JP2002259878A - 料金代行徴収方法 - Google Patents

料金代行徴収方法

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JP2002259878A
JP2002259878A JP2001060676A JP2001060676A JP2002259878A JP 2002259878 A JP2002259878 A JP 2002259878A JP 2001060676 A JP2001060676 A JP 2001060676A JP 2001060676 A JP2001060676 A JP 2001060676A JP 2002259878 A JP2002259878 A JP 2002259878A
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telephone
settlement
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communication control
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JP2001060676A
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Yukiteru Nagatake
幸輝 長竹
Katsuyuki Kawase
克之 川瀬
Minoru Sakuma
美能留 佐久間
Yoshiko Sueda
欣子 末田
Jun Miyake
三宅  潤
Hiroaki Obata
洋昭 小幡
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、商品の購入手続きを簡易に行うこ
とができ、通信料金に課金して即時決済を行うことがで
きる料金代行徴収方法を提供することにある。 【解決手段】 販売管理サーバ20は、顧客の入力情報
を登録し、通信制御装置30に顧客の電話端末の電話番
号と商品代金情報を送信し、通信制御装置30は、未使
用の決済用電話番号を払い出して販売管理サーバ20を
経由してパーソナルコンピュータ10に送信して、決済
用電話番号を表示させ、電話端末は、ダイヤル操作され
た決済用電話番号と顧客の電話端末の電話番号を電話交
換機60に送信している。電話交換機60は、決済用電
話番号と電話端末40の電話番号を通信制御装置30に
送信し、通信制御装置30は、決済用電話番号と電話端
末の電話番号を用いて認証し、正式顧客の場合は料金シ
ステム50に電話端末の電話番号と商品代金情報を送信
して決済を行わさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、決済用電話番号を
払い出すことによりオンライン即時決済と料金代行徴収
を提供するための料金代行徴収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の料金代行徴収方法としては、イン
ターネットを使用した通信販売における料金代行徴収サ
ービスが知られており、例えば、クレジットカードやQ
2ダイヤルを使用したサービスが提供されている。この
種の料金代行徴収サービスは、通信販売を利用する場合
に、販売した商品代金を徴収する機能を提供するサービ
スである。
【0003】例えば、「クレジットカード」では、顧客
の審査を行って許可された場合には、クレジットカード
に加盟している店やインターネットモールにおいて、代
金の支払いをある期間延ばし、延べ払いで買い物をする
ことが認められる。また、「Q2ダイヤル」では、Q2
ダイヤルの番号をダイヤルして、通話時間に対して代金
を支払えば、情報提供などのサービスを受けることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
料金代行徴収方法にあっては、以下のような諸問題があ
った。まず、「クレジットカード」による料金代行徴収
方法に関しては、クレジットカード番号をセキュリティ
の低いインターネットを介して送受信する必要があるた
め、情報漏洩の恐れがあるといった問題があった。ま
た、クレジット会社との契約や、クレジット会社に与信
手数料の支払いが必要になり、即時決済ができないとい
った問題があった。
【0005】また、「代金引換」による料金代行徴収方
