JPH10319951A - 編集方法および編集装置 - Google Patents

編集方法および編集装置

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JPH10319951A
JPH10319951A JP9127649A JP12764997A JPH10319951A JP H10319951 A JPH10319951 A JP H10319951A JP 9127649 A JP9127649 A JP 9127649A JP 12764997 A JP12764997 A JP 12764997A JP H10319951 A JPH10319951 A JP H10319951A
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JP
Japan
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database
music
editing
listening
songs
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JP9127649A
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Yoshiaki Hirano
義昭 平野
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】編集すべき曲の検索と検聴を容易にする。 【解決手段】曲と、その属性を含めた情報がデータベー
ス化され、このデータベースを検索することによって曲
の編集を行うようにした編集方法であって、検索側にロ
ーカルデータベースを用意し、データベースの中から必
要な曲を検聴しながら上記ローカルデータベースにダウ
ンロードし、このローカルデータベースの中から選択し
た曲を検聴しながら最終的に必要な編集リストを作成す
る。データベースから目的の曲を検索する。検索した曲
は検聴する。検聴後に端末装置にダウンロードするの
で、目的の曲である編集用の曲目の検索と検聴が容易に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、曲の編集方法お
よび編集装置に関する。詳しくは、曲と、その属性を含
めた情報をデータベース化し、このデータベースの中か
ら必要な曲を検聴しながらローカルデータベースにダウ
ンロードできるようにすることによって、検索した曲の
内容を簡単に、しかも素早く確認できるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】ラジオ放送局などで番組を放送する場
合、その中に複数の音楽(曲)が含まれているときは、
その音楽を予め用意する必要がある。通常の場合には音
楽を含めた放送番組を予め作成しておくのが普通であ
る。放送番組で使用される音楽は、主にリクエストやデ
ィレクターの方針で決定されている。
【0003】この場合ディレクターが自分のメモや記憶
を元に放送したい曲をリストアップし、アシスタントに
ライブラリ室に行かせて図書館の本棚から本を探すのと
同じ要領でその曲が入っているメディア(CD、MD、
テープなど)を探し出すのが一般的である。この他に、
ライブラリ室がデータベース化されているようなときに
は、端末を利用して該当するメディアを検索し、該当す
る棚などからそのメディアを持ち出すようにしている。
探し出されたメディアは、これを再生してディレクター
が耳で確認した上で最終的に放送すべき曲として決定す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では放
送番組で使用したい曲の検索が手動であるときは、該当
する曲を探し出すまでに相当な時間がかかる。探し出し
た曲が最終的に使用したい曲であるかどうかは、別の場
所で検聴しなければならないので面倒であり、トータル
の曲選定時間に多くの時間を費やしてしまう。
【0005】また、データベース化されたライブラリを
利用する場合でも、コンピュータを使用する関係で曲を
検索する時間は短縮できるものの、検索した曲が果たし
て自分の求めようとする曲であるかどうかは、探し出し
たメディアを使用して再生しなければならないので、こ
の確認作業も以外と面倒である。
【0006】このように、従来は曲の選択がディレクタ
ーの記憶に頼る部分が多く、目的の曲をライブラリ室か
ら探すのは非常に手間がかかった。また、折角探したも
