JP2002335507A - 番組供給用のサーバ装置及び再生用のクライアント装置並びに方法 - Google Patents

番組供給用のサーバ装置及び再生用のクライアント装置並びに方法

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JP2002335507A
JP2002335507A JP2002081184A JP2002081184A JP2002335507A JP 2002335507 A JP2002335507 A JP 2002335507A JP 2002081184 A JP2002081184 A JP 2002081184A JP 2002081184 A JP2002081184 A JP 2002081184A JP 2002335507 A JP2002335507 A JP 2002335507A
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悟 梅澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽や映像等からなる番組を通信ネットワー
クを介してサーバからクライアントに配信し、クライア
ントで再生する場合、ユーザが使い易いものとする。 【解決手段】 サーバでは、複数のコンテンツおよびク
ライアント装置に供給する複数のコンテンツとその再生
順序を規定した番組ファイルを記憶してなり、該番組フ
ァイルで規定されるコンテンツの取得要求を通信ネット
ワークを介してクライアントから受け付け、取得要求を
受けたコンテンツをクライアントに対して提供する。ク
ライアントでは、取得したコンテンツを番組ファイルの
規定する順序に基づいて再生する。また、番組の再生中
であっても任意に早送りや巻き戻しができるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音楽や映像等か
らなる番組を通信ネットワークを介して配信する番組供
給用のサーバ装置及び該番組を再生するクライアント装
置に関し、さらにはサーバ装置におけるコンテンツ配信
方法及びクライアント装置におけるコンテンツ再生方法
に関し、更には該方法をコンピュータに実行させるプロ
グラムを記憶してなる機械読み取り可能な記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、音楽や映像等からなる番組を
配信するシステムとしてはラジオやテレビ等がある。し
かし、ラジオやテレビ等の番組は放送局から一方的に送
られてくるものであり、視聴者は好きな時間帯に好きな
番組を見たり聞いたりすることができなかった。そこ
で、最近ではラジオやテレビとは異なった番組の新しい
配信形態としてインターネット放送局が出現してきてい
る。インターネット放送局は、視聴者からの要求に応じ
て通信ネットワーク上に蓄積された番組を配信するもの
である。すなわち、パーソナルコンピュータ(PC)等
の端末機(クライアント)からの視聴者の配信要求に基
づいて、インターネット等の通信ネットワークを経由し
てwww(World Wide Web)サーバに接続し、該www
サーバに格納されている曲データあるいはビデオ(映
像)データ等からなる番組を受信して、クライアント側
で該受信データを基にして番組を再生する。通常、ww
wサーバは通信ネットワークを使用してデータを配信す
る場合、クライアントが全てのデータを受信する前に曲
や映像等の再生を開始することができるようストリーム
配信を行っている。このようなインターネット放送局で
は、視聴者が好きな時間帯に好きな番組を見たり聞いた
りすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のインタ
ーネット放送局における番組配信方式は、いまだユーザ
が使い易いものとはなっていない。また、従来から知ら
れている番組再生システムでは、視聴者が番組内で所望
のコンテンツを早送り/巻き戻しして自由に番組を視聴
することができなかった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、ユーザが使い易い番組供給用のサーバ装置及び再生
用のクライアント装置を提供しようとするものであり、
さらにはサーバ装置におけるコンテンツ配信方法及びク
ライアント装置におけるコンテンツ再生方法に関し、更
には該方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
憶してなる機械読み取り可能な記憶媒体を提供しようと
するものである。また、番組の再生中であっても任意に
早送りや巻き戻しができるようにした装置及び方法を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサーバ装置
は、複数のコンテンツ、およびクライアント装置に供給
する複数のコンテンツとその再生順序を規定した番組フ
ァイルを記憶した手段と、前記番組ファイルで規定され
るコンテンツの取得要求を通信ネットワークを介してク
ライアント装置から受け付ける手段と、前記クライアン
ト装置から取得要求を受けたコンテンツを前記クライア
ント装置に対して通信ネットワークを介して提供する手
段とを具備したことを特徴とする。
【0006】また、本発明に係るコンテンツ提供方法
は、サーバ装置がコンテンツを通信ネットワークを介し
てクライアント装置に提供するコンテンツ提供方法であ
って、クライアント装置からの要求に応じて、複数のコ
ンテンツを規定すると共に当該複数のコンテンツの再生
順を規定した番組ファイルを該クライアント装置に提供
するステップと、前記番組ファイルで規定されるコンテ
ンツの取得要求を通信ネットワークを介してクライアン
ト装置から受け付けるステップと、前記クライアント装
置から取得要求を受けたコンテンツを前記クライアント
装置に対して通信ネットワークを介して提供するステッ
プとを具備したことを特徴とする。
【0007】本発明に係るクライアント装置は、複数の
コンテンツを規定すると共にこれらコンテンツの再生順
を規定した番組ファイルを通信ネットワークを介してサ
ーバ装置から取得する手段と、前記番組ファイルで規定
されるコンテンツの取得要求を通信ネットワークを介し
てサーバ装置に送信し、これに応じて要求したコンテン
ツを該サーバ装置から取得する手段と、コンテンツの再
生を行う再生エンジンと、前記取得されたコンテンツを
前記番組ファイルの規定する順序に基づいて前記再生エ
ンジンに供給する手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】また、本発明に係るコンテンツ再生方法
は、クライアント装置がコンテンツを通信ネットワーク
を介してサーバ装置から取得して再生するコンテンツ再
生方法であって、複数のコンテンツを規定すると共にこ
