JPH1091177A - 楽音再生システム - Google Patents

楽音再生システム

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JPH1091177A
JPH1091177A JP8265468A JP26546896A JPH1091177A JP H1091177 A JPH1091177 A JP H1091177A JP 8265468 A JP8265468 A JP 8265468A JP 26546896 A JP26546896 A JP 26546896A JP H1091177 A JPH1091177 A JP H1091177A
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Hiroyuki Takada
博之 高田
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある部屋で予約した曲を他の部屋で選曲し直
すことなく再生できる楽音再生システムを実現する。 【解決手段】 ステップ200ないし220でA室から
B室へ移動した者がA室に対して予約曲リストデータの
送信要求を行うと、A室はステップ320ないし350
でIDコードの判別をした後に予約曲リストデータをB
室へ送信する。続いてB室ではステップ250で予約曲
リストがモニタに表示され、ステップ260,270で
歌いたい曲を選択すると、ステップ280で選択した曲
のリストデータがA室へ送信され、ステップ360,3
70でA室のモニタに表示される。続いてステップ38
0で選択曲リストデータの送信が許可されステップ39
0て送信された選択曲リストデータはステップ290で
B室で受信されステップ310で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、楽音を再生する
楽音再生装置が複数の部屋に備えられた楽音再生システ
ムであって、各部屋にカラオケ装置が備えられたカラオ
ケBOXで用いるカラオケシステムとして好適なものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記カラオケシステムとしては、
複数の部屋に備えられたカラオケ装置と、カラオケBO
Xの管理室に設けられたサーバーとが通信回線により接
続されており、カラオケ装置から送信されるリクエスト
信号を受信したサーバーが、そのリクエスト信号により
示される選曲番号に対応する曲データをハードディスク
メモリから読出して、その曲データを上記リクエスト信
号を送信したカラオケ装置へ送信するものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多数人で上
記カラオケBOXへ行った場合、全員が1つの部屋に入
りきれないため、複数の部屋に分かれてカラオケする場
合がある。このような場合、他の部屋と交流を図るた
め、部屋間を行き来することが多いが、自分がいた部屋
で予約した曲を自分が歌う順番になった場合に、自分の
いた部屋へ戻って歌うか、移動した部屋で再度選曲して
歌わなければならない。つまり、上記従来のものでは、
ある部屋で予約した曲を他の部屋で歌う場合には、再度
選曲しなければならないという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、ある部屋で予約した曲
を他の部屋で選曲し直すことなく再生できる楽音再生シ
ステムの実現を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、楽曲情報を再
生する楽曲情報再生手段と、この楽曲情報再生手段によ
り再生される楽曲情報の再生順序を示す再生順序情報を
記憶する再生順序情報記憶手段とを有し、前記楽曲情報
再生手段は、前記再生順序情報記憶手段に記憶された再
生順序情報により示される再生順序にしたがって前記楽
曲情報を再生する楽音再生装置が複数の部屋のそれぞれ
に備えられた楽音再生システムにおいて、前記楽音再生
装置間は、通信回線により接続されており、前記各楽音
再生装置には、前記再生順序情報記憶手段に記憶されて
いる再生順序情報を前記通信回線を介して他の楽音再生
装置へ送信する再生順序情報送信手段と、他の楽音再生
装置の再生順序情報記憶手段に記憶されている再生順序
情報を他の楽音再生装置から前記通信回線を介して受信
する再生順序情報受信手段とがそれぞれ備えられてお
り、前記再生順序情報記憶手段は、前記再生順序情報受
信手段により受信された再生順序情報を記憶可能なもの
であるという技術的手段を採用する。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の楽音再生システムにおいて、前記再生順序情報送信
手段には、前記再生順序情報の送信元を識別する識別情
報を送信する識別情報送信手段が備えられており、前記
再生順序情報受信手段には、前記識別情報送信手段によ
り送信された識別情報が、予め設定された識別情報であ
るかを判別する判別手段が備えられており、前記再生順
序情報送信手段は、前記判別手段による判別結果が、前
記識別情報送信手段により送信された識別情報が、予め
設定された識別情報であるという判別結果である場合
に、前記再生順序情報記憶手段に記憶されている再生順
序情報を前記通信回線を介して他の楽音再生装置へ送信
するものであるという技術的手段を採用する。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の楽音再生システムにおいて、前記再
生順序情報受信手段により受信された再生順序情報を表
示する表示手段が備えられたという技術的手段を採用す
る。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し請求項3のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記表示手段に表示された再生順序情報のう
ち、前記楽曲情報再生手段に再生させる再生順序情報を
選択する再生順序情報選択手段と、この再生順序情報選
択手段により選択された再生順序情報を前記再生順序情
報を送信した楽音再生装置が有する再生順序情報記憶手
段から消去する再生順序情報消去手段と、が備えられて
おり、前記再生順序情報を受信した楽音再生装置が有す
る再生順序情報記憶手段は、前記再生順序情報選択手段
により選択された再生順序情報を記憶するものであると
いう技術的手段を採用する。
