JP2005020435A - 拡声機能付き移動電話機、拡声方法およびそのプログラム - Google Patents

拡声機能付き移動電話機、拡声方法およびそのプログラム Download PDF

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浩志 脇柄
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Abstract

【課題】レシーバをマイクロホンとして使用し、従来のマイクロホンと共に話者音声を集音し、着信音を出力するスピーカから拡声する。
【解決手段】待ち受けモード、通話モードに加え、拡声モードを備え、拡声モード時には、レシーバをマイクロホンとして作動させたとき出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器と、待ち受けモード、通話モードにおける音声変換部と受話増幅器を接続する受話信号路および第1の送話増幅器と音声変換部を接続する送話信号路を遮断し、且つスピーカ増幅器に入力する呼出信号路を遮断し、第1および第2の送話増幅器が出力する話者音声信号を合成しスピーカ増幅器へ接続し、且つスピーカ増幅器が出力する第1および第2の送話増幅器からの話者音声信号をユーザの要求によりスピーカまたはイヤホンジャックへ接続する信号経路切替部を有する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は拡声機能付き移動電話機に関し、特にハンドマイクとして使用可能な移動電話機の拡声方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の周囲に音声信号を拡声して情報伝達するために拡声装置が使用される。また、災害時における被害者の救護や混乱する災害現場における群集の誘導等にも拡声装置が使用される。
このような場合に使用される従来の拡声装置は、大型で重いため持ち運びに不便であり、また長時間の使用においては使用者の肉体的疲労は免れない。
一方、突然の災害等により崩壊した家屋やビルの下敷きになった人が救助を求める場面では、負傷、疲労等で大声が出せない場合も予測される。
このような場合、携帯している移動電話を使用して緊急連絡先へ発信して救助を求めることは可能であるが、このような災害時においては電話回線が輻輳して緊急連絡先との接続は困難な場合が多い。
このような場合に電話回線を通じて緊急連鎖機へ救助を求めるのではなく、自己が携帯している移動電話機を拡声装置として使用することができれば便利であるが、従来の移動電話機のスピーカからは着信音や着信メロディーもしくは通話相手の音声を出力するが、自分の声をスピーカから出力する機能はなかった。
また、ハンズフリー機能を備えた移動電話機であっても自分の声は自分の電話機からは出力されない。
【0003】
従って、日常携帯している移動電話を使用して自分の声を拡声することができる拡声機能付き移動電話機が望まれる。
【0004】
拡声機能を備えた移動電話機が下記公報に提案されている。
例えば、局を介して通常の通信を行う公衆モードと、PHS端末装置をコードレス電話の子機として使用する家庭モードと、PHS端末装置をPBXの端末として使用するオフィスモードと、局を介さずに他のPHS端末装置と直接通信を行うトランシーバモードとから成る通信モードに対応して拡声通信機能の使用の有無を示す拡声選択情報を記憶手段に予め設定しておき、ユーザのキー操作情報がトランシーバモードの設定要求であったとき、記憶手段を検索しトランシーバモードに対応して記憶されている拡声選択情報が拡声通話であるとき、無線部が相手のPHS端末装置から受信した音声信号をスピーカから十分な音量で拡声させ、ユーザおよび付近の人に同時に相手のPHS端末装置からの音声を聴取可能とするPHS端末装置が、特開平11−308166号公報に提案されている(第1の従来技術)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−308166号公報(段落番号0012〜0020、図1〜4)
また、受話音声信号および着信音信号用として第1スピーカと、着信音信号用として第2のスピーカとを備え、第1のスピーカを受話音声用として使用するか拡声用として使用するかの鳴動設定を予め登録しておき、待ち受け状態において着呼信号を検出すると、第1のスピーカの鳴動設定が「拡声用」か否かを判定し「拡声用」であるとき、第1のスピーカおよび第2のスピーカから着信音を拡声し、「受話音声用」であるときは、第2のスピーカらのみ着信音を出力し、着呼を認識したユーザの通話開始キー操作を検出すると着信音を停止すると共に登録されている鳴動設定を検索し第1のスピーカが「拡声用」であるか否かを判定し、「拡声用」である場合は受話音声信号を受話音声用AMPを介して第1のスピーカからのみ出力し、鳴動設定が「拡声用」でない場合には受話音声信号を受話音声用AMPを介して第1のスピーカからのみ出力し、また、インターネットを介してダウンロードし記憶してある音楽データを再生する場合には、第1のスピーカの鳴動設定を「拡声用」に設定することにより、音楽信号を第1のスピーカおよび第2のスピーカの双方から出力する携帯イ電話機が、特開2002−118642号公報に提案されている(第2の従来技術)。
【0006】
【特許文献2】
特開2002−118642号公報(段落番号0024〜0047、図 2〜5)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した第1の従来技術は、トランシーバモードのとき相手のPHS端装置から受信した音声信号を通常のレシーバとして使用さされるスピーカと異なる専用の拡声手段(増幅部およびスピーカ)により出力し、ユーザと共に周囲の人が相手のPHS端装置からの音声を聴取するものであり、PHS端末装置や携帯電話装置のマイクロホンからユーザ自身が入力した音声をスピーカで拡声して、周囲に報知せしめるものではない。
また、第2の従来技術は、受話音声信号および着信音信号用として第1スピーカと、着信音信号用として第2のスピーカとを備え、着信音や音楽信号は第1のスピーカと第2のスピーカの双方から出力し、受話信号は第1のスピーカからのみ出力するものであり、PHS端末装置や携帯電話機のマイクロホンからユーザ自身が入力した音声をスピーカで拡声して、周囲に報知せしめるものではない。
【0008】
このように第1および第2の従来技術では、移動電話機(携帯電話機)を拡声装置として使用することができない。
【0009】