れらコンテンツの再生順を規定した番組ファイルを通信
ネットワークを介してサーバ装置から取得するステップ
と、前記番組ファイルで規定されるコンテンツの取得要
求を通信ネットワークを介してサーバ装置に送信し、こ
れに応じて要求したコンテンツを該サーバ装置から取得
するステップと、この取得されたコンテンツを前記番組
ファイルの規定する順序に基づいて再生エンジンに供給
することにより該取得されたコンテンツの再生を行うス
テップとを具備したことを特徴とする。
【0009】このようにサーバ装置からクライアント装
置に送られる番組ファイルは、複数のコンテンツとその
再生順序を規定したものであるから、ユーザ(クライア
ント装置における視聴者)は、所望のコンテンツの再生
順序を確認した上で、番組ファイルの選択を行うことが
でき、非常に使い易いものとなる。また、複数のコンテ
ンツが番組ファイルで規定された再生順序で再生される
ので、コンテンツの選択操作が楽に行える。更には、コ
ンテンツ毎に番組の再生を行うことから、後述するよう
に、視聴者は任意に早送りや巻き戻しして番組を再生す
ることができる。
【0010】また、本発明の別の観点に従うクライアン
ト装置は、複数のコンテンツを規定すると共にこれらコ
ンテンツの再生順を規定した番組ファイル、および該番
組ファイルで規定された1乃至複数のコンテンツを記憶
する記憶手段と、前記番組ファイルの再生を選択する選
択手段と、前記選択された番組ファイルで規定された複
数のコンテンツを前記番組ファイルの規定する順序に基
づいて前記記憶手段から読み出し、読み出されたコンテ
ンツを再生する再生手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0011】また、本発明の別の観点に従うコンテンツ
再生方法は、複数のコンテンツを規定すると共にこれら
コンテンツの再生順を規定した番組ファイルおよび該番
組ファイルで規定された1乃至複数のコンテンツを記憶
する記憶手段を具備するクライアント装置がコンテンツ
を再生するコンテンツ再生方法であって、前記番組ファ
イルの再生を選択するステップと、前記選択された番組
ファイルで規定された複数のコンテンツを前記番組ファ
イルの規定する順序に基づいて前記記憶手段から読み出
し、読み出されたコンテンツを再生するステップとを具
備したことを特徴とする。
【0012】この場合も、番組ファイルで規定された再
生順序で複数のコンテンツを再生することができるの
で、ユーザ(クライアント装置における視聴者)にとっ
て非常に使い易いものとなり、また、自己の記憶手段に
保存したコンテンツを使用するので簡便である。
【0013】前記サーバ装置は、番組ファイルを指定す
る情報を通信ネットワークを介してクライアント装置か
ら受け付ける手段と、前記番組ファイルを指定する情報
に応じて、指定された当該番組ファイルを前記記憶され
たものの中から読み出して前記クライアント装置に送信
する手段とを更に具備してよい。こうすると、ユーザ
(クライアント装置における視聴者)は簡単に所望の番
組を選択することができるようになる。
【0014】前記クライアント装置は、前記番組ファイ
ルに規定されたコンテンツの再生順を編集する手段を更
に具備し、前記編集された再生順に基づいて前記コンテ
ンツを再生するようにしてよい。これにより、ユーザ
(クライアント装置における視聴者)は、取得した番組
ファイルのコンテンツの再生順を簡単に変更あるいは削
除することができるようになり、所望のコンテンツが所
望の再生順序で再生されるように自由に編集できるの
で、より一層使い易いものとなる。
【0015】前記クライアント装置は、当該クライアン
ト装置を使用する利用者による早送り指示若しくは巻き
戻し指示に応じて、前記再生順における次のコンテンツ
若しくは前のコンテンツを前記再生エンジンに供給する
よう制御する手段を更に具備するようにしてよい。
【0016】これにより、ユーザ(クライアント装置に
おける視聴者)は複数のコンテンツから構成されている
番組の再生を行うことができ、かつ再生中の番組を早送
りあるいは巻き戻しすることができる。例えば、番組の
再生中、クライアント装置からコンテンツの早送り又は
巻き戻しが指定されると、早送り又は巻き戻しの指定に
従い番組ファイルの再生順に基づく後方又は前方のコン
テンツを番組供給サイトから取得することで、クライア
ント装置ではコンテンツを早送りあるいは巻き戻ししな
がら番組を再生することができる。
【0017】本発明は、装置及び方法の発明として構成
し、実施することができるのみならず、コンピュータま
たはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施す
ることができるし、そのようなプログラムを記憶した記
録媒体の形態で実施することもできる。また、プロセッ
サとしては、任意のソフトウェアプログラムを実行する
コンピュータのような汎用プロセッサを使用できるのは
勿論のこと、専用ロジックをハードウェアで組んだ専用
プロセッサを用いてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】図1は、この発明に係る番組再生システム
全体の構成を示すハードブロック図である。この番組再
生システムは、複数のサイト(サーバ)A、B〜Nと、
クライアントPCと、通信ネットワークXとにより構成
される。複数のサイト(サーバ)A(B〜N)とクライ
アントPCとは、通信ネットワークXを介して接続され
る。また、複数のサイト(サーバ)A(B〜N)及びク
ライアントPCは、図示しないCPU、ROM、RA
M、ハードディスク、モデム等を含むコンピュータによ
り構成されてなり、各々が独立に通信ネットワークXを
介してデータ(例えば、放送番組用のコンテンツ等)を
送出したりあるいは受信したりすることができる。すな
わち、クライアントPCはLAN(ローカルエリアネッ
トワーク)やインターネット、電話回線などの種々の通
信ネットワークX上に接続し、サイトA(B〜N)との
間で各種データ等の送受信を行う。なお、番組再生シス
テムはこれら以外のハードウェアを有する場合もある
が、ここでは必要最小限の資源を用いた場合について説
明する。なお、通信ネットワークXは有線のものに限ら
ず、無線のものであってもよい。また、複数のクライア
ントPCが通信ネットワークXに接続されていてもよ
い。
【0020】独立した1つのサイトA(B〜N)はラジ
オやテレビに例えると1つの放送局のようなものであ
り、各サイトA(B〜N)毎に多数の番組ファイルが番
組記憶部に予め記憶される。番組ファイルは、曲のデー
タであるMIDIファイル、曲あるいはMC(Master o
f Ceremonies)のデータであるオーディオファイル、映
像のデータである動画ファイル又は静止画ファイルなど
のコンテンツを時系列的に組み合わせたものから構成さ
