JP2002251578A - 売買取引処理方法及びそのシステム - Google Patents

売買取引処理方法及びそのシステム

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JP2002251578A
JP2002251578A JP2001277421A JP2001277421A JP2002251578A JP 2002251578 A JP2002251578 A JP 2002251578A JP 2001277421 A JP2001277421 A JP 2001277421A JP 2001277421 A JP2001277421 A JP 2001277421A JP 2002251578 A JP2002251578 A JP 2002251578A
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JP2001277421A
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English (en)
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Junji Ito
淳史 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、顧客がネットワーク使用料と商品又
はサービスの代金とを一緒に支払うことによって、決済
手続に関する顧客の負担を軽減する。 【解決手段】本発明は、顧客が、商品等に関する注文
を、提供者へ送信し、提供者が、注文に応じた商品等の
代金に関する請求書を作成し、顧客へ送信し、顧客が、
請求書をネットワーク接続者へ送信し、ネットワーク接
続者が、請求書に応じた領収書を作成し、顧客へ送信
し、顧客が、領収書を、提供者へ送信し、提供者が、領
収書を受信した場合に、注文に応じた商品等の提供を促
し、ネットワーク接続者が、請求書又は領収書に基づい
て商品等の代金を算出し、商品等の代金と顧客のネット
ワーク使用料とを含みかつ顧客へ請求するための請求書
を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、商品又はサービス
の提供者と顧客との間の売買取引を処理するための売買
取引処理方法、その購入処理方法、ネットワーク使用料
課金方法、決済仲介処理方法、商品又はサービス提供方
法及びそれらのシステムに係り、特に携帯電話網やPDA
(Personal Digital Assistant)を用いたものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話端末やPDAなどの無線端
末を用いた商品やサービスの購入促進手段としてモバイ
ルコマース(m−コマース)の開発が注目されている。
携帯電話網を通して音声通話のみならずデジタルデータ
を端末間でやり取りすることが可能になっている。例え
ばWAP(Wireless Application Protocol)によって携帯
電話をWebブラウザとして利用することができる。ここ
で使われている携帯端末はPLMN(Public Land Mobile Ne
twork)を通してデータリンクを確立し、前もって決めら
れた電話番号を通してアクセスできるWAPゲートウェイ
と呼ばれるサーバのクライアントとして機能する。WAP
サーバはインターネットや他のネットワークへのアクセ
スを提供することもある。サーバはデータをHTML(Hyper
Text Markup Language)の変種であるWML(Wireless Ma
rkup Language)で提供する。携帯端末はデータを表示/
操作するためにWAPブラウザを起動させる。この他にも
広く日本で用いられているi−mode(登録商標)な
どのデータ転送プロトコルが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】m−コマースにおい
て、多数の小売店サーバから提供される購入情報を見る
ために携帯電話契約者は自分の携帯電話を使うであろ
う。購入を決定後、契約者は申し込み情報を携帯端末か
ら送信し、商品やサービスが契約者に送付される。この
商品やサービスは携帯端末でダウンロード可能なデータ
の形であってもよいし、物理的なもので郵送やその他の
手段を用いて契約者によって与えられた場所へ送られて
もよい。
【0004】従来、商品やサービスに対する支払いはク
レジットカードを用いられることが多かったがこの方法
はクレジットカードの詳細などをモバイルネットワーク
を通して小売店サーバに送るなどの複雑な手続きが必要
であった。
【0005】本発明の目的は、顧客がネットワーク使用
料と商品又はサービスの代金とを一緒に支払うことによ
って、決済手続に関する顧客の負担を軽減できる売買取
引処理方法及びそのシステムを提供することである。
【0006】又は、本発明の目的は、提供者に代わっ
て、ネットワーク接続者が顧客に対し、商品又はサービ
スの代金の請求するため、決済手続に関する提供者の負
担が軽減できる売買取引処理方法及びそのシステムを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、顧客のクライ
アント端末が、商品又はサービスに関する注文情報を、
商品又はサービスの提供者の提供者システムへ送信し、
提供者システムが、注文情報に応じた商品又はサービス
の代金に関する第1の請求情報を作成し、クライアント
端末へ送信し、クライアント端末が、第1の請求情報
を、顧客がネットワークの使用契約を締結しかつ前記顧
客のネットワーク使用料を課金するネットワーク接続者
の、ネットワーク接続システムへ送信し、ネットワーク
接続システムが、第1の請求情報に応じた領収情報を作
成し、領収情報をクライアント端末へ送信し、クライア
ント端末が、領収情報を、提供者システムへ送信し、提
供者システムが、領収情報を受信した場合に、注文情報
に応じた商品又はサービスの提供を促し、ネットワーク
接続システムが、第1の請求情報又は前記領収情報に基
づいて商品又はサービスの代金を算出し、商品又はサー
ビスの代金と顧客の前記ネットワーク使用料とを含みか
つ顧客へ請求するための第2の請求情報を作成する。
【0008】但し、ネットワーク接続システムが、領収
情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末
が、領収情報を提供者システムへ送信する代わりに、ネ
ットワーク接続システムが、領収情報を提供者システム
へ送信してもよい。
【0009】また、提供者システムが、第1の請求情報
をクライアント端末へ送信し、クライアント端末が、第
1の請求情報をネットワーク接続システムへ送信する代
わりに、提供者システムが、第1の請求情報をネットワ
ーク接続システムへ送信してもよい。この場合に、提供
者システムが、注文内容の問合せをクライアント端末へ
送信するのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜16を用いて説明する。
【0011】図14に、本発明の実施の形態における取引
処理方法の概念図を示す。図中の実線(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)は、電子データのやり取りを意味し、破線
(6)、(7)、(8)、(9)は、電子データ以外の例えば、郵送
や、配送、振込等を意味する。
【0012】(1)クライアント端末(顧客)が、商品又
はサービスに関する注文を、提供者システム(商品又は
サービスの提供者)へ送信し、(2)提供者システムが、
注文に応じた商品又はサービスの代金に関する請求書を
作成し、クライアント端末へ送信し、(3)クライアント
端末が、請求書を、顧客がネットワークの使用契約を締
結しかつ顧客のネットワーク使用料を課金するネットワ
ーク接続システム(ネットワーク接続者)へ送信し、
(4)ネットワーク接続システムが、請求書に応じた領収
書を作成し、クライアント端末へ送信し、(5)クライア
ント端末が、領収書を提供者システムへ送信し、(6)提
供者システムが、領収書を受信した場合に、注文に応じ
た商品又はサービスの提供を促し、提供者が商品又はサ