本発明の目的は、通常の通話時に受話信号を出力するレシーバをマイクロホンとして使用し、通常の通話時に話者音声を集音するマイクロホンと共に話者音声を集音し、着信時に着信音を出力するスピーカから拡声する拡声機能付き移動電話機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の拡声機能付き移動電話機は、発信元の移動電話機と着信先の移動電話機とを基地局を介して無線回線で接続し通話を行う移動電話機において、前記移動電話機が具備する受話音声信号を出力するためのレシーバを第2のマイクロホンとして作動させ、前記移動電話機が具備する話者音声を集音するためのマイクロホンを第1のマイクロホンとして作動させ、前記第1のマイクロホンがユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号と、前記第2のマイクロホンが前記ユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号とを合成、増幅して前記移動電話機が具備する着信音を出力するためのスピーカから所定の音量で拡声する拡声機能を有することを特徴とする。
【0011】
また、発信元の移動電話機と着信先の移動電話機とを基地局を介して無線回線で接続し通話を行う移動電話機において、前記移動電話機の待ち受けモード、通話モードに加え、前記移動電話機のユーザが発する音声を、着信音を出力するためのスピーカを利用して所定の音量で拡声する拡声モードを備え、前記拡声モード時には前記待ち受けモード、前記通話モードにおける装置内部の送話信号路および受話信号路を遮断し、前記移動電話機が具備する受話音声信号を出力するためのレシーバを第2のマイクロホンとして作動させ、前記移動電話機が具備する話者音声を集音するためのマイクロホンを第1のマイクロホンとして作動させ、前記第1のマイクロホンがユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号と、前記第2のマイクロホンが前記ユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号とを合成、増幅して前記移動電話機が具備する着信音を出力するためのスピーカから所定の音量で拡声する信号経路に切り替える信号経路切替手段を有することを特徴とする。
【0012】
また、発信元の移動電話機と着信先の移動電話機とを基地局を介して無線回線で接続し通話を行う受話信号を出力するレシーバと、ユーザが発する音声を集音するマイクロホンと、着信音を出力するスピーカと、電力制御機能や周波数切替機能を備える通信制御部と、送話音声信号および受話音声信号のデジタルデータとアナログデータの変換機能を備える音声変換部と、ダイヤルキー、ファンクションキーからなる操作部と、前記操作部の操作情報を検出するキー入力制御部と、電話番号、文字情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する表示制御部と、種々機能を実行するためのプログラムおよび情報を記憶するメモリと、前記音声変換部が出力する受話信号を増幅し前記レシーバへ出力する受話増幅器と、前記マイクロホンが集音した話者音声信号を増幅し前記音声変換部へ出力する第1の送話増幅器と、呼出信号を増幅し前記スピーカへ出力するスピーカ増幅器と、前記移動電話機全体を制御する中央処理装置と、イヤホンジャックとを有する移動電話機において、前記移動電話機の待ち受けモード、通話モードに加え、前記移動電話機のユーザが発する音声を前記スピーカを利用して拡声する拡声モードを備え、前記拡声モード時には、前記レシーバをマイクロホンとして作動させたとき出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器と、前記待ち受けモード、通話モードにおける前記音声変換部と前記受話増幅器を接続する受話信号路および前記第1の送話増幅器と前記音声変換部を接続する送話信号路を遮断し、且つ前記スピーカ増幅器に入力する呼出信号路を遮断し、前記第1の送話増幅器が出力する話者音声信号と前記第2の送話増幅器が出力する前記話者音声信号を合成し前記スピーカ増幅器へ接続し、且つ前記スピーカ増幅器が出力する前記第1の送話増幅器および第2の送話増幅器からの話者音声信号をユーザの要求により前記スピーカまたは前記イヤホンジャックへ接続する信号経路切替部とを有することを特徴とする。
【0013】
また、前記中央処理装置は、前記拡声モード時に前記ユーザの所定のキー操作に応じて前記スピーカ増幅器の利得を制御する音量制御手段と、前記音量制御手段により調整された音量レベルを前記表示部へ表示する音量表示制御手段を有することを特徴とする。
【0014】
また、前記中央処理装置は、前記拡声モード時および拡声モードによる前記ユーザの発する音声を拡声中に着信を検出したとき、前記スピーカを鳴動すること無く前記表示部に着信メッセージを表示させ、所定時間経過するまでに応答が無かったとき不応答メッセージを発信元に送信し着信呼を切断し、前記所定時間経過するまでに応答があったとき前記信号経路切替部を制御して通話モードに対応する信号経路を設定させ、通話が終了したとき前記信号経路切替部を制御して拡声モードに対応する信号経路を設定させる着信制御手段を有することを特徴とする。
【0015】
また、前記レシーバは、可逆性音響変換素子であることを特徴とする。
【0016】
本発明の拡声機能付き移動電話機の拡声方法は、発信元の移動電話機と着信先の移動電話機とを基地局を介して無線回線で接続し通話を行う受話信号を出力するレシーバと、ユーザが発する音声を集音するマイクロホンと、着信音を出力するスピーカと、電力制御機能や周波数切替機能を備える通信制御部と、送話音声信号および受話音声信号のデジタルデータとアナログデータの変換機能を備える音声変換部と、ダイヤルキー、ファンクションキーからなる操作部と、前記操作部の操作情報を検出するキー入力制御部と、電話番号、文字情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する表示制御部と、種々機能を実行するためのプログラムおよび情報を記憶するメモリと、前記音声変換部が出力する受話音声信号を増幅し前記レシーバへ出力する受話増幅器と、前記マイクロホンが集音した話者音声信号を増幅し前記音声変換部へ出力する第1の送話増幅器と、呼出信号を増幅し前記スピーカへ出力するスピーカ増幅器と、前記移動電話機全体を制御する中央処理装置と、イヤホンジャックとを有する移動電話機において、前記レシーバをマイクロホンとして作動させたとき出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器と、前記移動電話機の待ち受けモード、通話モードにおける前記音声変換部と前記受話増幅器を接続する受話信号路および前記第1の送話増幅器と前記音声変換部を接続する送話信号路を遮断し、且つ前記スピーカ増幅器に入力する呼出信号路を遮断し、前記第1の送話増幅器が出力する話者音声信号と前記第2の送話増幅器が出力する前記話者音声信号を合成し前記スピーカ増幅器へ接続し、且つ前記スピーカ増幅器が出力する前記第1の送話増幅器および第2の送話増幅器からの話者音声信号をユーザの要求により前記スピーカまたは前記イヤホンジャックへ接続する信号経路を設定する拡声モードの設定を処理するステップと、前記拡声モードの設定ステップにより拡声モードが設定された状態において前記ユーザが発する音声の拡声を処理するステップと、拡声モードが設定された状態における着信、または前記ユーザが発する音声の拡声中における着信を処理するステップとを有することを特徴とする。