れ(詳しくは後述する)、これがラジオやテレビでの番
組に相当する。MIDIファイル、オーディオファイ
ル、動画ファイル、静止画ファイルなどの各コンテンツ
(コンテンツファイル)は、各サイトA(B〜N)毎に
コンテンツデータベース(コンテンツ記憶部)中に予め
多数記憶されている。コンテンツデータベース中には、
番組で使用するコンテンツ以外にも多数のコンテンツが
記憶されている。そして、各サイトA(B〜N)毎にど
のような番組ファイルが記憶されているかは、番組リス
トファイルによって確認することができるようになって
いる。
【0021】クライアントPCはいずれかのサイトA
(B〜N)を選択して、該選択したサイトA(B〜N)
に記憶されている多数の番組ファイルの中からいずれか
の番組を選択して再生することができる。すなわち、ク
ライアントPCは選択したサイトA(B〜N)から番組
リストを取得して番組リストファイルとして記憶し、さ
らに該番組リスト中のいずれかの番組を選択して、サイ
トA(B〜N)から番組ファイルを取得して番組ファイ
ルとして記憶する。そして、その番組ファイルを選択し
たサイトA(B〜N)からコンテンツ(ファイル)を取
得して、再生エンジンによってコンテンツを再生する。
再生モードには「オンラインモード」と「オフラインモ
ード」とがあり、「オンラインモード」時にはコンテン
ツをリアルタイムにサイトA(B〜N)から取得して再
生する。一方、「オフラインモード」時には番組ファイ
ルで指定されているコンテンツをまとめて取得し、これ
をキャッシュに記憶しておいてから再生する。また、後
述するが、視聴者は気に入った番組をお気に入り番組フ
ァイルに登録しておくことができ、更に独自のオリジナ
ル番組を作成することができる。そこで、これらの情報
をお気に入り番組リストファイルやオリジナル番組ファ
イルとしてクライアントPCに記憶しておく。なお、ク
ライアントPCは、上記の各ファイルに対応して記憶部
(あるいは記憶エリア)を具える。
【0022】ここで、具体的な番組リストファイル及び
番組ファイルの一例を図2及び図3を用いて簡単に説明
する。図2は、番組リストファイルの一実施例を示す概
念図である。図3は、番組ファイルの一実施例を示す概
念図である。
【0023】番組リストファイルは各サイトA(B〜
N)毎に記憶される番組のリストを示すデータであり、
図2に示すように「番組名」と「番組ファイルのURL
(Uniform Resource Locator)」とからなる。「番組
名」は、各番組毎に付されている名前(タイトル)であ
る。「番組ファイルのURL」は、当該番組ファイルが
記憶されている位置を指定する情報であり、番組ファイ
ル毎に異なって付与されるものである。例えば、通信ネ
ットワークX上におかれているサイトA(B〜N)に記
憶されている各番組ファイルに対し、クライアントPC
やその他のサイトA(B〜N)から統一的にアクセスす
ることを可能とするために付与されるアドレス(例え
ば、インターネットアドレス等)である。
【0024】番組ファイルにはMIDIファイルやオー
ディオファイル、動画ファイル、静止画ファイルなどの
コンテンツ情報が番組進行順(再生順)に記憶される。
例えば、1つの番組がオープニングMC(オーディオフ
ァイル)に始まり、1曲目(MIDIファイル)、MC
(オーディオファイル)、2曲目(オーディオファイ
ル)、3曲目(動画ファイル)、そしてエンディングM
C(オーディオファイル)といったように進行するなら
ば、番組ファイルにはその順番で各コンテンツ情報が記
憶される(図3参照)。番組ファイルは1つの番組内に
含まれる全てのコンテンツ情報を示すデータであり、
「番組名」と、「コンテンツURL」、「コンテンツI
D」、「コンテンツ基本情報」を一組とするコンテンツ
情報とからなる。「番組名」は、上述した番組リストフ
ァイルの「番組名」と同様に各番組毎に付される名前
(タイトル)である。「コンテンツURL」はコンテン
ツファイルが記憶されている位置を指定する情報であ
り、「コンテンツID」はコンテンツを識別するための
情報であり、「コンテンツ基本情報」は当該コンテンツ
の基本となる情報(例えば、コンテンツ名や、当該コン
テンツが曲であるならば作詞者・作曲者・アーティスト
等の情報、当該コンテンツがMCであるならばMCをし
ている人の情報など)である。また、お気に入り番組リ
ストファイルは番組リストファイルと、オリジナル番組
ファイルは番組ファイルと同様のデータ構成となってい
る。
【0025】なお、図3に示す番組ファイルにおいて3
曲目の曲が動画ファイルとなっているが、このように曲
が動画ファイルで記憶されている場合には単に曲だけで
なく動画や静止画等の映像が記録されているものである
(例えば、プロモーションビデオ等)。
【0026】次に、この番組再生システムにおいて、視
聴者が見たい番組を再生するために操作することのでき
る操作パネルについて説明する。図4は、操作パネルの
一実施例を概念的に示す図である。この操作パネルは、
視聴者から各種の操作(例えば、番組の再生)を行うこ
とができるようにクライアントPC側に設けられる。操
作パネル上の「サイト表示/選択エリア」にはサイトA
(B〜N)のリストが表示され、視聴者はその中のいず
れかのサイトA(B〜N)を選択することができる。
「番組表示/選択エリア」には選択されたサイトA(B
〜N)に記憶された番組リストファイルの「番組名」が
表示され、視聴者はその中からいずれかの番組を選択す
ることができる。「基本情報表示エリア」には、現在再
生中のコンテンツに関する各種基本情報(すなわち、番
組ファイルの「コンテンツ基本情報」)が表示される。
左向きの三角2つボタンB1は「REWボタン」であ
り、再生中のコンテンツを巻き戻しするためのボタンで
ある。右向きの三角2つボタンB4は「FFボタン」で
あり、再生中のコンテンツを早送りするためのボタンで
ある。右向きの三角1つボタンB3は「再生ボタン」で
あり、コンテンツを再生するためのボタンである。四角
ボタンB2は「停止ボタン」であり、再生中のコンテン
ツを停止するためのボタンである。「INFOボタン」
は、後述のインフォメーション表示を行うためのボタン
である。「お気に入り追加ボタン」は、現在再生中の番
組をお気に入りリストファイルに追加するためのボタン
である。「お気に入り編集ボタン」は、お気に入りリス
ト編集画面(図示しない)を表示してお気に入りリスト
ファイルの編集を行うためのボタンである。「オリジナ
ル番組編集ボタン」は、オリジナル番組作成画面(図示
せず)を表示して、オリジナル番組ファイルを作成/編
集するためのボタンである。なお、図4では図示してい
ないが、映像表示エリア(動画や静止画を表示するため
のエリア)も別途設けられる。
【0027】「INFOボタン」を操作すると、図5に
示すようなインフォメーション表示がなされる。この実
施例では、左側に映像を、右側にコンテンツに関する各
