JP2005267012A - 売上情報処理方法およびクレジットカードシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のクレジットカード会社間でのクレジットカード払いによる割り勘決済を実現することができる売上情報処理方法、およびその方法を実施するためのクレジットカードシステムの提供。
【解決手段】クレジットカードの利用による売上が発生した場合に、前記利用に係る利用金額を示す利用金額情報を含む売上情報を蓄積し、一のクレジットカード会社に係るクレジットカードシステム100が、既に発生した売上の代金支払いを割り勘で行う旨の要求を受け付けた場合、受け付けた要求に係る売上情報を、クレジットカードシステム100にて蓄積されている売上情報から検索し、検索した売上情報に含まれる利用金額情報が示す利用金額の分割を実行し、当該分割の結果に基づいて、分割元の売上情報である前記検索された売上情報を更新し、その上、他のクレジットカード会社に係るクレジットカードシステム200にて、分割先の売上情報を蓄積する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クレジットカードの利用による売上に係る売上情報を処理する売上情報処理方法に関し、特に複数のクレジットカード会社間での割り勘決済を実現することができる売上情報処理方法、およびその方法を実施するためのクレジットカードシステムに関する。
飲食店等において、複数人が金銭を出し合って勘定を行う、所謂割り勘と呼ばれる代金支払い形態がある。このような割り勘は、現金払いで行われるのが通常である。しかしながら、クレジットカード払いで割り勘を行うことができれば、利用者の利便性が格段に向上することになる。
このようなクレジットカード払いで割り勘を行うことを可能にするために、店頭での代金支払い時において、支払人毎に、支払い方法(現金払い、クレジットカード払い等)が指定された場合に、その指定された支払い方法にしたがって、各支払人に対する割り勘代金の決済を行うことができる取引データ処理装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2003−99685号公報
しかしながら、前述した従来の取引データ処理装置の場合、店頭での代金精算のときにだれがいくら払うのかを決定しなければならない。そのため、例えば特定の者が一括して代金を支払った後に割り勘による支払にすること等ができなかった。また、店頭での代金精算当初から割り勘支払にすると決めている場合であっても、各人が支払う代金はその場で決定しなければならないため、各人が支払う代金をいくらにするのかを後に決定するようなことはできなかった。
また、複数人がクレジットカード払いを選択する場合、店頭にて複数枚のクレジットカードについて代金決済処理を実行する必要があるため、煩雑であり、しかも相当な時間を要するという問題があった。
さらに、従来では、複数のクレジットカード会社間での割り勘決済が実現されていなかったため、各人が有しているクレジットカードが異なるクレジットカード会社のものである場合には割り勘を行うことができないという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のクレジットカード会社間でのクレジットカード払いによる割り勘決済を実現することができる売上情報処理方法、およびその方法を実施するためのクレジットカードシステムを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明の売上情報処理方法は、クレジットカードの利用による売上が発生した場合に、前記利用に係る利用金額を示す利用金額情報を含む売上情報を生成し、生成された売上情報を蓄積し、蓄積された売上情報に基づいて決済処理を実行するクレジットカードシステムがクレジットカード会社毎に設けられている場合に、各クレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムにて蓄積される売上情報を処理する売上情報処理方法において、一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムが、既に発生した売上の代金支払いを割り勘で行う旨の要求を受け付けた場合、受け付けた要求に係る売上情報を、当該一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムにて蓄積されている売上情報から検索するステップと、検索された売上情報に含まれる利用金額情報が示す利用金額の分割を実行するステップと、当該分割の結果に基づいて、分割元の売上情報である前記検索された売上情報を更新するステップと、他のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムにて、分割先の売上情報を蓄積するステップとを有することを特徴とする。
これにより、分割元と分割先とが異なるクレジットカード会社のクレジットカード利用者であったとしても、クレジットカード払いによる割り勘決済を実現することができる。
前記発明に係る売上情報処理方法において、分割先に係るクレジットカードの利用者側に対して、前記利用金額の分割を承認するか否かの判断を促す旨を通知するステップを更に有し、前記利用金額の分割を実行するステップは、分割先に係るクレジットカードの利用者側から当該分割を承認する旨の通知があった場合に、当該分割を実行することが好ましい。
また、前記発明に係る売上情報処理方法において、分割先に係るクレジットカードの利用者側から前記利用金額の分割を承認する旨の通知が所定期間なかった場合、当該分割は承認されなかったと判定するステップを更に有することが好ましい。
また、前記発明に係る売上情報処理方法において、分割元に係るクレジットカードの利用者側から分割先に係るクレジットカードの利用者側へ、前記利用金額の分割に係るコメントを通知するステップを更に有することが好ましい。
また、前記発明に係る売上情報処理方法において、前記他のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムにて、前記分割先に係る利用金額に所定の手数料が付加された金額が入金されることを示す入金情報を、前記一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムに対して送信するステップを更に有することが好ましい。
また、前記発明に係る売上情報処理方法において、前記分割先に係る利用金額に所定の手数料が付加される旨を示す請求情報を、分割先に係るクレジットカードの利用者に対して通知するステップを更に有することが好ましい。
また、本発明に係るクレジットカードシステムは、クレジットカードの利用による売上が発生した場合に、前記利用に係る利用金額を示す利用金額情報を含む売上情報を生成し、生成した売上情報を記憶し、記憶した売上情報に基づいて決済処理を実行するように構成されたクレジットカードシステムがクレジットカード会社毎に設けられている場合の一のクレジットカード会社に係るクレジットカードシステムにおいて、既に発生した売上の代金支払いを割り勘で行う旨の要求を受け付けた場合、受け付けた要求に係る売上情報を、既に記憶している売上情報から検索する検索手段と、当該検索手段によって検索された売上情報に含まれる利用金額情報が示す利用金額の分割を実行する利用金額分割手段と、当該利用金額分割手段により実行された分割の結果に基づいて、分割元の売上情報である前記検索された売上情報を更新する売上情報更新手段と、分割先の売上情報を他のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムへ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
前記発明に係るクレジットカードシステムにおいて、分割先に係るクレジットカードの利用者側端末装置に対して、前記利用金額の分割を承認するか否かの判断を促す旨を通知する通知手段を更に備え、前記利用金額分割手段は、分割先に係るクレジットカードの利用者側端末装置から前記利用金額の分割を承認する旨の通知を受け付けた場合に、当該分割を実行するように構成されていることが好ましい。
また、前記発明に係るクレジットカードシステムにおいて、分割先に係るクレジットカードの利用者側端末装置から前記利用金額の分割を承認する旨の通知が所定期間なかった場合、当該分割は承認されなかったと判定する第1承認判定手段を更に備えることが好ましい。
また、前記発明に係るクレジットカードシステムにおいて、分割元に係るクレジットカードの利用者側端末装置から前記利用金額の分割に係るコメントを受け付けた場合、受け付けたコメントを分割先に係るクレジットカードの利用者側端末装置へ通知するコメント通知手段を更に備えることが好ましい。
