JP4731047B2 - 現金決済システム及び現金決済方法、現金決済処理装置、電子決済システム、及び電子マーキングシステム - Google Patents

現金決済システム及び現金決済方法、現金決済処理装置、電子決済システム、及び電子マーキングシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現金決済システム及び現金決済方法、現金決済装置、電子決済システム及び電子マーキングシステムに関し、特に、携帯電話等の通信機器及び自動販売機を利用して、小口の支払等に対する決済処理を行うことができる現金決済システム、携帯電話等の通信機器を利用して、バンクカード、プリペ−ドカード等の電子マネーを用いた支払等に対する決済処理を行うことができる現金決済システム、現金決済方法、現金決済装置、電子決済システム、及び広告等のマーキングを行うことができる電子マーキングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
会費の支払等のような小口の支払等に対する従来の決済方法としては、クレジットカードによる決済、銀行等の金融機関の口座からの引き落とし、コンビニエンスストア等での支払代行等が存在している。
【0003】
また、プリペイドカードやデビットカードを利用した現金決済方法も徐々に利用されるようになってきている。
【0004】
また、広告を掲載したURLアドレス等を告知して、これを各顧客の利用するパーソナルコンピュータや携帯電話、及びその他の電子情報端末に「ブックマーク」として記録するやり方も一般的となってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の決済方法は、手数料が高く、事前の手続きが必要であり、また、24時間サービスを実現するためには、多くの人的リソースが必要であり、小口で多頻度の支払に対する決済方法としては必ずしも適していないという問題点があった。
【0006】
また、従来の決済方法では、証券会社の取引口座のような口座への追加入金を行いたいような場合には、身近な場所で追加入金を行うことができないという問題点があった。
【0007】
また、従来の「ブックマーク」では、マーキング情報がユーザの手元のパーソナルコンピュータやその他情報機器に蓄積されるため、外出先での利用に適さずまた情報端末が変わると以前のマーキング情報が引き継がれない等の問題点があった。
【0008】
本発明は、上記従来の決済方法における問題点に鑑み、携帯電話等の通信機器及び自動販売機を利用して、いつでも手軽に、身近に設置されている自動販売機を介して様々な小口の支払や追加入金等に対する決済処理を簡便に行うことができる現金決済システム及び方法、並びに現金決済システムに適用する現金決済処理装置を提供することをその課題とする。また、当該電子決済システムでの取引における利便性向上のために、ユーザが関心を持った商品やサービスを一時的に記録しておき、ユーザの都合の良いタイミングで、いつでもどこからでも、マーキング情報を呼び出して、商品やサービスの内容を検討したり、当該マーキング情報から、簡単な操作で、当該商品・サービスの注文が行えるような電子マーキングの仕組みを提供することをその課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は、(1)固有の識別情報を有し、所定の処理情報に基づいて現金投入処理を実行する複数の現金投入処理装置と、(2)前記識別情報を含む所定の情報を発信する通信装置と、(3)前記通信装置から前記所定の情報が発信されたときに、特定の方式により、前記所定の情報と予め記憶されている情報とを比較して前記通信装置が適正なユーザによる使用であるかどうかを認証して所定の現金決済処理を行う現金決済処理装置とを備え、前記現金決済処理装置は、(a)前記認証の結果に基づいて前記通信装置が適正なユーザによる使用であると認証された場合には前記所定の情報に基づいて実行すべき処理を識別し、(b)前記識別情報に基づいて前記複数の現金投入処理装置の中から該識別情報に対応する現金投入処理装置を識別して前記実行すべき処理に関する処理情報を該識別された現金投入処理装置に発信し、(c)前記処理情報を受信した前記現金投入処理装置が現金投入処理を実行したときに当該現金投入処理が適正に行われたかどうかを該現金投入処理装置から発信される現金投入情報に基づいて判断することを特徴とする現金決済システムによって達成される。
【0010】
本発明の上記課題は、(1)通信装置識別情報及び現金投入装置識別情報を含む所定の情報を通信装置から発信する段階と、(2)前記所定の情報が前記通信装置から発信されたときに、特定の方式により、前記通信装置識別情報と予め記憶されている情報とを比較して前記通信装置のユーザが適正なユーザであるかどうかを認証する段階と、(3)前記認証の結果に基づいて前記通信装置のユーザが適正なユーザであると認証された場合には前記通信装置識別情報に基づいて実行すべき処理を識別する段階と、(4)前記現金投入装置識別情報に基づいて当該現金投入装置識別情報に対応する現金投入処理装置を識別して前記実行すべき処理に関する処理情報を該識別された現金投入処理装置に発信する段階と、(5)前記処理情報を受信した前記現金投入処理装置により該処理情報に対応する現金投入処理を実行する段階と、(6)前記現金投入処理が前記現金投入処理装置により適正に行われたかどうかを該現金投入処理装置から発信されてくる現金投入情報に基づいて判断する段階とを具備する現金決済方法によって達成される。
【0011】
本発明の上記課題は、通信装置から送信される所定の情報を受信し、該受信した所定の情報に基づいて現金投入装置に現金投入処理を実行させ、該実行された現金投入処理に基づいて所定の現金決済処理を行う現金決済処理装置であって、(a)前記所定の情報に基づいて前記通信装置が適正なユーザによる使用であると認証された場合には前記所定の情報に基づいて実行すべき処理を識別し、(b)前記所定の情報に含まれる現金処理装置の識別情報に基づいて当該識別情報に対応する現金投入処理装置を識別して前記実行すべき処理に関する処理情報を該識別された現金投入処理装置に発信し、(c)前記処理情報を受信した前記現金投入処理装置が現金投入処理を実行したときに当該現金投入処理が適正に行われたかどうかを該現金投入処理装置から発信される現金投入情報に基づいて判断する現金決済処理装置によって達成される。
【0012】
本発明の上記課題は、(1)固有の識別情報を有し、所定の処理情報に基づいて現金投入処理を実行する一つ又は二つ以上の現金投入処理装置と、(2)前記識別情報を含む所定の情報を発信する通信装置と、(3)前記通信装置から前記所定の情報が発信されたときに、特定の方式により、前記所定の情報と予め記憶されている情報とを比較して前記通信装置が適正なユーザによる使用であるかどうかを認証して所定の現金決済処理を行う現金決済処理装置とを備え、前記現金決済処理装置は、(a)前記認証の結果に基づいて前記通信装置が適正なユーザによる使用であると認証された場合には前記所定の情報に基づいて実行すべき処理を識別し、(b)前記識別情報に基づいて前記複数の現金投入処理装置の中から該識別情報に対応する現金投入処理装置を識別して前記実行すべき処理に関する処理情報を該識別された現金投入処理装置に発信し、(c)前記処理情報を受信した前記現金投入処理装置が現金投入処理を実行したときに当該現金投入処理が適正に行われたかどうかを該現金投入処理装置から発信される現金投入情報に基づいて判断する現金決済システムによって達成される。
【0013】
本発明の上記課題は、(1)固有の識別情報を有し、所定の処理情報に基づいて現金投入処理を実行する一つ又は二つ以上の現金投入処理装置と、(2)広告及び当該広告に関連する情報を表示する表示領域を有し、かつ当該表示領域を識別するための表示領域識別情報を有する一つ又は二つ以上の情報媒体と、(3)前記識別情報及び前記表示領域識別情報を含む所定の情報を発信する通信装置と、(4)前記通信装置から前記所定の情報が発信されたときに、特定の方式により、前記所定の情報と予め記憶されている情報とを比較して前記通信装置が適正なユーザによる使用であるかどうかを認証すると共に、前記情報媒体の前記表示領域識別情報を認証し、前記認証の結果に応じて所定の処理を実行する現金決済処理装置とを備え、前記現金決済処理装置は、前記認証の結果に基づき前記通信装置が適正なユーザによる使用であると認証した場合には、前記情報媒体の前記表示領域情報の認証に基づき、当該表示領域情報に対応する領域に表示された前記広告に関連する商品又はサービスの情報を前記ユーザに提供すると共に、前記ユーザが前記提供された情報に関する前記商品又は前記サービスに対する支払を前記識別された現金投入処理装置により行う現金決済システムによって達成される。
【0014】
本発明の上記課題は、(1)広告及び当該広告に関連する情報を表示する表示領域を有し、かつ当該表示領域を識別するための表示領域識別情報を有する一つ又は二つ以上の情報媒体と、(2)前記表示領域識別情報を含む所定の情報を発信する通信装置と、(3)前記通信装置から前記所定の情報が発信されたときに、特定の方式により、前記所定の情報と予め記憶されている情報とを比較して前記通信装置が適正な顧客による使用であるかどうかを認証すると共に、前記情報媒体の前記表示領域識別情報を認証し、前記認証の結果に応じて所定の処理を実行する情報処理装置とを備え、前記情報処理装置は、前記認証の結果に基づき前記通信装置が適正な顧客による使用であると認証した場合には、前記情報媒体の前記表示領域情報の認証に基づき、当該表示領域情報に対応する領域に表示された前記広告に関連する商品又はサービスの情報を前記顧客に提供する電子マーキングシステムによって達成される。
【0015】
本発明の上記課題は、(1)固有の識別情報を有し、所定の処理情報に基づいて電子マネー投入処理を実行する一つ又は二つ以上の電子マネー投入処理装置と、(2)広告及び当該広告に関連する情報を表示する表示領域を有し、かつ当該表示領域を識別するための表示領域識別情報を有する一つ又は二つ以上の情報媒体と、(3)前記識別情報及び前記表示領域識別情報を含む所定の情報を発信する通信装置と、(4)前記通信装置から前記所定の情報が発信されたときに、特定の方式により、前記所定の情報と予め記憶されている情報とを比較して前記通信装置が適正なユーザによる使用であるかどうかを認証すると共に、前記情報媒体の前記表示領域識別情報を認証し、前記認証の結果に応じて所定の処理を実行する電子決済処理装置とを備え、前記電子決済処理装置は、前記認証の結果に基づき前記通信装置が適正なユーザによる使用であると認証した場合には、前記情報媒体の前記表示領域情報の認証に基づき、当該表示領域情報に対応する領域に表示された前記広告に関連する商品又はサービスの情報を前記ユーザに提供すると共に、前記ユーザが前記提供された情報に関する前記商品又は前記サービスに対する支払を電子マネーを用いて前記識別された電子マネー投入処理装置により行う電子決済システムによって達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の現金決済システムでは、前記現金投入処理装置は、特定の通信方式による発信/受信機能を有し、かつ表示手段を備える自動販売機であり、前記自動販売機は、(1)前記現金決済処理装置から発信されてきた前記実行すべき処理に関する処理情報に基づいて制御モードを切り替え、(2)前記制御モードが決済モードの場合には、硬貨及び/又は紙幣の現金投入及び収受を行い、投入された現金を計数すると共に、収受した金額を前記表示手段に表示するように構成するのが好ましい。
【0017】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号及び前記携帯電話機の電話番号を含み、(4)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、発信の際には、前記自動販売機に設置された電話機の電話番号を含む識別情報を発信し、受信の際には、着信するが通話せずに、前記サーバの電話番号を検知し、受付電話番号をユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、前記データベースは、前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等の情報を格納する取引記録データベースとを含み、前記サーバは、発信の際には、該サーバの電話番号を通知する手段と、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話の前記電話番号を検知する手段と、前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付電話番号に基づいて前記複数の自動販売機から該受付電話番号に対応する自動販売機を識別して、前記実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース及び前記取引記録データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0018】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号及びサブアドレスであり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号、前記サブアドレス及び前記携帯電話機の電話番号を含み、(4)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、発信の際には、前記自動販売機に設置された電話機の電話番号を含む識別情報を発信し、受信の際には、着信するが通話せずに、前記サーバの電話番号を検知し、かつ、受付電話番号、及び各サービスに対応したサブアドレスをユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、前記データベースは、前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベースと、サブアドレスに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額を格納するサービス口座管理データベースとを含み、前記サーバは、発信の際には、該サーバの電話番号を通知する手段と、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記サブアドレス、及び前記携帯電話の前記電話番号を検知し、前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付電話番号に基づいて前記複数の自動販売機から該受付電話番号に対応する自動販売機を識別し、前記サブアドレスに基づいて前記実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する手段と、を備えるのが好ましい。
【0019】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号及び前記携帯電話機の電話番号を含み、(4)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、ネットワークを介してデータを発受信する機能を有し、受付電話番号をユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、前記データベースは、前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベースとを含み、前記サーバは、前記自動販売機との通信においては、ネットワークを介してデータを発受信する手段と、前記携帯電話との通信においては、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話の前記電話番号を検知し、前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付電話番号に基づいて前記複数の自動販売機から該受付電話番号に対応する自動販売機を識別し、前記実行すべき処理に関する処理情報を、ネットワークを介して、該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機からネットワークを介して発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベースのコンテンツを更新する手段とを備えるのが好ましい。
【0020】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号及びサブアドレスであり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号、前記サブアドレス及び前記携帯電話機の電話番号を含み、(4)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、ネットワークを介してデータを発受信する機能を有し、受付電話番号、及び各サービスに対応したサブアドレスをユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、前記データベースは、前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベースと、サブアドレスに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額を格納するサービス口座管理データベースとを含み、前記サーバは、前記自動販売機との通信においては、ネットワークを介してデータを発受信する手段と、前記携帯電話との通信においては、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記サブアドレス、及び前記携帯電話の前記電話番号を検知し、前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付電話番号に基づいて前記複数の自動販売機から該受付電話番号に対応する自動販売機を識別し、前記サブアドレスに基づいて前記実行すべき処理に関する処理情報を、ネットワークを介して、該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機からネットワークを介して発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えるのが好ましい。
【0021】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、発信者電話番号を含む発信者IDをデータ通信により発信するデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ及び該文字等を入力する入力手段を備えているブラウザ携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付IDであり、(3)前記自動販売機は、データを発信/受信するデータ通信機能を有し、かつ受付ID及びサービスIDをユーザの認識容易な箇所に表示し、(4)前記所定の情報は、前記受付ID、前記サービスID及び前記ブラウザ携帯電話機の発信者IDを含み、(5)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記データベースは、前記ブラウザ携帯電話機の前記発信者IDを含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付ID、該自動販売機に設置されたデータ通信機、該自動販売機からのデータ通信を識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベースと、サービスIDに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額を格納するサービス口座管理データベースとを含み、前記サーバは、受信の際には、前記発信者ID、前記受付ID及び前記サービスIDを検知する手段と、前記検知した発信者ID及び受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記ブラウザ携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて前記ブラウザ携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記サービスIDに基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付IDに基づいて前記複数の自動販売機から該受付IDに対応する自動販売機を識別し、前記識別された実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する手段と、を備えるのが好ましい。
【0022】
本発明の現金決済システムでは、前記データ通信がネットワークを介して行われるのが好ましい。
【0023】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、ネットワークを介して、少なくとも発信電話番号を含む発信者IDをデータ通信により通知することができるデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ、及び前記文字等を入力する入力手段を備えているブラウザ携帯電話機であり、(2)前記所定の情報は、前記受付ID、前記サービスID及び前記ブラウザ携帯電話機の発信者IDを含み、(3)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、発信の際には、前記自動販売機に設置された電話機の電話番号を含む識別情報を発信し、受信の際には、着信するが通話せずに、前記サーバの電話番号及びサブアドレスを検知し、受付ID及びサービスIDをユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、前記データベースは、前記ブラウザ携帯電話機の前記発信者IDを含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付ID、該自動販売機に設置されたデータ通信機、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベースと、サービスIDに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額を格納するサービス口座管理データベースとを含み、前記サーバは、前記ブラウザ携帯電話との接続においては、ネットワークを介して、データを発信/受信することができるデータ通信機能を有し、受信の際には、前記発信者ID、前記受付ID及び前記サービスIDを検知する手段と、前記自動販売機との接続においては、発信の際には、該サーバの電話番号及びサブアドレスを通知する手段と、前記検知した発信者ID及び受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記ブラウザ携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて前記ブラウザ携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記サービスIDに基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付IDに基づいて前記複数の自動販売機から該受付IDに対応する自動販売機を識別し、前記識別された実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する手段と、を備えているのが好ましい。
【0024】
本発明の現金決済方法では、前記現金投入処理装置は、特定の通信方式による発信/受信機能を有し、かつ表示手段を備える自動販売機であり、前記自動販売機による前記現金投入処理は、(1)前記現金決済処理装置から発信されてきた前記実行すべき処理に関する処理情報に基づいて制御モードを切り替える段階と、(2)前記制御モードが決済モードの場合には、硬貨及び/又は紙幣の現金投入及び収受を行う段階と、(3)前記投入された現金を計数する段階と、(4)前記収受した金額を前記表示手段に表示する段階とを具備とするのが好ましい。
【0025】
本発明の現金決済方法では、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号及び前記携帯電話機の電話番号を含み、前記自動販売機による前記現金投入処理段階が、(4)発信の際には、前記自動販売機に設置された電話機の電話番号を含む識別情報を発信し、(5)受信の際には、着信するが通話せずに、前記サーバの電話番号を検知し、(6)受付電話番号をユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、現金の決済を処理する段階が、(7)前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを顧客データベースに格納する段階と、(8)前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを現金処理装置データベースに格納する段階と、(9)顧客のポイント残高を顧客口座管理データベースに格納する段階と、(10)取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を取引記録データベースに格納する段階と、(11)着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話の前記電話番号を検知する段階と、(12)前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する段階と、(13)前記認証の結果に基づいて前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する段階と、(14)前記受付電話番号に基づいて当該受付電話番号に対応する自動販売機を識別して、前記実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する段階と、(15)前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース及び前記取引記録データベースのコンテンツを更新する段階とを具備するのが好ましい。
【0026】
本発明の現金決済方法では、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号及びサブアドレスであり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号、前記サブアドレス及び前記携帯電話機の電話番号を含み、前記自動販売機による前記現金投入処理は、(4)発信の際には、前記自動販売機に設置された電話機の電話番号を含む識別情報を発信し、(5)受信の際には、着信するが通話せずに、前記サーバの電話番号を検知し、かつ(6)受付電話番号、及び各サービスに対応したサブアドレスをユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、現金の決済を処理する段階が、(7)前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを顧客データベースに格納する段階と、(8)顧客のポイント残高を顧客口座管理データベースに格納する段階と、(9)取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を取引記録データベースに格納する段階と、(10)サブアドレスに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額をサービス口座管理データベースに格納する段階と、(11)前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを現金処理装置データベースに格納する段階と、(12)受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号、前記サブアドレス及び前記携帯電話の前記電話番号を検知する段階と、(13)前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する段階と、(14)前記認証の結果に基づいて前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する段階と、(15)前記受付電話番号に基づいて当該受付電話番号に対応する自動販売機を識別する段階と、(16)前記サブアドレスに基づいて前記実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する段階と、(17)前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する段階と、を具備するのが好ましい。
【0027】
本発明の現金決済方法では、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号及び前記携帯電話機の電話番号を含み、前記自動販売機による前記現金投入処理は、(4)ネットワークを介してデータを発受信する機能を有し、(5)受付電話番号をユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、現金の決済を処理する段階が、(6)前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを顧客データベースに格納する段階と、(7)顧客のポイント残高を顧客口座管理データベースに格納する段階と、(8)取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を取引記録データベースに格納する段階と、(9)前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを現金処理装置データベースに格納する段階と、(10)前記自動販売機との通信においては、ネットワークを介してデータを発受信する段階と、(11)前記携帯電話との通信においては、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話の前記電話番号を検知する段階と、(12)前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する段階と、(13)前記認証の結果に基づいて前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する段階と、(14)前記受付電話番号に基づいて前記複数の自動販売機から該受付電話番号に対応する自動販売機を識別し、前記実行すべき処理に関する処理情報を、ネットワークを介して、該識別された自動販売機に発信する段階と、(15)前記自動販売機からネットワークを介して発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベースのコンテンツを更新する段階と、を具備するのが好ましい。
【0028】
