JP5553785B2 - サービス提供装置及びサービス提供方法 - Google Patents

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Description

この発明は、サービス提供装置及びサービス提供方法及びに関する。
電話番号等のある特定のアクセス番号(発信先電話番号)を用いた接続に対して、音声で自動応答をする音声自動応答装置(例えば、非特許文献1参照)が知られている。また、街中に設置され、利用者に対して広告等のコンテンツを提示するデジタルサイネージ端末(例えば、非特許文献2参照)の普及も進んでいる。ユーザは、例えば携帯電話をデジタルサイネージの近接間通信インタフェース(例えば、NFC(Near Field Communication)、非特許文献5参照)にかざすことにより、デジタルサイネージ端末から簡単な情報を取得することができる。一方、デジタルサイネージ端末に表示された広告に関するより詳細なコンテンツ(例えば音声ガイダンス)を携帯電話で取得するためには、デジタルサイネージ端末にコンテンツを配信しているサービス提供装置とのコンテンツ連携が不可欠となる。
図12は、第1利用者端末(携帯電話)と、第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)との間のコンテンツ連携の一例を示す図である。ユーザは、街中に設置された第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)に表示された第2コンテンツ(広告)から、電話番号等のアクセス番号を取得する。ユーザは、第1利用者端末(携帯電話)を用いてアクセス番号へ発信し、音声自動応答装置等のサービス提供装置に接続する。サービス提供装置は、現在第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)に表示されている第2コンテンツ(広告)の内容に応じた第1コンテンツ(音声による予約案内等)を、音声ガイダンスとして第1利用者端末(携帯電話)に送信する。また、サービス提供装置は、第1コンテンツ(音声ガイダンス)に対応する第2コンテンツ(入力メニューを含む予約画面)を第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)に送信する。
利用者は必要な操作(予約手続き等)を行うため、第1利用者端末(携帯電話)で音声ガイダンスを聞くと同時に、第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)の画面を一時的に占有し、画面表示される案内を参照しながら、予約操作を進めることができる。従来、第1利用者端末(携帯電話)の音声ガイダンスだけで行われていた予約などの操作に対して、必要な情報を第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)に映像として表示し併用する事により、ユーザは操作の選択肢や映像情報を一目で判別できるため、より効率的なコミュニケーションを行えるようになる。
ところで、例えば、第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)の第2コンテンツ(広告)を見た利用者が、第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)から提示されるアクセス番号を取得し、第1利用者端末(携帯電話)を用いてサービス提供装置(例えば音声自動応答装置)に接続するとする。サービス提供装置は、利用者が見た広告(例えばレストラン案内)に対応する第1コンテンツ(音声ガイダンス、例えばレストランの予約ガイダンス)を提供するため、利用者が見た広告種別(第2コンテンツ番号)を知る必要がある。
また、利用者が第2コンテンツ(広告)に対応した第1コンテンツ(音声ガイダンス)に合わせて第1利用者端末(携帯電話)に入力操作(例えば、「1」を押して予約希望を通知)を行うとする。この場合、当該入力に対応した第2コンテンツ(例えば予約画面)をユーザ近傍の第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)に提供するためには、当該第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)の端末番号を特定する必要がある。
しかし、第1利用者端末(携帯電話)が音声自動応答装置に接続した際に、音声自動応答装置側で取得できる情報は、第1利用者端末の番号(即ち発信者番号)と、接続に利用されたアクセス番号しかない。音声自動応答装置に割り当てられるアクセス番号は、仮にダイヤルイン(例えば、非特許文献3参照)、サブアドレス(例えば、非特許文献4を参照)等を用いても通常多数用意することが難しく、音声自動応答装置などのサービス提供装置側では、限られたアクセス番号から第2コンテンツや第2利用者端末を特定しなくてはならない。
従来、携帯電話等の第1利用者端末から、電話番号等のアクセス番号を使って、音声自動応答装置等に対して接続し、提供される音声サービスでは、サービスメニュー選択等の情報は全て「音声」により提供されるため、これらの情報をテキストや画像を使って参照したいという要望があった。例えば、音声応答サービスのメニュー構成や選択肢の情報(例えば、1:予約する、2:変更する、9:終了する等)を事前にパンフレットやFAXサービスにより入手しておき、音声応答サービスを全部聞かなくても、途中でプッシュボタン(PB)を押すことで先に進めるサービスがある。
従来の技術では、アクセス番号から第2コンテンツを識別する方法として、サービス提供装置を電話回線等につなぎ、第2コンテンツ(広告)毎に異なるアクセス番号を付与する方法(従来1−1)、又は、複数の第2コンテンツ(広告)を受け付ける代表アクセス番号に接続した後に、利用者に希望する第2コンテンツの番号を入力させる方法(従来1−2)、若しくはこれらの方法を組み合わせた方法(従来1−3)などがあった。
また、第2利用者端末(デジタルサイネージ端末)を識別する方法として、第1コンテンツと連携した付加コンテンツ(第2コンテンツ)を第2利用者端末に表示する場合、第1利用者端末と第2利用者端末とを事前に固定的に対応付ける方法(従来2−1)や、利用者に第2利用者端末番号を入力させる方法(従来2−2)があった。