また、前記発明に係るクレジットカードシステムにおいて、前記分割先に係る利用金額に所定の手数料が付加される旨を示す請求情報を、分割先に係るクレジットカードの利用者に対して通知する請求情報通知手段を更に備えることが好ましい。
さらに、本発明に係るクレジットカードシステムは、クレジットカードの利用による売上が発生した場合に、前記利用に係る利用金額を示す利用金額情報を含む売上情報を生成し、生成した売上情報を記憶し、記憶した売上情報に基づいて決済処理を実行するように構成されたクレジットカードシステムがクレジットカード会社毎に設けられている場合に、一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムと通信可能に接続されている他のクレジットカード会社に係るクレジットカードシステムにおいて、前記一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムにて、当該一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムに記憶されている売上情報に含まれる利用金額情報が示す利用金額の分割が行われた場合に、当該一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムから送信される分割先の売上情報を受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された分割先の売上情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする。
前記発明に係るクレジットカードシステムにおいて、前記分割先に係る利用金額に所定の手数料が付加された金額が入金されることを示す入金情報を、前記一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムに対して送信する送信手段を更に備えることが好ましい。
本発明の売上情報処理方法およびその方法を実施するためのクレジットカードシステムは、複数のクレジットカード会社間でのクレジットカード払いによる割り勘決済を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明のクレジットカードシステムの構成を示すブロック図である。図1において、符号100および200はそれぞれ、クレジットカードの利用による売上の決済処理を行うためのクレジットカードシステムを示している。これらの自社カードシステム100および200は、異なるクレジットカード会社が管理するものである。以下では、自社カードシステム100を自社カードシステム100と呼び、クレジットカードシステム200を他社カードシステム200と呼ぶ。また、自社カードシステム100にて決済可能なクレジットカードを自社クレジットカードと呼び、他社カードシステム200にて決済可能なクレジットカードを他社クレジットカードと呼ぶ。
自社カードシステム100は、自社クレジットカードの利用による売上に係る売上情報を処理する第1売上情報処理装置1と、第1売上情報処理装置1と通信可能に接続され、後述するようにクレジットカードの利用金額の分割を第1売上情報処理装置1に対して指示する分割指示装置2とを備えている。
第1売上情報処理装置1は、自社クレジットカード会社の加盟店に設置され、自社クレジットカードの利用による売上の決済処理に必要となるデータを生成する加盟店側端末装置4,4…と通信可能に接続されている。加盟店側端末装置4,4…は、生成した当該データを適宜のタイミングで第1売上情報処理装置1へ送信するように構成されている。
また、分割指示装置2は、インターネット等の通信ネットワーク5を介して、自社クレジットカードの利用者によって用いられる利用者側端末装置4,4…と通信可能に接続されている。利用者側端末装置4,4…は、インターネット等の通信ネットワーク5を介して分割指示装置2と通信可能な端末装置であればよい。したがって、例えばパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、および携帯型電話機などが利用者側端末装置4,4…として用いられる。ここで、分割指示装置2と利用者側端末装置4,4…との間の通信はHTTP(HyperTextTransferProtocol)等の通信プロトコルを用いて行われる。
一方、他社カードシステム200は、他社クレジットカードの利用による売上に係る売上情報を処理する第2売上情報処理装置201を備えている。
第2売上情報処理装置201は、第1売上情報処理装置1と同様に、他社クレジットカード会社の加盟店に設置され、他社クレジットカードの利用による売上の決済処理に必要となるデータを生成する加盟店側端末装置(図示せず)と通信可能に接続されている。また、第2売上情報処理装置201は、分割指示装置2と通信可能に接続されている。
図2は、本発明の自社カードシステム100が備える第1売上情報処理装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、第1売上情報処理装置1はCPU11を備えており、CPU11はバスを介して後述する各ハードウェアと接続されている。そして、CPU11は、それらのハードウェアの動作を制御するとともに、メモリ12にロードされるコンピュータプログラムを実行する。これにより、第1売上情報処理装置1は、後述する処理を実行することが可能となる。
メモリ12は、例えばDRAM又はSRAM等で構成され、コンピュータプログラムの実行時において発生する一時的なデータ等を記憶する。
通信インタフェース(I/F)13は、分割指示装置2および加盟店側端末装置3,3…と通信するためのインタフェースである。
ハードディスク14は、読み書き可能な磁気ディスクなどで構成され、第1売上情報処理装置1の動作に必要なコンピュータプログラムおよびOS(オペレーティングシステム)15、並びに各種のデータなどを記憶している。また、このハードディスク14には、売上情報データベース(DB)14A、カード情報DB14B、請求情報DB14C、および信用残高情報DB14Dが記憶されている。以下、これらのデータベースの詳細について説明する。
売上情報DB14Aは、自社クレジットカードの利用により発生した売上に関する売上情報を記憶する。この売上情報は、加盟店側端末装置3から送信されたデータに基づいて生成される。また、後述するように、割り勘決済を行う場合においても、売上情報が生成される。なお、売上情報は、その売上情報に係る売上の決済処理が行われるときに削除される。したがって、売上情報DB14Aに記憶されている売上情報は、未決済の売上に係るものである。
図3は、売上情報DB14Aに記憶される売上情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図3に示すように、売上情報は、売上計上日フィールド111,売上票番号フィールド112,売上票連番フィールド113,カード番号フィールド114,利用店舗番号フィールド115,利用料金フィールド116,および分割作業中フラグフィールド117等の各フィールドを有している。以下、これらの各フィールドに格納される情報について説明する。
売上計上日フィールド111には自社クレジットカードの利用による売上が計上された日を示す情報が、売上票番号フィールド112および売上票連番フィールド113には売上情報を識別するための情報がそれぞれ格納されている。また、カード番号フィールド114には自社クレジットカードのカード番号を示す情報が、利用店舗番号フィールド115には自社クレジットカードが利用された店舗を識別する利用店舗番号を示す情報が、利用料金フィールド116には自社クレジットカードにより利用された料金を示す情報がそれぞれ格納されている。さらに、分割作業中フラグフィールド117には、後述するような利用料金の分割が行われているか否かを示す情報が格納されている。
また、カード情報DB14Bは、自社クレジットカードに関するカード情報を記憶する。図4は、カード情報DB14Bに記憶されるカード情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図4に示すように、カード情報は、カード番号フィールド121,有効期限フィールド122,決済口座フィールド123,認証用パスワードフィールド124、および氏名フィールド125等の各フィールドを有している。以下、これらの各フィールドに格納される情報について説明する。
カード番号フィールド121には自社クレジットカードのカード番号を示す情報が、有効期限フィールド122には自社クレジットカードの有効期限を示す情報がそれぞれ格納されている。また、決済口座フィールド123には自社クレジットカードの利用による売上の決済に係る金融機関の口座を示す情報が、認証用パスワードフィールド124には自社クレジットカードの利用者であるか否かを認証するためのパスワードを示す情報が、氏名フィールド125には自社クレジットカードの利用者の氏名を示す情報がそれぞれ格納されている。
