに、電子透かしの有無情報と電子透かしデータ(1〜N)の組み合わせデータを多数、記録する。
例えば、(B1)第1電子透かし(Watermark1)記録コンテンツの1つのブロック(t0〜t1)に含まれる複数の高周波領域に電子透かし有りの情報とともにビットデータ(1)が記録されている。これらのデータは画像再生時に肉眼で観察することはできないレベルであり、電子透かし検出処理によって検出可能となる微小レベルのデータである。
図3に示す例は、
(B1)第1電子透かし(Watermark1)記録コンテンツはコンテンツの全ブロックに対して同じ電子透かしデータ[1]が記録された設定であり、
(B2)第2電子透かし(Watermark2)記録コンテンツはコンテンツの全ブロックに対して同じ電子透かしデータ[2]が記録された設定である。
以下同様に、第n電子透かし(Watermark2)記録コンテンツはコンテンツの全ブロックに対して同じ電子透かしデータ[n]が記録された設定である。
サービスプロバイター等のコンテンツ提供サーバは、このような設定の複数の電子透かし記録コンテンツを利用して、ユーザに提供するコンテンツを生成する。
図3に示す
(Ux)ユーザUx提供コンテンツは、
ブロックの選択列は、(B1),(B2),(A),(B3),(B5),(B4)・・・
であり、このコンテンツの電子透かしビット列は、
1,2,0,3,5,4,0・・・
となる。
なお、本例では、電子透かしが記録されていなオリジナルコンテンツブロックは[0]と解釈するものとしている。
なお、オリジナルコンテンツブロックは利用しないという設定としてもよい。
図3に示すように、n個の電子透かし記録コンテンツ(B1)〜(Bn)は、全ブロックに対して同じ電子透かしデータ[1]〜[n]が記録された電子透かし記録コンテンツである。
これらのn種類の電子透かし記録コンテンツ(B1)〜(Bn)の組み合わせ、あるいは、これらn種類の電子透かし記録コンテンツと電子透かしの埋め込まれていないオリジナルコンテンツとの組み合わせから、ブロック単位でコンテンツを選択して配列することで、様々な異なる電子透かしデータ列を設定した配信コンテンツを生成することができる。
サーバは、新たなコンテンツ配信ごとに異なるブロック配列、すなわち電子透かしデータ列を持つ配信コンテンツを生成して提供する。
サーバは、クライアント(ユーザ)に提供する配信コンテンツに含まれる電子透かしデータ列の一部のデータを、配信コンテンツ対応の固有ID(Unique ID)として管理する。
この固有IDは、サーバの管理情報として登録保持される。
配信コンテンツ単位の固有ID(Unique ID)を含む電子透かしデータの具体例について、図4を参照して説明する。
図4には、図3を参照して説明した1つのユーザ配信コンテンツであるユーザUxに提供するコンテンツである、
(Ux)ユーザUx提供コンテンツを示している。
さらに、このコンテンツのブロック配列に対応する電子透かし(WM)データ列を示している。
電子透かしデータ列は、
1203540・・・・
このデータ列である。
この電子透かしデータ列には、
(1)配信コンテンツに対応して設定される固有ID(Unique ID)、
(2)固有IDに対する改ざん検証値(MAC:Message Authentication Code)
(3)(固有IDとMAC値)に対するエラー訂正コード(ECC:Error Collection Code)
これらのデータが含まれる。
なお、これら(1)〜(3)のデータ組は1つの配信コンテンツ中に繰り返し設定される。
固有IDは、配信コンテンツに対応して設定される配信コンテンツを識別可能なIDである。個の固有IDは、コンテンツを配信するIDが例えば乱数生成処理によって生成したIDでもよく、さらに、図4に示すよう、ユーザID、取引ID、配信ID、クライアント装置ID、クライアントアドレス、クライアントMACアドレス等を適用してもよい。個々の配信コンテンツが識別可能なIDとして設定すればよい。
改ざん検証値は、固有IDに対する改ざん検証値であり、例えばMAC(Message Authentication Code)が利用される。
エラー訂正コードは、(固有IDとMAC値)に対するエラー訂正コード(ECC:Error Collection Code)であり、例えばReed¥Solomon、あるいはBCH等のデータが利用される。
コンテンツ配信を実行するサーバは、
まず、配信コンテンツに対応する固有IDを決定し、
次に、固有IDに対応するMAC値を算出し、
さらに、(固有ID+MAC)に対するECCを算出する。
この結果として設定される[固有ID/MAC/ECC]からなるデータ列に一致する電子透かしデータ列を決定し、その決定した電子透かしデータ列に従って、先に図2〜図3を参照して説明したコンテンツ、すなわち、
(A)オリジナルコンテンツ(電子透かし記録なし)
(B1)第1電子透かし(Watermark1)記録コンテンツ
(B2)第2電子透かし(Watermark2)記録コンテンツ

(Bn)第n電子透かし(Watermarkn)記録コンテンツ
これらの複数のコンテンツからブロックを順次選択して配信コンテンツを生成する。
なお、図5に示すように、コンテンツ中には、[固有ID/MAC/ECC]からなるデータ列が、繰り返し設定される。
コンテンツを配信するサーバは、コンテンツ配信を実行するごとに配信コンテンツの固有IDを含む管理情報をサーバの記憶手段に記録する。
図6にサーバの記憶手段に保持される管理情報のデータ構成例を示す。
図6に示すように、管理情報には、
配信コンテンツに対応する固有ID、
ブロック構成情報、
配信コンテンツ情報、
配信先情報、
配信ユーザ情報、
配信日時情報、
例えばこれらの情報が含まれる。
なお、ブロック構成情報とは、コンテンツを構成するブロックのどのブロックが固有ID記録ブロック、MAC記録ブロック、ECC記録ブロックであるかを示す情報である。
図6に示す管理情報の例は一例であり、これらの情報の全てが必須ではなく、また、これらの情報以外の情報を管理情報として保持してもよい。
ブロック構成情報についても、配信コンテンツごとに変更せず、統一したデータ配置としたブロック構成を設定して配信するのであれば配信コンテンツ対応の登録情報として設定する必要はない。
ただし、固有IDと配信先を特定するための情報を対応付けて登録することは必須である。