種情報を表示するものを示した。コンテンツに関する各
種情報としては、例えばMIDIやオーディオ等の曲に
関する情報が表示される。すなわち、曲名、ジャンル、
アーティスト、作詞者、作曲者、レーベル、ファイル種
類、当該曲の演奏時間等が表示される。さらに、当該曲
(コンテンツ)を購入する場合に必要な購入価格が表示
される。各コンテンツはオンラインで購入可能であり、
視聴者は「購入ボタン」を操作することによって当該コ
ンテンツを購入することができるようになっている。こ
のオンラインでのコンテンツ購入に関する技術は周知で
あることから、ここでの説明は省略する。
【0028】図6A〜図6Cは、本発明に係る番組再生
システムにおいて行われる番組再生処理の一実施例を示
すフロー図である。図6Aに当該処理の前半部分のフロ
ーを示し、図6Bに当該処理の前半部分に続くフローを
示し、図6Cに当該処理の後半部分のフローを示す。つ
まり、図6Aの処理の後に図6B、図6Cの処理が順次
に連続して行われる。以下、図6A〜図6Cのフローチ
ャートに従って、当該処理の動作を説明する。図6Aに
おいて、番組を再生するため、視聴者はクライアントP
C上に配置された操作パネル(図4参照)の「サイト表
示/選択エリア」に表示されたサイトの中からいずれか
のサイトを選択する(ステップ1)。選択可能なサイト
としては、通信ネットワークX上の複数のサイトA(B
〜N)は勿論であるが、この他にもローカル(すなわ
ち、クライアントPC)がある。選択されたサイトがロ
ーカルであれば(ステップ2のYES)、お気に入り番
組リストファイルの番組名を操作パネルの「番組表示・
選択エリア」に表示する(ステップ3)。選択されたサ
イトが通信ネットワークX上のいずれかのサイトA(B
〜N)であれば(ステップ2のNO)、選択されたサイ
トA(B〜N)のURLを通信ネットワークX上に送出
する(ステップ4)。この際、クライアントPCが通信
ネットワークX上に接続されていなければ接続する(例
えば、ダイアルアップ接続等)。ここで、説明を簡単に
するためにステップ4でサイトAが選択されたと仮定す
ると、サイトAはクライアントPCに対して当該サイト
Aの保有する番組リストファイルを送出する(ステップ
5)。クライアントPCはこの番組リストファイルを取
得して、番組リスト記憶部に記憶する。そして、記憶し
た該番組リストファイルの番組名を操作パネル上の「番
組表示・選択エリア」に表示する(ステップ6)。視聴
者は、この表示された番組名のリストの中からいずれか
の番組を任意に選択する(ステップ7)。
【0029】視聴者により番組が選択されると、その番
組がオリジナルの番組であるか否かが判定される(図6
Bのステップ8)。オリジナル番組であれば(ステップ
8のYES)、クライアントPC内に番組ファイルが記
憶されているため、サイトAから番組ファイルを取得す
る必要がないのでステップ12へジャンプする。一方、
オリジナル番組でなければ(ステップ8のNO)、通信
ネットワークX上のサイトAから番組ファイルを取得す
るために、選択された番組ファイルのURLを通信ネッ
トワークX上に送出する(ステップ9)。クライアント
PCが通信ネットワークX上に接続されていない場合
(ステップ2でローカルのサイトを選択した場合)、ク
ライアントPCを通信ネットワークXに接続する。サイ
トAは、URLで指定された番組ファイルをクライアン
トPCに送出する(ステップ10)。クライアントPC
はこの番組ファイルを取得して、番組ファイル記憶部に
記憶する(ステップ11)。このようにして、視聴者は
多数の番組の中から何れかの番組を選択する。
【0030】次に、選択したオリジナル番組ファイル、
あるいは取得した番組ファイルに従ってコンテンツを再
生する。このコンテンツ再生には、再生モードとして
「オンラインモード」と「オフラインモード」の2種類
がある。「オンラインモード」は常時通信ネットワーク
X上にクライアントPCを接続している視聴者が選択す
るモードであり、「オフラインモード」はダイアルアッ
プ接続等で一時的に通信ネットワークX上にクライアン
トPCを接続する視聴者が選択するモードである。「オ
ンラインモード」ではコンテンツを再生する都度、必要
なコンテンツをサイトAから取得する(つまり、コンテ
ンツをリアルタイムで取得する)。一方、「オフライン
モード」では最初に1番組分の全てのコンテンツをサイ
トAから取得する。そのため、「オフラインモード」時
は通信ネットワークX上への接続時間の短縮が可能とな
る。反対に、「オンラインモード」時は必要なコンテン
ツをその都度取得していることからコンテンツ再生まで
の待ち時間が短くなり、リアルタイム性が向上する。ま
ず、「オンラインモード」時の動作について説明する
(ステップ12のYES)。この場合、最初にクライア
ントPCは番組ファイル内の先頭コンテンツ情報を自動
的に選択して(ステップ13)、コンテンツ基本情報を
操作パネル上の基本情報表示エリアに表示する(ステッ
プ14)。後述するようにインフォメーションはサイト
Aから情報を取得して表示されるが、この基本情報は番
組ファイル中に記憶されており、表示の都度サイトAか
ら情報を取得する必要がない。そのため、ネットワーク
トラフィックを軽減することができる。表示後、選択さ
れたコンテンツ情報のコンテンツURLをサイトAに送
出し(ステップ15)、サイトA側ではこれを受けてコ
ンテンツファイルを送出する(ステップ16)。クライ
アントPCはこれを取得し、ファイル種類(MIDI、
オーディオ、動画、静止画等)に応じた再生エンジン
(専用ハードウェアあるいはソフトウェアによる再生処
理)にコンテンツファイルを渡してコンテンツの再生を
開始する(ステップ17)。
【0031】次に、「オフラインモード」時の動作につ
いて説明する(ステップ12のNO)。最初に番組ファ
イル内の全コンテンツ情報のコンテンツURLを送出し
(ステップ18)、サイトA側でこれを受信して指定さ
れた全てのコンテンツファイルを送出する(ステップ1
9)。ここで、クライアントPC側から送出されるコン
テンツURLや、サイトA側から送出されるコンテンツ
ファイルの送出順は、番組での再生順でなくてもよい。
この際、クライアントPCが通信ネットワークX上に接
続されていなければ、接続する。クライアントPCでは
全コンテンツファイルを取得して、通信ネットワークX
への接続を切断する。取得したコンテンツファイルは、
キャッシュメモリに記憶する(ステップ20)。そし
て、番組ファイル内の先頭コンテンツ情報を選択して
(ステップ21)、コンテンツ基本情報を表示してから
(ステップ22)、ファイル種類(MIDI、オーディ
オ、動画、静止画等)に応じた再生エンジンにコンテン
ツファイルを渡してコンテンツの再生を開始する(ステ
ップ23)。なお、上述の実施例では、「オフラインモ
ード」時に1番組分の全コンテンツをまとめて取得する