また、請求情報DB14Cは、自社クレジットカードの利用者に対して請求を行うために必要となる請求情報を記憶する。図5は、請求情報DB14Cに記憶される請求情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図5に示すように、請求情報は、売上計上日フィールド131,売上票番号フィールド132,売上票連番フィールド133,分割連番フィールド134,カード番号フィールド135,および支払約定日フィールド136等を有している。以下、これらの各フィールドに格納される情報について説明する。
売上計上日フィールド131には自社クレジットカードの利用による売上が計上された日を示す情報が、売上票番号フィールド132および売上票連番フィールド133には売上情報を識別するための情報がそれぞれ格納されている。また、分割連番フィールド134には後述するようにして利用料金の分割が行われた場合にその分割を識別するための情報が、カード番号フィールド135には自社クレジットカードのカード番号を示す情報が、支払約定日フィールド136には自社クレジットカードの利用による売上の決済を行う特定の日を示す情報がそれぞれ格納されている。
さらに、信用残高情報DB14Dは、自社クレジットカードの利用者の信用残高に関する信用残高情報を記憶する。図6は、信用残高情報DB14Dに記憶される信用残高情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図6に示すように、信用残高情報は、カード番号フィールド141および信用残高フィールド142等の各フィールドを有している。ここで、カード番号フィールド141には自社クレジットカードのカード番号を示す情報が、信用残高フィールド142には自社クレジットカードの利用者の信用残高を示す情報がそれぞれ格納されている。
図7は、本発明の自社カードシステム100が備える分割指示装置2の構成を示すブロック図である。図7に示すように、分割指示装置2はCPU21を備えており、CPU21はバスを介して後述する各ハードウェアと接続されている。そして、CPU21は、それらのハードウェアの動作を制御するとともに、メモリ22にロードされるコンピュータプログラムを実行する。これにより、分割指示装置2は、後述する処理を実行することが可能となる。
メモリ22は、例えばDRAM又はSRAM等で構成され、コンピュータプログラムの実行時において発生する一時的なデータ等を記憶する。
通信インタフェース(I/F)23は、第1売上情報処理装置1および通信ネットワーク5を介して利用者側端末装置4,4…と通信するためのインタフェースである。
ハードディスク24は、読み書き可能な磁気ディスクなどで構成され、分割指示装置2の動作に必要なコンピュータプログラムおよびOS25、並びに各種のデータなどを記憶している。また、このハードディスク24には、売上分割情報DB24A、および付加情報DB24Bが記憶されている。以下、これらのデータベースの詳細について説明する。
売上分割情報DB24Aは、後述するようにして行われる利用料金の分割に関する売上分割情報を記憶する。図8は、売上分割情報DB24Aに記憶される売上分割情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図8に示すように、売上分割情報は、売上計上日フィールド151,売上票番号フィールド152,売上票連番フィールド153,カード番号フィールド154,分割利用料金フィールド155,分割連番フィールド156,および承認区分フィールド157等の各フィールドを有している。以下、これらの各フィールドに格納される情報について説明する。
売上計上日フィールド151には自社クレジットカードの利用による売上が計上された日を示す情報が、売上票番号フィールド152および売上票連番フィールド153には売上情報を識別するための情報がそれぞれ格納されている。また、カード番号フィールド154には利用料金の分割の分割先である自社クレジットカードまたは他社クレジットカードのカード番号を示す情報が、分割利用料金フィールド155には後述するようにして利用料金の分割が行われた場合にその分割先の利用料金を示す情報がそれぞれ格納されている。さらに、分割連番フィールド156には利用料金の分割が行われた場合にその分割を識別するための情報が、承認区分フィールド157には利用料金の分割を分割先の自社クレジットカード利用者が承認したか否か(「自社承認」または「自社拒否」)を示す情報または分割先の他社クレジットカード利用者が承認したか否か(「他社承認」または「他社拒否」)を示す情報若しくは後述するようにして所定期間分割先のクレジットカード利用者から応答がなかったために承認されなかったと判断したことを示す情報(「不承認」)がそれぞれ格納されている。
また、付加情報DB24Bは、後述するようにして行われる利用料金の分割を確認するための付加情報を記憶する。図9は、付加情報DB24Bに記憶される付加情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図9に示すように、付加情報は、売上計上日フィールド161,売上票番号フィールド162,売上票連番フィールド163,カード番号フィールド164,分割利用料金フィールド165,分割連番フィールド166,分割区分フィールド167,コメントフィールド168,および分割状況フィールド169等の各フィールドを有している。以下、これらの各フィールドに格納される情報について説明する。
売上計上日フィールド161には自社クレジットカードの利用による売上が計上された日を示す情報が、売上票番号フィールド162および売上票連番フィールド163には売上情報を識別するための情報がそれぞれ格納されている。また、カード番号フィールド164には利用料金の分割の分割元である自社クレジットカードのカード番号を示す情報が、利用料金フィールド165には後述するようにして利用料金の分割が行われた場合にその分割元の利用料金を示す情報が、分割連番フィールド166には利用料金の分割が行われた場合にその分割を識別するための情報がそれぞれ格納されている。また、分割区分フィールド167には例えば「利用料金を均等に分割する」または「利用料金を均等に分割した後に2割引にする」等、利用料金の分割を行うときの区分を示す情報が、コメントフィールド168には後述するように利用料金の分割のときに分割を依頼する分割依頼者が作成したコメントに関する情報がそれぞれ格納されている。さらに、処理状況フィールド169には分割先が自社クレジットカード利用者である場合に利用料金の分割が行われたか否か(自社分割または自社非分割)を示す情報または分割先が他社クレジットカード利用者である場合に同じく分割が行われたか否か(他社決済または他社拒否)を示す情報が格納されている。
また、他社カードシステム200が備える第2売上情報処理装置201は、図示しないが、第1売上情報処理装置1と同様にCPU、メモリおよびハードディスク等から構成されており、ハードディスクには他社クレジットカードに係る売上情報DB、カード情報DB、請求情報DB、信用残高情報DBが記憶されている。
なお、本実施の形態においては、自社カードシステム100が、第1売上情報処理装置1と分割指示装置2とを備えて構成されているが、第1売上情報処理装置1および分割指示装置2の機能を果たす1台の装置によって構成されていてもよい。また、3台以上の装置が相互に通信することによって自社カードシステム100を実現するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、分割指示装置2の管理主体が自社となっているが他社であってもよい。すなわち、分割指示装置2が、自社カードシステム100の構成要素ではなく、他社カードシステム200の構成要素であってもよい。
次に、以上のように構成された本実施の形態の自社カードシステム100および他社カードシステム200の動作について、フローチャートおよび表示画面上に表示される画面例を参照しながら説明する。なお、前述したように、自社クレジットカードの利用による売上が発生した場合、売上情報が生成され、その売上情報が売上情報DB14Aに格納される。以下では、既に売上情報DB14Aに売上情報が蓄積されているものとする。
[本人認証処理について]
以下、利用料金の分割を行うときに、その分割の依頼者が当該分割に係る売上の自社クレジットカード利用者であるか否かを確認するための本人認証処理について説明する。