[3.コンテンツ生成提供処理シーケンスについて]
次に、図7に示すフローチャートを参照してサービスプロバイダ等のサーバにおいて実行するコンテンツ生成と提供処理シーケンスについて説明する。
図7に示すフローに従った処理は、サーバのデータ処理部において実行される。
まず、ステップS101において、配信コンテンツに対応する固有IDを決定する。固有IDの決定処理は、サーバにおいて予め決定されたアルゴリズムに従って実行する。例えば、乱数生成処理によるID決定、配信先のユーザ装置のアドレス、あるいはユーザIDに基づいて決定する処理などが可能である。
ステップS101において、固有IDの決定が完了すると、次にステップS102において、決定した固有IDに基づく改ざん検証値(MAC)を算出する。
ステップS102においてMAC算出が完了すると、次に、ステップS103において、(固有ID+MAC)に対するエラー訂正コード(ECC)を算出する。例えばリードソロモン、BCHなどのECCデータを算出する。
次に、ステップS104において、ステップS101〜S103において決定または算出した、
固有ID、MAC、ECC、これらのデータ列と等しい電子透かしデータ列が設定されるように、コンテンツの構成ブロックを決定する。
すなわち、固有ID、MAC、ECCのデータ列に応じた電子透かし(WM)データを持つブロックを電子透かし記録(or記録なし)コンテンツから選択して配列する処理を行って、ユーザ提供コンテンツを作成する。
具体的には、先に図2〜図3を参照して説明したコンテンツ、すなわち、
(A)オリジナルコンテンツ(電子透かし記録なし)
(B1)第1電子透かし(Watermark1)記録コンテンツ
(B2)第2電子透かし(Watermark2)記録コンテンツ

(Bn)第n電子透かし(Watermarkn)記録コンテンツ
これらの複数のコンテンツからブロックを順次選択して固有ID、MAC、ECC、これらのデータ列と等しい電子透かしデータ列が設定された配信コンテンツを生成する。
最後に、ステップS105において、ステップS104で作成したコンテンツをユーザに提供するとともに、固有IDと配信先の対応情報を含む管理情報を登録する。例えば、図6に示す管理情報である。
[4.不正流通コンテンツに基づく出所判定処理シーケンスについて]
次に、不正な流通コンテンツが発見された場合に実行する出所判定処理シーケンスについて図8に示すフローチャートを参照して説明する。
図8に示すフローに従った処理は、例えばコンテンツ配信を実行したサービスプロバイダのサーバのデータ処理部において実行される処理である。
まず、ステップS201において、不正流通コンテンツの電子透かしデータの検出を実行し、電子透かしデータ列から、1組の[固有ID/MAC/ECC]のデータセットを取得する。
先に図5を参照して説明したように、コンテンツ中には、[固有ID/MAC/ECC]のデータセットが多数含まれており、これらの中から1組のデータセットを取得する。
次に、ステップS202において、ステップS201で取得した[固有ID/MAC/ECC]のデータセット中のエラー訂正コード(ECC)を利用して(固有ID+MAC)データのエラー訂正処理を実行する。
次に、ステップS103において、エラー訂正後の(固有ID+MAC)データ中のMACを利用して、固有IDの改ざん検証を実行する。
具体的には、配信コンテンツから読み出した固有IDに基づいてMAC算出を実行し、算出MACが、コンテンツから読み出したMAC値に一致するか否かを判定する。
一致すれば、固有IDの改ざんはなく正しい固有IDであると判定するる
一致しない場合は、固有IDが改ざんされた可能性があると判定する。個の場合は、ステップS204からステップS206に進む。
ステップS206では、検証対象コンテンツの他のコンテンツ部分に[固有ID/MAC/ECC]のデータセットが含まれるか否かを判定し、含まれる場合は、ステップS201に戻り、未検証のデータセットについてステップS201以下の検証処理を繰り返す。
先に図5を参照して説明したように、1つのコンテンツ中には複数の[固有ID/MAC/ECC]のデータセットが記録されており、これらの中には改ざんされていないデータセットが含まれる可能性があり、順次、検証対象のデータセットを変更して検証処理を実行する。
これらの処理の結果、ステップS204において、MAC検証に基づいて固有IDの改ざんがないことが確認されると、ステップS205に進む。
ステップS205では、改ざんのないことが確認された固有IDを取得し、左記に図6を参照して説明した管理情報に登録された固有IDから一致する固有IDを検索し、その固有ID登録エントリに対応付けて記録されたコンテンツ配信先情報を取得する。この取得したコンテンツ配信先が不正流通コンテンツの出所であると判定することになる。
なお、ステップS206において、コンテンツ中の全ての[固有ID/MAC/ECC]のデータセットについてMAC検証エラーであると判定した場合は、そのコンテンツからの固有ID取得はできないことになる。ただし、不正流通コンテンツが多数、存在する場合は、それらのコンテンツを順次、取得して検証することが可能であり、これらの中から1つでもMAC検証に成功すれば正しい固有IDを取得することができる。
以上、説明したように、本発明の構成では、配信コンテンツに対応する固有IDを電子透かしとして記録する構成としているので、正規のコンテンツの再配信やコピーコンテンツの不正配布等が行われた場合であっても、その元となったコンテンツがどのコンテンツであるかを特定することが可能となり、図6に示す管理情報に基づいて、最初に正規コンテンツを提供した先を特定することが可能となる。
[5.ブロックの設定とプレイリストファイルとの対応関係について]
先に、図2、図3等を参照して説明したように、本発明の構成では、個々の配信コンテンツが異なるブロック構成を有することになる。
異なるブロック構成を有するコンテンツ、例えばAVストリームファイルと再生制御ファイルとしてのプレイリストファイルとの対応関係の一例について図9を参照して説明する。
図9には、
(a)ユーザU1提供用データ
(b)ユーザU2提供用データ
これらを示している。
これらの各ユーザには異なるブロック配列を持つAVストリームファイルのセットが提供されることになる。