"音声自動応答装置"、Wikipedia、[online]、[2011年1月19日検索]、インターネット〈http://www.weblio.jp/content/%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E8%87%AA%E5%8B%95%E5%BF%9C%E7%AD%94%E8%A3%85%E7%BD%AE〉 "デジタルサイネージ"、Wikipedia、[online]、[2011年1月19日検索]、インターネット〈http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B8〉 "ダイヤルイン"、Wikipedia、[online]、[2011年1月19日検索]、インターネット〈http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%B3〉 "「サブアドレス」とは"、ITpro、[online]、[2011年1月19日検索]、インターネット〈http://itpro.nikkeibp.co.jp/word/page/10030806/〉 "NFC(Near Field Communication)"、[online]、[2011年1月19日検索]、インターネット〈http://www.sophia-it.com/content/Near+Field+Communication〉
アクセス番号からの第2コンテンツを識別について、(従来1−1)に示す方法では、第2コンテンツの数だけ個別にアクセス番号が必要になるという問題があった。また、(従来1−2)及び(従来1−3)に示す方法では、利用者が第1コンテンツを明示的に指定する必要があり、操作が煩雑になるという問題があった。
また、第2利用者端末の識別について、(従来2−1)に示す方法では、不特定多数の利用者が利用する場合、事前に第2利用者端末が一意に決まらないという問題があり、(従来2−2)に示す方法では、利用者が第2利用者端末を明示的に指定する必要があり、操作が煩雑になるという問題があった。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、第2利用者端末に表示された第2コンテンツを視聴した利用者が、第1利用者端末からアクセス番号により接続してきた場合に、第2利用者端末及び第2コンテンツを識別し、第1コンテンツ及び第2コンテンツを連携させたサービスを提供することが可能な、サービス提供装置及びサービス提供方法を実現することにある。
また、本発明に係るサービス提供装置は、第1利用者端末に第1コンテンツを提供する第1サービス提供部と、第2利用者端末に第2コンテンツを提供する第2サービス提供部と、前記第1利用者端末に提示するアクセス番号と前記第2利用者端末及び前記第2コンテンツと前記第2利用者端末及び前記第2コンテンツとを識別可能なセッション番号とを関連付けた連携関係表と、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを関連付けたコンテンツ関係表と、を記憶する記憶部と、を備えるサービス提供装置であって、前記第1サービス提供部は、前記アクセス番号及び前記セッション番号を用いて前記第1利用者端末が接続してきた場合、前記セッション番号に基づき前記連携関係表から第2利用者端末及び第2コンテンツを特定し、特定した前記第2コンテンツに対応する第1コンテンツを前記コンテンツ関係表から特定して前記第1利用者端末に提供し、前記第2サービス提供部は、前記第1サービス提供部が特定した前記第1コンテンツに対応する新たな第2コンテンツを前記第1サービス提供部が特定した前記第2利用者端末に提供し、前記セッション番号は、前記第2利用者端末の端末番号に基づいて生成されるものである。
また、本発明に係るサービス提供方法は、第1利用者端末に第1コンテンツを提供する第1サービス提供部と、第2利用者端末に第2コンテンツを提供する第2サービス提供部と、を備えるサービス提供装置によるサービス提供方法であって、前記サービス提供装置による処理手順は、前記第1利用者端末に提示するアクセス番号と前記第2利用者端末及び前記第2コンテンツと前記第2利用者端末及び前記第2コンテンツとを識別可能なセッション番号とを関連付けた連携関係表を記憶するステップと、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを関連付けたコンテンツ関係表を記憶するステップと、前記第1サービス提供部により、前記アクセス番号及び前記セッション番号を用いて前記第1利用者端末が接続してきた場合、前記セッション番号に基づき前記連携関係表から第2利用者端末及び第2コンテンツを特定するステップと、特定した前記第2コンテンツに対応する第1コンテンツを前記コンテンツ関係表から特定して前記第1利用者端末に提供するステップと、前記第2サービス提供部により、前記第1サービス提供部が特定した前記第1コンテンツに対応する新たな第2コンテンツを前記第1サービス提供部が特定した前記第2利用者端末に提供するステップと、を含み、前記セッション番号は、前記第2利用者端末の端末番号に基づいて生成されるものである。
本発明に係るサービス提供装置及びサービス提供方法によれば、第2利用者端末に表示された第2コンテンツを視聴した利用者が、第1利用者端末からアクセス番号により接続してきた場合に、第2利用者端末及び第2コンテンツを識別し、第1コンテンツ及び第2コンテンツを連携させたサービスを提供することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るサービス提供システムの概略構成を示す図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るサービス提供装置の概略構成を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供装置の動作シーケンスその1を示す図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供装置の動作シーケンスその2を示す図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供装置の動作シーケンスその3を示す図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供装置の動作シーケンスその4を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供装置の動作シーケンスその5を示す図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係るサービス提供装置の動作シーケンスその1を示す図である。 