本発明の現金決済方法では、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号及びサブアドレスであり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号、前記サブアドレス及び前記携帯電話機の電話番号を含み、前記自動販売機による前記現金投入処理は、(4)ネットワークを介してデータを発受信する機能を有し、(5)受付電話番号、及び各サービスに対応したサブアドレスをユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、現金の決済を処理する段階が、(6)前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを顧客データベースに格納する段階と、(7)顧客のポイント残高を顧客口座管理データベースに格納する段階と、(8)取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を取引記録データベースに格納する段階と、(9)サブアドレスに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額をサービス口座管理データベースに格納する段階と、(10)前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを現金処理装置データベースに格納する段階と、(11)前記自動販売機との通信においては、ネットワークを介してデータを発受信する段階と、(12)前記携帯電話との通信においては、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記サブアドレス、及び前記携帯電話の前記電話番号を検知する段階と、(13)前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する段階と、(14)前記認証の結果に基づいて前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する段階と、(15)前記受付電話番号に基づいて前記複数の自動販売機から該受付電話番号に対応する自動販売機を識別し、前記サブアドレスに基づいて前記実行すべき処理に関する処理情報を、ネットワークを介して、該識別された自動販売機に発信する段階と、(16)前記自動販売機からネットワークを介して発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する段階と、を具備するのが好ましい。
【0029】
本発明の現金決済方法では、(1)前記通信装置は、発信者電話番号を含む発信者IDをデータ通信により発信するデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ及び該文字等を入力する入力手段を備えているブラウザ携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付IDであり、前記自動販売機による前記現金投入処理は、(3)データを発信/受信するデータ通信機能を有し、かつ受付ID及びサービスIDをユーザの認識容易な箇所に表示し、(4)前記所定の情報は、前記受付ID、前記サービスID及び前記ブラウザ携帯電話機の発信者IDを含み、現金の決済を処理する段階が、(5)前記ブラウザ携帯電話機の前記発信者IDを含む顧客データを顧客データベースに格納する段階と、(6)前記自動販売機の前記固有の受付ID、該自動販売機に設置されたデータ通信機、該自動販売機からのデータ通信を識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを現金処理装置データベースに格納する段階と、(7)顧客のポイント残高を顧客口座管理データベースに格納する段階と、(8)取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を取引記録データベースに格納する段階と、(9)サービスIDに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額をサービス口座管理データベースに格納する段階と、(10)受信の際には、前記発信者ID、前記受付ID及び前記サービスIDを検知する段階と、(11)前記検知した発信者ID及び受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記ブラウザ携帯電話機及び前記自動販売機を認証する段階と、(12)前記認証の結果に基づいて前記ブラウザ携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記サービスIDに基づいて実行すべき処理を識別する段階と、(13)前記受付IDに基づいて当該受付IDに対応する自動販売機を識別する段階と、(14)前記識別された実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する段階と、(15)前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する段階とを具備するのが好ましい。
【0030】
本発明の現金決済方法では、前記データ通信がネットワークを介して行われるのが好ましい。
【0031】
本発明の現金決済方法では、(1)前記通信装置は、ネットワークを介して、少なくとも発信電話番号を含む発信者IDをデータ通信により通知することができるデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ、及び前記文字等を入力する入力手段を備えているブラウザ携帯電話機であり、(2)前記所定の情報は、前記受付ID、前記サービスID及び前記ブラウザ携帯電話機の発信者IDを含み、前記自動販売機による前記現金投入処理は、(3)発信の際には、前記自動販売機に設置された電話機の電話番号を含む識別情報を発信し、(4)受信の際には、着信するが通話せずに、前記サーバの電話番号及びサブアドレスを検知し、(5)受付ID及びサービスIDをユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、現金の決済を処理する段階は、(6)前記ブラウザ携帯電話機の前記発信者IDを含む顧客データを顧客データベースに格納する段階と、(7)前記自動販売機の前記固有の受付ID、該自動販売機に設置されたデータ通信機、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを現金処理装置データベースに格納する段階と、(8)顧客のポイント残高を顧客口座管理データベースに格納する段階と、(9)取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を取引記録データベースに格納する段階と、(10)サービスIDに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額をサービス口座管理データベースに格納する段階と、(11)前記ブラウザ携帯電話との通信においては、受信の際には、前記発信者ID、前記受付ID及び前記サービスIDを検知する段階と、(12)前記検知した発信者ID及び受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記ブラウザ携帯電話機及び前記自動販売機を認証する段階と、(13)前記認証の結果に基づいて前記ブラウザ携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記サービスIDに基づいて実行すべき処理を識別する段階と、(14)前記受付IDに基づいて当該受付IDに対応する自動販売機を識別し、前記識別された実行すべき処理に関する処理情報を、該識別された自動販売機に発信する段階と、(15)前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する段階とを具備することが好ましい。
【0032】
本発明の現金決済処理装置では、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号及び前記携帯電話機の電話番号を含み、(4)前記現金投入処理装置は、自動販売機であり、(5)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、発信の際には、前記自動販売機に設置された電話機の電話番号を含む識別情報を発信し、受信の際には、着信するが通話せずに、前記サーバの電話番号を検知し、受付電話番号をユーザの認識容易な箇所に表示する手段、を備え、前記データベースは、前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベースとを備え、前記サーバは、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話の前記電話番号を検知する手段と、前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて、前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付電話番号に基づいて当該受付電話番号に対応する自動販売機を識別して、前記実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて、前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース及び前記取引記録データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0033】
本発明の現金決済処理装置では、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号及びサブアドレスであり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号、前記サブアドレス及び前記携帯電話機の電話番号を含み、(4)前記現金投入処理装置は、自動販売機であり、(5)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、発信の際には、前記自動販売機に設置された電話機の電話番号を含む識別情報を発信し、受信の際には、着信するが通話せずに、前記サーバの電話番号を検知し、受付電話番号、及び各サービスに対応したサブアドレスをユーザの認識容易な箇所に表示する手段、を備え、前記データベースは、前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベースと、サブアドレスに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額を格納するサービス口座管理データベースとを含み、前記サーバは、発信の際には、該サーバの電話番号を通知する手段と、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記サブアドレス、及び前記携帯電話の前記電話番号を検知する手段と、前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて、前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付電話番号に基づいて前記複数の自動販売機から該受付電話番号に対応する自動販売機を識別し、前記サブアドレスに基づいて前記実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて、前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0034】
本発明の現金決済処理装置では、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号及び前記携帯電話機の電話番号を含み、(4)前記現金投入処理装置は、自動販売機であり、(5)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、ネットワークを介してデータを発受信する機能を有し、受付電話番号をユーザの認識容易な箇所に表示する手段、を備え、前記データベースは、前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベース、とを含み、前記サーバは、前記自動販売機との通信においては、ネットワークを介してデータを発受信する手段と、前記携帯電話との通信においては、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話の前記電話番号を検知する手段と、前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付電話番号に基づいて前記複数の自動販売機から該受付電話番号に対応する自動販売機を識別し、前記実行すべき処理に関する処理情報を、ネットワークを介して、該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機からネットワークを介して発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベースのコンテンツを更新する手段と、を備えているのが好ましい。
【0035】
本発明の現金決済処理装置では、(1)前記通信装置は、携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付電話番号及びサブアドレスであり、(3)前記所定の情報は、前記受付電話番号、前記サブアドレス及び前記携帯電話機の電話番号を含み、(4)前記現金投入処理装置は、自動販売機であり、(5)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、ネットワークを介してデータを発受信する機能を有し、受付電話番号、及び各サービスに対応したサブアドレスをユーザの認識容易な箇所に表示する手段、を備え、前記データベースは、前記携帯電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベースと、サブアドレスに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額を格納するサービス口座管理データベースとを含み、前記サーバは、前記自動販売機との通信においては、ネットワークを介してデータを発受信する手段と、前記携帯電話との通信においては、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記サブアドレス、及び前記携帯電話の前記電話番号を検知する手段と、前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記携帯電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて前記携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記電話番号に基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付電話番号に基づいて前記複数の自動販売機から該受付電話番号に対応する自動販売機を識別し、前記サブアドレスに基づいて前記実行すべき処理に関する処理情報を、ネットワークを介して、該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機からネットワークを介して発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する手段と、を備えているのが好ましい。
【0036】
本発明の現金決済処理装置では、(1)前記通信装置は、発信者電話番号を含む発信者IDをデータ通信により発信するデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ及び該文字等を入力する入力手段を備えているブラウザ携帯電話機であり、(2)前記識別情報は、受付IDであり、(3)前記現金投入処理装置は、データを発信/受信するデータ通信機能を有し、かつ受付ID及びサービスIDをユーザの認識容易な箇所に表示した自動販売機であり、(4)前記所定の情報は、前記受付ID、前記サービスID及び前記ブラウザ携帯電話機の発信者IDを含み、(5)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記データベースは、前記ブラウザ携帯電話機の前記発信者IDを含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付ID、該自動販売機に設置されたデータ通信機、該自動販売機からのデータ通信を識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベースと、サービスIDに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額を格納するサービス口座管理データベースとを含み、前記サーバは、受信の際には、前記発信者ID、前記受付ID及び前記サービスIDを検知する手段と、前記検知した発信者ID及び受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記ブラウザ携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて、前記ブラウザ携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記サービスIDに基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付IDに基づいて前記複数の自動販売機から該受付IDに対応する自動販売機を識別し、前記識別された実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて、前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する手段と、を備えているのが好ましい。
【0037】
本発明の現金決済処理装置では、前記データ通信がネットワークを介して行われるのが好ましい。
【0038】
本発明の現金決済処理装置では、(1)前記通信装置は、ネットワークを介して、少なくとも発信電話番号を含む発信者IDをデータ通信により通知することができるデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ、及び前記文字等を入力する入力手段を備えているブラウザ携帯電話機であり、(2)前記現金投入処理装置は、ネットワークを介してデータを発信/受信する機能を有し、かつサービスID更に備え、かつ受付ID及びサービスIDをユーザの認識容易な箇所に表示した自動販売機であり、(3)前記所定の情報は、前記受付ID、前記サービスID及び前記ブラウザ携帯電話機の発信者IDを含み、(4)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記データベースは、前記ブラウザ携帯電話機の前記発信者IDを含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付ID、該自動販売機に設置されたデータ通信機、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、取引の日時、自動販売機、顧客、受取金額等を格納する取引記録データベースと、サービスIDに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額を格納するサービス口座管理データベースとを含み、前記サーバは、ネットワークを介して、データを発信/受信することができるデータ通信機能を有し、かつ受信の際には、前記発信者ID、前記受付ID及び前記サービスIDを検知する手段と、前記検知した発信者ID及び受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記ブラウザ携帯電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記認証の結果に基づいて、前記ブラウザ携帯電話機が適正なユーザによる使用であると認証された場合には、前記サービスIDに基づいて実行すべき処理を識別する手段と、前記受付IDに基づいて前記複数の自動販売機から該受付IDに対応する自動販売機を識別し、前記識別された実行すべき処理に関する処理情報を該識別された自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて、前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客口座管理データベース、前記取引記録データベース及び前記サービス口座管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0039】
本発明の現金決済システムでは、前記現金投入処理装置は、特定の通信方式による発信/受信機能を有し、かつ表示手段を備える自動販売機であり、前記自動販売機は、(1)前記現金決済処理装置から発信されてきた前記実行すべき処理に関する処理情報に基づいて制御モードを切り替え、(2)前記制御モードが決済モードの場合には、硬貨及び/又は紙幣の現金投入及び収受を行い、投入された現金を計数すると共に、収受した金額を前記表示手段に表示するように構成されるのが好ましい。
【0040】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、電話機であり、
(2)前記識別情報は、決済用及び/又は問合せ用の受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記決済用及び/又は問合せ用の受付電話番号及び前記電話機の電話番号を含み、(4)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、発信の際には、前記自動販売機に設置された電話機の電話番号を含む識別情報を発信し、受信の際には、着信するが通話せずに、前記サーバの電話番号を検知し、決済用及び/又は問合せ用の受付電話番号をユーザの認識容易な箇所に表示する手段を備え、前記データベースは、前記電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の決済用受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、ユーザからの問合せの日時、該問合せの際に使用した前記問合せ用の受付電話番号、及び前記電話機に位置情報の発信機能が備えられている場合には該問合せの際に使用された該電話の位置情報を含む問合せデータを格納する問合せ記録データベースと、前記自動販売機の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報を格納するサービス情報管理データベースとを含み、前記サーバは、発信の際には、該サーバの電話番号を通知する手段と、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記決済用及び/又は問合せ用受付電話番号及び前記電話の前記電話番号を検知する手段と、前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記電話機及び前記自動販売機の認証が行われた場合に、該自動販売機のIDと共に、前記ユーザのID、当該ユーザからの問合せの日時、当該問合せを行った問合せ用受付電話番号、及び該電話機に位置情報の発信機能が備えられている場合には当該電話機の位置情報を、前記問合せ記録データベースに格納するための手段と、前記電話機及び前記自動販売機の認証が行われた場合に、前記顧客データベース、前記問合せ記録データベース、及び前記サービス情報管理データベースを検索して、該自動販売機の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は二つ以上を前記ユーザによりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信する情報送信手段と、前記ユーザが前記指定された装置又はアドレス宛てに送信された情報から、前記自動販売機の取扱い商品/サービス及び/又は該取扱い商品/サービスの関連情報に対応する商品/サービス及び/又はサービスを注文した場合に、当該注文された商品/サービス及び/又はサービスに関する情報を受信する情報受信手段とを備えているのが好ましい。
【0041】
本発明の現金決済システムでは、前記情報受信手段が受信した前記注文された商品及び/又はサービスに関する情報に基づき、対応する商品及び/又はサービスを前記ユーザに供給する商品/サービス供給手段を更に備えているのが好ましい。
【0042】
本発明の現金決済システムでは、前記商品/サービス供給手段から前記注文した前記商品及び/又は前記サービスを前記ユーザが受取った場合に、実行すべき処理を前記ユーザに通知すると共に、該記実行すべき処理に関する処理情報を前記自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客データベース、前記問合せ記録データベース、及び前記サービス情報管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0043】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザが前記認証された自動販売機に掲示された問合せ用受付電話番号に前記電話機から電話をかけた場合には、前記顧客データベース、前記問合せ記録データベース、及び前記サービス情報管理データベースを検索して、該、該自動販売機の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は二つ以上を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されるのが好ましい。
【0044】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザの希望が予め登録されている場合には、希望の条件が成立した場合に、前記顧客データベース、前記問合せ記録データベース、及び前記サービス情報管理データベースを検索して、該登録されている希望に基づき該ユーザが使用した問合せ用受付電話番号を掲示する、該自動販売機の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は二つ以上を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されるのが好ましい。
【0045】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、発信者電話番号を含む発信者IDをデータ通信により発信するデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ及び該文字等を入力する入力手段を備えている情報端末であり、(2)前記識別情報は、決済用及び/又は問合せ用受付IDであり、(3)前記自動販売機は、決済用及び/又は問合せ用受付IDをユーザの認識容易な箇所に表示するように構成されており、(4)前記所定の情報は、前記決済用及び/又は問合せ用受付ID、及び前記情報端末の発信者IDを含み、(5)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記データベースは、前記情報端末の前記発信者IDを含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の受付ID、該自動販売機に設置されたデータ通信機、該自動販売機からのデータ通信を識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、ユーザからの問合せの日時、該問合せの際に使用した前記問合せ用受付ID、及び前記情報端末に位置情報の発信機能が備えられている場合には該問合せの際に使用された該ブラウザ電話の位置情報を含む問合せデータを格納する問合せ記録データベースと、前記自動販売機の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報を格納するサービス情報管理データベースとを含み、前記サーバは、受信の際には、前記発信者ID、前記決済用及び/又は問合せ用受付IDを検知する手段と、検知した前記発信者ID及び前記受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記情報端末及び前記自動販売機を認証する手段と、前記情報端末及び前記自動販売機の認証が行われた場合に、該自動販売機のIDと共に、前記ユーザのID、当該ユーザからの問合せの日時、当該問合せを行った問合せ用受付ID、及び該情報端末に位置情報の発信機能が備えられている場合には当該電話機の位置情報を、前記問合せ記録データベースに格納するための手段と、前記情報端末及び前記自動販売機の認証が行われた場合に、前記顧客データベース、前記問合せ記録データベース、及び前記サービス情報管理データベースを検索して、該自動販売機の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は二つ以上を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信する情報送信手段と、前記ユーザが前記指定された装置又はアドレス宛てに送信された情報から、前記自動販売機の取扱い商品/サービス及び/又は該取扱い商品/サービスの関連情報に対応する商品及び/又はサービスを注文した場合に、当該注文された商品及び/又はサービスに関する情報を受信する情報受信手段とを備えているのが好ましい。
【0046】
本発明の現金決済システムでは、前記情報受信手段が受信した前記注文された商品及び/又はサービスに関する情報に基づき、対応する商品及び/又はサービスを前記ユーザに供給する商品/サービス供給手段を更に備えているのが好ましい。
【0047】
本発明の現金決済システムでは、前記商品/サービス/サービス供給手段から前記注文した前記商品/サービス及び/又は前記サービスを前記ユーザが受取った場合に、実行すべき処理を前記ユーザに通知すると共に、該記実行すべき処理に関する処理情報を前記自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客データベース、前記問合せ記録データベース、及び前記サービス情報管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0048】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザが前記認証された自動販売機に掲示されたサイトアドレス及び決済用及び/又は問合せ用受付IDを確認して、前記情報端末から前記サイトアドレスに対応するサイトにアクセスした後、前記情報端末に表示された入力フォームに応じて前記問合せ用受付IDを入力した場合には、前記顧客データベース、前記問合せ記録データベース、及び前記サービス情報管理データベースを検索して、該自動販売機の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は二つ以上を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されているのが好ましい。