しかし、いずれのユーザも、共通のプレイリストファイルが提供され、同じプレイリストファイルを利用して異なるブロック配列を持つコンテンツ(AVストリーム)を再生することができる。
(a)ユーザU1提供用データのAVストリームファイルのブロック設定は、
時間t0〜t1の再生データ=(B1)第1電子透かし記録コンテンツブロック
時間t1〜t2の再生データ=(A)電子透かし記録なしコンテンツブロック
時間t2〜t3の再生データ=(B2)第2電子透かし記録コンテンツブロック
である。
一方、(b)ユーザU2提供用データのAVストリームファイルのブロック設定は、
時間t0〜t1の再生データ=(B2)第2電子透かし記録コンテンツブロック
時間t1〜t2の再生データ=(B1)第1電子透かし記録コンテンツブロック
時間t2〜t3の再生データ=(A)電子透かし記録なしコンテンツブロック
である。
このように再生データは異なる設定であるが、AVストリームファイルは、U1,U2提供用データいずれも共通のファイル名が設定されている。すなわち、
時間t0〜t1の再生データ=AVストリームファイル[00001.m2ts]
時間t1〜t2の再生データ=AVストリームファイル[00002.m2ts]
時間t2〜t3の再生データ=AVストリームファイル[00003.m2ts] である。
プレイリストファイルには図に示すように、AVストリームファイル(xxxxx.m2ts)の再生区間指定情報としてのプレイアイテム(PlayItem)201〜203が設定される。
このプレイアイテムにおいて、先頭のプレイアイテム201は、AVストリームファイル[00001.m2ts]を指定した再生区間指定情報を有する。
2番目のプレイアイテム202は、AVストリームファイル[00002.m2ts]を指定した再生区間指定情報を有する。
3番目のプレイアイテム203は、AVストリームファイル[00003.m2ts]を指定した再生区間指定情報を有する。
このように、異なるブロック構成を有するAVストリームファイルによって構成されるコンテンツであっても、共通のプレイリストを利用した再生が可能となる。
すなわち、図10に示すように、
(A)オリジナルコンテンツ(電子透かし記録なし)
(B1)第1電子透かし(Watermark1)記録コンテンツ
(B2)第2電子透かし(Watermark2)記録コンテンツ

(Bn)第n電子透かし(Watermarkn)記録コンテンツ
これらの複数のコンテンツの共通する再生時間となる対応ブロックに対しては、共通のAVストリームファイル名を設定してプレイリストファイルに設定された共通のプレイアイテムによって指定再生される構成とする。
このような設定とすることで、各ユーザに提供するコンテンツのブロック構成が異なっても、プレイリストファイルは共通のファイルとして提供することが可能となる。
[6.メディアの記録コンテンツとサーバ提供コンテンツの連結処理例について]
上述した実施例では、サーバが複数のブロックを連結して、サーバにおいて再生コンテンツ全体を完成させた上で、ユーザ装置であるクライアントに提供する構成例として説明した。
次に、図11を参照して、ディスクに記録されたデータ欠落部を含む不完全なコンテンツと、サーバから提供されるデータ欠落部補充用の電子透かし記録ブロックをクライアント装置で連列する処理を実行してコンテンツ再生を実行する構成例について説明する。
図11に示すコンテンツ記録ディスク301はユーザに無償または有償で提供されるコンテンツを記録したディスクである。例えば映画等のコンテンツが記録されている。ただし、このディスク301に記録された記録コンテンツ310は、図に示すようにデータ欠落ブロック311,312・・・を有する。すなわち、このまま再生しても、飛び飛びのコンテンツデータの再生しかできないことになる。
ユーザ装置であるクライアント350は、このディスク301をクライアント装置330にセットして、サーバ320に接続する。ディスク301には、ディスクの識別子であるディスクIDや、ディスクに記録したコンテンツの識別子であるコンテンツID、さらに、サーバ接続処理および後述するブロック連結によるコンテンツ生成処理を行うためのプログラム318が記録されている。なお、ディスクIDやコンテンツIDはプログラム318に記録した構成としてもよい。
クライアント装置350は、このプログラム318に従って、サーバに対する接続を実行し、ディスクIDやクライアントID、あるいはユーザID等のディスクおよびクライアント識別情報をサーバ320に提供する。なお、これらの一連の手続は、プログラム318、あるいはプログラム318に従って接続されるサーバからの指示、あるいは提供プログラムに従った処理として実行されることになる。
サーバ320は、ディスクIDあるいはコンテンツIDに基づいてディスクに記録されたコンテンツおよび欠落ブロックを判別し、欠落ブロックに対応する電子透かし記録ブロック321,322・・・をクライアント装置350に提供する。
なお、この電子透かし記録ブロック321,322・・・は、上述の実施例で説明したと同様の電子透かしデータが記録されたブロックである。すなわち、
(1)配信コンテンツに対応して設定される固有ID(Unique ID)、
(2)固有IDに対する改ざん検証値(MAC:Message Authentication Code)
(3)(固有IDとMAC値)に対するエラー訂正コード(ECC:Error Collection Code)
これらのデータが含まれる。
サーバ320は、これらの電子透かし記録ブロック321,322・・をクライアント350に提供するとともに、電子透かしとして設定した固有IDと、電子透かし記録ブロック321,322・・の提供先情報(クライアント装置やユーザ情報)を含む管理情報を生成して記録する。先に図6を参照して説明したと同様の管理情報である。
クライアント装置350は、サーバ320から受信した電子透かし記録ブロック321,322・・・をディスク301から読み出した記録コンテンツのデータ欠落部に設定して再生コンテンツ360を生成する。なお、ディスク301には、このブロック連結による再生コンテンツの生成処理を実行するためのプログラム318が記録されており、クライアント装置350はこのプログラム318に従って再生コンテンツ360を生成する。なお、再生コンテンツ360の生成処理は、プログラム518に従って接続される第2サーバから提供されるプログラムを利用して実行する構成としてもよい。なお、プログラムには例えば前述のプレイリストファイルが含まれる。