図9は、本発明の第2の実施形態に係るサービス提供装置の動作シーケンスその2を示す図である。 図10は、本発明の第2の実施形態に係るサービス提供装置の動作シーケンスその3を示す図である。 図11は、本発明の第2の実施形態に係るサービス提供装置の動作シーケンスその4を示す図である。 図12は、第1利用者端末と第2利用者端末との間のコンテンツ連携の一例を示す図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるサービス提供装置を含むサービス提供システムの概要を示す図である。第1利用者端末100(100−1〜100−n)は、例えば携帯電話であり、所定のアクセス番号(電話番号、URLなど)によって、電話網を通じてサービス提供装置1に接続する。第2利用者端末200(200−1〜200―m)は、例えばデジタルサイネージ端末であり、インターネットなど所定のネットワークを通じてサービス提供装置1に接続している。サービス提供装置1は、第1利用者端末100に音声ガイダンス等の第1コンテンツを提供する第1サービス提供部10と、第2利用者端末200に広告等の第2コンテンツを提供する第2サービス提供部20とを備えている。
第1利用者端末100の利用者は、第2利用者端末200の表示内容から、第1サービス提供部10へのアクセス番号を取得することができる。第1利用者端末100は、利用者からアクセス番号をキー入力等により受け取り、第1サービス提供部10への音声通話等の接続を行う。第1利用者端末100は、音声通話等の間、音声等の送受信に加え、キーパッドの押下に伴い当該キーに対応するPB信号を第1サービス提供部10に送信する。なお、アクセス番号は、例えば電話番号であり、直通番号、ダイヤルイン、サブアドレス、又はこれらの組み合わせなど、種々の番号を利用することができる。
第2利用者端末200は、第2サービス提供部20から提供されるアクセス番号および第2コンテンツ(広告等)を受信して画面上に表示する。また、第2利用者端末200は、NFC等の近接間信規格に対応したインタフェースを供え、利用者が第1利用者端末100を自端末にかざしたことを検知することができる。また、第2利用者端末200は、近接間通信インタフェースにより第1利用者端末100を検知すると、その時点で表示している第2コンテンツの番号と、自端末の番号(第2利用者端末番号)とからセッション番号を生成し、当該セッション番号を第2サービス提供部10に提供することができる。
なお、図1においては、第1利用者端末100と第2利用者端末200とがそれぞれ電話網及びネットワークという異なる通信網を介してサービス提供装置1に接続しているが、第1利用者端末100及び第2利用者端末200が共に同じ通信網を介してサービス提供装置1に接続しても良い。また、サービス提供装置1は、複数台のサーバ装置から構成することができ、例えば、第1サービス提供部10と、第2サービス提供部20とを独立のサーバから構成しても良い。
図2は、本発明の一実施形態にかかるサービス提供装置の機能ブロック図である。サービス提供装置1は、第1サービス提供部10及び第2サービス提供部20に加え、記憶部30を備えている。また、第1サービス提供部10は、第1利用者端末100に提供する第1コンテンツを記憶する第1コンテンツ記憶部11を備え、第2サービス提供部20は、第2利用者端末200に提供する第2コンテンツを記憶する第2コンテンツ記憶部21を備えている。記憶部30は、第2コンテンツと第1コンテンツとの対応を示すコンテンツ関係表31と、第2利用者端末200への第2コンテンツの配信予定を示すコンテンツ配信表32と、第1利用者端末100に提示するサービス提供装置1へのアクセス番号を管理するアクセス番号管理表33と、第2コンテンツ、第2利用者端末番号、及びアクセス番号等の対応関係を記憶する連携関係表34とを記憶している。
第1サービス提供部10は、1つの第1利用者端末100に対応するサービス提供機能を複数持つ。第1サービス提供部10は、第1利用者端末100からの接続要求があった場合、利用可能なサービス提供機能がある場合にはその接続を行う。また、第1サービス提供部10は、その際に着信した通話等のアクセス番号および、第1利用者端末番号を電話網等からの発信者番号通知により把握する。また、第1サービス提供部10は、連携関係表34を参照し、当該アクセス番号に一致する第2コンテンツ番号を取得する。また、第1サービス提供部10は、第1利用者端末100から音声等もしくはPB信号等を受信した場合、例えば既存の音声自動応答装置の機能を用い、予め設定されたコンテンツ関係表31に基づき第1コンテンツの状態を遷移させる。また、第1サービス提供部10は、連携関係表34を参照し、アクセス番号をキーにして第2利用者端末番号を取得し、当該第2利用者端末番号および第2コンテンツ番号、もしくは「終了」を第2サービス提供部20に送信する。
第2サービス提供部20は、予め設定されたコンテンツ配信表32に基づき、配信時間毎に、当該配信時間における第2コンテンツ番号および第2利用者端末番号を取得する。また、第2サービス提供部20は、第1サービス提供部10より、第2利用者端末番号および第2コンテンツ番号もしくは「終了」を受信する。ここで,第2サービス提供部20が第2コンテンツ番号を受信した場合、第2利用者端末番号に該当する第2利用者端末200に対して、第2コンテンツ番号に該当する第2コンテンツを送信する。第2サービス提供部20が「終了」を受信した場合、コンテンツ配信表32に基づき、当該第2利用者端末番号における直近の配信時間の第2コンテンツ番号を取得する。第2サービス提供部20は、連携関係表34において、有効期限が過ぎている項目を削除する。
なお、第1サービス提供部10及び第2サービス提供部20の動作については、後述の動作シーケンスにおいて詳述するものとする。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るサービス提供システムの動作シーケンスを説明する。これ以降、第1利用者端末100は携帯電話、第2利用者端末200はデジタルサイネージ端末、第1サービス提供装置10は音声自動応答装置、第2サービス提供部20はデジタルサイネージ管理サーバとして説明を行うが、本発明の範囲は、係る端末及び装置にのみ限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図3〜図7は、本発明の第1の実施形態に係るサービス提供システムの動作シーケンスを示す図である。第1の実施形態は、一意のセッション番号として、アクセス番号(電話番号)を使用するものである。即ち、第1の実施形態におけるアクセス番号は1回線の接続にのみ使用可能なものであり、複数回線で1つのアクセス番号を共有する形態ではない。