ようにしたが、これに限らず、1つのサイト上にある全
番組分あるいは指定した複数の番組分の全コンテンツを
まとめて取得するようにしてもよい。こうすると、視聴
者は通信ネットワークに一度接続するだけで複数の番組
を連続して再生することができる。また、再生するコン
テンツファイルをダウンロードしてからコンテンツの再
生を行うようにしたが、これに限らず、コンテンツファ
イルをストリーム配信して、クライアントPC側で即座
にコンテンツの再生を行うようにしてもよい。
【0032】ステップ17及びステップ23によりコン
テンツの再生が開始されると、図6Cのステップ24へ
進む。ステップ24では、当該コンテンツの再生が終了
したか否かを判定する。コンテンツの再生が終了してい
るならば(ステップ24のYES)、番組ファイル内に
次のコンテンツ情報があるか否かを判定する(ステップ
25)。次のコンテンツ情報があれば(ステップ25の
YES)、そのコンテンツ情報を選択する(ステップ2
6)。そして、「オンラインモード」であれば(ステッ
プ27のYES)ステップ14へジャンプし、「オンラ
インモード」でなければ(ステップ27のNO)ステッ
プ22へジャンプする。次のコンテンツ情報がなければ
(ステップ25のNO)、番組リストファイル内の次の
番組ファイルを選択して(ステップ28)、ステップ1
2の処理へジャンプする。こうして、複数の番組が次々
と再生される。なお、ステップ28の処理において、番
組リスト中に次の番組ファイルがなかった場合、番組フ
ァイル中の全てのコンテンツの再生が終了していること
から、図6A〜Cに示す一連の番組再生処理を終了する
ようにしてもよいし、あるいは番組リスト中の先頭の番
組ファイルを再度選択するようにしてもよい。
【0033】コンテンツの再生途中で(ステップ24の
NO)操作パネルの「FFボタン」又は「REWボタ
ン」が操作されたときには(ステップ29)、番組ファ
イルにおいて当該再生中であるコンテンツの1つ後のコ
ンテンツ情報を選択(「FFボタン」が操作された場
合)するか、あるいは当該再生中であるコンテンツの1
つ前のコンテンツ情報を選択(「REWボタン」が操作
された場合)して(ステップ30)、ステップ27へ飛
ぶ。これにより、視聴者は通常のラジオやテレビの番組
では不可能な、好きではない曲を飛ばしたり、あるいは
現在聴いている曲を再度聴いたりすることができる。
【0034】「INFOボタン」が操作されたときは
(ステップ31のYES)、サイトAに対して選択され
ている番組ファイルのコンテンツIDを送出する(ステ
ップ33)。このとき、クライアントPCが通信ネット
ワークX上に接続されていなければ、接続する。サイト
A側ではコンテンツIDを受信すると、該コンテンツに
関連する他のコンテンツファイルをコンテンツデータベ
ースから検索する(ステップ34)。例えば、MIDI
の曲のコンテンツIDを受信すると、該MIDIの曲に
関連したオーディオコンテンツ、静止画コンテンツ(例
えば、CDのジャケット写真等)、諸情報コンテンツ
(曲名、ジャンル、アーティスト、作詞者、作曲者、レ
ーベル、演奏時間、購入価格等)、楽譜コンテンツ等を
検索する。そして、検索したコンテンツファイルに基づ
いてインフォメーションファイルを作成し、クライアン
トPCに対して送出する(ステップ35)。クライアン
トPCでは、インフォメーションファイルを取得してイ
ンフォメーション表示する(ステップ36)。
【0035】既に説明したように、インフォメーション
表示画面(図5参照)には「購入ボタン」が表示され、
視聴者が当該「購入ボタン」を操作すると(ステップ3
7のYES)、当該コンテンツ(例えば、MIDIの曲
ファイル)や当該コンテンツに関連したコンテンツ(例
えば、オーディオコンテンツのファイルや楽譜コンテン
ツのファイル等)を購入することができる。すなわち、
クライアントPCはサイトAに対して購入コマンドとコ
ンテンツIDを送出し(ステップ38)、サイトAはこ
の購入コマンドを受信して、コンテンツIDに対応する
コンテンツや当該コンテンツに関連したコンテンツの購
入に関する処理を行う(ステップ39)。なお、番組で
再生するために取得したコンテンツと、ここで購入する
コンテンツの関係は以下のものとすることができる。例
えば、番組で再生するために取得したコンテンツは曲の
一部分あるいはクオリティの低いサンプル的なコンテン
ツであり、購入するコンテンツは曲全体あるいはクオリ
ティの高いコンテンツである。そして、「購入ボタン」
が操作されたか否かに関わらず、「その他の処理」を行
う(ステップ40)。この「その他の処理」としてはイ
ンフォメーション表示上で表示部を選択(例えば、マウ
スクリック等)すると、その表示内容に関する各種処理
が実行される(例えば、アーティストを選択したときは
そのアーティストに関する他のコンテンツを検索・表示
する等)。「その他の処理」が終了すると、ステップ2
4へ飛ぶ。以上のインフォメーション表示・コンテンツ
購入処理は、番組がサイトAから供給されたものであっ
ても、ローカルに記憶されたお気に入りやオリジナル番
組であっても同じように実行される。また、「FFボタ
ン」や「REWボタン」を操作した状態であっても実行
される。よって、視聴者は好きなときに好きな曲の情報
を得たり、コンテンツを購入することができる。
【0036】ステップ31において、「INFOボタ
ン」が操作されず(ステップ31のNO)に「お気に入
り追加ボタン」、「お気に入り編集ボタン」あるいは
「オリジナル番組作成ボタン」が操作されたときには、
「お気に入り/オリジナル番組の処理」が行われる(ス
テップ32)。図7は、「お気に入り/オリジナル番組
の処理」の一実施例を示すフロー図である。「お気に入
り追加ボタン」が操作されたときは(ステップ51のY
ES)、現在選択されている番組ファイルをお気に入り
番組リストファイルに登録する(ステップ52)。すな
わち、お気に入り番組リストファイルに「番組名」と
「番組ファイルのURL」を追加登録する。一方、「お
気に入り編集ボタン」が操作されたときは(ステップ5
3のYES)、お気に入り番組リストファイルの内容を
編集する(ステップ54)。編集では、例えばお気に入
り番組リスト内の番組の並び順を変更する、あるいは所
望の番組をお気に入り番組リストから削除することがで
きる。当該編集処理は、編集用画面(図示せず)をディ
スプレイ上に表示し、該表示画面上で編集作業を行うこ
とにより実行する。
【0037】「オリジナル番組作成ボタン」が操作され
たときは(ステップ55のYES)、オリジナル番組と
して記憶させたいコンテンツに関するキーワードを指定
する(ステップ56)。例えば、アーティスト名や、音
楽ジャンルなどをキーワードとして指定する。すると、
クライアントPCは該キーワードと検索コマンドをサイ
トAに対して送出する(ステップ57)。サイトAで