【0049】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザの希望が予め登録されている場合には、希望の条件が成立した場合に、前記顧客データベース、前記問合せ記録データベース、及び前記サービス情報管理データベースを検索して、該登録されている希望に基づき該ユーザが使用した問合せ用受付IDを掲示する自動販売機の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は二つ以上を前記ユーザの前記情報端末に送信するように構成されているのが好ましい。
【0050】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、電話機であり、(2)前記識別情報は、決済用及び/または広告問合せ用受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記決済用及び/または広告問合せ用受付電話番号及び前記電話機の電話番号を含み、(4)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、広告及び当該広告に関連する情報を表示すると共に、広告問合せ用受付電話番号をユーザの認識容易な箇所に表示する情報表示手段を備え、前記データベースは、前記電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の決済用受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、ユーザからの問合せの日時、該問合せの際に使用した前記広告問合せ用受付電話番号、及び前記電話機に位置情報の発信機能が備えられている場合には該問合せの際に使用された該電話の位置情報を含む問合せデータを格納する問合せ記録データベースと、前記自動販売機の前記情報表示手段に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報を格納するサービス情報管理データベースと、前記情報表示手段に表示された前記広告及び当該広告に関連する前記情報の詳細及び表示スケジュールを格納するコンテンツ管理データベースとを含み、前記サーバは、発信の際には、該サーバの電話番号を通知する手段と、受信の際には、着信するが通話せずに、前記自動販売機の前記決済用及び/または広告問合せ用受付電話番号及び前記電話の前記電話番号を検知する手段と、前記検知した前記自動販売機の前記受付電話番号及び前記電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記電話機及び前記自動販売機を認証する手段と、前記電話機及び前記自動販売機の認証が行われた場合に、該自動販売機のIDと共に、前記ユーザのID、当該ユーザからの問合せの日時、当該問合せを行った広告問合せ用受付電話番号、及び該電話機に位置情報の発信機能が備えられている場合には当該電話機の位置情報を、前記問合せ記録データベースに格納するための手段と、前記電話機及び前記自動販売機の認証が行われた場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース、及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該自動販売機の前記表示手段に表示されていた商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信する情報送信手段と、前記指定された装置又はアドレス宛てに送信された情報から、前記自動販売機の前記情報表示手段に表示された商品/サービス及び/又は該取扱い商品/サービスの関連情報に対応する商品及び/又はサービスを注文した場合に、当該注文された商品及び/又はサービスに関する情報を受信する情報受信手段とを備えているのが好ましい。
【0051】
本発明の現金決済システムでは、前記情報受信手段が受信した前記注文された商品及び/又はサービスに関する情報に基づき、対応する商品及び/又はサービスを前記ユーザに供給する商品/サービス供給手段を更に備えているのが好ましい。
【0052】
本発明の現金決済システムでは、前記商品/サービス/サービス供給手段から前記注文した前記商品/サービス及び/又は前記サービスを前記ユーザが受取った場合に、実行すべき処理を前記ユーザに通知すると共に、該記実行すべき処理に関する処理情報を前記自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0053】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザが前記認証された自動販売機の前記表示手段に表示された広告問合せ用受付電話番号に前記電話機から電話をかけた場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該自動販売機の前記情報表示手段に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されているのが好ましい。
【0054】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザの希望が予め登録されている場合には、希望の条件が成立した場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該登録されている希望に基づき該ユーザが使用した広告問合せ用受付番号を表示する前記表示手段に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されているのが好ましい。
【0055】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、発信者電話番号を含む発信者IDをデータ通信により発信するデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ及び該文字等を入力する入力手段を備えている情報端末であり、(2)前記識別情報は、決済用及び/または広告問合せ用受付IDであり、(3)前記自動販売機は、広告及び当該広告に関連する情報を表示すると共に、決済用及び/または広告問合せ用受付IDをユーザの認識容易な箇所に表示する情報表示手段を備え、(4)前記所定の情報は、前記決済用及び/または広告問合せ用受付ID、及び前記情報端末の発信者IDを含み、(5)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記データベースは、前記情報端末の前記発信者IDを含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の決済用受付ID、該自動販売機に設置されたデータ通信機、該自動販売機からのデータ通信を識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、ユーザからの問合せの日時、該問合せの際に使用した前記広告問合せ用受付ID、及び前記情報端末に位置情報の発信機能が備えられている場合には該問合せの際に使用された該ブラウザ電話の位置情報を含む問合せデータを格納する問合せ記録データベースと、前記自動販売機の前記情報表示手段に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報を格納するサービス情報管理データベースと、前記情報表示手段に表示された前記広告及び当該広告に関連する前記情報の詳細及び表示スケジュールを格納するコンテンツ管理データベースとを含み、前記サーバは、受信の際には、前記発信者ID、前記決済用及び/または広告問合せ用受付ID及び前記サービスIDを検知する手段と、検知した前記発信者ID及び前記決済用及び/または広告問合せ用受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記自動販売機データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記情報端末及び前記自動販売機を認証する手段と、前記情報端末及び前記自動販売機の認証が行われた場合に、該自動販売機のIDと共に、前記ユーザのID、当該ユーザからの問合せの日時、当該問合せを行った広告問合せ用受付ID、及び該情報端末に位置情報の発信機能が備えられている場合には当該電話機の位置情報を、前記問合せ記録データベースに格納するための手段と、前記情報端末及び前記自動販売機の認証が行われた場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該自動販売機の前記表示手段に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信する情報送信手段と、前記指定された装置又はアドレス宛てに送信された情報から、前記自動販売機の前記情報表示手段に表示された商品/サービス及び/又は該取扱い商品/サービスの関連情報に対応する商品及び/又はサービスを注文した場合に、当該注文された商品及び/又はサービスに関する情報を受信する情報受信手段とを備えているのが好ましい。
【0056】
本発明の現金決済システムでは、前記情報受信手段が受信した前記注文された商品及び/又はサービスに関する情報に基づき、対応する商品及び/又はサービスを前記ユーザに供給する商品/サービス供給手段を更に備えているのが好ましい。
【0057】
本発明の現金決済システムでは、前記商品/サービス/サービス供給手段から前記注文した前記商品/サービス及び/又は前記サービスを前記ユーザが受取った場合に、実行すべき処理を前記ユーザに通知すると共に、該記実行すべき処理に関する処理情報を前記自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0058】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザが前記認証された自動販売機に掲示されたサイトアドレス及び決済用及び/又は広告問合せ用受付IDを確認して、前記情報端末から前記サイトアドレスに対応するサイトにアクセスした後、前記情報端末に表示された入力フォームに応じて前記広告問合せ用受付IDを入力した場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該自動販売機の前記情報表示手段に表示された商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されているのが好ましい。
【0059】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザの希望が予め登録されている場合には、希望の条件が成立した場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該登録されている希望に基づき該ユーザが使用した広告問合せ用受付IDを表示する前記表示手段に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されているのが好ましい。
【0060】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、電話機であり、(2)前記情報媒体の前記表示領域識別情報は、広告問合せ用受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記広告問合せ用受付電話番号、決済用受付電話番号、及び前記電話機の電話番号を含み、(4)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記自動販売機は、決済用受付電話番号を有し、前記データベースは、前記電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記決済用受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、ユーザからの問合せの日時、該問合せの際に使用した前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付電話番号、及び前記電話機に位置情報の発信機能が備えられている場合には該問合せの際に使用された該電話の位置情報を含む問合せデータを格納する問合せ記録データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、該広告に関する商品/サービスの情報、及び該商品/サービスの関連情報を格納するサービス情報管理データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、当該広告に関する商品/サービスの情報、及び当該商品/サービスの関連情報の詳細及び表示スケジュールを格納するコンテンツ管理データベースとを含み、前記サーバは、発信の際には、該サーバの電話番号を通知する手段と、受信の際には、着信するが通話せずに、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付電話番号、及び前記電話の前記電話番号を検知する手段と、前記検知した前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付電話番号及び前記電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記問合せ記録データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記電話機及び前記情報媒体を認証する手段と、前記電話機及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、該情報媒体の前記表示領域のIDと共に、前記ユーザのID、当該ユーザからの問合せの日時、当該問合せを行った広告問合せ用受付電話番号、及び該電話機に位置情報の発信機能が備えられている場合には当該電話機の位置情報を、前記問合せ記録データベースに格納するための手段と、前記電話機及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース、及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、前記情報媒体の前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信する情報送信手段と、前記指定された装置又はアドレス宛てに送信された情報から、前記情報媒体の前記表示領域に表示された商品/サービス及び/又は該商品/サービスの関連情報に対応する商品/サービス及び/又はサービスを注文した場合に、当該注文された商品及び/又はサービスに関する情報を受信する情報受信手段とを備えているのが好ましい。
【0061】
本発明の現金決済システムでは、前記情報受信手段が受信した前記注文された商品及び/又はサービスに関する情報に基づき、対応する商品及び/又はサービスを前記ユーザに供給する商品/サービス供給手段を更に備えているのが好ましい。
【0062】
本発明の現金決済システムでは、前記商品/サービス/サービス供給手段から前記注文した前記商品/サービス及び/又は前記サービスを前記ユーザが受取った場合に、実行すべき処理を前記ユーザに通知すると共に、該記実行すべき処理に関する処理情報を前記自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0063】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザが前記認証された情報媒体の前記表示領域に表示された問合せ用受付電話番号に前記電話機から電話をかけた場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該情報媒体の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザの前記電話機に送信するように構成されるのが好ましい。
【0064】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザの希望が予め登録されている場合には、希望の条件が成立した場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該登録されている希望に基づき該ユーザが使用した広告問合せ用受付番号を表示する前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されるのが好ましい。
【0065】
本発明の現金決済システムでは、(1)前記通信装置は、発信者電話番号を含む発信者IDをデータ通信により発信するデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ及び該文字等を入力する入力手段を備えている情報端末であり、(2)前記情報媒体の前記表示領域識別情報は、広告問合せ用受付IDであり、(3)前記自動販売機は、決済用受付IDをユーザの認識容易な箇所に表示する情報表示手段を備え、(4)前記所定の情報は、前記決済用及び/又は広告問合せ用受付ID、及び前記情報端末の発信者IDを含み、(5)前記現金決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記データベースは、前記情報端末の前記発信者IDを含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記固有の決済用受付ID、該自動販売機に設置されたデータ通信機、該自動販売機からのデータ通信を識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する現金処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、ユーザからの問合せの日時、該問合せの際に使用した前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付ID、及び前記情報端末に位置情報の発信機能が備えられている場合には該問合せの際に使用された電話の位置情報を含む問合せデータを格納する問合せ記録データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、該広告に関する商品/サービスの情報、及び該商品/サービスの関連情報を格納するサービス情報管理データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、当該広告に関連する商品/サービスの情報、及び当該商品/サービスの関連情報の詳細及び表示スケジュールを格納するコンテンツ管理データベースとを含み、前記サーバは、受信の際には、前記発信者ID及び前記決済用及び/又は広告問合せ用受付IDを検知する手段と、検知した前記発信者ID及び前記決済用及び/又は広告問合せ用受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記問合せ記録データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記情報端末及び前記情報媒体を認証する手段と、前記情報端末及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、該情報媒体のIDと共に、前記ユーザのID、当該ユーザからの問合せの日時、当該問合せを行った広告問合せ用受付ID、及び情報端末に位置情報の発信機能が備えられている場合には当該電話機の位置情報を、前記問合せ記録データベースに格納するための手段と、前記情報端末及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該情報媒体の前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信する情報送信手段と、前記指定された装置又はアドレス宛てに送信された情報から、前記情報媒体の前記表示領域に表示された商品/サービス及び/又は該商品/サービスの関連情報に対応する商品/サービス及び/又はサービスを注文した場合に、当該注文された商品及び/又はサービスに関する情報を受信する情報受信手段とを備えているのが好ましい。
【0066】
本発明の現金決済システムでは、前記情報受信手段が受信した前記注文された商品及び/又はサービスに関する情報に基づき、対応する商品及び/又はサービスを前記ユーザに供給する商品/サービス供給手段を更に備えているのが好ましい。
【0067】
本発明の現金決済システムでは、前記商品/サービス供給手段から前記注文した前記商品/サービス及び/又は前記サービスを前記ユーザが受取った場合に、実行すべき処理を前記ユーザに通知すると共に、該記実行すべき処理に関する処理情報を前記自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する現金投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記現金投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0068】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザが前記認証された情報媒体の前記表示領域に表示されたサイトアドレス及び広告問合せ用受付IDを確認して、前記情報端末から前記サイトアドレスに対応するサイトにアクセスした後、前記情報端末に表示された入力フォームに応じて前記広告問合せ用受付IDを入力した場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該情報媒体の前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されるのが好ましい。
【0069】
本発明の現金決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザの希望が予め登録されている場合には、希望の条件が成立した場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該登録されている希望に基づき該ユーザが使用した広告問合せ用受付IDを表示する前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザにより指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されるのが好ましい。
【0070】
本発明の電子マーキングシステムでは、(1)前記通信装置は、電話機であり、(2)前記情報媒体の前記表示領域識別情報は、広告問合せ用受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記広告問合せ用受付電話番号及び前記電話機の電話番号を含み、(4)前記情報処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記データベースは、前記電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、顧客からの問合せの日時、該問合せの際に使用した前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付電話番号、及び前記電話機に位置情報の発信機能が備えられている場合には該問合せの際に使用された該電話の位置情報を含む問合せデータを格納する問合せ記録データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、該広告に関する商品/サービスの情報、及び該商品/サービスの関連情報を格納するサービス情報管理データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、当該広告に関する商品/サービスの情報、及び当該商品/サービスの関連情報の詳細及び表示スケジュールを格納するコンテンツ管理データベースとを含み、前記サーバは、発信の際には、該サーバの電話番号を通知する手段と、受信の際には、着信するが通話せずに、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付電話番号、及び前記電話の前記電話番号を検知する手段と、前記検知した前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付電話番号及び前記電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記問合せ記録データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記電話機及び前記情報媒体を認証する手段と、前記電話機及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、該情報媒体の前記表示領域のIDと共に、前記顧客のID、当該顧客からの問合せの日時、当該問合せを行った広告問合せ用受付電話番号、及び該電話機に位置情報の発信機能が備えられている場合には当該電話機の位置情報を、前記問合せ記録データベースに格納するための手段と、前記電話機及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース、及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、前記情報媒体の前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記顧客により指定された装置又はアドレス宛てに送信する情報送信手段とを備えているのが好ましい。
【0071】
本発明の電子マーキングシステムでは、前記指定された装置又はアドレス宛てに送信された前記情報媒体の表示領域に表示された商品/サービス及び/又は該商品/サービスの関連情報に対応する商品及び/又はサービスを電話注文した場合に、当該注文された商品及び/又はサービスに関する情報を受信する情報受信手段を更に備えているのが好ましい。
【0072】
本発明の電子マーキングシステムでは、前記情報受信手段が受信した前記注文された商品及び/又はサービスに関する情報に基づき、対応する商品及び/又はサービスを前記顧客に供給する商品/サービス供給手段を更に備えているのが好ましい。
【0073】
本発明の電子マーキングシステムでは、記情報送信手段は、前記顧客が前記認証された情報媒体の前記表示領域に表示された問合せ用受付電話番号に前記電話機から電話をかけた場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該情報媒体の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記顧客の前記電話機に送信するように構成されるのが好ましい。
本発明の電子マーキングシステムでは、前記情報送信手段は、前記顧客が前記認証された情報媒体の前記表示領域に表示されたサイトアドレス及び広告問合せ用受付IDを確認して、前記情報端末から前記サイトアドレスに対応するサイトにアクセスした後、前記情報端末に表示された入力フォームに応じて前記広告問合せ用受付IDを入力した場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該情報媒体の前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記顧客によりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されるのが好ましい。
【0074】
本発明の電子マーキングシステムでは、前記情報送信手段は、前記顧客の希望が予め登録されている場合には、希望の条件が成立した場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該登録されている希望に基づき該顧客が使用した受付番号を表示する前記表示領域を有する前記情報媒体の取扱い商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記顧客によりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されるのが好ましい。
【0075】
本発明の電子マーキングシステムでは、(1)前記通信装置は、発信者電話番号を含む発信者IDをデータ通信により発信するデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ及び該文字等を入力する入力手段を備えている情報端末であり、(2)前記情報媒体の前記表示領域識別情報は、広告問合せ用受付IDであり、(3)前記所定の情報は、前記広告問合せ用受付ID、及び前記情報端末の発信者IDを含み、(4)前記情報処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記データベースは、前記情報端末の前記発信者IDを含む顧客データを格納する顧客データベースと、顧客からの問合せの日時、該問合せの際に使用した前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付ID、及び前記情報端末に位置情報の発信機能が備えられている場合には該問合せの際に使用された該ブラウザ電話の位置情報を含む問合せデータを格納する問合せ記録データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、該広告に関する商品/サービスの情報、及び該商品/サービスの関連情報を格納するサービス情報管理データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、当該広告に関連する商品/サービスの情報、及び当該商品/サービスの関連情報の詳細及び表示スケジュールを格納するコンテンツ管理データベースとを含み、前記サーバは、受信の際には、前記発信者ID及び前記広告問合せ用受付IDを検知する手段と、検知した前記発信者ID及び前記広告問合せ用受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記問合せ記録データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記情報端末及び前記情報媒体を認証する手段と、前記情報端末及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、該情報媒体のIDと共に、前記顧客のID、当該顧客からの問合せの日時、当該問合せを行った広告問合せ用受付ID、及び該情報端末に位置情報の発信機能が備えられている場合には当該電話機の位置情報を、前記問合せ記録データベースに格納するための手段と、前記情報端末及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該情報媒体の前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記顧客によりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信する情報送信手段とを備えているのが好ましい。
【0076】
本発明の電子マーキングシステムでは、前記指定された装置又はアドレス宛てに送信された情報から、前記情報媒体の表示領域に表示された商品/サービス及び/又は該商品/サービスの関連情報に対応する商品及び/又はサービスを注文した場合に、当該注文された商品及び/又はサービスに関する情報を受信する情報受信手段を更に備えているのが好ましい。