【0017】
また、前記拡声モードの設定を処理ステップは、拡声モードが設定された初期状態において、前記ユーザのモード切替操作を検出する第1のステップと、第1のステップで検出したモード切替操作情報が拡声モード設定要求か否かを判定する第2のステップと、第2のステップにおける判定が拡声モード設定要求であるとき、前記レシーバがマイクロホンとして作動し前記ユーザが発する音声を集音して出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器の出力信号と、前記マイクロホンが前記ユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号を増幅する第1の送話増幅器の出力信号とを前記スピーカ増幅器の入力に接続するように信号経路を設定する第3のステップと、前記メモリに現在のモードが拡声モードである旨を記録する第4のステップと、第2のステップにおける判定が拡声モード設定要求でないとき、拡声モード解除要求か否かを判定する第5のステップと、第5のステップにおける判定結果が拡声モード解除要求でないとき第2のステップへ移行し、第5のステップにおける判定結果が拡声モード解除要求であるとき前記待ち受けモード時の信号経路を設定する第6のステップと、前記メモリに現在のモードが待ち受けモードである旨を記録する第7のステップとを有することを特徴とする。
【0018】
また、拡声モードが設定された状態において前記ユーザが発する音声の拡声を処理するステップは、拡声モードが設定された初期状態において、前記ユーザが発する音声を前記マイクロホンおよび前記レシーバにより集音し出力する話者音声信号を所定の音量で前記スピーカから拡声する第8のステップと、前記ユーザの所定のキー操作による拡声音量調整操作に応答して前記スピーカを駆動するスピーカ増幅器の利得を制御する第9のステップと、第9のステップにおいて調整した拡声音量レベルを前記表示部に表示する第10のステップと、前記ユーザが発する音声の拡声中における着信の有無を監視する第11のステップと、着信が無かったとき拡声を継続し、拡声が終了したとき前記初期状態に移行する第12のステップを有することを特徴とする。
また、拡声モードが設定された状態における着信を処理するステップは、拡声モードが設定された初期状態において、着信の有無を監視する第13のステップと、着信が無かったとき前記初期状態に移行し、第13のステップで着信を検出したとき、および前記第11のステップ拡声中に着信を検出したとき前記スピーカを鳴動させること無く前記表示部に着信がある旨の着信メッセージを表示する第14のステップと、前記着信メッセージの前記表示部への着信と同時にタイマを起動しユーザの応答を監視する第15のステップと、前記タイマがタイムアウトを検出する第16のステップと、前記タイマがタイムアウトするまでの間に第15のステップで前記ユーザの応答を検出できなかったとき着信に応答できない旨の不応答メッセージを発信元へ送信して着信呼を切断し前記初期状態へ移行する第17のステップと、第15のステップにおいて前記ユーザの応答を検出したとき呼接続処理を行い、通話モード時の信号経路を設定する第18のステップと、前記メモリに現在にモードが通話モードである旨を記録し通話状態に移行する第19のステップと、通話の終了を検出したとき拡声モード時の信号経路を設定する第20のステップと、前記メモリに現在のモードが拡声モードである旨を記録し前記初期状態に移行する第21のステップを有することを特徴とする。
【0019】
本発明の拡声機能付き移動電話機の拡声プログラムは、発信元の移動電話機と着信先の移動電話機とを基地局を介して無線回線で接続し通話を行う受話信号を出力するレシーバと、ユーザが発する音声を集音するマイクロホンと、着信音を出力するスピーカと、電力制御機能や周波数切替機能を備える通信制御部と、送話音声信号および受話音声信号のデジタルデータとアナログデータの変換機能を備える音声変換部と、ダイヤルキー、ファンクションキーからなる操作部と、前記操作部の操作情報を検出するキー入力制御部と、電話番号、文字情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する表示制御部と、種々機能を実行するためのプログラムおよび情報を記憶するメモリと、前記音声変換部が出力する受話音声信号を増幅し前記レシーバへ出力する受話増幅器と、前記マイクロホンが集音した話者音声信号を増幅し前記音声変換部へ出力する第1の送話増幅器と、呼出信号を増幅し前記スピーカへ出力するスピーカ増幅器と、前記移動電話機全体を制御する中央処理装置と、イヤホンジャックとを有する移動電話機において、前記レシーバをマイクロホンとして作動させたとき出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器と、前記移動電話機の待ち受けモード、通話モードにおける前記音声変換部と前記受話増幅器を接続する受話信号路および前記第1の送話増幅器と前記音声変換部を接続する送話信号路を遮断し、且つ前記スピーカ増幅器に入力する呼出信号路を遮断し、前記第1の送話増幅器が出力する話者音声信号と前記第2の送話増幅器が出力する前記話者音声信号を合成し前記スピーカ増幅器へ接続し、且つ前記スピーカ増幅器が出力する前記第1の送話増幅器および第2の送話増幅器からの話者音声信号をユーザの要求により前記スピーカまたは前記イヤホンジャックへ接続する信号経路を設定する拡声モードの設定を処理するステップと、前記拡声モードの設定ステップにより拡声モードが設定された状態において前記ユーザが発する音声の拡声を処理するステップと、拡声モードが設定された状態における着信、または前記ユーザが発する音声の拡声中における着信を処理するステップを中央処理装置に実行させる。