【0009】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し請求項4のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記再生順序情報受信手段により前記再生順序
情報が受信された場合に、前記再生順序情報記憶手段に
記憶されている再生順序情報に前記受信された再生順序
情報を組み込む組込手段と、この組込手段により前記受
信された再生順序情報が組み込まれた再生順序情報の再
生順序を変更する変更手段とが備えられており、前記表
示手段は、前記受信された再生順序情報、前記組込手段
により前記組み込まれた再生順序情報および前記変更手
段により再生順序の変更された再生順序情報を順次表示
するものであるという技術的手段を採用する。
【0010】請求項6に記載の発明では、請求項2ない
し請求項5のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記楽曲情報再生手段を遠隔操作する遠隔操作
手段が備えられており、その遠隔操作手段には、前記識
別情報を設定する設定手段が設けられたという技術的手
段を採用する。
【0011】請求項7に記載の発明では、請求項1ない
し請求項6のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記各楽音再生装置が有する前記楽曲情報再生
手段には、その楽曲情報再生手段により再生される楽曲
情報により示される楽音の少なくとも音程を含む再生状
態を調整する再生状態調整手段と、この再生状態調整手
段により調整された再生状態を示す再生状態情報を記憶
する再生状態情報記憶手段と、が備えられており、前記
再生順序情報送信手段は、前記再生順序情報を送信する
場合に前記再生状態情報記憶手段に記憶されている再生
状態情報を送信するものであり、前記再生順序情報受信
手段は、前記再生順序情報および前記再生状態情報を受
信するものであり、前記楽曲情報再生手段を前記再生順
序情報受信手段により受信された再生状態情報により示
される再生状態に変更する再生状態変更手段が備えられ
たという技術的手段を採用する。
【0012】請求項8に記載の発明では、請求項1ない
し請求項7のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記楽曲情報を受信する楽曲情報受信手段が備
えられており、前記楽曲情報再生手段は、前記楽曲情報
受信手段により受信された楽曲情報を再生するものであ
るという技術的手段を採用する。
【0013】
【作用】請求項1ないし請求項8に記載の発明によれ
ば、楽曲情報を再生する楽曲情報再生手段により再生さ
れる楽曲情報の再生順序を示す再生順序情報を記憶する
再生順序情報記憶手段に記憶されている再生順序情報
は、再生順序情報送信手段により、楽音再生装置間を接
続する通信回線を介して他の楽音再生装置へ送信され
る。また、他の楽音再生装置の再生順序情報記憶手段に
記憶されている再生順序情報は、再生順序情報受信手段
により受信される。そして、上記再生順序情報受信手段
により受信された再生順序情報は、再生順序情報記憶手
段により記憶される。つまり、ある部屋の楽音再生装置
に記憶されている再生順序情報を他の部屋の楽音再生装
置へ送信するとともに、その楽音再生装置の再生順序情
報記憶手段に記憶し、この再生順序情報記憶手段に記憶
された再生順序情報により示される再生順序にしたがっ
て楽曲情報を再生することができる。たとえば、後述す
る発明の実施の形態に記載するように、A室のカラオケ
装置において予約した予約曲リストデータをB室のカラ
オケ装置へ送信して予約することができるため、A室で
歌おうとしていた曲をB室のカラオケ装置で歌うことが
できる。
【0014】特に、請求項2に記載の発明では、上記再
生順序情報送信手段に備えられた識別情報送信手段から
は、再生順序情報の送信元を識別する識別情報が送信さ
れ、この送信された識別情報は、上記再生順序情報受信
手段に備えられた判別手段により、予め設定された識別
情報であるかが判別される。そして、上記再生順序情報
送信手段は、その判別結果が、上記識別情報送信手段に
より送信された識別情報が、予め設定された識別情報で
あるという判別結果である場合に、上記再生順序情報記
憶手段に記憶されている再生順序情報を上記通信回線を
介して他の楽音再生装置へ送信する。つまり、ある部屋
の楽音再生装置に記憶されている再生順序情報を他の部
屋の楽音再生装置へ送信する場合、上記他の部屋から上
記ある部屋へ送信される識別情報が予め設定された識別
情報である場合に上記再生順序情報の送信を行う。たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、A
室のカラオケ装置において予約した予約曲リストデータ
をB室のカラオケ装置へ転送させる場合、A室で使用し
ていた送信器でなければ、A室の予約データをB室へ転
送できないようにすることができるため、誤ってA室以
外の部屋の予約データがB室へ転送されるのを防止する
ことができる。
【0015】また、請求項3に記載の発明では、上記再
生順序情報受信手段により受信された再生順序情報を表
示する表示手段が備えられているため、楽曲情報の再生
順序を知ることができる。たとえば、後述する発明の実
施の形態に記載するように、A室から転送された予約デ
ータをB室のモニタにより見ることができるため、予約
データが正確に転送されたかを確認することができる。
【0016】さらに、請求項4に記載の発明では、上記
表示手段に表示された再生順序情報のうち、上記楽曲情
報再生手段に再生させる再生順序情報を選択する再生順
序情報選択手段が備えられているため、再生を希望する
楽曲情報を選択することができる。また、上記再生順序
情報選択手段により選択された再生順序情報を上記再生
順序情報を送信した楽音再生装置が有する再生順序情報
記憶手段から消去する再生順序情報消去手段が備えられ
ているため、他の部屋へ転送して再生する必要がなくな
った再生順序情報を消去することができる。さらに、上
記再生順序情報を受信した楽音再生装置が有する再生順
序情報記憶手段は、上記再生順序情報選択手段により選
択された再生順序情報を記憶するものであるため、再生
を希望する楽曲情報の再生順序を確保することができ
る。たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するよ
うに、A室で予約した曲のうち、必要な曲の予約のみを
行い、不要な曲の予約を取り消すことができる。
【0017】請求項5に記載の発明では、上記再生順序
情報受信手段により上記再生順序情報が受信された場合
に、上記再生順序情報記憶手段に記憶されている再生順
