JP4585421B2 - データ配信装置、データ配信方法、通信端末装置およびデータ出力プログラム - Google Patents

データ配信装置、データ配信方法、通信端末装置およびデータ出力プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データを拡声出力または表示出力する機能を有する通信端末装置に対してデータを配信するデータ配信装置の分野に属する。
近年、無線通信技術や種々の回路素子および表示装置の小型化など、周辺技術の発達に伴って、携帯用電話機などの通信端末装置が急速に普及している。また、これらの通信端末装置が普及するにつれて、当該通信端末装置を音データまたは動画像を含む画像データの再生機として用いることなど、音データまたは画像データに基づく種々の機能が拡張された通信端末装置も普及している。
一方、種々の機能が拡張された通信端末装置も普及するにあたり、当該通信端末装置に対して音データまたは画像データを提供するサービスおよびそれを行うデータ配信システムも登場し、最近では、再生する回数に基づいてコンテンツデータの再生を制御するコンテンツデータの配信方法も知られている(例えば、特許文献1)。
特開2001−42866号公報
しかしながら、上述のようなコンテンツデータの配信方法にあっては、コンテンツデータの再生の可否を判断するのみであり、コンテンツデータの再生または表示に係る興趣性を向上させるためには用いていない。
本発明は、上記の課題の一例を解決するものとして、コンテンツデータの視聴回数に基づいて出力される当該コンテンツデータの出力特性を制御することによって、当該通信端末装置におけるコンテンツデータの出力に関する興趣性を向上させたデータ配信装置またはデータ配信方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、通信端末装置に操作者が自己の希望により視聴することを目的として構成されたコンテンツデータを配信するデータ配信装置において、通信端末装置にて表示出力または拡声出力の少なくとも何れか一方の出力態様によって出力されるコンテンツデータと、当該コンテンツデータにおける前記操作者による視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが通信端末装置にて出力される際の出力特性を変化させる特性データとが予め記憶されたデータベースと、前記通信端末装置における指示に基づいて、当該通信端末装置によって指定された前記コンテンツデータを当該通信端末装置に配信する第1配信手段と、前記コンテンツデータが配信される通信端末装置に対して、当該配信されるコンテンツデータにおける前記特性データを配信する第2配信手段と、を備える構成を有している。
この構成により、請求項1に記載の発明は、通信端末装置における指示に基づいて、当該通信端末装置によって指定されたコンテンツデータを当該通信端末装置に配信するとともに、コンテンツデータが配信される通信端末装置に対して、当該配信されるコンテンツデータにおける視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが通信端末装置にて出力される際の出力特性を変化させる特性データを配信する。
したがって、請求項1に記載の発明は、コンテンツデータが出力される毎に出力特性が異なり、操作者は繰り返しコンテンツデータを出力させたとしても倦怠感を生じさせず、かつ、操作者に対して出力の変化に対する期待感を持たせることができるので、コンテンツデータの出力に対して興趣性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ配信装置において、前記データベースには、各コンテンツデータとして音データが記憶されているとともに、一の前記特性データとして前記通信端末装置にて音データが拡声出力される際の拡声に関する周波数特性を前記視聴回数に基づいて調整するための当該視聴回数に対応した複数の調整データが記憶されている構成を有している。
この構成により、請求項2に記載の発明は、音データが出力される毎に出力特性が異なり、操作者は繰り返し音データを出力させたとしても倦怠感を生じさせず、かつ、操作者に対して出力の変化に対する期待感を持たせることができるので、音データの出力に対して興趣性を向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のデータ配信装置において、前記データベースには、各コンテンツデータとして通信端末装置に表示される画像を構成する画像構成データが記憶されているとともに、一の前記特性データとして前記通信端末装置にて画像構成データが表示出力される際の表示に関する特性を前記視聴回数に基づいて調整するための当該視聴回数に対応した複数の調整データが記憶されている構成を有している。
この構成により、請求項3に記載の発明は、画像データが出力される毎に出力特性が異なり、操作者は繰り返し画像データを出力させたとしても倦怠感を生じさせず、かつ、操作者に対して出力の変化に対する期待感を持たせることができるので、画像データの出力に対して興趣性を向上させることができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載のデータ配信装置において、前記データベースには、各コンテンツデータ毎にかつ前記通信端末装置の種別毎に前記特性データが記憶されている構成を有している。
この構成により、請求項4に記載の発明は、通信端末装置の種別毎に特性データを用意すれば、通信端末装置の種別毎にコンテンツデータを用意する必要もなく、種々の通信端末装置にて各コンテンツデータを的確に出力させることができるので、容易にかつ低コストにてコンテンツデータを配信することができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のデータ配信装置において、前記特性データを配信する際に、当該特性データが配信される通信端末装置の種別を判断する判断手段を更に備え、前記第2配信手段が、前記判断された通信端末装置の種別に基づいて当該配信されるコンテンツデータにおける前記特性データを配信する構成を有している。
この構成により、請求項5に記載の発明は、特性データを配信する際に、当該特性データが配信される通信端末装置の種別を判断するとともに、判断された通信端末装置の種別に基づいて当該配信されるコンテンツデータにおける特性データを配信する。
したがって、請求項5に記載の発明は、コンテンツデータの配信指示を行う際に、通信端末装置のユーザにおける当該通信端末装置の種別の特定を行うための操作が不要となるので、当該ユーザのコンテンツデータの配信時における煩雑さを解消させることができる。