また、前記拡声モードの設定を処理ステップは、拡声モードが設定された初期状態において、前記ユーザのモード切替操作を検出する第1のステップと、第1のステップで検出したモード切替操作情報が拡声モード設定要求か否かを判定する第2のステップと、第2のステップにおける判定が拡声モード設定要求であるとき、前記レシーバがマイクロホンとして作動し前記ユーザが発する音声を集音して出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器の出力信号と、前記マイクロホンが前記ユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号を増幅する第1の送話増幅器の出力信号とを前記スピーカ増幅器の入力に接続するように信号経路を設定する第3のステップと、前記メモリに現在のモードが拡声モードである旨を記録する第4のステップと、第2のステップにおける判定が拡声モード設定要求でないとき、拡声モード解除要求か否かを判定する第5のステップと、第5のステップにおける判定結果が拡声モード解除要求でないとき第2のステップへ移行し、第5のステップにおける判定結果が拡声モード解除要求であるとき前記待ち受けモード時の信号経路を設定する第6のステップと、前記メモリに現在のモードが待ち受けモードである旨を記録する第7のステップを中央処理装置に実行させる。
また、拡声モードが設定された状態において前記ユーザが発する音声の拡声を処理するステップは、拡声モードが設定された初期状態において、前記ユーザが発する音声を前記マイクロホンおよび前記レシーバにより集音し出力する話者音声信号を所定の音量で前記スピーカから拡声する第8のステップと、前記ユーザの所定のキー操作による拡声音量調整操作に応答して前記スピーカを駆動するスピーカ増幅器の利得を制御する第9のステップと、第9のステップにおいて調整した拡声音量レベルを前記表示部に表示する第10のステップと、前記ユーザが発する音声の拡声中における着信の有無を監視する第11のステップと、着信が無かったとき拡声を継続し、拡声が終了したとき前記初期状態に移行する第12のステップを中央処理装置に実行させるプログラム。
また、拡声モードが設定された状態における着信を処理するステップは、拡声モードが設定された初期状態において、着信の有無を監視する第13のステップと、着信が無かったとき前記初期状態に移行し、第13のステップで着信を検出したとき、および前記第11のステップ拡声中に着信を検出したとき前記スピーカを鳴動させること無く前記表示部に着信がある旨の着信メッセージを表示する第14のステップと、前記着信メッセージの前記表示部への着信と同時にタイマを起動しユーザの応答を監視する第15のステップと、前記タイマがタイムアウトを検出する第16のステップと、前記タイマがタイムアウトするまでの間に第15のステップで前記ユーザの応答を検出できなかったとき着信に応答できない旨の不応答メッセージを発信元へ送信して着信呼を切断し前記初期状態へ移行する第17のステップと、第15のステップにおいて前記ユーザの応答を検出したとき呼接続処理を行い、通話モード時の信号経路を設定する第18のステップと、前記メモリに現在にモードが通話モードである旨を記録し通話状態に移行する第19のステップと、通話の終了を検出したとき拡声モード時の信号経路を設定する第20のステップと、前記メモリに現在のモードが拡声モードである旨を記録し前記初期状態に移行する第21のステップを中央処理装置に実行させる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の拡声機能付き移動電話機の外観を示す図であり(A)は正面、(B)は背面を示す図、図2は本発明の拡声機能付き移動電話機の主要回路の構成を示す図、図3は本発明の拡声モードの設定および解除の処理を説明するためのフローチャート、図4は本発明の拡声モードの処理を説明するためのフローチャート、図5は本発明の拡声モード時における信号経路の切替を説明するための図である。
【0021】
本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
最初に図1を参照して拡声機能付き移動電話機の外観構成について説明する。
図1に示す拡声機能付き移動電話機1の正面には、筐体上部に受話口21、筐体下部に送話口22が、略中央には通話ボタン3および機能キー4が、通話ボタン3および機能キー4と受話口21との間には表示部2が、通話ボタン3および機能キー4と送話口22との間には複数のダイヤルボタン5がそれぞれ配設され、また筐体右側面にはイヤホンジャック20が配設され、更に背面にはスピーカ23が配設されている。
スピーカ23は、待ち受け状態における着信時には呼出音やアラーム音を出力し、拡声モード時にはユーザの話者音声を出力する。
受話口21は内部にレシーバを備え、通話モードには受話音声を出力し、拡声モード時にはユーザの話者音声を集音するマイクロホンとして動作する可逆性音響変換素子が使用されている。
送話口22は内部にマイクロホンを備え通話モードおよび拡声モード時に話者音声を集音する。このマイクロホンもレシーバと同様可逆性音響変換素子を使用する。
【0022】
表示部2は液晶パネル等で構成され、電話番号等の文字情報を表示する。通話ボタン3は通話開始時にユーザが操作し、機能キー4は所定の機能選択の際ユーザが操作し、拡声モード時に音量調整に使用する。ダイヤルボタン5は発信時のダイヤル入力に使用する。本発明の拡声モードの選択に使用する。
イヤホンジャック20は、イヤホンによる通話を行う場合に使用する。本発明の拡声モード時には外部スピーカを接続しユーザの話者音声を出力することができる。この場合にはスピーカ23からの話者音声の出力は停止する。
次に図2を参照して本発明の拡声機能付き移動電話機の回路構成について説明する。図2によれば表示部(図1の2)の表示を制御する表示制御部11と、ダイヤルボタン(図1の5)や機能キー(図1の4)等のキー入力情報を検出し、対応する制御情報を出力するキー入力制御部12と、移動電話機の種々情報を記録するメモリ13と、移動電話機全体を制御する中央処理装置(以下CPU)14と、着信を振動により報知するためのバイブレータ15と、電力制御機能や周波数切替機能を備えた通信制御部16と、送話信号および受話信号のデジタルデータとアナログデータの変換機能を備えた音声変換部17と、待ち受けモードおよび通話モード時の受話信号路および送話信号路を拡声モード時に切替える信号経路切替部18と、着信時の呼出音および拡声モード時の話者音声を所定のレベルに増幅するスピーカ増幅器19と、拡声モード時の話者音声信号を外部スピーカ(図示せず)へ出力するためのイヤホンジャック20と、受話口(レシーバ)21と、送話口(マイクロホン)22と、着信時の呼出音および拡声モード時の話者音声を出力するスピーカ23と、通話(通話モード)時の受話信号を増幅して受話口のレシーバへ出力する受話増幅器24と、拡声モード時に受話口のレシーバから入力される話者音声信号を増幅する送話増幅器2(第2の送話増幅器)25と、通話モードおよび拡声モード時に送話口のマイクロホンが集音した話者音声信号を増幅する送話増幅器1(第1の送話増幅器)26とから構成されている。