図10は、本人認証処理に伴う、本発明の自社カードシステム100の動作の流れを説明するフローチャートである。自社クレジットカードの利用による代金の支払を割り勘で行うことを望む利用者(以下、分割依頼者という)は、利用者側端末装置4を用いて、割り勘のために利用料金の分割を依頼するための分割依頼情報を入力する。この入力を受け付けた利用者側端末装置4は、分割依頼情報を分割指示装置2宛に送信する(S101)。
分割指示装置2は、利用者側端末装置4から送信された分割依頼情報を受信した場合(S201)、本人認証を行うために自社クレジットカードのカード番号および認証用のパスワード等を入力するための画面に関する認証画面情報を利用者側端末装置4宛に送信する(S202)。
利用者側端末装置4は、分割指示装置2から送信された認証画面情報を受信した場合(S102)、受信した認証画面情報を表示画面上に表示する(S103)。
分割依頼者は、利用者側端末装置4の表示画面上に表示されている認証画面情報にしたがって、自社クレジットカードのカード番号および認証用のパスワードを含む認証情報を入力する。利用者側端末装置4は、分割依頼者による認証情報の入力を受け付け(S104)、受け付けた認証情報を分割指示装置2宛に送信する(S105)。
分割指示装置2は、利用者側端末装置4から送信された認証情報を受信した場合(S203)、受信した認証情報を第1売上情報処理装置1宛に送信する(S204)。
第1売上情報処理装置1は、分割指示装置2から送信された認証情報を受信した場合(S301)、受信した認証情報とカード情報DB13Cに格納されているカード情報とのマッチング処理を行うことにより、分割依頼者が正規に登録されている自社クレジットカードの利用者であるか否かの認証を行う(S302)。
ステップS302にて認証が失敗した場合(S302でNO)、第1売上情報処理装置1は、認証に失敗したことを示す認証失敗情報を分割指示装置2宛に送信する(S303)。この認証失敗情報を分割指示装置2が受信した場合(S205)、分割指示装置2は、認証が失敗しことを示す画面に関する認証失敗画面情報を利用者側端末装置4宛に送信する(S206)。この認証失敗画面情報を利用者側端末装置4が受信した場合(S106)、利用者側端末装置4は、受信した認証失敗画面情報を表示画面上に表示する(S107)。
一方、ステップS302にて認証が成功した場合(S302でYES)、第1売上情報処理装置1は、その成功した認証に係る自社クレジットカードについての売上情報を売上情報DB14Aから検索し、その検索した売上情報のうち売上計上日を示す情報等の一部の情報を含む認証成功情報を分割指示装置2宛に送信する(S304)。この認証成功情報を分割指示装置2が受信した場合(S207)、分割指示装置2は、受信した認証成功情報に含まれている売上情報の一部の情報に基づいて、売上一覧を示す画面に関する売上一覧画面情報を生成し、その売上一覧画面情報を利用者側端末装置4宛に送信する(S208)。この売上一覧画面情報を利用者側端末装置4が受信した場合(S108)、利用者側端末装置4は、受信した売上一覧画面情報を表示画面上に表示する(S109)。
[分割指示処理について]
以下、分割依頼者が利用料金の分割を指示するときの分割指示処理について説明する。
図11は、前述した本人認証処理の結果、利用者側端末装置4の表示画面上に表示されている売上一覧画面情報の画面例を示す図である。図11に示すように、この画面には、分割依頼者が所有するクレジットカードのカード番号、およびまだ決済が終了していない売上情報の一部の情報(クレジットカードの利用日(売上計上日)、利用店舗名、利用金額)が示されている。
分割依頼者は、図11に示されている画面中のチェックボックスにチェックを入力することによって、利用料金の分割の対象となる売上を選択し、その後送信ボタンをクリックする。
図12は、分割指示処理に伴う、本発明の自社カードシステム100の動作の流れを説明するフローチャートである。利用者側端末装置4は、前述したようにして分割依頼者が送信ボタンをクリックしたことを検知した場合、チェックボックスにチェックが入力された売上、すなわち利用料金の分割の対象となる売上を識別するための分割対象情報を分割指示装置2宛に送信する(S111)。この分割対象情報を分割指示装置2が受信した場合(S211)、分割指示装置2は、受信した分割対象情報を第1売上情報処理装置1宛に送信する(S311)。
第1売上情報処理装置1は、分割指示装置2から送信された分割対象情報を受信した場合(S311)、受信した分割対象情報に示されている売上に係る売上情報の分割作業中フラグフィールド117に、分割作業中であることを示す情報を格納する(S312)。そして、第1売上情報処理装置1は、このようにして分割作業中フラグが「作業中」に設定されたことを示す設定完了情報を分割指示装置2宛に送信する(S313)。
分割指示装置2は、第1売上情報処理装置1から送信された設定完了情報を受信した場合(S213)、前述した分割対象情報に示されている売上に係る売上情報の一部の情報、および何人で割り勘をするのかを示す分割人数を入力するための情報等を含む分割指示画面情報を利用者側端末装置4宛に送信する(S214)。
利用者側端末装置4は、分割指示装置2から送信された分割指示画面情報を受信した場合(S112)、受信した分割指示画面情報を表示画面上に表示する(S113)。
図13は、以上のようにして利用者側端末装置4の表示画面上に表示されている分割指示画面情報の画面例を示す図である。図13に示すように、この画面には、分割依頼者が所有する自社クレジットカードのカード番号、および分割作業中である売上情報の一部の情報(自社クレジットカードの利用日(売上計上日)、利用店舗名、利用金額)が示されている。また、この画面には、分割人数を入力するための入力フィールド、および分割先の自社または他社クレジットカードの利用者、すなわち割り勘支払を依頼される側の自社または他社クレジットカードの利用者の氏名、メールアドレス、分割区分、負担金額を入力するための入力フィールドが示されている。ここで、「分割区分」は前述した付加情報の分割区分フィールドに格納される情報であり、「負担金額」は分割先の自社または他社クレジットカードの利用者が負担する金額である。なお、後述するように利用料金の分割を承認するか否かは分割先の自社または他社クレジットカードの利用者が決定するため、この分割先の自社または他社クレジットカードの利用者のことを分割承認者と呼ぶことにする。
さらに、この画面には、分割依頼者が分割承認者に対して伝えるコメントを入力するための入力フィールドが示されている。このコメントは、前述した付加情報のコメントフィールド168に格納される情報である。
分割依頼者は、前述した各入力フィールドに必要な情報を入力し、その後送信ボタンをクリックする。ここで、コメントとしては、「先日は○○が美味しかったですね。」または「昨日はお疲れ様でした。××部長が大変でしたね。」など、分割依頼者が入力したものであると容易に判断できるような内容であることが望ましい。
図14は、図13に示す分割指示に係る画面において送信ボタンがクリックされた場合における、本発明の自社カードシステム100の動作の流れを説明するフローチャートである。利用者側端末装置4は、前述したようにして分割依頼者が送信ボタンをクリックしたことを検知した場合、各入力フィールドに入力された情報を含む分割指示情報を分割指示装置2宛に送信する(S121)。
分割指示装置2は、利用者側端末装置4から送信された分割指示情報を受信した場合(S221)、受信した分割指示情報に基づいて売上分割情報を生成し(S222)、その生成した売上分割情報を売上分割情報DB24Aに登録する(S223)。また、分割指示装置2は、同じく分割指示情報に基づいて付加情報を生成し(S224)、その生成した付加情報を付加情報DB24Bに登録する(S225)。
次に、分割指示装置2は、分割依頼者から分割の依頼があったことを示す情報、および特定のURL(Uniform Resource Locator)が含まれた電子メールを、分割指示情報に含まれているメールアドレス宛に送信する(S226)。
[分割意思確認処理について]
以下、分割承認者が利用料金の分割を行うことの意思があるか否かを確認するための分割意思確認処理について説明する。
分割承認者は、分割指示処理において分割指示装置2から送信された電子メールを利用者側端末装置4にて受信し、その受信した電子メールの内容を確認することにより、分割依頼者から分割の依頼があったことを知る。ここでその分割を行ってもよいと考えた場合、分割承認者は電子メールに含まれているURLへのアクセスを試みる。