まず、図3を用いて第1の実施形態の処理シーケンスを説明する。本実施形態では、サービス提供装置1において、第2サービス提供部20は、コンテンツ配信表32に従い、現在時刻において配信すべき第2コンテンツ番号(C2ID)と、配信先となる第2利用者端末番号(T2ID)を取得する(ステップS101)。例えば、第2サービス提供部20は、表1に示すコンテンツ配信表32から、T2ID=50000001となる第2利用者端末200に対して、C2ID=20000212の第2コンテンツ(例えば広告)を配信することを決定する。
Figure 0005553785
次に、第2サービス提供部20は、アクセス番号管理表33を参照し、第2利用者端末200の画面に表示するアクセス番号を取得する(ステップS102)。例えば、第2サービス提供部20は、表2に示すアクセス番号管理表33から、利用状態フラグが未使用であり、最終利用時刻が最も古いアクセス番号を検索する。この場合、第2サービス提供部20は、アクセス番号として、03-1234-0003を取得する。第2サービス提供部20は、アクセス番号管理表33からアクセス番号を取得すると、取得したアクセス番号の利用状態フラグを使用中に変更し、アクセス番号管理表33を更新する。例えば、第2サービス提供部20は、03-1234-0003の利用状態フラグを使用中に変更し、表3のようにアクセス番号管理表33を更新する。
Figure 0005553785
Figure 0005553785
本実施形態では、第2サービス提供部20は、ユニークなセッション番号として、取得したアクセス番号を利用する。アクセス番号自体がユニークである場合、即ち複数回線が1つのアクセス番号を共有していない場合には、アクセス番号をセッション番号として利用することができるためである。第2サービス提供部20は、現在時刻に一定時間を加えた時間をセッション番号の有効時間とし、連携関係表34に新たなレコードを登録する(ステップS103)。例えば、レコード登録後の連携関係表34は、表4のようなテーブルとなる。
Figure 0005553785
連携関係表34への登録が完了すると、第2サービス提供部20は、コンテンツ配信表32(表1)に従い、第2利用者端末200に対して、第2コンテンツ(広告)及びアクセス番号(電話番号)の表示を指示する(ステップS104)。第2利用者端末200は、指定された第2コンテンツ(広告)及びアクセス番号(電話番号)を画面に表示する(ステップS105)。
なお、詳細は後述するが、第2利用者端末がある利用者に占有されている間、即ち、第2利用者端末に第1利用者端末の第1コンテンツに関連する第2コンテンツが表示されている間は、コンテンツ配信表32に基づく第2利用者端末200の第2コンテンツの自動更新(広告の自動配信など)は行われないことに留意されたい。つまり、第2サービス提供部20は、連携関係表34に端末番号が登録されている第2利用者端末200については、第2コンテンツの自動更新は行わないように制御することができる。
次に、図4を用いて第1の実施形態の処理シーケンスを説明する。利用者Aは、第2利用者端末200に表示された第2コンテンツ(広告)を視聴し、第2コンテンツに関するアクセス番号(電話番号)を確認する。利用者Aが第1利用者端末100(携帯電話)にアクセス番号(03-1234-0003)を入力すると、第1利用者端末100は入力されたアクセス番号への発信を行う(ステップS111)。
第1サービス提供部10は、第1利用者端末100が発信したアクセス番号(着信番号)に基づき、連携関係表34から、利用者Aが現在見ている第2コンテンツ番号及び第2利用者端末番号を取得する(ステップS112)。例えば、第1サービス提供部10は、表4に示す連携関係表34から、アクセス番号(03-1234-0003)をキーとして、第2コンテンツ番号(C2ID=20000212)と、第2利用者端末番号(T2ID=50000001)を取得することができる。
また、第1サービス提供部10(音声自動再生装置)は、コンテンツ関係表31を参照し、取得した第2コンテンツ番号に対応する第1コンテンツ番号を取得する(ステップS113)。例えば、第1サービス提供部10は、表5に示すコンテンツ関係表31から、第2コンテンツ番号(C2ID=20000212)に対応する第1コンテンツ番号(C1ID=10000101)を取得する。第1サービス提供部10は、第2コンテンツに対応する第1コンテンツ(音声ガイダンス)を第1利用者端末100に送信し(ステップS114)、第1利用者端末100は、受信した第1コンテンツを再生する(ステップS115)。例えば、利用者Aは、第1利用者端末100から、「予約の場合は1を、終了する場合は9を押してください。」といった音声ガイダンスを聞くことになる。
Figure 0005553785
引き続き、図5を用いて第1の実施形態の処理シーケンスを説明する。第1サービス提供部10は、第1利用者端末100に第1コンテンツを送信すると、第1コンテンツの状態を遷移させる(ステップS121)。例えば、第1サービス提供部10は、第1利用者端末100における第1コンテンツ(音声ガイダンス)の再生に合わせて、第1コンテンツ(C1ID=10000101)の状態を0001から0002に遷移させる。なお、第1コンテンツの状態の遷移については、既存の自動音声再生装置等の技術を用いることができる。例えば、第1サービス提供部10において、「音声ガイダンス再生に合わせて第1コンテンツの状態を0001から0002に遷移させる」といった設定を予め保持しておくことができる。また、0001から0002への第1コンテンツの状態の遷移は、第1サービス提供部10のメモリ(図示せず)上で管理されるものであって、後述するとおり、第1サービス提供部10は、遷移後の第1コンテンツの状態に基づき新たな第2コンテンツ番号を取得することになる。