ービスを顧客へ提供し、(7)ネットワーク接続システム
が、請求情報又は領収情報に基づいて商品又はサービス
の代金を算出し、商品又はサービスの代金と顧客のネッ
トワーク使用料とを含みかつ顧客へ請求するための請求
書を作成し、その請求書を顧客へ郵送し、(8)顧客が、
商品又はサービスの代金と顧客のネットワーク使用料と
をネットワーク接続者へ支払い、(9)ネットワーク接続
者が、商品又はサービスの代金を提供者へ支払う。
【0013】商品がデジタルコンテンツ等の電子データ
である場合は、(6)提供者が商品又はサービスを顧客へ
提供するステップは、提供者システムが、ネットワーク
を通じて商品をクライアント端末へ送信してもよい。ま
た、(6)提供者が商品又はサービスを顧客へ提供するス
テップは、提供者が、第3者の配送者(例えば、運送業
者等)を介して、商品を顧客へ提供する場合も含む。商
品又はサービスの代金と顧客のネットワーク使用料とを
含む請求書が電子データである場合は、(7)ネットワー
ク接続システムが、商品又はサービスの代金と顧客のネ
ットワーク使用料とを含む請求書を顧客へ郵送するステ
ップは、ネットワーク接続システムが、ネットワークを
通じて、商品又はサービスの代金と顧客のネットワーク
使用料とを含む請求書をクライアント端末へ送信しても
よい。(8)顧客が、商品又はサービスの代金と顧客のネ
ットワーク使用料とをネットワーク接続者へ支払うステ
ップは、顧客がネットワーク接続者へ直接に支払っても
よいし、金融機関(窓口での支払い、振込による支払い
を含む。)を介して間接的に支払ってもよいし、電子マ
ネーによって支払ってもよい。顧客からネットワーク接
続者への支払いが電子マネーである場合は、(8)顧客
が、商品又はサービスの代金と顧客のネットワーク使用
料とをネットワーク接続者へ支払うステップは、クライ
アント端末が、ネットワークを通じて、商品又はサービ
スの代金と顧客のネットワーク使用料とに応じた電子マ
ネーをネットワーク接続システム又は金融機関システム
へ送信する。(9)ネットワーク接続者が、商品又はサー
ビスの代金を提供者へ支払うステップは、ネットワーク
接続者が提供者へ直接に支払ってもよいし、金融機関
(窓口での支払い、振込による支払いを含む。)を介し
て間接的に支払ってもよい。
【0014】本発明の実施の形態では(9)のネットワー
ク接続者から提供者への支払いは(7)(8)の顧客からネッ
トワーク接続者への支払いの後に行われているが、必ず
しもこの順番である必要はなく例えば(4)の領収書の発
行の翌日などに(9)の代金支払いが行われてもよい。
【0015】本発明の実施の形態がネットショッピング
やネットオークションに利用される場合は、商品又はサ
ービスの注文、代金の支払いを行う者と、商品を受け取
る者やサービスの提供を受ける者とは、同一人である。
一方、本発明の実施の形態が贈答(例えば、中元や歳
暮)や宅配サービスに利用される場合は、商品又はサー
ビスの注文、代金の支払いを行う者と、商品を受け取る
者やサービスの提供を受ける者とは、異なる。
【0016】図1に、本発明の実施の形態における購入
取引システムのブロック図を示す。
【0017】購入取引システムは、購入取引を行う携帯
端末1(クライアント端末)と、携帯端末1をネットワー
ク6(例えば、インターネット等)へ通信接続するため
の第1のネットワーク接続システム3,第2のネットワ
ーク接続システム3´と、インターネット6と、商品(デ
ジタルコンテンツ等の無体物も含む、)又はサービスの
注文を受ける提供者システム23,24と、購入者とネット
ワーク接続者又は提供者との間の決済を処理するための
金融機関システム21と、電子証明書を発行・管理するた
めの認証局システム22とを備える。
【0018】携帯端末1は、ネットワーク接続者の契約
者(商品又はサービスの購入を希望する顧客)によって
使用される。顧客は、携帯端末1は提供者から、商品又
はサービスを購入する。携帯端末1は、携帯電話機やP
DA等の通信機能を備えた端末であるのが好ましい。
尚、携帯端末1は、ネットワーク接続者との使用契約す
るものであればよく、固定電話やパーソナル・コンピュ
ータであってもよい。つまり、携帯端末1は契約者端末
である。
【0019】ネットワーク接続システム3は、ネットワ
ーク接続者(例えば、電話会社やインターネットプロバ
イダ等)によって使用される。ネットワーク接続システ
ム3は、PLMN4と、ネットワーク間のアクセスを可能にす
るためのゲートウェイ5と、携帯端末1のネットワークの
使用料(例えば、通信時間や通信パケット量に応じた電
話料金や基本料金等を含む。)を課金するためのネット
ワーク課金サーバ18と、契約者ごとにネットワーク使用
料やその使用履歴を蓄積するデータベース19と、契約者
ごとに商品又はサービスの代金(商品の配送料を含んで
もよいし、含まなくてもよい。)やその取引履歴を蓄積
するデータベース20とを備える。ネットワーク接続シス
テム3´も同様である。
【0020】提供者システム23は、商品又はサービスを
提供する提供者によって使用される。提供者は、個人で
あってもよいし。小売業者であってもよい。例えば、ネ
ットオークションを利用する場合は、提供者は、個人で
ある場合が多く、直販の場合は、提供者は、小売業者で
ある場合が多い。本実施の形態では、提供者が小売業者
である場合を説明する。よって、提供者システム23は、
商品又はサービスを提供する小売業者によって使用され
る小売店サーバと、商品又はサービスの注文をした顧客
ごとに請求書情報を蓄積する取引データベース30とを備
える。提供者システム23は、さらに、顧客へ通知するた
めの電子メールサーバを備えてもよい。提供者システム
24も同様である。
【0021】尚、本発明の実施の形態を、ネットオーク
ションに利用する場合は、さらに、オークションサーバ
が、ネットワーク6に接続される。このオークションサ
ーバは、提供者の商品の内容(例えば、説明、価格、画
像等)を携帯端末1へ提供する機能を備える。
【0022】携帯端末1は、第1のネットワーク接続シ
ステム3を通じて、ネットワーク6へ接続可能である。
よって、携帯端末1は、ネットワーク接続者に対し、加
入契約を予め締結するのが好ましい。ネットワーク接続
者は、契約者に対し、ネットワーク上の識別情報(例え
ば、電話番号、電子メールアドレス)を付与する。ネッ
トワーク接続者は、契約者の個人情報(例えば、氏名、
住所等)と識別情報とを対応づけて記憶、管理する。
【0023】携帯端末1は、無線リンク2によって、第1
のネットワーク接続システム3に通信接続可能である。
ネットワーク接続システム3は、既存音声通信のほかに
データサービスも提供できるように調整されたPLMN
4を含んでいる。データ通信のために、PLMN4は、ゲ
ートウェイ5を通してネットワーク6に接続可能であ
る。ネットワーク6が例えばWAP処理可能なGSMネ
ットワークである場合、その場合ゲートウェイ5はWA
Pサーバになる。ネットワーク6はその他のネットワー
ク標準やプロトコル仕様に準拠していてもよく、本発明
はいかなる特定のプロトコルや標準に制約されるもので
はない。第二のネットワーク接続システム3’は第一の
ネットワーク接続システム3と類似の方法でインターネ
ット6に接続可能である。
【0024】図2に、本発明の実施の形態における携帯
端末の構成図を示す。
【0025】携帯端末1は、プログラム等に基づいて信
号処理を行うデジタルマイクロコントローラ7と、デー
タを記憶するメモリ8と、音声入力を受けるマイクロフ
ォン9と、音声を出力するスピーカ10と、キー入力を受
けるキーパッド11と、情報を表示するディスプレイ12
と、通信インタフェース13と、アンテナ14と、アナログ
音声信号とデジタル信号の変換を行うコーデック29とを
備える。メモリ8は、データを記憶する不揮発性のフラ
ッシュメモリ8aを含む。フラッシュメモリ8aは、携
帯端末1に内蔵されるのが好ましい。メモリ8は、さら
に、契約者の識別や認証な機能を有するICカード8b
(例えば、SIMカード等)を含んでもよい。ICカード8b
は、携帯端末1に内蔵されてもよいし、携帯端末1に着脱
自在であってもよい。
【0026】信号処理はデジタルマイクロコントローラ
7によって行なわれる。デジタルマイクロコントローラ
7はメモリ8へ接続される。メモリ8は、ブラウザ機能