のの、聞いてみると思っていたものと違っていたり、番
組の雰囲気にあわなくて再度選曲しなければならないこ
ともあった。データベースを利用する場合には選曲の効
率は上がるが、予め検聴しているわけではないので最終
的に目的のメディアを探すまでの手間がかかり、そして
再度選曲を繰り返すこともしばしばである。特に、放送
番組で複数の曲を使いたい時にはこの編集作業が面倒に
なる。
【0007】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、従来よりもその検索を簡単に
行うことができるようにすると共に、その検聴もその場
で行えるようにしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係る編集方法では、
曲と、その属性を含めた情報がデータベース化され、こ
のデータベースを検索することによって曲の編集を行う
ようにした編集方法であって、検索側にローカルデータ
ベースを用意し、上記データベースの中から必要な曲を
検聴しながら上記ローカルデータベースにダウンロード
し、このローカルデータベースの中から選択した曲を検
聴しながら最終的に必要な編集リストを作成するように
したことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載したこの発明に係る編集装
置では、曲と、その属性を含めた情報がデータベース化
されて格納されたライブラリサーバと、このデータベー
スを検索できる複数の端末装置とを有し、上記端末装置
にはローカルデータベース用のメモリ手段が設けられ、
上記端末装置側からの指示に基づいて、上記データベー
スの中から必要な曲を検聴しながら上記ローカルデータ
ベースにダウンロードし、このローカルデータベースの
中から選択した曲を検聴しながら最終的に必要な編集リ
ストを作成するようにしたことを特徴とする。
【0010】この発明では、多数の曲とその属性情報を
格納したデータベースを用意してあり、このデータベー
スを検索することによって目的の曲を短時間に検索す
る。検索された曲がローカルデータベースにダウンロー
ドされるが、このダウンロードを行う前に検索した曲の
検聴が行われる。曲の内容を確認した後でローカルデー
タベースにダウンロードする。
【0011】ダウンロードしたローカルデータベースの
中から放送番組に必要な最終的な曲目の選択が行われて
編集リストが生成される。この編集リストを作成する前
の段階でも検聴が行われる。このときは曲目が多数ある
ことも考えられるから、検聴はスキップ再生となる。
【0012】このような編集処理を行うことによって、
端末装置からライブラリサーバを検索しながら、その場
で曲目の選定と、検聴と、編集リストの作成を行うこと
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る編集方法
および編集装置の一実施形態を図面を参照して詳細に説
明する。
【0014】図1はこの発明に係る編集装置をラジオ番
組送出装置に適用した場合の一実施態様を示す要部の系
統図であり、この番組送出装置1は編集装置10と、番
組送出部2とで構成され、番組送出部2はこの発明とは
直接関係がないので、この例ではミキサ4のみを示す。
【0015】編集装置10はさらにライブラリサーバ1
0A、オンエアーサーバ10B、スケジューラ10Cお
よび端末装置10Dを有する。端末装置10Dは複数用
意されているが、これらについては後述する。
【0016】番組送出部2および編集装置10を構築す
るライブラリサーバ10A、オンエアーサーバ10B、
スケジューラ10Cおよび端末装置10Dは、高速のネ
ットワークで接続されている。この例では、100VG
−AnyLan(Voice Grade-Any Local Area Networ
k)を採用しているため、ハブ12からこれらがスター
接続されている。FDDI(Fiber Distributed Date I
nterface)やATM(Asynchronous Transfer Mode swi
tching system)を使いネットワークシステムである番
組送出装置1を構成することもできる。
【0017】ネットワークを流れるデータは、ライブラ
リサーバ10Aに格納されたデータベースとのやり取り
のためのSQL(Structured Query Language)とその
返信データ、ノード間の通信データ及び音声データであ
る。通信プロトコルとしてはTCP/IP(Transmissi
on Control Protocol/Internet Protocol)を使用した