また、請求項6に記載の発明は、通信端末装置に操作者が自己の希望により視聴することを目的として構成されたコンテンツデータを配信するデータ配信方法において、データ配信装置に予め記憶された前記コンテンツデータであって、前記通信端末装置における指示に基づいて、当該通信端末装置にて表示出力または拡声出力の少なくとも何れか一方の出力態様によって出力されるコンテンツデータを当該通信端末装置に配信する第1配信工程と、前記コンテンツデータが配信される通信端末装置に対して、前記各コンテンツデータ毎にデータ配信装置に予め記憶されたデータであって、当該コンテンツデータにおける前記操作者による視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが通信端末装置にて出力される際の出力特性を変化させる特性データを配信する第2配信工程と、を含む構成を有している。
この構成により、請求項6に記載の発明は、通信端末装置における指示に基づいて、当該通信端末装置によって指定されたコンテンツデータを当該通信端末装置に配信するとともに、コンテンツデータが配信される通信端末装置に対して、当該配信されるコンテンツデータにおける視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが通信端末装置にて出力される際の出力特性を変化させる特性データを配信する。
したがって、請求項6に記載の発明は、コンテンツデータが出力される毎に出力特性が異なり、操作者は繰り返しコンテンツデータを出力させたとしても倦怠感を生じさせず、かつ、操作者に対して出力の変化に対する期待感を持たせることができるので、コンテンツデータの出力に対して興趣性を向上させることができる。
また、請求項7に記載の発明は、通信端末装置に操作者が自己の希望により視聴することを目的として構成されたコンテンツデータを取得して表示出力または拡声出力の少なくとも何れか一方の出力態様によってデータ出力を行う通信端末装置であって、前記コンテンツデータを配信するデータ配信装置から通信回線を介して当該コンテンツデータを取得する第1取得手段と、前記コンテンツデータにおける前記操作者による視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが通信端末装置にて出力される際の出力特性を変化させる特性データであって、当該通信端末装置にて表示される際の表示に関する表示特性または当該通信端末装置の拡声される際の拡声に関する周波数特性の何れか一方の出力特性を示す特性データを、前記取得されたコンテンツデータの出力態様に応じて取得する第2取得手段と、前記取得したコンテンツデータを前記出力態様に応じて出力する出力制御手段と、前記取得されたコンテンツデータを出力する際に、前記視聴回数および前記特性データに基づいて出力されるコンテンツデータにおける出力特性を調整する調整手段と、を備える構成を有している。
この構成により、請求項7に記載の発明は、通信端末装置における指示に基づいて、コンテンツデータと、当該コンテンツデータにおける視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが出力する際の出力特性を変化させる特性データを取得するととともに、取得されたコンテンツデータを出力する際に、視聴回数および特性データに基づいて出力されるコンテンツデータにおける出力特性を調整する。
したがって、請求項7に記載の発明は、コンテンツデータが出力される毎に出力特性が異なり、操作者は繰り返しコンテンツデータを出力させたとしても倦怠感を生じさせず、かつ、操作者に対して出力の変化に対する期待感を持たせることができるので、コンテンツデータの出力に対して興趣性を向上させることができる。
また、請求項8に記載の発明は、通信端末装置によって、操作者が自己の希望により視聴することを目的として構成されたコンテンツデータを取得して表示出力または拡声出力の少なくとも何れか一方の出力態様にてデータ出力を行うデータ出力プログラムであって、前記通信端末装置を、前記コンテンツデータと、当該コンテンツデータにおける前記操作者による視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが通信端末装置にて出力される際の出力特性を変化させる特性データであって、当該通信端末装置にて表示される際の表示に関する表示特性または当該通信端末装置の拡声される際の拡声に関する周波数特性の何れか一方の出力特性を示す特性データと、を所定の記憶手段から取得する取得手段、前記取得したコンテンツデータを前記出力態様に応じて出力する出力制御手段、前記取得されたコンテンツデータを出力する際に、前記視聴回数および前記特性データに基づいて出力されるコンテンツデータにおける出力特性を調整する調整手段、として機能させる構成を有している。
この構成により、請求項8に記載の発明は、コンテンツデータと、当該コンテンツデータにおける視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが出力する際の出力特性を変化させる特性データを取得するととともに、取得されたコンテンツデータを出力する際に、視聴回数および特性データに基づいて出力されるコンテンツデータにおける出力特性を調整する。
したがって、請求項8に記載の発明は、コンテンツデータが出力される毎に出力特性が異なり、操作者は繰り返しコンテンツデータを出力させたとしても倦怠感を生じさせず、かつ、操作者に対して出力の変化に対する期待感を持たせることができるので、コンテンツデータの出力に対して興趣性を向上させることができる。
本願発明は、コンテンツデータが出力される毎に出力特性が異なり、操作者は繰り返しコンテンツデータを出力させたとしても倦怠感を生じさせず、かつ、操作者に対して出力の変化に対する期待感を持たせることができるので、コンテンツデータの出力に対して興趣性を向上させることができる。
次に、本発明に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下に説明する実施の形態は、音データまたは動画像データのコンテンツデータの再生機能を有する携帯用電話機に対して当該コンテンツデータを配信するデータ配信システムまたはデータ配信サーバ装置に対して本願のデータ配信装置、データ配信方法および通信端末装置を適用した場合の実施形態である。
〔第1実施形態〕
はじめに、図1〜図6を用いてコンテンツデータを携帯用電話機に配信するデータ配信システムの第1実施形態について説明する。
まず、図1を用いて本実施形態のデータ配信システムの構成および当該データ配信システムを構成する装置の概略動作について説明する。
なお、本実施形態のデータ配信システムの構成を示すブロック図である。また、本実施形態では、コンテンツデータとして音データを用いるとともに、特性データとして当該音データの拡声される際の周波数特性を示すデータを用いて説明する。
本実施形態のデータ配信システムSは、図1に示すように、操作者が自己の希望により視聴することを目的として構成された音データを再生して拡声する複数の携帯用電話機100と、任意の場所に固定設置され、音データを携帯用電話機100に配信するデータ配信サーバ装置(以下、単に「サーバ装置」という。)300と、から構成される。