序情報に上記受信された再生順序情報を組み込む組込手
段と、この組込手段により上記受信された再生順序情報
が組み込まれた再生順序情報の再生順序を変更する変更
手段とが備えられているため、ある部屋の楽音再生装置
において記憶された再生順序情報を他の部屋の楽音再生
装置に記憶されている再生順序情報に組み込んで、新た
な再生順序情報に変更することができる。たとえば、後
述する発明の実施の形態に記載するように、A室での予
約曲データをB室の予約曲リストデータメモリに書き込
み、さらに、予約順序を変更することができる。また、
上記受信された再生順序情報、上記組み込まれた再生順
序情報および上記再生順序の変更された再生順序情報
は、上記表示手段により表示することができるため、再
生順序を確認することができる。
【0018】請求項6に記載の発明では、上記楽曲情報
再生手段を遠隔操作する遠隔操作手段が備えられてお
り、その遠隔操作手段には、上記識別情報を設定する設
定手段が設けられているため、上記遠隔操作手段から上
記識別情報を上記再生順序情報を受信する方の楽音再生
装置から上記通信回線を介して上記他の楽音再生装置へ
送信することができる。たとえば、後述する発明の実施
の形態に記載するように、A室の送信器からは、A室の
送信器であることを示すIDコードが送信され、A室の
カラオケ装置は、そのIDコードが登録されたものであ
ることを判別した場合に、記憶している予約曲リストデ
ータをB室へ送信するため、誤ってA室以外の部屋の予
約曲リストデータがB室へ転送されるのを防止すること
ができる。
【0019】請求項7に記載の発明では、少なくとも音
程を含む再生状態を示す再生状態情報が再生状態情報記
憶手段に記憶されており、この再生状態情報記憶手段に
記憶されている再生状態情報は、上記再生順序情報送信
手段により、上記再生順序情報が送信される場合に送信
され、この送信された再生状態情報は、上記再生順序情
報受信手段により受信される。そして、上記楽曲情報再
生手段は、再生状態変更手段により、再生順序情報受信
手段により受信された再生状態情報により示される再生
状態に変更される。つまり、ある部屋の楽音再生装置か
ら他の部屋へ再生順序情報が送信される際に、上記ある
部屋の楽音再生装置による少なくとも音程を含む再生状
態を示す再生状態情報が上記他の部屋へ送信される。た
とえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、
B室のアンプの音程、エコー、ディレイおよび音量のレ
ベルをA室のアンプに設定されているレベルと同じレベ
ルに自動的に設定することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の楽音再生システム
の実施形態について図を参照して説明する。なお、以下
の実施形態では、楽音再生システムの一例として、カラ
オケ装置が設置された部屋を複数有する、いわゆるカラ
オケBOXで用いられるカラオケシステムを代表に説明
する。また、カラオケ装置としては、通信回線を介して
曲が提供される、いわゆる通信カラオケ装置が用いられ
るものとする。
【0021】まず、上記カラオケシステムの主要構成に
ついて、それを示す図1を参照して説明する。図1に示
すように、カラオケシステム1は、AないしJまでの1
0室の部屋2,2・・を有し、各部屋2には、楽音再生
装置たるカラオケ装置10がそれぞれ設置されている
(図2参照)。各カラオケ装置10には、LANボード
54がそれぞれ備えられており、各LANボード54
は、それぞれHUB4を介して通信回線5に接続されて
おり、この通信回線5は、管理室3に備えられたHUB
4に接続されている。
【0022】その管理室3に備えられたHUB4は、楽
曲情報たる曲データの配信などを行うサーバー52に備
えられたLANボード54に接続されている。サーバー
52は、図示しないコンピュータを備えており、後述す
るように、カラオケ装置10からのリクエスト信号に応
えての曲データを送信する。サーバー52には、曲デー
タが蓄積されたハードディスクメモリから曲データを読
出すハードディスクドライブ(以下、HDDと略称す
る)6と、曲データの蓄積状態などをCRTにより表示
するモニタ7とが接続されている。
【0023】次に、カラオケ装置10の主要構成につい
て、それを示す図2を参照して説明する。図2に示すよ
うに、カラオケ装置10には、カラオケ用の背景映像、
歌詞を示す歌詞映像、曲の予約状況を示す映像などをC
RTに表示するモニタ12と、歌い手のモニタ用のモニ
タ14とが備えられている。また、通信回線5を介して
の曲データの受信、選曲、曲の予約、他の部屋との予約
曲リストデータの送受信、表示手段たるモニタ12,1
4に表示される映像の切替え、合成、分割などの各種制
御を行う制御装置20が備えられている。
【0024】さらに、マイクロフォン17,18から入
力される音声と楽曲たるカラオケ曲とのミキシング、音
声とカラオケ曲との音量バランス、エコー調整、ディレ
イ調整、ミキシング信号の増幅、演奏される曲の音程制
御(キーコントロール)、高音、低音の制御(トーンコ
ントロール)などを行うアンプ16と、このアンプ16
から出力される増幅信号を音として再生するフロアータ
イプの1組のスピーカ11,11と、天井用の1組のス
ピーカ13,13と、制御装置20を遠隔操作する送信
器70とが備えられている。なお、アンプ16、制御装
置20、スピーカ11,11およびスピーカ13,13
が、本発明の楽曲情報再生手段に相当する。
【0025】次に、制御装置20の装備について図3を
参照して説明する。図3(A)は、制御装置20の前面
パネルの説明図、同図(B)は、制御装置20の背面パ
ネルの説明図である。図3(A)に示すように、制御装
置20の前面パネルには、選曲する曲の番号の入力など
を行うための0〜9のボタンからなるテンキー21と、
制御装置20を選曲可能状態にし、また、選曲を確定す
るための選曲ボタン22とが設けられており、テンキー
21の上には、選曲された曲の番号を5桁の数字でLE
D表示する選曲番号表示体23が設けられている。
【0026】また、選曲番号表示体23の左には、演奏
が予約されている曲の数をLED表示する予約曲数表示
体24が設けられており、その下には、予約の取消を行
うための取り消しボタン25と、演奏を停止させる演奏
停止ボタン26と、歌っている途中で最初から歌い直す
ための歌い直しボタン27と、予約曲の間に割り込んで
予約するための割り込みボタン28とが設けられてい
る。さらに、前面パネルの左上には、送信器70から送
信される光信号を受光する受光部38が設けられてお