CPU14は、ユーザのダイヤルボタン5の所定のキー操作による拡声モード選択操作を検出したキー入力制御部12から拡声モード選択情報を受信すると、メモリ13に選択された現在のモード(拡声モード)を記憶すると共に、拡声モードを設定するために信号経路切替部18を制御して受話口21と送話口22を音声入力装置、スピーカ23またはイヤホンジャック20を音声出力装置とするように信号経路を確立する。
次に図3に図1、図2を併せて参照して本発明の拡声モードの設定および解除処理について説明する。
【0023】
拡声機能付き移動電話機が待ち受けモード(図3のステップS101)のとき、ユーザがダイヤルボタン5の所定のキーによりモード切替操作を行う(S102)と、キー入力制御部12はそのキー情報を検出し(S103)、CPU14へ通知する。
【0024】
CPU14は、通知されたキー情報が拡声モード設定要求であるか否かを判定する(S104)。判定結果が拡声モード設定要求である場合には、信号経路切替部18に対し拡声モード対応の信号経路の切替を指示する(S105)。
【0025】
信号経路切替部18による拡声モード対応の信号経路の設定が完了すると、現在(設定後)のモードが拡声モードである旨をメモリ13の所定のエリアに記憶し(S106)、拡声モードの設定を終了する(S107)。
【0026】
CPU14は、ステップS104における判定結果が拡声モード設定要求以外の場合には、拡声モード解除要求であるか否かを判定し(S108)、拡声モード解除要求で無かった場合はステップS104へ移行し、拡声モード解除要求であった場合には、信号経路切替部18に対し待ち受けモード対応の信号経路への切替(復旧)を指示する(S109)。
【0027】
信号経路切替部18による待ち受けモード対応の信号経路の設定が完了すると、現在モードが拡声モードである旨が記憶されていたメモリ13の所定のエリアを、現在(設定後)のモードが待ち受けモードである旨に書き替え(S110)、拡声モードの解除を終了する(S111)。
【0028】
ここで図5を参照して、信号経路切替部18による待ち受けモードおよび通話モードの場合と拡声モードの場合の信号経路の切替原理について説明する。
図5に示すように、待ち受けモードおよび通話モード時の場合は、信号変換部17から出力される受話信号は、スイッチS1の接点B,Aを介して受話増幅器24、スイッチS1の接点E、Dを介して受話口21に接続され、送話口22からの送話信号は送話増幅器1(第1の送話増幅器)26、スイッチS1の接点K,Lを介して音声変換部17へ接続されており、受話信号は受話口21から外部に出力され、ユーザの発生音声は送話口22で集音され送話信号として音声変換部17へ入力される。
また、待ち受けモードにおける着信時には、呼出信号がスイッチS2の接点S,R、スイッチS1の接点Q,Nを介してスピーカ増幅器19に接続され、スピーカ増幅器19の出力がスイッチS3の接点U,Vを介してスピーカ23に接続され、着信時に呼出信号がスピーカ23から出力される。
スイッチS2は着信に対し通話ボタン3の操作によるユーザの応答操作に連動して作動し、ユーザが応答操作したときS2が作動し呼出信号が遮断される。
拡声モードにおいて外部スピーカを使用して拡声する場合には、ユーザのダイヤルボタンによる所定の操作に連動してスイッチS3が作動し、スピーカ増幅器19の出力はスイッチS3の接点U,Wを介してイヤホンジャック20に接続された外部スピーカ(図示せず)に接続され、外部スピーカから拡声される。
スイッチS1は、ダイヤルボタン5の操作によるユーザの拡声モード設定要求に連動して作動し、受話口のレシーバが集音した話者音声信号はスイッチS1の接点D,F、送話増幅器2(第2の送話増幅器)25、スイッチS1の接点G,J、P,Nを介してスピーカ増幅器19に接続される。
送話口のマイクロホンが集音した話者音声信号は送話増幅器1(第1の送話増幅器)26を介してスイッチS1の接点K,M、P,Nを介してスピーカ増幅器19に接続される。
スピーカ増幅器19に接続された受話口のレシーバからの話者音声信号および送話口のマイクロホンからの話者音声信号は、スピーカ増幅器19により所定のレベルに増幅され、スイッチS3の接点U,Vを介してスピーカ23に接続され拡声される。
なお、図5に示す経路変換の原理図は説明を容易にするために、スイッチS1、S2、S3を使用したが、どのような方法であってもよい。例えばソフトウェアで実現することも可能である。
次に図4に図1、図2を併せて参照し本発明の拡声モード設定状態における動作について説明する。
図3に示す処理により拡声モードが設定されている状態(図4のステップS201)で送話口(マイクロホン)22および受話口(第1のスピーカ)21からユーザの発生音声を入力し(S202)、スピーカ(第2のスピーカ)23から拡声する(S203)。
スピーカ23から拡声される拡声音量を調整する場合には(S204)、機能キー4を操作する(S205)。
キー入力制御部12はそのキー情報を検出しCPU14へ通知する。CPU14は、通知されたキー情報を基にスピーカ増幅器19の利得を制御し(S207)、ユーザが要求した音量に設定する。
このとき、設定した音量レベルを表示制御部11を介して表示部2に表示する(S208)。
CPU14は、拡声中の着信を監視し(S209)、拡声中に着信が無いときは現在の拡声を継続し(S210)、拡声が終了すると(S211)ステップS201へ移行し、ステップS209において着信を検出した場合には、ステップS212へ移行し、以降のステップS212からS224の処理を実行する。なおこの処理については後述する。
【0029】
次に拡声モードが設定されて状態で着信または拡声中に着信があった場合の処理について説明する。
CPU14は、拡声モード設定状態で拡声を開始する前に通信制御部16から着信通知を受け着信有を判定すると(S212)、またはステップS209で拡声実行中に着信検出しとき(S209)、メモリ13を検索し現在拡声モードが設定されていることを認識すると着信メッセージを表示部2に表示する(S213)。このときスピーカ23への呼出音の接続は線路変換レジスタにより遮断されており、またバイブレータの動作も所定の方法で停止させる。
CPU14は、同時にタイマ(図示せず)を起動し(S214)、ユーザの応答操作を監視する(S215)。CPU14は、ユーザによる通話ボタン3の操作情報を検出することにより着信応答を検出する。
ユーザの応答が無いまま所定時間経過し、タイマのタイムアウトを検出すると(S216)、予め登録してある電話に出られない旨の不応答メッセージを通信制御部16を介して発信元へ送出し(S217)、着信呼の切断処理(S218)を行いステップS201へ移行する。
CPU14は、ステップS215でユーザの通話ボタン操作による応答を検出した場合には、所定の呼接続処理を行い(S219)、所定の呼接続処理が完了すると、信号経路切替部18に対し通話モード時の信号経路を設定(復旧)を指示する(S220)。