本実施形態の各携帯用電話機100は、他の電話機との通話を行う際の着信音として、または、電子メールなどの他の通信端末装置と通信を行う際の着信音として予め設定された着信メロディなどの音データを拡声すること、および、サーバ装置300等から取得した楽音(楽曲)などの音データを視聴目的にて拡声することができるようになっている。
また、この携帯用電話機100は、インターネットと移動パケット通信網から構成されるネットワークNに中継交換局BSを介して接続され、サーバ装置300と通信回線を確立するようになっており、音データと、当該音データが拡声される際に視聴する回数(以下、「視聴回数」という。)に基づいて当該音データの周波数特性を調整するための複数の調整データを有する特性データと、をサーバ装置300から取得するようになっている。
そして、この携帯用電話機100は、取得した音データを再生する際には、音データの視聴回数と当該音データとともに取得した特性データに基づいて、当該音データの周波数特性を調整し、当該携帯用電話機100に設けられた拡声用のスピーカによって楽音などの音を拡声するようになっている。
次に、図2を用いて本実施形態における携帯用電話機100の構成について説明する。なお、図2は、本実施形態における携帯用電話機100の構成を示す構成図である。
本実施形態の携帯用電話機100は、図2に示すように、図示しないアンテナを介して他の通信端末装置またはサーバ装置300との通信を行う電話機用通信制御部110と、所定のサーバ装置300から取得された音データおよび特性データが格納されるデータ格納部120と、着信時にまたは操作者の操作に基づいて予め格納された音データを再生し、オーディオデータを出力するデータ再生部130と、出力されたオーディオデータに対して特性データに基づく周波数特性の調整、音信号への変換などの音処理(以下、「DSP(Digital Signal Processor)処理」という。)を行うDSP処理部140と、変換された音信号の信号レベルを増幅し、呼出音拡声用のスピーカ(以下、「呼出音拡声用スピーカ」という。)SP1に出力する電力増幅器150と、を備えている。
また、この携帯用電話機100は、音データを再生する際の制御など各部を制御する電話機用システム制御部160と、各部を制御する際に用いられるROM/RAM170と、各種の操作を行う操作部180と、操作部180と連動しつつ各種の表示を行う表示部190と、当該表示部190の表示制御を行う表示制御部200と、他の電話機との通話を行う際に音声が入力されるマイクロホンMと、入力された音声を所定の信号に処理する音声処理部210と、通話時に受話音声を受話用スピーカSP2に出力するための受話制御部220と、を備えている。
なお、本実施形態の電話機用通信制御部110は、本発明の第1取得手段および第2取得手段を構成し、データ再生部130は、本発明の出力制御手段を構成する。また、本実施形態のDSP処理部140は、本発明の調整手段を構成する。
電話機用通信制御部110は、図示しないアンテナを介してネットワークNに接続されるようになっており、電話機用システム制御部160の制御の下、携帯用電話機100などの他の通信端末装置またはサーバ装置300との通信制御を行うようになっている。
特に、本実施形態の電話機用通信制御部110は、操作者の指示に基づいて、サーバ装置300からMIDI(Musical Instrument Digital Interface)フォーマット、SMAF(Synthetic Music Mobile Application Format)またはMLD形式などの所定形式を有する音データを取得するようになっている。
また、この電話機用通信制御部110は、音データが拡声出力される際の拡声に関する周波数特性を視聴回数に基づいて調整するための調整データであって、当該視聴回数に対応した複数の調整データを有する特性データを各コンテンツデータ毎に取得するようになっており、各コンテンツデータと特性データをそれぞれ対応付けてデータ格納部120に格納するようになっている。
一方、この電話機用通信制御部110は、サーバ装置300と通信を行うことによって音データを取得する際に、当該通信端末装置の種別を判断させるとともに当該通信端末装置に該当する特性データを送信させるために、当該通信端末装置の機種を示す種別情報または当該機種を示す情報が含まれるユーザID(以下、「UID」ともいう。)と呼ばれる識別情報をサーバ装置300に送信するようになっている。
データ格納部120には、サーバ装置300から取得した視聴目的または着信音として拡声する音データと当該音データにおける特性データが対応付けられて格納されるとともに、各音データに対応付けて当該音データが再生される毎にその回数、すなわち、視聴回数が視聴回数データとして格納されるようになっている。
なお、このデータ格納部120には、上述の音データおよび特性データの他に、他の通信端末装置の所有者の名称を示す氏名、通称名などの名称情報毎に、電話番号を示す電話番号情報、メールアドレスの情報(以下、「アドレス情報」という。)などの種々の情報が格納されるようになっている。
データ再生部130は、他の電話機に基づく着信が生じた際に、または、操作者の指示に基づいて、電話機用システム制御部160の制御の下、データ格納部120に格納されている音データを読み出し、呼出音拡声用スピーカSP1から拡声するために、オーディオデータを生成してDSP処理部140に出力するようになっている。
具体的には、データ再生部130は、所定の形式の音データをデコードし、所定形式の制御データ、または、当該制御データおよびPCM音源などの音源データに変換し、当該制御データに基づいて、音階、音色またはテンポなどが予め規定されている各種の音源データまたはデコードされた音源データを用いてオーディオデータを生成して出力するようになっている。
なお、本実施形態の呼出拡声用スピーカSP1は、着信音の拡声の他に、視聴目的によって拡声される音データについても拡声を行うようになっている。
DSP処理部140は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成され、データ再生部130から出力されたオーディオデータに対して種々の音処理その他の処理を行うようになっている。具体的には、このDSP処理部140は、データ再生部130から出力されたオーディオデータに対して遅延処理および周波数特性の調整処理などの音処理を行うとともに、デジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ(以下、「D/A」という。)変換処理を行うようになっており、D/A変換処理されたアナログ信号を音信号として電力増幅器150に出力するようになっている。