この結果、図に示すように再生コンテンツ360が完成し、クライアント装置350はコンテンツ再生を行うことが可能となる。
この再生コンテンツ360に含まれる電子透かし記録ブロックには、上述したように、固有ID、MAC、ECCが記録されている。
従って、ユーザがこのコンテンツを例えばネットワークを介して再配信、あるいは他のメディアに記録して配布するといった不正コンテンツ配布処理を行った場合、この不正配布コンテンツに基づいて先に図8のフローチャートを参照して説明した処理を実行することで、その配信元、すなわち、この例ではクライアント350や、クライアント350のユーザを特定することが可能となる。
なお、クライアント装置350においてコンテンツ再生を行う場合には、例えば前述のプレイリストファイルを利用してプレイリストファイル内のプレイアイテムに従って、ディスク301に記録された記録コンテンツ310と、電子透かし記録ブロック321,322を順次、読み出して再生することができる。
再生処理態様としては、クライアント装置350が、ディスク301を装着して、かつサーバ320と接続しながら順次、必要となる電子透かし記録ブロック321,322・・をサーバ320から受信しながら再生する処理が可能である。
また、サーバ320から受信した電子透かし記録ブロック321,322・・をハードディスク等の記憶部に格納し、ディスク301を装着して、ディスクの記録データとハードディスクの記録データを併せた仮想的なファイルシステム(VFS:バーチャルファイルシステム)を設定して再生する処理なども可能である。
[7.電子透かし記録なしブロックと電子透かし記録ブロックの区分提供処理と連結処理例について]
次に、図12を参照して、電子透かし記録なしブロックと電子透かし記録ブロックの区分提供処理と連結処理例について説明する。
この処理例は、先に図11を参照して説明したディスクに記録されたデータ欠落部を含む不完全なコンテンツ(電子透かし記録なしコンテンツ)を、各ユーザへ提供する共通コンテンツとして、図12に示す第1サーバ510から提供するものである。
一方、図12に示す第2サーバ520は、図11を参照して説明したコンテンツサーバ320と同様、データ欠落部の補充ブロックとして、配信処理ごとに異なる電子透かし記録ブロックを提供する。
電子透かし記録なしのデータ欠落部を持つ共通コンテンツを配信する第1サーバ510は例えばキャッシュサーバ等であってもよい。
電子透かし記録なしブロックによって構成される各ユーザに共通に提供されるユーザ共通提供コンテンンツ511は、例えば第1サーバ510からユーザに無償または有償で提供される。このコンテンツ提供処理に際しては、特にクライアントやユーザ情報の提供は不要であり、例えばフリーコンテンツ、すなわち自由にダウンロード可能なコンテンツとして提供される。
ただし、このユーザ共通提供コンテンツ511は、図に示すようにデータ欠落ブロック515,516・・・を有する。すなわち、このまま再生しても、飛び飛びのコンテンツデータの再生しかできないことになる。
さらに、第1サーバ510は、ユーザ共通提供コンテンンツ511の提供時に、提供コンテンのコンテンツID、さらに、第2サーバ520に対するサーバ接続処理、および後述するブロック連結によるコンテンツ生成処理を行うためのプログラム518をクライアント550に提供する。なお、コンテンツIDはプログラム518に記録した構成としてもよい。
ユーザ装置であるクライアント550は、プログラム518に従って、第2サーバ520に対する接続を実行し、第1サーバ510から取得したコンテンツに対応するコンテンツIDやクライアントID、あるいはユーザID等のコンテンツおよびクライアント識別情報をサーバ520に提供する。なお、これらの一連の手続は、プログラム518、あるいはプログラム518に従って接続される第2サーバからの指示、あるいは提供プログラムに従った処理として実行されることになる。
第2サーバ520は、クライアント550から受信するコンテンツID等に基づいてコンテンツおよび欠落ブロックを判別し、欠落ブロックに対応する電子透かし記録ブロック521,522・・・をクライアント装置550に提供する。
なお、この電子透かし記録ブロック521,522・・・は、上述の実施例で説明したと同様の電子透かしデータが記録されたブロックである。すなわち、
(1)配信コンテンツに対応して設定される固有ID(Unique ID)、
(2)固有IDに対する改ざん検証値(MAC:Message Authentication Code)
(3)(固有IDとMAC値)に対するエラー訂正コード(ECC:Error Collection Code)
これらのデータが含まれる。
サーバ520は、これらの電子透かし記録ブロック521,522・・をクライアント550に提供するとともに、電子透かしとして設定した固有IDと、電子透かし記録ブロック521,522・・の提供先情報(クライアント装置やユーザ情報)を含む管理情報を生成して記録する。先に図6を参照して説明したと同様の管理情報である。
クライアント装置550は、第2サーバ520から受信した電子透かし記録ブロック521,522・・・を第1サーバ510から受信したコンテンツのデータ欠落部に設定して再生コンテンツ560を生成する。なお、このブロック連結による再生コンテンツの生成処理を実行するためのプログラムは第1サーバ510から受信したプログラム518に含まれる。クライアント装置550はこのプログラム518に従って再生コンテンツ560を生成する。
再生コンテンツ560の生成処理は、プログラム518に従って接続される第2サーバから提供されるプログラムを利用して実行する構成としてもよい。
この結果、図に示すように再生コンテンツ560が完成し、クライアント装置550はコンテンツ再生を行うことが可能となる。
この再生コンテンツ560に含まれる電子透かし記録ブロックには、上述したように、固有ID、MAC、ECCが記録されている。
従って、ユーザがこのコンテンツを例えばネットワークを介して再配信、あるいは他のメディアに記録して配布するといった不正コンテンツ配布処理を行った場合、この不正配布コンテンツに基づいて先に図8のフローチャートを参照して説明した処理を実行することで、その配信元、すなわち、この例ではクライアント550や、クライアント550のユーザを特定することが可能となる。