り、左下には、制御装置20の電源を立ち上げる電源ボ
タン39が設けられている。
【0027】また、テンキー21の右には、ボーカルの
メロディーラインの音量を設定するボーカルボタン32
と、2コーラス目までを再生する2コーラスカットボタ
ン33と曲の後奏部分をカットする後奏カットボタン3
4とが設けられている。さらに、その下には、カラオケ
を行うモードとカラオケを行わないモードとに切り替え
るカラオケ切替ボタン35と、通信回線5を介して入力
されるデータを曲データからBGM、有線放送、テレビ
放送などに切り替える入力切替ボタン36と、CRT1
2,14の表示をカラオケ店が提供しているサービス情
報の表示に切り替えるサービスボタン37とが設けられ
ている。
【0028】また、図3(B)に示すように、制御装置
20の背面パネルには、曲データを保有するサーバー5
2(図1参照)から配信される曲データを受信する通信
回線5を接続する通信端子40が設けられており、この
通信端子40の右方には、アンプ16の音声入力端子1
6j(図6参照)と接続される音声出力端子41と、ア
ンプ16の入出力端子16h(図6参照)と接続される
入出力端子42と、モニタ12の映像入力端子(図示省
略)と接続される映像出力端子43と、モニタ14の映
像入力端子(図示省略)と接続される映像出力端子44
とが設けられている。
【0029】次に、上記制御装置20の制御系の構成に
ついて、それをブロック図で示す図4を参照して説明す
る。制御装置20には、曲データの送信要求、選曲、音
声制御、映像制御、曲の演奏順序の予約、演奏順序の変
更および他の部屋との予約曲リストデータの送受信など
をプログラムにしたがって行うCPU45が備えられて
いる。このCPU45には、選曲された曲の番号を示す
選曲番号データ、予約された曲の選曲番号データおよび
他の部屋から送信される予約曲リストデータなどを一時
保存する予約曲リストデータメモリたるRAM46と、
送信器70から送信されるコマンドに対応する制御コマ
ンドなどが記憶されたROM47と、アンプ16および
他の部屋の制御装置20から送信される再生状態デー
タ、CPU45による演算結果などを一時保存するRA
M48と、送信器70に設定されるIDコードを書換可
能に記憶するEEPROM50とが接続されている。
【0030】また、CPU45には、サーバー52から
通信回線5、通信端子40およびLANボード54を介
して入力される曲データを蓄積するHDD51が接続さ
れている。このHDD51には、上記各制御、後述する
各回路の動作制御をCPU45に実行させるためのプロ
グラムなどが記録されている。さらに、CPU45に
は、タイマ58のカウントにしたがって曲データに含ま
れるMIDIデータをMIDI音源57へ書き込む制御
を行うシーケンサ56と、MIDI音源57から出力さ
れる音楽信号を入力してアンプ16により増幅可能な信
号に変換する音声制御回路55とが接続されている。
【0031】また、CPU45には、背景映像が記録さ
れたCD−ROMを再生するCD−ROMプレーヤ60
と、このCD−ROMプレーヤ60から読出された背景
映像データおよびHDD51から読出された曲データ中
の歌詞映像データを入力し、モニタ12,14に表示さ
れる映像として、図16に示すように、背景映像200
中に歌詞映像202がスーパーインポーズされた映像を
作成したり、歌詞映像202にテロップ204をかけた
りする映像制御回路61が接続されている。さらに、C
PU45には、受光部38により受光された光信号をデ
ジタル信号に変換する受光回路62と、制御装置の前面
パネルに設けられた各種ボタンを押したときに点灯する
LED、選曲番号表示体23および予約曲数表示体24
へ表示信号を出力する表示回路63と、上記各種ボタン
を押したときに発生するスイッチング信号を入力する入
力回路64とが接続されている。
【0032】次に、アンプ16の構成について図5およ
び図6を参照して説明する。図5は、アンプ16の前面
パネルの外観を示す説明図であり、図6は、アンプ16
の内部構造の一部を示すブロック図である。アンプ16
の前面パネルの左上には、電源ボタン161が設けられ
ており、その右には、主音量を調整するボリュームつま
み162と、演奏の音量を調整する演奏ボリュームつま
み163と、演奏とボーカルとの音量バランスを調整す
るバランスつまみ164と、演奏の低音の強弱を調整す
る低音調整つまみ165と、演奏の高音の強弱を調整す
る高音調整つまみ166とが設けられている。
【0033】また、高音調整つまみ166の右には、マ
イクロフォン17から入力される音声にかけるエコーの
強弱を調整するエコー調整つまみ168と、マイクロフ
ォン18から入力される音声にかけるエコーの強弱を調
整するエコー調整つまみ169と、エコーのON/OF
Fを行うエコースイッチ170とが設けられている。さ
らに、ボリュームつまみ162の下には、演奏される曲
のキーを低くするためのフラットキー29と、キーを標
準にする標準キー30と、キーを高くするシャープキー
31とが設けられており、その下にはマイクロフォン1
7の出力レベルを調整するマイクレベル調整つまみ17
1が設けられており、その右には、マイクロフォン18
の出力レベルを調整するマイクレベル調整つまみ172
が設けられている。
【0034】またさらに、その右方には、マイクロフォ
ン17,18から入力される音声にかけるディレイの強
弱を調整するディレイ調整レバー173と、マイクロフ
ォン17,18から入力される音声の低音の強弱を調整
する低音調整レバー174と、マイクロフォン17,1
8から入力される音声の高音の強弱を調整する高音調整
レバー175とが設けられており、前面パネルの左下に
は、マイクロフォン17のマイクジャックを差し込むマ
イク端子176と、マイクロフォン18のマイクジャッ
クを差し込むマイク端子177とが設けられている。
【0035】次に、アンプ16の内部には、図6に示す
ように、マイク端子176,177から入力される音声
信号をエコーやディレイなどの効果が掛かった音声信号
に変換するエフェクタ回路16eが設けられており、音
声入力端子16jには、この音声入力端子16jから入
力される音楽信号の音程を制御する音程制御回路16f
が接続されている。エフェクタ回路16eから出力され
る音声信号と、音程制御回路16fから出力される音楽
信号とは、ミキシング回路16aによりミキシングさ
れ、このミキシング回路16aから出力されるミキシン
グ信号は、次段の増幅回路16bにより増幅され、この
増幅された増幅信号は、スピーカ端子16cからスピー
カ11,11およびスピーカ13,13へ出力され、こ