特に、このDSP処理部140は、拡声すべきオーディオデータの周波数特性の調整に関しては、電話機用システム制御部160の制御の下、当該音データの特性データおよび視聴回数に基づいて、周波数特性を調整する際の調整値が設定されるようになっており、当該設定され調整値に基づいて、予め定められた周波数帯域毎の信号レベルを調整するようになっている。
例えば、本実施形態のDSP処理部140は、周波数特性の調整するためのイコライザ機能として、6バンド、すなわち、500Hz、1kHz、2kHz、4kHz、8kHzおよび16kHzの各周波数を中心周波数とする周波数帯域毎に信号レベルを調整するようになっている。また、このDSP処理部140は、後述するように、電話機用システム制御部160の制御の下、音データを再生する際に当該音データの特性データおよび視聴回数に基づいて、各周波数帯域毎に、「0」dBを基準として信号レベル値が設定されるとともに、音データが拡声される際に入力されたオーディオデータを周波数帯域毎に当該設定された信号レベルに増幅して電力増幅器150に出力するようになっている。
電力増幅器150には、DSP処理された音信号が入力されるようになっており、この電力増幅器150は、電話機用システム制御部160の制御の下、操作部180よって指定された音量の指示に基づいて音信号の信号レベルを増幅し、増幅された音信号を呼出音拡声用スピーカSP1に出力するようになっている。
電話機用システム制御部160は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、バスBによって各部と接続されており、携帯用電話機100の全般的な機能を総括的に制御するようになっている。
具体的には、このシステム制御部は、通話機能、通信機能などの携帯用電話機100全体の動作を制御する際に、ROM/RAM170に格納される制御プログラムを読み出して各処理を実行し、当該ROM/RAM170に処理中のデータを一時的に保持するようになっている。
特に、この電話機用システム制御部160は、音データおよび特性データをサーバ装置300から取得する際に、操作部180の指示に基づいて、操作者が所望する音データおよび特性データを電話機用通信制御部110に取得させ、当該取得させた音データおよび特性データを対応付けてデータ格納部120に格納させるようになっている。
また、この電話機用システム制御部160は、音データを拡声する毎に、データ格納部120に格納さている当該音データの視聴回数データを更新するとともに、当該音データを拡声すする際に、視聴回数データと当該音データに対応付けられている特性データに基づいて、DSP処理部140に周波数帯域毎の信号レベルの調整するための所定の調整値を設定し、再生を行う再生処理を行うようになっている。
例えば、本実施形態の電話機用システム制御部160は、再生処理としては、視聴回数データに基づいて、当該特性データに含まれる当該視聴回数に対応する調整データをデータ格納部120から読み出し、当該読み出した調整データに基づいて、DSP処理部140において予め定められた周波数帯域毎の調整値を設定するようになっている。
操作部180は、各操作指令を入力する操作ボタン、テンキーおよびその他の数字キーなど、多数のキーにより構成されている。本実施形態の操作部180は、通話または着信における種々の操作を行うときに用いられるとともに、音データをサーバ装置300から取得する際および音データを拡声する際に用いられるようになっている。
表示部190は、液晶素子またはEL(Electro Luminescence)素子によって構成され、表示制御部200にて生成された表示データに基づいて所定の画像を表示するようになっている。
表示制御部200は、電話機用システム制御部160の制御の下、他の電話機との通話を行う際に、または、他の通信端末装置と通信を行う際に表示部190に種々の画像を表示するための表示データを生成するようになっている。
音声処理部210は、電話機用システム制御部160の制御の下、他の電話機との通話を行う際に、マイクロホンMを介して入力された送話する音声に対して所定の処理を行い、電話機用通信制御部110を介して通話先に送話音声をデータとして送信するようになっている。
受話制御部220は、システム制御部の制御の下、他の電話機との通話を行う際に、受話音声を受話用スピーカSP2に拡声させるようになっている。
次に、図3を用いて本実施形態のおけるサーバ装置300の構成について説明する。なお、図3は、本実施形態におけるサーバ装置300の構成を示す構成図である。
本実施形態のサーバ装置300は、図2に示すように、ネットワークNを介して携帯用電話機100とデータ通信を行サーバ用通信制御部310と、音データおよび各音データにおける特性データが記憶されるサーバ用データベース320と、音データを配信する際に配信先の携帯用電話機100の種別を判断する種別判断部330と、各部の制御を行うサーバ用システム制御部340と、から構成されている。
なお、例えば、本実施形態のサーバ用通信制御部310は、本発明の第1配信手段および第2配信手段を構成し、サーバ用データベース320は、本発明のデータベースを構成する。また、例えば、本実施形態の種別判断部330は、本発明の判断手段を構成する。
サーバ用通信制御部310は、ネットワークNに接続されるようになっており、サーバ用システム制御部340の制御の下、携帯用電話機100との通信回線を確立し、音データまたは特性データのデータ配信および当該データ配信に関する通信制御を行うようになっている。
具体的には、このサーバ用通信制御部310は、携帯用電話機100からの指示に基づいて、サーバ用データベース320に記憶されている音データの一覧を示すデータ(以下、「一覧表データ」という。)、当該通信端末装置によって指定された音データ、および、配信する音データにおける特性データを取得し、当該各取得したデータを携帯用電話機100に送信するようになっている。
サーバ用データベース320は、各音データと、各音データにおける各携帯用電話機100の種別に対応付けられた特性データを格納するためのデータベースであり、サーバ用システム制御部340の制御の下、サーバ用通信制御部310の指示に基づいて、格納されている音データの一覧表データ、該当する音データおよび当該音データにおける特性データを抽出してサーバ用通信制御部310に出力するようになっている。特に、本実施形態のデータベースには、各特性データとしては、視聴回数に基づいた複数の調整データを有するデータが格納されている。
種別判断部330は、音データを携帯用電話機100に配信する際に、携帯用電話機100からの種別情報または識別情報に基づいて、当該携帯用電話機100の種別を判断するようになっており、判断された種別をサーバ用システム制御部340に通知するようになっている。
具体的には、種別判断部330は、携帯用電話機100の機種を示す種別情報、または、当該携帯用電話機100の機種を示す情報が含まれた識別情報に基づいて、当該携帯用電話機100の種別を判断するようになっており、判断された機種における特性データを音データとともに携帯用電話機100に配信されるように、当該判断された種別をサーバ用システム制御部340に通知するようになっている。