法に関しては、宅配業者の手数料が他の方法と比較して
高く、商品の受け取り時に代金を宅配業者に渡す必要が
あり、前もって代金を用意したり、宅配業者の配達を待
ち受ける必要があるといった問題があった。さらに、
「銀行振込」による料金代行徴収方法に関しては、手続
き書類の記入から手続きの完了までの書面処理が複雑化
しており、即時決済ができないといった問題があった。
【0006】さらにまた、「現金書留」による料金代行
徴収方法に関しては、郵便局に出向いていく必要があ
り、即時決済ができないといった問題があった。また、
「Q2ダイヤル」に関しては、1つの電話番号に対応し
て代金を課金して購入可能な商品が単一であるといった
問題があった。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、商品の購入手続きを簡易に行うこと
ができ、通信料金に課金して即時決済を行うことができ
る料金代行徴収方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、顧客側に設けられた電話端末
と、情報ネットワークに接続されホームページを閲覧可
能な顧客側に設けられたパーソナルコンピュータと、情
報ネットワークに接続され商品の販売情報を提供する販
売管理サーバと、電話端末と接続された電話交換機と、
電話交換機と販売管理サーバと接続され電話サービスを
提供するように制御する通信制御装置と、通信制御装置
と接続された料金システムとを備えた料金代行徴収方法
であって、販売管理サーバから受信したホームページを
パーソナルコンピュータの表示画面に表示させ電話端末
の電話番号を含む顧客に関する情報と商品選択情報を入
力した場合に、パーソナルコンピュータは、顧客の入力
情報を販売管理サーバに送信し、販売管理サーバは、受
信した顧客の入力情報を登録するとともに、通信制御装
置に顧客の電話端末の電話番号と商品代金情報を送信
し、通信制御装置は、受信した顧客の電話端末の電話番
号と商品代金情報を登録し、決済に用いる未使用の決済
用電話番号を払い出して販売管理サーバに送信し、販売
管理サーバは、受信した決済用電話番号をパーソナルコ
ンピュータに送信し、パーソナルコンピュータは、受信
した決済用電話番号を表示画面に表示し、電話端末は、
ダイヤル操作された決済用電話番号と顧客の電話端末の
電話番号を電話交換機に送信し、電話交換機は、受信し
た決済用電話番号と電話端末の電話番号を通信制御装置
に送信し、通信制御装置は、受信した決済用電話番号と
電話端末の電話番号を用いて商品を注文した顧客である
かどうかを認証し、認証結果として正式顧客の場合は料
金システムに電話端末の電話番号と商品代金情報を送信
し、料金システムは、受信した商品代金情報を通信料と
合算して電話端末の電話番号に課金し、課金の完了通知
を通信制御装置に送信し、通信制御装置は、受信した課
金の完了通知に応じて決済の完了通知を販売管理サーバ
に送信することを要旨とする。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記通信制御装置は、決済用電話番号を払い出
す場合、販売管理サーバから電話端末の電話番号と商品
代金情報を受信する度に異なる未使用の決済用電話番号
を払い出し、1つの電話端末の電話番号に対して同時に
複数の注文を管理することを要旨とする。
【0010】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記販売管理サーバは、通信制御装置に代わっ
て、決済用電話番号を払い出し、この決済用電話番号を
顧客側のパーソナルコンピュータに送信するとともに、
この決済用電話番号を通信制御装置に送信することを要
旨とする。
【0011】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記販売管理サーバは、決済用電話番号を払い
出す場合、顧客側のパーソナルコンピュータから電話端
末の電話番号と商品代金情報を受信する度に異なる未使
用の決済用電話番号を払い出し、1つの電話端末の電話
番号に対して同時に複数の注文を管理することを要旨と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る料金代行徴収方法を適用可能な通信システムの
構成を示すブロック図である。本実施の形態では、図1
に示す通信システムを用いて顧客に料金代行徴収サービ
スを提供することとする。