【0077】
本発明の電子マーキングシステムでは、前記情報受信手段が受信した前記注文された商品及び/又はサービスに関する情報に基づき、対応する商品及び/又はサービスを前記顧客に供給する商品/サービス供給手段を更に備えているのが好ましい。
【0078】
本発明の電子マーキングシステムでは、前記情報送信手段は、前記顧客の希望が予め登録されている場合には、希望の条件が成立した場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該登録されている希望に基づき該顧客が使用した広告問合せ用受付IDを表示する前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記顧客によりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されているのが好ましい。
【0079】
本発明の電子決済システムでは、(1)前記通信装置は、電話機であり、(2)前記情報媒体の前記表示領域識別情報は、広告問合せ用受付電話番号であり、(3)前記所定の情報は、前記広告問合せ用受付電話番号、決済用電話番号、及び前記電話機の電話番号を含み、(4)前記電子決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記電子マネー投入装置は、自動販売機であり、前記自動販売機は、決済用受付電話番号を有し、前記データベースは、前記電話機の前記電話番号を含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記自動販売機の前記決済用受付電話番号、該自動販売機に設置された電話機の電話番号、該自動販売機からのコールを識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する電子マネー処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、ユーザからの問合せの日時、該問合せの際に使用した前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付電話番号、及び前記電話機に位置情報の発信機能が備えられている場合には該問合せの際に使用された該電話の位置情報を含む問合せデータを格納する問合せ記録データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、該広告に関する商品/サービスの情報、及び該商品/サービスの関連情報を格納するサービス情報管理データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、当該広告に関する商品/サービスの情報、及び当該商品/サービスの関連情報の詳細及び表示スケジュールを格納するコンテンツ管理データベースとを含み、前記サーバは、発信の際には、該サーバの電話番号を通知する手段と、受信の際には、着信するが通話せずに、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付電話番号、前記自動販売機に表示された決済用受付電話番号、及び前記電話の前記電話番号を検知する手段と、前記検知した前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付電話番号、前記自動販売機に表示された決済用受付電話番号、及び前記電話機の前記電話番号と前記データベースの前記顧客データベース及び前記問合せ記録データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記電話機及び前記情報媒体を認証する手段と、前記電話機及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、該情報媒体の前記表示領域のIDと共に、前記ユーザのID、当該ユーザからの問合せの日時、当該問合せを行った広告問合せ用受付電話番号、及び該電話機に位置情報の発信機能が備えられている場合には当該電話機の位置情報を、前記問合せ記録データベースに格納するための手段と、前記電話機及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース、及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、前記情報媒体の前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザによりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信する情報送信手段と、前記指定された装置又はアドレス宛てに送信された情報から、前記情報媒体の表示領域に表示された商品/サービス及び/又は該商品/サービスの関連情報に対応する商品及び/又はサービスを注文した場合に、当該注文された商品及び/又はサービスに関する情報を受信する情報受信手段とを備えているのが好ましい。
【0080】
本発明の電子決済システムでは、前記情報受信手段が受信した前記注文された商品及び/又はサービスに関する情報に基づき、対応する商品及び/又はサービスを前記ユーザに供給する商品/サービス供給手段を更に備えているのが好ましい。
【0081】
本発明の電子決済システムでは、前記商品/サービス供給手段から前記注文した前記商品/サービス及び/又は前記サービスを前記ユーザが受取った場合に、実行すべき処理を前記ユーザに通知すると共に、該記実行すべき処理に関する処理情報を前記自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる現金投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する電子マネー投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記電子マネー投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0082】
本発明の電子決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザが前記認証された情報媒体の前記表示領域に表示された広告問合せ用受付電話番号に前記電話機から電話をかけた場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該情報媒体の表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザによりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されているのが好ましい。
【0083】
本発明の電子決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザの希望が予め登録されている場合には、希望の条件が成立した場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該登録されている希望に基づき該ユーザが使用した広告問合せ用受付番号を表示する前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該取扱い商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザによりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されているのが好ましい。
【0084】
本発明の電子決済システムでは、(1)前記通信装置は、発信者電話番号を含む発信者IDをデータ通信により発信するデータ通信機能を有し、文字等を表示するディスプレイ及び該文字等を入力する入力手段を備えている情報端末であり、(2)前記情報媒体の前記表示領域識別情報は、広告問合せ用受付IDであり、(3)前記電子マネー投入装置は、自動販売機であり、当該自動販売機は、決済用受付IDをユーザの認識容易な箇所に表示する情報表示手段を備え、(4)前記所定の情報は、前記広告問合せ用受付ID、前記決済用受付ID、及び前記情報端末の発信者IDを含み、(5)前記電子決済処理装置は、データベース及びサーバを含み、前記データベースは、前記情報端末の前記発信者IDを含む顧客データを格納する顧客データベースと、前記情報媒体に表示された広告問合せ用受付ID、前記自動販売機の前記固有の決済用受付ID、該自動販売機に設置されたデータ通信機、該自動販売機からのデータ通信を識別するための情報、及び該自動販売機において実行すべき処理に関する処理情報を含む自動販売機データを格納する電子マネー処理装置データベースと、顧客のポイント残高を格納する顧客口座管理データベースと、ユーザからの問合せの日時、該問合せの際に使用した前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告問合せ用受付ID、及び前記情報端末に位置情報の発信機能が備えられている場合には該問合せの際に使用された該ブラウザ電話の位置情報を含む問合せデータを格納する問合せ記録データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、該広告に関する商品/サービスの情報、及び該商品/サービスの関連情報を格納するサービス情報管理データベースと、前記情報媒体の前記表示領域に表示された前記広告、当該広告に関連する商品/サービスの情報、及び当該商品/サービスの関連情報の詳細及び表示スケジュールを格納するコンテンツ管理データベースとを含み、前記サーバは、受信の際には、前記発信者ID及び前記広告問合せ用受付ID、前期決済用受付IDを検知する手段と、検知した前記発信者ID及び前記広告問合せ用受付ID、前期決済用受付IDと前記データベースの前記顧客データベース及び前記問合せ記録データベースに予め登録されている情報とを照合することにより前記情報端末及び前記情報媒体を認証する手段と、前記情報端末及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、該情報媒体のIDと共に、前記ユーザのID、当該ユーザからの問合せの日時、当該問合せを行った広告問合せ用受付ID、及び該情報端末に位置情報の発信機能が備えられている場合には当該電話機の位置情報を、前記問合せ記録データベースに格納するための手段と、前記情報端末及び前記情報媒体の認証が行われた場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該情報媒体の前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザによりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信する情報送信手段と、前記指定された装置又はアドレス宛てに送信された情報から、前記情報媒体の表示領域に表示された商品/サービス及び/又は該商品の関連情報に対応する商品/サービス及び/又はサービスを注文した場合に、当該注文された商品及び/又はサービスに関する情報を受信する情報受信手段とを備えているのが好ましい。
【0085】
本発明の電子決済システムでは、前記情報受信手段が受信した前記注文された商品及び/又はサービスに関する情報に基づき、対応する商品及び/又はサービスを前記ユーザに供給する商品/サービス供給手段を更に備えているのが好ましい。
【0086】
本発明の電子決済システムでは、前記商品/サービス供給手段から前記注文した前記商品及び/又は前記サービスを前記ユーザが受取った場合に、実行すべき処理を前記ユーザに通知すると共に、該記実行すべき処理に関する処理情報を前記自動販売機に発信する手段と、前記自動販売機から発信されてくる電子マネー投入情報に基づいて前記処理情報を受信した前記自動販売機により該処理情報に対応する電子マネー投入処理が適正に行われたかどうかを判断すると共に、前記判断の結果、前記電子マネー投入処理が適正に行なわれた場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースのコンテンツを更新する手段とを備えているのが好ましい。
【0087】
本発明の電子決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザが前記認証された情報媒体の前記表示領域に表示されたサイトアドレス及び広告問合せ用受付IDを確認して、前記情報端末から前記サイトアドレスに対応するサイトにアクセスした後、前記情報端末に表示された入力フォームに応じて前記広告問合せ用受付IDを入力した場合には、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該情報媒体の表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザによりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されているのが好ましい。
【0088】
本発明の電子決済システムでは、前記情報送信手段は、前記ユーザの希望が予め登録されている場合には、希望の条件が成立した場合に、前記顧客データベース、前記サービス情報管理データベース及び前記コンテンツ管理データベースを検索して、該登録されている希望に基づき該ユーザが使用した広告問合せ用受付IDを表示する前記表示領域に表示された商品/サービス、及び該商品/サービスの関連情報のいずれか一つ又は両方を前記ユーザによりあらかじめ指定された装置又はアドレス宛てに送信するように構成されているのが好ましい。
【0089】
【実施例】
以下、添付した図面を参照して、本発明の自動販売機を利用した課金処理システム及び方法の好ましい実施例について詳細に説明する。
【0090】
図1は、本発明の自動販売機(以下、自販機と略称する)を利用した課金処理システム(以下、システムと略称する)の一実施例の構成を概略的に示す構成図である。
【0091】
図1のシステム10は、
a)発信電話番号の通知機能を有する携帯電話機11、
b)(b1)無線又は有線回線を利用した発信及び受信が可能な電話機能を有し、(b2)発信の際には発信電話番号を通知し、受信の際には着信するが通話せずに発信電話番号を検知し、(b3)予め登録された特定の電話番号からの電話に対しては、着信するが通話せずにその発信電話番号を確認し、かつその電話番号の種類により、異なる処理を実行するように制御し、(b4)着信する電話番号の種類によって、制御モード(販売機モードと決済モード)を切り替え、(b5)コインを含む現金の収受機能、及び投入された現金の計数機能を有し、収受した金額を表示し、かつ自販機毎に割り振られた受付電話番号(自販機自体が有する電話番号とは異なる)を表示する表示部を有するように構成される自販機12、
c)(c1)無線又は有線回線を利用した発信及び受信が可能な電話機能を有し、(c2)発信の際には発信電話番号を通知し、(c3)受信の際には電話番号及びサブアドレスを検知し、(c4)予め登録されたデータベース内の電話番号、パスワード等(一致・不一致)を照合して、ユーザ認証、及び自販機を認証し、(c5)認証の結果に応じて異なる処理を実行することが可能であるように構成されるサーバ13、及び
d)(d1)顧客データ(電話番号、パスコードを含む)を格納する顧客データベース14−1、(d2)自販機データ(自販機毎の受付電話番号、自販機に搭載の電話番号、及び自販機からのコールを識別するためのパスコード番号を含む)を格納する自販機データベース14−2、(d3)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース14−3、及び(d4)取引の日時、自販機、顧客、受取金額等を記録する取引記録データベース14−4を含むデータベース14によって構成される。
【0092】
次に、図2A〜2Cのフロー図を参照して、図1のシステム10の動作を説明する。
【0093】
まず、処理動作をする前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
取引を希望する顧客に対して顧客毎に電子データ上の取引口座を作成する(プリステップPS1)。顧客の利用する携帯電話機11の番号を顧客データベース14−1に登録する(プリステップPS2)。各自販機12に対して自販機12に掲示されたネットワークアドレス、自販機12に搭載の電話番号、及び各自販機12からのコールを認証するためのパスコード情報をそれぞれ自販機データベース14−2に登録する(プリステップSP3)。ここで、本発明において、「コール」とは、電話等の呼出音が必ずしも鳴る必要がない通信形態を称するものとする。即ち、呼出音が鳴るように構成してもよいし、鳴らないように構成してもよい。
【0094】
次に、実際の処理動作について説明する。
顧客からの発信処理
顧客CMは、自販機12に掲示された受付電話番号を確認し(ステップS10)、顧客CMが所持している携帯電話機11から、自販機12に掲示された受付電話番号に電話をかけ(発信電話番号表示機能ON)(ステップS11)、顧客CMは、3回程度のコール音を確認して(ステップS12)、電話を切る(ステップS13)。
【0095】
次いで、サーバ13は、顧客CMの携帯電話機11からかかってきた電話を着信するが通話せずに発信電話番号を取得し(ステップS14)、取得した電話番号を顧客データベース14−1で検索し(ステップS15)、ユーザ認証を行う(ステップS16)。
認証処理A(正常処理の場合)
サーバ13は、受信電話番号が顧客データベース14−1の電話番号と一致するか否かを判断し(ステップS17)、一致するという判断された場合には、即ち、認証が正常に行われた場合には(ステップS18)、サーバ13は、顧客口座管理データベース14−3を検索し(ステップS19)、顧客CMのポイント残高を取得する(ステップS20)。
【0096】
また、サーバ13は、顧客が電話をかけた受付電話番号から、自販機データベース14−2を検索し(ステップS21)、該当する自販機12の電話番号を取得して(ステップS22)、該当する自販機12に電話をかける(ステップS23)。この際、サーバ13は、予め設定しておいた「正常処理」用の回線(発信電話番号)を使用して発信電話番号表示機能ONでコールし(ステップS24)、3回程度のコール音を確認してから電話を切る(ステップS25)。この後、サーバ13は、顧客CMからの再度の確認コールを受けるまで「待機モード」に設定される(ステップS26)。
【0097】
自販機12は、サーバ13からの電話(コール)に対して着信するが通話せずに発信電話番号を確認し(ステップS27)、その確認の結果、予め登録されている「正常処理」の電話番号と一致した場合には(ステップS28)、正常処理として自販機12の制御モードを、物品販売モードからオンライン決済モードに切り替える(ステップS29)と共に、自販機12のディスプレイDPに、ランプの点灯等により「入金可能」の表示を行う(ステップS30)。
顧客CMは、受付電話番号にコールした後(ステップS31)、一定の時間内に自販機12のディスプレイDPに、「入金可能」表示のランプが点灯するかどうかに基づいて正常処理の確認を行う(ステップS32)。また、顧客CMは、一定の時間が経っても自販機12に何の変化も見られない場合には、再度ネットワークアドレスに電話をかける(ステップS33)。これは、その旨を自販機12に表示しておくことにより容易に顧客CMに注意を促すことができる。
【0098】
認証処理B(エラー処理の場合)
サーバ13は、上述したステップS17における判断の結果、受信電話番号が顧客データベース14−1の電話番号と一致せず、認証がエラーとなった場合(ステップS34)、顧客が電話をかけた受付電話番号から、自販機データベース14−2を検索し、当該自販機12の電話番号を取得して当該自販機12に電話をかける(ステップS35)。
この際、サーバ13は、予め設定しておいた「エラー処理」用の回線(発信電話番号)を使用して発信電話番号表示機能ONでコールし(ステップS36)、3回程度のコール音を確認してから電話を切る(ステップS37)。
自販機12は、サーバ13からの電話(コール)に対して着信するが通話せずに、発信電話番号を確認し(ステップS38)、その確認の結果、予め登録された「エラー処理」の電話番号と一致した場合には(ステップS39)、自販機12のディスプレイDPにランプの点滅等により「エラー」の表示を行う(ステップS40)。
顧客CMは、自販機12のディスプレイDPを確認してエラーを認識する(ステップS41)。ここで、自販機12のディスプレイDPにエラー表示がされている場合には(ステップS42)、顧客データが登録されていないか、又は、登録されたデータが実態と異なっている可能性があるため、顧客CMは、専用のヘルプデスクに電話する(ステップS43)。これは、その旨を自販機12に表示しておくことにより容易に顧客CMにヘルプデスクに電話するように促すことができる。
【0099】
入金受付処理
顧客CMは、自販機12から「入金可能」の表示を確認し(ステップS44)、確認後に自販機12に現金を投入する(ステップS45)。
自販機12は、投入された金額を計算して(ステップS46)、自販機12のディスプレイDPに受取額を表示する(ステップS47)。この後、自販機12も「待機モード」に設定されて(ステップS48)、サーバ13からのコールを待機する(ステップS49)。
顧客CMは、自販機12のディスプレイDPに表示された受取金額を確認し(ステップS50)、再度、受付電話番号に電話をかける(ステップS51)。ここで、顧客CMは、3回程度のコール音を確認して電話を切る(ステップS52)。
自販機12のディスプレイDPに表示された受取金額が投入した金額と異なる場合には(ステップS53)、取り消し又は返却レバー等(図示省略)を操作して(ステップS54)、操作の取り消しを行う(ステップS55)。
サーバ13は、顧客CMからの再コールを受けて(ステップS56)、ユーザ認証を再度行う(ステップS57)。そして、待機中のユーザと一致した場合には(ステップS58)、自販機に向けて「正常処理」のコールを再度行い、発信電話番号表示機能ONで3回程度のコール音を確認して電話を切る(ステップS59)。
【0100】
自販機12は、サーバ13から「正常処理」のコールを受けた場合には(ステップS60)、投入された現金を受領処理し(ステップ61)、ディスプレイDPには、ランプ点灯等の方法により、「入金完了−支払い処理中」の表示を行う(ステップS62)。また、自販機12は、予め登録されたサーバ13に入金完了の電話をかける(ステップS63)。このとき、サブアドレスを利用して、自販機12を特定するためのパスコード及び入金額をサーバ13に伝達する。例えば、03−3456−7890#123400720であれば、03−3456−7890が電話番号、1234がパスコード、00720が720円の受取をそれぞれ示す。
このとき、自販機12は、発信電話番号表示機能ONで3回程度のコールを行った後(ステップS64)、電話を切って(ステップS65)、サーバ13からの確認コールを「待機モード」で待つ(ステップS66)。
サーバ13は、自販機12からのコールに対して、着信するが通話せずに、発信電話番号、及びサブアドレス情報を取得し(ステップS67)、発信電話番号とパスコードの組合せで自販機12の認証を行う(ステップS68)。自販機12の認証が正常に終了した場合には(ステップS69)、サブアドレス中の入金額を当該ユーザの口座の残高に追加して(ステップS70)、残高情報を更新する(ステップS71)。
サーバ13は、残高情報を更新した時点で、自販機12に対して予め設定した「正常処理」の発信電話番号を利用して処理終了のコールを行う(ステップS72)。
自販機12は、サーバ13から正常処理通知を受取った後(ステップS73)、ディスプレイDPに、ランプ点灯等の方法により「支払い処理完了」の表示を行う(ステップS74)。
顧客CMは、自販機12のディスプレイDPを確認する(ステップS75)。
【0101】
残高ポイント換金処理
顧客CMは、インターネット等を通じて、サービスや物品を購入する際に、当該ポイントを現金の代わりとして「支払い」に利用することができる。
上述した処理において、電話の着信が1度も発生しないため、通信料金は、原則としてゼロ円で処理が終了する。その結果、決済処理にかかる通信コストが発生しないため、手数料を安くすることができる。
また、自販機12の設置者は、オンライン決済用として受領した現金を、顧客口座(電子ポイント)の管理会社に送金する。このとき、自販機12の設置者は、集金手数料として、一定のマージンを管理会社から受取るように構成してもよい。
次に、本発明の自動販売機を利用した課金処理システム及び方法の別の実施例を説明する。
図3は、この実施例のシステムの概略構成を示す構成図である。
図3のシステム110は、
a)発信電話番号及びサブアドレスの通知機能を有する携帯電話機111、
b)(b1)無線又は有線回線を利用した発信及び受信が可能な電話機能を有し、(b2)発信の際には発信電話番号を通知し、受信の際には着信するが通話せずに発信電話番号及びサブアドレスを検知し、(b3)予め登録された特定の電話番号からの電話に対しては、着信するが通話せずに、その発信電話番号及びサブアドレスを確認し、かつその電話番号及びサブアドレスの種類により、異なる処理を実行するように制御し、(b4)着信する電話番号及びサブアドレスの種類によって、制御モード(販売機モードと決済モード)を切り替え、(b5)コインを含む現金の収受機能、及び投入された現金の計数機能を有し、収受した金額を表示し、かつ自販機毎に割り振られた受付電話番号(自販機自体が有する電話番号とは異なる)及びサブアドレスを表示する表示部を有するように構成されている自販機112、
c)(c1)無線又は有線回線を利用した発信及び受信が可能な電話機能を有し、(c2)発信の際には発信電話番号を通知し、(c3)受信の際には電話番号につづくサブアドレスを検知し、(c4)予め登録されたデータベース内の電話番号、パスワード等(一致・不一致)を照合して、ユーザ認証、及び自販機を認証し、(c5)認証の結果に応じて異なる処理を実行するように構成されるサーバ113、及び
d)(d1)顧客データ(電話番号、パスコードを含む)を格納する顧客データベース114−1、(d2)自販機データ(自販機毎の受付電話番号、自販機に搭載の電話番号、及び自販機からのコールを識別するためのパスコード番号を含む)を格納する自販機データベース114−2、(d3)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース114−3、(d4)取引の日時、自販機、顧客、受取金額等を記録する取引記録データベース114−4、及び(d5)サブアドレスに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額を記録・管理するサービス口座管理データベース114−5を含むデータベース114によって構成される。
【0102】
次に、図4A〜4Cのフロー図を参照して、図3のシステム110の動作を説明する。
まず、処理動作をする前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
取引を希望する顧客に対して顧客毎に電子データ上の取引口座を作成する(プリステップPS11)。顧客の利用する携帯電話機111の番号を顧客データベース114−1に登録する(プリステップPS12)。各自販機112に対して自販機112に掲示された受付電話番号、自販機112に搭載の電話番号、及び各自販機112からのコールを認証するためのパスコード情報をそれぞれ自販機データベース114−2に登録する(プリステップPS13)。複数の異なるサービスの内容、提供主体、顧客の利用登録の有無、及び顧客の仮想口座残高について、サービス管理データベース114−5に登録する(プリステップPS14)。
次に、実際の処理動作について説明する。
顧客からの発信処理
顧客CMは、自販機112に掲示された受付電話番号及びサブアドレスを確認し(ステップS110)、顧客CMが所持している携帯電話機111から、自販機12に掲示された受付電話番号+サブアドレスに電話をかけ(発信電話番号表示機能ON)(ステップS111)、顧客CMは、3回程度のコール音を確認して(ステップS112)、電話を切る(ステップS113)。
次いで、サーバ113は、顧客CMの携帯電話機111からかかってきた電話を着信するが通話せずに発信電話番号及びサブアドレスを取得し(ステップS114)、取得した電話番号を顧客データベース114−1で検索し(ステップS115)、ユーザ認証を行う(ステップS116)。
サーバ113は、受信電話番号が顧客データベース114−1の電話番号と一致し、認証が正常に行われた場合、サブアドレスに従い、サービス管理データベース114−5を検索し(ステップS117)、当該顧客CMの利用登録の有無、及び当該顧客CMの課金額又は残高を取得する(ステップS118)。受信電話番号が顧客データベース114−2の電話番号と一致しなかった場合、サーバ113は、エラー処理を行う(ステップS118)。
【0103】
認証処理A(正常処理の場合)
サーバ113は、受信電話番号が顧客データベース114−1の電話番号と一致するか否かを判断し(ステップS119)、一致するという判断された場合には、即ち、認証が正常に行われ(ステップS120)、かつ入力されたサブアドレスに対応したサービスについて、顧客CMの利用登録がなされている場合には(ステップS121)、サーバ113は、顧客口座管理データベース114−3及びサービス管理データベース114−5を検索し(ステップS122)、顧客CMの課金額又は口座残高を取得する(ステップS123)。
また、サーバ113は、顧客が電話をかけた受付電話番号から、自販機データベース114−2を検索し(ステップS124)、該当する自販機112の電話番号を取得して(ステップS125)、該当する自販機112に電話をかける(ステップS126)。この際、サーバ113は、予め設定しておいた「正常処理」用のサブアドレス付与し(ステップS127)、発信電話番号表示機能ONでコールし(ステップS128)、3回程度のコール音を確認してから電話を切る(ステップS129)。この後、サーバ13は、顧客CMからの再度の確認コールを受けるまで「待機モード」に設定される(ステップS130)。
【0104】
自販機112は、サーバ113からの電話(コール)に対して着信するが通話せずに発信電話番号及びサブアドレスを確認し(ステップS131)、その確認の結果、予め登録されているサーバ113の電話番号と一致し(ステップS132)、かつ予め登録されている「正常処理」のサブアドレスのものと一致した場合には(ステップS133)、正常処理として自販機112の制御モードを、物品販売モードからオンライン決済モードに切り替える(ステップS134)と共に、自販機112のディスプレイDPに、ランプの点灯等により「入金可能」の表示を行う(ステップS135)。
顧客CMは、受付電話番号にコールした後(ステップS136)、一定の時間内に自販機112のディスプレイDPに、「入金可能」表示のランプが点灯するかどうかに基づいて正常処理の確認を行う(ステップS137)。また、顧客CMは、一定の時間が経っても自販機112に何の変化も見られない場合には、再度受付電話番号に電話をかける(ステップS138)。これは、その旨を自販機112に表示しておくことにより容易に顧客CMに注意を促すことができる。
【0105】
認証処理B(エラー処理の場合)