例である。ハブ12からルータ14を経由して広域網
(WAN(Wide Area Network))16に接続し、外部
のサイトに設置した端末装置からライブラリサーバ10
Aをアクセスすることも可能である。
【0018】また、図の例ではライブラリサーバ10
A、オンエアーサーバ10B、スケジューラ10Cがそ
れぞれ1システムずつ設置されている例であるが、デー
タの2重化が必要であるときには、それぞれを2台ずつ
設置した完全2重化構成とすることもできる。
【0019】ライブラリサーバ10Aおよびオンエアー
サーバ10Cにはそれぞれ、ストレージ用として大容量
記憶装置としてのこの例ではハードディスク(HD)を
アレイ化したディスクアレイ装置(RAID(Redundan
t Arrays of Independent Disks))18,20が使用
されている。これでデータに対するアクセス性能と信頼
性を向上させている。サーバ10A、10Bとディスク
アレイ装置18,20との間はSCSI(Small Comput
er System Interface)バスによってインタフェースさ
れている。
【0020】この番組送出装置1は主にラジオ局をネッ
トワーク化して編集作業および番組送出作業をそれぞれ
効率化することを目的として構築されているが、他の放
送局において音データを扱う部門にも転用することがで
きる。また、ライブラリサーバ10Aと端末装置10D
で構成する編集ブロックに関しては、音データをライブ
ラリ化するシステムであれば、端末装置のアプリケーシ
ョンをカスタマイズして対応することもできる。
【0021】さて、上述したライブラリサーバ10Aに
は、曲の音素材と、その曲の属性情報の双方を管理する
ためにこれらの情報がデータベース化されている。音素
材としては、CD、DAT、アナログテープレコーダ、
MOディスクなどに格納された曲目だけでなく、その曲
を作成するための効果音(波や雷の音、馬の蹄の音、鳥
の鳴き声など)なども含まれているものとする。
【0022】ライブラリサーバ10Aと複数の端末装置
10Dとの間でクライアント・サーバ型のデータベース
が構築されている。データベースはリレーショナルデー
タベースであって、端末装置10Dとの間のインタフェ
ースはこの例ではSQL言語が使用される。
【0023】オンエアーサーバ10Bは、端末装置10
Dで一本化された番組の音データの実体がストレージさ
れると共に、このオンエアーサーバ10Bは番組に対し
て一義的に決められた番組識別番号(番組ID)によっ
て制御される。登録、表示、削除、更新等の内部データ
の管理はスケジューラ10Cが行う。オンエアーサーバ
10Bとスケジューラ10Cとはシリアルインタフェー
スで結ばれており、スケジューラ10Cからの制御コマ
ンドに応じてオンエアーサーバ10Bの番組データ送出
状態が制御される。
【0024】したがって、番組の開始時刻(送出時刻)
前になるとスケジューラ10Cからのスタンバイコマン
ドで指定された番組IDの音データが待機状態となり、
開始時刻に得られるスタートコマンドで音データの再生
がスタートする。音データは、内蔵のAES/EBU
(Audio Engineering Society/European Broadcast Un
ion)ポートから出力され、番組送出部2の一部を構成
するミキサ4に入力される。スケジューラ10Cは上述
したようにオンエアサーバ10Bのデータ管理の他に、
放送局の局内時間と同期させて番組送出の時間管理が行
われる。
【0025】端末装置(ターミナル)10Dとして、こ
の例では3台の端末装置22A、22B、22Cがネッ
トワークに接続されている場合を示す。このうち、端末
装置22Aはライブラリサーバ10Aに対してのデータ
ベース検索機能の他に、データベースへの登録機能や編
集機能、さらにはオンエアサーバ10Bに対する登録機
能を持っているものとする。
【0026】そのため登録に使用する複数の音源(ソー
ス)がこの端末装置22Aに接続されている。図のうち
CD−ROM24はSCSIバスやその他のバスで端末
装置22Aに接続され、DAT装置26とはAES/E
BU信号で端末装置22Aとの間でデータ授受が行われ
る。DAT装置26の場合、端末装置22Aによってシ
リアルインタフェース(例えば232Cケーブル)を介
してDAT装置26が制御される。
【0027】そしてこの例では1倍速で音データ(AE
S/EBU信号)が端末装置22Aに転送される。これ
らの音源より入力された音データは、端末装置22Aの