なお、後述するように、本発明に係るクレジットカードシステムを用いて割り勘による代金支払いを行うためには、分割承認者が自社または他社クレジットカードの利用者、すなわち自社または他社クレジットカードを所有している者でなければならない。したがって、分割承認者が自社または他社クレジットカードを所有していない場合、たとえ分割承認者に分割の意思があったとしても、分割を行うことはできない。このように分割を行うことはできないものの、前記電子メールの内容を確認することによって、分割承認者は、自社または他社クレジットカードを所有すれば、割り勘による代金支払いという利用者にとって利便性の高いサービスが享受可能であることを知ることになる。そのため、分割承認者が自社または他社クレジットカードの申込みを検討することが予想される。そこで、前記電子メールに、自社または他社クレジットカードの申込み等に関する情報を含めることによって、クレジットカード発行会社にとって効果的な宣伝広告を行うことが可能となる。
図15は、分割意思確認処理に伴う、本発明の自社カードシステム100の動作の流れを説明するフローチャートである。分割承認者による指示にしたがって、利用者側端末装置4は、電子メールに示されているURLに対してアクセスする(S131)。
分割指示装置2は、利用者側端末装置4が特定のURLにアクセスしてきたことを検知した場合、分割承認者の意思確認を行うための意思確認実行情報を第1売上情報処理装置1宛に送信する(S231)。ここで意思確認実行情報には、分割に係る売上情報を識別するための売上票番号、売上票連番を含む売上識別情報が含まれている。
第1売上情報処理装置1は、分割指示装置2から送信された意思確認実行情報を受信した場合(S331)、受信した意思確認実行情報に含まれている売上識別情報をキーとして売上情報DB14Aから売上情報を検索し(S332)、検索した売上情報から、売上計上日、分割依頼者の自社クレジットカードのカード番号および利用店舗番号を特定する(S333)。次に、第1売上情報処理装置1は、特定したカード番号をキーとしてカード情報DB14Bからカード情報を検索し(S334)、検索したカード情報から分割依頼者の氏名を特定する(S335)。そして、第1売上情報処理装置1は、分割承認者に対して利用料金の分割の承認を促すための承認依頼情報を分割指示装置2宛に送信する(S336)。ここで、承認依頼情報には前述したようにして特定した利用店舗番号に係る利用店舗名、分割依頼者の氏名が含まれている。
分割指示装置2は、第1売上情報処理装置1から送信された承認依頼情報を受信した場合(S232)、受信した承認依頼情報に基づいて分割依頼者からの依頼を承認するか否かを確認するための承認依頼画面情報を利用者端末装置4宛に送信する(S233)。
利用者側端末装置4は、分割指示装置2から送信された承認依頼画面情報を受信した場合(S132)、受信した承認依頼画面情報を表示画面上に表示する(S133)。
図24は、以上のようにして利用者側端末装置4の表示画面上に表示されている承認依頼画面情報の画面例を示す図である。図24に示すように、この画面には、分割依頼者の氏名、利用店舗名、利用金額、および料金の分割によって分割承認者が支払う負担金額(図24における「割り勘協力」)が示されている。また、この画面には、分割承認者がこの分割の依頼を承認するか否かを指示するための「承認」ボタンおよび「拒否」ボタンが設けられている。
分割承認者は、この画面に示されている情報を確認し、利用料金の分割を承認するか拒否するかを判断する。そして、利用料金の分割を承認すると判断した場合は「承認」ボタンを、拒否すると判断した場合は「拒否」ボタンをそれぞれクリックする。
図24に示されているとおり、分割承認者が「拒否」ボタンをクリックし、そのことを示す情報が利用者側端末装置4から分割指示装置2へ送信された場合、分割指示装置2は、分割承認者が分割の依頼を拒否したことを示す情報を分割依頼者宛に電子メールにて送信する。その結果、分割依頼者は分割承認者によって分割の依頼が拒否されたことを知ることができる。なお、この場合は、利用金額の分割が行われないことになるため、利用代金の全額を分割依頼者が支払うことになる。
一方、分割承認者が「承認」ボタンをクリックし、そのことを示す情報が利用者側端末装置4から分割指示装置1へ送信された場合、分割指示装置2は、分割承認者を認証するための認証画面情報を利用者側端末装置4へ送信する。
利用者側端末装置4は、分割指示装置2から送信された認証画面情報を受信した場合、受信した認証画面情報を表示画面上に表示する。
図16は、以上のようにして利用者側端末装置4の表示画面上に表示されている認証画面情報の画面例を示す図である。図16に示すように、この画面には、利用料金の分割に係る売上の売上計上日(自社クレジットカードの利用日)、利用店舗名、および分割依頼者の氏名が示されている。また、この画面には、分割承認者の自社または他社クレジットカードのカード番号および認証用パスワードを入力するための各入力フィールドが示されている。
分割承認者は、この画面に示されている情報を確認し、利用料金の分割を承認するか否かを再度判断する。そして、利用料金の分割を承認すると判断した場合、分割承認者は、前述した各入力フィールドにカード番号および認証用パスワードを入力し、その後「送信」ボタンをクリックする。
なお、図16に示す画面例には示されていないが、例えば分割承認者が利用料金の分割を拒否すると考え直したような場合にキャンセルするための「キャンセル」ボタンなどを画面上に設けるようにしてもよい。
図17は、図16に示す分割承認に係る画面において送信ボタンがクリックされた場合における、本発明の自社カードシステム100の動作の流れを説明するフローチャートである。利用者側端末装置4は、前述したようにして分割承認者が送信ボタンをクリックしたことを検知した場合、各入力フィールドに入力された情報を含む分割承認情報を分割指示装置2宛に送信する(S141)。
分割指示装置2は、利用者側端末装置4から送信された分割承認情報を受信した場合(S241)、受信した分割承認情報に含まれるカード番号が自社または他社の何れのクレジットカードのものであるのかを確認することにより、分割承認者が自社クレジットカード利用者または他社クレジットカード利用者の何れであるのかを判定する(S2401)。ここで、分割承認者は自社クレジットカード利用者であると判定した場合(S2401で自社)、分割指示装置2は、ステップS241にて受信した分割承認情報に基づき、分割承認者の認証処理を、図10を参照しながら説明したステップS302と同様にして実行する(S242)。
一方、ステップS2401にて、分割承認者は他社クレジットカード利用者であると判定した場合(S2401で他社)、分割指示装置2は、他社クレジットカード会社に当該分割昇任者の認証処理を行わせるために、ステップS241にて受信した分割承認情報に基づき、認証依頼情報を生成し、これを第2売上情報処理装置201に対して送信する(S2402)。
なお、以下では、説明の便宜上、分割承認者が自社クレジットカード利用者の場合であっても他社クレジットクレジットカード利用者の場合であっても何れも認証がなされたものとして説明を続ける。
分割指示装置2は、売上計上日、売上票番号、売上票連番、および分割連番をキーとして売上分割情報DB24Aから売上分割情報を検索し(S243)、検索した売上分割情報から分割承認者が負担する負担金額(売上分割情報における分割利用料金)を取得する(S244)。また、同じく売上計上日、売上票番号、売上票連番、および分割連番をキーとして付加情報DB24Bから付加情報を検索し(S245)、検索した付加情報からコメントを取得する(S246)。そして、分割指示装置2は、利用料金の分割の承認を確認するための画面に関する承認確認画面情報を利用者側端末装置4宛に送信する(S247)。
なお、分割承認者が他社クレジットカード利用者である場合、分割による負担金額に加えて所定の手数料が請求されることを示す請求情報がこの承認確認画面情報に含まれる。この承認確認画面情報に含まれる請求情報については後述する。
利用者側端末装置4は、分割指示装置2から送信された承認確認画面情報を受信した場合(S142)、受信した承認確認画面情報を表示画面上に表示する(S143)。
[分割承認確定処理について]
以下、分割承認者による利用料金の分割の承認の確定のための分割承認確定処理について説明する。
図18は、前述した分割意思確認処理の結果、利用者側端末装置4の表示画面上に表示されている承認確認画面情報の画面例を示す図である。図18に示すように、この画面には、分割承認者が所有する自社または他社クレジットカードのカード番号、および利用料金の分割に係る売上の売上計上日(自社または他社クレジットカードの利用日)、利用店舗名、分割承認者の負担金額、分割依頼者の氏名、分割人数、およびコメントが示されている。また、この画面には、この利用料金の分割の承認または不承認を確定するための承認/不承認チェックボックスが示されている。