【0013】この通信システムには、図1に示すよう
に、インターネット11のWWWサイトを閲覧可能な顧
客側に設けられたパーソナルコンピュータ10と、イン
ターネット11に接続され商品販売に関するホームペー
ジを提供して商品の販売管理を行うための販売管理サー
バ20と、販売管理サーバ20とインターネット13を
介して接続されるとともに、電話交換機60と共通線信
号網70を介して接続されて電話サービスを制御する通
信制御装置30と、顧客側に設けられ電話交換機60と
接続された電話端末40と、通信制御装置30と専用回
線17を介して接続された料金システム50、電話端末
40と接続された電話交換機60が備わっている。な
お、図1に示す通信システムでは、説明を簡略化するた
め顧客側に設けられたパーソナルコンピュータ10及び
電話端末40を1つずつ示しているが、実際の通信シス
テムでは、1つの仮想施設網に多数のパーソナルコンピ
ュータ10及び電話端末40が接続されており、また、
他の装置についても、複数の装置を接続して大規模なシ
ステムを構成することが可能である。
【0014】次に、図2〜図6を参照して、図1に示す
通信システムに設けられた各装置の特徴的な機能を説明
する。 (1)販売管理サーバ20には、電話端末の電話番号を
含む顧客情報、顧客種別情報、商品代金情報、決済完了
/未完了情報などを管理するための販売管理テーブル2
1が備わっている。この販売管理テーブル21は、例え
ば図2に示すような情報を保持している。図2に示す例
では、「0422−59−4866」という電話番号の
電話端末を所有する顧客が、優先顧客「1」であり、代
金が「198000」円の商品を購入して、決済が完了
「0」している場合を示している。
【0015】(2)通信制御装置30には、認証管理テ
ーブル31と、認証機能32と、決済用電話番号払出機
能33と、決済用電話番号管理テーブル34が備わって
いる。認証管理テーブル31は、例えば図3に示すよう
に、電話端末の電話番号、商品代金情報、決済用電話番
号、決済完了/未完了情報などの情報を保持している。
図3に示す例では、「0422−59−4866」とい
う電話番号の電話端末40を所有する顧客が、代金が
「198000」円の商品を購入しようとして、決済用
電話番号「111111」を取得し、決済が完了「0」
している場合を示している。
【0016】認証機能32は、発信電話端末に対応する
決済用電話番号を認証するため、認証管理テーブル31
を参照して、発信電話端末が決済される対象かどうか、
決済用電話番号が正しいかどうかの判定を行う機能であ
る。決済用電話番号払出機能33は、決済用電話番号を
払い出すため、決済用電話番号管理テーブル34を参照
して、電話端末に対して払い出す未使用の決済用電話番
号を決定する機能である。決済用電話番号を払い出す場
合、販売管理サーバ20から電話端末40の電話番号と
商品代金情報を受信する度に異なる未使用の決済用電話
番号を払い出し、1つの電話端末40の電話番号に対し
て同時に複数の注文を管理するようにする。
【0017】決済用電話番号管理テーブル34は、例え
ば図4に示すように、決済用電話番号の使用/未使用情
報を管理するための情報を保持している。図4に示す例
では、決済用電話番号「111111」は使用中「1」
であり、決済用電話番号「111112」〜「1111
14」は未使用「0」である場合を示している。
【0018】(3)料金システム50には、決済内容管
理テーブル51と、合算機能52が備わっている。決済
内容管理テーブル51は、例えば図5に示すように、電
話端末の電話番号、通信料、商品代金情報、合算料金、
決済完了/未完了情報などの決済内容を管理するための
情報を保持している。図5に示すの例では、電話番号
「0422−59−4866」の電話端末40を所有す
る顧客が、代金が「198000」円の商品を購入し、
そのときの通信料が「15000」円であり、2つの料
金を合算すると「213000」円となり、決済が完了
「0」している場合を示している。合算機能52は、合
算料金を算出するため、決済内容管理テーブル51を参
照して、通信料と商品代金を合算する機能である。
【0019】(4)交換機60には、決済用電話番号情
報テーブル61と、判定機能62が備わっている。決済
用電話番号情報テーブル61は、例えば図6に示すよう
な情報を保持している。図6に示す例では、決済用電話
番号「111111」〜「111999」までの番号で