や本発明の購入機能をコントロールするためのプログラ
ムを保有するフラッシュメモリ8aを含んでいる。メモ
リ8は、さらに契約者の識別や認証を行なう機能を有す
るGSM等におけるICカード8bを含んでいてもよく、
さらにICカード8bは本発明における購入機能をつかさ
どるプログラムを含んでいてもよい。
【0027】マイクロフォン9は、契約者から音声の入
力を受け、アナログ信号としてコーデック29へ伝送す
る。コーデック29は、アナログ信号をデジタル信号へ変
換する。デジタルマイクロコントローラ7は、デジタル
信号を処理する。コーデック29は、デジタル信号をアナ
ログ信号へ変換し、スピーカ10へ伝送する。スピーカ10
は、アナログの音声信号を出力する。デジタルマイクロ
コントローラ7は、キーパッド11からの入力信号を受
け取る。デジタルマイクロコントローラ7は、ディスプ
レイ12への表示をコントロールする。ICカード8b
は、契約者を識別する情報を記憶し、また、契約者が商
品やサービスを購入する際の契約者に関する認証処理を
実行する。本実施の形態は、携帯端末1はWAP対応で
ある。携帯端末1は、通信インタフェース13とアンテナ
14によって、ネットワーク接続システム3との間で無
線通信媒体2による無線通信を確率する。音声通話信号
は通信インタフェース13とコーデック15を介して接続
されており、マイクロフォン9とスピーカ10につなが
っている。
【0028】携帯端末1からゲートウェイ5(典型的に
はWAPサーバ)の電話番号へ接続されると、インター
ネット6を介してゲートウェイ5へ接続されているリモ
ート小売店サーバ16、17へ携帯端末1からアクセス
することが可能になる。このようにして契約者はキーパ
ッド11を用いてディスプレイ12に表示されるWAP
ブラウザを操作することによって、複数の小売店サーバ
16、17などから提供される商品やサービスを見比べ
ることができる。
【0029】ネットワーク接続システム3は、個々の契
約者の通信情報を管理するネットワーク課金サーバ18
を含む。例えばGSMである場合、電話料金は、月々の
基本料金と通話回数、距離、長さなどに関係したネット
ワーク使用料とを含む。電話料金は、音声通話とデータ
通信を別々に扱ってもよい。これらの電話料金はデータ
ベース19に蓄積される。ネットワーク接続者は、デー
タベース19内の課金情報に基づいて、例えば一月毎な
ど定期的に請求書を作成し、個々の契約者に送付する。
ネットワーク課金サーバ18は、個々の契約者へ適切に請
求するために、HLR(Home Location Register)と連
携してもよい。ネットワーク接続システム3は、さら
に、小売店サーバ16、17との取引履歴を記録するた
めのデータベース20を含む。
【0030】ネットワーク接続システム3’も、ネット
ワーク6を介して、小売店サーバ16、17へ接続され
る。ネットワーク接続システム3がサーバ18を持って
いるように、 ネットワーク接続システム3’もネット
ワーク課金サーバ18’を保持している。
【0031】さらにネットワーク6に接続されているも
のとして金融機関システム21がある。金融機関システ
ム21は、ネットワーク接続システム3、3’を通じて
行なわれた取引に関する決済処理を実行する。この処理
については後でより詳細に述べる。購入取引の間に用い
られるデジタル署名用の鍵を提供するために認証局シス
テム22も、ネットワーク4、6に接続されている。
【0032】小売店サーバ16,17と、ネットワーク課金
サーバ18と、金融機関システム21と、認証局システム22
は、プログラムに従ってデータを処理する中央処理装置
(CPU)と、データやプログラムを記憶する記憶装置
(ハードディスク装置やメインメモリを含む。)と、ネ
ットワークと通信するためのインタフェースと、ネット
ワークとの通信を制御すう通信制御装置とを含む。小売
店サーバ16,17と、ネットワーク課金サーバ18と、金融
機関システム21と、認証局システム22は、さらに、使用
者からの入力を受ける入力装置(例えば、キーボードや
マウス等)と、データを表示する表示装置(例えば、CR
Tや液晶ディスプレイ等)を含むのが好ましい。
【0033】まず、商品又はサービスの売買取引の前提
として、顧客は、ネットワーク接続者と、ネットワーク
の使用契約を締結する必要がある。使用契約の締結は、
紙で行われてもよいし、電子データのやりとりで行われ
てもより。例えば、紙(加入申込書)で行う場合は、顧
客は、加入申込書に、氏名、住所を記入すると共に、押
印し、その加入申込書を、ネットワーク接続者へ郵送す
る。ネットワーク接続者は、加入申込書を基に、顧客ご
と又は携帯端末1ごとに、ネットワークの使用権と共
に、電話番号や電子メールアドレスを割当て、顧客へ通
知する。ネットワーク接続システム3は、加入申込書か
ら抽出した顧客の個人情報と電話番号や電子メールアド
レスとを(さらに、顧客を識別するための顧客IDを含ん
でもよい。)、データベースに格納する。
【0034】図3に、本発明の実施の形態における購入
取引の処理フロー図を示す。
【0035】契約者(顧客)の操作に応じて、携帯端末
1は、ネットワーク接続システム3及びネットワーク6を
通じて、小売店サーバ16,17とのデータ通信を確立する
(ステップ0)。例えば、このデータ通信はゲートウェ
イ5に関連付けられた小売店サーバ16,17電話番号やUR
L(Universal Resource Location)を用いて行う。この
ときネットワーク課金サーバ18は、通話開始時刻をデ
ータベース19に記録するのが好ましい。小売店サーバ
16,17は、商品又はサービスに関する情報(商品又はサ
ービスの種類、価格、画像等)を、携帯端末1へ送信す
る。携帯端末1は、商品又はサービスに関する情報をデ
ィスプレイ12に表示する。契約者は、携帯端末1のディ
スプレイ12に表示されたブラウザを操作することによ
って、前記複数の小売店サーバによって提供される商品
やサービスに関する情報を見ることができる。この例で
は契約者は、小売店サーバ16によって提供されるもの
を購入しようと決心したこととする。
【0036】携帯端末1は、通信確立後に、取引の開始
をネットワーク課金サーバ18へ送信する(ステップ
1)。ネットワーク課金サーバ18は、接続開始時刻をデ
ータベース20に記録する(ステップ2)。但し、ステ
ップ1及びステップ2はなくてもよい。
【0037】契約者は、ディスプレイ12に表示された商
品又はサービスに関する情報を閲覧して、キーパッド1
1を操作して、希望する商品又はサービスを選択し、商
品又はサービスに購入申込(注文依頼)を入力する。こ
れは例えばキーパッド11を操作することによりブラウ
ザに示されたリンクをたどることで実行される。携帯端
末1は、契約者からの商品又はサービスの選択及び購入
申込の入力を受けた場合に、商品又はサービスを特定
し、注文情報を、小売店サーバ16へ送信する。
【0038】小売店サーバ16は、携帯端末1からの注文
依頼を受信した場合に、注文された商品又はサービスに
関する請求書情報を作成する。
【0039】図4に、本発明の実施の形態における請求
書情報の構成図を示す。
【0040】小売店サーバ16が、請求書情報を作成す
る。請求書情報は、例えば、取引の金額情報23、取引
を識別するためのアルファベットや数字数桁からなる取
引ID24、取引の日時情報25、小売業者を識別するた
めの小売店ID26を含む。請求書情報は、さらに、小売
店サーバ16に対応する小売業者の電子署名27を含む
のが好ましい。小売店サーバ16は、課金サーバ18か
ら領収書を受け取った後は、ネットワーク接続システム
3がわかるので、請求書情報はネットワーク接続システ
ム3を識別するためのネットワーク接続者IDを含んでも
よい。電子署名27は、請求書情報に非対称的なハッシ
ュ関数を作用させ、ハッシュ値を得、そのハッシュ値
に、小売店サーバ16に対応する小売業者の秘密鍵によ
って署名されることによって生成される。即ち、ハッシ
ュ値を秘密鍵によって暗号化される。電子署名27は、秘
密鍵に対応する公開鍵とハッシュ関数を用いてチェック
することが可能である。このチェックは、ネットワーク
接続システム3で行うのが好ましい。秘密鍵に対応して
公開鍵が存在し、秘密鍵によって暗号化されたデータ
は、公開鍵によって復号化できる。