れら両スピーカにより再生される。
【0036】また、エフェクタ回路16e、音程制御回
路16fおよび増幅回路16bは、制御回路16dから
出力される制御信号により制御されており、その制御信
号のレベルは、上記各調整つまみおよび調整レバー16
2ないし175の操作により変化する。制御回路16d
から出力される制御信号は、CPU178により取り込
まれ、その制御信号により示されるレベルの大きさは、
制御レベルデータとしてRAM179に一時記憶され
る。上記各調整つまみおよび調整レバー162と制御回
路16dとの間には、トランジスタにより構成されるス
イッチ180が接続されており、このスイッチ180
は、CPU178から出力されるスイッチング信号によ
りON、または、OFFする。
【0037】次に、送信器70の構成について図7ない
し図10を参照して説明する。図7は、送信器70の表
面の外観を示す説明図であり、図8は、送信器70の裏
面の外観を示す説明図である。また、図9は、送信器7
0の内部構造の一部を示すブロック図であり、図10
は、送信器70から送信される送信信号の説明図であ
る。送信器70の左上には、制御装置20の電源をO
N、OFFする電源ボタン71が設けられており、右上
には、曲間や曲の演奏終了後に拍手の音を再生するよう
に設定するための拍手ボタン72が設けられており、そ
の左には、拍手のモード(種類)を切り替えるモード切
替ボタン73が設けられている。それらボタンの下に
は、制御装置20に設けられたボタンと同じ作用を行う
ボーカルボタン74と、2コーラスカットボタン75
と、後奏カットボタン76とが設けられている。また、
それらボタンの下には、制御装置20に設けられたボタ
ンと同じく、フラットキー77、標準キー78、シャー
プキー79、テンキー80、選曲キー81、演奏停止キ
ー82、取り消しキー83、歌い直しキー84、割り込
みキー85が設けられている。
【0038】さらに、送信器70には、他の部屋のカラ
オケ装置10に記憶されている予約曲リストデータの送
信要求を行うための送信要求ボタン86と、モニタ1
2,14に表示された予約曲リストの中で必要な曲を選
択する場合に予約曲リスト映像上に掛かっているテロッ
プを画面の上方へ移動させるアップボタン87と、その
テロップを下方へ移動させるダウンボタン88と、その
テロップが掛けられた予約曲の選択を確定する際に押す
確定ボタン89と、予約曲の再生順序を入れ替える際に
押す入替ボタン90と、他の部屋のアンプに設定されて
いる音程などの再生状態を再現する際に押す再現ボタン
91とが設けられている。
【0039】次に、送信器70の裏面には、電池の収容
部を覆う電池カバー92が設けられており、その下に
は、送信器70により操作されるカラオケ装置10を他
の部屋のカラオケ装置10と識別するための識別情報た
るIDコードを設定する設定手段たる設定スイッチ93
が設けられている。この設定スイッチ93は、1〜7の
7個のスライドスイッチから構成されており、上方の
「1」の位置へスライドさせた場合は2進法における
「1」を示し、下方の「0」の位置へスライドさせた場
合は「0」を示す。つまり、上記7個のスライドスイッ
チの「1」か「0」の組み合わせにより、各部屋毎に異
なるIDコードを設定する。なお、上記設定スイッチ9
3は、制御装置20に設けることもできる。
【0040】次に、送信器70から発信される送信信号
100は、図10に示すように、ヘッダデータ101
と、送信器70の型式を示すカスタムデータ102と、
上記設定スイッチ93により設定されるIDコードを示
すIDコードデータ103と、どのボタン、または、キ
ーを押したことによる送信信号であるかを示す送信デー
タ104とから構成される。また、送信器70の内部に
は、図9に示すように、上記各データが記憶されたRO
M98と、このROM98から各データの読出しを行う
CPU95と、その読出されたデータを一時保存するR
AM97と、電池96とが設けられている。さらに、C
PU95には、RAM97から読出したデータをLED
94aから送信される光信号に変換する変換回路99が
接続されている。そして、上記各ボタンおよびキーを押
したときに、そのボタンまたはキーに対応する信号が、
送信部94に内蔵されたLED94aから送信される。
【0041】次に、ある部屋でカラオケをしている者
が、他の部屋へ移動した場合に、自分がいた部屋で予約
した曲をその移動した部屋の予約リストに組み込んで再
生する場合のカラオケ装置10の一連の動作について図
を参照して説明する。図11は、カラオケ装置10の制
御装置20に備えられたCPU45の主な制御内容を示
すフローチャートである。図12は、A室のカラオケ装
置で記憶された予約曲リストデータをB室のカラオケ装
置により受信する場合のCPU45の制御内容を示し、
左側のフローチャートがB室のCPU45の制御内容で
あり、右側のフローチャートがA室のCPU45の制御
内容である。なお、ここではA室からB室へ移動したも
のとする。また、A室のカラオケ装置10には、図15
(A)に示す予約曲リストが記憶されており、B室のカ
ラオケ装置10には、図15(B)に示す予約曲リスト
が記憶されているものとし、A室の予約曲リストの中の
第1番目(曲番号2233)および第3番目(曲番号1
555)の2曲の予約曲リストデータをB室へ転送する
ものとする。
【0042】まず、A室からB室へ移動した者が、A室
で使用している送信器70の発信部94をB室の制御装
置20の受光部38へ向けて、送信器70の送信ボタン
86を押すと(ステップ200)、送信器70のROM
98に記憶されているIDコードデータ103が読出さ
れ、このIDコードデータ103を有する送信信号10
0が送信される(ステップ210)。続いて、その送信
信号は、制御装置20の受光部38により受信されると
ともに、受光回路62によりデジタル信号に変換され、
LANボード54から通信端子40、通信回線5を介し
てA室の制御装置20により受信される(ステップ32
0)。
【0043】そして、A室の制御装置20に備えられた
CPU45により、受信した送信信号100に含まれる
IDコードデータ103が、EEPROM50に登録さ
れているIDコードデータと一致するかが判定され(ス
テップ330)、一致している場合にはB室から送信さ
れる予約曲リストデータ送信要求信号(以下、要求信号
と略称する)の受信を待機する。続いて、B室から要求
信号がA室へ送信され(ステップ220)、A室は、そ
の要求信号を受信すると(ステップ340)、制御装置
20のRAM46に記憶されている予約曲リストデータ
(図15(B))をB室へ送信する(ステップ35
0)。