なお、図12に示す例では、第1サーバ510と第2サーバ520を異なるサーバとして示しているが、これらのサーバは1つの同じサーバとしてもよい。
例えば、第2サーバ520が、以下のようなコンテンツ配信を行う。
(a)電子透かし記録なしのデータ欠落部を有するコンテンツについては、ユーザ確認等の処理を行うことなく自由にダウンロード可能なコンテンツとして不特定多数のユーザに提供する。
(b)データ欠落部に対応する電子透かし記録コンテンツについては、所定のユーザ確認等の処理を実行して、配信単位に異なる電子透かしデータを記録した補充ブロックを提供する。
このような処理を行う構成としてもよい。
[8.クライアント装置においてコンテンツ連結を実行して再生する処理例について]
図11、図12を参照して説明した実施例は、クライアント装置において、以下の2つのコンテンツ、すなわち、
(a)電子透かし記録なしコンテンツ(データ欠落部あり)
(b)電子透かし記録ありコンテンツ(データ欠落部補充用ブロック)
これら(a),(b)の各コンテンツを、個別に取得して、自ら連結してコンテンツ再生を実行する。
クライアント装置では、このコンテンツ再生処理において、先に図9を参照して説明したプレイリストファイルを利用した再生処理を実行することができる。
プレイリストファイルを利用したコンテンツ再生処理について、図13以下を参照して説明する。
図13には、以下の2つのコンテンツを示している。
(a)電子透かし記録なしコンテンツ(共通データ(欠落部あり))
(b)電子透かし記録ありコンテンツ(配信単位固有データ(データ欠落部補充用ブロック))
図11を参照して説明した処理例では、
(a)電子透かし記録なしコンテンツ(共通データ(欠落部あり))は、ディスク301から読み取るデータであり、
(b)電子透かし記録ありコンテンツ(配信単位固有データ(データ欠落部補充用ブロック))は、サーバ320から取得するデータである。
一方、図12を参照して説明した処理例では、
(a)電子透かし記録なしコンテンツ(共通データ(欠落部あり))は、第1サーバ510から取得するデータであり、
(b)電子透かし記録ありコンテンツ(配信単位固有データ(データ欠落部補充用ブロック))は、第2サーバ520から取得するデータである。
図13に示すように、クライアントは、
(a)電子透かし記録なしコンテンツ(共通データ(欠落部あり))
(b)電子透かし記録ありコンテンツ(配信単位固有データ(データ欠落部補充用ブロック))
これらのデータを個別に取得した例えばハードディスク等の記憶部に格納する。格納するファイルは、例えば、図13に示すように、
連続再生データ単位の個別ファイル(AVクリップストリームファイル[xxxxx.m2ts])である。
(a)電子透かし記録なしコンテンツ(共通データ(欠落部あり))は、
共通第1ファイル571=ファイル名:[00001.m2ts]
共通第2ファイル572=ファイル名:[00003.m2ts]
共通第3ファイル573=ファイル名:[00005.m2ts]

これらのファイル名が設定され、クライアント装置のハードディスクに記録される。
一方、(b)電子透かし記録ありコンテンツ(配信単位固有データ(データ欠落部補充用ブロック))は、
固有第1ファイル574=ファイル名:[00002.m2ts]
固有第2ファイル575=ファイル名:[00004.m2ts]

これらのファイル名が設定され、クライアント装置のハードディスクに記録される。
これらのファイルを連結して再生する処理例について、図14を参照して説明する。
図14には、先に図9を参照して説明したと同様のプレイリストファイルを示している。
このプレイリストファイルには、AVクリップストリームファイル[xxxxx.m2ts]の再生指定情報を含むプレイアイテム581〜585・・を有する。
プレイアイテム581〜585・・の各々は、AVクリップストリームファイル[xxxxx.m2ts]を個別に指定する情報を有している。
具体的には、各プレイアイテムは以下のような再生区間指定情報を有している。
(1)プレイアイテム581は、共通第1ファイル571=ファイル名:[00001.m2ts]の再生指定情報を有する。
(2)プレイアイテム582は、個別第1ファイル574=ファイル名:[00002.m2ts]の再生指定情報を有する。
(3)プレイアイテム583は、共通第2ファイル572=ファイル名:[00003.m2ts]の再生指定情報を有する。
(4)プレイアイテム582は、個別第2ファイル575=ファイル名:[00004.m2ts]の再生指定情報を有する。
(5)プレイアイテム585は、共通第3ファイル573=ファイル名:[00005.m2ts]の再生指定情報を有する。
このような設定となっている。
クライアント装置は、このような設定のプレイアイテムを有するプレイリストファイルを利用することで、複数の個別ふぁいるに設定されたコンテンツを連続して再生することが可能となる。
なお、
(b)電子透かし記録ありコンテンツ(配信単位固有データ(データ欠落部補充用ブロック))
このデータは、配信単位で異なり、異なる電子透かしデータからなる異なるブロックの組み合わせとなるが、先に図9、図10を参照して説明したように、再生区間(tx〜ty)が等しいファイルは同一のファイル名に設定されるため、全てのクライアント装置において共通のプレイリストファイルを利用した再生が可能となる。
なお、プレイリストファイルは、図11を参照して説明した処理例では、ディスク301、またはコンテンツサーバ320のいずれかからクライアント350に提供すればよい。
例えばディスク301に格納されるプログラム318の一部としてクライアント350に提供してもよいし、プログラム318と異なる別ファイルとしてディスクに記録し、クライアント350が読み取る設定としてもよい。あるいは、コンテンツサーバ320から電子透かし記録ブロック321,322・・・とともに、クライアント350に提供する設定としてもよい。
一方、図12を参照して説明した処理例では、第1サーバ510、または第2サーバ520のいずれかからクライアント550に提供すればよい。