【0041】小売店サーバ16は、請求書情報を、ネット
ワーク6を通じて、携帯端末1へ送信する。携帯端末1
は、請求書情報を受信し、ディスプレイ12へ表示する
(ステップ5)。契約者は、請求書情報を閲覧し、意図
した購入に対応しているかどうか確認する。契約者が請
求書情報を確認すると、あらかじめ定められた携帯端末
1上のキーパッド11のキーを指示する。携帯端末1
は、契約者からの請求書確認済の指示を受けた場合に、
請求書情報を、ネットワーク課金サーバ18へ送信する
(ステップ7)。つまり、請求書情報は、契約者が注文
した商品又はサービスの種類や金額情報の確認の意義も
ある。
【0042】ネットワーク課金サーバ18は、請求書情報
の小売店IDを抽出し、小売店サーバ16を特定し、小売
店サーバ16と関連づけられた公開鍵を、認証局システ
ム22へ要求する。認証局システム22は、小売店サーバ1
6と関連づけられた公開鍵を抽出し、ネットワーク課金
サーバ18へ送信する。ネットワーク課金サーバ18は、直
接的または間接的に認証局システム22から公開鍵を受信
し、この公開鍵を用いて請求書情報の正当性をチェック
する(ステップ8)。例えば、ネットワーク課金サーバ1
8は、携帯端末1から受信された請求書情報を、公開鍵を
用いて復号化する。一方、ネットワーク課金サーバ18
は、小売店サーバ16から受信された請求書情報に、ハッ
シュ関数を作用させ、ハッシュ値を得る。ネットワーク
課金サーバ18は、復号化された請求書情報の値と、ハッ
シュ値とを比較し、両者の値が一致した場合に、携帯端
末1から受信された請求書情報を正当であると判定し、
両者の値が一致しない場合に、携帯端末1から受信され
た請求書情報を不正であると判定する。
【0043】そして、請求書情報が正当であると判定さ
れた場合は、ネットワーク課金サーバ18は、請求書情報
に基づいて、取引情報を作成し、データベース20に携
帯端末1の契約者情報に関連づけて、取引情報を格納す
る(ステップ9)。取引情報は、決済を行うために利用
される。このようにして、取引情報は、将来ネットワー
ク課金サーバ18によって、契約者へ発行する領収書を作
成するためのデータベース20に格納される。ネットワ
ーク課金サーバ18は、請求書情報に対応する領収書情
報を作成する(ステップ10)。一方、携帯端末1から受
信された請求書情報が不正である場合は、ネットワーク
課金サーバ18は、取引情報を作成しない。尚、取引情報
の詳細は、図8で説明する。
【0044】図5に、本発明の実施の形態における領収
書情報の構成図を示す。領収書情報は、例えば、取引金
額23、ネットワーク接続者を識別するためのネットワー
ク接続者ID28、取引ID24、取引日時25を含む。領収
書情報は、さらに、ネットワーク接続者の秘密鍵を用い
て作成された電子署名29を含むのが好ましい。
【0045】ネットワーク課金サーバ18は、領収書情報
を、携帯端末1へ送信する(ステップ11)。その後、携
帯端末1は、ステップ3において確認された小売店サー
バ16のURLを用いて、領収書情報を小売店サーバ1
6に送信する(ステップ12)。URLの代わりに、電子
メールアドレスを利用してもよい。
【0046】小売店サーバ16は、ネットワーク課金サ
ーバ18の秘密鍵に対応する公開鍵を認証局システム22
へ要求する。認証局システム22は、ネットワーク課金サ
ーバ18の秘密鍵に対応する公開鍵を抽出し、携帯端末
1へ送信する。携帯端末1は、認証局システム22から得ら
れた公開鍵を用いて、領収書情報の正当性を確認する
(ステップ13)。例えば、小売店サーバ16は、携帯端
末1から受信された領収書情報を、公開鍵を用いて復号
化する。一方、小売店サーバ16は、ネットワーク課金
サーバ18から受信された領収書情報に、ハッシュ関数を
作用させ、ハッシュ値を得る。小売店サーバ16は、復
号化された領収書情報の値と、ハッシュ値とを比較し、
両者の値が一致した場合に、携帯端末1から受信された
領収書情報を正当であると判定し、両者の値が一致しな
い場合に、携帯端末1から受信された領収書情報を不正
であると判定する。尚、公開鍵は認証局システム22から
直接得るのではなく認証書の形で領収書に付加されてい
てもよい。
【0047】小売店サーバ16は、携帯端末1から受信
された領収書情報を正当であると判定した場合は、携帯
端末1へメッセージを返信する(ステップ14)。このメ
ッセージは、商品又はサービスが契約者に提供されるこ
とを意味する。また、小売店サーバ16は、携帯端末1
から受信された領収書情報を正当であると判定した場合
は、ディスプレイに、領収書情報が正当である旨や商品
又はサービスの提供が可能である旨を表示する。即ち、
小売店サーバ16は、商品又はサービスの提供(発送)
を促す。もし該当する商品又はサービスが、ソフトウェ
アやデジタルコンテンツのダウンロードであった場合、
ステップ14においてそのダウンロードが実行されても
よい。しかしもし取引が物理的な商品(例えば、家電製
品等)に関するものであった場合、配送は既存の郵便や
その他の輸送サービスによって行なわれる。商品の提供
を輸送サービスによって行う場合は、小売店サーバ16
は、輸送業者の輸送システムへ商品の輸送を依頼する。
即ち、小売店サーバ16は、商品の提供(発送)を促
す。よって、ステップ14におけるメッセージは、発送
の詳細(例えば、配送先、配送日、時間帯等)に関する
情報を含むのが好ましい。
【0048】携帯端末1は、ステップ14のメッセージを
受信した場合に、ネットワーク課金サーバ18に対して
接続終了を送信する(ステップ15)。接続終了には、取
引が終了した旨の意味も含む。ネットワーク課金サーバ
18は、取引終了時刻を、データベース20に記録する
(ステップ16)。ステップ15,16はなくてもよい。携帯
端末1は、接続終了を送信しないで、他の取引を行なっ
たり、ウェブページを閲覧することができる。ネットワ
ーク課金サーバ18は、通信が完了した場合、通信終了
時刻をデータベース19に記録してもよい。
【0049】図6に、本発明の実施の形態における小売
店サーバの処理フロー図を示す。
【0050】小売店サーバ16は、携帯端末1からのメッ
セージを受信した場合に(ステップ17)、そのメッセー
ジが注文情報か領収書情報かをチェックする(ステップ
16)。
【0051】受信メッセージが注文情報を含んでいると
判定した場合は、小売店サーバ16は、注文情報から商品
又はサービスを識別し、商品又はサービスの金額を格納
するデータベースから金額を抽出し、その金額情報に基
づいて請求書情報を作成する(ステップ4.0)。また、
小売店サーバ16は、請求書情報を取引データベース3
0に記録する(ステップ4.1)。小売店サーバ16は、
請求書情報を、注文情報を送信した携帯端末1へ返信す
る(ステップ5)。
【0052】図7に、本発明の実施の形態における小売
店サーバのデータベースに保持されるデータの構造図を
示す。
【0053】データは列と行の形に示されており、各行
には取引ID24によって区別される取引毎のデータが
格納される。ここでは取引ID24が00154、000138、00012
2、000098の4つのレコードが示されている。4つのレ
コードのそれぞれの行には、請求書の取引ID24、金
額23、取引日付25、そして請求書を要求したネット
ワーク接続者ID35が記録される。小売店サーバ16が領
収書情報を受け取るまでネットワーク接続者ID35を知
らない場合には、領収書を受け取るまではネットワーク
接続者IDフィールド35は空欄になる。小売店サーバ16
は複数のネットワーク6を通して、購入機会を提供する
ことが可能である。本実施の形態でその提供を受けるの
は、の契約者である。ネットワーク接続者ID35欄のコ
ード0001は第1のネットワーク接続システム3、コ
ード0002は第2のネットワーク接続システム3’を
意味している。データベース30内のデータは、ネットワ
ーク課金サーバ18による電子署名27や請求書のステ
ータス情報フラグ36などを含むのが好ましい。ステー
タス情報とは、決済の状態を表すものである。ステータ
ス情報フラグ36は、請求書情報がステップ4において
作成されステップ4.1でデータベース30に記録され未発
送の場合は、「請求書」”invoice”に設定される。ス