あれば、交換機から通信制御装置にアクセスする場合を
示している。判定機能62は、決済用電話番号情報テー
ブル61を参照して、顧客がダイヤルした際に電話端末
から当該電話端末の電話番号とともに送られてくる情報
が決済用電話番号であるかどうかを判定する機能であ
る。
【0020】次に、図7に示すシーケンス図を参照し
て、図1に示す通信システムを用いて料金代行徴収サー
ビスを実現するための通信手順について説明する。な
お、図7に示す通信手順は、顧客がパーソナルコンピュ
ータ10によりインターネット11を介して販売管理サ
ーバ20に商品を発注して購入した場合、通信制御装置
30が顧客のパーソナルコンピュータ10に決済用電話
番号を払い出すことにより、料金代行徴収サービスを行
うことを示している。
【0021】まず、ステップS10では、顧客側に設け
られたパーソナルコンピュータ10において、WWWブ
ラウザソフトウエアを起動してブラウザ画面を表示し、
このブラウザ画面から販売管理サーバ20のURLアド
レスを指定し、インターネット11を介して販売管理サ
ーバ20と接続する。そして、販売管理サーバ20から
送信されてくるホームページ上から、購入する商品の商
品情報と顧客の電話端末40の電話番号「0422−5
9−4866」を含む顧客情報を入力して販売管理サー
バ20に送信する。
【0022】ステップS20では、販売管理サーバ20
がパーソナルコンピュータ10から商品情報と顧客情報
を受信すると、ステップS30では、商品情報と顧客情
報をチェックし、商品代金「198000」円と顧客の
電話端末の電話番号「0422−59−4866」を販
売管理テーブル21に記憶する。そして、ステップS4
0では、商品代金「198000」円と顧客の電話端末
の電話番号「0422−59−4866」をインターネ
ット13を介して通信制御装置30に送信する。
【0023】ステップS50では、通信制御装置30
は、商品代金「198000」円と電話端末の電話番号
「0422−59−4866」を受信してこれらの情報
を認証管理テーブル31に記憶する。そして、ステップ
S60では、決済用電話番号払出機能33により決済用
電話番号管理テーブル34を参照して、電話端末に対し
て未使用の決済用電話番号「111111」を払い出
す。そして、ステップS70では、通信制御装置30
は、この決済用電話番号「111111」を販売管理サ
ーバ20へ返信する。更に、ステップS80では、販売
管理サーバ20は、通信制御装置30からこの決済用電
話番号「111111」を受信し、ステップS90で
は、パーソナルコンピュータ10に決済用電話番号「1
11111」を返信する。
【0024】ステップS100では、販売管理サーバ2
0から決済用電話番号「111111」を受信し、パー
ソナルコンピュータ10の表示画面に決済用電話番号
「111111」が表示される。この決済用電話番号
「111111」を取得した顧客は、ステップS110
では、電話端末40からこの決済用電話番号「1111
11」をダイヤルして発呼要求を送信する。
【0025】ステップS120では、電話交換機60
は、電話端末40から発呼要求を受信し、さらに、ステ
ップS130では、電話端末40から決済用電話番号
「11111」を受信して検出する。そして、電話交換
機60は、判定機能62により決済用電話番号情報テー
ブル61を参照して、顧客がダイヤルした際に電話端末
から送られてくる情報が決済用電話番号であるかどうか
を判定する。そして、ステップS140では、発信端末
となる電話端末40に固有の発番号「0422−59−
4866」と決済用電話番号「11111」を共通線信
号網70を介して通信制御装置30に送信する。
【0026】ステップS150では、通信制御装置30
は、電話交換機60から電話端末40の発番号「042
2−59−4866」と決済用電話番号「11111」
を受信する。さらに、ステップS160では、通信制御
装置30は、認証機能32により認証管理テーブル31
を参照して、発信電話端末40が決済される対象かどう
か、決済用電話番号が正しいかどうかの判定を行って電
話端末40に対応する決済用電話番号を認証する。そし
て、ステップS160では、発番号「0422−59−
4866」と決済用電話番号「111111」を認証
し、認証結果がOKとなり正式顧客を示している場合
は、ステップS170では、発番号「0422−59−
4866」と商品代金「198000」円を料金システ