サーバ用システム制御部340は、例えば、CPU、ROM/RAM170およびハードディスクを有し、サーバ装置300の各部を制御するようになっている。特に、ROMには、サーバ装置300の各部を制御するための各種制御情報が記録されると共に、ハードディスクには、制御プログラムやOS(Operating System)などの各種プログラムが記録されている。また、CPUは、ハードディスクに記録されたプログラムを実行することにより、各種の処理を実行し、RAMはワークエリアとして用いられるようになっている。
次に、図4および図5を用いて本実施形態のデータ配信システムSにおける音データの配信に係る携帯用電話機100およびサーバ装置300の処理について説明する。なお、図4および図5は、本実施形態の携帯用電話機100およびサーバ装置300において音データを配信する際の送信処理および受信処理の動作を示すフローチャートである。
以下の説明では、携帯用電話機100において、サーバ装置300に記憶されている複数の音データの中から一の音データを特定させて受信させる際の動作として説明する。また、サーバ装置300におけるサーバ用データベース320には複数の音データが記憶されているものとする。
まず、携帯用電話機100において、操作者が操作部180を介して音データをサーバ装置300から取得するための要求指示(以下、「データ取得指示」という。)が入力されると、電話機用システム制御部160は、当該データ取得指示を検出し(ステップS101)、電話機用通信制御部110にサーバ装置300との通信回線の確立をするための要求指示(以下、「確立要求」という。)をサーバ装置300に送信させ、サーバ装置300から送信される通信回線の確立の確認を示す情報(以下、「確認情報」という。)を受信するまで待機させる(ステップS102)。
このとき、サーバ装置300においては、サーバ用通信制御部310が携帯用電話機100から送信された確立要求を受信すると(ステップS201)、サーバ用システム制御部340は、サーバ用通信制御部310に、確立要求を送信した携帯用電話機100との認証その他の処理を行うとともに、確認情報を携帯用電話機100に送信させる(ステップS202)。
次いで、サーバ用システム制御部340は、サーバ用通信制御部310に携帯用電話機100との通信回線を確立させるとともに、サーバ用データベース320に記憶されている音データの一覧を示す一覧表データを生成し、生成された一覧表データを携帯用電話機100に送信する(ステップS203)。
なお、サーバ用システム制御部340は、サーバ用通信制御部310が携帯用電話機100から送信された音データの配信要求を受信するまで動作を待機させる。
一方、携帯用電話機100においては、電話機用通信制御部110がサーバ装置300から送信された確認情報を受信すると(ステップS103)、電話機用システム制御部160は、電話機用通信制御部110にサーバ装置300との通信回線を確立させて、一覧表データが受信されるまで待機させる(ステップS104)。
次いで、電話機用通信制御部110が一覧表データを受信すると(ステップS105)、電話機用システム制御部160は、表示制御部200を制御して表示部190に受信した一覧表データを表示させ、操作者における音データの特定指示、すなわち、一の音データにおける選択が入力されるまで待機する(ステップS106)。
次いで、操作部180を介して表示されている一覧表データから一の音データが選択され、電話機用システム制御部160が音データの特定指示を検出すると(ステップS107)、当該電話機用システム制御部160は、電話機用通信制御部110に特定された音データの配信要求をサーバ装置300に送信させ、音データが受信されるまで待機させる(ステップS108)。
このとき、サーバ装置300においては、サーバ用通信制御部310が携帯用電話機100から送信された配信要求を受信すると(ステップS204)、当該サーバ用システム制御部340は、サーバ用通信制御部310に、配信要求によって示された音データをサーバ用データベース320から読み出させるとともに(ステップS205)、読み出させた音データを携帯用電話機100に送信させ、特性データにおける送信指示が受信されるまで待機させる(ステップS206)。
他方、通信端末装置においては、電話機用通信制御部110が音データを受信すると(ステップS109)、電話機用システム制御部160は、電話機用通信制御部110に受信した音データをデータ格納部120に格納させる(ステップS110)。
次いで、電話機用システム制御部160は、電話機用通信制御部110に当該携帯用電話機100における種別を示す種別情報とともに特性データを送信させるための送信要求をサーバ装置300に送信させ、特性データが受信されるまで待機させる(ステップS111)。
このとき、サーバ装置300においては、サーバ用通信制御部310が特性データの送信要求を受信すると(ステップS207)、サーバ用システム制御部340は、種別判断部330に送信要求とともに送信された種別情報に基づいて携帯用電話機100の種別を判断させる(ステップS208)。
次いで、サーバ用システム制御部340は、種別判断部330によって判断された携帯用電話機100の種別に基づいて当該種別に該当する複数の調整データを有する特性データを、サーバ用通信制御部310を介して携帯用電話機100に送信させる(ステップS209)。
そして、サーバ用システム制御部340は、特性データの送信後、サーバ用通信制御部310に携帯用電話機100との通信回線を切断させ(ステップS210)、送信処理を終了させる。
また、携帯用電話機100においては、電話機用通信制御部110が特性データを受信すると(ステップS112)、電話機用システム制御部160は、電話機用通信制御部110にサーバ装置300との通信回線を切断させるとともに、受信した特性データをデータ格納部120にステップS110の処理において記憶した音データに対応付けて記憶させ(ステップS113)、本動作を終了させる。
なお、携帯用電話機100は、ステップS113の処理において、動作を終了させずに、以下の再生処理を実行するようにしてもよい。
次に、図6を用いて本実施形態の携帯用電話機100における視聴回数に基づく再生処理について説明する。なお、図6は、本実施形態の携帯用電話機100における視聴回数に基づく再生処理の動作を示すフローチャートである。
以下の説明では、データ格納部120には、上述の受信処理によって既に複数の音データが特性データとともに格納されているものとする。
まず、電話機用システム制御部160が、操作部180を介して操作者の再生指示を検出すると(ステップS11)、電話機用システム制御部160は、表示制御部200を制御してデータ格納部120に既に格納されている音データの一覧を示す一覧表データを生成するとともに、生成された一覧表データを、表示制御部200を制御して表示部190に表示させ、操作者における音データの特定指示、すなわち、一の音データにおける選択が入力されるまで待機する(ステップS12)。