は、このキーワードに基づいてコンテンツデータベース
を検索し、該当するコンテンツをリストアップする(ス
テップ58)。そして、リストアップされたコンテンツ
を元に、オリジナル番組ファイルを作成してクライアン
トPCに対して送出する(ステップ59)。このオリジ
ナル番組ファイルには、通常の番組ファイルと同様に、
「コンテンツURL」、「コンテンツID」、「コンテ
ンツ基本情報」が記憶されている。なお、コンテンツの
並びは所定の順序(例えば、アルファベットや50音
順、検索によって見つかった順など)となっている。ク
ライアントPC側では、このオリジナル番組ファイルを
取得して保存すると共に、お気に入り番組リストに登録
する(ステップ60)。そして、視聴者は必要に応じて
オリジナル番組ファイルの内容を編集する(ステップ6
1)。例えば、コンテンツの並びを変更したり、あるい
は所望のコンテンツを削除したりする。サイトA側で新
たにオリジナル番組が作成された場合、クライアントP
C側に記憶されている過去(古い)のオリジナル番組フ
ァイルは破棄するようにしてもよいし、新たなコンテン
ツのみを過去のオリジナル番組ファイルに追加するよう
にしてもよい。あるいは、複数個のオリジナル番組ファ
イルを保存するようにしてもよい。なお、オリジナル番
組の作成において、サイトA側の検索によりリストアッ
プされたコンテンツをそのまま所定の順序に並べてオリ
ジナル番組ファイルとしたが、リストアップされた中の
所望のコンテンツのみをクライアントPC側から指定
し、指定されたコンテンツのみからなるオリジナル番組
ファイルをサイトAが作成できるように構成してもよ
い。また、番組編集機能をクライアントPC側にもたせ
たが、サイトA側に持たせるようにしてもよい。この場
合には、クライアントPC側から編集コマンドを送出
し、サイトA側はこの編集コマンドに基づいて順番の入
れ替えや削除等の編集を行うことになる。
【0038】なお、上述した各フロー(図6A〜6C及
び図7)には図示していないが、コンテンツの再生中に
停止ボタン(図4参照)を操作することにより当該コン
テンツの再生を停止することができる。そして、再度の
再生ボタン(図4参照)の操作により停止したコンテン
ツの再生を再開することができる。また、視聴者は適宜
の指示を与えることによって上述の各処理を任意に終了
させることができるようにしてもよい。
【0039】上述した番組再生システムでは、1つのコ
ンテンツの再生が終了したら次のコンテンツを再生する
ことにより番組を進行している。つまり、そのように番
組(番組ファイル等)が構成されていることから、複数
のコンテンツを並行して再生することができない。しか
し、これに限らず、複数のコンテンツを並行して再生で
きるように番組(番組ファイル等)を構成してもよい。
こうすると、例えばオーディオのMCを再生している途
中でMIDIの曲を同時に再生したり、あるいはMID
Iの曲を再生しながら背景画像として静止画を切替なが
ら再生する、というような番組作りが可能となる。図8
に、複数のコンテンツを並行して再生することができる
ように構成した番組ファイルの一実施例を示す。
【0040】1つの番組ファイルは複数のトラックから
構成され、各トラックはコンテンツファイルの種類毎
(MIDI、オーディオ、動画、静止画等)に対応して
いる。すなわち、1つのトラック内に複数種類のコンテ
ンツファイルが混在して記憶されることはない。この場
合、複数トラックから各コンテンツを並行して読み出す
ことができる。すなわち、異なるトラックから時間的に
重なって複数のコンテンツを読み出すことができ、当該
読み出された複数のコンテンツはそれぞれ異なった専用
の再生エンジンに渡されて再生される。すなわち、再生
エンジンもコンテンツの種類毎に複数並行して動作す
る。複数トラックのデータを並行して読み出す再生処理
については自動演奏等の分野で周知であることから、こ
こでの説明は省略する。なお、1つのトラック内での連
続した2つのコンテンツの再生タイミングは、時間的に
重ならないようにしておく。番組ファイルを読み出した
後の処理は、上述した処理と同様の処理が行われる。な
お、複数トラックは、図8に示すように記憶領域を分け
ることで実現するようにしてもよいし(すなわち、トラ
ックの異なるコンテンツがトラック毎に分かれて記憶さ
れる)、コンテンツ毎にトラック識別データを付与して
記憶領域を分けないで実現するようにしてもよい(すな
わち、トラックの異なるコンテンツが混在記憶され
る)。
【0041】複数のコンテンツを同時に再生する場合、
フェードイン/アウトなどの効果を付与することが望ま
しい。このフェードイン/アウトなどの効果を付与する
ために、予めフェードイン/アウトするコンテンツを用
意しておいてもよいし、番組中にフェードイン/アウト
を指定するコマンドをその指定タイミング情報とともに
埋め込んでおき、そのコマンドが読み出されたらフェー
ドイン/アウトを開始するようにしてもよい。コマンド
を埋め込む場合の効果としては、フェードイン/アウト
の効果に限らない。つまり、コンテンツが曲やMCなら
ばリバーブ等の音響効果でもよいし、静止画や動画なら
ばモザイクやワイプ等の映像効果でもよい。これらの効
果はコンテンツの開始又は終了タイミング時に付与され
ることに限らず、コンテンツの再生途中に付与されるよ
うにしてもよい。
【0042】また、図9Aに示すように、クライアント
は、携帯電話やPHSあるいはモバイル端末のような携
帯型通信端末MTであってもよい。その場合、携帯型通
信端末MTは、適宜の楽音生成機能(音源機能やシーケ
ンサ機能)を持たせるものとする。図9Bは、楽音生成
機能を持たせた携帯型通信端末MTの内部構成例を示す
ブロック図である。携帯型通信端末MTは、通常の携帯
電話側回路101のほかに、CPU102、RAM10
3、ROM104を含むマイクロコンピュータを内蔵し
ており、携帯電話側回路101と該マイクロコンピュー
タとの間は通信インタフェース105を介して相互に通
信する。携帯電話側回路101では、インターネット機
能若しくは簡易インターネット機能を有しており、イン
ターネット通信時においてサイト(サーバ)A〜Nとの
間に無線電話接続を確立すると、内部の通信インターフ
ェイス105を介して上記内蔵マイクロコンピュータと
サイト(サーバ)A〜Nとの間の情報通信を可能にす
る。ROM104においては、楽音生成機能に必要なプ
ログラム及びデータ類を記憶し、更に、本発明に従う番
組再生処理のプログラム(アプリケーションソフトウエ
ア)を記憶させておく。この場合、ROM104を、フ
ラッシュROMのような書き換え可能なメモリを使用
し、楽音生成用のプログラムやデータあるいは本発明に
従うアプリケーションソフトウエアの内容を随時更新で
きるようにしてもよい。
【0043】なお、入力操作用の各種ボタンの機能は、
携帯電話側回路MTで具備するスイッチ類を利用するも