ム50へ送信する。
【0027】ステップS180では、料金システム50
は、通信制御装置30から受信した発番号「0422−
59−4866」に基づいて、決済内容管理テーブル5
1に商品代金「198000」円を蓄積する。そして、
ステップS190では、料金システム50は、合算機能
52により決済内容管理テーブル51を参照して、通信
料「15000」円と商品代金「198000」円を合
算して求めた合算料金「213000」円と決済完了
「0」を決済内容管理テーブル51に記憶し、電話料金
に課金処理を行って決済を完了させる。
【0028】そして、ステップS200では、料金シス
テム50は、このように課金が完了すると発番号「04
22−59−4866」と課金完了通知を通信制御装置
30に送信する。
【0029】ステップS210では、料金システム50
から発番号「0422−59−4866」と課金完了通
知を受信した通信制御装置30は、この発番号「042
2−59−4866」に応じて認証管理テーブル31を
読み出し、受信した課金完了通知に応じて決済完了/未
完了情報に「0」を記憶し決済が完了したこととして保
持する。そして、ステップS220では、通信制御装置
30は、この発番号「0422−59−4866」と決
済完了通知を販売管理サーバ20へ送信する。
【0030】ステップS230では、通信制御装置30
から発番号「0422−59−4866」と決済完了通
知を受信した販売管理サーバ20は、この発番号「04
22−59−4866」に応じて販売管理テーブル21
を読み出し、受信した決済完了通知に応じて決済完了/
未完了情報に「0」を記憶し決済が完了したこととして
保持する。この結果、顧客がパーソナルコンピュータ1
0によりインターネット11を介して販売管理サーバ2
0に商品を発注して購入した場合、通信制御装置30が
顧客のパーソナルコンピュータ10に未使用の決済用電
話番号を払い出すことにより、料金代行徴収サービスを
行うことができる。
【0031】本実施の形態における作用効果は、販売管
理サーバ20から受信したホームページをパーソナルコ
ンピュータ10の表示画面に表示させ、電話端末40の
電話番号を含む顧客に関する情報と商品選択情報を入力
した場合に、パーソナルコンピュータ10は、顧客の入
力情報を販売管理サーバ20に送信し、販売管理サーバ
20は、受信した顧客の入力情報を販売管理テーブル2
1登録するとともに、通信制御装置30に顧客の電話端
末40の電話番号と商品代金情報を送信し、通信制御装
置30は、受信した顧客の電話端末40の電話番号と商
品代金情報を認証管理テーブル31に登録し、決済に用
いる未使用の決済用電話番号を決済用電話番号払出機能
33により払い出して販売管理サーバ20に送信してい
る。そして、販売管理サーバ20は、受信した決済用電
話番号をパーソナルコンピュータ10に送信し、パーソ
ナルコンピュータ10は、受信した決済用電話番号を表
示画面に表示し、電話端末40は、ダイヤル操作された
決済用電話番号と顧客の電話端末40の電話番号を電話
交換機60に送信している。そして、電話交換機60
は、受信した決済用電話番号と電話端末40の電話番号
を通信制御装置30に送信し、通信制御装置30は、受
信した決済用電話番号と電話端末の電話番号を用いて商
品を注文した顧客であるかどうかを認証機能32により
認証し、認証結果として正式顧客の場合は料金システム
50に電話端末40の電話番号と商品代金情報を送信し
ている。さらに、料金システム50は、合算機能52に
より受信した商品代金情報を通信料と合算して電話端末
40の電話番号に課金し、課金の完了通知を通信制御装
置30に送信し、通信制御装置30は、受信した課金の
完了通知に応じて決済の完了通知を販売管理サーバ20
に送信するようにしている。
【0032】このため、顧客側はパーソナルコンピュー
タ10と電話端末40の操作だけで商品の購入手続きを
簡易に行うことができる。通信制御装置30が決済用電
話番号を払い出すので、料金システム50により通信料
金に課金して即時決済を行うことができる。この結果、
従来のように、インターネットを介してクレジットカー
ドの番号などを送信することがないので、セキュリティ
ーを高めることができ、クレジット会社との契約や、与
信における手数料や、代金引換による手数料や、受け取
り時の代金などを不要にすることができる。
【0033】また、決済用電話番号を払い出す場合、通
信制御装置30は、販売管理サーバ20から電話端末4