次いで、操作部180を介して表示されている一覧表データから一の音データが選択され、電話機用システム制御部160が音データの特定指示を検出すると(ステップS13)、電話機用システム制御部160は、該当する音データに対応する視聴回数データをデータ格納部120から読み出して当該音データの視聴回数を認識する(ステップS14)。
次いで、電話機用システム制御部160は、当該読み出した視聴回数データによって示される視聴回数に「1」を加算して当該視聴回数データを更新する(ステップS15)。
次いで、電話機用システム制御部160は、認識した視聴回数データに基づいて当該音データにおける特性データから視聴回数に対応する調整データを読み出してDSP処理部140に各周波数帯域毎の信号レベルを設定する(ステップS16)。
最後に、電話機用システム制御部160は、データ再生部130にデータ格納部120から該当する音データを読み出させつつ当該音データの再生を開始させ(ステップS17)、本動作を終了させる。
なお、データ再生部130は、音データの再生が開始されると、音データの読み出しが終了するまで、当該音データの再生を行い、当該音データの読み出しが終了すると当該音データの再生を終了する。
以上本実施形態のデータ配信システムSは、携帯用電話機100における指示に基づいて、当該携帯用電話機100によって指定されたコンテンツデータとしての音データを当該携帯用電話機100に配信するとともに、音データが配信される携帯用電話機100に対して、当該配信される音データにおける視聴回数に基づいて当該音データが携帯用電話機100にて出力される際の出力特性を変化させる特性データを配信する。
したがって、このデータ配信システムSは、コンテンツデータとしての音データが出力される毎に出力特性が異なり、操作者は繰り返しコンテンツデータを出力させたとしても倦怠感を生じさせず、かつ、操作者に対して出力の変化に対する期待感を持たせることができるので、コンテンツデータの出力に対して興趣性を向上させることができる。
また、本実施形態のデータ配信システムSは、通信端末装置の種別毎に特性データを配信することによって、通信端末装置の種別毎にコンテンツデータを用意する必要もなく、種々の通信端末装置にて各コンテンツデータを的確に出力させることができるので、容易にかつ低コストにてコンテンツデータを配信することができる。
また、本実施形態のデータ配信システムSは、特性データを配信する際に、当該特性データが配信される携帯用電話機100の種別を判断するとともに、判断された携帯用電話機100の種別に基づいて当該配信される音データにおける特性データを配信する。
したがって、本実施形態のデータ配信システムSは、音データの配信指示を行う際に、通信端末装置のユーザにおける当該通信端末装置の種別の特定を行うための操作が不要となるので、当該ユーザの音データの配信時における煩雑さを解消させることができる。
なお、本実施形態では、DSP処理部140において拡声されるべき音データの周波数特性を調整するようになっているが、勿論、当該音データを音信号に変換した後に、音信号に対して周波数特性を調整するようにしてもよい。
また、本実施形態では、携帯用電話機100を用いて説明しているが、勿論、音データの送受信および拡声が可能な通信端末装置であれば本発明を適用することができる。
また、本実施形態の受信表示処理および送信処理では、コンテンツデータとして音データが送受信された後に特性データが送受信されるようになっているが、音データが送受信される前に、携帯用電話機100の種別を判別して特性データを送受信するようにしてもよい。
また、本実施形態の携帯用電話機100は、上述のように、音データの再生処理を行うようになっているが、当該携帯用電話機100にコンピュータおよび記録媒体を備えるとともに、この再生処理を実行する制御プログラムを記録媒体に格納し、このコンピュータで当該各制御プログラムを記録媒体から読み込むことによって上述と同様の再生処理を行うようにしてもよい。
〔第2実施形態〕
次に、図6および図7を用いてコンテンツデータを携帯用電話機100に配信するデータ配信システムSの第2実施形態について説明する。
本実施形態のデータ配信システムSは、第1実施形態において、音データを配信し、当該配信された音データを特性データに基づいて拡声する点に代えて、動画像データを含む画像データを配信し、当該配信された画像データを特性データに基づいて表示する点に特徴があり、その他の構成は、第1実施形態と同様であるため、同一部材には同一の番号を付してその説明を省略する。
また、本実施形態における送信処理および受信処理は、第1実施形態における送信処理および受信処理と送受信されるデータの種別が異なるだけでその他の処理は同一であるため、本実施形態における送信処理および受信処理の説明は省略する。
まず、本実施形態の携帯用電話機100における特徴的な部材の構成について説明する。
本実施形態の電話機用通信制御部110は、操作者の指示に基づいて、サーバ装置300からJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)形式、GIF(Graphics Interchange Format)形式、PNG(Portable Network Graphics)形式、BMP(Bit MaP)形式、MPEG−2(Moving Picture Coding Experts Group Layer-2)形式、MPEG−4(Moving Picture Coding Experts Group Layer-4)形式などの所定形式を有する画像データを取得するようになっている。
また、この電話機用通信制御部110は、当該画像データを表示する際における画像特性および出力特性を視聴回数に基づいて調整するためのデータであって、当該視聴回数に対応した複数の調整データを有する特性データを各コンテンツデータ毎に取得するようになっており、各コンテンツデータと特性データをそれぞれ対応付けてデータ格納部120に格納するようになっている。
一方、この電話機用通信制御部110は、第1実施形態と同様に、サーバ装置300と通信を行うことによって音データを取得する際に、当該通信端末装置の種別を判断させるとともに当該通信端末装置に該当する特性データを送信させるために、当該通信端末装置の種別情報または識別情報を示すUIDをサーバ装置300に送信するようになっている。
なお、本実施形態のサーバ装置300におけるサーバ用データベース320には、所定形式を有する複数の画像データが特性データとともに記憶されており、本実施形態のデータ格納部120には、第1実施形態における音データと同様に、画像データと当該画像データにおける特性データとが対応付けて記憶されている。
本実施形態の表示制御部200は、電話機用システム制御部160の制御の下、他の電話機との通話や他の通信端末装置と通信を行う際に、または、視聴を行うために構成された画像データを再生する際に、表示部190に種々の画像を表示するための表示データを生成するようになっている。