テータス情報フラグ36は、請求書情報が発送され未決
済の場合は、「発送」”shipping”に設定される。ステ
ータス情報フラグ36は、決済中である場合は、「決済
中」“clearing”に設定される。ステータス情報フラグ
36は、決済が完了した場合は、「終了」“finish”に
設定される。小売店サーバ16は、ステータス情報フラグ
36を、「請求書」、「発送」、「決済中」、「終了」
の順に、遷移させる。
【0054】図6の説明に戻る。メッセージが領収書情
報を含んでいると判定した場合は、小売店サーバ16は、
ステップ13の数々の確認、格納作業を行なう。即ち、
小売店サーバ16は、領収書情報の取引ID24と小売店
サーバ16のデータベース30の対応する要素を比較する
(ステップ13.0)。その後小売店サーバ16は、領収書情
報の電子署名の正当性を確認する(ステップ13.1)。小
売店サーバ16は、取引ステータスフラグ36を、取引が
発送段階にあることを示す「発送」に更新する(ステッ
プ13.2)。
【0055】図8に、本発明の実施の形態におけるネッ
トワーク課金サーバのデータベースに保持されるデータ
の構造図を示す。データベース20は、行37−40の各
行に取引毎のデータが格納しており。それぞれ小売店サ
ーバ16,17の小売店ID26、契約者ID41(これは
契約電話番号すなわちMSISDNでもよい)、取引I
D24、金額23、取引日付25などを含む。データベ
ース20は、さらにステップ2、16で記録される取引開
始時刻、取引終了時刻を格納していてもよい。
【0056】個々の契約者は定期的(例えば一月毎)に
請求書を受け取る。請求書は、電子的なデータで、携帯
端末1へ送信されもよいし、紙で、契約者へ郵送されて
もよい。その請求書には、ネットワーク使用料、即ち、
データベース19に格納されている音声、データ通信の
通話料と、データベース20に格納されている小売店サ
ーバ16、17などから送られてきた請求書に対応する
取引金額を含む。従って、ネットワーク接続者が、ネッ
トワーク使用料と併せて、小売業者の取引金額を、購入
者(契約者)へ請求する。尚、決済は、金融機関システ
ム21で行うのが好ましい。ネットワーク使用料と取引金
額とは、1つの請求書に含まれてもよいし、別項の請求
書に含まれてもよい。これによって、契約者は、小売業
者からの購入金額を小売業者へ支払う必要がなく、ネッ
トワーク使用料と併せて、小売業者からの購入金額を、
ネットワーク接続者に支払えばよい。ネットワーク接続
者が、契約者から支払いを受ける前に、契約者の購入金
額を小売店へ支払う場合は、ネットワーク接続者が、契
約者の購入金額を肩代わりすることとなる。一方、ネッ
トワーク接続者が、契約者から支払いを受けた後に、契
約者の購入金額を小売店へ支払ってもよい。
【0057】図9に、本発明の実施の形態におけるネッ
トワーク課金サーバによって契約者個々人に請求書を送
るときの処理フロー図を示す。
【0058】小売店サーバ16は、取引ステータスフラグ
36を、「決済中」に更新する。ネットワーク課金サー
バ18のCPUによって、任意の契約者を選択する(ステッ
プ19)。ネットワーク課金サーバ18は、対応する契約者
ID41をキーに、所定期間(例えば1ヶ月)の間の取
引情報を、データベース20から検索する(ステップ2
0)。また、ネットワーク課金サーバ18は、契約者ID
41をキーに、所定期間(例えば1ヶ月)の間の通信情
報を、データベース19から検索する(ステップ21)。ネ
ットワーク課金サーバ18は、取引情報(商品又はサービ
スの代金)と通信情報(ネットワーク使用料)とを合計
し、請求書を作成する(ステップ22)。ネットワーク課
金サーバ18は、取引情報の変わりに、請求書情報や領収
書情報を用いてもよい。例えば、ネットワーク課金サー
バ18は、取引情報に基づいて所定期間内の取引に係る合
計金額を算出し、通信情報に基づいて所定期間内の通信
に係る合計金額を算出し、取引情報の合計金額と通信情
報の合計金額とを合計して、請求金額とする。作成され
た請求書は、印刷される。尚、請求書は、ネットワーク
の使用料やネットワークの使用履歴、商品やサービスの
代金や商品やサービスの取引履歴を含むのが好ましい。
ネットワーク接続者は、請求書を、契約者の住所へ郵送
する。尚、ネットワーク接続システム3が、電子的な請
求書を作成し、携帯端末1へ送信してもよい。上述のよ
うにネットワーク課金サーバ18はPLMN4のHLR
に接続されていてもよく、その場合契約者の請求書送付
先住所はHLRから得られる。
【0059】図10に、本発明の実施の形態におけるネ
ットワーク課金サーバが契約者からの支払いを受けたと
きの処理フロー図を示す。
【0060】契約者からの支払いは、ネットワーク接続
者へ直接行ってもよいし(例えば、現金や電子マネー
等)、金融機関による自動引き落とし、小切手、クレジ
ット等を利用してもよい。ネットワーク課金サーバ18
は、支払い受取者から支払い受取の入力を受ける(ステ
ップ23)。支払い受取には、取引IDが含まれる。ネット
ワーク課金サーバ18は、取引IDをキーとして、データベ
ース19、20内のデータとのマッチングを取る。即
ち、データベース19、20内から、取引IDを含むデー
タを検索する(ステップ24)。データベース20でマッ
チしたデータに応じて、小売業者への支払いに関する処
理を実行する(ステップ25)。この例では各小売店サー
バ16,17への支払いは契約者からの支払いの後に行なわ
れているが、小売店サーバ16,17への支払いは契約者か
らの支払いと独立していてもよい。すなわちネットワー
ク課金サーバ18は契約者からの支払いを待つことなく
小売業者代金支払いをしてもよい。
【0061】ネットワーク接続者と小売業者との間の決
済は、金融機関システム21によって行われる。例えば、
ネットワーク接続システム3は、振込先の小売業者を特
定するための情報(例えば、小売業者の名称や口座番号
等)と振込金額を、金融機関システム21へ送信する。金
融機関システム21は、ネットワーク接続システム3の口
座から、振込金額分を差し引き、小売業者の口座へ加算
する。尚、ネットワーク接続者が口座を有する金融機関
と小売業者が口座を有する金融機関とが異なる場合は、
ネットワーク接続者が口座を有する金融機関から小売業
者が口座を有する金融機関へ、振込みが仕向けられる。
【0062】小売店サーバ16、17への分配法につい
て述べる。
【0063】図11に、本発明の実施の形態における金
融機関システムの処理フロー図を示す。個々の小売店サ
ーバ16,17は、ネットワーク接続システム3、3’の契
約者との取引の詳細を、金融機関システム21へ定期的に
送信する(ステップ26)。金融機関システム21は、ク
リアリング処理を行う。そこでは、いろいろなサーバか
ら集められた取引がネットワークごとに区分けされる。
【0064】図12に、本発明の実施の形態における金
融機関のクリアリング処理の概念図を示す。小売店サー
バ16、17から金融機関システム21へ受信された取引
情報TR1、TR2は、小売店サーバ16のデータベー
ス30及び小売店サーバ17のデータベース内に格納さ
れたものである。それぞれの取引情報は、ネットワーク
接続者ID0001、0002によって特定されるネッ
トワーク接続システム3、3’に関係する取引情報を含
んでいる。金融機関システム21は、取引情報をネット
ワーク接続者IDごとに並べ替え、小売店サーバ16、
17からの取引をネットワーク接続システム3、3’別
に分け直した請求書RI1、RI2を作成する(ステッ
プ27)。
【0065】金融機関システム21は、作成された請求
書RI1、RI2を、ネットワーク課金サーバ18へ送信
する(ステップ28)。ネットワーク課金サーバ18は、請
求書を確認する(ステップ29)。ネットワーク課金サー
バ18は、請求書に並んでいる個々の取引情報と、対応す
るネットワーク課金サーバ18の取引情報とを比較する。
例えば、ネットワーク課金サーバ18は、請求書RI1
に関しては、個々の取引要素が、データベース20の対
応する要素と比較し、個々の取引に対する支払いが完了
しているか否かなどがチェックする。
【0066】ネットワーク課金サーバ18は、個々の取
引に関して契約者からの支払いが完了したかなどの支払
い通知を、金融機関システム21へ送信する(ステップ3