サーバ113は、上記ステップS119における判断の結果及び上記ステップS121における判断の結果、受信電話番号が顧客データベース114−1の電話番号と一致せず、認証がエラーとなった場合(ステップS139)、及び入力されたサブアドレスに対応したサービスについて顧客の利用登録がなされていない場合(ステップS140)、顧客が電話をかけた受付電話番号から、自販機データベース114−2を検索し、当該自販機12の電話番号を取得して(ステップS141)、当該自販機112に電話をかける(ステップS142)。
この際、サーバ113は、予め設定しておいた「エラー処理」用のサブアドレスを付与し(ステップS143)、発信電話番号表示機能ONでコールし(ステップS144)、3回程度のコール音を確認してから電話を切る(ステップS145)。
【0106】
自販機112は、サーバ113からの電話(コール)に対して着信するが通話せずに、発信電話番号を確認し(ステップS146)、その確認の結果、予め登録されたサーバ113の電話番号と一致しなかった場合(ステップS147)、及び付与されたサブアドレスが予め設定された「エラー処理」のものと一致した場合には(ステップS148)、自販機112のディスプレイDPにランプの点滅等により「エラー」の表示を行う(ステップS149)。
顧客CMは、自販機112のディスプレイDPを確認してエラーを認識する(ステップS150)。ここで、自販機112のディスプレイDPにエラー表示がされている場合には(ステップS151)、顧客データが登録されていないか、又は、登録されたデータが実態と異なっている可能性があるため、顧客CMは、専用のヘルプデスクに電話する(ステップS152)。これは、その旨を自販機12に表示しておくことにより容易に顧客CMにヘルプデスクに電話するように促すことができる。
【0107】
入金受付処理
顧客CMは、自販機112から「入金可能」の表示を確認し(ステップS153)、確認後に自販機112に現金を投入する(ステップS154)。
自販機112は、投入された金額を計算して(ステップS155)、自販機112のディスプレイDPに受取額を表示する(ステップS156)。この後、自販機112も「待機モード」に設定されて(ステップS157)、サーバ113からのコールを待機する(ステップS158)。
顧客CMは、自販機112のディスプレイDPに表示された受取金額を確認し(ステップS159)、再度、受付電話番号に電話をかける(ステップS160)。ここで、顧客CMは、3回程度のコール音を確認して電話を切る(ステップS161)。このとき、投入額と異なる金額を決済用に指定する場合には(ステップS162)、受付電話番号にサブアドレスを付与することで、例えば 電話番号+#720として投入金額のうち720円を決済金額に指定することで、金額を指定する(ステップS163)。入金を取り消す場合には(ステップS164)、取り消し又は返却レバー等(図示省略)を操作して(ステップS165)、操作の取り消しを行う(ステップS166)。
サーバ113は、顧客CMからのコールを受けると(ステップS167)、ユーザ認証を再度行う(ステップS168)。待機中のユーザと一致した場合には(ステップS169)、自販機112に向けて「正常処理」のコールを再度行う(ステップS170)。このとき、ユーザから指定された決済金額をサブアドレスで自販機112に通知する(ステップS171)。
【0108】
自販機112は、サーバ113から「正常処理」のコールを受けた場合には(ステップS172)、投入額とサーバから通知された決済額とを比較し(ステップS173)、投入額より決済額が大きい場合には(ステップS174)、エラー処理を行い(ステップS175)、投入された現金を返却し(ステップS176)、手続きをキャンセルする(ステップS177)。そして、サーバ113に電話をかけ(着信するが通話せずに)キャンセルを通知する(ステップS178)。
他方、投入額が決済額より大きい場合には(ステップS179)、投入された現金を受領処理し(ステップS180)、自販機112のディスプレイDPに、ランプの点灯等により、「入金完了−支払い処理中」の表示を行う(ステップS181)。また、自販機112は、予め登録されたサーバ113に入金完了の電話をかける(ステップS182)。このとき、サブアドレスを利用し、自販機112を特定するためのパスコード及び入金額をサーバ112に伝達する。例えば、03−3456−7890#123400720であれば、03−3456−7890が電話番号、1234がパスコード、00720が720円の受取をそれぞれ示す。
このとき、自販機112は、発信電話番号表示機能ONで3回程度のコールを行った後(ステップS183)、電話を切って(ステップS184)、サーバ113からの確認コールを「待機モード」で待つ(ステップS185)、と共に「おつり」の算出を行う(ステップS186)。
サーバ113は、自販機112からのコールに対して、着信するが通話せずに、発信電話番号、及びサブアドレス情報を取得し(ステップS187)、発信電話番号とパスコードの組合せで自販機112の認証を行う(ステップS188)。自販機112の認証が正常に終了した場合には(ステップS189)、サブアドレス中の入金額を当該ユーザの口座の残高に追加して(ステップS190)、残高情報を更新する(ステップS191)。
【0109】
サーバ113は、残高情報を更新した時点で、自販機112に対して予め設定した「正常処理」のサブアドレスを利用して処理終了のコールを行う(ステップS192)。
自販機112は、サーバ113から正常処理通知を受取り(ステップS193)、「おつり」の返却を行う(ステップS194)。また、ディスプレイDPに、ランプの点灯等により、「支払い処理完了」の表示を行う(ステップS195)。
顧客CMは、「おつり」を受取る(ステップS196)と共に、自販機112のディスプレイDPを確認する(ステップS197)。
残高ポイント換金処理
顧客CMは、入金した現金を、サブアドレスで指定した特定の物品及び/又はサービスの支払に充当する(ステップS198)。
上述した処理において、電話の着信が1度も発生しないため、通信料金は、原則としてゼロ円で処理が終了する。その結果、決済処理にかかる通信コストが発生しないため、手数料を安くすることができる。
また、自販機12の設置者は、オンライン決済用として受領した現金を、各サービスの提供事業者に送金する。このとき、自販機12の設置者は、集金手数料として、一定のマージンを提供事業者から受取るように構成してもよい。
次に、本発明の自動販売機を利用した課金処理システム及び方法の更に別の実施例を説明する。
【0110】
図5は、この実施例のシステムの概略構成を示す構成図である。
この実施例のシステム210は、
a)(a1)データ通信機能を有し、(a2)文字等を表示するためのディスプレイを備え、(a3)データ通信による発信電話番号の通知機能を有し、かつ(a4)0−9キーやキーボード等の文字入力のための入力手段を有するブラウザ携帯電話機211、
b)(b1)無線又は有線回線を利用したネットワーク機能を有し、(b2)データを送受信し、(b3)データ通信の際、受付ID番号を送受信し、(b4)受信したデータの内容に基づいて、制御モード(販売機モードと決済モード)の切り替えを含む、異なる処理を実行し、(b5)コインを含む現金の収受機能、及び投入された現金の計数機能を有し、(b6)収受した金額を表示し、かつ自販機毎に割り振られた受付IDを表示する表示部を有するように構成される自販機212、
c)(c1)無線又は有線回線を利用したネットワーク機能を有し、(c2)データを送受信し、(c3)データ通信の際、受付ID番号を送受信し、(c4)発信者ID、受付ID、及びサービスIDを検知し、予め登録されたデータベース内の情報の一致・不一致により、的確な認証処理を行い、(c5)認証の結果に応じて異なる処理を実行するように構成されるサーバ213、及び
d)(d1)顧客データ(電話番号、パスコードを含む)を格納する顧客データベース214−1、(d2)自販機データ(自販機毎の受付IDを含む)を格納する自販機データベース214−2、(d3)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース214−3、(d4)取引の日時、自販機、顧客、受取金額等を記録する取引記録データベース214−4、及び(d5)サブアドレスに対応した各サービスの顧客のポイント残高、又は顧客への課金額を記録・管理するサービス口座管理データベース214−5を含むデータベース214によって構成される。
【0111】
次に、図6A〜6Cのフロー図を参照して、図5のシステム210の動作を説明する。
まず、処理動作をする前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
取引を希望する顧客に対して顧客毎に電子データ上の取引口座を作成する(プリステップPS21)。顧客の利用するブラウザ携帯電話機211の番号を顧客データベース214−1に登録する(プリステップPS22)。各自販機212に対して自販機212に掲示された受付ID及び各自販機212からの通信を認証するためのパスコード情報をそれぞれ自販機データベース214−2に登録する(プリステップPS23)。複数の異なるサービスの内容、提供主体、顧客の利用登録の有無、及び顧客の仮想口座残高について、サービス管理データベース214−5に登録する(プリステップPS24)。
次に、実際の処理動作について説明する。
顧客からの発信
顧客CMは、各自販機212に掲示されたサイトアドレス(URLなど)、受付ID、及びサービスIDを確認し(ステップS200)、携帯している手元のブラウザ携帯電話機211からサイトにアクセスした後(ステップS201)、ブラウザ携帯電話機211に表示される入力フォームに応じて目前の受付IDを入力する(ステップS202)と共に、自販機212に掲示されているサービスIDから目的のサービスIDを入力し(ステップS203)、ブラウザ携帯電話機211の「確認/データ発信」ボタンの押下等により(ステップS204)、サーバ213にデータを発信する(ステップS205)。例えば、ユーザは、手元のブラウザ携帯電話から、決済サイト http://www.jihanki.co.jp/kessai にアクセスし、表示される入力フォームに、目前の自動販売機に掲示されている受付ID「1234」(受付IDは各自販機毎に異なる)を入力し、「確認/データ発信」ボタンの押下する等の方法によりアクセスを行う。
サーバ213は、顧客CMからのデータについて、顧客ID、受付ID、及びサービスIDを取得し(ステップS206)、取得したデータを対応するデータベースで検索し(ステップS207)、ユーザ認証、自販機認証、及びサービスID認証を行う(ステップS208)。
【0112】
認証処理A(正常処理の場合)
サーバ213は、入力データがデータベースの情報と一致し(ステップS209)、認証が正常に行われた場合には(ステップS210)、顧客口座管理データベース214−3及びサービス管理データベース214−5を検索し(ステップS211)、顧客CMの課金額又は口座残高を取得する(ステップS212)。
また、サーバ213は、受付IDから、自販機データベース214−2を検索し(ステップS213)、該当する自販機212のネットワークアドレスを取得して(ステップS214)、該当する自販機212にネットワークを介して接続する(ステップS215)。この際、サーバ213は、予め設定しておいた「正常処理」用の制御コードを発信する(ステップS216)。その後、サーバ213は、顧客CMからの再度の確認データを受信するまで「待機モード」に設定される(ステップS217)。また、同時に、ブラウザ携帯電話機211に金額入力用の画面を表示する(ステップS223)。
自販機212は、サーバ213から制御コードを取得する(ステップS219)。次いで、取得した制御コードを予め登録された「正常処理」の制御コードと比較してそれらが一致した場合には(ステップS220)、正常処理として自販機212の制御モードを物品販売モードからオンライン決済モードに切り替える(ステップS221)と共に、自販機212のディスプレイDPにランプの点灯等により「入金可能」の表示を行う(ステップS222)。
顧客CMは、受付IDの入力後(ステップS224)、手元のブラウザ携帯電話機211の画面が金額入力画面に移行することにより(ステップS225)、正常処理の確認を行う(ステップS226)。また、顧客CMは、自販機212のディスプレイDPやランプ等により「入金可能」表示が示されることにより(ステップS227)、正常処理の確認を行う(ステップS228)。
【0113】
認証処理B(エラー処理の場合)
サーバ213は、入力データがデータベースの情報と一致せず、認証がエラーとなった場合(ステップS229)には、サーバ213は、受付IDから、自販機データベース214−2を検索し(ステップS230)、当該自販機212のネットワークアドレスを取得して(ステップS231)、該自販機212にネットワークを介して接続する(ステップS232)。
この際、サーバ213は、予め設定しておいた「エラー処理」用の制御コードを発信する(ステップS233)と共に、ブラウザ携帯電話機211の画面に「エラー」の表示を行う(ステップS239)。
自販機212は、サーバ213からのデータから制御コードを取得する(ステップS235)。そして、予め登録された「エラー処理」の制御コードと一致した場合(ステップS236)又は解読キーで複合化できなかった場合には(ステップS237)、エラー処理として、自販機212のディスプレイDPにランプの点滅等により「エラー」の表示を行う(ステップS238)。
顧客CMは、ブラウザ携帯電話機211の画面にエラーが表示された場合には、エラーを認識する(ステップS240)。また、自販機212のディスプレイDPを確認することにより、エラーを認識することができる(ステップS241)。ここで、エラー表示がされている場合には(ステップS242)、顧客データが登録されていないか、又は、登録されたデータが実態と異なっている可能性があるため、顧客CMは、専用のヘルプデスクに電話する(ステップS243)。これは、その旨を自販機12に表示しておくことにより容易に顧客CMにヘルプデスクに電話するように促すことができる。
【0114】
入金受付処理
顧客CMは、自販機212から「入金可能」の表示を確認し(ステップS244)、確認後に自販機212に現金を投入する(ステップS245)。
自販機212は、投入された金額を計算して(ステップS246)、自販機212のディスプレイDPに受取額を表示する(ステップS247)。この後、自販機212も「待機モード」に設定されて(ステップS248)、サーバ213からのデータ受信を待機する(ステップS249)。
顧客CMは、自販機212のディスプレイDPに表示された受取金額を確認し(ステップS250)、手元のブラウザ携帯電話211から決済金額を入力する(ステップS251)。このとき、投入額と同額を決済用に入金する場合には(ステップS252)、確認ボタン(図示省略)を押下する(ステップS253)。他方、入金を取り消す場合には、(ステップS254)、取り消し又は返却レバー等(図示省略)を操作して(ステップS255)、操作の取り消しを行う(ステップS256)。
サーバ213は、顧客CMからのデータを受けると(ステップS257)、ユーザ認証を再度行う(ステップS258)。待機中のユーザと一致した場合には(ステップS259)、自販機212に向けて「正常処理」のデータを発信する(ステップS260)。このとき、ユーザから指定された決済金額を自販機212に通知する(ステップS261)。
【0115】
自販機212は、サーバ213から「正常処理」通知を受けた場合には(ステップS262)、投入額とサーバから通知された決済額とを比較し(ステップS263)、投入額より決済額が大きい場合には(ステップS264)、エラー処理を行い(ステップS265)、投入された現金を返却し(ステップS266)、手続きをキャンセルする(ステップS267)。そして、サーバ213にもキャンセルを通知する(ステップS268)。
他方、投入額が決済額より大きい場合には(ステップS269)、投入された現金を受領処理し(ステップS270)、自販機212のディスプレイDPに、ランプの点灯等により、「入金完了−支払い処理中」の表示を行う(ステップS271)。また、自販機212は、予め登録されたサーバ213に入金完了を通知する(ステップS272)。このとき、入金完了を示す制御コードを含むデータを暗号化して(ステップS273)発信しても良い(ステップS274)。
自販機212は、サーバ213にデータを通信した後(ステップS275)、サーバ213からの確認通知を「待機モード」で待つ(ステップS276)、と共に「おつり」の算出を行う(ステップS277)。
サーバ213は、自販機212から入金額、及び制御コード、パスコード等の情報を取得して(ステップS279)、自販機212の認証を行う(ステップS280)。自販機212の認証が正常に終了した場合には(ステップS281)、入金額を当該サービスの口座の残高に追加して(ステップS282)、残高情報を更新する(ステップS283)。
【0116】
サーバ213は、残高情報を更新した時点で、自販機212に対して予め設定した「正常処理」のサブアドレスを利用して処理終了の通知を行う(ステップS284)。また、サーバ213は、受領した金額に対する電子データのレシートを作成し(ステップS285)、顧客CMに電子メール等で送付する(ステップS286)か、又は予め登録されたファックス番号にファックスする(ステップS287)。
自販機212は、サーバ213から正常処理通知を受取り(ステップS288)、「おつり」の返却を行う(ステップS289)。また、ディスプレイDPにランプ点灯等の方法により、「支払い処理完了」の表示を行う(ステップS290)。
顧客CMは、「おつり」を受取る(ステップS291)と共に、自販機212のディスプレイDPを確認する(ステップS292)。また、電子メール又はファックスによりレシートを受領する(ステップS293)。
【0117】
残高ポイント換金処理
顧客CMは、入金した現金を、サブアドレスで指定した特定の物品及び/又はサービスの支払に充当する(ステップS294)。
上述した処理において、通信は、データ通信の形態としてもよい。パケット通信等を利用した場合には、データ量が極めて少ないため、通信料金は、極めて安くすることができる。また、決済処理にかかる通信コストが低額なので、手数料を安くすることができる。
また、自販機212の設置者は、オンライン決済用として受領した現金を、各サービスの提供事業者に送金する。このとき、自販機212の設置者は、集金手数料として、一定のマージンを提供事業者から受取るように構成してもよい。
上述した本発明の現金決済システムにおいて、同じユーザが同じ形態の決済を繰り返して行うような場合、例えば、ユーザが加入しているタレント等のファンクラブの会費を毎月支払う際には、その都度上述したような入力を行うのが面倒である。そこで、このような場合には、データベースにユーザのシステムの使用形態を記憶させておき、同一形態の使用に対して操作を簡略化して一つのキー操作により処理を行うことができるように構成してもよい。これは、決済の種類を識別するための識別コードを設定することにより容易に実施できる。例えば、前回と同じ種類の決済を実行する場合には、上述した入力の後に識別コードSAP(Same As Previous one:前回と同じ)をキー入力することにより行うことができる。現金投入金額は決済毎に異なりうるので、ここでは、決済時の現金投入金額が前回と同じである必要はなく、単に処理の対象が同一であるものであればよい。
【0118】
上述したように、本発明の現金決済システムは、通信装置が識別情報を含む所定の情報を発信すると、固有の識別情報を有する複数の現金投入処理装置が所定の処理情報に基づいて現金投入処理を実行し、現金決済処理装置が通信装置から所定の情報が発信されたときに、特定の方式により、所定の情報と予め記憶されている情報とを比較して通信装置が適正なユーザによる使用であるかどうかを認証して所定の現金決済処理を行う。
【0119】
また、上述したように、現金決済処理装置は、認証の結果に基づいて通信装置が適正なユーザによる使用であると認証された場合には所定の情報に基づいて実行すべき処理を識別し、識別情報に基づいて複数の現金投入処理装置の中から識別情報に対応する現金投入処理装置を識別して実行すべき処理に関する処理情報を識別された現金投入処理装置に発信し、処理情報を受信した現金投入処理装置により処理情報に対応する現金投入処理を現金投入処理装置に実行させ、現金投入処理が現金投入処理装置で適正に行われたかどうかを現金投入処理装置から発信されてくる現金投入情報に基づいて判断するように構成される。
次に、本発明による電子決済システムの実施例を説明する。
【0120】
図7は、この実施例のシステムの概略構成を示す構成図である。
【0121】
図7のシステム20は、
a)発信電話番号の通知機能を有する携帯電話機21、
b)自販機毎に割り振られた受付電話番号(自販機自体が有する電話番号及び前述の決済処理用の受付電話番号とは異なる)を表示する表示部(図示省略)を有するように構成されている自販機22、
c)受信の際には電話番号を検知し、予め登録されたデータベース内の電話番号等(一致・不一致)を照合して、ユーザ認証、及び自販機に表示された受付電話番号を認証し、認証の結果に応じて異なる処理を実行するように構成されるサーバ23、及び
d)(d1)顧客データ(携帯電話の電話番号含む)を格納する顧客データベース24−1、
(d2)自販機データ(自販機毎に表示された受付電話番号、及び当該自販機の位置データを含む)を格納する自販機データベース24−2、
(d3)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース24−3、
(d4)顧客からの問合せの日時(時刻データを含む)及び問合せの際に使用した受付電話番号、及び携帯電話機21に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用された携帯電話機21の位置情報等を記録する問合記録データベース24−4、及び
(d5)各自販機の案内地図、各自販機の取扱い商品/サービス及び当該取扱い商品/サービスの関連情報等を記録・管理するサービス情報管理データベース24−5
を含むデータベース24によって構成される。
【0122】
次に、図8A及び図8Bのフロー図を参照して、図7のシステム20の動作を説明する。
【0123】
まず、図8Aのフロー図に示すように、実際の処理動作を実行する前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
問合せを含む取引を希望する顧客について、顧客の利用する携帯電話機21の電話番号を顧客データベース24−1に登録する(プリステップPS301)。このとき、顧客のメールアドレスや住所、年齢、性別等の個人情報やメール受信の可否等の顧客毎のプレファレンスについても、あわせて顧客データベース24−1に登録しておくことが望ましい。各自販機22に掲示された受付電話番号を自販機データベース24−2に登録する(プリステップPS302)。更に各自販機の案内地図、各自販機の取扱い商品/サービス、及び当該取扱い商品/サービスの関連情報等に関する情報をサービス情報データベース24−5に登録する(プリステップPS303)。
【0124】
次に、図8Bのフロー図を参照して図7のシステム20の処理動作について説明する。
顧客からの発信処理
顧客CMは、自販機22に掲示された受付電話番号を確認し、顧客CMが所持している携帯電話機21から、自販機22に掲示された受付電話番号に電話をかけ(発信電話番号表示機能ON)(ステップS301)、顧客CMは、3回程度のコール音を確認して、電話を切る。
【0125】
次いで、サーバ23は、顧客CMの携帯電話機21からかかってきた電話を着信するが通話せずに発信電話番号を取得し(ステップS302)、取得した電話番号を顧客データベース24−1で検索し(ステップS303)、ユーザ認証を行う(ステップS304、S305、S306)。
【0126】
発信元の電話番号が顧客データベース24−2の電話番号と一致しなかった場合には、サーバ23は、エラー処理を行う(ステップS307)。
顧客からの問合せ情報の記録処理
発信元の電話番号が顧客データベース24−1の電話番号と一致する場合、サーバ23は、顧客CMが電話をかけた受付電話番号から、自販機データベース24−2を検索し、該当する受付電話番号を掲示する自販機22を特定し、当該自販機のIDと共に、顧客CMのID、顧客CMからの問合せ時刻、問合せを行った受付電話番号、及び携帯電話機21に位置情報の発信機能が実装されている場合には問合せの際に使用された携帯電話機21の位置情報等を、問合記録データベース24−4に記録する(ステップS308)。
【0127】
このとき、サーバ23は、顧客データベース24−1及びサービス情報データベース24−5を検索し(ステップS309、S311)、あらかじめ顧客CMの希望が登録されている場合には(ステップS310)、顧客が使用した受付番号を掲示する自販機の場所(地図)、取扱い商品/サービス、及び当該取扱い商品/サービスの関連情報等に関する情報を顧客CMの電子メールアドレスに向けて送信することができる(ステップS312)。
【0128】
顧客CMは、自販機に掲示される問合せ用の受付電話番号(決済用の番号とは異なる)を記録することにより、いつでも、どこからでも、自販機の場所(地図)や、当該自販機の取扱い商品/サービス、及びそれらの商品/サービスの関連情報等を確認できる。
【0129】
更に、顧客CMは、送られてきた情報から商品やサービスを注文することができる(ステップS313)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS314)。
顧客別マーク表示処理
顧客CMは、上記問合せの後、パソコンやブラウザ携帯電話機等を使って、いつでも自身の問合せ記録を参照することができる(ステップS315〜S320)。その場合、サーバ23は、顧客CM毎に異なる情報(顧客毎のホームページ等)を編集し提供する。
【0130】
顧客CMは、サーバ23にアクセスすることで、問合わせの日付や時刻のほか、該当する自販機の場所(地図)や、当該自販機の取扱い商品/サービス、及びそれらの商品/サービスの関連情報等を確認できる。当該自販機の取扱い商品/サービスが時間と共に変化する場合には、サーバ23は、問合せを行った時点の情報と併せて、最新の商品/サービス及び当該商品/サービスの関連情報を表示したり、また、問合せを行った時点から、商品/サービスの構成や値段等が変化した場合に、顧客CM向けに電子メールで「お知らせ」を送付することができる。
【0131】
更に、顧客CMは、当該情報ページや電子メール等から、商品やサービスを注文することができる(ステップS313)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS314)。
【0132】
上記実施例では、問合せの回数や内容、及び注文等の取引に応じて顧客CM毎にポイントを設定し、蓄積されたポイントに応じてプレゼント等の提供を行うよう設定してもよい。
【0133】
また、上記実施例では、問合せ用の受付電話番号に加えて、サブアドレスを併用することも可能である。その場合、各自販機が取扱う各商品/サービス又は商品/サービスグループ毎にサブアドレスを設定することにより、顧客CMの問合せに対して、より限定された情報を提供することができ、サービスの質の向上が可能である。
【0134】
次に、本発明の他の実施例を説明する。
【0135】
図9は、この実施例のシステムの概略構成を示す構成図である。
【0136】
図9のシステム220は、
a)データ通信機能を有し、文字等を表示するためのディスプレイ(図示省略)を備え、データ通信による発信電話番号の通知機能を有し、かつ0−9キーやキーボード等の文字入力のための入力手段(図示省略)を有するブラウザ携帯電話機221、
b)自販機毎に割り振られた受付ID(決済用の受付IDとは異なる)を表示する表示部(図示省略)を有するように構成される自販機222、
c)無線又は有線回線を利用したネットワーク機能を有し、データを送受信し、データ通信の際、受付ID番号を送受信し、発信者ID、受付IDを検知し、予め登録されたデータベース内の情報の一致・不一致により、的確な認証処理を行い、認証の結果に応じて異なる処理を実行するように構成されるサーバ223、及び
d)(d1)顧客データ(ブラウザ携帯電話機の発信者IDを含む)を格納する顧客データベース224−1、
(d2)自販機データ(自販機毎に表示された受付ID、及び当該自販機の位置データを含む)を格納する自販機データベース224−2、
(d3)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース224−3、
(d4)顧客からの問合せの日時(時刻データを含む)、及び問合せの際に使用した受付ID、及びブラウザ携帯電話機221に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用されたブラウザ携帯電話機221の位置情報等を記録する問合記録データベース224−4、及び
(d5)各自販機の案内地図、各自販機の取扱い商品/サービス及び当該取扱い商品/サービスの関連情報等を記録・管理するサービス情報管理データベース224−5
を含むデータベース224によって構成される。
【0137】
次に、図10A及び図10Bのフロー図を参照して、図9のシステム220の動作を説明する。
【0138】
まず、図10Aのフロー図に示すように、実際の処理動作を実行する前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
問合せを含む取引を希望する顧客について、顧客の利用するブラウザ携帯電話機221の番号を顧客データベース224−1に登録する(プリステップPS401)。このとき、顧客のメールアドレスや住所、年齢、性別等の個人情報やメール受信の可否等の顧客毎のプレファレンスについても、あわせて顧客データベース224−1に登録しておくことが望ましい。各自販機222に掲示された受付IDを自販機データベース224−2に登録する(プリステップPS402)。更に各自販機の案内地図、各自販機の取扱い商品/サービス、及び当該取扱い商品/サービスの関連情報等に関する情報をサービス情報データベース224−5に登録する(プリステップPS403)。
【0139】
次に、図10Bのフロー図を参照して、図9のシステム220の処理動作について説明する。
顧客からの発信
顧客CMは、各自販機222に掲示されたサイトアドレス(URLなど)、及び問合せ用の受付IDを確認し、携帯している手元のブラウザ携帯電話機221からサイトにアクセスした後、ブラウザ携帯電話機221に表示される入力フォームに応じて受付IDを入力し(ステップS401)、サーバ223にデータを発信する。例えば、ユーザは、手元のブラウザ携帯電話から、サイト http://www.jihanki.co.jp/toiawase にアクセスし、表示される入力フォームに、自動販売機に掲示されている問合せ用の受付ID「1234」(受付IDは各自販機毎に異なる)を入力し、「確認/データ発信」ボタンの押下する等の方法によりアクセスを行う。このとき、受付IDの入力について、ブラウザ携帯電話機221に付属のキーボード等からの入力でなく、画面に表示される選択肢から選択する方式であっても良い。
【0140】
サーバ223は、顧客CMから送信されたデータに基づき、顧客ID、受付IDを取得し(ステップS402)、取得したデータを対応するデータベースで検索し(ステップS403、S405)、ユーザ認証、自販機認証を行う(ステップS404、S406)。顧客IDが顧客データベース224−1に登録されたIDと一致しなかった場合、サーバ223は、エラー処理を行う(ステップS407)。