次に、第1サービス提供部10は、コンテンツ関係表31により、第1コンテンツの状態に応じた第2コンテンツ番号を新たに取得し、さらに、連携関係表34により、第2利用者端末番号を取得する(ステップS122)。ここで、第1コンテンツの状態と、第2コンテンツの対応については、予め表6に示すようなコンテンツ関係表31に記載されているものとする。すなわち、コンテンツ関係表31とは、表5のように第1コンテンツ番号と第2コンテンツ番号との対応を示すものや、表6のように第1コンテンツ番号及び第1コンテンツの状態と第2コンテンツ番号との対応を示すものなど、種々の形式を含むものである。例えば、第1サービス提供部10は、表6に示すコンテンツ関係表31より、第1コンテンツ(C1ID=10000101)の状態(0002)に対応する第2コンテンツ番号(C2ID=20000032)を取得することができる。また、第1サービス提供部10は、表4に示す連携関係表34より、セッション番号(03-1234-0003)をキーとして第2利用者端末番号(T2ID=50000001)を取得することができる。
Figure 0005553785
第1サービス提供部10は、取得した第2利用者端末(T2ID=50000001)に第2コンテンツ(C2ID=20000032)を表示させるように、第2サービス提供部20に対して依頼を行う(ステップS123)。第2サービス提供部20は、指定された第2利用者端末200に対して第2コンテンツの表示指示を行い(ステップS124)、第2利用者端末200は、第2コンテンツ(映像情報)を表示する(ステップS125)。例えば、第2利用者端末200は、第1利用者端末100で再生中の音声ガイダンス(「予約の場合は1を、・・・、終了する場合は9を押してください。」)を図示した入力メニュー(「1:予約、・・・、9:終了」)を画面上に表示することができる。これにより、ユーザAは、第1利用者端末100の音声ガイダンスの途中で、第2利用者端末200の画面表示から入力メニューを確認して、第1利用者端末100に対して入力操作を行うことが可能になる。
なお、第1コンテンツの状態に対応した第2コンテンツの新たな取得は、第2サービス提供部20において行うことも可能である。例えば、第1サービス提供部10が第1コンテンツの状態を遷移させた場合、第1サービス提供部10が第1コンテンツと第1コンテンツの状態を第2サービス提供部20に通知すれば、第2サービス提供部20は、表6に示すコンテンツ関係表31から、第1コンテンツの状態に対応した第2コンテンツを新たに取得することができる。
引き続き、図6を用いて第1の実施形態の処理シーケンスを説明する。利用者Aは、第2利用者端末200に表示された第2コンテンツを視聴し、第1利用者端末100への入力操作を行う。例えば、利用者Aは、「予約の場合は1を押してください」という画面表示(第2コンテンツ)に従い、第1利用者端末100に1を入力する。なお、第1利用者端末100が音声認識機能を備える場合は、利用者Aは音声により入力操作を行うことができる。第1利用者端末100は、利用者Aからの入力(1)を第1サービス提供部10に通知する(ステップS131)。
第1サービス提供部10は、第1利用者端末100から入力通知を受けると、第1コンコンテンツを変更する(ステップS132)。具体的には、第1サービス提供部10は、既存の自動音声再生装置等の技術を用いて第1コンテンツの状態を遷移させ、新たな状態に対応する第1コンテンツを第1利用者端末100に再生させる(ステップS133)。例えば、第1サービス提供部10は、第1コンテンツ(C1ID=10000101)の状態を0002から0003に遷移させ、第1利用者端末100は、新たな状態に対応する新たな第1コンテンツを再生する。例えば、第1利用者端末100は、第1サービス提供部10から通知を受け、「予約ですね。予約内容を選択して下さい。予約Aの場合は1を、予約Bの場合は2を・・・・」といった新たな状態の第1コンテンツ(音声ガイダンス)を再生する。
第1サービス提供部10は、第1コンテンツの状態を遷移させると、表6に示すコンテンツ関係表31から、第1コンテンツの状態に対応した第2コンテンツを取得し、第2利用者端末200への表示依頼を第2サービス提供部20に送信する(ステップS134)。例えば、第1サービス提供部10は、表6に示すコンテンツ関係表31から、第1コンテンツ(C1ID=10000101)の状態(0003)に対応した第2コンテンツ(C2ID=20000033)を取得し、第2サービス提供部20に表示依頼を送信する。ここで、第2コンテンツを表示する第2利用者端末200(T2ID=50000001)については、例えばステップS122で取得済の番号を用いても良いし、表4の連携関係表34から再度取得することもできる。
なお、上述の通り、第1コンテンツの状態に対応した第2コンテンツの新たな取得は、第2サービス提供部20において行うことも可能である。例えば、第1サービス提供部10が第1コンテンツの状態を遷移させた場合、第1サービス提供部10が第1コンテンツと第1コンテンツの状態を第2サービス提供部20に通知すれば、第2サービス提供部20は、表6に示すコンテンツ関係表31から、第1コンテンツの状態に対応した第2コンテンツを新たに取得することができる。
第2サービス提供部20は、指定された第2利用者端末200に対して指定された第2コンテンツの表示指示を行い(ステップS135)、第2利用者端末200は、第2コンテンツを表示する(ステップS136)。例えば、第2利用者端末200は、「予約ですね。予約内容を選択して下さい。予約Aの場合は1を、予約Bの場合は2を・・・・」といった新たな状態の第1コンテンツ(音声ガイダンス)を図示した入力メニュー(「1:予約A、2:予約B、・・・」)を画面上に表示することができる。これにより、ユーザAは、第1利用者端末100の音声ガイダンスの途中で、第2利用者端末200の画面表示から入力メニューを確認して、第1利用者端末100に対して入力操作を行うことが可能になる。
引き続き、図7を用いて第1の実施形態の処理シーケンスを説明する。例えば、図6に示すシーケンスの後、利用者Aは、第2利用者端末200に表示された第2コンテンツを視聴し、第1利用者端末100への終了操作を行う。例えば、利用者Aは、「終了の場合は9を押してください」という画面表示(第2コンテンツ)に従い、第1利用者端末100に9を入力する。なお、第1利用者端末100が音声認識機能を備える場合は、利用者Aは音声により入力操作を行うことができる。第1利用者端末100は、利用者Aからの終了通知を第1サービス提供部10に通知する(ステップS141)。
