JPH10322419A - 携帯電話装置およびその報知方法 - Google Patents

携帯電話装置およびその報知方法

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JPH10322419A
JPH10322419A JP9130729A JP13072997A JPH10322419A JP H10322419 A JPH10322419 A JP H10322419A JP 9130729 A JP9130729 A JP 9130729A JP 13072997 A JP13072997 A JP 13072997A JP H10322419 A JPH10322419 A JP H10322419A
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JP
Japan
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portable telephone
call
volume
incoming call
predetermined
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JP9130729A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tagami
繁男 田上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話装置に対する着信に気づいた後も呼
出音が鳴り続けて周囲に迷惑をかけることのない携帯電
話装置およびその報知方法を提供する。 【解決手段】 本発明の携帯電話装置1は、アンテナ
2、RF部3、モデム4、マイコン5、マイコン5に接
続されたメモリ6、音声コーデック7、レシーバ8、マ
イク9、液晶表示パネル(LCD)10、および操作キ
ー11等により構成される。そして、携帯電話装置1に
対する着信がなされた際、マイコン5ではメモリ6に格
納された制御プログラムに基づいて受信信号を処理して
所定フォーマットの呼出信号をレシーバ8に出力し、レ
シーバ8では例えば呼出音を普通の音量にて2回鳴音
し、その後、3回目〜10回目の呼出音は鳴音しないよ
うにして使用者に着信を知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話や簡易型
携帯電話(PHS)等の携帯電話装置に着信がなされた
際などに使用して好適な携帯電話装置およびその報知方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる携帯電話や簡易型携帯電
話(PHS)等の携帯電話装置においては、携帯電話装
置に対する着呼を使用者に知らせる報知方法として、 1.スピーカ等による一定の音響により鳴音させる方
法。 2.スピーカ等により最初は小さく、徐徐に大きくなる
音響により鳴音させる方法。 3.予め録音された人物の音声をスピーカ等から発音さ
せる方法。 4.バイブレータ等を駆動して振動させる方法。 5.液晶表示パネル(LCD)、発光ダイオード(LE
D)等の光学的手段により表示する方法などがあり、こ
れらを組み合わせたり切り替えにより報知方法を選択す
るのが一般的である。
【0003】かかる報知手段により携帯電話装置に着呼
の報知がなされた場合、例えば4、5の報知方法では、
携帯電話装置を荷物やポケットに収納している状態にお
いて使用者が着信に気づかず、または着信に気づいても
電話に応答するまでに時間を要して大切な電話の機会を
逃す場合がある。そのため、1〜3の音響による報知方
法が選択されることが多いが、3の方法はコスト高とな
るため1、2の報知方法が主流となる。
【0004】1、2の報知方法において、携帯電話装置
を電車やバスなどの公共の場にて使用する場合には、報
知音(呼出音)を小さくし過ぎると呼出音が聞こえなく
なるため所望の音量に設定するか、または徐徐に呼出音
量が大きくなる2の方法が選択される。これにより、使
用者は自己の所有する携帯電話装置に対する呼出音を認
識して電話に応答することができるが、問題は使用者が
携帯電話装置に対する呼出音に気づいた後である。
【0005】つまり、携帯電話装置を荷物やポケットに
収納している状態においては、携帯電話装置に対する着
信に気づいた後、実際に電話に応答するまでに数〜十数
秒の時間を要することはよく経験することである。しか
しながら、従来の携帯電話装置ではこの間も携帯電話装
置の着呼を知らせる呼出音が鳴り続けて周囲に迷惑をか
ける場合がある。特に、徐徐に呼出音量が大きくなる2
の報知方法では、携帯電話装置に対する着信に気づいた
後も電話に応答するまで呼出音の音量が上がり続けて周
囲に迷惑をかけるばかりか、使用者自身も鳴りつづける
呼出音に焦って電話に応答するまで更に時間を要すると
いう結果となり、好ましくない。
【0006】すなわち、従来の携帯電話装置およびその
報知方法では、携帯電話装置に対する着信が成されたと
き、使用者が着信電話に気づいて応答の意思を有してい
たとしても、通話釦を押下するまで呼出音が鳴り続けて
周囲に迷惑をかけるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題点
に鑑みてなされたもので、その課題は、従来の携帯電話
装置に対する着信に気づいた後も電話に応答するまで呼
出音が鳴り続けて周囲に迷惑をかけるという問題を解消