CPU14は、信号経路切替部が通話モード時の信号経路の設定を完了すると、メモリ13の所定のエリアに記憶されている拡声モードである旨の記録を通話モードに書き替え(S221)、通話状態となる(S222)。
CPU14は、通話の終了(S223)を検出すると、信号経路切替部18に拡声モード時の信号経路の設定を指示し(S224)、信号経路切替部18は図5に示す拡声モードに対応する信号経路を設定する。
CPU14は、信号経路切替部18が拡声モードに対応する信号経路の設定を終了すると、メモリ13の所定のエリアに記憶されている通話モードダル旨の記録を拡声モードである旨の記録に書き替え(S225)、ステップS201へ移行する。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、従来の移動電話機における待ち受けモードおよび通話モードに、拡声モードを加え、拡声モード時には、待ち受けモード時および通話モード時の音声変換部と受話増幅器間の受話信号路および音声変換部と送話増幅器間の送話信号路を遮断し、レシーバをマイクロホンとして作動させ、レシーバが集音した話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器を設け、第2の送話増幅器が出力する話者音声信号と、従来備えるマイクロホンが集音した話者音声信号を増幅する第1の送話増幅器が出力する話者音声信号とを合成して従来備えるスピーカ増幅器に入力する信号経路を設定し、着信音を出力するスピーカから拡声するので、移動電話機を拡声装置として使用することができる。
【0031】
また、レシーバが出力する話者音声信号のレベルをマイクロホンが出力する話者音声信号のレベルと同レベルになるように第2の送話増幅器の利得を設定することにより、第1の送話増幅器の出力と第2の送話増幅器の出力を合成した信号レベルは2倍となり、スピーカから拡声される音量は十分な音量を得ることができる。
【0032】
また、ユーザが所定のキー操作によりスピーカ増幅器の利得を可変可能で、且つ音量レベルが表示部に表示されるため、ユーザの所望するスピーカ音量に容易に調整することができる。
【0033】
また、拡声モードが設定された状態および拡声モードによりユーザの発する音声を拡声中であっても着信があれば直ちに着信モードに移行し、通常の着信処理を行うので拡声モード中であっても着信に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の拡声機能付き移動電話機の外観を示す図であり(A)は正面、(B)は背面を示す図である。
【図2】本発明の拡声機能付き移動電話機の主要回路の構成を示す図である。
【図3】本発明の拡声モードの設定および解除の処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の拡声モードの処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の拡声モード時における信号経路の切替を説明するための図である。
【符号の説明】
1 拡声機能付き移動電話機
2 表示部
3 通話ボタン
4 機能キー
5 ダイヤルボタン
11 表示制御部
12 キー入力制御部
13 メモリ
14 CPU
15 バイブレータ
16 通信制御部
17 音声変換部
18 信号経路切替部
19 スピーカ増幅器
20 イヤホンジャック
21 受話口
22 送話口
23 スピーカ
24 受話増幅器
25 送話増幅器2(第2の送話増幅器)
26 送話増幅器1(第1の送話増幅器)

Claims (14)

  1. 発信元の移動電話機と着信先の移動電話機とを基地局を介して無線回線で接続し通話を行う移動電話機において、前記移動電話機が具備する受話音声信号を出力するためのレシーバを第2のマイクロホンとして作動させ、前記移動電話機が具備する話者音声を集音するためのマイクロホンを第1のマイクロホンとして作動させ、前記第1のマイクロホンがユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号と、前記第2のマイクロホンが前記ユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号とを合成、増幅して前記移動電話機が具備する着信音を出力するためのスピーカから所定の音量で拡声する拡声機能を有することを特徴とする拡声機能付き移動電話機。
  2. 発信元の移動電話機と着信先の移動電話機とを基地局を介して無線回線で接続し通話を行う移動電話機において、前記移動電話機の待ち受けモード、通話モードに加え、前記移動電話機のユーザが発する音声を、着信音を出力するためのスピーカを利用して所定の音量で拡声する拡声モードを備え、前記拡声モード時には前記待ち受けモード、前記通話モードにおける装置内部の送話信号路および受話信号路を遮断し、前記移動電話機が具備する受話音声信号を出力するためのレシーバを第2のマイクロホンとして作動させ、前記移動電話機が具備する話者音声を集音するためのマイクロホンを第1のマイクロホンとして作動させ、前記第1のマイクロホンがユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号と、前記第2のマイクロホンが前記ユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号とを合成、増幅して前記移動電話機が具備する着信音を出力するためのスピーカから所定の音量で拡声する信号経路に切り替える信号経路切替手段を有することを特徴とする拡声機能付き移動電話機。
  3. 発信元の移動電話機と着信先の移動電話機とを基地局を介して無線回線で接続し通話を行う受話信号を出力するレシーバと、ユーザが発する音声を集音するマイクロホンと、着信音を出力するスピーカと、電力制御機能や周波数切替機能を備える通信制御部と、送話音声信号および受話音声信号のデジタルデータとアナログデータの変換機能を備える音声変換部と、ダイヤルキー、ファンクションキーからなる操作部と、前記操作部の操作情報を検出するキー入力制御部と、電話番号、文字情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する表示制御部と、種々機能を実行するためのプログラムおよび情報を記憶するメモリと、前記音声変換部が出力する受話信号を増幅し前記レシーバへ出力する受話増幅器と、前記マイクロホンが集音した話者音声信号を増幅し前記音声変換部へ出力する第1の送話増幅器と、呼出信号を増幅し前記スピーカへ出力するスピーカ増幅器と、前記移動電話機全体を制御する中央処理装置と、イヤホンジャックとを有する移動電話機において、前記移動電話機の待ち受けモード、通話モードに加え、前記移動電話機のユーザが発する音声を前記スピーカを利用して拡声する拡声モードを備え、前記拡声モード時には、前記レシーバをマイクロホンとして作動させたとき出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器と、前記待ち受けモード、通話モードにおける前記音声変換部と前記受話増幅器を接続する受話信号路および前記第1の送話増幅器と前記音声変換部を接続する送話信号路を遮断し、且つ前記スピーカ増幅器に入力する呼出信号路を遮断し、前記第1の送話増幅器が出力する話者音声信号と前記第2の送話増幅器が出力する前記話者音声信号を合成し前記スピーカ増幅器へ接続し、且つ前記スピーカ増幅器が出力する前記第1の送話増幅器および第2の送話増幅器からの話者音声信号をユーザの要求により前記スピーカまたは前記イヤホンジャックへ接続する信号経路切替部とを有することを特徴とする拡声機能付き移動電話機。