【0044】続いて、その送信された予約曲リストデー
タは、B室により受信され(ステップ230)、RAM
46に格納される(ステップ240)。続いて、図16
(A)に示すように、モニタ12,14に「A室の予約
曲リストです。B室で歌いたい曲を送信器で選択してく
ださい。アップボタンを押すと予約曲リスト上のテロッ
プが上に移動し、ダウンボタンを押すと下に移動しま
す。テロップが歌いたい曲の上にかかったときに確定ボ
タンを押すと選択が確定します。最後にもう一度確定ボ
タンを押すと全部の選択が確定します。」という内容の
メッセージ映像206と、A室の予約曲リストデータ
(図15(A)参照)を示す映像208とが表示される
(ステップ250)。
【0045】そして、曲番号2233および曲番号15
55の予約曲の選択が行われ(ステップ260)、確定
ボタン89が2回押されると(ステップ270)、選択
された曲のリストを示す選択リストデータがA室へ送信
され(ステップ280)、A室は、その選択リストデー
タを受信すると(ステップ360)、図16(B)に示
すように、モニタ12,14に「次の曲をB室へ転送し
てもよろしいですか?」という内容のメッセージ映像2
10と、選択リストデータを示す選択リストデータ映像
212と、上記転送を許可する場合に触れる「OK」と
いう文字で構成されるソフトスイッチタイプのOKボタ
ン214とが表示される(ステップ370)。
【0046】続いて、A室にいる者が、上記OKボタン
214に触れると(ステップ380)、選択リストデー
タがB室へ送信され(ステップ390)、この送信され
た選択リストデータが、A室の制御装置20内のRAM
46に記憶されている予約曲リストデータから消去され
(ステップ400)、図17(A)に示すように、モニ
タ12,14に残りの予約曲リストを示す予約曲リスト
映像220が表示される。上記送信された選択リストデ
ータは、B室により受信され(ステップ290)、B室
の制御装置20内のRAM46に格納され(ステップ3
00)、図17(B)に示すように、モニタ12,14
に受信された曲番号2233および曲番号1555の予
約曲リストが追加された新たな予約曲リスト映像230
が表示される(ステップ310)。
【0047】このように、本実施形態のカラオケシステ
ムによれば、A室において曲の予約をした者が、B室へ
移動した場合であっても、A室で予約した曲をB室の予
約曲リストに容易に追加することができる。
【0048】次に、B室でカラオケする場合のカラオケ
装置10の一連の動作について図11のフローチャート
を参照して説明する。選曲が終了すると(ステップ10
0)、RAM46に記憶されている予約曲リストデータ
の中の第1番目の曲番号データに対応する曲データの送
信要求を示すリクエスト信号がサーバー52へ送信され
る(ステップ110)。すると、サーバー52は、自己
のHDD15から上記リクエスト信号に示される曲番号
に対応する曲データを検索して読出し、その読出された
曲データは、通信回線5を介して制御装置20により受
信され(ステップ120)、HDD51への一時保存が
開始される。
【0049】続いて、曲データのHDD51への保存が
終了すると、HDD51から曲データが読出され、曲デ
ータに含まれる歌詞映像データは、映像制御回路61に
入力され、モニタ12,14に表示可能な歌詞映像信号
に変換される。また、曲データには、曲のジャンルを特
定するジャンルデータが含まれており、このジャンルデ
ータに対応する背景映像データがCD−ROMプレーヤ
60により読出されるとともに、映像制御回路61に入
力され、背景映像信号に変換される。つまり、背景映像
および歌詞映像は、図16に示すように、背景映像20
0の中に歌詞映像202がスーパーインポーズされる形
で表示される。
【0050】また、曲データに含まれるMIDIデータ
は、シーケンサ56に取り込まれ、タイマ58のカウン
トにしたがってMIDI音源57に書き込まれる。MI
DI音源57から出力される音楽信号は、音声制御回路
55へ出力され、アンプ16によって増幅可能な音楽信
号に変換される。この変換された音楽信号は、音声出力
端子41からアンプ16の音声入力端子16jへ出力さ
れ、ミキシング回路16aに入力される。また、マイク
ロフォン17,18から入力された音声は、音声信号と
なってアンプ16に内蔵されたエフェクタ回路16eに
おいてエコー、または、ディレイなどの効果が掛けら
れ、マイクミキシング回路16bにより、上記音楽信号
とミキシングされ、このミキシングされたミキシング信
号は、増幅回路16cにより増幅された後にスピーカ1
1,11、スピーカ13,13へ出力され、両スピーカ
によって音楽信号および音声信号が再生される(ステッ
プ130)。
【0051】つまり、利用者は、自分の選んだ曲をモニ
タ12,14の画面に映し出された背景映像200およ
び歌詞映像202を見ながらマイクロフォン17,18
を通して歌う(カラオケする)ことができる。そして、
予約曲リストデータがある場合には、予約曲の選曲番号
データが読出され(ステップ150)、上記ステップ1
10ないしステップ140が繰り返される。このよう
に、A室で予約した曲をB室で予約して歌うことができ
る。特に、大勢でカラオケBOXへ行った場合に複数の
部屋に分かれてカラオケする場合があり、そのような場
合には、部屋間を行き来することが多くなる。このと
き、自分の部屋で予約した曲を移動した部屋において歌
うことができるため非常に便利である。
【0052】次に、B室の予約曲リストにより示される
予約曲の再生順序を入れ替えるためのCPU45の制御
内容について図13のフローチャートを参照して説明す
る。まず、送信器70の入替ボタン90が押されると
(ステップ311)、モニタ12,14に「送信器のア
ップボタン、または、ダウンボタンで移動したい曲の上
にテロップを移動し、確定ボタンを押してください。次
に、移動したい箇所へテロップを移動し、確定ボタンを
押してください。」という内容のメッセージ映像を表示
する(ステップ312)。
【0053】そして、2回目の確定ボタンが押されると
(ステップ313)、上記確定ボタンにより選択した予
約曲リストデータが上記指定した箇所へ移動され(ステ
ップ314)、移動後の予約曲リストがモニタ12,1
4に表示される(ステップ315)。このように、B室
における予約曲の再生順序を入れ替えることができるた
め、A室からB室に来た者をB室にいる者に優先して歌
わせたり、後回しにしたりすることができる。
【0054】次に、A室のカラオケ装置10において設
定された音程、エコー、ディレイおよび音量のレベルな