0の電話番号と商品代金情報を受信する度に異なる未使
用の決済用電話番号を払い出し、1つの電話端末40の
電話番号に対して同時に複数の注文を管理するようにす
るので、電話端末40に割り当てられた1つの電話番号
において、複数の商品を購入することができる。
【0034】(第2の実施の形態)図8は、本発明の第
2の実施の形態に係る料金代行徴収方法を適用可能な通
信システムの構成を示すブロック図である。なお、本実
施の形態では、通信システムの全体構成は、販売管理サ
ーバ120と通信制御装置130を設けたことにあり、
図1に示す第1の実施の形態に対応する通信システムと
同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略
することとする。
【0035】本実施の形態における特徴は、図8に示す
ように、決済用電話番号払出機能122と決済用電話番
号管理テーブル123を販売管理サーバ120に設けた
ことにある。決済用電話番号払出機能122は、決済用
電話番号を払い出すため、決済用電話番号管理テーブル
123を参照して、電話端末に対して払い出す未使用の
決済用電話番号を決定する機能である。
【0036】決済用電話番号管理テーブル123は、例
えば図9に示すように、決済用電話番号の使用/未使用
情報を管理するための情報を保持している。図9に示す
例では、決済用電話番号「111111」は使用中
「1」であり、決済用電話番号「111112」〜「1
11114」は未使用「0」である場合を示している。
【0037】次に、図10に示すシーケンス図を参照し
て、図8に示す通信システムを用いて料金代行徴収サー
ビスを実現するための通信手順について説明する。な
お、図10に示すシーケンス図は、図6に示すシーケン
ス図と同様の基本的手順を有しており、同一の手順には
同一の符号を付しており、その説明を省略することとす
る。なお、図10に示す通信手順は、顧客がパーソナル
コンピュータ10によりインターネット11を介して販
売管理サーバ20に商品を発注して購入した場合、販売
管理サーバ120が顧客のパーソナルコンピュータ10
に決済用電話番号を払い出すことにより、料金代行徴収
サービスを行うことを示している。
【0038】ステップS20では、販売管理サーバ20
がパーソナルコンピュータ10から商品情報と顧客情報
を受信すると、ステップS30では、商品情報と顧客情
報をチェックし、商品代金「198000」円と顧客の
電話端末の電話番号「0422−59−4866」を販
売管理テーブル21に記憶する。そして、ステップS3
50では、決済用電話番号払出機能122により決済用
電話番号管理テーブル123を参照して、電話端末に対
して払い出す決済用電話番号「111111」を払い出
す。
【0039】そして、ステップS340では、商品代金
「198000」円と顧客の電話端末の電話番号「04
22−59−4866」および決済用電話番号「111
111」をインターネット13を介して通信制御装置3
0に送信する。ステップS350では、通信制御装置1
30は、商品代金「198000」円と電話端末の電話
番号「0422−59−4866」および決済用電話番
号「111111」を受信してこれらの情報を認証管理
テーブル31に記憶する。
【0040】この結果、顧客がパーソナルコンピュータ
10によりインターネット11を介して販売管理サーバ
20に商品を発注して購入した場合、販売管理サーバ2
0が顧客のパーソナルコンピュータ10に決済用電話番
号を払い出すことにより、料金代行徴収サービスを行う
ことができる。
【0041】本実施の形態における作用効果は、販売管
理サーバ20から受信したホームページをパーソナルコ
ンピュータ10の表示画面に表示させ、電話端末40の
電話番号を含む顧客に関する情報と商品選択情報を入力
した場合に、パーソナルコンピュータ10は、顧客の入
力情報を販売管理サーバ20に送信し、販売管理サーバ
20は、受信した顧客の入力情報を販売管理テーブル2
1登録するとともに、決済に用いる未使用の決済用電話
番号を決済用電話番号払出機能33により払い出し、通
信制御装置30に顧客の電話端末40の電話番号と商品
代金情報および決済用電話番号を送信し、通信制御装置
30は、受信した顧客の電話端末40の電話番号と商品
代金情報および決済用電話番号を認証管理テーブル31
に登録している。そして、販売管理サーバ20は、受信
した決済用電話番号をパーソナルコンピュータ10に送