第1サービス提供部10は、第1利用者端末100から終了通知を受けると、第1コンコンテンツの終了処理を行う(ステップS142)。例えば、第1サービス提供部10は、第1コンテンツ(C1ID=10000101)の状態を0002から0004(終了)に遷移させ、第1コンテンツの終了を第1利用者端末100に通知する。第1利用者端末100は、第1サービス提供部10から通知を受けると、第1コンテンツを終了させる(ステップS143)。例えば、第1利用者端末100は、第1サービス提供部10から通知を受け、「終了ですね。お電話をお切りします。」といった終了用の音声ガイダンスを再生する。
また、第1サービス提供部10は、第1利用者端末100から終了通知を受けると、表6に示すコンテンツ関係表31に従い、終了状態を示す第1コンテンツ(C1ID=10000101)の状態(0004)に対応する第2コンテンツ番号(C2ID=99999999)を取得し、第2サービス提供部20に、第2利用者端末200への第2コンテンツの終了依頼を行う(ステップS144)。なお、第1サービス提供部10は、終了依頼にセッション番号(03-1234-0003)を含めて第2サービス提供部20に送信する。ここで、第2コンテンツに関する終了依頼の対象となる第2利用者端末(T2ID=50000001)については、例えばステップS122で取得済の番号を用いても良いし、表4の連携関係表34から再度取得することもできる。
第2サービス提供部20は、終了依頼に含まれるセッション番号(03-1234-0003)を基に、連携関係表34からセッション番号に対応するレコードを検索し、検索したレコードを削除する(ステップS145)。また、第2サービス提供部20は、アクセス番号管理表33を参照し、セッション番号に対応するアクセス番号の利用状態フラグを未使用に変更する。なお、連携関係表34からのレコード削除や、アクセス番号管理表33の更新は、第1サービス提供部10において行うことも可能である。
また、第2サービス提供部20は、コンテンツ配信表32に従い、指定された第2利用者端末番号(T2ID=50000001)に現在時刻において配信すべき第2コンテンツ番号を取得する(ステップS146)。第2サービス提供部20は、第2利用者端末200に対して、第2コンテンツ(広告)の表示を指示し(ステップS147)、第2利用者端末200は、指定された第2コンテンツ(広告)を画面に表示する(ステップS148)。即ち、第2利用者端末200には、通常の広告画面が表示されることになる。
このように、本実施形態によれば、第1サービス提供部10は、アクセス番号を用いて第1利用者端末100が接続してきた場合、アクセス番号に基づき連携関係表34から第2利用者端末200及び第2コンテンツを特定し、特定した第2コンテンツに対応する第1コンテンツをコンテンツ関係表31から特定して第1利用者端末100に提供する。第2サービス提供部20は、第1サービス提供部10が特定した第1コンテンツに対応する新たな第2コンテンツを第1サービス提供部10が特定した第2利用者端末200に提供する。これにより、第2利用者端末200に表示された第2コンテンツを視聴した利用者が、第1利用者端末100からアクセス番号により接続してきた場合に、第2利用者端末200及び第2コンテンツを識別し、第1コンテンツ及び第2コンテンツを連携させたサービスを提供することが可能となる。
なお、第1の実施形態は、第2利用者端末200の画面に、アクセスすべきアクセス番号を表示し、利用者がアクセス番号を取得し第1利用者端末100に入力し接続するという方式であった。しかしこの方法では、利用者が実際にはアクセスしないかもしれないアクセス番号を第2利用者端末200に表示させる必要があるため、最大端末数分のアクセス番号が必要となる。第2の実施形態では、既存技術であるNFCなどの近距離無線通信規格を用い、第1利用者端末100と第2利用者端末200が通信を行い、第1利用者端末100が必要に応じてオンデマンドにアクセス番号を第2利用者端末200から取得することで、利用者の確認および操作を無くすと共に、アクセス番号の有効利用を図った方式である。
(第2の実施形態)
図8〜11は、本発明の第2の実施形態に係るサービス提供システムの動作シーケンスを示す図である。第2の実施形態は、一意のセッション番号として、アクセス番号(電話番号)及びサブアドレスの組み合わせを使用するものである。即ち、第2の実施形態におけるアクセス番号は複数回線で1つのアクセス番号を共有する形態を想定したものである。なお、アクセス番号(電話番号)が一意である場合にも、サブアドレスを利用しても良い。
まず、図8を用いて第2の実施形態の処理シーケンスを説明する。第2サービス提供部20は、コンテンツ配信表32(表1)に従い、第2利用者端末200に対して、第2コンテンツ(広告)の表示を指示する(ステップS201)。例えば、第2サービス提供部20は、表1に示すコンテンツ配信表32から、T2ID=50000001となる第2利用者端末200に対して、C2ID=20000212の第2コンテンツ(例えば広告)を配信することを決定する。第2利用者端末200は、指定された第2コンテンツ(広告)を画面に表示する(ステップS202)。なお、第2コンテンツの再生スケジュールの管理は、第2利用者端末200自らが行っても良い。
利用者Aは、第2利用者端末200に表示された第2コンテンツ(広告)を視聴する。利用者Aは、例えば第2コンテンツに興味を持つと、広告主の電話受付センタ(第1サービス提供装置)に対してコンタクトを取るため、第1利用者端末100を第2利用者端末200の近接間通信インタフェースに近づける。
第2利用者端末200は、利用者Aが第1利用者端末100をかざす操作をトリガとし、その時点で再生している第2コンテンツ番号を取得し、自端末の番号(第2利用者端末番号)からユニークなセッション番号を生成する(ステップS203)。例えば、第2利用者端末200は、第2利用者端末番号(T2ID=50000001)の下3桁(001)と、日付(1025)と、第2利用者端末番号で管理するシーケンス番号(001)とから、セッション番号(SID=0011025001)を生成する。