する携帯電話装置およびその報知方法を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明の携帯電話装置の報知方法は、携帯電話装置
に対する着信を知らせる報知音を、所定音量にて所定回
数(例えば2回)鳴音する第1の工程と、報知音を所定
期間無音とする(報知音を鳴音しない)工程、または前
記所定音量より小音量にて所定期間(例えば3〜10
回)鳴音する第2の工程と、その後、報知音を前記所定
音量以上の音量にて所定回数(例えば2回)鳴音する第
3の工程とを含んで動作させることを特徴とする。
【0009】また、本発明の携帯電話装置においては、
基地局から送信される呼出信号を受信して携帯電話装置
に対する着信を知らせる報知手段と、報知手段における
報知音を所定の音量にて所定数鳴音するとともに、報知
音を鳴音しない、または前記所定音量より小音量にて所
定期間鳴音し、その後、報知音を前記所定音量以上の音
量にて所定回数鳴音するように制御する制御手段とを備
えた。
【0010】本発明の携帯電話装置およびその報知方法
では、携帯電話装置に着信がなされた際の呼出音を、一
例として第1ステップにて普通の音量にて2回鳴音後
は、第2ステップにて3回目〜10回目の呼出音は鳴音
しない(または極めて小音量にて鳴音する)ようにし、
第3ステップにて第1ステップの呼出音量以上の音量に
て2回鳴音するようにした。これにより、使用者が第1
ステップ(または第3ステップ)で本発明の携帯電話装
置に対する着信に気づいて電話に応答するまでの期間、
呼出音が鳴り続けて周囲に迷惑をかけるということが無
くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態につき添付図面を参照して説明する。
【0012】先ず、図1を参照して本発明の携帯電話装
置の回路構成を説明する。図1は本発明の携帯電話装置
の一例を示すブロック回路図である。なお、本発明の携
帯電話装置の回路構成は例示したものに限ることなく、
同様の働きをする他の構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0013】図1に示されるような本発明の携帯電話装
置1は、アンテナ2、RF部3、モデム4、マイコン
5、マイコン5に接続されたメモリ6、音声コーデック
7、レシーバ8、マイク9、液晶表示パネル(図では
「LCD」と記す)10、および操作キー11を備えて
構成される。
【0014】このような構成の本発明の携帯電話装置の
着信時の動作について説明する。
【0015】アンテナ2に本発明の携帯電話装置1に対
する着信が成されると、その受信信号はRF部3によっ
て増幅・周波数変換され、モデム4によって復調されて
マイコン5に伝達される。マイコン5では、メモリ6に
格納された制御プログラムに基づいて受信信号を処理す
る。そして、その受信信号が自己の呼出信号であること
を確認後、所定フォーマットの呼出信号をレシーバ8に
出力し、レシーバ8では例えば呼出音を普通の音量にて
2回鳴音し、その後、使用者の応答動作の有無に拘らず
3回目〜10回目の呼出音は鳴音しないようにして使用
者に着信を告知する。
【0016】使用者は、この呼出音に応動して操作キー
11の通話釦(図示省略)を押圧する。マイコン5は、
メモリ6に格納された表示処理プログラムに基づいて表
示信号を液晶表示パネル10に伝送する。液晶表示パネ
ル10はこの表示信号を受けて着信情報、例えば呼び出
し主の電話番号や伝言メッセージ等を表示する。
【0017】使用者が通話釦を押圧して通話開始後は、
音声コーデック7によって入力信号を音声信号に変換す
るとともに、変換された音声信号はレシーバ8によって
使用者に受話される。一方、マイク9を介して入力され
た送話音は、音声コーデック7によって通信回線に合致
した通信フォーマットに変換後、マイコン5によって処
理されるとともに、モデム4によって変調される。更
に、RF部3によって増幅・周波数変換後、アンテナ2
から基地局(図示省略)に放射される。RF部3によっ
て増幅・周波数変換された送話音は、基地局を通じて電
話回線や総合ディジタル通信網ISDN回線等に接続さ
れて通話がなされる。
【0018】次に、本発明の携帯電話装置およびその報
知方法の詳細につき、図1と共に図2を参照して説明す
る。図2は本発明の携帯電話装置およびその報知方法を
説明するフローチャート図であり、図におけるSP、
等は処理ステップを示す。
【0019】従来の携帯電話装置における着信の報知方
法は、使用者が前述の報知手段による着呼を認知してか
ら操作キー11を操作するまて鳴り続けるものであっ
た。しかしながら、このような従来の携帯電話装置の報
知方法では、使用者が着信に気づいた後も通話釦を押下
するまで呼出音が鳴り続けて周囲に迷惑をかけるという
問題がある。このため、本発明の携帯電話装置1では、
携帯電話装置1に着信がなされた際の呼出音をマイコン
5により制御して発音することとした。
【0020】すなわち、図2に示されるように本発明の
携帯電話装置1に着信(ステップSP1)が成される
と、ステップSP2において、 .スピーカ等により普通の音量にて(例えばトルルル
ル、トルルルル)2回呼出音を鳴音させる。 .3回目〜10回目の呼出音は鳴音しない、または極
めて小さい音量にて呼出音を鳴音させる。このとき、発
光ダイオード等による点滅表示がある場合はこれを継続
しても良い。 .11回目以降は1、2回目と同じか、または1、2
回目より大きな音量にて例えばトルルルル、トルルルル
と2回呼出音を鳴音させる。引き続き、およびステ
ップを順次繰り返して呼出音を発音する動作を行う。な