0)。金融機関に対して資金が移動される。資金移動は
銀行振替、クレジット支払いなどの既存の決済方法でも
よい。
【0067】この例ではネットワーク課金サーバ18は、
契約者が支払った取引に対する金額しか小売業者に支払
わないが、上述した通りデータベース20に登録された
取引すべてに対して支払いを送ってもよい。この場合小
売店サーバ16,17は、上で述べた方式に比べて早く支払
いを受けることができる。
【0068】そして金融機関システム21は、小売店サー
バ16、17に対して支払いがなされたことを個々の要
素とともに通知する(ステップ21)。小売店サーバ16
は、取引ステータスフラグ36を、「完了」に更新す
る。
【0069】図13に、本発明の実施の形態におけるネッ
トワーク課金サーバが金融機関から取引ログを受け取っ
たときの処理フローを示す。
【0070】ネットワーク課金サーバ18は、金融機関シ
ステム21から、取引ログを受信する(ステップ32)。取
引ログは、取引IDと、ネットワーク接続者IDと、契約者
IDとを含む。ネットワーク課金サーバ18は、取引IDとネ
ットワーク接続者IDをキーとして、金融機関システム21
から受信された取引ログに相当するデータを、データベ
ース20の取引情報から検索する。相当するデータが存在
した場合には当該レコードの支払い状況をチェックし、
未払いであった場合は支払い状況フラグを支払い済みに
変更する(ステップ33)とともに、金融機関システムへ
支払いを行う。(ステップ34)。受信した取引ログに相
当するレコードがデータベース20に存在しない場合や、
存在してもすでに支払いが完了している場合には金融機
関システム21へエラーを通知する。上記では未払いな取
引ログが金融機関システムから送信された場合、ネット
ワーク課金サーバ18は即座に金融機関への支払いを行っ
たが、立替によるリスクを回避するために、当該取引金
額がすでに顧客からネットワーク接続者に支払われたか
確認し、支払われていない場合は顧客からの支払いの後
に金融機関に支払うようにしてもよい。
【0071】本発明の実施の形態によれば、ネットワー
ク接続者が、提供者に代わって、契約者に対し、商品又
はサービスに関する代金の徴収を行うため、契約者が、
小売店サーバ16からの購入取引金額と日頃のネットワー
ク使用料を含む月極め請求書を受け取ることが可能にな
る。よって、契約者は、商品又はサービスの取引のたび
に、小売業者への支払いやクレジット番号等を入力する
手間がないという効果がある。つまり、契約者は、ネッ
トワーク使用料の請求書と一緒になった取引の請求書を
受け取ることになる。さらに、m−コマースのために決
済会社(クレジット会社等)と契約を、必ずしも必要で
なくなる。
【0072】小売店サーバ16を通して商品やサービスを
提供する提供者は、本システムを用いることにより個々
のネットワーク接続者と契約することなく、簡易な決済
手段を顧客に対して提供することが可能になる。
【0073】図15に、本発明の他の実施の形態におけ
る取引処理方法の概念図を示す。
【0074】上記実施の形態で、ネットワーク接続シス
テムが、領収情報をクライアント端末へ送信し、クライ
アント端末が、領収情報を提供者システムへ送信する代
わりに、ネットワーク接続システムが、領収情報を提供
者システムへ送信する。即ち、ステップ11においてネ
ットワーク課金サーバ18が、領収書情報を携帯端末1
に送信し、ステップ12において携帯端末1が領収書情
報を小売店サーバへ送信しているのを、携帯端末1を通
らずに、ネットワーク課金サーバ18が、領収書情報を
直接に小売店サーバ16へ送信する。携帯端末1のネット
ワークアドレスは、携帯電話番号(MSISDN)によ
ってネットワーク課金サーバ18に格納され、小売店サ
ーバ16のネットワークアドレスはステップ3とステッ
プ5の結果として携帯端末1に格納されているため、ネ
ットワーク課金サーバ18が、領収書情報を直接に小売
店サーバ16へ送信することが可能である。
【0075】(1)クライアント端末(顧客)が、商品又
はサービスに関する注文を、提供者システム(商品又は
サービスの提供者)へ送信し、(2)提供者システムが、
注文に応じた商品又はサービスの代金に関する請求書を
作成し、クライアント端末へ送信し、(3)クライアント
端末が、請求書を、顧客がネットワークの使用契約を締
結しかつ顧客のネットワーク使用料を課金するネットワ
ーク接続システム(ネットワーク接続者)へ送信し、
(4)ネットワーク接続システムが、請求書に応じた領収
書を作成し、提供者システムへ送信し、(5)提供者シス
テムが、領収書を受信した場合に、注文に応じた商品又
はサービスの提供を促し、提供者が商品又はサービスを
顧客へ提供し、(6)ネットワーク接続システムが、請求
情報又は領収情報に基づいて商品又はサービスの代金を
算出し、商品又はサービスの代金と顧客のネットワーク
使用料とを含みかつ顧客へ請求するための請求書を作成
し、その請求書を顧客へ郵送し、(7)顧客が、商品又は
サービスの代金と顧客のネットワーク使用料とをネット
ワーク接続者へ支払い、(8)ネットワーク接続者が、商
品又はサービスの代金を提供者へ支払う。
【0076】本実施の形態によれば、取引が小売店サー
バ16とネットワーク課金サーバ18の間の直接的に行
なわれるため、セキュリティを向上すると共に、取引処
理の簡潔化を図ることができる。つまり、顧客は、ネッ
トワーク接続者から領収情報を受け取り、提供者へ送信
する必要がなくなる。
【0077】図16に、本発明の他の実施の形態におけ
る取引処理方法の概念図を示す。
【0078】上記本発明の実施の形態で、提供者システ
ムが、第1の請求情報をクライアント端末へ送信し、ク
ライアント端末が、第1の請求情報をネットワーク接続
システムへ送信する代わりに、提供者システムが、第1
の請求情報をネットワーク接続システムへ送信してもよ
い。この場合に、提供者システムが、注文内容の問合せ
をクライアント端末へ送信するのが好ましい。
【0079】(1)クライアント端末(顧客)が、商品又
はサービスに関する注文を、提供者システム(商品又は
サービスの提供者)へ送信し、(2)提供者システムが、
注文内容の確認のための注文確認の問合せをクライアン
ト端末へ送信し、(3)クライアント端末が、注文内容の
問合せに対する回答を顧客から受け、その回答を提供者
システムへ送信し、(4)提供者システムが、注文に応じ
た商品又はサービスの代金に関する請求書を作成し、顧
客がネットワークの使用契約を締結しかつ顧客のネット
ワーク使用料を課金するネットワーク接続システム(ネ
ットワーク接続者)へ送信し、(5)ネットワーク接続シ
ステムが、請求書に応じた領収書を作成し、提供者シス
テムへ送信し、(6)提供者が商品又はサービスを顧客へ
提供し、(7)ネットワーク接続システムが、請求情報又
は領収情報に基づいて商品又はサービスの代金を算出
し、商品又はサービスの代金と顧客のネットワーク使用
料とを含みかつ顧客へ請求するための請求書を作成し、
その請求書を顧客へ郵送し、(8)顧客が、商品又はサー
ビスの代金と顧客のネットワーク使用料とをネットワー
ク接続者へ支払い、(9)ネットワーク接続者が、商品又
はサービスの代金を提供者へ支払う。尚、注文確認の問
合せは、ネットワーク接続システムのアドレス(電子メ
ールアドレスやURL等)の要求を含み、注文確認の問
合せに対する回答には、ネットワーク接続システムのア
ドレスを含むのが好ましい。また、(1)の注文電文にネ
ットワーク接続システムのアドレスを含んで(2)(3)の電
文の往復を省略することも可能である。
【0080】本実施の形態によれば、顧客は、注文確認
の問合せに対し回答を返信するだけで、決済も終了する
ため、提供者システムからの請求書情報をネットワーク
接続システムへ転送したり、ネットワーク接続システム
からの領収書情報を提供者システムへ転送する等の煩わ
しさがなくなる。
【0081】上記二つの実施の形態においても図14で
示される最初の実施の形態と同様に、ネットワーク接続
業者から金融機関への支払いは顧客からネットワーク接
続業者への支払いの前に行われてもよい。
【0082】また、いろいろな種類のハードウェアを用
いることもできる。例えば金融機関システム21はインタ
ーネットに接続されたサーバとして描かれているが、こ