特に、本実施形態の表示制御部200は、表示すべき画像データの出力特性の調整に関しては、電話機用システム制御部160の制御の下、画像データを再生する際に当該画像データの特性データおよび視聴回数に基づいて、出力特性を調整する際の調整値が設定されるようになっており、当該設定され調整値に基づいて、表示データを生成するようになっている。
例えば、本実施形態の表示制御部200は、表示される画像の輝度の特性を示す輝度特性、当該表示される画像の明度を示すコントラスト、当該表示される画像の解像度を示す画質特性(シャープネス)、画像の階調応答特性における数値補正を行うためのγ補正値などの各画像特性を調整するとともに、表示部190に表示可能なサイズを示す画像サイズ(フレームサイズ)、1秒間の画面更新量を示すフレームレート、ピクセル数および画像表示における縦横の回転制御など各画像の出力特性を調整するようになっており、後述するように、電話機用システム制御部160の制御の下、画像データを再生する際に当該音データの特性データおよび視聴回数に基づいて、各特性の調整値が設定されるようになっている。
また、この表示制御部200は、画像データが再生される際に当該各調整値によって表示データを生成して電力増幅器150に出力するようになっている。なお、例えば、本実施形態における表示制御部200は、本発明の調整手段を構成する。
次に、図7を用いて本実施形態の携帯用電話機100における視聴回数に基づく再生処理について説明する。なお、図7は、本実施形態の携帯用電話機100における視聴回数に基づく再生処理の動作を示すフローチャートである。
以下の説明では、データ格納部120には、上述の受信処理によって既に複数の画像データが特性データとともに格納されているものとする。
まず、電話機用システム制御部160が、操作部180を介して操作者の表示指示を検出すると(ステップS21)、電話機用システム制御部160は、表示制御部200を制御してデータ格納部120に既に格納されている画像データの一覧を示す一覧表データを生成するとともに、生成された一覧表データを、表示制御部200を制御して表示部190に表示させ、操作者における画像データの特定指示、すなわち、一の画像データにおける選択が入力されるまで待機する(ステップS22)。
次いで、操作部180を介して表示されている一覧表データから一の画像データが選択され、電話機用システム制御部160が画像データの特定指示を検出すると(ステップS23)、電話機用システム制御部160は、該当する画像データに対応する視聴回数データをデータ格納部120から読み出して当該画像データの視聴回数を認識する(ステップS24)。
次いで、電話機用システム制御部160は、当該読み出した視聴回数データによって示される視聴回数に「1」を加算して当該視聴回数データを更新する(ステップS25)。
次いで、電話機用システム制御部160は、認識した視聴回数データに基づいて当該画像データにおける特性データから視聴回数に対応する調整データを読み出して表示制御に各調整値を設定する(ステップS26)。
最後に、電話機用システム制御部160は、表示制御部200にデータ格納部120から該当する画像データを読み出して表示データを生成させるとともに、表示部190に表示データに基づいて画像を表示させ(ステップS27)、本動作を終了させる。
なお、本実施形態において動画像データの場合には、ステップS27の処理にて動画像データの再生が開始され、表示制御部200は、動画像データの再生が開始されると、動画像データの読み出しが終了するまで、当該動画像データの再生を行い、当該動画像データの読み出しが終了すると当該動画像データの再生を終了する。
以上本実施形態のデータ配信システムSは、携帯用電話機100における指示に基づいて、当該携帯用電話機100によって指定されたコンテンツデータとしての画像データを当該携帯用電話機100に配信するとともに、画像データが配信される携帯用電話機100に対して、当該配信される画像データにおける視聴回数に基づいて当該画像データが携帯用電話機100にて出力される際の出力特性を変化させる特性データを配信する。
したがって、このデータ配信システムSは、第1実施形態と同様に、コンテンツデータとしての画像データが出力される毎に出力特性が異なり、操作者は繰り返しコンテンツデータを出力させたとしても倦怠感を生じさせず、かつ、操作者に対して出力の変化に対する期待感を持たせることができるので、コンテンツデータの出力に対して興趣性を向上させることができる。
また、本実施形態のデータ配信システムSは、通信端末装置の種別毎に特性データを配信し、通信端末装置の種別毎にコンテンツデータを用意する必要もなく、種々の通信端末装置にて各コンテンツデータを的確に出力させることができるので、容易にかつ低コストにてコンテンツデータを配信することができる。
また、本実施形態のデータ配信システムSは、特性データを配信する際に、当該特性データが配信される携帯用電話機100の種別を判断するとともに、判断された携帯用電話機100の種別に基づいて当該配信される画像データにおける特性データを配信する。
したがって、本実施形態のデータ配信システムSは、画像データの配信指示を行う際に、通信端末装置のユーザにおける当該通信端末装置の種別の特定を行うための操作が不要となるので、当該ユーザの画像データの配信時における煩雑さを解消させることができる。
なお、本実施形態では、携帯用電話機100を用いて説明しているが、勿論、画像データの送受信および表示が可能な通信端末装置であれば本発明を適用することができる。
また、本実施形態の受信表示処理および送信処理では、コンテンツデータとして画像データが送受信された後に特性データが送受信されるようになっているが、画像データが送受信される前に、携帯用電話機100の種別を判別して特性データを送受信するようにしてもよい。
また、本実施形態の携帯用電話機100は、上述のように、画像データの再生処理を行うようになっているが、当該携帯用電話機100にコンピュータおよび記録媒体を備えるとともに、この再生処理を実行する制御プログラムを記録媒体に格納し、このコンピュータで当該各制御プログラムを記録媒体から読み込むことによって上述と同様の再生処理を行うようにしてもよい。
第1実施形態のデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 本願に係る携帯用電話機における第1実施形態の構成を示す構成図である。 本願に係るサーバ装置における第1実施形態の構成を示す構成図である。 第1実施形態の携帯用電話機およびサーバ装置において音データを配信する際の送信処理および受信拡声を行う受信拡声処理の動作を示すフローチャート(I)である。 第1実施形態の携帯用電話機およびサーバ装置において音データを配信する際の送信処理および受信拡声を行う受信拡声処理の動作を示すフローチャート(II)である。 第1実施形態の携帯用電話機における視聴回数に基づく再生処理の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態の携帯用電話機における視聴回数に基づく再生処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