なお、図25は、承認確認画面情報に前述した請求情報が含まれる場合における、利用者側端末装置4の表示画面上に表示されている承認確認画面情報の画面例を示す図である。図25に示すように、この画面には、図18に示した内容の他に、注意書きとして「キャッシング扱いになりますので、別途キャッシング手数料を頂きます。」との文言(請求情報)が示されている。このように、本実施の形態の場合、分割承認者が他社クレジットカード利用者のときは、利用料金の分割によって負担する金額の支払いがキャッシング扱いとなる。但し、これは一例に過ぎず、当該支払いを他の態様で処理するようにしてもよいことは言うまでもない。
なお、本実施の形態では、このような請求情報が分割指示装置2から利用者側端末装置4へ送信されているが、これに限定されるわけではなく、例えば第2売上情報処理装置201から利用者側端末装置4へ送信されるようにしてもよい。
分割承認者は、図18(又は図25)に示されている画面中のチェックボックスの何れかにチェックを入力することによって、利用料金の分割の承認または不承認の確定を行い、その後送信ボタンをクリックする。
ここで、画面に示されているコメントが分割依頼者を容易に特定することができるものである場合、分割承認者は、当該利用料金の分割は不正なものではないと判断することができるため、承認しやすい。
図19および図20は、分割承認確定処理に伴う、本発明の自社カードシステム100および他社カードシステム200の動作の流れを説明するフローチャートである。利用者側端末装置4は、前述したようにして分割依頼者が送信ボタンをクリックしたことを検知した場合、承認または不承認の何れのチェックボックスにチェックが入力されたかを示す承認可否情報を分割指示装置2宛に送信する(S151)。
分割指示装置2は、利用者側端末装置4から送信された承認可否情報を受信した場合(S251)、受信した承認可否情報に係る分割依頼者のカード番号が自社または他社の何れのクレジットカードのものであるのかを確認することにより、分割承認者が自社クレジットカード利用者または他社クレジットカード利用者の何れであるのかを判定する(S256)。ここで、分割承認者は他社クレジットカード利用者であると判定した場合(S256で他社)、分割指示装置2は後述するステップS281に進む。一方、分割承認者は自社クレジットカード利用者であると判定した場合(S256で自社)、分割指示装置2は、ステップS251で受信した承認可否情報を第1売上情報処理装置1宛に送信する(S252)。
第1売上情報処理装置1は、分割指示装置2から送信された承認可否情報を受信した場合(S351)、受信した承認可否情報に基づいて、分割承認者が承認または不承認の何れを確定したかを判定する(S352)。ここで、分割承認者が不承認を確定したと判定した場合(S352でNO)、第1売上情報処理装置1は、分割承認者により不承認が確定されたことを示す不承認情報を分割指示装置2宛に送信する(S356)。
一方、ステップS352において、分割承認者が承認を確定したと判定した場合(S352でYES)、第1売上情報処理装置1は、分割承認者のカード番号をキーとして信用残高情報DB14Dから信用残高情報を検索し(S353)、検索した信用残高情報に基づいて残高が不足しているか否かを判定する(S354)。ここで、残高が不足していると判定した場合(S354でYES)、第1売上情報処理装置1は、前述したように不承認情報を分割指示装置2宛に送信する(S356)。
これに対し、ステップS352において、残高が不足していないと判定した場合(S354でNO)、分割承認者により承認が確定されたことを示す承認情報を分割指示装置2宛に送信する(S355)。
分割指示装置2は、第1売上情報処理装置1から送信された承認情報を受信した場合(S253)、または同じく不承認情報を受信した場合(S254)、受信した承認情報または不承認情報にしたがって、売上分割情報の承認区分フィールドの値を設定することにより、売上分割情報を更新する(S255)。具体的に説明すると、分割指示装置2は、承認情報を受信した場合には承認区分フィールド157に「自社承認」を示す値を、不承認情報を受信した場合には同じく「自社拒否」を示す値をそれぞれ格納するように売上分割情報を更新する。なお、分割指示装置2は、承認区分フィールド157に「自社拒否」を示す値を格納した場合、当該売上分割情報に対応する付加情報の処理状況フィールド169に「自社非分割」を示す値を入れるように付加情報DB24Bを更新する。
また、ステップS256にて、分割承認者は自社クレジットカード利用者であると判定した場合(S256で自社)、分割指示装置2は、他社クレジットカード会社が利用料金の分割の承認を許可するか否かを示す承認許可情報を、第2売上情報処理装置201に対して送信する(S281)。
第2売上情報処理装置201は、分割指示装置2から送信された承認許可情報を受信した場合(S401)、受信した承認許可情報に基づいて、利用料金の分割の承認を許可するか否かを判定する(S402)。なお、この判定は、ステップS353およびS354と同様の処理を行うことによりなされる。
ステップS402にて承認を許可すると判定した場合(S402でYES)、第2売上情報処理装置201は、他社クレジットカード会社が利用料金の分割の承認を許可したことを示す他社承認情報を分割指示装置2に対して送信する(S403)。一方、承認を許可しないと判定した場合(S402でNO)、第2売上情報処理装置201は、他社クレジットカード会社が利用金額の分割の承認を拒否したことを示す他社拒否情報を分割指示装置2に対して送信する(S404)。
分割指示装置2は、第2売上情報処理装置201から送信された他社承認情報を受信した場合(S282)、または同じく他社拒否情報を受信した場合(S283)、受信した他社承認情報または他社拒否情報にしたがって、売上分割情報の承認区分フィールドの値を設定することにより、売上分割情報を更新する(S255)。具体的に説明すると、分割指示装置2は、承認情報を受信した場合には承認区分フィールド157に「他社承認」を示す値を、不承認情報を受信した場合には同じく「他社拒否」を示す値をそれぞれ格納するように売上分割情報を更新する。なお、分割指示装置2は、承認区分フィールド157に「他社拒否」を示す値を格納した場合、当該売上分割情報に対応する付加情報の処理状況フィールド169に「他社拒否」を示す値を入れるように付加情報DB24Bを更新する。
[分割実行処理について]
以下、利用料金の分割を実行する分割実行処理について説明する。なお、この分割実行処理は毎日、毎週、毎月等、一定の期間において所定の時刻に行われる。しかしながら、分割実行処理は、このようなバッチ処理ではなく、前述したようにして分割承認者による承認が確定される都度行うようなリアルタイム処理であってもよいことは言うまでもない。
図21、図22および図23は、分割実行処理に伴う、本発明の自社カードシステム100および他社カードシステム200の動作の流れを説明するフローチャートである。第1売上情報処理装置1は、所定の時刻に達したときに、売上情報DB14Aから分割作業中フラグフィールドに「作業中」を示す情報が格納されている売上情報を抽出する(S361)。次に、第1売上情報処理装置1は、抽出した売上情報に対する分割の実行の可否を確認するための分割実行可否情報を分割指示装置2宛に送信する(S362)。ここで、分割実行可否情報には、前記抽出した売上情報に含まれる売上計上日、売上票番号、および売上票連番を示す情報が含まれている。
分割指示装置2は、第1売上情報処理装置1から送信された分割実行可否情報を受信した場合(S261)、受信した分割実行可否情報に含まれている売上計上日、売上票番号、および売上票連番を示す情報をキーとして売上分割情報DB24Aから売上分割情報を検索し、検索した売上分割情報の承認区分フィールドに、「自社承認」、「自社拒否」、「他社承認」「他社拒否」の何れかを示す情報が格納されているか否か、すなわち検索した売上分割情報の中に承認区分フィールド157がブランクとなっているものがあるか否かを判定する(S262)。
ステップS262において、承認区分フィールド157がブランクとなっている売上分割情報があると判定された場合(S262でYES)、分割指示装置2は、その承認区分フィールド157がブランクとなっている売上分割情報が売上計上日から所定の期間経過した売上に係るものであるのか否かを判定する(S263)。
ステップS263において、当該売上分割情報が売上計上日から所定の期間経過した売上に係るものであると判定した場合(S263でYES)、分割指示装置2は、その売上分割情報の承認区分フィールドに「不承認」を示す情報を格納することによって売上分割情報を更新する(S264)。そして、このようにしてステップS264を実行した場合、ステップS262において承認区分フィールド157がブランクとなっている売上分割情報はないと判定された場合(S262でNO)、若しくはステップS263において売上分割情報が売上計上日から所定の期間経過した売上に係るものではないと判定した場合(S263でNO)、分割指示装置2は、売上分割情報DB14Bから承認区分フィールド157に「自社承認」を示す情報が格納されている売上分割情報を抽出する(S265)。そして、分割指示装置2は、その抽出した売上分割情報を含む売上実行依頼情報を第1売上情報処理装置1宛に送信する(S266)。