のとする。その場合、内部の通信インタフェース105
を介して、携帯電話側回路101でのスイッチ操作情報
を上記内蔵マイクロコンピュータで受け取り、これらの
操作入力信号に応じて上述の本発明に従う処理を進め
る。また、この処理の過程でサイト(サーバ)A〜Nか
ら受け取ったコンテンツ等の各種データは、携帯電話側
回路101から通信インタフェース105を介して内蔵
マイクロコンピュータに送られ、RAM103に記憶さ
れる。受け取ったコンテンツ等の各種データは、通信イ
ンタフェース105を介して携帯電話側回路101に送
られ、そのディスプレイで表示させることができる。更
に、受け取ったコンテンツ等の各種データあるいは内蔵
マイクロコンピュータで生成したコンテンツ等の各種デ
ータを、通信インタフェース105を介して携帯電話側
回路101に送り、そこから無線電話回線を介して所望
の携帯型通信端末MTやパーソナルコンピュータ等に対
して送信することができる(例えば、メールに添付して
送信する)。また、内蔵マイクロコンピュータの側で生
成したコンテンツも通信インタフェース105を介して
携帯電話側回路101に送り、その内蔵スピーカから放
音させたり、そのディスプレイで表示させたりすること
ができる。なお、MIDIインタフェース106を具備
し、外部との間でMIDI演奏データの送受を行えるよ
うにしてもよい。更に、上記のようにしてサイト(サー
バ)A〜Nから取り込んだMIDIファイル、オーディ
オファイル、動画ファイル、静止画ファイルなどのうち
好みのものを適宜手段によって保存しておき、これらを
携帯電話の着信メロディや保留メロディ、あるいは着信
を知らせる画像データ等として利用することが可能であ
る。また、これらのMIDIファイル、オーディオファ
イル、動画ファイル、静止画ファイルなどのうちの好み
のものを、通話中のバックグラウンドミュージックある
いはバックグラウンドビジュアル画像として使用するこ
とも可能である。なお、コンテンツを購入した場合に、
コンテンツ購入代金を携帯型通信端末MTの利用料金に
加算してコンテンツ購入者に課金するようにしてもよい
し、あるいは携帯型通信端末MTの利用料金とは別にコ
ンテンツ購入代金をコンテンツ購入者に課金するように
してもよい。また、携帯型通信端末MTをクライアント
として使用する場合は、上述したような全ての機能を備
えずに一部の機能のみを備えるようにしてもよい。
【0044】なお、「FFボタン」又は「REWボタ
ン」では1つ後や前のコンテンツを選択できるようにし
たが、所定の時間分だけ後や前に進むようにしてもよ
い。また、複数トラックのコンテンツを同時に再生する
タイプの番組において1つ後や前のコンテンツを選択す
る場合には、どのトラックのコンテンツを1つ後や前に
進めるかを視聴者が選択できるようにしてもよいし、コ
ンテンツを進めるトラックがどのトラックかを予め固定
的に決めておくようにしてもよい。また、コンテンツの
早送りと巻き戻しの機能の両方を具えることなく、少な
くともどちらか一方の機能のみを具えるようにしてもよ
い。更に、コンテンツ再生中に早送りや巻き戻しが可能
なものに限らず、再生の一時停止中に早送りや巻き戻し
が可能であってもよい。インフォメーション表示やコン
テンツの購入指示は、WEBブラウザを利用してもよ
い。すなわち、「クライアント側の処理」とは別にWE
Bブラウザの処理を起動し、WEBブラウザの処理の中
でインフォメーション表示をして、購入指示できるよう
にしてよい。また、インフォメーション表示やコンテン
ツの購入指示はコンテンツ再生中に限らず、再生の一時
停止中にこれらが可能であってもよい。番組ファイルや
コンテンツファイル等の各種データ等を外部記憶媒体か
ら供給したり、あるいは通信インタフェースを介して外
部装置からサイトやクライアントに供給するように構成
してもよい。番組ファイル等のコンテンツ情報は連続す
る領域に時系列に記憶されていてもよいし、飛び飛びの
領域に散在して記憶されているコンテンツ情報を時系列
的に連続するデータとして別途管理するようにしてもよ
い。つまり、時系列的に連続するコンテンツ情報として
管理することができればよく、記憶領域に連続して記憶
されているか否かは問題ではない。また、上述したよう
な機能を携帯電話側回路101とは別に設けた内蔵マイ
クロコンピュータにより実現するものに限らず、携帯電
話側回路101内部の資源(図示しないCPUやRA
M、ROM等)を利用して、上述したような機能を実現
してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば、サーバ
装置からクライアント装置に送られる番組ファイルは、
複数のコンテンツとその再生順序を規定したものである
から、ユーザ(クライアント装置における視聴者)は、
所望のコンテンツの再生順序を確認した上で、番組ファ
イルの選択を行うことができ、非常に使い易いものとな
る。また、複数のコンテンツが番組ファイルで規定され
た再生順序で再生されるので、コンテンツの選択操作が
楽に行える。更には、コンテンツ毎に番組の再生を行う
ことから、視聴者は任意に早送りや巻き戻しして番組を
再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る番組再生システムの全体構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した番組再生システムにおいて用い
られる番組リストファイルの一実施例を示す概念図であ
る。
【図3】 図1に示した番組再生システムにおいて用い
られる番組ファイルの一実施例を示す概念図である。
【図4】 操作パネルの一実施例を概念的に示す図であ
る。
【図5】 インフォメーション表示の一実施例を示す概
念図である。
【図6A】 本発明に係る番組再生システムにおいて行
われる番組再生処理の一実施例であり、前半部分を示す
フロー図である。
【図6B】 図6Aに示した番組再生処理の前半部分に
続くフロー図である。
【図6C】 図6Aに示した番組再生処理の後半部分を
示し、図6Bの処理に続くフロー図である。
【図7】 お気に入り/オリジナル番組の処理の一実施
例を示すフロー図である。
【図8】 複数のコンテンツを並行して再生することが
できるように構成した番組ファイルの一実施例を示す概
念図である。
【図9A】 クライアントとして携帯型通信端末を使用
する例を示すブロック図である。
【図9B】 楽音生成機能を持たせた携帯型通信端末の
内部構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】 B1...REWボタン、B2...停止ボタン、B3...再
生ボタン、B4...FFボタン、A〜N...サーバコンピ
ュータ、PC...クライアントコンピュータ、X...通信
ネットワーク、MT...携帯型通信端末