例えば第1サーバ510から提供するプログラム 518の一部としてクライアント550に提供してもよいし、プログラム518と異なる別ファイルとしてクライアント550がに提供する設定としてもよい。あるいは、第2サーバ520から電子透かし記録ブロック521,522・・とともに、クライアント550に提供する設定としてもよい。
なお、いずれの設定においても、プレイリストファイルは全クライアントに共通ファイルとして提供することが可能である。
図15に示すフローチャートを参照して、クライアントにおけるコンテンツ再生シーケンスについて説明する。この処理は、クライアント装置において再生処理を実行するデータ処理部の処理として実行される。
コンテンツ再生処理を実行するクライアント装置は、まず、ステップS301において、再生用のプレイリストファイルを選択する。なお、このプレイリストファイル選択処理は、例えば再生コンテンツのタイトル指定に応じて自動選択される。
次に、ステップS302において、選択されたプレイリストファイル内に設定されたプレイアイテムを順次、選択する。例えばプレイリストファイルの先頭からプレイアイテムを選択する。なお、ユーザが再生開始位置を指定した場合などには、その指定位置に対応するプレイアイテムが選択される。
次に、ステップS303において、選択されたプレイアイテムの指定するファイル[xxxxx.m2ts]を取得して、再生処理を実行する。
ステップS305では、次のプレイアイテムがあるか否かを判定する。ない場合は、ステップS305の判定がNoの判定となり、コンテンツ再生処理を終了する。
次のプレイアイテムがある場合は、ステップS305の判定がYesとなり、ステップS302に戻り、次のプレイアイテムを選択して、ステップS303以下の処理を継続する。
このようなプレイアイテムによる再生処理によって、順次、異なるAVストリームファイルを順次読み出して再生することが可能となり、電子透かしの記録されていない共通データファイルと、個別の電子透かしデータの記録されたコンテンツである電子透かし記録ブロックを混在させたデータ再生が実現される。
なお、クライアント側でのコンテンツ再生処理態様としては、
(a)サーバ側でブロック連結して完成されたコンテンツを再生する場合と、
(b)図11、図12に示すようにクライアント側でコンテンツを連結して再生する場合、
これらの場合がある。
いずれの場合においても、図15に示すプレイリストファイルを利用した再生処理が可能である。
例えば図11を参照して説明した例や、図12を参照して説明した例のように、別々のルートから、電子透かしの記録されていないコンテンツと電子透かし記録ブロックを取得するような場合には、これらのデータは、ハードディスク内に分散して記録される。あるいはディスクとハードディスクに分かれて記録されることになる。このような場合でも、例えば、ディスクの記録データとハードディスクの記録データを併せた仮想的なファイルシステム(VFS:バーチャルファイルシステム)を利用し、図15に示すプレイリストファイルを利用した再生処理により、スムーズな再生が可能とある。
[9.各装置のハードウェア構成例について]
最後に、図16、図17を参照して、上述した処理を実行する各装置のハードウェア構成例について説明する。
まず、図16を参照して、コンテンツ提供処理を実行するサーバのハードウェア構成例について説明する。
CPU(Central Processing Unit)601は、ROM(Read Only Memory)602、または記憶部608に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行するデータ処理部として機能する。
例えば、上述の各実施例において説明した電子透かしを記録したブロックによって構成される電子透かし記録コンテンツの生成処理や、配信単位で異なる電子透かし記録ブロックの組み合わせを設定した配信ブロックまたはコンテンツの生成処理、さらにブロックやコンテンツの配信処理、管理データの作成記録処理等を実行する。RAM(Random Access Memory)603には、CPU601が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU601、ROM602、およびRAM603は、バス604により相互に接続されている。
CPU601はバス604を介して入出力インタフェース605に接続され、入出力インタフェース605には、各種スイッチ、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部606、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部607が接続されている。CPU601は、入力部606から入力される指令に対応して各種の処理を実行し、処理結果を例えば出力部607に出力する。
入出力インタフェース605に接続されている記憶部608は、例えばハードディスク等からなり、CPU601が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。例えば図6を参照して説明した管理情報等も記録される。
通信部609は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
次に、図17を参照して、コンテンツの受信、再生処理等を実行するクライアント装置のハードウェア構成例について説明する。
CPU(Central Processing Unit)701は、ROM(Read Only Memory)702、または記憶部708に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行するデータ処理部として機能する。
例えば、上述の各実施例において説明したサーバとの通信処理やサーバからの受信データの記憶部708(ハードディスク等)に対する記録処理、記憶部708(ハードディスク等)からのデータ再生処理等を実行する。
RAM(Random Access Memory)703には、CPU701が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU701、ROM702、およびRAM703は、バス704により相互に接続されている。