第1売上情報処理装置1は、分割指示装置2から送信された売上実行依頼情報を受信した場合(S363)、受信した売上実行依頼情報に含まれる売上分割情報に基づいて、分割承認者の負担金額分を分割依頼者の売上に係る利用料金から減算することにより、分割依頼者に係る売上情報を更新する(S371)。したがって、例えば、分割依頼者の売上に係る利用料金が1万2千5百円だった場合であって、分割承認者の負担金額が3千円のときであれば、分割依頼者の利用料金が9千5百円(1万2千5百円−3千円)となるように、分割依頼者に係る売上情報を更新する。
次に、第1売上情報処理装置1は、同じく売上分割情報に基づいて、分割承認者の負担金額に係る売上情報を生成する(S372)。したがって、例えば、分割承認者の負担金額が3千円の場合であれば、分割承認者の利用料金が3千円となる売上情報を生成することになる。このようにして、新たに売上情報を生成した場合、第1売上情報処理装置1は、その生成した売上情報を売上情報DB14Aに登録する(S373)。そして、第1売上情報処理装置1は、分割実行が完了したことを示す分割実行完了情報を分割指示装置2宛に送信する(S374)。ここで、分割実行完了情報には、付加情報を識別するために必要な情報(売上票番号、売上票連番、分割連番等を示す情報)が含まれている。
分割指示装置2には、第1売上情報処理装置1から送信された分割実行完了情報を受信した場合(S267)、受信した分割実行完了情報に含まれている付加情報を識別するために必要な情報を用いて付加情報DB24Bから付加情報を検索し、検索した付加情報の処理状況フィールド169に分割処理が済んでいることを示す情報(「自社分割」)を格納することによってその付加情報の更新を行う(S268)。そして、分割指示装置2は、分割状況が「済」とされた付加情報に係る分割承認者宛に分割処理が行われたことを示す分割状況情報を含む電子メールを送信する(S269)。
このようにして送信された電子メールの内容を利用者側端末装置4等を用いて分割承認者が確認することによって、分割承認者は、割り勘支払が行われ、自己の自社クレジットカードの利用による売上が発生したことを知ることができる。
また、分割指示装置2は、上述したステップS266を実行した後、売上分割情報DB14Bから承認区分フィールド157に「他社承認」を示す情報が格納されている売上分割情報を抽出する(S271)。そして、分割指示装置2は、その抽出した売上分割情報を含むキャッシング依頼情報を第2売上情報処理装置201宛に送信する(S272)。
第2売上情報処理装置201は、分割指示装置2から送信されたキャッシング依頼情報を受信した場合(S411)、受信したキャッシング依頼情報に含まれる売上分割情報に基づいて、分割承認者の負担金額分についてキャッシング決済処理を実行する(S412)。なお、このキャッシング決済処理は公知の方法でなされ、前述した請求情報に示されているとおり分割承認者の負担金額に加えて所定のキャッシング手数料が併せて決済される。
次に、第2売上情報処理装置201は、他社クレジットカード会社から自社クレジットカード会社に対して分割昇任者の負担金額に所定の手数料が付加された金額が払われる(入金される)ことを示す入金情報を、分割指示装置2に対して送信する(S413)。ここで、入金情報には、付加情報を識別するために必要な情報(売上票番号、売上票連番、分割連番等を示す情報)が含まれている。
なお、この入金情報に示される所定の手数料は、キャッシング手数料よりも低い金額に設定される。その結果、他社クレジットカード会社においては、キャッシング手数料から当該所定の手数料を減じた額を利益として取得することができる。一方、自社クレジットカード会社においては、当該所定の手数料を利益として取得することができる。
分割指示装置2は、第2売上情報処理装置201から送信された入金情報を受信した場合(S273)、受信した入金情報に含まれている付加情報を識別するために必要な情報を用いて付加情報DB24Bから付加情報を検索し、検索した付加情報の処理状況フィールド169に他社クレジットカード会社により分割処理が済んでいることを示す情報(「他社決済」)を格納することによってその付加情報の更新を行う(S274)。そして、分割指示装置2は、分割状況が「済」とされた付加情報に係る分割承認者宛に分割処理が行われたことを示す分割状況情報を含む電子メールを送信する(S269)。
なお、分割指示装置2は、ステップS273にて入金情報を受信したときに、第1売上情報処理装置1に対してその入金情報を送信する。そして、第1売上情報処理装置1がその入金情報を受信した場合、ステップS371と同様にして分割依頼者に係る利用料金を減算することにより分割依頼者に係る売上情報を更新する。これにより、分割承認者の負担金額については自社クレジットカード会社における決済処理が不要となる。
以上のようにしてステップS269にて送信された電子メールの内容を利用者側端末装置4等を用いて分割承認者が確認することによって、分割承認者は、割り勘支払が行われ、自己の他社クレジットカードの利用によりキャッシング決済が行われたことを知ることができる。
なお、第1売上情報処理装置1の売上情報DB14Aに格納されている売上情報に係る売上は、所定の期日に決済が行われることになる。この決済が行われる前に、クレジットカードの利用者に対して後日決済が行われることを示す請求がなされるが、その請求のときに以上のような分割処理が行われたことを分割依頼者および分割承認者に対して知らせるようにしてもよい。
以上のように、利用料金の分割を行う場合において、分割先の分割承認者が自社クレジットカード利用者であるときは、分割元の分割依頼者に係る売上情報が更新されると共に、分割先の分割承認者に係る売上情報が生成される。これにより、店頭での代金精算のときにおいては特定の者が一括して代金をクレジットカードを利用して支払っておき、その後、他の者がそれぞれの負担分をクレジットカードを利用して支払うことが可能となる。その結果、クレジットカードの利用者の利便性を飛躍的に向上させることができる。
一方、分割先の分割承認者が他社クレジットカード利用者であるときは、分割元の分割依頼者に係る売上情報が更新されると共に、分割先の分割承認者の負担分が他社クレジットカードにより決済される。これにより、複数のクレジットカード会社間でのクレジットカード払いによる割り勘決済を実現することができる
本発明のクレジットカードシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の自社カードシステムが備える第1売上情報処理装置の構成を示すブロック図である。 売上情報DBに記憶される売上情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 カード情報DBに記憶されるカード情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 請求情報DBに記憶される請求情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 信用残高情報DBに記憶される信用残高情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 本発明のクレジットカードシステムが備える分割指示装置の構成を示すブロック図である。 売上分割情報DBに記憶される売上分割情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 付加情報DBに記憶される付加情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 本人認証処理に伴う、本発明の自社カードシステムの動作の流れを説明するフローチャートである。 本人認証処理の結果、利用者側端末装置4の表示画面上に表示されている売上一覧画面情報の画面例を示す図である。 分割指示処理に伴う、本発明の自社カードシステムの動作の流れを説明するフローチャートである。 利用者側端末装置の表示画面上に表示されている分割指示画面情報の画面例を示す図である。 図13に示す分割指示に係る画面において送信ボタンがクリックされた場合における、本発明の自社カードシステムの動作の流れを説明するフローチャートである。 分割意思確認処理に伴う、本発明の自社カードシステムの動作の流れを説明するフローチャートである。 利用者側端末装置の表示画面上に表示されている認証画面情報の画面例を示す図である。 図16に示す分割承認に係る画面において送信ボタンがクリックされた場合における、本発明の自社カードシステムの動作の流れを説明するフローチャートである。 分割意思確認処理の結果、利用者側端末装置の表示画面上に表示されている承認確認画面情報の画面例を示す図である。 分割承認確定処理に伴う、本発明の自社カードシステムおよび他社カードシステムの動作の流れを説明するフローチャートである。 分割承認確定処理に伴う、本発明の自社カードシステムおよび他社カードシステムの動作の流れを説明するフローチャートである。 分割実行処理に伴う、本発明の自社カードシステムおよび他社カードシステムの動作の流れを説明するフローチャートである。 分割実行処理に伴う、本発明の自社カードシステムおよび他社カードシステムの動作の流れを説明するフローチャートである。 分割実行処理に伴う、本発明の自社カードシステムおよび他社カードシステムの動作の流れを説明するフローチャートである。 利用者側端末装置の表示画面上に表示されている承認依頼画面情報の画面例を示す図である。 承認確認画面情報に前述した請求情報が含まれる場合における、利用者側端末装置の表示画面上に表示されている承認確認画面情報の画面例を示す図である。