  4. 前記中央処理装置は、前記拡声モード時に前記ユーザの所定のキー操作に応じて前記スピーカ増幅器の利得を制御する音量制御手段と、前記音量制御手段により調整された音量レベルを前記表示部へ表示する音量表示制御手段を有することを特徴とする請求項3記載の拡声機能付き移動電話機。
  5. 前記中央処理装置は、前記拡声モード時および拡声モードによる前記ユーザの発する音声を拡声中に着信を検出したとき、前記スピーカを鳴動すること無く前記表示部に着信メッセージを表示させ、所定時間経過するまでに応答が無かったとき不応答メッセージを発信元に送信し着信呼を切断し、前記所定時間経過するまでに応答があったとき前記信号経路切替部を制御して通話モードに対応する信号経路を設定させ、通話が終了したとき前記信号経路切替部を制御して拡声モードに対応する信号経路を設定させる着信制御手段を有することを特徴とする請求項3記載の拡声機能付き移動電話機。
  6. 前記レシーバは、可逆性音響変換素子であることを特徴とする請求項1乃至3記載の拡声機能付き移動電話機。
  7. 発信元の移動電話機と着信先の移動電話機とを基地局を介して無線回線で接続し通話を行う受話信号を出力するレシーバと、ユーザが発する音声を集音するマイクロホンと、着信音を出力するスピーカと、電力制御機能や周波数切替機能を備える通信制御部と、送話音声信号および受話音声信号のデジタルデータとアナログデータの変換機能を備える音声変換部と、ダイヤルキー、ファンクションキーからなる操作部と、前記操作部の操作情報を検出するキー入力制御部と、電話番号、文字情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する表示制御部と、種々機能を実行するためのプログラムおよび情報を記憶するメモリと、前記音声変換部が出力する受話音声信号を増幅し前記レシーバへ出力する受話増幅器と、前記マイクロホンが集音した話者音声信号を増幅し前記音声変換部へ出力する第1の送話増幅器と、呼出信号を増幅し前記スピーカへ出力するスピーカ増幅器と、前記移動電話機全体を制御する中央処理装置と、イヤホンジャックとを有する移動電話機において、前記レシーバをマイクロホンとして作動させたとき出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器と、前記移動電話機の待ち受けモード、通話モードにおける前記音声変換部と前記受話増幅器を接続する受話信号路および前記第1の送話増幅器と前記音声変換部を接続する送話信号路を遮断し、且つ前記スピーカ増幅器に入力する呼出信号路を遮断し、前記第1の送話増幅器が出力する話者音声信号と前記第2の送話増幅器が出力する前記話者音声信号を合成し前記スピーカ増幅器へ接続し、且つ前記スピーカ増幅器が出力する前記第1の送話増幅器および第2の送話増幅器からの話者音声信号をユーザの要求により前記スピーカまたは前記イヤホンジャックへ接続する信号経路を設定する拡声モードの設定を処理するステップと、前記拡声モードの設定ステップにより拡声モードが設定された状態において前記ユーザが発する音声の拡声を処理するステップと、拡声モードが設定された状態における着信、または前記ユーザが発する音声の拡声中における着信を処理するステップとを有することを特徴とする拡声機能付き移動電話機の拡声方法。
  8. 前記拡声モードの設定を処理ステップは、拡声モードが設定された初期状態において、前記ユーザのモード切替操作を検出する第1のステップと、第1のステップで検出したモード切替操作情報が拡声モード設定要求か否かを判定する第2のステップと、第2のステップにおける判定が拡声モード設定要求であるとき、前記レシーバがマイクロホンとして作動し前記ユーザが発する音声を集音して出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器の出力信号と、前記マイクロホンが前記ユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号を増幅する第1の送話増幅器の出力信号とを前記スピーカ増幅器の入力に接続するように信号経路を設定する第3のステップと、前記メモリに現在のモードが拡声モードである旨を記録する第4のステップと、第2のステップにおける判定が拡声モード設定要求でないとき、拡声モード解除要求か否かを判定する第5のステップと、第5のステップにおける判定結果が拡声モード解除要求でないとき第2のステップへ移行し、第5のステップにおける判定結果が拡声モード解除要求であるとき前記待ち受けモード時の信号経路を設定する第6のステップと、前記メモリに現在のモードが待ち受けモードである旨を記録する第7のステップとを有することを特徴とする請求項7記載の拡声機能付き移動電話機の拡声方法。
  9. 拡声モードが設定された状態において前記ユーザが発する音声の拡声を処理するステップは、拡声モードが設定された初期状態において、前記ユーザが発する音声を前記マイクロホンおよび前記レシーバにより集音し出力する話者音声信号を所定の音量で前記スピーカから拡声する第8のステップと、前記ユーザの所定のキー操作による拡声音量調整操作に応答して前記スピーカを駆動するスピーカ増幅器の利得を制御する第9のステップと、第9のステップにおいて調整した拡声音量レベルを前記表示部に表示する第10のステップと、前記ユーザが発する音声の拡声中における着信の有無を監視する第11のステップと、着信が無かったとき拡声を継続し、拡声が終了したとき前記初期状態に移行する第12のステップを有することを特徴とする請求項7乃至8記載の拡声機能付き移動電話機の拡声方法。