フロントページの続き (72)発明者 高橋 宏明 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 (72)発明者 長谷川 豊 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5C064 BA01 BB01 BC01 BD02 BD07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンテンツ、およびクライアント
    装置に供給する複数のコンテンツとその再生順序を規定
    した番組ファイルを記憶した手段と、 前記番組ファイルで規定されるコンテンツの取得要求を
    通信ネットワークを介してクライアント装置から受け付
    ける手段と、 前記クライアント装置から取得要求を受けたコンテンツ
    を前記クライアント装置に対して通信ネットワークを介
    して提供する手段とを具備したことを特徴とするサーバ
    装置。
  2. 【請求項2】 番組ファイルを指定する情報を通信ネッ
    トワークを介してクライアント装置から受け付ける手段
    と、 前記番組ファイルを指定する情報に応じて、指定された
    当該番組ファイルを前記記憶されたものの中から読み出
    して前記クライアント装置に送信する手段とを更に具備
    したことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 【請求項3】 複数のコンテンツを規定すると共にこれ
    らコンテンツの再生順を規定した番組ファイルを通信ネ
    ットワークを介してサーバ装置から取得する手段と、 前記番組ファイルで規定されるコンテンツの取得要求を
    通信ネットワークを介してサーバ装置に送信し、これに
    応じて要求したコンテンツを該サーバ装置から取得する
    手段と、 コンテンツの再生を行う再生エンジンと、 前記取得されたコンテンツを前記番組ファイルの規定す
    る順序に基づいて前記再生エンジンに供給する手段とを
    具備したことを特徴とするクライアント装置。
  4. 【請求項4】 前記番組ファイルに規定されたコンテン
    ツの再生順を編集する手段を更に具備し、前記編集され
    た再生順に基づいて前記コンテンツを再生することを特
    徴とする請求項3に記載のクライアント装置。
  5. 【請求項5】 当該クライアント装置を使用する利用者
    による早送り指示若しくは巻き戻し指示に応じて、前記
    再生順における次のコンテンツ若しくは前のコンテンツ
    を前記再生エンジンに供給するよう制御する手段を更に
    具備したことを特徴とする請求項3又は4に記載のクラ
    イアント装置。
  6. 【請求項6】 前記コンテンツを提供する1乃至複数の
    前記サーバ装置を指定する情報を記憶した手段と、 前記記憶された前記サーバ装置を指定する情報に基づき
    いずれかのサーバ装置を選択する手段とを更に具備し、
    前記選択されたサーバ装置から前記番組ファィルに規定
    されたコンテンツを取得することを特徴とする請求項3
    乃至5のいずれかに記載のクライアント装置。
  7. 【請求項7】 番組ファイルを指定する情報に応じて前
    記サーバ装置が送信する番組ファイルを取得する手段を
    更に具備し、当該取得した番組ファイルに規定されたコ
    ンテンツを前記サーバ装置から取得することを特徴とす
    る請求項3乃至6のいずれかに記載のクライアント装
    置。
  8. 【請求項8】 複数のコンテンツを規定すると共にこれ
    らコンテンツの再生順を規定した番組ファイル、および
    該番組ファイルで規定された1乃至複数のコンテンツを
    記憶する記憶手段と、 前記番組ファイルの再生を選択する選択手段と、 前記選択された番組ファイルで規定された複数のコンテ
    ンツを前記番組ファイルの規定する順序に基づいて前記
    記憶手段から読み出し、読み出されたコンテンツを再生
    する再生手段とを具備したことを特徴とするクライアン
    ト装置。
  9. 【請求項9】 サーバ装置がコンテンツを通信ネットワ
    ークを介してクライアント装置に提供するコンテンツ提
    供方法であって、 クライアント装置からの要求に応じて、複数のコンテン
    ツを規定すると共に当該複数のコンテンツの再生順を規
    定した番組ファイルを該クライアント装置に提供するス
    テップと、 前記番組ファイルで規定されるコンテンツの取得要求を
    通信ネットワークを介してクライアント装置から受け付
    けるステップと、 前記クライアント装置から取得要求を受けたコンテンツ
    を前記クライアント装置に対して通信ネットワークを介
    して提供するステップとを具備したことを特徴とするコ
    ンテンツ提供方法。
  10. 【請求項10】 クライアント装置がコンテンツを通信
    ネットワークを介してサーバ装置から取得して再生する
    コンテンツ再生方法であって、 複数のコンテンツを規定すると共にこれらコンテンツの
    再生順を規定した番組ファイルを通信ネットワークを介
    してサーバ装置から取得するステップと、 前記番組ファイルで規定されるコンテンツの取得要求を
    通信ネットワークを介してサーバ装置に送信し、これに
    応じて要求したコンテンツを該サーバ装置から取得する
    ステップと、 この取得されたコンテンツを前記番組ファイルの規定す
    る順序に基づいて再生エンジンに供給することにより該
    取得されたコンテンツの再生を行うステップとを具備し
    たことを特徴とするコンテンツ再生方法。
  11. 【請求項11】 複数のコンテンツを規定すると共にこ
    れらコンテンツの再生順を規定した番組ファイルおよび
    該番組ファイルで規定された1乃至複数のコンテンツを
    記憶する記憶手段を具備するクライアント装置がコンテ
    ンツを再生するコンテンツ再生方法であって、 前記番組ファイルの再生を選択するステップと、 前記選択された番組ファイルで規定された複数のコンテ
    ンツを前記番組ファイルの規定する順序に基づいて前記
    記憶手段から読み出し、読み出されたコンテンツを再生
    するステップとを具備したことを特徴とするコンテンツ
    再生方法。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11の何れかに記載され
    た方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶し
    てなる機械読み取り可能な記憶媒体。
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