どの再生状態をB室において自動的に再現して設定する
ためのCPU45の制御内容について図14のフローチ
ャートを参照して説明する。なお、A室のカラオケ装置
10に設けられたアンプ16内の再生順序情報記憶手段
たるRAM179には、検出回路16dからエフェクタ
回路16e、音程制御回路16fおよび増幅回路16b
へ出力されている制御信号のレベル、すなわち、アンプ
16の再生状態を示す再生状態データが記憶されてい
る。
【0055】まず、ステップ350において、A室の予
約曲リストデータがB室へ送信される際に、RAM17
9に記憶されている再生状態データが、CPU178に
より読出され、入出力端子16hから制御装置20の入
出力端子42を介してRAM48に格納された後にLA
Nボード54から通信端子40、通信回線5を介してB
室の制御装置20へ送信される(ステップ352)。こ
の送信された再生状態データは、B室により受信され
(ステップ232)、RAM48に格納される(ステッ
プ242)。
【0056】そして、上記ステップ310において、モ
ニタ12,14への予約曲リストを示す映像が表示され
た後に、モニタ12,14に「A室のカラオケ装置に設
定されていた音程、エコー、ディレイ、音量のレベルを
B室で再現することができます。再現する場合は、送信
器の再現ボタンを押してください。」と表示する(ステ
ップ316)。続いて、所定時間内に再現ボタン91が
押されると(ステップ317)、RAM48から再生状
態データが読出され(ステップ318)、入出力端子4
2からアンプ16の入出力端子16hを介してRAM1
79に記憶される。続いて、CPU178からスイッチ
OFF信号がスイッチ180へ出力され、スイッチ18
0がOFFする。つまり、このスイッチ180のOFF
により、つまみおよびレバー162ないし175と制御
回路16dとが非接続状態となり、つまみおよびレバー
162ないし175によって音程、エコー、ディレイお
よび音量の調整ができなくなる。
【0057】続いて、RAM179から再生状態データ
が読出されるとともに、制御回路16dに出力され、こ
の読出された再生状態データに対応するレベルを有する
制御信号がエフェクタ回路16e、ミキシング回路16
a、音程制御回路16fおよび増幅回路16bへ出力さ
れ、これら回路が上記制御信号により示されるレベルに
制御される。つまり、B室のアンプ16の再生状態は、
A室のアンプ16の再生状態と同じになる。このよう
に、A室で歌っていたときの音程、エコー、ディレイお
よび音量のレベルをB室において自動的に設定すること
ができるため、非常に便利であり、前に歌った部屋と違
和感なく歌うことができる。
【0058】なお、曲の再生が終了するか、もしくは、
再生中につまみおよびレバー162ないし175のうち
のいずれかを操作すると、アンプ16内のCPU178
からスイッチON信号がスイッチ180へ出力され、ス
イッチ180がONし、つまみおよびレバー162ない
し175により制御できる状態になる。また、つまみお
よびレバー162ないし175が、モータやリレースイ
ッチなどにより駆動されるものである場合は、それらモ
ータの回転量やリレースイッチのON,OFF状態がR
AM179に記憶され、その記憶内容にしたがって制御
回路16dから制御信号が、モータやリレースイッチへ
出力される。
【0059】上記実施形態では、B室で選択した曲を示
す選択曲リストデータをA室へ送信し、A室のモニタに
その選択曲リストを表示することにより、A室にいる者
に選択曲リストデータのB室への送信の確認と、その選
択曲リストデータをA室の予約曲リストデータから消去
することの確認とを採るステップを説明したが、これら
のステップを省略し、B室で選択した時点で選択曲リス
トデータがA室の予約曲リストデータから消去されるよ
うに構成することもできる。また、送信器70、また
は、制御装置20に部屋番号AないしJを示す部屋番号
ボタンを設け、この部屋番号ボタンを押すと、その部屋
番号ボタンにより示される部屋のIDコードデータを有
する要求信号が、その部屋番号ボタンにより示される部
屋番号の部屋へ送信され、その部屋の予約曲リストデー
タを受信できるように構成することもできる。
【0060】ところで、CPU45により実行されるス
テップ320ないしステップ390が、本発明の再生順
序情報送信手段として、ステップ200ないしステップ
290が、再生順序情報受信手段として、ステップ21
0が、識別情報送信手段として、ステップ330が、判
別手段としてそれぞれ機能する。また、ステップ25
0,310,312が、本発明の表示手段として、ステ
ップ260が、再生順序上方選択手段として、ステップ
400が、再生順序情報消去手段として、ステップ30
0が、組込手段として、ステップ312およびステップ
314が、変更手段としてそれぞれ機能する。さらに、
つまみおよびレバー162ないし175と、制御回路1
6dとが、再生状態調整手段に相当し、ステップ161
ないし175が、再生状態調整手段として機能する。ま
た、ステップ316ないし319が、再生状態変更手段
として機能し、ステップ120が、楽曲情報受信手段と
して機能する。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ある部
屋で予約した曲を他の部屋で選曲し直すことなく再生で
きる楽音再生システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のカラオケシステムの主要構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明実施形態のカラオケシステムに用いられ
るカラオケ装置の外観説明図である。
【図3】(A)は、カラオケ装置に備えられた制御装置
の前面パネルの説明図であり、(B)は、制御装置の背
面パネルの説明図である。
【図4】制御装置の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】アンプの外観説明図である。
【図6】アンプの主要内部構成を示すブロック図であ
る。
【図7】送信器の表明の外観説明図である。
【図8】送信器の裏面の外観説明図である。
【図9】送信器の主要内部構成を示すブロック図であ
る。
【図10】送信器から送信される送信信号の説明図であ
る。
【図11】CPU45の主要制御内容を示すフローチャ
ートである。
【図12】右側のフローチャートは、A室のCPU45
の制御内容を示し、左側のフローチャートは、B室のC
PU45の主要制御内容を示す。
【図13】予約曲の再生順序を入れ替える場合のCPU
45の制御内容を示すフローチャートである。