お、ステップ以降で所定時間(例えば数秒間)を越え
て応答がなされない場合は、自動的に留守番電話モード
へ移行するようにしても良い。
【0021】その後、ステップSP3にて一定時間内に
通話釦が押下されたか否かの判断を行う。一定時間内に
通話釦が押下された(YES)場合はステップSP4に
て通話処理を開始する。ステップSP3にて一定時間内
に通話釦が押下されない(NO)場合は、ステップSP
2に戻り、前述の如き呼出音の発音動作を行いない携帯
電話装置1に対する着信を使用者に知らせる。
【0022】このように、本発明の携帯電話装置1で
は、携帯電話装置1に着信がなされた際の呼出音をス
テップにて普通の音量(予め設定された音量)にて2回
鳴音後、ステップにて3回目〜10回目の呼出音は鳴
音しないようにした。これにより、使用者はステップ
(またはステップ)にて携帯電話装置1に対する着信
に気づき、着信に気づいた後は落ち着いて携帯電話装置
1に対する応答に移ることができ、着信に気づいた後も
呼出音が鳴り続けて周囲に迷惑をかけることが無くな
る。
【0023】以上本発明の好適な実施の形態例につき詳
細な説明を加えたが、本発明はこれら実施の形態例以外
にも各種実施態様が可能である。例えば上記実施の形態
例では3回目〜10回目の呼出音を鳴音しない例を例示
したが、呼出音を鳴音しない期間の設定は任意に調整可
能である。また、本発明は携帯電話装置に限定されるこ
となく、親子電話の子機、自動車電話、レシーバ装置、
および今後開発が予想される個人用携帯情報端末(PD
A)などにも適用可能である。更に、本発明は以上示し
た一実施形態にとらわれず様々な形態に発展できること
は言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明した本発明の携帯電話装置およ
びその報知方法によれば、一例として携帯電話装置に着
信がなされた際の呼出音を普通の音量にて2回鳴音後
は、3回目〜10回目の呼出音は鳴音しない或いは小音
量で鳴音するようにした。これにより、携帯電話装置に
対する着信に気づいた後は落ち着いて通話動作に移るこ
とができ、着信に気づいた後も呼出音が鳴り続けて周囲
に迷惑をかけるということが無くなる。特に、車両を運
転中などの携帯電話装置の通話動作において落ち着いた
対応が可能となり、使用者の安全性が向上する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯電話装置の一例を示すブロック
回路図である。
【図2】 本発明の携帯電話装置およびその報知方法を
説明するフローチャート図である。
【符号の説明】
1…携帯電話装置、2…アンテナ、3…RF部、4…モ
デム、5…マイコン、6…メモリ、7…音声コーデッ
ク、8…レシーバ、9…マイク、10…液晶表示パネル
(LCD)、11…操作キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話装置に対する着信を知らせる報
    知音を、所定音量にて所定回数鳴音する第1の工程と、 該報知音を所定期間無音とする工程、および該報知音を
    前記所定音量より小音量にて所定期間鳴音する工程の何
    れか一方による第2の工程と、 該報知音を前記所定音量以上の音量にて所定回数鳴音す
    る第3の工程とを含むことを特徴とする携帯電話装置の
    報知方法。
  2. 【請求項2】 基地局から送信される呼出信号を受信し
    て携帯電話装置に対する着信を知らせる報知手段と、 前記報知手段における報知音を所定音量にて所定回数鳴
    音するとともに、 該報知音を所定期間無音とする、および該報知音を前記
    所定音量より小音量にて所定期間鳴音するの何れか一方
    により鳴音し、 その後、該報知音を前記所定音量以上の音量にて所定回
    数鳴音するように制御する制御手段とを具備することを
    特徴とする携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 前記携帯電話装置において、 前記携帯電話装置に着信が成された後、所定時間を越え
    て応答が成されないとき、自動的に留守番電話モードに
    移行することを特徴とする請求項2に記載の携帯電話装
    置。
JP9130729A 1997-05-21 1997-05-21 携帯電話装置およびその報知方法 Abandoned JPH10322419A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005101796A1 (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Sharp Kabushiki Kaisha 情報通信端末、通信システム、情報通信端末プログラム、および記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005101796A1 (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Sharp Kabushiki Kaisha 情報通信端末、通信システム、情報通信端末プログラム、および記録媒体

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Effective date: 20051221

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20060207