CPU701はバス704を介して入出力インタフェース705に接続され、入出力インタフェース705には、各種スイッチ、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部706、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部707が接続されている。CPU701は、入力部706から入力される指令に対応して各種の処理を実行し、処理結果を例えば出力部707に出力する。
入出力インタフェース705に接続されている記憶部708は、例えばハードディスク等からなり、CPU701が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部709は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
入出力インタフェース705に接続されているドライブ710は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア711を駆動し、記録されているコンテンツ、プログラム等の各種データを取得する。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。例えば、プログラムは記録媒体に予め記録しておくことができる。記録媒体からコンピュータにインストールする他、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介してプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例の構成によれば、不正流通コンテンツに基づいて発生元を検証可能とする構成が提供される。具体的には、コンテンツの区分データであるブロックに電子透かしデータを埋め込んだ複数の電子透かし記録ブロックを組み合わせて、クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを生成してクライアントに提供する。クライアントに提供されるコンテンツの電子透かしデータ列は、配信処理単位の固有識別子である固有IDと、固有IDに対する改ざん検証値(MAC)と、(固有ID+MAC)に対するエラー訂正コード(ECC)を含む設定とする。このようなコンテンツ配信を行うことで、不正流通コンテンツが発見された場合に、不正流通コンテンツを解析して電子透かしデータ列を読み出して固有IDを取得し配信元を特定することができる。
10 サーバ
20 クライアント
21〜22 クライアント
31〜33 クライアント
41 ディスク
201〜203 プレイアイテム
301 ディスク
310 記録コンテンツ
311,312 データ欠落ブロック
318 プログラム
320 コンテンツサーバ
321,322 電子透かし記録ブロック
350 クライアント
360 再生コンテンツ
510 第1サーバ
511 ユーザ共通提供コンテンツ
515,516 データ欠落ブロック
518 プログラム
520 第2サーバ
521,522 電子透かし記録ブロック
550 クライアント
560 再生コンテンツ
571〜573 共通第1〜3ファイル
574〜575 固有第1〜2ファイル
581〜585 プレイアイテム
601 CPU
602 ROM
603 RAM
604 バス
605 入出力インタフェース
606 入力部
607 出力部
608 記憶部
609 通信部
701 CPU
702 ROM
703 RAM
704 バス
705 入出力インタフェース
706 入力部
707 出力部
708 記憶部
709 通信部
710 ドライブ
711 リムーバブルメディア

Claims (18)

  1. クライアントに対する配信用のコンテンツを生成するデータ処理部と、
    前記データ処理部の生成したコンテンツを送信する通信部を有し、
    前記データ処理部は、
    前記コンテンツの区分データであるブロックに電子透かしデータを埋め込んだ複数の電子透かし記録ブロックを組み合わせて、前記クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを生成して、前記通信部を介してクライアントに送信する情報処理装置。
  2. 前記データ処理部は、
    電子透かし記録なしコンテンツをブロック分割して、各ブロックに対して異なる電子透かしデータを埋め込んだ複数の異なる電子透かし記録コンテンツを生成し、
    前記クライアントに対する配信処理単位で、前記複数の異なる電子透かし記録コンテンツからの異なる組み合わせのブロック選択を行うことで、前記クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを生成する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データ処理部は、
    前記クライアントに送信するコンテンツの電子透かしデータ列を、各配信処理対応の識別子である固有IDを含むデータ列として設定する請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記データ処理部は、
    前記固有IDに対する改ざん検証値を算出し、
    前記クライアントに送信するコンテンツの電子透かしデータ列を、前記固有IDと改ざん検証値を含むデータ列として設定する請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記データ処理部は、
    前記固有IDと前記改ざん検証値の組み合わせデータに対するエラー訂正コードを算出し、
    前記クライアントに送信するコンテンツの電子透かしデータ列を、前記固有IDと前記改ざん検証値とエラー訂正コードを含むデータ列として設定する請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記データ処理部は、
    前記コンテンツの区分データであるブロックの各々を再生制御情報ファイルであるプレイリストファイルに設定されたるプレイアイテムによって指定される個別のストリームファイルとして設定する請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記データ処理部は、
    異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを提供したクライアントに対して、共通の前記プレイリストファイルを提供する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記データ処理部は、