のような形態である必然性はなく、適当な配送手段を備
えて取引履歴を受け取り、請求書を発送する機能をもっ
た計算機でもよい。同様に認証局システム22はインター
ネットを経由して各種サーバにつながっている必要もな
い。さらに領収書や請求書を認証する方式としては共通
鍵方式、チェックサム、キードハッシュなどのいろいろ
な方法が考えられる。
【0083】さらには、本実施例はGSMやWAPとい
う言葉を用いて説明されているがUMTSを用いる第3世代
携帯電話や第4世代携帯電話などでも同様であり、本発
明はいかなる特定のネットワーク仕様やプロトコルにも
制約されるものではない。さらに携帯端末1は携帯電話
機である必要はなくPDAやその他の無線通信端末であ
ってもよい。さらに本発明はパーソナル・コンピュータ
やワークステーションなどを通して無線でないネットワ
ークを通した取引にも適用できる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、顧客がネットワーク使
用料と商品又はサービスの代金とを一緒に支払うことが
できるため、決済手続に関する顧客の負担を軽減できる
という効果を奏する。
【0085】又は、本発明によれば、提供者に代わっ
て、ネットワーク接続者が顧客に対し、商品又はサービ
スの代金の請求するため、決済手続に関する提供者の負
担が軽減するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における購入取引システ
ムのブロック図。
【図2】 本発明の実施の形態における携帯端末の構成
図。
【図3】 本発明の実施の形態における購入取引の処理
フロー図。
【図4】 本発明の実施の形態における請求書情報の構
成図。
【図5】 本発明の実施の形態における領収書情報の構
成図。
【図6】 本発明の実施の形態における小売店サーバの
処理フロー図。
【図7】 本発明の実施の形態における小売店サーバの
データベースに保持されるデータの構造図。
【図8】 本発明の実施の形態におけるネットワーク課
金サーバのデータベースに保持されるデータの構造図。
【図9】 本発明の実施の形態におけるネットワーク課
金サーバによって契約者個々人に請求書を送るときの処
理フロー図。
【図10】 本発明の実施の形態におけるネットワーク
課金サーバが契約者からの支払いを受けたときの処理フ
ロー図。
【図11】 本発明の実施の形態における金融機関シス
テムの処理フロー図。
【図12】 本発明の実施の形態における金融機関のク
リアリング処理フロー図。
【図13】 本発明の実施の形態におけるネットワーク
課金サーバが金融機関から取引ログを受け取ったときの
処理フロー図。
【図14】 本発明の実施の形態における取引処理方法
の概念図。
【図15】 本発明の他の実施の形態における取引処理
方法の概念図。
【図16】 本発明の他の実施の形態における取引処理
方法の概念図。
【符号の説明】
1…携帯端末、2…無線リンク、3,3´…ネットワーク
接続システム、4…PLMN、5…ゲートウェイ、6…ネット
ワーク、16,17…小売店サーバ、18…ネットワーク課金
サーバ、19,20…データベース、21…金融機関サーバ、
22…認証局システム、23,24…提供者システム、30…取
引データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04Q 7/04 H

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品又はサービスの提供者と顧客との間の
    売買取引を処理するための、コンピュータによる売買取
    引処理方法において、 前記顧客のクライアント端末が、前記商品又はサービス
    に関する注文情報を、前記提供者の提供者システムへ送
    信し、 前記提供者システムが、前記注文情報に応じた前記商品
    又はサービスの代金に関する第1の請求情報を作成し、
    前記第1の請求情報を、前記クライアント端末へ送信
    し、 前記クライアント端末が、前記第1の請求情報を、前記
    顧客がネットワークの使用契約を締結しかつ前記顧客の
    ネットワーク使用料を課金するネットワーク接続者の、
    ネットワーク接続システムへ送信し、 前記ネットワーク接続システムが、前記第1の請求情報
    に応じた領収情報を作成し、前記領収情報を前記クライ
    アント端末へ送信し、 前記クライアント端末が、前記領収情報を、前記提供者
    システムへ送信し、 前記提供者システムが、前記領収情報を受信した場合
    に、前記注文情報に応じた商品又はサービスの提供を促
    し、 前記ネットワーク接続システムが、前記第1の請求情報
    又は前記領収情報に基づいて前記商品又はサービスの代
    金を算出し、前記商品又はサービスの代金と前記顧客の
    前記ネットワーク使用料とを含みかつ前記顧客へ請求す
    るための第2の請求情報を作成する売買取引処理方法。
  2. 【請求項2】商品又はサービスの購入を処理するため
    の、コンピュータによる購入処理方法は、 顧客からの指示に応じて、前記商品又はサービスに関す
    る注文情報を、前記商品又はサービスを提供する提供者
    の提供者システムへ送信し、 前記注文情報に応じた前記商品又はサービスの代金に関
    する請求情報を、前記提供者システムから受信し、前記
    請求情報を表示画面に表示し、 前記顧客からの指示におじて、前記請求情報を、前記顧
    客がネットワークの使用契約を締結しかつ前記顧客のネ
    ットワーク使用料を課金するネットワーク接続者の、ネ
    ットワーク接続システムへ送信し、 前記請求情報に応じた領収情報を、前記ネットワーク接
    続システムから受信し、前記領収情報を前記表示画面に
    表示し、 前記顧客からの指示におじて、前記領収情報を、前記提
    供者システムへ送信する購入処理方法。
  3. 【請求項3】商品又はサービスの購入を処理するための
    購入処理システムは、 顧客からの指示に応じて、前記商品又はサービスに関す
    る注文情報を、前記商品又はサービスを提供する提供者
    の提供者システムへ送信する第1の送信手段と、 前記注文情報に応じた前記商品又はサービスの代金に関
    する請求情報を、前記提供者システムから受信する受信
    手段と、 前記請求情報を表示画面に表示させる第1の表示制御手
    段と、 前記顧客からの指示におじて、前記請求情報を、前記顧
    客がネットワークの使用契約を締結しかつ前記顧客のネ
    ットワーク使用料を課金するネットワーク接続者の、ネ
    ットワーク接続システムへ送信する第2の送信手段と、 前記請求情報に応じた領収情報を、前記ネットワーク接
    続システムから受信する第2の受信手段と、 前記領収情報を前記表示画面に表示させる第2の表示制
    御手段と、 前記顧客からの指示におじて、前記領収情報を、前記提
    供者システムへ送信する第3の送信手段とを備えた購入
    処理システム。
  4. 【請求項4】ネットワークの使用契約を締結した顧客に
    ネットワーク使用料を課金するための、コンピュータに
    よるネットワーク使用料課金方法において、 前記顧客が注文した前記商品又はサービスの代金に関す
    る第1の請求情報を受信し、 前記顧客ごとに、前記第1の請求情報に基づいて前記商
    品又はサービスの代金を課金し、 前記顧客ごとに、前記商品又はサービスの代金と前記ネ
    ットワークの使用料とを含みかつ前記顧客へ請求するた
    めの第2の請求情報を作成するネットワーク使用料課金
    方法。
  5. 【請求項5】前記第1の請求情報を、前記顧客のクライ
    アント端末から受信し、 前記第1の請求情報に基づいて、領収情報を作成し、 前記領収情報を、前記クライアント端末へ送信する請求
    項4に記載のネットワーク使用料課金方法。
  6. 【請求項6】前記第1の請求情報を、前記顧客のクライ
    アント端末から受信し、 前記第1の請求情報に基づいて、領収情報を作成し、 前記領収情報を、前記顧客の注文に応じて前記商品又は
    サービスを前記顧客へ提供する提供者の、提供者システ
    ムへ送信する請求項4に記載のネットワーク使用料課金