顧客からの問合せ情報の記録処理
サーバ223は、入力データがデータベースの情報と一致し、認証が正常に行われた場合には、自販機データベース224−2及びサービス情報データベース224−5を検索し、該当する受付ID、及び当該受付IDを掲示する自販機のIDと共に、顧客CMのID、顧客CMからの問合せ時刻、問合せを行った受付ID、及びブラウザ携帯電話機221に位置情報の発信機能が実装されている場合には問合せの際に使用されたブラウザ携帯電話機221の位置情報等を、問合記録データベース224−4に記録する(ステップS408)。
【0141】
このとき、サーバ223は、顧客データベース224−1を検索し(ステップS409)、あらかじめ顧客CMの希望が登録されている場合には(ステップS410)、顧客が使用した受付IDを掲示する自販機の場所(地図)、取扱い商品/サービス、及び当該取扱い商品/サービスの関連情報等に関する情報を顧客CMの電子メールアドレスに向けて送信することができる(ステップS411、S412)。
【0142】
顧客CMは、自販機に掲示される問合せ用のサイトアドレスと受付ID(決済用のIDとは異なる)を記録しておくことで、いつでも、どこからでも、自販機の場所(地図)や、当該自販機の取扱い商品/サービス、及びそれらの商品/サービスの関連情報等を確認できる。
【0143】
更に、顧客CMは、送られてきた情報から商品やサービスを注文することができる(ステップS413)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS414)。
顧客別マーク表示処理
顧客CMは、上記問合せの後、パソコンやブラウザ携帯電話機等を使って、いつでも自身の問合せ記録を参照することができる(ステップS415〜S420)。その場合、サーバ223は、顧客CM毎に異なる情報(顧客毎のホームページ等)を編集し提供する。顧客CMは、サーバ223にアクセスすることで、問合わせの日付や時刻のほか、該当する自販機の場所(地図)や、当該自販機の取扱い商品/サービス、及びそれらの商品/サービスの関連情報等を確認できる。当該自販機の取扱い商品/サービスが時間と共に変化する場合には、サーバ223は、問合せを行った時点の情報と併せて、最新の商品/サービス及び当該商品/サービスの関連情報を表示したり、また、問合せを行った時点から、商品/サービスの構成や値段等が変化した場合に、顧客CM向けに電子メールでお知らせを送付することができる。
【0144】
更に、顧客CMは、当該情報ページや電子メール等から、商品やサービスを注文することができる(ステップS413)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS414)。
【0145】
次に、本発明の更に別の実施例を説明する。
【0146】
図11は、この実施例のシステムの概略構成を示す構成図である。
【0147】
図11のシステム30は、
a)発信電話番号の通知機能を有する携帯電話機31、
b)(b1)広告やその他の情報の掲示スペース又は広告やその他の情報を表示するための電子画面(以下「広告表示エリア」という)32−1を有し、(b2)当該広告表示エリア32−1を一意に識別できる受付電話番号の表示部32−2を有するように構成されている自販機32、
c)(c1)受信の際には電話番号を検知し、(c2)予め登録されたデータベース内の電話番号等(一致・不一致)を照合して、ユーザ認証、及び自販機に表示された受付電話番号を認証し、(c3)認証の結果に応じて異なる処理を実行するように構成されるサーバ33、及び
d)(d1)顧客データ(携帯電話の電話番号を含む)を格納する顧客データベース34−1、
(d2)自販機データ(自販機毎の広告表示エリアに表示された受付電話番号、及び当該自販機の位置データを含む)を格納する自販機データベース34−2、
(d3)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース34−3、
(d4)顧客からの問合せの日時(時刻データを含む)、問合せの際に使用した受付電話番号、携帯電話機31に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用された携帯電話機31の位置情報等を記録する問合記録データベース34−4、
(d5)各自販機の案内地図、各自販機の広告表示エリアに表示・掲載された商品/サービス及び当該商品/サービスの関連情報等を記録・管理するサービス情報管理データベース34−5、及び
(d6)各広告表示エリアに表示又は掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールを記録・管理するコンテンツ管理データベース34−6
を含むデータベース34によわて構成される。
【0148】
次に、図12A及び図12Bのフロー図を参照して、図11のシステム30の動作を説明する。
【0149】
まず、図12Aのフロー図に示すように、実際の処理動作を実行する前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
問合せを含む取引を希望する顧客について、顧客の利用する携帯電話機31の電話番号を顧客データベース34−1に登録する(プリステップPS501)。このとき、顧客のメールアドレスや住所、年齢、性別等の個人情報やメール受信の可否等の顧客毎のプレファレンスについても、あわせて顧客データベース34−1に登録しておくことが望ましい。各自販機32の広告表示エリア32−1に掲示された受付電話番号等を自販機データベース34−2に登録する(プリステップPS502)。更に各自販機の案内地図、各自販機32の広告表示エリア32−1に表示・掲載された商品/サービス及び当該商品/サービスの関連情報等をサービス情報データベース34−5に登録する(プリステップPS503)。各自販機32の広告表示エリア32−1に表示・掲載される情報が動的に変化する場合には、各自販機32の広告表示エリア32−1に表示・掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールについて、コンテンツ管理データベース34−6に登録する(プリステップPS504)。このとき、広告表示エリア32−1がTV画面等の電子画面で、表示・掲載される情報が動的かつ継続的に変化する場合、継続的にコンテンツ管理データベース34−6の内容が追加・更新されるよう設定する。
【0150】
次に、図12Bのフロー図を参照して図11のシステム30処理動作について説明する。
顧客からの発信処理
顧客CMは、自販機32の広告表示エリア32−1に掲示された情報及び受付電話番号を確認し、顧客CMが所持している携帯電話機31から、自販機32の広告表示エリアに掲示された受付電話番号に電話をかけ(発信電話番号表示機能ON)(ステップS501)、顧客CMは、3回程度のコール音を確認して、電話を切る。
【0151】
次いで、サーバ33は、顧客CMの携帯電話機31からかかってきた電話を着信するが通話せずに発信電話番号を取得し(ステップS502)、取得した電話番号を顧客データベース34−1で検索し(ステップS503)、ユーザ認証を行う(ステップS504、S505、S506)。発信元の電話番号が顧客データベース34−1の電話番号と一致しなかった場合、サーバ33は、エラー処理を行う(ステップS507)。
顧客からの問合せ情報の記録処理
発信元の電話番号が顧客データベース34−1の電話番号と一致する場合、サーバ33は、顧客CMが電話をかけた受付電話番号から、自販機データベース34−2を検索し、該当する受付電話番号が割り当てられた広告表示エリア32−1を有する自販機32を特定し、当該広告表示エリア32−1のID、自販機のIDと共に、顧客CMのID、顧客CMからの問合せ時刻、問合せを行った受付電話番号、及び携帯電話機31に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用された携帯電話機31の位置情報等を、問合記録データベース34−4に記録する(ステップS508)。
【0152】
このとき、サーバ33は、顧客データベース34−1、サービス情報データベース34−5、及びコンテンツ管理データベース34−6を検索し(ステップS509、S511、S512)、あらかじめ顧客CMの希望が登録されている場合には(ステップS510)、顧客が使用した受付電話番号に対応する広告表示エリア32−1に、問合せの時点で掲示されていた商品/サービス等の情報、及びこれらの商品/サービスに関する関連情報等を顧客CMの電子メールアドレスに向けて送信することができる(ステップS513)。例えば、自販機32の広告表示エリア32−1にA社のスポーツカーXに関する広告が掲示されていた場合、顧客CMは、当該広告表示エリア32−1に割り当てられた受付電話番号にコールすることで、当該スポーツカーXに関する情報、及びその関連情報(A社の販売店、A社の他の商品、スポーツカーXの開発ストーリー、等)を記録した電子メールを受取ることができる。
【0153】
顧客CMは、自販機32の広告表示エリア32−1に表示・掲載された情報に関心がある場合、当該広告表示エリア32−1に割り当てられた問合せ用の受付電話番号に電話をかけるだけで、関心のある商品やサービスの情報、及びその関連情報等を取得できる。
【0154】
更に、顧客CMは、電子メールで送られてきた情報から商品やサービスを注文することができる(ステップS514)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS515)。
顧客別マーク表示処理
顧客CMは、上記問合せの後、パソコンやブラウザ携帯電話機等を使って、いつでも、どこからでも、自身の問合せ記録を参照することができる(ステップS516〜S522)。その場合、サーバ33は、顧客CM毎に異なる情報(顧客毎のホームページ等)を編集し提供する。顧客CMは、サーバ33にアクセスすることで、問合わせの日付や時刻のほか、顧客が使用した受付電話番号に対応する広告表示エリア32−1に問合せの時点で掲示されていた商品やサービスに関する情報及びその関連情報等を入手することができる。
【0155】
商品やサービスの内容が時間と共に変化する内容の場合には、サーバ33は、問合せを行った時点の情報と併せて、最新の商品やサービスの情報を表示したり、また、問合せを行った時点から、商品・サービスの構成や値段等が変化した場合に、顧客CM向けに電子メールでお知らせを送付することができる。
【0156】
広告表示エリア32−1に割り当てられる受付電話番号のほか、広告表示エリア32−1に表示・掲載される各情報そのものに、受付電話番号が付与される場合も、同様の処理によって情報の入手が可能である。
【0157】
更に、顧客CMは、当該情報ページや電子メール等から、商品やサービスを注文することができる(ステップS514)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS515)。
【0158】
上記実施例において、問合せの回数や内容、及び注文等の取引に応じて顧客CM毎にポイントを設定し、蓄積されたポイントに応じてプレゼント等の提供を行うよう設定してもよい。
【0159】
また、上記実施例において、問合せ用の受付電話番号に加えて、サブアドレスを併用することも可能である。その場合、各自販機32が取扱う各商品・サービス又は商品やサービスのグループ毎にサブアドレスを設定することにより、顧客CMの問合せに対して、より限定された情報を提供することができ、サービスの質の向上が可能である。
【0160】
次に、本発明の別の実施例を説明する。
【0161】
図13は、この実施例のシステムの概略構成を示す構成図である。
【0162】
図13のシステム230は、
a)(a1)データ通信機能を有し、(a2)文字等を表示するためのディスプレイを備え、(a3)データ通信による発信電話番号の通知機能を有し、かつ(a4)0−9キーやキーボード等の文字入力のための入力手段(図示省略)を有するブラウザ携帯電話機231、
b)(b1)広告やその他の情報の掲示スペース又は広告やその他の情報を表示するための電子画面(以下「広告表示エリア」という)232−1を有し、(b2)当該広告表示エリア232−1を一意に識別できる受付IDの表示部232−2を有するように構成されている自販機232、
c)(c1)無線又は有線回線を利用したネットワーク機能を有し、(c2)データを送受信し、(c3)データ通信の際、受付ID番号を送受信し、(c4)発信者ID、受付ID、及びサービスIDを検知し、予め登録されたデータベース内の情報の一致・不一致により、適格な認証処理を行い、(c5)認証の結果に応じて異なる処理を実行するように構成されるサーバ233、及び
d)(d1)顧客データ(ブラウザ携帯電話機の発信者IDを含む)を格納する顧客データベース234−1、
(d2)自販機データ(自販機毎に表示された受付ID、及び当該自販機の位置データを含む)を格納する自販機データベース234−2、
(d3)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース234−3、
(d4)顧客からの問合せの日時(時刻データを含む)、及び問合せの際に使用した受付ID、及びブラウザ携帯電話機231に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用されたブラウザ携帯電話機231の位置情報等を記録する問合記録データベース234−4、
(d5)各自販機の案内地図、各自販機の取扱い商品/サービス及び当該取扱い商品/サービスの関連情報等を記録・管理するサービス情報管理データベース224−5、及び(d6)各広告表示エリアに表示又は掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールを記録・管理するコンテンツ管理データベース234−6
を含むデータベース234によって構成される。
【0163】
次に、図14A及び図14Bのフロー図を参照して、図13のシステム230の動作を説明する。
【0164】
まず、図14−Aのフロー図に示すように、実際の処理動作を実行する前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
問合せを含む取引を希望する顧客について、顧客の利用するブラウザ携帯電話機231の発信者IDを顧客データベース234−1に登録する(プリステップPS601)。このとき、顧客のメールアドレスや住所、年齢、性別等の個人情報やメール受信の可否等の顧客毎のプレファレンスについても、あわせて顧客データベース234−1に登録しておくことが望ましい。各自販機232の広告表示エリア232−1に掲示された受付IDを自販機データベース234−2に登録する(プリステップPS602)。更に各自販機232の案内地図、各自販機232の広告表示エリア232−1に表示・掲載された商品/サービス及び当該商品/サービスの関連情報等をサービス情報データベース234−5に登録する(プリステップPS603)。各自販機232の広告表示エリア232−1に表示・掲載される情報が動的に変化する場合には、各自販機232の広告表示エリア232−1に表示・掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールについて、コンテンツ管理データベース234−6に登録する(プリステップPS604)。このとき、広告表示エリア232−1がTV画面等の電子画面で、表示・掲載される情報が動的かつ継続的に変化する場合、継続的にコンテンツ管理データベース234−6の内容が追加・更新されるよう設定する。
【0165】
次に、図14Bのフロー 図を参照して図13のシステム230の処理動作について説明する。
顧客からの発信
顧客CMは、各自販機232の広告表示エリア232−1に掲示された情報及びサイトアドレス(URLなど)、及び問合せ用の受付IDを確認し、携帯している手元のブラウザ携帯電話機231からサイトにアクセスした後、ブラウザ携帯電話機231に表示される入力フォームに応じて受付IDを入力し(ステップS601)、サーバ233にデータを発信する。例えば、ユーザは、手元のブラウザ携帯電話から、サイト http://www.jihanki.co.jp/toiawase にアクセスし、表示される入力フォームに、自動販売機232の広告表示エリア232−1に表示されている問合せ用の受付ID「1234」(受付IDは各自販機毎に異なる)を入力し、「確認/データ発信」ボタンの押下する等の方法によりアクセスを行う。このとき、受付IDの入力について、ブラウザ携帯電話機231に付属のキーボード等からの入力でなく、画面に表示される選択肢から選択する方式であってもよい。
【0166】
サーバ233は、顧客CMから送信されたデータに基づき、顧客ID、受付IDを取得し(ステップS602)、取得したデータを対応するデータベースで検索し(ステップS603、S605)、ユーザ認証、自販機認証を行う(ステップS604、S606)。顧客IDが顧客データベース234−2に登録されたIDと一致しなかった場合、サーバ233は、エラー処理を行う(ステップS607)。
顧客からの問合せ情報の記録処理
サーバ223は、入力データが対応するデータベースの情報と一致し、認証が正常に行われた場合には、自販機データベース234−2及びサービス情報データベース234−5を検索し、該当する受付電話番号が割り当てられた広告表示エリア232−1を有する自販機232を特定し、当該広告表示エリア232−1のID、自販機のIDと共に、顧客CMのID、顧客CMからの問合せ時刻、問合せを行った受付ID、及びブラウザ携帯電話機231に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用されたブラウザ携帯電話機231の位置情報等を、問合記録データベース234−4に記録する(ステップS608)。
【0167】
このとき、サーバ233は、顧客データベース234−1、サービス情報データベース234−5、及びコンテンツ管理データベース234−6を検索し(ステップS609、S611、S612)、あらかじめ顧客CMの希望が登録されている場合には(ステップS610)、顧客が使用した受付電話番号に対応する広告表示エリア232−1に、問合せの時点で掲示されていた商品/サービス等の情報、及びこれらの商品/サービスに関する関連情報等を顧客CMの電子メールアドレスに向けて送信することができる(ステップS613)。例えば、自販機232の広告表示エリア232−1にA社のスポーツカーXに関する広告が掲示されていた場合、顧客CMは、当該広告表示エリア232−1に割り当てられた受付IDを入力(クリック)することで、当該スポーツカーXに関する情報、及びその関連情報(A社の販売店、A社の他の商品、スポーツカーXの開発ストーリー、等)を記録した電子メールを受取ることができる。
【0168】
顧客CMは、自販機232の広告表示エリア232−1に表示・掲載された情報に関心がある場合、当該広告表示エリア232−1に割り当てられた問合せ用の受付IDを入力(クリック)するだけで、関心のある商品やサービスの情報、及びその関連情報等を取得できる。
【0169】
更に、顧客CMは、電子メールで送られてきた情報から商品やサービスを注文することができる(ステップS614)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS615)。
顧客別マーク表示処理
顧客CMは、上記問合せの後、パソコンやブラウザ携帯電話機等を使って、いつでも、どこからでも、自身の問合せ記録を参照することができる(ステップS616〜S622)。その場合、サーバ233は、顧客CM毎に異なる情報(顧客毎のホームページ等)を編集し提供する。顧客CMは、サーバ233にアクセスすることで、問合わせの日付や時刻のほか、顧客が使用した受付IDに対応する広告表示エリア232−1に問合せの時点で掲示されていた商品やサービスに関する情報及びその関連情報等を入手することができる。
【0170】
商品やサービスの内容が時間と共に変化する内容の場合には、サーバ233は、問合せを行った時点の情報と併せて、最新の商品やサービスの情報を表示したり、また、問合せを行った時点から、商品・サービスの構成や値段等が変化した場合に、顧客CM向けに電子メールでお知らせを送付することができる。
【0171】
広告表示エリア232−1に割り当てられる受付IDのほか、広告表示エリア232−1に表示・掲載される各情報そのものに、受付IDが付与される場合も、同様の処理によって情報の入手が可能である。
【0172】
更に、顧客CMは、当該情報ページや電子メール等から、商品やサービスを注文することができる(ステップS614)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS615)。
【0173】
上記実施例では、問合せの回数や内容、及び注文等の取引に応じて顧客CM毎にポイントを設定し、蓄積されたポイントに応じてプレゼント等の提供を行うよう設定してもよい。
【0174】
次に、本発明の別の実施例を説明する。
【0175】
図15は、この実施例のシステムの概略構成を示す構成図である。
【0176】
図15のシステム40は、
a)発信電話番号の通知機能を有する携帯電話機41、
b)決済用の受付電話番号を有する自販機42、
c)(c1)広告やその他の情報の掲示スペース又は広告やその他の情報を表示するための電子画面(以下「広告表示エリア」という)を有し、(c2)当該広告表示エリアを一意に識別できる受付電話番号の表示部を有するように構成されている情報媒体(メディア)43、
d)(d1)受信の際には電話番号を検知し、(d2)予め登録されたデータベース内の電話番号等(一致・不一致)を照合して、ユーザ認証及び各情報媒体に付与された受付電話番号を認証し、(d3)認証の結果に応じて異なる処理を実行するように構成されるサーバ44、及び
e)(e1)顧客データ(携帯電話の電話番号を含む)を格納する顧客データベース45−1、
(e2)自販機データ(自販機毎の決済用の受付電話番号、及び当該自販機の位置データを含む)を格納する自販機データベース45−2、
(e3)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース45−3、
(e4)顧客からの問合せの日時(時刻データを含む)、問合せの際に使用した受付電話番号、携帯電話機41に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用された携帯電話機41の位置情報等を記録する問合記録データベース45−4、
(e5)受付電話番号を割り当てられた、様々な情報媒体の広告表示エリア表示・掲載された商品又はサービスの情報・関連情報等を記録・管理するサービス情報管理データベース45−5、及び
(e6)各広告表示エリアに表示・掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールを記録・管理するコンテンツ管理データベース45−6
を含むデータベース45によって構成される。
【0177】
上記情報媒体(メディア)43は、例えば、チラシやポスター等に受付電話番号が記載してある場合や、テレビやラジオのCMの一つ一つに受付電話番号が割り当てられている場合、及び、屋外の広告スペース、広告ボード、トラックやバス、電車の車体、等に受付電話番号が記載されている場合、更に、中身の表示内容が動的に変化するテレビやその他のディスプレイ等の「枠」に受付電話番号が設定されている場合など、が考えられる。どのような情報媒体であっても、他の媒体との論理的・物理的な境界を有する媒体で、意味のある「まとまり」に対して受付電話番号を付与できる媒体全てを対象とする
次に、図16A及び図16Bのフロー図を参照して、図15のシステム40の動作を説明する。
【0178】
まず、図16Aのフロー図に示すように、実際の処理動作をする前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
問合せを含む取引を希望する顧客について、顧客の利用する携帯電話機41の電話番号を顧客データベース45−1に登録する(プリステップPS701)。このとき、顧客のメールアドレスや住所、年齢、性別等の個人情報やメール受信の可否等の顧客毎のプレファレンスについても、あわせて顧客データベース45−1に登録しておくことが望ましい。各自販機に割り当てられた決済用の受付電話番号を自販機データベース45−2に登録する(プリステップPS702)。ちらしやポスター、広告ボード、及びテレビやWWWブラウザ等の広告表示エリアを有する情報媒体43のIDと、各情報媒体43に割り当てられた受付電話番号をサービス情報データベース45−5に登録する。各情報媒体43の広告表示エリアに表示・掲載される商品・サービスの詳細情報及び関連情報について、コンテンツ管理データベース45−6に登録する(プリステップPS703)。各広告表示エリアに表示・掲載される情報が動的に変化する場合には、各広告表示エリアに表示・掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールについても、コンテンツ管理データベース45−6に登録する(プリステップPS704)。このとき、広告表示エリアがTV画面等の電子画面で、表示・掲載される情報が動的かつ継続的に変化する場合、継続的にサービス情報データベース45−5及びコンテンツ管理データベース45−6の内容が追加・更新されるよう設定する。
【0179】
次に、図16Bのフロー図を参照して図15のシステム40の処理動作について説明する。
顧客からの発信処理
顧客CMは、各情報媒体43の広告表示エリアに掲示された商品・サービスに関する情報及び受付電話番号を確認し、顧客CMが所持している携帯電話機41から、情報媒体43の広告表示エリアに表示された受付電話番号に電話をかけ(発信電話番号表示機能ON)(ステップS701)、顧客CMは、3回程度のコール音を確認して、電話を切る。
【0180】
次いで、サーバ44は、顧客CMの携帯電話機41からかかってきた電話を着信するが通話せずに発信電話番号を取得し(ステップS702)、取得した電話番号を顧客データベース45−1で検索し(ステップS703)、ユーザ認証を行う(ステップS704、S705、S706)。発信元の電話番号が顧客データベース45−2の電話番号と一致しなかった場合、サーバ44は、エラー処理を行う(ステップS707)。
顧客からの問合せ情報の記録処理
発信元の電話番号が顧客データベース45−1の電話番号と一致する場合、サーバ44は、顧客CMが電話をかけた受付電話番号から、サービス情報データベース45−5を検索し、該当する受付電話番号が割り当てられた広告表示エリアを有する情報媒体43を特定し、当該広告表示エリアのIDと共に、顧客CMのID、顧客CMからの問合せ時刻、問合せを行った受付電話番号、及び携帯電話機41に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用された携帯電話機41の位置情報等を、問合記録データベース45−4に記録する(ステップS708)。
【0181】
このとき、サーバ44は、顧客データベース45−1、サービス情報データベース45−5、及びコンテンツ管理データベース45−6を検索し(ステップS709、S711、S712)、あらかじめ顧客CMの希望が登録されている場合には(ステップS710)、顧客が使用した受付電話番号に対応する広告表示エリアに、問合せの時点で掲示されていた商品やサービス等の情報、及びこれらの商品・サービスに関する関連情報等を顧客CMの電子メールアドレスに向けて送信することができる(ステップS713)。例えば、受付電話番号「0120−123−456」が割り当てられているTVディスプレイに、俳優Bの運転するC社のスポーツカーZが表示されていた場合、顧客CMは、当該広告表示エリア(TVディスプレイ)に割り当てられた受付電話番号(0120−123−456)にコールすることで、俳優Bに関する情報、C社のスポーツカーZに関する情報のほか、様々な関連情報(俳優Bの出演ドラマの販売ビデオ一覧、俳優Bの衣装を販売するメーカ及び販売店情報、C社の販売店、C社の他の商品、スポーツカーZの開発ストーリー、等)を記録した電子メールを受取ることができる。
【0182】
顧客CMは、情報媒体43の広告表示エリアに表示・掲載された情報に関心がある場合、当該広告表示エリアに割り当てられた問合せ用の受付電話番号に電話をかけるだけで、関心のある商品やサービスの情報、及びその関連情報等を取得できる。
【0183】
更に、顧客CMは、電子メールで送られてきた情報から商品やサービスを注文することができる(ステップS714)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS715)。
顧客別マーク表示処理
顧客CMは、上記問合せの後、パソコンやブラウザ携帯電話機等を使って、いつでも、どこからでも、自身の問合せ記録を参照することができる(ステップS716〜S722)。その場合、サーバ44は、顧客CM毎に異なる情報(顧客毎のホームページ等)を編集し提供する。顧客CMは、サーバ44にアクセスすることで、問合わせの日付や時刻のほか、顧客が使用した受付電話番号に対応する広告表示エリアに問合せの時点で掲示されていた商品やサービスに関する情報及びその関連情報等を入手することができる。
【0184】
商品やサービスの内容が時間と共に変化する内容の場合には、サーバ44は、問合せを行った時点の情報と併せて、最新の商品やサービスの情報を表示したり、また、問合せを行った時点から、商品・サービスの構成や値段等が変化した場合に、顧客CM向けに電子メールでお知らせを送付することができる。
【0185】
更に、顧客CMは、当該情報ページ等から、商品やサービスを注文することができる(ステップS714)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS715)。
【0186】
上記実施例において、問合せの回数や内容、及び注文等の取引に応じて顧客CM毎にポイントを設定し、蓄積されたポイントに応じてプレゼント等の提供を行うよう設定してもよい。
【0187】
また、上記実施例において、問合せ用の受付電話番号に加えて、サブアドレスを併用することも可能である。その場合、例えば人物に関する情報はサブアドレス#101、背景や場所に関する情報は#102、人物以外のアイテム等については#103、それ以外の情報については#104、といったように、情報又は商品やサービスのグループ毎にサブアドレスを設定することにより、顧客CMの問合せに対して、より限定された情報を提供することができ、サービスの質の向上が可能である。
【0188】
更に、情報媒体43に付与する受付電話番号及びサブアドレスについて、通信販売のカタログや飲食店のメニュー等に割り当てることにより、特定の受付電話番号に電話をかけるだけで、商品やサービスの注文が完了したものとみなすことも可能である。例えば、喫茶店のあるテーブルに「0120−555−666」の受付電話番号を付与し、「#101」はコーヒー、「#102」は紅茶の注文であると記載されたメニューを置いておくことによって、顧客CMは「0120−555−666#101」へ電話するだけでコーヒーの注文が出来たり、又は旅行中、各観光スポットに割り当てられた受付電話番号をコールすることで、携帯電話を介した当該観光スポットに関する説明や、付近の案内が受けられる、といったサービスにも適用可能である。このような場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する。