  10. 拡声モードが設定された状態における着信を処理するステップは、拡声モードが設定された初期状態において、着信の有無を監視する第13のステップと、着信が無かったとき前記初期状態に移行し、第13のステップで着信を検出したとき、および前記第11のステップ拡声中に着信を検出したとき前記スピーカを鳴動させること無く前記表示部に着信がある旨の着信メッセージを表示する第14のステップと、前記着信メッセージの前記表示部への着信と同時にタイマを起動しユーザの応答を監視する第15のステップと、前記タイマがタイムアウトを検出する第16のステップと、前記タイマがタイムアウトするまでの間に第15のステップで前記ユーザの応答を検出できなかったとき着信に応答できない旨の不応答メッセージを発信元へ送信して着信呼を切断し前記初期状態へ移行する第17のステップと、第15のステップにおいて前記ユーザの応答を検出したとき呼接続処理を行い、通話モード時の信号経路を設定する第18のステップと、前記メモリに現在にモードが通話モードである旨を記録し通話状態に移行する第19のステップと、通話の終了を検出したとき拡声モード時の信号経路を設定する第20のステップと、前記メモリに現在のモードが拡声モードである旨を記録し前記初期状態に移行する第21のステップを有することを特徴とする請求項7乃至9記載の拡声機能付き移動電話機の拡声方法。
  11. 発信元の移動電話機と着信先の移動電話機とを基地局を介して無線回線で接続し通話を行う受話信号を出力するレシーバと、ユーザが発する音声を集音するマイクロホンと、着信音を出力するスピーカと、電力制御機能や周波数切替機能を備える通信制御部と、送話音声信号および受話音声信号のデジタルデータとアナログデータの変換機能を備える音声変換部と、ダイヤルキー、ファンクションキーからなる操作部と、前記操作部の操作情報を検出するキー入力制御部と、電話番号、文字情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する表示制御部と、種々機能を実行するためのプログラムおよび情報を記憶するメモリと、前記音声変換部が出力する受話音声信号を増幅し前記レシーバへ出力する受話増幅器と、前記マイクロホンが集音した話者音声信号を増幅し前記音声変換部へ出力する第1の送話増幅器と、呼出信号を増幅し前記スピーカへ出力するスピーカ増幅器と、前記移動電話機全体を制御する中央処理装置と、イヤホンジャックとを有する移動電話機において、前記レシーバをマイクロホンとして作動させたとき出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器と、前記移動電話機の待ち受けモード、通話モードにおける前記音声変換部と前記受話増幅器を接続する受話信号路および前記第1の送話増幅器と前記音声変換部を接続する送話信号路を遮断し、且つ前記スピーカ増幅器に入力する呼出信号路を遮断し、前記第1の送話増幅器が出力する話者音声信号と前記第2の送話増幅器が出力する前記話者音声信号を合成し前記スピーカ増幅器へ接続し、且つ前記スピーカ増幅器が出力する前記第1の送話増幅器および第2の送話増幅器からの話者音声信号をユーザの要求により前記スピーカまたは前記イヤホンジャックへ接続する信号経路を設定する拡声モードの設定を処理するステップと、前記拡声モードの設定ステップにより拡声モードが設定された状態において前記ユーザが発する音声の拡声を処理するステップと、拡声モードが設定された状態における着信、または前記ユーザが発する音声の拡声中における着信を処理するステップを中央処理装置に実行させるプログラム。
  12. 前記拡声モードの設定を処理ステップは、拡声モードが設定された初期状態において、前記ユーザのモード切替操作を検出する第1のステップと、第1のステップで検出したモード切替操作情報が拡声モード設定要求か否かを判定する第2のステップと、第2のステップにおける判定が拡声モード設定要求であるとき、前記レシーバがマイクロホンとして作動し前記ユーザが発する音声を集音して出力する話者音声信号を増幅する第2の送話増幅器の出力信号と、前記マイクロホンが前記ユーザの発する音声を集音して出力する話者音声信号を増幅する第1の送話増幅器の出力信号とを前記スピーカ増幅器の入力に接続するように信号経路を設定する第3のステップと、前記メモリに現在のモードが拡声モードである旨を記録する第4のステップと、第2のステップにおける判定が拡声モード設定要求でないとき、拡声モード解除要求か否かを判定する第5のステップと、第5のステップにおける判定結果が拡声モード解除要求でないとき第2のステップへ移行し、第5のステップにおける判定結果が拡声モード解除要求であるとき前記待ち受けモード時の信号経路を設定する第6のステップと、前記メモリに現在のモードが待ち受けモードである旨を記録する第7のステップを中央処理装置に実行させる請求項11記載のプログラム。
  13. 拡声モードが設定された状態において前記ユーザが発する音声の拡声を処理するステップは、拡声モードが設定された初期状態において、前記ユーザが発する音声を前記マイクロホンおよび前記レシーバにより集音し出力する話者音声信号を所定の音量で前記スピーカから拡声する第8のステップと、前記ユーザの所定のキー操作による拡声音量調整操作に応答して前記スピーカを駆動するスピーカ増幅器の利得を制御する第9のステップと、第9のステップにおいて調整した拡声音量レベルを前記表示部に表示する第10のステップと、前記ユーザが発する音声の拡声中における着信の有無を監視する第11のステップと、着信が無かったとき拡声を継続し、拡声が終了したとき前記初期状態に移行する第12のステップを中央処理装置に実行させる請求項11乃至12記載のプログラム。
  14. 拡声モードが設定された状態における着信を処理するステップは、拡声モードが設定された初期状態において、着信の有無を監視する第13のステップと、着信が無かったとき前記初期状態に移行し、第13のステップで着信を検出したとき、および前記第11のステップ拡声中に着信を検出したとき前記スピーカを鳴動させること無く前記表示部に着信がある旨の着信メッセージを表示する第14のステップと、前記着信メッセージの前記表示部への着信と同時にタイマを起動しユーザの応答を監視する第15のステップと、前記タイマがタイムアウトを検出する第16のステップと、前記タイマがタイムアウトするまでの間に第15のステップで前記ユーザの応答を検出できなかったとき着信に応答できない旨の不応答メッセージを発信元へ送信して着信呼を切断し前記初期状態へ移行する第17のステップと、第15のステップにおいて前記ユーザの応答を検出したとき呼接続処理を行い、通話モード時の信号経路を設定する第18のステップと、前記メモリに現在にモードが通話モードである旨を記録し通話状態に移行する第19のステップと、通話の終了を検出したとき拡声モード時の信号経路を設定する第20のステップと、前記メモリに現在のモードが拡声モードである旨を記録し前記初期状態に移行する第21のステップを中央処理装置に実行させる請求項11乃至13記載のプログラム。
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