【図14】A室のアンプの再生状態をB室のアンプで再
現する場合のCPU45の制御内容を示すフローチャー
トである。
【図15】(A)は、A室の予約曲リストの説明図であ
り、(B)は、B室の予約曲リストの説明図である。
【図16】(A)は、B室のモニタの表示内容を示す説
明図であり、(B)は、A室のモニタの表示内容を示す
説明図である。
【図17】(A)は、A室のモニタに表示された予約曲
リスト映像を示す説明図であり、(B)は、B室のモニ
タに表示された予約曲リスト映像を示す説明図である。
【符号の説明】
10 カラオケ装置 11,13 スピーカ 12,14 モニタ 16 アンプ 17,18 マイクロフォン 20 制御装置 45 CPU 51 HDD 52 サーバー 5 通信回線 60 CD−ROMプレーヤ 70 送信器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲情報を再生する楽曲情報再生手段
    と、この楽曲情報再生手段により再生される楽曲情報の
    再生順序を示す再生順序情報を記憶する再生順序情報記
    憶手段とを有し、前記楽曲情報再生手段は、前記再生順
    序情報記憶手段に記憶された再生順序情報により示され
    る再生順序にしたがって前記楽曲情報を再生する楽音再
    生装置が複数の部屋のそれぞれに備えられた楽音再生シ
    ステムにおいて、 前記楽音再生装置間は、通信回線により接続されてお
    り、 前記各楽音再生装置には、 前記再生順序情報記憶手段に記憶されている再生順序情
    報を前記通信回線を介して他の楽音再生装置へ送信する
    再生順序情報送信手段と、 他の楽音再生装置の再生順序情報記憶手段に記憶されて
    いる再生順序情報を他の楽音再生装置から前記通信回線
    を介して受信する再生順序情報受信手段とがそれぞれ備
    えられており、 前記再生順序情報記憶手段は、前記再生順序情報受信手
    段により受信された再生順序情報を記憶可能なものであ
    ることを特徴とする楽音再生システム。
  2. 【請求項2】 前記再生順序情報送信手段には、 前記再生順序情報の送信元を識別する識別情報を送信す
    る識別情報送信手段が備えられており、 前記再生順序情報受信手段には、 前記識別情報送信手段により送信された識別情報が、予
    め設定された識別情報であるかを判別する判別手段が備
    えられており、 前記再生順序情報送信手段は、 前記判別手段による判別結果が、前記識別情報送信手段
    により送信された識別情報が、予め設定された識別情報
    であるという判別結果である場合に、前記再生順序情報
    記憶手段に記憶されている再生順序情報を前記通信回線
    を介して他の楽音再生装置へ送信するものであることを
    特徴とする請求項1に記載の楽音再生システム。
  3. 【請求項3】 前記再生順序情報受信手段により受信さ
    れた再生順序情報を表示する表示手段が備えられたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の楽音再生
    システム。
  4. 【請求項4】 前記表示手段に表示された再生順序情報
    のうち、前記楽曲情報再生手段に再生させる再生順序情
    報を選択する再生順序情報選択手段と、 この再生順序情報選択手段により選択された再生順序情
    報を前記再生順序情報を送信した楽音再生装置が有する
    再生順序情報記憶手段から消去する再生順序情報消去手
    段と、が備えられており、 前記再生順序情報を受信した楽音再生装置が有する再生
    順序情報記憶手段は、前記再生順序情報選択手段により
    選択された再生順序情報を記憶するものであることを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載
    の楽音再生システム。
  5. 【請求項5】 前記再生順序情報受信手段により前記再
    生順序情報が受信された場合に、前記再生順序情報記憶
    手段に記憶されている再生順序情報に前記受信された再
    生順序情報を組み込む組込手段と、 この組込手段により前記受信された再生順序情報が組み
    込まれた再生順序情報の再生順序を変更する変更手段と
    が備えられており、 前記表示手段は、前記受信された再生順序情報、前記組
    込手段により前記組み込まれた再生順序情報および前記
    変更手段により再生順序の変更された再生順序情報を順
    次表示するものであることを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のいずれか1つに記載の楽音再生システム。
  6. 【請求項6】 前記楽曲情報再生手段を遠隔操作する遠
    隔操作手段が備えられており、 その遠隔操作手段には、前記識別情報を設定する設定手
    段が設けられたことを特徴とする請求項2ないし請求項
    5のいずれか1つに記載の楽音再生システム。
  7. 【請求項7】 前記各楽音再生装置が有する前記楽曲情
    報再生手段には、 その楽曲情報再生手段により再生される楽曲情報により
    示される楽音の少なくとも音程を含む再生状態を調整す
    る再生状態調整手段と、 この再生状態調整手段により調整された再生状態を示す
    再生状態情報を記憶する再生状態情報記憶手段と、が備
    えられており、 前記再生順序情報送信手段は、前記再生順序情報を送信
    する場合に前記再生状態情報記憶手段に記憶されている
    再生状態情報を送信するものであり、 前記再生順序情報受信手段は、前記再生順序情報および
    前記再生状態情報を受信するものであり、 前記楽曲情報再生手段を前記再生順序情報受信手段によ
    り受信された再生状態情報により示される再生状態に変
    更する再生状態変更手段が備えられたことを特徴とする
    請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の楽音再
    生システム。
  8. 【請求項8】 前記楽曲情報を受信する楽曲情報受信手
    段が備えられており、前記楽曲情報再生手段は、前記楽
    曲情報受信手段により受信された楽曲情報を再生するも
    のであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のい
    ずれか1つに記載の楽音再生システム。
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