【0189】
次に、本発明の更に別の実施例を説明する。
【0190】
図17は、この実施例のシステムの概略構成を示す構成図である。
【0191】
図17のシステム240は、
a)(a1)データ通信機能を有し、(a2)文字等を表示するためのディスプレイを備え、(a3)データ通信による発信電話番号の通知機能を有し、かつ(a4)0−9キーやキーボード等の文字入力のための入力手段(図示省略)を有するブラウザ携帯電話機241、
b)決済用の受付IDの表示部を有するように構成されている自販機242、
c)(c1)広告やその他の情報の掲示スペース又は広告やその他の情報を表示するための電子画面(以下「広告表示エリア」という)を有し、(c2)当該広告表示エリアを一意に識別できる受付IDの表示部を有するように構成されている情報媒体(メディア)243、
d)(d1)無線又は有線回線を利用したネットワーク機能を有し、(d2)データを送受信し、(d3)データ通信の際、受付ID番号を送受信し、(d4)発信者ID、受付ID、及びサービスIDを検知し、予め登録されたデータベース内の情報の一致・不一致により、的確な認証処理を行い、(d5)認証の結果に応じて異なる処理を実行するように構成されるサーバ244、及び
e)(e1)顧客データ(ブラウザ携帯電話機の発信者IDを含む)を格納する顧客データベース245−1、
(e2)自販機データ(自販機毎に表示された決済用の受付ID、及び当該自販機の位置データを含む)を格納する自販機データベース245−2、
(e3)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース245−3、
(e4)顧客からの問合せの日時(時刻データを含む)、問合せの際に使用した受付ID、ブラウザ携帯電話機241に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用されたブラウザ携帯電話機241の位置情報等を記録する問合記録データベース245−4、
(e5)受付IDを割り当てられた、様々な情報媒体の広告表示エリア表示・掲載された商品又はサービスの情報・関連情報等を記録・管理するサービス情報管理データベース245−5、及び
(e6)各広告表示エリアに表示・掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールを記録・管理するコンテンツ管理データベース245−6
を含むデータベース245によって構成される。
【0192】
上記情報媒体(メディア)243は、例えば、チラシやポスター等に受付IDが記載してある場合や、テレビやラジオのCMの一つ一つに受付IDが割り当てられている場合、及び、屋外の広告スペース、広告ボード、トラックやバス、電車の車体、等に受付IDが記載されている場合、更に、中身の表示内容が動的に変化するテレビやその他のディスプレイ等の「枠」に受付IDが設定されている場合など、が考えられる。どのような情報媒体であっても、他の媒体との論理的・物理的な境界を有する媒体で、意味のあるまとまりに対して受付IDを付与できる媒体全てを対象とする。
【0193】
次に、図18A及び図18Bのフロー図を参照して、図17のシステム240の動作を説明する。
【0194】
まず、図18Aのフロー図に示すように、実際の処理動作をする前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
問合せを含む取引を希望する顧客について、顧客の利用するブラウザ携帯電話機241の発信者IDを顧客データベース245−1に登録する(プリステップPS801)。このとき、顧客のメールアドレスや住所、年齢、性別等の個人情報やメール受信の可否等の顧客毎のプレファレンスについても、あわせて顧客データベース245−1に登録しておくことが望ましい。各自販機に割り当てられた決済用の受付IDを自販機データベース245−2に登録する(プリステップPS802)。ちらしやポスター、広告ボード、及びテレビやWWWブラウザ等の広告表示エリアを有する情報媒体243のIDと、各情報媒体243に割り当てられた受付IDをサービス情報データベース245−5に登録する(プリステップPS803)。各情報媒体243の広告表示エリアに表示・掲載される商品・サービスの詳細情報及び関連情報について、コンテンツ管理データベース245−6に登録する(プリステップPS804)。各広告表示エリアに表示・掲載される情報が動的に変化する場合には、各広告表示エリアに表示・掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールについても、コンテンツ管理データベース245−6に登録する(プリステップPS804)。このとき、広告表示エリアがTV画面等の電子画面で、表示・掲載される情報が動的かつ継続的に変化する場合、継続的にサービス情報データベース245−5及びコンテンツ管理データベース245−6の内容が追加・更新されるよう設定する。
【0195】
次に、図18Bのフロー図を参照して図17のシステム240の処理動作について説明する。
顧客からの発信処理
顧客CMは、各情報媒体243の広告表示エリアに掲示された商品・サービスに関する情報のほか、サイトアドレス(URLなど)及び問合せ用の受付IDを確認し、顧客CMは、携帯している手元のブラウザ携帯電話機241からサイトにアクセスした後、ブラウザ携帯電話機241に表示される入力フォームに応じて受付IDを入力し(ステップS801)、サーバ244にデータを発信する。例えば、ユーザは、手元のブラウザ携帯電話から、サイト http://www.jihanki.co.jp/toiawase にアクセスし、表示される入力フォームに、広告表示エリアに表示されている問合せ用の受付ID「1234」(受付IDは情報媒体毎に異なる)を入力し、「確認/データ発信」ボタンの押下する等の方法によりアクセスを行う。このとき、受付IDの入力について、ブラウザ携帯電話機241に付属のキーボード等からの入力でなく、画面に表示される選択肢から選択する方式であっても良い。
【0196】
サーバ244は、顧客CMから送信されたデータに基づき、顧客ID、受付IDを取得し(ステップS802)、取得したデータを対応するデータベースで検索し(ステップS803、S805)、ユーザ認証及び受付IDの認証を行う(ステップS804、S806)。顧客IDが顧客データベース245−2に登録されたIDと一致しなかった場合、サーバ244は、エラー処理を行う(ステップS807)。
顧客からの問合せ情報の記録処理
発信者IDが顧客データベース245−1のIDと一致する場合、サーバ244は、サービス情報データベース245−5を検索し、該当する受付IDが割り当てられた広告表示エリアを有する情報媒体243を特定し、当該広告表示エリアのIDと共に、顧客CMのID、顧客CMからの問合せ時刻、問合せを行った受付ID、及びブラウザ携帯電話機241に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用されたブラウザ携帯電話機241の位置情報等を、問合記録データベース245−4に記録する(ステップS808)。
【0197】
このとき、サーバ244は、顧客データベース245−1、サービス情報データベース245−5、及びコンテンツ管理データベース245−6を検索し(ステップS809、S811、S812)、あらかじめ顧客CMの希望が登録されている場合には(ステップS810)、顧客が使用した受付IDに対応する広告表示エリアに、問合せの時点で掲示されていた商品やサービス等の情報、及びこれらの商品・サービスに関する関連情報等を顧客CMの電子メールアドレスに向けて送信することができる(ステップS813)。例えば、8チャンネルの番組に「8」の受付IDが割り当てられているTVに、俳優Bの運転するC社のスポーツカーZが表示された場合、顧客CMは、例えば、http://www.tvshow.co.jp/sanshou/index.html サイトで受付ID「8」を入力することで、俳優Bに関する情報、C社のスポーツカーZに関する情報のほか、様々な関連情報(俳優Bの出演ドラマの販売ビデオ一覧、俳優Bの衣装を販売するメーカ及び販売店情報、C社の販売店、C社の他の商品、スポーツカーZの開発ストーリー、等)のリンク集等を記録した電子メールを受取ることができる。
【0198】
顧客CMは、情報媒体243の広告表示エリアに表示・掲載された情報に関心がある場合、ブラウザ携帯電話241から、当該広告表示エリアに割り当てられた問合せ用の受付IDを入力するだけで、関心のある商品やサービスの情報、及びその関連情報等を取得できる。
【0199】
更に、顧客CMは、電子メールで送られてきた情報から商品やサービスを注文することができる(ステップS814)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS815)。
顧客別マーク表示処理
顧客CMは、上記問合せの後、パソコンやブラウザ携帯電話機等を使って、いつでも、どこからでも、自身の問合せ記録を参照することができる。その場合、サーバ244は、顧客CM毎に異なる情報(顧客毎のホームページ等)を編集し提供する。顧客CMは、サーバ244にアクセスすることで、問合わせの日付や時刻のほか、顧客が使用した受付IDに対応する広告表示エリアに問合せの時点で掲示されていた商品やサービスに関する情報及びその関連情報等を入手することができる。
【0200】
商品やサービスの内容が時間と共に変化する内容の場合には、サーバ244は、問合せを行った時点の情報と併せて、最新の商品やサービスの情報を表示したり、また、問合せを行った時点から、商品・サービスの構成や値段等が変化した場合に、顧客CM向けに電子メールでお知らせを送付することができる。
【0201】
更に、顧客CMは、当該情報ページ等から、商品やサービスを注文することができる(ステップS814)。その場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する(ステップS815)。
【0202】
上記実施例において、問合せの回数や内容、及び注文等の取引に応じて顧客CM毎にポイントを設定し、蓄積されたポイントに応じてプレゼント等の提供を行うよう設定してもよい。
【0203】
更に、受付IDについて、通信販売のカタログや飲食店のメニュー等に割り当てることにより、特定の受付IDを入力(URLをクリック)するだけで、商品やサービスの注文が完了したものとみなすことも可能である。例えば、喫茶店のあるテーブルの注文を「http://www.caffe.co.jp/table1.html」で受け付けるものとし、「101」はコーヒー、「102」は紅茶の注文であると記載されたメニューを置いておくことによって、顧客CMはブラウザ携帯電話を使ってWWWサイト「http://www.caffe.co.jp/table1.html」のページから「102」を入力又は選択するだけで、紅茶の注文が出来たり、又は旅行中、各観光スポットに割り当てられた受付IDを入力/選択することで、ブラウザ携帯電話を介して当該観光スポットに関する説明や付近の案内が受けられる、といったサービスにも適用可能である。このような場合の決済方法については、前述のステップS10〜S75、S110〜S198、S200〜S294に示した方法等により可能であるため、ここでは説明を省略する。
【0204】
次に、本発明の電子マーキングシステムの好ましい実施例を説明する。
【0205】
図19は、この実施例のシステムの概略構成を示す構成図である。
【0206】
図19のシステム50は、
a)発信電話番号の通知機能を有する携帯電話機51、
b)(b1)広告やその他の情報の掲示スペース又は広告やその他の情報を表示するための電子画面(以下「広告表示エリア」という)を有し、(b2)当該広告表示エリア520−1を一意に識別できる受付電話番号の表示部を有するように構成されている情報媒体(メディア)52、
c)(c1)受信の際には電話番号を検知し、(c2)予め登録されたデータベース内の電話番号等(一致・不一致)を照合して、ユーザ認証及び各情報媒体に付与された受付電話番号を認証し、(c3)認証の結果に応じて異なる処理を実行するように構成されるサーバ53、及び
d)(d1)顧客データ(携帯電話の電話番号を含む)を格納する顧客データベース54−1、
(d2)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース54−2、
(d3)顧客からの問合せの日時(時刻データを含む)、問合せの際に使用した受付電話番号、携帯電話機51に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用された携帯電話機51の位置情報等を記録する問合記録データベース54−3、
(d4)受付電話番号を割り当てられた、様々な情報媒体の広告表示エリアに表示・掲載された商品又はサービスの情報・関連情報等を記録・管理するサービス情報管理データベース54−4、及び
(d5)各広告表示エリアに表示・掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールを記録・管理するコンテンツ管理データベース54−5
を含むデータベース54によって構成される。
【0207】
上記情報媒体52は、例えば、チラシやポスター等に受付電話番号が記載してある場合や、テレビやラジオのCMの一つ一つに受付電話番号が割り当てられている場合、及び、屋外の広告スペース、広告ボード、トラックやバス、電車の車体、等に受付電話番号が記載されている場合、更に、中身の表示内容が動的に変化するテレビやその他のディスプレイ等の「枠」に受付電話番号が設定されている場合などが考えられる。どのような形態であっても上記情報媒体52は、他の媒体との論理的・物理的な境界を有する媒体であり、意味のある「まとまり」に対して受付電話番号を付与できる媒体の全てをその対象とする。
【0208】
次に、図20A及び図20Bのフロー図を参照して、図19のシステム50の動作を説明する。
【0209】
まず、図20Aのフロー図に示すように、実際の処理動作をする前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
問合せを含む取引を希望する顧客について、顧客の利用する携帯電話機51の電話番号を顧客データベース54−1に登録する(プリステップPS901)。このとき、顧客のメールアドレスや住所、年齢、性別等の個人情報やメール受信の可否等の顧客毎のプレファレンスについても、あわせて顧客データベース54−1に登録しておくことが望ましい。ちらしやポスター、広告ボード、及びテレビやWWWブラウザ等の広告表示エリアを有する情報媒体52のIDと、各情報媒体52に割り当てられた受付電話番号をサービス情報データベース54−4に登録する(プリステップPS902。各情報媒体52の広告表示エリアに表示・掲載される商品・サービスの詳細情報及び関連情報について、コンテンツ管理データベース54−5に登録する(プリステップPS903)。各広告表示エリアに表示・掲載される情報が動的に変化する場合には、各広告表示エリアに表示・掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールについても、コンテンツ管理データベース54−5に登録する(プリステップPS903)。このとき、広告表示エリアがTV画面等の電子画面で、表示・掲載される情報が動的かつ継続的に変化する場合、継続的にサービス情報データベース54−4及びコンテンツ管理データベース54−5の内容が追加・更新されるよう設定する。
【0210】
次に、図20Bのフロー図を参照して図19のシステム50の処理動作について説明する。
顧客からの発信処理
顧客CMは、各情報媒体52の広告表示エリアに掲示された商品・サービスに関する情報及び受付電話番号を確認し、顧客CMが所持している携帯電話機51から、情報媒体52の広告表示エリアに表示された受付電話番号に電話をかけ(発信電話番号表示機能ON)(ステップS901)、顧客CMは、3回程度のコール音を確認して電話を切る。
【0211】
次いで、サーバ53は、顧客CMの携帯電話機51からかかってきた電話を着信するが通話せずに発信電話番号を取得し(ステップS902)、取得した電話番号を顧客データベース54−1で検索し(ステップS903)、ユーザ認証を行う(ステップS904、S905、S906)。発信元の電話番号が顧客データベース54−1の電話番号と一致しなかった場合、サーバ53は、エラー処理を行う(ステップS907)。
顧客からの問合せ情報の記録処理
発信元の電話番号が顧客データベース54−1の電話番号と一致する場合、サーバ53は、顧客CMが電話をかけた受付電話番号から、サービス情報データベース54−4を検索し、該当する受付電話番号が割り当てられた広告表示エリアを有する情報媒体52を特定し、当該広告表示エリアのIDと共に、顧客CMのID、顧客CMからの問合せ時刻、問合せを行った受付電話番号、及び携帯電話機51に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用された携帯電話機51の位置情報等を、問合記録データベース54−3に記録する(ステップS908)。
【0212】
このとき、サーバ53は、顧客データベース54−1、サービス情報データベース54−4、及びコンテンツ管理データベース54−5を検索し(ステップS909、S911、S912)、あらかじめ顧客CMの希望が登録されている場合には(ステップS910)、顧客が使用した受付電話番号に対応する広告表示エリアに、問合せの時点で掲示されていた商品やサービス等の情報、及びこれらの商品・サービスに関する関連情報等を顧客CMの電子メールアドレスに向けて送信することができる(ステップS913)。例えば、受付電話番号「0120−456−789」が割り当てられている広告ボードに、D社のオフロード車Wが表示されていた場合、顧客CMは、当該広告表示エリア(広告ボード)に割り当てられた受付電話番号(0120−456−789)にコールすることで、D社のオフロード車Wに関する情報のほか、様々な関連情報(D社の販売店、D社の他の商品、オフロード車Wの開発ストーリー、オプション商品、等)を記録した電子メールを受取ることができる。
【0213】
顧客CMは、情報媒体52の広告表示エリアに表示・掲載された情報に関心がある場合、当該広告表示エリアに割り当てられた問合せ用の受付電話番号に電話をかけるだけで、関心のある商品やサービスの情報、及びその関連情報等を取得できる。
顧客別マーク表示処理
顧客CMは、上記問合せの後、パソコンやブラウザ携帯電話機等を使って、いつでも、どこからでも、自身の問合せ記録を参照することができる(ステップS916〜S922)。その場合、サーバ53は、顧客CM毎に異なる情報(顧客毎のホームページ等)を編集し提供する。顧客CMは、サーバ53にアクセスすることで、問合わせの日付や時刻のほか、顧客が使用した受付電話番号に対応する広告表示エリアに問合せの時点で掲示されていた商品やサービスに関する情報及びその関連情報等を入手することができる。
【0214】
商品やサービスの内容が時間と共に変化する内容の場合には、サーバ53は、問合せを行った時点の情報と併せて、最新の商品やサービスの情報を表示したり、また、問合せを行った時点から、商品・サービスの構成や値段等が変化した場合に、顧客CM向けに電子メールでお知らせを送付することができる。
【0215】
上記実施例において、問合せの回数や内容、及び注文等の取引に応じて顧客CM毎にポイントを設定し、蓄積されたポイントに応じてプレゼント等の提供を行うよう設定してもよい。
【0216】
また、上記実施例において、問合せ用の受付電話番号に加えて、サブアドレスを併用することも可能である。その場合、例えば仕様に関する情報はサブアドレス#101、販売や値段に関する情報は#102、メンテナンスやカスタマイズ等については#103、それ以外の情報については#104、といったように、情報又は商品やサービスのグループ毎にサブアドレスを設定することにより、顧客CMの問合せに対して、より限定された情報を提供することができ、サービスの質の向上が可能である。
【0217】
更に、情報媒体52に付与する受付電話番号及びサブアドレスについて、通信販売のカタログや飲食店のメニュー等に割り当てることにより、特定の受付電話番号に電話をかけるだけで、商品やサービスの注文が完了したものとみなすことも可能である。例えば、喫茶店のあるテーブルに「0120−555−666」の受付電話番号を付与し、「#101」はコーヒー、「#102」は紅茶の注文であると記載されたメニューを置いておくことによって、顧客CMは「0120−555−666#101」へ電話するだけでコーヒーの注文が出来たり、又は旅行中、各観光スポットに割り当てられた受付電話番号をコールすることで、携帯電話を介した当該観光スポットに関する説明や、付近の案内が受けられる、といったサービスにも適用可能である。
【0218】
次に、本発明の更に別の実施例を説明する。
【0219】
図21は、この実施例のシステムの概略構成を示す構成図である。
【0220】
図21のシステム250は、
a)(a1)データ通信機能を有し、(a2)文字等を表示するためのディスプレイを備え、(a3)データ通信による発信電話番号の通知機能を有し、かつ(a4)0−9キーやキーボード等の文字入力のための入力手段(図示省略)を有するブラウザ携帯電話機251、
b)(b1)広告やその他の情報の掲示スペース又は広告やその他の情報を表示するための電子画面(以下「広告表示エリア」という)を有し、(b2)当該広告表示エリアを一意に識別できる受付IDの表示部を有するように構成されている情報媒体(メディア)252、
c)(c1)無線又は有線回線を利用したネットワーク機能を有し、(c2)データを送受信し、(c3)データ通信の際、受付ID番号を送受信し、(c4)発信者ID、受付ID、及びサービスIDを検知し、予め登録されたデータベース内の情報の一致・不一致により、的確な認証処理を行い、(c5)認証の結果に応じて異なる処理を実行するように構成されるサーバ253、及び
d)(d1)顧客データ(ブラウザ携帯電話機の発信者IDを含む)を格納する顧客データベース254−1、
(d2)顧客のポイント残高を記録する顧客口座管理データベース254−2、
(d3)顧客からの問合せの日時(時刻データを含む)、問合せの際に使用した受付ID、ブラウザ携帯電話機251に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用されたブラウザ携帯電話機251の位置情報等を記録する問合記録データベース254−3、
(d4)受付IDを割り当てられた、様々な情報媒体の広告表示エリア表示・掲載された商品又はサービスの情報・関連情報等を記録・管理するサービス情報管理データベース254−4、及び
(d5)各広告表示エリアに表示・掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールを記録・管理するコンテンツ管理データベース254−5
を含むデータベース254によって構成される。
【0221】
上記情報媒体(メディア)252は、例えば、チラシやポスター等に受付IDが記載してある場合や、テレビやラジオのCMの一つ一つに受付IDが割り当てられている場合、及び、屋外の広告スペース、広告ボード、トラックやバス、電車の車体、等に受付IDが記載されている場合、更に、中身の表示内容が動的に変化するテレビやその他のディスプレイ等の「枠」に受付IDが設定されている場合などが考えられる。どのような情報媒体であっても、他の媒体との論理的・物理的な境界を有する媒体で、意味のある「まとまり」に対して受付IDを付与できる媒体全てを対象とする。
【0222】
次に、図22A及び図22Bのフロー図を参照して図21のシステム250の動作を説明する。
【0223】
まず、図22Aのフロー図に示すように、実際の処理動作をする前に以下に示すような事前登録が必要になる。
事前登録
問合せを含む取引を希望する顧客について、顧客の利用するブラウザ携帯電話機251の発信者IDを顧客データベース254−1に登録する(プリステップPS1001)。このとき、顧客のメールアドレスや住所、年齢、性別等の個人情報やメール受信の可否等の顧客毎のプレファレンスについても、あわせて顧客データベース254−1に登録しておくことが望ましい。ちらしやポスター、広告ボード、及びテレビやWWWブラウザ等の広告表示エリアを有する情報媒体252のIDと、各情報媒体252に割り当てられた受付IDをサービス情報データベース254−4に登録する。各情報媒体252の広告表示エリアに表示・掲載される商品・サービスの詳細情報及び関連情報について、コンテンツ管理データベース254−5に登録する(プリステップPS1002)。各広告表示エリアに表示・掲載される情報が動的に変化する場合には、各広告表示エリアに表示・掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールについても、コンテンツ管理データベース245−5に登録する(プリステップPS1003)。このとき、広告表示エリアがTV画面等の電子画面で、表示・掲載される情報が動的かつ継続的に変化する場合、継続的にサービス情報データベース254−4及びコンテンツ管理データベース254−5の内容が追加・更新されるよう設定する。
【0224】
次に、図22Bのフロー図を参照して図21のシステム250の処理動作について説明する。
顧客からの発信処理
顧客CMは、各情報媒体254の広告表示エリアに掲示された商品・サービスに関する情報のほか、サイトアドレス(URLなど)及び問合せ用の受付IDを確認し、顧客CMは、携帯している手元のブラウザ携帯電話機251からサイトにアクセスした後、ブラウザ携帯電話機251に表示される入力フォームに応じて受付IDを入力し(ステップS1001)、サーバ253にデータを発信する。例えば、ユーザは、手元のブラウザ携帯電話から、サイト http://www.jihanki.co.jp/toiawase にアクセスし、表示される入力フォームに、広告表示エリアに表示されている問合せ用の受付ID「1234」(受付IDは情報媒体毎に異なる)を入力し、「確認/データ発信」ボタンの押下する等の方法によりアクセスを行う。このとき、受付IDの入力について、ブラウザ携帯電話機251に付属のキーボード等からの入力でなく、画面に表示される選択肢から選択する方式であっても良い。
【0225】
サーバ253は、顧客CMから送信されたデータに基づき、顧客ID、受付IDを取得し(ステップS1002)、取得したデータを対応するデータベースで検索し(ステップS1003)、ユーザ認証及び受付IDの認証を行う(ステップS1004、S1005、S1006)。顧客IDが顧客データベース254−1に登録されたIDと一致しなかった場合、サーバ253は、エラー処理を行う(ステップS1007)。
顧客からの問合せ情報の記録処理
発信者IDが顧客データベース254−1のIDと一致する場合、サーバ253は、サービス情報データベース254−4を検索し、該当する受付IDが割り当てられた広告表示エリアを有する情報媒体252を特定し、当該広告表示エリアのIDと共に、顧客CMのID、顧客CMからの問合せ時刻、問合せを行った受付ID、及びブラウザ携帯電話機251に位置情報の発信機能が実装されている場合は問合せの際に使用されたブラウザ携帯電話機251の位置情報等を、問合記録データベース254−3に記録する(ステップS1008)。
【0226】
このとき、サーバ253は、顧客データベース254−1、サービス情報データベース254−4、及びコンテンツ管理データベース254−5を検索し(ステップS1009、S1011、S1012)、あらかじめ顧客CMの希望が登録されている場合には(ステップS1010)、顧客が使用した受付IDに対応する広告表示エリアに、問合せの時点で掲示されていた商品やサービス等の情報、及びこれらの商品・サービスに関する関連情報等を顧客CMの電子メールアドレスに向けて送信することができる(ステップS1013)。例えば、8チャンネルの番組に「8」の受付IDが割り当てられているTVに、俳優Bの運転するC社のスポーツカーZが表示された場合、顧客CMは、例えば、http://www.tvshow.co.jp/sanshou/index.html サイトで受付ID「8」を入力することで、俳優Bに関する情報、C社のスポーツカーZに関する情報のほか、様々な関連情報(俳優Bの出演ドラマの販売ビデオ一覧、俳優Bの衣装を販売するメーカ及び販売店情報、C社の販売店、C社の他の商品、スポーツカーZの開発ストーリー、等)のリンク集等を記録した電子メールを受取ることができる。
【0227】
顧客CMは、情報媒体252の広告表示エリアに表示・掲載された情報に関心がある場合、ブラウザ携帯電話251から、当該広告表示エリアに割り当てられた問合せ用の受付IDを入力するだけで、関心のある商品やサービスの情報、及びその関連情報等を取得できる。
顧客別マーク表示処理
顧客CMは、上記問合せの後、パソコンやブラウザ携帯電話機等を使って、いつでも、どこからでも、自身の問合せ記録を参照することができる(ステップS1016〜S1022)。その場合、サーバ253は、顧客CM毎に異なる情報(顧客毎のホームページ等)を編集し提供する。顧客CMは、サーバ253にアクセスすることで、問合わせの日付や時刻のほか、顧客が使用した受付IDに対応する広告表示エリアに問合せの時点で掲示されていた商品やサービスに関する情報及びその関連情報等を入手することができる。
【0228】
商品やサービスの内容が時間と共に変化する内容の場合には、サーバ253は、問合せを行った時点の情報と併せて、最新の商品やサービスの情報を表示したり、また、問合せを行った時点から、商品・サービスの構成や値段等が変化した場合に、顧客CM向けに電子メールでお知らせを送付することができる。
【0229】
上記実施例において、問合せの回数や内容、及び注文等の取引に応じて顧客CM毎にポイントを設定し、蓄積されたポイントに応じてプレゼント等の提供を行うよう設定してもよい。
【0230】
更に、受付IDについて、通信販売のカタログや飲食店のメニュー等に割り当てることにより、特定の受付IDを入力(URLをクリック)するだけで、商品やサービスの注文が完了したものとみなすことも可能である。例えば、喫茶店のあるテーブルの注文を「http://www.caffe.co.jp/table1.html」で受け付けるものとし、「101」はコーヒー、「102」は紅茶の注文であると記載されたメニューを置いておくことによって、顧客CMはブラウザ携帯電話を使ってWWWサイト「http://www.caffe.co.jp/table1.html」のページから「102」を入力又は選択するだけで、紅茶の注文が出来たり、又は旅行中、各観光スポットに割り当てられた受付IDを入力/選択することで、ブラウザ携帯電話を介して当該観光スポットに関する説明や付近の案内が受けられる、といったサービスにも適用可能である。
【0231】
上述したように、本発明の現金決済システム、方法、及び現金決済処理装置では、通信装置の構成の内容、現金投入処理装置の構成の内容により様々な組合せが可能であり、それらの組合せは、上述した課題を解決するための手段等に詳細に記載されている。しかし、本発明は、これらの組合せに限定されるものではなく、上記の発明の詳細な説明により当業者が容易に変形し或いは変更し或いは想到しうる構成も、特許請求の範囲の記載に基づいて、本発明に含まれるものである。
【0232】
【発明の効果】