ここで、第2利用者端末200は、近接間通信インタフェースを使って、アクセス番号及びセッション番号を第1利用者端末100に返却することも考えられる。しかし、アクセス番号(電話番号)は有限な資源であり、多くの第2利用者端末200(デジタルサイネージ)で活用するため、第2サービス提供部20で一元管理することが好ましい。この場合、第2利用者端末200から第2サービス提供部20に対して、アクセス番号払い出し要求を出してから、番号の払い出しを受けるまで、多少の遅延が発生する。第2利用者端末200は、利用者Aのかざすという行為に対して、極力すばやく応答することが期待される(約0.1秒)。このため、第2利用者端末200は、第1利用者端末100に対して、近接間通信インタフェースを使って、アクセス番号を取得するためのURLを返却する。第2利用者端末200は、URLに、第2コンテンツ及び第2利用者端末番号を識別するためのセッション番号を埋め込んで第1利用者端末100に送信する(ステップS204)。例えば、第2利用者端末200は、URL(http://www.service.co.jp)に、第2コンテンツ及び第2利用者端末番号を識別するためのセッション番号(SID=0011025001)を埋め込んだ「http://www.service.co.jp?sid=0011025001」を第1利用者端末100に送信する。第1利用者端末100では、第2利用者端末200より送られたURLが表示部に表示される(ステップS205)。
また、アクセス番号(電話番号)をすぐ払い出さないことにより、第1利用者端末100(携帯電話)を第2利用者端末200(デジタルサイネージ端末)に近づけてURLを取得したが、実際にはURLに接続せず、第2利用者端末200を通り過ぎてしまうユーザがいた場合、アクセス番号を無駄にリザーブして他に利用できない事態を回避する効果もある。
第2利用者端末20は、第1利用者端末100にURLを通知すると、第2サービス提供部20に、セッション番号(SID=0011025001)、第2コンテンツ番号(C2ID=20000212)、第2利用者端末番号(T2ID=50000001)を通知する(ステップS206)。第2サービス提供部20は、セッション番号、第2コンテンツ番号、第2利用者端末番号の通知を受けると、現在時刻に一定時間を加えた時間をセッション番号の有効時間を設定し、連携関係表34に新たなレコードを登録する(ステップS207)。例えば、レコード登録後の連携関係表34は、表7に示すテーブルとなる。なお、この段階ではまだアクセス番号は確定していない。
Figure 0005553785
次に、図9を用いて第2の実施形態の処理シーケンスを説明する。利用者Aが第1利用者端末100に表示されたURLをクリックすると、第1利用者端末100は、インターネットアクセス機能を使い、指定されたURLにアクセスして、アクセス番号のリクエスト(アクセス番号発行要求)行う(ステップS211)。
第2サービス提供部20は、アクセス番号管理表33を参照し、第1利用者端末100に提示するアクセス番号を取得する(ステップS212)。例えば、第2サービス提供部20は、表8に示すアクセス番号管理表33から、利用状態フラグが未使用であり、最終利用時刻が最も古いアクセス番号を検索する。なお、アクセス番号は、1番号を複数回線で利用するため、親番号(例えば03-1234-0003)と子番号(例えば00)との組み合わせで管理される。この場合、第2サービス提供部20は、アクセス番号として、03-1234-0003-00を取得する。第2サービス提供部20は、アクセス番号管理表33からアクセス番号を取得すると、取得したアクセス番号の利用状態フラグを使用中に変更し、アクセス番号管理表33を更新する。
Figure 0005553785
Figure 0005553785
また、第2サービス提供部20は、セッション番号をキーとして、連携関係表34(表10)にアクセス番号(親番号03-1234-0003)を登録する(ステップS213)。第2サービス提供部20は、取得したアクセス番号に加えて、セッション番号をサブアドレス(指定着信番号)として設定し、第1利用者端末100に提示する(ステップS214)。第1利用者端末100は、受け取ったアクセス番号及びサブアドレスを表示する(ステップS215)。
Figure 0005553785
次に、図10を用いて第2の実施形態の処理シーケンスを説明する。利用者Aが第1利用者端末100に表示された番号(アクセス番号及びサブアドレス)をクリックすると、第1利用者端末100は、指定された発信番号(03-1234-0003*0011025001)への発信を行う(ステップS221)。
第1サービス提供部10は、着信番号(03-1234-0003*0011025001)からサブアドレス(SID=0011025001)を取得し、連携関係表34(表10)から、利用者が見ている第2コンテンツ(広告)の番号(C2ID=20000212)を取得する(ステップS222)。また、第1サービス提供部10(音声自動再生装置)は、表5に示すコンテンツ関係表31を参照し、取得した第2コンテンツ番号に対応する第1コンテンツ番号を取得する(ステップS223)。例えば、第1サービス提供部10は、表5に示すコンテンツ関係表31から、第2コンテンツ番号(C2ID=20000212)に対応する第1コンテンツ番号(C1ID=10000101)を取得する。第1サービス提供部10は、第2コンテンツに対応する第1コンテンツ(音声ガイダンス)を第1利用者端末100に送信し(ステップS224)、第1利用者端末100は、受信した第1コンテンツを再生する(ステップS225)。例えば、利用者Aは、第1利用者端末100から、「予約の場合は1を、終了する場合は9を押してください。」といった音声ガイダンスを聞くことになる。
引き続き、図11を用いて第2の実施形態の処理シーケンスを説明する。第1サービス提供部10は、第1利用者端末100に第1コンテンツを送信すると、第1コンテンツの状態を遷移させる(ステップS231)。例えば、第1サービス提供部10は、第1利用者端末100における第1コンテンツ(音声ガイダンス)の再生に合わせて、第1コンテンツ(C1ID=10000101)の状態を0001から0002に遷移させる。
次に、第1サービス提供部10は、表6に示すコンテンツ関係表31により、第1コンテンツの状態に応じた第2コンテンツ番号を取得し、さらに、連携関係表34により、第2利用者端末番号を取得する(ステップS232)。ここで、第1コンテンツの状態と、第2コンテンツの対応については、予めコンテンツ関係表31に記載されているものとする。例えば、第1サービス提供部10は、表6に示すコンテンツ関係表31より、第1コンテンツ(C1ID=10000101)の状態(0002)に対応する第2コンテンツ番号(C2ID=20000032)を取得することができる。また、第1サービス提供部10は、表10に示す連携関係表34より、セッション番号(SID=0011025001)をキーとして第2利用者端末番号(T2ID=50000001)を取得することができる。