登録機能を利用してライブラリサーバ10Aにアップロ
ードされてデータベースの一部として利用される。他の
2台の端末装置22B、22Cも端末装置22Aと同様
に構成することによって音データの登録処理が可能にな
る。しかし、図示の例では端末装置22Aのみに登録機
能が許可されている場合を示す。
【0028】上述したライブラリサーバ10Aに関して
は、3階層のユーザ管理(システム管理者、登録ユーザ
および一般ユーザ)を行っている。このうち、システム
管理者はデータの登録および検索だけでなくライブラリ
サーバ10Aに関する諸設定を行える権限を有してい
る。登録ユーザはデータの登録と検索の権限を持つ。デ
ータベース登録時の規則を守り、データベース内のデー
タの整合性を保証する役割がある。また、一般ユーザは
データの検索権限しかもたない。したがって既に登録さ
れているデータベースを使うだけの権能しか与えられて
いない。
【0029】このように構成された番組送出装置1に設
けられた編集装置10を利用して実際に一般ユーザが番
組送出用の編集リストを作成する編集作業の手順を図2
以下を参照して説明する。編集処理に必要な各種制御プ
リズムは端末装置10Dに格納されている。
【0030】上述したようにライブラリサーバ10Aに
は予め多数の収録曲に関するデータベースが保存されて
いる。データベースには上述したように音素材とその素
材情報が登録されているものとする。これらの登録は上
述したようにシステム管理者か登録ユーザによって行わ
れる。
【0031】ここに、音素材とは曲そのものであり、そ
の素材情報とは、曲のタイトル(曲名)、作曲者、アー
ティスト、指揮者、音素材のソース(CD番号など)、
レーベル(製造メーカー名)などと言った音素材に付随
する各種のデータである。
【0032】データベースを検索するに当たっては一般
ユーザ(ディレクターなど)による編集が主であること
から、以下の説明では一般ユーザがこの番組送出装置1
を使用して曲の編集を行うようにする場合の処理の流れ
を説明することにする。
【0033】そのためには、編集手段としての端末装置
10D(20Aなど)からライブラリサーバ10Aのデ
ータベースに対する接続処理を実行する(図2ステップ
41)。
【0034】端末装置10Dを起動すると、端末装置1
0Dに設けられたモニタ(図示はしない)に図6に示す
ような初期画面が表示される。「データベースの接続」
のうち、サーバの欄をクリックし、データベース名やパ
スワードなどが入力される。入力データが正しいときデ
ータベースの接続が完了する。
【0035】次に図6の画面の中から一般ユーザの欄が
クリックされると、検索が1曲単位で行うか、連続して
複数の曲を検索するかが問われる(ステップ42、4
5)。
【0036】1曲づつ検索するモードが選択されると、
図7に示すメニュー画面が表示される。このメニュー画
面の中から希望する検索項目が選択される(ステップ4
7、48)。
【0037】検索項目としては、曲のムード(テンポな
ど)、タイトル、作曲者、カデゴリー(クラシック、軽
音楽など)、ディレクタなどが用意されていて、その何
れでも検索できるようになっている。
【0038】さらに図7の画面中に表示された検索条件
部では、検索項目に対してさらに文字などをマニュアル
入力して、条件を付加しながら検索できるようになされ
ている。つまり文字列検索を併用することができる。も
ちろん、検索項目を止め、文字列のみを入力するだけで
も検索できる。
【0039】図7では、作曲者を検索項目に選んだ場合
でさらに、その作曲者のうち「ベートーベン」を選んだ
場合を示している。作曲者名を具体的に指定すると図8
に示すような内容の曲情報(運命交響曲、田園交響曲、
交響曲第7番など)が表示される。選択する検索項目
(タイトル、作曲者、ジャンルなど)によって、表示さ
れる内容が相違することは当然である。
【0040】検索の実行によっても目的の検索内容が画
面上に表示されないときは、再び検索項目をクリックす
る(検索キーを選択する)(ステップ49、48)。目
的の検索内容が表示されたときの表示曲目の中から特定
の1曲が指定されると、その曲に関する詳細な情報がラ
イブラリサーバ10Aのデータベースから引き出されて
モニタ上に表示される。図9では同一画面の右側の領域
に、曲目、ジャンル、アーティスト、指揮者などの曲情
報が同時に表示される。
【0041】続いて指定した曲の検聴が行われる(ステ
ップ50、51)。そのためにはまず図9に示すロード
キーをクリックする。そうすると指定曲目の先頭部分
(5秒程度)のみが端末装置10Dのバッファメモリ