    方法。
  7. 【請求項7】前記第1の請求情報を、前記顧客の注文に
    応じて前記商品又はサービスを前記顧客へ提供する提供
    者の、提供者システムから受信し、 前記第1の請求情報に基づいて、領収情報を作成し、 前記領収情報を、前記提供者システムへ送信する請求項
    4に記載のネットワーク使用料課金方法。
  8. 【請求項8】前記第2の請求情報は、前記商品又はサー
    ビスの売買取引履歴と、前記ネットワーク使用履歴とを
    含む請求項4に記載のネットワーク使用料課金方法。
  9. 【請求項9】前記顧客が購入した前記商品又はサービス
    の代金を前記商品又はサービスを提供する提供者へ支払
    うための支払情報を作成する請求項4に記載のネットワ
    ーク使用料課金方法。
  10. 【請求項10】前記第1の請求情報は、前記前記顧客の
    注文に応じて前記商品又はサービスを前記顧客へ提供す
    る提供者の秘密鍵によって施された電子署名を含み、 当該ネットワーク使用料課金方法は、さらに、前記秘密
    鍵に対応する公開鍵を前記電子署名に作用させることに
    よって、前記第1の請求情報の正当性を判定する請求項
    4に記載のネットワーク使用料課金方法。
  11. 【請求項11】ネットワークの使用契約を締結した顧客
    にネットワーク使用料を課金するためのネットワーク使
    用料課金システムにおいて、 前記ネットワーク使用料を課金する第1の課金手段と、 前記顧客が注文した前記商品又はサービスの代金に関す
    る第1の請求情報を受信する受信手段と、 前記顧客ごとに、前記第1の請求情報に基づいて前記商
    品又はサービスの代金を課金する第2の課金手段と、 前記顧客ごとに、前記商品又はサービスの代金と前記ネ
    ットワークの使用料とを含みかつ前記顧客へ請求するた
    めの第2の請求情報を作成する作成手段とを備えたネッ
    トワーク使用料課金システム。
  12. 【請求項12】ネットワークの使用契約を締結した顧客
    に、ネットワーク使用料を課金するためのネットワーク
    使用料課金システムにおいて、 前記顧客ごとに、ネットワーク使用料を記憶する第1の
    データベースと、 前記顧客ごとに、前記顧客が注文した前記商品又はサー
    ビスの代金を記憶する第2のデータベースと、 前記顧客ごとに、前記商品又はサービスの代金と前記ネ
    ットワークの使用料とを含みかつ前記顧客へ請求するた
    めの第2の請求情報を作成する処置装置とを備えたネッ
    トワーク使用料課金システム。
  13. 【請求項13】顧客からの注文に応じて商品又はサービ
    スを提供するための、コンピュータによる商品又はサー
    ビス提供方法において、 前記注文に応じた前記商品又はサービスの代金に関する
    請求情報を作成し、 前記顧客がネットワークの使用契約を締結しかつ前記顧
    客のネットワーク使用料を課金するネットワーク接続者
    によって作成された、前記請求情報に対応する領収情報
    を受信し、 前記領収情報の受信に応じて、前記顧客への前記商品又
    はサービスの提供を促す商品又はサービス提供方法。
  14. 【請求項14】前記領収情報は、前記ネットワーク接続
    者の秘密鍵によって施された電子署名を含み、 当該商品又はサービス提供方法は、さらに、前記秘密鍵
    に対応する公開鍵を前記電子署名に作用させることによ
    って、前記領収情報の正当性を判定し、 前記領収情報が正当であると判定された場合に、前記顧
    客への前記商品又はサービスの提供を促す請求項13に
    記載の商品又はサービス提供方法。
  15. 【請求項15】前記注文に応じて前記顧客へ前記注文の
    内容の問合せを行い、前記問合せに対する回答を前記顧
    客から取得した場合に、前記請求情報を、前記ネットワ
    ーク接続者のネットワーク接続システムへ送信する請求
    項13に記載の商品又はサービス提供方法。
  16. 【請求項16】顧客からの注文に応じて商品又はサービ
    スを提供するための商品又はサービス提供システムにお
    いて、 前記注文に応じた前記商品又はサービスの代金に関する
    請求情報を作成する作成手段と、 前記顧客がネットワークの使用契約を締結しかつ前記顧
    客のネットワーク使用料を課金するネットワーク接続者
    によって作成された、前記請求情報に対応する領収情報
    を受信する受信手段と、 前記領収情報の受信に応じて、前記顧客への前記商品又
    はサービスの提供を促す手段とを備えた商品又はサービ
    ス提供システム。
  17. 【請求項17】商品又はサービスの提供者と顧客との間
    の売買取引を処理するための、コンピュータによる売買
    取引処理方法において、 前記顧客のクライアント端末が、前記商品又はサービス
    に関する注文情報を、前記提供者の提供者システムへ送
    信し、 前記提供者システムが、前記注文情報に応じた前記商品
    又はサービスの代金に関する第1の請求情報を作成し、
    前記第1の請求情報を、前記クライアント端末へ送信
    し、 前記クライアント端末が、前記第1の請求情報を、前記
    顧客がネットワークの使用契約を締結しかつ前記顧客の
    ネットワーク使用料を課金するネットワーク接続者の、
    ネットワーク接続システムへ送信し、 前記ネットワーク接続システムが、前記第1の請求情報
    に応じた領収情報を作成し、前記領収情報を前記提供者
    システムへ送信し、 前記提供者システムが、前記領収情報を受信した場合
    に、前記注文情報に応じた商品又はサービスの提供を促
    し、 前記ネットワーク接続システムが、前記第1の請求情報
    又は前記領収情報に基づいて前記商品又はサービスの代
    金を算出し、前記商品又はサービスの代金と前記顧客の
    前記ネットワーク使用料とに基づいて、前記顧客へ請求
    するための第2の請求情報を作成する売買取引処理方
    法。
  18. 【請求項18】商品又はサービスの購入を処理するため
    の、コンピュータによる購入処理方法は、 顧客からの指示に応じて、前記商品又はサービスに関す
    る注文情報を、前記商品又はサービスを提供する提供者
    の提供者システムへ送信し、 前記注文情報に応じた前記商品又はサービスの代金に関
    する請求情報を、前記提供者システムから受信し、前記
    請求情報を表示画面に表示し、 前記顧客からの指示におじて、前記請求情報を、前記顧
    客がネットワークの使用契約を締結しかつ前記顧客のネ
    ットワーク使用料を課金するネットワーク接続者の、ネ
    ットワーク接続システムへ送信する購入処理方法。
  19. 【請求項19】商品又はサービスの提供者と顧客との間
    の売買取引を処理するための、コンピュータによる売買
    取引処理方法において、 前記顧客のクライアント端末が、前記商品又はサービス
    に関する注文情報を、前記提供者の提供者システムへ送
    信し、 前記提供者システムが、前記注文情報に応じた前記商品
    又はサービスの代金に関する第1の請求情報を作成し、
    前記第1の請求情報を、前記顧客がネットワークの使用
    契約を締結しかつ前記顧客のネットワーク使用料を課金
    するネットワーク接続者の、ネットワーク接続システム
    へ送信し、 前記ネットワーク接続システムが、前記第1の請求情報
    に応じた領収情報を作成し、前記領収情報を前記提供者
    システムへ送信し、 前記提供者システムが、前記領収情報を受信した場合
    に、前記注文情報に応じた商品又はサービスの提供を促
    し、 前記ネットワーク接続システムが、前記第1の請求情報
    又は前記領収情報に基づいて前記商品又はサービスの代
    金を算出し、前記商品又はサービスの代金と前記顧客の
    前記ネットワーク使用料とに基づいて、前記顧客へ請求
    するための第2の請求情報を作成する売買取引処理方
    法。
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