符号の説明
1 売上情報処理装置
2 分割指示装置
3 加盟店側端末装置
4 利用者側端末装置
5 通信ネットワーク
14A 売上情報DB
14B カード情報DB
14C 請求情報DB
14D 信用残高情報DB
24A 売上分割情報DB
24B 付加情報DB
100 自社カードシステム
200 他社カードシステム
201 第2売上情報処理装置

Claims (13)

  1. クレジットカードの利用による売上が発生した場合に、前記利用に係る利用金額を示す利用金額情報を含む売上情報を生成し、生成された売上情報を蓄積し、蓄積された売上情報に基づいて決済処理を実行するクレジットカードシステムがクレジットカード会社毎に設けられている場合に、各クレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムにて蓄積される売上情報を処理する売上情報処理方法において、
    一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムが、既に発生した売上の代金支払いを割り勘で行う旨の要求を受け付けた場合、受け付けた要求に係る売上情報を、当該一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムにて蓄積されている売上情報から検索するステップと、
    検索された売上情報に含まれる利用金額情報が示す利用金額の分割を実行するステップと、
    当該分割の結果に基づいて、分割元の売上情報である前記検索された売上情報を更新するステップと、
    他のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムにて、分割先の売上情報を蓄積するステップと
    を有することを特徴とする売上情報処理方法。
  2. 分割先に係るクレジットカードの利用者側に対して、前記利用金額の分割を承認するか否かの判断を促す旨を通知するステップを更に有し、
    前記利用金額の分割を実行するステップは、分割先に係るクレジットカードの利用者側から当該分割を承認する旨の通知があった場合に、当該分割を実行する、請求項1に記載の売上情報処理方法。
  3. 分割先に係るクレジットカードの利用者側から前記利用金額の分割を承認する旨の通知が所定期間なかった場合、当該分割は承認されなかったと判定するステップを更に有する、請求項2に記載の売上情報処理方法。
  4. 分割元に係るクレジットカードの利用者側から分割先に係るクレジットカードの利用者側へ、前記利用金額の分割に係るコメントを通知するステップを更に有する、請求項2または請求項3に記載の売上情報処理方法。
  5. 前記他のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムにて、前記分割先に係る利用金額に所定の手数料が付加された金額が入金されることを示す入金情報を、前記一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムに対して送信するステップを更に有する、請求項1乃至4の何れかに記載の売上情報処理方法。
  6. 前記分割先に係る利用金額に所定の手数料が付加される旨を示す請求情報を、分割先に係るクレジットカードの利用者に対して通知するステップを更に有する、請求項1乃至5の何れかに記載の売上情報処理方法。
  7. クレジットカードの利用による売上が発生した場合に、前記利用に係る利用金額を示す利用金額情報を含む売上情報を生成し、生成した売上情報を記憶し、記憶した売上情報に基づいて決済処理を実行するように構成されたクレジットカードシステムがクレジットカード会社毎に設けられている場合の一のクレジットカード会社に係るクレジットカードシステムにおいて、
    既に発生した売上の代金支払いを割り勘で行う旨の要求を受け付けた場合、受け付けた要求に係る売上情報を、既に記憶している売上情報から検索する検索手段と、
    当該検索手段によって検索された売上情報に含まれる利用金額情報が示す利用金額の分割を実行する利用金額分割手段と、
    当該利用金額分割手段により実行された分割の結果に基づいて、分割元の売上情報である前記検索された売上情報を更新する売上情報更新手段と、
    分割先の売上情報を他のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムへ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とするクレジットカードシステム。
  8. 分割先に係るクレジットカードの利用者側端末装置に対して、前記利用金額の分割を承認するか否かの判断を促す旨を通知する通知手段を更に備え、
    前記利用金額分割手段は、分割先に係るクレジットカードの利用者側端末装置から前記利用金額の分割を承認する旨の通知を受け付けた場合に、当該分割を実行するように構成されている、請求項7に記載のクレジットカードシステム。
  9. 分割先に係るクレジットカードの利用者側端末装置から前記利用金額の分割を承認する旨の通知が所定期間なかった場合、当該分割は承認されなかったと判定する第1承認判定手段を更に備える、請求項8に記載のクレジットカードシステム。
  10. 分割元に係るクレジットカードの利用者側端末装置から前記利用金額の分割に係るコメントを受け付けた場合、受け付けたコメントを分割先に係るクレジットカードの利用者側端末装置へ通知するコメント通知手段を更に備える、請求項8または請求項9に記載のクレジットカードシステム。
  11. 前記分割先に係る利用金額に所定の手数料が付加される旨を示す請求情報を、分割先に係るクレジットカードの利用者に対して通知する請求情報通知手段を更に備える、請求項7乃至請求項10の何れかに記載のクレジットカードシステム。
  12. クレジットカードの利用による売上が発生した場合に、前記利用に係る利用金額を示す利用金額情報を含む売上情報を生成し、生成した売上情報を記憶し、記憶した売上情報に基づいて決済処理を実行するように構成されたクレジットカードシステムがクレジットカード会社毎に設けられている場合に、一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムと通信可能に接続されている他のクレジットカード会社に係るクレジットカードシステムにおいて、
    前記一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムにて、当該一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムに記憶されている売上情報に含まれる利用金額情報が示す利用金額の分割が行われた場合に、当該一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムから送信される分割先の売上情報を受信する受信手段と、
    当該受信手段によって受信された分割先の売上情報を記憶する記憶手段と
    を備えることを特徴とするクレジットカードシステム。
  13. 前記分割先に係る利用金額に所定の手数料が付加された金額が入金されることを示す入金情報を、前記一のクレジットカード会社に係る前記クレジットカードシステムに対して送信する送信手段を更に備える、請求項12に記載のクレジットカードシステム。

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