(図示はしない)の中に取り込まれ、その状態でプレイ
キー(図9)をクリックする。そうするとその曲の先頭
部分から再生することができる。このとき画面は図10
の内容に自動的に切り替えられる。検聴結果がオーケー
であるときは、図10に示す確認画面上に表示されたダ
ウンロードキーをクリックする(ステップ52、5
3)。
【0042】ネットワークを経由したダウンロードの確
認処理が終了すると(ステップ54)始めて端末装置1
0Dに設けられたローカルデータベースへのダウンロー
ド処理となる。ダウンロード処理以下を図3のフローチ
ャートに示す。
【0043】ダウンロード処理が終了すると(図3ステ
ップ55)、図11に示すように画面はローカルデータ
ベース画面に切り替わり(ステップ56)、ダウンロー
ド後の音を再確認するための検聴処理(再生処理)が行
われる(ステップ57、58)。再検聴処理がパスする
と、次の選曲処理に遷移する(ステップ59)。
【0044】全てのダウンロード処理が終了すると、ロ
ーカルデータベースへの登録確認処理が終了する(ステ
ップ60)。そして、それらのうち編集に必要な曲目が
選択されて図11に示すようなプレイリストに再登録さ
れる(ステップ61)。
【0045】プレイリストへの再登録に当たっては再登
録曲目の検聴ができるようになされており、全てのプレ
イ曲を選択した後は、曲の先頭部分(5秒程度)のみを
次々と再生するスキップ再生となる(ステップ62、6
3)。スキップ再生としたのは、プレイ曲が多いような
とき短時間でその曲の内容を確認できるようにするため
である。ローカルデータベースの中の曲目でもプレイリ
ストの中の曲目でも共に再生して検聴できる。プレイリ
ストは図11に示すようにローカルデータベースの隣り
に表示される。
【0046】プレイリストへの登録曲目の確認が終了す
ると編集処理に遷移する(ステップ64、65)。この
編集処理は周知のように放送すべき曲目のカットイン点
とカットアウト点をそれぞれ指定する処理およびどの時
間にどの曲目を放送するかを決める処理などである。こ
れらの処理を行うと放送用の編集リストが完成する。編
集リストからでもスキップ再生を実行できる。
【0047】編集結果を使用して送出番組が作成され
る。このときスケジューラ10Cから番組枠を取得し
て、作成する番組の番組名、長さ、番組IDなどの情報
を得る。そしてこれらの情報と編集結果を対応付けす
る。
【0048】次に、オンエアサーバ10B、スケジュー
ラ10C、端末装置10Dとの3者間で番組送出管理処
理を行い、許可されたときに端末装置10Dのプレイリ
スト(番組データ)がオンエアサーバ10Bに転送され
てこのオンエアーサーバ10Bに登録される。
【0049】スケジューラ10Cは時間を管理し、上述
したように番組の開始時刻前になるとオンエアサーバ1
0Cをスタンバイさせ、開始時刻になったところで再生
スタートさせて、番組の送出となる。
【0050】一般ユーザが曲目の連続検索処理を選択し
たときでも基本的には上述した過程を経て編集リストが
生成される。図4および図5を参照して説明するが、図
2および図3と対応する処理ステップに関しては同一符
号を付けてその説明は省略する。
【0051】連続検索が1曲ごとに検索する場合と大き
く相違するのは端末装置10D側にテンポラリーデータ
ベースが用意され、このテンポラリーデータベースに選
択した曲情報をその都度セット(ダウンロード)するこ
とだけである(ステップ70)。
【0052】したがって連続検索の場合には、ステップ
47〜52に示すように検聴しながら選曲が行われ、選
択した全ての曲情報をテンポラリーデータベースに登録
した後は(ステップ70、71)、ダウン処理ロードを
行い(ステップ72、73、74)、このときローカル
データベースへの転送が終了した段階で、その曲情報が
テンポラリーデータベースから削除される(ステップ7
5)。そして全ての曲情報がローカルデータベースに転
送されると再検聴処理(ステップ76、61〜63)を
経て上述したようなプレイリストへの登録、編集リスト
の作成処理へと遷移する(ステップ65)。
【0053】以上のように曲のタイトル、ムード、テン
ポや作曲者などの属性(付随データ)からなるデータベ
ースをもち、音データの実体をリンクさせることで、検
索してすぐに検聴することができるので、選曲の間違い
が生じない。
【0054】また、番組で使う曲が決定し、編集のため
(全く編集しなくても)手元に必要な場合はダウンロー
ドができる。ダウンロードする必要がなく、CDチェン