上述した本発明の現金決済システム及び方法によれば、自販機に硬貨又は紙幣を投入することにより、携帯電話等の通信機器及び自動販売機を利用して、いつでも手軽に、身近に設置されている自動販売機を介して様々な小口の支払や証券取引等における追加入金等に対する決済処理を簡便に行うことができる。また、既存の自販機等に最小限の設備を付加するだけで現金決済のサービスを提供することができる。更に、電話のサブアドレスやパケット通信等を利用するので、通信コストを必要最小限に抑えられるので、サービスを安価で提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の現金決済システムの好ましい一実施例の構成を示す概略図である。
【図2A】 図1の現金決済システムの動作を説明するためのフロー図である。
【図2B】 図2Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図2C】 図2Bに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図3】 本発明の現金決済システムの好ましい別の実施例の構成を示す概略図である。
【図4A】 図3の現金決済システムの動作を説明するためのフロー図である。
【図4B】 図4Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図4C】 図4Bに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図5】 本発明の現金決済システムの好ましい更に別の実施例の構成を示す概略図である。
【図6A】 図5の現金決済システムの動作を説明するためのフロー図である。
【図6B】 図6Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図6C】 図6Bに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図7】 本発明の電子決済システムの好ましい実施例の構成を示す概略図である。
【図8A】 図7の電子決済システムの動作を説明するためのフロー図である。
【図8B】 図8Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図9】 本発明の電子決済システムの好ましい他の実施例の構成を示す概略図である。
【図10A】 図9の電子決済システムの動作を説明するためのフロー図である。
【図10B】 図10Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図11】 本発明の電子決済システムの好ましい他の実施例の構成を示す概略図である。
【図12A】 図11の電子決済システムの動作を説明するためのフロー図である。
【図12B】 図12Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図13】 本発明の電子決済システムの好ましい他の実施例の構成を示す概略図である。
【図14A】 図13の電子決済システムの動作を説明するためのフロー図である。
【図14B】 図14Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図15】 本発明の電子決済システムの好ましい他の実施例の構成を示す概略図である。
【図16A】 図15の電子決済システムの動作を説明するためのフロー図である。
【図16B】 図16Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図17】 本発明の電子決済システムの好ましい他の実施例の構成を示す概略図である。
【図18A】 図17の電子決済システムの動作を説明するためのフロー図である。
【図18B】 図18Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図19】 本発明の電子マーキングシステムの好ましい実施例の構成を示す概略図である。
【図20A】 図19の電子マーキングシステムの動作を説明するためのフロー図である。
【図20B】 図20Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【図21】 本発明の電子マーキングシステムの他の実施例の構成を示す概略図である。
【図22A】 図21の電子マーキングシステムの動作を説明するためのフロー図である。
【図22B】 図22Aに続く動作を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
10 現金決済システム
11 携帯電話機
12 自動販売機
13 サーバ
14 データベース
14−1 顧客データベース
14−2 自販機データベース
14−3 顧客口座管理データベース
14−4 取引記録データベース

Claims (5)

  1. 無線または有線の通信ネットワークに接続され、投入された現金または現金相当物の計数処理、金額表示処理および受領処理を実行する一つ又は複数の現金投入処理装置と、前記通信ネットワークに接続され、発信電話番号の通知機能を有する携帯電話たる通信装置と、前記通信ネットワークに接続され、前記現金投入処理装置および通信装置との間で発信及び受信が可能な電話機能たる通信手段、並びにデータベースを含むサーバコンピュータたる現金決済処理装置と、を備えている現金決済システムであって、
    前記現金投入処理装置は、装置毎に異なる固有の電話番号により発信及び受信が可能な電話機能たる通信手段と、装置毎に異なる1つまたは複数の受付電話番号を掲示する手段と、前記現金投入処理装置に固有の電話番号宛ての電話に対し、着信するが通話せずに、発信元の電話番号を識別し、所定の番号と一致するか否か判別する手段と、投入された現金または現金相当物の計数処理を行う手段と、前記投入された現金または現金相当物の金額を記憶し表示する手段と、前記投入された現金または現金相当物の受領処理を行う手段と、を有し、
    前記通信装置は、装置毎に異なる固有の電話番号により発信可能な電話機能たる通信手段を有し
    前記現金決済処理装置は、前記現金投入処理装置に掲示された受付電話番号宛ての電話を着信する電話機能たる通信手段と、前記受付電話番号宛ての電話に対し、着信するが通話せずに発信元の電話番号を識別し、所定の番号と一致するか否か判別する手段と、前記通信装置固有の電話番号を含む顧客情報を格納する顧客データベースと、前記現金投入処理装置に掲示される受付電話番号、及び該受付電話番号を掲示する現金投入処理装置固有の電話番号を含む現金投入処理装置情報を格納する現金投入処理装置データベースと、顧客の口座情報を管理する顧客口座管理データベースと、前記顧客の取引の日時、該取引に関与した現金投入処理装置、受領金額を含む取引情報を格納する取引記録データベースと、前記現金決済処理装置固有の1つまたは複数の電話番号から任意の番号を選択し、発信電話番号を通知すると共に発信する通信手段と、を有し、
    前記通信装置が、発信電話番号を通知すると共に、前記現金投入処理装置に掲示された受付電話番号に発信し、着信するが通話せずに電話を切ったときに、
    前記現金決済処理装置が、前記通信装置から発信された電話に対し、着信するが通話せずに発信元の電話番号を取得し、取得した該電話番号を前記顧客データベースで検索し、該発信元の通信装置の電話番号と、前記顧客データベースに記録された電話番号が一致すると判断された場合に、前記通信装置から発信された電話が着信した受付電話番号を、前記現金投入処理装置データベースで検索し、該受付電話番号と、前記現金投入処理装置データベースに記録された電話番号が一致すると判断された場合に、該当する現金投入処理装置固有の電話番号を前記現金投入処理装置データベースから識別し、該識別した現金投入処理装置固有の電話番号に対し、前記現金決済処理装置固有の1つまたは複数の電話番号から正常処理用の番号を選択し、発信電話番号を通知すると共に電話をかけ、着信するが通話せずに電話を切ったときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置からの電話に対し、着信するが通話せずに発信元の電話番号を識別し、予め定められた正常処理用の電話番号と一致したときに、制御モードを、オンライン決済モードに切り替え、投入された現金または現金相当物の計数処理を行い、結果を前記表示手段に表示したときに、
    前記通信装置が、発信電話番号を通知すると共に、受付電話番号に電話をかけ、着信するが通話せずに電話を切ったときに、
    前記現金決済処理装置が、前記通信装置から発信された電話に対し、着信するが通話せずに発信元の通信装置の電話番号を取得し、該発信元の通信装置の電話番号と、直前に識別した顧客の通信装置の電話番号が一致すると判断された場合に、直前に識別した現金投入処理装置固有の電話番号に対し、前記現金決済処理装置固有の1つまたは複数の電話番号から正常処理用の番号を選択し、発信電話番号を通知すると共に電話をかけ、着信するが通話せずに電話を切ったときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置からの電話に対し、着信するが通話せずに発信元の電話番号を識別し、予め定められた正常処理用の電話番号と一致したときに、投入された現金または現金相当物を受領処理し、発信電話番号を通知すると共に、受付電話番号に電話をかけ、着信するが通話せずに電話を切ったときに、
    前記現金決済処理装置が、前記現金投入処理装置から発信された電話に対し、着信するが通話せずに発信元の電話番号を取得し、該発信元の電話番号と、直前に識別した現金投入処理装置固有の電話番号が一致すると判断された場合に、前記顧客口座管理データベース、および、前記取引記録データベースの内容を更新し、直前に識別した現金投入処理装置固有の電話番号に対し、前記現金決済処理装置固有の1つまたは複数の電話番号から正常処理用の番号を選択し、発信電話番号を通知すると共に電話をかけ、着信するが通話せずに電話を切ったときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置からの電話に対し、着信するが通話せずに発信元の電話番号を識別し、予め定められた正常処理用の電話番号と一致したときに、決済処理を終了し通常の制御モードに復帰する、ことを特徴とする現金決済システム。
  2. 無線または有線の通信ネットワークに接続され、データ通信機能を有し、投入された現金または現金相当物の計数処理、金額表示処理および受領処理を実行する一つ又は複数の現金投入処理装置と、前記通信ネットワークに接続され、データ通信機能を有し、文字等を表示するためのディスプレイを備え、データ通信による発信者識別番号の通知機能を有し、文字入力のための入力手段を有するブラウザ携帯電話たるデータ通信装置と、前記通信ネットワークに接続され、前記現金投入処理装置および通信装置とデータ通信可能な、データベースを含むサーバコンピュータたる現金決済処理装置と、を備えている現金決済システムであって、
    前記現金投入処理装置は、装置毎に異なる固有のネットワークアドレスを有し、該ネットワークアドレスを通知すると共に、文字や数値データを含むデータ通信を行う通信手段と、1つまたは複数のサイトアドレスたるID情報を掲示する手段と、装置毎に異なる固有の1つまたは複数の受付IDを掲示する手段と、前記現金投入処理装置固有のネットワークアドレス宛てに送信されたデータの内容を識別し、当該識別したデータの内容が所定の情報と一致するか否かを判別する手段と、投入された現金または現金相当物の計数処理を行う手段と、前記投入された現金または現金相当物の金額を記憶し表示する表示手段と、前記投入された現金または現金相当物の受領処理を行う手段と、を有し
    前記データ通信装置は、装置毎に異なる固有の識別番号を通知すると共に、文字や数値データを含むデータの通信を行う通信手段と、数値や文字入力のための入力キーたる入力手段と、前記入力結果やその他文字等を表示するためのディスプレイたる表示手段と、を有し、
    前記現金決済処理装置は、前記通信ネットワークと接続し、前記現金投入処理装置および前記データ通信装置とデータ通信し、文字や数値データを含む情報を送受信できるデータ通信手段と、前記現金投入処理装置に掲示されたサイトアドレスたるID情報宛てに送信されたデータの内容を識別し、当該識別したデータの内容が所定の情報と一致するか否かを判別する手段と、前記データ通信装置固有の識別番号を含む顧客情報を格納する顧客データベースと、前記現金投入処理装置に掲示されたサイトアドレスたるID情報、受付ID、及び該ID情報や受付IDを掲示する現金投入処理装置固有のネットワークアドレス、を含む現金投入処理装置情報を格納する現金投入処理装置データベースと、顧客の口座情報を管理する顧客口座管理データベースと、前記顧客の取引の日時、該取引に関与した現金投入処理装置、受領金額を含む取引情報を格納する取引記録データベースと、を有し、
    前記データ通信装置が、前記現金投入処理装置に掲示されたサイトアドレスたるID情報が示すネットワーク上のサイトにアクセスし、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置固有の識別番号を通知すると共に、前記受付IDをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号、前記現金投入処理装置に掲示されたサイトアドレスたるID情報、及び前記現金投入処理装置に掲示された受付IDを含むデータの内容を識別し、識別したデータ通信装置固有の識別番号を前記顧客データベースで検索し、該識別番号と、前記顧客データベースに記録された識別番号が一致すると判断された場合に、識別した受付IDを前記現金投入処理装置データベースで検索し、該受付IDと、前記現金投入処理装置データベースに記録された受付IDが一致すると判断された場合に、前記現金投入処理装置データベースから、前記受付IDを掲示する前記現金投入処理装置固有のネットワークアドレスを取得し、該ネットワークアドレスを有する前記現金投入処理装置に対して、「正常処理」用の制御コードをデータとして送信するとともに、前記データ通信装置に対して、入金確認用画面をデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、制御モードを、オンライン決済モードに切り替え、投入された現金または現金相当物の計数処理を行い、結果を前記表示手段に表示したときに、
    前記データ通信装置が、前記表示手段に前記入金確認用画面を表示し、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置固有の識別番号を通知すると共に、決済金額をデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号を含むデータの内容を識別し、該識別した識別番号と、直前に識別した顧客のデータ通信装置の識別番号が一致すると判断された場合に、直前に識別した現金投入処理装置に対して正常処理用の制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、投入された現金または現金相当物を受領処理し、前記現金決済処理装置に対して、前記現金投入処理装置固有のネットワークアドレスを通知すると共に、入金完了を示す制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記現金投入処理装置から送信された入金完了を示す制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた入金完了を示す制御コードと一致したときに、前記顧客口座管理データベース、および、前記取引記録データベースの内容を更新し、直前に識別した現金投入処理装置に対して正常処理用の制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、決済処理を終了し通常の制御モードに復帰する、ことを特徴とする現金決済システム。
  3. 前記現金決済処理装置は、前記現金投入処理装置が取扱い可能な、商品/サービス情報、および該商品/サービスの料金を記録管理するサービス情報管理データベースを有し、
    前記データ通信装置が、前記現金投入処理装置に掲示されたサイトアドレスたるID情報が示すネットワーク上のサイトにアクセスし、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置固有の識別番号を通知すると共に、前記受付IDをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号、前記現金投入処理装置に掲示されたサイトアドレスたるID情報、及び前記現金投入処理装置に掲示された受付IDを含むデータの内容を識別し、識別したデータ通信装置固有の識別番号を前記顧客データベースで検索し、該識別番号と、前記顧客データベースに記録された識別番号が一致すると判断された場合に、識別した受付IDを前記現金投入処理装置データベースで検索し、該受付IDと、前記現金投入処理装置データベースに記録された受付IDが一致すると判断された場合に、前記現金投入処理装置データベースから、前記受付IDを掲示する前記現金投入処理装置固有のネットワークアドレスを取得し、前記サービス情報管理データベースから、前記現金投入処理装置で取扱い可能な商品やサービスの情報を検索し、前記データ通信装置に対して、該商品/サービス情報をデータとして送信したときに、
    前記データ通信装置が、前記現金決済処理装置から送信されたデータを識別し、前記商品/サービス情報を前記表示手段に表示し、入力キーたる前記入力手段を用いて、前記表示手段に表示した商品の発注もしくはサービスの利用申込みを行ったときに、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置固有の識別番号を通知すると共に、前記商品の発注もしくはサービスの利用申込みをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号を含むデータの内容を識別し、該識別した識別番号と、直前に識別した顧客の識別番号が一致すると判断された場合に、前記データ通信装置から送信された商品の発注もしくはサービスの利用申込みを含むデータの内容を識別し、該識別した発注/申込みデータから前記サービス情報管理データベースを検索し、該顧客が発注もしくは申込みした商品/サービスの料金を取得し、直前に識別した現金投入処理装置に対して前記顧客への課金情報を正常処理用の制御コードとあわせデータとして送信するとともに、前記データ通信装置に対して、支払い確認画面をデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された課金情報及び正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、制御モードを、オンライン決済モードに切り替え、課金情報を前記表示手段に表示し、投入された現金または現金相当物の計数処理を行い、結果を前記表示手段に表示したときに、
    前記データ通信装置が、前記表示手段に前記支払い確認画面を表示し、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置固有の識別番号を通知すると共に、決済金額をデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号及び決済金額を含むデータの内容を識別し、該識別した識別番号と、直前に識別した顧客の識別番号が一致すると判断された場合に、直前に識別した現金投入処理装置に対して正常処理用の制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、投入された現金または現金相当物を受領処理し、前記現金決済処理装置に対して、前記現金投入処理装置固有のネットワークアドレスを通知すると共に、入金完了を示す制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記現金投入処理装置から送信された入金完了を示す制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた入金完了を示す制御コードと一致したときに、前記顧客口座管理データベース、および、前記取引記録データベースの内容を更新し、直前に識別した現金投入処理装置に対して正常処理用の制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、決済処理を終了し通常の制御モードに復帰する、請求項2に記載の現金決済システム。
  4. 前記現金投入処理装置は、広告やその他の情報を表示するための電子画面又は掲示スペースたる広告表示手段を有し、
    前記現金決済処理装置は、前記各広告表示手段に表示又は掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールを記録・管理するコンテンツ管理データベースを有し、
    前記データ通信装置が、前記現金投入処理装置に掲示されたサイトアドレスたるID情報が示すネットワーク上のサイトにアクセスし、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置固有の識別番号を通知すると共に、前記広告表示手段に表示された前記受付IDをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号、前記現金投入処理装置に掲示されたサイトアドレスたるID情報、及び前記広告表示手段に表示された受付IDを含むデータの内容を識別し、識別したデータ通信装置固有の識別番号を前記顧客データベースで検索し、該識別番号と、前記顧客データベースに記録された識別番号が一致すると判断された場合に、識別した受付IDを前記コンテンツ管理データベースで検索し、該受付IDを表示する広告表示手段を有する現金投入処理装置と、前記データ通信装置から前記データを受信した時刻に前記現金投入処理装置の前記広告表示手段に表示又は掲載されていた広告情報とを検索し、前記現金投入処理装置データベースから、前記現金投入処理装置固有のネットワークアドレスを取得し、前記サービス情報管理データベースから、該広告情報に関する商品やサービスの情報で、前記現金投入処理装置で取扱い可能な商品やサービスの情報を検索し、前記データ通信装置に対して、該商品/サービス情報をデータとして送信したときに、
    前記データ通信装置が、前記現金決済処理装置から送信されたデータを識別し、前記商品/サービス情報を前記表示手段に表示し、入力キーたる前記入力手段を用いて、前記表示手段に表示した商品の発注もしくはサービスの利用申込みを行ったときに、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置固有の識別番号を通知すると共に、前記商品の発注もしくはサービスの利用申込みをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号を含むデータの内容を識別し、該識別した識別番号と、直前に識別した顧客のデータ通信装置固有の識別番号が一致すると判断された場合に、前記データ通信装置から送信された商品の発注もしくはサービスの利用申込みを含むデータの内容を識別し、該識別した発注/申込みデータから前記サービス情報管理データベースを検索し、該顧客が発注もしくは申込みした商品/サービスの料金を取得し、直前に識別した現金投入処理装置に対して前記顧客への課金情報を正常処理用の制御コードとあわせデータとして送信するとともに、前記データ通信装置に対して、支払い確認画面をデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された課金情報及び正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた「正常処理」用の制御コードと一致したときに、制御モードを、オンライン決済モードに切り替え、課金情報を前記表示手段に表示し、投入された現金または現金相当物の計数処理を行い、結果を前記表示手段に表示したときに、
    前記データ通信装置が、前記表示手段に前記支払い確認画面を表示し、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置固有の識別番号を通知すると共に、決済金額をデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号及び決済金額を含むデータの内容を識別し、該識別した識別番号と、直前に識別した顧客のデータ通信装置固有の識別番号が一致すると判断された場合に、直前に識別した現金投入処理装置に対して正常処理用の制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、投入された現金または現金相当物を受領処理し、前記現金決済処理装置に対して、前記現金投入処理装置固有のネットワークアドレスを通知すると共に、入金完了を示す制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記現金投入処理装置から送信された入金完了を示す制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた入金完了を示す制御コードと一致したときに、前記顧客口座管理データベース、および、前記取引記録データベースの内容を更新し、直前に識別した現金投入処理装置に対して正常処理用の制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、決済処理を終了し通常の制御モードに復帰する、請求項3に記載の現金決済システム。
  5. 無線または有線の通信ネットワークに接続され、データ通信機能を有し、投入された現金または現金相当物の計数処理、金額表示処理および受領処理を実行する一つ又は複数の現金投入処理装置と、前記通信ネットワークに接続され、データ通信機能を有し、文字等を表示するためのディスプレイたる表示手段を備え、データ通信による発信者識別番号の通知機能を有し、文字入力のための入力手段を有するブラウザ携帯電話たるデータ通信装置と、前記通信ネットワークに接続され、前記現金投入処理装置および通信装置とデータ通信可能な、データベースを含むサーバコンピュータたる現金決済処理装置と、広告やその他の情報を表示するための電子画面又は掲示スペースたる情報媒体と、を更に備えて構成され、
    前記情報媒体は、媒体毎に異なる固有の1つまたは複数のサイトアドレスたるID情報及び受付IDを掲示する手段を有し、
    前記現金決済処理装置は、前記各情報媒体に表示又は掲載される情報の詳細及び表示・掲載スケジュールを記録・管理するコンテンツ管理データベースを有し、
    前記データ通信装置が、前記情報媒体に掲示されたサイトアドレスたるID情報が示すネットワーク上のサイトにアクセスし、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置固有の識別番号を通知すると共に、前記情報媒体に表示された前記受付IDをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号、前記情報媒体に掲示されたサイトアドレスたるID情報、及び前記情報媒体に表示された受付IDを含むデータの内容を識別し、識別したデータ通信装置固有の識別番号を前記顧客データベースで検索し、該識別番号と、前記顧客データベースに記録された識別番号が一致すると判断された場合に、識別した受付IDを前記コンテンツ管理データベースで検索し、前記データ通信装置から前記データを受信した時刻に前記情報媒体に表示又は掲載されていた広告情報を検索し、前記サービス情報管理データベースから、該広告情報に関する商品やサービスの情報を検索し、前記データ通信装置に対して、該商品/サービス情報をデータとして送信したときに、
    前記データ通信装置が、前記現金決済処理装置から送信されたデータを識別し、前記商品/サービス情報を前記表示手段に表示し、入力キーたる前記入力手段を用いて、前記表示手段に表示した商品の発注もしくはサービスの利用申込みを行ったときに、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置の識別番号及び顧客が任意に選択した現金決済処理装置の受付IDを通知すると共に、前記商品の発注もしくはサービスの利用申込みをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号を含むデータの内容を識別し、該識別した識別番号と、直前に識別した顧客の識別番号が一致すると判断された場合に、前記データ通信装置から送信された商品の発注もしくはサービスの利用申込みを含むデータの内容を識別し、該識別した発注/申込みデータから前記サービス情報管理データベースを検索し、該顧客が発注もしくは申込みした商品/サービスの料金を取得し、前記データ通信装置から送信された現金決済処理装置の受付IDを含むデータの内容を識別し、該識別した現金決済処理装置の受付IDから前記現金投入処理装置データベースを検索し、前記現金投入処理装置固有のネットワークアドレスを取得し、該現金投入処理装置に対して、前記顧客への課金情報を正常処理用の制御コードとあわせデータとして送信し、前記データ通信装置に対して、支払い確認画面をデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された課金情報及び正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、制御モードを、オンライン決済モードに切り替え、課金情報を前記表示手段に表示し、投入された現金または現金相当物の計数処理を行い、結果を前記表示手段に表示したときに、
    前記データ通信装置が、前記表示手段に前記支払い確認画面を表示し、前記現金決済処理装置に対して、前記データ通信装置固有の識別番号を通知すると共に、決済金額をデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記データ通信装置から送信された該データ通信装置固有の識別番号及び決済金額を含むデータの内容を識別し、該識別した識別番号と、直前に識別した顧客のデータ通信装置固有の識別番号が一致すると判断された場合に、直前に識別した現金投入処理装置に対して正常処理用の制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、投入された現金または現金相当物を受領処理し、前記現金決済処理装置に対して、前記ネットワークアドレスを通知すると共に、入金完了を示す制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金決済処理装置が、前記現金投入処理装置から送信された入金完了を示す制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた入金完了を示す制御コードと一致したときに、前記顧客口座管理データベース、および、前記取引記録データベースの内容を更新し、直前に識別した現金投入処理装置に対して正常処理用の制御コードをデータとして送信したときに、
    前記現金投入処理装置が、前記現金決済処理装置から送信された正常処理用の制御コードを含むデータの内容を識別し、該識別した制御コードが予め定められた正常処理用の制御コードと一致したときに、決済処理を終了し通常の制御モードに復帰する、請求項3に記載の現金決済システム。
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