    クライアントにおける再生コンテンツの一部を構成する複数ブロックのみをクライアントに提供する構成であり、
    前記クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定した複数ブロックを生成して、前記通信部を介してクライアントに送信する請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記データ処理部は、
    前記固有IDと、前記クライアントの識別情報を対応付けた管理情報を生成して記憶部に記録する処理を実行する請求項1〜8いずれかに記載の情報処理装置。
  10. 前記データ処理部は、
    コンテンツに含まれる電子透かしデータ列を解析し、前記固有IDを取得して前記管理情報に基づいてコンテンツ配信先としてのクライアントを特定する請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記データ処理部は、
    コンテンツに含まれる電子透かしデータ列を解析し、前記電子透かしデータ列に含まれるエラー訂正コードによるエラー訂正処理を実行し、
    さらに前記電子透かしデータ列に含まれる改ざん検証値に基づいて、前記電子透かしデータ列に含まれる固有IDの改ざんの有無を検証する請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置において再生されるコンテンツの構成データであり、データ欠落部を有するコンテンツと、
    前記コンテンツのデータ欠落部のデータ取得処理を実行するために適用するプログラムを記録した情報記録媒体であり、
    前記情報記録媒体を装着した情報処理装置に前記プログラムを実行させて、ユーザ情報および情報記録媒体の識別子またはコンテンツIDのサーバへの送信処理、および電子透かしを記録した前記データ欠落部のデータブロックをサーバから取得させて再生コンテンツを生成させることを可能とした情報記録媒体。
  13. 前記プログラムは、
    前記データ欠落部を有するコンテンツと、電子透かしを記録した前記データ欠落部のデータブロックとを組み合わせた再生処理を行わせる再生制御情報を含み、
    前記情報処理装置において前記再生制御情報を適用した再生コンテンツの再生処理を実行可能とした請求項12に記載の情報記録媒体。
  14. コンテンツ再生処理を実行するデータ処理部を有し、
    前記データ処理部は、
    データ欠落部を有するコンテンツと、
    前記データ欠落部に対応するデータであり、サーバから取得した電子透かし記録ブロックを組み合わせたコンテンツ再生処理を行う構成であり、
    再生制御情報ファイルであるプレイリストファイルに設定されたプレイアイテムの再生区間指定情報に従って、前記データ欠落部を有するコンテンツの再生データを含むストリームファイルと、前記電子透かし記録ブロックを含むストリームファイルを個別に順次読み出して再生処理を行う情報処理装置。
  15. 情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
    データ処理部が、クライアントに対する配信用のコンテンツを生成するデータ処理ステップと、
    通信部が、前記データ処理ステップにおいて生成されたコンテンツを送信する通信ステップを実行し、
    前記データ処理ステップは、
    前記コンテンツの区分データであるブロックに電子透かしデータを埋め込んだ複数の電子透かし記録ブロックを組み合わせて、前記クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツを生成するステップを含む情報処理方法。
  16. 情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
    データ処理部に、クライアントに対する配信用のコンテンツを生成させるデータ処理ステップと、
    通信部に、前記データ処理ステップにおいて生成されたコンテンツを送信させる通信ステップを実行し、
    前記データ処理ステップは、
    前記コンテンツの区分データであるブロックに電子透かしデータを埋め込んだ複数の電子透かし記録ブロックを組み合わせて、前記クライアントに対する配信処理単位で異なる電子透かしデータ列を設定したコンテンツの生成処理を実行させるステップであるプログラム。
  17. 情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
    データ処理部が、コンテンツ再生処理を実行するデータ処理ステップを有し、
    前記データ処理ステップは、
    データ欠落部を有するコンテンツと、
    前記データ欠落部に対応するデータであり、サーバから取得した電子透かし記録ブロックを組み合わせたコンテンツ再生処理を行うステップであり、
    再生制御情報ファイルであるプレイリストファイルに設定されたプレイアイテムの再生区間指定情報に従って、前記データ欠落部を有するコンテンツの再生データを含むストリームファイルと、前記電子透かし記録ブロックを含むストリームファイルを個別に順次読み出して再生処理を行うステップである情報処理方法。
  18. 情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
    データ処理部に、コンテンツ再生処理を実行させるデータ処理ステップを有し、
    前記データ処理ステップは、
    データ欠落部を有するコンテンツと、
    前記データ欠落部に対応するデータであり、サーバから取得した電子透かし記録ブロックを組み合わせたコンテンツ再生処理を行わせるステップであり、
    再生制御情報ファイルであるプレイリストファイルに設定されたプレイアイテムの再生区間指定情報に従って、前記データ欠落部を有するコンテンツの再生データを含むストリームファイルと、前記電子透かし記録ブロックを含むストリームファイルを個別に順次読み出して再生処理を行わせるステップであるプログラム。
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