ジャなどでディスクそのものが必要な場合でも、データ
ベース上でのディスク保存場所の項目を参照すれば、C
Dを保管しているライブラリ室とのリンクができる。
【0055】ダウンロードは1レコード単位でもできる
が、あるキーで検索した結果の複数曲を全部ダウンロー
ドしたい場合には、連続ダウンロードを実行することに
より簡単な操作で作業が効率的に行える。その検聴もス
キップ再生であるので短時間に全曲を検聴できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る編集
方法によれば、データベースより検索した曲の検聴をそ
の場で簡単に行うことができる。多数の曲を使用する場
合でも検聴のための手数がかからないなどの特徴を有す
る。
【0057】この発明に係る編集装置では、ライブラリ
サーバ内に曲とその属性を示す情報がデータベース化さ
れているので、曲の検索が容易で、しかも複数の端末装
置が接続されているため、検聴や編集リストの作成が容
易になる。
【0058】したがってこの発明はラジオ放送局の番組
送出装置などに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る編集装置を番組送出装置に適用
した場合の一実施態様を示す要部の系統図である。
【図2】この発明に係る編集方法を実現するための一実
施態様を示す要部のフローチャート(その1)である。
【図3】この発明に係る編集方法を実現するための一実
施態様を示す要部のフローチャート(その2)である。
【図4】この発明に係る編集方法を実現するための一実
施態様を示す要部のフローチャート(その3)である。
【図5】この発明に係る編集方法を実現するための一実
施態様を示す要部のフローチャート(その4)である。
【図6】初期画面を示す図である。
【図7】メニュー画面を示す図である。
【図8】検索内容を示す図である。
【図9】曲情報を表示した図である。
【図10】ダウンロードの表示画面を示す図である。
【図11】ローカルデータベースとプレイリストを表示
した図である。
【符号の説明】
1・・・番組送出装置、2・・・番組送出部、4・・・
ミキサ、10・・・編集装置、10A・・・ライブラリ
サーバ、10B・・・オンエアーサーバ、10B・・・
スケジューラ、10D(22A〜22C)・・・端末装

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲と、その属性を含めた情報がデータベ
    ース化され、このデータベースを検索することによって
    曲の編集を行うようにした編集方法であって、 検索側にローカルデータベースを用意し、 上記データベースの中から必要な曲を検聴しながら上記
    ローカルデータベースにダウンロードし、 このローカルデータベースの中から選択した曲を検聴し
    ながら最終的に必要な編集リストを作成するようにした
    ことを特徴とする編集方法。
  2. 【請求項2】 ダウンロードしたい曲を次々に選択する
    に当たっては、 転送用のテンポラリーデータベースをライブラリサーバ
    内に設け、 上記データベースの中から必要な曲を検聴しながら上記
    テンポラリーデータベースに連続的にダウンロードし、 ダウンロードした全ての内容を確認したのち最終的に必
    要な編集リストを作成するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の編集方法。
  3. 【請求項3】 曲と、その属性を含めた情報がデータベ
    ース化されて格納されたライブラリサーバと、 このデータベースを検索できる複数の端末装置とを有
    し、 上記端末装置にはローカルデータベース用のメモリ手段
    が設けられ、 上記端末装置側からの指示に基づいて、上記データベー
    スの中から必要な曲を検聴しながら上記ローカルデータ
    ベースにダウンロードし、 このローカルデータベースの中から選択した曲を検聴し
    ながら最終的に必要な編集リストを作成するようにした
    ことを特徴とする編集装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002067167A1 (fr) * 2001-02-22 2002-08-29 Sony Corporation Systeme de fourniture et d'acquisition de contenus
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