第1サービス提供部10は、取得した第2利用者端末(T2ID=50000001)に第2コンテンツ(C2ID=20000032)を表示させるように、第2サービス提供部20に対して依頼を行う(ステップS233)。第2サービス提供部20は、指定された第2利用者端末200に対して第2コンテンツの表示指示を行い(ステップS234)、第2利用者端末200は、第2コンテンツ(映像情報)を表示する(ステップS235)。例えば、第2利用者端末200は、第1利用者端末100で再生中の音声ガイダンス(「予約の場合は1を、・・・、終了する場合は9を押してください。」)を図示した入力メニュー(「1:予約、・・・、9:終了」)を画面上に表示することができる。これにより、ユーザAは、第1利用者端末100の音声ガイダンスの途中で、第2利用者端末200の画面表示から入力メニューを確認して、第1利用者端末100に対して入力操作を行うことが可能になる。
このように、本実施形態によれば、第1サービス提供部10は、アクセス番号及びセッション番号を用いて第1利用者端末100が接続してきた場合、セッション番号に基づき連携関係表34から第2利用者端末200及び第2コンテンツを特定し、特定した前記第2コンテンツに対応する第1コンテンツをコンテンツ関係表31から特定して第1利用者端末100に提供する。また、第2サービス提供部20は、第1サービス提供部10が特定した第1コンテンツに対応する新たな第2コンテンツを第1サービス提供部10が特定した第2利用者端末200に提供する。これにより、第2利用者端末200に表示された第2コンテンツを視聴した利用者が、第1利用者端末100からアクセス番号により接続してきた場合に、第2利用者端末200及び第2コンテンツを識別し、第1コンテンツ及び第2コンテンツを連携させたサービスを提供することが可能となる。
また、セッション番号は、第2利用者端末200の端末番号に基づいて生成される。これにより、一意のセッション番号を生成するための複雑な手順が不要となり、セッション番号の生成を迅速に行うことが可能になる。
また、第2サービス提供部200は、第1利用者端末100からセッション番号を含むアクセス番号発行要求があった場合に、第1利用者端末100に対してアクセス番号を提示する。これにより、実際にはアクセス番号を必要とせず、例えば第2利用者端末200を通り過ぎてしまうユーザがいた場合でも、アクセス番号を無駄にリザーブして他に利用できない事態を回避することが可能である。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部材、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1 サービス提供装置
10 第1サービス提供部
11 第1コンテンツ記憶部
20 第2サービス提供部
21 第2コンテンツ記憶部
30 記憶部
31 コンテンツ関係表
32 コンテンツ配信表
33 アクセス番号管理表
34 連携関係表
100 第1利用者端末
200 第2利用者端末

Claims (4)

  1. 第1利用者端末に第1コンテンツを提供する第1サービス提供部と、
    第2利用者端末に第2コンテンツを提供する第2サービス提供部と、
    前記第1利用者端末に提示するアクセス番号と前記第2利用者端末及び前記第2コンテンツと前記第2利用者端末及び前記第2コンテンツとを識別可能なセッション番号とを関連付けた連携関係表と、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを関連付けたコンテンツ関係表と、を記憶する記憶部と、を備えるサービス提供装置であって、
    前記第1サービス提供部は、前記アクセス番号及び前記セッション番号を用いて前記第1利用者端末が接続してきた場合、前記セッション番号に基づき前記連携関係表から第2利用者端末及び第2コンテンツを特定し、特定した前記第2コンテンツに対応する第1コンテンツを前記コンテンツ関係表から特定して前記第1利用者端末に提供し、
    前記第2サービス提供部は、前記第1サービス提供部が特定した前記第1コンテンツに対応する新たな第2コンテンツを前記第1サービス提供部が特定した前記第2利用者端末に提供し、
    前記セッション番号は、前記第2利用者端末の端末番号に基づいて生成される、サービス提供装置。
  2. 前記第2サービス提供部は、前記第1利用者端末から前記セッション番号を含むアクセス番号発行要求があった場合に、前記第1利用者端末に対して前記アクセス番号を提示する、請求項に記載のサービス提供装置。
  3. 第1利用者端末に第1コンテンツを提供する第1サービス提供部と、
    第2利用者端末に第2コンテンツを提供する第2サービス提供部と、を備えるサービス提供装置によるサービス提供方法であって、
    前記サービス提供装置による処理手順は、
    前記第1利用者端末に提示するアクセス番号と前記第2利用者端末及び前記第2コンテンツと前記第2利用者端末及び前記第2コンテンツとを識別可能なセッション番号とを関連付けた連携関係表を記憶するステップと、
    前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを関連付けたコンテンツ関係表を記憶するステップと、
    前記第1サービス提供部により、
    前記アクセス番号及び前記セッション番号を用いて前記第1利用者端末が接続してきた場合、前記セッション番号に基づき前記連携関係表から第2利用者端末及び第2コンテンツを特定するステップと、
    特定した前記第2コンテンツに対応する第1コンテンツを前記コンテンツ関係表から特定して前記第1利用者端末に提供するステップと、
    前記第2サービス提供部により、
    前記第1サービス提供部が特定した前記第1コンテンツに対応する新たな第2コンテンツを前記第1サービス提供部が特定した前記第2利用者端末に提供するステップと、を含み、
    前記セッション番号は、前記第2利用者端末の端末番号に基づいて生成される、サービス提供方法。
  4. 前記第2サービス提供部に対して前記第1利用者端末から前記セッション番号を含むアクセス番号発行要求があった場合に、前記第2サービス提供部により前記第1利用者端末に対して前記アクセス番号を提示するステップを含む請求項に記載のサービス提供方法。
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