信し、パーソナルコンピュータ10は、受信した決済用
電話番号を表示画面に表示し、電話端末40は、ダイヤ
ル操作された決済用電話番号と顧客の電話端末40の電
話番号を電話交換機60に送信している。そして、電話
交換機60は、受信した決済用電話番号と電話端末40
の電話番号を通信制御装置30に送信し、通信制御装置
30は、受信した決済用電話番号と電話端末の電話番号
を用いて商品を注文した顧客であるかどうかを認証機能
32により認証し、認証結果として正式顧客の場合は料
金システム50に電話端末40の電話番号と商品代金情
報を送信している。さらに、料金システム50は、合算
機能52により受信した商品代金情報を通信料と合算し
て電話端末40の電話番号に課金し、課金の完了通知を
通信制御装置30に送信し、通信制御装置30は、受信
した課金の完了通知に応じて決済の完了通知を販売管理
サーバ20に送信するようにしている。
【0042】このため、顧客側はパーソナルコンピュー
タ10と電話端末40の操作だけで商品の購入手続きを
簡易に行うことができる。販売管理サーバ20が決済用
電話番号を払い出すので、料金システム50により通信
料金に課金して即時決済を行うことができる。この結
果、従来のように、インターネットを介してクレジット
カードの番号などを送信することがないので、セキュリ
ティーを高めることができ、クレジット会社との契約
や、与信における手数料や、代金引換による手数料や、
受け取り時の代金などを不要にすることができる。
【0043】また、決済用電話番号を払い出す場合、販
売管理サーバ20は、パーソナルコンピュータ10から
電話端末40の電話番号と商品代金情報を受信する度に
異なる未使用の決済用電話番号を払い出し、1つの電話
端末40の電話番号に対して同時に複数の注文を管理す
るようにするので、電話端末40に割り当てられた1つ
の電話番号において、複数の商品を購入することができ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、顧客側はパーソナルコ
ンピュータ10と電話端末40の操作だけで商品の購入
手続きを簡易に行うことができ、通信料金に課金して即
時決済を行うことができる。
【0045】この結果、従来のように、インターネット
を介してクレジットカードの番号などを送信することが
ないので、セキュリティーを高めることができ、クレジ
ット会社との契約や、与信における手数料や、代金引換
による手数料や、受け取り時の代金などを不要にするこ
とができる。
【0046】また、電話端末40に割り当てられた1つ
の電話番号において、複数の商品を購入することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る料金代行徴収
方法を適用可能な通信システムの構成を示すブロック図
である。
【図2】販売管理サーバ20に設けられた販売管理テー
ブル21の内部構成を示す図である。
【図3】通信制御装置30に設けられた認証管理テーブ
ル31の内部構成を示す図である。
【図4】通信制御装置30に設けられた決済用電話番号
管理テーブル34の内部構成を示す図である。
【図5】料金システム50に設けられた決済内容管理テ
ーブルの内部構成を示す図である。
【図6】電話交換機60に設けられた決済用電話番号情
報テーブルの内部構成を示す図である。
【図7】第1の実施の形態における通信システムを用い
て料金代行徴収サービスを実現するための通信手順を示
すシーケンス図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る料金代行徴収
方法を適用可能な通信システムの構成を示すブロック図
である。
【図9】通信制御装置30に設けられた決済用電話番号
管理テーブル123の内部構成を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る料金代行徴