S … データ配信システム
100 … 携帯用電話機
110 … 電話機用通信制御部
120 … データ格納部
130 … データ再生部
140 … DSP処理部
150 … 電力増幅器
160 … システム制御部
170 … ROM/RAM
180 … 操作部
190 … 表示部
200 … 表示制御部
210 … 音声処理部
220 … 受話制御部
M … マイクロホン
SP1 … 呼出音拡声用スピーカ
SP2 … 受話用スピーカ
300 … サーバ装置
310 … サーバ用通信制御部
320 … サーバ用データベース
330 … 種別判断部
340 … サーバ用システム制御部

Claims (8)

  1. 通信端末装置に操作者が自己の希望により視聴することを目的として構成されたコンテンツデータを配信するデータ配信装置において、
    通信端末装置にて表示出力または拡声出力の少なくとも何れか一方の出力態様によって出力されるコンテンツデータと、当該コンテンツデータにおける前記操作者による視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが通信端末装置にて出力される際の出力特性を変化させる特性データとが予め記憶されたデータベースと、
    前記通信端末装置における指示に基づいて、当該通信端末装置によって指定された前記コンテンツデータを当該通信端末装置に配信する第1配信手段と、
    前記コンテンツデータが配信される通信端末装置に対して、当該配信されるコンテンツデータにおける前記特性データを配信する第2配信手段と、
    を備えることを特徴とするデータ配信装置。
  2. 請求項1に記載のデータ配信装置において、
    前記データベースには、各コンテンツデータとして音データが記憶されているとともに、一の前記特性データとして前記通信端末装置にて音データが拡声出力される際の拡声に関する周波数特性を前記視聴回数に基づいて調整するための当該視聴回数に対応した複数の調整データが記憶されていることを特徴とするデータ配信装置。
  3. 請求項1に記載のデータ配信装置において、
    前記データベースには、各コンテンツデータとして通信端末装置に表示される画像を構成する画像構成データが記憶されているとともに、一の前記特性データとして前記通信端末装置にて画像構成データが表示出力される際の表示に関する特性を前記視聴回数に基づいて調整するための当該視聴回数に対応した複数の調整データが記憶されていることを特徴とするデータ配信装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載のデータ配信装置において、
    前記データベースには、各コンテンツデータ毎にかつ前記通信端末装置の種別毎に前記特性データが記憶されていることを特徴とするデータ配信装置。
  5. 請求項4に記載のデータ配信装置において、
    前記特性データを配信する際に、当該特性データが配信される通信端末装置の種別を判断する判断手段を更に備え、
    前記第2配信手段が、前記判断された通信端末装置の種別に基づいて当該配信されるコンテンツデータにおける前記特性データを配信することを特徴とするデータ配信装置。
  6. 通信端末装置に操作者が自己の希望により視聴することを目的として構成されたコンテンツデータを配信するデータ配信方法において、
    データ配信装置に予め記憶された前記コンテンツデータであって、前記通信端末装置における指示に基づいて、当該通信端末装置にて表示出力または拡声出力の少なくとも何れか一方の出力態様によって出力されるコンテンツデータを当該通信端末装置に配信する第1配信工程と、
    前記コンテンツデータが配信される通信端末装置に対して、前記各コンテンツデータ毎にデータ配信装置に予め記憶されたデータであって、当該コンテンツデータにおける前記操作者による視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが通信端末装置にて出力される際の出力特性を変化させる特性データを配信する第2配信工程と、
    を含むことを特徴とするデータ配信方法。
  7. 通信端末装置に操作者が自己の希望により視聴することを目的として構成されたコンテンツデータを取得して表示出力または拡声出力の少なくとも何れか一方の出力態様によってデータ出力を行う通信端末装置であって、
    前記コンテンツデータを配信するデータ配信装置から通信回線を介して当該コンテンツデータを取得する第1取得手段と、
    前記コンテンツデータにおける前記操作者による視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが通信端末装置にて出力される際の出力特性を変化させる特性データであって、当該通信端末装置にて表示される際の表示に関する表示特性または当該通信端末装置の拡声される際の拡声に関する周波数特性の何れか一方の出力特性を示す特性データを、前記取得されたコンテンツデータの出力態様に応じて取得する第2取得手段と、
    前記取得したコンテンツデータを前記出力態様に応じて出力する出力制御手段と、
    前記取得されたコンテンツデータを出力する際に、前記視聴回数および前記特性データに基づいて出力されるコンテンツデータにおける出力特性を調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  8. 通信端末装置によって、操作者が自己の希望により視聴することを目的として構成されたコンテンツデータを取得して表示出力または拡声出力の少なくとも何れか一方の出力態様にてデータ出力を行うデータ出力プログラムであって、
    前記通信端末装置を、
    前記コンテンツデータと、当該コンテンツデータにおける前記操作者による視聴回数に基づいて当該コンテンツデータが通信端末装置にて出力される際の出力特性を変化させる特性データであって、当該通信端末装置にて表示される際の表示に関する表示特性または当該通信端末装置の拡声される際の拡声に関する周波数特性の何れか一方の出力特性を示す特性データと、を所定の記憶手段から取得する取得手段、
    前記取得したコンテンツデータを前記出力態様に応じて出力する出力制御手段、
    前記取得されたコンテンツデータを出力する際に、前記視聴回数および前記特性データに基づいて出力されるコンテンツデータにおける出力特性を調整する調整手段、
    として機能させることを特徴とするデータ出力プログラム。
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