収方法を適用可能な通信システムの構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ 11,13 インターネット 17 専用回線 20 販売管理サーバ 21 販売管理テーブル 30 通信制御装置 31 認証管理テーブル 32 認証機能 33,122 決済用電話番号払出機能 34,123 決済用電話番号管理テーブル 40 電話端末 50 料金システム 51 決済内容管理テーブル 52 合算機能 60 電話交換機 61 決済用電話番号情報テーブル 62 判定機能 70 共通線信号網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04M 11/00 302 (72)発明者 佐久間 美能留 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 末田 欣子 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 三宅 潤 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小幡 洋昭 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K101 KK17 LL02 MM06 MM07 NN18 NN25 PP03 PP05 TT05 UU18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客側に設けられた電話端末と、情報ネ
    ットワークに接続されホームページを閲覧可能な顧客側
    に設けられたパーソナルコンピュータと、情報ネットワ
    ークに接続され商品の販売情報を提供する販売管理サー
    バと、電話端末と接続された電話交換機と、電話交換機
    と販売管理サーバと接続され電話サービスを提供するよ
    うに制御する通信制御装置と、通信制御装置と接続され
    た料金システムとを備えた料金代行徴収方法であって、 販売管理サーバから受信したホームページをパーソナル
    コンピュータの表示画面に表示させ電話端末の電話番号
    を含む顧客に関する情報と商品選択情報を入力した場合
    に、 パーソナルコンピュータは、顧客の入力情報を販売管理
    サーバに送信し、 販売管理サーバは、受信した顧客の入力情報を登録する
    とともに、通信制御装置に顧客の電話端末の電話番号と
    商品代金情報を送信し、 通信制御装置は、受信した顧客の電話端末の電話番号と
    商品代金情報を登録し、決済に用いる未使用の決済用電
    話番号を払い出して販売管理サーバに送信し、 販売管理サーバは、受信した決済用電話番号をパーソナ
    ルコンピュータに送信し、 パーソナルコンピュータは、受信した決済用電話番号を
    表示画面に表示し、 電話端末は、ダイヤル操作された決済用電話番号と顧客
    の電話端末の電話番号を電話交換機に送信し、 電話交換機は、受信した決済用電話番号と電話端末の電
    話番号を通信制御装置に送信し、 通信制御装置は、受信した決済用電話番号と電話端末の
    電話番号を用いて商品を注文した顧客であるかどうかを
    認証し、認証結果として正式顧客の場合は料金システム
    に電話端末の電話番号と商品代金情報を送信し、 料金システムは、受信した商品代金情報を通信料と合算
    して電話端末の電話番号に課金し、課金の完了通知を通
    信制御装置に送信し、 通信制御装置は、受信した課金の完了通知に応じて決済
    の完了通知を販売管理サーバに送信することを特徴とす
    る料金代行徴収方法。
  2. 【請求項2】 前記通信制御装置は、 決済用電話番号を払い出す場合、販売管理サーバから電
    話端末の電話番号と商品代金情報を受信する度に異なる
    未使用の決済用電話番号を払い出し、1つの電話端末の
    電話番号に対して同時に複数の注文を管理することを特
    徴とする請求項1記載の料金代行徴収方法。
  3. 【請求項3】 前記販売管理サーバは、 通信制御装置に代わって、決済用電話番号を払い出し、
    この決済用電話番号を顧客側のパーソナルコンピュータ
    に送信するとともに、この決済用電話番号を通信制御装
    置に送信することを特徴とする請求項1記載の料金代行
    徴収方法。
  4. 【請求項4】 前記販売管理サーバは、 決済用電話番号を払い出す場合、顧客側のパーソナルコ
    ンピュータから電話端末の電話番号と商品代金情報を受
    信する度に異なる未使用の決済用電話番号を払い出し、
    1つの電話端末の電話番号に対して同時に複数の注文を
    管理することを特徴とする請求項3記載の料金代行徴収
    方法。
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